JP2002172216A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002172216A
JP2002172216A JP2000373097A JP2000373097A JP2002172216A JP 2002172216 A JP2002172216 A JP 2002172216A JP 2000373097 A JP2000373097 A JP 2000373097A JP 2000373097 A JP2000373097 A JP 2000373097A JP 2002172216 A JP2002172216 A JP 2002172216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
game
sound
gaming machine
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000373097A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Okuyama
敦士 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2000373097A priority Critical patent/JP2002172216A/ja
Publication of JP2002172216A publication Critical patent/JP2002172216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サウンド発生源の小型化を図れるようにする
こと、サウンド発生源の省スペース化を図れるようにす
ること、籠もることのない歯切れの良いサウンドを広範
囲で発生できるようにすること。 【解決手段】 パチンコ機のガラス枠6aの前面に取付
けられた装飾板6cにおける振動可能な装飾取付け板6
dに、可動コイル82を当接させた状態にして振動発生
器74を装飾取付け板6dに装着し、可動コイル82の
振動を装飾取付け板6dに伝達して、装飾取付け板6d
全体からサウンドを発生させるように構成したので、振
動発生器74を、コーン紙を何ら用いることなく小型化
でき、装飾板6c(装飾取付け板6d)から、籠もるこ
とのない歯切れの良い種々のサウンドを広範囲に且つ効
果的に発生させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は遊技機に関し、特
に弾球遊技機や回胴機等において、種々のサウンドを発
生できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、遊技盤の中央部にカラーの液晶ディスプレイか
らなる図柄表示手段(可変表示装置)が設けられ、遊技
球が図柄始動手段に入賞した場合、その図柄表示手段に
設けられた左右方向に並ぶ3つの図柄表示部において遊
技図柄が変動表示(スクロール表示)され、図柄始動手
段への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づ
いて決定される当たり又は外れの図柄パターンで変動停
止する。
【0003】その遊技図柄の変動中においては、ガラス
扉の上部や遊技盤に設けられた複数のカラフルな装飾用
ランプが点灯又は点滅し、遊技者に刺激と興奮を与える
とともに、電飾効果を高め、遊技者による弾球遊技を盛
り上げるようになっている。特に、リーチ状態になった
ときや大当たりになったときには、スピーカによる音響
効果も加わって、弾球遊技を大いに盛り上げるようにな
っている。ところで、この種のスピーカは、マグネット
とコイルとを組み合わせた振動発生器に、ラッパ状に拡
大するコーン紙を一体的に設けた可動コイル型(ダイナ
ミック型)が一般的に用いられており、前枠下部の球受
け皿よりも奥側の、遊技盤の下側等に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、種
々の音響効果音を発生する可動コイル型スピーカは振動
発生器にコーン紙を一体的に設けてあるため、大型化す
ること、そのために、遊技盤の下側等、スペース的に有
利なパチンコ機の内部に設けるため、スピーカからのサ
ウンドが籠もるようになり、歯切れが悪く、重い響きに
聞こえること、等の問題がある。本発明の目的は、サウ
ンド発生源の小型化を図れるようにすること、サウンド
発生源の省スペース化を図れるようにすること、籠もる
ことのない歯切れの良いサウンドを広範囲で発生できる
ようにすること、等である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の遊技機は、
遊技動作に関連させて遊技者に有利な状態と遊技者に不
利な状態とを択一的に抽選する抽選手段と、遊技動作に
応じて種々のサウンドを発生可能なサウンド発生手段を
備えた遊技機において、サウンド発生手段は、サウンド
駆動信号を出力するサウンド制御手段と、このサウンド
制御手段から供給されるサウンド駆動信号で駆動される
振動子を有する振動発生器とを備え、遊技機の板状構造
部材における振動可能な板状壁部に振動子を当接させ、
振動子の振動を板状壁部に伝達してサウンドを発生させ
るように構成したものである。
【0006】振動発生器の振動子が遊技機の板状構造部
材における振動可能な板状壁部に当接しているため、そ
の振動子がサウンド制御手段からのサウンド駆動信号に
より駆動されて振動し、その振動子の振動が板状壁部に
伝達され、板状構造部材の略全体からサウンドが発生す
るようになる。それ故、振動発生器を、コーン紙を何ら
用いることなく小型化できるとともに、板状構造部材の
振動により、籠もることのない歯切れの良いサウンドを
広範囲で発生することができる。
【0007】請求項2の遊技機は、請求項1の発明にお
いて、前記板状構造部材が、合成樹脂製の部材である。
この場合、合成樹脂製である板状構造部材は振動し易
く、その板状構造部材から、種々のサウンドを効果的に
発生させることができる。請求項3の遊技機は、請求項
1の発明において、前記板状構造部材が、金属製の部材
である。この場合、金属製である板状構造部材は振動し
易く、その板状構造部材から、種々のサウンドを効果的
に発生させることができる。
【0008】請求項4の遊技機は、請求項1〜3の何れ
かの発明において、前記板状壁部が、遊技者側に面する
遊技機前面側の壁部である。この場合、遊技者側に面す
る遊技機前面側の壁部から、籠もることのない歯切れの
良いサウンドを広範囲で発生させることができる。
【0009】請求項5の遊技機は、請求項1〜4の何れ
かの発明において、前記遊技機が、遊技球が打ち込まれ
る遊技領域を有する遊技盤と、その遊技盤が着脱自在に
取付けられる前枠と、その前枠の前側に開閉自在に取付
けられるガラス枠とを備え、板状構造部材が前枠の前面
に取付けられた装飾板である。この場合、前枠の前面の
装飾板から、籠もることのない歯切れの良い種々のサウ
ンドを広範囲で且つ効果的に発生させることができる。
【0010】請求項6の遊技機は、請求項1〜4の何れ
かの発明において、前記遊技機が、遊技球が打ち込まれ
る遊技領域を有する遊技盤と、その遊技盤が着脱自在に
取付けられる前枠と、その前枠の前側に開閉自在に取付
けられるガラス枠とを備え、板状構造部材がガラス枠の
前面に取付けられた装飾板である。この場合、ガラス枠
の前面の装飾板から、籠もることのない歯切れの良い種
々のサウンドを広範囲で且つ効果的に発生させることが
できる。
【0011】請求項7の遊技機は、請求項1〜4の何れ
かの発明において、前記遊技機が遊技者側に払出された
遊技球を貯留する受け皿を備え、板状壁部は受け皿を形
成する壁部である。ここで、受け皿は、上皿であっても
よく、下皿であってもよい。この場合、遊技機前面に設
けられた受け皿の内側に振動発生機を装着することがで
き、しかも籠もることのない歯切れの良いサウンドを広
範囲で発生させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0013】図1〜図5に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は矩形枠状の外枠3と、この外
枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式
球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3
が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前
枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊
技盤5の前側に対応させて、ガラス枠6a(図7参照)
に2重のガラス(図示略)を有するとともに窓部6bを
形成したガラス扉6と、球受け皿(上皿)8の前面板7
(図8参照)とが夫々開閉自在に枢着されている。
【0014】ガラス枠6aの前面には装飾板6c(これ
が板状構造部材に相当する)が上下向きに取付けられ、
この装飾板6cにおける振動可能な装飾取付け板6d
(板状壁部に相当する)の上端近傍部に、後述する振動
発生器74が当接した状態に装着されている。前枠4の
下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技球
を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル11
とが設けられている。発射手段10は、回動操作可能な
発射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度
に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発射させる
発射モータ13(図5参照)などを備えている。
【0015】球受け皿8の右部には、カード式球貸し機
1に対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、
この操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表
示するカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球
の球貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了
時にカードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設
けられている。
【0016】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始
動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段
(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段1
8の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、
2つの作動口(ゲート又は通過口)20等が夫々所定の
位置に配設されている。
【0017】液晶ディスプレイ16の上側のセンターケ
ースには、2つの普通図柄を変動表示する小型の図柄表
示部を有する普通図柄表示手段21が設けられている。
液晶ディスプレイ16は、背景画像や各種のキャラクタ
の動画などを表示する表示機能を有し、この液晶ディス
プレイ16には数字等の遊技図柄(特別図柄)を変動表
示する図柄表示手段22が設けられている。図柄表示手
段22は、基本的には横1列に並べた3個の図柄を図柄
表示部22a〜22cに変動表示可能になっている。
【0018】この場合、図柄始動手段17に遊技球が入
賞することを条件に各遊技図柄が変動表示(スクロール
表示)される。そして、図柄始動手段17への遊技球の
入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される
停止図柄で停止する。液晶ディスプレイ16の直ぐ下側
に設けられた図柄始動手段17は、開閉自在な左右1対
の開閉爪17aを備えた電動式チューリップであり、普
通図柄表示手段21の変動後に停止した普通図柄が当た
り図柄となった当たり発生時に、開閉爪17aが所定時
間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0019】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後に停止し
た図柄が「777」等の特別態様のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
傾斜状に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に
特定領域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が
通過したとき、特別遊技が継続される。
【0020】開閉式入賞手段18の開閉板18aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば、1
0個)の遊技球が入賞して開閉板18aが閉じるとき
に、遊技球が特定領域18bを通過していないときに特
別遊技が終了するが、特定領域18bを通過していれば
最大所定回数(例えば、16回)まで特別遊技が継続さ
れ、遊技者に有利な利益状態に制御される。
【0021】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に球タンク33と、これから延びるタ
ンクレール34とが設けられ、このタンクレール34に
接続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設け
られ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続さ
れた通路ユニット36が設けられている。払出し手段3
5から払出された遊技球は通路ユニット36の賞球払出
し通路を経由して球受け皿8に払出される。
【0022】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示
略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着
された基板ケース38の内部に主制御基板39が配設さ
れ、その前側に図柄制御基板40が配設されている。主
制御基板39の下側で、裏カバー37に装着された基板
ケース41aの内部にランプ制御基板42が設けられ、
この基板ケース41aに隣接する基板ケース41bの内
部にサウンド制御基板43が設けられている。
【0023】これら基板ケース41a,41bの下側で
裏機構板30に装着された基板ケース44の内部には、
電源基板45と払出し制御基板46が夫々設けられてい
る。発射手段10の発射モータ13の後側に装着された
基板ケース47の内部には、発射制御基板48が設けら
れている。即ち、これら制御基板39〜40,42〜4
3,45〜46,48は夫々独立の基板で構成されてお
り、電源基板45と発射制御基板48を除く制御基板3
9,40,42,43,46には、CPUとROMやR
AM等を有する1チップ集積回路からなるマイクロコン
ピュータが夫々設けられている。
【0024】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
図柄停止に関する不正を確実に防止できるとともに、主
制御手段70の制御負荷を格段に軽減でき、送信制御を
格段に簡単化することができる。
【0025】次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納
した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機
能について、図5の機能ブロック図により説明する。但
し、これら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ
等で達成される。主制御基板39上に構成された主制御
手段50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊
技球検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる遊技
制御を主として司るとともに、後述する図柄制御手段6
0、払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウン
ド制御手段73等に必要に応じて制御コマンドを送信出
力する。
【0026】図柄制御基板40上に構成された図柄制御
手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄変
動コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の
動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図
柄表示部22a〜22cの図柄を指定された変動パター
ンで変動制御し、指定された遊技図柄で停止するように
停止制御する。払出し制御基板46上には払出し制御手
段70が構成され、払出し制御手段70は主制御手段5
0から払出し制御コマンドを受信し、払出し手段35に
よる遊技球の払出し制御を司る。
【0027】ランプ制御基板42上に構成されたランプ
制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマン
ドを受信し、遊技盤5やガラス扉6等に設けられた多数
の装飾ランプを含む装飾ランプ群72の点灯制御や点滅
制御を司る。サウンド制御基板43上に構成されたサウ
ンド制御手段73は、主制御手段50からサウンド制御
コマンドを受信し、振動発生器74に各種の音響の為の
サウンド駆動信号を出力するサウンド出力制御を司る。
発射制御基板48上に構成された発射制御手段75は、
発射モータ13を駆動して遊技球の発射制御を司る。こ
こで、サウンド制御手段73と振動発生器74等でサウ
ンド発生手段が構成されている。
【0028】主制御手段50は、抽選手段51と、判定
手段52と、利益状態発生手段53と、確率変動手段5
4と、図柄決定手段55と、コマンド送信手段56等を
備えている。抽選手段51は、抽選用カウンタを用いて
微小な更新周期(例えば、約2msec周期)で数値を所定
の範囲(例えば、0〜299)で更新し、図柄始動手段
17に遊技球が入賞したときの数値を抽出して当たり外
れに関する抽選を行なう。判定手段52は、抽選手段5
1から供給される抽選された数値に基づいて、「大当
り」又は「外れ(外れリーチを含む)」の何れであるか
を判定する。
【0029】利益状態発生手段53は、判定手段52か
ら大当たりの判定結果を受ける、若しくは、図柄表示手
段22の変動後の停止図柄が大当たり図柄となることを
条件に、遊技制御に含まれる所定の利益状態発生ルーチ
ンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前述した
ように開閉させて、遊技者に利益状態を与える。確率変
動手段54は、判定手段52から「大当たり」の判定結
果を受けた場合に、その大当たりが確率変動型大当たり
のときに確率変動モードを設定し、次回或いは次々回の
大当たり迄、或いは所定回数図柄が変動する迄、抽選手
段51による抽選に際して大当たりとする特定数値の数
を通常のときよりも多くし、大当たり確率を高くする。
【0030】図柄決定手段55は、判定手段52からの
判定結果に応じて、所定の抽選プログラムにより、複数
の変動パターンのうちから、抽選用数値が「大当たり」
のときには大当たり変動パターンの何れかを、「外れ」
のときには外れ変動パターンの何れかを、夫々抽選によ
り決定する。但し、「外れ」のうちのリーチを行うと判
定した場合には、そのリーチ変動を行った後に外れ図柄
の何れかで停止する変動パターンを決定する。
【0031】コマンド送信手段56は、図柄決定手段5
5で決定された変動パターンと停止指定図柄(左図柄、
中図柄、右図柄)と変動停止とを指定する種々の制御コ
マンドからなる図柄変動コマンドを図柄制御手段60に
送信するとともに、払出し制御手段70と、ランプ制御
手段71と、サウンド制御手段73等に、必要に応じて
1つ又は複数の制御コマンドを送信する。
【0032】図柄制御手段60は、図柄表示手段22に
おいて図柄表示部22a〜22cの3つの遊技図柄を変
動表示制御する図柄表示制御手段61を有し、コマンド
送信手段56から送信される一連の図柄変動コマンドを
受信して解析し、解析により得られた変動コマンドに基
づいて図柄を変動制御する。
【0033】ところで、振動発生器74は前述したよう
に、ガラス枠6aの前面に取付けられた装飾板6cにお
ける振動可能な装飾取付け板6dの上端近傍部に当接し
た状態に装着されている。振動発生器74は、円筒状の
マグネット81を収容する有底の金属製円筒ケース80
と、コイルを多数回巻装したコイル部82aを有する可
動コイル82と、その可動コイル82を支持する支持部
材83等で構成されている。マグネット81は円筒ケー
ス80内部の中央部に設けられ、そのマグネット81の
外周に接近させて、しかも接触しないように円筒状の可
動コイル82(これが振動子に相当する)が配設されて
いる。
【0034】そして、その可動コイル82には、円筒ケ
ース80の外周部に固定した絶縁体からなる環状部材8
4に外周部を固定した弾性材料からなる正面視円盤状の
保持部材85の内周部が接着され、可動コイル82はそ
の保持部材85により、マグネット81に対して前後方
向に相対移動可能に保持されている。ここで、環状部材
84と保持部材85等で支持部材83が構成されてい
る。尚、可動コイル82の前端部には、環状の絶縁体か
らなり、可動コイル82を保護する保護部材86が固定
されている。そして、振動発生器74は、その保護部材
86を介して可動コイル82を振動可能な装飾取付け板
6dに当接させた状態にして、固定金具87により装飾
取付け板6dに装着されている。
【0035】次に、装飾板6cの装飾取付け板6dに当
接状に設けられた振動発生器74の作用について説明す
る。サウンド制御手段73から交流の電気信号であるサ
ウンド駆動信号が振動発生器74の可動コイル82に供
給されると、可動コイル82により発生する磁界の向き
とマグネット81の磁界の向きとに基づいて、可動コイ
ル82がマグネット81に引かれたり又は反発して、可
動コイル82が振動する。そして、その振動が、保護部
材86を介して当接状の装飾取付け板6dに伝達され、
装飾板6c自体が振動して種々のサウンドを発生するこ
とができる。
【0036】このように、パチンコ機2のガラス枠6a
の前面に取付けられた装飾板6cにおける振動可能な装
飾取付け板6dに、可動コイル82を当接させた状態に
して振動発生器74を装飾取付け板6dに装着し、可動
コイル82の振動を装飾取付け板6dに伝達してサウン
ドを発生させるように構成したので、振動発生器74
を、コーン紙を何ら用いることなく小型化でき、しかも
装飾板6c(装飾取付け板6d)から、籠もることのな
い歯切れの良い種々のサウンドを広範囲で且つ効果的に
発生させることができる。
【0037】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 1〕振動発生器74Aを、図1に示すように、前枠4の
前面に設けられた装飾板4aにおける振動可能な板状壁
部に可動コイルを当接させた状態にして装着するように
してもよい。 2〕振動発生器74Bを、図1に示すように、球受け皿
8を形成する上皿フレーム8aの左端部に可動コイルを
当接させた状態にして装着するようにしてもよく、また
振動発生器74Cを、上皿フレーム8aの右端部に可動
コイルを当接させた状態にして装着するようにしてもよ
い。
【0038】3〕振動発生器74Dを、図1に示すよう
に、下皿9を形成する下皿フレーム9aの特に灰皿の奥
側に可動コイルを当接させた状態にして装着するように
してもよい。 4〕図8に示すように、振動発生器74Eを、球受け皿
(上皿)8を有する金属製の前面板7における振動可能
な壁部7aの裏面に可動コイルを当接させた状態にし
て、固定金具88により壁部7aに装着するようにして
もよい。 5〕振動発生器74の可動コイル(振動子)82を振動
可能な板状壁部に当接させた状態で、振動発生器74を
板状壁部以外の部材に取付けてもよい。
【0039】6〕振動発生器は、圧電セラミック等から
なる圧電素子、水晶等の各種の振動子を備えたものであ
ってもよい。 7〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を
付加し、パチンコ機に限らず、各種の遊技媒体を用いる
アレンジボール機、回胴機、雀球機等の種々の遊技機に
本発明を適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、抽選手段と
サウンド発生手段を備え、サウンド発生手段はサウンド
制御手段と振動発生器とを備え、遊技機の板状構造部材
における振動可能な板状壁部に振動子を当接させ、振動
子の振動を板状壁部に伝達してサウンドを発生させるよ
うに構成したので、振動発生器を、コーン紙を何ら用い
ることなく小型化でき、板状壁部の振動により、籠もる
ことのない歯切れの良いサウンドを広範囲で発生するこ
とができる。
【0041】請求項2の発明によれば、前記板状構造部
材が、合成樹脂製の部材であるので、合成樹脂製である
板状構造部材は振動し易く、その板状構造部材から、種
々のサウンドを効果的に発生させることができる。その
他請求項1と同様の効果が得られる。請求項3の発明に
よれば、前記板状構造部材が、金属製の部材であるの
で、金属製である板状構造部材は振動し易く、その板状
構造部材から、種々のサウンドを効果的に発生させるこ
とができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0042】請求項4の発明によれば、前記板状壁部
が、遊技者側に面する遊技機前面側の壁部であるので、
遊技者側に面する遊技機前面側の壁部から、籠もること
のない歯切れの良いサウンドを広範囲で発生させること
ができる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を
奏する。
【0043】請求項5の発明によれば、前記遊技機が、
遊技球が打ち込まれる遊技領域を有する遊技盤と、その
遊技盤が着脱自在に取付けられる前枠と、その前枠の前
側に開閉自在に取付けられるガラス枠とを備え、板状構
造部材が前枠の前面に取付けられた装飾板であるので、
前枠の前面の装飾板から、籠もることのない歯切れの良
い種々のサウンドを広範囲で且つ効果的に発生させるこ
とができる。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果
を奏する。
【0044】請求項6の発明によれば、前記遊技機が、
遊技球が打ち込まれる遊技領域を有する遊技盤と、その
遊技盤が着脱自在に取付けられる前枠と、その前枠の前
側に開閉自在に取付けられるガラス枠とを備え、板状構
造部材がガラス枠の前面に取付けられた装飾板であるの
で、ガラス枠の前面の装飾板の略全体が振動し、その装
飾板から、籠もることのない歯切れの良い種々のサウン
ドを広範囲で且つ効果的に発生させることができる。そ
の他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
【0045】請求項7の発明によれば、前記遊技機が遊
技者側に払出された遊技球を貯留する受け皿を備え、板
状壁部は受け皿を形成する壁部であるので、遊技機前面
に設けられた受け皿の内側に振動発生機を装着すること
ができ、しかも籠もることのない歯切れの良いサウンド
を広範囲で発生させることができる。その他請求項1〜
4の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図で
ある。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】振動発生器の斜視図である。
【図7】図2のG−G線縦断側面図である。
【図8】球受け皿と前面板の要部縦断側面図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 4 前枠 4a 装飾板 5 遊技盤 5a 遊技領域 6a ガラス枠 6c 装飾板 6d 装飾取付け板 7 前面板 7a 壁部 8 球受け皿 8a 上皿フレーム 9 下皿 9a 下皿フレーム 73 サウンド制御手段 74 振動発生器 74A〜74E 振動発生器 82 振動子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作に関連させて遊技者に有利な状
    態と遊技者に不利な状態とを択一的に抽選する抽選手段
    (51)と、遊技動作に応じて種々のサウンドを発生可能な
    サウンド発生手段を備えた遊技機において、 前記サウンド発生手段は、サウンド駆動信号を出力する
    サウンド制御手段(73)と、このサウンド制御手段(73)か
    ら供給されるサウンド駆動信号で駆動される振動子(82)
    を有する振動発生器(74,74A 〜74E)とを備え、 前記遊技機の板状構造部材(4a,6c,7) における振動可能
    な板状壁部(6d,7a,8a,9a) に前記振動子(82)を当接さ
    せ、 前記振動子(82)の振動を前記板状壁部(6d,7a,8a,9a) に
    伝達してサウンドを発生させるように構成したことを特
    徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記板状構造部材(4a,6c) が、合成樹脂
    製の部材であることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記板状構造部材(7) が、金属製の部材
    であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記板状壁部(6d,7a,8a,9a) が、遊技者
    側に面する遊技機前面側の壁部であることを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機が、遊技球が打ち込まれる遊
    技領域(5a)を有する遊技盤(5) と、その遊技盤(5) が着
    脱自在に取付けられる前枠(4) と、その前枠(4) の前側
    に開閉自在に取付けられるガラス枠(6a)とを備え、前記
    板状構造部材(4a)が前枠(4) の前面に取付けられた装飾
    板であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技機が、遊技球が打ち込まれる遊
    技領域(5a)を有する遊技盤(5) と、その遊技盤(5) が着
    脱自在に取付けられる前枠(4) と、その前枠(4) の前側
    に開閉自在に取付けられるガラス枠(6a)とを備え、前記
    板状構造部材(6c)がガラス枠(6a)の前面に取付けられた
    装飾板であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに
    記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技機が遊技者側に払出された遊技
    球を貯留する受け皿(8,9) を備え、前記板状壁部(8a,9
    a) は前記受け皿(8,9) を形成する壁部であることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
JP2000373097A 2000-12-07 2000-12-07 遊技機 Pending JP2002172216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373097A JP2002172216A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373097A JP2002172216A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002172216A true JP2002172216A (ja) 2002-06-18

Family

ID=18842538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000373097A Pending JP2002172216A (ja) 2000-12-07 2000-12-07 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002172216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013166074A (ja) * 2013-06-07 2013-08-29 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61156975U (ja) * 1985-03-20 1986-09-29
JPH03139999A (ja) * 1989-10-25 1991-06-14 Nippon Chemicon Corp スピーカ装置
JPH078601A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH07213722A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH08299558A (ja) * 1995-05-09 1996-11-19 Takeya Co Ltd パチンコ機
JPH10216325A (ja) * 1997-02-02 1998-08-18 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JPH11197299A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Daiwa Kogyo Kk パチンコ遊技機における音声再生装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61156975U (ja) * 1985-03-20 1986-09-29
JPH03139999A (ja) * 1989-10-25 1991-06-14 Nippon Chemicon Corp スピーカ装置
JPH078601A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Sophia Co Ltd 遊技機
JPH07213722A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH08299558A (ja) * 1995-05-09 1996-11-19 Takeya Co Ltd パチンコ機
JPH10216325A (ja) * 1997-02-02 1998-08-18 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JPH11197299A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Daiwa Kogyo Kk パチンコ遊技機における音声再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013166074A (ja) * 2013-06-07 2013-08-29 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5782425B2 (ja) 遊技機
JP6315610B2 (ja) 遊技機
JP6839062B2 (ja) 遊技機
JP7345931B2 (ja) 遊技機
JP7345929B2 (ja) 遊技機
JP7345930B2 (ja) 遊技機
JP6200919B2 (ja) 遊技機
JP7437804B2 (ja) 遊技機
JP7437803B2 (ja) 遊技機
JP6487955B2 (ja) 遊技機
JP2002172216A (ja) 遊技機
JP2003000848A (ja) 弾球遊技機
JP3926135B2 (ja) 弾球遊技機
JP5522827B2 (ja) 遊技機
JP3846696B2 (ja) 弾球遊技機
JP4252261B2 (ja) 遊技機
JP7356759B2 (ja) 遊技機
JP7356757B2 (ja) 遊技機
JP7356758B2 (ja) 遊技機
JP7356756B2 (ja) 遊技機
JP7356755B2 (ja) 遊技機
JP2006204787A (ja) 弾球遊技機
JP5176092B2 (ja) 遊技台
JP2005058441A (ja) 遊技機
JP2006204788A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101105