JP2002163567A - 見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管理システム、見込顧客紹介・管理方法及び記憶媒体 - Google Patents

見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管理システム、見込顧客紹介・管理方法及び記憶媒体

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JP2002163567A JP2000361308A JP2000361308A JP2002163567A JP 2002163567 A JP2002163567 A JP 2002163567A JP 2000361308 A JP2000361308 A JP 2000361308A JP 2000361308 A JP2000361308 A JP 2000361308A JP 2002163567 A JP2002163567 A JP 2002163567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 営業担当者に対する公平な見込顧客の割当て
を可能とすると共に、見込顧客の顧客満足度を向上させ
る。 【解決過程】 見込顧客に関する見込顧客情報を記憶装
置504、602、603に記憶し、その見込顧客情報
に対し、登録した会員の会員通信端末201及び管理者
通信端末301、401、501から通信ネットワーク
702を介してのアクセスを許容する。アクセスが許容
された会員通信端末201に見込顧客情報を閲覧可能と
し、この時の会員通信端末201からのコマンドに応じ
て見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通
信端末201に係る会員とを関連付け、これによって見
込顧客を会員に紹介可能とする。また、その会員通信端
末201に見込顧客についての対応履歴情報の入力を許
容して入力された対応履歴情報を記憶装置504、60
2、603に記憶し、どの会員通信端末201、30
1、401、501からでもその閲覧を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、将来顧客になる可
能性がある見込顧客を会員に紹介し、紹介後の対応履歴
を管理する見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管
理システム、見込顧客紹介・管理方法及び見込顧客紹介
・管理プログラムを格納する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種商品やサービスに関する営業
の分野では、将来顧客になる可能性がある見込顧客に対
して個々の営業担当者がアクセスし、その者が属する組
織が取り扱う商品やサービスを見込顧客に説明し、その
購入を促すという営業活動が一般的に行なわれている。
このような営業活動に際しては、どのような範疇の人々
を見込顧客とするか、つまり、見込顧客の選択が営業成
果に大きく影響する。また、見込顧客に対してどのよう
な営業担当者を割当てるかということも、営業成果に大
きな影響を及ぼす。そこで、見込顧客の選択や見込顧客
に対する営業担当者の割当てについては、従来から様々
な工夫がなされている。
【0003】このような工夫の一例としては、従来、取
り扱う商品やサービスについての広告を各種の広告メデ
ィアを通じて行ない、これにより発生する見込顧客から
の問い合わせをコールセンターで一括して受け付け、コ
ールセンターで受け付けた見込顧客に関する情報を営業
所に渡し、営業所において見込顧客を各営業担当者に割
当てるというような営業方法が行なわれている。このよ
うな営業方法は、営業所の上に支社があるような大きな
組織の場合、コールセンターから支社に見込顧客情報を
渡し、支社で営業担当者を割当てるか、あるいは、支社
から更に営業所に見込顧客情報を渡してその営業所で営
業担当者を割当てる、というような運用がなされる。こ
れらのいずれの場合も、コールセンターでの営業所や支
社の選択、支社での営業所の選択がなされ、最終的に営
業所において営業担当者の割当てがなされるが、この場
合、見込顧客の希望や属性等に応じ、コールセンター、
支社、営業所において、最適であろう支社、営業所の選
択、営業担当者の割当がなされる。
【0004】このような営業方法によれば、顧客は自ら
能動的にコールセンターにアクセスして来ているので、
広告の対象となっている商品やサービスに少なからず興
味を持っていると考えられる。この点で、ある程度の営
業成果が期待できる。また、見込顧客に営業担当者を割
当てるに際しては、コールセンター、支社、営業所の判
断が働いている。このため、見込顧客に相応しい営業担
当者が割当てられる可能性が高くなり、この面での顧客
満足度の向上、これに基づく営業成果の向上を期待する
ことができる。
【0005】上述したようなコールセンターを介した営
業方法は、例えば保険会社において実際に運用され、相
当な営業成果を上げている。保険の分野では、学資保
険、生命保険、傷害保険、損害賠償保険等、その商品
(サービス)の種類が多く、このような多様な商品(サ
ービス)の種類や負担率を各人のライフサイクルの中で
どのように組み合わせれば最良の結果を生むかを判定す
るには、高度な専門知識を必要とする。しかも、保険と
いう商品(サービス)は、各人のライフサイクルの変化
に応じて最良の組み合わせも変動する商品(サービス)
であるため、売りっ放しの商品(サービス)ではなく、
木目細やかなアフターケアを必要とする商品(サービ
ス)であるといえる。そこで、見込顧客に対してどのよ
うな営業担当者を割当てるかは、顧客満足度に大きな影
響を及ぼす。このような顧客満足度は、顧客が顧客を呼
ぶ保険という商品(サービス)の性質上、営業成果にも
深く関係する。この点で、営業担当者自らが見込顧客に
対してその者に関する情報を知らぬまま営業を展開する
ような場合に比べ、上述したようなコールセンターを介
した営業方法は、保険という商品(サービス)に相応し
い営業方法であるといえる。
【0006】もっとも、保険という商品(サービス)を
例に挙げて説明したが、上述したようなコールセンター
を介した営業方法は、これに限らず、様々な商品やサー
ビスの営業分野で有効な手法であろう。例えば、自動
車、オフィス機器、各種投資商品(サービス)等は、い
ずれもアフターケアが重要な商品(サービス)であり、
このような分野には、コールセンターを介した営業方法
の適用が大いに期待できるところである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなコール
センターを介した営業方法は、例えばCTIシステムと
通信ネットワークとを利用することによって、コンピュ
ータ上のシステムとして構築可能である。
【0008】しかしながら、上述したようなコールセン
ターを介した営業方法では、見込顧客に対する営業担当
者の割当てを人間の判断に頼って行なうことから、営業
担当者と見込顧客との双方の立場から次に述べるような
問題点が指摘される。
【0009】営業担当者の立場からすると、システムの
構造上、どうしても公平性を確保しにくいという問題が
ある。つまり、営業担当者はもっぱら受動的に指名され
る立場であり、その指名には人間の判断が介在するた
め、場合によっては不公平感をもたらすことがあり、事
実、不公平な人選が行なわれることもあり得る。
【0010】顧客の立場からすると、コールセンターに
よる支社や営業所の選択、支社による営業所の選択が、
必ずしも適切に行なわれるとは限らないという問題があ
る。例えば、見込顧客の住所がA地域であった場合に
は、コールセンターや支社によってA地域の隣接地域で
ある例えばB地域の営業所が選択される可能性が高い。
ところが、実際には、A地域と最も関連性が深い営業担
当者は、A地域から離れたC地域の営業所にいるような
場合がある。このような場合、その見込顧客に対して適
切な営業担当者が割当てられず、営業担当者と見込顧客
との双方が満足を得られないことが予想される。このよ
うな不都合は、組織が大きくなればなるほど深刻化す
る。
【0011】また、別の問題として、見込顧客に対して
営業担当者を割当てた後の管理については、例えば営業
担当者本人やその担当者が所属する営業所に専ら任され
ており、そのような管理の効率的な手法は開発されてい
ない。このため、見込顧客に対して何の対応もなされな
かったり、中途半端な対応しかなされなかったりするこ
とがある。そして、特に問題なのは、見込顧客に対する
営業担当者の対応具合をコールセンターや支社、営業所
等の管理者が知り得るようにシステム構築されていない
という点である。このため、見込顧客から催促や苦情の
連絡があって、初めて問題が明るみになるということも
生じ得る。
【0012】以上述べたような問題点は、CTIシステ
ムと通信ネットワークとを利用してコールセンターを介
した営業方法を単にコンピュータ上のシステムとして構
築しただけでは、全く解決されない。
【0013】本発明の目的は、見込顧客の紹介に際し営
業担当者に対して公平性を確保し、営業担当者に紹介さ
れた見込顧客の顧客満足度を向上させることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の見込顧客紹介・
管理装置は、上記課題を解決するために、見込顧客に関
する入力情報である見込顧客情報をリスト化し、登録さ
れた会員が会員通信端末を介してその見込顧客情報を見
て顧客を獲得できるようにした。
【0015】別の面から見た本発明は、上記課題を解決
するために、記憶装置に記憶された見込顧客に関する入
力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の会員
通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許
容するアクセス手段と、前記アクセス手段によってアク
セスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報
の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、前記アクセ
ス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報
を閲覧する前記会員通信端末からのコマンドに応じて、
前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員
通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段と、を具備
する。
【0016】更に別の面から見た本発明は、上記課題を
解決するために、記憶装置に記憶された見込顧客に関す
る入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の
会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセス
を許容するアクセス手段と、前記アクセス手段によって
アクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客
情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、前記ア
クセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客
情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンドに応じ
て、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその
会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段と、ア
クセス手段によってアクセスが許容されて紹介手段によ
って所望の見込顧客と関連付けられた会員の会員通信端
末に、その見込顧客についての対応履歴情報の入力を許
容して入力された対応履歴情報を記憶装置に記憶する対
応履歴情報生成手段と、アクセス手段によってアクセス
が許容されて紹介手段によって所望の見込顧客と関連付
けられた会員の会員通信端末にその見込顧客についての
対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段
と、を具備する。
【0017】本発明の見込顧客紹介・管理システムは、
上記課題を解決するために、見込顧客に関する入力情報
を見込顧客情報として記憶装置に記憶する見込顧客情報
生成手段と、見込顧客情報に対し、登録した会員の会員
通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許
容するアクセス手段と、アクセス手段によってアクセス
が許容された会員通信端末に見込顧客情報の閲覧を提供
する見込顧客情報閲覧手段と、アクセス手段によってア
クセスが許容されて見込顧客情報を閲覧する会員通信端
末からのコマンドに応じて、見込顧客情報中から選択さ
れた見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付
ける紹介手段と、アクセス手段によってアクセスが許容
されて紹介手段によって所望の見込顧客と関連付けられ
た会員の会員通信端末に、その見込顧客についての対応
履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を記
憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、アクセス手
段によってアクセスが許容されて紹介手段によって所望
の見込顧客と関連付けられた会員の会員通信端末にその
見込顧客についての対応履歴情報の閲覧を提供する対応
履歴情報閲覧手段と、を具備する。
【0018】本発明の見込顧客紹介・管理方法は、上記
課題を解決するために、見込顧客に関する入力情報であ
る見込顧客情報をリスト化し、登録された会員が会員通
信端末を介してその見込顧客情報を見て顧客を獲得でき
るようにした。
【0019】別の面から見た本発明の見込顧客紹介・管
理方法は、上記課題を解決するために、記憶装置に記憶
された見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報に
対し、登録した会員の会員通信端末から通信ネットワー
クを介してのアクセスを許容するアクセス過程と、前記
アクセス過程によってアクセスが許容された前記会員通
信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情
報閲覧過程と、前記アクセス過程によってアクセスが許
容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末
からのコマンドに応じて、前記見込顧客情報中から選択
された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連
付ける紹介過程と、を具備する。
【0020】更に別の面から見た本発明の見込顧客紹介
・管理方法は、上記課題を解決するために、記憶装置に
記憶された見込顧客に関する入力情報である見込顧客情
報に対し、登録した会員の会員通信端末から通信ネット
ワークを介してのアクセスを許容するアクセス過程と、
前記アクセス過程によってアクセスが許容された前記会
員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
客情報閲覧過程と、前記アクセス過程によってアクセス
が許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信
端末からのコマンドに応じて、前記見込顧客情報中から
選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを
関連付ける紹介過程と、前記アクセス過程によってアク
セスが許容されて前記紹介過程によって所望の見込顧客
と関連付けられた会員の前記会員通信端末に、その見込
顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力され
た対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する対応履歴情報
生成過程と、前記アクセス過程によってアクセスが許容
されて前記紹介過程によって所望の見込顧客と関連付け
られた会員の前記会員通信端末にその見込顧客について
の前記対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧
過程と、を具備する。
【0021】更に別の面から見た本発明の見込顧客紹介
・管理方法は、上記課題を解決するために、見込顧客に
関する入力情報を見込顧客情報として記憶装置に記憶す
る見込顧客情報生成過程と、見込顧客情報に対し、登録
した会員の会員通信端末から通信ネットワークを介して
のアクセスを許容するアクセス過程と、アクセス過程に
よってアクセスが許容された会員通信端末に見込顧客情
報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧過程と、アクセス
過程によってアクセスが許容されて見込顧客情報を閲覧
する会員通信端末からのコマンドに応じて、見込顧客情
報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る
会員とを関連付ける紹介過程と、アクセス過程によって
アクセスが許容されて紹介過程によって所望の見込顧客
と関連付けられた会員の会員通信端末に、その見込顧客
についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対
応履歴情報を記憶装置に記憶する対応履歴情報生成過程
と、アクセス過程によってアクセスが許容されて紹介過
程によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の会員
通信端末にその見込顧客についての対応履歴情報の閲覧
を提供する対応履歴情報閲覧過程と、を具備する。
【0022】別の面から見た本発明は、また、上記課題
を解決するために、コンピュータにインストールされ、
このコンピュータに、記憶装置に記憶された見込顧客に
関する入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会
員の会員通信端末から通信ネットワークを介してのアク
セスを許容するアクセス機能と、前記アクセス機能によ
ってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込
顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧機能と、前
記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記見込
顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンドに
応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客と
その会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介機能
と、を実行させるプログラムを格納する記憶媒体を規定
する。
【0023】別の面から見た本発明は、また、上記課題
を解決するために、コンピュータにインストールされ、
このコンピュータに、記憶装置に記憶された見込顧客に
関する入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会
員の会員通信端末から通信ネットワークを介してのアク
セスを許容するアクセス機能と、前記アクセス機能によ
ってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込
顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧機能と、前
記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記見込
顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンドに
応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客と
その会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介機能
と、前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前
記紹介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会
員の前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応
履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前
記記憶装置に記憶する対応履歴情報生成機能と、前記ア
クセス機能によってアクセスが許容されて前記紹介機能
によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会
員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報
の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧機能と、を実行させ
るプログラムを格納する記憶媒体を規定する。
【0024】別の面から見た本発明は、また、上記課題
を解決するために、コンピュータにインストールされ、
このコンピュータに、見込顧客に関する入力情報を見込
顧客情報として記憶装置に記憶する見込顧客情報生成機
能と、見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端
末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容する
アクセス機能と、アクセス機能によってアクセスが許容
された会員通信端末に見込顧客情報の閲覧を提供する見
込顧客情報閲覧機能と、アクセス機能によってアクセス
が許容されて見込顧客情報を閲覧する会員通信端末から
のコマンドに応じて、見込顧客情報中から選択された見
込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹
介機能と、アクセス機能によってアクセスが許容されて
紹介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会員
の会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴情
報の入力を許容して入力された対応履歴情報を記憶装置
に記憶する対応履歴情報生成機能と、アクセス機能によ
ってアクセスが許容されて紹介機能によって所望の見込
顧客と関連付けられた会員の会員通信端末にその見込顧
客についての対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情
報閲覧機能と、を実行させるプログラムを格納する記憶
媒体を規定する。
【0025】したがって、例えば営業担当者は、登録す
ることで会員となり、本発明の見込顧客紹介・管理装置
(方法)の利用が可能となる。このように、本発明の見
込顧客紹介・管理装置(方法)を利用するには、会員に
ならなければならないという規制がかけられるため、運
用上、見込顧客を紹介する営業担当者等の水準をある程
度の水準に維持することが可能である。これは、顧客満
足度を向上させるために有利に働く。
【0026】登録した会員の会員通信端末は、通信ネッ
トワークを介して見込顧客情報にアクセス可能であり
(アクセス手段、アクセス過程、アクセス機能)、その
閲覧が可能である(見込顧客情報閲覧手段、見込顧客情
報閲覧過程、見込顧客情報閲覧機能)。そして、会員通
信端末からコマンドを送信することで、閲覧する見込顧
客情報から所望の見込顧客との関連付けがなされ、これ
によってその見込顧客の獲得、つまり、見込顧客の紹介
がなされる(紹介手段、紹介過程、紹介機能)。このよ
うに、見込顧客に対する会員である営業担当者等の割当
ては、その会員の能動的な行為によってなされるため、
会員にとっては不公平感がなく、また、見込顧客にとっ
ても、その見込顧客に対して興味がある会員が割当てら
れることになるために、満足感を得られ易くなる。そし
て、会員である営業担当者等と見込顧客との双方が満足
するという相乗効果により、営業成果の向上が期待され
る。
【0027】本発明の付加的事項として、所望の見込顧
客と関連付けられた会員の会員通信端末には、その見込
顧客についての対応履歴情報の入力が許容され、入力さ
れた対応履歴情報は記憶装置に記憶される(対応履歴情
報生成手段、対応履歴情報生成過程、対応履歴情報生成
機能)。そして、その会員の会員通信端末からは、その
会員が獲得した見込顧客についての対応履歴情報の閲覧
が可能である(対応履歴情報閲覧手段、対応履歴情報閲
覧過程、対応履歴情報閲覧機能)。
【0028】本発明の別の付加的事項として、会員毎
に、紹介手段により関連付けされる見込顧客数を制限す
る制限手段(制限過程、制限機能)を設けることで、一
人の会員による過度の見込顧客の関連付けが防止され
る。これにより、見込顧客に対する対応が行き届かなく
なるような不都合が回避されると共に、会員による見込
顧客の獲得競争のような営業成果の向上に有害な事態も
回避される。この場合、制限手段(制限過程、制限機
能)は、会員毎に、その会員が関連付けられた見込顧客
についての対応履歴の有無に応じて、制限する見込顧客
数を設定する、というように構成し得る。これにより、
会員が見込顧客を獲得したのに対応しないことにより、
見込顧客が未対応のまま放置されてしまうような事態の
発生が回避される。
【0029】もっとも、このような見込顧客数の制限
は、規定期間、例えば1ヶ月を単位として行われるよう
にしても良い。
【0030】また、記憶装置を、見込顧客情報生成手段
によって見込顧客情報が記憶される第1の記憶装置と、
アクセス手段によって会員通信端末からのアクセスが許
容される第2の記憶装置とに分割し、第1の記憶装置に
記憶された見込顧客情報を第2の記憶装置に転送するデ
ータ転送手段(データ転送過程、データ転送機能)を設
けても良い。この場合には、見込顧客情報が入力されて
格納される第1の記憶装置には会員のアクセスがなされ
ず、動作の安定性が確保される。そして、データ転送手
段が、第1の記憶装置に記憶された所定単位の見込顧客
情報を所定のタイミングで一括して第2の記憶装置に転
送するようにすれば、会員は、そのタイミングで見込顧
客情報を閲覧しに行けば良く、常に見込顧客情報を監視
する必要がなくなる。
【0031】次いで、見込顧客情報は見込顧客毎に連絡
先情報を含み、見込顧客情報閲覧手段(見込顧客情報閲
覧過程、見込顧客情報閲覧機能)は連絡先情報の閲覧を
提供せず、対応履歴情報閲覧手段(対応履歴情報閲覧過
程、対応履歴情報閲覧機能)は連絡先情報の閲覧を提供
する構成とすれば、その見込顧客と関連付けられた会
員、つまり、その見込顧客を獲得した会員にのみその見
込顧客の連絡先が知らされる。これにより、その見込顧
客を獲得していない会員がその見込顧客に連絡を取って
しまうような不正アクセスが阻止され、秩序の維持が図
られる。
【0032】また、見込顧客情報が見込顧客毎にエリア
情報を含み、アクセス手段(アクセス過程、アクセス機
能)が会員通信端末毎のエリア設定に対応するエリア情
報を含む見込顧客に対するアクセスのみを会員通信端末
に許容するようにすれば、会員毎にアクセス可能な顧客
情報のエリアが設定される。これにより、会員で見込顧
客を広範囲に獲得し過ぎることにより獲得した見込顧客
に対する対応が行き届かなくなるような不都合が回避さ
れると共に、会員による見込顧客の獲得競争のような営
業成果の向上に有害な事態も回避される。
【0033】さらに、見込顧客情報が見込顧客毎に支社
指定情報を含み、アクセス手段(アクセス過程、アクセ
ス機能)が会員通信端末に係る会員が所属する支社を指
定する支社指定情報を含む見込顧客に対するアクセスの
みを会員通信端末に許容するようにすれば、見込顧客に
よる支社選択が可能となり、その支社に所属する会員以
外の者はその見込顧客に関する見込顧客情報の閲覧をす
ることができなくなる。これにより、見込顧客の希望に
沿った対応がなされ易くなる。
【0034】次いで、アクセス手段(アクセス過程、ア
クセス機能)は、見込顧客情報に対し、登録した管理者
の管理者通信端末から通信ネットワークを介してのアク
セスを許容し、見込顧客情報閲覧手段(見込顧客情報閲
覧過程、見込顧客情報閲覧機能)は、アクセス手段(ア
クセス過程、アクセス機能)によってアクセスが許容さ
れた管理者通信端末に見込顧客情報の閲覧を提供し、対
応履歴情報閲覧手段(対応履歴情報閲覧過程、対応履歴
情報閲覧機能)は、アクセス手段(アクセス過程、アク
セス機能)によってアクセスが許容された管理者通信端
末に、この管理者通信端末に係る管理者が管理する会員
と関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の閲
覧を提供するようにしても良い。これにより、管理者通
信端末に係る管理者は、自ら管理責任を負う会員につい
ての対応履歴情報を閲覧し、その対応履歴を管理するこ
とが可能となる。これにより、見込顧客が放置される等
の不都合が回避され、顧客満足の向上が図られる。
【0035】このようなアクセス手段によるアクセスの
許容、見込顧客情報閲覧手段による見込顧客情報の閲覧
提供、対応履歴情報閲覧手段による対応履歴情報の閲覧
提供は、管理者通信端末に係る登録した管理者の所掌エ
リア内を限度とすることが好適である。もっとも、この
ことは、そのようなアクセスの許容、見込顧客情報の閲
覧提供及び対応履歴情報の閲覧提供が管理者通信端末に
係る登録した管理者の所掌エリア外でも可能とすること
を妨げるわけではない。
【0036】そして、この場合、アクセス手段(アクセ
ス過程、アクセス機能)によってアクセスが許容されて
見込顧客情報を閲覧する管理者通信端末からのコマンド
に応じて、見込顧客情報中から選択された見込顧客と所
定の会員とを関連付ける割当手段(割当過程、割当機
能)を設けた場合には、管理者によって、見込顧客に対
する会員の割当てが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。
【0038】本実施の形態は、保険営業の分野に適用し
た見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管理方法及
び見込顧客紹介・管理処理用のプログラムを格納する記
憶媒体に関する。概略的には、本実施の形態のシステム
は、見込顧客を予めデータベースに登録しておき、登録
された見込顧客を営業部員である保険の外交員(本実施
の形態では、ライフプランナーという)に紹介し、紹介
した顧客の対応履歴等の管理を実現している。この場
合、本実施の形態のシステムでは、クローズド会員制を
採用しており、会員登録した者に対してだけ、アクセス
を許容している。アクセスが許容される会員は、ライフ
プランナーの他、各ライフプランナーが属する営業所の
営業所長、各営業所を掌握する支社の支社長、更に、見
込顧客情報を採取するコールセンターの管理者の四者で
ある。
【0039】ここで、このような本実施の形態における
クローズド会員制のシステムの運営管理は、コールセン
タークラブと称される団体によって行われる。
【0040】〔システム構成例〕図1は、全体のシステ
ム構成を示すブロック図である。本実施の形態では、見
込顧客を囲い込む手法として、各種の広告メディアを介
して宣伝広告を行ない、そのような宣伝公告を見聞きし
て興味を持った見込顧客を囲い込む。その際、見込顧客
の最初の接点がCTI(コンピュータ・テレフォニー・
インテグレーション)の一部として構築されたコールセ
ンターPC501(PCは、パーソナルコンピュータの
略称である)のオペレーターである。つまり、コールセ
ンターPC501のオペレーターは、CTIの一部を構
築する電話において見込顧客と最初に接触し、見込顧客
から必要な情報を聞き出して、この情報を、例えばLA
N環境として設定されたCTIシステム502の一部で
あるコールセンターサーバ503(記憶装置、第1の記
憶装置)のデータベース504に直接的又は間接的に格
納する(見込顧客情報生成手段)。こうして、コールセ
ンターサーバ503のデータベース504には、見込顧
客に関する情報、例えば、氏名、連絡先、要望等が格納
され、これによって見込顧客の囲い込みがなされる。
【0041】コールセンターサーバ503のデータベー
ス504に格納された見込顧客情報は、例えば夜間バッ
チ処理によって、例えば専用線によって構成された通信
ネットワーク701を介してクラブサーバ601のデー
タベース602に転送され、所定のタイミングでクラブ
サーバ601のミラーデータベース603(記憶装置、
第2の記憶装置)に複製される(データ転送手段)。
【0042】会員であるライフプランナー、営業所長、
支社長、及びコールセンターの管理者は、それぞれ、ラ
イフプランナーPC201、営業所長PC301、支社
長PC401、コールセンターPC501を介してミラ
ーデータベース603に格納された見込顧客情報に対し
て通信ネットワーク702を介してアクセス可能であ
る。つまり、ライフプランナーPC201、営業所長P
C301、支社長PC401、コールセンターPC50
1は、通信ネットワーク702を介して見込顧客情報に
アクセス可能な会員通信端末を構成する。この場合、通
信ネットワーク702の構築には、インターネット、必
要に応じて専用線等が用いられる。
【0043】ここで、本実施の形態では、一例として、
支社毎に、クラブサーバ601に通信ネットワーク70
2を介して接続されることで、ミラーデータベース60
3中の見込顧客情報にアクセス可能な社内LAN等の環
境が構築されており、この環境には、ライフプランナー
PC201、営業所長PC301及び支社長PC401
が含まれている。この場合、支社と営業所との場所的関
係により、その環境は、プライベートな社内回線だけで
構築されたり、あるいは、社内回線と公衆回線等との組
み合わせによって構築されたりしている。そして、その
ような社内LANの環境にはアクセスサーバ101が含
まれているため、ミラーデータベース603中の見込顧
客情報に対しては、例えば、支社以外の場所から社内L
AN環境へのダイヤルアップ接続によるアクセスも可能
となっている。
【0044】ここで、別の実施の形態として、図2に示
すように、クラブサーバ601は、支社毎に分割された
支社クラブサーバ601a〜nとコールセンターに設置
されたクラブサーバ505とによって構成されていても
良い。図2は、全体のシステム構成の別の一例を示すブ
ロック図である。この場合、それぞれの支社クラブサー
バ601a〜n及びクラブサーバ505は、各々データ
ベース602a〜n、506やミラーデータベース60
3a〜nを持つ。そして、コールセンターサーバ503
のデータベース504に格納された見込顧客情報は、例
えば夜間バッチ処理によって、各支社クラブサーバ60
1a〜n及びクラブサーバ505のデータベース602
a〜n、506に転送される。このようなシステム構成
の場合、会員であるライフプランナー、営業所長、支社
長、及びコールセンターの管理者がアクセスして各種情
報を生成・更新する見込顧客情報は、複数の場所に分散
されることになる。このため、見込顧客情報についてデ
ータの一元性が問題となるが、このような問題は、シス
テムが周知の分散データベース機能を持つことによって
容易に解決し得る。
【0045】次いで、クラブサーバ601、ライフプラ
ンナーPC201、営業所長PC301、支社長PC4
01及びコールセンターPC501は、いずれも通常の
コンピュータとしての構成を備え、本実施の形態の見込
顧客紹介・管理処理用のプログラム(図3及び図4に示
すプログラム151)がインストールされて使用され
る。ここで、図3はクラブサーバ601の構成例を示す
ブロック図、図4は会員通信端末(ライフプランナーP
C201)及び管理者通信端末(営業所長PC301、
支社長PC401、コールセンターPC501)の構成
例を示すブロック図である。図3及び図4に示すよう
に、クラブサーバ601、ライフプランナーPC20
1、営業所長PC301、支社長PC401及びコール
センターPC501は、各種演算処理を実行して各部を
集中的に制御するCPU111と、固定データを格納す
るROM112と、各種可変データを書き替え自在に格
納することで例えば処理中のワークエリアとして利用さ
れるRAM113とがシステムバス114を介して接続
された一般的なマイクロコンピュータ115を主要な構
成物として備え、このようなマイクロコンピュータ11
5に、システムバス114を介して、ディスプレイ11
6、キーボード117、マウス118、外部インターフ
ェース(I/F)119、通信インターフェース(I/
F)120、ハードディスクドライブ(HDD)12
1、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD
D)122及びCD−ROMドライブ123等の周辺機
器が接続されて構成されている。
【0046】ここで、クラブサーバ601は、外部I/
F119に、データベース602及びミラーデータベー
ス603を接続している。また、クラブサーバ601の
通信I/F120は、通信ネットワーク710を介して
コールセンターサーバ503と接続可能であると共に、
通信ネットワーク702を介して本実施の形態の会員向
けクローズド環境に接続可能である。そして、このよう
な会員向けクローズド環境の一部を構築するライフプラ
ンナーPC201、営業所長PC301、支社長PC4
01及びコールセンターPC501の通信I/F120
も、通信ネットワーク702を介してクラブサーバ60
1に接続可能である。
【0047】また、クラブサーバ601、ライフプラン
ナーPC201、営業所長PC301、支社長PC40
1及びコールセンターPC501は、それぞれ、HDD
121に本実施の形態の見込顧客紹介・管理用のプログ
ラム151を記憶している。このようなプログラム15
1は、機器の起動時、その一部がRAM113に複写さ
れ、アクセス速度の向上が図られる。また、そのような
プログラム151は、元々、例えばFDD122に装着
されることによって記憶情報が読み取られるフロッピー
ディスク124やCD−ROMドライブ123に装着さ
れることによって記憶情報が読み取られるCD−ROM
125に記憶されており、これらのフロッピーディスク
124やCD−ROM125からHDD121にインス
トールされて使用される。このようなことから、HDD
121、RAM113、フロッピーディスク124及び
CD−ROM125は、本実施の形態の見込顧客紹介・
管理用のプログラム151を記憶する記憶媒体となる。
もっとも、このような記憶媒体としては、それらのHD
D121等に限らず、各種の光メディアや磁気テープ
等、デジタル情報を記憶し保存することが可能な各種の
記憶媒体を用いることができる。
【0048】ここで、見込顧客紹介・管理用のプログラ
ム151は、概略構成として、操作マニュアルモジュー
ル152、環境設定モジュール153及び通常処理モジ
ュール154を含んでいる。操作マニュアルモジュール
152は、本プログラム151がインストールされたコ
ンピュータ、例えばクラブサーバ601、ライフプラン
ナーPC201、営業所長PC301、支社長PC40
1及びコールセンターPC501上で、操作マニュアル
を展開表示可能にするデータを記述したプログラムモジ
ュールである。環境設定モジュール153は、本プログ
ラム151がインストールされたコンピュータ、例えば
クラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営
業所長PC301、支社長PC401及びコールセンタ
ーPC501に対して、そのコンピュータの操作者に適
合する環境を自動設定するためのデータを記述したプロ
グラムモジュールである。そして、通常処理モジュール
154は、本プログラム151がインストールされたコ
ンピュータ、例えばクラブサーバ601、ライフプラン
ナーPC201、営業所長PC301、支社長PC40
1及びコールセンターPC501に、見込顧客紹介・管
理処理を提供するためのデータを記述したプログラムモ
ジュールである。
【0049】更に、詳細な説明は省略するが、コールセ
ンターサーバ503も、図3および図4に例示したよう
な通常のコンピュータとしての構成を備えており、その
プログラム格納エリアには、通常処理モジュール154
の一部がインストールされている。
【0050】〔見込顧客情報についてのファイル構造〕
次いで、広告媒体等を通じてコールセンターにアクセス
してきた見込顧客は、コールセンターのオペレーターに
よる電話対応を受ける。コールセンターのオペレーター
は、そのような見込顧客に対する電話対応によって得た
情報、例えばその見込顧客の氏名、年令等の情報を、コ
ールセンターPC501に入力する。こうして、コール
センターPC501によって入力した見込顧客情報は、
コールセンターサーバ503のデータベース504に格
納され、クラブサーバ601のデータベース602に転
送されてミラーデータベース603に複製される(見込
顧客情報生成手段)。
【0051】ここでは、そのような見込顧客情報につい
てのファイル構造を図5ないし図15に基づいて説明す
る。ここで、図5ないし図15に示す各種のファイル
は、コールセンターサーバ503及びクラブサーバ60
1(あるいは601a〜n及び505)に格納されてい
る。
【0052】図5は、見込顧客情報を格納する受付けフ
ァイルのファイル構造を示す模式図である。見込顧客が
最初に接するコールセンターのオペレーターがコールセ
ンターPC501を用いて入力する入力情報は、最初、
受付けファイル801に入力される。この受付けファイ
ル801のアイテムとしては、見込顧客ID801a
(自動ナンバリング型)、氏名801b(テキスト
型)、郵便番号801c(数値型)、住所801d(テ
キスト型)、エリアID番号801e(数値型)、電話
番号801f(数値型)、年令801g(数値型)、性
別801h(YES/NO型)、要望801i(テキス
ト型)、連絡希望日801j(数値型)、見込/至急8
01k(YES/NO型)、見込/指定801l(YE
S/NO型)、見込/自由801m(YES/NO
型)、支社ID番号801n(数値型)、オペレーター
ID番号801o(数値型)、アクセス日801p(日
付型)、及び獲得801q(YES/NO型)等であ
る。
【0053】これらの項目中、見込顧客ID番号801
aは、コールセンターのオペレーターがコールセンター
PC501を用いて入力し、その後に受付けファイル8
01に転送された見込顧客情報が受付けファイル801
に入力されて1レコードとなることにより、自動的に付
番される。
【0054】このような受付けファイル801の多くの
アイテムは、本来はテキストデータとなるべきものが数
値等によって表現されている。これは、データ容量節約
のため、各レコードにおいて共通に用いられるテキスト
データを数値等に置き換えているためである。そこで、
その数値等がどのようなテキストを意味するかを対応付
けるファイルが必要となる。図6ないし図14には、主
に、受付けファイル801や後述する対応履歴ファイル
901とリレーション付けられてそれらの受付けファイ
ル801、対応履歴ファイル901あるいは図6ないし
図14に示すファイル相互間において数値等で表現され
た本来的はテキストデータであるべきデータの意味(テ
キスト)と数値とを結び付けて格納する各種のファイル
等を示す。
【0055】図6は、郵便番号ファイルのファイル構造
を示す模式図である。この郵便番号ファイル811は、
郵便番号811a(数値型)に対応させて、住所先頭8
11b(テキスト型)及びエリアID番号811c(数
値型)が格納されている。こで、コールセンターサーバ
503が格納するプログラムは、図5に示す受付けファ
イル801においてその郵便番号801cの欄が入力さ
れると、図6に示す郵便番号ファイル811を参照して
対応するエリアID番号811cを検索し、検索された
エリアID番号811cと同一の番号を受付けファイル
801中のエリアID番号801eの欄に設定する。ま
た、コールセンターサーバ503が格納するプログラム
は、図5に示す受付けファイル801においてその郵便
番号801cの欄が入力されると、図6に示す郵便番号
ファイル811を参照して対応する住所先頭811bを
検索し、受付けファイル801の住所801dの欄に設
定し、住所入力作業を支援する。もっとも、別の実施例
として、このような郵便番号をキーとする住所先頭の入
力支援を実施しないような構成であっても良い。
【0056】図7は、エリアファイルのファイル構造を
示す模式図である。このエリアファイル821は、エリ
アID番号821a(数値型)に対応させてエリア名8
21b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブ
サーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、
エリアID番号821aをキーとしてエリアファイル8
21を参照することで、エリア名821bに格納された
エリア名をテキストデータとして得ることが可能であ
る。ここでのエリアは、図20に示す日本全国を11の
地域に分けたエリアである。
【0057】図8は、要望ファイルのファイル構造を示
す模式図である。ここで、図5に示す見込顧客情報を格
納する受付けファイル801のファイル構造からも明ら
かなように、本実施の形態では、要望801iはテキス
ト型のプロパティを備えている。このため、受付けファ
イル801では、要望801iにフリーコメントという
形式で手入力等によってテキストデータを入力していく
ことになる。これに対し、要望事項が定型化できる内容
である場合には、要望事項をルックアップ表示するプル
ダウンメニュー形式で表示選択することも可能である。
そこで、別の実施例として、図8に示すように、受付け
ファイル801の要望801iのプロパティを数値型と
し、要望ID番号831a(数値型)に対応させて要望
事項831b(テキスト型)を格納する要望ファイル8
31を設けても良い。これにより、クラブサーバ601
(あるいは601a〜n及び505)は、要望ID番号
831aをキーとして要望ファイル831を参照するこ
とで、要望事項831bに格納された要望事項をテキス
トデータとして得ることが可能である。ここで、要望事
項831bには、例えば、「アクセス希望」、「設計
書」、「保険料計算」等のような、見込顧客から求めら
れるであろう要望事項が格納される。
【0058】図9は、会員ファイルのファイル構造を示
す模式図である。この会員ファイル841は、氏名84
1a(テキスト型)、会員番号841b(数値型)、パ
スワード841c(数値型)、支社ID番号841d
(数値型)、営業所ID番号841e(数値型)、エリ
アID番号841f(数値型)、身分ID番号841g
(数値型)、及び複数の資格ID番号841h(数値
型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あ
るいは601a〜n及び505)は、会員番号841b
をキーとして会員ファイル841を参照することで、氏
名841aに格納された会員の氏名をテキストデータと
して得ることが可能である。
【0059】図10は、支社ファイルのファイル構造を
示す模式図である。この支社ファイル851は、支社I
D番号851a(数値型)に対応させて支社名851b
(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ
601(あるいは601a〜n及び505)は、支社I
D番号851aをキーとして支社ファイル851を参照
することで、支社名851bに格納された支社の名称を
テキストデータとして得ることが可能である。
【0060】図11は、営業所ファイルのファイル構造
を示す模式図である。この営業所ファイル861は、営
業所ID番号861a(数値型)に対応させて営業所名
861b(テキスト型)を格納している。そこで、クラ
ブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)
は、営業所ID番号861aをキーとして営業所ファイ
ル861を参照することで、営業所名861bに格納さ
れた営業所の名称をテキストデータとして得ることが可
能である。
【0061】図12は、身分ファイルのファイル構造を
示す模式図である。この身分ファイル871は、身分I
D番号871a(数値型)に対応させて身分名871b
(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ
601(あるいは601a〜n及び505)は、身分I
D番号871aをキーとして身分ファイル871を参照
することで、身分名871bに格納された身分名をテキ
ストデータとして得ることが可能である。本実施の形態
では、身分名871bに格納された身分として、「ライ
フプランナー」、「営業所長」、「支社長」及び「オペ
レーター」の四種類が設定されている。
【0062】図13は、資格ファイルのファイル構造を
示す模式図である。この資格ファイル881は、資格I
D番号881a(数値型)に対応させて資格名881b
(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ
601(あるいは601a〜n及び505)は、資格I
D番号881aをキーとして資格ファイル881を参照
することで、資格名881bに格納された資格の名称を
テキストデータとして得ることが可能である。
【0063】図14は、紹介数ファイルのファイル構造
を示す模式図である。この紹介数ファイル891は、会
員ID番号891a(数値型)に対応させて獲得数89
1b(数値型)及び対応有891c(YES/NO型)
を格納している。ここで、「獲得数」というのは、会員
ID番号891aに対応する会員であるライフプランナ
ーの1ヶ月分の顧客獲得件数を意味し、「対応」という
のは、そのライフプランナーの獲得した顧客に対して対
応したか否かを意味する。
【0064】図15は、対応履歴ファイルのファイル構
造を示す模式図である。この対応履歴ファイル901
は、見込顧客とライフプランナーとを結び付け、つまり
ライフプランナーに見込顧客を紹介し、その後の応対履
歴を残すためのファイル構造を備えている。つまり、そ
の対応履歴ファイル901のアイテムとして、見込顧客
ID番号901a(数値型)、会員ID番号901b
(数値型)、支社ID番号901c(数値型)、対応有
901d(YES/NO型)、電話901e(YES/
NO型)、日901f(日付型)、コメント901g
(テキスト型)、面会901h(YES/NO型)、日
901i(日付型)、コメント901j(テキスト
型)、資料送付901k(YES/NO型)、日901
l(日付型)、コメント901m(テキスト型)、設計
書作成901n(YES/NO型)、日901o(日付
型)、コメント901p(テキスト型)、申込901q
(YES/NO型)、日901r(日付型)、コメント
901s(テキスト型)が設けられている。
【0065】以上、図5ないし図15には、各種のファ
イルのファイル構造を示したが、実際には、各種のYE
S/NO型オブジェクトのYES及びNOがそれぞれ何
を意味しているかを表示するための各種ファイルや、図
5に示すオペレーターID番号801oに対応するオペ
レーターの氏名を表示するためのファイル等、幾つかの
ファイルがあるが、これらの各種ファイルについては、
図示を省略する。
【0066】〔処理の概略〕図16は、本実施の形態の
処理の概略を示すフローチャートである。
【0067】本実施の形態では、会員登録して会員とな
っているライフプランナー、営業所長、及び支社長等
が、自らのパーソナルコンピュータ(ライフプランナー
PC201、営業所長PC301、支社長PC401及
びコールセンターPC501等)において本実施の形態
の見込顧客紹介・管理のためのプログラム151を起動
することで、ライフプランナー、営業所長、支社長及び
コールセンターの管理者に、顧客の紹介業務及び管理業
務の実行を提供する。ここでの「紹介業務」というの
は、ライフプランナーが所望の見込顧客に対する対応権
を獲得すること、並びに、営業所長、支社長及びコール
センターの管理者が見込顧客にライフプランナーを紹介
することを意味している。また、「管理業務」というの
は、ライフプランナーに対しては、獲得した顧客につい
ての対応履歴の入力を求め、営業所長及び支社長に対し
ては、そのような対応履歴の照会を許容することを意味
する。そして、このような「照会業務」及び「管理業
務」を円滑に遂行するために、ライフプランナー、営業
所長、及び支社長のいずれにも、見込顧客の詳細情報の
照会権を持たせている。
【0068】ここで、図16中、「顧客/指定」、「顧
客/自由」、及び「顧客/至急」とあるのは、見込顧客
の分類である。「顧客/指定」というのは、コールセン
ターにおける見込顧客応対時に、自分に対応して欲しい
支社を選択した顧客を意味する。「顧客/自由」という
のは、コールセンターにおける見込顧客応対時に、自分
に対応して欲しい支社を選択しなかった顧客を意味す
る。そして、「顧客/至急」というのは、コールセンタ
ーにおける見込顧客応対時に、直ぐにでも対応をして欲
しいという希望を述べた顧客を意味する。このような区
分は、図5に示す受付けファイル801中、各見込顧客
に付けられた見込顧客ID番号801aに対応するYE
S/NO型のオブジェクトとして設定された見込/至急
801k、見込/指定801l、見込/自由801mの
ステータスを参照することで、容易に認識可能である。
【0069】次いで、本実施の形態のシステムにおける
地域的制限について説明する。
【0070】まず、全国を11の地域(図20参照)に
分け、ライフプランナーは、見込/自由の見込顧客を獲
得できる(紹介される)顧客の範囲を1地域のみとされ
ている。この場合、ライフプランナーとエリアとの関係
は、図9に示す会員ファイル841中の会員番号841
bとエリアID番号841fとの対応によって定義され
る。
【0071】そして、そのようなエリアとは別に、複数
の支社、各支社に掌握される営業所という地域的制限が
ある。ここで、「顧客/指定」の場合は、その見込顧客
が支社を選択しているため、その支社が掌握する営業所
に所属するライフプランナーにのみその見込顧客の紹介
が可能となっている。この場合、ライフプランナーと支
社との関係は、図9に示す会員ファイル841中の会員
番号841bと支社ID番号841dとの対応によって
定義される。また、営業所長及び支社長は、自分が所属
する支社の範囲で見込顧客の詳細情報や対応履歴情報の
照会が可能である。この場合の営業所長又は支社長と支
社との関係も、図9に示す会員ファイル841中の会員
番号841bと支社ID番号841dとの対応によって
定義される。
【0072】〔環境設定処理〕まず、前提として、コー
ルセンターサーバ503のデータベース504等のコー
ルセンタークラブ側では、ある者を会員として承認した
時点でその者の会員情報、例えば氏名、会員番号、パス
ワード、支社、営業所、身分及び資格等を、予め図9に
示す会員ファイル841に登録しておく。具体的には、
会員ファイル841中の氏名841a、会員番号841
b、パスワード841c、支社ID番号841d、営業
所ID番号841e、身分ID番号841g及び複数の
資格ID番号841hである。支社ID番号841d、
営業所ID番号841e、身分ID番号841g及び複
数の資格ID番号841hの入力設定に際しては、図1
0に示す支社ファイル851、図11に示す営業所ファ
イル861、図12に示す身分ファイル871及び図1
3に示す資格ファイル881がそれぞれ参照される。そ
して、コールセンタークラブにアクセスがあった場合に
は、それらの会員番号及びパスワードによってアクセス
権の承認等を与えるようにされている。このような前提
の下、以下、環境設定処理について述べる。
【0073】図17は初期起動処理を示すフローチャー
ト、図18は通信端末(ライフプランナーPC201、
営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセ
ンターPC501)のディスプレイ116上に表示され
るコールセンタークラブ用のアイコンを示す模式図、図
19は通信端末201、301、401、501のディ
スプレイ116に表示される操作マニュアル表示用及び
環境設定用のオブジェクトを例示する模式図、図20は
環境設定に際してライフプランナーPC201のディス
プレイ116に表示されるエリア選択用のオブジェクト
を例示する模式図である。
【0074】本実施の形態のシステムでは、ライフプラ
ンナーPC201、営業所長PC301、支社長PC4
01、及びコールセンターPC501について、使用前
の環境設定を必要とする。見込顧客紹介・管理用のプロ
グラムがHDD121にインストールされると、図18
に示すように、ライフプランナーPC201、営業所長
PC301、支社長PC401、及びコールセンターP
C501のディスプレイ116には、コールセンターク
ラブと称される本実施の形態の見込顧客紹介・管理用プ
ログラム151のアイコン155が表示される。そこ
で、そのアイコン155をダブルクリック等の手法で開
くと、図19に示すようなオブジェクトがディスプレイ
116に表示される。
【0075】つまり、「データベースの使い方へ」、
「ライフプランナーの方はこのボタンを押してくださ
い。利用環境が自動的に設定されます。」、「営業所長
の方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的
に設定されます。」、「支社長の方はこのボタンを押し
てください。利用環境が自動的に設定されます。」、及
び、「コールセンターの方はこのボタンを押してくださ
い。利用環境が自動的に設定されます。」というオブジ
ェクトが、ディスプレイ116に表示される。これは、
初期起動処理の流れを示す図17のフローチャート中の
ステップS101及びS102の処理である。
【0076】そこで、図17のフローチャートに示すよ
うに、「データベースの使い方へ」というオブジェクト
が選択された場合には(ステップS103のY)、プロ
グラム151における操作マニュアルモジュール152
の処理が実行され、操作マニュアルが呼び出される(ス
テップS104)。これに対して、利用環境の自動設定
を指定するオブジェクトが選択された場合には(ステッ
プS105のY)、プログラム151中の環境設定モジ
ュールの処理が実行され、ステップS102で選択され
た身分(ライフプランナー、営業所長、支社長、コール
センター)に応じた利用環境が自動的に設定される(ス
テップS107)。
【0077】この際、実施の一例として、通信端末(ラ
イフプランナーPC201、営業所長PC301、支社
長PC401、又はコールセンターPC501)はクラ
ブサーバ601との通信を確立する。そして、プログラ
ム151中の環境設定モジュール153は、図9の会員
ファイル841の各アイテムに関する事項のうち、会員
番号及びパスワードの入力を求めるダイアログを表示
し、その入力を促す。そして、通信端末201、30
1、401、501においてそれらの事項が入力された
なら、通信端末201、301、401、501はそれ
らの情報をクラブサーバ601(505、601a〜
n)に送信する。
【0078】そこで、クラブサーバ601(505、6
01a〜n)は、送信された会員番号及びパスワードを
図9中の会員ファイル841の会員番号841c及びパ
スワード841dと照合し、適合すればアクセス権を与
え、その者の身分ID841hを照合し、ステップS1
02で入力指定されたライフプランナー、営業所長、支
社長及びコールセンターが正しい入力であるかどうかを
確認する。もっとも、別の実施例として、クラブサーバ
601(505、601a〜n)は、送信された会員番
号及びパスワードからその者の身分を知ることができる
ため、通信端末(ライフプランナーPC201、営業所
長PC301、支社長PC401、又はコールセンター
PC501)で実行されるステップS102の処理で
は、ライフプランナー、営業所長、支社長及びコールセ
ンターという身分を再度入力させないようにしても良
い。
【0079】ここで、利用環境の自動設定に際して、ス
テップS102で選択された身分がライフプランナーで
あった場合、つまり、「ライフプランナーの方はこのボ
タンを押してください。利用環境が自動的に設定されま
す。」というオブジェクトが選択された場合、エリア選
択処理が実行される(ステップS109)。つまり、図
20に例示するような画面表示がディスプレイ116に
なされ、エリア選択の入力が促される。ライフプランナ
ーは、ここで選択したエリア設定に規制され、見込/自
由の見込顧客の獲得に際し、このエリア以外のエリアの
顧客を獲得することができなくなる。そこで、図20の
画面からエリアが選択された場合には(ステップS10
9の完了)、図9の会員ファイル841中のエリアID
番号841fにエリア登録がなされる(ステップS11
0)。
【0080】なお、環境設定オブジェクトの指定(ステ
ップS105)がなされないまま処理終了が指定された
場合には(ステップS106のY)、そのまま処理を終
了する。
【0081】また、一旦環境設定がなされた後は、図1
9に例示するような環境設定用の画面表示はされない。
つまり、ディスプレイ116のデスクトップ上に置かれ
たコールセンタークラブのアイコン155を指定してコ
ールセンタークラブのプログラム151を開くことで、
コールセンタークラブを直に使用できる環境となる。
【0082】〔実際の利用時における処理の詳細〕図2
1は通信端末(ライフプランナーPC201、営業所長
PC301、支社長PC401、及びコールセンターP
C501)からコマンドを受信したクラブサーバ601
によって実行される処理の概要を示すフローチャートで
ある。
【0083】クラブサーバ601は、通信端末201、
301、401、501における何らかの操作に伴い発
生する接続要求を受信した場合(ステップS601の
Y)、通信端末201、301、401、501から送
信される会員番号とパスワードとからなる会員情報を解
析する(ステップS602)。会員情報の解析は、接続
要求をする通信端末201が送信する会員番号とパスワ
ードとに基づいて、図9に示す会員ファイル841中の
会員番号841b及びパスワード841cを検索し、会
員番号とパスワードとの対応関係から、接続要求をして
いる通信端末201、301、401、501が登録さ
れているかどうかを判定する。そして、その通信端末2
01、301、401、501が登録されていれば、そ
の種類、つまり、ライフプランナーPC201なのか、
営業所長PC301なのか、支社長PC401なのか、
コールセンターPC501なのかを解析する。
【0084】その後、クラブサーバ601は、その通信
端末201、301、401、501との接続を確立し
(ステップS602)、所定の通信プロトコルに従った
通信を実行する。もっとも、クラブサーバ601は、図
21のフローチャート中には示さないが、接続要求をし
ている通信端末201、301、401、501が登録
されていないと判定した場合、接続を確立しないのはい
うまでもない。このようなクラブサーバ601による通
信端末201、301、401、501との接続の確立
処理(図21中のステップS601〜603)は、アク
セス手段(アクセス過程、アクセス機能)を構成する。
【0085】そして、クラブサーバ601は、接続を確
立した通信端末201、301、401、501からの
コマンド受信に待機し(ステップS604のN)、コマ
ンドを受信した場合には(ステップS604のY)、そ
のコマンドに応じた処理を実行する(ステップS60
5)。これに対し、コマンド受信しないままタイムアウ
トになれば(ステップS606のY)、接続中の通信端
末201、301、401、501との接続を切って処
理を終了する。ここで、ステップS605におけるコマ
ンドに応じた処理の具体例については後述する。
【0086】ここで、ライフプランナーPC201、営
業所長PC301、支社長PC401、及びコールセン
ターPC501における処理について、それぞれ項目に
分けて説明する。以下の説明では、それぞれの通信端末
201、301、401、501に特徴的な処理を詳し
く説明し、非特徴的である処理については簡単に説明す
るか、あるいは説明自体を省略する。
【0087】A.会員通信端末(ライフプランナーPC
201)の操作に基づく処理 ライフプランナーPC201では、主に、ライフプラン
ナーに見込顧客を獲得させる顧客紹介処理と、獲得した
見込顧客について対応履歴の生成を可能とする対応履歴
生成処理と、自分が作成した対応履歴を閲覧する対応履
歴閲覧処理とを実行することができる。
【0088】まず、顧客生成処理を図21ないし図25
を参照しながら説明する。
【0089】図22は会員通信端末であるライフプラン
ナーPC201によって実行される顧客紹介処理を示す
フローチャート、図23はクラブサーバ601によって
実行される見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報
送信要求コマンド処理を示すフローチャート、図24は
クラブサーバ601によって実行される獲得要求コマン
ド処理を示すフローチャートである。
【0090】また、図25は「見込/自由」オブジェク
トを選択したライフプランナーPC201のスクリーン
表示例を示す模式図、図26は特定の見込顧客を選択し
た画面を表示するライフプランナーPC201のスクリ
ーン表示例を示す模式図、図27は会員(ライフプラン
ナー)が「獲得」オブジェクトを選択して見込顧客を獲
得した際のライフプランナーPC201のスクリーン表
示例を示す模式図である。
【0091】図22及び図25に示すように、ライフプ
ランナーPC201においては、コールセンタークラブ
を起動した状態で、「見込顧客」オブジェクト171、
図25の場合には「見込/自由」オブジェクト171b
を選択すると(ステップS201のY)、クラブサーバ
601と接続中であるかどうかが判定され(ステップS
202)、接続中でない場合には接続要求を送信する
(ステップS203)。ここで、オブジェクトの選択
は、一例として、マウス118の操作で選択するオブジ
ェクトにカーソルを合わせてダブルクリックすることに
より行なう。
【0092】図21に示すように、クラブサーバ601
は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、
会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのか
を判定する(ステップS602)。その結果、接続でき
る場合、つまり、ステップS601において受信した接
続要求が、登録された会員からの接続要求であった場
合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS
603)。
【0093】ここで、接続を確立するクラブサーバ60
1は、接続要求をしてきた通信端末201、301、4
01、501に接続確認を返すので、ライフプランナー
PC201は、クラブサーバ601から送信された接続
確認の受信を待ち(ステップS204)、見込顧客(見
込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンドをクラ
ブサーバ601に送信する(ステップS205)。
【0094】見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情
報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、
図21中のステップS605のように、コマンドに応じ
た処理を実行する。この処理の内容としては、図23に
示すように、図21中のステップS604において解析
した会員情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステッ
プS611)、要求元のライフプランナーPC201に
対して生成した見込顧客情報を送信する(ステップS6
12)という内容である。このようなステップS612
〜613の処理により、見込顧客情報閲覧手段(見込顧
客情報閲覧過程、見込顧客情報閲覧機能)が構成され
る。
【0095】この際、見込顧客(見込/自由又は見込/
指定)情報送信要求コマンド等の各種のコマンドを通信
端末201、301、401、501から受信したクラ
ブサーバ601は、図21のステップS601において
会員情報として会員番号を受信しているので、会員及び
要求の種類毎に適宜最適な見込顧客情報を生成すること
ができる。例えば、クラブサーバ601は、ライフプラ
ンナーPC201から見込顧客(見込/自由又は見込/
指定)情報送信要求コマンド、一例として、「見込/自
由」オブジェクト171bを選択することにより発生す
る見込/自由情報送信コマンドを受信した場合、図9に
示す会員ファイル841の会員番号841bに対応する
エリアID番号841fを検索することで、その会員が
環境設定時に図20に示すエリア選択画面によって選択
したエリアを認識することができる。そこで、クラブサ
ーバ601は、図5に示す受付けファイル801のエリ
アID番号801eを検索して対応するエリアの見込顧
客であって、YES/NO型オブジェクトである獲得8
01qのステータスがNOであるレコードだけを集める
ことによって見込顧客情報を生成する。別の一例とし
て、クラブサーバ601は、ライフプランナーPC20
1が「見込/指定」オブジェクト171aを選択するこ
とにより発生する見込/指定情報送信コマンドを受信し
た場合、図9の会員ファイルにおいて会員番号841b
からその会員の支社ID番号841dを検索し、図5の
受付けファイル801の支社ID番号801nを検索し
て対応する支社を指定した見込顧客であって、YES/
NO型オブジェクトである獲得801qのステータスが
NOであるレコードだけを集めることによって見込顧客
情報を生成する。
【0096】こうして生成された見込顧客情報がクラブ
サーバ601から送信されると(図23のステップS6
12)、図22に示すように、ライフプランナーPC2
01はその見込顧客情報を受信し(ステップS20
6)、これをディスプレイ116に表示する(ステップ
S207)。図25は、このときのスクリーン表示例で
ある。
【0097】ここで、ライフプランナーPC201にお
いて表示されるのは、図23中のステップS611で生
成されてステップS612で送信された見込顧客情報で
ある。このため、時間の経過により受付けファイル80
1のレコードが更新された場合には、図22のステップ
S207の処理によってライフプランナーPC201に
表示される見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間に
ずれが生ずることがある。そこで、図25中の「最新情
報」オブジェクト172がクリックされて選択されるこ
とで(図22中のステップS208)、再度ステップS
205の処理、つまり、ライフプランナーPC201か
らクラブサーバ601に対する見込顧客情報送信要求コ
マンドの送信処理が実行され、ライフプランナーPC2
01は、最新の見込顧客情報を得ることができる。
【0098】次いで、ライフプランナーPC201で
は、特定顧客の指定に待機し(ステップS209)、特
定顧客が指定されたなら、ディスプレイ116における
表示をその特定された見込顧客の画面表示に移行する
(ステップS210)。特定顧客の指定は、例えば、指
定する顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置
をダブルクリックすることによってなされる。図26
は、そのような獲得前の特定顧客画面表示例を示してい
る。この画面では、<顧客情報>欄のみが表示されてお
り、この<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、
要望が表示されている。これらの情報は、図5に示す受
付けファイル801中の、郵便番号801c、住所80
1d、年令801g、性別801h、及び要望801i
に記録されている情報に基づいて表示される。
【0099】図26に示す特定顧客画面表示例では、
「獲得」オブジェクト173及び「閉じる」オブジェク
ト174も表示されている。そこで、「閉じる」オブジ
ェクト174が選択された場合には(ステップS212
のY)、図22中、ステップS207の処理に戻り、図
25に示すような見込顧客情報画面の表示処理を行な
う。これに対し、「獲得」オブジェクト173が選択さ
れた場合には(ステップS211のY)、クラブサーバ
601に対する獲得要求コマンド送信処理が実行される
(ステップS213)。
【0100】図21中のステップS604で獲得要求コ
マンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS6
05のコマンドに応じた処理として、図24に示す処理
を実行する。つまり、最初に、制限手段(制限過程、制
限機能)として、獲得可否の判定を実行する(ステップ
S621)。この処理のためには、図14に示す紹介数
ファイル891を参照する。つまり、獲得要求コマンド
を送信するライフプランナーPC201の使用者の会員
番号841bを図9に示す会員ファイル841から検索
した後に図14の紹介数ファイル891を参照し、対応
する会員ID番号891aの獲得数及び対応数を獲得数
891b及び対応有891cから検索する。
【0101】ここで、クラブサーバ601にインストー
ルされたコールセンタークラブのプログラム151は、
一ヶ月を単位として、各ライフプランナーが見込顧客を
獲得(図24中のステップS623の処理参照)する度
に、紹介数ファイル891の獲得数891bを1つずつ
インクリメントし、各ライフプランナーが獲得した見込
顧客に対して対応すれば(図30中のステップS641
参照)、紹介数ファイル891のYES/NO型オブジ
ェクトである対応有891cをYESにする、という処
理をクラブサーバ601に実行させる。そして、そのプ
ログラム151は、月が変わる毎に紹介数ファイル89
1の獲得数891b及び対応有891cを全ての会員I
D番号891aについてクリアするという処理をクラブ
サーバ601に実行させる。対応有891cのクリアと
いうのは、YES/NO型オブジェクトである対応有8
91cをNOにする、という処理によって実行される。
【0102】そこで、図24中のステップS621にお
ける獲得可否の判定をするに際し、クラブサーバ601
は、紹介数ファイル891を参照し、獲得可否を決定す
る。クラブサーバ601にインストールされたプログラ
ム151は、そのような決定処理のための計算式を含ん
でいる。具体的には、あるライフプランナーが、その月
において最初に獲得する場合、つまり、その者に対応付
けられた会員ID番号891aに対応する獲得数891
cの値が「0」である場合には、クラブサーバ601
は、そのライフプランナーによる見込顧客の獲得を許容
する。つまり、ある月においてライフプランナーが最初
に顧客を獲得する場合にはその獲得を許容するわけであ
る。これに対し、獲得数891bが「0」以外である場
合には、対応有891cの値が獲得数891bの値の1
/2以上である場合に限り、クラブサーバ601は見込
顧客の獲得を許容する。例えば、あるライフプランナー
がある月に3人の見込顧客を獲得している場合、1人の
見込顧客にしか対応していなければ獲得が許容されず、
2人の見込顧客に対応していれば獲得が許容されるわけ
である。そして、図24中のステップS621における
獲得可否の判定は、このような獲得数と対応数との関係
からのみ決定されて実行されるわけではなく、獲得数8
91bの値が4である場合にはその月の獲得を許容しな
いという判断を伴う。つまり、ライフプランナーは、一
ヶ月に4人の見込顧客しか獲得できない。
【0103】もっとも、以上の制限は、単に一例であ
り、図24中のステップS621の処理としては、その
人数や手法に限定されるわけではない。
【0104】図24中のステップS621での獲得可否
の判定の結果、獲得を許可する場合には(ステップS6
22のY)、クラブサーバ601は、図5に示す受付け
ファイル801中のYES/NO型オブジェクトである
獲得801qのステータスをYESに設定し(ステップ
S623)、図15に示す対応履歴ファイル901を更
新する(ステップS624)。つまり、クラブサーバ6
01は、既に認識している見込顧客ID番号、会員ID
番号、支社ID番号を、それぞれ図15中の見込顧客I
D番号901a、会員ID番号901b、支社ID番号
901cに設定してレコードを追加設定するという処理
を実行する。これにより、あるライフプランナーとある
見込顧客とが関連付けられ、ライフプランナーに対して
見込顧客が、また、見込顧客に対してライフプランナー
が、それぞれ紹介されることになる。ここに、紹介手段
の機能が実行される。
【0105】クラブサーバ601は、図24に示すよう
に、ライフプランナーに見込顧客の獲得を許可した場合
(ステップS622のY)には、その判定結果をそのラ
イフプランナーのライフプランナーPC201に送信し
(ステップS625)、ライフプランナーに見込顧客の
獲得を許可しなかった場合(ステップS622のN)に
は、その判定結果をそのライフプランナーのライフプラ
ンナーPC201に送信する(ステップS626)。
【0106】そこで、図22に示すように、そのような
情報の送信を受信したライフプランナーPC201で
は、受信した判定結果に基づいて獲得の可否を判定し
(ステップS214)、獲得許可された場合には(ステ
ップS214のY)、既に受信している見込顧客情報に
基づいて獲得後の特定顧客画面をディスプレイ116に
表示する(ステップS216)。これに対し、獲得許可
されなかった場合には、一例として、強制終了処理が実
行される(ステップS215)。
【0107】ここで、図27は、そのような獲得後の特
定顧客画面のスクリーン表示例である。ここで、図26
に例示する獲得前の特定顧客画面のスクリーン表示例と
比較すると、図26に例示する獲得前の特定顧客画面に
は<顧客情報>しか表示されなかったのに対し、図27
に例示する獲得後の特定顧客画面には<顧客情報>の
他、<取扱者情報>及び<顧客基本情報>も表示されて
いることがわかる。しかも、<顧客情報>の欄には「詳
細情報」オブジェクト175が表示されている。ここ
で、処理手順はフローチャート等で図示しないが、本実
施の形態では、会員通信端末であるライフプランナーP
C201並びに管理者通信端末である営業所長PC30
1、支社長PC401及びコールセンターPC501に
インストールされているコールセンタークラブのプログ
ラム151は、その通常処理モジュール154におい
て、<顧客情報>の欄に表示される「詳細情報」オブジ
ェクト175をクリック等の手法で選択することで、<
取扱者情報>及び<顧客基本情報>をディスプレイ11
6に表示するような処理命令を含んでいる。つまり、
「詳細情報」オブジェクト175は、<取扱者情報>及
び<顧客基本情報>に表示する情報にリンク付けされて
いる。
【0108】特に、ライフプランナーPC201におい
ては、図27に例示するような特定の見込顧客を獲得し
た後の特定顧客画面において初めて表示される「詳細情
報」オブジェクト175を選択することで、その見込顧
客の連絡先を含む詳細情報を閲覧することが可能であ
る、という点に大きな意味合いを持つ。つまり、図26
に例示する獲得前の特定顧客画面には「詳細表示」オブ
ジェクト175が表示されず、したがって、その画面か
らは見込顧客の詳細表示を閲覧することができないよう
になっているのは、獲得前にライフプランナーに連絡先
を知らせないようにするためである。これに対し、その
見込顧客を獲得した後は、ライフプランナーはその見込
顧客に対する対応を取る必要があるため、図27に例示
する獲得後のスクリーン表示には「詳細表示」オブジェ
クト175が表示され、連絡先を閲覧できるようになっ
ている。
【0109】そして、ライフプランナーPC201で
は、図22に示すように、図27の画面に表示されてい
る「閉じる」オブジェクト176が選択されると、クラ
ブサーバ601に見込顧客情報送信要求コマンドを送信
するステップS205の処理にリターンする。
【0110】次いで、対応履歴生成処理及び対応履歴閲
覧処理を図21、図28ないし図32を参照して説明す
る。
【0111】図28は会員通信端末であるライフプラン
ナーPC201によって実行される対応履歴生成処理を
示すフローチャート、図29はクラブサーバ601によ
って実行される対応履歴情報要求コマンド処理を示すフ
ローチャート、図30はクラブサーバ601によって実
行される対応履歴作成コマンド処理を示すフローチャー
トである。
【0112】また、図31は「対応履歴」オブジェクト
を選択したライフプランナーPC201のスクリーン表
示例を示す模式図、図32は「対応履歴作成」オブジェ
クトを選択し、獲得した(紹介された)見込顧客につい
て対応履歴を入力するためのライフプランナーPC20
1のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0113】図28に示すように、ステップS221の
Yとして、コールセンタークラブのプロクラム151を
起動したライフプランナーPC201において、その初
期画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択され
た場合には(図31参照)、クラブサーバ601との接
続処理(ステップS222〜224)を経た後に対応履
歴情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信す
るという処理が実行される(ステップS225)。
【0114】そこで、ライフプランナーPC201から
送信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブ
サーバ601は(図21のステップS604)、図21
中のステップS605の処理として、図29に示す処理
を実行する。つまり、解析した会員情報に基づいて対応
履歴情報を生成し(ステップS631)、これを返信す
る(ステップS632)という処理である。この際、ク
ラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当たり、受
付けファイル801、会員ファイル841、対応履歴フ
ァイル901、その他必要なファイルを参照して、履歴
情報送信要求コマンドを送信したライフプランナーPC
201に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応
履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0115】図28に示すように、こうしてクラブサー
バ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステ
ップS225)ライフプランナーPC201は、そのデ
ィスプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面
を表示する(ステップS227)。図31は、そのよう
な一覧画面の一例を示す。
【0116】ライフプランナーPC201では、図31
に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを
合わせてダブルクリックすると、ライフプランナーPC
201において対応履歴作成の対象者が指定され(図2
8のステップS228)、対象者画面表示となる(ステ
ップS229)。つまり、この対象者画面表示では、図
31に示すように、選択された見込顧客のレコードの下
欄に順に対応履歴が表示される。
【0117】そして、図31に示す対応履歴の一覧画面
には、「対応履歴作成」オブジェクト178が表示され
ている。そこで、ライフプランナーPC201は、図2
8のステップS228で対象者が指定されていることを
条件として、その「対応履歴作成」オブジェクト178
を選択すると(ステップS230)、その対象者につい
ての対応履歴作成画面をスクリーン表示する(ステップ
S231)。図32に、対応履歴作成画面の一例を示
す。この画面では、「電話」、「面会」、「資料請
求」、「設計書作成」、及び「申込」の選択入力、コメ
ントの入力、並びに対応日の入力が可能となっている
(ステップS232)。特に、対応日は、「カレンダ
ー」オブジェクト179を選択することで図32に例示
するような入力支援用のカレンダー180がポップアッ
プ表示され、このカレンダー180を用いた入力が可能
である。
【0118】ライフプランナーPC201は、図32に
例示する対応履歴作成画面において、「保存」オブジェ
クト181が選択された場合には(図28中のステップ
S233)、クラブサーバ601に対し、図28中のス
テップS232の入力許可に基づいて入力した対応情報
を含む対応履歴作成コマンドを送信し(ステップS23
4)、「閉じる」オブジェクト182が選択された場合
には(ステップS235)、対応履歴の一覧表示画面を
実行するようにステップS227にリターンする。
【0119】ライフプランナーPC201から送信され
た対応履歴作成コマンドを受信したクラブサーバ601
は(図21のステップS604)、図21中のステップ
S605の処理として、図30に示す処理、つまり、対
応履歴作成コマンドに含まれている対応情報に基づいて
図15に示す対応履歴ファイル901を更新する処理を
実行する(ステップS641)。この処理では、対応履
歴ファイル901中のYES/NO型オブジェクトであ
る対応有901dがNOになっていればこれをYESと
し、対応履歴作成コマンドと共に受信した対応情報に応
じた内容に対応履歴ファイル901中の項目を設定す
る、ということが行なわれる。
【0120】B.管理者通信端末(営業所長PC30
1)の操作に基づく処理 管理者通信端末である営業所長PC301では、主に、
支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる
会員(ライフプランナー)割当処理と、自分の営業所に
所属するライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応履
歴閲覧処理とを実行することができる。
【0121】まず、会員(ライフプランナー)割当処理
を図21、図33ないし図37を参照して説明する。
【0122】図33は、「見込/指定」オブジェクトを
選択した管理者通信端末である営業所長PC301によ
って実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示
すフローチャート、図34はクラブサーバ601によっ
て実行される割当て要求コマンド処理を示すフローチャ
ートである。
【0123】また、図35は「見込/指定」オブジェク
トを選択した営業所長PC301のスクリーン表示例を
示す模式図、図36は特定の見込顧客を選択した画面を
表示する営業所長PC301のスクリーン表示例を示す
模式図、図37は管理者(営業所長)が「取扱者選択」
オブジェクトを選択した場合の営業所長PC301のス
クリーン表示例を示す模式図である。
【0124】図33及び図35に示すように、営業所長
PC301においては、コールセンタークラブを起動し
た状態で、「見込顧客」オブジェクト171、図33の
場合には「見込/指定」オブジェクト171aを選択す
ると(ステップS301のY)、クラブサーバ601と
接続中であるかどうかが判定され(ステップS30
2)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ステ
ップS303)。
【0125】図21に示すように、クラブサーバ601
は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、
会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのか
を判定する(ステップS602)。その結果、接続でき
る場合、つまり、ステップS601において受信した接
続要求が、登録された会員からの接続要求であった場
合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS
603)。
【0126】ここで、接続を確立するクラブサーバ60
1は、接続要求をしてきた通信端末201、301、4
01、501に接続確認を返すので、営業所長PC30
1は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受
信を待ち(ステップS304)、見込/指定情報送信要
求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップ
S305)。
【0127】見込/指定情報送信要求コマンドを受信し
たクラブサーバ601は、図21中のステップS605
のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理
の内容としては、図23に基づいて既に説明したよう
に、図21中のステップS604において解析した会員
情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS61
1)、要求元の営業所長PC301に対して生成した見
込/指定情報を送信する(ステップS612)という内
容である。
【0128】この際、見込顧客情報送信要求コマンド等
の各種のコマンドを通信端末201、301、401、
501から受信したクラブサーバ601は、図21のス
テップS601において会員情報として会員番号を受信
しているので、会員及び要求の種類毎に適宜最適な見込
顧客情報を生成することができる。今回の場合であれ
ば、クラブサーバ601は、営業所長PC301から見
込/指定情報送信要求コマンド、より具体的には、「見
込/指定」オブジェクト171aを選択することにより
発生する見込/指定情報送信コマンドを受信しているの
で、図9に示す会員ファイル841の会員番号841b
に対応する支社ID番号841dを検索することで、そ
の会員である営業所長が所属する支社を認識することが
できる。そこで、クラブサーバ601は、図5に示す受
付けファイル801の支社ID番号801nを検索して
対応する支社指定をしている見込顧客であって、YES
/NO型オブジェクトである獲得801qのステータス
がNOである見込顧客に関するレコードだけを集めるこ
とによって見込顧客情報を生成する。
【0129】こうして生成された見込/指定情報がクラ
ブサーバ601から送信されると、図32に示すよう
に、営業所長PC301はその見込/指定情報を受信し
(ステップS306)、これをディスプレイ116に表
示する(ステップS307)。図35は、このときのス
クリーン表示例である。
【0130】ここで、営業所長PC301において表示
される見込顧客情報は、時間の経過により受付けファイ
ル801のレコードが更新された場合には、図33のス
テップS307の処理によって営業所長PC301に表
示される見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間にず
れが生ずることがある。そこで、図35中の「最新情
報」オブジェクト172がクリックされて選択されるこ
とで(図33中のステップS308)、再度ステップS
305の処理、つまり、営業所長PC301からクラブ
サーバ601に対する見込顧客情報送信要求コマンドの
送信処理が実行され、営業所長PC301は、最新の見
込顧客情報を得ることができる。
【0131】次いで、営業所長PC301では、特定顧
客の指定に待機し(ステップS309)、特定顧客が指
定されたなら、ディスプレイ116における表示をその
特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS
310)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客の
レコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリ
ックすることによってなされる。図36は、そのような
特定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧
客情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示さ
れている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル
801中の、郵便番号801c、住所801d、年令8
01g、性別801h、及び要望801iに記録されて
いる情報に基づいて表示される。また、図36に示す画
面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択するこ
とにより表示される<取扱者情報>として、支社が表示
されている。この支社情報は、図5に示す受付けファイ
ル801中の支社ID番号801nに記録されている情
報に基づいて表示される。さらに、図36に示す画面で
は、「詳細情報」オブジェクト175を選択することに
より表示される<顧客基本情報>として、受付番号、受
付年月日、コールセンター対応者、及び受付時間が表示
されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイ
ル801中の、見込顧客ID番号801a、アクセス日
801p、及びオペレーターID番号801oに基づい
て表示される。また、受付時間は、対応したコールセン
ターのオペレーターが参照するコールセンターサーバ5
03が備える時計機能によって計時された時間が設定さ
れる。
【0132】図36に示す特定顧客画面表示例では、
「取扱者選択」オブジェクト183及び「閉じる」オブ
ジェクト174も表示されている。そこで、「閉じる」
オブジェクト174が選択された場合には(ステップS
312のY)、図33中、ステップS307の処理に戻
り、図35に示すような見込顧客情報画面の表示処理を
行なう。これに対し、「取扱者選択」オブジェクト18
3が選択された場合には(ステップS311のY)、営
業所長PC301において取扱者のポップアップ表示処
理が実行され(ステップS313)、図37に示すよう
な取扱者ポップアップ画面184がなされる。この取扱
者ポップアップ画面184には、その営業所長PC30
1を使用する営業所長が所属する支社に所属する全ての
取扱者、つまりライフプランナーが列挙される。このよ
うなライフプランナーに関する情報は、会員ファイル8
41を参照することで、容易に得ることができる。
【0133】そこで、マウス118を使用し、図37に
示す取扱者ポップアップ画面184中に表示される所望
のライフプランナーにカーソルを合わせてクリックする
ことでそのライフプランナーをアクティブにした状態で
「OK」オブジェクト185をクリックすることで、図
33に示すように、取扱者の選択処理が実行されて選択
があったとの判断がなされる(ステップS314の
Y)。この判断に伴い、図33のフローチャートには図
示しないが、営業所長PC301において取扱者ポップ
アップ画面184が表示なされなくなる。これにより、
営業所長PC301では、図36の表示画面に戻り、こ
の画面上で「閉じる」オブジェクト174を選択するこ
とで(ステップS315)、クラブサーバ601に向け
て、選択したライフプランナーの会員ID番号を含む割
当て要求コマンドを送信するという割当て要求コマンド
送信処理が実行される(ステップS316)。その後、
営業所長PC301は、見込顧客(見込/指定)情報受
信の処理(ステップS306)に待機する。
【0134】図21中のステップS604で割当て要求
コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS
605のコマンドに応じた処理として、図34に示す処
理を実行する。つまり、クラブサーバ601は、図5に
示す受付けファイル801中のYES/NO型オブジェ
クトである獲得801qのステータスをYESに設定し
(ステップS651)、図15に示す対応履歴ファイル
901を更新する(ステップS652)。このような対
応履歴ファイル901の更新処理として、クラブサーバ
601は、既に認識している見込顧客ID番号、会員I
D番号、支社ID番号を、それぞれ図15中の見込顧客
ID番号901a、会員ID番号901b、支社ID番
号901cに設定してレコードを追加設定するという処
理を実行する。これにより、あるライフプランナーとあ
る見込顧客とが関連付けられ、見込顧客に対してライフ
プランナーが割当てられることになる。ここに、割当手
段(割当過程)の機能が実行される。
【0135】その後、クラブサーバ601は、既に生成
して送信済みの見込/指定情報に図34中のステップS
651及び652での処理に基づく受付けファイル80
1及び対応履歴ファイル901の更新を反映させて見込
/指定情報を再生成し、これを接続中の営業所長PC3
01に送信する(ステップS653)。
【0136】これにより、営業所長は、支社を指定する
見込顧客に対して所望のライフプランナーを割当てるこ
とができる。このようなある見込顧客に対するライフプ
ランナーの割当て処理は、支社内の規則や営業所長の自
己判断等に基づき、適宜実行可能である。例えば、コー
ルセンターでの受付け後、2日経過してもライフプラン
ナーが獲得しない見込顧客については、営業所長がその
見込顧客に所望のライフプランナーを割当てる、という
ような運用が可能である。
【0137】次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図2
9、図38ないし図41を参照して説明する。
【0138】図38は「対応履歴」オブジェクトを選択
した管理者通信端末である営業所長PC301によって
実行される対応履歴閲覧処理を示すフローチャートであ
る。
【0139】そして、図39は「対応履歴」オブジェク
トを選択した営業所長PC301のスクリーン表示例を
示す模式図、図40は特定の見込顧客を選択した画面を
表示する営業所長PC301のスクリーン表示例を示す
模式図、図41はその見込顧客の対応履歴を表示する営
業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図であ
る。
【0140】図38に示すように、ステップS321の
Yとして、コールセンタークラブのプロクラム151を
起動した営業所長PC301において、その初期画面か
ら「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合に
は(図39参照)、クラブサーバ601との接続処理
(ステップS322〜324)を経た後に対応履歴情報
送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信するとい
う処理が実行される(ステップS325)。
【0141】そこで、営業所長PC301から送信され
た履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ6
01は、図29に基づいて既に説明したように、解析し
た会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップ
S631)、これを返信する(ステップS632)。こ
の際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当
たり、受付けファイル801、会員ファイル841、対
応履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照し
て、履歴情報送信要求コマンドを送信した営業所長PC
301に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応
履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0142】ここで、クラブサーバ601が生成する対
応履歴情報は、その営業所長PC301を使用する営業
所長を掌握する支社に属するライフプランナーに関する
対応履歴である。
【0143】図38に示すように、こうしてクラブサー
バ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステ
ップS325)営業所長PC301は、そのディスプレ
イ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示す
る(ステップS327)。図39は、そのような一覧画
面の一例を示す。
【0144】営業所長PC301では、図39に示すよ
うに、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせて
ダブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報照会処
理が指定され(図38のステップS328)、図40に
例示するような顧客情報照会画面となる(ステップS3
29)。つまり、この顧客情報照会画面では、選択され
た見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情報」オ
ブジェクト175かクリック等の手法で選択されること
により<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表示さ
る。このような顧客情報照会画面は、図40中に表示さ
れる「閉じる」オブジェクト176を選択することで、
クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画
面に復帰する(図38中のステップS330)。
【0145】営業所長PC301では、図39に示すよ
うに、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせて
シングルクリックすると、その見込顧客にレコード欄の
下に続けてライフプランナーによる対応履歴の概要が順
に表示される。この場合、選択された見込顧客には、そ
の氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表示され
た対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルクリック
すると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が指定さ
れ(図38のステップS331)、図41に例示するよ
うに、その見込顧客の対応履歴の詳細を営業所長PC3
01のディスプレイ116に表示する対応履歴情報照会
画面となり(ステップS332)、これを閲覧すること
が可能となる。このような対応履歴情報照会画面は、図
41に示す「閉じる」オブジェクト186を選択するこ
とで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の
一覧画面に復帰する(図38中のステップS333)。
【0146】このように、営業所長PC301には、そ
の営業所長PC301を使用する営業所長を掌握する支
社に所属するライフプランナーに関する対応履歴を表示
することが可能である。これにより、営業所長は、その
営業所を掌握する支社に所属するライフプランナーの見
込顧客に対する対応状況を知ることができ、その管理が
容易となる。
【0147】C.管理者通信端末(支社長PC401)
の操作に基づく処理 管理者通信端末である支社長PCでは、主に、支社を指
定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ラ
イフプランナー)割当処理と、至急対応が必要な見込顧
客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフ
プランナー)割当処理と、自分の支社が掌握する営業所
に所属するライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応
履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0148】これらの各種の処理のうち、支社を指定す
る見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフ
プランナー)割当処理については、図33ないし図37
に基づいて営業所長PC301が実行可能な処理として
説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なの
で、その説明を省略する。
【0149】そこで、至急対応が必要な見込顧客に会員
(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナ
ー)割当処理を図21、図34、図42ないし図46を
参照して説明する。
【0150】図42は「見込/至急」オブジェクトを選
択した管理者通信端末である支社長PC401によって
実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示すフ
ローチャート、図43はクラブサーバ601によって実
行される見込/至急情報送信要求コマンド処理を示すフ
ローチャートである。
【0151】また、図44は「見込/至急」オブジェク
トを選択した支社長PC401のスクリーン表示例を示
す模式図、図45は特定の見込顧客を選択した画面を表
示する支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式
図、図46は管理者(支社長)が「取扱者選択」オブジ
ェクトを選択した場合の支社長PC401のスクリーン
表示例を示す模式図である。
【0152】図44に示すように、支社長PC401に
おいては、コールセンタークラブを起動した状態で、ラ
イフプランナーPC201及び営業所長PC301には
表示されないオブジェクトとして、「見込/至急」オブ
ジェクト187がディスプレイ116に表示される。こ
の「見込/至急」オブジェクト187は、至急対応を望
む見込顧客をライフプランナーに紹介するための処理を
実行させるオブジェクトである。ここで、ある見込顧客
が至急対応を望むかどうかは、受付けファイル801中
のYES/NO型オブジェクトである見込/至急801
kがYESのステータスになっているかどうかで認識可
能である。
【0153】図42及び図44に示すように、支社長P
C401においては、コールセンタークラブを起動した
状態で、「見込/至急」オブジェクト187を選択する
と(ステップS401のY)、クラブサーバ601と接
続中であるかどうかが判定され(ステップS402)、
接続中でない場合には接続要求を送信する(ステップS
403)。
【0154】図21に示すように、クラブサーバ601
は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、
会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのか
を判定する(ステップS602)。その結果、接続でき
る場合、つまり、ステップS601において受信した接
続要求が、登録された会員からの接続要求であった場
合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS
603)。
【0155】ここで、接続を確立するクラブサーバ60
1は、接続要求をしてきた通信端末201、301、4
01、501に接続確認を返すので、支社長PC401
は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受信
を待ち(ステップS404)、見込/至急情報送信要求
コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップS
405)。
【0156】見込/至急情報送信要求コマンドを受信し
たクラブサーバ601は、図21中のステップS605
のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理
の内容としては、図23に基づいて既に説明したよう
に、図21中のステップS604において解析した会員
情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS61
1)、要求元の支社長PC401に対して生成した見込
顧客情報を送信する(ステップS612)という内容で
ある。
【0157】この際、見込顧客(見込/自由又は見込/
指定)情報送信要求コマンドや、見込/至急情報送信要
求コマンド等の各種のコマンドを通信端末201、30
1、401、501から受信したクラブサーバ601
は、図21のステップS601において会員情報として
会員番号を受信しているので、会員及び要求の種類毎に
適宜最適な見込顧客情報を生成することができる。今回
の場合であれば、クラブサーバ601は、支社長PC4
01から、「見込/至急」オブジェクト187を選択す
ることにより発生する見込/至急情報送信コマンドを受
信しているので、図9に示す会員ファイル841の会員
番号841bを検索キーとしてその会員である支社長が
所属している支社ID番号841dを検索することで、
その支社長が所属する支社を認識することができる。そ
こで、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイ
ル801の支社ID番号801nを検索して対応する支
社指定をしている見込顧客であって、YES/NO型オ
ブジェクトである獲得801qのステータスがNOであ
る見込顧客に関するレコードだけを集めることによって
見込顧客情報を生成する。
【0158】こうして生成された見込/至急情報がクラ
ブサーバ601から送信されると、図42に示すよう
に、支社長PC401はその見込/至急情報を受信し
(ステップS406)、これをディスプレイ116に表
示する(ステップS407)。図44は、このときのス
クリーン表示例である。
【0159】ここで、支社長PC401において表示さ
れる見込顧客情報は、時間の経過により受付けファイル
801のレコードが更新された場合には、図42のステ
ップS407の処理によって支社長PC401に表示さ
れる見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間にずれが
生ずることがある。そこで、図44中の「最新情報」オ
ブジェクト172がクリックされて選択されることで
(図42中のステップS408)、再度ステップS40
5の処理、つまり、支社長PC401からクラブサーバ
601に対する見込/至急情報送信要求コマンドの送信
処理が実行され、支社長PC401は、最新の見込/至
急情報を得ることができる。
【0160】次いで、支社長PC401では、特定顧客
の指定に待機し(ステップS409)、特定顧客が指定
されたなら、ディスプレイ116における表示をその特
定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS4
10)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客のレ
コード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリッ
クすることによってなされる。図45は、そのような特
定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧客
情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示され
ている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル8
01中の、郵便番号801c、住所801d、年令80
1g、性別801h、及び要望801iに基づいて表示
される。また、図45に示す画面では、「詳細情報」オ
ブジェクト175を選択することにより表示される<取
扱者情報>として、支社が表示されている。この支社情
報は、図5に示す受付けファイル801中の支社ID番
号801nに記録されている情報に基づいて表示され
る。さらに、図45に示す画面では、「詳細情報」オブ
ジェクト175を選択することにより表示される<顧客
基本情報>として、受付番号、受付年月日、コールセン
ター対応者、及び受付時間等が表示されている。これら
の情報は、図5に示す受付けファイル801中の、見込
顧客ID番号801a、アクセス日801p、及びオペ
レーターID番号801o等に基づいて表示される。ま
た、受付時間は、対応したコールセンターのオペレータ
ーのコールセンターPC501が備える時計機能によっ
て経時された時間が設定される。
【0161】図45に示す特定顧客画面表示例では、
「取扱者選択」オブジェクト183及び「閉じる」オブ
ジェクト174も表示されている。そこで、「閉じる」
オブジェクト174が選択された場合には(ステップS
412のY)、図42中、ステップS407の処理に戻
り、図44に示すような見込顧客情報画面の表示処理を
行なう。これに対し、「取扱者選択」オブジェクト18
3が選択された場合には(ステップS411のY)、支
社長PC401において取扱者のポップアップ表示処理
が実行され(ステップS413)、図46に示すような
取扱者ポップアップ画面184がなされる。この取扱者
ポップアップ画面184には、その支社長PC401を
使用する支社長が所属する支社に所属する全ての取扱
者、つまりライフプランナーが列挙される。このような
ライフプランナーに関する情報は、会員ファイル841
を参照することで、容易に得ることができる。
【0162】そこで、マウス118を使用し、図46に
示す取扱者ポップアップ画面184中に表示される所望
のライフプランナーにカーソルを合わせてクリックする
ことによりそのライフプランナーをアクティブにした状
態で「OK」オブジェクトをクリックすることで、図4
2に示すように、取扱者の選択処理が実行されて選択が
あったとの判断がなされる(ステップS414のY)。
この判断に伴い、図42のフローチャートには図示しな
いが、支社長PC401において取扱者ポップアップ画
面184が表示なされなくなる。これにより、支社長P
C401では、図45の表示画面に戻り、この画面上で
「閉じる」オブジェクト174を選択することで(ステ
ップS415)、クラブサーバ601に向けて、選択し
たライフプランナーの会員ID番号を含む割当て要求コ
マンド送信処理が実行される(ステップS416)。
【0163】図21中のステップS604で割当て要求
コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS
605のコマンドに応じた処理として、図34に基づい
て既に説明した処理を実行する。つまり、クラブサーバ
601は、図5に示す受付けファイル801中のYES
/NO型オブジェクトである獲得801qのステータス
をYESに設定し(ステップS651)、図15に示す
対応履歴ファイル901を更新する(ステップS65
2)。このような対応履歴ファイル901の更新処理と
して、クラブサーバ601は、既に認識している見込顧
客ID番号、会員ID番号、支社ID番号を、それぞれ
図15中の見込顧客ID番号901a、会員ID番号9
01b、支社ID番号901cに設定してレコードを追
加設定するという処理を実行する。これにより、あるラ
イフプランナーとある見込顧客とが関連付けられ、見込
顧客に対してライフプランナーが割当てられることにな
る。ここに、割当手段(割当過程)の機能が実行され
る。
【0164】その後、クラブサーバ601は、既に生成
して送信済みの見込/至急情報に図34中のステップS
651及び652での処理に基づく受付けファイル80
1及び対応履歴ファイル901の更新を反映させて見込
/至急情報を再生成し、これを接続中の支社長PC40
1に送信する(ステップS653)。
【0165】これにより、支社長は、支社を指定する見
込顧客に対して所望のライフプランナーを割当てること
ができる。このようなある見込顧客に対するライフプラ
ンナーの割当て処理は、支社内の規則や支社長の自己判
断等に基づき、適宜実行可能である。
【0166】ここで、実際の運用では、至急対応を望む
見込顧客に対しては、コールセンターは、その見込顧客
を割当てた支社に至急の対応を促すことが望ましい。こ
の際、コールセンターは、例えばファクシミリ連絡や電
話連絡で、その見込顧客を割当てた支社の支社長に対し
て、その見込顧客にライフプランナーを割当てることを
促すような運用が望まれる。そこで、その見込顧客が割
当てられた支社では、支社長自ら、前述した図42ない
し図46に示す処理を実行することで、その見込顧客に
対してライフプランナーを割当てることが可能となる。
【0167】次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図2
9、図38、図47ないし図49を参照して説明する。
【0168】図47は「対応履歴」オブジェクトを選択
した管理者通信端末である支社長PC401のスクリー
ン表示例を示す模式図、図48は特定の見込顧客を選択
した画面を表示する支社長PC401のスクリーン表示
例を示す模式図、図49はその見込顧客の対応履歴を表
示する支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式
図である。
【0169】図38に示すように、ステップS321の
Yとして、コールセンタークラブのプロクラム151を
起動した支社長PC401において、その初期画面から
「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合には
(図47参照)、クラブサーバ601との接続処理(ス
テップS322〜324)を経た後に対応履歴情報送信
要求コマンドをクラブサーバ601に送信するという処
理が実行される(ステップS325)。
【0170】そこで、支社長PC401から送信された
履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ60
1は、図29に基づいて既に説明したように、解析した
会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップS
631)、これを返信する(ステップS632)。この
際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当た
り、受付けファイル801、会員ファイル841、対応
履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照し
て、履歴情報送信要求コマンドを送信した支社長PC4
01に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応履
歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0171】ここで、クラブサーバ601が生成する対
応履歴情報は、その支社長PC401を使用する支社長
の支社に所属するライフプランナーに関する対応履歴で
ある。
【0172】図38に示すように、こうしてクラブサー
バ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステ
ップS325)支社長PC401は、そのディスプレイ
116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示する
(ステップS327)。図47は、そのような一覧画面
の一例を示す。
【0173】支社長PC401では、図47に示すよう
に、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてダ
ブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報照会処理
が指定され(図38のステップS328)、図48に例
示するような顧客情報照会画面となる(ステップS32
9)。つまり、この顧客情報照会画面では、選択された
見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情報」オブ
ジェクト175かクリック等の手法で選択されることに
より<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表示さる。
このような顧客情報照会画面は、図48中に表示される
「閉じる」オブジェクト176を選択することで、クラ
ブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に
復帰する(図38中のステップS330)。
【0174】支社長PC401では、図47に示すよう
に、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてシ
ングルクリックすると、その見込顧客にレコード欄の下
に続けてライフプランナーによる対応履歴の概要が順に
表示される。この場合、選択された見込顧客には、その
氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表示された
対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルクリックす
ると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が指定され
(図38のステップS331)、図49に例示するよう
に、その見込顧客の対応履歴の詳細を支社長PC401
のディスプレイ116に表示する対応履歴情報照会画面
となり(ステップS332)、これを閲覧することが可
能となる。このような対応履歴情報照会画面は、図49
に示す「閉じる」オブジェクト186を選択すること
で、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一
覧画面に復帰する(図38中のステップS333)。
【0175】このように、支社長PC401には、その
支社長PC401を使用する支社長の支社に所属するラ
イフプランナーに関する対応履歴を表示することが可能
である。これにより、支社長は、その支社に所属するラ
イフプランナーの見込顧客に対する対応状況を知ること
ができ、その管理が容易となる。
【0176】D.管理者通信端末(コールセンターPC
501)の操作に基づく処理管理者通信端末であるコー
ルセンターPC501では、主に、支社を指定する見込
顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプラン
ナー)割当処理と、至急対応が必要な見込顧客に会員
(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナ
ー)割当処理と、所定日数経ってもライフプランナーに
紹介されない見込顧客に支社を割当てる支社指定処理
と、全てのライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応
履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0177】これらの各種の処理のうち、支社を指定す
る見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフ
プランナー)割当処理については、図33ないし図37
に基づいて営業所長PC301が実行可能な処理として
説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なの
で、その説明を省略する。また、至急対応が必要な見込
顧客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライ
フプランナー)割当処理については、図42ないし図4
6に基づいて支社長PC401が実行可能な処理として
説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なの
で、その説明を省略する。
【0178】そこで、支社指定処理を図21、図50な
いし図55を参照して説明する。
【0179】図50は「非獲得」オブジェクトを選択し
た管理者通信端末であるコールセンターPC501によ
って実行される支社指定処理を示すフローチャート、図
51はクラブサーバ601によって実行される非獲得顧
客情報送信要求コマンド処理を示すフローチャート、図
52はクラブサーバ601によって実行される支社割当
て要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【0180】また、図53は「非獲得顧客」オブジェク
トを選択した管理者通信端末であるコールセンターPC
501のスクリーン表示例を示す模式図、図54は特定
の見込顧客を選択した画面を表示するコールセンターP
C501のスクリーン表示例を示す模式図、図55は管
理者(オペレーター)が「支社選択」オブジェクトを選
択した場合のコールセンターPC501のスクリーン表
示例を示す模式図である。
【0181】図53に示すように、コールセンターPC
501においては、コールセンタークラブを起動した状
態で、ライフプランナーPC201及び営業所長PC3
01には表示されないオブジェクトとして、「見込/至
急」オブジェクト187がディスプレイ116に表示さ
れる。また、コールセンターPC501においては、コ
ールセンタークラブを起動した状態で、ライフプランナ
ーPC201、営業所長PC301及び支社長PC40
1のいずれにも表示されないオブジェクトとして、「非
獲得顧客」オブジェクト188がディスプレイ116に
表示される。この「非獲得顧客」オブジェクト188
は、受付けから3日経過してもライフプランナーに獲得
されず、あるいは、ライフプランナーに紹介されない見
込顧客をいずれかの支社に関連付けるための処理を実行
するオブジェクトである。ある顧客が非獲得顧客である
かどうかは、受付けファイル801中のYES/NO型
オブジェクトである獲得801qが3日経過してもNO
のステータスになっているかどうかで認識可能である。
この際、経過日数は、受付けファイル801中のアクセ
ス日801pを参照することで認識可能である。
【0182】図50及び図53に示すように、コールセ
ンターPC501においては、コールセンタークラブを
起動した状態で、「非獲得顧客」オブジェクト188を
選択すると(ステップS501のY)、クラブサーバ6
01と接続中であるかどうかが判定され(ステップS5
02)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ス
テップS503)。
【0183】図21に示すように、クラブサーバ601
は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、
会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのか
を判定する(ステップS602)。その結果、接続でき
る場合、つまり、ステップS601において受信した接
続要求が、登録された会員からの接続要求であった場
合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS
603)。
【0184】ここで、接続を確立するクラブサーバ60
1は、接続要求をしてきた通信端末201、301、4
01、501に接続確認を返すので、コールセンターP
C501は、クラブサーバ601から送信された接続確
認の受信を待ち(ステップS504)、非獲得顧客情報
送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ス
テップS505)。
【0185】非獲得顧客情報送信要求コマンドを受信し
たクラブサーバ601は、図21中のステップS605
のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理
の内容としては、図23に基づいて既に説明したよう
に、図21中のステップS604において解析した会員
情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS61
1)、要求元のコールセンターPC501に対して生成
した見込顧客情報を送信する(ステップS612)とい
う内容である。
【0186】この際、非獲得顧客情報送信要求コマンド
をコールセンターPC501から受信したクラブサーバ
601は、受付けファイル801中の獲得801q及び
アクセス日801pを参照することで、非獲得顧客情報
を生成することができる。つまり、受付けファイル80
1中のYES/NO型オブジェクトである獲得801q
のステータスを参照し、そのステータスがNOである見
込顧客をまず抽出する。そして、受付けファイル801
中のアクセス日801pを参照し、抽出された見込顧客
のうち、クラブサーバ601が認識する現在日時情報か
ら4日前以前となっている日がアクセス日801oに設
定されている見込顧客に関するレコードだけを集めるこ
とによって、3日以上非獲得状態となっている見込顧客
情報を生成することができる。
【0187】こうして生成された非獲得顧客情報がクラ
ブサーバ601から送信されると、図50に示すよう
に、コールセンターPC501はその非獲得顧客情報を
受信し(ステップS506)、これをディスプレイ11
6に表示する(ステップS507)。図53は、このと
きのスクリーン表示例である。
【0188】次いで、コールセンターPC501では、
特定顧客の指定に待機し(ステップS508)、特定顧
客が指定されたなら、ディスプレイ116における表示
をその特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステ
ップS509)。特定顧客の指定は、例えば、指定する
顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブ
ルクリックすることによってなされる。図54は、その
ような特定顧客画面表示例を示している。この画面で
は、<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、要望
が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付け
ファイル801中の、郵便番号801c、住所801
d、年令801g、性別801h、及び要望801iに
基づいて表示される。また、図54に示す画面では、
「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより
表示される<顧客基本情報>として、受付番号、受付年
月日、連絡希望日、依頼者名、及びコールセンター対応
者等が表示されている。これらの情報は、図5に示す受
付けファイル801中の、見込顧客ID番号801a、
アクセス日801p、連絡希望日801j、氏名801
b、及びオペレーターID番号801oに基づいて表示
される。さらに、図54に示す画面では、「詳細情報」
オブジェクト175を選択することにより表示される<
取扱者情報>の欄に、将来指定されるであろう「支社」
及び「取扱者」の他に、「支社選択」オブジェクト18
9が表示されている。
【0189】そこで、「詳細情報」オブジェクト175
を選択することにより表示される<取扱者情報>の欄に
表示された「支社選択」オブジェクト189がクリック
等の手法で選択された場合(図50中のステップS51
0のY)の処理について説明する。「支社選択」オブジ
ェクト189が選択された場合には(ステップS510
のY)、コールセンターPC501において支社のポッ
プアップ表示処理が実行され(ステップS512)、図
55に示すような支社ポップアップ画面190が表示さ
れる。この支社ポップアップ画面190には、コールセ
ンタークラブに登録している全ての支社が列挙される。
このようなライフプランナーに関する情報は、支社ファ
イル851を参照することで、容易に得ることができ
る。
【0190】そこで、マウス118を使用し、図55に
示す支社ポップアップ画面190中に表示される所望の
支社にカーソルを合わせてクリックすることでその支社
をアクティブにした状態で「OK」オブジェクト191
をクリックすることで、図50に示すように、取扱者の
選択処理が実行されて選択があったとの判断がなされる
(ステップS513のY)。この判断に伴い、図50の
フローチャートには図示しないが、コールセンターPC
501において支社ポップアップ画面190がなされな
くなる。これにより、コールセンターPC501では、
図54の表示画面に戻る。なお、支社ポップアップ画面
190において、「キャンセル」オブジェクト192が
選択された場合には(図50中のステップS514の
Y)、ステップS509にリターンし、支社選択前の特
定顧客画面表示を行なう。
【0191】ここで、図54に例示するような支社選択
前の特定顧客画面表示において、「支社選択」オブジェ
クト189が選択されることなく「閉じる」オブジェク
ト174がクリック等の手法で選択された場合には(図
50中のステップS511のY)、非獲得顧客に支社を
割当てる処理を終了する。
【0192】これに対し、コールセンターPC501
は、支社選択処理後に図54の表示画面に戻った場合
に、「閉じる」オブジェクト174がクリック等の手法
で選択された場合には(図50中のステップS515の
Y)、クラブサーバ601に向けて、選択された支社情
報(支社ID番号)を含む支社割当て要求コマンドを送
信し(ステップS516)、非獲得顧客情報受信の処理
(ステップS506)に待機する。
【0193】図21中のステップS604で割当て要求
コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS
605のコマンドに応じた処理として、図52に示す処
理を実行する。つまり、クラブサーバ601は、図5に
示す受付けファイル801中の支社ID番号801nに
対し、支社割当て要求コマンドに含まれている選択され
た支社情報(支社ID番号)を設定し、YES/NOオ
ブジェクトである見込/指定801lをYESに設定す
る(ステップS681)。次いで、再割当て、つまり、
支社が既に指定されているが再度支社を指定する処理と
なるかどうかを判定する(ステップS682)。再割当
かどうかは、支社ID番号801nがNULL値でない
かどうか、あるいは、見込/指定801lがYESに設
定されていないかどうかを参照すること等によって、容
易に判定可能である。つまり、支社ID番号801nが
NULL値でない場合、又は、見込/指定801lがY
ESに設定されている場合には、再割当ということにな
る。そこで、この場合には、受付けファイル801中の
見込/指定801lをNOに設定し、見込/至急801
kをYESに設定する。その後、クラブサーバ601
は、既に生成した非獲得顧客情報に図52中のステップ
S681及び683での処理に基づく受付けファイル8
01の更新を反映させて非獲得顧客情報を再生成し、こ
れを接続中のコールセンターPC501に送信する。
【0194】これにより、3日間経過してもライフプラ
ンナーを紹介されない見込顧客に支社が割当てられるこ
とになる。ここに、割当手段(割当過程)の機能が実行
される。そこで、その見込顧客が割当てられた支社で
は、支社長自ら、あるいは、その支社が掌握する営業所
を選んでその営業所長によって、その見込顧客に対して
ライフプランナーを割当てる処理(図33ないし図37
に示す処理)を実行することになる。
【0195】また、3日間経過してもライフプランナー
を紹介されない見込顧客の中には、既に支社を指定して
いる見込顧客がいることも予想される。そこで、本実施
の形態の場合、このような事態が生じた場合には、至急
扱いとして、その見込顧客を割当てた支社に至急の対応
を促すことができる。この際、コールセンターは、例え
ばファクシミリ連絡や電話連絡で、その見込顧客を割当
てた支社の支社長に対して、その見込顧客にライフプラ
ンナーを割当てることを促すことが望ましい。そこで、
その見込顧客が割当てられた支社では、支社長自ら、そ
の見込顧客に対してライフプランナーを割当てる処理
(図42ないし図46に示す処理)を実行することにな
る。
【0196】次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図2
9、図38、図56ないし図58を参照して説明する。
【0197】図56は「対応履歴」オブジェクトを選択
した管理者通信端末であるコールセンターPC501の
スクリーン表示例を示す模式図、図57は特定の見込顧
客を選択した画面を表示するコールセンターPC501
のスクリーン表示例を示す模式図、図58はその見込顧
客の対応履歴を表示するコールセンターPC501のス
クリーン表示例を示す模式図である。
【0198】図38に示すように、ステップS321の
Yとして、コールセンタークラブのプロクラム151を
起動したコールセンターPC501において、その初期
画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択された
場合には(図56参照)、クラブサーバ601との接続
処理(ステップS322〜324)を経た後に対応履歴
情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する
という処理が実行される(ステップS325)。
【0199】そこで、コールセンターPC501から送
信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサ
ーバ601は、図29に基づいて既に説明したように、
解析した会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ス
テップS631)、これを返信する(ステップS63
2)。この際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の
生成に当たり、受付けファイル801、会員ファイル8
41、対応履歴ファイル901、その他必要なファイル
を参照して、履歴情報送信要求コマンドを送信したコー
ルセンターPC501に応じた対応履歴情報を生成す
る。ここに、対応履歴情報閲覧手段の処理が実行され
る。
【0200】ここで、クラブサーバ601が生成する対
応履歴情報は、実施の一例として、全ての見込顧客につ
いての対応履歴である。あるいは、実施の別の一例とし
て、クラブサーバ601が生成する対応履歴情報は、そ
のコールセンターPC501を使用する管理者毎に異な
らせても良い。例えば、一般のオペレーターには、その
者が対応した見込顧客に限った対応履歴を生成するよう
にし、管理者には、全ての見込顧客についての対応履歴
を生成する、というような具合である。
【0201】図38に示すように、こうしてクラブサー
バ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステ
ップS325)コールセンターPC501は、そのディ
スプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を
表示する(ステップS327)。図56は、そのような
一覧画面の一例を示す。ここで、図56には、支社を単
位として、ライフプランナー毎に各ライフプランナーが
対応することになっている見込顧客の一覧が表示されて
いる。これに対して、別の実施の形態としては、見込顧
客毎に対応履歴を表示するようにしても良い。このよう
な変更は、元となるデータがクラブサーバ601のデー
タベース602に構築されているため、例えば、ツール
バー中の表示に、表示の各種切口を設定し、これを選択
すること等の手法で容易に実行可能である。
【0202】コールセンターPC501では、図56に
示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合
わせてダブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報
照会処理が指定され(図38のステップS328)、図
57に例示するような顧客情報照会画面となる(ステッ
プS329)。つまり、この顧客情報照会画面では、選
択された見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情
報」オブジェクト175かクリック等の手法で選択され
ることにより<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表
示さる。このような顧客情報照会画面は、図57中に表
示される「閉じる」オブジェクト176を選択すること
で、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一
覧画面に復帰する(図38中のステップS330)。
【0203】コールセンターPC501では、図56に
示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合
わせてシングルクリックすると、その見込顧客にレコー
ド欄の下に続けてライフプランナーによる対応履歴の概
要が順に表示される。この場合、選択された見込顧客に
は、その氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表
示された対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルク
リックすると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が
指定され(図38のステップS331)、図58に例示
するように、その見込顧客の対応履歴の詳細をコールセ
ンターPC501のディスプレイ116に表示する対応
履歴情報照会画面となり(ステップS332)、これを
閲覧することが可能となる。このような対応履歴情報照
会画面は、図58に示す「閉じる」オブジェクト186
を選択することで、クラブサーバ601から受信した対
応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップ
S333)。
【0204】このように、コールセンターPC501に
は、見込顧客に対する対応履歴を表示することが可能で
ある。これにより、コールセンターの管理者等は、見込
顧客に対するライフプランナーの対応状況を知ることが
でき、その管理が容易となる。
【0205】
【発明の効果】本発明は、見込顧客に関する入力情報で
ある見込顧客情報をリスト化し、登録された会員が会員
通信端末を介してその見込顧客情報を見て顧客を獲得で
きるようにしたので、会員に能動的に見込顧客の獲得を
行なわせることができ、したがって、会員に対して、見
込顧客の割当てに関する公平性を確保することができ
る。また、見込顧客は会員が能動的に獲得するため、見
込顧客に対して迅速かつ良好な対応が期待でき、見込顧
客の顧客満足度の向上を図ることができる。このような
会員と見込顧客との間の相互作用により、見込顧客に対
する営業成果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態として、全体のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】全体のシステム構成の別の一例を示すブロック
図である。
【図3】クラブサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】会員通信端末(ライフプランナーPC)及び管
理者通信端末(営業所長PC、支社長PC、コールセン
ターPC)の構成例を示すブロック図である。
【図5】見込顧客情報を格納する受付けファイルのファ
イル構造を示す模式図である。
【図6】郵便番号ファイルのファイル構造を示す模式図
である。
【図7】エリアファイルのファイル構造を示す模式図で
ある。
【図8】要望ファイルのファイル構造を示す模式図であ
る。
【図9】会員ファイルのファイル構造を示す模式図であ
る。
【図10】支社ファイルのファイル構造を示す模式図で
ある。
【図11】営業所ファイルのファイル構造を示す模式図
である。
【図12】身分ファイルのファイル構造を示す模式図で
ある。
【図13】資格ファイルのファイル構造を示す模式図で
ある。
【図14】紹介数ファイルのファイル構造を示す模式図
である。
【図15】対応履歴ファイルのファイル構造を示す模式
図である。
【図16】本実施の形態の処理の概略を示すフローチャ
ートである。
【図17】会員通信端末(ライフプランナーPC、営業
所長PC、支社長PC、コールセンターPC)における
プログラムのインストール後の初期起動処理を示すフロ
ーチャートである。
【図18】会員通信端末(ライフプランナーPC)及び
管理者通信端末(営業所長PC、支社長PC、コールセ
ンターPC)のスクリーン上に表示されるコールセンタ
ークラブ用のアイコンを示す模式図である。
【図19】環境設定前に、会員通信端末(ライフプラン
ナーPC)及び管理者通信端末(営業所長PC、支社長
PC、コールセンターPC)のスクリーン上に表示され
る操作マニュアル表示用及び環境設定用のオブジェクト
を例示する模式図である。
【図20】環境設定に際し、会員通信端末(ライフプラ
ンナーPC)のスクリーン上に表示されるエリア選択用
のオブジェクトを例示する模式図である。
【図21】通信端末からコマンドを受信したクラブサー
バによって実行される処理の概要を示すフローチャート
である。
【図22】会員通信端末(ライフプランナーPC)によ
って実行される顧客紹介処理を示すフローチャートであ
る。
【図23】クラブサーバによって実行される見込顧客
(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンド処
理を示すフローチャートである。
【図24】クラブサーバによって実行される獲得要求コ
マンド処理を示すフローチャートである。
【図25】「見込/自由」オブジェクトを選択した会員
通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例
を示す模式図である。
【図26】特定の見込顧客を選択した画面を表示する会
員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示
例を示す模式図である。
【図27】会員(ライフプランナー)が「獲得」オブジ
ェクトを選択して見込顧客を獲得した際の会員通信端末
(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模
式図である。
【図28】会員通信端末(ライフプランナーPC)によ
って実行される対応履歴生成処理を示すフローチャート
である。
【図29】クラブサーバによって実行される対応履歴情
報要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図30】クラブサーバによって実行される対応履歴作
成コマンド処理を示すフローチャートである。
【図31】「対応履歴」オブジェクトを選択した会員通
信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を
示す模式図である。
【図32】「対応履歴作成」オブジェクトを選択し、獲
得した(紹介された)見込顧客について対応履歴を入力
するための会員通信端末(ライフプランナーPC)のス
クリーン表示例を示す模式図である。
【図33】「見込/指定」オブジェクトを選択した管理
者通信端末(営業所長PC)によって実行される会員
(ライフプランナー)割当処理を示すフローチャートで
ある。
【図34】クラブサーバによって実行される割当て要求
コマンド処理を示すフローチャートである。
【図35】「見込/指定」オブジェクトを選択した管理
者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す
模式図である。
【図36】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示
す模式図である。
【図37】管理者(営業所長)が「取扱者選択」オブジ
ェクトを選択した場合の管理者通信端末(営業所長P
C)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図38】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者
通信端末(営業所長PC)によって実行される対応履歴
閲覧処理を示すフローチャートである。
【図39】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者
通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模
式図である。
【図40】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示
す模式図である。
【図41】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通
信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式
図である。
【図42】「見込/至急」オブジェクトを選択した管理
者通信端末(支社長PC)によって実行される会員(ラ
イフプランナー)割当処理を示すフローチャートであ
る。
【図43】クラブサーバによって実行される見込/至急
情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートであ
る。
【図44】「見込/至急」オブジェクトを選択した管理
者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模
式図である。
【図45】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す
模式図である。
【図46】管理者(支社長)が「取扱者選択」オブジェ
クトを選択した場合の管理者通信端末(支社長PC)の
スクリーン表示例を示す模式図である。
【図47】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者
通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式
図である。
【図48】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す
模式図である。
【図49】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通
信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図
である。
【図50】「非獲得」オブジェクトを選択した管理者通
信端末(コールセンターPC)によって実行される支社
指定処理を示すフローチャートである。
【図51】クラブサーバによって実行される非獲得顧客
情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートであ
る。
【図52】クラブサーバによって実行される支社割当て
要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図53】「非獲得顧客」オブジェクトを選択した管理
者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例
を示す模式図である。
【図54】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示
例を示す模式図である。
【図55】管理者(オペレーター)が「支社選択」オブ
ジェクトを選択した場合の管理者通信端末(コールセン
ターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図56】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者
通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を
示す模式図である。
【図57】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管
理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示
例を示す模式図である。
【図58】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通
信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示
す模式図である。
【符号の説明】
201 会員通信端末(ライフプランナーPC) 301 管理者通信端末(営業所長PC) 401 管理者通信端末(支社長PC) 501 管理者通信端末(コールセンターPC) 504 第1の記憶装置 603 記憶装置 603(603a〜n、506) 第2の記憶装置 702 通信ネットワーク 801c、801d、801f、811 連絡先情
報 801e、811、821 エリア情報 801n、851 支社指定情報 S601〜603 アクセス手段(過程、機能) S611〜612、S671〜672 見込顧客情
報閲覧手段(過程、機能) S621、622、626 制限手段(過程、機
能) S623〜624 紹介手段(過程、機能) S631 対応履歴情報閲覧手段(過程、機能) S641 対応履歴情報生成手段(過程、機能) S651〜652 割当手段(過程、機能)

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見込顧客に関する入力情報である見込顧
    客情報をリスト化し、登録された会員が会員通信端末を
    介してその見込顧客情報を見て顧客を獲得できるように
    した見込顧客紹介・管理装置。
  2. 【請求項2】 記憶装置に記憶された見込顧客に関する
    入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の会
    員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを
    許容するアクセス手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段
    と、を具備する見込顧客紹介・管理装置。
  3. 【請求項3】 記憶装置に記憶された見込顧客に関する
    入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の会
    員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを
    許容するアクセス手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段
    と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹
    介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹
    介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、を具
    備する見込顧客紹介・管理装置。
  4. 【請求項4】 会員毎に、前記紹介手段により関連付け
    される見込顧客数を制限する制限手段を具備する請求項
    3記載の見込顧客紹介・管理装置。
  5. 【請求項5】 前記制限手段による見込顧客数の制限
    は、規定期間を単位として行われる請求項4記載の見込
    顧客紹介・管理装置。
  6. 【請求項6】 前記規定期間は、1ヶ月である請求項5
    記載の見込顧客紹介・管理装置。
  7. 【請求項7】 前記制限手段は、会員毎に、その会員が
    関連付けられた見込顧客についての対応履歴の有無に応
    じて、制限する見込顧客数を設定する請求項4、5又は
    6記載の見込顧客紹介・管理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置は、前記見込顧客情報生成
    手段によって前記見込顧客情報が記憶される第1の記憶
    装置と、前記アクセス手段によって前記会員通信端末か
    らのアクセスが許容される第2の記憶装置とに分割され
    ており、前記第1の記憶装置に記憶された前記見込顧客
    情報を前記第2の記憶装置に転送するデータ転送手段を
    具備する請求項3記載の見込顧客紹介・管理装置。
  9. 【請求項9】 前記データ転送手段は、前記第1の記憶
    装置に記憶された所定単位の前記見込顧客情報を所定の
    タイミングで一括して前記第2の記憶装置に転送する請
    求項8記載の見込顧客紹介・管理装置。
  10. 【請求項10】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に連
    絡先情報を含み、見込顧客情報閲覧手段は、前記連絡先
    情報の閲覧を提供せず、対応履歴情報閲覧手段は、前記
    連絡先情報の閲覧を提供する請求項3記載の見込顧客紹
    介・管理装置。
  11. 【請求項11】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎にエ
    リア情報を含み、前記アクセス手段は、前記会員通信端
    末毎のエリア設定に対応する前記エリア情報を含む見込
    顧客に対するアクセスのみを前記会員通信端末に許容す
    る請求項3記載の見込顧客紹介・管理装置。
  12. 【請求項12】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に支
    社指定情報を含み、前記アクセス手段は、前記会員通信
    端末に係る会員が所属する支社を指定する前記支社指定
    情報を含む見込顧客に対するアクセスのみを前記会員通
    信端末に許容する請求項3記載の見込顧客紹介・管理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記アクセス手段は、前記見込顧客情
    報に対し、登録した管理者の管理者通信端末から前記通
    信ネットワークを介してのアクセスを許容し、 前記見込顧客情報閲覧手段は、前記アクセス手段によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に前記見込
    顧客情報の閲覧を提供し、 前記対応履歴情報閲覧手段は、前記アクセス手段によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に、この管
    理者通信端末に係る管理者が管理する会員と関連付けら
    れた見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供
    する請求項9記載の見込顧客紹介・管理装置。
  14. 【請求項14】 前記アクセス手段によってアクセスが
    許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記管理者通信
    端末からのコマンドに応じて、前記見込顧客情報中から
    選択された見込顧客と所定の会員とを関連付ける割当手
    段を具備する請求項13記載の見込顧客紹介・管理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記アクセス手段によるアクセスの許
    容、前記見込顧客情報閲覧手段による前記見込顧客情報
    の閲覧提供、前記対応履歴情報閲覧手段による前記対応
    履歴情報の閲覧提供は、前記管理者通信端末に係る登録
    した管理者の所掌エリア内を限度とする請求項13又は
    14記載の見込顧客紹介・管理装置。
  16. 【請求項16】 見込顧客に関する入力情報を見込顧客
    情報として記憶装置に記憶する見込顧客情報生成手段
    と、 前記見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端末
    から通信ネットワークを介してのアクセスを許容するア
    クセス手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段
    と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹
    介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹
    介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、を具
    備する見込顧客紹介・管理システム。
  17. 【請求項17】 見込顧客に関する入力情報である見込
    顧客情報をリスト化し、登録された会員が会員通信端末
    を介してその見込顧客情報を見て顧客を獲得できるよう
    にした見込顧客紹介・管理方法。
  18. 【請求項18】 記憶装置に記憶された見込顧客に関す
    る入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の
    会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセス
    を許容するアクセス過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介過程
    と、を具備する見込顧客紹介・管理方法。
  19. 【請求項19】 記憶装置に記憶された見込顧客に関す
    る入力情報である見込顧客情報に対し、登録した会員の
    会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセス
    を許容するアクセス過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介過程
    と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記紹
    介過程によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記紹
    介過程によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧過程と、を具
    備する見込顧客紹介・管理方法。
  20. 【請求項20】 会員毎に、前記紹介過程により関連付
    けされる見込顧客数を制限する制限過程を具備する請求
    項19記載の見込顧客紹介・管理方法。
  21. 【請求項21】 前記制限過程による見込顧客数の制限
    は、規定期間を単位として行われる請求項20記載の見
    込顧客紹介・管理方法。
  22. 【請求項22】 前記規定期間は、1ヶ月である請求項
    21記載の見込顧客紹介・管理方法。
  23. 【請求項23】 前記制限過程は、会員毎に、その会員
    が関連付けられた見込顧客についての対応履歴の有無に
    応じて、制限する見込顧客数を設定する請求項20、2
    1又は22記載の見込顧客紹介・管理方法。
  24. 【請求項24】 前記記憶装置は、前記見込顧客情報生
    成過程によって前記見込顧客情報が記憶される第1の記
    憶装置と、前記アクセス過程によって前記会員通信端末
    からのアクセスが許容される第2の記憶装置とに分割さ
    れており、前記第1の記憶装置に記憶された前記見込顧
    客情報を前記第2の記憶装置に転送するデータ転送過程
    を具備する請求項19記載の見込顧客紹介・管理方法。
  25. 【請求項25】 前記データ転送過程は、前記第1の記
    憶装置に記憶された所定単位の前記見込顧客情報を所定
    のタイミングで一括して前記第2の記憶装置に転送する
    請求項24記載の見込顧客紹介・管理方法。
  26. 【請求項26】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に連
    絡先情報を含み、見込顧客情報閲覧過程は、前記連絡先
    情報の閲覧を提供せず、対応履歴情報閲覧過程は、前記
    連絡先情報の閲覧を提供する請求項19記載の見込顧客
    紹介・管理方法。
  27. 【請求項27】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎にエ
    リア情報を含み、前記アクセス過程は、前記会員通信端
    末毎のエリア設定に対応する前記エリア情報を含む見込
    顧客に対するアクセスのみを前記会員通信端末に許容す
    る請求項19記載の見込顧客紹介・管理方法。
  28. 【請求項28】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に支
    社指定情報を含み、前記アクセス過程は、前記会員通信
    端末に係る会員が所属する支社を指定する前記支社指定
    情報を含む見込顧客に対するアクセスのみを前記会員通
    信端末に許容する請求項19記載の見込顧客紹介・管理
    方法。
  29. 【請求項29】 前記アクセス過程は、前記見込顧客情
    報に対し、登録した管理者の管理者通信端末から前記通
    信ネットワークを介してのアクセスを許容し、 前記見込顧客情報閲覧過程は、前記アクセス過程によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に前記見込
    顧客情報の閲覧を提供し、 前記対応履歴情報閲覧過程は、前記アクセス過程によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に、この管
    理者通信端末に係る管理者が管理する会員と関連付けら
    れた見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供
    する請求項19記載の見込顧客紹介・管理方法。
  30. 【請求項30】 前記アクセス過程によってアクセスが
    許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記管理者通信
    端末からのコマンドに応じて、前記見込顧客情報中から
    選択された見込顧客と所定の会員とを関連付ける割当過
    程を具備する請求項29記載の見込顧客紹介・管理方
    法。
  31. 【請求項31】 前記アクセス過程によるアクセスの許
    容、前記見込顧客情報閲覧過程による前記見込顧客情報
    の閲覧提供、前記対応履歴情報閲覧過程による前記対応
    履歴情報の閲覧提供は、前記管理者通信端末に係る登録
    した管理者の所掌エリア内を限度とする請求項29又は
    30記載の見込顧客紹介・管理方法。
  32. 【請求項32】 見込顧客に関する入力情報を見込顧客
    情報として記憶装置に記憶する見込顧客情報生成過程
    と、 前記見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端末
    から通信ネットワークを介してのアクセスを許容するア
    クセス過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介過程
    と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記紹
    介過程によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成過程と、 前記アクセス過程によってアクセスが許容されて前記紹
    介過程によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧過程と、を具
    備する見込顧客紹介・管理方法。
  33. 【請求項33】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、 記憶装置に記憶された見込顧客に関する入力情報である
    見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端末から
    通信ネットワークを介してのアクセスを許容するアクセ
    ス機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介機能
    と、を実行させるプログラムを格納する記憶媒体。
  34. 【請求項34】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、 記憶装置に記憶された見込顧客に関する入力情報である
    見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端末から
    通信ネットワークを介してのアクセスを許容するアクセ
    ス機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介機能
    と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記紹
    介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記紹
    介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧機能と、を実
    行させるプログラムを格納する記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    に、会員毎に、前記紹介機能により関連付けされる見込
    顧客数を制限する制限機能を実行させる請求項34記載
    の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記制限機能による見込顧客数の制限
    は、規定期間を単位として行われる請求項35記載の記
    憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記規定期間は、1ヶ月である請求項
    36記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記制限機能は、会員毎に、その会員
    が関連付けられた見込顧客についての対応履歴の有無に
    応じて、制限する見込顧客数を設定する請求項35、3
    6又は37記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記記憶装置は、前記見込顧客情報生
    成機能によって前記見込顧客情報が記憶される第1の記
    憶装置と、前記アクセス機能によって前記会員通信端末
    からのアクセスが許容される第2の記憶装置とに分割さ
    れており、前記プログラムは、前記コンピュータに、前
    記第1の記憶装置に記憶された前記見込顧客情報を前記
    第2の記憶装置に転送するデータ転送機能を実行させる
    請求項34記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記データ転送機能は、前記第1の記
    憶装置に記憶された所定単位の前記見込顧客情報を所定
    のタイミングで一括して前記第2の記憶装置に転送する
    請求項39記載の記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に連
    絡先情報を含み、見込顧客情報閲覧機能は、前記連絡先
    情報の閲覧を提供せず、対応履歴情報閲覧機能は、前記
    連絡先情報の閲覧を提供する請求項34記載の記憶媒
    体。
  42. 【請求項42】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎にエ
    リア情報を含み、前記アクセス機能は、前記会員通信端
    末毎のエリア設定に対応する前記エリア情報を含む見込
    顧客に対するアクセスのみを前記会員通信端末に許容す
    る請求項34記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に支
    社指定情報を含み、前記アクセス機能は、前記会員通信
    端末に係る会員が所属する支社を指定する前記支社指定
    情報を含む見込顧客に対するアクセスのみを前記会員通
    信端末に許容する請求項34記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記アクセス機能は、前記見込顧客情
    報に対し、登録した管理者の管理者通信端末から前記通
    信ネットワークを介してのアクセスを許容し、 前記見込顧客情報閲覧機能は、前記アクセス機能によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に前記見込
    顧客情報の閲覧を提供し、 前記対応履歴情報閲覧機能は、前記アクセス機能によっ
    てアクセスが許容された前記管理者通信端末に、この管
    理者通信端末に係る管理者が管理する会員と関連付けら
    れた見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供
    する請求項34記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    に、前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前
    記見込顧客情報を閲覧する前記管理者通信端末からのコ
    マンドに応じて、前記見込顧客情報中から選択された見
    込顧客と所定の会員とを関連付ける割当機能を実行させ
    る請求項44記載の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記アクセス機能によるアクセスの許
    容、前記見込顧客情報閲覧機能による前記見込顧客情報
    の閲覧提供、前記対応履歴情報閲覧機能による前記対応
    履歴情報の閲覧提供は、前記管理者通信端末に係る登録
    した管理者の所掌エリア内を限度とする請求項44又は
    45記載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 コンピュータにインストールされ、こ
    のコンピュータに、見込顧客に関する入力情報を見込顧
    客情報として記憶装置に記憶する見込顧客情報生成機能
    と、 前記見込顧客情報に対し、登録した会員の会員通信端末
    から通信ネットワークを介してのアクセスを許容するア
    クセス機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容された前記会
    員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧
    客情報閲覧機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記見
    込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からのコマンド
    に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客
    とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介機能
    と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記紹
    介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末に、その見込顧客についての対応履歴
    情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記
    憶装置に記憶する対応履歴情報生成機能と、 前記アクセス機能によってアクセスが許容されて前記紹
    介機能によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の
    前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履
    歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧機能と、を実
    行させるプログラムを格納する記憶媒体。
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