JP2002171305A - 通信システムの障害復旧処理方式及び方法 - Google Patents
通信システムの障害復旧処理方式及び方法Info
- Publication number
- JP2002171305A JP2002171305A JP2000367486A JP2000367486A JP2002171305A JP 2002171305 A JP2002171305 A JP 2002171305A JP 2000367486 A JP2000367486 A JP 2000367486A JP 2000367486 A JP2000367486 A JP 2000367486A JP 2002171305 A JP2002171305 A JP 2002171305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recovery
- communication
- failure
- wires
- communication system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つの有線復旧情報を、障害のあった複数の
有線に対して適用することにより、システム全体におけ
る通信可能な有線数を速やかに増やすことのできる通信
システムを提供する。 【解決手段】 各有線m1、m2毎の通信は、制御部1
3の指示によりそれぞれの有線通信部11a、11bが
行う。今、複数の有線m1、m2が障害中である状態に
おいて、障害/復旧検出部12aが有線m1の復旧を検
出すると、その復旧情報が制御部13に通知される。す
ると、制御部13は、有線m1の復旧情報に基づいて、
有線通信部11a、11bに対して一括して指示情報を
出し、有線m1、m2を使用可能な状態とする。複数の
有線が接続されている場合は、複数の有線で同時に障害
及び復旧が発生する場合が多いので、一本の有線の復旧
情報で全ての有線を使用可能にすることにより、復旧処
理時間を短縮できる。
有線に対して適用することにより、システム全体におけ
る通信可能な有線数を速やかに増やすことのできる通信
システムを提供する。 【解決手段】 各有線m1、m2毎の通信は、制御部1
3の指示によりそれぞれの有線通信部11a、11bが
行う。今、複数の有線m1、m2が障害中である状態に
おいて、障害/復旧検出部12aが有線m1の復旧を検
出すると、その復旧情報が制御部13に通知される。す
ると、制御部13は、有線m1の復旧情報に基づいて、
有線通信部11a、11bに対して一括して指示情報を
出し、有線m1、m2を使用可能な状態とする。複数の
有線が接続されている場合は、複数の有線で同時に障害
及び復旧が発生する場合が多いので、一本の有線の復旧
情報で全ての有線を使用可能にすることにより、復旧処
理時間を短縮できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の有線を有す
る通信システムに関し、特に、複数の有線の障害復旧処
理を行う通信システムにおける障害復旧処理方式に関す
る。
る通信システムに関し、特に、複数の有線の障害復旧処
理を行う通信システムにおける障害復旧処理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、有線通信システム及び無線通信シ
ステムを含めて、この種の通信システムでは、個々の有
線毎に障害の発生及び復旧を検出し、正常な有線を選択
して通信を行っている。図2は、従来の通信システムに
おける障害復旧処理方式の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、この図は、従来の通信システムにおける
有線の障害及び復旧処理を説明するためのブロック図で
ある。
ステムを含めて、この種の通信システムでは、個々の有
線毎に障害の発生及び復旧を検出し、正常な有線を選択
して通信を行っている。図2は、従来の通信システムに
おける障害復旧処理方式の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、この図は、従来の通信システムにおける
有線の障害及び復旧処理を説明するためのブロック図で
ある。
【0003】図2における通信システムでは、複数の有
線m1、m2が、それぞれ個別の有線通信部21a、2
1bを介して、それぞれ個別の通信路n1、n2に接続
されている。すなわち、この通信システムは、複数の有
線m1、m2の各々に接続して通信を行う有線通信部2
1a、21bと、有線通信部21a、21bのそれぞれ
に接続されている有線m1、m2について、個々に、該
当する有線の障害/復旧を検出する障害/復旧検出部2
2a、22bと、それぞれの障害/復旧検出部22a、
22bが検出した障害/復旧情報に基づいて、該当する
有線m1、m2の使用可否を判断する制御部23とを備
えている。
線m1、m2が、それぞれ個別の有線通信部21a、2
1bを介して、それぞれ個別の通信路n1、n2に接続
されている。すなわち、この通信システムは、複数の有
線m1、m2の各々に接続して通信を行う有線通信部2
1a、21bと、有線通信部21a、21bのそれぞれ
に接続されている有線m1、m2について、個々に、該
当する有線の障害/復旧を検出する障害/復旧検出部2
2a、22bと、それぞれの障害/復旧検出部22a、
22bが検出した障害/復旧情報に基づいて、該当する
有線m1、m2の使用可否を判断する制御部23とを備
えている。
【0004】次に、上述のように構成された通信システ
ムにおける有線の障害/復旧動作について説明する。図
2において、各有線m1、m2毎の通信は、制御部23
の指示によりそれぞれの有線通信部21a、21bが行
う。また、各障害/復旧検出部22a、22bは、それ
ぞれ独自の検出情報、または各有線通信部21a、21
bの通信シーケンス情報から、各有線m1、m2の障害
を検出する。
ムにおける有線の障害/復旧動作について説明する。図
2において、各有線m1、m2毎の通信は、制御部23
の指示によりそれぞれの有線通信部21a、21bが行
う。また、各障害/復旧検出部22a、22bは、それ
ぞれ独自の検出情報、または各有線通信部21a、21
bの通信シーケンス情報から、各有線m1、m2の障害
を検出する。
【0005】そして、制御部23が、各障害/復旧検出
部22a、22bからの検出情報に基づいて、障害中の
有線に通信を割り当てないように、個別に、各々の有線
通信部21a、21bに対して指示情報を出す。これに
よって、それぞれの有線通信部21a、21bは、障害
のある有線に対しては通信を行わないようにする。
部22a、22bからの検出情報に基づいて、障害中の
有線に通信を割り当てないように、個別に、各々の有線
通信部21a、21bに対して指示情報を出す。これに
よって、それぞれの有線通信部21a、21bは、障害
のある有線に対しては通信を行わないようにする。
【0006】また、各障害/復旧検出部22a、22b
は、それぞれ独自の検出情報または各有線通信部21
a、21bの通信シーケンスから、各有線m1、m2の
復旧を検出する。そして、制御部23が、各障害/復旧
検出部22a、22bからの復旧情報に基づいて、復旧
した有線に対して通信を割り当てるように、個別に、各
々の有線通信部21a、21bに対して指示情報を出
す。これによって、それぞれの有線通信部21a、21
bは、障害の復旧した有線に対して通信が行えるように
する。
は、それぞれ独自の検出情報または各有線通信部21
a、21bの通信シーケンスから、各有線m1、m2の
復旧を検出する。そして、制御部23が、各障害/復旧
検出部22a、22bからの復旧情報に基づいて、復旧
した有線に対して通信を割り当てるように、個別に、各
々の有線通信部21a、21bに対して指示情報を出
す。これによって、それぞれの有線通信部21a、21
bは、障害の復旧した有線に対して通信が行えるように
する。
【0007】このようにして、従来の通信システムは、
各有線毎の障害や復旧の有無を判断して、該当する有線
毎に、障害がある場合は通信の割り当てを行わないよう
にし、障害が復旧した場合は通信の割り当てを行うよう
にする。
各有線毎の障害や復旧の有無を判断して、該当する有線
毎に、障害がある場合は通信の割り当てを行わないよう
にし、障害が復旧した場合は通信の割り当てを行うよう
にする。
【0008】また、特開平6−132852号公報には、通信
ケーブルの断線を検出する断線検出手段を設けて、断線
のあった通信ケーブルに対しては直ちに予備回線への切
り替えを行う技術が報告されている。この技術によれ
ば、急速な通信を要するデータ送受信などにおいて、通
信ケーブルが断線した場合には、予備回線を介して遅滞
なく所望の通信を継続することができる。
ケーブルの断線を検出する断線検出手段を設けて、断線
のあった通信ケーブルに対しては直ちに予備回線への切
り替えを行う技術が報告されている。この技術によれ
ば、急速な通信を要するデータ送受信などにおいて、通
信ケーブルが断線した場合には、予備回線を介して遅滞
なく所望の通信を継続することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すような従来の通信システムでは、障害があった有線
の復旧検出を各有線毎に行うため、各々の障害/復旧検
出部が復旧を検出した有線のみが通信可能となり、復旧
しているにも関わらず障害/復旧検出部がまだ復旧を検
出していない有線に対しては通信を割り当てることがで
きない。
示すような従来の通信システムでは、障害があった有線
の復旧検出を各有線毎に行うため、各々の障害/復旧検
出部が復旧を検出した有線のみが通信可能となり、復旧
しているにも関わらず障害/復旧検出部がまだ復旧を検
出していない有線に対しては通信を割り当てることがで
きない。
【0010】つまり、一系統の通信システムに複数の有
線が接続されている場合、各有線の障害が一本(あるい
は一組)の有線で発生する場合よりも、通信システムに
接続されている複数の有線に同時に障害が発生する場合
の方が多い。このような場合、複数の有線の復旧も同時
に行われることが多いが、上記従来の通信システムによ
る復旧処理方法では、個々の有線毎の復旧状況を検出し
て復旧処理を行っているので、複数の通線の復旧処理が
完了するまでにはかなりの時間がかかってしまう。した
がって、急速な通信を要するデータ送受信などに対応す
ることができない。
線が接続されている場合、各有線の障害が一本(あるい
は一組)の有線で発生する場合よりも、通信システムに
接続されている複数の有線に同時に障害が発生する場合
の方が多い。このような場合、複数の有線の復旧も同時
に行われることが多いが、上記従来の通信システムによ
る復旧処理方法では、個々の有線毎の復旧状況を検出し
て復旧処理を行っているので、複数の通線の復旧処理が
完了するまでにはかなりの時間がかかってしまう。した
がって、急速な通信を要するデータ送受信などに対応す
ることができない。
【0011】また、前述の特開平6−132852号公報の技
術は、急速な通信を要するデータ送受信などに対応する
ことができるものの、予め予備回線を設けておかなけれ
ばならないので、通信システムがコスト高になったり、
回線本数が多くなることにより信頼性が低下したりする
虞もある。
術は、急速な通信を要するデータ送受信などに対応する
ことができるものの、予め予備回線を設けておかなけれ
ばならないので、通信システムがコスト高になったり、
回線本数が多くなることにより信頼性が低下したりする
虞もある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、一つの有線復旧情報を、障害
のあった複数の有線に対して適用することにより、シス
テム全体における通信可能な有線数を速やかに増やすこ
とのできる通信システムを提供することにある。
ものであり、その目的は、一つの有線復旧情報を、障害
のあった複数の有線に対して適用することにより、シス
テム全体における通信可能な有線数を速やかに増やすこ
とのできる通信システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明における通信システムの障害復旧処理方式
は、複数の有線に接続された通信システムの障害復旧処
理方式であって、複数の有線の各々に接続して通信可否
を実行する複数の有線通信手段と、複数の有線の各々に
ついて障害/復旧を検出する複数の障害/復旧検出手段
と、複数の障害/復旧検出手段の各々が検出した障害/
復旧情報に基づいて、複数の有線通信手段に対して、対
応する有線の通信可否を指示する制御手段とを備え、複
数の障害/復旧検出手段のうち、少なくとも一つの障害
/復旧検出手段が、対応する有線の復旧を検出したと
き、制御手段は、複数の有線通信手段の全てに対して、
対応する有線の通信を実行させることを特徴とする。
めに、本発明における通信システムの障害復旧処理方式
は、複数の有線に接続された通信システムの障害復旧処
理方式であって、複数の有線の各々に接続して通信可否
を実行する複数の有線通信手段と、複数の有線の各々に
ついて障害/復旧を検出する複数の障害/復旧検出手段
と、複数の障害/復旧検出手段の各々が検出した障害/
復旧情報に基づいて、複数の有線通信手段に対して、対
応する有線の通信可否を指示する制御手段とを備え、複
数の障害/復旧検出手段のうち、少なくとも一つの障害
/復旧検出手段が、対応する有線の復旧を検出したと
き、制御手段は、複数の有線通信手段の全てに対して、
対応する有線の通信を実行させることを特徴とする。
【0014】すなわち、通信システムに複数の有線が接
続されている場合は、一般的に、有線の障害が一本の有
線で発生するよりも接続されている複数の有線に同時に
発生することが多い。しかも有線の復旧についても複数
の有線で一括して行われることが多い。したがって、本
発明における通信システムの障害復旧処理方式によれ
ば、複数の有線に障害が発生している場合、その何れか
の有線の障害が復旧した場合には、他の障害中の有線に
ついて復旧が検出されなくても、一括して複数の有線を
使用可能な状態にしている。これによって、複数の有線
が接続されている通信システムの復旧処理時間をかなり
短縮することができる。
続されている場合は、一般的に、有線の障害が一本の有
線で発生するよりも接続されている複数の有線に同時に
発生することが多い。しかも有線の復旧についても複数
の有線で一括して行われることが多い。したがって、本
発明における通信システムの障害復旧処理方式によれ
ば、複数の有線に障害が発生している場合、その何れか
の有線の障害が復旧した場合には、他の障害中の有線に
ついて復旧が検出されなくても、一括して複数の有線を
使用可能な状態にしている。これによって、複数の有線
が接続されている通信システムの復旧処理時間をかなり
短縮することができる。
【0015】また、本発明における通信システムの障害
復旧処理方法は、複数の有線に接続された通信システム
の障害復旧処理方法であって、複数の有線の各々に接続
して通信を行う過程と、通信が行われている複数の有線
の各々について、障害/復旧を検出する過程と、複数の
有線の各々から検出された障害/復旧の情報に基づい
て、複数の有線の各々について通信可否を行う過程とを
含み、複数の有線のうち、少なくとも一つの有線から障
害に対する復旧情報が検出されたとき、複数の有線の全
てに対して通信を実行させることを特徴とする。
復旧処理方法は、複数の有線に接続された通信システム
の障害復旧処理方法であって、複数の有線の各々に接続
して通信を行う過程と、通信が行われている複数の有線
の各々について、障害/復旧を検出する過程と、複数の
有線の各々から検出された障害/復旧の情報に基づい
て、複数の有線の各々について通信可否を行う過程とを
含み、複数の有線のうち、少なくとも一つの有線から障
害に対する復旧情報が検出されたとき、複数の有線の全
てに対して通信を実行させることを特徴とする。
【0016】すなわち、本発明における通信システムの
障害復旧処理方法によれば、複数の有線によって構成さ
れている通信システムにおいて、一つの有線の復旧情報
によって複数の有線を使用可能な状態にすることができ
る。したがって、通信システム全体の復旧処理に要する
時間を短くすることができる。
障害復旧処理方法によれば、複数の有線によって構成さ
れている通信システムにおいて、一つの有線の復旧情報
によって複数の有線を使用可能な状態にすることができ
る。したがって、通信システム全体の復旧処理に要する
時間を短くすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の通
信システムにおける有線障害の復旧処理に関わる実施の
形態を説明する。図1は、本発明の通信システムにおけ
る障害復旧処理方式の構成を示すブロック図である。す
なわち、この図は、本発明の通信システムにおける有線
の障害及び復旧処理を説明するためのブロック図であ
る。
信システムにおける有線障害の復旧処理に関わる実施の
形態を説明する。図1は、本発明の通信システムにおけ
る障害復旧処理方式の構成を示すブロック図である。す
なわち、この図は、本発明の通信システムにおける有線
の障害及び復旧処理を説明するためのブロック図であ
る。
【0018】図1における通信システムでは、複数の有
線m1、m2が、それぞれ個別の有線通信部11a、1
1bを介して、それぞれ個別の通信路n1、n2に接続
されている。さらに、各障害/復旧検出部12a、12
bが、それぞれの有線m1、m2の障害/復旧の状態を
検出して制御部13に対して検出情報の通知を行ってい
る。したがって、本発明の通信システムの構成は、図2
に示す従来の通信システムの構成と変わるところはな
い。
線m1、m2が、それぞれ個別の有線通信部11a、1
1bを介して、それぞれ個別の通信路n1、n2に接続
されている。さらに、各障害/復旧検出部12a、12
bが、それぞれの有線m1、m2の障害/復旧の状態を
検出して制御部13に対して検出情報の通知を行ってい
る。したがって、本発明の通信システムの構成は、図2
に示す従来の通信システムの構成と変わるところはな
い。
【0019】しかし、従来の通信システムでは、制御部
からの復旧時の指示情報が個別の有線通信部毎に別々に
通知されていたが、本発明の通信システムでは、制御部
が、何れか一つの障害/復旧検出部から復旧情報を取得
すると、全ての有線通信部に対して、一括して復旧時の
指示情報を通知する点が異なっている。
からの復旧時の指示情報が個別の有線通信部毎に別々に
通知されていたが、本発明の通信システムでは、制御部
が、何れか一つの障害/復旧検出部から復旧情報を取得
すると、全ての有線通信部に対して、一括して復旧時の
指示情報を通知する点が異なっている。
【0020】すなわち、本発明の通信システムは、複数
の有線m1、m2の各々に接続して通信を行う有線通信
部11a、11bと、有線通信部11a、11bのそれ
ぞれに接続されている有線m1、m2について、個々
に、該当する有線の障害/復旧を検出する障害/復旧検
出部12a、12bと、それぞれの障害/復旧検出部1
2a、12bが検出した障害/復旧情報に基づいて、一
括して有線m1、m2の使用可否を判断する制御部13
とを備えている。
の有線m1、m2の各々に接続して通信を行う有線通信
部11a、11bと、有線通信部11a、11bのそれ
ぞれに接続されている有線m1、m2について、個々
に、該当する有線の障害/復旧を検出する障害/復旧検
出部12a、12bと、それぞれの障害/復旧検出部1
2a、12bが検出した障害/復旧情報に基づいて、一
括して有線m1、m2の使用可否を判断する制御部13
とを備えている。
【0021】次に、図1のように構成された通信システ
ムにおける有線の障害/復旧動作について説明する。先
ず、各有線m1、m2毎の通信は、制御部13の指示に
よりそれぞれの有線通信部11a、11bが行う。ここ
で、複数の有線m1、m2共に障害が発生したとする
と、障害/復旧検出部12a、12bは、それぞれの有
線m1、m2の障害情報を制御部13に通知する。これ
によって、制御部13は、有線通信部11a、11bに
対して通信を遮断するように一括して指示情報を出す。
ムにおける有線の障害/復旧動作について説明する。先
ず、各有線m1、m2毎の通信は、制御部13の指示に
よりそれぞれの有線通信部11a、11bが行う。ここ
で、複数の有線m1、m2共に障害が発生したとする
と、障害/復旧検出部12a、12bは、それぞれの有
線m1、m2の障害情報を制御部13に通知する。これ
によって、制御部13は、有線通信部11a、11bに
対して通信を遮断するように一括して指示情報を出す。
【0022】このように、複数の有線m1、m2が障害
中である状態において、例えば、障害/復旧検出部12
aが有線m1の復旧を検出すると、その復旧情報が制御
部13に通知される。すると、制御部13は、有線m1
の復旧情報に基づいて、有線通信部11aに指示情報を
出して有線m1を使用可能とし、制御部13は以後の通
信においてその有線m1を使用する。
中である状態において、例えば、障害/復旧検出部12
aが有線m1の復旧を検出すると、その復旧情報が制御
部13に通知される。すると、制御部13は、有線m1
の復旧情報に基づいて、有線通信部11aに指示情報を
出して有線m1を使用可能とし、制御部13は以後の通
信においてその有線m1を使用する。
【0023】さらに、制御部13は、障害中の有線m2
に対しても復旧したものとして処理し、有線通信部11
bに対しても復旧処理を行うように指示情報を出し、有
線通信部11bは有線m2を使用可能な状態にする。こ
のとき、まだ有線m2が復旧していなければ、既に復旧
している有線m1のみで通信が行われるが、有線m2も
復旧していれば有線m1、m2で通信を行う。また、有
線m2が後で復旧すれば、その時点で、有線m1、m2
により通信を行う。
に対しても復旧したものとして処理し、有線通信部11
bに対しても復旧処理を行うように指示情報を出し、有
線通信部11bは有線m2を使用可能な状態にする。こ
のとき、まだ有線m2が復旧していなければ、既に復旧
している有線m1のみで通信が行われるが、有線m2も
復旧していれば有線m1、m2で通信を行う。また、有
線m2が後で復旧すれば、その時点で、有線m1、m2
により通信を行う。
【0024】このようにして、一つの障害/復旧検出部
12aが検出した有線m1の復旧情報に基づいて、制御
部13は、有線通信部11a、11bに対して、一括し
て有線の使用許可の指示情報を出すので、複数の有線m
1、m2における通信の使用が可能な状態となる。勿
論、障害/復旧検出部12bが有線m2の復旧を検出し
た場合においても、上述と同様に、複数の有線m1、m
2における通信の使用を可能な状態とすることができ
る。
12aが検出した有線m1の復旧情報に基づいて、制御
部13は、有線通信部11a、11bに対して、一括し
て有線の使用許可の指示情報を出すので、複数の有線m
1、m2における通信の使用が可能な状態となる。勿
論、障害/復旧検出部12bが有線m2の復旧を検出し
た場合においても、上述と同様に、複数の有線m1、m
2における通信の使用を可能な状態とすることができ
る。
【0025】つまり、一つの障害/復旧検出部の復旧情
報に基づいて、制御部が障害中にあった複数の有線に対
して使用許可の指示情報を出すことにより、一つの有線
の復旧情報によって使用可能な有線を増やすことができ
るので、有線の復旧処理時においても、急速な通信を要
するデータ送受信などに対応することができる。
報に基づいて、制御部が障害中にあった複数の有線に対
して使用許可の指示情報を出すことにより、一つの有線
の復旧情報によって使用可能な有線を増やすことができ
るので、有線の復旧処理時においても、急速な通信を要
するデータ送受信などに対応することができる。
【0026】すなわち、通常の通信システムにおいて
は、複数の有線が接続されている場合は、有線の障害が
一本の有線で発生するよりも、接続されている複数の有
線で同時に発生する場合が多く、しかも、このような場
合は有線の復旧も一括して行われることが多い。したが
って、このような通信システムにおいては、一本の有線
について障害からの復旧を検出したら、全ての有線を一
括して使用可能な状態にすることにより、復旧処理に要
する時間を短くすることができる。
は、複数の有線が接続されている場合は、有線の障害が
一本の有線で発生するよりも、接続されている複数の有
線で同時に発生する場合が多く、しかも、このような場
合は有線の復旧も一括して行われることが多い。したが
って、このような通信システムにおいては、一本の有線
について障害からの復旧を検出したら、全ての有線を一
括して使用可能な状態にすることにより、復旧処理に要
する時間を短くすることができる。
【0027】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では二系統の有
線の何れかが障害から復旧した場合について述べたが、
多数の系統の有線のうち、一系統の有線の復旧が検出さ
れたら、全ての有線を使用可能な状態にすることができ
るのは勿論である。
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では二系統の有
線の何れかが障害から復旧した場合について述べたが、
多数の系統の有線のうち、一系統の有線の復旧が検出さ
れたら、全ての有線を使用可能な状態にすることができ
るのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムにおける障害復旧処理方式によれば、複数の有線に
よって構成されている通信システムにおいて、一つの有
線の復旧情報によって複数の有線を使用可能な状態にす
ることができる。したがって、通信システム全体の復旧
処理に要する時間を短くすることができる。特に、通常
の通信システムにおいては、複数の有線が接続されてい
る場合は、有線の障害が一本の有線で発生するよりも、
接続されている複数の有線で同時に発生する場合が多
く、且つ、有線の復旧も一括して行われる場合が多いの
で、本発明の復旧処理方式によって復旧時の処理時間を
かなり短縮することができる。
テムにおける障害復旧処理方式によれば、複数の有線に
よって構成されている通信システムにおいて、一つの有
線の復旧情報によって複数の有線を使用可能な状態にす
ることができる。したがって、通信システム全体の復旧
処理に要する時間を短くすることができる。特に、通常
の通信システムにおいては、複数の有線が接続されてい
る場合は、有線の障害が一本の有線で発生するよりも、
接続されている複数の有線で同時に発生する場合が多
く、且つ、有線の復旧も一括して行われる場合が多いの
で、本発明の復旧処理方式によって復旧時の処理時間を
かなり短縮することができる。
【図1】本発明の通信システムにおける障害復旧処理方
式の構成を示すブロック図
式の構成を示すブロック図
【図2】従来の通信システムにおける障害復旧処理方式
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
11a、11b、21a、21b 有線通信部 12a、12b、22a、22b 障害/復旧検出部 13、23 制御部 m1、m2 有線 n1、n2 通信路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の有線に接続された通信システムの
障害復旧処理方式であって、 前記複数の有線の各々に接続して通信可否を実行する複
数の有線通信手段と、 前記複数の有線の各々について障害/復旧を検出する複
数の障害/復旧検出手段と、 前記複数の障害/復旧検出手段の各々が検出した障害/
復旧情報に基づいて、前記複数の有線通信手段に対し
て、対応する有線の通信可否を指示する制御手段とを備
え、 前記複数の障害/復旧検出手段のうち、少なくとも一つ
の障害/復旧検出手段が、対応する有線の復旧を検出し
たとき、前記制御手段は、前記複数の有線通信手段の全
てに対して、対応する有線の通信を実行させることを特
徴とする通信システムの障害復旧処理方式。 - 【請求項2】 複数の有線に接続された通信システムの
障害復旧処理方法であって、 複数の有線の各々に接続して通信を行う過程と、 通信が行われている前記複数の有線の各々について、障
害/復旧を検出する過程と、 前記複数の有線の各々から検出された障害/復旧の情報
に基づいて、前記複数の有線の各々について通信可否を
行う過程とを含み、 前記複数の有線のうち、少なくとも一つの有線から障害
に対する復旧情報が検出されたとき、前記複数の有線の
全てに対して通信を実行させることを特徴とする通信シ
ステムの障害復旧処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367486A JP2002171305A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 通信システムの障害復旧処理方式及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000367486A JP2002171305A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 通信システムの障害復旧処理方式及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002171305A true JP2002171305A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18837901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000367486A Pending JP2002171305A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | 通信システムの障害復旧処理方式及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002171305A (ja) |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000367486A patent/JP2002171305A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7613108B2 (en) | Redundant supervisory control system, and redundancy switching method of the same | |
EP2632081B1 (en) | Path switch-back method and apparatus in transport network | |
CN102882704B (zh) | 一种issu的软重启升级过程中的链路保护方法和设备 | |
US20030107987A1 (en) | Reconfiguration system for a communication network | |
JPH0730571A (ja) | インタロッキング装置 | |
JP2002171305A (ja) | 通信システムの障害復旧処理方式及び方法 | |
JP5243138B2 (ja) | 情報処理装置および情報処理方法 | |
JP2000032134A (ja) | スイッチ装置 | |
JP2000295255A (ja) | 伝送路の冗長化方法及びその方法を用いたシステム | |
JPH10262098A (ja) | ラインプロテクションシステム | |
JPH07118831B2 (ja) | 制御方式 | |
JPS62140155A (ja) | 装置のデ−タバス自動切替回路 | |
JP2636610B2 (ja) | バックアップ方式 | |
JP3169861B2 (ja) | 系切替制御方式 | |
JPH07160522A (ja) | プロセッサ冗長化方式 | |
JP2591472B2 (ja) | プロテクション制御回路 | |
JPH01188035A (ja) | 回線切替装置 | |
JP4096849B2 (ja) | 回線多重化構造を用いた入出力制御システム | |
JPH0689198A (ja) | 二重化構成データ処理システム | |
JPH0447406A (ja) | プログラマブルコントローラの通信装置 | |
JP2002281085A (ja) | 二重化パケット交換機の診断方式 | |
JP2002041104A (ja) | プラント監視制御装置 | |
JP2000276456A (ja) | 多重化分散制御システム | |
JPH10327215A (ja) | 監視制御システム | |
JPS63181039A (ja) | 分散処理ネツトワ−ク |