JP2002161581A - リングスチフナーによる円形鋼管柱の接合構造 - Google Patents

リングスチフナーによる円形鋼管柱の接合構造

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JP2002161581A
JP2002161581A JP2000356419A JP2000356419A JP2002161581A JP 2002161581 A JP2002161581 A JP 2002161581A JP 2000356419 A JP2000356419 A JP 2000356419A JP 2000356419 A JP2000356419 A JP 2000356419A JP 2002161581 A JP2002161581 A JP 2002161581A
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stiffeners
divided
stiffener
circular steel
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JP2000356419A
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Kazuaki Mitsunari
和昭 光成
Masaru Tanaka
勝 田中
Ryuichi Matsuo
隆一 松尾
Takeyuki Ochi
健之 越智
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Araigumi Co Ltd
Original Assignee
Araigumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形鋼管柱に溶接されたリングスチフナーで
鉄骨梁を接合する柱梁接合構造を省スペース的に構成す
る。 【解決手段】 円形鋼管柱1に1本の鉄骨梁3を接合す
る上下1対のリングスチフナー22をそれぞれ2枚の分
割スチフナー23,24に分割し、各分割スチフナー2
3,24を円形鋼管柱1の柱面1aの周方向約90°の
範囲に延在させて隅肉溶接した柱梁接合構造で、2枚の
分割スチフナー23,24のスリット間隔gで対向する
各先端部に1本の鉄骨梁3のフランジ端部を接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形鋼管柱に鉄骨
梁をリングスチフナーを使用して接合した柱梁接合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨建造物における円形鋼管柱と鉄骨梁
のフランジ部との接合方法としては、鋼管柱と梁フラン
ジ部とを連結するスチフナーが柱を横断しかつ柱の外側
に所定長だけ突出した通しスチフナー方式と、スチフナ
ーが柱を貫通しないリングスチフナー方式が知られてい
る。前者の通しスチフナー方式はスチフナーの外側突出
長が比較的短くて済むので工場から現場への輸送がしや
すく施工上もスチフナーが邪魔にならないなどの利点を
有するが、スチフナーを柱に貫通させるために柱をいっ
たん切断してスチフナーを入れた後、再び柱の小口端を
溶接しなければならないという煩わしさがある上、柱の
最も応力的に厳しい箇所に溶接部が位置する関係で溶接
や構造設計に厳しい条件が求められ、コスト的には不利
である。
【0003】一方、後者のリングスチフナー方式はスチ
フナーの外側突出長が通しスチフナーよりも長くなる関
係で工場から現場への輸送性に難点があり、施工上もス
チフナーが邪魔になるという問題はあるが、柱を切断せ
ずにスチフナーを柱面に隅肉溶接すればよいので柱の強
度維持が容易であり、耐震性とコスト的有利性のため広
く採用される傾向にある。このリングスチフナー方式
は、図20(A)に示すように円形鋼管柱1の回りのス
チフナー2を一枚物のスチフナーで構成し、スチフナー
2中央に形成した挿通孔2aに柱1を通す一枚スチフナ
ータイプと、スチフナー2を小片4枚で構成して隣接す
る小片相互を溶接部Wで溶接する分割スチフナータイプ
とがある。いずれのタイプでも図20(B)に示すよう
に通常は上下スチフナー2が垂直スチフナー4で溶接連
結されると共に、この垂直スチフナー4が円形鋼管柱1
の側面に溶接されてスチフナー2が補強される。そし
て、H形鋼の梁3のフランジ部3bとスチフナー2、及
び、梁ウェブ部3aと垂直スチフナー4とが、連結板5
とボルト6にてそれぞれ連結される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリングスチフナ
ー方式では、図20(B)のように梁に上下方向の曲げ
モーメントMが作用した場合に、この曲げモーメントM
が垂直スチフナー4を介して柱面に圧縮引張り応力とし
て作用し、柱面に図20(C)のような局部座屈Bを生
じ易い。この局部座屈Bに対する耐性を高めるには、ス
チフナー2と柱面とを完全溶込溶接にて接合するなど高
度な施工技術が必要であり、施工期間と施工コストの点
で問題となっていた。
【0005】本発明の目的は、施工期間が短く施工コス
トも安くて済み、かつ、円形鋼管柱に局部座屈が生じに
くい柱梁接合構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、円形鋼管柱に直交させて溶接された上下一対
のリングスチフナーの先端部で鉄骨梁の上下のフランジ
端部を接合した柱梁接合構造において、円形鋼管柱に直
交するリングスチフナーが鋼管柱の径方向で2分割した
2枚の分割スチフナーで構成され、この2枚の各分割ス
チフナーが前記円形鋼管柱の周面約90°の範囲に延在
して溶接され、この2枚一対の分割スチフナーの先端部
に1本の鉄骨梁を接合したことを特徴とする(請求項1
の発明)。
【0007】ここで、1本の鉄骨梁を接合するリングス
チフナーを2分割した2枚の分割スチフナーは、その各
々の先端部で1本の鉄骨梁のフランジ端部の半分ずつに
接合される。鉄骨梁の上下方向の曲げモーメントは各分
割スチフナーに水平方向の圧縮引張応力として作用する
が、この圧縮引張応力は円形鋼管柱の正面ではなく主と
して側面に伝達され、円形鋼管柱の正面における引張圧
縮抵抗に比べて遥かに余裕のある円形鋼管柱側面での剪
断抵抗にて鉄骨梁の曲げ応力を確実に支持することがで
きる共に、円形鋼管柱正面における局部座屈を効果的に
防止ないし抑制することができる。また、本発明は円形
鋼管柱とリングスチフナーとの間の剪断抵抗にてウェブ
部応力ないしフランジ部応力を支持するため、円形鋼管
柱に対するリングスチフナーの溶接強度条件を緩和で
き、従来の高強度溶接である完全溶込溶接に代えて例え
ば隅肉溶接など施工期間と施工コストの面で有利な溶接
方法を採用することが可能となる。
【0008】また、本発明においては、前記一対の分割
スチフナーの円形鋼管柱の周面と直交する方向の分割面
部分を一定のスリット間隔で分離対向させたことを特徴
とする。(請求項2の発明)。このように一対の分割ス
チフナーの分割面部分を一定のスリット間隔で対向させ
ると、このスリット間隔に鉄骨梁のウェブを連結する連
結板等を挿入すること等が可能となって、鉄骨梁のより
多様な接合形態が選択できる。
【0009】また、本発明においては、円形鋼管柱の周
面に2枚の各分割スチフナーを隅肉溶接したことを特徴
とする(請求項3の発明)。このように分割スチフナー
を円形鋼管柱に隅肉溶接すると、円形鋼管柱に分割スチ
フナーからの応力が集中することが回避されて、円形鋼
管柱と分割スチフナーの溶接強度が安定する。
【0010】さらに、本発明においては、円形鋼管柱の
全周面に各々約90°の範囲に延在して溶接された分割
スチフナー4枚の内の、隣接する2つの分割スチフナー
が一体製作された1枚の分割スチフナーであることを特
徴とする(請求項4の発明)。つまり、円形鋼管柱の周
面に2本の鉄骨梁を同一高さで接合する場合において、
隣接する2枚の分割スチフナーを別体とするのではなく
始めから一体化しておいて、分割スチフナーの数を低減
させるのである。また、本発明においては、円形鋼管柱
に直交させて溶接された上下一対のリングスチフナーの
先端部間に、この上下の先端部で上下端部が固定された
連結板を固設して、上下一対のリングスチフナーの先端
部をH形鋼の鉄骨梁の上下のフランジ部端部に突き合わ
せて連結すると共に、前記連結板と鉄骨梁のウェブ部と
を突き合わせて連結したことを特徴とする(請求項5の
発明)。ここでの連結板は上下に長尺な帯板等の鋼板
で、これを上下一対のリングスチフナーの先端部間に結
合することで、上下一対のリングスチフナーの先端部が
補強される。また、連結板を鉄骨梁のウェブ部に連結す
ることで、ウェブ部の応力が連結板からリングスチフナ
ーに伝達されて、柱梁接合部の接合強度が増大し、応力
伝達性が改善される。また、本発明においては、上下一
対のリングスチフナーを円形鋼管柱の径方向で2分割し
た2枚の分割スチフナーで構成し、この2枚の各分割ス
チフナーの先端部を所定のスリット間隔で対向させて形
成されるスリット間隔に連結板の上下端部を嵌挿して固
定することが、リングスチフナーへの連結板の取付作業
を容易にする上で望ましい(請求項6の発明)。また、
本発明においては、前記連結板と鉄骨梁のウェブ部を継
手板と高力ボルトで連結する構造にすることが、連結板
と鉄骨梁を現場連結する作業の点で有利である(請求項
7の発明)。また、本発明においては、円形鋼管柱に直
交させて溶接された一対のリングスチフナーの先端部間
に、この上下の先端部で上下端部が固定された連結板を
固設して、上下一対のリングスチフナーの先端部をH形
鋼の鉄骨梁の上下のフランジ部端部に突き合わせて連結
すると共に、前記連結板と鉄骨梁のウェブ部とを突き合
わせて連結したことを特徴とする(請求項8の発明)。
また、本発明においては、円形鋼管にロッドが連結され
たトラス構造において、前記ロッドの連結位置両側にお
ける円形鋼管の外周面に一対のスチフナーを約180°
にわたって溶接固定すると共に、前記スチフナーの中央
部を円形鋼管の径方向に延びる隙間を空けて2分割し、
この分割スチフナーの間に連結板の両端部を挿入固定し
て前記連結板の略中央部に前記ロッドの端部を連結した
ことを特徴とする(請求項9の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の各種の実施形態を図1乃
至図19を参照して説明する。
【0012】図1(A)、(B)に示される柱梁接合構
造は1本の円形鋼管柱1に1本の鉄骨梁3を接合する基
本構造を示し、円形鋼管柱1に溶接されて1本の鉄骨梁
3を接合する上下一対のリングスチフナー22を特徴と
する。上下一対のリングスチフナー22は同一形状で、
一方のリングスチフナー22は円形鋼管柱1の柱面1a
と直交する水平鋼板で、柱面1aの径方向で例えば等分
に2分割した左右2枚の分割スチフナー23、24で構
成され、この左右一対の各分割スチフナー23、24の
先端部で1本の鉄骨梁3のフランジ端部が溶接で、或い
は、後述するように高力ボルト等の別部材を介して接合
される。
【0013】2枚の各分割スチフナー23、24は円形
鋼管柱1の柱面1aの径方向左右に等分割された線対称
形状で、柱面1aの周方向約90°の範囲に延在し嵌着
される取付座部23a、24aと、これら取付座部23
a、24aから延在する梁接合部23b、24bとを有
する。一方の分割スチフナー23はその取付座部23a
を柱面1aに溶接、例えば図12の部分断面A、Bに示
すように隅肉溶接される。なお、図12のAはI形隅肉
溶接が、図12のBはK形隅肉溶接の各形態が示される
が、これら形態に限定されない。
【0014】以上の一方の分割スチフナー23と同様に
して、他方の分割スチフナー24も円形鋼管柱1に一方
の分割スチフナー23と同一高さで溶接される。左右2
枚の分割スチフナー23,24を円形鋼管柱1に同一高
さで水平に溶接したとき、両分割スチフナー23,24
の互いに対向する分割面部分23c、24cの間に所定
幅のスリット間隔gを形成して、各分割スチフナー同士
を直接には溶接接合しない。図1(B)に示すように左
右一対の分割スチフナー23,24の先端部にH形鋼の
鉄骨梁3を接合したとき、鉄骨梁3から分割スチフナー
23,24に加わる梁荷重の曲げモーメント、剪断力が
取付座部23a、24aを介して荷重方向とほぼ平行な
円形鋼管柱1の柱面1aに加わる。この梁荷重方向と平
行な柱面1aに加わる剪断力に対する強度、耐荷重性
は、取付座部23a、24aを柱面1aに隅肉溶接する
ことで高度に安定して、常に高耐荷重性が確保される。
また、取付座部23a、24aを梁荷重方向とほぼ平行
な方向の柱面1aに隅肉溶接することで、十分な高耐荷
重性が確保される。
【0015】以上の左右一対の分割スチフナー23,2
4を円形鋼管柱1に溶接して1本の梁接合用リングスチ
フナー22を形成すると、鋼管柱1の外面のリングスチ
フナー22と反対側の約半分の領域はリングスチフナー
等の張り出し部材の無い空スペースを確保した柱面とな
るため、この鋼管柱1にリングスチフナー22を工場溶
接して運搬する際に前記空スペースを利用することでリ
ングスチフナー22があまり邪魔をせず、鋼管柱類の運
搬効率が良くなる。また、リングスチフナー22の板厚
を大きくしてサイズの縮小を図れば、尚更に運搬効率が
良くなる。また、1本の鉄骨梁3を接合するための分割
型リングスチフナー22が円形鋼管柱1の外周の半周部
分にだけ形成されることになって、その全体サイズの縮
小と材料の低減が可能となる。さらに、2分割された分
割スチフナー23,24を所定のスリット間隔gで対向
するようにして円形鋼管柱1に嵌着するようにすること
で、分割スチフナー23,24の内周と円形鋼管柱1の
外周の多少の相対寸法誤差がスリット間隔gで吸収され
て、円形鋼管柱1の外周に一対の分割スチフナー23,
24をがた付き無く嵌着し溶接することが容易になる。
なお、必要に応じて、図1(B)で鉄骨梁3のウェブ3
a両側面を一対の図示しない連結板を使用してボルト締
めにて挟み込み、この一対の連結板の上下縁を上下のリ
ングスチフナー22に隅肉溶接すると共に、一対の連結
板の先端縁を鋼管柱1の柱面1aにも隅肉溶接すること
により、鉄骨梁3の重力方向の荷重を一対の連結板と柱
面1aとの間の余裕のある剪断力にて安定的に支持する
ようにしてもよい。
【0016】図2(A)、(B)と図3(A)、(B)
に、図1の上下一対のリングスチフナー22と1本の鉄
骨梁3の具体的接合構造例を示す。図3(A)、(B)
に示すように上下一対のリングスチフナー22のスリッ
ト間隔gの先端部に1枚の縦長鋼板の連結板30の上下
端部を溶接し、上下一対のリングスチフナー22の各分
割スチフナー23,24の先端と鉄骨梁3のフランジ3
bの先端を突き合わせて、両先端部を上下一対のカバー
プレート41、42と複数本の高力ボルト50で連結
し、鉄骨梁3のウェブ3aの先端部と連結板30を突き
合わせて左右一対のウェブ継手板61と複数本の高力ボ
ルト70で連結する。カバープレート41、42は鉄骨
梁3のフランジ3bの曲げモーメントに対する補強板を
兼ねるもので、フランジ3bより高強度の鋼板を使用す
ることが望ましい。上下一対のリングスチフナー22に
固定された連結板30に鉄骨梁3のウェブ3aを連結す
ることで、鉄骨梁3の接合強度が増す。このような連結
板30のリングスチフナー22への固定は、リングスチ
フナー22を2分割型にして積極的に形成したスリット
間隔gを利用することで簡単、確実にできるようにな
る。
【0017】なお、図3に示すように連結板30の上下
端部を上下一対のリングスチフナー22から突出させた
場合は、この突出端部の両側にカバープレート41の2
枚を配置するようにする。また、図4に示すように連結
板30の上下端部を上下一対のリングスチフナー22か
ら突出させないようにした場合は、図5に示すようにカ
バープレート41を1枚鋼板で構成すればよい。
【0018】また、円形鋼管柱1に2本の鉄骨梁3を段
差を付けて接合する場合、例えば図2(B)の鎖線で示
すように1本の円形鋼管柱1に前記分割型リングスチフ
ナー22と、これと同じ分割型リングスチフナー22'
を段差を付けて溶接して、各一対のリングスチフナー2
2,22'に鉄骨梁3,3'を接合することが可能であ
る。この場合、円形鋼管柱1の外面のリングスチフナー
22と反対側、及び、他のリングスチフナー22'の反
対側が張り出し部材の無い空スペースであるので、各リ
ングスチフナー22,22'が相互に邪魔することが無
くて、両者共に鋼管柱1に容易に取り付けることがで
き、これにより段差のある鉄骨梁接合の設計が容易にな
る。
【0019】図6に示される実施形態の柱梁接合構造
は、円形鋼管柱1に同一高さで直交方向に2本の鉄骨梁
3、3を接合するもので、この場合のリングスチフナー
22は、図13に示すような形状の3枚の分割スチフナ
ー23,24,25に分割される。3枚の内の2枚の分
割スチフナー23,24は図1と同一形状であり、残り
の1枚は2枚の分割スチフナー23,24を一体化した
ものに相当する。この1枚の分割スチフナー25が円形
鋼管柱1に水平に嵌着されて部分的に隅肉溶接され、そ
の両側に水平に他の分割スチフナー23,24が隅肉溶
接される。一方の分割スチフナー23の先端部とこの先
端部に対峙する分割スチフナー25の一方の先端部に1
本の鉄骨梁3が接合され、他方の分割スチフナー24の
先端部とこの先端部に対峙する分割スチフナー25の他
方の先端部に別の1本の鉄骨梁3が接合される。このよ
うな鉄骨梁接合の具体的構造が図8に示される。
【0020】図7に示される実施形態の柱梁接合構造
は、円形鋼管柱1に同一高さで3本の鉄骨梁3、…を直
交3方向に接合するもので、この場合のリングスチフナ
ー22は同一形状の2枚の分割スチフナー23,24
と、別の同一形状の2枚の分割スチフナー25、25の
計4枚に分割される。4枚の内の2枚の分割スチフナー
23,24は図1と同一形状であり、残りの2枚の分割
スチフナー25,25は図6の分割スチフナー25と同
一形状である。この2枚の分割スチフナー25、25が
円形鋼管柱1の柱面1aの約180°範囲に水平に嵌着
されて部分的に隅肉溶接され、円形鋼管柱1の柱面1a
の残り約180°範囲に2枚の分割スチフナー23,2
4が嵌着されて部分的に隅肉溶接される。2枚の分割ス
チフナー23、24の先端部とこの各先端部に対峙する
2枚の分割スチフナー25、25の外側先端部に2本の
鉄骨梁3、3が接合され、2枚の分割スチフナー25,
25の内側先端部に別の1本の鉄骨梁3が接合される。
このような鉄骨梁接合の具体的構造が図9に示される。
【0021】図8(A)、(B)に示される実施形態の
柱梁接合構造は、円形鋼管柱1に同一高さで4本の鉄骨
梁3、…を直交4方向に接合するもので、この場合のリ
ングスチフナー22は同一形状の4枚の分割スチフナー
25,…に分割される。4枚の各分割スチフナー25,
…は、図6と図7の分割スチフナー25と同一形状であ
る。この4枚の分割スチフナー25、…が円形鋼管柱1
に水平に嵌着されて部分的に隅肉溶接される。4枚の分
割スチフナー25,…の隣接する2枚の各先端部に計4
本の鉄骨梁3、…が接合される。このような鉄骨梁接合
の具体的構造が図11(A)、(B)に示される。
【0022】図14と図15に示される実施形態の柱梁
接合構造は、円形鋼管柱1に鉄骨梁3を偏心させて接合
するものである。図14は1本の鉄骨梁3を接合する1
つのリングスチフナー22を、幅狭の分割スチフナー2
3'と幅広の分割スチフナー24'の2枚に分割して構成
される。円形鋼管柱1の柱面1aに同一高さで幅狭の分
割スチフナー23'と幅広の分割スチフナー24'を溶接
し、両者の間で形成されるスリット間隔gを柱面1aの
径方向中心から幅狭分割スチフナー23'側にずらし
て、両分割スチフナー23'、24'の先端部に接合され
る1本の鉄骨梁3を円形鋼管柱1に対して偏心させる。
このような2分割型リングスチフナー22を円形鋼管柱
1の左右に一対を連結することで、2本の鉄骨梁3、3
が鋼管柱1の左右に直線状に接合される。
【0023】図15は円形鋼管柱1に2本の鉄骨梁3,
3を直交させて接合する場合で、この場合のリングスチ
フナー22は3枚の分割スチフナー23'、23'、2
5'に分割される。2枚の分割スチフナー23'、23'
は図14の幅狭の分割スチフナー23'と同一形状であ
り、残り1枚の分割スチフナー25'は図14の幅広の
分割スチフナー24'を一体化したものに相当する。こ
の1枚の分割スチフナー25'が円形鋼管柱1に嵌着し
て部分的に隅肉溶接され、その両側に2枚の分割スチフ
ナー23'、23'が配置されて、2本の直交する鉄骨梁
3,3の各々が円形鋼管柱1に偏心して接合される。
【0024】図14と図15の柱梁接合構造において
は、幅狭分割スチフナー23'、23'の円形鋼管柱1の
柱面1aからの突出長を短くすることが可能であるの
で、円形鋼管柱1の梁が接合されず、かつ、梁が偏心す
る側の柱面1aでのスチフナー突起物のサイズが小さく
できて、鉄骨建造物の外観寸法等の設計の自由度が増
す。
【0025】なお、以上の各実施形態においては1本の
鉄骨梁に対する2分割型リングスチフナーと鉄骨梁の接
合に、連結板やカバープレート等の別部品を使用した
が、これら別部品を使用することなく2分割型リングス
チフナーと鉄骨梁とを直接に溶接接合してもよい。ま
た、鉄骨梁はH形鋼の単一梁構造で説明したが、複梁や
組立梁であってもよい。
【0026】次に、図16〜図18に基づき本発明の3
つの変形例につき説明する。図16(A)(B)は、上
下の分割スチフナー25を相互に連結する連結板30a
(30b)をやや幅広にして円形鋼管柱1の側面に90
°間隔で隅肉溶接したものである。その他の部分は図1
1と基本的に同じである。連結板30aの鋼管柱1側上
下角部は図16(B)左側のようにコ字状に切欠いても
よく、これによりスチフナー25と鋼管柱1との隅肉溶
接部との交差を避けることができ、溶接の作業性を向上
できる。図16(B)右側はコ字状に切欠かない連結板
30bを示す。連結板30a(30b)の上下両端部は
スチフナー25に隅肉溶接するが、この上下両端部は図
16(B)左側のようにスチフナー25からやや突出さ
せてもよい。
【0027】図17(A)(B)は鉄骨梁3の連結端部
を鋼管柱1に最接近させ、鋼管柱1の各柱面に隅肉溶接
にて一対で固定された取付金具70に対して、鉄骨梁3
のウェブ3aをボルト(又は溶接)止めしたものであ
る。なお、鉄骨梁3のフランジ3bはスチフナー25に
ボルト止めする。
【0028】図18(A)(B)は基本的に図17
(A)(B)と同様であって、鉄骨梁3のフランジ3b
をスチフナー25にボルト止めにて取付けるためにフラ
ンジ3bの上下にカバープレート41を配し、鉄骨梁3
のフランジ3bとスチフナー25とを面一状に配したも
のである。なお、鉄骨梁3のウェブ3aはフランジ3b
の終端から少し突出させることになる。
【0029】図19は本発明をトラス構造に応用した実
施形態を示すもので、50は円形鋼管、51は分割スチ
フナー、52は連結板、53はロッド、54は継手板で
ある。分割スチフナー51は円形鋼管50の長手方向に
所定間隔を空けて一対で配設され、かつ、隣接する分割
スチフナー51との間に隙間を空けた状態で円形鋼管5
0の外周面に約90°にわたって隅肉溶接されている。
連結板52は円形鋼管50から離間した状態でその両端
部が分割スチフナー51と51の間の隙間に挿入され隅
肉溶接されている。そして連結板52の略中央部に2本
のロッド53の端部が継手板54を介してボルト接合さ
れている(ボルトは図示省略)。このトラス構造におい
ては、ロッド53の軸力が連結板52と分割スチフナー
51を介して円形鋼管50の外周面に剪断力として作用
する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、円形鋼管柱に鉄骨梁を
接合するリングスチフナーを鋼管柱周面約90°の範囲
に延在させて溶接すると共に、上下のリングスチフナー
間を連結し鋼管柱に溶接されていた従来の垂直スチフナ
ーを省略したので、鉄骨梁の曲げモーメントをリングス
チフナーの圧縮引張応力として鋼管柱の側方側周面に効
果的に伝達することができ、円形鋼管柱の正面側周面に
おける引張圧縮抵抗に比べて遥かに余裕のある円形鋼管
柱の側方側周面での剪断抵抗にて鉄骨梁曲げモーメント
を確実に支持することができる共に、円形鋼管柱正面側
周面における局部座屈を効果的に防止ないし抑制するこ
とができる。また、本発明は円形鋼管柱とリングスチフ
ナーとの間の剪断抵抗にて鉄骨梁曲げモーメントを支持
するため、円形鋼管柱に対するリングスチフナーの溶接
強度条件を緩和でき、従来の高強度溶接である完全溶込
溶接に代えて例えば隅肉溶接など施工期間と施工コスト
の面で有利な溶接方法を採用することが可能となる。
【0031】また、2分割型リングスチフナーの各分割
スチフナーの間にスリット間隔を積極的に形成すること
で、このスリット間隔に鉄骨梁のウェブを連結する連結
板を取り付ける等して鉄骨梁の多様な接合形態が採用で
き、複数種類の鉄骨梁の接合に対応できる汎用性に優れ
た柱梁接合構造が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施形態を示す平面
図、(B)はその側面図。
【図2】(A)は図1の実施形態の接合構造の鉄骨梁を
接合したときの平面図、(B)はその側面図。
【図3】(A)は図1の実施形態の接合構造の連結板を
連結したときの平面図、(B)はその側面図。
【図4】図3の実施形態の連結板の変形例を示す側面
図。
【図5】図4の接合構造に鉄骨梁を接合したときの平面
図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す平面図。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す平面図。
【図8】図6の接合構造に鉄骨梁を接合したときの平面
図。
【図9】図7の接合構造に鉄骨梁を接合したときの平面
図。
【図10】(A)は本発明の第4の実施形態を示す平面
図、(B)はその側面図。
【図11】(A)は図10の接合構造に鉄骨梁を接合し
たときの平面図、(B)はその側面図。
【図12】図1の接合構造における分割型リングスチフ
ナーの分解平面図。
【図13】図6の接合構造における分割型リングスチフ
ナーの分解平面図。
【図14】本発明の第5の実施形態を示す平面図。
【図15】本発明の第6の実施形態を示す平面図。
【図16】(A)(B)は本発明の接合構造の変形例を
示す平面図と側面図。
【図17】(A)(B)は本発明の接合構造の変形例を
示す平面図と側面図。
【図18】(A)(B)は本発明の接合構造の変形例を
示す平面図と側面図。
【図19】本発明をトラス構造に適用した実施形態の斜
視図。
【図20】(A)は従来のリングスチフナー方式の柱梁
接合構造の平面図、(B)はそのb−b線矢視側面図、
(C)は局部座屈した柱の断面図。
【符号の説明】
1 円形鋼管柱 1a 柱面 3 鉄骨梁 3a ウェブ 3b フランジ 22 分割型リングスチフナー 23,24,25 分割スチフナー g スリット間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 隆一 兵庫県西宮市津門西口町2−26 株式会社 新井組内 (72)発明者 越智 健之 熊本市龍田町弓削947−6 Fターム(参考) 2E125 AA14 AB01 AB11 AC15 AG12 AG32 AG57 BB02 BB22 BB35 BD01 BE08 BF04 CA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形鋼管柱に直交させて溶接された上下
    一対のリングスチフナーの先端部で鉄骨梁の上下のフラ
    ンジ端部を接合した柱梁接合構造において、 円形鋼管柱に直交するリングスチフナーが鋼管柱の径方
    向で2分割した2枚の分割スチフナーで構成され、この
    2枚の各分割スチフナーが前記円形鋼管柱の周面約90
    °の範囲に延在して溶接され、この2枚一対の分割スチ
    フナーの先端部に1本の鉄骨梁を接合したことを特徴と
    するリングスチフナーによる円形鋼管柱の接合構造。
  2. 【請求項2】 前記一対の分割スチフナーの円形鋼管柱
    の周面と直交する方向の分割面部分を一定のスリット間
    隔で分離対向させたことを特徴とする請求項1記載のリ
    ングスチフナーによる円形鋼管柱の接合構造。
  3. 【請求項3】 前記円形鋼管柱の周面に2枚の各分割ス
    チフナーを隅肉溶接したことを特徴とする請求項1又は
    2記載のリングスチフナーによる円形鋼管柱の接合構
    造。
  4. 【請求項4】 前記円形鋼管柱の全周面に各々約90°
    の範囲に延在して溶接された分割スチフナー4枚の内
    の、隣接する2つの分割スチフナーが一体製作された1
    枚の分割スチフナーであることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか記載のリングスチフナーによる円形鋼管柱
    の接合構造。
  5. 【請求項5】 円形鋼管柱に直交させて溶接された上下
    一対のリングスチフナーの先端部間に、この上下の先端
    部で上下端部が固定された連結板を固設して、上下一対
    のリングスチフナーの先端部をH形鋼の鉄骨梁の上下の
    フランジ部端部に突き合わせて連結すると共に、前記連
    結板と鉄骨梁のウェブ部とを突き合わせて連結したこと
    を特徴とするリングスチフナーによる円形鋼管柱の接合
    構造。
  6. 【請求項6】 前記上下一対のリングスチフナーを円形
    鋼管柱の径方向で2分割した2枚の分割スチフナーで構
    成し、この2枚の各分割スチフナーの先端部を所定のス
    リット間隔で対向させて形成される前記スリット間隔に
    前記連結板の上下端部を嵌挿して固定したことを特徴と
    する請求項5記載のリングスチフナーによる円形鋼管柱
    の接合構造。
  7. 【請求項7】 前記連結板と鉄骨梁のウェブ部の両面に
    継手板を添設して高力ボルト止めすることで、連結板と
    鉄骨梁のウェブ部を連結したことを特徴とする請求項5
    又は6記載のリングスチフナーによる円形鋼管柱の接合
    構造。
  8. 【請求項8】 円形鋼管柱に直交させて溶接された一対
    のリングスチフナーの先端部間に、この上下の先端部で
    上下端部が固定された連結板を固設して、上下一対のリ
    ングスチフナーの先端部をH形鋼の鉄骨梁の上下のフラ
    ンジ部端部に突き合わせて連結すると共に、前記連結板
    と鉄骨梁のウェブ部とを突き合わせて連結したことを特
    徴とする円形鋼管柱と鉄骨梁との接合構造。
  9. 【請求項9】 円形鋼管にロッドが連結されたトラス構
    造において、 前記ロッドの連結位置両側における円形鋼管の外周面に
    一対のスチフナーを約180°にわたって溶接固定する
    と共に、前記スチフナーの中央部を円形鋼管の径方向に
    延びる隙間を空けて2分割し、この分割スチフナーの間
    に連結板の両端部を挿入固定して前記連結板の略中央部
    に前記ロッドの端部を連結したことを特徴とするトラス
    構造における接合構造。
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