JP2002170242A - 光ディスクヘッダ部信号検出回路 - Google Patents

光ディスクヘッダ部信号検出回路

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JP2002170242A
JP2002170242A JP2000360514A JP2000360514A JP2002170242A JP 2002170242 A JP2002170242 A JP 2002170242A JP 2000360514 A JP2000360514 A JP 2000360514A JP 2000360514 A JP2000360514 A JP 2000360514A JP 2002170242 A JP2002170242 A JP 2002170242A
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JP
Japan
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signal
optical disk
circuit
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peak hold
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JP2000360514A
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Masahiro Aoki
雅弘 青木
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッダUPPER・LOWER検出が確実に行
われる光ディスクヘッダ部信号検出回路を提供する。 【解決手段】1セクター毎にヘッダ部信号が記録されて
いる光ディスクを記録再生する光ディスク記録再生装置
の光ディスクヘッダ部信号検出回路において、メインビ
ームを受光する分割受光素子の差信号aをローパスフィ
ルタ2を通した後整流して上側整流波形cと下側整流波
形dとを出力させ、上側整流波形cと下側整流波形dと
を夫々ピークホールド回路5およびボトムホールド回路
6によりホールドしてピークホールド信号およびボトム
ホールド信号を出力させ、前記ピークホールド信号およ
びボトムホールド信号を減衰器9、10により所定比に
減衰した信号を前記差信号aをスライスするスライスレ
ベル信号として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ディスク記録再
生装置に係わり、特に、DVD−RAMに好適な光ディ
スクヘッダ部信号検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD−RAMディスクの記録トラック
には図3に示すようにデータが記録されるデータ部とア
ドレス等が記録されるヘッダ部とが交互に配置されてい
る。データ部では信号がグルーブに記録され、ヘッダ部
にはグルーブとランドとの境界にエンボスピットが千鳥
状に配置されている。
【0003】このようなヘッダ部の信号の再生はトラッ
キングエラー検出方式の一種であるプッシュプル法で検
出された信号を用いて行われる。その信号はメインビー
ムが照射される受光素子をA〜Dに4分割し、受光素子
A〜Dの夫々から出力A〜Dを得て、(A+B)から
(C+D)を減算することにより得られる。
【0004】従来の光ディスクヘッダ部信号検出回路の
例を図4および図5により説明する。図5に示すように
受光素子A〜Dの夫々の出力A〜Dは減算器11に入力
され、減算器11からの出力信号がコンデンサ12を通
り減算再生信号となりCAPA検出回路13に入力され
る。
【0005】図5(b)に示す減算再生信号はヘッダ部
上側スライスレベルおよびヘッダ部下側スライスレベル
により夫々2値化され、ヘッダUPPER信号およびヘ
ッダLOWER信号として出力される。
【0006】ヘッダ部上側スライスレベルおよびヘッダ
部下側スライスレベルはマイクロコンピュータからのコ
マンドによりレジスタに設定される。また、このように
復調されたヘッダ部の信号により図5(a)に示すヘッ
ダGATE信号が出力されている。
【0007】ヘッダGATE信号は現在出力されている
信号がデータ部信号であるかヘッダ部信号であるかを示
す信号であり、例えば、図5(a)に示すようにデータ
部でVCC(+5V)ヘッダ部でGND(0V)とされ
る。
【0008】2値化されたヘッダUPPER信号および
ヘッダLOWER信号は、例えば、DVD−RAMにお
いてはランド・グルーブのトラッキング極性の切り替え
信号として用いられる。また、ランドからグルーブおよ
びグルーブからランドにトラックが切り替わる認識信号
としても用いられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のヘッダ
部信号検出回路は、ヘッダUPPER・LOWER検出
(スライス)レベルを設定する際に、減算検出された再
生信号を観察し、スライスレベルをレジスタに設定する
もので、スライスレベルが正しく設定されないとヘッダ
部のUPPER・LOWER検出を行うことができな
い。または誤認識してしまいヘッダ部でないデータ部等
でUPPER・LOWER信号を検出するという状態に
なる。
【0010】このように、ヘッダ部検出信号であるUP
PER信号、LOWER信号が正しいものでないとDV
D−RAM等においては、ランド・グルーブ切り替えが
正しく行われず、最悪の場合はトラッキングサーボが外
れるという状態になる場合があった。
【0011】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ヘッダUPPE
R・LOWER検出が確実に行われる光ディスクヘッダ
部信号検出回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスクヘ
ッダ部信号検出回路は、1セクター毎にヘッダ部信号が
記録されている光ディスクを記録再生する光ディスク記
録再生装置の光ディスクヘッダ部信号検出回路におい
て、メインビームを受光する分割受光素子の差信号をロ
ーパスフィルタを通した後整流して上側整流波形と下側
整流波形とを出力させ、前記上側整流波形と下側整流波
形とを夫々ピークホールド回路およびボトムホールド回
路によりホールドしてピークホールド信号およびボトム
ホールド信号を出力させ、前記ピークホールド信号およ
びボトムホールド信号を減衰器により所定比に減衰した
信号を前記差信号をスライスするスライスレベル信号と
して用いることを特徴とする。
【0013】また、前記光ディスクヘッダ部信号検出回
路において、前記ピークホールド回路およびボトムホー
ルド回路が夫々ピークホールドおよびボトムホールドす
るためのタイミング信号を復調されたヘッダ部信号から
得るものである。
【0014】また、前記各光ディスクヘッダ部信号検出
回路において、前記減衰器のゲインを1/2としたもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である光ディス
クヘッダ部信号検出回路を図面に基づいて説明する。図
1はこの発明の実施例である光ディスクヘッダ部信号検
出回路を示すブロック図、図2は同光ディスクヘッダ部
信号検出回路の作用を説明するための波形図である。
【0016】図1に示すCAPA検出回路1およびロー
パスフィルタ2には従来例で説明した減算再生信号aが
入力される。減算再生信号の波形は図2(a)に示され
ている。ローパスフィルタ2は減算再生信号aを積分し
て上側整流回路3および下側整流回路4に出力波形bと
して入力する。
【0017】出力波形bは図2(b)に示す波形であ
り、減算再生信号aの上側および下側の波高値に向けて
近付くように変化している。上側整流回路3は減算再生
信号aの上側部分を取り出し、下側整流回路4は減算再
生信号aの下側部分を取り出する。上側整流回路3の出
力cおよび下側整流回路4の出力dは図2(c)の上側
波形および下側波形として示されている。
【0018】上側整流回路3の出力cおよび下側整流回
路4の出力dは夫々ピークホールド回路5およびボトム
ホールド回路6に入力される。従来例で説明したヘッダ
GATE信号はタイミング回路7およびタイミング回路
8に入力され、タイミング回路7およびタイミング回路
8はヘッダGATE信号の立ち上がりまたは立ち下がり
より夫々の所定時間経過にタイミング信号をピークホー
ルド回路5またはボトムホールド回路6に出力する。
【0019】ピークホールド回路5またはボトムホール
ド回路6は上記タイミング信号に同期して上側整流回路
3の出力cおよび下側整流回路4の出力dを夫々ピーク
ホールドおよびボトムホールドする。図2(c)にはピ
ークホールドおよびボトムホールドされる電位が示され
ている。このピークホールドおよびボトムホールドされ
る電位は減算再生信号aの略ピーク値またはボトム値と
なる。
【0020】ピークホールド回路5の出力は上側減衰器
9により1/2の電圧に減衰されCAPA検出回路1の
UPPERスライスレベルとして入力され、ボトムホー
ルド回路6の出力は下側減衰器10により1/2の電圧
に減衰されCAPA検出回路1のLOWERスライスレ
ベルとして入力される。
【0021】CAPA検出回路1は減算再生信号aの上
側および下側信号を夫々UPPERスライスレベルおよ
びLOWERスライスレベルで2値化して夫々ヘッダU
PPER信号およびヘッダLOWER信号として出力す
る。
【0022】このようにUPPERスライスレベルおよ
びLOWERスライスレベルは減算再生信号aの上側お
よび下側信号の略1/2波高値となるので正確な2値化
信号が得られ、ヘッダ部信号を誤認識することがなくな
る。
【0023】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、ピークホールド回路やボ
トムホールド回路は入力波形のピーク値やボトム値を実
質的に保持するものであればタイミング信号によりホー
ルドさせなくてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明の光ディスクヘッダ部信号検出
回路によれば、ヘッダUPPER信号およびヘッダLO
WER信号を検出するためのスライスレベルが外部設定
することなく自動的に設定される。
【0025】そして、ヘッダUPPER信号およびヘッ
ダLOWER信号を検出するためのスライスレベルはヘ
ッダ部の信号のみにより生成されるためデータ部でのノ
イズ等ヘッダ部でない信号を誤ってスライスして出力す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である光ディスクヘッダ部信
号検出回路を示すブロック図である。
【図2】同光ディスクヘッダ部信号検出回路の作用を説
明するための波形図である。
【図3】ヘッダ部信号が設けられた光ディスクのトラッ
ク上の信号配置を示す図である。
【図4】従来の光ディスクヘッダ部信号検出回路の例を
示すブロック図である。
【図5】同光ディスクヘッダ部信号検出回路の作用を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
1 CAPA検出回路 2 ローパスフィルタ 3 上側整流回路 4 下側整流回路 5 ピークホールド回路 6 ボトムホールド回路 7 上側タイミング回路 8 下側タイミング回路 9 上側減衰器 10 下側減衰器 11 減算器 12 コンデンサ 13 CAPA検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1セクター毎にヘッダ部信号が記録され
    ている光ディスクを記録再生する光ディスク記録再生装
    置の光ディスクヘッダ部信号検出回路において、メイン
    ビームを受光する分割受光素子の差信号をローパスフィ
    ルタを通した後整流して上側整流波形と下側整流波形と
    を出力させ、前記上側整流波形と下側整流波形とを夫々
    ピークホールド回路およびボトムホールド回路によりホ
    ールドしてピークホールド信号およびボトムホールド信
    号を出力させ、前記ピークホールド信号およびボトムホ
    ールド信号を減衰器により所定比に減衰した信号を前記
    差信号をスライスするスライスレベル信号として用いる
    ことを特徴とする光ディスクヘッダ部信号検出回路。
  2. 【請求項2】 前記ピークホールド回路およびボトムホ
    ールド回路が夫々ピークホールドおよびボトムホールド
    するためのタイミング信号を復調されたヘッダ部信号か
    ら得る請求項1の光ディスクヘッダ部信号検出回路。
  3. 【請求項3】 前記減衰器のゲインを1/2とした請求
    項1または2の光ディスクヘッダ部信号検出回路。
JP2000360514A 2000-11-28 2000-11-28 光ディスクヘッダ部信号検出回路 Pending JP2002170242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7898930B2 (en) * 2007-09-13 2011-03-01 Hitachi-Lg Data Storage, Inc. Optical disk drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7898930B2 (en) * 2007-09-13 2011-03-01 Hitachi-Lg Data Storage, Inc. Optical disk drive

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