JP2002165871A - 消臭組成物 - Google Patents

消臭組成物

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水及び多価アルコールを含有する、加熱
工程を伴なう工場で発生する不快臭に対する消臭組成
物。 【効果】 本発明の消臭組成物は、組成物の匂いを残さ
ずに、衣類、繊維製品、空間等についた加熱工程を伴な
う工場で発生する不快臭を緩和することができ、しかも
その消臭効果が持続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱工程を伴なう
工場で発生する不快臭を緩和し、しかも使用後に組成物
由来の匂いが残らない消臭組成物に関する。具体的に
は、加熱工程を伴なう工場で発生する空間の不快臭及び
当該不快臭の付着した衣類、繊維製品等の消臭組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】鋳物、アスファルト、ゴム加工品、油脂
加工品、プラスチック加工品等、加熱工程を伴なう工場
内は種々の臭気が発生しており、特に100℃から50
0℃の加熱が伴なう鋳物工場内では樹脂や硬化剤由来の
ホルムアルデヒド、フルフリルアルコール、フルフラー
ル、二酸化イオウ、アミン、アンモニア、フェノール、
カルボン酸、エステル等の強い不快臭が発生している。
その臭気は工場内においては現場作業者に、外において
は近隣住民に精神的苦痛を与えている。またその不快臭
が衣類に付着し、作業者の通勤時など他人に不快感を与
えたり、工場内を訪問した来客や営業担当者においても
大きな不快感を与えている。これら加熱工程を伴なう工
場で発生する不快臭に対して、香料や精油を用いたマス
キングや消臭が行なわれているが、これら対策は香りが
強すぎて香料由来の匂いが衣類に残り不快感を増長して
しまったり、またマスキングの持続性に欠けている問題
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
ら加熱工程を伴なう工場で発生する不快臭を緩和し、し
かも使用後に組成物由来の匂いが残らない消臭組成物を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、水と多価
アルコールを組合わせて用いれば、衣類、繊維製品、空
間に匂いを残さずに加熱工程を伴なう工場で発生する不
快臭を緩和でき、しかもその消臭効果が持続することを
見出した。
【0005】本発明は、水及び多価アルコールを含有す
る消臭組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる多価アルコールと
しては、例えばジエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリアルキレングリコール類;グリセリ
ン、ソルビトールなどが挙げられる。これらのうち、平
均分子量100〜500のポリアルキレングリコール、
特にジプロピレングリコールが好ましい。
【0007】本発明の消臭組成物において、水は全組成
物中に80〜99.99重量%、特に90〜99.99
重量%含有させるのが、対象物、空間に均一に噴霧又は
塗布する点で好ましい。また、多価アルコールは、1種
以上を用いることができ、全組成物中に0.0001〜
30重量%、特に0.0001〜10重量%、更に0.
0001〜5重量%含有させるのが、消臭効果の点で好
ましい。
【0008】本発明の消臭組成物には、更に調合香料を
含有させることができ、その含有量は、全組成物中に
0.001〜10重量%が好ましい。そのうち、衣類、
繊維製品、空間に噴霧する場合は0.001〜5重量
%、更に0.001〜1重量%が対象物に組成物由来の
匂いが残らない点で好ましい。また、加熱工程を伴なう
工場における不快臭の発生源である樹脂に直接噴霧した
り、塗布、混合する場合は、0.01〜1重量%、更に
0.01〜1重量%が好ましい。ここで用いる調合香料
は、20℃の蒸気圧2.66Pa以下、特に1.33Pa以
下の香料、又は匂いの感覚強度が4以下の香料を、合計
で50重量%以上、特に60〜100重量%含有する調
合香料を用いるのが、組成物由来の匂いがより残らない
ので好ましい。
【0009】20℃の蒸気圧が2.66Pa以下の香料と
しては、安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジル、2−
メチル−3−(p−メトキシフェニル)−プロピルアル
デヒド、セドロール、セドリルメチルエーテル、シス−
3−ヘキセニルサリシレート、シス−ジャスモン、シト
ロネロール、クマリン、ジメチルベンジルカルボニルア
セテート、ジヒドロミルセノール、エチルリナロール、
エチレンブラシレート、フロラロゾン、ゲラニオール、
ヘリオナール、ジヒドロジャスモン酸メチル、ヘリオト
ロピン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサ
リシレート、インドール、α−イオノン、β−イオノ
ン、イソ・イー・スーパー、γ−デカラクトン、リリア
ール、リラール、メチル β−ナフチルケトン、メチル
イオノン−G、パールライド、ペンタライド、フェノキ
シエタノール、フェニルエチルフェニルアセテート、合
成サンダル、テンタローム、チンベロール、ウンデカラ
クトン、バニリン、α−ダマスコンが好ましい。
【0010】また、感覚強度が4以下の香料とは、Phys
ical Foundations in Perfumery(American Perfumer a
nd Cosmetics, 1970年12月発行)中、第5章、Absolute
intensity of odor,olfactory equilibrium(第43〜4
7頁)に記載の方法により求められる匂いの感覚強度(A
bsolute intensity of odor)が4以下のものである。
【0011】すなわち、まずシトラールをジエチルフタ
レートで希釈して調製した、1重量%、2.5重量%、
6.3重量%、16重量%、40重量%、及び100重
量%の各溶液を、それぞれ標準の感覚強度0、1、2、
3、4、5とする。次に、ある物質の匂い強度が、シト
ラールのどの濃度と感覚的に同じレベルかを見極める。
例えば、物質Aの匂いの強度がシトラール1重量%溶液
と同じ場合、Aの感覚強度は「0」であり、物質Bの匂
い強度がシトラール40重量%溶液と同じ場合、Bの感
覚強度は「4」である。匂いの強度がシトラール100
重量%よりも強い場合には、その匂いの強さを5以下に
下げてシトラール標準品と比較する。例えば、物質Cの
40重量%溶液がシトラール100重量%と同じなら
ば、Cの感覚強度は6になる。
【0012】前記のような香料としては、特にアンバー
コア、アンブロキサン、安息香酸ベンジル、サリチル酸
ベンジル、セドロール、セドリルメチルエーテル、シス
−3−ヘキセニルサリシレート、シス−ジャスモン、シ
トロネロール、ジヒドロミルセノール、エチルリナロー
ル、ゲラニオール、ジヒドロジャスモン酸メチル、ヘリ
オトロピン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシ
ルサリシレート、イソ・イー・スーパー、リリアール、
リラール、メチル β−ナフチルケトン、パールライ
ド、フェノキシエタノール、合成サンダル、テンタロー
ム、α−ダマスコン、ベンジルアルコール、ジメトー
ル、リナロール、リナリルアセテート、酢酸p−t−ブ
チルシクロヘキシル、酢酸o−t−ブチルシクロヘキシ
ル、フェニルエチルアルコールが好ましい。
【0013】これらの香料のうち、20℃の蒸気圧が
2.66Pa以下で、かつ匂いの感覚強度が4以下の香料
が好ましく、特に安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジ
ル、セドロール、セドリルメチルエーテル、シス−3−
ヘキセニルサリシレート、シス−ジャスモン、シトロネ
ロール、エチルリナロール、ゲラニオール、ジヒドロジ
ャスモン酸メチル、ヘリオトロピン、ヘキシルシンナミ
ックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、イソ・イー・
スーパー、リリアール、リラール、メチル β−ナフチ
ルケトン、パールライド、フェノキシエタノール、合成
サンダル、テンタローム、α−ダマスコンが好ましい。
【0014】また、香料を配合する場合には、可溶化剤
を用いるのが好ましく、可溶化剤としては、カチオン性
界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活
性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;p−トルエンス
ルホン酸塩、m−キシレンスルホン酸塩等の芳香族スル
ホン酸塩類などが挙げられる。
【0015】また、可溶化の面に加え消臭効果持続性の
点から次に示す分子中に少なくとも1つの陽イオン性基
と1つの炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニル
基とを有するカチオン性界面活性剤、両性界面活性剤を
合わせて用いるとさらに好ましい。これは分子中の陽イ
オン性基によって加熱工程を伴なって生成する揮発性の
アルデヒド類、脂肪酸類、酸性ガス類を捕捉できるから
と考えられる。
【0016】分子中に少なくとも1つの陽イオン性基と
1つの炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニル基
とを有するカチオン性界面活性剤、両性界面活性剤とし
ては、4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、ス
ルホベタイン、カルボベタイン、アミンオキシド等の両
性界面活性剤を挙げることができる。好ましくはこれら
の中でも炭素数8〜18のアルキル基もしくはアルケニ
ル基を1つ有する4級アンモニウム塩またはアミンオキ
シド型界面活性剤、より好ましくは下記一般式(1)の
4級アンモニウム塩及び一般式(2)又は(3)のアミ
ンオキシドであり、最も好ましくは一般式(3)のアミ
ンオキシドが優れている。上記(1)〜(3)の界面活
性剤の具体例としては、(1)はN−テトラデシル−
N,N−ジメチル−N−エチルアンモニウム エチルサ
ルフェート、(2)は、N−ラウリル−N,N−ジメチ
ルアミンオキシド、(3)は、N,N−ジメチル−N’
−ラウロイルアミドプロピルアミンオキシド、N,N−
ジエチル−N’−ラウロイルアミドプロピルアミンオキ
シドがあげられる。
【0017】
【化1】
【0018】[式中R1は炭素数8〜18のアルキル基又
はアルケニル基を示し、R2、R3、R4は炭素数1〜3
のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R5
炭素数1〜5のアルキレン基を示す。Yは−CONR6
−、−NR6CO−、−COO−及び−OCO−から選
ばれる連結基を示す。ここで、R6は水素原子又は炭素
数1〜3のアルキル基を示す。Xはハロゲン原子又は炭
素数1〜14の脂肪酸若しくは炭素数1〜3の低級アル
コールの硫酸エステルを示す。]
【0019】これらの可溶化剤は、1種以上を用いるこ
とができ全組成物中に0.1〜5重量%、特に0.2〜
3重量%含有させるのが、可溶化能や消臭持続性と散布
後の残留性の少なさの点から好ましい。
【0020】また、運搬等のハンドリング上、また、現
場で香料の強さの加減が必要な場合は配合系から水分を
減らし多価アルコール類、香料、界面活性剤の濃縮品を
調製し使用する事もできる。濃縮率は10倍〜5000
倍、特に10〜200倍が好ましい。好ましい濃縮品中
での含有量は、多価アルコール類は0.1〜50重量
%、特に10〜30重量%、香料は0.001〜10重
量%、特に0.01〜5重量%、界面活性剤は1〜80
重量%、特に10〜60重量%が好ましい。希釈は水
や、エタノール、水/エタノール溶液で希釈して用い
る。他に硬化剤として用いるヘキサメチレンテトラミン
等のアミン類、ギ酸メチル、トリアセチン等のエステル
類、その他酸類とともに希釈して用いる事もできる。
【0021】本発明の消臭組成物には、前記成分以外
に、例えばpH調整剤、色素、増粘剤、防腐剤などを適宜
配合でき、通常の方法により製造される。
【0022】本発明の消臭組成物は、対象物や空間に噴
霧して用いる事ができる。対象物とは作業服、スーツ、
カーテン、ソファー等の衣類、繊維製品や作業場、排気
口、会議室、更衣室、ロッカーの空間があげられる。ま
た、直接空間に噴霧せずとも作業現場であればあらかじ
め鋳型の樹脂や硬化剤に混合して使用してもよいし、会
議室や更衣室ロッカーであれば内壁面などに噴霧し間接
的に消臭を行なっても良い。
【0023】噴霧方法は特に制限されず、消臭組成物が
霧状(ミスト)になるように対象に噴霧できれば良く、
例えば消臭組成物をポンプ式スプレー容器に充填する
か、又は噴射剤とともに耐圧容器に充填することによ
り、噴霧することができる。広い空間に拡散させる場
合、送気ファンを用いて使用することもできる。容器と
しては、特にトリガー式スプレー容器が好ましく、例え
ば実開平4-37554号公報に記載の畜圧式トリガー容器等
を好適に使用できる。また、噴霧量は特に制限されない
が、繊維面積100〜800cm2に対して0.2〜0.
7gの割合で使用するのが好ましい。空間に対して散布
する場合は、約40m3(6畳間)に対して2〜5gの割
合で使用するのが好ましい。
【0024】また、塗布方法は特に制限されず、消臭組
成物が衣類、壁面表面等に行き渡れば良く、例えば消臭
組成物を含浸させた布帛、不織布、スポンジ等の可撓性
の基体で衣類、壁面表面等を擦る方法が挙げられる。こ
の場合、消臭組成物は、衣類、壁面表面等が湿る程度で
使用するのが好ましい。本発明の消臭組成物は、特に衣
類、壁面表面等に噴霧して使用するのが好ましい。
【0025】
【発明の効果】本発明の消臭組成物は、組成物の匂いを
残さずに、衣類、繊維製品、空間等についた加熱工程を
伴なう工場で発生する不快臭を緩和することができ、し
かもその消臭効果が持続する。本発明組成物は、加熱工
程を伴なう不快臭、中でも鋳物製造工程で発生する不快
臭に対して効果が高い。鋳物製造工程としては具体的
に、シェルモールド、アミン・コールドボックス鋳型、
フラン自硬性鋳型、エステル硬化アルカリフェノール自
硬性鋳型の造型及びこれら鋳型を用いた鋳造工程が挙げ
られ、中でも特にフルフリルアルコール、二酸化イオウ
等の臭気の強いフラン自硬性鋳型や、カルボン酸、フェ
ノール、ホルムアルデヒド等の臭気の強いエステル硬化
アルカリフェノール樹脂の造型及び鋳造工程で発生する
不快臭に対して本発明組成物は効果が高い。
【0026】
【実施例】実施例1 表1〜3に示す組成の消臭組成物を常法により製造し、
消臭性能及び使用後の組成物由来の匂いを評価した。結
果を表1〜3に併せて示す。
【0027】(評価方法) (1)試験 (1)フラン樹脂鋳物工場における不快臭付着衣類の調
製:10人の男性に連続ミキサーにてフラン再生砂10
0重量部(以下、単に部で示す)に対し、尿素変性フラ
ン樹脂1.0部及び硬化剤(70%パラキシレンスルホ
ン酸水溶液)0.5部を添加した混練砂により造型作業
を行なってもらった。混練量は、各250kg行なった。
造型した鋳型10型に対し、1380℃の鋳込み温度で
各100kg鋳込み作業を行なった。この作業が終了した
時点の着用衣服(長袖)を試験片とした。 (2)アルカリフェノール樹脂鋳物工場における不快臭
付着衣類の調製:(1)のフラン樹脂をアルカリフェノ
ール樹脂、硬化剤をトリアセチンに代えた以外は同様に
行なった。樹脂及び硬化剤の添加量は、再生砂100部
に対して、それぞれ1.2部、0.3部とした。 (3)フラン樹脂鋳物工場内の空間臭の調製:(1)で
造型した鋳型10型を用い鋳造作業を行ない、その時の
特に鋳型を静置しているスペース(約100m2)上の匂
いを空間臭とした。鋳造条件は(1)と同じ条件で行な
った。翌日、同一の作業を行ない、鋳込み終了後、鋳型
を静置しているスペース上に消臭組成物をスプレー使用
し空間臭を評価した。 (4)消臭試験:市販の手動式スプレー容器に各消臭組
成物400mLを入れ、対象衣類の右腕部に液が全体に行
き渡るよう2回吹き付けた。この処理直後、及び更衣ロ
ッカー内で12時間陰干しした後、30歳〜40代の男
性10人のパネラーに消臭対象物の臭いをかいでもらっ
た。作業場においては鋳型を静置しているスペース(約
50m2)上部の空間を、高さ1.5mで20回ずつ6箇
所(合計120回、約40g)をスプレーし、衣類と同
じパネラー10名で処理直後及び12時間後に匂いの強
さの評価を行なった。匂いの強さは六段階臭気強度表示
法で評価し平均点を求め、平均点が1.5未満を○、
1.5以上3未満を△、3以上を×として判定した。
(−は未実施) 0;無臭。 1;何の臭いか分からないが、ややかすかに何かを感じ
る強さ(検知閾値のレベル)。 2;何の臭いか分かる、容易に感じる弱い臭い(認知閾
値のレベル)。 3;明らかに感じる臭い。 4;強い臭い。 5;耐えられないほど強い臭い。
【0028】(5)組成物由来の匂いの評価:(4)と
同様にして、(4)と同様の対象衣類に各消臭剤組成物を
吹き付けたとき、処理直後及び24時間後における組成
物由来の匂いを、(4)と同様に評価・判定した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水及び多価アルコールを含有する、加熱
    工程を伴なう工場で発生する不快臭に対する消臭組成
    物。
  2. 【請求項2】 多価アルコールが、ポリアルキレングリ
    コールである請求項1記載の消臭組成物。
  3. 【請求項3】 更に、調合香料を含有する請求項1又は
    2記載の消臭組成物。
  4. 【請求項4】 調合香料が、20℃の蒸気圧2.66Pa
    以下の香料又は匂いの感覚強度が4以下の香料を50重
    量%以上含有するものである請求項3記載の消臭組成
    物。
  5. 【請求項5】 更に、分子中に少なくとも1つの陽イオ
    ン性基と1つの炭素数8〜22のアルキル基またはアル
    ケニル基とを有する化合物を含有する請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の消臭剤組成物
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