JP2002161835A - 内燃機関の燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射弁

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JP2002161835A JP2000360774A JP2000360774A JP2002161835A JP 2002161835 A JP2002161835 A JP 2002161835A JP 2000360774 A JP2000360774 A JP 2000360774A JP 2000360774 A JP2000360774 A JP 2000360774A JP 2002161835 A JP2002161835 A JP 2002161835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成層運転領域が極めて広く、かつ排気性能の
優れた内燃機関の燃料噴射弁を提供する。 【解決手段】 旋回流を生じた燃料を噴射する燃料噴射
弁において、噴孔開口縁に形成された突起部は、燃料の
旋回流の旋回方向に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さ
が漸次高くなるようその傾斜面が設定された第1傾斜部
と、燃料の旋回流の旋回方向に沿って噴孔中心軸方向に
沿った高さが漸次低くなるようその傾斜面が設定された
第2傾斜部とを有し、噴孔開口縁の位置を表すθ軸、突
起部の噴孔中心軸方向に沿った高さを表すh軸、とする
θ−h座標系上での第1傾斜部の傾きの最大値(dh1
/dθ)maxと、第2傾斜部の傾きの最大値(dh2
/dθ)maxとが、|dh1/dθ|max<|dh
2/dθ|maxとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射弁に関し、特にその噴孔開口縁に形成された突起部の
形状に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、旋回流が生じた燃料
を開口縁が段付き形状に形成された噴孔から噴射する筒
内直噴型ガソリンエンジンに用いるのが好適な燃料噴射
弁が従来から知られている(例えば、SAE Pape
r 2000−01−1045を参照)。
【0003】図1〜図4を用いて、この燃料噴射弁2の
構成について説明する。
【0004】図1に示すように、先端に断面円形の噴孔
4が貫通成形されたノズルボディ6内には、針弁8が配
設されている。針弁8は、先端側に形成されたテーパ状
のシート部10が、ノズルボディ6先端側のシート面1
2に着座離間することによって、噴孔4を開閉してい
る。この針弁8は、コントロールユニットからの指令に
基づいて電圧が加えられるソレノイド14によってノズ
ルボディ6の軸方向に沿って昇降制御されており、ソレ
ノイド14に電圧を与えることによって、針弁8のシー
ト部10がノズルボディ6のシート面12から離間し、
噴孔4より所定圧力に加圧された燃料が噴射される。
尚、図1中の16は、シート部10の上流側で燃料に旋
回流を生じさせる略筒状のスワラーであり、18は燃料
供給路である。
【0005】また、噴孔4中心軸は、ノズルボディ6の
軸心24と一致している。
【0006】そして、図2〜図4に示すように、噴孔4
開口縁は、開口縁の半分、すなわち開口縁の半周が突起
部20となり、噴孔中心軸方向に沿った燃料の噴射方向
に、開口縁の残りの半周に対して相対的に突出するよう
形成されている。換言すれば、噴孔4開口縁は、噴孔中
心軸方向に直交し、かつ互いに異なる二つの平面によっ
て階段状に形成されている。ここで、22は噴孔4開口
縁の噴孔中心軸方向に平行な階段部分の壁面である。
【0007】この燃料噴射弁2においては、噴孔4内の
燃料が噴孔の円周方向に沿った旋回を伴ない、図5に示
すように、流れ角φで噴孔4より噴射される。流れ角φ
は、噴孔4内における燃料の噴孔中心軸方向に沿った速
度成分Wと、噴孔4内における燃料の噴孔円周方向に沿
った速度成分Uとを用いた次式(1)によって表され
る。
【0008】
【数1】 流れ角φ=tan-1(W/U) …(1) このときの燃料の噴霧角αは、次式(2)によって表さ
れる。
【0009】
【数2】 噴霧角α=2tan-1(U/W) …(2) また、流れ角φは、噴霧角αによって、次式(3)のよ
うに表せる。
【0010】
【数3】 φ=90°−(α/2) …(3) このような流れ角φ及び噴霧角αで噴孔4から噴射され
た燃料の噴射パターンは、図6に示すように、燃料溜り
Xc及び燃料溜りYcが形成されたものとなる。図6中
の矢印は、燃料の噴射方向を示している。
【0011】また、噴孔4開口縁の円周方向に沿った燃
料の噴霧角αは、図7に示すようなものとなる。
【0012】ここで、図8〜図10を用いて、図6に示
した燃料噴射パターンについて説明する。
【0013】図8は、噴孔中心軸と、噴孔中心軸に直交
し、かつ突起部20の噴孔中心軸方向に沿った高さが相
対的に最も低くなる部分に接する基準平面と、の交点を
原点とする円筒座標系であるθ−h座標系上に、燃焼室
側の噴孔4開口縁に設けられた突起部20(図4を参
照)の展開形状を表したものである。
【0014】図8中にP,Q、Rで矢示するように、燃
料は流れ角φをもって噴孔4から噴射されているが、一
部の燃料は噴孔4開口縁の階段部分の壁面22bに衝突
してしまう(矢示Q)。
【0015】詳述すると、図9及び図10に示すよう
に、噴孔4のaの範囲から噴出した燃料はAの範囲に噴
霧を形成する。
【0016】bの範囲から噴出した燃料は、壁面22b
に衝突し、壁面に沿った方向に飛ぶのでBの方向に燃料
溜りYcが形成される。
【0017】cの範囲を通過した燃料は、噴孔4内周面
を構成する突起部20の内周面に沿って流れ、突起部2
0先端のfの範囲から噴出して、Fの範囲に噴霧を形成
する。
【0018】dの範囲を通過した燃料は、噴孔4内周面
内を構成する突起部20の内周面に沿って流れ、Gの方
向に噴出する。このGの方向に噴出した燃料によって、
燃料溜りXcが形成される。また、突起部20先端のe
の範囲からは燃料は噴出しない。
【0019】燃料溜りXcでは、燃料が気化した際に比
較的濃い混合気が形成されるため、この位置に点火プラ
グを配設することにより、いわゆる燃料消費率を小さく
できる成層運転領域において必要最小限の燃料を点火プ
ラグに届かせることが可能となり、成層運転において燃
焼安定度を向上させることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の燃料噴射弁2においては、着火性を向上
させる燃料溜りXcを形成することができるものの、b
の範囲から噴出する燃料が突起部20の壁面22bに衝
突して跳ね返ることにより、燃料溜りXcと90°離れ
た位置に燃料溜りYcが形成される。すなわち、燃料溜
りXcと燃料溜りYcは、双方ともに比較的濃い混合気
を形成するため、未燃HCを増加させる要因となり得る
が、燃料溜りXcには、着火性向上という利点があるの
に対して燃料溜りYcにはそのような利点がない。
【0021】従って、燃料溜りYcにあっては、未燃H
Cの排出原因になるといった問題点のみが存在すること
になる。
【0022】本発明は、このような問題点を解決するこ
とにより、成層運転領域が極めて広く、かつ排気性能の
優れた直噴ガソリンエンジンを実現することを目的とし
ている。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、先端に噴孔が貫通形成されたノズルボディ内
に、前記ノズルボディの軸方向に沿って昇降可能な針弁
が配設され、前記針弁の先端が前記噴孔の上流側に形成
されたシート部に着座離間することによって、前記噴孔
を開閉する燃料噴射弁であって、前記シート部の上流側
で燃料に旋回流を生じさせ、旋回流を生じた燃料を前記
噴孔より噴射する内燃機関の燃料噴射弁において、前記
噴孔の開口縁には、前記噴孔内周面に連続すると共に、
噴孔円周方向に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さhが
変化する突起部が形成され、前記突起部は、燃料の旋回
流の旋回方向に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さh1
が漸次高くなるようその傾斜面が設定された第1傾斜部
と、燃料の旋回流の旋回方向に沿って噴孔中心軸方向に
沿った高さh2が漸次低くなるようその傾斜面が設定さ
れた第2傾斜部とを有し、噴孔中心軸と、噴孔中心軸に
直交し、かつ前記突起部の噴孔中心軸方向に沿った高さ
が相対的に最も低くなる部分に接する基準平面と、の交
点を原点とし、前記原点を基準として噴孔開口縁の位置
を0°〜360°の角度θで表すθ軸を横軸、前記基準
平面を基準として突起部の噴孔中心軸方向に沿った高さ
hを表すh軸を縦軸、とする円筒座標系であるθ−h座
標系上における前記第1傾斜部の傾斜面の傾きをdh1
/dθ、前記第2傾斜部の傾斜面の傾きをdh2/dθ
としたときに、第1傾斜部における傾きの最大値(dh
1/dθ)maxと、第2傾斜部における傾きの最大値
(dh2/dθ)maxとが、|dh1/dθ|max
<|dh2/dθ|maxとなるよう前記突起部が形成
されていることを特徴としている。これにより、燃料噴
射弁によって燃焼室内に燃料を噴射した際に、成層運転
領域の拡大を可能にする燃料溜りを形成する一方で、不
必要なHCの排出原因となる燃料溜りが燃焼室内に形成
されることを効果的に抑制することができる。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1傾斜部は、θ−h座標系にお
けるθの値が0°〜180°近傍までの範囲に位置し、
かつ前記第1傾斜部の傾斜面は、θ−h座標系上におい
て、緩やかな曲線または、緩やかな直線となるよう形成
され、前記第2傾斜部の傾斜面は、噴孔中心軸に対して
略平行、すなわちdh2/dθ≒∞となるよう形成され
ていることを特徴としている。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記突起部は、前記噴孔開口縁の全周
に亙って形成され、前記第1傾斜部はθ−h座標系にお
けるθの値が0°〜360°近傍までの範囲に位置し、
かつ前記第1傾斜部の傾斜面は、θ−h座標系上におい
て、緩やかな曲線または、緩やかな直線となるよう形成
され、前記第2傾斜部はθ−h座標系におけるθの値が
略360°近傍に位置し、かつ前記第2傾斜部の傾斜面
は、噴孔中心軸に対して略平行、すなわちdh2/dθ
≒∞、となるよう形成されていることを特徴としてい
る。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記突起部は、θ−h座標系における
θの値が0°〜180°近傍までの範囲で、その高さh
が0となり、前記第1傾斜部は、θ−h座標系における
θの値が180°近傍〜360°近傍までの範囲に位置
し、かつ前記第1傾斜部の傾斜面は、θ−h座標系上に
おいて、緩やかな曲線または、緩やかな直線となるよう
形成され、前記第2傾斜部は、θ−h座標系におけるθ
の値が360°近傍に位置し、かつ前記第2傾斜部の傾
斜面は、噴孔中心軸に対して略平行、すなわちdh2/
dθ≒∞、となるよう形成されていることを特徴として
いる。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1傾斜部は、θ−h座標系にお
けるθの値が0°〜180°近傍の範囲に位置し、かつ
前記基準平面に対して傾いた平面によって、その高さh
1及びその傾斜面が規定されよう形成され、前記第2傾
斜部の傾斜面は、噴孔中心軸に対して略平行、すなわち
dh2/dθ≒∞、となるよう形成されていることを特
徴としている。
【0028】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載の発明において、噴孔内における燃料の
噴孔中心軸方向に沿った速度成分Wと、噴孔内における
燃料の噴孔円周方向に沿った速度成分Uとによって、φ
=tan-1(W/U)と定義される流れ角φが、tan
φ>tan(dh1/dθ)となるよう設定されている
ことを特徴としている。これによって、第1傾斜部の傾
斜面に、噴孔から噴射された燃料が衝突することがな
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、噴孔から噴射された燃
料の、第1傾斜部の傾斜面への衝突が緩和されるので、
成層運転領域の拡大を可能にする燃料溜りを有しながら
ながら、不必要なHCの排出原因となる燃料溜りの発生
を効果的に抑制することができる。
【0030】そして、請求項5のような第1傾斜部にあ
っては、切削加工するにあたって、切削工具を所定角度
に傾けて平行移動することで容易に加工することがで
き、製造コスト上有利である。
【0031】また、第1傾斜部の傾斜面の傾きを請求項
6のように設定すれば、噴孔から噴射された燃料が第1
傾斜部の傾斜面に対して衝突することを確実に防止する
ことができ、燃料が第1傾斜部の傾斜面に衝突すること
によって生じる不必要なHCの排出原因となる燃料溜り
を確実に取り除くことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。尚、以下に説明する本発明の各実施
例において、噴孔開口縁の突起部以外の構成は、従来技
術で用いた図1の燃料噴射弁2と同一構成となっている
ため、これら重複する同一構成部分の説明は省略する。
また、従来技術と同一構成部分の名称をを文中で使用す
る際には、便宜上、図1に付した符号と同一符号を用い
て使用することとする。
【0033】図11は、本発明に係る第1実施例の燃料
噴射弁において、燃焼室側の噴孔4開口縁に設けれた突
起部30を円筒座標系であるθ−h座標系に展開したも
のである。
【0034】このθ−h座標系は、噴孔中心軸と、噴孔
中心軸に直交し、かつ突起部30の噴孔中心軸方向に沿
った高さが相対的に最も低くなる部分に接する基準平面
と、の交点を原点とし、前記原点を基準として噴孔4開
口縁の位置を0°〜360°の角度θで表すθ軸を横
軸、前記基準平面を基準として突起部30の噴孔中心軸
方向に沿った高さhを表すh軸を縦軸、としたものであ
る。尚、噴孔4開口縁は略環状に連続したものであり、
θ=0°とθ=360°とは噴孔4開口縁の同一位置を
示していることから、θは噴孔4開口縁の各部の相対的
な位置関係を表すものである。
【0035】第1実施例における突起部30は、噴孔中
心軸に平行で、かつ噴孔内周面に連続する内周壁を有
し、θ−h座標系における0°≦θ≦360°の範囲に
形成されている。
【0036】この突起部30には、θ−h座標系におけ
る0°≦θ≦180°の範囲に、このθ−h座標系上に
おける傾きが一定、すなわち直線上となり、かつ噴孔4
から噴射される燃料の流れ角φ(上述した図5を参照)
よりも小さい角度で緩やかに傾斜するようその傾斜面3
2aが設定された第1傾斜部32が形成されている。詳
述すれば、第1傾斜部32は、燃料の旋回流の旋回方向
(上述した図6を参照)に沿って噴孔中心軸方向に沿っ
た高さh1が0からhcに漸次高くなるよう形成されて
いる。
【0037】そして、突起部30には、θ−h座標系に
おける180°≦θ≦360°の範囲に、噴孔中心軸方
向に沿った高さが一定値hcとなる平坦部34を有して
いる。
【0038】さらに、この突起部30には、θ−h座標
系におけるθ=0°(360°)となる位置に、噴孔中
心軸に対して平行となるようその傾斜面36aが設定さ
れた第2傾斜部36が形成されている。
【0039】つまり、この第2傾斜部36は、θ−h座
標系上において、傾斜面36aの傾きが略無限大となっ
ており、換言すれば、第2傾斜部36は、燃料の旋回流
の旋回方向に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さh2が
漸次低くなるよう形成されている。
【0040】このように形成された突起部30を有する
第1実施例の燃料噴射弁の燃料の噴霧形状を三次元の粘
性流体解析を用いて解析した。図12は、解析に用いる
計算領域を示し、その解析結果を図13及び図14に示
す。
【0041】噴孔4下の断面を見ると、この第1実施例
における燃料噴射弁2から噴霧された燃料は、燃料溜り
Xを有している。そして、燃料溜りXのから略90°ず
れた位置に形成される燃料溜りYが燃料溜りYc(上述
した図6を参照)に比べ格段と小さくなっているのがわ
かる。
【0042】燃料溜りXでは、燃料が気化した際に比較
的濃い混合気が形成される。そして、この燃料溜りXが
形成された位置には点火プラグ(図示せず)が配設され
ている。
【0043】このような第1実施例の燃料噴射弁では、
成層運転領域の拡大を可能にする燃料溜りXを有しなが
ら、不必要なHCの排出原因となる燃料溜りYを取り除
くことができ、内燃機関における燃費の向上と排気性能
向上を実現することができる。
【0044】この第1実施例においては、噴孔4開口縁
に位置する突起部30に、噴孔4から噴射された燃料の
旋回方向に沿って、すなわち図11のθ軸を左から右に
向かう方向で、流れ角φ(上述した図5を参照)の傾き
よりも傾斜が大きくなる部分がない。詳述すれば、第1
傾斜部32の傾斜面32aに対して、噴孔4から噴射さ
れた燃料が衝突することがない。また、第1傾斜部32
の傾斜面32aの傾きの絶対値は、第2傾斜部36の傾
斜面36aの傾きの絶対値よりも小さくなっている。
【0045】このことから、第1傾斜部の傾斜面の傾き
をdh1/dθ、第2傾斜部の傾斜面の傾きをdh2/
dθとすると、図15に示すように、θ−h座標系上に
おける第1傾斜部の傾きの最大値(dh1/dθ)ma
xと、第2傾斜部の傾きの最大値(dh2/dθ)ma
xとが、|dh1/dθ|max<|dh2/dθ|m
axとなり、tanφ>tan(dh1/dθ)となっ
ていることが重要であることがわかる。つまり、|dh
2/dθ|maxはできるだけ大きく、|dh1/dθ
|maxはできるだけ小さくすることが、成層運転領域
の拡大を可能にする燃料溜りXを有しながら不必要なH
Cの排出原因となる燃料溜りYを取り除くために有効で
ある。
【0046】次に、図16〜18を用いて本発明の第2
実施例について説明する。
【0047】第2実施例における突起部40は、噴孔中
心軸に平行で、かつ噴孔内周面に連続する内周壁41を
有し、上述したθ−h座標系における0°≦θ≦360
°の範囲に形成されている。尚、この突起部40は燃焼
室(図示せず)側の噴孔4開口縁に設けられている。
【0048】この突起部40には、0°≦θ≦360°
の範囲に、θ−h座標系上における傾きが一定すなわち
直線上となり、かつ噴孔4から噴射される燃料の流れ角
φ(上述した図5を参照)よりも小さい角度で緩やかに
傾斜するようその傾斜面42aが設定された第1傾斜部
42が形成されている。詳述すれば、第1傾斜部42
は、燃料の旋回流の旋回方向(上述した図6を参照)に
沿って噴孔中心軸方向に沿った高さh1が0からhcに
漸次高くなるよう形成されている。
【0049】そして、突起部40には、θ−h座標系に
おけるθ=0°(360°)となる位置に、噴孔中心軸
に対して平行となるようその傾斜面44aが設定された
第2傾斜部44が形成されている。
【0050】この第2実施例においては、図17及び図
18のc範囲を通過した燃料は、fの範囲(全周)から
噴出し、Fの範囲に噴霧を形成する。そして、dの範囲
を通過した燃料は、gの範囲から噴出し、Gの方向に燃
料溜りXを形成する。
【0051】この第2実施例のように噴孔4開口縁を形
成しても、噴孔4から流れ角φで噴出した燃料が突起部
40の第1傾斜部42の傾斜面42aに衝突することが
なく、不必要な燃料溜りYが形成されることがない。
【0052】また、上述した第1実施例に比べ、θ−h
座標系上における第1傾斜部42の傾斜面42aの傾き
が小さくなっているので、噴霧の断面形状がより滑らか
なものとなる。
【0053】図19は、本発明の第3実施例を示してい
る。
【0054】この第3実施例における突起部50は、θ
−h座標系における180°≦θ≦360°の範囲に形
成されており、θ=180°近傍の位置から、θ−h座
標系上における傾きが一定すなわち直線上となり、かつ
噴孔4から噴射される燃料の流れ角φ(上述した図5を
参照)よりも小さい角度で緩やかに傾斜するようその傾
斜面52aが設定された第1傾斜部52が形成されてい
る。詳述すれば、この第1傾斜部52は、燃料の旋回流
の旋回方向(上述した図6を参照)に沿って噴孔中心軸
方向に沿った高さh1が0からhcに漸次高くなるよう
形成されている。
【0055】そして、噴孔中心軸方向に沿った高さが一
定値hcとなる平坦部を経て、θ−h座標系におけるθ
=0°(360°)となる位置に、噴孔中心軸に対して
平行となるようその傾斜面54aが設定された第2傾斜
部54が形成されている。
【0056】尚、この突起部50は燃焼室(図示せず)
側の噴孔4開口縁に設けられている。
【0057】この第3実施例は、上述した従来からある
燃料噴射弁2(図4及び図8を参照)の突起部20に加
工を施すことによって実現可能であり、コスト面で有利
となる。
【0058】また、上述した第1〜第3実施例において
は、第1傾斜部が、θ−h座標系上で直線状となるよう
形成されているが、θ−h座標系上における第1傾斜部
の傾きの最大値(dh1/dθ)maxが流れ角φより
も小さい曲線状に形成することも可能である。
【0059】次に、本発明の第4実施例について、図2
0〜図22を用いて説明する。
【0060】この第4実施例における突起部60は、図
20に示すように、θ−h座標系における0°≦θ≦3
60°の範囲に形成されている。尚、この突起部60は
燃焼室(図示せず)側の噴孔4開口縁に設けられてい
る。
【0061】突起部60は、θ−h座標系における0°
≦θ≦180°の範囲に、図21及び図22に示すよう
に、噴孔中心軸の軸直角方向に対して傾いた平面Zによ
ってその傾斜面62aの傾きが規定された第1傾斜部6
2が形成されている。すなわち、第1傾斜部62の傾斜
面62は、θ−h座標系上において、略正弦曲線状とな
るよう形成されている。詳述すれば、この第1傾斜部6
2は、燃料の旋回流の旋回方向(上述した図6を参照)
に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さh1が0からhc
に漸次高くなるよう形成されている。尚、平面Zの噴孔
中心軸の軸直角方向に対する傾きは、第1傾斜部62の
の傾斜面62aの傾きの最大値(dh1/dθ)max
が流れ角φ(上述した図5を参照)よりも小さくなるよ
う設定されている。
【0062】そして、突起部60には、θ−h座標系に
おけるθ=0°(360°)となる位置に、噴孔中心軸
に対して平行となるようその傾斜面64aが設定された
第2傾斜部64が形成されている。
【0063】このような第4実施例においては、第1傾
斜部を切削加工する場合に、極めて容易に加工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の燃料噴射弁の全体構成図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】図2のB−B線に沿った断面図。
【図4】従来例における噴孔開口縁の斜視図。
【図5】噴孔から噴射された燃料の流れ角φ及び噴霧角
αについて説明図。
【図6】従来例の燃料噴射弁から噴射された燃料の噴霧
の断面形状を示す説明図。
【図7】従来例の燃料噴射弁から噴射された燃料の噴霧
角αについて説明図。
【図8】従来例における燃料噴射弁の噴孔開口縁におけ
る噴射された燃料の挙動を説明する説明図。
【図9】従来例における燃料噴射弁の噴孔開口縁におけ
る噴射された燃料の挙動を説明する説明図。
【図10】従来例における燃料噴射弁の噴孔開口縁の形
状を説明する説明図。
【図11】本発明に係る燃料噴射弁であって、本発明の
第1実施例における燃料噴射弁の噴孔開口縁の形状を説
明する説明図。
【図12】本発明の第1実施例における噴孔開口縁近傍
の燃料挙動を確認するために形成したシミュレーション
用の計算格子の外形形状を示す斜視図。
【図13】本発明の第1実施例における噴孔開口縁近傍
の燃料挙動のシミュレーション結果を示す説明図。
【図14】図13のC−C線に沿った断面図。
【図15】請求項1に対応するクレーム対応図。
【図16】本発明の第2実施例における燃料噴射弁の噴
孔開口縁の斜視図。
【図17】本発明の第2実施例における係る燃料噴射弁
の噴孔開口縁の形状を説明する説明図。
【図18】本発明の第2実施例に係る燃料噴射弁の噴孔
開口縁における噴射された燃料の挙動を説明する説明
図。
【図19】本発明の第3実施例における燃料噴射弁の噴
孔開口縁の形状を説明する説明図。
【図20】本発明の第4実施例における燃料噴射弁の噴
孔開口縁の形状を説明する説明図。
【図21】本発明の第4実施例における燃料噴射弁の噴
孔開口縁の斜視図。
【図22】図21におけるE矢示方向からみた噴孔開口
縁の側面図。
【符号の説明】
2…燃料噴射弁 4…噴孔 6…ノズルボディ 8…針弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に噴孔が貫通形成されたノズルボデ
    ィ内に、前記ノズルボディの軸方向に沿って昇降可能な
    針弁が配設され、前記針弁の先端が前記噴孔の上流側に
    形成されたシート部に着座離間することによって、前記
    噴孔を開閉する燃料噴射弁であって、前記シート部の上
    流側で燃料に旋回流を生じさせ、旋回流を生じた燃料を
    前記噴孔より噴射する内燃機関の燃料噴射弁において、 前記噴孔の開口縁には、前記噴孔内周面に連続すると共
    に、噴孔円周方向に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さ
    hが変化する突起部が形成され、 前記突起部は、燃料の旋回流の旋回方向に沿って噴孔中
    心軸方向に沿った高さh1が漸次高くなるようその傾斜
    面が設定された第1傾斜部と、燃料の旋回流の旋回方向
    に沿って噴孔中心軸方向に沿った高さh2が漸次低くな
    るようその傾斜面が設定された第2傾斜部とを有し、 噴孔中心軸と、噴孔中心軸に直交し、かつ前記突起部の
    噴孔中心軸方向に沿った高さが相対的に最も低くなる部
    分に接する基準平面と、の交点を原点とし、前記原点を
    基準として噴孔開口縁の位置を0°〜360°の角度θ
    で表すθ軸を横軸、前記基準平面を基準として突起部の
    噴孔中心軸方向に沿った高さhを表すh軸を縦軸、とす
    る円筒座標系であるθ−h座標系上における前記第1傾
    斜部の傾斜面の傾きをdh1/dθ、前記第2傾斜部の
    傾斜面の傾きをdh2/dθとしたときに、第1傾斜部
    における傾きの最大値(dh1/dθ)maxと、第2
    傾斜部における傾きの最大値(dh2/dθ)maxと
    が、|dh1/dθ|max<|dh2/dθ|max
    となるよう前記突起部が形成されていることを特徴とす
    る内燃機関の燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記第1傾斜部は、θ−h座標系におけ
    るθの値が0°〜180°近傍までの範囲に位置し、か
    つ前記第1傾斜部の傾斜面は、θ−h座標系上におい
    て、緩やかな曲線または、緩やかな直線となるよう形成
    され、 前記第2傾斜部の傾斜面は、噴孔中心軸に対して略平
    行、すなわちdh2/dθ≒∞となるよう形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴
    射弁。
  3. 【請求項3】 前記突起部は、前記噴孔開口縁の全周に
    亙って形成され、 前記第1傾斜部はθ−h座標系におけるθの値が0°〜
    360°近傍までの範囲に位置し、かつ前記第1傾斜部
    の傾斜面は、θ−h座標系上において、緩やかな曲線ま
    たは、緩やかな直線となるよう形成され、 前記第2傾斜部はθ−h座標系におけるθの値が略36
    0°近傍に位置し、かつ前記第2傾斜部の傾斜面は、噴
    孔中心軸に対して略平行、すなわちdh2/dθ≒∞、
    となるよう形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記突起部は、θ−h座標系におけるθ
    の値が0°〜180°近傍までの範囲で、その高さhが
    0となり、 前記第1傾斜部は、θ−h座標系におけるθの値が18
    0°近傍〜360°近傍までの範囲に位置し、かつ前記
    第1傾斜部の傾斜面は、θ−h座標系上において、緩や
    かな曲線または、緩やかな直線となるよう形成され、 前記第2傾斜部は、θ−h座標系におけるθの値が36
    0°近傍に位置し、かつ前記第2傾斜部の傾斜面は、噴
    孔中心軸に対して略平行、すなわちdh2/dθ≒∞、
    となるよう形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記第1傾斜部は、θ−h座標系におけ
    るθの値が0°〜180°近傍の範囲に位置し、かつ前
    記基準平面に対して傾いた平面によって、その高さh1
    及びその傾斜面が規定されよう形成され、 前記第2傾斜部の傾斜面は、噴孔中心軸に対して略平
    行、すなわちdh2/dθ≒∞、となるよう形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料
    噴射弁。
  6. 【請求項6】 噴孔内における燃料の噴孔中心軸方向に
    沿った速度成分Wと、噴孔内における燃料の噴孔円周方
    向に沿った速度成分Uとによって、φ=tan -1(W/
    U)と定義される流れ角φが、tanφ>tan(dh
    1/dθ)となるよう設定されていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射
    弁。
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