JP2002170979A - 太陽電池モジュール,端子箱及び太陽電池モジュールの接続方法 - Google Patents

太陽電池モジュール,端子箱及び太陽電池モジュールの接続方法

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JP2002170979A
JP2002170979A JP2000365630A JP2000365630A JP2002170979A JP 2002170979 A JP2002170979 A JP 2002170979A JP 2000365630 A JP2000365630 A JP 2000365630A JP 2000365630 A JP2000365630 A JP 2000365630A JP 2002170979 A JP2002170979 A JP 2002170979A
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solar cell
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Yukihiro Yoshimine
幸弘 吉嶺
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール用樹脂の注入状況を目視にて容易に確
認できて効率的に配線タブを低コストにて封止でき、高
い防水性を得ることができる太陽電池モジュール,端子
箱及び太陽電池モジュールの接続方法を提供する。 【解決手段】 太陽電池部1からの出力用の配線タブ1
aを、太陽電池部1が接着される金属板2を折り曲げて
構成された水平部2eと棟側嵌合部2fとの境界に形成
された切り欠き部2gから引き出し、端子箱12の底面
12aに形成された挿通孔12bを通して端子箱12内
に引き込むと共に、切り欠き部2gの端面を端子箱12
の底面12aで覆う。端子箱12の側面12cに形成さ
れた注入孔12eにシリコーン31を注入して、配線タ
ブ1aを封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住居に設置される
太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの出力取り出
し用の配線タブとケーブルとを接続させるための端子
箱、及び、その配線タブとケーブルとを端子箱内にて接
続する太陽電池モジュールの接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光電変換効果を利用して光エネルギを電
気エネルギに変換する太陽光発電は、クリーンエネルギ
を得る手段として広く行われている。そして、太陽電池
部の光電変換効率の向上に伴って、多くの個人住宅に
も、太陽光発電システムが設けられるようになってきて
いる。
【0003】個人住宅用の太陽光発電システムにおいて
は、金属製の架台に複数の太陽電池モジュールを設置す
る手法に加えて、架台を設けることなく複数の太陽電池
モジュールを直接屋根の建材(野地板)に設置する手法
も行われている。複数の太陽電池モジュールを野地板に
直接設置する方法では、その外観を屋根と同様にするた
めに、隣合う太陽電池モジュールの各端部を重ね合わせ
た態様で棟側から軒側に向かって階段状に複数の太陽電
池モジュールを設置する、所謂段葺き構造を採用するこ
とが多い。
【0004】図6は、このような太陽電池モジュール1
0の外観を示す斜視図である。図6には、参考のために
電力取り出し用のケーブル11も併せて示している。図
6に示す如く、太陽電池モジュール10は、結晶シリコ
ンまたは非晶質シリコン等の光電変換材料を有する太陽
電池部1が、例えば鋼板製の金属板2上に接着剤3によ
り接着されて構成されている。この金属板2は、太陽電
池部1がその一部領域に接着される平板部2aと、その
軒側(水下側)及び棟側(水上側)に夫々に折り曲げて
構成された第1折り曲げ部2b及び第2折り曲げ部2c
とを有している。軒側の第1折り曲げ部2bは、略垂直
下方に折り曲げた後更に水平方向に折り曲げた構成をな
しており、軒側の太陽電池モジュール10と係合する軒
側係合部として機能する。また、棟側の第2折り曲げ部
2cは、略垂直上方に二重に折り曲げた立ち上がり部2
dと、この立ち上がり部2dに連なって太陽電池部1側
に延在する水平部2eと、この水平部2eに連なり略垂
直上方に折り曲げた後更に水平方向に折り曲げた棟側係
合部2fとにて構成されている。棟側の第2折り曲げ部
2cの水平部2e上には、太陽電池モジュール10をケ
ーブル11に電気的に接続するための端子箱12が設け
られている。
【0005】図7は、このような構成を有する複数の太
陽電池モジュール10の屋根への設置状態を示す断面図
である。軒側の太陽電池モジュール10の棟側係合部2
fと棟側の太陽電池モジュール10の第1折り曲げ部2
bとを係合させた態様にて、複数の太陽電池モジュール
10が、断熱機能を有する発泡スチロールからなる裏打
ち材20を介して野地板21上に階段状に設置されてい
る。この際、各太陽電池モジュール10の軒側の固定
は、その更に軒側に位置する隣の太陽電池モジュール1
0との係合(第1折り曲げ部2bと棟側係合部2fとの
係合)によって行われる。一方、各太陽電池モジュール
10の棟側では、ビス留めにより、太陽電池モジュール
10を裏打ち材20を介して野地板21に支持固定す
る。なお、特に寄棟形態の家屋の場合には、外観の調和
をはかるために、最上段の太陽電池モジュール10に平
板瓦22を被せておくことが一般的である。
【0006】図8は、太陽電池部1からの配線タブ1a
の引き出し状態を示す斜視図、図9は、従来例における
この配線タブ1aの端子箱12内への引き込み状態を示
す断面図であり、図6と同一部分には同一番号を付して
いる。なお、図8にあっては、端子箱12の図示を省略
している。太陽電池部1から引き出された正負一対の配
線タブ1aが、水平部2e及び棟側係合部2fの境界部
に形成された切り欠き部2gを通って延在する(図8参
照)。そして、更に、配線タブ1aは、端子箱12の底
面12aに形成されている挿通孔12bを経て端子箱1
2内に引き込まれ(図9参照)、端子箱12内にてケー
ブル11と電気的に接続される。なお、この配線タブ1
aは、金属箔を絶縁フィルムで挟み込んだ構成をなして
いる。
【0007】図10は、端子箱12内におけるケーブル
11と配線タブ1aとの電気的接続状態を示す図であ
る。略直方体の形状をなす端子箱12は、夫々絶縁性を
有するプラスチック樹脂からなる本体13と上蓋14と
から構成される。オス型,メス型の夫々のケーブル11
の先端部である各電極11aが、端子箱12(本体1
3)の対向する2つの各側面12cの開口部12dを介
して端子箱12内に延びており、その各電極11aに各
配線タブ1aがハンダ付けされる。電極11a,11a
間にはバイパスダイオード15が設けられている。
【0008】複数の太陽電池モジュールを金属製の架台
に設置するような場合には、太陽電池部からの配線タブ
とケーブルとの電気的接続を得るための端子箱を太陽電
池モジュールの裏側に配置し、配線タブを太陽電池モジ
ュールの裏面保護フィルムを貫通させて直接端子箱内に
延在させる構成としている。よって、このような場合、
配線タブが直接水に接することはなく、また、端子箱内
に水が浸入する可能性も低く、特別な防水対策は不要で
ある。
【0009】建材一体型の太陽電池モジュール10にお
いて端子箱12を裏側に設置しようとする場合には、配
線タブ1aを裏側に引き出すために鋼板製の金属板2に
孔を開ける必要があるが、野地板21に容易に火が回る
可能性が高くなって、防火性の点で問題がある。また、
裏側に端子箱12を設置する場合には、配線作業が困難
になる。
【0010】このような理由によって、建材一体型の太
陽電池モジュール10では図6に示すように端子箱12
を表側に配置することが好ましいが、このためには雨水
に対する防水対策を講じる必要がある。隣合う太陽電池
モジュール10,10同士は、それらの第1折り曲げ部
2bと棟側係合部2fとが密着して係合されているの
で、防水性は高い。しかし、太陽電池モジュール10と
平板瓦22との境界部では、このような強固な係合がな
されておらず、また、平板瓦22には撓み,しなりなど
が生じ易いため、雨水が棟側係合部2fを乗り越えて浸
入する可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】雨水が棟側係合部2f
を乗り越えた場合には、水平部2e及び端子箱12に直
接水がかかることになって、配線タブ1aも直接水に接
触することになり、端子箱12内に水が入り込むという
事態も発生する。図9に示すように、端子箱12の底面
12aの挿通孔12bを通して配線タブ1aを端子箱1
2内に引き込む構成である場合、棟側係合部2fと端子
箱12との隙間に存在する配線タブ1aが、水に浸かっ
た状態となり、特に、配線タブ1aが接着剤3または金
属板2に接触しているときには、毛細管現象によって水
分が抜けることがなくて、この浸水状態が長期間持続す
ることなる。
【0012】配線タブ1aは絶縁フィルムによって一応
防水性を有してはいるが、浸水状態が長く続いた場合、
配線タブ1aの絶縁フィルムが劣化して、金属板2の切
り欠き部2gの端面と配線タブ1aとが短絡して、起電
力を取り出せない虞れがある。また、正負の配線タブ1
a同士の短絡が発生する可能性もある。
【0013】そこで、シリコーンなどのシール用樹脂
を、棟側係合部2fと端子箱12との隙間に注入して、
配線タブ1aを封止することが考えられるが、水平部2
eの幅及び端子箱12の幅はある程度規定されていてこ
の隙間は狭いため、単純にシール用樹脂を注入した際に
は、シール用樹脂にて配線タブ1aを封止できたか否か
を目視にて確認することが困難である。流動性が高いシ
ール用樹脂を十二分に注入するようにした場合には、そ
の隙間が狭くても、配線タブ1aをシール用樹脂にて確
実に封止することは可能であるが、多量のシール用樹脂
の使用による高コストの問題がある。このような状況に
おいて、防水対策としてシール用樹脂を注入する際に
も、工夫が必要である。
【0014】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、少量のシール用樹脂を用いて効率的に配線タブ
を封止でき、高い防水性を得ることができる太陽電池モ
ジュール及び端子箱を提供することを目的とする。
【0015】本発明の他の目的は、シール用樹脂の注入
状況を目視にて容易に確認することができ、防水性を得
るための配線タブの封止処理を効率良く低コストにて行
える太陽電池モジュールの接続方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る太陽電池
モジュールは、太陽電池部から引き出された出力用の配
線タブが端子箱内にてケーブルと接続される太陽電池モ
ジュールにおいて、前記端子箱の側面にシール用樹脂を
注入するための注入孔がその高さ方向に形成されてお
り、前記端子箱の底面に前記配線タブを挿通するための
挿通孔が形成されており、前記挿通孔を介して前記配線
タブが前記端子箱内に引き込まれ、前記注入孔に注入さ
れたシール用樹脂にて前記配線タブが封止されているこ
とを特徴とする。
【0017】請求項1の太陽電池モジュールにあって
は、太陽電池部からの配線タブが、端子箱の底面の挿通
孔を介して端子箱内に引き込まれており、端子箱の側面
に形成された注入孔から注入されたシール用樹脂によっ
て配線タブが封止されている。よって、配線タブの表面
全域が確実にシール用樹脂に封止されており、配線タブ
が雨水に触れることがなく、高い防水性が得られる。
【0018】請求項2に係る端子箱は、太陽電池部を有
する太陽電池モジュールに設けられており、その内部に
て前記太陽電池部から引き出された出力用の配線タブが
ケーブルと接続される方形状の端子箱において、シール
用樹脂を注入するための注入孔をその側面の高さ方向に
有し、前記配線タブを挿通するための挿通孔をその底面
に有することを特徴とする。
【0019】請求項2の端子箱にあっては、その底面の
挿通孔を介して太陽電池部からの配線タブが内部に引き
込まれてケーブルと接続される。この配線タブは、その
側面に形成された注入孔から注入されたシール用樹脂に
よって封止される。よって、この端子箱を使用すること
により、防水性に優れた太陽電池モジュールを構成でき
る。
【0020】請求項3に係る太陽電池モジュールの接続
方法は、太陽電池部から引き出された出力用の配線タブ
を端子箱内にてケーブルと接続する太陽電池モジュール
の接続方法において、前記端子箱の底面に形成された挿
通孔を介して前記配線タブを前記端子箱の内部に引き込
み、前記端子箱の側面の高さ方向に形成された注入孔の
上部よりシール用樹脂を注入して前記配線タブの一部を
封止し、前記端子箱内に引き込んだ前記配線タブを前記
ケーブルと接続することを特徴とする。
【0021】請求項3の太陽電池モジュールの接続方法
にあっては、端子箱の底面の挿通孔を介して太陽電池部
からの配線タブを端子箱の内部に引き込み、端子箱の側
面の注入孔からシール用樹脂を注入して配線タブを封止
する。よって、シール用樹脂の注入状態を目視にて容易
に確認することができ、無駄なシール用樹脂を余分に使
用することもなく低コストにて高い防水性を持った太陽
電池モジュールの接続を行える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明に
よる端子箱12の本体13の上面図、図2は図1のA−
A線における断面図、図3は図1のB−B線における断
面図、図4は配線タブ1aを端子箱12内に引き込んだ
状態の図1のA−A線における断面図、図5は配線タブ
1aをシリコンーン31で封止した状態の図1のA−A
線における断面図である。
【0023】蓋がない直方体形状をなしている端子箱1
2の本体13の底面12aには、配線タブ1aを挿通す
るための挿通孔12bが形成されている。また、端子箱
12(本体13)の太陽電池部1側の1つの側面12c
には、その高さ方向に上面側から下面側に向かって貫通
する3箇所の注入孔12eが形成されている。この注入
孔12eの下面側は、底面12aよりも高くなってい
る。
【0024】金属板2の水平部2eと棟側係合部2fと
の境界部には、太陽電池部1からの配線タブ1aを引き
出すための切り欠き部2gが形成されている。端子箱1
2(本体13)の底面12aに形成された前記挿通孔1
2bの面積は、この切り欠き部2gの面積よりも小さ
く、切り欠き部2gが挿通孔12bを覆うように、言い
換えると、挿通孔12bが切り欠き部2gの領域内に位
置するようになっている。
【0025】次に、このような構成の端子箱12(本体
13)を用いて、タブ配線1aをケーブル11に接続す
る手順について説明する。
【0026】切り欠き部2gから引き出された配線タブ
1aを、挿通孔12bを通して端子箱12内に引き込む
と共に、切り欠き部2gの端面を端子箱12(本体1
3)の底面12aで覆う(図4参照)。また、端子箱1
2(本体13)の底面12aの裏面には予めシリコーン
などのシール用樹脂を塗布しておく。そして、例えば両
面テープにより、本体13を水平部2eに接着すると共
に、本体13と水平部2eとの間のシールを行う。
【0027】その後、シリコーン31を注入孔12eに
その上部から注入して、配線タブ1aを封止する。シリ
コーン31が端子箱12(本体13)の底面12a側ま
で入るように十分な量のシリコーン31を注入する(図
5参照)。この際、注入孔12eの下面側が底面12a
より高い位置にあるので、シリコーン31が注入孔12
eの底部から底面12a側へ溢れ出すことを目視にて確
認できる。各開口部12dに各ケーブル11を通し、そ
の先端部の各電極11aに各配線タブ1aをハンダ付け
する(図10参照)。
【0028】以上のようにして、シリコーン31による
封止の状態を目視にて簡単に確認することができ、配線
タブ1aの周面全域を確実にシリコーン31にて封止す
ることができる。また、切り欠き部2gの端面を端子箱
12(本体13)の底面12aで覆うようにしたので、
配線タブ1aがその切り欠き部2gの端面と短絡するこ
とを防止でき、また、水が端子箱12内に浸入すること
を防止できる。この結果、配線タブ1aの高い防水性を
実現でき、雨水に対して信頼性が高い太陽電池モジュー
ルを提供できる。
【0029】なお、上述した例ではシール用樹脂として
シリコーンを用いる場合について説明したが、ボンド,
エポキシ系接着剤などの他のシール用樹脂を使用するよ
うにしても良いことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、端子
箱の底面の挿通孔を介して太陽電池部からの配線タブを
端子箱の内部に引き込み、端子箱の側面の注入孔からシ
ール用樹脂を注入して配線タブを封止するようにしたの
で、少量のシール用樹脂を用いて効率的に配線タブを封
止でき、高い防水性を実現した太陽電池モジュールを得
ることができると共に、シール用樹脂の注入状況を目視
にて容易に確認できて、防水性を得るための配線タブの
封止処理を効率良く低コストにて行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端子箱の本体の上面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】配線タブを端子箱内に引き込んだ状態の図1の
A−A線における断面図である。
【図5】配線タブをシリコーンで封止した状態の図1の
A−A線における断面図である。
【図6】太陽電池モジュールの外観を示す斜視図であ
る。
【図7】複数の太陽電池モジュールの屋根への設置状態
を示す断面図である。
【図8】太陽電池部からの配線タブの引き出し状態を示
す斜視図である。
【図9】従来の配線タブの端子箱内への引き込み状態を
示す断面図である。
【図10】端子箱内におけるケーブルと配線タブとの電
気的接続の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 太陽電池部 2 金属板 2e 水平部 2f 棟側係合部 2g 切り欠き部 10 太陽電池モジュール 11 ケーブル 12 端子箱 12a 底面 12b 挿通孔 12c 側面 12e 注入孔 13 本体 31 シリコーン(シール用樹脂)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池部から引き出された出力用の配
    線タブが端子箱内にてケーブルと接続される太陽電池モ
    ジュールにおいて、前記端子箱の側面にシール用樹脂を
    注入するための注入孔がその高さ方向に形成されてお
    り、前記端子箱の底面に前記配線タブを挿通するための
    挿通孔が形成されており、前記挿通孔を介して前記配線
    タブが前記端子箱内に引き込まれ、前記注入孔に注入さ
    れたシール用樹脂にて前記配線タブが封止されているこ
    とを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 太陽電池部を有する太陽電池モジュール
    に設けられており、その内部にて前記太陽電池部から引
    き出された出力用の配線タブがケーブルと接続される方
    形状の端子箱において、シール用樹脂を注入するための
    注入孔をその側面の高さ方向に有し、前記配線タブを挿
    通するための挿通孔をその底面に有することを特徴とす
    る端子箱。
  3. 【請求項3】 太陽電池部から引き出された出力用の配
    線タブを端子箱内にてケーブルと接続する太陽電池モジ
    ュールの接続方法において、前記端子箱の底面に形成さ
    れた挿通孔を介して前記配線タブを前記端子箱の内部に
    引き込み、前記端子箱の側面の高さ方向に形成された注
    入孔の上部よりシール用樹脂を注入して前記配線タブの
    一部を封止し、前記端子箱内に引き込んだ前記配線タブ
    を前記ケーブルと接続することを特徴とする太陽電池モ
    ジュールの接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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