JP2002167519A - 導電性組成物 - Google Patents

導電性組成物

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JP2002167519A
JP2002167519A JP2001252690A JP2001252690A JP2002167519A JP 2002167519 A JP2002167519 A JP 2002167519A JP 2001252690 A JP2001252690 A JP 2001252690A JP 2001252690 A JP2001252690 A JP 2001252690A JP 2002167519 A JP2002167519 A JP 2002167519A
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conductive
polymer
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surfactant
conductive composition
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JP2001252690A
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Hitoshi Yoshikawa
均 吉川
Tomoshi Suzuki
智志 鈴木
Kunio Ito
邦夫 伊東
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気抵抗の電圧依存性および環境依存性の双方
の特性に優れ、しかも電気抵抗のばらつきが小さく、低
電気抵抗化可能である導電性組成物を提供する。 【解決手段】下記の(A)および(B)を必須成分とす
る導電性組成物。 (A)界面活性剤構造を有する導電性ポリマー。 (B)バインダーポリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性組成物に関
するものであり、詳しくは現像ロール、帯電ロール、転
写ロール、トナー供給ロール、除電ロール、給紙ロー
ル、搬送ロール、クリーニングロール、現像ブレード、
帯電ブレード、クリーニングブレード、転写ベルト等の
電子写真機器用部材に用いられる導電性組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、導電性を制御するためには、バ
インダーポリマーに、イオン導電剤や電子導電剤が配合
されている。イオン導電剤は、バインダーポリマーに溶
解するため、導電性のばらつきが小さく、また電圧を変
化させた時の電気抵抗の変動が小さく、電気抵抗の電圧
依存性に優れるという利点がある。しかしながら、上記
イオン導電剤は、導電性発現のメカニズムがイオンの電
導によるものであるため、電気抵抗が1×108 Ω・c
m以上であれば、バインダーポリマー中でのイオンの電
導が良好で、導電性の制御が可能であるが、電気抵抗が
1×108 Ω・cm未満になると、イオンの電導が起こ
りにくく、導電性の制御が困難になる。また、イオン導
電剤は水分等の影響を受けやすく、高温高湿と低温低湿
の条件下では電気抵抗が2桁以上変動するため、電気抵
抗の環境依存性に劣り、電子写真機器用部材(OA部
材)としての使用には制約が多い。
【0003】一方、カーボンブラック等の電子導電剤
は、水分等の影響を受けにくく、高温高湿と低温低湿の
条件下での電気抵抗の変動が小さく、環境依存性に優れ
るとともに、低電気抵抗化が可能で、電子写真機器用部
材(OA部材)としての使用には適している。しかしな
がら、電子導電剤はバインダーポリマー中での均一分散
が困難であるため、電気抵抗のばらつきが大きく、導電
性の制御が困難である。また、比較的均一に分散してい
る場合でも、導電性発現のメカニズムがバインダーポリ
マー中のカーボン間を電子が高電圧により伝わるトンネ
ル効果によるため、電圧を変化させた時の電気抵抗の変
動が大きく、電気抵抗の電圧依存性に劣る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、イオン導
電剤および電子導電剤には、それぞれ欠点があり、その
ぞれの長所を備えた導電性組成物、すなわち、電気抵抗
のばらつきが小さく、電気抵抗の電圧依存性に優れると
いうイオン導電剤の利点と、低電気抵抗化可能で電気抵
抗の環境依存性に優れるという電子導電剤の利点との双
方の特性を備えた導電性組成物の開発が待望されてい
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、電気抵抗の電圧依存性および環境依存性の双方
の特性に優れ、しかも電気抵抗のばらつきが小さく、低
電気抵抗化可能である導電性組成物の提供をその目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の導電性組成物は、下記の(A)および
(B)を必須成分とするという構成をとる。 (A)界面活性剤構造を有する導電性ポリマー。 (B)バインダーポリマー。
【0007】すなわち、本発明者らは、電気抵抗の電圧
依存性および環境依存性の双方の特性に優れた導電性組
成物を得るべく鋭意研究を重ねた。まず、ポリアニリン
等の導電性ポリマーの導電性に着目し、これを界面活性
剤により処理してなる特殊な導電性ポリマーを用いる
と、電子導電剤とイオン導電剤の双方の特性を備えるよ
うになることを突き止めた。そして、この特殊な導電性
ポリマーとバインダーポリマーとを併用すると、特殊な
導電性ポリマーがバインダーポリマー中に分散または溶
解して特殊な導電性ポリマーとバインダーポリマーとの
複合体からなるポリマーアロイを形成することにより、
電気抵抗の電圧依存性に優れるというイオン導電剤の利
点と、電気抵抗の環境依存性に優れるという電子導電剤
の利点との双方の特性を備え、しかも電気抵抗のばらつ
きが小さく、低電気抵抗化が可能であることを見いだ
し、本発明に到達した。
【0008】また、上記界面活性剤構造を有する導電性
ポリマーおよびバインダーポリマーに加えて、イオン導
電剤および電子導電剤の少なくとも一方を用いると、電
気抵抗の電圧依存性や環境依存性がさらに良好になる。
【0009】さらにまた、上記界面活性剤構造を有する
導電性ポリマーおよびバインダーポリマーに加えて、架
橋剤を用いると、導電性組成物の強度が向上し、電子写
真機器用部材の耐久性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0011】本発明の導電性組成物は、界面活性剤構造
を有する導電性ポリマー(A成分)とバインダーポリマ
ー(B成分)とを用いて得ることができる。
【0012】上記界面活性剤構造を有する導電性ポリマ
ー(A成分)は、例えば、導電性ポリマーの原料モノマ
ーと界面活性剤とを酸化剤で化学酸化重合する等の方法
によって製造することができる。
【0013】上記導電性ポリマーの原料モノマーとして
は、導電性を有するものであれば特に限定はなく、例え
ば、アニリン(アニリン誘導体の他、アニリン塩酸塩等
のアニリン塩も含む)、ピロール、チオフェン、アセチ
レン、パラフェンレン、フェンレンビニレン、フラン、
セレノフェン、イソチアナフテン、パラフェニレンスル
フィド、パラフェニレンオキシド、ビニレンスルフィド
等が挙げられる。
【0014】上記界面活性剤としては、特に限定はな
く、例えば、長鎖アルキル硫酸塩等のアニオン性界面活
性剤や、長鎖アルキルアンモニウム塩等のカチオン性界
面活性剤の他、中性界面活性剤等があげられる。これら
は単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
【0015】上記アニオン性界面活性剤の長鎖アルキル
硫酸塩としては、例えば、ドデシルスルホン酸、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸等があげられる。
【0016】上記カチオン性界面活性剤の長鎖アルキル
アンモニウム塩としては、例えば、セチルトリメチルア
ンモニウムブロマイド等があげられる。
【0017】上記酸化剤としては、例えば、過硫酸アン
モニウム、過酸化水素水、塩化第二鉄等があげられる。
【0018】上記導電性ポリマーの原料モノマーと界面
活性剤との混合比は、重量比で、原料モノマー/界面活
性剤=96/4〜30/70の範囲が好ましく、特に好
ましくは原料モノマー/界面活性剤=80/20〜40
/60である。すなわち、界面活性剤の重量比が4未満
であると、バインダーポリマーとの相溶性や分散性が低
下し、逆に界面活性剤の重量比が70を超えると、界面
活性剤のイオン導電性への効果が強くなりすぎ、導電性
ポリマーの電子導電性を減らすこととなるからである。
【0019】上記界面活性剤構造を有する導電性ポリマ
ー(A成分)の数平均分子量は、500〜100000
の範囲が好ましく、特に好ましくは1000〜2000
0である。
【0020】上記界面活性剤構造を有する導電性ポリマ
ー(A成分)とともに用いられるバインダーポリマー
(B成分)としては、特に限定はなく、例えば、アクリ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド
系樹脂、エポキシ系ポリマー、ゴム系ポリマー等があげ
られる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いら
れる。これらのなかでも、A成分との相溶性に優れる点
で、アクリル系樹脂、エポキシ系ポリマーが好ましい。
【0021】上記アクリル系樹脂としては、例えば、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエチルメタ
クリレート、ポリメチルアクリレート、ポリエチルアク
リレート、ポリヒドロキシメタクリレート、アクリルシ
リコーン系樹脂、アクリルフッ素系樹脂等があげられ
る。
【0022】上記ウレタン系樹脂としては、例えば、エ
ーテル系、エステル系、脂肪族系等のウレタンやそれに
シリコーン系ポリオール、フッ素系ポリオールを共重合
させたもの等があげられる。
【0023】上記フッ素系樹脂としては、例えば、ポリ
ビニリデンフルオライド(PVDF)、フッ化ビニリデ
ン−四フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン−四
フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体等があげ
られる。
【0024】上記ポリアミド系樹脂としては、例えば、
アルコール可溶性メトキシメチル化ナイロン等があげら
れる。
【0025】上記エポキシ系ポリマーとしては、例え
ば、ビスフェノールA型、エポキシノボラック樹脂、臭
素化型、ポリグリコール型、ポリアミド併用型、シリコ
ン変性、アミノ樹脂併用型、アルキッド樹脂併用型等が
あげられる。
【0026】上記ゴム系ポリマーとしては、例えば、天
然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリロニ
トリルブタジエンゴム(NBR)、水素添加NBR(H
−NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソ
プレンゴム(IR)、ウレタンゴム、クロロプレンゴム
(CR)、エピクロロヒドリンゴム(ECO)、エチレ
ンプロピレンジエンポリマー(EPDM)、アクリルゴ
ム(ACM)、クロロスルホン化ポリエチレン(CS
M)、多硫化ゴム、フッ素ゴムやスチレン−ブタジエン
ブロック共重合体(SBS)、SBSやスチレン−イソ
プレン−スチレン(SIS)を水素添加したSEBS等
の公知の熱可塑性ポリマー等があげられる。
【0027】上記バインダーポリマー(B成分)の数平
均分子量は、5000〜2000000の範囲が好まし
く、特に好ましくは20000〜800000である。
【0028】上記界面活性剤構造を有する導電性ポリマ
ー(A成分)の原料(導電性ポリマーの原料モノマーと
界面活性剤との合計量)と、バインダーポリマー(B成
分)との混合比は、重量比で、A成分の原料/B成分=
1/99〜35/65の範囲が好ましく、特に好ましく
はA成分の原料/B成分=4/96〜35/65であ
る。すなわち、A成分の原料の重量比が1未満である
と、導電性への効果が少なく、逆にA成分の原料の重量
比が35を超えると、導電性ポリマーが固くて脆くなり
やすく、組成物としての物性が低下するからである。
【0029】なお、本発明の導電性組成物には、上記A
成分およびB成分に加えて、イオン導電剤、電子導電
剤、架橋剤等を配合しても差し支えない。
【0030】上記イオン導電剤としては、例えば、第四
級アンモニウム塩、ホウ酸塩、界面活性剤等があげられ
る。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられ
る。
【0031】また、上記イオン導電剤の配合割合は、物
性や電気特性の点から、A成分の原料(原料モノマーと
界面活性剤との合計量)とB成分との合計100重量部
(以下「部」と略す)に対して、0.01〜5部の範囲
が好ましく、特に好ましくは0.5〜2部である。
【0032】上記電子導電剤としては、例えば、カーボ
ンブラック、c−ZnO(導電性酸化亜鉛)、c−Ti
2 (導電性酸化チタン)、c−SnO2 (導電性酸化
錫)、グラファイト等があげられる。
【0033】また、上記電子導電剤の配合割合は、物性
や電気特性の点から、A成分の原料(原料モノマーと界
面活性剤との合計量)とB成分との合計100部に対し
て、5〜30部の範囲が好ましく、特に好ましくは8〜
20部である。
【0034】上記架橋剤としては、例えば、硫黄、イソ
シアネート、ブロックイソシアネート、メラミン等の尿
素樹脂、エポキシ硬化剤、ポリアミン硬化剤、パーオキ
サイド等があげられる。
【0035】また、上記架橋剤の配合割合は、物性、粘
着、液保管性の点から、A成分の原料(原料モノマーと
界面活性剤との合計量)とB成分との合計100部に対
して、1〜30部の範囲が好ましく、特に好ましくは3
〜10部である。
【0036】なお、上記導電性組成物には、前記各成分
に加えて、架橋促進剤、触媒、老化防止剤、ドーパント
等を必要に応じて配合しても差し支えない。
【0037】上記架橋促進剤としては、例えば、スルフ
ェンアミド系架橋促進剤、ジチオカルバミン酸塩系架橋
促進剤、アミン類、有機錫系触媒等があげられる。
【0038】そして、本発明の導電性組成物は、例え
ば、つぎのようにして製造することができる。すなわ
ち、まず、前述の方法に従い、界面活性剤構造を有する
導電性ポリマー(A成分)を作製する。つぎに、この界
面活性剤構造を有する導電性ポリマー(A成分)をバイ
ンダーポリマー(B成分)に配合するとともに、必要に
応じて、イオン導電剤、電子導電剤、架橋剤等を配合す
る。そして、これらをロール、ニーダー、バンバリーミ
キサー等の混練機を用いて混練することにより、目的と
する導電性組成物を得ることができる。また、ロール等
で混練した後に、水や溶剤等に溶解または分散させて導
電性組成物(コーティング液)としても差し支えない。
【0039】さらには、前述の方法に従い、界面活性剤
構造を有する導電性ポリマー(A成分)を作製するとと
もに、この界面活性剤構造を有する導電性ポリマー(A
成分)を高剪断分散機を用いてバインダーポリマー(B
成分)中に分散させてもよい。このように高剪断分散機
を用いると、界面活性剤構造を有する導電性ポリマー
(A成分)の粒径がより小さくなり、バインダーポリマ
ー(B成分)中に均一に微分散するようになるため好ま
しい。界面活性剤構造を有する導電性ポリマー(A成
分)の粒径(メジアン径)は、分散性の点から、1μm
以下が好ましい。
【0040】上記高剪断分散機とは、ガラス、ジルコニ
ア等のセラミックビーズを利用した高速ビーズミル、サ
ンドミル、ボールミル、3本ロール、加圧ニーダー、す
りつぶし力を利用したコロイドミル等である。
【0041】上記溶剤としては、例えば、m−クレゾー
ル、メタノール、メチルエチルケトン(MEK)、トル
エン等の有機溶剤等があげられる。
【0042】本発明の導電性組成物は、例えば、現像ロ
ール,帯電ロール,転写ロール,定着ロール,トナー供
給ロール,除電ロール,給紙ロール,搬送ロール,クリ
ーニングロール等のロール部材、現像ブレード,帯電ブ
レード,クリーニングブレード等のブレード部材、転写
ベルト、紙送りベルト等のベルト部材等の電子写真機器
用部材、もしくはこれらの電気特性を利用したセンサ
ー,静電防止材,アクチュエーター等の電子部材に用い
られる。
【0043】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0044】
【実施例1】まず、アニリン10部と、界面活性剤(ド
デシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤(過硫酸
アンモニウム)3部の存在下に酸化重合させて、界面活
性剤構造を有するポリアニリンを得た。つぎに、この界
面活性剤構造を有するポリアニリンを乾燥させ、それに
バインダーポリマーとしてポリメチルメタクリレート
(住友化学社製、PMMA)〔数平均分子量2000
0〕82部を配合し、ロールを用いて混練して導電性組
成物を調製した。そして、この導電性組成物をガラス板
上に押出成形して、厚み100μmの導電性塗膜を作製
した。
【0045】
【実施例2】まず、アニリン10部と、界面活性剤(ド
デシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤(過硫酸
アンモニウム)3部の存在下に酸化重合させた後、メタ
ノールで未反応物を取り除き、濾過をして水分を除去
し、界面活性剤構造を有するポリアニリンを得た。つぎ
に、バインダーポリマーであるポリメチルメタクリレー
ト(住友化学社製、PMMA)〔数平均分子量2000
0〕82部を溶剤(m−クレゾール)500部に溶解し
た後、上記界面活性剤構造を有するポリアニリン18部
を加え、3本ロールを用いて混練し、導電性組成物(コ
ーティング液)を調製した。そして、この導電性組成物
(コーティング液)をガラス板上に塗布して、厚み10
0μmの導電性塗膜を作製した。
【0046】
【実施例3】アニリンの配合量を11部に、界面活性剤
(ドデシルベンゼンスルホン酸)の配合量を0.55部
に、ポリメチルメタクリレートの配合量を88.45部
に、ポリアニリンの配合量を11.55部にそれぞれ変
更した。それ以外は、実施例2と同様にして、導電性塗
膜を作製した。
【0047】
【実施例4】界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン
酸)の配合量を23.3部に、ポリメチルメタクリレー
トの配合量を66.7部に、ポリアニリンの配合量を3
3.3部にそれぞれ変更するとともに、m−クレゾール
に代えてトルエンを用いた。それ以外は、実施例2と同
様にして、導電性塗膜を作製した。
【0048】
【実施例5】アニリンの配合量を2部に、界面活性剤
(ドデシルベンゼンスルホン酸)の配合量を2部に、ポ
リメチルメタクリレートの配合量を96部に、ポリアニ
リンの配合量を4部にそれぞれ変更するとともに、m−
クレゾールに代えてトルエンを用いた。それ以外は、実
施例2と同様にして、導電性塗膜を作製した。
【0049】
【実施例6】アニリンの配合量を17.5部に、界面活
性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸)の配合量を17.
5部に、ポリメチルメタクリレートの配合量を65部
に、ポリアニリンの配合量を35部にそれぞれ変更する
とともに、m−クレゾールに代えてトルエンを用いた。
それ以外は、実施例2と同様にして、導電性塗膜を作製
した。
【0050】
【実施例7】ポリメチルメタクリレートに代えて可溶性
ナイロン(帝国化学社製、EF30T)を用いるととも
に、m−クレゾール500部に代えて、メタノール40
0部と水100部を用いた。それ以外は、実施例2と同
様にして、導電性塗膜を作製した。
【0051】
【実施例8】ポリメチルメタクリレートに代えてポリウ
レタン(日本ミラクトラン社製、TPU)を用いるとと
もに、m−クレゾール500部に代えて、メチルエチル
ケトン(MEK)200部とトルエン300部を用い
た。それを高剪断分散機(ダイノーミル3200rp
m、ビーズ粒径0.8mm)で分散させた。それ以外
は、実施例2と同様にして、導電性塗膜を作製した。
【0052】
【実施例9】高剪断分散機を使用しない以外は、実施例
8と同様にして、導電性塗膜を作製した。
【0053】
【実施例10】ポリメチルメタクリレートに代えてアク
リルフッ素系樹脂(大日本インキ化学工業社製、ディフ
ェンサTR230K)を用いるとともに、m−クレゾー
ル500部に代えて、メチルエチルケトン(MEK)2
00部とトルエン300部を用いた。それ以外は、実施
例2と同様にして、導電性塗膜を作製した。
【0054】
【実施例11】まず、アニリン10部と、界面活性剤
(ペンタデシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤
(過硫酸アンモニウム)3部の存在下に酸化重合させた
後、メタノールで未反応物を取り除き、濾過をして水分
を除去し、界面活性剤構造を有するポリアニリンを得
た。つぎに、バインダーポリマーとしてH−NBR(日
本ゼオン社製、ゼットポール0020)82部、架橋剤
として硫黄1部、スルフェンアミド系架橋促進剤(大内
新興化学工業社製、ノクセラーCZ)0.5部、ジチオ
カルバミン酸塩系架橋促進剤(大内新興化学工業社製、
ノクセラーBZ)0.5部をロールを用いて混練し、こ
れらをメチルエチルケトン(MEK)200部とトルエ
ン300部に溶解した後、上記界面活性剤構造を有する
ポリアニリン18部を加え、導電性組成物(コーティン
グ液)を調製した。そして、この導電性組成物(コーテ
ィング液)をガラス板上に塗布した後、150℃にて3
0分間加熱架橋して、厚み100μmの導電性塗膜を作
製した。
【0055】
【実施例12】導電剤としてアセチレンブラック(電気
化学工業社製、デンカブラックHS100)5部をさら
に配合する以外は、実施例11と同様にして、導電性塗
膜を作製した。
【0056】
【実施例13】導電剤として第四級アンモニウム塩(テ
トラブチルアンモニウムハイドロゲンサルフェート:T
BAHS)2部をさらに配合する以外は、実施例11と
同様にして、導電性塗膜を作製した。
【0057】
【実施例14】まず、ピロール10部と、界面活性剤
(ドデシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤(塩
化第二鉄)1部の存在下に酸化重合させた後、メタノー
ルで未反応物を取り除き、濾過をして水分を除去し、界
面活性剤構造を有するポリピロールを得た。つぎに、バ
インダーポリマーであるポリウレタン(日本ミラクトラ
ン社製、TPU)82部をメチルエチルケトン(ME
K)200部とトルエン300部に溶解した後、上記界
面活性剤構造を有するポリピロール18部を加え、導電
性組成物(コーティング液)を調製した。そして、この
導電性組成物(コーティング液)をガラス板上に塗布し
て、厚み100μmの導電性塗膜を作製した。
【0058】
【実施例15】まず、チオフェン10部と、界面活性剤
(ドデシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤(塩
化第二鉄)1部の存在下に酸化重合させた後、メタノー
ルで未反応物を取り除き、濾過をして水分を除去し、界
面活性剤構造を有するポリチオフェンを得た。つぎに、
バインダーポリマーであるポリウレタン(日本ミラクト
ラン社製、TPU)82部をメチルエチルケトン(ME
K)200部とトルエン300部に溶解した後、上記界
面活性剤構造を有するポリチオフェン18部を加え、導
電性組成物(コーティング液)を調製した。そして、こ
の導電性組成物(コーティング液)をガラス板上に塗布
して、厚み100μmの導電性塗膜を作製した。
【0059】
【実施例16】まず、アニリン10部と、界面活性剤
(ドデシルベンゼンスルホン酸)8部とを、酸化剤(塩
化第二鉄)1部の存在下に酸化重合させた後、メタノー
ルで未反応物を取り除き、濾過をして水分を除去し、界
面活性剤構造を有するポリアニリンを得た。つぎに、バ
インダーポリマーであるポリウレタン(日本ミラクトラ
ン社製、TPU)82部をメチルエチルケトン(ME
K)200部とトルエン300部に溶解した後、上記界
面活性剤構造を有するポリアニリン18部を加え、導電
性組成物(コーティング液)を調製した。そして、この
導電性組成物(コーティング液)をガラス板上に塗布し
て、厚み100μmの導電性塗膜を作製した。
【0060】
【比較例1】エピクロルヒドリンゴム(大阪曹達社製、
エピクロマーCG)100部と、導電剤として第四級ア
ンモニウム塩(TBAHS)2部と、受酸剤(酸化亜
鉛)10部と、チオウレア系架橋促進剤(三新化学社
製、サンセラー22C)3部を配合し、ロールを用いて
混練した後、これらをメチルエチルケトン(MEK)3
00部とトルエン150部に溶解して、導電性組成物
(コーティング液)を調製した。そして、この導電性組
成物(コーティング液)をガラス板上に塗布した後、1
50℃にて30分間加熱架橋して、厚み100μmの導
電性塗膜を作製した。
【0061】
【比較例2】ポリウレタン(日本ミラクトラン社製、T
PU)100部と、導電剤としてアセチレンブラック
(電気化学工業社製、デンカブラックHS100)7部
と、ブロックイソシアネート(大日本インキ化学工業社
製、バーノックDB980K)2部を配合し、ロールを
用いて混練した後、150℃にて30分間加熱架橋し
て、厚み100μmの導電性塗膜を作製した。
【0062】
【比較例3】アセチレンブラック(電気化学工業社製、
デンカブラックHS100)の配合量を20部に変更し
た。それ以外は、比較例2と同様にして、導電性塗膜を
作製した。
【0063】
【比較例4】導電性シリコーンポリマー(信越化学工業
社製、KE1350AB)をガラス板上に塗布して、厚
み100μmの導電性塗膜を作製した。
【0064】このようにして得られた実施例品および比
較例品の導電性塗膜を用いて、電気抵抗を測定した。ま
た、電気抵抗の環境依存性および電圧依存性も評価し
た。これらの結果を、後記の表1〜表4に併せて示し
た。
【0065】〔電気抵抗〕25℃×50%RHの環境下
において、10Vの電圧を印加した時の導電性塗膜の電
気抵抗を、SRIS 2304に準じて測定した。
【0066】〔環境依存性〕上記電気抵抗の評価に準じ
て、低温低湿(15℃×10%RH)の時の電気抵抗
と、高温高湿(35℃×85%RH)の時の電気抵抗を
それぞれ測定し、電気抵抗の差を変動桁数で示した。な
お、この時の印加電圧は10Vである。
【0067】〔電圧依存性〕上記電気抵抗の評価に準じ
て、25℃×50%RHの環境下、0.1Vの電圧を印
加した時の電気抵抗と、100Vの電圧を印加した時の
電気抵抗をそれぞれ測定し、電気抵抗の差を変動桁数で
示した。
【0068】〔粒径〕バインダーポリマー中に分散して
いる導電性ポリマー(比較例1〜3は導電剤)の粒径
(メジアン径)を、堀場製作所製の粒度分布計LA92
0を用いて測定した。なお、カーボンを併用しているた
め、導電性ポリマーの粒径を正確に測定できないものを
「−」と表示した。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】
【表4】
【0073】上記結果から、すべての実施例品は、界面
活性剤構造を有する導電性ポリマーとバインダーポリマ
ーとを組み合わせて用いているため、環境依存性および
電圧依存性の双方の特性に優れ、しかも電気抵抗が小さ
いことがわかる。
【0074】これに対して、比較例1品はイオン導電剤
を用いているため、電圧依存性に優れているが、環境依
存性に劣ることがわかる。比較例2品,比較例3品は電
子導電剤を用いているため、環境依存性に優れている
が、バインダーポリマー中に分散している電子導電剤の
粒径が非常に大きく、電子導電剤がバインダーポリマー
中で均一に分散していないため、電圧依存性に著しく劣
ることがわかる。比較例4品は、導電性カーボンを用い
たシリコーンポリマーを用いているため、環境依存性に
優れているが、電圧依存性に劣ることがわかる。このよ
うに、比較例品はいずれも、環境依存性および電圧依存
性のいずれか一方の特性に優れるのみで、環境依存性お
よび電圧依存性の双方の特性を満足するものではないこ
とがわかる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の導電性組成物
は、界面活性剤構造を有する導電性ポリマーとバインダ
ーポリマーとを含有するものである。その結果、特殊な
導電性ポリマーがバインダーポリマー中に分散または溶
解して特殊な導電性ポリマーとバインダーポリマーとの
複合体からなるポリマーアロイを形成し、電気抵抗の電
圧依存性に優れるというイオン導電剤の利点と、電気抵
抗の環境依存性に優れるという電子導電剤の利点との双
方の特性を備え、しかも電気抵抗のばらつきが小さく、
低電気抵抗化が可能である。
【0076】また、上記界面活性剤構造を有する導電性
ポリマーおよびバインダーポリマーに加えて、イオン導
電剤および電子導電剤の少なくとも一方を用いると、電
気抵抗の制御性、電圧依存性や環境依存性がさらに良好
になる。
【0077】さらにまた、上記界面活性剤構造を有する
導電性ポリマーおよびバインダーポリマーに加えて、架
橋剤を用いると、組成物の強度が向上し、部材としての
耐久性が向上する。
【0078】そして、本発明の導電性組成物を電子写真
機器用部材、例えば、現像ロールの電極層、表層等とし
て用いた場合、画質が良好で、環境の変化が大きい場合
でも画質への影響が少なく、品質の安定性に優れてい
る。また、軸体(芯金)に導電性組成物をコーティング
して電極層や表層を形成する場合、従来の電子導電剤を
用いた場合のように膜厚を制御する必要がなく、しかも
本発明の導電性組成物は安定なため、膜厚の製品特性へ
の影響が少なくなる。また、本発明の導電性組成物は、
印加電圧による電気抵抗を一定に制御できるため、例え
ば、現像ロールではトナー層形成性、帯電性を安定化す
ることができ、帯電部材では感光体との間での電流制御
を安定化でき、転写部材でも感光体上のトナーの転写は
電圧の制御により行われることから転写性能を安定化で
きる。さらには、この様な電気特性の差を利用したセン
サー材料、アクチュエータ等の電流制御素子としても効
果的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/02 101 G03G 15/02 101 3J103 15/08 501 15/08 501A 4J002 501D 504 504B 15/16 15/16 103 103 21/06 21/00 340 21/10 312 318 (72)発明者 伊東 邦夫 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 Fターム(参考) 2H035 AA15 2H071 BA43 DA06 DA07 DA08 DA09 DA13 2H077 AA15 AC04 AD06 AD13 AD14 CA04 FA22 FA25 GA02 2H134 HA17 HD19 KD04 KD06 KD08 2H200 FA01 HA02 HB12 HB22 HB45 JA25 JB10 JB13 JB45 JC15 MA03 MA04 MA20 MB01 3J103 AA02 FA12 FA18 GA57 HA03 HA20 HA41 HA43 HA46 HA48 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC081 AC091 AC111 BB151 BB271 BD121 BD141 BG031 BG041 BG051 BG061 BG071 BM002 BP011 CD001 CD051 CD061 CD121 CD201 CE002 CH041 CH072 CH122 CK021 CK031 CK041 CK051 CL001 CL061 CM012 CM022 CN012 CN021 CN022 DA026 DA036 DA047 DE096 DE106 DE136 DK006 EK007 EL027 EN007 EN136 ER007 FA082 FD112 FD116 FD147 FD150 GQ02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)および(B)を必須成分と
    することを特徴とする導電性組成物。 (A)界面活性剤構造を有する導電性ポリマー。 (B)バインダーポリマー。
  2. 【請求項2】 (A)の原料である導電性ポリマーの原
    料モノマーと界面活性剤との混合比が、重量比で、原料
    モノマー/界面活性剤=96/4〜30/70である請
    求項1記載の導電性組成物。
  3. 【請求項3】 (A)の原料(原料モノマーと界面活性
    剤との合計量)と、(B)との混合比が、重量比で、
    (A)の原料/(B)=1/99〜35/65である請
    求項1または2記載の導電性組成物。
  4. 【請求項4】 (B)のバインダーポリマーが、アクリ
    ル系樹脂、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド
    系樹脂、エポキシ系ポリマーおよびゴム系ポリマーから
    なる群から選ばれた少なくとも一つである請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の導電性組成物。
  5. 【請求項5】 (B)のバインダーポリマーが溶剤に可
    溶なポリマーである請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の導電性組成物。
  6. 【請求項6】 (A)の界面活性剤構造を有する導電性
    ポリマーが、(B)のバインダーポリマー中に1μm以
    下の粒径で分散しているか、もしくは(B)のバインダ
    ーポリマーまたは溶剤中に溶解している請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の導電性組成物。
  7. 【請求項7】 (A)および(B)に加えて、イオン導
    電剤および電子導電剤の少なくとも一方を含有してなる
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の導電性組成物。
  8. 【請求項8】 (A)および(B)に加えて、架橋剤を
    含有してなる請求項1〜7のいずれか一項に記載の導電
    性組成物。
  9. 【請求項9】 原料モノマーと界面活性剤とを用いて
    (A)の界面活性剤構造を有する導電性ポリマーを合成
    するとともに、この導電性ポリマーを高剪断分散機を用
    いて(B)のバインダーポリマー中に分散させる請求項
    6〜8のいずれか一項に記載の導電性組成物。
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