JP2002168051A - 複合サッシにおける段窓構造 - Google Patents

複合サッシにおける段窓構造

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JP2002168051A
JP2002168051A JP2000363490A JP2000363490A JP2002168051A JP 2002168051 A JP2002168051 A JP 2002168051A JP 2000363490 A JP2000363490 A JP 2000363490A JP 2000363490 A JP2000363490 A JP 2000363490A JP 2002168051 A JP2002168051 A JP 2002168051A
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blind
synthetic resin
transom
sash
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JP2000363490A
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Satoru Takeshima
哲 竹島
Makoto Kobayashi
誠 小林
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度と断熱性が両立する複合サッシにおける段
窓構造 【解決手段】上枠1と下枠2と左右両側の縦枠3とを方
形に枠組みするとともに、上記両側の縦枠3間に無目4
を設け、無目4の下側に出入り用障子5、無目4の上側
にらんま障子6を配するとともに、上記上枠1、下枠2
及び縦枠3をそれぞれ屋外側の金属部aと屋内側の合成
樹脂部bとを結合した構成とし、建屋の躯体開口部に半
外付け状態で取り付ける複合サッシにおいて、上記無目
4は金属製の無目本体4Aと、無目本体4Aの上下部に
結合されて上記障子の上端を案内する合成樹脂製の案内
部4Bとによって形成するとともに、上記無目4の屋内
側には合成樹脂製のカバー材18を一体的に取り付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合サッシにおける
段窓構造に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に複合サッシは、強度の
高い金属と断熱性に優れる合成樹脂とを結合することに
よって構成され、高い強度と断熱性とを併せ持つもので
ある。このような複合サッシとしては、上下枠と左右の
縦枠とをそれぞれ金属部分を屋内側と屋外側とに分割
し、両者を合成樹脂の連結材で連結するものと、上下枠
及び縦枠をそれぞれ屋外側の金属部と屋内側の合成樹脂
部とを結合した構成としたものとが知られている。
【0003】ところで、上記いずれのタイプの複合サッ
シも、これまでは段窓としたものは実施されてこなかっ
たが、最近は複合サッシにおいても段窓構造のものが求
められてきていた。
【0004】しかしながら、段窓は通常のサッシとは異
なり、無目があるため、強度と断熱が両立できるかとい
う問題があった。
【0005】本発明は上記背景の下で成立したもので、
強度と断熱性が両立する複合サッシにおける段窓構造を
提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る複合サッシにおける段窓構造は、上枠
と下枠と左右両側の縦枠とを方形に枠組みするととも
に、上記両側の縦枠間に無目を設け、無目の下側に出入
り用障子、無目の上側にらんま障子を配するとともに、
上記上枠、下枠及び縦枠をそれぞれ屋外側の金属部と屋
内側の合成樹脂部とを結合した構成とし、建屋の躯体開
口部に半外付け状態で取り付ける複合サッシにおいて、
上記無目は金属製の無目本体と、無目本体の上下部に結
合されて上記障子の上端を案内する合成樹脂製の案内部
とによって形成するとともに、上記無目の屋内側には合
成樹脂製のカバー材を一体的に取り付けたことを特徴と
する。
【0007】本発明に係る複合サッシにおける段窓構造
は、また、上枠と下枠と左右両側の縦枠とを方形に枠組
みするとともに、上記両側の縦枠間に無目を設け、無目
の下側に出入り用障子、無目の上側にらんま障子を配す
るとともに、上記上枠、下枠及び縦枠をそれぞれ屋外側
の金属部と屋内側の合成樹脂部とを結合した構成とし、
建屋の躯体開口部に外付け状態で取り付ける複合サッシ
において、上記無目は金属製の無目本体と、無目本体の
下部に結合されて上記出入り用障子の上端を案内する合
成樹脂製の案内部とによって形成するとともに、上記無
目を上記躯体開口部に設けた木製の躯体無目材の屋外側
に重合配置するように構成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2はそれぞれ複合サッ
シによって構成された段窓の縦断面図及び横断面図であ
る。上記段窓は上枠1と下枠2と左右両側の縦枠3とを
方形に枠組みするとともに、上記両側の縦枠3間に無目
4を設けた枠体の内部に、出入り用障子5とらんま障子
6と網戸7とを摺動自在に取り付けたものである。
【0009】上記枠体は、上下枠2及び縦枠3はそれぞ
れベースとなる部分をアルミニウム製の金属部aとし、
屋内側に露出する部分を合成樹脂製の樹脂部bとし、両
者を一体に結合した複合サッシ枠である。また、上記無
目4も、図3に示されるように、金属製の無目本体4A
と合成樹脂製の障子用案内部4B、4Cとから構成され
ている。
【0010】なお、上記窓枠の周面部のほぼ中央には、
建屋躯体の開口部の周縁部にネジ止め固定するための取
付フィン8が金属部aから突出形成されている。下枠2
の金属部aや樹脂部bからも取付縁9が形成されてい
る。
【0011】無目本体4Aは図3に詳しく示されるよう
に、中空に形成され、その上下部にはそれぞれらんま障
子6と出入り用障子5の案内部4Bのベースが形成さ
れ、屋内側の側面には上下1対の上向きの鈎縁10が形
成されている。
【0012】案内部4B、4Cは無目本体4Aの上下部
に結合されて上記障子5、6を案内するように形成され
ている。上部の案内部4Bはらんま障子6の下端を案内
するもので、内外の障子レール11、12間の外側樹脂
部4bと、内側障子レール11の屋内側の内側樹脂部4
b´に分割して結合されている。そして、内側樹脂部4
b´の屋内側には、無目本体4Aの屋内端から上方に突
出した突縁13に重合して係合した立上り部14が形成
され、立上り部14の上端から屋内側には取付部15が
外方に突出形成されている。
【0013】これに対し、下部の案内部4Cは出入り用
障子5の上端を案内するもので、屋内側には、内障子6
aの屋内側を案内する内側案内部16が垂下形成され、
内側案内部16から取付部17が外方に突出形成されて
いる。
【0014】また、上記無目4の屋内側には合成樹脂製
のカバー材18が一体的に取り付けられている。カバー
材18は中空部を有するとともに、上下両端にはネジ受
け溝19が形成され、また屋外側の側面からは上下1対
の下向きの係合溝20、21が形成されている。そし
て、上記カバー材18は無目本体4Aの屋内側の側面に
重合して覆い、上記1対の係合溝20、21を無目本体
4Aの1対の鈎縁10に係合させ、さらに無目本体4A
の案内部4B、4Cから突出した取付部15、17から
そのカバー材18のネジ受け溝19にネジ22を螺着さ
せることにより無目本体4Aに固定されている。
【0015】なお、上記出入り用障子5とらんま障子6
もそれぞれ上下框及び左右の縦框を方形に框組みした断
熱障子で、これら各框もそれぞれベースとなる部分をア
ルミニウム製の金属部aとし、屋内側に露出する部分を
合成樹脂製の樹脂部bとし、両者を一体に結合した複合
框である。
【0016】上記枠体及び障子の各金属部aはアルミニ
ウムの押出し型材によって成形され、樹脂部bは塩化ビ
ニルやアクリル樹脂等から成形されている。なお、これ
らの樹脂材には木粉を混入させて木材のような質感を出
すようにしてもよい次に、上記断熱サッシを建屋躯体に
形成された段窓取り付け用の開口部Pに取り付けるとき
は、屋外側から上記断熱サッシを上記開口部Pに嵌め込
み、上記枠体の取付フィン8及び取付縁9を上記開口部
の内側周縁部にネジで固定する。これにより、段窓は半
外付け状態で取り付けられる。
【0017】以上のように、金属製の無目本体4Aの屋
内側には合成樹脂製のカバー材18を一体的に取り付け
たので、金属からなる無目本体4Aが屋内側に露出する
ことがないので、半外付けの複合サッシにおいても、強
度と断熱性が両立する段窓を提供することができる。
【0018】次に、図4はそれぞれ複合サッシによって
構成された段窓の別の例の縦断面図である。上記段窓も
基本的には上述のものと同じで、枠体も障子も金属部a
と樹脂部bとから構成されている。したがって、同じ部
材は同じ符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0019】なお、枠体の周縁部の取付フィン8は枠体
の屋内側の端部から突出形成されている。
【0020】また、枠体に設けられた無目4は、図5に
詳しく示されるように、金属製の無目本体4Aと、無目
本体4Aの下部に結合されて上記出入り用障子5の上端
を案内する合成樹脂製の案内部4Bとによって形成され
ている。無目4の屋内側の側面は金属部分aが露出して
いる。
【0021】ところで、上記段窓を取り付けるための建
屋躯体の開口部Qは、単なる方形ではなく、上記段窓の
無目4に対応する部分に木製の躯体無目材25が形成さ
れるものとする。
【0022】次に、上記断熱サッシを建屋躯体に形成さ
れた段窓取り付け用の開口部Qに取り付けるときは、屋
外側から上記断熱サッシの取付フィン8を上記開口部の
屋外側の周縁部に当接し、上記取付フィン8をネジで固
定するとともに、下枠2の取付縁9を上記開口部Qの内
縁部にネジで固定する。これにより、段窓は外付け状態
で取り付けられ、無目4は上記躯体開口部に設けた木製
の躯体無目材25の屋外側に重合する。
【0023】上述のように、上記段窓は外付けであるか
ら、例えば古いサッシを交換して段窓にするような場合
に適する。この場合、古いサッシを取り付けた建屋開口
部の上部に新たにらんま障子6に対応する開口部を形成
し、古いサッシの開口部の上部材(まぐさ)を躯体無目
材25とすればよい。この躯体無目材25は外付けされ
た段窓の無目本体4Aの屋内側に対応する位置にあるの
で、両者を重合することにより、躯体無目材25は金属
製の無目4の断熱材となる。したがって、無目本体4A
を樹脂カバー等の特別の断熱材で覆う必要はない。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、金属製の
無目本体の屋内側には合成樹脂製のカバー材を一体的に
取り付けたので、金属からなる無目本体が屋内側に露出
することがないので、半外付けの複合サッシにおいて
も、強度と断熱性が両立する段窓を提供することができ
る。
【0025】請求項2に係る発明によれば、金属製の無
目本体の屋内側に合成樹脂製カバー材はないが、上記無
目を躯体開口部に設けた木製の躯体無目材の屋外側に重
合配置した構造であるから、外付けの複合サッシにおい
ても、強度と断熱性が両立する段窓を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る段窓の縦断面図
【図2】上記段窓の横断面図
【図3】 無目部分の拡大図
【図4】本発明に係る段窓の他の例の縦断面図
【図5】無目部分の拡大図
【符号の説明】
4 無目 4A 無目本体 4B 案内部 18 カバー材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と下枠と左右両側の縦枠とを方形に
    枠組みするとともに、上記両側の縦枠間に無目を設け、
    無目の下側に出入り用障子、無目の上側にらんま障子を
    配するとともに、上記上枠、下枠及び縦枠をそれぞれ屋
    外側の金属部と屋内側の合成樹脂部とを結合した構成と
    し、建屋の躯体開口部に半外付け状態で取り付ける複合
    サッシにおいて、上記無目は金属製の無目本体と、無目
    本体の上下部に結合されて上記障子の上端を案内する合
    成樹脂製の案内部とによって形成するとともに、上記無
    目の屋内側には合成樹脂製のカバー材を一体的に取り付
    けたことを特徴とする複合サッシにおける段窓構造。
  2. 【請求項2】 上枠と下枠と左右両側の縦枠とを方形に
    枠組みするとともに、上記両側の縦枠間に無目を設け、
    無目の下側に出入り用障子、無目の上側にらんま障子を
    配するとともに、上記上枠、下枠及び縦枠をそれぞれ屋
    外側の金属部と屋内側の合成樹脂部とを結合した構成と
    し、建屋の躯体開口部に外付け状態で取り付ける複合サ
    ッシにおいて、上記無目は金属製の無目本体と、無目本
    体の下部に結合されて上記出入り用障子の上端を案内す
    る合成樹脂製の案内部とによって形成するとともに、上
    記無目を上記躯体開口部に設けた木製の躯体無目材の屋
    外側に重合配置したことを特徴とする複合サッシにおけ
    る段窓構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150098165A (ko) * 2014-02-19 2015-08-27 이은하 알루미늄-피브이씨 일체형 복합 이중창호
JP2020180531A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 旭化成ホームズ株式会社 建具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150098165A (ko) * 2014-02-19 2015-08-27 이은하 알루미늄-피브이씨 일체형 복합 이중창호
KR101658924B1 (ko) 2014-02-19 2016-09-26 이은하 알루미늄-피브이씨 일체형 복합 이중창호
JP2020180531A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 旭化成ホームズ株式会社 建具
JP7227065B2 (ja) 2019-04-26 2023-02-21 旭化成ホームズ株式会社 建具

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Date Code Title Description
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Effective date: 20040421