JP2002164272A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

塗布方法及び塗布装置

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JP2002164272A
JP2002164272A JP2000360295A JP2000360295A JP2002164272A JP 2002164272 A JP2002164272 A JP 2002164272A JP 2000360295 A JP2000360295 A JP 2000360295A JP 2000360295 A JP2000360295 A JP 2000360295A JP 2002164272 A JP2002164272 A JP 2002164272A
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substrate
coating
processing
pressure
unit
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JP2000360295A
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Tetsuya Sada
徹也 佐田
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理基板上に膜厚の均一な塗布膜を効率よ
く形成すること。 【解決手段】 テーブル108上の基板Gを気密な処理
空間ASに閉じ込めた状態で、駆動部110がテーブル
108を予め設定された高さ位置Hbまで持ち上げる。
テーブル108の上昇により、処理空間ASが気密状態
を保ったまま縮小して内部の空気が圧縮され、圧力が高
くなる。この処理空間ASにおける圧力の上昇は空間容
積の縮小率に反比例し、たとえば空間容積を1/3に縮
小すると圧力は3倍に上昇する。蓋体106には処理空
間AS内の設定圧力に抗するための加圧力(押し下げ
力)がロボットアーム107より与えられる。このよう
にして基板Gが処理空間AS内で圧縮による高圧気体の
雰囲気下に置かれることで、基板G上のレジスト液膜の
表面に高圧気体の圧力が加わる。レジスト液膜にあって
は、高圧雰囲気下に置かれるため、溶剤の沸点が上が
り、溶剤が気化し難くなる。こうして、基板G上でレジ
スト液膜の流動性が活性化され、押し広げられるように
して基板面と平行な方向(水平方向)に均される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板上に液
体を塗布して膜を形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LCDや半導体デバイスの製
造プロセスにおけるリソグラフィー工程では、被処理基
板(ガラス基板、半導体基板)上にレジスト液を塗布す
るために、いわゆるスピンコート法が常用ないし多用さ
れている。しかし、従来一般のスピンコート法では、被
処理基板をかなりの高速度でスピン回転させるため、多
量のレジスト液が遠心力で基板の外へ飛散して、無駄に
捨てられたりパーティクルの原因になるという問題があ
る。また、基板が大型化すると、スピン回転時に基板外
周部において周速度が大きいために空気の乱流を引き起
こしやすく、レジスト膜の膜厚の変動ひいては解像度の
低下を招きやすいといった問題もある。
【0003】そこで、スピンコート法に替わる新しいレ
ジスト塗布法として、図14に示すように、被処理基板
1上でレジストノズル2を縦横に相対移動または走査さ
せながらレジストノズル2よりレジスト液Rを細径の線
状で連続的に吐出させることにより、高速スピン回転を
要することなく基板1上に万遍無く所望の膜厚でレジス
ト液Rを塗布するようにした技法(スピンレス法)が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のス
ピンレス法において、被処理基板1の端から端まで膜厚
の均一なレジスト膜を得るには、レジストノズル2の吐
出口を非常に小さな口径(通常100μm以下)に形成
し、レジスト液Rを高圧力でしかも一定の流量で吐出す
るとともに、レジストノズル2を一定の速度で走査しな
ければならない。つまり、レジスト膜の膜厚均一性がレ
ジストノズル2の微細径吐出特性や走査速度によって律
則されてしまい、それら律則条件の高精度化を実現でき
なければ膜厚均一性が得られないという問題がある。ま
た、仮にそのような律則条件の高精度化を実現できたと
しても、塗布処理時間が相当長くなり、スループットが
低下するという問題がある。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、被処理基板上に膜厚の均一な
塗布膜を効率よく形成するようにした塗布方法および塗
布装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の塗布方法は、被処理基板上に所定の塗布
液をほぼ万遍無く塗布する塗布工程と、前記塗布工程の
後に、前記基板を高圧気体の雰囲気下に置いて、前記気
体の圧力により前記基板上で前記塗布液の膜の厚みを均
一化するレベリング工程とを有する方法とした。
【0007】本発明の塗布方法では、最初に塗布工程
で、被処理基板上に塗布液をほぼ万遍無く粗塗りしてよ
い。次のレベリング工程では、基板上の塗布膜を高圧気
体の雰囲気下に置くことにより、高圧気体による静的な
物理力を用いて、基板上の塗布膜を短時間で精度の高い
平坦面に均すことができる。このように、2段階の処理
工程(塗布・レベリング)を順次行うことにより、短い
処理時間で膜厚均一性のすぐれたレジスト塗布膜を形成
することができる。
【0008】本発明のレベリング工程では、好ましい一
態様として、被処理基板を気密な処理空間内に配置し、
この処理空間を所定の割合に縮小して空間内の気体を設
定圧力になるまで圧縮してよい。あるいは、好ましい別
の態様として、被処理基板を気密な処理室内に配置し、
この処理室内に高圧の気体を供給して設定圧力を得るよ
うにしてもよい。
【0009】本発明における高圧の気体は、一般的には
空気でよいが、塗布膜の変質を可及的に回避するために
不活性ガスを用いてもよい。
【0010】本発明の塗布装置は、被処理基板上に所定
の塗布液をほぼ万遍無く塗布する塗布処理部と、前記基
板を高圧気体の雰囲気下に置いて、前記気体の圧力によ
り前記基板上で前記塗布液の膜の厚みを均一化するレベ
リング処理部とを有する構成とした。
【0011】本発明の塗布装置では、好ましい一態様と
して、塗布処理部が、被処理基板に向けて所定の塗布液
を吐出するノズルを含む塗布液吐出手段と、基板上で該
ノズルを所定の走査パターンで相対的に移動させる走査
用駆動手段とを有する構成であってよい。本発明では、
被処理基板上に塗布液をほぼ万遍無く粗塗りすれば足り
るため、ノズルの吐出性能や走査性能に厳しい精度を求
める必要はない。
【0012】また、好ましい一態様として、レベリング
処理部が、中空の円筒体と、この円筒体に対して軸方向
に相対移動可能に設けられたピストン部材と、該円筒体
と該ピストン部材との間に気密な処理空間を形成するた
めのシーリング部材と、該処理空間が気密に維持された
状態で該ピストン部材を軸方向に駆動する気体圧縮用駆
動手段とを有する構成であってよい。この構成において
は、処理空間内に所望の圧力を得るために、ピストン部
材のストローク量を適宜選択または制御してよい。
【0013】また、別の態様として、レベリング処理部
が、被処理基板を気密状態で収容可能な処理室と、この
処理室内に高圧の気体を供給するための高圧気体供給手
段とを有する構成であってもよい。この構成において
は、処理室内に所望の圧力を得るために、高圧気体供給
手段において高圧気体の圧力を適宜選択または制御して
よい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本
発明の好適な実施形態を説明する。
【0015】図1に、本発明による塗布装置が組み込み
可能なシステム例として塗布現像処理システムを示す。
この塗布現像処理システムは、クリーンルーム内に設置
され、たとえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製
造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗
浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベー
クの各処理を行うものである。露光処理は、このシステ
ムに隣接して設置される外部の露光装置(図示せず)で
行われる。
【0016】この塗布現像処理システムは、大きく分け
て、カセットステーション(C/S)10と、プロセス
ステーション(P/S)12と、インタフェース部(I
/F)14とで構成される。
【0017】システムの一端部に設置されるカセットス
テーション(C/S)10は、複数の基板Gを収容する
カセットCを所定数たとえば4個まで載置可能なカセッ
トステージ16と、このステージ16上のカセットCに
ついて基板Gの出し入れを行う搬送機構20とを備えて
いる。この搬送機構20は、基板Gを保持できる手段た
とえば搬送アームを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作
可能であり、後述するプロセスステーション(P/S)
12側の主搬送装置38と基板Gの受け渡しを行えるよ
うになっている。
【0018】プロセスステーション(P/S)12は、
上記カセットステーション(C/S)10側から順に洗
浄プロセス部22と、塗布プロセス部24と、現像プロ
セス部26とを基板中継部23、薬液供給ユニット25
およびスペース27を介して(挟んで)横一列に設けて
いる。
【0019】洗浄プロセス部22は、2つのスクラバ洗
浄ユニット(SCR)28と、上下2段の紫外線照射/
冷却ユニット(UV/COL)30と、加熱ユニット
(HP)32と、冷却ユニット(COL)34とを含ん
でいる。
【0020】塗布プロセス部24は、レジスト塗布ユニ
ット(CT)40と、減圧乾燥ユニット(VD)42
と、エッジリムーバ・ユニット(ER)44と、上下2
段型アドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)4
6と、上下2段型加熱/冷却ユニット(HP/COL)
48と、加熱ユニット(HP)50とを含んでいる。
【0021】現像プロセス部26は、3つの現像ユニッ
ト(DEV)52と、2つの上下2段型加熱/冷却ユニ
ット(HP/COL)55と、加熱ユニット(HP)5
3とを含んでいる。
【0022】各プロセス部22,24,26の中央部に
は長手方向に搬送路36,52,58が設けられ、主搬
送装置38,54,60が各搬送路に沿って移動して各
プロセス部内の各ユニットにアクセスし、基板Gの搬入
/搬出または搬送を行うようになっている。なお、この
システムでは、各プロセス部22,24,26におい
て、搬送路36,52,58の一方の側にスピンナ系の
ユニット(SCR,CT,DEV等)が配置され、他方
の側に熱処理または照射処理系のユニット(HP,CO
L,UV等)が配置されている。
【0023】システムの他端部に設置されるインタフェ
ース部(I/F)14は、プロセスステーション12と
隣接する側にイクステンション(基板受け渡し部)57
およびバッファステージ56を設け、露光装置と隣接す
る側に搬送機構59を設けている。
【0024】図2に、この塗布現像処理システムにおけ
る処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C
/S)10において、搬送機構20が、ステージ16上
の所定のカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、
プロセスステーション(P/S)12の洗浄プロセス部
22の主搬送装置38に渡す(ステップS1)。
【0025】洗浄プロセス部22において、基板Gは、
先ず紫外線照射/冷却ユニット(UV/COL)30に
順次搬入され、上段の紫外線照射ユニット(UV)では
紫外線照射による乾式洗浄を施され、次に下段の冷却ユ
ニット(COL)では所定温度まで冷却される(ステッ
プS2)。この紫外線照射洗浄では基板表面の有機物が
除去される。これによって、基板Gの濡れ性が向上し、
次工程のスクラビング洗浄における洗浄効果を高めるこ
とができる。
【0026】次に、基板Gはスクラバ洗浄ユニット(S
CR)28の1つでスクラビング洗浄処理を受け、基板
表面から粒子状の汚れが除去される(ステップS3)。
スクラビング洗浄の後、基板Gは、加熱ユニット(H
P)32で加熱による脱水処理を受け(ステップS
4)、次いで冷却ユニット(COL)34で一定の基板
温度まで冷却される(ステップS5)。これで洗浄プロ
セス部22における前処理が終了し、基板Gは、主搬送
装置38により基板受け渡し部23を介して塗布プロセ
ス部24へ搬送される。
【0027】塗布プロセス部24において、基板Gは、
先ずアドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)4
6に順次搬入され、最初のアドヒージョンユニット(A
D)では疎水化処理(HMDS)を受け(ステップS
6)、次の冷却ユニット(COL)で一定の基板温度ま
で冷却される(ステップS7)。
【0028】その後、基板Gは、レジスト塗布ユニット
(CT)40でレジスト液を塗布され、次いで減圧乾燥
ユニット(VD)42で減圧による乾燥処理を受け、次
いでエッジリムーバ・ユニット(ER)44で基板周縁
部の余分(不要)なレジストを除かれる(ステップS
8)。
【0029】次に、基板Gは、加熱/冷却ユニット(H
P/COL)48に順次搬入され、最初の加熱ユニット
(HP)では塗布後のベーキング(プリベーク)が行わ
れ(ステップS9)、次に冷却ユニット(COL)で一
定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。なお、
この塗布後のベーキングに加熱ユニット(HP)50を
用いることもできる。
【0030】上記塗布処理の後、基板Gは、塗布プロセ
ス部24の主搬送装置54と現像プロセス部26の主搬
送装置60とによってインタフェース部(I/F)14
へ搬送され、そこから露光装置に渡される(ステップS
11)。露光装置では基板G上のレジストに所定の回路パ
ターンを露光される。そして、パターン露光を終えた基
板Gは、露光装置からインタフェース部(I/F)14
に戻される。インタフェース部(I/F)14の搬送機
構59は、露光装置から受け取った基板Gをイクステン
ション57を介してプロセスステーション(P/S)1
2の現像プロセス部26に渡す(ステップS11)。
【0031】現像プロセス部26において、基板Gは、
現像ユニット(DEV)52のいずれか1つで現像処理
を受け(ステップS12)、次いで加熱/冷却ユニット
(HP/COL)55の1つに順次搬入され、最初の加
熱ユニット(HP)ではポストベーキングが行われ(ス
テップS13)、次に冷却ユニット(COL)で一定の基
板温度まで冷却される(ステップS14)。このポストベ
ーキングに加熱ユニット(HP)53を用いることもで
きる。
【0032】現像プロセス部26での一連の処理が済ん
だ基板Gは、プロセスステーション(P/S)24内の
搬送装置60,54,38によりカセットステーション
(C/S)10まで戻され、そこで搬送機構20により
いずれか1つのカセットCに収容される(ステップS
1)。
【0033】この塗布現像処理システムにおいては、塗
布プロセス部24のレジスト塗布ユニット(CT)40
に本発明を適用することができる。以下、図3〜図13
につき本発明をレジスト塗布ユニット(CT)40に適
用した実施形態を説明する。
【0034】図3および図4に、塗布プロセス部12に
おけるレジスト塗布ユニット(CT)40、減圧乾燥ユ
ニット(VD)42およびエッジリムーバ・ユニット
(ER)44の要部の構成を示す。
【0035】これらの塗布系処理ユニット群(CT)4
0、(VD)42、(ER)44は支持台60の上に処
理工程の順序にしたがって横一列に配置されている。支
持台60の両側に敷設された一対のガイドレール62,
62に沿って移動する一組または複数組の搬送アーム6
4,64により、ユニット間で基板Gを直接(主搬送路
52側の主搬送装置54を介することなく)やりとりで
きるようになっている。
【0036】この実施形態のレジスト塗布ユニット(C
T)40は、基板G上にレジスト液をほぼ万遍無く塗布
するための塗布処理部66と、基板G上のレジスト塗布
膜の膜厚を均一化(レベリング)するためのレベリング
処理部68とを有している。両処理部66,68の構成
および作用については後に詳しく述べる。
【0037】減圧乾燥ユニット(VD)42は、上面が
開口しているトレーまたは底浅容器型の下部チャンバ7
0と、この下部チャンバ70の上面に気密に密着または
嵌合可能に構成された蓋状の上部チャンバ72とを有し
ている。下部チャンバ70はほぼ四角形で、中心部には
基板Gを水平に載置して支持するためのステージ74が
配設され、底面の四隅には排気口76が設けられてい
る。下部チャンバ70の下から各排気口76に接続する
排気管78は真空ポンプ(図示せず)に通じている。下
部チャンバ70に上部チャンバ72を被せた状態で、両
チャンバ70,72内の処理空間を該真空ポンプにより
所定の真空度まで減圧できるようになっている。
【0038】エッジリムーバ・ユニット(ER)44に
は、基板Gを水平に載置して支持するステージ80と、
基板Gを相対向する一対の角隅部にて位置決めするアラ
イメント手段82と、基板Gの四辺の周縁部(エッジ)
から余分なレジストを除去する4個のリムーバヘッド8
4等が設けられている。アライメント手段82がステー
ジ80上の基板Gを位置決めした状態で、各リムーバヘ
ッド84が基板Gの各辺に沿って移動しながら、基板各
辺の周縁部に付着している余分なレジストをシンナーで
溶解して除去するようになっている。
【0039】レジスト塗布ユニット(CT)40の塗布
処理部66は、上面が開口しているカップ状の処理容器
86と、この処理容器86内で基板Gを水平に載置して
保持するための昇降可能なステージ88と、このステー
ジ88を昇降させるために処理容器86の下に設けられ
た昇降駆動部90と、ステージ88上の基板Gに対して
レジスト液を吐出するためのレジストノズル92をXY
方向で駆動するノズル走査機構94と、各部を制御する
コントローラ(図示せず)とを有している。
【0040】図5に、ノズル走査機構94の構成を示
す。このノズル走査機構94では、Y方向に延びる一対
のYガイドレール96,96が処理容器86(図5では
図示省略)の両側に配置されるとともに、両Yガイドレ
ール96,96の間にX方向に延在するXガイドレール
98がY方向に移動可能に架け渡されている。所定位置
たとえば片側のYガイドレール96の一端に配置された
Y方向駆動部100が,無端ベルト等の伝動機構(図示
せず)を介してXガイドレール98を両Yガイドレール
96,96に沿ってY方向に駆動するようになってい
る。また、Xガイドレール98に沿ってX方向にたとえ
ば自走式または外部駆動式で移動できるキャリッジ(搬
送体)102が設けられており、このキャリッジ102
にレジストノズル92が取り付けられている。レジスト
ノズル92は、レジスト液供給部(図示せず)よりレジ
スト液を導入するレジスト液導入部と、導入したレジス
ト液を垂直下方に吐出する微細径(たとえば100〜2
00μm程度)の1個または複数個の吐出口とを有して
いる。
【0041】図3および図4において、レジスト塗布ユ
ニット(CT)40のレベリング処理部68は、垂直方
向に延在する中空円筒状の本体104と、この本体10
4の上面の開口104aを気密に閉じるための蓋体10
6と、本体104内に垂直方向(軸方向)に摺動可能に
収められたピストン型のテーブル108と、このテーブ
ル108を垂直方向に駆動するために本体104の底部
に設けられた駆動部110と、各部を制御するコントロ
ーラ(図示せず)とを有する。蓋体106はロボットア
ーム107(図4)によって操作される。
【0042】図6に、レベリング処理部68の構成をよ
り詳細に示す。円柱型テーブル108の外周面には円周
方向に延在するパッキンたとえばOリング112が1個
または複数個取付されている。各々のOリング112が
弾性変形して本体104の内壁に圧着または摺接するこ
とにより、本体104内のテーブル108上の空間(処
理空間)ASがテーブル108の下の空間から気密に遮
断されている。
【0043】テーブル108は、垂直方向に延在する昇
降駆動軸114を介して駆動部110内のたとえばエア
シリンダまたは油圧シリンダからなるテーブル昇降駆動
部(図示せず)に結合されている。テーブル108の下
面には垂直下方に延在する複数本のスライドシャフト1
16が固着されており、これらのスライドシャフト11
6を垂直方向に移動可能に支持する軸受部材(図示せ
ず)も駆動部110内に設けられている。また、基板G
を水平姿勢で上げ下げするための複数本のリフトピン1
18がテーブル108の貫通孔108aを下から上に貫
通できるようになっており、これらのリフトピン118
を昇降移動させるリフトピン昇降駆動部(図示せず)も
駆動部110内に設けられている。
【0044】本体104の上端部には半径方向内側(ま
たは外側)に突出する環状のフランジ部104bが形成
され、後述するようにこのフランジ部104bの上に蓋
体106が気密に密着するようになっている。
【0045】次に、この実施形態のレジスト塗布ユニッ
ト(CT)40における作用を説明する。
【0046】先ず、主搬送路52側の主搬送装置54
(図1)により塗布処理前の基板Gが塗布処理部66に
搬入される。塗布処理部66では、昇降駆動部90によ
りステージ88が処理容器86の上面開口から上に出る
位置まで持ち上げられ、主搬送装置54により基板Gが
ステージ88上に移載される。ステージ88の上面に
は、基板Gを保持するために、たとえばバキューム式の
吸着手段(図示せず)が設けられてもよい。
【0047】ステージ88上に基板Gが載置されると、
次に昇降駆動部90によりステージ88が処理容器86
内の所定位置まで降ろされ、その位置で基板Gに対する
レジスト塗布処理が実行される。
【0048】より詳細には、レジスト液供給部からのレ
ジスト液の供給を受けてレジストノズル92がレジスト
液を所定の圧力および流量で基板Gに向けて吐出すると
同時に、ノズル走査機構94がレジストノズル92をX
Y方向で縦横に走査する。たとえば、図14と同様にし
て、直角ジグザグ状の走査パターンで基板Gの端から端
まで走査してよい。これにより、基板G上には走査パタ
―ンつまりレジストノズル92の移動経路に沿ってレジ
スト液の滴下跡がライン状に形成されていき、図7に示
すように、相隣接する滴下ラインがライン幅方向に繋が
ることで、基板Gの上面(被処理面)全体を覆うような
レジスト液の膜RBが形成される。
【0049】ここで、基板G上に形成されるレジスト液
膜RBの膜厚Dcは均一または一定である必要はない。
次段のレベリング処理部68において膜厚を均一化でき
るためである。したがって、塗布処理部66において、
レジストノズル92の吐出圧力ないし流量や走査速度を
一定に維持するための機構や制御にそれほど厳しい精度
を求める必要はない。
【0050】また、後述するように、レベリング処理部
68では基板G上のレジスト液を殆ど全部維持したまま
(つまりレジスト液の一部を基板の外へ振り切るように
して捨てることはせずに)膜厚を均一化するので、塗布
処理部66においてはレジスト液膜RBの膜厚Dcを最
終目標の膜厚Ds付近に設定可能であり、レジスト液の
消費量を必要最小限に抑えられる。
【0051】塗布処理部66でレジスト塗布処理が終了
すると、昇降駆動部90によりステージ88が処理容器
86の上面開口より高い位置まで持ち上げられる。直後
に、搬送アーム64,64が、基板Gをステージ88か
ら受け取り、隣接するレベリング処理部68へ移送す
る。
【0052】図8に示すように、レベリング処理部68
では、基板Gを搬入するために、蓋体106を上方に退
避させた状態で、リフトピン118がテーブル108を
貫通して本体104の開口104aよりも高い位置まで
上昇する。このとき、テーブル108は任意の高さに位
置してよく、たとえば図示のように本体開口104a付
近まで上昇していてもよい。
【0053】リフトピン118は、搬送アーム64,6
4(図8では図示省略)より基板Gをピン先端で受け取
ると、基板Gを水平姿勢に保ったまま下降する。そし
て、テーブル108の貫通孔108a内にピン先端が沈
むまでリフトピン118が下がり、基板Gはテーブル1
08上に載置される。
【0054】しかる後、図9に示すように、駆動部11
0によりテーブル108が下限位置付近に設定された基
準高さ位置Haまで下げられる一方で、ロボットアーム
107により蓋体106が本体開口104aに被せられ
る。蓋体106の下面外周縁部には環状のパッキンたと
えばOリング120が取付されており、ロボットアーム
107からの加圧力により蓋体106がOリング120
を介して本体104のフランジ部104bに気密に密着
する。これにより、本体104内で、基板Gが載置され
ているテーブル108と蓋体106との間に気密な円柱
状の処理空間ASが形成される。
【0055】上記のようにしてテーブル108上の基板
Gを気密な処理空間ASに閉じ込めた状態で、図10に
示すように、駆動部110がテーブル108を予め設定
された高さ位置Hbまで持ち上げる。テーブル108の
上昇により、処理空間ASが気密状態を保ったまま縮小
して内部の空気が圧縮され、圧力が高くなる。この処理
空間ASにおける圧力の上昇は空間容積の縮小率に反比
例し、たとえば空間容積を1/3に縮小すると圧力は3
倍に上昇する。
【0056】ここで、処理空間ASの容積は高さhに比
例し、高さhはテーブル108の高さ位置Hによって変
えられる。テーブル108の基準高さ位置Haおよび設
定上昇位置Hbにおける処理空間ASの高さをそれぞれ
ha、hbとすると、処理空間ASにおける圧力の上昇率
は処理空間ASの高さ縮小率hb/haの逆数(ha/h
b)で与えられる。テーブル押し上げ動作つまり圧縮動
作を開始する前の処理空間AS内の圧力は外部空間の圧
力(通常は大気圧)に等しいので、縮小率hb/haをた
とえば1/5に設定することで処理空間AS内の圧力を
5atm程度まで高めることができる。蓋体106には処
理空間AS内の設定圧力に抗するための加圧力(押し下
げ力)がロボットアーム107より与えられる。
【0057】なお、処理空間AS内では圧縮に伴い温度
が上昇する。この温度上昇が成膜品質に悪影響を及ぼす
おそれがある場合は、本体104またはその近傍に冷却
ジャケット(温度調整された冷却媒体が流れる流路を内
蔵する熱伝導性の部材)またはペルチェ効果素子等を有
する冷却手段を設け、処理空間ASの圧縮開始と同時
に、または圧縮開始より所定時間前から該冷却手段をオ
ンにして冷却を開始し、処理空間AS内の圧縮に伴う温
度上昇を問題ない程度に抑制してもよい。
【0058】上記のようにして基板Gは処理空間AS内
で圧縮による高圧気体の雰囲気下に置かれることで、図
11の矢印で示すように、基板G上のレジスト液膜RB
の表面に高圧気体の圧力が加わる。レジスト液膜RBに
あっては、高圧雰囲気下に置かれるため、溶剤の沸点が
上がり、溶剤が気化し難くなる。こうして、レジスト液
膜RBの流動性が活性化され、図11の鎖線で示すよう
に基板G上で押し広げられるようにして基板面と平行な
方向(水平方向)に均される。
【0059】このように、この実施形態では、圧縮によ
る高圧気体の雰囲気下でレジスト液膜RBの流動性を高
めて膜厚の均一化を行う。したがって、使用するレジス
ト液は比較的粘度の高いものが好ましい。
【0060】レベリング処理部68において、上記のよ
うなレベリング処理が終了すると、蓋体106が本体開
口104aより引き上げられ、処理空間ASが大気に開
放される。次いで、基板Gを搬出するため、リフトピン
118が上昇して基板Gをテーブル108より上に(図
8と同じ高さ位置に)持ち上げる。直後に、搬送アーム
64,64が、基板Gをリフトピン118から受け取
り、隣接する減圧乾燥ユニット(VD)42へ移送す
る。
【0061】上記したように、この実施形態のレジスト
塗布ユニット(CT)40では、最初に塗布処理部66
で基板G上にレジスト液をほぼ万遍無く粗塗りし、次い
でレベリング処理部68で基板G上のレジスト液膜を圧
縮高圧気体の雰囲気下でレベリングする。
【0062】このように、2つの処理部66,68で2
段階の処理工程(塗布・レベリング)を順次行うことに
より、従来のスピンレス法(図14)よりも短い処理時
間で膜厚均一性のすぐれたレジスト塗布膜を形成するこ
とができる。特に、塗布工程では、レジストノズル92
の吐出性能や走査性能に厳しい精度を求める必要がない
ため、機構の簡略化と動作の高速化を図れる。また、レ
ベリング工程では、圧縮高圧気体による静的な物理力を
用いて、基板G上のレジスト液膜を短時間で精度の高い
平坦面に均すことができる。このことにより、レジスト
塗布膜から、いわゆる転写跡を回避または消去すること
も可能である。
【0063】上記した実施形態の塗布処理部66では、
テーブル86上に載置された静止状態の基板Gに対して
レジストノズル92をXY方向に移動させる走査方式を
用いた。しかし、他の走査方式、たとえばレジストノズ
ル92側を固定してテーブル86側をXY方向に移動さ
せる方式も可能であり、あるいは基板Gをスピン回転さ
せながらレジストノズル92を回転円の半径方向に移動
させる方式等も可能である。レジストノズル92の構成
も種々の形式が可能であり、特に吐出口の形状や個数に
限定はなく、たとえば細長いスリット型も可能である。
【0064】上記実施形態のレベリング処理部68にお
いて、本質的な構成は処理空間ASを気密に維持しつつ
空間内の気体を任意の圧縮率で圧縮できる仕組みであ
る。したがって、本体104、蓋体106、テーブル1
08、駆動部110等の各部の構成を種々変形または変
更することが可能であり、本体104とテーブル108
との間で相対運動を行わせる態様も種々変形できる。処
理空間AS内の気体としては、通常は空気でよいが、レ
ジスト液膜の変質を極力回避するためには窒素ガス等の
不活性ガスが好ましい。不活性ガスを用いる場合は、た
とえば処理空間ASを密閉状態にしてから内部の空気
(大気)を不活性ガスで置換する構成としてよい。ま
た、処理空間AS内の圧力を圧力センサを用いてフィー
ドバック制御することも可能である。
【0065】さらに、本発明においては、第2の実施形
態のレベリング処理部として、図13に示すように、密
閉可能な処理室122内に基板Gを配置し、外部から高
圧気体を室内に供給することによって基板G上に高圧気
体の雰囲気または処理空間を形成することも可能であ
る。
【0066】図13の構成例において、高圧気体供給部
124は、気体供給源と気体圧縮装置(たとえばコンプ
レッサ)とで構成できる。処理室122内には、基板G
を水平に載置して支持するテーブル126が設けられる
とともに、基板Gの搬入・搬出時にテーブル126の孔
126aを貫通して基板Gを上げ下げするためのリフト
ピン128およびその昇降駆動手段(図示せず)が設け
られる。高圧気体供給部124からの高圧気体はガス供
給管130を通って室内底部に設けられたバッファ室1
32に導入され、バッファ室132の上面に取付された
多孔板134より均一かつ安定した上昇気流で基板G上
の処理空間ASへ供給されるようになっている。ガス供
給管130に開閉弁136が設けられてよい。また、処
理室122には排気管138を介して真空ポンプ等の排
気手段(図示せず)が接続されており、室内の排気やガ
ス置換等を行えるようになっている。排気管138にも
開閉弁140が設けられてよい。処理室122は、たと
えば側壁に開閉可能な基板出入り口142を設けた密閉
型チャンバ構造としてよい。処理室122内に圧力セン
サ(図示せず)を設け、その出力信号(圧力検出信号)
をコントローラ(図示せず)にフィードバックさせるこ
とができる。
【0067】この第2の実施形態では、高圧気体供給部
124より処理室122内に供給する高圧気体の圧力を
選定または可変制御して、処理室122内の処理空間A
Sに所望圧力の高圧雰囲気を形成することにより、上記
した第1の実施形態と同様に、圧縮高圧気体による静的
な物理力を用いて、基板G上のレジスト液膜を効率よ
く、かつ高い精度でレベリングすることができる。
【0068】この第2の実施形態でも種々の変形・選択
が可能である。たとえば、高圧気体は空気でもよいが、
不活性ガスでもよい。処理室122内にたとえば加熱式
の乾燥手段(図示せず)を設けて、レベリング処理に続
けて乾燥処理を行ってもよい。そのような乾燥手段は、
上記第1の実施形態にも適用可能である。
【0069】また、機構が煩雑化するが、この第2の実
施形態の方式でも上記第1の実施形態の方式でも1つの
処理室または本体内でレベリング処理だけでなく、前工
程の塗布処理を行うような装置構成も可能である。
【0070】上記した実施形態はLCD製造の塗布現像
処理システムにおけるレジスト塗布方法および装置に係
るものであったが、本発明は被処理基板上に塗布液を供
給する任意のアプリケーションに適用可能である。本発
明における塗布液としては、レジスト液以外にも、たと
えば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の液体も可
能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限
らず、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマ
スク、プリント基板等も可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布方法
または塗布装置によれば、被処理基板上に膜厚の均一な
塗布膜を効率よく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板処理装置が適用可能な塗布現像処
理システムの構成を示す平面図である。
【図2】実施形態の塗布現像処理システムにおける処理
の手順を示すフローチャートである。
【図3】実施形態の塗布現像処理システムにおける塗布
系処理ユニット群の要部の構成を示す平面図である。
【図4】実施形態の塗布現像処理システムにおける塗布
系処理ユニット群の要部の構成を示す正面図である。
【図5】実施形態のレジスト塗布ユニットの塗布処理部
に含まれるノズル走査機構の構成を示す斜視図である。
【図6】実施形態のレジスト塗布ユニットのレベリング
処理部の構成を示す斜視図である。
【図7】実施形態のレジスト塗布ユニットで得られる基
板上の塗布膜を模式的に示す略断面図である。
【図8】実施形態のレベリング処理部の動作の一段階を
示す略断面図である。
【図9】実施形態のレベリング処理部の動作の一段階を
示す略断面図である。
【図10】実施形態のレベリング処理部の動作の一段階
を示す略断面図である。
【図11】実施形態のレベリング処理部における作用を
模式的に示す略断面図である。
【図12】実施形態のレベリング処理部によって得られ
る基板上の塗布膜を模式的に示す略断面図である。
【図13】別の実施形態におけるレベリング処理部の構
成を示す図である。
【図14】従来のスピンレス法によるレジスト塗布処理
を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
40 レジスト塗布ユニット(CT) 64 搬送アーム 66 塗布処理部 68 レベリング処理部 88 ステージ 92 レジストノズル 94 ノズル走査機構 92 圧力制御弁 104 本体 106 蓋体 108 テーブル 110 駆動部 112 Oリング 114 昇降駆動軸 116 スライドシャフト 118 リフトピン 120 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/00 G03F 7/16 501 G03F 7/16 501 H01L 21/30 564Z Fターム(参考) 2H025 AA18 AB16 AB20 EA04 EA10 4D075 AC04 BB56Y DA06 DB13 DC21 EA45 4F041 AA06 AB01 BA00 4F042 AA07 AA08 DD00 DD31 DD45 5F046 JA01 JA27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板上に所定の塗布液をほぼ万遍
    無く塗布する塗布工程と、 前記塗布工程の後に、前記基板を高圧気体の雰囲気下に
    置いて、前記気体の圧力により前記基板上で前記塗布液
    の膜の厚みを均一化するレベリング工程とを有する塗布
    方法。
  2. 【請求項2】 前記レベリング工程が、前記基板を気密
    な処理空間内に配置し、前記処理空間を所定の割合に縮
    小して空間内の気体を設定圧力になるまで圧縮すること
    を特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記レベリング工程が、前記基板を気密
    な処理室内に配置し、前記処理室内に高圧の気体を供給
    して設定圧力を得ることを特徴とする請求項1に記載の
    塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記気体が不活性ガスであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 被処理基板上に所定の塗布液をほぼ万遍
    無く塗布する塗布処理部と、 前記基板を高圧気体の雰囲気下に置いて、前記気体の圧
    力により前記基板上で前記塗布液の膜の厚みを均一化す
    るレベリング処理部とを有する塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記塗布処理部が、前記被処理基板に向
    けて所定の塗布液を吐出するノズルを含む塗布液吐出手
    段と、前記基板上で前記ノズルを所定の走査パターンで
    相対的に移動させる走査用駆動手段とを有することを特
    徴とする請求項5に記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記レベリング処理部が、中空の円筒体
    と、前記円筒体に対して軸方向に相対移動可能に設けら
    れたピストン部材と、前記円筒体と前記ピストン部材と
    の間に気密な処理空間を形成するためのシーリング部材
    と、前記処理空間が気密に維持された状態で前記ピスト
    ン部材を軸方向に駆動する気体圧縮用駆動手段とを有す
    ることを特徴とする請求項5または6に記載の塗布装
    置。
  8. 【請求項8】 前記レベリング処理部が、前記基板を気
    密状態で収容可能な処理室と、前記処理室内に高圧の気
    体を供給するための高圧気体供給手段とを有することを
    特徴とする請求項5または6に記載の塗布装置。
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