JP2002160995A - Gaドープシリコン単結晶ウエーハおよびその製造方法 - Google Patents

Gaドープシリコン単結晶ウエーハおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光劣化を生じないとともにライフタイムを低
下させる欠陥を抑制したGaドープシリコン単結晶ウエ
ーハおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 チョクラルスキー法により作製されたシ
リコン単結晶ウエーハであって、Gaがドープされてお
り、ウエーハの全面がN−領域またはV−リッチ領域、
あるいはこれらの混在領域からなるGaドープシリコン
単結晶ウエーハ。およびチョクラルスキー法によりシリ
コン単結晶を引き上げ、該シリコン単結晶からシリコン
単結晶ウエーハを製造する方法において、前記シリコン
単結晶を引き上げる原料シリコン中にGaを添加し、結
晶の径方向全面がN−領域またはV−リッチ領域、ある
いはこれらの混在領域となる条件で前記シリコン単結晶
を引き上げるGaドープシリコン単結晶ウエーハの製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池セルの材料
として有用なCZ法によるGaドープシリコン単結晶ウ
エーハの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス技術の発展に伴い、チョ
クラルスキー(以下、CZ:Czochralski)
法を用いたCZシリコン単結晶に対する品質要求は多岐
にわたっている。又、低コストに対する要求も厳しい。
特に太陽電池セル用の材料としてシリコン単結晶を用い
る場合は、変換効率の向上とともに製造コストの低減が
大きな課題となっている。
【0003】以下、太陽電池セル用の材料としてシリコ
ン単結晶を用いる技術的背景について説明する。太陽電
池をその基板材料を基に分類すると、大きく分けて「シ
リコン結晶系太陽電池」「アモルファス(非晶質)シリ
コン系太陽電池」「化合物半導体系太陽電池」の3種類
が挙げられ、更にシリコン結晶系太陽電池には「単結晶
系太陽電池」と「多結晶系太陽電池」がある。この中で
太陽電池として最も重要な特性である変換効率が高い太
陽電池は「化合物半導体系太陽電池」である。しかし、
化合物半導体系太陽電池は、その材料となる化合物半導
体を作ることが非常に難しく、太陽電池基板の製造コス
ト面で一般に普及するには問題があり、その用途は限ら
れたものとなっている。
【0004】化合物半導体系太陽電池の次に変換効率の
高い太陽電池としては、シリコン単結晶系太陽電池が続
き、その発電効率は20%前後と化合物半導体太陽電池
に近い変換効率を持ち、太陽電池基板も比較的容易に調
達できることから、一般に普及している太陽電池の主力
となっている。
【0005】このようなシリコン単結晶系太陽電池の一
般的な製造方法は、まず太陽電池セルの基板となるシリ
コンウエーハを得るために、チョクラルスキー法或いは
浮遊帯域溶融法(以下、FZ法、Floating zone法と記
することがある。)により、円柱状のシリコン単結晶の
インゴットを作る。更に、このインゴットをスライスし
て薄いウエーハに加工し、ウエーハ表面をエッチングし
て加工歪みを取り除き、太陽電池セルとなるウエーハ
(基板)が得られる。このウエーハの片側にPN接合面
を形成した後、両面に電極を付け、最後に太陽光の入射
側表面に反射防止膜を付けることで太陽電池セルが完成
する。
【0006】昨今、太陽電池は環境問題を背景に、クリ
ーンエネルギーの一つとして需要は拡大しつつあるが、
一般の商用電力と比較してエネルギーコストの高いこと
がその普及の障害となっている。シリコン単結晶太陽電
池のコストを下げるためには、基板の製造コストを下げ
る一方でその変換効率を更に高めることが必要である。
【0007】また、その一方で単結晶系太陽電池の基板
材料となるシリコンウエーハとしては、その特性の一つ
である基板ライフタイム(以下、Lifetime、LTと記す
ることがある)の値が10μs以上でなければ太陽電池
基板として利用することはできず、さらには、変換効率
の高い太陽電池を得るためには基板ライフタイムは好ま
しくは200μs以上であることが要求されている。
【0008】しかし、現在の単結晶棒製造方法の主流で
あるCZ法で作った単結晶は、太陽電池に加工した際に
太陽電池セルに強い光を照射すると太陽電池基板のライ
フタイムの低下が起こり、光劣化を生じるために十分な
変換効率を得ることができず、太陽電池の性能の面でも
改善が求められている。
【0009】このCZ法シリコン単結晶を用いて太陽電
池を作った時に、強い光を太陽電池セルに当てるとライ
フタイムが低下し光劣化が起こる原因は、単結晶基板中
に存在するボロンと酸素による影響であることが知られ
ている。現在、太陽電池として用いられているウエーハ
の導伝型はp型が主流であり、通常このp型ウエーハに
はボロンがドーパントとして添加されている。そして、
このウエーハの材料となる単結晶棒は、CZ法(MCZ
(Magnetic field applied CZ)法を含む)、あるいは
FZ法によって製造することができるが、FZ法では単
結晶棒の製造コストがCZ法に比べ高いため、現在はも
っぱら比較的低コストで単結晶を作ることができるCZ
法によって製造されている。
【0010】しかし、CZ法によって製造される結晶中
には酸素が存在し、このためp型CZ法シリコン単結晶
中のボロンと酸素によってライフタイム特性に影響を与
え光劣化が生じると言う問題点がある。
【0011】このような問題点を解決するため本出願人
等は先の出願(特願平11−264549号)におい
て、p型のドープ剤としてB(ボロン)の代わりにGa
(ガリウム)を使用することを提案した。これにより、
光劣化が生じにくく、高い変換効率を有するシリコン単
結晶が得られるようになった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Gaを
添加してCZ結晶を引上げたからといって、従来のBド
ープに比べて結晶引上げに要する製造コストを低減でき
るわけではないため、製造コストの低減という課題は相
変わらず残されている。一方、光劣化が抑制されたから
といって、変換効率に関する課題が全て解消されたわけ
ではない。
【0013】すなわち、CZ結晶はその引き上げ条件次
第で、リング状に分布するOSF(Oxidation
−induced Stacking Fault)と呼
ばれる結晶欠陥(しばしばOSFリングと称される)が
発生したり、転位ループや転位クラスターに起因する欠
陥が発生することがある。これらOSFリングや転位ク
ラスター等が発生したシリコン単結晶においてはライフ
タイムが低下し、これを用いて太陽電池を製造すると変
換効率が低下するという問題があることがわかってき
た。そこで、このOSFリングや転位クラスターの発生
を極力なくした引き上げ条件が要求される。本発明はこ
のような要求を満たし、光劣化を生じないとともに、ラ
イフタイムを低下させる欠陥を抑制したGaドープシリ
コン単結晶ウエーハおよびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために為されたもので、本発明は、チョクラルス
キー法により作製されたシリコン単結晶ウエーハであっ
て、Gaがドープされており、ウエーハの全面がN−領
域またはV−リッチ領域、あるいはこれらの混在領域か
らなることを特徴とするGaドープシリコン単結晶ウエ
ーハである(請求項1)。
【0015】このように、Gaがドープされたシリコン
単結晶ウエーハの全面がN−領域またはV−リッチ領
域、あるいはこれらの混在領域からなり、OSF領域や
I−リッチ領域が排除されたものであれば、OSFやI
−リッチ領域に発生する転位クラスター等がウエーハ中
にないため、ライフタイムの劣化や低下が生じることな
く、太陽電池セル基板として用いた場合に変換効率の高
いシリコン単結晶ウエーハとなる。
【0016】この場合、前記Gaドープシリコン単結晶
ウエーハの抵抗率が0.1〜5Ωcmであることが好ま
しい(請求項2)。ウエーハの抵抗率が5Ω・cmより
大きいウエーハを太陽電池基板として用いた場合には、
ウエーハの抵抗率が必要以上に高くなり、基板を太陽電
池に加工しても太陽電池の内部抵抗により電力が消費さ
れ、太陽電池の変換効率が低下することがある。また、
ウエーハの抵抗率が0.1Ω・cmより小さい場合に
は、基板抵抗率が極端に低下するため基板内部にオージ
ェ再結合による少数キャリアのライフタイムの低下が発
生して、同様にセルの変換効率が悪化してしまうことが
ある。従って、太陽電池基板として用いるウエーハは、
抵抗率が0.1Ω・cm〜5Ω・cm(Ga濃度:5×
1017〜3×1015atoms/cm)のものを
使用するのが良い。
【0017】この場合、前記Gaドープシリコン単結晶
ウエーハの格子間酸素濃度が15ppma以下であるこ
とが好ましい(請求項3)。このように、初期格子間酸
素濃度が15ppma(JEIDA:日本電子工業振興
協会規格)以下であれば、太陽電池セルを作製する熱処
理により酸素析出はほとんど発生することはなく、酸素
析出による内部微小欠陥(BMD:Bulk Micro Defec
t)によるライフタイム低下を回避した太陽電池セルを
得ることができ、特性のバラツキの少ない良好な太陽電
池セルを製造することができる。
【0018】そして本発明は、チョクラルスキー法によ
りシリコン単結晶を引き上げ、該シリコン単結晶からシ
リコン単結晶ウエーハを製造する方法において、前記シ
リコン単結晶を引き上げる原料シリコン中にGaを添加
し、結晶の径方向全面がN−領域またはV−リッチ領
域、あるいはこれらの混在領域となる条件で前記シリコ
ン単結晶を引き上げることを特徴とするGaドープシリ
コン単結晶ウエーハの製造方法である(請求項4)。
【0019】このように原料シリコン中にGaをドープ
し、結晶の径方向全面がN−領域またはV−リッチ領
域、あるいはこれらの混在領域となる条件でシリコン単
結晶を引き上げることにより、結晶の径方向全面からO
SF領域、I−リッチ領域が排除されたシリコン単結晶
を製造することができる。したがって、このシリコン単
結晶からシリコン単結晶ウエーハを製造すれば、OSF
や転位クラスター等のないGaドープシリコン単結晶ウ
エーハを製造することができ、ライフタイムの劣化およ
び低下のないシリコン単結晶ウエーハを製造することが
できる。
【0020】この場合、前記シリコン単結晶の引き上げ
速度を1.2mm/min以上とすることが好ましい
(請求項5)。シリコン単結晶の引き上げ速度を1.2
mm/min以上とすれば、たとえ炉内構造が相違して
もほとんどのCZシリコン単結晶製造装置において、全
面V−リッチ領域のシリコン単結晶を引き上げることが
可能であるし、生産性も高くなり好ましいからである。
【0021】この場合、前記Gaドープシリコン単結晶
ウエーハの抵抗率が0.1〜5Ωcmになるように調整
して前記原料シリコン中にGaを添加することが好まし
い(請求項6)。前述のように、このような抵抗率範囲
であれば、太陽電池用のシリコン単結晶ウエーハとして
最適なウエーハを製造することができるからである。
【0022】この場合、前記シリコン単結晶中の格子間
酸素濃度が15ppma以下となるように制御しながら
引き上げることが好ましい(請求項7)このようにすれ
ば、BMD(Bulk Micro Defect)によるライフタイム
低下を回避した太陽電池セルを得ることができ、特性の
バラツキの少ない良好な太陽電池セルを製造することが
できる。
【0023】以下、本発明に関してより詳細に説明す
る。前述したように、太陽電池用のGaドープされたC
Zシリコン単結晶としては、ライフタイムを低下させる
結晶欠陥の発生を抑制した引き上げ条件が求められる
が、この様な品質要求を実現するためのCZシリコン単
結晶製造中の制御因子として、不純物濃度、結晶育成中
の熱履歴等がある。この中でも引上速度Vと結晶固液界
面温度勾配Gの比V/Gというパラメータは、空孔と格
子間シリコンの2種類の点欠陥を制御できるパラメータ
で、Grown-in欠陥制御や酸素析出特性の制御因子として
注目されている。
【0024】ここでCZ結晶の引上げ条件とグローンイ
ン(Grown in)欠陥領域との関係について説明
しておく。まず、CZシリコン単結晶を引上げる際に、
結晶中に取り込まれる点欠陥には、原子空孔(Vaca
ncy)と格子間シリコン(Interstitial
−Si)とがあり、この両点欠陥の濃度は、結晶の引上
げ速度V(成長速度)と結晶中の固液界面近傍の温度勾
配Gとの関係(V/G)から決まることが知られてい
る。そして、シリコン単結晶において、原子空孔が多く
取り込まれた領域はV−リッチ領域と呼ばれ、シリコン
原子の不足からボイド(Void)型のグローンイン欠
陥が多く存在する。一方、格子間シリコンが多く取り込
まれた領域はI−リッチ領域と呼ばれ、シリコン原子が
余分に存在することにより発生する転位に起因して転位
クラスタ等の欠陥が多く存在する。
【0025】また、V−リッチ領域とI−リッチ領域の
間には、原子の不足や余分の少ないN−領域(Neut
ral領域)が存在することが知られており、さらにこ
のN−領域中には酸化誘起積層欠陥(OSF)がリング
状に発生するOSF領域(OSFリング領域、リングO
SF領域とも呼ばれる)の存在が確認されている。
【0026】図2は、縦軸を結晶引上げ速度、横軸を結
晶中心からの距離とした場合のグローンイン欠陥領域の
分布図を模式的に示したものである。この欠陥領域の分
布形状は、結晶の引上げ条件や結晶成長装置の炉内構造
(ホットゾーン:Hot Zone:HZ)等を調整し
てV/Gを制御することにより変化させることができ
る。
【0027】図2からわかる通り、一般的には、結晶の
引上げ速度を上げることによりOSF領域が結晶の外周
側に移動し、やがて結晶の外周部から消滅し、中央部の
V−リッチ領域と周辺部のN−領域の混在領域を持つ結
晶となり、最後に全面V−リッチ領域の結晶となる。反
対に、引上げ速度を下げるとOSF領域は結晶の中心側
に移動し、やがて結晶の中央部で消滅し、N−領域を経
て全面I−リッチ領域の結晶となる。なお結晶に窒素を
ドープした場合、OSF領域やN−領域の幅や領域の境
界位置が変化することが報告されている(1999年春
季第46回応用物理学関係連合講演会予稿集No.1、
p.471、29aZB−9、飯田他)。従って、窒素
ドープ結晶において、OSF領域を制御する場合には、
この窒素ドープ結晶育成時のV/Gと欠陥領域分布との
関係を参考に行えばよい。
【0028】最近ではこのV/Gを詳細に制御すること
により、従来は図2のように結晶の成長軸方向に対して
斜めにしか存在しなかったN−領域を、図1のように結
晶の径方向全面に広げた状態で結晶を引き上げることが
可能となり、全面N−領域からなるウエーハが得られる
ようになってきた。
【0029】上記の説明からも理解される様に、ライフ
タイムを低下させる欠陥であるOSFリングは、V/G
がある値になった際に引き上げ結晶の径方向断面におい
てリング状に観察される結晶欠陥である。Gは結晶成長
装置のHZ構造により決まるので、特定のHZ構造を有
する引き上げ装置を用いて引き上げる場合にOSFリン
グの発生を抑制するためには、引き上げ速度Vを大きく
することにより、V/Gを結晶径方向全面に於いて大き
し、OSFリングを結晶の外周部から消滅させればよ
い。また、ライフタイムを低下させる他の欠陥として挙
げられる転位クラスターは前述の通りI−リッチ領域に
発生する欠陥であるので、OSFリングの場合と同様に
引き上げ速度Vを大きくすれば、結晶径方向全面からI
−リッチ領域を排除することができる。
【0030】また、引き上げ速度Vをある一定範囲に制
御し、図1におけるOSF領域とI−リッチ領域の間の
N−領域で引き上げるようにしても良い。このようにす
れば全面N−領域のシリコン単結晶を得ることができ、
OSFや転位クラスター等の欠陥を排除できる。
【0031】以上のような観点から、本発明者は、太陽
電池用のGaドープされたCZシリコン単結晶として、
全面V−リッチ領域または全面N−領域、あるいはこれ
らの領域が混在するウエーハとすれば、ライフタイムが
劣化しないとともに、ライフタイムを低下させる欠陥も
抑制された、変換効率が高いGaドープされたCZシリ
コン単結晶を得ることができることを発想し、本発明を
完成させた。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、詳細に説明する。本発明を実施するに当たり、単結
晶の引き上げに用いる装置としては、磁場印加を行う設
備のない通常のCZ単結晶引上装置、あるいは磁場印加
を行う設備を具備したCZ単結晶引上装置(MCZ装置
とも呼ばれる)のいずれをも用いることができる。
【0033】図3は、本発明で使用されるCZ法による
単結晶引上装置の一例を示した概略説明図である。図3
に示すように、この単結晶引上げ装置30は、引上げ室
31と、引上げ室31中に設けられたルツボ32と、ル
ツボ32の周囲に配置されたヒータ34と、ルツボ32
を回転させるルツボ保持軸33及びその回転機構(図示
せず)と、シリコンの種結晶5を保持するシードチャッ
ク6と、シードチャック6を引上げるワイヤ7と、ワイ
ヤ7を回転又は巻き取る巻取機構(図示せず)を備えて
構成されている。ルツボ32は、その内側のシリコン融
液(湯)2を収容する側には石英ルツボが設けられ、そ
の外側には黒鉛ルツボが設けられている。また、ヒータ
34の外側周囲には断熱材35が配置されている。
【0034】また、本発明の製造方法に関わる製造条件
を設定するために、結晶の固液界面の外周に環状の固液
界面断熱材8を設け、その上に上部囲繞断熱材9が配置
されている。この固液界面断熱材8は、その下端とシリ
コン融液2の湯面との間に3〜10cmの隙間10を設
けて設置されている。上部囲繞断熱材9は条件によって
は使用しないこともある。さらに、冷却ガスを吹き付け
たり、輻射熱を遮って単結晶を冷却する筒状の冷却装置
36を設けてもよい。別に、最近では引上げ室31の水
平方向の外側に、磁石37を設置し、シリコン融液2に
水平方向あるいは垂直方向等の磁場を印加することによ
って、融液の対流を抑制し、単結晶の安定成長をはか
る、いわゆるMCZ法が用いられることが多い。
【0035】例えば、BMDの発生防止のために結晶を
15ppma以下さらには10ppma以下といった低
酸素濃度で引き上げたり、全面V−リッチ領域の結晶を
得るため結晶の変形を発生させずに引き上げ速度を1.
2mm/min以上として引き上げるためには、MCZ
装置を用いることがより好ましい。
【0036】全面V−リッチ領域で引き上げるために
は、引き上げ結晶の形状が変形しない範囲で、できるだ
け高速で引き上げることが好ましい。MCZ法によれ
ば、直径200mmの結晶を引き上げるのに、例えば
1.8mm/minあるいはそれ以上で引き上げること
もできる。
【0037】次に、上記の単結晶引上げ装置30による
単結晶育成方法について説明する。まず、ルツボ32内
でシリコンの高純度多結晶原料を融点(約1420°
C)以上に加熱して融解する。この時、本発明では原料
中にGaを添加する。このGaをドープする方法とし
て、原料多結晶シリコンを溶融する前、あるいは溶融し
たシリコン融液にガリウムを直接入れてもよいが、工業
的に量産するためには、予め高濃度のGaを添加したシ
リコン結晶を育成し、これを砕いて適切な量を添加する
方法によれば、太陽電池用材料として適切な濃度範囲に
制御することが容易になる。
【0038】次に、ワイヤ7を巻き出すことにより融液
2の表面略中心部に種結晶5の先端を接触又は浸漬させ
る。その後、ルツボ保持軸33を適宜の方向に回転させ
るとともに、ワイヤ7を回転させながら巻き取り種結晶
5を引上げることにより、単結晶育成が開始される。以
後、引上げ速度と温度を適切に調節することにより略円
柱形状の単結晶棒1を得ることができる。
【0039】全面がV−リッチ領域のシリコン単結晶を
引き上げるためには、ほとんどのHZにおいて、引き上
げ速度を1.2mm/min以上とすれば良い。しか
し、全面がN−領域またはN−領域とV−リッチ領域の
混在領域で引き上げるためには、V/Gを特定の範囲に
制御して引き上げる必要がある。すなわち、図1に示す
ように、引き上げ速度をV(mm/min)とし、シリ
コンの融点から1400℃の間の引き上げ軸方向の結晶
内温度勾配の平均値をG(℃/mm)で表した時、結晶
中心から周辺までの距離を横軸とし、V/G(mm
℃・min)を縦軸として欠陥分布を示した欠陥分布図
のN−領域内、あるいは、N−領域とV−リッチ領域が
混在する領域において結晶を引き上げればよい。肝心な
ことは、引き上げ結晶の径方向の面内に、I−リッチ領
域およびOSFリング領域を含まないようにすることで
ある。
【0040】この場合、本発明では、引上条件制御のた
めに特に重要であるのは、図3に示したように、引上げ
室31の湯面上における単結晶棒1の外周空間におい
て、環状の固液界面断熱材8を設けたことと、その上に
上部囲繞断熱材9を配置したことである。さらに、必要
に応じてこの断熱材の上部に結晶を冷却する装置、例え
ば冷却装置36を設けて、これに上部より冷却ガスを吹
きつけて結晶を冷却できるものとする。また、この場
合、筒下部に輻射熱反射板を取り付けた構造としてもよ
い。
【0041】このように液面の直上の位置に所定の隙間
を設けて断熱材を配置し、さらにこの断熱材の上部に結
晶を冷却する装置を設けた構造とすることによって、H
Zの条件を変化させて、本発明の製造条件を満足させる
ことができる。この結晶の冷却装置としては、前記筒状
の冷却装置36とは別に、結晶の周囲を囲繞する空冷ダ
クトや水冷蛇管等を設けて所望の温度勾配を確保するよ
うにしても良い。
【0042】尚、結晶引き上げ中のGの面内分布につい
ては、HZの構造から、総合伝熱解析ソフトFEMAG
(F.Dupret,P.Nicodeme,Y.Ry
ckmans,P.Wouters,and M.J.
Crochet,Int.J.Heat Mass T
ransfer,33,1849(1990))を用い
て算出することができる。
【0043】また前述のように、シリコンウエーハ中に
BMDが発生することを防止するため引き上げ結晶中に
含まれる格子間酸素濃度は15ppma以下であること
が好ましい。この引き上げ結晶中に含まれる格子間酸素
濃度の制御は、従来よりCZ法で慣用されている方法を
用いればよい。例えば、ルツボ回転数の減少、導入ガス
流量の増加、雰囲気圧力の低下、シリコン融液の温度分
布、および対流の調整等の手段によって、簡単に上記酸
素濃度範囲とすることができる。また、10ppma程
度あるいはそれ以下の酸素濃度で引き上げる場合には、
磁場を印加して引き上げるMCZ法によれば、約7pp
ma程度まで酸素濃度を下げることができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例および比較例
を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 (実施例1)図3に示すようなMCZ装置を用いて、直
径200mm、結晶方位<100>、抵抗率約1Ωcm
のGaをドープしたシリコン単結晶を引き上げた。Ga
のドープは、高濃度のGaを添加したシリコン結晶を育
成し、これを砕いて適切な量を添加する方法により行っ
た。また、結晶引き上げ速度は1.8mm/minと
し、格子間酸素濃度は約12ppmaに調整した。
【0045】引き上げられた単結晶を鏡面ウエーハに加
工し、表面欠陥検査装置(KLAテンコール社製、Surf
Scan SP1)により、ウエーハ表面の0.12μm以上
のサイズのCOP(Crystal Originated Particle)を
測定した。その結果、COP密度は1000個/cm
以上であることがわかった。
【0046】また、引き上げられた単結晶から作製され
た他のウエーハを用いて1200℃、100分の酸化後
選択エッチングを施し、OSFリングの発生を調査し
た。さらに、他のウエーハを用い、直接選択エッチング
を行なって転位ループや転位クラスターに起因する欠陥
の発生を調査した。その結果、OSF、転位クラスター
等は全く発生していないことがわかった。
【0047】以上の結果から、本実施例で作製されたG
aドープされたシリコン単結晶ウエーハは、全面V−リ
ッチ領域からなり、ライフタイムを低下させる欠陥であ
るOSF、転位クラスター等が排除されているため、高
い変換効率を得ることのできる太陽電池用ウエーハとし
て用いることができることがわかった。
【0048】(実施例2)Gが4.25(℃/mm)の
HZ構造を有するMCZ装置を用いて、直径200m
m、結晶方位<100>、抵抗率約5ΩcmのGaがド
ープされたシリコン単結晶を引き上げた。Gaのドープ
は、高濃度のGaを添加したシリコン結晶を育成し、こ
れを砕いて適切な量を添加する方法により行った。ま
た、引き上げ速度を0.5mm/min±0.01mm
/minに調整することによりV/Gを制御しながら引
き上げ結晶の径方向の全面がN−領域となる条件で引き
上げた。また、格子間酸素濃度は約10ppmaに調整
した。
【0049】引き上げられた単結晶を鏡面ウエーハに加
工し、表面欠陥検査装置(KLAテンコール社製、Surf
Scan SP1)により、ウエーハ表面の0.12μm以上
のサイズのCOPを測定した。その結果、COP密度
は、ほぼ0個/cmであることがわかった。
【0050】また、引き上げられた単結晶から作製され
た他のウエーハを用いて1200℃、100分の酸化後
選択エッチングを施し、OSFリングの発生を調査し
た。さらに、他のウエーハを用い、直接選択エッチング
を行なって転位ループや転位クラスターに起因する欠陥
の発生を調査した。その結果、OSF、転位クラスター
等は全く発生していないことがわかった。
【0051】以上の結果から、本実施例で作製されたG
aドープされたシリコン単結晶ウエーハは、全面N−領
域からなり、ライフタイムを低下させる欠陥であるOS
F、転位クラスター等が排除されているため、高い変換
効率を得ることのできる太陽電池用ウエーハとして用い
ることができることがわかった。
【0052】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明
の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同
一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0053】例えば、上記説明においては、主にMCZ
法によってGa添加シリコン単結晶を製造する場合につ
き説明したが、本発明は通常のチョクラルスキー法にも
適用できるものであることは言うまでもない。また、製
造されるウエーハの直径も特に限定されるものではな
い。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、ウエー
ハの全面からOSF領域やI−リッチ領域が排除された
Gaドープシリコン単結晶ウエーハを提供する。そのた
め、OSFや転位クラスター起因のライフタイムの低下
が生じないとともに、光劣化も生じないウエーハを得る
ことができる。そのため、例えば太陽電池セル用のシリ
コン単結晶ウエーハとして太陽電池セルを製造すれば、
変換効率が低下あるいは光劣化を生じることがない高効
率の太陽電池セルを低生産コストで製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリコン単結晶における、結晶の径方向位置を
横軸とし、V/G値を縦軸とした場合の諸欠陥分布図で
ある(N−領域をウエーハ全面に広げた場合)。
【図2】シリコン単結晶における、結晶の径方向位置を
横軸とし、結晶引上げ速度を縦軸とした場合の諸欠陥分
布図である。
【図3】本発明で使用されるCZ法による単結晶引上装
置の一例を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1…成長単結晶棒、 2…シリコン融液、 3…湯面、
4…固液界面、5…種結晶、 6…シードチャック、
7…ワイヤ、 8…固液界面断熱材、9…上部囲繞断
熱材、 10…湯面と固液界面断熱材下端との隙間、3
0…単結晶引上げ装置、 31…引上げ室、 32…ル
ツボ、33…ルツボ保持軸、 34…ヒータ、 35…
断熱材、 36…冷却装置、37…磁石。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA02 BA04 CF10 EB01 EH09 HA12 HA20 PA16 5F053 AA13 AA21 DD01 FF04 GG01 HH04 JJ01 KK10 RR03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョクラルスキー法により作製されたシ
    リコン単結晶ウエーハであって、Gaがドープされてお
    り、ウエーハの全面がN−領域またはV−リッチ領域、
    あるいはこれらの混在領域からなることを特徴とするG
    aドープシリコン単結晶ウエーハ。
  2. 【請求項2】 前記Gaドープシリコン単結晶ウエーハ
    の抵抗率が0.1〜5Ωcmであることを特徴とする請
    求項1に記載のGaドープシリコン単結晶ウエーハ。
  3. 【請求項3】 前記Gaドープシリコン単結晶ウエーハ
    の格子間酸素濃度が15ppma以下であることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のGaドープシリ
    コン単結晶ウエーハ。
  4. 【請求項4】 チョクラルスキー法によりシリコン単結
    晶を引き上げ、該シリコン単結晶からシリコン単結晶ウ
    エーハを製造する方法において、前記シリコン単結晶を
    引き上げる原料シリコン中にGaを添加し、結晶の径方
    向全面がN−領域またはV−リッチ領域、あるいはこれ
    らの混在領域となる条件で前記シリコン単結晶を引き上
    げることを特徴とするGaドープシリコン単結晶ウエー
    ハの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記シリコン単結晶の引き上げ速度を
    1.2mm/min以上とすることを特徴とする請求項
    4に記載のGaドープシリコン単結晶ウエーハの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記Gaドープシリコン単結晶ウエーハ
    の抵抗率が0.1〜5Ωcmになるように調整して前記
    原料シリコン中にGaを添加することを特徴とする請求
    項4または請求項5に記載のGaドープシリコン単結晶
    ウエーハの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコン単結晶中の格子間酸素濃度
    が15ppma以下となるように制御しながら引き上げ
    ることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか
    1項に記載のGaドープシリコン単結晶ウエーハの製造
    方法。
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