JP2002168198A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2002168198A
JP2002168198A JP2000367708A JP2000367708A JP2002168198A JP 2002168198 A JP2002168198 A JP 2002168198A JP 2000367708 A JP2000367708 A JP 2000367708A JP 2000367708 A JP2000367708 A JP 2000367708A JP 2002168198 A JP2002168198 A JP 2002168198A
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JP
Japan
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hole
motor
end bracket
view
blower
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Pending
Application number
JP2000367708A
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English (en)
Inventor
Masaki Sasao
雅規 笹尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドブラケットの機械的強度を保ちながら
電動機部の冷却効果を高め、モータ効率を高めることが
できる電動機送風機を提供する。 【解決手段】 図2はエンドブラケット7の拡大図であ
り、図2(A)は側面図、図2(B)は平面図である。
このものにおいて、エンドブラケット7には内側にアー
ム部71と通風開口部72とが形成され、該アーム部7
1には送風方向に対し開口する孔74をあけ、且つ該孔
74は孔の後方に切り起こし部75を形成している。こ
の構成の斜視図を図4に示すように、孔74で捕捉し吹
き込まれる冷却空気は孔の後方の切り起こし部75によ
り電動機内に効果的に導入されて、回転子(電機子)を
より効率的に冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機とファンを有
する電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は一般の電動送風機の部分断面図を
示し、中心より上半分は垂直断面を、下半分は水平断面
を展開している。
【0003】図において、送風部1は、前方よりファン
カバー2、ファン3及びディフューザ4から構成され
る。電動機部5は、界磁鉄心8、電機子9及び整流子1
0、ブラシ11等を囲むモータハウジング6と、該モー
タハウジング6の送風部側にエンドブラケット7が設け
られて構成されている。そして送風部1と電動機部5と
を一体として電動送風機を構成する。
【0004】以上の構成において、電動送風機の運転は
電源からブラシ11、整流子10を介して電機子巻線に
電流が供給されることにより行なわれる。電動送風機の
運転に伴って電動送風機内部に吸引された空気の気流
(矢印)は、ファン3からディフューザ4を通りモータ
のエンドブラケット7の通風開口部からモータハウジン
グ6の内部に界磁鉄心8により形成された通気部を通
り、界磁鉄心8、電機子9及びブラシ11を冷却しなが
ら電動送風機の後部のハウジング開口部から排出され
る。
【0005】冷却効果を向上させるために、従来は、特
開平9−14195号公報に記載のように、エンドブラ
ケットの腕部と腕部を結ぶエアガイド部をハウジングと
の間に隙間を設けて流路を形成するものがある。また、
図5のエンドブラケット7の拡大図のようなものがあ
り、図5(A)は側面図、図5(B)は平面図である。
このものにおいて、エンドブラケット7には内側にアー
ム部71と通風開口部72とが形成され、該アーム部7
1には孔73があけられていて、この孔73からも冷却
空気を流入させる工夫がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、公開公報
のものは構造が複雑であり、また、図5のものは、エン
ドブラケットのアーム部に全円の孔をあけるため、アー
ム部の機械的強度が弱く、モータ運転時の振動を受け回
転子(電機子)に振動が伝わり、その結果、回転子(電
機子)に圧入されている整流子と該整流子に接触してい
るブラシ間に生じる火花が増大し、モータの特性に大き
な損失が生じる問題があった。そこで本発明は、エンド
ブラケットの機械的強度を保ちながら電動機部の冷却効
果を高め、モータ効率を高めることができる電動機送風
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電動送風機は、ファンとファンカバー及びディフューザ
からなる送風部と、電機子及び界磁を囲ったモータハウ
ジングの送風部側にエンドブラケットが設けられる電動
機部とを一体とした電動送風機において、前記エンドブ
ラケットは内側に通風開口部とアーム部が形成され、該
アーム部に送風方向に対し開口する孔をあけ、且つ該孔
は孔の後方に切り起こし部を形成した構成とする。
【0008】こうして、エンドブラケットのアーム部に
全円の孔をあけることなく、切り起こし部が強度を補強
するため、機械的強度を保ちながら、孔は送風方向に対
し開口しているので冷却空気の捕捉を効率的にし、電動
機部の冷却効果を高め、電動機の効率を高めることがで
きる。
【0009】本発明の請求項2に係る電動送風機は、フ
ァンとファンカバー及びディフューザからなる送風部
と、電機子及び界磁を囲ったモータハウジングの送風部
側にエンドブラケットが設けられる電動機部とを一体と
した電動送風機において、前記エンドブラケットは内側
に通風開口部とアーム部が形成され、該アーム部に送風
方向に対し開口する孔をあけ、且つ該孔は孔の後方に切
り起こし部を形成し、前記アーム部の送風方向に対し開
口する孔と、孔の後方の切り起こし部の形状を送風方向
に対して角度を持たせ空気の流れに方向性を持たせる構
成とする。
【0010】こうして、エンドブラケットは、冷却空気
を捕捉する孔の開口がやや大きくなり、捕捉する冷却空
気量が多くなると共に、電動機内の中心方向に効果的に
導入されて、回転子(電機子)をより効率的に冷却する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
4に基づいて以下に詳述する。図1は本発明の電動送風
機の部分断面図を示し、図2本発明の特徴とするエンド
ブラケットの実施形態であり、図3は本発明のエンドブ
ラケットの他の実施形態であり、図4は本発明のエンド
ブラケットの斜視図である。図1は既に説明したのでこ
こでの説明は省略する。
【0012】図2はエンドブラケット7の拡大図であ
り、図2(A)は側面図、図2(B)は平面図である。
このものにおいて、エンドブラケット7には内側にアー
ム部71と通風開口部72とが形成され、該アーム部7
1には送風方向に対し開口する孔74をあけ、且つ該孔
74は孔の後方に切り起こし部75を形成している。こ
の構成の斜視図を図4に示すように、孔74で捕捉し吹
き込まれる冷却空気は孔の後方の切り起こし部75によ
り電動機内に効果的に導入されて、回転子(電機子)を
より効率的に冷却する。
【0013】これにより、エンドブラケット7のアーム
部71に全円の孔をあけることなく、切り起こし部75
が強度を補強するため、機械的強度を保ちながら、孔7
4は送風方向に対し開口しているので冷却空気の捕捉を
効率的にし、電動機部の冷却効果を高め、電動機の効率
を高めることができる。
【0014】本発明の他の実施形態を図3に示す。図3
(A)は側面図、図3(B)は平面図である。図3のも
のは送風方向に対し開口する孔74と、孔の後方の切り
起こし部75の形状がやや傾斜していることに特徴があ
る。斜視図は図4と基本的には相違はない。
【0015】これにより、図3のエンドブラケットは図
2のものに比して、冷却空気を捕捉する孔74の開口が
やや大きくなり、捕捉する冷却空気量が多くなると共
に、電動機内の中心方向に効果的に導入されて、回転子
(電機子)をより効率的に冷却することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動送風機は、
モータのエンドブラケットのアーム部に形成する孔を切
り起こす形状とすることにより、孔の大きさを小さくす
ることができ、機械的強度を高めることができる。ま
た、切り起こし部は空気の流れに方向性を持たせること
ができ、電動機内の中心方向、即ち、回転子(電機子)
方向へ冷却空気の流れを向けることにより、電動機の冷
却効果を高め、電動機の効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動送風機の部分断面図。
【図2】本発明のエンドブラケットの実施形態図。
【図3】本発明のエンドブラケットの他の実施形態図。
【図4】本発明の本発明のエンドブラケットの斜視図。
【図5】従来のエンドブラケット図。
【符号の説明】
1 送風部 2 ファンカバー 3 ファン 4 ディフューザ 5 電動機部 6 モータハウジング 7 エンドブラケット 71 アーム部 72 通風開口部 73 全円の孔 74 孔 75 切り起こし部 8 界磁鉄心 9 電機子 10 整流子 11 ブラシ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンとファンカバー及びディフューザ
    からなる送風部と、電機子及び界磁を囲ったモータハウ
    ジングの送風部側にエンドブラケットが設けられる電動
    機部とを一体とした電動送風機において、前記エンドブ
    ラケットは内側に通風開口部とアーム部が形成され、該
    アーム部に送風方向に対し開口する孔をあけ、且つ該孔
    は孔の後方に切り起こし部を形成することを特徴とする
    電動送風機。
  2. 【請求項2】 前記アーム部の送風方向に対し開口する
    孔と、孔の後方の切り起こし部の形状を送風方向に対し
    て角度を持たせ空気の流れに方向性を持たせることを特
    徴とする請求項1記載の電動送風機。
JP2000367708A 2000-12-01 2000-12-01 電動送風機 Pending JP2002168198A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109724163A (zh) * 2019-02-03 2019-05-07 广东美的制冷设备有限公司 窗式空调器的后围板组件及窗式空调器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109724163A (zh) * 2019-02-03 2019-05-07 广东美的制冷设备有限公司 窗式空调器的后围板组件及窗式空调器
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