JP2002166418A - 熱可塑性エラストマー組成物パウダーの製造方法 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物パウダーの製造方法Info
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Abstract
に球換算平均粒子径が500μm以下の熱可塑性エラス
トマー組成物パウダーを製造することができる製造方法
を提供する。 【解決手段】 水中カット方式により、球換算平均粒子
径500μm以下の熱可塑性エラストマー組成物パウダ
ーを製造する方法であって、下記の(a)〜(c)の条
件を充足する熱可塑性エラストマー組成物パウダーの製
造方法。 (a):ダイス通過直前の熱可塑性エラストマー組成物
の温度が120〜220℃であること (b):ダイスの温度が230〜350℃であること (c):ダイス孔径が0.36mm以下であること
Description
マー組成物パウダーの製造方法に関するものである。更
に詳しくは、本発明は、水中カット方式により、生産性
を低下させずに球換算平均粒子径が500μm以下の熱
可塑性エラストマー組成物パウダーを製造する方法に関
するものである。
な凹凸模様を有するシート状の成形体は、自動車内装部
品などの表皮材として用いられている。このような成形
体として、塩化ビニル系組成物パウダーが粉末成形され
てなる成形体が使用されている。しかしながら、かかる
成形体は焼却処分するに際して塩化水素ガスなどを発生
する等の問題があり、その代替品が求められており、こ
の代替品として、たとえばエチレン・α―オレフィン系
ゴムとポリオレフィン系樹脂との熱可塑性エラストマー
組成物からなり、該組成物を冷凍粉砕法等の機械的粉砕
法により粉砕されてなる熱可塑性エラストマー組成物パ
ウダーが提案されている(たとえば、特開平5−118
3号公報、特開平5−5050号公報等を参照)。
ー組成物パウダーは複雑な形状を持つが故に流下特性に
劣るため、複雑な形状の成形体、たとえば狭くて高い凸
部を有する成形体などを製造する際に、該凸部のエッジ
にピンホールや欠肉などの外観不良を生じるという問題
があった。さらには、熱可塑性エラストマー組成物を一
旦「ペレット」状にした後、機械的に粉砕するため、該熱
可塑性エラストマー組成物パウダーの製造には、二段階
の別々の工程が必要であった。
トランドカット方式、水中カット方式等の方法で製造さ
れてなる、特定の溶融特性及び粉体性状を有する熱可塑
性エラストマー組成物パウダーが知られている(たとえ
ば、特開平8−225654号公報、特開平10−81
793号公報等を参照)。
状態の該熱可塑性エラストマー組成物を押出機出口に設
けられたダイス中の孔を通して空気中に押出してストラ
ンド状とし、これを水等の媒体を通して冷却した後に、
高速回転カッター刃等で切断することにより該熱可塑性
エラストマー組成物パウダーを製造する方式である。し
かしながら、該熱可塑性エラストマー組成物が、溶融性
に優れる場合(すなわち溶融粘度が低い場合)、あるい
は柔軟性に優れる場合(すなわちエチレン・α−オレフ
ィン系ゴム等のゴム質重合体を多く含有する場合)、製
造時にミスカットやストランド切れ等の不具合が頻発
し、該熱可塑性エラストマー組成物パウダーの生産性が
低下するという問題点があった。生産性を向上するため
に、たとえばストランド数を増加する等の方策を施して
も、製造開始時に溶融状態のストランドが互着したり、
冷却後のストランドが容易に物理的に絡みやすいため、
生産性は向上しないという問題点があった。
可塑性エラストマー組成物をダイス中の孔を通して水中
に吐出し、ダイス面に沿って回転するカッター刃を使用
して連続的に切断し、該切断物を水とともに搬送し、遠
心乾燥機等を用いて付着している水を除いて該熱可塑性
エラストマー組成物パウダーを製造する方式である。
体特性を有する熱可塑性エラストマー組成物パウダーを
用いて粉末スラッシュ成形法等の粉末成形法により成形
体を製造した場合、該粉末成形法により製造される成形
体の肉厚を1.0mm程度以下の薄厚に制御するために
は、該熱可塑性エラストマー組成物のパウダーの球換算
平均粒子径を500μm以下にする必要がある。
粒子径が500μm以下の熱可塑性エラストマー組成物
パウダーを製造する場合、ダイス表面は絶えず水に曝さ
れ冷却されるため、溶融状態の熱可塑性エラストマー組
成物が孔内で固化し、目詰まりを発生するため、生産性
が低下するという問題があった。
パウダーの粒子径( Rα)は、下記(1)式の関係に
あり、パウダーの粒子径が細かいものを製造しようとす
る場合、製造条件として孔1ケあたりの平均原料吐出量
(M)を低減させ、切断速度(P)を増大させても、目
詰まり率(α)が上がるため生産性が低下するという問
題があった。 Rα={M/(π×D×P)/(1−α)×1014}1/3…(1) M :孔1ケあたりの平均原料吐出量(g/時間
/孔) D :熱可塑性エラストマー組成物の密度(kg
/m3) P :切断速度(回/分) α×100:目詰まり率(%) Rα :目詰まり率がαの場合のパウダー粒子径
(μm) ここで、孔1ケあたりの平均原料吐出量とは、該パウダ
ー製造プロセスの全体のダイス吐出量を、ダイス孔数で
単純に分割したものである。また、切断速度とは、ダイ
ス孔から押出される熱可塑性エラストマー組成物を単位
時間あたりに切断する回数のことであり、カッターの回
転速度とカッター回転部に取りつけられた刃の数とをか
け合わせた値である。
決しようとする課題は、水中カット方式により生産性を
低下させずに球換算平均粒子径が500μm以下の熱可
塑性エラストマー組成物パウダーを製造する方法を提供
する点に存する。
中カット方式により、球換算平均粒子径500μm以下
の熱可塑性エラストマー組成物パウダーを製造する方法
であって、下記の(a)〜(c)の条件を充足する熱可
塑性エラストマー組成物パウダーの製造方法に係るもの
である。 (a):ダイス通過直前の熱可塑性エラストマー組成物
の温度が120〜220℃であること (b):ダイスの温度が230〜350℃であること (c):ダイス孔径が0.36mm以下であること
成物における熱可塑性エラストマーとしては、たとえば
オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱可塑
性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマ
ー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマーなどがあげ
られる。
は、たとえばエチレン及びα−オレフィンの共重合体ゴ
ム、プロピレン及び炭素数4以上のα−オレフィンの共
重合体ゴム、共役ジエン系重合体、共役ジエン系重合体
の水添物などがあげられる。
ムにおけるα−オレフィンとしては、プロピレン、1−
ブテン、3−メチル−1−ブテンなどの炭素原子数3〜
10のα−オレフィンが通常用いられる。これらのα−
オレフィンはそれぞれ単独又は2種以上を組合わせて用
いられ、たとえばプロピレンと炭素数4以上のα−オレ
フィンとを組合わせて用いられてもよい。
合体ゴムにおけるエチレン単位の含有量は通常5〜95
重量%、好ましくは10〜85重量部程度であり、α−
オレフィン含有量は通常5〜95重量%、好ましくは1
0〜85重量%である。エチレン単位含有量、α−オレ
フィン単位含有量は13C−NMR法、赤外線吸光分光法
などの方法により測定することができる。
合体ゴムは、他の単量体単位を含有していてもよい。他
の単量体としては、たとえばジシクロペンタジエン、5
−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエ
ン、1,5−ジシクロオクタジエン、7−メチル−1,
6−オクタジエン、5−ビニル−2−ノルボルネン、ジ
ビニルベンゼンなどの炭素原子数5〜15の非共役ジエ
ン、酢酸ビニルなどのビニルエステル化合物、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのエチレン性
不飽和カルボン酸エステル化合物、アクリロニトリル、
メタクリロニトリルなどのビニルニトリル化合物などが
あげられる。これらの他の単量体単位はそれぞれ1種又
は2種以上を組合わせて用いられる。
合体ゴムとしては、たとえばエチレン・プロピレン共重
合体ゴム、エチレン・1−ブテン共重合体ゴム、エチレ
ン・1−ヘキセン共重合体ゴム、エチレン・1−オクテ
ン共重合体ゴム、エチレン・プロピレン・5−エチリデ
ン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(EPDM)、プロ
ピレン・1−ブテン・エチレン共重合体ゴム、プロピレ
ン・1−ヘキセン・エチレン共重合体ゴム、プロピレン
・1−オクテン・エチレン共重合体ゴムなどがあげられ
る。
合体ゴムの中でも、エチレンとプロピレンと炭素数4以
上のα−オレフィンとの共重合体ゴムは、キシレン溶媒
による極限粘度[η]が0.3dl/g以上であること
が、得られた成形体において粘着感が生じない点で、好
ましい。かかるエチレン及びα−オレフィンの共重合体
ゴムは、架橋されていてもよい。
ィンの共重合体ゴムにおけるα−オレフィンとしては、
たとえば1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、3
−メチル−1−ブテンなどの炭素原子数4〜10のα−
オレフィンなどがあげられる。これらのα−オレフィン
はそれぞれ単独又は2種以上を組合わせて用いられる。
かかるプロピレン及び炭素数4以上のα−オレフィンの
共重合体ゴムは、他の単量体単位を含有していてもよ
い。他の単量体としては、エチレン及びα−オレフィン
の共重合体ゴムにおいて上記したと同様の他の単量体が
あげられる。
オレフィンの共重合体ゴムは、キシレン溶媒による極限
粘度[η]が0.3dl/g以上であることが、得られ
た成形体において粘着感が生じない点で、好ましい。
オレフィンの共重合体ゴムとしては、たとえばプロピレ
ン・1−ブテン共重合体ゴム、プロピレン・1−ヘキセ
ン共重合体ゴム、プロピレン・1−オクテン共重合体ゴ
ムなどがあげられる。かかるプロピレン及び炭素数4以
上のα−オレフィンの共重合体ゴムは、架橋されていて
もよい。
類の共役ジエンの重合体であって、共役ジエンとして
は、たとえば1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3
−ブタジエン(イソプレン)、1,3−ペンタジエン、
2,3−ジメチルブタジエンなどの炭素数4〜8の共役
ジエンなどがあげられる。かかる共役ジエン単位は1種
であってもよいし、2種以上であってもよい。共役ジエ
ン系重合体は、他の単量体単位を含有していてもよい。
他の単量体としては、たとえばアクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチルなどのエステル基を有するビニル化合物
などがあげられる。かかる共役ジエン系重合体として
は、たとえばポリブタジエン、ポリイソプレンなどがあ
げられる。
エン系重合体が水添された構造の重合体であって、たと
えば水添ポリブタジエン、水添ポリイソプレンなどがあ
げられる。
れた共役ジエン単位が存在し、該単位には炭素数2以上
の側鎖を有する単位も存在するが、かかる水添された共
役ジエン単位のうちの60%以上の単位が炭素数2以上
の側鎖を有する共役ジエン単位であることが、熱可塑性
エラストマー組成物がポリオレフィン樹脂を含有する場
合に得られる成形体の柔軟性及び耐折り曲げ白化性に優
れる点で好ましい。共役ジエン系重合体の水添物は、炭
素数2以上の側鎖を有する共役ジエン単位の割合が異な
る2以上のブロックから構成されていてもよい。
は、たとえばビニル芳香族化合物及び共役ジエンの共重
合体ゴム及びその水添物などがあげられる。
チレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレンなど
の炭素数8〜12のビニル芳香族化合物などがあげられ
る。共役ジエンとしては、共役ジエン系重合体において
上記したと同様の炭素数4〜8の共役ジエンなどがあげ
られる。かかる共役ジエンは1種であってもよいし、2
種以上を組合わせて用いられてもよい。
合体としては、たとえばスチレン・ブタジエン共重合体
ゴム、スチレン・イソプレン共重合体ゴム、スチレン・
ブタジエン・イソプレン共重合体ゴムなどがあげられ、
これらは公知の方法により製造することができる。
合体は、構成の異なる2以上のブロックから構成されて
いてもよい。かかる2以上のブロックから構成されてい
るビニル芳香族化合物及び共役ジエンの共重合体として
は、たとえばスチレン単独重合体ブロック−ブタジエン
単独重合体ブロック−スチレン単独重合体ブロックから
なる構造の共重合体ゴム(一般にSBSと称され
る。)、スチレンとブタジエンとがランダムに配列した
構造の共重合体ゴム(スチレン・ブタジエンランダム共
重合体、一般にSBRと称される。)などがあげられ
る。また、スチレン単独重合体ブロック−スチレン・ブ
タジエン共重合体ブロック−スチレン単独重合体ブロッ
クからなる構造の共重合体ゴムもあげられ、かかる共重
合体ゴムにおいてスチレン・ブタジエン共重合体ゴムは
スチレンとブタジエンとがランダムに共重合した構造の
ブロックであってもよいし、スチレン単位の含有量が徐
々に増加するテーパー状ブロックであってもよい。
合体ゴムの水添物としては、ビニル芳香族化合物及び共
役ジエンの共重合体ゴムを水素添加処理して共役ジエン
単位が水素添加されて得られるものがあげられ、たとえ
ば水添スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、水添スチレ
ン・イソプレン共重合体ゴム、水添スチレン・ブタジエ
ン・イソプレン共重合体ゴムなどがあげられる。
ロックから構成されていてもよい。かかる2以上のブロ
ックから構成されているビニル芳香族化合物及び共役ジ
エンの共重合体としては、たとえばスチレン単独重合体
ブロック−水添ブタジエン単独重合体ブロック−スチレ
ン単独重合体ブロックからなる構造の共重合体ゴムの水
添物(一般にはSEBSと称される。)などがあげられ
る。またスチレン単独重合体ブロック−水添ブタジエン
・スチレン共重合体ブロック−スチレン単独重合体ブロ
ックからなる構造の共重合体ゴムの水添物もあげられ、
かかる共重合体ゴムの水添物において水添ブタジエン・
スチレン共重合体ブロックは水添ブタジエンとスチレン
とがランダムに共重合した構造のブロックであってもよ
いし、スチレン単位の含有量が徐々に増加するテーパー
状ブロックであってもよい。
ンダム共重合体(一般にはHSBRと称される。)であ
ってもよい。
場合には、共役ジエン単位のうちの80%以上が水添さ
れていることが好ましく、90%以上が水添されている
ことがさらに好ましい。水添率が80%未満であると、
得られる成形体は耐熱性(耐黄変性)に劣る場合があ
る。また、水添された共役ジエン単位のうちの60%以
上の単位が炭素数2以上の側鎖を有する共役ジエン単位
であることが、熱可塑性エラストマー組成物がポリオレ
フィン樹脂を含有する場合に得られる成形体の柔軟性、
耐傷付き性、強度、透明性などの点で好ましい。
の共重合体ゴムの水添物は、たとえば特開平2−362
44号公報、特開平3−72512号公報、特開平3−
725123号公報、特開平7−118335号公報、
特開昭56−38338号公報、特開昭61−6073
9号公報などに記載された方法で製造することができ
る。
合体ゴムやその水添物におけるビニル芳香族化合物単位
の含有量は50重量%以下、さらには20重量%以下で
あることが、柔軟性に優れた成形体が得られる点で好ま
しい。含有量が50重量%を超えると、得られる成形体
の強度が不十分となる傾向にある。
合体ゴムやその水添物は、1種以上の官能基が導入され
た変性体であってもよい。官能基としては、たとえばカ
ルボキシル基、酸無水物基、水酸基、エポキシ基、アミ
ノ基、ハロゲン原子を含有する官能基、及びこれらの官
能基から誘導されるエステル基、アミド基などのような
官能基などがあげられる。かかる官能基は、共重合体ゴ
ムを製造する際の重合時に導入することもできるし、重
合により得られた共重合体ゴムに導入することもできる
し、水添後の水添物に導入することもできる。
JIS K−7210に準拠して230℃、荷重2.1
6kgfで測定したメルトフローレート(MFR)は、
通常0.1〜200g/10分、好ましくは1〜100
g/10分である。MFRが0.1g/10分未満であ
ると、本発明における熱可塑性エラストマーパウダーの
溶融成形性に劣り、200g/10分を超えると得られ
る成形体の強度が劣る場合がある。
X線構造解析法により求められる結晶化度が50%未満
のものを指す。
ポリオレフィン系樹脂を含有していてもよい。ポリオレ
フィン系樹脂を含有することにより、熱可塑性エラスト
マー組成物の強度を調整したり、溶融粘度を調整して成
形性をコントロールしたり、得られる成形体に耐熱保持
性を付与することができる。
する重合体であって、オレフィンの少なくとも1種の重
合体又は共重合体である。オレフィンとしては、たとえ
ばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、
1−オクテンなどの炭素原子数2〜8のオレフィンなど
があげられる。オレフィン系樹脂としては、たとえばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ(1−ブテン)、プ
ロピレンと炭素原子数4以上のα−オレフィン、たとえ
ば1−ブテンとの共重合体などがあげられる。かかるポ
リオレフィン系樹脂はそれぞれ単独又は2種以上を組合
わせて用いられる。
素原子数3〜8のα−オレフィンから選ばれる2種以上
のオレフィンが2段階以上で共重合された共重合体であ
ってもよい。かかる共重合体としては、たとえば第一段
階でプロピレンを単独重合させ、第二段階でプロピレン
とエチレンとを共重合させて得られる共重合体、第二段
階でプロピレンと炭素原子数4以上のα−オレフィンと
を共重合させて得られる共重合体などがあげられる。
を含有していてもよい。他の単量体としては、たとえば
ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボル
ネン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ジシクロオクタ
ジエン、7−メチル−1,6−オクタジエン、5−ビニ
ル−2−ノルボルネン、ジビニルベンゼンなどの炭素原
子数5〜15の非共役ジエン、酢酸ビニルなどのビニル
エステル化合物、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチルなどのエチレン性不飽和カルボン酸エステル化
合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのビ
ニルニトリル化合物などがあげられる。これらの他の単
量体単位はそれぞれ1種又は2種以上を組合わせて用い
られる。
は、該ポリオレフィン系樹脂の範疇に含まれるが、ポリ
プロピレンホモポリマー、α−オレフィンとプロピレン
の共重合体及びその混合物のいずれでも良く、ポリプロ
ピレン系樹脂を含有することは、該熱可塑性エラストマ
ー組成物の耐熱保持性と経済性の点で好ましい。
X線構造解析法により求められる結晶化度が50%以上
のものを指す。
熱可塑性エラストマー100重量部あたり通常は100
0重量部以下、好ましくは10〜500重量部程度であ
る。ポリオレフィン系樹脂の含有量が1000重量部を
超えると得られる成形体の柔軟性が低下し、得られた成
形体の感触に劣るという問題がある。
の強度の点で、JIS K−7210に準拠して230
℃、荷重2.16kgfで測定したメルトフローレート
(MFR)は、通常0.1〜500g/10分、好まし
くは0.5〜300g/10分である。MFRが0.1
g/10分未満であると、本発明における熱可塑性エラ
ストマーパウダーの溶融成形性に劣り、500g/10
分を超えると得られる成形体の強度が劣る場合がある。
いて、熱可塑性エラストマー及びポリオレフィン系樹脂
として、熱可塑性エラストマー及びポリオレフィン系樹
脂からなる重合体粒子を用いることもできる。かかる重
合体粒子は通常リアクターTPO(R−TPO)と呼ば
れており、たとえば特開平4−21408号公報などに
その製造方法が記載されている。
たとえば天然ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、エ
ピクロロヒドリンゴム、アクリルゴムなどのゴム質重合
体などを含有していてもよい。
たとえば鉱物油系軟化剤や、フェノール系、サルファイ
ト系、フェニルアルカン系、フォスファイト系、アミン
系、アミド系等の耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止
剤、顔料、金属石けん、ワックス、防かび剤、抗菌剤、
フィラーなどの各種添加剤などを含有してもよい。
物油系軟化剤を含有する場合、溶融特性に優れた熱可塑
性エラストマー組成物パウダーおよび柔軟性に優れた成
形体を得ることができる。
料を含有する場合、ヘキサン、ベンジン、トルエン等の
有機溶剤で拭いても色落ちし難い成形体を得ることがで
きる。顔料としては、アゾ系、フタロシアン系、スレン
系、染色レーキ等の有機顔料、酸化チタン等の酸化物
系、クロモ酸モリブデン酸系、硫化セレン化合物、フェ
ロシアン化合物、カーボンブラック等の無機顔料が用い
られる。
いずれを用いることもできる。粉末状の物を用いる場
合、その1次粒径は300nm以下であることが着色の
均一性の観点から好ましい。また、粉末状の顔料を用い
る場合は、炭酸カルシウム、金属石けん、酸化マグネシ
ウム等の担体に担持させたものを用いることもできる。
この場合、担体の1次粒径は通常10μm以下、好まし
くは1〜5μmである。この場合、粉末顔料と担体との
重量比は、通常20:80〜80:20、好ましくは、
25:75〜75:25である。
必要な成分を一軸押出機、二軸押出機、ニーダー、ロー
ル、バンバリーミキサー等を用いて溶融混練することに
より得ることができる。このとき、混練する全種類を一
括して溶融混練することもできるし、数種類の成分を混
練した後に選択しなかった成分を溶融混練することによ
って製造することもできる。
分を選択的に動的架橋した後に、選択しなかった成分を
溶融混練することによって、製造することもできる。動
的架橋の方法及び動的架橋の際に使用される架橋剤及び
架橋助剤の添加量及び種類に関しては、例えば特開平5
−5050号公報等に記載された公知の手法を使用すれ
ばよい。動的架橋を行うことにより、本発明の熱可塑性
エラストマー組成物パウダーを用いて得られた成形体の
耐熱性が向上する。
ダーを後述の粉末スラッシュ成形法等の粉末成形法に使
用する場合、その熱可塑性エラストマー組成物の250
℃における複素動的粘度η*(1)は1×102〜5×1
04ポイズであることが好ましく、更には3×102〜8
×103ポイズの範囲であることが好ましい。ここで複
素動的粘度η*(ω)とは、温度250℃、振動周波数
ωにおける貯蔵弾性率G’(ω)及び損失弾性率G''
(ω)を用いて、下記計算式(3)によって算出される
値であり、複素動的粘度η*(1)とはω=1ラジアン
/秒における複素動的粘度である。 η*(ω)={〔G’(ω)〕2+〔G''(ω)〕2}1/2/ω (3)
塑性エラストマー組成物の溶融流動性が劣り、粉末成形
法などのような成形時の剪断速度が通常1秒-1以下と低
い値の成形方法によって成形体を製造することが困難と
なる傾向にある。
ダーを後述の粉末スラッシュ成形法等の粉末成形法に使
用する場合、ニュートン粘性指数nが0.28以下であ
ることが好ましく、さらには0.01〜0.20の範囲
が好ましい。ここでニュートン粘性指数nとは前記の複
素動的粘度η*(1)と温度250℃、振動周波数ω=
100ラジアン/秒で測定される複素動的粘度η*(1
00)とを用いて下記計算式(4)によって算出される
値である。 n={logη*(1)−logη*(100)}/2 (4)
ると、得られる成形体の機械的強度が低くなる。
ダーは、溶融した熱可塑性エラストマー組成物を複数の
孔を有するダイスを通して水中に押出した後、高速に回
転するカッターにより切断することにより製造される。
製造に際しては、通常押出機及び/又はギヤポンプ等が
使用される。ギヤポンプを使用した場合、ダイス前での
熱可塑性エラストマー組成物の昇圧に効果的である。
ダーを製造する際、押出機及び/又はギヤポンプ等の投
入口に熱可塑性エラストマー組成物パウダーを得るのに
必要な原料を投入する必要がある。原料は、先述の方法
により得られた熱可塑性エラストマー組成物であっても
よいし、熱可塑性エラストマー組成物パウダーを得るの
に必要な成分をタンブラーミキサー等を使用して混合し
たものであっても良い。後者の場合、複数の投入口を用
いて、必要な成分を分けて投入しても良い。後者の場
合、予め熱可塑性エラストマー組成物を製造することな
く、各成分が混練された直後に目的とする熱可塑性エラ
ストマー組成物パウダーを得ることができるため、合理
的である。
ダーを製造する場合、ダイスを通過する直前の熱可塑性
エラストマー組成物の温度は、120℃〜220℃で調
整する必要があり、160℃〜200℃に調整すること
が好ましい。該温度が低すぎると、ダイス前での熱可塑
性エラストマー組成物の圧力が極端に上昇してしまうた
め、パウダーを製造することが不可能であり、一方、該
温度が高すぎると、パウダー粒子が融着してしまうた
め、パウダーを製造することが不可能である。本発明に
おけるダイス通過直前の樹脂温度とは、樹脂温度を測る
ためにダイアダプターに設置された温度計により測定さ
れる温度のことを言う。
ダーを製造する場合、ダイスの温度は230℃〜350
℃に調整する必要があり、250℃〜310℃に調整す
ることが好ましい。該温度が低すぎると、目詰まりを生
じるため、生産性が低下する。一方、該温度が高すぎる
とパウダー粒子が融着してしまうため、パウダーを製造
することが不可能である。本発明におけるダイスの温度
とは、熱可塑性エラストマー組成物パウダー製造時と同
じ条件でダイスを昇温し、熱可塑性エラストマー組成物
パウダー製造時に搬送等の目的で流している水をダイス
表面から除いた状態で測定するダイス表面の温度のこと
を言う。
ダーを製造する場合、ダイスの孔の径(孔径)は、0.
36mm以下であることが必要であり、好ましくは、
0.35mm以下であり、より好ましくは、0.33以
下であり、更に好ましくは0.30mm以下である。該
孔径が過大であると、目詰まりが増大するため、生産性
が低下する場合がある。なお、本発明で言うところの孔
径とは、該孔の最も細い部位の直径のことであり、溶融
状態の熱可塑性エラストマー組成物の流動促進等の目的
で、孔にテーパーをつける等の加工をしてもよい。
ダーを製造する場合、ダイスの孔1ケあたりの平均原料
吐出量は、好ましくは、1〜450g/時間/孔であ
り、より好ましくは、10〜250g/時間/孔であ
り、更により好ましくは、10〜200g/時間/孔で
ある。該吐出量が過少であると、押出しが不安定になる
ため、安定した製造ができない場合があり、一方、該吐
出量が過多であると、切断回数を極端に大きくする必要
が生じる場合がある。
度は、10,000〜150,000回/分が望まし
い。10,000回/分未満の場合、生産性が低下し、
150,000回/分を超える場合、樹脂の融着により
該パウダーの製造が困難になる。
5℃〜95℃の範囲で調整できる。該水温が高い場合
は、熱可塑性エラストマー組成物が融着しやすくなる場
合があり、一方該水温が低い場合は、目詰まりが発生し
やすい場合がある。その範囲の中でも30℃〜90℃が
好ましい。95℃を超えた場合、該水が蒸発してしまう
場合があり、また、5℃未満の場合、水温を調節するの
に冷凍機が必要となる場合がある。また、熱可塑性エラ
ストマー組成物の水中での融着防止等の目的で該水に界
面活性剤等を添加してもよい。界面活性剤としては、カ
チオン活性剤、アニオン活性剤、両性活性剤、非イオン
界面活性剤等があげられる。
ストマー組成物パウダーは、粉末スラッシュ成形法、流
動浸漬法、静電塗装法、粉末溶射法、回転成形法などの
種々の粉末成形法、プレス成形法、押出成形法、射出成
形法等の材料として適用することができる。たとえば粉
末スラッシュ成形法とは次のようにして行われる成形方
法である。
ーを、該組成物の溶融温度以上、通常は160〜300
℃、好ましくは210〜270℃に加熱された金型の成
形面上に供給する。該成形面上で前記熱可塑性エラスト
マー組成物パウダーを所定の時間の間加熱し少なくとも
表面が融解した熱可塑性エラストマー組成物パウダー
を、互いに融着させる。該所定時間が経過した後に、融
着しなかった熱可塑性エラストマー組成物パウダーを回
収する。必要であれば、溶融した熱可塑性エラストマー
組成物がのっている金型を更に加熱する。その後、金型
を冷却して、その上に形成されたシートを金型から取り
外す。このような方法において,金型は、たとえばガス
加熱炉方式、熱媒体油循環方式、熱媒体油内又は熱粒動
砂内への浸漬方式、高周波誘導加熱方式などによって加
熱される。熱可塑性エラストマー組成物パウダーを熱融
着させるための加熱時間は、目的とする成形体の大きさ
や厚みなどに応じて適宜選択される。
エラストマー組成物パウダーを粉末スラッシュ法等の方
法で成形し、更に発泡させることにより、発泡成形体を
製造することができる。この場合、発泡剤は熱可塑性エ
ラストマー組成物パウダーに予め含有されていてもよい
し、熱可塑性エラストマー組成物パウダーの表面上にヘ
ンシェルミキサー等の混合機を用いて配合されていても
よい。発泡剤としては、通常は熱分解型発泡剤が用いら
れる。かかる熱分解型発泡剤の例には、アゾジカルボン
アミド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、ジア
ゾジアミノベンゼンなどのアゾ化合物、ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド、ベンゼン−1,3−スルホニルヒドラ
ジド、p−トルエンスルホニルヒドラジドなどのスルホ
ニルヒドラジド化合物、N,N’−ジニトロソペンタメ
チレンテトラミン、N,N’−ジニトロソ−N,N’−
ジメチルテレフタルアミドなどのニトロソ化合物、テレ
フタルアジドなどのアジド化合物、重炭酸ナトリウム、
重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウムなどの炭酸塩類
などが含まれる。中でも、アゾジカルボンアミドが好ま
しく使用される。発泡剤の配合は、通常は発泡剤の分解
温度以下の温度で行われる。また、発泡剤と共に、発泡
助剤やセル調整剤を含有していてもよい。
形して成る成形体は非発泡材として有用であるが、その
一方の面側に発泡層が積層されてなる二層成形体として
使用することもできるし、成形体又は二層成形体は、そ
の一方の面側(非発泡層−発泡層からなる二層成形体の
場合は、発泡層側)に熱可塑性樹脂芯材が積層されてな
る多層成形体として用いることもできる。また、粉末ス
ラッシュ成形法により、非発泡層及び発泡層とからなる
二層成形体を一体で製造することもできる。
が、本発明はこれらの実施例に限定されない。パウダー製造評価 [1]製造条件 以下の条件を下記実施例及び比較例の実験の際の共通条
件とした。 ダイス上流側:日本製鋼所社製TEX30XCT−21W+MAAG社製ギヤ ポンプEXTRE28/28 ダイス:タイプA(孔径0.31mmφ 孔数100孔) タイプB(孔径0.34mmφ 孔数100孔) タイプC(孔径0.29mmφ 孔数98孔) タイプD(孔径0.37mmφ 孔数108孔) ダイスヒート用オイルの流量を4.8m3/時間に調整 ダイス下流側:熱可塑性エラストマー組成物冷却及び搬
送用の水の温度を60℃、流量を20m3/時間に調整 材料:予め二軸押出機(東芝機械社製、TEM50B)
で混練して得られた熱可塑性エラストマー組成物(η*
(1)=8×102ポイズ) 組成: 水添ジエン系共重合体(日本合成ゴム社製、スチレン−
ブタジエン共重合体の水添物。スチレン単位含有量16
重量%、MFR=10) 45重量% エチレン−プロピレン共重合体ゴム(住友化学工業社
製、プロピレン単位含有量27重量%、MFR=1)5
重量% プロピレン−エチレン共重合体樹脂(住友化学工業社
製、エチレン単位含有量5%、MFR=220)40重
量% WAX Hi−Mic 1080(日本精鑞社製)10
重量% 滑剤 MOLD WIZ#INT−33PA(AXEL
PLASTICSRESEARCH LABORAT
ORIES INC製) 0.2重量部 酸化防止剤 Irg−1076(チバスペシャリティケミカル
社製) 0.6重量部
た。 R={6×W/(π×D×N)×1015}1/3…(2) W:無作為に取り出した約50mgのパウダーの質量
(g) N:上記Wの該当するパウダーの粒子数(個) D:熱可塑性エラストマー組成物の密度(kg/m3) (2)目詰まり率 目詰まり率は、前出(2)式で求めた球換算平均粒子径
RをRαとして、前出(1)式により計算した。
ー組成物パウダーを製造した。評価結果を表1及び表2
に示す。
明により提供される製造方法を用いれば、球換算粒子径
500μm以下の熱可塑性エラストマー組成物パウダー
を生産性を低下させずに生産することが可能になる。
不可能
中カット方式により、生産性を低下させずに球換算平均
粒子径が500μm以下の熱可塑性エラストマー組成物
パウダーを製造することができる製造方法を提供するこ
とができた。
Claims (4)
- 【請求項1】 水中カット方式により、球換算平均粒子
径500μm以下の熱可塑性エラストマー組成物パウダ
ーを製造する方法であって、下記の(a)〜(c)の条
件を充足する熱可塑性エラストマー組成物パウダーの製
造方法。 (a):ダイス通過直前の熱可塑性エラストマー組成物
の温度が120〜220℃であること (b):ダイスの温度が230〜350℃であること (c):ダイス孔径が0.36mm以下であること - 【請求項2】 熱可塑性エラストマー組成物がスチレン
系熱可塑性エラストマーを含有する請求項1記載の熱可
塑性エラストマー組成物パウダーの製造方法。 - 【請求項3】 熱可塑性エラストマー組成物がポリプロ
ピレン系樹脂を含有する請求項1記載の熱可塑性エラス
トマー組成物パウダーの製造方法。 - 【請求項4】 熱可塑性エラストマー組成物がスチレン
系熱可塑性エラストマー及びポリプロピレン系樹脂を含
有する請求項1記載の熱可塑性エラストマー組成物パウ
ダーの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001284652A JP2002166418A (ja) | 2000-09-21 | 2001-09-19 | 熱可塑性エラストマー組成物パウダーの製造方法 |
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- 2001-09-19 JP JP2001284652A patent/JP2002166418A/ja active Pending
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