JP2002171225A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2002171225A JP2000363607A JP2000363607A JP2002171225A JP 2002171225 A JP2002171225 A JP 2002171225A JP 2000363607 A JP2000363607 A JP 2000363607A JP 2000363607 A JP2000363607 A JP 2000363607A JP 2002171225 A JP2002171225 A JP 2002171225A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流信号に交流の雑音信号が重畳された信号
から直流信号成分を高精度に検出できるようにする。 【解決手段】 フィルタ23に入力される信号に含まれ
る雑音信号のスペクトラムの分布特性を雑音分布検出手
段24によって検出し、この検出された雑音信号のスペ
クトラム分布特性に対応した減衰特性を減衰特性検出手
段27によって求め、フィルタ23の特性が減衰特性検
出手段27によって検出された減衰特性となるためのフ
ィルタ係数をフィルタ係数検出手段28によって求めて
フィルタ23に設定して、入力信号Saの直流信号成分
D(k)を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流信号に交流の
雑音信号が重畳された信号から直流信号成分を高精度に
検出するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、物品の重量を測定する測定シス
テムでは、物品の荷重に応じて電圧が変化する直流信号
を出力するセンサを用い、このセンサの出力信号の電圧
に基づいて物品の重量を求めるようにしている。
【0003】ところが、このような測定システムのセン
サから出力される信号は、完全な直流信号ではなく外来
雑音(振動や電源変動等)による交流の雑音信号が重畳
されており、高精度な測定を行うためには、この雑音信
号成分を除去して、直流信号成分のみを抽出する必要が
ある。
【0004】このように信号に含まれる直流信号成分を
抽出するために、従来ではフィルタによって雑音信号成
分を抑圧する方法が用いられている。
【0005】フィルタによって雑音信号成分を抑圧する
場合、図13に示すように、センサ1から出力される信
号Saに対して、その直流信号成分Dcは通過させ、交
流の雑音信号成分Nは減衰させる低域通過フィルタ2
(以下LPFと記す)を用いて信号Saの直流信号成分
Dcのみを抽出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような測定システムのセンサ1から出力される信号に
は、定常的に発生している雑音信号だけでなく、地震、
重量物の通過や落下等によって突発的に低い周波数の雑
音信号が発生する場合があり、このような低周波の雑音
信号の発生を予め想定してLPF2の遮断周波数を低周
波域に固定してしまうと、物品の荷重等によるセンサ1
の出力信号の直流信号成分Dcのレベル変化に対して、
LPF2から出力される信号のレベル変化が大きく遅延
し、直流信号成分が安定するまでに長時間を要してしま
い、物品の重量を連続的に測定する測定システムではシ
ステム全体の効率の低下を招く。
【0007】また、これを解決するために、図14に示
すように、センサ1から出力される信号Saとダミーセ
ンサ3から出力される信号Sbとを減算器4に入力し
て、Sa−Sbの減算処理を行い、信号Saに含まれる
雑音信号成分Nと信号Sbに含まれる雑音信号成分Nと
を相殺させて、信号Saに含まれる直流信号成分Dcを
出力させる方法も考えられる。
【0008】しかしながら、このダミーセンサ3を用い
て雑音信号成分を相殺する方法でも、両センサ1、3の
特性の違いやセンサ設置環境の僅かな違い等により、雑
音信号成分Nが完全に等しくならず、その誤差が雑音信
号として出力されて精度が低下する。
【0009】本発明は、この問題を解決して、直流信号
に交流の雑音信号が重畳された信号から直流信号成分を
高速に且つ高精度に検出できるようにした信号処理装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の信号処理装置は、直流信号に交
流の雑音信号が重畳した信号に対するフィルタリング処
理をフィルタ係数に基づいて行うためのフィルタと、前
記フィルタに入力される信号に含まれる雑音信号のスペ
クトラムの分布特性を検出する雑音分布検出手段と、前
記雑音分布検出手段によって検出された雑音信号のスペ
クトラム分布特性に対応した減衰特性を求める減衰特性
検出手段と、前記フィルタの特性が前記減衰特性検出手
段によって検出された減衰特性となるためのフィルタ係
数を求めて前記フィルタに設定するフィルタ係数検出手
段とを備えている。
【0011】また、本発明の請求項2の信号処理装置
は、請求項1記載の信号処理装置において、前記雑音分
布検出手段は、前記フィルタに入力される信号のスペク
トラム解析を行うスペクトラム解析手段と、前記スペク
トラム解析手段によって解析されたスペクトラムのう
ち、雑音信号のスペクトラムの包絡線上の最大ピーク点
を含む複数の点の周波数とレベルとから雑音信号のスペ
クトラム分布特性に近似した分布特性の近似関数を求め
る近似関数算出手段とによって構成され、前記減衰特性
検出手段は、前記近似関数検出手段によって得られた近
似関数のスペクトラム分布を所定レベル以下に抑圧する
ための減衰特性を、前記雑音信号のスペクトラム分布に
対応した減衰特性として求めるように構成されている。
【0012】また、本発明の請求項3の信号処理装置
は、請求項1または請求項2記載の信号処理装置におい
て、前記フィルタに入力される信号と前記フィルタから
出力される信号のいずれかを選択する信号選択手段と、
前記雑音分布検出手段によって検出される雑音信号のス
ペクトラムの最大値が所定値より大きいか否かを判定す
る判定手段とを備え、前記判定手段によって前記スペク
トラムの最大値が前記所定値以下と判定されているとき
には、前記信号選択手段が前記フィルタへ入力される信
号を当該装置の出力信号として選択し、前記スペクトラ
ムの最大値が前記所定値より大きいと判定されていると
きには、前記信号選択手段が前記フィルタから出力され
る信号を当該装置の出力信号として選択することを特徴
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明を実施した信号処
理装置20の構成を示している。
【0014】図1において、LPF21は、前記したセ
ンサ1から出力される信号のように、直流信号に交流の
雑音信号が重畳されたアナログの信号Saを受けて、そ
の雑音信号の高域成分を除去して、A/D変換器22へ
出力する。なお、このLPF21の遮断周波数は、入力
信号Saに含まれる直流信号のレベル変化の速度を遅延
させない範囲で雑音信号成分を除去する。
【0015】A/D変換器22は、LPF21から出力
される信号Sa′を、LPF21の遮断周波数の2倍以
上の周期のクロック信号fsに同期してサンプリング
し、各サンプリング値をディジタル値x(k)に変換し
て、フィルタ23および雑音分布検出手段24に出力す
る。
【0016】なお、ここでは、アナログ型のLPF21
によって雑音成分の高域側を除去してから、A/D変換
器22に入力しているが、入力信号SaをA/D変換器
22によってサンプリングしてディジタル値に変換して
からディジタル型のフィルタによって雑音成分の高域側
を除去して、フィルタ23および雑音分布検出手段24
に出力してもよい。
【0017】フィルタ23は例えばFIR型のディジタ
ルフィルタであり、後述するフィルタ係数検出手段28
から設定されたフィルタ係数に基づいて、サンプリング
値x(k)に対するフィルタリング処理(畳み込み演
算)を行う。
【0018】雑音分布検出手段24は、フィルタ23に
入力される信号に含まれる雑音信号のスペクトラムの分
布特性を検出するためのものであり、スペクトラム解析
手段25および近似関数算出手段26によって構成され
ている。
【0019】スペクトラム解析手段25は、サンプリン
グ値x(k)に対する高速フーリエ変換処理(FFT)
を行い、フィルタ23に入力される信号の各周波数毎の
スペクトラムの大きさを求める。
【0020】近似関数算出手段26は、スペクトラム解
析手段25によって解析された各周波数毎のスペクトラ
ムに基づいて、雑音信号のスペクトラム分布に近似した
低次の近似関数を求める。
【0021】即ち、雑音信号帯域内のスペクトラムの包
絡線のピーク点の周波数とレベルとを、そのレベルが大
きい方から複数組求める。この組数は、少なくとも求め
る近似関数の次数より1だけ多くする。
【0022】例えば、求める近似関数が2次関数の場
合、図2の(a)に示すように、雑音信号帯域内のスペ
クトラム包絡線Aの最大のピーク点pのレベルL
2番目に大きいピーク点pのレベルL、3番目に大
きいピーク点pのレベルLと、各ピーク点の周波数
、f、fとを求める。
【0023】そして、次の2次の近似関数L(f)、 L(f)=af+bf+c に各レベルと周波数を代入し、 L=a(f+b(f)+c L=a(f+b(f)+c L=a(f+b(f)+c をほぼ満たす各係数a、b、cを求める。
【0024】このようにして得られた近似関数L(f)
は、図2の(b)に示すように、各ピーク点p〜p
の近傍を通過する2次曲線(放物線)となる。
【0025】このようにして検出された雑音信号のスペ
クトラム分布特性の近似関数L(f)は、減衰特性検出
手段27に出力される。
【0026】減衰特性検出手段27は、雑音分布検出手
段24によって検出された雑音信号のスペクトラム分布
特性に対応した減衰特性を求める。
【0027】ここで、減衰特性検出手段27は、雑音分
布検出手段24の近似関数算出手段26によって求めら
れた近似関数で示されるスペクトラム分布を有する信号
の特性を所定レベル以下に抑圧させるための低次の減衰
特性G(f)を求める。
【0028】例えば、図3に示すように、近似関数とほ
ぼ等しい減衰特性Ga(f)や、近似関数が正の領域で
一定且つ正の減衰量を示し、その他の領域で減衰量が零
となる減衰特性Gb(f)を求める。
【0029】ここで、近似関数算出手段26によって求
められた近似関数の式が前記した2次関数の場合、その
近似関数と等しい減衰特性の関数Ga(f)は、 Ga(f)=af+bf+c となる。
【0030】また、近似関数が正の領域で一定且つ正の
減衰量を示し、その他の領域で減衰量が零となる減衰特
性Gb(f)は、af+bf+c=0の解をfa、f
bとし、Kを正の減衰量とすれば、 Gb(f)=K(fa<f<fb) =0(fa≧f,f≧fb) となる。
【0031】ただし、af+bf+c=0の解の小さ
い方faが0より小さい場合には、減衰特性Ga
(f)、Gb(f)の定義領域を0に近い正の値fa′
からfbの範囲内に制限して、直流信号に対する減衰を
防止する。
【0032】減衰特性検出手段27はこのようにして求
めた減衰特性G(f)の情報をフィルタ係数検出手段2
8に出力する。
【0033】フィルタ係数検出手段28は、フィルタ2
3が減衰特性検出手段27によって求めた減衰特性G
(f)に対応する時間軸の応答性を示すためのフィルタ
係数hを求めてフィルタ23に設定する。
【0034】即ち、減衰特性G(f)=Ga(f)に対
して設計すべき目標は、 G(f)=G(f)e−jΦ となるが、ここでは、Φ=0として位相は0とする。
【0035】そして、G(f)=G(f)e−j0
G(f) に対して、次のように逆フーリエ変換すると、図4の減
衰特性G(f)に対する時間応答を求めることができ
る。
【0036】 g(t)=−ωmωmG(f)ejωtdω ……(1) (ただし、記号−ωmωmは−ω〜ωまでの積分
を表し、ωは角周波数を示し、2πf=ωの関係があ
る)
【0037】実際には、上式(1)に対して高速フーリ
エ変換して離散データを求める。つまり、デルタ関数δ
(k)を用いて、 g(k)=i=−NΣg(i)δ(k−i) (ただし、記号i=−NΣは、i=−N〜Nまでの総
和を表す)の演算を行い、g(k)を例えば図5のよ
うに求める。
【0038】このg(k)は、位相を0にしたことに
より因果性が失われるので、図6に示すようにNだけ右
にシフトして因果性を満たす。
【0039】さらに、次の式のように、ハミング等の窓
関数W(i)をg(i)に乗じた後に、フィルタ係数
h(k)を求める。
【0040】h(k)=i=0Σ2N−1(i)W
(i)δ(k−i) (ただし、記号i=0Σ2N−1は、i=0〜2N−1
までの総和を表す)
【0041】このフィルタ係数検出手段28によって検
出されたフィルタ係数h(k)がフィルタ23に設定さ
れると、フィルタ23からは、例えば図7に示すよう
に、雑音信号のスペクトラムの包絡線A′が抑圧された
信号D(k)が出力されることになる。
【0042】このように実施形態の信号処理装置20で
は、フィルタ23に入力される信号に含まれる雑音信号
のスペクトラム分布の特性を求め、この特性に対応する
減衰特性を求め、フィルタ23の特性がこの減衰特性と
なるためのフィルタ係数を求めてフィルタ23に設定し
ている。
【0043】このため、入力する信号に含まれる雑音信
号のスペクトラム分布の変化に追従してそのスペクトラ
ム分布を抑圧するようにフィルタリング処理が行われる
ことになり、低周波の雑音信号が発生していないときに
は高速なフィルタリング処理が行え、低周波の雑音信号
が発生したときには、その低周波の雑音信号を含めた雑
音信号を抑圧することができる。
【0044】また、この実施形態のように、雑音信号の
スペクトラム分布の特性として、そスペクトラムの包絡
線に近似した低次の近似関数L(f)を求め、この近似
関数L(f)のスペクトラムを抑圧する減衰特性G
(f)を求めるようにしているので、雑音信号が複雑な
スペクトラム分布特性を持っている場合でも、フィルタ
23に必要な減衰特性を迅速に算出することができ、少
ない次数のフィルタで処理遅延の少ないフィルタリング
処理が行える。
【0045】前記した信号処理装置20では、入力信号
Saに対して、その雑音信号の高域成分をLPF21で
除去してからフィルタ23に入力していたが、前段で予
め雑音成分の相殺処理を行い、その相殺処理で完全に相
殺できない雑音信号成分(誤差)に対して、上記同様の
雑音抑圧処理を行うようにしてもよい。
【0046】図8は、前段で雑音成分全体の相殺処理を
行ってから、その誤差による雑音信号成分に対して上記
同様の雑音抑圧処理を行う信号処理装置40の構成を示
している。
【0047】図8において、A/D変換器41は、前記
したセンサ1の出力信号のように直流信号に雑音信号が
重畳した信号Saを、その雑音信号の最大周波数の2倍
以上の周波数のクロック信号fsに同期してサンプリン
グし、そのサンプリング値Xa(k)をディジタル値に
変換して出力する。
【0048】また、A/D変換器42は、前記したダミ
ーセンサ3の出力信号のように固定された直流信号(零
でもよい)に雑音信号が重畳した信号Sbを前記クロッ
ク信号fsに同期してサンプリングし、そのサンプリン
グ値Xb(k)をディジタル値に変換して出力する。
【0049】A/D変換器41、42によってサンプリ
ングされたサンプリング値Xa(k)、Xb(k)は、
特性補償部43に入力される。
【0050】特性補償部43は、信号Sa、Sbを出力
するシステムの雑音信号に対する同定処理を行い、処理
後の信号同士の減算によって雑音信号成分を相殺できる
ようにしている。
【0051】ここで、特性補償部43は、差分処理手段
44、45、遅延手段46、フィルタ(例えばFIRフ
ィルタ)47、48および同定処理手段49によって構
成されている。
【0052】差分処理手段44、45は、入力されるサ
ンプリング値Xa(k)、Xb(k)についての差分値
Ya(k)、Yb(k)を、次のようにそれぞれ求め
る。
【0053】Ya(k)=Xa(k)−Xa(k−1) Yb(k)=Xb(k)−Xb(k−1)
【0054】これらの差分値Ya(k)、Yb(k)
は、信号Sa、Sbから直流分を除いた交流の雑音信号
成分(厳密には雑音信号の微分成分)を表しており、と
もに同定処理手段49に入力される。
【0055】遅延手段46は、入力されるサンプリング
値Xa(k)を、差分処理手段44の処理に必要な時間
だけ遅延させてフィルタ47に入力する。
【0056】フィルタ47は、遅延手段46から出力さ
れるサンプリング値Xa(k)′に対するフィルタリン
グ処理を、同定処理手段49から設定されたフィルタ係
数に基づいて行い、その処理結果を出力する。
【0057】一方、フィルタ48は、差分値Yb(k)
に対するフィルタリング処理を、同定処理手段49から
設定されたフィルタ係数に基づいて行い、その処理結果
を出力する。
【0058】同定処理手段49は、システムの伝達関数
モデルとして、ARMAモデル、ARモデル、MAモデ
ルを使用する場合があるが、ここでは、ARMAモデル
を利用する場合について説明する。
【0059】ARMAモデルを利用する場合には、入力
をx(k)、出力をy(k)として、 y(k)=−j=1Σ・y(k−j)+i=0Σ
・x(k−i) の差分方程式を用い、低域振動雑音があるアイドリング
時期に入力される差分値Ya(k)、Yb(k)をそれ
ぞれy(k)、x(k)に代入して、係数a、b
求める。
【0060】即ち、上記差分方程式の両辺をz変換し
て、伝達関数Y(z)/X(z)を求めると、 Y(z)=−j=1Σ・z−ji=0Σ
・z−i であるから、 H(z)=(i=0Σ・z−i)/(1+j=1
Σ・z−j) となる。
【0061】ここで、 P(z)=i=0Σ・z−i Q(z)=1+j=1Σ・z−j と定義すれば、 H(z)=P(z)/Q(z) と表される。
【0062】そして、Ya(k)、Yb(k)の時系列
データを、おのおのy(k)、x(k)に入力して、 y(k)+j=1Σ・y(k−j)−i=0Σ
・x(k−i)→0 となるように、例えば逐次最小二乗法等を利用して、係
数a、bの値を決定する。
【0063】このように係数a、bの値を決定した
とき、 H(z)=P(z)/Q(z)=Y(z)/X(z) が成立する。
【0064】よって、アイドリング時にフィルタ47か
ら出力される信号U(k)=Q(z)・Ya(k)と、
フィルタ48から出力される信号V(k)=P(z)・
Yb(k)とがほぼ等しくなり、減算手段50の出力が
ほぼ零となる。
【0065】そして、信号Saの直流信号のレベルが変
化すると、その直流成分Dcに対応する信号のみが減算
手段50から出力されることになる。
【0066】なお、数m、nを2としてさらに具体的な
例を示せば、前記差分方程式は、 y(k)=−[b・y(k−1)+b・y(k−
2)]+a・x(k)+a・x(k−1)+a
x(k−2) となる。
【0067】また、伝達関数H(z)、P(z)、Q
(z)は、それぞれ、 H(z)=(a+a・z−1+a・z−2)/
(1+b・z−1+b ・z−2) P(z)=a+a・z−1+a・z−2 Q(z)=1+b・z−1+b・z−2 となる。
【0068】このように同定処理されてフィルタ47、
48からそれぞれ出力される信号U(k)、V(k)は
減算手段50に入力され、互いの雑音成分が相殺されて
直流信号成分が出力される。
【0069】ただし、上記のように同定処理を用いて雑
音成分を相殺しても、減算手段50の出力F(k)には
伝達モデル誤差やセンサの違い等による雑音信号成分が
残る。
【0070】この残留誤差による雑音信号成分は、前記
した信号処理装置20と同様に抑圧することができる。
【0071】即ち、減算手段50から出力される信号F
(k)を、雑音分布検出手段24のスペクトラム解析手
段25に入力して、高速フーリエ変換処理(FFT)を
行い、周波数毎のレベルの大きさを求め、近似関数算出
手段26により雑音信号のスペクトラムの包絡線Aに近
似する低次の近似関数L(f)を雑音信号のスペクトラ
ム分布の特性を表す関数として前記同様に求める。
【0072】そして、近似関数算出手段26によって求
められた近似関数L(f)で示されるスペクトラム分布
を抑圧するための低次の減衰特性の関数G(f)を、前
記同様に減衰特性検出手段27によって求め、フィルタ
係数検出手段28に出力する。
【0073】フィルタ係数検出手段28は、フィルタ2
3が減衰特性検出手段27によって検出された減衰特性
G(f)に対応する時間軸応答特性をもつためのフィル
タ係数を求めて、フィルタ23に設定する。
【0074】これによって、フィルタ23からは、入力
信号F(k)に含まれる誤差による雑音成分が抑圧され
たほぼ直流のみの信号D(k)が出力されることにな
る。
【0075】このように、床振動等の共通の雑音源から
の雑音信号を含む2つの信号Sa、Sbに対する同定処
理を行い、両信号の雑音信号成分を相殺し、この処理で
完全に相殺しきれなかった雑音信号成分に対して、前記
同様の抑圧処理を行うことで、信号に含まれる直流信号
を高速に且つ高精度に検出することができる。
【0076】なお、上記した信号処理装置20、40で
は、入力信号に対する雑音抑圧処理を常時行うようにし
ているが、入力信号に対する雑音信号成分のレベルに応
じて雑音抑圧処理を行うようにしてもよい。
【0077】この場合には、例えば、図9、図10に示
す信号処理装置20′、40′のように、雑音分布検出
手段24のスペクトラム解析手段25によって検出され
た雑音信号のスペクトラムのうちの最大のレベルL
(前記した例ではL)が所定値Rより大きいか否か
を判定する判定手段51と、フィルタ23に入力される
信号とフィルタ23から出力される信号のいずれかを装
置の出力信号として選択的に出力する信号選択手段52
とを設け、判定手段51によってレベルLが所定値R
より大きいと判定されたときには、フィルタ23から出
力される信号を選択し、判定手段51によってレベルL
が所定値R以下と判定されたときには、フィルタ23
への入力信号を選択する。
【0078】なお、この所定値Rは、予め設定された固
定値、あるいは検出対象の直流信号のレベルに対してし
て所定の比率(例えば1/1000)となる値に設定さ
れる。
【0079】このように構成した信号処理装置20′、
40′では、含まれる雑音信号のレベルが低い信号につ
いてはフィルタ23による遅延をなくすことができる。
【0080】また、前記した信号処理装置40、40′
の特性補償部43は、ARMAモデルを用いて同定処理
を行っているが、図11に示す特性補償部55の同定処
理手段56のように、差分処理手段44からの差分値Y
a(k)に対するフィルタリング処理をフィルタ57で
行い、差分処理手段45からの差分値Yb(k)に対す
るフィルタリング処理をフィルタ58で行い、その処理
結果同士を減算手段59で減算し、係数制御手段60に
よって減算手段59の減算結果が零となるようにフィル
タ57、58のフィルタ係数を追込制御し、、減算手段
59の減算結果がほぼ零ななったときのフィルタ係数を
フィルタ47、フィルタ48に設定するように構成して
もよい。
【0081】また、図12に示す特性補償部65の同定
処理手段66のように、差分処理手段44からの差分値
Ya(k)を基準とし、差分処理手段45からの差分値
Yb(k)に対するフィルタリング処理をフィルタ67
によって行い、その処理結果と差分値Ya(k)とを減
算手段68によって減算し、係数制御手段69によって
減算手段68の減算結果が零となるようにフィルタ67
のフィルタ係数を求めて、減算手段68の減算結果がほ
ぼ零となったときのフィルタ係数をフィルタ48に設定
する。
【0082】なお、この場合には、遅延手段46からの
サンプリング値Xa(k)に対するフィルタリング処理
は行わずに、減算手段50に直接入力する。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の信号処理装置では、直流信号に交流の雑音信号が
重畳した信号に対するフィルタリング処理をフィルタ係
数に基づいて行うためのフィルタと、前記フィルタに入
力される信号に含まれる雑音信号のスペクトラムの分布
特性を検出する雑音分布検出手段と、前記雑音分布検出
手段によって検出された雑音信号のスペクトラム分布特
性に対応した減衰特性を求める減衰特性検出手段と、前
記フィルタの特性が前記減衰特性検出手段によって検出
された減衰特性となるためのフィルタ係数を求めて前記
フィルタに設定するフィルタ係数検出手段とを備えてい
る。
【0084】このため、入力する信号に含まれる雑音信
号のスペクトラム分布の変化に追従してそのスペクトラ
ム分布を抑圧するようにフィルタリング処理が行われる
ことになり、低周波の雑音信号が発生していないときに
は高速なフィルタリング処理が行え、低周波の雑音信号
が発生したときには、その低周波の雑音信号を含めた雑
音信号を抑圧することができ、無駄な遅延がなくなり、
システム全体の高速化することができる。
【0085】また、本発明の請求項2の信号処理装置
は、請求項1記載の信号処理装置において、前記雑音分
布検出手段は、前記フィルタに入力される信号のスペク
トラム解析を行うスペクトラム解析手段と、前記スペク
トラム解析手段によって解析されたスペクトラムのう
ち、雑音信号のスペクトラムの包絡線上の最大ピーク点
を含む複数の点の周波数とレベルとから雑音信号のスペ
クトラム分布特性に近似した分布特性の低次の近似関数
を求める近似関数算出手段とによって構成され、前記減
衰特性検出手段は、前記近似関数検出手段によって得ら
れた近似関数のスペクトラム分布を所定レベル以下に抑
圧するための低次の減衰特性を、前記雑音信号のスペク
トラム分布に対応した減衰特性として求めるように構成
されている。
【0086】このため、雑音信号が複雑なスペクトラム
分布特性を持っている場合でも、フィルタに必要な減衰
特性を迅速に算出することができ、少ない次数のフィル
タで処理遅延の少ないフィルタリング処理が行える。
【0087】また、本発明の請求項3の信号処理装置
は、請求項1または請求項2記載の信号処理装置におい
て、前記フィルタに入力される信号と前記フィルタから
出力される信号のいずれかを選択する信号選択手段と、
前記雑音分布検出手段によって検出される雑音信号のス
ペクトラムの最大値が所定値より大きいか否かを判定す
る判定手段とを備え、前記判定手段によって前記スペク
トラムの最大値が前記所定値以下と判定されているとき
には、前記信号選択手段が前記フィルタへ入力される信
号を当該装置の出力信号として選択し、前記スペクトラ
ムの最大値が前記所定値より大きいと判定されていると
きには、前記信号選択手段が前記フィルタから出力され
る信号を当該装置の出力信号として選択することを特徴
としている。
【0088】このため、雑音信号のレベルが低い信号に
ついてはフィルタによる抑圧処理を行わすに済み、さら
に高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】雑音信号のスペクトラムと近似関数の一例を示
す図
【図3】減衰特性の例を示す図
【図4】要部の動作を説明するための図
【図5】要部の動作を説明するための図
【図6】要部の動作を説明するための図
【図7】フィルタの出力信号のスペクトラムの例を示す
【図8】前段で雑音成分の相殺処理を行う場合の構成例
を示すブロック図
【図9】雑音信号のレベルに応じて信号の切換を行う場
合の構成例を示すブロック図
【図10】雑音信号のレベルに応じて信号の切換を行う
場合の構成例を示すブロック図
【図11】特性補償部の他の構成例を示すブロック図
【図12】特性補償部の他の構成例を示すブロック図
【図13】従来装置の構成を示すブロック図
【図14】従来装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
20、20′、40、40′ 信号処理装置 21 LPF 22 A/D変換器 23 フィルタ 24 雑音分布検出手段 25 スペクトラム解析手段 26 近似関数算出手段 27 減衰特性検出手段 28 フィルタ係数検出手段 41、42 A/D変換器 43 特性補償部 44、45 差分処理手段、 46 遅延手段 47、48 フィルタ 49、56、66 同定処理手段 50 減算手段 51 判定手段 52 信号選択手段 55、65 特性補償部 57、58 フィルタ 59 減算手段 60 係数制御手段 67 フィルタ 68 減算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流信号に交流の雑音信号が重畳した信号
    に対するフィルタリング処理をフィルタ係数に基づいて
    行うためのフィルタと、 前記フィルタに入力される信号に含まれる雑音信号のス
    ペクトラムの分布特性を検出する雑音分布検出手段と、 前記雑音分布検出手段によって検出された雑音信号のス
    ペクトラム分布特性に対応した減衰特性を求める減衰特
    性検出手段と、 前記フィルタの特性が前記減衰特性検出手段によって検
    出された減衰特性となるためのフィルタ係数を求めて前
    記フィルタに設定するフィルタ係数検出手段とを備えた
    信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記雑音分布検出手段は、 前記フィルタに入力される信号のスペクトラム解析を行
    うスペクトラム解析手段と、 前記スペクトラム解析手段によって解析されたスペクト
    ラムのうち、雑音信号のスペクトラムの包絡線上の最大
    ピーク点を含む複数の点の周波数とレベルとから雑音信
    号のスペクトラム分布特性に近似した分布特性の近似関
    数を求める近似関数算出手段とによって構成され、 前記減衰特性検出手段は、 前記近似関数検出手段によって得られた近似関数のスペ
    クトラム分布を所定レベル以下に抑圧するための減衰特
    性を、前記雑音信号のスペクトラム分布に対応した減衰
    特性として求めるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記フィルタに入力される信号と前記フィ
    ルタから出力される信号のいずれかを選択する信号選択
    手段と、 前記雑音分布検出手段によって検出される雑音信号のス
    ペクトラムの最大値が所定値より大きいか否かを判定す
    る判定手段とを備え、 前記判定手段によって前記スペクトラムの最大値が前記
    所定値以下と判定されているときには、前記信号選択手
    段が前記フィルタへ入力される信号を当該装置の出力信
    号として選択し、前記スペクトラムの最大値が前記所定
    値より大きいと判定されているときには、前記信号選択
    手段が前記フィルタから出力される信号を当該装置の出
    力信号として選択することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の信号処理装置。
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