JP2002161908A - 紐条体の端部固定構造 - Google Patents
紐条体の端部固定構造Info
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Abstract
部固定構造の提供。 【解決手段】 紐条体2の端部2aをクリップ11を介
してパネル材3に固定する紐条体の端部固定構造であっ
て、上記クリップ11は、パネル材3に穿設された取付
孔4に係着する脚部20と、環状の凹溝を画成する上下
一対のフランジ部16・17とを備え、紐条体2は、そ
の端部2aをループ状に形成して、該紐条体2のループ
状端部2aを上記上下一対のフランジ部16・17で画
成される凹溝内に回転可能に嵌合することにより、紐条
体2のループ状端部2aをクリップの上下一対のフラン
ジ部16・17で画成される環状の凹溝内に嵌合して、
そのまま、クリップ11の脚部20をパネル材3の取付
孔4に係着すれば、紐条体2のループ状端部2aを簡単
に固定することが可能となるので、従来のような複雑な
構造や煩雑な作業が一切不要となる。
Description
グローブボックスの開閉動をコントロールする紐式エア
ダンパーの紐の如き、紐条体の端部を固定する端部固定
構造に関するものである。
登録第2587728号公報に示すものが存する。該従
来の固定構造は、自動車のインストルメントパネルの空
所に固着されるカバー体に設けられた紐式エアダンパー
の紐の自由端部をグローブボックスの側面に固定する場
合において、上記紐の自由端部側に接続クリップを取り
付ける一方、グローブボックス側に該接続クリップと雌
雄嵌合する受けクリップを設けて、両クリップの雌雄嵌
合状態を得て、紐式エアダンパーの紐の自由端部をグロ
ーブボックスの側面に固定する構成となっている。
造にあっては、一見すると、紐の自由端部の固定作業が
容易となるようにも思われるが、反面、雌雄嵌合する接
続クリップと受けクリップを使用することは、これに付
随して、構造自体が徒に複雑となることは言うまでもな
いが、固定作業に際しても、接続クリップをその場に位
置決め手段を介して位置決めしたり、受けクリップを接
続クリップと対向させてグローブボックス側に取り付け
たりする作業が要求されることとなるので、作業的にも
かなりの負担が強いられることとなる。
固定構造の課題を有効に解決するために開発されたもの
で、請求項1記載の発明は、紐条体の端部をクリップを
介してパネル材に固定する紐条体の端部固定構造であっ
て、上記クリップは、パネル材に穿設された取付孔に係
着する脚部と、環状の凹溝を画成する上下一対のフラン
ジ部とを備え、紐条体は、その端部をループ状に形成し
て、該紐条体のループ状端部を上記上下一対のフランジ
部で画成される環状の凹溝内に回転可能に嵌合する構成
を採用した。
して、クリップは、雌部材と雄部材とから成り、雌部材
は、その脚部と上下一対のフランジ部の内側に貫通する
内孔を形成して、該雌部材の内孔に雄部材を挿入するこ
とにより、雌部材の脚部を外方に拡開する構成を採用し
た。
して、クリップの上下一対のフランジ部のいずれか一方
に、外周から中央に向かって切り欠かれた複数の切欠域
を形成する構成を採用した。
して、下フランジ部に外周から中央に向けて切り欠かれ
た複数の切欠域を形成する構成を採用した。
予め、紐条体のループ状端部をクリップの上下一対のフ
ランジ部で画成される環状の凹溝内に嵌合して、そのま
ま、クリップの脚部をパネル材の取付孔に係着すれば、
紐条体のループ状端部を簡単に固定することが可能とな
るので、従来のような複雑な構造や煩雑な作業が一切不
要となる。
雌部材の内孔に嵌入されることで、紐条体から受ける剪
断力に対する雌部材の耐久性が向上すると共に、雌部材
の脚部の外方への拡開が促されるので、パネル材に対す
る固定状態も確実となり、且つ、クリップをパネル材か
ら取り外す必要が生じた場合には、雄部材を雌部材の内
孔から引き抜くだけで、容易に取り外すことが可能とな
る。
中央に向かって切り欠かれた切欠域を有するフランジ部
側から、紐条体のループ状端部を凹溝内に嵌合すれば、
切欠域の存在で、紐条体のループ状端部が凹溝内に簡単
に嵌合できることとなる。請求項4記載の発明にあって
は、切欠域を有しない上フランジ部とパネル材と間で紐
条体のループ状端部を挾持できるので、紐条体のループ
状端部がクリップから抜け外れる恐れがない。
って切り欠かれた複数の切欠域を有するフランジ部側の
外周縁にテーパー面を付与すれば、紐条体のループ状端
部を凹溝内に一層容易に嵌合でき、且つ、脚部の付根部
に環状の凹部を形成すれば、クリップ又は雌部材を大き
くしなくとも、脚部の拡開量を大きくできるので、パネ
ル材に対する強固な固定状態が得られることとなる。
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係る紐
条体の端部固定構造は、図1に示す如く、自動車のグロ
ーブボックスBの開閉動をコントロールする紐式エアダ
ンパー1の紐2(紐条体)の自由端部2aを後述するク
リップ11を介して車体パネル3に固定することを目的
として開発されたものであるが、特に、紐2の自由端部
2a側はループ状に形成するものとする。
を固定するクリップ11は、図2・図3にも示す如く、
いずれも、合成樹脂で成形された筒状の雌部材12とピ
ン状の雄部材13とから成り、前者の雌部材12は、基
本的には、その円筒基体14の外周に環状の凹溝15を
画成する上下一対のフランジ部16・17を一定の間隔
を空けて形成するものであるが、上フランジ部16は、
完全な円盤状を呈して円筒基体14の全周囲に突出し、
下フランジ部17は、外周から中央に向かって切り欠か
れた4個の切欠域18で分割されたブロック状を呈し
て、該ブロック状の下フランジ部17の外周縁にテーパ
ー面19を積極的に形成する構成となっている。
1によって分割された4個の拡開可能な脚部20を垂設
して、該各脚部20の内側と円筒基体14の内側に後述
する雄部材13の軸部27を挿入する内孔22を貫通状
態をもって形成すると共に、該内孔22の円筒基体14
側の対向する周面に一対の突起23を螺旋軌跡上に形成
し、且つ、各脚部20の付根部に環状の凹部24を形成
して、雌部材12自体の小型化を図りながら、各脚部2
0の拡開量を大きくできる構成となっている。
上面にドライバー溝26を形成し、軸部27の外周面全
域に上記一対の突起23を螺合する雄ネジ面28を刻設
する構成となっている。
13より成るクリップ11を用いて、実際に、エアダン
パー1の紐2のループ状自由端部2aを車体パネル3側
に固定する場合には、まず、雄部材13の軸部27を雌
部材12の内孔22内に上から押し込むと、図4に示す
如く、雄部材13の軸部27に刻設された雄ネジ面28
の一部に雌部材12の内孔22に形成された一対の突起
23が螺合して、雌部材12に対して雄部材13が仮止
めされる。尚、この仮止め状態にあっては、雄部材13
の軸部27が雌部材12の脚部20側まで挿入されてい
ないので、雌部材12の脚部20はその円筒基体14か
ら垂下するだけで、未だ、拡開はしていない。
め状態を得た後は、図5に示す如く、エアダンパー1の
紐2のループ状自由端部2aを雌部材12の脚部20側
から円盤状の上フランジ部16とブロック状の下フラン
ジ部17間に画成される環状の凹溝15内に嵌合する訳
であるが、この時には、下フランジ部17に存する複数
の切欠域18と下フランジ部17の外周縁に形成された
テーパー面19を積極的に利用して、紐2のループ状自
由端部2aを下フランジ部17を一つずつ乗り越えさす
ようにして凹溝15内に嵌合することが可能となるの
で、嵌合作業が頗る容易に行なえると共に、紐2のルー
プ状自由端部2aが凹溝15から抜け外れる心配もなく
なる。
aを嵌合した雌部材12の脚部20を車体パネル3に穿
設されている取付孔4に挿入した状態を得て、仮止め状
態にある雄部材13の軸部27を更に雌部材12の内孔
22内に直線的に押し込むと、図6に示す如く、雄部材
13の軸部27が各脚部20の内側まで達して、脚部2
0を外方へ拡開させるので、これにより、エアダンパー
1の紐2のループ状自由端部2aがクリップ11を介し
て車体パネル3側へ簡単且つ確実に固定されることとな
る。
部に環状の凹部24が形成されている関係で、雌部材1
2の大きさはそのままでも、各脚部20の拡開量を大き
くすることが可能となるので、紐2のループ状自由端部
2aの固定状態がより一層確実なものとなる。
のループ状自由端部2aが円盤状の上フランジ部16と
車体パネル3間に挾持されるようになるので、紐2のル
ープ状自由端部2aがクリップ11から抜け外れること
も決してないし、且つ、クリップ11を雌部材12と雄
部材13で構成して、雄部材13の軸部27を雌部材1
2の内孔22に挿入することは、紐2から受ける剪断力
に対する雌部材12の耐久性が向上することともなる。
自由端部2aが車体パネル3に固定された下では、図7
に示す如く、背面にエアダンパー1を配設したグローブ
ボックスBを開方向へ回動させると、紐2がエアダンパ
ー1のシリンダー内から徐々に引き出されて、シリンダ
ーの内部でピストンをその付勢ばね圧に抗して同方向に
移動させるので、これにより、グローブボックスBがゆ
っくりと開放されることとなるが、この時には、図示す
る如く、紐2のループ状自由端部2aが環状の凹溝15
内で自由に回転することが可能となるので、シリンダー
からの紐2の出し入れが頗るスムーズに行なえる。
部2aの固定を解除する必要が生じたような場合には、
雄部材13の拡大頭部25に形成されたドライバー溝2
6にドライバーの先端部を差し込んで、雄部材13を回
転させると、雄部材13の軸部27は内孔22の一対の
突起23の案内を得て雌部材12の内孔22から容易に
引き抜けると共に、これに伴い、雌部材12の脚部20
の拡開が解除されるので、クリップ11自体を車体パネ
ル3側から容易に取り外すことが可能となる。
一対のフランジ部16・17の内、下フランジ部17に
切欠域18を形成して、ブロック状のフランジ部となし
たものであるが、逆に、上フランジ部16に切欠域18
を形成して、ブロック状のフランジ部となすことも実施
に応じ任意である。
により、予め、紐条体のループ状端部をクリップの上下
一対のフランジ部で画成される環状の凹溝内に嵌合し
て、そのまま、クリップの脚部をパネル材の取付孔に係
着すれば、紐条体のループ状端部を簡単に固定すること
が可能となるので、従来のような複雑な構造や煩雑な作
業が一切不要となる。
造を示す要部概略図である。
のB−B線断面図である。
である。
の凹溝に嵌合する過程を示す要部説明図である。
パネルに固定した状態を示す断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 紐条体の端部をクリップを介してパネル
材に固定する紐条体の端部固定構造であって、上記クリ
ップは、パネル材に穿設された取付孔に係着する脚部
と、環状の凹溝を画成する上下一対のフランジ部とを備
え、紐条体は、その端部をループ状に形成して、該紐条
体のループ状端部を上記上下一対のフランジ部で画成さ
れる環状の凹溝内に回転可能に嵌合したことを特徴とす
る紐条体の端部固定構造。 - 【請求項2】 クリップは、雌部材と雄部材とから成
り、雌部材は、その脚部と上下一対のフランジ部の内側
に貫通する内孔を形成して、該雌部材の内孔に雄部材を
挿入することにより、雌部材の脚部を外方に拡開するこ
とを特徴とする請求項1記載の紐条体の端部固定構造。 - 【請求項3】 クリップの上下一対のフランジ部のいず
れか一方に、外周から中央に向かって切り欠かれた複数
の切欠域を形成したことを特徴とする請求項1記載の紐
条体の端部固定構造。 - 【請求項4】 下フランジ部に外周から中央に向けて切
り欠かれた複数の切欠域を形成したことを特徴とする請
求項3記載の紐条体の端部固定構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000356924A JP4326684B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 紐条体の端部固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000356924A Expired - Fee Related JP4326684B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 紐条体の端部固定構造 |
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-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000356924A patent/JP4326684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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