JP2002161033A - 非経口投与用の安定な組成物及びそれらの使用 - Google Patents
非経口投与用の安定な組成物及びそれらの使用Info
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Abstract
8249α−λ化合物、LL−F28249α−λ化合
物の23−オキソ又は23−イミノ誘導体、ミルベマイ
シン(milbemycin)化合物、及びアベルメク
チン(avermectin)化合物から選択された活
性成分を含有する、ある種の安定なマイクロスフェア組
成物に関する。本発明は、本発明組成物を非経口投与す
ることにより、活性化合物濃度を温血動物の血液中に長
期間導入維持させる方法、及び腸内寄生虫、線虫、コナ
ダニ科のダニ並びに内部寄生性及び外部寄生性の節足動
物に起因する感染及び寄生の防止方法もしくは治療方法
にも係る。
Description
病気であって、世界中至る所で重大な経済的損失の原因
となっている。最も頻繁に遭遇する腸内寄生虫の中に、
線虫類と言われる蠕虫のグループがある。この線虫類
は、腸管、心臓、肺、血管及び動物のその他の体組織中
に見出され、そして感染した動物に関しては貧血、体重
の喪失及び栄養不良の主要な原因になる。線虫類は、そ
れらが存在する臓器の壁部及び組織に対して重大な損傷
を加え、そして未処置のままで放置した場合には、感染
した動物を死亡させることになるであろう。
に認められている線虫類としては、皺胃に通常見出され
る捻転胃虫(Haemonchus)及びオステルター
グ胃虫(Ostertagia);腸管に通常見出され
るクーペリア線虫(Cooperia)、毛様線虫(T
richostrongylus)及びネマトディルス
線虫(Nematodirus)、並びに肺に見出され
るジクチオカウルス線虫(Dictyocaulus)
が挙げられる。非反芻動物では、重要な線虫類として、
腸内の回虫科の線虫(Toxocara)及び鉤虫属の
線虫(Ancylostoma)並びに犬の心臓内の犬
糸状虫(Dirofilaria);豚の腸内の回虫属
の線虫(Ascaris);家禽の腸内の鶏回虫科の線
虫 (Ascaridia)及び盲腸虫科の線虫(He
terakis);並びにウマ内の大円虫及び小円虫が
挙げられる。それ故に、上述の線虫類の寄生を防止する
ため、もしくは動物内のこれらの感染媒介体の増殖を減
少させるか又は抑制するための動物の治療が重要な目標
である。
F28249α−λ化合物の23−オキソ及び23−イ
ミノ誘導体、ミルベマイシン(milbemycin)
化合物及びアベルメクチン(avermectin)化
合物等の巨大分子は、温血動物に非経口投与すると、腸
内寄生虫、線虫、コナダニ科のダニ並びに外部寄生性及
び内部寄生性節足動物に起因する感染及び寄生の防止並
びに治療に有効である。非経口組成物は、動物に対して
投与するのに先立って殺菌する。ガンマ線放射は、細菌
による汚染を除去するのに有効な殺菌方法である。しか
しながら、ある種の巨大分子、例えばLL−F2824
9α−λ化合物、LL−F28249α−λ化合物の2
3−オキソ及び23−イミノ誘導体、ミルベマイシン
(milbemycin)化合物並びにアベルメクチン
(avermectin)化合物は、放射線にさらされ
ると劣化して、それらの生物学的活性の大部分を失う。
ガンマ線放射に対するこの破壊的且つ分解的な反応は、
ある種の巨大分子含有組成物を殺菌する手段としてのガ
ンマ線放射の使用を妨げる。
9及び欧州特許番号525307によれば、照射中の劣
化から巨大分子を保護するために、温血動物に対して非
経口投与するための、前述の巨大分子を含有する製剤に
酸化防止剤を用いることが考え出された。
度を維持するようにある一定の期間中、活性巨大分子を
徐々に放出する、温血動物に対する非経口投与用の製剤
を得ることが望ましい。オーストラリア特許65122
9及び欧州特許525307は、比較的硬質な脂肪及び
/又はろう、並びに、油、中程度の軟らかさの脂肪及び
/又は脂肪酸誘導体(この誘導体は前記硬質な脂肪/ろ
う中に溶解すると共に、この硬質な脂肪/ろうの物理的
変換を促進する)の両方を含む製剤を教示している。
る、安定なマイクロスフェア組成物に関する。本組成物
は、重量基準で、約40℃以上の融点を有する脂肪、ろ
う又はそれらの混合物約50重量%〜99重量%、LL
−F28249α−λ化合物、LL−F28249α−
λ化合物の23−オキソ又は23−イミノ誘導体、ミル
ベマイシン(milbemycin)化合物又はアベル
メクチン(avermectin)化合物約1%〜50
%、及び酸化防止剤約0〜10%から本質になる。
ア組成物は、生物学的活性の劣化を伴うことなしに、ガ
ンマ線放射で殺菌できることが判明した。また意外に
も、本マイクロスフェア組成物は、水に不溶な複合マク
ロライド類の有効な、持続する放出作用を達成すること
ができる。
λ化合物、LL−F28249α−λ化合物の23−オ
キソ又は23−イミノ誘導体、ミルベマイシン(mil
bemycin)化合物又はアベルメクチン(aver
mectin)化合物を、長期にわたって温血動物に導
入維持する方法、並びに、腸内寄生虫、線虫、コナダニ
科のダニ並びに内部寄生性及び外部寄生性節足動物によ
る温血動物での感染及び寄生の防止又は治療方法も提供
する。
上、また好ましくは約50℃以上の融点を有する脂肪、
ろうもしくはそれらの混合物中に溶解したLL−F28
249α−λ化合物、LL−F28249α−λ化合物
の23−オキソ又は23−イミノ誘導体、ミルベマイシ
ン(milbemycin)化合物又はアベルメクチン
(avermectin)化合物を含む安定な緩放出性
マイクロスフェア組成物である。これらのマイクロスフ
ェア組成物は、有意な劣化を伴うことなしにガンマ線放
射により殺菌することができよう。本発明のマイクロス
フェア組成物は、調剤上及び薬理学上許容し得る液体基
剤中に分散しているために非経口投与に適している。
ア組成物は、重量を基準にして、脂肪、ろう又はそれら
の混合物約75重量%〜95重量%、LL−F2824
9α−λ化合物、LL−F28249α−λ化合物の2
3−オキソ又は23−イミノ誘導体、ミルベマイシン
(milbemycin)化合物又はアベルメクチン
(avermectin)化合物から成る群から選択さ
れた活性成分約5%〜25%及び酸化防止剤約0.01
〜1%を含む。
物は、寄託受け入れ番号15773のもとでNRRLに
寄託された、微生物ストレプトミセス・シアネオグリセ
ウス(Streptomyces cyaneogri
seus)亜種ノンシアノイエヌス(noncyano
yenus)の発酵ブロスから(集合体として)単離さ
れる。LL−F28249αの製造方法は、米国特許第
5,106,994号及びその継続出願である米国特許
第5,169,956号(引用することによりこれらの
特許を本文中に組み入れる。)に開示されている。
構造式で表される:
記号A、B、C及びR1-6 の意味を明らかにする。
9α−λの23−オキソ及び23−イミノ誘導体は、米
国特許第4,916,154号に開示されている。この
特許を引用して本文中に組み入れる。本発明用に好まし
い化合物として下記の化合物が挙げられる:
(23−(O−メチルオキシム)−LL−F28249
α)]本発明の組成物に適するろう及び脂肪は、通常4
0℃以上、好ましくは50℃以上の融点を示す。
eyのThe CondensedChemical
Dictionary第7版に示されているように、室
温で固体であるけれども、グリセリド類を全く含まない
ことを除いて組成が脂肪及び油に概ね類似する、低融点
有機物の混合物又は低融点の高分子量化合物と定義され
る。いくらかは炭化水素類であり;その他は脂肪酸類と
アルコール類からなるエステル類である。これらの化合
物としては、飽和又は不飽和の長鎖C10〜C 24の脂肪酸
類、アルコール類、エステル類、塩類、エーテル類又は
それらの混合物が挙げられる。それらは脂質の中に分類
される。ろうは熱可塑性であるが、ろうは高重合体では
ないので、それらはプラスチックの一族とは考えられな
い。これらのろうの共通の特性としては、撥水性;滑ら
かな手触り;無毒性;不快な臭気及び色が全くないこと
が挙げられる。それらは可燃性であって、優れた絶縁特
性を示す。それらはたいていの有機溶媒に可溶であるが
水には不溶である。主要な種類は次の通りである: I.天然のもの 1.動物性(蜜ろう、ラノリン、セラックろう、イボタ
ろう) 2.植物性(カルナウバろう、カンデリラろう、ヤマモ
モろう、サトウキビろう) 3.鉱物性(a)化石ろう又は地ろう(オゾケライト、
セレシン、モンタン) (b)石ろう(パラフィンろう、微晶ろう)(軟ろう又
は硬ろう) II.合成のもの 1.エチレン重合体及びポリオールエーテル−エステル
類[“カーボワックス”(“Carbowax”)] 2.塩素化ナフタレン類[“ハロワックス”(“Hal
owax”)] 3.フィッシャ−トロプシュ合成による炭化水素型 本文中に用いられている用語“脂肪”は、Hawley
のThe Condensed Chemical D
ictionary第7版に示されているように、ステ
アリン酸及びパルミチン酸等の高級脂肪酸のグリセリル
エステルとして定義される。このようなエステル類及び
それらの混合物は室温で固体であって、結晶性構造を示
す。ラード及び獣脂が実例である。用語“脂肪”は通常
トリグリセリドを特定的に指稱するのに対して、“脂
質”は他のものも含んでいる。
肪酸のトリグリセリルエステル類、例えばステアリン酸
エステル、パルミチン酸エステル、ラウリン酸エステ
ル、ミリスチン酸エステル、アラキン酸エステル及びベ
ヘン酸エステル、並びにそれらの混合物で構成されてお
り、50℃以上の融点を持つものが最も好ましい。本発
明を実施する際には、グリセリルトリステアリン酸エス
テルが最も好ましい脂肪である。さらに、ステアリン酸
マグネシウム及びその同効物等の脂肪酸の親油性塩類も
適切である。
しては、本発明の巨大分子を安定化するのに適している
として当業者に知られている任意の酸化防止剤が挙げら
れる。一つの好ましい酸化防止剤はBHT(ブチル化ヒ
ドロキシトルエン)である。
マ線放射を用いて殺菌することができると共に、生物学
的活性の有意な損失を伴うことなしに貯蔵寿命を維持す
ることができよう。
口投与用の緩放出性組成物を得るために、調剤上及び薬
理学上許容し得る水溶液中に分散させる。
合物等の付形剤は、本発明の基剤中に含まれていてもよ
い。本発明用に適切な前記付形剤の量は、重量基準で約
0.1%から20%までである。好ましくは、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体が基
剤の約1〜5重量%を構成し、無機塩、例えばNaCl
が基剤の約0.1〜2重量%を構成する。
することにより、LL−F28249α−λ化合物、L
L−F28249α−λ化合物の23−オキソ及び23
−イミノ誘導体、ミルベマイシン(milbemyci
n)化合物及びアベルメクチン(avermecti
n)化合物の血中濃度を長期間達成維持することができ
よう。意外なことに、持続する放出作用を得るためのマ
イクロスフェア製剤から水に不溶性のマクロライド抗性
物質が効果的に産出され得る。
生虫、線虫、コナダニ科のダニ並びに内部寄生性及び外
部寄生性節足動物による感染及び寄生に対抗して温血動
物の保護又は治療に結び付けて考えられる。血中濃度を
持続していることは、本活性成分のゆるやかな放出を表
している。本発明は、動物の血流中のLL−F2824
9α−λ化合物、LL−F28249α−λ化合物の2
3−オキソ及び23−イミノ誘導体、ミルベマイシン
(milbemycin)化合物及びアベルメクチン
(avermectin)化合物の濃度を導入維持する
ための本組成物の使用を包含する。
腸内寄生虫、線虫、コナダニ科のダニ並びに内部寄生性
及び外部寄生性節足動物(ウシバエの幼虫のような節足
動物の内部寄生及び疥癬のような外部寄生が挙げられ
る。)による感染及び寄生に対抗して、イヌ、ネコ、
牛、羊、馬、豚、ヤギ、家禽等の温血動物を保護又は治
療するのに非常に有効である。
及び場合によっては酸化防止剤を融解した脂肪、ろう又
はそれらの混合物中に溶解させ、次に当業者に知られて
いる、溶液を霧化する各種の方法のいずれかで生じた熱
い溶液からなるマイクロスフェアを形成して製造するこ
とができよう。代案として、活性成分並びに脂肪、ろう
及びそれらの混合物からなる溶液を冷却して、次に粉
砕、すりつぶし等の手順で加工し得る固体を生じさせて
もよい。マイクロスフェア、好ましくは脂肪のマイクロ
スフェアは直径が1000ミクロンまであってもよく、
非経口投与用には、約25ミクロンから300ミクロン
の重量平均粒径が好ましい。好ましいことに、本マイク
ロスフェアはおおよそ90〜180ミクロンの範囲の直
径を有している。
に、主としてより明確な細部を具体的に説明する目的で
次の実施例を示す。本発明が、請求の範囲に限定される
ことを除いては、実施例によって限定されると考えては
ならない。
idectin)マイクロスフェアの製造 グリセリルトリステアリン酸エステル(GTS)88
8.9gを容器中で融解させ、撹拌しておおよそ100
〜110℃にする。融解したGTSに、モキシデクチン
粉末111.1g(90%の純度で、0.3〜0.4%
のBHTを含む。)を加え、粉末が溶解するまで100
〜145℃で撹拌する。この熱い溶液は透明でわずかに
黄ばんでいる。二流体式ノズル又は回転式霧化器を有す
ると共に、約90〜110℃まで予熱されて、噴霧室に
組み立てられた霧化装置にこの溶液を移す。溶液を噴霧
状に微粒化し、直径が約90〜180ミクロンのマイク
ロスフェアをふるいを用いて回収する。このマイクロス
フェアをコンテナに詰め、次に不活性ガスを用いてコン
テナから不純物を除き、密閉し、ガンマ線を照射して殺
菌を達成する。
idectin)マイクロスフェアの製造 グリセリルトリステアリン酸エステル(GTS)8.8
gを容器中で融解させ、撹拌しておおよそ100〜11
0℃にする。モキシデクチン粉末1.0g(98.9%
の純度)とBHT0.002gを融解したGTSに加
え、粉末が溶解するまで100〜145℃で撹拌する。
熱い溶液は透明でわずかに黄ばんでいる。実施例1の手
順に従ってこの溶液を微粒化し、蓄積し、殺菌する。
ctin)マイクロスフェアの基体の製造 下記の成分を含む基体は、以下に述べるようにして製造
する: %重量/容積 グラム NaCl 0.9 90 HPMC* 2.5 250 メチルパラベン 0.18 18 プロピルパラベン 0.02 2 注射液用の水(USP) 足りるだけ 足りるだけ 総計 = 100% 10リットル * ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Dow、Methocel E50 又は同等物) 注射液用の水おおよそ50%を容器に装入し、約70〜
80℃まで加熱し、NaCl、メチルパラベン(met
hylparaben)及びプロピルパラベン(pro
pylparaben)をそれぞれ加え、溶解するまで
撹拌する。撹拌しながらHPMCを徐々に加えて分散さ
せる。加熱をやめ、注射液用の冷水を加えて容積を10
リットルにする。製剤を約5〜10℃に冷やし、HPM
Cの完全な溶解化を達成する。HClを加えてpHを
4.5〜5.5に調節し、溶液を濾過して殺菌を達成す
る。基体溶液を無菌の容器に蓄える。
造したマイクロスフェアに加え、容器を振とうして基体
中にマイクロスフェアを分散させる。次に治療すべき犬
の体重について指定された投与容量の範囲で製剤を注射
器に吸入し、皮下に注射する。
を犬に投与したときに、下記のデータを収集した。
ア(90〜180ミクロン)中に10%のモキシデクチ
ン(moxidectin)、N=4匹の犬 投薬後の日数 血液中の平均のモキシデクチン、ppb 1 10.6 2 18.5 4 28.3 7 30.8 10 26.5 14 32.0 21 24.6 28 22.7 35 23.2 42 24.0 49 21.5 56 16.0 63 15.3 70 16.8 77 13.8 84 12.0 98 8.6 112 9.4 126 10.4 140 9.0 147 6.6 161 7.0 175 7.0 これらのデータは73日の放出半減期を示す。これらの
データを図1にグラフで示す。
25307号に従って製造した製剤を、1.7mg/k
g体重の用量で犬に非経口投与した。これらのマイクロ
スフェアは9:1のグリセリルトリステアリン酸エステ
ル/ミグリオール(Miglyol)812(トリグリ
セリドオイル)中に10%のモキシデクチン(moxi
dectin)を含有していた。結果を下記表に表すと
共に図1に図解する。
ア(90〜180ミクロン)中に10%のモキシデクチ
ン、N=4匹の犬 投薬後の日数 血液中の平均のモキシデクチン、ppb 1 38.5 3 80.3 8 100.0 15 50.0 22 28.8 29 21.3 35 14.0 42 9.5 49 6.5 56 5.0 これらのデータは12日の放出半減期を示す。この比較
実施例と実施例3のデータから、本発明の製剤が比較製
剤よりも徐々に活性成分を放出することは明らかであ
る。従って、本発明の製剤は血流中に比較的一定で長続
きする、活性成分濃度を与える。
下の通りである。
F28249α−λの23−オキソ又は23−イミノ誘
導体、ミルベマイシン(milbemycin)及びア
ベルメクチン(avermectin)から成る群から
選択された化合物約1重量%〜約50重量%;約40℃
以上の融点を有する脂肪、ろう又はそれらの混合物約5
0重量%〜約99重量%、及び1種以上の酸化防止性化
合物0〜10%から本質的に成るマイクロスフェア組成
物。
が脂肪酸エステルを含んで成る、前記1に記載のマイク
ロスフェア組成物。
2個の炭素原子をそれぞれ含む脂肪酸のトリグリセリル
エステルである、前記2に記載のマイクロスフェア組成
物。
リステアリン酸エステルである、前記2に記載のマイク
ロスフェア組成物。
xidectin)である、前記4に記載のマイクロス
フェア組成物。
xidectin)である、前記1に記載のマイクロス
フェア組成物。
oxidectin)であって、組成物の約1%〜約2
5%を構成しており、前記脂肪、ろう又はそれらの混合
物がグリセリルトリステアリン酸エステルを含んで成
る、前記1に記載のマイクロスフェア組成物。
成物及び調剤上許容し得る水性基剤を含む、温血動物に
対する注射に適する製薬組成物。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含んで成る、前
記8に記載の製薬組成物。
LL−F28249α−λの23−オキソ又は23−イ
ミノ誘導体、ミルベマイシン(milbemycin)
及びアベルメクチン(avermectin)から選択
された化合物約1〜25重量%;12個〜22個の炭素
原子をそれぞれ有する脂肪酸から成り、約50℃以上の
融点を有し、且つ、溶融状態のときに前記化合物を溶解
し得るトリグリセリルエステル、及び1種以上の酸化防
止性化合物0〜10%から本質的に成るマイクロスフェ
ア;並びに(b)調剤上許容し得る水性基剤を含んで成
る、温血動物に対して非経口投与するための組成物。
テルがグリセリルトリステアリン酸エステルを含んで成
る、前記10に記載の組成物。
ダニ又は内部寄生性もしくは外部寄生性の節足動物によ
る感染もしくは寄生に対抗して温血動物を保護もしくは
治療する方法であって、前記10に記載の組成物を温血
動物に非経口投与することを含んで成る前記方法。
−F28249α−λの23−オキソ又は23−イミノ
誘導体、ミルベマイシン(milbemycin)及び
アベルメクチン(avermectin)から選択され
た化合物の血中濃度を温血動物に導入維持する方法であ
って、前記10に記載の組成物を前記動物に非経口投与
することを含んで成る前記方法。
ダニ又は内部寄生性もしくは外部寄生性の節足動物によ
る感染もしくは寄生に対抗して温血動物を保護もしくは
治療する方法であって、前記1に記載の組成物を哺乳動
物に非経口投与することを含んで成る前記方法。
ン(moxidectin)を含んで成る、前記14に
記載の方法。
−F28249α−λの23−オキソ又は23−イミノ
誘導体、ミルベマイシン(milbemycin)及び
アベルメクチン(avermectin)から選択され
た化合物の血中濃度を温血動物に導入維持する方法であ
って、前記1に記載の組成物を前記動物に非経口投与す
ることを含んで成る前記方法。
oxidectin)である、前記16に記載の方法。
度論を説明すると共にそれらを比較したグラフである。
Claims (11)
- 【請求項1】 LL−F28249α−λ、LL−F2
8249α−λの23−オキソ又は23−イミノ誘導
体、ミルベマイシン(milbemycin)及びアベ
ルメクチン(avermectin)から成る群から選
択された化合物約1重量%〜約50重量%;約40℃以
上の融点を有する脂肪、ろう又はそれらの混合物約50
重量%〜約99重量%、及び1種以上の酸化防止性化合
物0〜10%から本質的に成るマイクロスフェア組成
物。 - 【請求項2】 前記脂肪、ろう又はそれらの混合物が脂
肪酸エステルを含んで成る、請求項1に記載のマイクロ
スフェア組成物。 - 【請求項3】 前記脂肪酸エステルが、12個〜22個
の炭素原子をそれぞれ含む脂肪酸のトリグリセリルエス
テルである、請求項2に記載のマイクロスフェア組成
物。 - 【請求項4】 前記脂肪酸エステルがグリセリルトリス
テアリン酸エステルである、請求項2に記載のマイクロ
スフェア組成物。 - 【請求項5】 前記化合物がモキシデクチン(moxi
dectin)である、請求項4に記載のマイクロスフ
ェア組成物。 - 【請求項6】 前記化合物がモキシデクチン(moxi
dectin)である、請求項1に記載のマイクロスフ
ェア組成物。 - 【請求項7】 前記化合物が、モキシデクチン(mox
idectin)であって、組成物の約1%〜約25%
を構成しており、前記脂肪、ろう又はそれらの混合物が
グリセリルトリステアリン酸エステルを含んで成る、請
求項1に記載のマイクロスフェア組成物。 - 【請求項8】 請求項7に記載のマイクロスフェア組成
物及び調剤上許容し得る水性基剤を含む、温血動物に対
する注射に適する製薬組成物。 - 【請求項9】 前記水性基剤が、約1〜5重量%のヒド
ロキシプロピルメチルセルロースを含んで成る、請求項
8に記載の製薬組成物。 - 【請求項10】 a)LL−F28249α−λ、LL
−F28249α−λの23−オキソ又は23−イミノ
誘導体、ミルベマイシン(milbemycin)及び
アベルメクチン(avermectin)から選択され
た化合物約1〜25重量%;12個〜22個の炭素原子
をそれぞれ有する脂肪酸から成り、約50℃以上の融点
を有し、且つ、溶融状態のときに前記化合物を溶解し得
るトリグリセリルエステル、及び1種以上の酸化防止性
化合物0〜10%から本質的に成るマイクロスフェア;
並びに(b)調剤上許容し得る水性基剤を含んで成る、
温血動物に対して非経口投与するための組成物。 - 【請求項11】 前記脂肪酸のトリグリセリルエステル
がグリセリルトリステアリン酸エステルを含んで成る、
請求項10に記載の組成物。
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