JP4707824B2 - 見込顧客紹介・管理システム、見込顧客紹介・管理方法及び記憶媒体 - Google Patents

見込顧客紹介・管理システム、見込顧客紹介・管理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、将来顧客になる可能性がある見込顧客を会員に紹介し、紹介後の対応履歴を管理する見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管理システム、見込顧客紹介・管理方法及び見込顧客紹介・管理プログラムを格納する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種商品やサービスに関する営業の分野では、将来顧客になる可能性がある見込顧客に対して個々の営業担当者がアクセスし、その者が属する組織が取り扱う商品やサービスを見込顧客に説明し、その購入を促すという営業活動が一般的に行なわれている。このような営業活動に際しては、どのような範疇の人々を見込顧客とするか、つまり、見込顧客の選択が営業成果に大きく影響する。また、見込顧客に対してどのような営業担当者を割当てるかということも、営業成果に大きな影響を及ぼす。そこで、見込顧客の選択や見込顧客に対する営業担当者の割当てについては、従来から様々な工夫がなされている。
【0003】
このような工夫の一例としては、従来、取り扱う商品やサービスについての広告を各種の広告メディアを通じて行ない、これにより発生する見込顧客からの問い合わせをコールセンターで一括して受け付け、コールセンターで受け付けた見込顧客に関する情報を営業所に渡し、営業所において見込顧客を各営業担当者に割当てるというような営業方法が行なわれている。このような営業方法は、営業所の上に支社があるような大きな組織の場合、コールセンターから支社に見込顧客情報を渡し、支社で営業担当者を割当てるか、あるいは、支社から更に営業所に見込顧客情報を渡してその営業所で営業担当者を割当てる、というような運用がなされる。これらのいずれの場合も、コールセンターでの営業所や支社の選択、支社での営業所の選択がなされ、最終的に営業所において営業担当者の割当てがなされるが、この場合、見込顧客の希望や属性等に応じ、コールセンター、支社、営業所において、最適であろう支社、営業所の選択、営業担当者の割当がなされる。
【0004】
このような営業方法によれば、顧客は自ら能動的にコールセンターにアクセスして来ているので、広告の対象となっている商品やサービスに少なからず興味を持っていると考えられる。この点で、ある程度の営業成果が期待できる。また、見込顧客に営業担当者を割当てるに際しては、コールセンター、支社、営業所の判断が働いている。このため、見込顧客に相応しい営業担当者が割当てられる可能性が高くなり、この面での顧客満足度の向上、これに基づく営業成果の向上を期待することができる。
【0005】
上述したようなコールセンターを介した営業方法は、例えば保険会社において実際に運用され、相当な営業成果を上げている。保険の分野では、学資保険、生命保険、傷害保険、損害賠償保険等、その商品(サービス)の種類が多く、このような多様な商品(サービス)の種類や負担率を各人のライフサイクルの中でどのように組み合わせれば最良の結果を生むかを判定するには、高度な専門知識を必要とする。しかも、保険という商品(サービス)は、各人のライフサイクルの変化に応じて最良の組み合わせも変動する商品(サービス)であるため、売りっ放しの商品(サービス)ではなく、木目細やかなアフターケアを必要とする商品(サービス)であるといえる。そこで、見込顧客に対してどのような営業担当者を割当てるかは、顧客満足度に大きな影響を及ぼす。このような顧客満足度は、顧客が顧客を呼ぶ保険という商品(サービス)の性質上、営業成果にも深く関係する。この点で、営業担当者自らが見込顧客に対してその者に関する情報を知らぬまま営業を展開するような場合に比べ、上述したようなコールセンターを介した営業方法は、保険という商品(サービス)に相応しい営業方法であるといえる。
【0006】
もっとも、保険という商品(サービス)を例に挙げて説明したが、上述したようなコールセンターを介した営業方法は、これに限らず、様々な商品やサービスの営業分野で有効な手法であろう。例えば、自動車、オフィス機器、各種投資商品(サービス)等は、いずれもアフターケアが重要な商品(サービス)であり、このような分野には、コールセンターを介した営業方法の適用が大いに期待できるところである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようなコールセンターを介した営業方法は、例えばCTIシステムと通信ネットワークとを利用することによって、コンピュータ上のシステムとして構築可能である。
【0008】
しかしながら、上述したようなコールセンターを介した営業方法では、見込顧客に対する営業担当者の割当てを人間の判断に頼って行なうことから、営業担当者と見込顧客との双方の立場から次に述べるような問題点が指摘される。
【0009】
営業担当者の立場からすると、システムの構造上、どうしても公平性を確保しにくいという問題がある。つまり、営業担当者はもっぱら受動的に指名される立場であり、その指名には人間の判断が介在するため、場合によっては不公平感をもたらすことがあり、事実、不公平な人選が行なわれることもあり得る。
【0010】
顧客の立場からすると、コールセンターによる支社や営業所の選択、支社による営業所の選択が、必ずしも適切に行なわれるとは限らないという問題がある。例えば、見込顧客の住所がA地域であった場合には、コールセンターや支社によってA地域の隣接地域である例えばB地域の営業所が選択される可能性が高い。ところが、実際には、A地域と最も関連性が深い営業担当者は、A地域から離れたC地域の営業所にいるような場合がある。このような場合、その見込顧客に対して適切な営業担当者が割当てられず、営業担当者と見込顧客との双方が満足を得られないことが予想される。このような不都合は、組織が大きくなればなるほど深刻化する。
【0011】
また、別の問題として、見込顧客に対して営業担当者を割当てた後の管理については、例えば営業担当者本人やその担当者が所属する営業所に専ら任されており、そのような管理の効率的な手法は開発されていない。このため、見込顧客に対して何の対応もなされなかったり、中途半端な対応しかなされなかったりすることがある。そして、特に問題なのは、見込顧客に対する営業担当者の対応具合をコールセンターや支社、営業所等の管理者が知り得るようにシステム構築されていないという点である。このため、見込顧客から催促や苦情の連絡があって、初めて問題が明るみになるということも生じ得る。
【0012】
以上述べたような問題点は、CTIシステムと通信ネットワークとを利用してコールセンターを介した営業方法を単にコンピュータ上のシステムとして構築しただけでは、全く解決されない。
【0013】
本発明の目的は、見込顧客の紹介に際し営業担当者に対して公平性を確保し、営業担当者に紹介された見込顧客の顧客満足度を向上させることである。
【0014】
本発明の見込顧客紹介・管理システムは、予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムであって、前記見込顧客情報を記憶した記憶装置を有するサーバ装置と、前記予め登録された会員が使用し、前記サーバ装置に対してアクセス要求を行い、前記見込顧客情報を取得して表示する会員通信端末と、を有し、前記サーバ装置は、前記会員通信端末からの通信ネットワークを介したアクセスを許容するアクセス手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された前記対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、を具備する。
【0015】
本発明の見込顧客紹介・管理システムは、予め登録された複数の会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムであって、前記見込顧客情報を記憶した記憶装置を有するサーバ装置と、前記予め登録された複数の会員が使用し、前記サーバ装置に対してアクセス要求を行い、前記見込顧客情報を取得して表示する複数の会員通信端末と、を有し、前記サーバ装置は、見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として前記記憶装置に記憶する見込顧客情報生成手段と、前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容するアクセス手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける紹介手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容された会員の前記会員通信端末に、前記第3の工程において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、前記アクセス手段によってアクセスが許容された会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、を具備する。
【0016】
本発明の見込顧客紹介・管理方法は、サーバ装置と、予め登録された会員が使用する会員通信端末と、を有し、前記予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおける見込顧客紹介・管理方法であって、前記サーバ装置のアクセス手段が、前記会員通信端末からの通信ネットワークを介したアクセスを許容する第1の工程と、前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容された前記会員通信端末に、前記サーバ装置が有する記憶装置に記憶された前記見込顧客情報の閲覧を提供する第2の工程と、前記サーバ装置の紹介手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける第3の工程と、前記サーバ装置の対応履歴情報生成手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記第3の工程において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する第4の工程と、前記サーバ装置の対応履歴情報閲覧手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記第3の工程において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第5の工程と、を具備する。
【0017】
本発明の見込顧客紹介・管理方法は、サーバ装置と、予め登録された複数の会員が使用する会員通信端末と、を有し、前記予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおける見込顧客紹介・管理方法であって、前記サーバ装置の見込顧客情報生成手段が、見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として前記サーバ装置が有する記憶装置に記憶する第1の工程と、前記サーバ装置のアクセス手段が、前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容する第2の工程と、前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する第3の工程と、前記サーバ装置の前記紹介手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける第4の工程と、前記サーバ装置の前記対応履歴情報生成手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容された会員の前記会員通信端末に、前記第4の工程において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する第5の工程と、前記サーバ装置の対応履歴情報閲覧手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容された会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第6の工程と、を具備する。
【0018】
本発明の記憶媒体は、コンピュータを含み、予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおいて、前記コンピュータにインストールされ、当該コンピュータに実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記会員の使用する会員通信端末からの通信ネットワークを介したアクセスを許容する第1の手順と、前記第1の手順においてアクセスが許容された前記会員通信端末に、前記見込顧客情報の閲覧を提供する第2の手順と、前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける第3の手順と、前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記第3の手順において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された対応履歴情報を記憶する第4の手順と、前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記第3の手順において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第5の手順と、を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した。
【0019】
本発明の記憶媒体は、コンピュータを含み、予め登録された複数の会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおいて、前記コンピュータにインストールされ、当該コンピュータに実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として記憶する第1の手順と、前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容する第2の手順と、前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する第3の手順と、前記第2の手順においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける第4の手順と、前記第2の手順においてアクセスが許容された会員の前記会員通信端末に、前記第4の手順において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を記憶する第5の手順と、前記第2の手順においてアクセスが許容された会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第6の手順と、を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
【0038】
本実施の形態は、保険営業の分野に適用した見込顧客紹介・管理装置、見込顧客紹介・管理方法及び見込顧客紹介・管理処理用のプログラムを格納する記憶媒体に関する。概略的には、本実施の形態のシステムは、見込顧客を予めデータベースに登録しておき、登録された見込顧客を営業部員である保険の外交員(本実施の形態では、ライフプランナーという)に紹介し、紹介した顧客の対応履歴等の管理を実現している。この場合、本実施の形態のシステムでは、クローズド会員制を採用しており、会員登録した者に対してだけ、アクセスを許容している。アクセスが許容される会員は、ライフプランナーの他、各ライフプランナーが属する営業所の営業所長、各営業所を掌握する支社の支社長、更に、見込顧客情報を採取するコールセンターの管理者の四者である。
【0039】
ここで、このような本実施の形態におけるクローズド会員制のシステムの運営管理は、コールセンタークラブと称される団体によって行われる。
【0040】
〔システム構成例〕
図1は、全体のシステム構成を示すブロック図である。本実施の形態では、見込顧客を囲い込む手法として、各種の広告メディアを介して宣伝広告を行ない、そのような宣伝公告を見聞きして興味を持った見込顧客を囲い込む。その際、見込顧客の最初の接点がCTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)の一部として構築されたコールセンターPC501(PCは、パーソナルコンピュータの略称である)のオペレーターである。つまり、コールセンターPC501のオペレーターは、CTIの一部を構築する電話において見込顧客と最初に接触し、見込顧客から必要な情報を聞き出して、この情報を、例えばLAN環境として設定されたCTIシステム502の一部であるコールセンターサーバ503(記憶装置、第1の記憶装置)のデータベース504に直接的又は間接的に格納する(見込顧客情報生成手段)。こうして、コールセンターサーバ503のデータベース504には、見込顧客に関する情報、例えば、氏名、連絡先、要望等が格納され、これによって見込顧客の囲い込みがなされる。
【0041】
コールセンターサーバ503のデータベース504に格納された見込顧客情報は、例えば夜間バッチ処理によって、例えば専用線によって構成された通信ネットワーク701を介してクラブサーバ601のデータベース602に転送され、所定のタイミングでクラブサーバ601のミラーデータベース603(記憶装置、第2の記憶装置)に複製される(データ転送手段)。
【0042】
会員であるライフプランナー、営業所長、支社長、及びコールセンターの管理者は、それぞれ、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、コールセンターPC501を介してミラーデータベース603に格納された見込顧客情報に対して通信ネットワーク702を介してアクセス可能である。つまり、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、コールセンターPC501は、通信ネットワーク702を介して見込顧客情報にアクセス可能な会員通信端末を構成する。この場合、通信ネットワーク702の構築には、インターネット、必要に応じて専用線等が用いられる。
【0043】
ここで、本実施の形態では、一例として、支社毎に、クラブサーバ601に通信ネットワーク702を介して接続されることで、ミラーデータベース603中の見込顧客情報にアクセス可能な社内LAN等の環境が構築されており、この環境には、ライフプランナーPC201、営業所長PC301及び支社長PC401が含まれている。この場合、支社と営業所との場所的関係により、その環境は、プライベートな社内回線だけで構築されたり、あるいは、社内回線と公衆回線等との組み合わせによって構築されたりしている。そして、そのような社内LANの環境にはアクセスサーバ101が含まれているため、ミラーデータベース603中の見込顧客情報に対しては、例えば、支社以外の場所から社内LAN環境へのダイヤルアップ接続によるアクセスも可能となっている。
【0044】
ここで、別の実施の形態として、図2に示すように、クラブサーバ601は、支社毎に分割された支社クラブサーバ601a〜nとコールセンターに設置されたクラブサーバ505とによって構成されていても良い。図2は、全体のシステム構成の別の一例を示すブロック図である。この場合、それぞれの支社クラブサーバ601a〜n及びクラブサーバ505は、各々データベース602a〜n、506やミラーデータベース603a〜nを持つ。そして、コールセンターサーバ503のデータベース504に格納された見込顧客情報は、例えば夜間バッチ処理によって、各支社クラブサーバ601a〜n及びクラブサーバ505のデータベース602a〜n、506に転送される。このようなシステム構成の場合、会員であるライフプランナー、営業所長、支社長、及びコールセンターの管理者がアクセスして各種情報を生成・更新する見込顧客情報は、複数の場所に分散されることになる。このため、見込顧客情報についてデータの一元性が問題となるが、このような問題は、システムが周知の分散データベース機能を持つことによって容易に解決し得る。
【0045】
次いで、クラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501は、いずれも通常のコンピュータとしての構成を備え、本実施の形態の見込顧客紹介・管理処理用のプログラム(図3及び図4に示すプログラム151)がインストールされて使用される。ここで、図3はクラブサーバ601の構成例を示すブロック図、図4は会員通信端末(ライフプランナーPC201)及び管理者通信端末(営業所長PC301、支社長PC401、コールセンターPC501)の構成例を示すブロック図である。図3及び図4に示すように、クラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501は、各種演算処理を実行して各部を集中的に制御するCPU111と、固定データを格納するROM112と、各種可変データを書き替え自在に格納することで例えば処理中のワークエリアとして利用されるRAM113とがシステムバス114を介して接続された一般的なマイクロコンピュータ115を主要な構成物として備え、このようなマイクロコンピュータ115に、システムバス114を介して、ディスプレイ116、キーボード117、マウス118、外部インターフェース(I/F)119、通信インターフェース(I/F)120、ハードディスクドライブ(HDD)121、フロッピーディスクドライブ(FDD)122及びCD−ROMドライブ123等の周辺機器が接続されて構成されている。
【0046】
ここで、クラブサーバ601は、外部I/F119に、データベース602及びミラーデータベース603を接続している。また、クラブサーバ601の通信I/F120は、通信ネットワーク710を介してコールセンターサーバ503と接続可能であると共に、通信ネットワーク702を介して本実施の形態の会員向けクローズド環境に接続可能である。そして、このような会員向けクローズド環境の一部を構築するライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501の通信I/F120も、通信ネットワーク702を介してクラブサーバ601に接続可能である。
【0047】
また、クラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501は、それぞれ、HDD121に本実施の形態の見込顧客紹介・管理用のプログラム151を記憶している。このようなプログラム151は、機器の起動時、その一部がRAM113に複写され、アクセス速度の向上が図られる。また、そのようなプログラム151は、元々、例えばFDD122に装着されることによって記憶情報が読み取られるフロッピーディスク124やCD−ROMドライブ123に装着されることによって記憶情報が読み取られるCD−ROM125に記憶されており、これらのフロッピーディスク124やCD−ROM125からHDD121にインストールされて使用される。このようなことから、HDD121、RAM113、フロッピーディスク124及びCD−ROM125は、本実施の形態の見込顧客紹介・管理用のプログラム151を記憶する記憶媒体となる。もっとも、このような記憶媒体としては、それらのHDD121等に限らず、各種の光メディアや磁気テープ等、デジタル情報を記憶し保存することが可能な各種の記憶媒体を用いることができる。
【0048】
ここで、見込顧客紹介・管理用のプログラム151は、概略構成として、操作マニュアルモジュール152、環境設定モジュール153及び通常処理モジュール154を含んでいる。操作マニュアルモジュール152は、本プログラム151がインストールされたコンピュータ、例えばクラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501上で、操作マニュアルを展開表示可能にするデータを記述したプログラムモジュールである。環境設定モジュール153は、本プログラム151がインストールされたコンピュータ、例えばクラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501に対して、そのコンピュータの操作者に適合する環境を自動設定するためのデータを記述したプログラムモジュールである。そして、通常処理モジュール154は、本プログラム151がインストールされたコンピュータ、例えばクラブサーバ601、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501に、見込顧客紹介・管理処理を提供するためのデータを記述したプログラムモジュールである。
【0049】
更に、詳細な説明は省略するが、コールセンターサーバ503も、図3および図4に例示したような通常のコンピュータとしての構成を備えており、そのプログラム格納エリアには、通常処理モジュール154の一部がインストールされている。
【0050】
〔見込顧客情報についてのファイル構造〕
次いで、広告媒体等を通じてコールセンターにアクセスしてきた見込顧客は、コールセンターのオペレーターによる電話対応を受ける。コールセンターのオペレーターは、そのような見込顧客に対する電話対応によって得た情報、例えばその見込顧客の氏名、年令等の情報を、コールセンターPC501に入力する。こうして、コールセンターPC501によって入力した見込顧客情報は、コールセンターサーバ503のデータベース504に格納され、クラブサーバ601のデータベース602に転送されてミラーデータベース603に複製される(見込顧客情報生成手段)。
【0051】
ここでは、そのような見込顧客情報についてのファイル構造を図5ないし図15に基づいて説明する。ここで、図5ないし図15に示す各種のファイルは、コールセンターサーバ503及びクラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)に格納されている。
【0052】
図5は、見込顧客情報を格納する受付けファイルのファイル構造を示す模式図である。見込顧客が最初に接するコールセンターのオペレーターがコールセンターPC501を用いて入力する入力情報は、最初、受付けファイル801に入力される。この受付けファイル801のアイテムとしては、見込顧客ID801a(自動ナンバリング型)、氏名801b(テキスト型)、郵便番号801c(数値型)、住所801d(テキスト型)、エリアID番号801e(数値型)、電話番号801f(数値型)、年令801g(数値型)、性別801h(YES/NO型)、要望801i(テキスト型)、連絡希望日801j(数値型)、見込/至急801k(YES/NO型)、見込/指定801l(YES/NO型)、見込/自由801m(YES/NO型)、支社ID番号801n(数値型)、オペレーターID番号801o(数値型)、アクセス日801p(日付型)、及び獲得801q(YES/NO型)等である。
【0053】
これらの項目中、見込顧客ID番号801aは、コールセンターのオペレーターがコールセンターPC501を用いて入力し、その後に受付けファイル801に転送された見込顧客情報が受付けファイル801に入力されて1レコードとなることにより、自動的に付番される。
【0054】
このような受付けファイル801の多くのアイテムは、本来はテキストデータとなるべきものが数値等によって表現されている。これは、データ容量節約のため、各レコードにおいて共通に用いられるテキストデータを数値等に置き換えているためである。そこで、その数値等がどのようなテキストを意味するかを対応付けるファイルが必要となる。図6ないし図14には、主に、受付けファイル801や後述する対応履歴ファイル901とリレーション付けられてそれらの受付けファイル801、対応履歴ファイル901あるいは図6ないし図14に示すファイル相互間において数値等で表現された本来的はテキストデータであるべきデータの意味(テキスト)と数値とを結び付けて格納する各種のファイル等を示す。
【0055】
図6は、郵便番号ファイルのファイル構造を示す模式図である。この郵便番号ファイル811は、郵便番号811a(数値型)に対応させて、住所先頭811b(テキスト型)及びエリアID番号811c(数値型)が格納されている。こで、コールセンターサーバ503が格納するプログラムは、図5に示す受付けファイル801においてその郵便番号801cの欄が入力されると、図6に示す郵便番号ファイル811を参照して対応するエリアID番号811cを検索し、検索されたエリアID番号811cと同一の番号を受付けファイル801中のエリアID番号801eの欄に設定する。また、コールセンターサーバ503が格納するプログラムは、図5に示す受付けファイル801においてその郵便番号801cの欄が入力されると、図6に示す郵便番号ファイル811を参照して対応する住所先頭811bを検索し、受付けファイル801の住所801dの欄に設定し、住所入力作業を支援する。もっとも、別の実施例として、このような郵便番号をキーとする住所先頭の入力支援を実施しないような構成であっても良い。
【0056】
図7は、エリアファイルのファイル構造を示す模式図である。このエリアファイル821は、エリアID番号821a(数値型)に対応させてエリア名821b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、エリアID番号821aをキーとしてエリアファイル821を参照することで、エリア名821bに格納されたエリア名をテキストデータとして得ることが可能である。ここでのエリアは、図20に示す日本全国を11の地域に分けたエリアである。
【0057】
図8は、要望ファイルのファイル構造を示す模式図である。ここで、図5に示す見込顧客情報を格納する受付けファイル801のファイル構造からも明らかなように、本実施の形態では、要望801iはテキスト型のプロパティを備えている。このため、受付けファイル801では、要望801iにフリーコメントという形式で手入力等によってテキストデータを入力していくことになる。これに対し、要望事項が定型化できる内容である場合には、要望事項をルックアップ表示するプルダウンメニュー形式で表示選択することも可能である。そこで、別の実施例として、図8に示すように、受付けファイル801の要望801iのプロパティを数値型とし、要望ID番号831a(数値型)に対応させて要望事項831b(テキスト型)を格納する要望ファイル831を設けても良い。これにより、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、要望ID番号831aをキーとして要望ファイル831を参照することで、要望事項831bに格納された要望事項をテキストデータとして得ることが可能である。ここで、要望事項831bには、例えば、「アクセス希望」、「設計書」、「保険料計算」等のような、見込顧客から求められるであろう要望事項が格納される。
【0058】
図9は、会員ファイルのファイル構造を示す模式図である。この会員ファイル841は、氏名841a(テキスト型)、会員番号841b(数値型)、パスワード841c(数値型)、支社ID番号841d(数値型)、営業所ID番号841e(数値型)、エリアID番号841f(数値型)、身分ID番号841g(数値型)、及び複数の資格ID番号841h(数値型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、会員番号841bをキーとして会員ファイル841を参照することで、氏名841aに格納された会員の氏名をテキストデータとして得ることが可能である。
【0059】
図10は、支社ファイルのファイル構造を示す模式図である。この支社ファイル851は、支社ID番号851a(数値型)に対応させて支社名851b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、支社ID番号851aをキーとして支社ファイル851を参照することで、支社名851bに格納された支社の名称をテキストデータとして得ることが可能である。
【0060】
図11は、営業所ファイルのファイル構造を示す模式図である。この営業所ファイル861は、営業所ID番号861a(数値型)に対応させて営業所名861b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、営業所ID番号861aをキーとして営業所ファイル861を参照することで、営業所名861bに格納された営業所の名称をテキストデータとして得ることが可能である。
【0061】
図12は、身分ファイルのファイル構造を示す模式図である。この身分ファイル871は、身分ID番号871a(数値型)に対応させて身分名871b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、身分ID番号871aをキーとして身分ファイル871を参照することで、身分名871bに格納された身分名をテキストデータとして得ることが可能である。本実施の形態では、身分名871bに格納された身分として、「ライフプランナー」、「営業所長」、「支社長」及び「オペレーター」の四種類が設定されている。
【0062】
図13は、資格ファイルのファイル構造を示す模式図である。この資格ファイル881は、資格ID番号881a(数値型)に対応させて資格名881b(テキスト型)を格納している。そこで、クラブサーバ601(あるいは601a〜n及び505)は、資格ID番号881aをキーとして資格ファイル881を参照することで、資格名881bに格納された資格の名称をテキストデータとして得ることが可能である。
【0063】
図14は、紹介数ファイルのファイル構造を示す模式図である。この紹介数ファイル891は、会員ID番号891a(数値型)に対応させて獲得数891b(数値型)及び対応有891c(YES/NO型)を格納している。ここで、「獲得数」というのは、会員ID番号891aに対応する会員であるライフプランナーの1ヶ月分の顧客獲得件数を意味し、「対応」というのは、そのライフプランナーの獲得した顧客に対して対応したか否かを意味する。
【0064】
図15は、対応履歴ファイルのファイル構造を示す模式図である。この対応履歴ファイル901は、見込顧客とライフプランナーとを結び付け、つまりライフプランナーに見込顧客を紹介し、その後の応対履歴を残すためのファイル構造を備えている。つまり、その対応履歴ファイル901のアイテムとして、見込顧客ID番号901a(数値型)、会員ID番号901b(数値型)、支社ID番号901c(数値型)、対応有901d(YES/NO型)、電話901e(YES/NO型)、日901f(日付型)、コメント901g(テキスト型)、面会901h(YES/NO型)、日901i(日付型)、コメント901j(テキスト型)、資料送付901k(YES/NO型)、日901l(日付型)、コメント901m(テキスト型)、設計書作成901n(YES/NO型)、日901o(日付型)、コメント901p(テキスト型)、申込901q(YES/NO型)、日901r(日付型)、コメント901s(テキスト型)が設けられている。
【0065】
以上、図5ないし図15には、各種のファイルのファイル構造を示したが、実際には、各種のYES/NO型オブジェクトのYES及びNOがそれぞれ何を意味しているかを表示するための各種ファイルや、図5に示すオペレーターID番号801oに対応するオペレーターの氏名を表示するためのファイル等、幾つかのファイルがあるが、これらの各種ファイルについては、図示を省略する。
【0066】
〔処理の概略〕
図16は、本実施の形態の処理の概略を示すフローチャートである。
【0067】
本実施の形態では、会員登録して会員となっているライフプランナー、営業所長、及び支社長等が、自らのパーソナルコンピュータ(ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501等)において本実施の形態の見込顧客紹介・管理のためのプログラム151を起動することで、ライフプランナー、営業所長、支社長及びコールセンターの管理者に、顧客の紹介業務及び管理業務の実行を提供する。ここでの「紹介業務」というのは、ライフプランナーが所望の見込顧客に対する対応権を獲得すること、並びに、営業所長、支社長及びコールセンターの管理者が見込顧客にライフプランナーを紹介することを意味している。また、「管理業務」というのは、ライフプランナーに対しては、獲得した顧客についての対応履歴の入力を求め、営業所長及び支社長に対しては、そのような対応履歴の照会を許容することを意味する。そして、このような「照会業務」及び「管理業務」を円滑に遂行するために、ライフプランナー、営業所長、及び支社長のいずれにも、見込顧客の詳細情報の照会権を持たせている。
【0068】
ここで、図16中、「顧客/指定」、「顧客/自由」、及び「顧客/至急」とあるのは、見込顧客の分類である。「顧客/指定」というのは、コールセンターにおける見込顧客応対時に、自分に対応して欲しい支社を選択した顧客を意味する。「顧客/自由」というのは、コールセンターにおける見込顧客応対時に、自分に対応して欲しい支社を選択しなかった顧客を意味する。そして、「顧客/至急」というのは、コールセンターにおける見込顧客応対時に、直ぐにでも対応をして欲しいという希望を述べた顧客を意味する。このような区分は、図5に示す受付けファイル801中、各見込顧客に付けられた見込顧客ID番号801aに対応するYES/NO型のオブジェクトとして設定された見込/至急801k、見込/指定801l、見込/自由801mのステータスを参照することで、容易に認識可能である。
【0069】
次いで、本実施の形態のシステムにおける地域的制限について説明する。
【0070】
まず、全国を11の地域(図20参照)に分け、ライフプランナーは、見込/自由の見込顧客を獲得できる(紹介される)顧客の範囲を1地域のみとされている。この場合、ライフプランナーとエリアとの関係は、図9に示す会員ファイル841中の会員番号841bとエリアID番号841fとの対応によって定義される。
【0071】
そして、そのようなエリアとは別に、複数の支社、各支社に掌握される営業所という地域的制限がある。ここで、「顧客/指定」の場合は、その見込顧客が支社を選択しているため、その支社が掌握する営業所に所属するライフプランナーにのみその見込顧客の紹介が可能となっている。この場合、ライフプランナーと支社との関係は、図9に示す会員ファイル841中の会員番号841bと支社ID番号841dとの対応によって定義される。また、営業所長及び支社長は、自分が所属する支社の範囲で見込顧客の詳細情報や対応履歴情報の照会が可能である。この場合の営業所長又は支社長と支社との関係も、図9に示す会員ファイル841中の会員番号841bと支社ID番号841dとの対応によって定義される。
【0072】
〔環境設定処理〕
まず、前提として、コールセンターサーバ503のデータベース504等のコールセンタークラブ側では、ある者を会員として承認した時点でその者の会員情報、例えば氏名、会員番号、パスワード、支社、営業所、身分及び資格等を、予め図9に示す会員ファイル841に登録しておく。具体的には、会員ファイル841中の氏名841a、会員番号841b、パスワード841c、支社ID番号841d、営業所ID番号841e、身分ID番号841g及び複数の資格ID番号841hである。支社ID番号841d、営業所ID番号841e、身分ID番号841g及び複数の資格ID番号841hの入力設定に際しては、図10に示す支社ファイル851、図11に示す営業所ファイル861、図12に示す身分ファイル871及び図13に示す資格ファイル881がそれぞれ参照される。そして、コールセンタークラブにアクセスがあった場合には、それらの会員番号及びパスワードによってアクセス権の承認等を与えるようにされている。このような前提の下、以下、環境設定処理について述べる。
【0073】
図17は初期起動処理を示すフローチャート、図18は通信端末(ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセンターPC501)のディスプレイ116上に表示されるコールセンタークラブ用のアイコンを示す模式図、図19は通信端末201、301、401、501のディスプレイ116に表示される操作マニュアル表示用及び環境設定用のオブジェクトを例示する模式図、図20は環境設定に際してライフプランナーPC201のディスプレイ116に表示されるエリア選択用のオブジェクトを例示する模式図である。
【0074】
本実施の形態のシステムでは、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセンターPC501について、使用前の環境設定を必要とする。見込顧客紹介・管理用のプログラムがHDD121にインストールされると、図18に示すように、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセンターPC501のディスプレイ116には、コールセンタークラブと称される本実施の形態の見込顧客紹介・管理用プログラム151のアイコン155が表示される。そこで、そのアイコン155をダブルクリック等の手法で開くと、図19に示すようなオブジェクトがディスプレイ116に表示される。
【0075】
つまり、「データベースの使い方へ」、「ライフプランナーの方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的に設定されます。」、「営業所長の方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的に設定されます。」、「支社長の方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的に設定されます。」、及び、「コールセンターの方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的に設定されます。」というオブジェクトが、ディスプレイ116に表示される。これは、初期起動処理の流れを示す図17のフローチャート中のステップS101及びS102の処理である。
【0076】
そこで、図17のフローチャートに示すように、「データベースの使い方へ」というオブジェクトが選択された場合には(ステップS103のY)、プログラム151における操作マニュアルモジュール152の処理が実行され、操作マニュアルが呼び出される(ステップS104)。これに対して、利用環境の自動設定を指定するオブジェクトが選択された場合には(ステップS105のY)、プログラム151中の環境設定モジュールの処理が実行され、ステップS102で選択された身分(ライフプランナー、営業所長、支社長、コールセンター)に応じた利用環境が自動的に設定される(ステップS107)。
【0077】
この際、実施の一例として、通信端末(ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、又はコールセンターPC501)はクラブサーバ601との通信を確立する。そして、プログラム151中の環境設定モジュール153は、図9の会員ファイル841の各アイテムに関する事項のうち、会員番号及びパスワードの入力を求めるダイアログを表示し、その入力を促す。そして、通信端末201、301、401、501においてそれらの事項が入力されたなら、通信端末201、301、401、501はそれらの情報をクラブサーバ601(505、601a〜n)に送信する。
【0078】
そこで、クラブサーバ601(505、601a〜n)は、送信された会員番号及びパスワードを図9中の会員ファイル841の会員番号841c及びパスワード841dと照合し、適合すればアクセス権を与え、その者の身分ID841hを照合し、ステップS102で入力指定されたライフプランナー、営業所長、支社長及びコールセンターが正しい入力であるかどうかを確認する。もっとも、別の実施例として、クラブサーバ601(505、601a〜n)は、送信された会員番号及びパスワードからその者の身分を知ることができるため、通信端末(ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、又はコールセンターPC501)で実行されるステップS102の処理では、ライフプランナー、営業所長、支社長及びコールセンターという身分を再度入力させないようにしても良い。
【0079】
ここで、利用環境の自動設定に際して、ステップS102で選択された身分がライフプランナーであった場合、つまり、「ライフプランナーの方はこのボタンを押してください。利用環境が自動的に設定されます。」というオブジェクトが選択された場合、エリア選択処理が実行される(ステップS109)。つまり、図20に例示するような画面表示がディスプレイ116になされ、エリア選択の入力が促される。ライフプランナーは、ここで選択したエリア設定に規制され、見込/自由の見込顧客の獲得に際し、このエリア以外のエリアの顧客を獲得することができなくなる。そこで、図20の画面からエリアが選択された場合には(ステップS109の完了)、図9の会員ファイル841中のエリアID番号841fにエリア登録がなされる(ステップS110)。
【0080】
なお、環境設定オブジェクトの指定(ステップS105)がなされないまま処理終了が指定された場合には(ステップS106のY)、そのまま処理を終了する。
【0081】
また、一旦環境設定がなされた後は、図19に例示するような環境設定用の画面表示はされない。つまり、ディスプレイ116のデスクトップ上に置かれたコールセンタークラブのアイコン155を指定してコールセンタークラブのプログラム151を開くことで、コールセンタークラブを直に使用できる環境となる。
【0082】
〔実際の利用時における処理の詳細〕
図21は通信端末(ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセンターPC501)からコマンドを受信したクラブサーバ601によって実行される処理の概要を示すフローチャートである。
【0083】
クラブサーバ601は、通信端末201、301、401、501における何らかの操作に伴い発生する接続要求を受信した場合(ステップS601のY)、通信端末201、301、401、501から送信される会員番号とパスワードとからなる会員情報を解析する(ステップS602)。会員情報の解析は、接続要求をする通信端末201が送信する会員番号とパスワードとに基づいて、図9に示す会員ファイル841中の会員番号841b及びパスワード841cを検索し、会員番号とパスワードとの対応関係から、接続要求をしている通信端末201、301、401、501が登録されているかどうかを判定する。そして、その通信端末201、301、401、501が登録されていれば、その種類、つまり、ライフプランナーPC201なのか、営業所長PC301なのか、支社長PC401なのか、コールセンターPC501なのかを解析する。
【0084】
その後、クラブサーバ601は、その通信端末201、301、401、501との接続を確立し(ステップS602)、所定の通信プロトコルに従った通信を実行する。もっとも、クラブサーバ601は、図21のフローチャート中には示さないが、接続要求をしている通信端末201、301、401、501が登録されていないと判定した場合、接続を確立しないのはいうまでもない。このようなクラブサーバ601による通信端末201、301、401、501との接続の確立処理(図21中のステップS601〜603)は、アクセス手段(アクセス過程、アクセス機能)を構成する。
【0085】
そして、クラブサーバ601は、接続を確立した通信端末201、301、401、501からのコマンド受信に待機し(ステップS604のN)、コマンドを受信した場合には(ステップS604のY)、そのコマンドに応じた処理を実行する(ステップS605)。これに対し、コマンド受信しないままタイムアウトになれば(ステップS606のY)、接続中の通信端末201、301、401、501との接続を切って処理を終了する。ここで、ステップS605におけるコマンドに応じた処理の具体例については後述する。
【0086】
ここで、ライフプランナーPC201、営業所長PC301、支社長PC401、及びコールセンターPC501における処理について、それぞれ項目に分けて説明する。以下の説明では、それぞれの通信端末201、301、401、501に特徴的な処理を詳しく説明し、非特徴的である処理については簡単に説明するか、あるいは説明自体を省略する。
【0087】
A.会員通信端末(ライフプランナーPC201)の操作に基づく処理
ライフプランナーPC201では、主に、ライフプランナーに見込顧客を獲得させる顧客紹介処理と、獲得した見込顧客について対応履歴の生成を可能とする対応履歴生成処理と、自分が作成した対応履歴を閲覧する対応履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0088】
まず、顧客生成処理を図21ないし図25を参照しながら説明する。
【0089】
図22は会員通信端末であるライフプランナーPC201によって実行される顧客紹介処理を示すフローチャート、図23はクラブサーバ601によって実行される見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンド処理を示すフローチャート、図24はクラブサーバ601によって実行される獲得要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【0090】
また、図25は「見込/自由」オブジェクトを選択したライフプランナーPC201のスクリーン表示例を示す模式図、図26は特定の見込顧客を選択した画面を表示するライフプランナーPC201のスクリーン表示例を示す模式図、図27は会員(ライフプランナー)が「獲得」オブジェクトを選択して見込顧客を獲得した際のライフプランナーPC201のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0091】
図22及び図25に示すように、ライフプランナーPC201においては、コールセンタークラブを起動した状態で、「見込顧客」オブジェクト171、図25の場合には「見込/自由」オブジェクト171bを選択すると(ステップS201のY)、クラブサーバ601と接続中であるかどうかが判定され(ステップS202)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ステップS203)。ここで、オブジェクトの選択は、一例として、マウス118の操作で選択するオブジェクトにカーソルを合わせてダブルクリックすることにより行なう。
【0092】
図21に示すように、クラブサーバ601は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのかを判定する(ステップS602)。その結果、接続できる場合、つまり、ステップS601において受信した接続要求が、登録された会員からの接続要求であった場合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS603)。
【0093】
ここで、接続を確立するクラブサーバ601は、接続要求をしてきた通信端末201、301、401、501に接続確認を返すので、ライフプランナーPC201は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受信を待ち(ステップS204)、見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップS205)。
【0094】
見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図21中のステップS605のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理の内容としては、図23に示すように、図21中のステップS604において解析した会員情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS611)、要求元のライフプランナーPC201に対して生成した見込顧客情報を送信する(ステップS612)という内容である。このようなステップS612〜613の処理により、見込顧客情報閲覧手段(見込顧客情報閲覧過程、見込顧客情報閲覧機能)が構成される。
【0095】
この際、見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンド等の各種のコマンドを通信端末201、301、401、501から受信したクラブサーバ601は、図21のステップS601において会員情報として会員番号を受信しているので、会員及び要求の種類毎に適宜最適な見込顧客情報を生成することができる。例えば、クラブサーバ601は、ライフプランナーPC201から見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンド、一例として、「見込/自由」オブジェクト171bを選択することにより発生する見込/自由情報送信コマンドを受信した場合、図9に示す会員ファイル841の会員番号841bに対応するエリアID番号841fを検索することで、その会員が環境設定時に図20に示すエリア選択画面によって選択したエリアを認識することができる。そこで、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801のエリアID番号801eを検索して対応するエリアの見込顧客であって、YES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスがNOであるレコードだけを集めることによって見込顧客情報を生成する。別の一例として、クラブサーバ601は、ライフプランナーPC201が「見込/指定」オブジェクト171aを選択することにより発生する見込/指定情報送信コマンドを受信した場合、図9の会員ファイルにおいて会員番号841bからその会員の支社ID番号841dを検索し、図5の受付けファイル801の支社ID番号801nを検索して対応する支社を指定した見込顧客であって、YES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスがNOであるレコードだけを集めることによって見込顧客情報を生成する。
【0096】
こうして生成された見込顧客情報がクラブサーバ601から送信されると(図23のステップS612)、図22に示すように、ライフプランナーPC201はその見込顧客情報を受信し(ステップS206)、これをディスプレイ116に表示する(ステップS207)。図25は、このときのスクリーン表示例である。
【0097】
ここで、ライフプランナーPC201において表示されるのは、図23中のステップS611で生成されてステップS612で送信された見込顧客情報である。このため、時間の経過により受付けファイル801のレコードが更新された場合には、図22のステップS207の処理によってライフプランナーPC201に表示される見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間にずれが生ずることがある。そこで、図25中の「最新情報」オブジェクト172がクリックされて選択されることで(図22中のステップS208)、再度ステップS205の処理、つまり、ライフプランナーPC201からクラブサーバ601に対する見込顧客情報送信要求コマンドの送信処理が実行され、ライフプランナーPC201は、最新の見込顧客情報を得ることができる。
【0098】
次いで、ライフプランナーPC201では、特定顧客の指定に待機し(ステップS209)、特定顧客が指定されたなら、ディスプレイ116における表示をその特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS210)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリックすることによってなされる。図26は、そのような獲得前の特定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧客情報>欄のみが表示されており、この<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、郵便番号801c、住所801d、年令801g、性別801h、及び要望801iに記録されている情報に基づいて表示される。
【0099】
図26に示す特定顧客画面表示例では、「獲得」オブジェクト173及び「閉じる」オブジェクト174も表示されている。そこで、「閉じる」オブジェクト174が選択された場合には(ステップS212のY)、図22中、ステップS207の処理に戻り、図25に示すような見込顧客情報画面の表示処理を行なう。これに対し、「獲得」オブジェクト173が選択された場合には(ステップS211のY)、クラブサーバ601に対する獲得要求コマンド送信処理が実行される(ステップS213)。
【0100】
図21中のステップS604で獲得要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS605のコマンドに応じた処理として、図24に示す処理を実行する。つまり、最初に、制限手段(制限過程、制限機能)として、獲得可否の判定を実行する(ステップS621)。この処理のためには、図14に示す紹介数ファイル891を参照する。つまり、獲得要求コマンドを送信するライフプランナーPC201の使用者の会員番号841bを図9に示す会員ファイル841から検索した後に図14の紹介数ファイル891を参照し、対応する会員ID番号891aの獲得数及び対応数を獲得数891b及び対応有891cから検索する。
【0101】
ここで、クラブサーバ601にインストールされたコールセンタークラブのプログラム151は、一ヶ月を単位として、各ライフプランナーが見込顧客を獲得(図24中のステップS623の処理参照)する度に、紹介数ファイル891の獲得数891bを1つずつインクリメントし、各ライフプランナーが獲得した見込顧客に対して対応すれば(図30中のステップS641参照)、紹介数ファイル891のYES/NO型オブジェクトである対応有891cをYESにする、という処理をクラブサーバ601に実行させる。そして、そのプログラム151は、月が変わる毎に紹介数ファイル891の獲得数891b及び対応有891cを全ての会員ID番号891aについてクリアするという処理をクラブサーバ601に実行させる。対応有891cのクリアというのは、YES/NO型オブジェクトである対応有891cをNOにする、という処理によって実行される。
【0102】
そこで、図24中のステップS621における獲得可否の判定をするに際し、クラブサーバ601は、紹介数ファイル891を参照し、獲得可否を決定する。クラブサーバ601にインストールされたプログラム151は、そのような決定処理のための計算式を含んでいる。具体的には、あるライフプランナーが、その月において最初に獲得する場合、つまり、その者に対応付けられた会員ID番号891aに対応する獲得数891cの値が「0」である場合には、クラブサーバ601は、そのライフプランナーによる見込顧客の獲得を許容する。つまり、ある月においてライフプランナーが最初に顧客を獲得する場合にはその獲得を許容するわけである。これに対し、獲得数891bが「0」以外である場合には、対応有891cの値が獲得数891bの値の1/2以上である場合に限り、クラブサーバ601は見込顧客の獲得を許容する。例えば、あるライフプランナーがある月に3人の見込顧客を獲得している場合、1人の見込顧客にしか対応していなければ獲得が許容されず、2人の見込顧客に対応していれば獲得が許容されるわけである。そして、図24中のステップS621における獲得可否の判定は、このような獲得数と対応数との関係からのみ決定されて実行されるわけではなく、獲得数891bの値が4である場合にはその月の獲得を許容しないという判断を伴う。つまり、ライフプランナーは、一ヶ月に4人の見込顧客しか獲得できない。
【0103】
もっとも、以上の制限は、単に一例であり、図24中のステップS621の処理としては、その人数や手法に限定されるわけではない。
【0104】
図24中のステップS621での獲得可否の判定の結果、獲得を許可する場合には(ステップS622のY)、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスをYESに設定し(ステップS623)、図15に示す対応履歴ファイル901を更新する(ステップS624)。つまり、クラブサーバ601は、既に認識している見込顧客ID番号、会員ID番号、支社ID番号を、それぞれ図15中の見込顧客ID番号901a、会員ID番号901b、支社ID番号901cに設定してレコードを追加設定するという処理を実行する。これにより、あるライフプランナーとある見込顧客とが関連付けられ、ライフプランナーに対して見込顧客が、また、見込顧客に対してライフプランナーが、それぞれ紹介されることになる。ここに、紹介手段の機能が実行される。
【0105】
クラブサーバ601は、図24に示すように、ライフプランナーに見込顧客の獲得を許可した場合(ステップS622のY)には、その判定結果をそのライフプランナーのライフプランナーPC201に送信し(ステップS625)、ライフプランナーに見込顧客の獲得を許可しなかった場合(ステップS622のN)には、その判定結果をそのライフプランナーのライフプランナーPC201に送信する(ステップS626)。
【0106】
そこで、図22に示すように、そのような情報の送信を受信したライフプランナーPC201では、受信した判定結果に基づいて獲得の可否を判定し(ステップS214)、獲得許可された場合には(ステップS214のY)、既に受信している見込顧客情報に基づいて獲得後の特定顧客画面をディスプレイ116に表示する(ステップS216)。これに対し、獲得許可されなかった場合には、一例として、強制終了処理が実行される(ステップS215)。
【0107】
ここで、図27は、そのような獲得後の特定顧客画面のスクリーン表示例である。ここで、図26に例示する獲得前の特定顧客画面のスクリーン表示例と比較すると、図26に例示する獲得前の特定顧客画面には<顧客情報>しか表示されなかったのに対し、図27に例示する獲得後の特定顧客画面には<顧客情報>の他、<取扱者情報>及び<顧客基本情報>も表示されていることがわかる。しかも、<顧客情報>の欄には「詳細情報」オブジェクト175が表示されている。ここで、処理手順はフローチャート等で図示しないが、本実施の形態では、会員通信端末であるライフプランナーPC201並びに管理者通信端末である営業所長PC301、支社長PC401及びコールセンターPC501にインストールされているコールセンタークラブのプログラム151は、その通常処理モジュール154において、<顧客情報>の欄に表示される「詳細情報」オブジェクト175をクリック等の手法で選択することで、<取扱者情報>及び<顧客基本情報>をディスプレイ116に表示するような処理命令を含んでいる。つまり、「詳細情報」オブジェクト175は、<取扱者情報>及び<顧客基本情報>に表示する情報にリンク付けされている。
【0108】
特に、ライフプランナーPC201においては、図27に例示するような特定の見込顧客を獲得した後の特定顧客画面において初めて表示される「詳細情報」オブジェクト175を選択することで、その見込顧客の連絡先を含む詳細情報を閲覧することが可能である、という点に大きな意味合いを持つ。つまり、図26に例示する獲得前の特定顧客画面には「詳細表示」オブジェクト175が表示されず、したがって、その画面からは見込顧客の詳細表示を閲覧することができないようになっているのは、獲得前にライフプランナーに連絡先を知らせないようにするためである。これに対し、その見込顧客を獲得した後は、ライフプランナーはその見込顧客に対する対応を取る必要があるため、図27に例示する獲得後のスクリーン表示には「詳細表示」オブジェクト175が表示され、連絡先を閲覧できるようになっている。
【0109】
そして、ライフプランナーPC201では、図22に示すように、図27の画面に表示されている「閉じる」オブジェクト176が選択されると、クラブサーバ601に見込顧客情報送信要求コマンドを送信するステップS205の処理にリターンする。
【0110】
次いで、対応履歴生成処理及び対応履歴閲覧処理を図21、図28ないし図32を参照して説明する。
【0111】
図28は会員通信端末であるライフプランナーPC201によって実行される対応履歴生成処理を示すフローチャート、図29はクラブサーバ601によって実行される対応履歴情報要求コマンド処理を示すフローチャート、図30はクラブサーバ601によって実行される対応履歴作成コマンド処理を示すフローチャートである。
【0112】
また、図31は「対応履歴」オブジェクトを選択したライフプランナーPC201のスクリーン表示例を示す模式図、図32は「対応履歴作成」オブジェクトを選択し、獲得した(紹介された)見込顧客について対応履歴を入力するためのライフプランナーPC201のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0113】
図28に示すように、ステップS221のYとして、コールセンタークラブのプロクラム151を起動したライフプランナーPC201において、その初期画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合には(図31参照)、クラブサーバ601との接続処理(ステップS222〜224)を経た後に対応履歴情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信するという処理が実行される(ステップS225)。
【0114】
そこで、ライフプランナーPC201から送信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は(図21のステップS604)、図21中のステップS605の処理として、図29に示す処理を実行する。つまり、解析した会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップS631)、これを返信する(ステップS632)という処理である。この際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当たり、受付けファイル801、会員ファイル841、対応履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照して、履歴情報送信要求コマンドを送信したライフプランナーPC201に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0115】
図28に示すように、こうしてクラブサーバ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステップS225)ライフプランナーPC201は、そのディスプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示する(ステップS227)。図31は、そのような一覧画面の一例を示す。
【0116】
ライフプランナーPC201では、図31に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてダブルクリックすると、ライフプランナーPC201において対応履歴作成の対象者が指定され(図28のステップS228)、対象者画面表示となる(ステップS229)。つまり、この対象者画面表示では、図31に示すように、選択された見込顧客のレコードの下欄に順に対応履歴が表示される。
【0117】
そして、図31に示す対応履歴の一覧画面には、「対応履歴作成」オブジェクト178が表示されている。そこで、ライフプランナーPC201は、図28のステップS228で対象者が指定されていることを条件として、その「対応履歴作成」オブジェクト178を選択すると(ステップS230)、その対象者についての対応履歴作成画面をスクリーン表示する(ステップS231)。図32に、対応履歴作成画面の一例を示す。この画面では、「電話」、「面会」、「資料請求」、「設計書作成」、及び「申込」の選択入力、コメントの入力、並びに対応日の入力が可能となっている(ステップS232)。特に、対応日は、「カレンダー」オブジェクト179を選択することで図32に例示するような入力支援用のカレンダー180がポップアップ表示され、このカレンダー180を用いた入力が可能である。
【0118】
ライフプランナーPC201は、図32に例示する対応履歴作成画面において、「保存」オブジェクト181が選択された場合には(図28中のステップS233)、クラブサーバ601に対し、図28中のステップS232の入力許可に基づいて入力した対応情報を含む対応履歴作成コマンドを送信し(ステップS234)、「閉じる」オブジェクト182が選択された場合には(ステップS235)、対応履歴の一覧表示画面を実行するようにステップS227にリターンする。
【0119】
ライフプランナーPC201から送信された対応履歴作成コマンドを受信したクラブサーバ601は(図21のステップS604)、図21中のステップS605の処理として、図30に示す処理、つまり、対応履歴作成コマンドに含まれている対応情報に基づいて図15に示す対応履歴ファイル901を更新する処理を実行する(ステップS641)。この処理では、対応履歴ファイル901中のYES/NO型オブジェクトである対応有901dがNOになっていればこれをYESとし、対応履歴作成コマンドと共に受信した対応情報に応じた内容に対応履歴ファイル901中の項目を設定する、ということが行なわれる。
【0120】
B.管理者通信端末(営業所長PC301)の操作に基づく処理
管理者通信端末である営業所長PC301では、主に、支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプランナー)割当処理と、自分の営業所に所属するライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0121】
まず、会員(ライフプランナー)割当処理を図21、図33ないし図37を参照して説明する。
【0122】
図33は、「見込/指定」オブジェクトを選択した管理者通信端末である営業所長PC301によって実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示すフローチャート、図34はクラブサーバ601によって実行される割当て要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【0123】
また、図35は「見込/指定」オブジェクトを選択した営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図、図36は特定の見込顧客を選択した画面を表示する営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図、図37は管理者(営業所長)が「取扱者選択」オブジェクトを選択した場合の営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0124】
図33及び図35に示すように、営業所長PC301においては、コールセンタークラブを起動した状態で、「見込顧客」オブジェクト171、図33の場合には「見込/指定」オブジェクト171aを選択すると(ステップS301のY)、クラブサーバ601と接続中であるかどうかが判定され(ステップS302)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ステップS303)。
【0125】
図21に示すように、クラブサーバ601は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのかを判定する(ステップS602)。その結果、接続できる場合、つまり、ステップS601において受信した接続要求が、登録された会員からの接続要求であった場合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS603)。
【0126】
ここで、接続を確立するクラブサーバ601は、接続要求をしてきた通信端末201、301、401、501に接続確認を返すので、営業所長PC301は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受信を待ち(ステップS304)、見込/指定情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップS305)。
【0127】
見込/指定情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図21中のステップS605のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理の内容としては、図23に基づいて既に説明したように、図21中のステップS604において解析した会員情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS611)、要求元の営業所長PC301に対して生成した見込/指定情報を送信する(ステップS612)という内容である。
【0128】
この際、見込顧客情報送信要求コマンド等の各種のコマンドを通信端末201、301、401、501から受信したクラブサーバ601は、図21のステップS601において会員情報として会員番号を受信しているので、会員及び要求の種類毎に適宜最適な見込顧客情報を生成することができる。今回の場合であれば、クラブサーバ601は、営業所長PC301から見込/指定情報送信要求コマンド、より具体的には、「見込/指定」オブジェクト171aを選択することにより発生する見込/指定情報送信コマンドを受信しているので、図9に示す会員ファイル841の会員番号841bに対応する支社ID番号841dを検索することで、その会員である営業所長が所属する支社を認識することができる。そこで、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801の支社ID番号801nを検索して対応する支社指定をしている見込顧客であって、YES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスがNOである見込顧客に関するレコードだけを集めることによって見込顧客情報を生成する。
【0129】
こうして生成された見込/指定情報がクラブサーバ601から送信されると、図32に示すように、営業所長PC301はその見込/指定情報を受信し(ステップS306)、これをディスプレイ116に表示する(ステップS307)。図35は、このときのスクリーン表示例である。
【0130】
ここで、営業所長PC301において表示される見込顧客情報は、時間の経過により受付けファイル801のレコードが更新された場合には、図33のステップS307の処理によって営業所長PC301に表示される見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間にずれが生ずることがある。そこで、図35中の「最新情報」オブジェクト172がクリックされて選択されることで(図33中のステップS308)、再度ステップS305の処理、つまり、営業所長PC301からクラブサーバ601に対する見込顧客情報送信要求コマンドの送信処理が実行され、営業所長PC301は、最新の見込顧客情報を得ることができる。
【0131】
次いで、営業所長PC301では、特定顧客の指定に待機し(ステップS309)、特定顧客が指定されたなら、ディスプレイ116における表示をその特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS310)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリックすることによってなされる。図36は、そのような特定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、郵便番号801c、住所801d、年令801g、性別801h、及び要望801iに記録されている情報に基づいて表示される。また、図36に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<取扱者情報>として、支社が表示されている。この支社情報は、図5に示す受付けファイル801中の支社ID番号801nに記録されている情報に基づいて表示される。さらに、図36に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<顧客基本情報>として、受付番号、受付年月日、コールセンター対応者、及び受付時間が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、見込顧客ID番号801a、アクセス日801p、及びオペレーターID番号801oに基づいて表示される。また、受付時間は、対応したコールセンターのオペレーターが参照するコールセンターサーバ503が備える時計機能によって計時された時間が設定される。
【0132】
図36に示す特定顧客画面表示例では、「取扱者選択」オブジェクト183及び「閉じる」オブジェクト174も表示されている。そこで、「閉じる」オブジェクト174が選択された場合には(ステップS312のY)、図33中、ステップS307の処理に戻り、図35に示すような見込顧客情報画面の表示処理を行なう。これに対し、「取扱者選択」オブジェクト183が選択された場合には(ステップS311のY)、営業所長PC301において取扱者のポップアップ表示処理が実行され(ステップS313)、図37に示すような取扱者ポップアップ画面184がなされる。この取扱者ポップアップ画面184には、その営業所長PC301を使用する営業所長が所属する支社に所属する全ての取扱者、つまりライフプランナーが列挙される。このようなライフプランナーに関する情報は、会員ファイル841を参照することで、容易に得ることができる。
【0133】
そこで、マウス118を使用し、図37に示す取扱者ポップアップ画面184中に表示される所望のライフプランナーにカーソルを合わせてクリックすることでそのライフプランナーをアクティブにした状態で「OK」オブジェクト185をクリックすることで、図33に示すように、取扱者の選択処理が実行されて選択があったとの判断がなされる(ステップS314のY)。この判断に伴い、図33のフローチャートには図示しないが、営業所長PC301において取扱者ポップアップ画面184が表示なされなくなる。これにより、営業所長PC301では、図36の表示画面に戻り、この画面上で「閉じる」オブジェクト174を選択することで(ステップS315)、クラブサーバ601に向けて、選択したライフプランナーの会員ID番号を含む割当て要求コマンドを送信するという割当て要求コマンド送信処理が実行される(ステップS316)。その後、営業所長PC301は、見込顧客(見込/指定)情報受信の処理(ステップS306)に待機する。
【0134】
図21中のステップS604で割当て要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS605のコマンドに応じた処理として、図34に示す処理を実行する。つまり、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスをYESに設定し(ステップS651)、図15に示す対応履歴ファイル901を更新する(ステップS652)。このような対応履歴ファイル901の更新処理として、クラブサーバ601は、既に認識している見込顧客ID番号、会員ID番号、支社ID番号を、それぞれ図15中の見込顧客ID番号901a、会員ID番号901b、支社ID番号901cに設定してレコードを追加設定するという処理を実行する。これにより、あるライフプランナーとある見込顧客とが関連付けられ、見込顧客に対してライフプランナーが割当てられることになる。ここに、割当手段(割当過程)の機能が実行される。
【0135】
その後、クラブサーバ601は、既に生成して送信済みの見込/指定情報に図34中のステップS651及び652での処理に基づく受付けファイル801及び対応履歴ファイル901の更新を反映させて見込/指定情報を再生成し、これを接続中の営業所長PC301に送信する(ステップS653)。
【0136】
これにより、営業所長は、支社を指定する見込顧客に対して所望のライフプランナーを割当てることができる。このようなある見込顧客に対するライフプランナーの割当て処理は、支社内の規則や営業所長の自己判断等に基づき、適宜実行可能である。例えば、コールセンターでの受付け後、2日経過してもライフプランナーが獲得しない見込顧客については、営業所長がその見込顧客に所望のライフプランナーを割当てる、というような運用が可能である。
【0137】
次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図29、図38ないし図41を参照して説明する。
【0138】
図38は「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末である営業所長PC301によって実行される対応履歴閲覧処理を示すフローチャートである。
【0139】
そして、図39は「対応履歴」オブジェクトを選択した営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図、図40は特定の見込顧客を選択した画面を表示する営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図、図41はその見込顧客の対応履歴を表示する営業所長PC301のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0140】
図38に示すように、ステップS321のYとして、コールセンタークラブのプロクラム151を起動した営業所長PC301において、その初期画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合には(図39参照)、クラブサーバ601との接続処理(ステップS322〜324)を経た後に対応履歴情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信するという処理が実行される(ステップS325)。
【0141】
そこで、営業所長PC301から送信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図29に基づいて既に説明したように、解析した会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップS631)、これを返信する(ステップS632)。この際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当たり、受付けファイル801、会員ファイル841、対応履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照して、履歴情報送信要求コマンドを送信した営業所長PC301に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0142】
ここで、クラブサーバ601が生成する対応履歴情報は、その営業所長PC301を使用する営業所長を掌握する支社に属するライフプランナーに関する対応履歴である。
【0143】
図38に示すように、こうしてクラブサーバ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステップS325)営業所長PC301は、そのディスプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示する(ステップS327)。図39は、そのような一覧画面の一例を示す。
【0144】
営業所長PC301では、図39に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報照会処理が指定され(図38のステップS328)、図40に例示するような顧客情報照会画面となる(ステップS329)。つまり、この顧客情報照会画面では、選択された見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情報」オブジェクト175かクリック等の手法で選択されることにより<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表示さる。このような顧客情報照会画面は、図40中に表示される「閉じる」オブジェクト176を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS330)。
【0145】
営業所長PC301では、図39に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてシングルクリックすると、その見込顧客にレコード欄の下に続けてライフプランナーによる対応履歴の概要が順に表示される。この場合、選択された見込顧客には、その氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表示された対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が指定され(図38のステップS331)、図41に例示するように、その見込顧客の対応履歴の詳細を営業所長PC301のディスプレイ116に表示する対応履歴情報照会画面となり(ステップS332)、これを閲覧することが可能となる。このような対応履歴情報照会画面は、図41に示す「閉じる」オブジェクト186を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS333)。
【0146】
このように、営業所長PC301には、その営業所長PC301を使用する営業所長を掌握する支社に所属するライフプランナーに関する対応履歴を表示することが可能である。これにより、営業所長は、その営業所を掌握する支社に所属するライフプランナーの見込顧客に対する対応状況を知ることができ、その管理が容易となる。
【0147】
C.管理者通信端末(支社長PC401)の操作に基づく処理
管理者通信端末である支社長PCでは、主に、支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプランナー)割当処理と、至急対応が必要な見込顧客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナー)割当処理と、自分の支社が掌握する営業所に所属するライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0148】
これらの各種の処理のうち、支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプランナー)割当処理については、図33ないし図37に基づいて営業所長PC301が実行可能な処理として説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なので、その説明を省略する。
【0149】
そこで、至急対応が必要な見込顧客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナー)割当処理を図21、図34、図42ないし図46を参照して説明する。
【0150】
図42は「見込/至急」オブジェクトを選択した管理者通信端末である支社長PC401によって実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示すフローチャート、図43はクラブサーバ601によって実行される見込/至急情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【0151】
また、図44は「見込/至急」オブジェクトを選択した支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図、図45は特定の見込顧客を選択した画面を表示する支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図、図46は管理者(支社長)が「取扱者選択」オブジェクトを選択した場合の支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0152】
図44に示すように、支社長PC401においては、コールセンタークラブを起動した状態で、ライフプランナーPC201及び営業所長PC301には表示されないオブジェクトとして、「見込/至急」オブジェクト187がディスプレイ116に表示される。この「見込/至急」オブジェクト187は、至急対応を望む見込顧客をライフプランナーに紹介するための処理を実行させるオブジェクトである。ここで、ある見込顧客が至急対応を望むかどうかは、受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである見込/至急801kがYESのステータスになっているかどうかで認識可能である。
【0153】
図42及び図44に示すように、支社長PC401においては、コールセンタークラブを起動した状態で、「見込/至急」オブジェクト187を選択すると(ステップS401のY)、クラブサーバ601と接続中であるかどうかが判定され(ステップS402)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ステップS403)。
【0154】
図21に示すように、クラブサーバ601は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのかを判定する(ステップS602)。その結果、接続できる場合、つまり、ステップS601において受信した接続要求が、登録された会員からの接続要求であった場合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS603)。
【0155】
ここで、接続を確立するクラブサーバ601は、接続要求をしてきた通信端末201、301、401、501に接続確認を返すので、支社長PC401は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受信を待ち(ステップS404)、見込/至急情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップS405)。
【0156】
見込/至急情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図21中のステップS605のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理の内容としては、図23に基づいて既に説明したように、図21中のステップS604において解析した会員情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS611)、要求元の支社長PC401に対して生成した見込顧客情報を送信する(ステップS612)という内容である。
【0157】
この際、見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンドや、見込/至急情報送信要求コマンド等の各種のコマンドを通信端末201、301、401、501から受信したクラブサーバ601は、図21のステップS601において会員情報として会員番号を受信しているので、会員及び要求の種類毎に適宜最適な見込顧客情報を生成することができる。今回の場合であれば、クラブサーバ601は、支社長PC401から、「見込/至急」オブジェクト187を選択することにより発生する見込/至急情報送信コマンドを受信しているので、図9に示す会員ファイル841の会員番号841bを検索キーとしてその会員である支社長が所属している支社ID番号841dを検索することで、その支社長が所属する支社を認識することができる。そこで、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801の支社ID番号801nを検索して対応する支社指定をしている見込顧客であって、YES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスがNOである見込顧客に関するレコードだけを集めることによって見込顧客情報を生成する。
【0158】
こうして生成された見込/至急情報がクラブサーバ601から送信されると、図42に示すように、支社長PC401はその見込/至急情報を受信し(ステップS406)、これをディスプレイ116に表示する(ステップS407)。図44は、このときのスクリーン表示例である。
【0159】
ここで、支社長PC401において表示される見込顧客情報は、時間の経過により受付けファイル801のレコードが更新された場合には、図42のステップS407の処理によって支社長PC401に表示される見込顧客情報と実際の見込顧客情報との間にずれが生ずることがある。そこで、図44中の「最新情報」オブジェクト172がクリックされて選択されることで(図42中のステップS408)、再度ステップS405の処理、つまり、支社長PC401からクラブサーバ601に対する見込/至急情報送信要求コマンドの送信処理が実行され、支社長PC401は、最新の見込/至急情報を得ることができる。
【0160】
次いで、支社長PC401では、特定顧客の指定に待機し(ステップS409)、特定顧客が指定されたなら、ディスプレイ116における表示をその特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS410)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリックすることによってなされる。図45は、そのような特定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、郵便番号801c、住所801d、年令801g、性別801h、及び要望801iに基づいて表示される。また、図45に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<取扱者情報>として、支社が表示されている。この支社情報は、図5に示す受付けファイル801中の支社ID番号801nに記録されている情報に基づいて表示される。さらに、図45に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<顧客基本情報>として、受付番号、受付年月日、コールセンター対応者、及び受付時間等が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、見込顧客ID番号801a、アクセス日801p、及びオペレーターID番号801o等に基づいて表示される。また、受付時間は、対応したコールセンターのオペレーターのコールセンターPC501が備える時計機能によって経時された時間が設定される。
【0161】
図45に示す特定顧客画面表示例では、「取扱者選択」オブジェクト183及び「閉じる」オブジェクト174も表示されている。そこで、「閉じる」オブジェクト174が選択された場合には(ステップS412のY)、図42中、ステップS407の処理に戻り、図44に示すような見込顧客情報画面の表示処理を行なう。これに対し、「取扱者選択」オブジェクト183が選択された場合には(ステップS411のY)、支社長PC401において取扱者のポップアップ表示処理が実行され(ステップS413)、図46に示すような取扱者ポップアップ画面184がなされる。この取扱者ポップアップ画面184には、その支社長PC401を使用する支社長が所属する支社に所属する全ての取扱者、つまりライフプランナーが列挙される。このようなライフプランナーに関する情報は、会員ファイル841を参照することで、容易に得ることができる。
【0162】
そこで、マウス118を使用し、図46に示す取扱者ポップアップ画面184中に表示される所望のライフプランナーにカーソルを合わせてクリックすることによりそのライフプランナーをアクティブにした状態で「OK」オブジェクトをクリックすることで、図42に示すように、取扱者の選択処理が実行されて選択があったとの判断がなされる(ステップS414のY)。この判断に伴い、図42のフローチャートには図示しないが、支社長PC401において取扱者ポップアップ画面184が表示なされなくなる。これにより、支社長PC401では、図45の表示画面に戻り、この画面上で「閉じる」オブジェクト174を選択することで(ステップS415)、クラブサーバ601に向けて、選択したライフプランナーの会員ID番号を含む割当て要求コマンド送信処理が実行される(ステップS416)。
【0163】
図21中のステップS604で割当て要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS605のコマンドに応じた処理として、図34に基づいて既に説明した処理を実行する。つまり、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスをYESに設定し(ステップS651)、図15に示す対応履歴ファイル901を更新する(ステップS652)。このような対応履歴ファイル901の更新処理として、クラブサーバ601は、既に認識している見込顧客ID番号、会員ID番号、支社ID番号を、それぞれ図15中の見込顧客ID番号901a、会員ID番号901b、支社ID番号901cに設定してレコードを追加設定するという処理を実行する。これにより、あるライフプランナーとある見込顧客とが関連付けられ、見込顧客に対してライフプランナーが割当てられることになる。ここに、割当手段(割当過程)の機能が実行される。
【0164】
その後、クラブサーバ601は、既に生成して送信済みの見込/至急情報に図34中のステップS651及び652での処理に基づく受付けファイル801及び対応履歴ファイル901の更新を反映させて見込/至急情報を再生成し、これを接続中の支社長PC401に送信する(ステップS653)。
【0165】
これにより、支社長は、支社を指定する見込顧客に対して所望のライフプランナーを割当てることができる。このようなある見込顧客に対するライフプランナーの割当て処理は、支社内の規則や支社長の自己判断等に基づき、適宜実行可能である。
【0166】
ここで、実際の運用では、至急対応を望む見込顧客に対しては、コールセンターは、その見込顧客を割当てた支社に至急の対応を促すことが望ましい。この際、コールセンターは、例えばファクシミリ連絡や電話連絡で、その見込顧客を割当てた支社の支社長に対して、その見込顧客にライフプランナーを割当てることを促すような運用が望まれる。そこで、その見込顧客が割当てられた支社では、支社長自ら、前述した図42ないし図46に示す処理を実行することで、その見込顧客に対してライフプランナーを割当てることが可能となる。
【0167】
次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図29、図38、図47ないし図49を参照して説明する。
【0168】
図47は「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末である支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図、図48は特定の見込顧客を選択した画面を表示する支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図、図49はその見込顧客の対応履歴を表示する支社長PC401のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0169】
図38に示すように、ステップS321のYとして、コールセンタークラブのプロクラム151を起動した支社長PC401において、その初期画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合には(図47参照)、クラブサーバ601との接続処理(ステップS322〜324)を経た後に対応履歴情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信するという処理が実行される(ステップS325)。
【0170】
そこで、支社長PC401から送信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図29に基づいて既に説明したように、解析した会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップS631)、これを返信する(ステップS632)。この際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当たり、受付けファイル801、会員ファイル841、対応履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照して、履歴情報送信要求コマンドを送信した支社長PC401に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0171】
ここで、クラブサーバ601が生成する対応履歴情報は、その支社長PC401を使用する支社長の支社に所属するライフプランナーに関する対応履歴である。
【0172】
図38に示すように、こうしてクラブサーバ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステップS325)支社長PC401は、そのディスプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示する(ステップS327)。図47は、そのような一覧画面の一例を示す。
【0173】
支社長PC401では、図47に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報照会処理が指定され(図38のステップS328)、図48に例示するような顧客情報照会画面となる(ステップS329)。つまり、この顧客情報照会画面では、選択された見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情報」オブジェクト175かクリック等の手法で選択されることにより<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表示さる。このような顧客情報照会画面は、図48中に表示される「閉じる」オブジェクト176を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS330)。
【0174】
支社長PC401では、図47に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてシングルクリックすると、その見込顧客にレコード欄の下に続けてライフプランナーによる対応履歴の概要が順に表示される。この場合、選択された見込顧客には、その氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表示された対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が指定され(図38のステップS331)、図49に例示するように、その見込顧客の対応履歴の詳細を支社長PC401のディスプレイ116に表示する対応履歴情報照会画面となり(ステップS332)、これを閲覧することが可能となる。このような対応履歴情報照会画面は、図49に示す「閉じる」オブジェクト186を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS333)。
【0175】
このように、支社長PC401には、その支社長PC401を使用する支社長の支社に所属するライフプランナーに関する対応履歴を表示することが可能である。これにより、支社長は、その支社に所属するライフプランナーの見込顧客に対する対応状況を知ることができ、その管理が容易となる。
【0176】
D.管理者通信端末(コールセンターPC501)の操作に基づく処理
管理者通信端末であるコールセンターPC501では、主に、支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプランナー)割当処理と、至急対応が必要な見込顧客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナー)割当処理と、所定日数経ってもライフプランナーに紹介されない見込顧客に支社を割当てる支社指定処理と、全てのライフプランナーの対応履歴を閲覧する対応履歴閲覧処理とを実行することができる。
【0177】
これらの各種の処理のうち、支社を指定する見込顧客にライフプランナーを割当てる会員(ライフプランナー)割当処理については、図33ないし図37に基づいて営業所長PC301が実行可能な処理として説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なので、その説明を省略する。また、至急対応が必要な見込顧客に会員(ライフプランナー)を割当てる会員(ライフプランナー)割当処理については、図42ないし図46に基づいて支社長PC401が実行可能な処理として説明した会員(ライフプランナー)割当処理と同様なので、その説明を省略する。
【0178】
そこで、支社指定処理を図21、図50ないし図55を参照して説明する。
【0179】
図50は「非獲得」オブジェクトを選択した管理者通信端末であるコールセンターPC501によって実行される支社指定処理を示すフローチャート、図51はクラブサーバ601によって実行される非獲得顧客情報送信要求コマンド処理を示すフローチャート、図52はクラブサーバ601によって実行される支社割当て要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【0180】
また、図53は「非獲得顧客」オブジェクトを選択した管理者通信端末であるコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図、図54は特定の見込顧客を選択した画面を表示するコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図、図55は管理者(オペレーター)が「支社選択」オブジェクトを選択した場合のコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0181】
図53に示すように、コールセンターPC501においては、コールセンタークラブを起動した状態で、ライフプランナーPC201及び営業所長PC301には表示されないオブジェクトとして、「見込/至急」オブジェクト187がディスプレイ116に表示される。また、コールセンターPC501においては、コールセンタークラブを起動した状態で、ライフプランナーPC201、営業所長PC301及び支社長PC401のいずれにも表示されないオブジェクトとして、「非獲得顧客」オブジェクト188がディスプレイ116に表示される。この「非獲得顧客」オブジェクト188は、受付けから3日経過してもライフプランナーに獲得されず、あるいは、ライフプランナーに紹介されない見込顧客をいずれかの支社に関連付けるための処理を実行するオブジェクトである。ある顧客が非獲得顧客であるかどうかは、受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである獲得801qが3日経過してもNOのステータスになっているかどうかで認識可能である。この際、経過日数は、受付けファイル801中のアクセス日801pを参照することで認識可能である。
【0182】
図50及び図53に示すように、コールセンターPC501においては、コールセンタークラブを起動した状態で、「非獲得顧客」オブジェクト188を選択すると(ステップS501のY)、クラブサーバ601と接続中であるかどうかが判定され(ステップS502)、接続中でない場合には接続要求を送信する(ステップS503)。
【0183】
図21に示すように、クラブサーバ601は、接続要求を受信すると(ステップS601のY)、会員情報を解析してどの会員からの接続要求であるのかを判定する(ステップS602)。その結果、接続できる場合、つまり、ステップS601において受信した接続要求が、登録された会員からの接続要求であった場合、クラブサーバ601は接続を確立する(ステップS603)。
【0184】
ここで、接続を確立するクラブサーバ601は、接続要求をしてきた通信端末201、301、401、501に接続確認を返すので、コールセンターPC501は、クラブサーバ601から送信された接続確認の受信を待ち(ステップS504)、非獲得顧客情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信する(ステップS505)。
【0185】
非獲得顧客情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図21中のステップS605のように、コマンドに応じた処理を実行する。この処理の内容としては、図23に基づいて既に説明したように、図21中のステップS604において解析した会員情報に基づいて見込顧客情報を生成し(ステップS611)、要求元のコールセンターPC501に対して生成した見込顧客情報を送信する(ステップS612)という内容である。
【0186】
この際、非獲得顧客情報送信要求コマンドをコールセンターPC501から受信したクラブサーバ601は、受付けファイル801中の獲得801q及びアクセス日801pを参照することで、非獲得顧客情報を生成することができる。つまり、受付けファイル801中のYES/NO型オブジェクトである獲得801qのステータスを参照し、そのステータスがNOである見込顧客をまず抽出する。そして、受付けファイル801中のアクセス日801pを参照し、抽出された見込顧客のうち、クラブサーバ601が認識する現在日時情報から4日前以前となっている日がアクセス日801oに設定されている見込顧客に関するレコードだけを集めることによって、3日以上非獲得状態となっている見込顧客情報を生成することができる。
【0187】
こうして生成された非獲得顧客情報がクラブサーバ601から送信されると、図50に示すように、コールセンターPC501はその非獲得顧客情報を受信し(ステップS506)、これをディスプレイ116に表示する(ステップS507)。図53は、このときのスクリーン表示例である。
【0188】
次いで、コールセンターPC501では、特定顧客の指定に待機し(ステップS508)、特定顧客が指定されたなら、ディスプレイ116における表示をその特定された見込顧客の画面表示に移行する(ステップS509)。特定顧客の指定は、例えば、指定する顧客のレコード欄にカーソルを合わせ、その位置をダブルクリックすることによってなされる。図54は、そのような特定顧客画面表示例を示している。この画面では、<顧客情報>として、都道府県、住所、年令、要望が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、郵便番号801c、住所801d、年令801g、性別801h、及び要望801iに基づいて表示される。また、図54に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<顧客基本情報>として、受付番号、受付年月日、連絡希望日、依頼者名、及びコールセンター対応者等が表示されている。これらの情報は、図5に示す受付けファイル801中の、見込顧客ID番号801a、アクセス日801p、連絡希望日801j、氏名801b、及びオペレーターID番号801oに基づいて表示される。さらに、図54に示す画面では、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<取扱者情報>の欄に、将来指定されるであろう「支社」及び「取扱者」の他に、「支社選択」オブジェクト189が表示されている。
【0189】
そこで、「詳細情報」オブジェクト175を選択することにより表示される<取扱者情報>の欄に表示された「支社選択」オブジェクト189がクリック等の手法で選択された場合(図50中のステップS510のY)の処理について説明する。「支社選択」オブジェクト189が選択された場合には(ステップS510のY)、コールセンターPC501において支社のポップアップ表示処理が実行され(ステップS512)、図55に示すような支社ポップアップ画面190が表示される。この支社ポップアップ画面190には、コールセンタークラブに登録している全ての支社が列挙される。このようなライフプランナーに関する情報は、支社ファイル851を参照することで、容易に得ることができる。
【0190】
そこで、マウス118を使用し、図55に示す支社ポップアップ画面190中に表示される所望の支社にカーソルを合わせてクリックすることでその支社をアクティブにした状態で「OK」オブジェクト191をクリックすることで、図50に示すように、取扱者の選択処理が実行されて選択があったとの判断がなされる(ステップS513のY)。この判断に伴い、図50のフローチャートには図示しないが、コールセンターPC501において支社ポップアップ画面190がなされなくなる。これにより、コールセンターPC501では、図54の表示画面に戻る。なお、支社ポップアップ画面190において、「キャンセル」オブジェクト192が選択された場合には(図50中のステップS514のY)、ステップS509にリターンし、支社選択前の特定顧客画面表示を行なう。
【0191】
ここで、図54に例示するような支社選択前の特定顧客画面表示において、「支社選択」オブジェクト189が選択されることなく「閉じる」オブジェクト174がクリック等の手法で選択された場合には(図50中のステップS511のY)、非獲得顧客に支社を割当てる処理を終了する。
【0192】
これに対し、コールセンターPC501は、支社選択処理後に図54の表示画面に戻った場合に、「閉じる」オブジェクト174がクリック等の手法で選択された場合には(図50中のステップS515のY)、クラブサーバ601に向けて、選択された支社情報(支社ID番号)を含む支社割当て要求コマンドを送信し(ステップS516)、非獲得顧客情報受信の処理(ステップS506)に待機する。
【0193】
図21中のステップS604で割当て要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、ステップS605のコマンドに応じた処理として、図52に示す処理を実行する。つまり、クラブサーバ601は、図5に示す受付けファイル801中の支社ID番号801nに対し、支社割当て要求コマンドに含まれている選択された支社情報(支社ID番号)を設定し、YES/NOオブジェクトである見込/指定801lをYESに設定する(ステップS681)。次いで、再割当て、つまり、支社が既に指定されているが再度支社を指定する処理となるかどうかを判定する(ステップS682)。再割当かどうかは、支社ID番号801nがNULL値でないかどうか、あるいは、見込/指定801lがYESに設定されていないかどうかを参照すること等によって、容易に判定可能である。つまり、支社ID番号801nがNULL値でない場合、又は、見込/指定801lがYESに設定されている場合には、再割当ということになる。そこで、この場合には、受付けファイル801中の見込/指定801lをNOに設定し、見込/至急801kをYESに設定する。その後、クラブサーバ601は、既に生成した非獲得顧客情報に図52中のステップS681及び683での処理に基づく受付けファイル801の更新を反映させて非獲得顧客情報を再生成し、これを接続中のコールセンターPC501に送信する。
【0194】
これにより、3日間経過してもライフプランナーを紹介されない見込顧客に支社が割当てられることになる。ここに、割当手段(割当過程)の機能が実行される。そこで、その見込顧客が割当てられた支社では、支社長自ら、あるいは、その支社が掌握する営業所を選んでその営業所長によって、その見込顧客に対してライフプランナーを割当てる処理(図33ないし図37に示す処理)を実行することになる。
【0195】
また、3日間経過してもライフプランナーを紹介されない見込顧客の中には、既に支社を指定している見込顧客がいることも予想される。そこで、本実施の形態の場合、このような事態が生じた場合には、至急扱いとして、その見込顧客を割当てた支社に至急の対応を促すことができる。この際、コールセンターは、例えばファクシミリ連絡や電話連絡で、その見込顧客を割当てた支社の支社長に対して、その見込顧客にライフプランナーを割当てることを促すことが望ましい。そこで、その見込顧客が割当てられた支社では、支社長自ら、その見込顧客に対してライフプランナーを割当てる処理(図42ないし図46に示す処理)を実行することになる。
【0196】
次いで、対応履歴閲覧処理を図21、図29、図38、図56ないし図58を参照して説明する。
【0197】
図56は「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末であるコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図、図57は特定の見込顧客を選択した画面を表示するコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図、図58はその見込顧客の対応履歴を表示するコールセンターPC501のスクリーン表示例を示す模式図である。
【0198】
図38に示すように、ステップS321のYとして、コールセンタークラブのプロクラム151を起動したコールセンターPC501において、その初期画面から「対応履歴」オブジェクト177が選択された場合には(図56参照)、クラブサーバ601との接続処理(ステップS322〜324)を経た後に対応履歴情報送信要求コマンドをクラブサーバ601に送信するという処理が実行される(ステップS325)。
【0199】
そこで、コールセンターPC501から送信された履歴情報送信要求コマンドを受信したクラブサーバ601は、図29に基づいて既に説明したように、解析した会員情報に基づいて対応履歴情報を生成し(ステップS631)、これを返信する(ステップS632)。この際、クラブサーバ601は、対応履歴情報の生成に当たり、受付けファイル801、会員ファイル841、対応履歴ファイル901、その他必要なファイルを参照して、履歴情報送信要求コマンドを送信したコールセンターPC501に応じた対応履歴情報を生成する。ここに、対応履歴情報閲覧手段の処理が実行される。
【0200】
ここで、クラブサーバ601が生成する対応履歴情報は、実施の一例として、全ての見込顧客についての対応履歴である。あるいは、実施の別の一例として、クラブサーバ601が生成する対応履歴情報は、そのコールセンターPC501を使用する管理者毎に異ならせても良い。例えば、一般のオペレーターには、その者が対応した見込顧客に限った対応履歴を生成するようにし、管理者には、全ての見込顧客についての対応履歴を生成する、というような具合である。
【0201】
図38に示すように、こうしてクラブサーバ601から送信された対応履歴情報を受信した(ステップS325)コールセンターPC501は、そのディスプレイ116に、受信した対応履歴情報の一覧画面を表示する(ステップS327)。図56は、そのような一覧画面の一例を示す。ここで、図56には、支社を単位として、ライフプランナー毎に各ライフプランナーが対応することになっている見込顧客の一覧が表示されている。これに対して、別の実施の形態としては、見込顧客毎に対応履歴を表示するようにしても良い。このような変更は、元となるデータがクラブサーバ601のデータベース602に構築されているため、例えば、ツールバー中の表示に、表示の各種切口を設定し、これを選択すること等の手法で容易に実行可能である。
【0202】
コールセンターPC501では、図56に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の顧客情報照会処理が指定され(図38のステップS328)、図57に例示するような顧客情報照会画面となる(ステップS329)。つまり、この顧客情報照会画面では、選択された見込顧客の<顧客情報>が表示され、「詳細情報」オブジェクト175かクリック等の手法で選択されることにより<取扱者情報>及び<顧客基本情報>が表示さる。このような顧客情報照会画面は、図57中に表示される「閉じる」オブジェクト176を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS330)。
【0203】
コールセンターPC501では、図56に示すように、所望の見込顧客のレコードにカーソルを合わせてシングルクリックすると、その見込顧客にレコード欄の下に続けてライフプランナーによる対応履歴の概要が順に表示される。この場合、選択された見込顧客には、その氏名の先頭に逆三角印が付される。そこで、表示された対応履歴の概要にカーソルを合わせてダブルクリックすると、その見込顧客の対応履歴情報照会処理が指定され(図38のステップS331)、図58に例示するように、その見込顧客の対応履歴の詳細をコールセンターPC501のディスプレイ116に表示する対応履歴情報照会画面となり(ステップS332)、これを閲覧することが可能となる。このような対応履歴情報照会画面は、図58に示す「閉じる」オブジェクト186を選択することで、クラブサーバ601から受信した対応履歴情報の一覧画面に復帰する(図38中のステップS333)。
【0204】
このように、コールセンターPC501には、見込顧客に対する対応履歴を表示することが可能である。これにより、コールセンターの管理者等は、見込顧客に対するライフプランナーの対応状況を知ることができ、その管理が容易となる。
【0205】
【発明の効果】
本発明は、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報をリスト化し、登録された会員が会員通信端末を介してその見込顧客情報を見て顧客を獲得できるようにしたので、会員に能動的に見込顧客の獲得を行なわせることができ、したがって、会員に対して、見込顧客の割当てに関する公平性を確保することができる。また、見込顧客は会員が能動的に獲得するため、見込顧客に対して迅速かつ良好な対応が期待でき、見込顧客の顧客満足度の向上を図ることができる。このような会員と見込顧客との間の相互作用により、見込顧客に対する営業成果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態として、全体のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】全体のシステム構成の別の一例を示すブロック図である。
【図3】クラブサーバの構成例を示すブロック図である。
【図4】会員通信端末(ライフプランナーPC)及び管理者通信端末(営業所長PC、支社長PC、コールセンターPC)の構成例を示すブロック図である。
【図5】見込顧客情報を格納する受付けファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図6】郵便番号ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図7】エリアファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図8】要望ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図9】会員ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図10】支社ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図11】営業所ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図12】身分ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図13】資格ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図14】紹介数ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図15】対応履歴ファイルのファイル構造を示す模式図である。
【図16】本実施の形態の処理の概略を示すフローチャートである。
【図17】会員通信端末(ライフプランナーPC、営業所長PC、支社長PC、コールセンターPC)におけるプログラムのインストール後の初期起動処理を示すフローチャートである。
【図18】会員通信端末(ライフプランナーPC)及び管理者通信端末(営業所長PC、支社長PC、コールセンターPC)のスクリーン上に表示されるコールセンタークラブ用のアイコンを示す模式図である。
【図19】環境設定前に、会員通信端末(ライフプランナーPC)及び管理者通信端末(営業所長PC、支社長PC、コールセンターPC)のスクリーン上に表示される操作マニュアル表示用及び環境設定用のオブジェクトを例示する模式図である。
【図20】環境設定に際し、会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン上に表示されるエリア選択用のオブジェクトを例示する模式図である。
【図21】通信端末からコマンドを受信したクラブサーバによって実行される処理の概要を示すフローチャートである。
【図22】会員通信端末(ライフプランナーPC)によって実行される顧客紹介処理を示すフローチャートである。
【図23】クラブサーバによって実行される見込顧客(見込/自由又は見込/指定)情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図24】クラブサーバによって実行される獲得要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図25】「見込/自由」オブジェクトを選択した会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図26】特定の見込顧客を選択した画面を表示する会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図27】会員(ライフプランナー)が「獲得」オブジェクトを選択して見込顧客を獲得した際の会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図28】会員通信端末(ライフプランナーPC)によって実行される対応履歴生成処理を示すフローチャートである。
【図29】クラブサーバによって実行される対応履歴情報要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図30】クラブサーバによって実行される対応履歴作成コマンド処理を示すフローチャートである。
【図31】「対応履歴」オブジェクトを選択した会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図32】「対応履歴作成」オブジェクトを選択し、獲得した(紹介された)見込顧客について対応履歴を入力するための会員通信端末(ライフプランナーPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図33】「見込/指定」オブジェクトを選択した管理者通信端末(営業所長PC)によって実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示すフローチャートである。
【図34】クラブサーバによって実行される割当て要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図35】「見込/指定」オブジェクトを選択した管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図36】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図37】管理者(営業所長)が「取扱者選択」オブジェクトを選択した場合の管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図38】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末(営業所長PC)によって実行される対応履歴閲覧処理を示すフローチャートである。
【図39】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図40】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図41】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通信端末(営業所長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図42】「見込/至急」オブジェクトを選択した管理者通信端末(支社長PC)によって実行される会員(ライフプランナー)割当処理を示すフローチャートである。
【図43】クラブサーバによって実行される見込/至急情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図44】「見込/至急」オブジェクトを選択した管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図45】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図46】管理者(支社長)が「取扱者選択」オブジェクトを選択した場合の管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図47】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図48】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図49】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通信端末(支社長PC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図50】「非獲得」オブジェクトを選択した管理者通信端末(コールセンターPC)によって実行される支社指定処理を示すフローチャートである。
【図51】クラブサーバによって実行される非獲得顧客情報送信要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図52】クラブサーバによって実行される支社割当て要求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図53】「非獲得顧客」オブジェクトを選択した管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図54】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図55】管理者(オペレーター)が「支社選択」オブジェクトを選択した場合の管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図56】「対応履歴」オブジェクトを選択した管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図57】特定の見込顧客を選択した画面を表示する管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【図58】その見込顧客の対応履歴を表示する管理者通信端末(コールセンターPC)のスクリーン表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
201 会員通信端末(ライフプランナーPC)
301 管理者通信端末(営業所長PC)
401 管理者通信端末(支社長PC)
501 管理者通信端末(コールセンターPC)
504 第1の記憶装置
603 記憶装置
603(603a〜n、506) 第2の記憶装置
702 通信ネットワーク
801c、801d、801f、811 連絡先情報
801e、811、821 エリア情報
801n、851 支社指定情報
S601〜603 アクセス手段(過程、機能)
S611〜612、S671〜672 見込顧客情報閲覧手段(過程、機能)
S621、622、626 制限手段(過程、機能)
S623〜624 紹介手段(過程、機能)
S631 対応履歴情報閲覧手段(過程、機能)
S641 対応履歴情報生成手段(過程、機能)
S651〜652 割当手段(過程、機能)

Claims (18)

  1. 予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムであって、
    前記見込顧客情報を記憶した記憶装置を有するサーバ装置と、
    前記予め登録された会員が使用し、前記サーバ装置に対してアクセス要求を行い、前記見込顧客情報を取得して表示する会員通信端末と、
    を有し
    前記サーバ装置は、
    前記会員通信端末から通信ネットワークを介したアクセスを許容するアクセス手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける紹介手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された前記対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記紹介手段によって所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、
    を具備する見込顧客紹介・管理システム
  2. 会員毎に、前記紹介手段により関連付けされる見込顧客数を制限する制限手段を具備する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  3. 前記制限手段による見込顧客数の制限は、規定期間を単位として行われる
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  4. 前記規定期間は、1ヶ月である
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  5. 前記制限手段は、会員毎に、その会員が関連付けられた見込顧客についての対応履歴の有無に応じて、制限する見込顧客数を設定する
    請求項2、3又は記載の見込顧客紹介・管理システム
  6. 前記記憶装置は、前記見込顧客情報生成手段によって前記見込顧客情報が記憶される第1の記憶装置と、前記アクセス手段によって前記会員通信端末からのアクセスが許容される第2の記憶装置とに分割されており、前記第1の記憶装置に記憶された前記見込顧客情報を前記第2の記憶装置に転送するデータ転送手段を具備する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  7. 前記データ転送手段は、前記第1の記憶装置に記憶された所定単位の前記見込顧客情報を所定のタイミングで一括して前記第2の記憶装置に転送する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  8. 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に連絡先情報を含み、
    前記見込顧客情報閲覧手段は、前記連絡先情報の閲覧を提供せず、
    前記対応履歴情報閲覧手段は、前記連絡先情報の閲覧を提供する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  9. 前記見込顧客情報は、見込顧客毎にエリア情報を含み、前記アクセス手段は、前記会員通信端末毎のエリア設定に対応する前記エリア情報を含む見込顧客に対するアクセスのみを前記会員通信端末に許容する
    請求項1記載の見込顧客紹介・管理システム
  10. 前記見込顧客情報は、見込顧客毎に支社指定情報を含み、前記アクセス手段は、前記会員通信端末に係る会員が所属する支社を指定する前記支社指定情報を含む見込顧客に対するアクセスのみを前記会員通信端末に許容する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  11. 前記アクセス手段は、前記見込顧客情報に対し、登録した管理者の管理者通信端末から前記通信ネットワークを介してのアクセスを許容し、前記見込顧客情報閲覧手段は、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記管理者通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供し、前記対応履歴情報閲覧手段は、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記管理者通信端末に、この管理者通信端末に係る管理者が管理する会員と関連付けられた見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する
    請求項記載の見込顧客紹介・管理システム
  12. 前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記管理者通信端末からのコマンドに応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客と所定の会員とを関連付ける割当手段を具備する
    請求項11記載の見込顧客紹介・管理システム
  13. 前記アクセス手段によるアクセスの許容、前記見込顧客情報閲覧手段による前記見込顧客情報の閲覧提供、前記対応履歴情報閲覧手段による前記対応履歴情報の閲覧提供は、前記管理者通信端末に係る登録した管理者の所掌エリア内を限度とする
    請求項11又は12記載の見込顧客紹介・管理システム
  14. 予め登録された複数の会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムであって、
    前記見込顧客情報を記憶した記憶装置を有するサーバ装置と、
    前記予め登録された複数の会員が使用し、前記サーバ装置に対してアクセス要求を行い、前記見込顧客情報を取得して表示する複数の会員通信端末と、
    を有し
    前記サーバ装置は、
    見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として前記記憶装置に記憶する見込顧客情報生成手段と、
    前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容するアクセス手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する見込顧客情報閲覧手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける紹介手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容され会員の前記会員通信端末に、前記第3の工程において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する対応履歴情報生成手段と、
    前記アクセス手段によってアクセスが許容され会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する対応履歴情報閲覧手段と、
    を具備する見込顧客紹介・管理システム。
  15. サーバ装置と、予め登録された会員が使用する会員通信端末と、を有し、前記予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおける見込顧客紹介・管理方法であって、
    前記サーバ装置のアクセス手段が、前記会員通信端末から通信ネットワークを介したアクセスを許容する第1の工程と、
    前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容された前記会員通信端末に、前記サーバ装置が有する記憶装置に記憶された前記見込顧客情報の閲覧を提供する第2の工程と、
    前記サーバ装置の紹介手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける第3の工程と、
    前記サーバ装置の対応履歴情報生成手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記第3の工程において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する第4の工程と、
    前記サーバ装置の対応履歴情報閲覧手段が、前記第1の工程においてアクセスが許容されて前記第3の工程において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第5の工程と、
    を具備する見込顧客紹介・管理方法
  16. サーバ装置と、予め登録された複数の会員が使用する会員通信端末と、を有し、前記予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおける見込顧客紹介・管理方法であって、
    前記サーバ装置の見込顧客情報生成手段が、見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として前記サーバ装置が有する記憶装置に記憶する第1の工程と、
    前記サーバ装置のアクセス手段が、前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容する第2の工程と、
    前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する第3の工程と、
    前記サーバ装置の前記紹介手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける第4の工程と、
    前記サーバ装置の前記対応履歴情報生成手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容され会員の前記会員通信端末に、前記第4の工程において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を前記記憶装置に記憶する第5の工程と、
    前記サーバ装置の対応履歴情報閲覧手段が、前記第2の工程においてアクセスが許容され会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第6の工程と、
    を具備する見込顧客紹介・管理方法。
  17. コンピュータを含み、予め登録された会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおいて、前記コンピュータにインストールされ、当該コンピュータに実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記会員の使用する会員通信端末から通信ネットワークを介したアクセスを許容する第1の手順と、
    前記第1の手順においてアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する第2の手順と、
    前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末からの操作に応じて、前記見込顧客情報中から選択された見込顧客とその会員通信端末に係る会員とを関連付ける第3の手順と、
    前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記第3の手順において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末において、その見込顧客についての対応履歴情報の入力が行われた場合に、入力された対応履歴情報を記憶する第4の手順と、
    前記第1の手順においてアクセスが許容されて前記第3の手順において所望の見込顧客と関連付けられた会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第5の手順と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
  18. コンピュータを含み、予め登録された複数の会員に対して、見込顧客に関する入力情報である見込顧客情報を提供する見込顧客紹介・管理システムにおいて、前記コンピュータにインストールされ、当該コンピュータに実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    見込顧客に関する入力情報を前記見込顧客情報として記憶する第1の手順と、
    前記会員通信端末から通信ネットワークを介してのアクセスを許容する第2の手順と、
    前記サーバ装置の見込顧客情報閲覧手段が、前記アクセス手段によってアクセスが許容された前記会員通信端末に前記見込顧客情報の閲覧を提供する第3の手順と、
    前記第2の手順においてアクセスが許容されて前記見込顧客情報を閲覧する前記会員通信端末から、前記見込顧客情報中の特定の見込顧客を、前記予め登録された複数の会員の内の他の会員に対して割り当てる操作がなされた場合に、当該見込顧客と当該他の会員とを関連付ける第4の手順と、
    前記第2の手順においてアクセスが許容され会員の前記会員通信端末に、前記第4の手順において前記関連付けられた見込顧客についての対応履歴情報の入力を許容して入力された対応履歴情報を記憶する第5の手順と、
    前記第2の手順においてアクセスが許容され会員の前記会員通信端末にその見込顧客についての前記対応履歴情報の閲覧を提供する第6の手順と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラムを記憶した前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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