JP2002169437A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002169437A
JP2002169437A JP2000364850A JP2000364850A JP2002169437A JP 2002169437 A JP2002169437 A JP 2002169437A JP 2000364850 A JP2000364850 A JP 2000364850A JP 2000364850 A JP2000364850 A JP 2000364850A JP 2002169437 A JP2002169437 A JP 2002169437A
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Azusa Nakamura
あずさ 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング装置のクリーニングブレードや
感光体としての有機感光体がその性能を長時間劣化させ
ることなく、しかもクリーニングブレードの交換作業を
容易にした画像形成装置を提供する。 【解決手段】 最表層にシロキサン系の樹脂を主成分と
した保護層(HC層)を設けた感光体としての有機感光
体と、該感光体表面の残留トナーを除去するクリーニン
グ手段と該クリーニング手段を構成するクリーニングブ
レードと、該クリーニングブレードを自動的に交換する
自動交換手段を有する画像形成装置において、前記クリ
ーニングブレードには、その自動交換前と後で材質の異
なるものが用いられることを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体に付着する残
留トナーをクリーニングブレードを用いて清掃する画像
形成装置に関し、特にクリーニングブレードや感光体が
長時間その優れた性能を維持できるようにした手段を有
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置では、感光
体の表面に形成されるトナー像が転写紙に完全には転写
されず未転写のトナーが残留する。連続して複写作業を
行なうためには、この残留トナーをクリーニング部材に
より完全に剥離、清掃する必要がある。クリーニング部
材としては、ポリウレタンゴム等の弾性体より形成され
るクリーニングブレードが多く用いられている。これは
クリーニングブレードのエッジを感光体の表面に当接し
て残留トナーを掻き落す構成であるが、そのエッジ損耗
によるクリーニング不良を防止するために、定期的に新
規なクリーニングブレードに交換する必要がある。
【0003】かなり以前の画像形成装置では、例えば1
5万部コピー完了のメンテナンス時に作業員が新規ブレ
ードに交換したクリーニング装置を感光体ドラムにセッ
ティングしていた。ところが、新規ブレードと清掃後の
感光体ドラムとを直接当接すると摩擦抵抗が大きすぎて
クリーニングブレードを損傷する可能性があるため、作
業員がブレードにセッティングパウダーをまぶしたり、
更には感光体ドラムにトナーを付着して相互の摩擦抵抗
を減じていた。このような操作は手間も掛かり熟練を要
するので改良されたクリーニング手段が例えば特開平6
−95448号公報に記載されている。
【0004】それは前記クリーニングブレードの交換を
自動交換方式にしたものであり、複数のクリーニングブ
レードを装着したホルダーを作り、クリーニングブレー
ドが劣化して交換するときに前記ホルダーを装着した設
定ユニットが後退して、クリーニングブレードが今まで
感光体に当接されていた位置を離れて交換位置まで後退
し、その位置で前記ホルダーを1ステーション回して劣
化したクリーニングブレードに変えて新規のクリーニン
グブレードに切り替わるようにしたものであり、その間
当接面の接触を円滑にするためのトナー供給が帯電一様
露光現像のプロセスによって行われた上で再び前記設定
ユニットが前進して感光体面に前記新規のクリーニング
ブレードが当接して、自動交換が支障無く完了するよう
にしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような改
良を施しても感光体にあっては、その硬い表面保護層
(HC層)が経時による摩耗損失によってはげ落ちてし
まい、そのまま硬い材質のクリーニングブレードと交換
すると感光体は前記保護層の下の電荷輸送層や電荷発生
層を破壊してしまう怖れがあり、感光体を早く劣化して
しまうことになる。
【0006】本発明はこのような問題点を解消した、ク
リーニングブレードや感光体がその性能を長時間劣化さ
せることなく、しかもクリーニングブレードの交換作業
を容易にした画像形成装置を提供することを課題目的に
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)又は(2)項によって達成される。
【0008】(1) 最表層にシロキサン系の樹脂を主
成分とした保護層を設けた感光体としての有機感光体
と、該感光体表面の残留トナーを除去するクリーニング
手段と該クリーニング手段を構成するクリーニングブレ
ードと、該クリーニングブレードを自動的に交換する自
動交換手段を有する画像形成装置において、前記クリー
ニングブレードには、その自動交換前と後で材質の異な
るものが用いられることを特徴とする画像形成装置。
【0009】(2) 前記クリーニングブレードには、
自動交換前には硬い材質のものが用いられ、自動交換後
には軟らかい材質のものが用いられるようにしたことを
特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の画像形成装置の実
施の形態について図1の概略構成図により説明する。
【0011】図1に示す画像形成装置1は、デジタル方
式による画像形成装置であって、画像読取り部A、画像
処理部B、画像形成部C、転写材搬送手段としての転写
材搬送部Dから構成されている。
【0012】画像読取り部Aの上部には原稿を自動搬送
する自動原稿送り手段が設けられていて、原稿載置台1
1上に載置された原稿は原稿搬送ローラ12によって1
枚宛分離搬送され読み取り位置13aにて画像の読み取
りが行われる。原稿読み取りが終了した原稿は原稿搬送
ローラ12によって原稿排紙皿14上に排出される。
【0013】一方、プラテンガラス13上に置かれた場
合の原稿の画像は走査光学系を構成する照明ランプ及び
第1ミラーから成る第1ミラーユニット15の速度vに
よる読み取り動作と、V字状に位置した第2ミラー及び
第3ミラーから成る第2ミラーユニット16の同方向へ
の速度v/2による移動によって読み取られる。
【0014】読み取られた画像は、投影レンズ17を通
してラインセンサである撮像素子CCDの受光面に結像
される。撮像素子CCD上に結像されたライン状の光学
像は順次電気信号(輝度信号)に光電変換されたのちA
/D変換を行い、画像処理部Bにおいて濃度変換、フィ
ルタ処理などの処理が施された後、画像データは一旦メ
モリに記憶される。
【0015】画像形成部Cでは、画像形成ユニットとし
て、像担持体であるドラム状の感光体21と、その外周
に、該感光体21を帯電させる帯電手段22、現像手段
23、転写手段である転写搬送ベルト装置45、前記感
光体21のクリーニング装置26及び光除電手段として
のPCL(プレチャージランプ)27が各々動作順に配
置されている。感光体21は、光導電性化合物をドラム
基体上に塗布形成したもので、例えば有機感光体(OP
C)が好ましく使用され、図示の時計方向に駆動回転さ
れる。
【0016】回転する感光体21へは帯電手段22によ
る一様帯電がなされた後、像露光手段としての露光光学
系30により画像処理部Bのメモリから呼び出された画
像信号に基づいた像露光が行われる。書き込み手段であ
る像露光手段としての露光光学系30は図示しないレー
ザーダイオードを発光光源とし、回転するポリゴンミラ
ー31、fθレンズ34、シリンドリカルレンズ35を
経て反射ミラー32により光路が曲げられ主走査がなさ
れるもので、感光体21に対してAoの位置において像
露光が行われ、感光体21の回転(副走査)によって潜
像が形成される。本実施の形態の一例では文字部に対し
て露光を行い潜像を形成する。
【0017】感光体21上の潜像は現像手段23によっ
て反転現像が行われ、感光体21の表面に可視像のトナ
ー像が形成される。転写材搬送部Dでは、画像形成ユニ
ットの下方に異なるサイズの転写材Pが収納された転写
材収納手段としての給紙ユニット41(A)、41
(B)、41(C)が設けられ、また側方には手差し給
紙を行う手差し給紙ユニット42が設けられていて、そ
れらの何れかから選択された転写材Pは案内ローラ43
によって搬送路40に沿って給紙され、給紙される転写
材Pの傾きと偏りの修正を行うレジストローラ対44に
よって転写材Pは一時停止を行ったのち再給紙が行わ
れ、搬送路40、転写前ローラ43a、給紙経路46及
び進入ガイド板47に案内され、感光体21上のトナー
画像が転写位置Boにおいて転写極24及び分離極25
によって転写搬送ベルト装置45の転写搬送ベルト45
4に載置搬送されながら転写材Pに転写され、該転写材
Pは感光体21面より分離し、転写搬送ベルト装置45
により定着器50に搬送される。
【0018】定着器50は定着ローラ51と加圧ローラ
52とを有しており、転写材Pを定着ローラ51と加圧
ローラ52との間を通過させることにより、加熱、加圧
によってトナーを定着させる。トナー画像の定着を終え
た転写材Pは排紙トレイ64上に排出される。
【0019】以上は転写材の片側への画像形成を行う状
態を説明したものであるが、本実施の形態の画像形成装
置1は転写材Pの排出前に反転搬送を行い、転写材Pの
裏面への画像形成も行い両面転写も行えるようにしてあ
るが、この両面転写については本発明に直接関係がない
のでその説明を省略する。
【0020】次にクリーニングブレードを自動的に交換
する自動交換手段を有するクリーニング装置26の構成
を図2及び図3に基づき詳細に説明する。尚、図2は図
3のA−A断面図でもある。クリーニング装置26は、
ハウジング214の内外にクリーニング手段215とブ
ラシローラ(又はスポンジローラ)216とトナー搬送
手段217とを有し、クリーニング手段215に備えら
れるクリーニングブレード218を感光体21の周面に
押圧接触させて残留トナーを掻き落とし、これをブラシ
ローラ(又はスポンジローラ)216に乗せてフリッカ
ーローラ216a及びスクレーパ216bを介してトナ
ー搬送手段217の送りネジ217aの中に落とし込
む。送りネジ217aはトナーを図示しない経路を経て
再度現像手段23に送り出すか又は図示しない回収ボッ
クスに集めて廃棄する。
【0021】クリーニング手段215は、複数のクリー
ニングブレード218を固着するブレード支持軸219
と、このブレード支持軸219を所定方向に回転する支
持軸回転手段220と、ブレード支持軸219を感光体
21に対して接触又は離隔する支持軸移動手段221と
を有している。
【0022】クリーニングブレード218は、2枚の断
面L型金具より構成されるブレードホルダ218aによ
り挟持固定されており、支持ピン218bを用いてブレ
ード支持軸219に回動可能に取り付けられている。こ
の実施例では2枚のクリーニングブレード218がブレ
ード支持軸219の対称な位置に取り付けられている
が、この発明はこれに限定されるものではなく、3枚以
上の複数枚を取り付けたものにすることができる。しか
し、簡単のために以下の説明でも2枚構成のものについ
てのみ述べる。
【0023】ブレード支持軸219は支持軸移動手段2
21の一部を構成する軸ホルダ222の両側の2枚のホ
ルダ側板222aに回転可能に支持されている。軸ホル
ダ222は、ホルダ側板222aに連続するホルダ天板
222bとホルダ背面板222cとを有し、ホルダ天板
222bからは両側部に2本の圧着解除軸223が突設
する。この圧着解除軸223はハウジング214の両側
板214aに回動可能に支持されている。又ホルダ背面
板222cにはウエイト板224が係止されており、軸
ホルダ222及びブレード支持軸219に圧着解除軸2
23を中心とする回転モーメントを与え、クリーニング
ブレード218の先端部が感光体21の表面に一定の圧
力を持って接触するように調整している。
【0024】圧着解除軸223の一方の端部は側板21
4aを挿通し、支持軸移動手段221の一部を構成する
カム機構225に接続している。このカム機構225
は、圧着解除軸223の端部に固着し従動子を構成する
アーム226と、このアーム226を上下動して圧着解
除軸223を回動するカム227と、軸227aを介し
てカム227に回転力を伝える従動ギヤ228と、アイ
ドルギヤ229を介して従動ギヤ228に連結する駆動
ギヤ230と、この駆動ギヤ230に所定方向の回転力
を伝達する駆動モータ231とを有している。駆動モー
タ231は画像形成装置1に内蔵される制御手段213
の制御を受けてこれら一連の支持軸移動手段221を駆
動しており、支持軸移動手段221及びクリーニングブ
レード218をブレード当接位置、クリーニング解除位
置、ブレード交換位置の3段階で選択的に移動してい
る。
【0025】又図4の回路図に示すように制御手段21
3に内蔵されるクリーニングブレード交換時動作回路2
13aは、画像形成回数が耐用回数に達したことを検知
して、支持軸移動手段221がクリーニングブレード2
18の交換位置に到達する時に、感光体21の図示しな
い駆動源、帯電手段22、現像手段23、クリーニング
装置26、そして帯電前露光部(PCL)27をそれぞ
れブレード交換用に作動させ、減摩剤としてのトナーが
感光体21上に適度に供給されて交換後のクリーニング
ブレードに直ちに効果が表れるように制御する。
【0026】次にブレード支持軸219を所定方向に回
転してクリーニングブレード218を自動的に交換する
自動交換手段として支持軸回転手段220の構成につい
て説明する。軸ホルダ222のホルダ側板222aから
ハウジング214の側板214a内面に向かって突出す
るブレード支持軸219の一端部にはブレード交換バネ
233が巻着し、その先端部にはブレード支持軸219
の回転を制御するラチェット234を固設する。ラチェ
ット234にはクリーニングブレード218の数と同数
の切欠部232が形成されており、この実施例では2枚
のブレード218に対応する2箇所の切欠部232が設
けられる。ホルダ側板222aには、切欠部232に嵌
合するラチェット爪235が付設される。このラチェッ
ト234及びラチェット爪235の存在により、支持軸
移動手段221がブレード離隔位置にある時にのみブレ
ード支持軸219を回転させることが可能になる。
【0027】なお、支持軸回転手段220を構成するブ
レード交換バネ233は、2枚のクリーニングブレード
218を固着するブレード支持軸219を回動し得る弾
性が必要であるが、その弾性力は外力によりチャージさ
れる。例えばこの実施例のように、ブレード支持軸21
9の一端部にワイヤ236等を巻き付け、このワイヤ2
36を引き出すことでチャージを行なう。
【0028】次にクリーニング装置26の作用を図5に
基づき説明する。図5はカム機構225に連動して回動
する軸ホルダ222及びブレード支持軸219の作用を
説明する説明図である。図5(a)は支持軸移動手段2
21がブレード当接位置にある時、図5(b)はクリー
ニング解除位置にある時、図5(c)はブレード交換位
置にある時を示している。
【0029】複写機等画像形成装置1の電源をONにす
ると、制御手段213が作動し駆動モータ231を駆動
させて、アーム226とカム227とを非接触状態に
し、クリーニングブレード218を感光体21に圧着す
る。転写処理が完了して所定時間経過すると、制御手段
213はカム227を回転してアーム226に接触させ
圧着解除軸223とこれに接続する軸ホルダ222をア
ーム226の回転角度に対応して回動し、図5(b)に
示すようにクリーニングブレード218を感光体21か
ら離隔する。この実施例ではクリーニング解除位置での
回転角度は約7度としている。このクリーニング解除位
置でクリーニングブレード218に付着するトナー、紙
粉等を振り落とす。
【0030】クリーニング手段215はクリーニング解
除位置とブレード当接位置とを通常往復動しているが、
クリーニングブレード218の交換時期に達すると制御
手段213がカム227を更に回転させてブレード交換
位置に移行する。この場合の回転角度は約20度として
いる(図5(c))。このブレード交換位置で支持軸回
転手段220を作動しブレード支持軸219を所定方向
に回転して新規クリーニングブレード218に交換する
が、同時にブレード交換時動作回路213aは、感光体
21の図示しない駆動源、帯電手段22、現像手段2
3、クリーニング装置26、そして帯電前露光部(PC
L)27をそれぞれブレード交換用に作動する。
【0031】このような構成のクリーニング装置26の
クリーニングブレード218と接離を繰り返す感光体2
1は、軽量で製作し易く高性能な画質の得られる有機感
光体が好ましく用いられる。該有機感光体の層構成は図
6に示すように基体の上に、酸化チタン、チタン酸スト
ロンチウム、チタン酸カルシウム、酸化タングステン、
酸化鉄、酸化ビスマス、硫化モリブデン等の半導電性物
質を含有する層からなる下引き層があり、初期帯電能の
低下を低減させる効果を持たせ、その上に感光体が平均
波長600から800nmに感度を有するフタロシアニ
ン化合物を含む層を電荷発生層として設け、更にその上
に電荷輸送層を設けた上に保護層としてシロキサン系の
樹脂を主成分としたハードコート層(HC層)を保護層
として設けた構成にしてある。その耐用画像形成回数
(耐用コピー数)の前半には表層にHC層が存在して摩
耗しにくいので、自動交換前の即ち、1枚目のクリーニ
ングブレード218には硬い材質のものを用いるように
した。
【0032】しかし耐久時間の後半になるとHC層が減
耗して来て摩耗しやすい電荷輸送層や電荷発生層が表れ
かけて来るので、摩耗の進行を押えるために自動交換さ
れる2枚目のクリーニングブレードには軟らかい材質の
ものを用いるようにしてクリーニングブレードの耐久性
を大きく高めることができた。
【0033】このクリーニングブレードを構成する材料
としてポリウレタンゴムを用いているが、ポリウレタン
ゴムとは、ウレタン結合(−NH−CO−O−)を有す
る高分子化合物の総称で一般的にポリイソシアネート
(OCN−R1−NCO)と活性水素化合物のポリオー
ル(HO−R2−OH)との重付加反応によって、−
[R1−NH−CO−O−R2]−として得られるもので
ある。そして高分子R1及びR2の構造を組み替えること
により硬度、ヤング率、引張強度等の物性を広範囲に変
えることが可能になった。
【0034】このようなポリウレタンゴムは北辰工業
(株)製のものを用い、前記1枚目のクリーニングブレ
ード218用には表1に示すような硬度(JIS K6
301による)が70度,77度の硬い材料を用い、コ
ニカSitios7075(商品名)の画像形成装置に
搭載して耐久テストを行い、それぞれ表3に示す良好な
結果を得た。
【0035】
【表1】
【0036】前記2枚目のクリーニングブレード218
用には表2に示すような硬度(JIS K6301によ
る)がそれぞれ64度,66度,67度の軟らかい材料
を用いて耐久テストを行い、表3に示す良好な結果を得
た。
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】このようにして、クリーニングブレードの
耐久性が大きく高まると共に、感光体21としての有機
感光体の耐久性も大きく向上した。
【0040】
【発明の効果】本発明により、クリーニングブレードの
耐久性が大きく高まると共に、感光体21としての有機
感光体の耐久性も大きく向上した。更にクリーニングブ
レードの交換における操作性も損なわれることなく自動
的で効率的に行うことができ高画質の画像が長期間安定
して作成できる画像形成装置が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置を構成するクリーニング
手段のクリーニングブレードの交換部を示す正面断面図
である。
【図3】本発明の画像形成装置を構成するクリーニング
手段のクリーニングブレードの交換部を示す側断面図で
ある。
【図4】本発明の画像形成装置のクリーニングブレード
交換時の動作を示す回路図である。
【図5】回動するクリーニングブレードホルダの作用の
説明図である。
【図6】有機感光体の層構成を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 21 感光体 22 帯電手段 23 現像手段 24 転写極 25 分離極 26 クリーニング装置 30 露光光学系 213 制御手段 213a クリーニングブレード交換時動作回路 215 クリーニング手段 218 クリーニングブレード 219 ブレード支持軸 221 支持軸移動手段 223 圧着解除軸 224 ウエイト板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最表層にシロキサン系の樹脂を主成分と
    した保護層を設けた感光体としての有機感光体と、該感
    光体表面の残留トナーを除去するクリーニング手段と該
    クリーニング手段を構成するクリーニングブレードと、
    該クリーニングブレードを自動的に交換する自動交換手
    段を有する画像形成装置において、前記クリーニングブ
    レードには、その自動交換前と後で材質の異なるものが
    用いられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングブレードには、自動交
    換前には硬い材質のものが用いられ、自動交換後には軟
    らかい材質のものが用いられるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041417A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Ricoh Co Ltd クリーニングブレード、ブレードユニット、画像形成装置、多色画像形成装置、プロセスカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041417A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Ricoh Co Ltd クリーニングブレード、ブレードユニット、画像形成装置、多色画像形成装置、プロセスカートリッジ

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