JP2002168103A - 内燃機関用バルブタイミング調整装置 - Google Patents
内燃機関用バルブタイミング調整装置Info
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Abstract
を連続的に可変制御する連続可変バルブタイミング調整
装置を、油圧によってベーンロータ3を回転させ、タイ
ミングロータ1に対してカムシャフトを進角側に相対回
転させるための進角室24と、油圧によってベーンロー
タ3を回転させ、タイミングロータ1に対してカムシャ
フトを遅角側に相対回転させるための遅角室25と、進
遅角油圧制御弁40と、進角室24と遅角室25とを連
通する連通路49と、エンジン回転数が低い回転数で、
且つ高油温時に連通路49を流れるオイル量を遅角室2
5の圧力に応じて調整する油圧ピストン53を有する流
量制御弁50と、進角室24から遅角室25へのオイル
の流出を阻止するボールバルブ73を有するチェック弁
70とから構成することで、低コストで進角応答性を向
上させるようにした。
Description
ャフトによって駆動される吸気または排気バルブの開閉
時期の位相を連続的に可変制御することが可能なバルブ
タイミング調整装置に関するもので、特に油圧を用いた
ベーン式の連続可変バルブタイミング・システムに関す
るものである。
と同期して回転するタイミングプーリやチェーンスプロ
ケットを介してカムシャフトを駆動し、タイミングプー
リやチェーンスプロケットとカムシャフトとの相対回転
により位相差によって内燃機関の吸気または排気バルブ
の開閉時期の位相を連続的に可変制御するベーン式の連
続可変バルブタイミング・システムがある。
ミング・システムは、タイミングプーリの内周壁に進角
油圧室および遅角油圧室等の油圧サーボ系を設け、カム
シャフトと一体的に回転するベーンロータを油圧により
進角側または遅角側に回動させて吸気または排気バルブ
の開閉時期の位相を変更している。ここで、進角油圧室
および遅角油圧室に油圧を供給するための油圧源として
は、エンジンのクランクシャフトに同期して回転駆動さ
れて、エンジン回転数に比例した吐出量を発生するオイ
ルポンプが一般的に使用されている。
の時は、オイルポンプからの吐出量が少なくなるため、
特にエンジン回転数が低い回転数で、且つ高油温時は、
オイル粘度の低下による洩れ量の増加によって、進角油
圧室および遅角油圧室に相対的に給排される油圧が大き
く低下し、外周に複数のベーン(羽根)を有するベーン
ロータの作動が不完全となるという問題が生じている。
そこで、エンジン回転数が低い回転数の時のベーンの揺
動振動を規制する機構によって応答性を向上させる目的
で、特開平11−336516号公報に記載の技術(従
来の技術)が提案されている。この従来の技術では、ベ
ーンの揺動振動を規制する機構として、プランジャとチ
ェック弁とを用いて構成されている。
では、プランジャ内部に蓄えられた油圧をチェック弁に
よって保持することで、エンジン回転数が低い回転数の
時のベーンの揺動振動中の逆転を防止しているが、簡素
な構造を特徴としているバルブタイミング調整装置にお
いて、プランジャが増えることで部品点数が増加し、製
品コストが上昇してしまうという問題があった。
温時には、洩れ量が増加して、本来位相応答性を向上さ
せたい条件で、うまく作動せず、その効果が十分に発揮
できない可能性がある。さらに、ベーンを中間位相に保
持させるためには、油圧をバランスさせる必要がある
が、油圧サーボ系とは独立したプランジャによって負荷
を受けるため、油圧バランスが成立せず、中間位相保持
が安定しないという問題があった。
ルブによって揺動変動が発生する場合に生ずる遅角油圧
室内の油圧変動に着目し、エンジン回転数が低い回転数
で、且つ高油温時に、特別なベーンの揺動振動防止手段
を設けることなく、簡素な構成で位相変換の応答性、特
に進角応答性を向上させることを目的とする。
よれば、進角油圧室と遅角油圧室とを連通する連通路を
設け、更に連通路に弁体を有する弁装置を設けることに
より、遅角油圧室内の油圧変動を利用して、内燃機関の
吸気または排気バルブによってカムシャフトが駆動され
る負トルクによる進角作動時には、油圧給排手段を制御
して、油圧源の油圧を進角油圧室に供給し、遅角油圧室
より油圧を排出すると共に、遅角油圧室内のオイルを進
角油圧室内へ移動させる。
数で、且つ高油温時でも、負トルクにより進角した量だ
け、遅角油圧室内のオイルが進角油圧室内へ移動する。
すなわち、カムシャフトのトルク変動に起因するベーン
の揺動振動のうち、進角側への振幅を利用して、より進
角方向へベーンロータが回転し、且つ進角油圧室にオイ
ルの流入量が増加するため、特別なベーンロータの揺動
振動防止手段を設けることなく、低コストで、且つ簡素
な構成で進角応答性を向上させることができる。ここ
で、弁装置としては、遅角油圧室から進角油圧室へのオ
イルの流出を可能とし、且つ進角油圧室から遅角油圧室
へのオイルの流出を阻止する弁体(ボールバルブ)を有
するチェック弁を採用することが望ましい。
室と遅角油圧室とを連通する連通路に、この連通路を流
れるオイルの流量を、遅角油圧室内の油圧に応じて調整
する流量制御弁を設けることにより、進角油圧室と油圧
源を連通し、且つ遅角油圧室とドレンを連通する進角作
動時に、負トルクによってベーンロータが進角した量だ
け、遅角油圧室内のオイルが進角油圧室内へ移動する。
これにより、カムシャフトのトルク変動に起因するベー
ンの揺動振動のうち、進角側への振幅を利用して、より
進角方向へ移動し、且つ圧力損失が少なく進角油圧室に
オイルの流入量が増加するため、進角応答性を向上する
ことができる。
弁は、遅角油圧室内の油圧が所定値以上に上昇すると、
連通路を閉弁し、遅角油圧室内の油圧が所定値よりも低
下すると、連通路を開弁することを特徴とする。これに
より、エンジン回転数が高い回転数の時には、油圧源か
ら進角油圧室内へのオイルの吐出量が増加し、進角油圧
室内に十分な油圧が供給されるため、流量制御弁は開弁
せず、油圧サーボ系に影響を与えることはない。
グロータには、内周面にベーンロータを摺動自在に、し
かも回動自在に収容する筒状のシューハウジングが設け
られている。そして、このシューハウジングには、互い
に周方向において対向する略台形状のシューが、径方向
の内径側に突出するように複数設けられている。そし
て、ベーンロータには、互いに周方向において対向する
略扇状のベーンが、前記複数のシューの周方向の間隙内
に嵌まるよう径方向の外径側に突出するように複数設け
られている。そして、連通路は、シューハウジングの各
シューにそれぞれ設けられている。これにより、タイミ
ングロータよりも外側に突出するように連通路を設けて
いないので、タイミングロータが非常にコンパクトとな
り、専用の油圧配管も必要としないので、コストダウン
を図ることができる。
し図11は本発明の第1実施形態を示したもので、図1
および図2は連続可変バルブタイミング調整装置を示し
た図で、図3は進角応答性向上機構を示した図である。
ジン(内燃機関)、例えばDOHC(ダブルオーバーヘ
ッドカムシャフト)エンジン(以下エンジンと略す)の
シリンダーヘッド(図示せず)内に設けられた吸気バル
ブ(図示せず)の開閉時期の位相(バルブタイミング)
を連続的に可変制御することが可能な連続可変バルブタ
イミング調整装置(吸気連続可変バルブタイミング機
構:VVT)である。
は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)により回
転駆動されるタイミングロータ1と、このタイミングロ
ータ1に対して相対回転可能に設けられた吸気側カムシ
ャフト(以下カムシャフトと略す)2と、このカムシャ
フト2の端部に固定されてタイミングロータ1内に回転
自在に収容されたベーンロータ3と、このベーンロータ
3を油圧によって正逆転回転させる油圧回路4と、この
油圧回路4を制御するエンジン制御装置(以下ECUと
呼ぶ)5とから構成されたベーン式の連続可変バルブタ
イミング・システムである。
クシャフトによりタイミングチェーン(図示せず)を介
して回転駆動される略円環板形状のチェーンスプロケッ
ト6、このチェーンスプロケット6の前端面に配置され
た略円筒状のシューハウジング7、およびチェーンスプ
ロケット6とシューハウジング7とを締め付け固定する
ための3本の小径ボルト11等から構成されている。
イミングベルトの内周側に形成された多数の歯状部(図
示せず)に噛合する多数の歯状部12が形成されてい
る。また、チェーンスプロケット6の環板部(シューハ
ウジング7のリヤカバー部を構成する)には、3本の小
径ボルト11を挿通するための3個のボルト挿通孔が形
成されている。
タ3を回転自在に収容する円筒状のハウジング部、この
ハウジング部の軸方向の前端側を覆う円環板状のフロン
トカバー部、およびフロントカバー部の内周端より軸方
向の前方に延長された円筒状のスリーブ部等から構成さ
れている。ここで、13はチェーンスプロケット6とシ
ューハウジング7との回転方向の位置決めを行う位置決
めピンである。
互いに周方向において対向する台形状のシュー(隔壁
部)14が内周側に突出するように複数個(本例では3
個)設けられている。これらのシュー14の各対向面
は、断面円弧状に形成されており、隣設する2つのシュ
ー14の周方向の間隙には扇状空間部が形成されてい
る。また、複数個のシュー14には、3本の小径ボルト
11を締結するための雌ネジ孔が形成されている。
部の内周壁には、ベーンロータ3の外周壁が摺接してい
る。そして、各シュー14の周方向の一方側の側面(対
向面)には、ベーンロータ3の各ベーン21の最進角位
置を規定するための最進角側ストッパ15が形成され、
また、各シュー14の周方向の他方側の側面(対向面)
には、ベーンロータ3の各ベーン21の最遅角位置を規
定するための最遅角側ストッパ16が形成されている。
この最遅角側ストッパ16は、後記するシュー14の周
方向の他方側の側面に形成される連通路49の出口と略
同一平面上に形成されている。また、シューハウジング
7のハウジング部の外周壁には、軽量化のための複数の
凹状部17が形成されている。
ヘッド内に配されて、エンジンのクランクシャフトが2
回転すると1回転するように駆動連結され、エンジンの
吸気バルブの開閉時期(バルブタイミング)を決めるた
めのカム山をエンジンの気筒数だけ連結した棒状の軸
で、その一端部が大径ボルト19によってジャーナル軸
受8と共にベーンロータ3に締め付け固定されている。
このカムシャフト2の一端部の軸心部には、大径ボルト
19を締結するための雌ネジ孔が形成されている。
するための雌ネジ孔を有する円環板状のベース部の外周
壁より径方向の外方へ突出する複数個(本例では3個)
のベーン21、およびカムシャフト2とベース部とジャ
ーナル軸受8とを位置決めするための位置決めピン22
等から構成されている。ベーンロータ3のベース部およ
びベーン21の外周壁とシューハウジング7のハウジン
グ部および各シュー14の内周壁との間には、複数個の
シール部材23が装着されている。
21の外周壁とシューハウジング7のハウジング部の内
周壁との間に微小のクリアランスが設けられている。こ
のため、カムシャフト2およびベーンロータ3は、チェ
ーンスプロケット6およびシューハウジング7と相対回
動運動(例えばクランク角で40°CA〜60°CA)
が可能である。また、ベーン21を有するベーンロータ
3は、シューハウジング7と共に、油圧を用いてエンジ
ンの吸気バルブの開閉時期の位相を連続的に可変するベ
ーン式の油圧アクチュエータを構成する。
は、互いに周方向において対向する略扇状の羽根であ
り、隣設する2つのシュー14の周方向の間隙に形成さ
れる扇状空間部内に突出するように配置されている。そ
して、隣設する2つのシュー14の対向面とそれらによ
り形成される扇状空間部内に嵌め込まれるベーン21の
周方向の両側面との間には、進角油圧室(以下進角室と
略す)24と遅角油圧室(以下遅角室と略す)25とが
形成されている。すなわち、各ベーン21が隣設する2
つのシュー14により形成される扇状空間部を2つの油
圧室に油密的に区画することにより、各ベーン21の周
方向の両側に進角室24と遅角室25とが形成されてい
る。
を給排(供給または排出)する第1油通路(進角室側油
路、第1油路)26、および各遅角室25に対して油圧
を給排(供給または排出)する第2油通路(遅角室側油
路、第2油路)27を有している。そして、第1、第2
油通路26、27は、エンジンのシリンダーヘッドに固
定された油路形成部材9内に形成され、第1、第2油通
路26、27には、油圧供給油路28とドレン油路(ド
レン)29とがそれぞれ通路切替用の進遅角油圧制御弁
(OCV)40を介して接続されている。
9内に形成され、更に油路形成部材9のジャーナル軸受
部の外周面とジャーナル軸受8のスリーブ部との間に形
成されている。なお、第1油通路26の軸方向の前後に
はシール部材31、32が装着されている。第2油通路
27は、油路形成部材9内に形成され、更に大径ボルト
19の頭部およびベーンロータ3のベース部に形成され
ている。
ン(図示せず)内のオイルを汲み上げてエンジンの各部
へオイルを吐出するためのオイルポンプ(油圧源)10
が設けられ、ドレン29の出口端はオイルパンに連通し
ている。ここで、オイルポンプ10は、エンジンのクラ
ンクシャフトに同期して回転駆動されて、エンジン回転
数に比例した吐出量のオイルをエンジンの各部へ圧送す
る。
排手段に相当するもので、4ポート3位置切替弁(スプ
ール弁)およびこの切替弁を駆動する電磁式アクチュエ
ータ(電磁ソレノイド)39を有し、図4および図5に
示したように、スリーブとスプール弁により形成される
油路が各第1、第2油通路26、27と油圧供給油路2
8およびドレン29とを相対的に切り替え制御できるよ
うに構成され、ECU5からの制御信号によって切り換
え作動される。
御弁40の制御位置を示した図で、図5は遅角作動時の
進遅角油圧制御弁40の制御位置を示した図である。な
お、進角作動時には、オイルポンプ10と第1油通路2
6とが連通し、且つドレン29と第2油通路27とが連
通する制御位置となる。また、中間位相保持時には、第
1、第2油通路26、27内の油圧を保持する制御位置
となる。さらに、遅角作動時には、オイルポンプ10と
第2油通路27とが連通し、且つドレン29と第1油通
路26とが連通する制御位置となる。
に連通する油路41が連通しており、油路41には、弁
本体42内を軸方向に変位する油圧ピストン方式のスト
ッパーピン43が設けられ、このストッパーピン43に
は、スプリング44からスプリング力が与えられる。
た時に、遅角室25内に十分な油圧が供給されるまでの
間、シューハウジング7のフロントカバー部の内壁面に
形成された凹状部(嵌合部)45に先端部が嵌まり込ん
で、シューハウジング7に対するベーンロータ3の位置
決めを行い、タイミングロータ1のシューハウジング7
とカムシャフト2およびベーンロータ3とが一体的に回
転するようにする。なお、遅角室25内に十分な油圧が
供給されると、スプリング力に抗して弁本体42内にス
トッパーピン43が引っ込み、タイミングロータ1のシ
ューハウジング7とカムシャフト2およびベーンロータ
3との相対回転が可能となる。
6、27中の配管圧損で、油圧供給油路28は、進遅角
油圧制御弁40だけでなく、エンジン各部へオイルを供
給する油路で、48はこの油路中の配管圧損である。ま
た、油圧供給油路28は、エンジン各部へ連通してい
る。
4には、吸気バルブの開閉時期の進角応答性を向上させ
るための進角応答性向上機構が設けられている。本実施
形態の進角応答性向上機構は、シューハウジング7の各
シュー14内に設けられた連通路49、この連通路49
を流れるオイルの流量を調整するための流量制御弁5
0、および進角室24から遅角室25へのオイルの流出
を阻止するチェック弁70等から構成されている。
を連通するための油路である。その連通路49の入口
は、シュー14の周方向の遅角室25側の側面に形成さ
れ、連通路49の出口は、シュー14の周方向の進角室
24側の側面に形成されている。なお、図1では、3組
の各油圧室のうちの1組の油圧室を連通しているが、そ
の他の油圧室も図示しない連通路によって連通されてい
る。
つまり連通路49の遅角室25側端に固定された弁本体
51、この弁本体51の摺動孔(軸方向孔)内を軸方向
に移動可能な油圧ピストン53、およびこの油圧ピスト
ン53に所定の付勢力(スプリング力)を与えることが
可能なスプリング(弁体付勢手段)54等から構成され
ている。これらのうち油圧ピストン53は、図6および
図7に示したように、連通路49を形成する油溝(径方
向油路、連通ポート)52の開度を変更する弁体を構成
している。
55および斜め油路56が形成されている。油溝52
は、遅角室25側の摺動孔の内壁面と外壁面とを連通す
るように油圧ピストン53のサイド(側方、径方向)に
形成されている。そして、油圧ピストン53の図示下端
部のフランジ部の外周面とシュー14の内側面との間に
は、オイルが流入可能な所定のオリフィス(固定絞り)
57が形成されている。スプリング54は、一端部がリ
テーナ58に保持され、他端部が油圧ピストン53の軸
方向油路55の底面に保持されている。なお、リテーナ
58には、多数の連通孔が形成されている。
61には、遅角室25内の油圧が直接導入されており、
油圧ピストン53の背面の油圧室(ダンパ油圧室)62
には、遅角室25内の油圧がオリフィス57を介して導
入されており、中間の油圧室63には、ドレン通路64
を介して大気圧に設定されている。ここで、本実施形態
では、油圧ピストン53の前面の油圧室61の面積(受
圧面積A)よりも、油圧ピストン53の背面の油圧室
(ダンパ油圧室)62の面積(受圧面積B)の方が大き
く設定されている。
圧)が一定の圧力(所定値)以上になると、スプリング
54のスプリング力に抗して油圧ピストン53が軸方向
の遅角室25側に移動(リフト)する。このとき、油圧
ピストン53のサイドの全周に形成されている油溝52
を塞いで、進角室24と遅角室25とを連通する連通路
49を遮断する。
定の圧力(所定値)よりも低下すると、スプリング54
のスプリング力によって、油溝52を介して進角室24
と遅角室25とが連通する。このとき、油圧ピストン5
3の背面の油圧室(ダンパ油圧室)62へのオイルの導
入は、オリフィス57を介して導入させているため、遅
角室25の敏感な油圧変動に対しては油圧ピストン53
は移動しない。すなわち、背面の油圧室62はダンパ手
段を構成する。
脈動には反応せず、遅角室25内の油圧が平均的に低下
した時のみ、進角室24と遅角室25とを連通する連通
路49を開弁するように構成されている。また、油圧ピ
ストン53が開弁する圧力を、遅角室25がドレン29
に開放した時のみ開弁するように設定していることによ
り、ベーンロータ3の各ベーン21を中間位相に保持す
る場合、遅角室25と進角室24は閉じられているた
め、油圧ピストン53が開弁して油圧バランスを崩すこ
とはなく、進角室24および遅角室25等の油圧サーボ
系に影響を与えることはない。
するもので、図1、図3、図6および図7に示したよう
に、流量制御弁50よりも進角室24側寄りに設けら
れ、進角室24と遅角室25とを連通する連通路49の
途中に設けられた弁孔71を有する弁本体(バルブボデ
ー)72、弁孔71を開閉するボールバルブ(弁体)7
3、およびこのボールバルブ73を弁孔71よりも進角
室24側で保持する保持部材74等から構成されてい
る。なお、保持部材74には、多数の連通孔が形成され
ている。
ランク角センサ、エンジン負荷、吸入空気量を検出する
エアフローメータからの信号によって現在の運転状態を
検出すると共に、クランク角センサやカム角センサから
の信号によってタイミングロータ1とカムシャフト2の
相対回転位置を検出する。このECU5は、エンジン回
転数やエンジン負荷に応じて、エンジンの吸気バルブの
開閉タイミングが最適値となるように進遅角油圧制御弁
40の電磁ソレノイド39を通電制御する。
の連続可変バルブタイミング調整装置の作動を図1ない
し図11に基づいて簡単に説明する。ここで、図6は流
量制御弁50の油圧ピストン53の閉弁時のオイル流れ
を示した図で、図7は流量制御弁50の油圧ピストン5
3の開弁時のオイル流れを示した図で、図8は遅い進角
作動時の位相および油圧挙動を示したタイミングチャー
トで、図9は早い進角作動時の位相および油圧挙動を示
したタイミングチャートである。
油圧制御弁の作動と流量制御弁の開弁時の作動を示した
図で、図11は早い進角作動時の進遅角油圧制御弁の作
動と流量制御弁の閉弁時の作動を示した図である。な
お、遅い進角作動時とは、エンジン回転数が低回転数
で、且つ高油温時の時に十分な油圧が得られず、進角作
動が遅れる時を言う。また、早い進角作動時とは、エン
ジン回転数が高回転数の時に十分な油圧が得られ、通常
の進角作動が行われる時を言う。
角側に動作させる進角作動時の応答性向上制御について
説明する。図4に示したように、進角作動時には、EC
U5によって進遅角油圧制御弁40のスプール弁を軸方
向に動かして、オイルポンプ10と進角室24とを第1
油通路26を介して連通し、ドレン29と遅角室25と
を第2油通路27を介して連通する。
油圧室(進角室24および遅角室25)にかかるトルク
を考えると、カムシャフト2によって吸気バルブを駆動
する正トルクと、吸気バルブによってカムシャフト2が
駆動される負トルクとの周期的な変動トルクが発生す
る。このとき、正トルクによって進角室24の圧力(進
角室圧)は上昇し、負トルクによって遅角室25の圧力
(遅角室圧)は上昇する。また、圧力が上昇した進角室
24または遅角室25の反対側の遅角室25または進角
室24の圧力(遅角室圧または進角室圧)は容積が増加
するため、低下する。
低い回転数の時)で、且つ高油温時の条件を考えると、
図8のタイミングチャートおよび図10の作動説明図に
示したように、進角室24内の油圧に対して、オイルポ
ンプ10の吐出量が低下するため、オイルポンプ10か
ら進遅角油圧制御弁40、第1油通路26を介して進角
室24内へ流入するオイルの流入量が低下する。また、
正トルクを受けた場合には、進角室24の圧力(進角室
圧)が上昇するが、高油温時のオイル粘度の低下により
オイルが洩れるため、ベーンロータ3の各ベーン21は
遅角側へ移動してしまう。
ータ3の各ベーン21は進角側へと大きく移動する。こ
のとき、遅角室25は第2油通路27、進遅角油圧制御
弁40を介してドレン29に開放されているが、進遅角
油圧制御弁40のスリーブとスプール弁により形成され
る油路を介して油圧を排出すると、圧力損失が発生する
ため、遅角室25の油圧が上昇してしまう。これは、進
角動作を行うためには抵抗となり、進角応答性を妨げる
要因となる。
の圧力(遅角室圧)が大気圧付近において、流量制御弁
50の油圧ピストン53の開弁圧を下回るため、流量制
御弁50の油圧ピストン53は開弁(油溝52開放)し
ており、連通路49は連通している。ここで、上記のご
とく、遅角室25の圧力が脈動的に上昇しており、且つ
進角室24の圧力(進角室圧)は低下しているため、図
7および図10に示したように、連通路49内には遅角
室25から進角室24へ向かうオイルの流れが発生し、
負トルクによって進角した周方向の移動量だけ、進角室
24の圧力(進角室圧)は上昇し、逆に遅角室25の圧
力(遅角室圧)は低下する。
た場合を考える。このとき、進角室24の圧力(進角室
圧)は上昇し、逆に遅角室の圧力(遅角室圧)は低下す
る。そして、前述のごとく、流量制御弁50の油圧ピス
トン53は開弁(油溝52開放)しており、進角室24
から遅角室25へオイルが流れようとするが、連通路4
9の途中に設けられたチェック弁70のボールバルブ7
3が弁孔51を閉弁する。これにより、進角室24から
遅角室25へのオイルの流れは阻止されるため、連通路
49内に進角室24から遅角室25へのオイルの流れは
発生しない。
れらの連通路49、流量制御弁50およびチェック弁7
0等よりなる進角応答性向上機構を用いた場合には、カ
ムシャフト2のトルク変動に起因するベーンロータ3の
各ベーン21の揺動振動のうち進角側への振幅を利用し
て、より周方向の進角側へ各ベーン21が移動する。さ
らに、進遅角油圧制御弁40を介して遅角室25から進
角室24へオイルを送り込まないので圧力損失が少な
く、進角室24にオイルの流入量が増加する。このた
め、本実施形態(連通路49あり時)は、図8のタイミ
ングチャートに示したように、従来の技術(連通路なし
時)と比べて進角応答性を飛躍的に向上させることがで
きる。
転数が高い回転数の時)の条件では、図9のタイミング
チャートおよび図11の作動説明図に示したように、オ
イルポンプ10の吐出量が増加し、進角室24に十分な
オイルの流入量を確保できるため、流量制御弁50の油
圧ピストン53を制御する必要はない。ここで、本実施
形態では、油圧ピストン53の前面の油圧室61の面積
(受圧面積A)よりも、油圧ピストン53の背面の油圧
室(ダンパ油圧室)62の面積(受圧面積B)の方が大
きく設定されている。
圧)が一定の圧力以上になると、スプリング54のスプ
リング力に抗して油圧ピストン53が遅角室25側に移
動(リフト)する。このとき、油圧ピストン53が油溝
52を塞いで、進角室24と遅角室25とを連通する連
通路49が遮断される。この場合には、遅角室25に排
圧が発生するため、図6および図11に示したように、
流量制御弁50の油圧ピストン53は閉弁(油溝52閉
塞)し、進角室24および遅角室25等の油圧サーボ系
に影響を与えることはない。
遅角側との中間位相に保持させる中間保持時には、流量
制御弁50の油圧ピストン53の開弁圧を上回る遅角室
25の圧力(遅角室圧)が発生するが、油圧脈動によっ
て、流量制御弁50の油圧ピストン53の開弁圧力を下
回る可能性もある。その結果として、中間位相に各ベー
ン21を保持させる中間保持時も、連通路49の途中に
設けられたチェック弁70が機能し、進角室24の圧力
(進角室圧)と遅角室25の圧力(遅角室圧)とを保持
しようとするにも拘らず、進角してしまう場合がある。
3の背面の油圧室(ダンパ油圧室)62と中間の油圧室
63とを区画する油圧ピストン53に形成されたオリフ
ィス57によって油圧脈動の振幅を低減しているので、
上述したような問題は発生しない。また、低油温時は、
オイルの洩れ量が少なく、オイル粘度による圧力損失が
進角応答性を支配するようになるが、この低油温時の条
件では、進角作動時に、遅角室25に十分な油圧を供給
できるために、流量制御弁50の油圧ピストン53は開
弁しない(油溝52閉塞)。
シャフト2に適用した場合を考える。エンジンの始動性
を向上させるために、内部EGR(エンジンの各気筒の
燃焼室内の残留ガス)を減少させる必要があるので、ベ
ーンロータ3を遅角側で始動する必要がある。このた
め、ECU5によって進遅角油圧制御弁40のスプール
弁を軸方向に動かして、進遅角油圧制御弁40を遅角側
に制御するようにして始動を行うようにしている。
ンプ10から油圧を供給する油圧供給油路28と遅角室
25とを第2油通路27を介して連通し、ドレン29と
進角室24とを第1油通路26を介して連通する。この
際、流量制御弁50の油圧ピストン53が開弁(油溝5
2開放)していると、オイルポンプ10から第2油通路
27を経て遅角室25内に供給されたオイルが、連通路
49、進角室24を通ってドレン29へ流出してしまう
可能性があり、十分に遅角室25の圧力(遅角室圧)が
立ち上がらず、エンジンの軸受(図示せず)を損傷して
しまう不具合が発生する可能性がある。
の各ベーン21の最遅角位置を規定するための最遅角側
ストッパ16を連通路49の出口と略同一平面上に形成
しているので、流量制御弁50の油圧ピストン53が開
弁(油溝52開放)していても、ベーンロータ3の各ベ
ーン21が通常の最遅角位相でのエンジン始動では、各
ベーン21が略液密的に連通路49の出口を閉塞するこ
とにより、遅角室25内のオイルが連通路49、進角室
24を通って流出することを防止することができる。こ
れにより、十分に遅角室25の圧力(遅角室圧)が立ち
上がり、エンジンの軸受を損傷することはない。
3は本発明の第2、第3実施形態を示したもので、図1
2および図13は連続可変バルブタイミング調整装置を
示した図である。
て、流量制御弁50を、タイミングロータ1のシューハ
ウジング7、カムシャフト2およびベーンロータ3の半
径方向に配置して遠心力で、高速回転での作動を防止す
るようにしている。また、第1実施形態に対して、チェ
ック弁70を、タイミングロータ1のシューハウジング
7、カムシャフト2およびベーンロータ3の半径方向に
配置して遠心力で、高速回転での作動を防止するように
している。さらに、第3実施形態では、第1実施形態に
対して、流量制御弁50を、カムシャフト2の軸方向に
配置して遠心力による影響を無くすようにしている。
ハウジング7の内周部に3個のシュー14を設け、ベー
ンロータ3の外周部に3個のベーン21を設けることに
より、3つの進角室(進角油圧室)24および3つの遅
角室(遅角油圧室)25を設けてバルブタイミングを連
続的に可変したが、シューハウジング7の内周部に4個
以上のシュー14を設け、ベーンロータ3の外周部に4
個以上のベーン21を設けることにより、4つ以上の進
角室(進角油圧室)24および4つ以上の遅角室(遅角
油圧室)25を設けてバルブタイミングを連続的に可変
しても良い。また、2つの進角室(進角油圧室)24お
よび2つの遅角室(遅角油圧室)25を設けてバルブタ
イミングを連続的に可変しても良い。
バルブの開閉タイミングを大きく遅らせて(遅角させ
て)オーバーラップ(吸気バルブと排気バルブとが同時
に開弁している時期)を無くして燃焼を安定さるように
しても良い。また、中速高負荷時には、吸気バルブの開
閉タイミングを早めて(進角させて)オーバーラップを
拡大し、自己EGR(燃焼室内の残留ガス)を増加させ
て燃焼温度を低下させ、HC、NOxの排出量を低減さ
せるようにしても良い。この場合には、ポンプ損失の低
減にもつながり燃費も向上する。また、高速高負荷時に
は、吸気バルブの閉タイミングを最適なところまで遅ら
せて(遅角させて)最高出力を確保するようにしても良
い。
サで検出し、目標のバルブタイミングになるように進遅
角油圧制御弁40をフィードバック制御しても良い。ま
た、本実施形態では、バルブタイミングを連続可変とし
たが、バルブタイミングを進角側と遅角側との2段階可
変や多段階としても良い。そして、本発明を、吸気連続
可変バルブタイミング機構だけでなく、吸排気連続可変
バルブタイミング機構、あるいは排気連続可変バルブタ
イミング機構に利用しても良い。また、内燃機関とし
て、オーバヘッドバルブ(OHV)エンジンを用いても
良く、オーバーヘッドカムシャフト(OHC)エンジン
を用いても良い。
面図である(第1実施形態)。
面図である(第1実施形態)。
1実施形態)。
した説明図である(第1実施形態)。
した説明図である(第1実施形態)。
図である(第1実施形態)。
図である(第1実施形態)。
タイミングチャートである(第1実施形態)。
タイミングチャートである(第1実施形態)。
流量制御弁の開弁時の作動を示した説明図である(第1
実施形態)。
流量制御弁の閉弁時の作動を示した説明図である(第1
実施形態)。
正面図である(第2実施形態)。
断面図である(第3実施形態)。
Claims (4)
- 【請求項1】内燃機関の吸気または排気バルブの開閉時
期の位相を可変制御することが可能な内燃機関用バルブ
タイミング調整装置であって、 (a)前記内燃機関のクランクシャフトと同期して回転
するタイミングロータと、 (b)このタイミングロータと相対回転運動が可能なカ
ムシャフトと、 (c)このカムシャフトと一体的に回転するベーンロー
タと、 (d)油圧によって前記ベーンロータを回転させ、前記
タイミングロータに対して前記カムシャフトを進角側に
相対回転させるための進角油圧室と、 (e)油圧によって前記ベーンロータを回転させ、前記
タイミングロータに対して前記カムシャフトを遅角側に
相対回転させるための遅角油圧室と、 (f)油圧源およびドレンと前記進角油圧室および前記
遅角油圧室とを選択的に連通することで、前記油圧源で
発生した油圧を、前記進角油圧室および前記遅角油圧室
に相対的に給排させる油圧給排手段と、 (g)前記進角油圧室と前記遅角油圧室とを連通する連
通路と、 (h)この連通路に設けられて、前記遅角油圧室から前
記進角油圧室へのオイルの流出を可能とし、且つ前記進
角油圧室から前記遅角油圧室へのオイルの流出を阻止す
る弁体を有する弁装置とを備えたことを特徴とする内燃
機関用バルブタイミング調整装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の内燃機関用バルブタイミ
ング調整装置において、 前記進角油圧室と前記油圧源を連通し、且つ前記遅角油
圧室と前記ドレンを連通する進角作動時に、前記連通路
を流れるオイルの流量を、前記遅角油圧室内の油圧に応
じて調整する流量制御弁を備えたことを特徴とする内燃
機関用バルブタイミング調整装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の内燃機関用バルブタイミ
ング調整装置において、 前記流量制御弁は、前記遅角油圧室内の油圧が所定値以
上に上昇すると、前記連通路を閉弁し、前記遅角油圧室
内の油圧が所定値よりも低下すると、前記連通路を開弁
することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整
装置。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の内燃機関用バルブタイミング調整装置において、 前記タイミングロータは、内周面に前記ベーンロータを
摺動自在に、しかも回動自在に収容する筒状のシューハ
ウジングを有し、このシューハウジングには、互いに周
方向において対向する略台形状のシューが、径方向の内
径側に突出するように複数設けられており、 前記ベーンロータには、互いに周方向において対向する
略扇状のベーンが、前記複数のシューの周方向の間隙内
に嵌まるよう径方向の外径側に突出するように複数設け
られており、 前記連通路は、前記シューハウジングの各シューにそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする内燃機関用バルブ
タイミング調整装置。
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