JP2002164316A - 基板洗浄方法および基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄方法および基板洗浄装置

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JP2002164316A
JP2002164316A JP2000359170A JP2000359170A JP2002164316A JP 2002164316 A JP2002164316 A JP 2002164316A JP 2000359170 A JP2000359170 A JP 2000359170A JP 2000359170 A JP2000359170 A JP 2000359170A JP 2002164316 A JP2002164316 A JP 2002164316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板乾燥に要する時間を短縮することで、基板
の生産効率を向上させることが可能な基板洗浄方法およ
び基板洗浄装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ回転部10によってウエハWが回
転させられ、上ノズル64および下ノズル14より洗浄
液としてのふっ酸がウエハWの両面Wa,Wbに供給さ
れて、ふっ酸によるウエハWの洗浄が行われる(洗浄工
程)。次に、上ノズル64および下ノズル14よりリン
ス液としてのHFEのウエハWの両面Wa,Wbに供給
されて、ウエハW表面のふっ酸が洗い流される(リンス
工程)。最後に、上貫通孔63および下貫通孔13から
ガス加熱機構52で加熱された窒素ガスがウエハWの両
面Wa,Wbに供給されると同時に、ウエハ回転部10
によってウエハWがさらに高速回転され、ウエハW表面
のリンス液が振り切り乾燥させられる(乾燥工程)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、液
晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマ・ディスプ
レイ・パネル)基板、磁気ディスク用のガラス基板やセ
ラミック基板、あるいは、光または光磁気ディスク用の
樹脂基板などのような各種の基板に洗浄処理を施すため
の基板洗浄装置および基板洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程には、半導体ウエ
ハ(以下、単に「ウエハ」という。)の表面に成膜やエ
ッチングなどの処理を繰り返し施して微細パターンを形
成していく工程が含まれる。微細加工のためにはウエハ
の両面、特に薄膜が形成されるウエハの一方面(薄膜形
成面)を清浄に保つ必要があるから、必要に応じてウエ
ハの洗浄処理が行われる。たとえば、ウエハの薄膜形成
面上に形成された薄膜を研磨剤を用いて研磨処理(以
下、CMP処理という)した後には、研磨剤(スラリ
ー)がウエハ両面に残留しているから、このスラリーを
除去する必要がある。
【0003】上述のような従来のウエハの洗浄を行うウ
エハ洗浄方法としては、たとえば、ウエハの両面に対向
する両面ブラシによってウエハの両面をスクラブ洗浄
(スクラブ洗浄処理)した後、回転するウエハ両面にふ
っ酸を供給してウエハの両面を洗浄(洗浄処理)し、次
に、回転するウエハ両面に純水を供給してウエハ表面に
残留するふっ酸を洗い流し(リンス処理)、そして、純
水の供給を停止させた状態でウエハを高速回転させてウ
エハ表面の水分を振り切り乾燥(スピン乾燥処理)して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ウエハ洗浄方法によると、リンス処理において用いられ
ている純水の蒸発速度が小さいため、スピン乾燥処理に
おいて、この純水を振り切り乾燥させるのに長い時間が
かかっていた。このため、装置全体の処理タクトが長く
なって、時間当たりのウエハの生産枚数が少なくなって
生産効率の低下につながり、問題となっていた。なお、
たとえば、スピン乾燥処理のみを行う装置を別に用意す
れば処理タクトが長くなることを防止できるが、そうす
ると、装置の占有スペースが増加してしまって、限られ
たクリーンルームの面積内に収容できる装置台数が少な
くなるため、結局、生産効率の低下につながってしま
う。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、基板乾燥に要する時間を短縮することで、
基板の生産効率を向上させることが可能な基板洗浄方法
および基板洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するための、請求項1に係る発明は、回転している基板
に酸またはアルカリの薬液を含む洗浄液を供給して、基
板を洗浄する洗浄工程と、この洗浄工程の後、回転して
いる基板に有機溶剤を含むリンス液を供給して、基板表
面の上記洗浄液を洗い流すリンス工程と、このリンス工
程の後、基板に対する上記リンス液の供給が停止してい
る状態で基板を回転させて、基板表面の上記リンス液を
振り切り乾燥させる乾燥工程と、を備えることを特徴と
する基板洗浄方法である。
【0007】この請求項1に係る発明の基板洗浄方法に
よると、洗浄工程後に基板表面に残留する洗浄液は、リ
ンス工程において有機溶剤を含むリンス液によって洗い
流され、その後、このリンス工程後に基板表面に残留す
るリンス液は、乾燥工程において基板回転によって振り
切り乾燥される。有機溶剤を含むリンス液は、従来の純
水などのリンス液に比べて蒸発速度が早いので、リンス
工程において基板表面の洗浄液を洗い流すとともに、乾
燥工程において基板の回転にともなって即座に蒸発す
る。このため、乾燥工程における基板乾燥に要する時間
を短縮することができ、基板の生産効率を向上させるこ
とができる。
【0008】なお、洗浄液に含まれる「酸またはアルカ
リの薬液」は、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸、酢酸などの無
機酸、アンモニアなどの無機アルカリ、蓚酸やクエン酸
などの有機酸、またはTMAH(テトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド)などの有機アルカリなどであ
ってもよい。また、リンス液に含まれる「有機溶剤」
は、ハイドロフルオルエーテル(以下、HFEとい
う)、IPA(イソプロピルアルコール)、エタノー
ル、メタノール、n−酢酸ブチル、MEK(メチルエチ
ルケトン)、MIBK(メチルイソブチルケトン)、ア
セトン、またはTrans-1,2-ジクロロエチレンなどであっ
てもよい。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の基板洗浄方法において、上記有機溶剤がハイドロ
フルオロエーテルであることを特徴とする基板洗浄方法
である。
【0010】この請求項2に係る発明の基板洗浄方法に
よると、リンス工程において基板に供給されるリンス液
にはハイドロフルオルエーテル(HFE)が含まれてい
る。このため、表面張力および粘度が従来の純水などの
リンス液に比べて著しく低いHFEを含むリンス液は、
基板表面のリセス部やスクラッチ部などの凹部内に容易
に侵入できるので、基板表面の凹部内の異物を良好に除
去したり、該凹部内に残留する洗浄液を良好に洗い流す
ことができる。また、このHFEを含むリンス液自体の
蒸発速度も速いので、乾燥工程において基板乾燥に要す
る時間を短縮することができ、基板の生産効率を向上さ
せることができる。さらには、HFEは無毒でありオゾ
ン破壊係数が0であることから、地球環境にやさしく、
その回収・廃棄に対する処理コストも軽減できるという
利点も持ちあわせている。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは2に記載の基板洗浄方法において、上記乾燥工程
は、基板表面に気体を供給しつつ基板を乾燥させること
を特徴とする基板洗浄方法である。
【0012】この請求項3に係る発明の基板洗浄方法に
よると、乾燥工程において基板が回転されるとともに基
板表面に気体が供給されるので、基板表面でのリンス液
の蒸発が促進される。したがって、気体の供給、基板の
回転、およびリンス液蒸発速度の速さの協働作用によ
り、さらに基板乾燥に要する時間を短縮することがで
き、基板の生産効率をさらに向上させることができる。
【0013】なお、基板表面に供給される気体として
は、窒素、ヘリウム、またはアルゴンなどの不活性ガス
を用いるのが好ましい。これによれば、基板表面での酸
化を防止できるので、基板表面のいわゆるウォーターマ
ークの発生を防止できる。また、気体の供給は基板の回
転中心に向けて行うことが好ましい。
【0014】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
記載の基板洗浄方法において、上記乾燥工程において基
板表面に供給される気体は、加熱された気体であること
を特徴とする基板洗浄方法である。
【0015】この請求項4に係る発明の基板洗浄方法に
よると、乾燥工程において基板が回転されるとともに基
板表面に加熱された気体が供給される。このため、基板
表面でのリンス液の蒸発がさらに促進される。したがっ
て、加熱された気体の供給、基板の回転、およびリンス
液蒸発速度の速さの協働作用により、さらに基板乾燥に
要する時間を短縮することができ、基板の生産効率をさ
らに向上させることができる。
【0016】なお、気体の加熱温度としては、30〜1
20℃、好ましくは、基板への気体供給時点で有機溶剤
の沸点以上となる温度がより好ましい。
【0017】また、請求項5に係る発明は、請求項3ま
たは4に記載の基板洗浄方法において、基板表面に対向
する平面で基板表面を覆いつつ基板を乾燥させることを
特徴とする基板洗浄方法である。
【0018】この請求項5に係る発明の基板洗浄方法に
よると、乾燥工程において基板が回転されつつ基板表面
に気体が供給されるとともに、その基板表面が平面で覆
われる。すなわち、基板表面と平面とで挟まれた空間に
気体が供給されることとなる。このため、基板表面での
気体が円滑に流れるので、基板表面でのリンス液の蒸発
がさらに促進される。したがって、気体の円滑な供給、
基板の回転、およびリンス液蒸発速度の速さの協働作用
により、さらに基板乾燥に要する時間を短縮することが
でき、基板の生産効率をさらに向上させることができ
る。
【0019】なお、基板表面に対向する平面が形成され
る部材自体は、いかなる形状でもよく、たとえば、所定
の厚みの円板や角板などの平板、または立体的な形状で
あってもよい。また、基板表面に対向する平面は、基板
の回転軸と同一の軸を中心に回転させてもよく、この場
合、平面の回転中心から基板の回転中心に向けて気体を
供給するのが好ましい。
【0020】次に、請求項6に係る発明は、基板を保持
しつつ回転させる基板回転手段と、この基板回転手段に
よって回転されている基板に、酸またはアルカリの薬液
を含む洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、上記基板回
転手段によって回転されている基板に、有機溶剤を含む
リンス液を供給するリンス液供給手段と、を備えること
を特徴とする基板洗浄装置である。
【0021】請求項5に係る発明の基板洗浄装置による
と、請求項1の発明と同様に、洗浄液供給手段からの酸
またはアルカリの薬液を含む洗浄液によって基板を洗浄
した後、基板表面に残留する洗浄液を、リンス液供給手
段からの有機溶剤を含むリンス液によって洗い流し、そ
の後、基板表面に残留するリンス液を、基板回転手段に
よる基板回転によって振り切り乾燥させることができ
る。このため、請求項1に記載した発明と同様な効果を
奏する基板処理方法を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、上述の技術的課題を解決
するための本発明の一実施形態に係る基板洗浄装置を、
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施形態に係る基板洗浄装置の主要部の構成を簡略的
に示す側面図である。なお、この基板洗浄装置は、別の
両面洗浄装置において、CMP処理後のウエハWの両面
をスクラブ洗浄して、比較的大きな異物を除去した後
に、主にウエハWの上面Wa(薄膜形成面)を再度洗浄
して比較的微細な異物を除去する装置である。また、こ
の基板洗浄装置に対するウエハWの搬出または搬入は、
図示しない吸着保持するハンドを有するウエハ搬送ロボ
ット等によって適宜行われている。
【0023】ここで、まず、基板洗浄装置の構成につい
て説明すると、この基板洗浄装置は、ウエハWを保持し
つつ、ウエハWの中心を通りウエハWに垂直な回転軸R
を中心に回転させるウエハ回転部10と、ウエハ上面W
aおよび下面Wbに洗浄液としてのふっ酸(酸の薬液)
を供給するふっ酸供給部20と、ウエハ上面Waおよび
下面Wbにリンス液としてのHFE(有機溶剤)を供給
するHFE供給部30と、ウエハ回転部10を取り囲む
ように設けられ、ふっ酸やHFEなどの洗浄液を集める
洗浄液集液部40と、ウエハ上面Waおよび下面Wbに
窒素ガスを供給するガス供給部50と、ウエハ回転部1
0によって保持されたウエハWの上面に対向して配置さ
れた回転円板部60とからなっている。なお、この一実
施形態におけるHFEは、たとえば、構造式がCF
CFCFOCHのもの(沸点61℃)であ
る。
【0024】ウエハ回転部10は、図示しない回転駆動
源から回転駆動力を伝達されて回転軸Rを中心として回
転するスピン軸11と、このスピン軸11の上端部に設
けられ、上面に設けられた複数の保持ピン12aにより
ウエハWを下面Wb側から保持するスピンチャック12
とからなっている。これらの構成により、ウエハ回転部
10は、ウエハWを保持しつつ、ウエハWに垂直なウエ
ハの回転軸Rを中心としてウエハWを回転させることが
できるようになっている。また、スピン軸11の内部に
は、スピン軸11の長さ方向に沿って貫通する下貫通孔
13が形成されており、この下貫通孔13には、スピン
チャック12の上面付近で開口し、ウエハの下面Wbに
ふっ酸およびHFEを供給するための管状の下ノズル1
4が挿通されている。
【0025】一方、このウエハ回転部10とは、ウエハ
Wを挟んで反対側に配置される回転円板部60は、図示
しない回転駆動源から回転駆動力を伝達されて回転軸R
を中心として回転するスピン軸61と、このスピン軸6
1の下端部に設けられ、ウエハの上面Waに対してほぼ
平行に対向する下面62aを有する円板62とからなっ
ている。これらの構成により、回転円板部60は、ウエ
ハの上面Waを円板62の下面62aで覆いつつ、回転
軸Rを中心として円板62を回転させることができるよ
うになっている。また、スピン軸61の内部には、スピ
ン軸61の長さ方向に沿って貫通する上貫通孔63が形
成されており、この上貫通孔63には、円板62の下面
62a付近で開口し、ウエハの上面Waにふっ酸および
HFEを供給するための管状の上ノズル64が挿通され
ている。
【0026】なお、図示はしていないが、円板62を昇
降させることのできる昇降機構が別途設けられている。
この昇降機構により、円板62の下面62aとウエハの
上面Waとの間隔を適宜可変させることができるように
なっている。
【0027】また、ふっ酸供給部20は、上ノズル64
および下ノズル14それぞれとふっ酸供給源とを連通接
続するふっ酸供給パイプ21,22と、このふっ酸供給
パイプ21,22それぞれの途中部に介装された開閉可
能なふっ酸供給バルブ23,24と、からなっている。
【0028】また、HFE供給部30は、上ノズル64
および下ノズル14それぞれとHFE供給源とを連通接
続するHFE供給パイプ31,32と、このHFE供給
パイプ31,32それぞれの途中部に介装された開閉可
能なHFE供給バルブ33,34と、からなっている。
【0029】また、洗浄液集液部40は、スピンチャッ
ク12の側方周囲を取り囲むような環状に形成されて、
回転するウエハWやスピンチャック12から飛散した洗
浄液を集めるためのカップ41と、このカップ41の底
部に設けられ、カップ41によって受け止められた洗浄
液を下方へ流出させるドレン口42と、からなってい
る。
【0030】さらに、ガス供給部50は、上貫通孔63
および下貫通孔13それぞれと窒素ガス供給源とを連通
接続するガス供給パイプ51と、このガス供給パイプ5
1の途中部に介装されてガス供給パイプ51を流通する
窒素ガスを加熱するガス加熱機構52と、ガス供給パイ
プ51の途中部に介装された開閉可能なガス供給バルブ
53と、からなっている。なお、ガス加熱機構52は、
たとえば、ウエハW表面への供給時点で、窒素ガス温度
がHFEの沸点(61℃)以上となるように、100℃
程度の温度に窒素ガスを加熱している。
【0031】ここで、次に、以上のような構成を有する
基板洗浄装置による洗浄処理の動作(基板洗浄方法)に
ついて説明する。
【0032】まず、図示しないウエハ搬送ロボットによ
って、予め両面が予備洗浄されたウエハWが基板洗浄装
置内に搬入され、スピンチャック12の上に載置されて
複数の保持ピン12aに保持される。次に、ウエハWを
保持したスピンチャック12が図示しない回転駆動源に
よって高速で回転されて、ウエハWが回転軸Rを中心に
回転される。そして、まず、ふっ酸供給バルブ23,2
4が開成されて、上ノズル64および下ノズル14より
洗浄液としてのふっ酸がウエハWの両面Wa,Wbに供
給され、ふっ酸によるウエハWの洗浄が行われる。
【0033】そして、所定時間の経過後、ふっ酸供給バ
ルブ23,24が閉成されて、上ノズル64および下ノ
ズル14からのふっ酸の供給が停止させられると、次
に、ウエハWの回転は維持されたまま、HFE供給バル
ブ33,34が開成されて、上ノズル64および下ノズ
ル14よりリンス液としてのHFEのウエハWの両面W
a,Wbに供給されて、HFEによるウエハWのリンス
が開始され、ウエハW表面のふっ酸が洗い流される。そ
して、所定時間の経過後、HFE供給バルブ33,34
が閉成されて、上ノズル64および下ノズル14からの
HFEの供給が停止させられる。
【0034】以上により、ウエハWに対して、まず洗浄
液としてのふっ酸によるウエハWの洗浄処理(洗浄工
程)、およびリンス液としてのHFEによるウエハWの
リンス処理(リンス工程)が完了する。なお、以上に説
明したウエハWの搬入から洗浄処理、リンス処理に至る
までの期間については、上述の図示しない昇降機構によ
り、円板62はウエハWから離間した高さ(たとえば、
ウエハ上面Waと円板の下面62aとの間隔が50〜1
00mmとなるような高さ)に位置している。
【0035】これに引き続いて、円板62が、図示しな
い昇降機構によりウエハWに接近した高さ(たとえば、
ウエハ上面Waと円板の下面62aとの間隔が0.1〜
10mmとなるような高さ)に位置するとともに、ガス
供給バルブ53が開成されて、上貫通孔63および下貫
通孔13からガス加熱機構52で加熱された窒素ガスが
ウエハWの両面Wa,Wbに供給される。そして、これ
と同時に、ウエハ回転部10によってウエハWがさらに
高速回転され、ウエハW表面のリンス液が振り切り乾燥
させられる(乾燥工程)。なお、このウエハWの乾燥時
においては、ウエハWに対するHFEの供給は停止され
ている。
【0036】そして、所定時間の経過後、このウエハW
の回転が停止された後、ガス供給バルブ53が閉成され
て、上貫通孔63および下貫通孔13からの窒素ガスの
供給が停止される。そして、図示しない昇降機構により
円板62がウエハWから離間され、図示しないウエハ搬
送ロボットによってウエハWが基板洗浄装置から搬出さ
れて、1枚のウエハWに対するこの基板処理装置での洗
浄処理、リンス処理、および乾燥処理が終了する。
【0037】&lt本実施形態の効果&gt
【0038】以上のようなこの一実施形態の基板洗浄装
置および基板洗浄方法によれば、洗浄処理後にウエハW
表面に残留する洗浄液としてのふっ酸は、リンス液とし
てのHFEによって洗い流され、その後、ウエハW表面
に残留するHFEは、ウエハWの回転によって振り切り
乾燥される。有機溶剤としてのHFEは、従来の純水な
どのリンス液に比べて蒸発速度が速いので、ウエハW表
面のふっ酸を洗い流すとともに、乾燥工程においてウエ
ハWの回転にともなって即座に蒸発する。このため、乾
燥工程におけるウエハWの乾燥に要する時間を短縮する
ことができ、ウエハWの生産効率を向上させることがで
きる。
【0039】また、この一実施形態の基板洗浄装置およ
び基板洗浄方法によれば、リンス処理においてウエハW
に供給されるリンス液はハイドロフルオルエーテル(H
FE)であるる。このため、表面張力および粘度が従来
の純水などのリンス液に比べて著しく低いHFEを含む
リンス液は、ウエハW表面のリセス部やスクラッチ部な
どの凹部内に容易に侵入できるので、ウエハW表面の凹
部内の異物を良好に除去したり、該凹部内に残留する洗
浄液を良好に洗い流すことができる。また、このHFE
を含むリンス液自体の蒸発速度も速いので、乾燥処理に
おいてウエハWの乾燥に要する時間を短縮することがで
き、基板の生産効率を向上させることができる。さらに
は、HFEは無毒でありオゾン破壊係数が0であること
から、地球環境にやさしく、その回収・廃棄に対する処
理コストも軽減できるという利点も持ちあわせている。
【0040】また、この一実施形態の基板洗浄装置およ
び基板洗浄方法によれば、乾燥処理においてウエハWが
回転されるとともにウエハW表面に気体(窒素ガス)が
供給されるので、ウエハW表面でのリンス液の蒸発が促
進される。したがって、さらにウエハWの乾燥に要する
時間を短縮することができ、ウエハWの生産効率をさら
に向上させることができる。さらには、ウエハW表面に
供給される気体は、不活性ガスの1つである窒素ガスで
あるので、ウエハW表面での酸化を防止でき、ウエハW
表面のウォーターマークの発生を防止できる。
【0041】また、この一実施形態の基板洗浄装置およ
び基板洗浄方法によれば、乾燥処理においてウエハWが
回転されるとともに、ガス加熱機構52によって100
℃程度に加熱された窒素ガスがウエハW表面に供給され
る。このため、ウエハW表面でのリンス液の蒸発がさら
に促進される。したがって、さらにウエハWの乾燥に要
する時間を短縮することができ、ウエハWの生産効率を
さらに向上させることができる。なお、窒素ガスの加熱
温度としては、ウエハWへの供給時で有機溶剤の沸点以
上となっていることがより好ましい。
【0042】また、この一実施形態の基板洗浄装置およ
び基板洗浄方法によれば、乾燥処理においてウエハWが
回転されつつウエハW表面に窒素ガスが供給されるとと
もに、そのウエハW表面が平面62aで覆われる。すな
わち、ウエハW表面と平面62aとで挟まれた空間に窒
素ガスが供給されることとなる。このため、ウエハW表
面での窒素ガスが円滑に流れるので、ウエハW表面での
リンス液の蒸発がさらに促進される。したがって、さら
にウエハWの乾燥に要する時間を短縮することができ、
ウエハWの生産効率をさらに向上させることができる。
【0043】&lt他の実施形態&gt
【0044】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は、さらに他の形態で実施することも
できる。たとえば、上述した一実施形態においては、ウ
エハWに対して、ふっ酸およびHFEを供給するノズル
は、同一のノズル14,64で兼用されているが、それ
ぞれ別のノズルであってもよい。
【0045】また、上述した一実施形態においては、リ
ンス処理におけるリンス液として、構造式がCFCF
CFCFOCHのHFEが用いられているが、
たとえば、構造式がCFCFCFCFOCH
CHのもの(沸点78℃)であってもよい。なお、H
FE(ハイドロフルオロエーテル)とは、エーテル類の
水素原子の一部が弗素原子で置換され、塩素原子を含ま
ない弗素化エーテルのことをさす。
【0046】さらに、このリンス液は、HFEで構成さ
れていたが、有機溶剤を含むものなら何でもよい。すな
わち、HFE、IPA、エタノール、メタノール、n−
酢酸ブチル、MEK、MIBK、アセトンまたはTrans-
1,2-ジクロロエチレン等の有機溶剤単体の溶液であって
もよいし、あるいは、少なくともこれらの有機溶剤を含
む混合液であってもよい。混合液としては、HFEとI
PAとが95:5の比率で混合された混合液(沸点5
4.5℃)、HFEとTrans-1,2-ジクロロエチレンとが
50:50の比率で混合された混合液(沸点41℃)、
およびHFEとTrans-1,2-ジクロロエチレンとエタノー
ルが52.7:44.6:2.7の比率で混合された混
合液(沸点40℃)などがある。
【0047】また、上述した一実施形態においては、洗
浄処理における洗浄液は、ふっ酸で構成されていたが、
酸又はアルカリの薬液を含むものなら何でもよい。たと
えば、洗浄液は、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸、酢酸などの
無機酸、アンモニアなどの無機アルカリ、蓚酸やクエン
酸などの有機酸、またはTMAHなどの有機アルカリ等
であってもよい。
【0048】また、上述した一実施形態においては、乾
燥処理における気体は、不活性ガスとしての窒素ガスで
構成されていたが、たとえば、ヘリウムやアルゴンなど
の他の不活性ガス、またはクリーンエア(清浄化された
空気)等であってもよい。ただし、上述したように、不
活性ガスである方が、ウォーターマークの発生を防止で
きるのでより好ましい。
【0049】また、上述した一実施形態においては、乾
燥処理における気体(窒素ガス)の加熱温度は、100
℃としたが、30〜120℃のうちの所定の温度であっ
てもよい。好ましくは、窒素ガスをウエハW表面へ供給
した時点で、有機溶剤の沸点以上となる温度、たとえば
50〜120℃がより好ましい。
【0050】また、上述した一実施形態においては、ウ
エハ上面Waを覆う平面62aが形成される部材(円板
62)の形状を円板状としたが、これに限らず、角板な
どの平板であってもよいし、平板状ではなく立体的な形
状であってもよい。
【0051】また、上述した一実施形態においては、ふ
っ酸などの洗浄液やHFEなどのリンス液をウエハWに
供給するのみであるが、たとえば、さらに、これら洗浄
液やリンス液の供給と同時に、PVA(ポリビニルアル
コール)からなるスポンジブラシをウエハWに押し付け
つつ自転させてスクラブ洗浄するようにしてもよい。あ
るいは、さらに、これらの洗浄液に超音波振動を付与し
て、ウエハW表面を超音波洗浄するようにしてもよい。
これにより、基板の洗浄効果をさらに向上させることが
できる。
【0052】また、上述した一実施形態において、ふっ
酸及びHFEをウエハWに供給するための上ノズル64
および下ノズル14は、ウエハWの両面Wa,Wbに対
応してそれぞれ設けられて、ウエハWの両面Wa,Wb
を洗浄できるようになっているが、少なくともウエハW
のいずれか一方の面に対応するノズルが設けられて、ウ
エハWの片面WaまたはWbを洗浄するだけでもよい。
【0053】また、上述した一実施形態において、ウエ
ハ回転機構10は、上面に設けられた複数の保持ピン1
2aによりウエハWを下面Wb側から保持するスピンチ
ャック12によって、ウエハWを保持しつつ回転させる
ようにしていたが、ウエハWの下面Wbを吸着保持しつ
つウエハWを回転させるスピンチャックであってもよ
い。あるいは、ウエハ回転機構10は、ウエハWの周縁
部の端面に当接しつつウエハWの回転軸Rに平行な軸を
中心に回転する少なくとも3つのローラピンのようなも
のであってもよい。これによれば、、ウエハ両面Wa,
Wbの全域を良好に洗浄できる。
【0054】また、上述した一実施形態においては、ウ
エハWに対して、洗浄液による洗浄処理の後、リンス液
によるリンス処理および乾燥処理の一連の処理を順に施
して、このウエハWに対する処理を終了しているが、こ
れに限らず、乾燥処理の後で、再度、リンス処理および
乾燥処理を繰り返し施してもよい。すなわち、洗浄処理
の後、リンス処理、乾燥処理、リンス処理、乾燥処理の
順にウエハWに処理を施すようにしてもよい。このよう
にすれば、リンス処理におけるリンス効率を向上させる
ことができる。
【0055】また、上述した一実施形態においては、C
MP処理後のウエハWを洗浄する場合について説明して
いるが、これに限られるものではなく、本発明は、広
く、ウエハWを洗浄するものに対して適用することがで
きる。
【0056】さらに、上述した一実施形態においては、
半導体ウエハWを洗浄する場合について説明している
が、本発明は、液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プ
ラズマ・ディスプレイ・パネル)基板、磁気ディスク用
のガラス基板やセラミック基板、あるいは、光または光
磁気ディスク用の樹脂基板などのような他の各種の基板
の洗浄に対して広く適用することができる。また、その
基板の形状についても、上述した一実施形態の円形基板
の他、正方形や長方形の角型基板に対しても、本発明を
適用することができる。
【0057】また、以上に記載したすべての実施形態を
任意に組み合わせて実施することが可能である。その
他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々の
設計変更を施すことが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る発明の基板洗浄方法によると、乾燥工程における基
板乾燥に要する時間を短縮することができ、基板の生産
効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0059】請求項2に係る発明の基板洗浄方法による
と、乾燥工程において基板乾燥に要する時間を短縮する
ことができ、基板の生産効率を向上させることができる
とともに、地球環境にやさしく、その回収・廃棄に対す
る処理コストも軽減できるという効果を奏する。
【0060】請求項3に係る発明の基板洗浄方法による
と、さらに基板乾燥に要する時間を短縮することがで
き、基板の生産効率をさらに向上させることができると
いう効果を奏する。
【0061】請求項4に係る発明の基板洗浄方法による
と、さらに基板乾燥に要する時間を短縮することがで
き、基板の生産効率をさらに向上させることができると
いう効果を奏する。
【0062】請求項5に係る発明の基板洗浄方法による
と、さらに基板乾燥に要する時間を短縮することがで
き、基板の生産効率をさらに向上させることができると
いう効果を奏する。
【0063】請求項6に係る発明の基板洗浄装置による
と、請求項1に記載した発明と同様な効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板洗浄装置の構成
を簡略的に示す側面図である。
【符号の説明】
10 ウエハ回転機構(基板回転手段) 11 スピン軸 12 スピンチャック 12a 保持ピン 13 下貫通孔 14 下ノズル 20 ふっ酸供給部(洗浄液供給手段) 21,22 ふっ酸供給パイプ 23,24 ふっ酸供給バルブ 30 HFE供給部(リンス液供給手段) 31,32 HFE供給パイプ 33,34 HFE供給バルブ 40 洗浄液集液部 41 カップ 42 ドレン口 50 ガス供給部 51 ガス供給パイプ 52 ガス加熱機構 53 ガス供給バルブ 60 回転円板部 61 スピン軸 62 円板 62a 円板の下面(基板表面を覆う平面) 63 上貫通孔 64 上ノズル R ウエハの回転軸 W ウエハ(基板) Wa ウエハ上面 Wb ウエハ下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 3/08 B08B 3/08 Z G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 1/1333 500 1/1333 500

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転している基板に酸またはアルカリの
    薬液を含む洗浄液を供給して、基板を洗浄する洗浄工程
    と、 この洗浄工程の後、回転している基板に有機溶剤を含む
    リンス液を供給して、基板表面の上記洗浄液を洗い流す
    リンス工程と、 このリンス工程の後、基板に対する上記リンス液の供給
    が停止している状態で基板を回転させて、基板表面の上
    記リンス液を振り切り乾燥させる乾燥工程と、を備える
    ことを特徴とする基板洗浄方法。
  2. 【請求項2】 上記有機溶剤は、ハイドロフルオロエー
    テルであることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄
    方法。
  3. 【請求項3】 上記乾燥工程は、基板表面に気体を供給
    しつつ基板を乾燥させることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の基板洗浄方法。
  4. 【請求項4】 上記乾燥工程において基板表面に供給さ
    れる気体は、加熱された気体であることを特徴とする請
    求項3に記載の基板洗浄方法。
  5. 【請求項5】 上記乾燥工程は、基板表面に対向する平
    面で基板表面を覆いつつ基板を乾燥させることを特徴と
    する請求項3または4に記載の基板洗浄方法。
  6. 【請求項6】 基板を保持しつつ回転させる基板回転手
    段と、 この基板回転手段によって回転されている基板に、酸ま
    たはアルカリの薬液を含む洗浄液を供給する洗浄液供給
    手段と、 上記基板回転手段によって回転されている基板に、有機
    溶剤を含むリンス液を供給するリンス液供給手段と、を
    備えることを特徴とする基板洗浄装置。
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