JP2002168056A - サッシ廻りの施工方法 - Google Patents

サッシ廻りの施工方法

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JP2002168056A JP2000367393A JP2000367393A JP2002168056A JP 2002168056 A JP2002168056 A JP 2002168056A JP 2000367393 A JP2000367393 A JP 2000367393A JP 2000367393 A JP2000367393 A JP 2000367393A JP 2002168056 A JP2002168056 A JP 2002168056A
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Yoshitsugu Tsuchida
喜嗣 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッシ廻りの防水性を高め、かつサッシ取付
け開口部廻りの形状や大きさに応じて適宜施工できるサ
ッシ廻りの施工方法を提供せんとする。 【課題解決手段】 サッシ取付用開口部1にサッシ枠7
などを取り付ける際、当該開口部1の形状及び大きさに
応じて、防水性を備えたシート体に切り込みを入れると
共に折り目を付けてコーナー用止水シート2と下枠用止
水シート3とを準備し、前記下枠用止水シート3を開口
部1の下面1Bに貼り付け、該下枠用止水シート3に一
部重ねて前記コーナー用止水シート2を開口部両側の入
り隅部に貼り付け、止水シート2と3の継ぎ目部分を被
覆するように防水被覆材5を貼り付け、開口部両側の下
側入り隅部分にシーラー材6を付設し、開口部1にサッ
シ枠7を取り付け、サッシ枠7の廻りの外壁面に防水シ
ート8を敷設するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の壁面等にサ
ッシ及びサッシ廻りの防水部材を取り付けるための施工
方法、特にサッシ枠からの漏水やサッシ枠裏面の結露水
などによって木下地材を濡らさないように構成するサッ
シ廻りの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のサッシ廻りの施工として、図1
0に示すように、左右方向に長い平面シート部51と、
該平面シート部51の左右両端縁を折り立てた形に垂直
に立ち上る右側面シート部52と、左側面シート部53
と、それぞれのシート部51,52,53を背面側に延
長した形に且つそれぞれのシート部51、52,53と
直角になるように形成された前面シート部54とからな
り、全体を軟質の防水材によって一体成形してなる防水
部品50を使用した「サッシ取付け開口部の防水構造」
が開示されている(特公平6−54070号)。かかる
防水構造は、平面シート部51と側面シート部52,5
3の上部をサッシ取付け開口部に釘留めした後、前面シ
ート部54を上方に捲り上げ、裏面に防水紙55を差し
込んで防水部品50の前面シート部54で被覆した後、
サッシ枠を取付け、当該サッシ枠を鍔部分でサッシ取付
け開口部57に釘留めして構成するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる「サッシ取付け
開口部の防水構造」は、規格化された開口巾に合わせて
防水部品50を一体に形成しているため、防水部品50
に継ぎ目が無い分だけ確実な防水を図ることができ、し
かも防水部品50の取付を容易に行うことができるメリ
ットを有する反面、サッシ取付け開口部廻りの形状や大
きさが異なるとそれ毎に防水部品50とその製造のため
の成形金型とが必要となるため、最近のように建築構造
に多様性が求められるようになってくると製造コストの
増大が課題となっていた。
【0004】そこで本発明は、かかる課題に鑑み、サッ
シ枠からの漏水やサッシ枠裏面の結露水などによって木
下地材を濡らさないようにすると共に、サッシ取付け開
口部廻りの形状や大きさが種種異なってもそれに応じて
適宜施工することができるサッシ廻りの施工方法を提供
せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、開口上面、開口下面、開口左側面及び開
口右側面に囲まれてなるサッシ取付用開口部にサッシ枠
などを取り付けるためのサッシ廻りの施工方法におい
て、次の1)〜7)の工程を包含する施工方法を提案す
る。すなわち、 1)サッシ取付用開口部の形状及び大きさに応じて、防
水性を備えたシート体に切り込みを入れると共に折り目
を付けることにより、開口側面被覆面、外壁面被覆面及
び開口下面被覆片を備えたコーナー用止水シートを準備
すると共に、開口下面被覆面、外壁面被覆面及び開口側
面被覆片を備えた下枠用止水シートとを準備する。 2)前記下枠用止水シートを開口下面に貼り付ける。 3)該下枠用止水シートに一部重ねて前記コーナー用止
水シートを開口部両側の入り隅部に貼り付ける。 4)コーナー用止水シートと下枠用止水シートとの継ぎ
目部分を被覆するように防水被覆材を貼り付ける。 5)開口左側面及び開口右側面を伝って流れてくる水を
室外側に誘導するように開口部両側の下側入り隅部分に
シーラー材を付設する。 6)サッシ取付用開口部にサッシ枠を取り付ける。 7)サッシ枠の廻りの外壁面に防水シートを敷設する。
【0006】上記工程からなるサッシ廻りの施工方法に
よれば、サッシ取付用開口部の形状及び大きさに応じて
施工現場にてコーナー用止水シート及び下枠用止水シー
トを加工するから、サッシ取付け開口部廻りの形状や大
きさが異なってもそれ毎に止水シート(防水部品)及び
その製造のための成形金型を用意する必要がなく、安価
に施工することができる。しかも、コーナー用止水シー
トと下枠用止水シートとの継ぎ目部分には防水被覆材を
貼り付け、開口左右両側面を伝って流れてくる水を室外
側に誘導するようにシーラー材を付設し、更にはサッシ
枠の廻りの外壁面に防水シートを敷設することにより、
サッシ枠からの漏水やサッシ枠裏面の結露水などによっ
て木下地材を濡らさないように防水を図ることができ
る。
【0007】上記の1)の工程において、コーナー用止
水シートは、例えば防水性を備えたシート体の一側端縁
部から長さ方向に適宜長さの切り込みを入れ、この切り
込みの一側又は両側を折り曲げて開口側面被覆面、外壁
面被覆面及び開口下面被覆片を形成し、下枠用止水シー
トは、防水性を備えたシート体の両側端縁部から長さ方
向に適宜長さの切り込みを入れ、この切り込みの一側又
は両側を折り曲げて開口下面被覆面、外壁面被覆面及び
開口側面被覆片を形成すればよい。中でも下枠用止水シ
ートの切り込みは、開口下面被覆面と開口側面被覆片と
の折り目よりも深くまで入れることにより、開口下面被
覆面の両端部を捲り上げることができるようにするのが
好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を実施例
に基づいて説明する。
【0009】本例のサッシ廻り構造は、図1に示すよう
に、家屋壁面内に設けられたサッシ取付用開口部1と、
コーナー用止水シート2、2と、下枠用止水シート3
と、防水気密両面テープ4(4A、4B、4Cなど形状
・大きさは適宜)と、防水被覆材5と、シーラー材6
と、サッシ枠7と、防水透水シート8とから構成され
る。
【0010】サッシ取付用開口部1は、家屋壁面内に矩
形状に打ち抜かれたサッシ窓施工用の開口部であり、開
口上面1A、開口下面1B、開口左右両側面1C、1D
に囲まれている。但し、本発明におけるサッシ取付用開
口部の形状及び大きさは任意であり、サッシ取付け開口
部廻りの形状や大きさが異なってもそれに応じてコーナ
ー用止水シート2、2及び下枠用止水シート3を加工し
て施工できる点が本発明の特徴の一つである。
【0011】コーナー用止水シート2、2及び下枠用止
水シート3はいずれも、ポリエチレンなどの合成樹脂
(ゴムを包含する。)製のシート体であって、適宜厚
さ、適宜長さ、適宜幅を有する帯状に形成されており、
これら止水シート2,3はいずれも、図2(A)に示す
ように、家庭用のハサミなどでも簡単に切断することが
でき、しかも例えば断面L字状の如きに折曲できるばか
りか、図2(B)に示すように、折り曲げてその折曲部
を強く押圧することにより曲げクセを付けることもでき
る。なお、図示はしないが、止水シート2,3の中央部
に長さ方向に沿って切り込み表示線を引いておけば、切
り込みを入れる際の目安とすることができて便利であ
る。また、止水シート2,3の中央部に長さ方向に沿っ
て薄肉部を形成しておくなど、施工する際に折り目とな
る部分に曲げクセが付き易いように折曲準備部を設けて
おくようにしてもよい。
【0012】防水気密両面テープ4は、防水性・気密性
と適宜伸縮性とを備えたブチルゴムなどの合成樹脂(ゴ
ムを包含する。)からなるテープの表裏両面に粘着剤乃
至接着剤を塗布して形成されてなる両面テープである。
防水性・気密性及び伸縮性を必ずしも備えている必要は
ないが、防水性乃至気密性を有する両面テープ4を使用
することによりサッシ廻り取付け構造の防水性をより一
層確実に図ることができるし、適宜伸縮性を備えていれ
ばより一層施工しやすくなる。
【0013】防水被覆材5は、防水性と適宜伸縮性とを
備えたブチルゴムなどの合成樹脂(ゴムを包含する。)
製のテープ乃至シート材であって、延伸させることによ
って粘着性を発揮し、接着剤などを使用せずとも貼着さ
せることができる。なお、作業性は劣るが、接着剤など
によって貼着する部材を使用することも可能ではある。
シーラー材6は、防水性と適宜伸縮性とを備えたブチル
ゴムなどの合成樹脂(ゴムを包含する。)からなる紐状
の充填材であって、このシーラー材6を介在させて部材
間を接合すれば当該接合箇所の水密性を確実に確保する
ことができる。
【0014】サッシ枠7は、通常のアルミ製のサッシ枠
であり、上枠7A、下枠7B及び左右縦枠7C,7Dか
らなっている。防水透水シート8は、外壁面に敷設する
シートであって、防水性と透湿性を備えたプラスチック
シート材乃至紙材からなり、外部から内部への水分の侵
入を防ぎ、かつ内部から外部へ湿気を発散させることが
できる性能を備えている。
【0015】以下、本例のサッシ廻り構造の施工方法に
ついて説明する。
【0016】先ず、サッシ取付用開口部1の形状や大き
さに応じてコーナー用止水シート2、2及び下枠用止水
シート3を加工する。具体的には、コーナー用止水シー
ト2、2は、図2(A)に示すように、適宜長さ(例え
ば約400mm)を有する帯状シート体の長さ方向一側
端縁部の略中央部から長さ方向に沿って適宜長さ(例え
ば90mm)の切り込み2aを入れると共に、図2
(B)に示すように、取り付ける際に折り目とする部分
に曲げクセを付けるようにする。本例の場合、図3に示
すように、帯状シート体の短手方向中央部に長さ方向に
沿って折り目2bを付けて開口側面被覆面2A及び外壁
面被覆面2Bを形成し、当該切り込み2aの先端部にお
いて当該切り込み2aと直交する折り目2cを付けるよ
うに当該切り込み2aの片側部を折り曲げて、開口側面
被覆面2Aの下側に開口下面被覆片2Cを形成する。
【0017】他方、下枠用止水シート3は、図2(A)
に示すように、適宜長さ(例えば開口下面1Bの長さよ
りも180mm長く)を有する帯状シート体の長さ方向
両側端縁部の略中央部から長さ方向に沿って適宜長さ
(例えば90mm)の切り込み3a、3aを入れ、図2
(B)に示すように、取り付ける際に折り目とする部分
に曲げクセを付ける。本例の場合、図3に示すように、
帯状シート体の短手方向中央部に長さ方向に沿った折り
目3bを付けて開口下面被覆面3A及び外壁面被覆面3
Bを形成すると共に、切り込み3aの先端部から適宜長
さ(後ほど捲り上げる巾だけ)切り込み口寄り側部位に
おいて当該切り込み3aと直交する折り目3c、3cを
付けるように切り込み3aの片側部を折り立てて開口下
面被覆面3Aの両側に開口側面被覆片3C、3Dを形成
する。
【0018】このようにサッシ取付用開口部1の形状及
び大きさに応じて施工現場にてコーナー用止水シート
2、2及び下枠用止水シート3を加工することにより、
汎用のシート体を用いてコーナー用止水シート2、2及
び下枠用止水シート3を形成することができるから、そ
れ毎に止水シート及びその製造のための成形金型を用意
する必要がなく安価に施工することができ、しかも、各
施工現場にぴったり合った形状に加工することができる
からその意味で施工が容易となるばかりか、防水処理を
より確実に図ることができる。なお、コーナー用止水シ
ート2、2及び下枠用止水シート3ともに、その形状や
大きさ、切り込み2a,3aの形状や長さ、折り目の位
置などはいずれも、サッシ取付用開口部1の形状や大き
さに応じて適宜変更することができる。
【0019】次に、上記の如く準備したコーナー用止水
シート2、2及び下枠用止水シート3を、図5(A)〜
(E)に示す如くサッシ取付用開口部1に取り付ける。
先ず、図5(A)に示すように、開口下面1B内の少な
くとも両端縁部、すなわち開口側面1C,1Dの立ち上
がり縁に接するように防水気密両面テープ4A、4Aを
貼着し、図5(B)に示すように、これら防水気密両面
テープ4A、4Aを介して開口下面1B上に開口下面被
覆面3Aを重ねて下枠用止水シート3を固着する。この
際、開口側面1C,1Dの立ち上がり縁、すなわち入隅
縁に下枠用止水シート3の折り目3cを密接させるのが
好ましいから、図5(B)に示すように、開口下面被覆
面3Aを下枠用止水シート3上に重ねた後、開口下面被
覆面3Aの両端部を捲り上げて当該入隅縁の位置を確認
しながらしっかり密着させるようにするのが好ましい。
このため、下枠用止水シート3の切り込み3aは折り目
3cよりも適宜巾だけ深くまで形成し、開口下面被覆面
3Aの両端部分を捲り上げることができるようにするの
が好ましい。
【0020】次いで、図5(C)〜(E)に示すよう
に、上記の下枠用止水シート3の開口下面被覆面3Aの
両端縁部、すなわち折り目3c、3cに沿って防水気密
両面テープ4B、4Bを貼着し、次いでコーナー用止水
シート2、2の折り目2bを外壁面と開口左右両側面1
C(1D)との稜線に沿わせると共に折り目2cを下枠
用止水シート3の折り目3cに沿わせるようにコーナー
用止水シート2、2を位置させ、前記の防水気密両面テ
ープ4B、4Bを介して開口下面被覆片2C、2Cを固
着し、更に外壁面被覆面2Bの適宜箇所(例えば図の点
線矢印部)を釘止めしてコーナー用止水シート2、2を
固定する。そして必要に応じて、図5(F)に示すよう
に、開口下面被覆片2Cの余った部分を切り取る。
【0021】次に、図6(A)(B)に示すように、開
口部両側の下側入り隅部の外側壁側において、下枠用止
水シート3とコーナー用止水シート2、2との継ぎ目を
被覆するように、中でも特に下枠用止水シート3の切り
込み3aの折り目3cよりも深く侵入した部分を被覆し
てここからの水の浸入を防ぐように防水被覆材5を貼り
付ける。この際、防水被覆材5は、原型シートを適宜大
きさに切り取り、その一端を入り隅の巾方向中央部すな
わち折り目2cの中間部にしっかり押しつけ、入り隅縁
部すなわちコーナー用止水シート2、2の折り目2cに
密着させながら外壁面側に引き伸ばして外側壁面に貼り
付けるようにするのが好ましい。
【0022】次に、図7に示すように、開口左右両側面
1C、1Dを伝ってきた水を屋外側に誘導するように開
口部1の下側入り隅部分にシーラー材6、6を貼り付け
て誘水堰を設ける。具体的には、紐状のシーラー材6の
一側端部分をコーナー用止水シート2、2の開口側面被
覆面2A、2Aにおける室内側立ち上がり縁に沿って適
宜長さ貼り付けると共に、シーラー材6の中間部を下枠
用止水シート3の開口下面被覆面3A及びコーナー用止
水シート2、2の開口下面被覆片2C、2Cの室内側端
縁に沿って貼り付け、他側端部分は下枠用止水シート3
の開口下面被覆面3A内において室内側端縁から室外側
端縁に渡るように貼り付けるようにする。
【0023】その後、図8に示すように、サッシ取付用
開口部1内にサッシ枠7を嵌め込み、ネジ止め等によっ
て固定した後、図示はしないが、下枠用止水シート3の
外壁面被覆面3Bを捲り上げてその下にサッシ枠7の下
枠7Bに沿って防水気密テープを貼着し、かかる防水気
密テープを介して上端縁を下枠用止水シート3の下に敷
き込ませるように防水透水シート8を外壁面に貼り付け
る。そして、図9に示すように、サッシ枠7の左右縦枠
7C,7Dに沿って防水気密両面テープ4C、4Cを貼
着し、防水気密両面テープ4C、4Cを介して防水透水
シート8を外壁面に貼り付けてサッシ廻りの防水処理を
図ればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサッシ廻り構造の一例を示す分
解斜視図である。
【図2】 本発明で使用する止水シートの加工方法を説
明する斜視図である。
【図3】 本発明で使用するコーナー用止水シートの一
例を示した斜視図である。
【図4】 本発明で使用する下枠用止水シートの一例を
示した斜視図である。
【図5】 本発明のサッシ廻りの施工方法における、コ
ーナー用止水シート及び下枠用止水シートの取付方法の
一例を示した斜視図である。
【図6】 本発明のサッシ廻りの施工方法における、防
水被覆材の貼り付け方法の一例を示した斜視図である。
【図7】 本発明のサッシ廻りの施工方法における、シ
ーラー材の付設方法の一例を示した斜視図である。
【図8】 本発明のサッシ廻りの施工方法における、サ
ッシ枠の取り付け構造の一例を示した斜視図である。
【図9】 本発明のサッシ廻りの施工方法における、防
水シートの敷設方法の一例を示した斜視図である。
【図10】従来例としてのサッシ廻りの施工構造を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 サッシ取付用開口部 1A 開口上面 1B 開口下面 1C,1D 開口左右両側面 2 コーナー用止水シート 2a 切り込み 2b、2c 折り目 2A 開口側面被覆面 2B 外壁面被覆面 2C 開口下面被覆片 3 下枠用止水シート 3a 切り込み 3b、3c 折り目 3A 開口下面被覆面 3B 外壁面被覆面 3C、3D 開口側面被覆片 4、4A、4B、4C 防水気密両面テープ 5 防水被覆材 6 シーラー材 7 サッシ枠 7A 上枠 7B 下枠 7C,7D 左右縦枠 8 防水透水シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口上面、開口下面、開口左側面及び開
    口右側面に囲まれてなるサッシ取付用開口部にサッシ枠
    などを取り付けるためのサッシ廻りの施工方法であっ
    て、1)サッシ取付用開口部の形状及び大きさに応じ
    て、防水性を備えたシート体に切り込みを入れると共に
    折り目を付けることにより、開口側面被覆面、外壁面被
    覆面及び開口下面被覆片を備えたコーナー用止水シート
    を準備すると共に、開口下面被覆面、外壁面被覆面及び
    開口側面被覆片を備えた下枠用止水シートとを準備し、
    2)前記下枠用止水シートを開口下面に貼り付け、3)
    該下枠用止水シートに一部重ねて前記コーナー用止水シ
    ートを開口部両側の入り隅部に貼り付け、4)コーナー
    用止水シートと下枠用止水シートとの継ぎ目部分を被覆
    するように防水被覆材を貼り付け、5)開口左側面及び
    開口右側面を伝って流れてくる水を室外側に誘導するよ
    うに開口部両側の下側入り隅部分にシーラー材を付設
    し、6)サッシ取付用開口部にサッシ枠を取り付け、
    7)サッシ枠の廻りの外壁面に防水シートを敷設する、
    工程を包含するサッシ廻りの施工方法。
  2. 【請求項2】 コーナー用止水シートは、防水性を備え
    たシート体の一側端縁部から長さ方向に適宜長さの切り
    込みを入れ、この切り込みの一側又は両側を折り曲げて
    開口側面被覆面、外壁面被覆面及び開口下面被覆片を形
    成し、下枠用止水シートは、防水性を備えたシート体の
    両側端縁部から長さ方向に適宜長さの切り込みを入れ、
    この切り込みの一側又は両側を折り曲げて開口下面被覆
    面、外壁面被覆面及び開口側面被覆片を形成することを
    特徴とする請求項1に記載のサッシ廻りの施工方法。
  3. 【請求項3】 下枠用止水シートには、開口下面被覆面
    と開口側面被覆片との折り目よりも深くまで切り込みを
    入れることを特徴とする請求項2に記載のサッシ廻りの
    施工方法。
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