JP2002160816A - 樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法 - Google Patents
樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法Info
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- JP2002160816A JP2002160816A JP2000360756A JP2000360756A JP2002160816A JP 2002160816 A JP2002160816 A JP 2002160816A JP 2000360756 A JP2000360756 A JP 2000360756A JP 2000360756 A JP2000360756 A JP 2000360756A JP 2002160816 A JP2002160816 A JP 2002160816A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送ベルトにガイド部材を加工センター等お
いて貼り付ける場合、簡単な貼付け装置により、接着力
のバラツキが少なく、ガイド部材を貼付ける位置精度が
高く、機械的に貼り付けることができるガイド部材の貼
付け方法および貼付け装置を提供する。 【解決手段】 搬送ベルト1の貼付け位置の長さ方向と
平行に取り付けられた案内定規4と、この案内定規4に
沿って走行可能なガイド部材案内冶具30とを備え、こ
のガイド部材案内冶具30が、外周に案内溝9を刻設し
た加圧ローラ5と、この加圧ローラ5の走行方向前方に
取り付けられた加熱手段6と、これらを支持する操作ハ
ンドル8とを備えている。
いて貼り付ける場合、簡単な貼付け装置により、接着力
のバラツキが少なく、ガイド部材を貼付ける位置精度が
高く、機械的に貼り付けることができるガイド部材の貼
付け方法および貼付け装置を提供する。 【解決手段】 搬送ベルト1の貼付け位置の長さ方向と
平行に取り付けられた案内定規4と、この案内定規4に
沿って走行可能なガイド部材案内冶具30とを備え、こ
のガイド部材案内冶具30が、外周に案内溝9を刻設し
た加圧ローラ5と、この加圧ローラ5の走行方向前方に
取り付けられた加熱手段6と、これらを支持する操作ハ
ンドル8とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樹脂搬送ベルト
にガイド部材を貼付ける装置および貼付ける方法に関
し、特に、搬送ベルトの使用現場若しくは加工センター
でのガイド部材の貼付け加工が容易かつ品質のバラツキ
を少なくできる貼付け装置および貼付け方法に関する。
ガイド部材付き搬送ベルトは、走行時の蛇行、横揺れを
防止し、安定に走行させるために、ベルト案内プーリに
案内溝を設けるとともに、この案内溝に嵌合しながら走
行するV形ガイド等ガイド部材を搬送ベルトの内側(ド
ライブ面)に取り付けている。
にガイド部材を貼付ける装置および貼付ける方法に関
し、特に、搬送ベルトの使用現場若しくは加工センター
でのガイド部材の貼付け加工が容易かつ品質のバラツキ
を少なくできる貼付け装置および貼付け方法に関する。
ガイド部材付き搬送ベルトは、走行時の蛇行、横揺れを
防止し、安定に走行させるために、ベルト案内プーリに
案内溝を設けるとともに、この案内溝に嵌合しながら走
行するV形ガイド等ガイド部材を搬送ベルトの内側(ド
ライブ面)に取り付けている。
【0002】この搬送ベルトは通常帆布等を芯体とし、
表面層としてゴム、樹脂等を積層している。ガイド部材
もこの表面層に近似する材料を使用して、例えば、軽量
搬送コンベヤベルトの場合には、ポリウレタン、軟質塩
化ビニルなど熱可塑性樹脂を用いられることが多い。
表面層としてゴム、樹脂等を積層している。ガイド部材
もこの表面層に近似する材料を使用して、例えば、軽量
搬送コンベヤベルトの場合には、ポリウレタン、軟質塩
化ビニルなど熱可塑性樹脂を用いられることが多い。
【0003】ガイド部材付き搬送ベルトは、通常、ガイ
ド部材を貼付けない状態で所定長さを巻き取って筒状体
とし、各地区のベルト加工センターやベルト設置現場に
配送した後展開して、エンドレス加工をした後、ベルト
の幅方向所定位置に長さ方向に平行にガイド部材を貼付
け加工する。
ド部材を貼付けない状態で所定長さを巻き取って筒状体
とし、各地区のベルト加工センターやベルト設置現場に
配送した後展開して、エンドレス加工をした後、ベルト
の幅方向所定位置に長さ方向に平行にガイド部材を貼付
け加工する。
【0004】
【従来の技術】従来、加工センターや設置現場におい
て、ガイド部材を搬送ベルトに貼付ける方法は、図4に
示すように、まず、搬送ベルト1を、その裏面(ガイド
部材貼付け面)を上にして作業台に展開し、ガイド部材
2を貼り付ける位置を表示する線(位置表示線ともい
う)を描き、この位置表示線3内に接着材を塗布し乾燥
する。一方、ガイド部材2を押さえローラ16の図示し
ない案内溝に巻き掛け、そのガイド部材2の貼付け面1
7を350〜380℃に予熱した熱風ドライヤー15で
加熱・溶融しながら搬送ベルト1に押しつけ、位置表示
線3に沿って矢印xの方向に走行させて、ガイド部材2
を搬送ベルト1に貼り付ける。熱風ドライヤー15と押
さえロール16の操作およびガイド部材の案内は作業者
が手作業で行っている。
て、ガイド部材を搬送ベルトに貼付ける方法は、図4に
示すように、まず、搬送ベルト1を、その裏面(ガイド
部材貼付け面)を上にして作業台に展開し、ガイド部材
2を貼り付ける位置を表示する線(位置表示線ともい
う)を描き、この位置表示線3内に接着材を塗布し乾燥
する。一方、ガイド部材2を押さえローラ16の図示し
ない案内溝に巻き掛け、そのガイド部材2の貼付け面1
7を350〜380℃に予熱した熱風ドライヤー15で
加熱・溶融しながら搬送ベルト1に押しつけ、位置表示
線3に沿って矢印xの方向に走行させて、ガイド部材2
を搬送ベルト1に貼り付ける。熱風ドライヤー15と押
さえロール16の操作およびガイド部材の案内は作業者
が手作業で行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
ガイド部材の搬送ベルトへの貼付け方法においては、上
記のように手作業であり、位置表示線3を設けてもその
位置表示線3に沿って正確に接着することが困難であ
り、また、熱風ドライヤー15とガイド部材2との間隔
が変動しやすく加熱溶融の程度が変化し、貼付け力や貼
付け状態が人によりバラツクなどの問題があった。
ガイド部材の搬送ベルトへの貼付け方法においては、上
記のように手作業であり、位置表示線3を設けてもその
位置表示線3に沿って正確に接着することが困難であ
り、また、熱風ドライヤー15とガイド部材2との間隔
が変動しやすく加熱溶融の程度が変化し、貼付け力や貼
付け状態が人によりバラツクなどの問題があった。
【0006】この発明は、ガイド貼付け位置が安定し、
貼付け力や貼付け状態のバラツキが少なくベルト設置現
地や加工センターでの貼付け作業が容易であり、かつ人
による品質のバラツキが少なくできるガイド部材付きの
搬送ベルトへの貼付け装置および貼付け方法を提供す
る。
貼付け力や貼付け状態のバラツキが少なくベルト設置現
地や加工センターでの貼付け作業が容易であり、かつ人
による品質のバラツキが少なくできるガイド部材付きの
搬送ベルトへの貼付け装置および貼付け方法を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1に記載の製造装置は、樹脂製搬送ベル
トの長さ方向と平行に作業台に固定された案内定規と、
この案内定規に沿って走行可能なガイド部材貼付け冶具
とを設けた樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置で
あって、前記ガイド部材貼付け冶具が、外周面にガイド
部材を巻き掛ける案内溝を刻設した加圧ローラと、この
加圧ローラの走行方向前方近くに保持され、前記ガイド
部材の貼付け面に当接・離間可能な加熱手段と、前記加
圧ローラを回転自在に軸支するとともに前記加熱手段を
保持しかつ前記ガイド部材を前記案内溝に案内する操作
ハンドルとを備えている。
ために、請求項1に記載の製造装置は、樹脂製搬送ベル
トの長さ方向と平行に作業台に固定された案内定規と、
この案内定規に沿って走行可能なガイド部材貼付け冶具
とを設けた樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置で
あって、前記ガイド部材貼付け冶具が、外周面にガイド
部材を巻き掛ける案内溝を刻設した加圧ローラと、この
加圧ローラの走行方向前方近くに保持され、前記ガイド
部材の貼付け面に当接・離間可能な加熱手段と、前記加
圧ローラを回転自在に軸支するとともに前記加熱手段を
保持しかつ前記ガイド部材を前記案内溝に案内する操作
ハンドルとを備えている。
【0008】樹脂製搬送ベルト(搬送ベルトともいう)
のガイド部材貼付け位置(貼付け位置ともいう)は、搬
送ベルトの幅方向端部近くや、中央部などであって、搬
送ベルトの長さ方向に平行に設定される。従って、搬送
ベルトの長さ方向に平行に固定された案内定規の定規と
なる面(定規面ともいう)は、前記貼付け位置の長さ方
向と平行となる。
のガイド部材貼付け位置(貼付け位置ともいう)は、搬
送ベルトの幅方向端部近くや、中央部などであって、搬
送ベルトの長さ方向に平行に設定される。従って、搬送
ベルトの長さ方向に平行に固定された案内定規の定規と
なる面(定規面ともいう)は、前記貼付け位置の長さ方
向と平行となる。
【0009】ガイド部材貼付け冶具は、加圧ローラと、
加熱手段および操作ハンドルとを備える。加圧ローラ
は、外周面にガイド部材の形状に対応する案内溝を周方
向に形成している。この案内溝にガイド部材を巻き掛
け、加圧ローラの側面(ローラの長さ方向端面の一方)
を上記案内定規の定規面に当接させながら走行させるこ
とにより、ガイド部材をベルト長さ方向に平行かつ真す
ぐに、貼付け位置に案内することができる。
加熱手段および操作ハンドルとを備える。加圧ローラ
は、外周面にガイド部材の形状に対応する案内溝を周方
向に形成している。この案内溝にガイド部材を巻き掛
け、加圧ローラの側面(ローラの長さ方向端面の一方)
を上記案内定規の定規面に当接させながら走行させるこ
とにより、ガイド部材をベルト長さ方向に平行かつ真す
ぐに、貼付け位置に案内することができる。
【0010】また、加圧ローラの側面から案内溝の幅方
向中心までの間隔と、搬送ベルトの側端部から貼付け位
置の幅方向中心までの間隔とを等しくすることにより、
搬送ベルトの側端面を定規面に当接し、加圧ローラの側
面を定規面に当接したとき、加圧ローラの案内溝の幅方
向中心は貼付け位置の幅方向中心に重なる。従って、案
内溝に懸回されたガイド部材は、機械的に貼付け位置に
押し付けられる。
向中心までの間隔と、搬送ベルトの側端部から貼付け位
置の幅方向中心までの間隔とを等しくすることにより、
搬送ベルトの側端面を定規面に当接し、加圧ローラの側
面を定規面に当接したとき、加圧ローラの案内溝の幅方
向中心は貼付け位置の幅方向中心に重なる。従って、案
内溝に懸回されたガイド部材は、機械的に貼付け位置に
押し付けられる。
【0011】加圧ローラの材質としては、テトラフルオ
ロエチレン樹脂(商標:テフロン)が好ましく使用され
る。耐熱性があり、案内定規の定規面との滑りが良く、
かつ、ガイド部材との離形性が良いからである。
ロエチレン樹脂(商標:テフロン)が好ましく使用され
る。耐熱性があり、案内定規の定規面との滑りが良く、
かつ、ガイド部材との離形性が良いからである。
【0012】加熱手段は、加圧ローラの走行方向前方近
くに保持され、加熱部と先端部とを備える。走行方向前
方近くとは、加圧ローラがガイド部材を貼付けながら走
行する方向の前方近くであって、更に詳しくは、加圧ロ
ーラがガイド部材を押さえる位置(加圧点ともいう)の
加圧ローラ回転方向上流近くをいう。
くに保持され、加熱部と先端部とを備える。走行方向前
方近くとは、加圧ローラがガイド部材を貼付けながら走
行する方向の前方近くであって、更に詳しくは、加圧ロ
ーラがガイド部材を押さえる位置(加圧点ともいう)の
加圧ローラ回転方向上流近くをいう。
【0013】加熱部は先端部を加熱する手段であって、
先端部は、前記加圧ローラの案内溝に案内されたガイド
部材の貼付け面に当接され、この貼付け面を加熱溶融さ
せる。加熱手段(先端部)は加圧点の近くに保持される
ので、貼付け面が溶融されすぐに搬送ベルトに押し付け
られ、強固で安定した接着力が得られる。
先端部は、前記加圧ローラの案内溝に案内されたガイド
部材の貼付け面に当接され、この貼付け面を加熱溶融さ
せる。加熱手段(先端部)は加圧点の近くに保持される
ので、貼付け面が溶融されすぐに搬送ベルトに押し付け
られ、強固で安定した接着力が得られる。
【0014】操作ハンドルは、加圧ローラを回転自在に
軸支し、この加圧ローラの側面を定規面に当接しなが
ら、作業台に載置された搬送ベルトの上面を走行させ
る。また加熱手段を加圧ローラの走行方向前方近くに保
持するホルダー部を備え、加熱手段の先端部をガイド部
材の貼付け面に当接・離間可能とする。更に、この操作
ハンドルは、ガイド部材案内冶具を操作する操作桿であ
ると共に、ガイド部材を加圧ローラの案内溝にねじれな
く供給する機能も有する。
軸支し、この加圧ローラの側面を定規面に当接しなが
ら、作業台に載置された搬送ベルトの上面を走行させ
る。また加熱手段を加圧ローラの走行方向前方近くに保
持するホルダー部を備え、加熱手段の先端部をガイド部
材の貼付け面に当接・離間可能とする。更に、この操作
ハンドルは、ガイド部材案内冶具を操作する操作桿であ
ると共に、ガイド部材を加圧ローラの案内溝にねじれな
く供給する機能も有する。
【0015】請求項2に記載のガイド部材貼付け装置
は、前記加熱手段の先端部が、前記ガイド部材の貼付け
面に当接する面が平坦である金属製のこてである。先端
部を金属製のこてとすることにより、熱容量が大きく安
定した加熱が可能になる。先端部のガイド部材に接する
面を平坦にすることにより、ガイド部材の貼付け面に均
一に当接するので、熱伝達効率が良くなる。ガイド部材
の加熱温度が安定することにより搬送ベルトとガイド部
材との接着力も安定する。
は、前記加熱手段の先端部が、前記ガイド部材の貼付け
面に当接する面が平坦である金属製のこてである。先端
部を金属製のこてとすることにより、熱容量が大きく安
定した加熱が可能になる。先端部のガイド部材に接する
面を平坦にすることにより、ガイド部材の貼付け面に均
一に当接するので、熱伝達効率が良くなる。ガイド部材
の加熱温度が安定することにより搬送ベルトとガイド部
材との接着力も安定する。
【0016】請求項3に記載のガイド部材貼付け方法
は、樹脂製搬送ベルトにガイド部材を貼付ける方法であ
って、案内定規を前記樹脂製搬送ベルトの長さ方向と平
行に作業台に固定し、前記樹脂製搬送ベルトを、その側
端部を前記案内定規の定規面に当接して前記作業台に載
置した後、前記樹脂製搬送ベルトの上面に、加圧ローラ
の側面を前記定規面に当接したガイド部材貼付け冶具を
載置して、前記加圧ローラの案内溝にガイド部材を懸回
し、つづけて、加熱手段の予熱された先端部を前記ガイ
ド部材の貼付け面に当接して、このガイド部材の貼付け
面を加熱溶融しながら前記樹脂搬送ベルトに押付け、前
記ガイド部材貼付け冶具を前記案内定規に沿って走行さ
せて、前記樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け位置に
前記ガイド部材を貼付ける。
は、樹脂製搬送ベルトにガイド部材を貼付ける方法であ
って、案内定規を前記樹脂製搬送ベルトの長さ方向と平
行に作業台に固定し、前記樹脂製搬送ベルトを、その側
端部を前記案内定規の定規面に当接して前記作業台に載
置した後、前記樹脂製搬送ベルトの上面に、加圧ローラ
の側面を前記定規面に当接したガイド部材貼付け冶具を
載置して、前記加圧ローラの案内溝にガイド部材を懸回
し、つづけて、加熱手段の予熱された先端部を前記ガイ
ド部材の貼付け面に当接して、このガイド部材の貼付け
面を加熱溶融しながら前記樹脂搬送ベルトに押付け、前
記ガイド部材貼付け冶具を前記案内定規に沿って走行さ
せて、前記樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け位置に
前記ガイド部材を貼付ける。
【0017】搬送ベルトの貼付け位置は、搬送ベルトの
側端面を定規面に当て、この定規面を基準として設定す
ることもできるが、個々のコンベヤ装置により貼付け位
置が相違する場合には、予め貼付け位置をけがきしてガ
イド部材の貼付け位置を線で表示してもよい(貼付け表
示線ともいう)。この貼付け位置と案内定規の定規面と
は平行になっており、この定規面に沿って加圧ロールを
走行させることにより、前記ガイド部材を貼付け位置に
押し付けることができる。
側端面を定規面に当て、この定規面を基準として設定す
ることもできるが、個々のコンベヤ装置により貼付け位
置が相違する場合には、予め貼付け位置をけがきしてガ
イド部材の貼付け位置を線で表示してもよい(貼付け表
示線ともいう)。この貼付け位置と案内定規の定規面と
は平行になっており、この定規面に沿って加圧ロールを
走行させることにより、前記ガイド部材を貼付け位置に
押し付けることができる。
【0018】加圧ローラの加圧点近くに保持され予熱さ
れた加熱手段の先端部を、加圧ローラに巻き掛けられた
ガイド部材の貼付け面に当接することにより、貼付け面
を加熱・溶融する。溶融された貼付け面を搬送ベルトの
貼付け位置に押し当てることによりガイド部材は搬送ベ
ルトに溶着される。更に、ガイド部材貼付け冶具を前記
定規面にそって走行さることにより、ガイド部材は前記
貼付け位置に沿って貼り付けられる。
れた加熱手段の先端部を、加圧ローラに巻き掛けられた
ガイド部材の貼付け面に当接することにより、貼付け面
を加熱・溶融する。溶融された貼付け面を搬送ベルトの
貼付け位置に押し当てることによりガイド部材は搬送ベ
ルトに溶着される。更に、ガイド部材貼付け冶具を前記
定規面にそって走行さることにより、ガイド部材は前記
貼付け位置に沿って貼り付けられる。
【0019】なお、ガイド部材は加熱・溶融により搬送
ベルトに貼付けできるが、上記搬送ベルトの貼付け位置
には予め接着剤を塗布、乾燥させておくことが好まし
い。ガイド部材と搬送ベルトとの接着力を向上させるた
めである。特に、搬送ベルトの裏面に帆布が露出し、樹
脂表面層がないときに有効である。
ベルトに貼付けできるが、上記搬送ベルトの貼付け位置
には予め接着剤を塗布、乾燥させておくことが好まし
い。ガイド部材と搬送ベルトとの接着力を向上させるた
めである。特に、搬送ベルトの裏面に帆布が露出し、樹
脂表面層がないときに有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガイド部材を
樹脂製搬送ベルトに貼付ける装置および貼付け方法につ
いて、実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本
発明に係る貼付け装置を用いてガイド部材を搬送ベルト
に貼付けしている状態を表す斜視図を示し、図2は本発
明に係るガイド部材貼付け冶具30の正面図(一部断
面)を示す。図3には図2のA−A断面図を示す。
樹脂製搬送ベルトに貼付ける装置および貼付け方法につ
いて、実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本
発明に係る貼付け装置を用いてガイド部材を搬送ベルト
に貼付けしている状態を表す斜視図を示し、図2は本発
明に係るガイド部材貼付け冶具30の正面図(一部断
面)を示す。図3には図2のA−A断面図を示す。
【0021】図1に斜視図で示す貼付け装置は、ガイド
部材貼付け冶具30と、クランプ10により作業台12
に取り付けられた案内定規4とを備える。作業台12の
上面に搬送ベルト1を、ガイド部材を貼付ける面を上に
して展開し、必要に応じて貼付け位置に表示線3を描
き、接着剤を塗布し乾燥する。案内定規4は、その定規
面(イ)が表示線3(表示線を表示しないときは搬送ベ
ルトの長さ方向)と平行になるように、クランプ10に
より作業台12に取り付けられる。また、予め作業台1
2に固定された案内定規4の定規面(イ)に幅方向の一
方の側端面を当接させた搬送ベルト1を、作業台12に
載置することもできる。
部材貼付け冶具30と、クランプ10により作業台12
に取り付けられた案内定規4とを備える。作業台12の
上面に搬送ベルト1を、ガイド部材を貼付ける面を上に
して展開し、必要に応じて貼付け位置に表示線3を描
き、接着剤を塗布し乾燥する。案内定規4は、その定規
面(イ)が表示線3(表示線を表示しないときは搬送ベ
ルトの長さ方向)と平行になるように、クランプ10に
より作業台12に取り付けられる。また、予め作業台1
2に固定された案内定規4の定規面(イ)に幅方向の一
方の側端面を当接させた搬送ベルト1を、作業台12に
載置することもできる。
【0022】なお、加圧ローラ5の側面から案内溝の幅
方向中心まで間隔(ロ)(図3参照)が、搬送ベルト1
の側端面から貼付け位置の幅方向中心までの間隔より狭
い場合には、案内定規4は、搬送ベルト1を挟んで作業
台12に取り付けられることもある(図示せず)。これ
によって案内定規4と搬送ベルト1とを同時に固定する
効果もある。
方向中心まで間隔(ロ)(図3参照)が、搬送ベルト1
の側端面から貼付け位置の幅方向中心までの間隔より狭
い場合には、案内定規4は、搬送ベルト1を挟んで作業
台12に取り付けられることもある(図示せず)。これ
によって案内定規4と搬送ベルト1とを同時に固定する
効果もある。
【0023】ガイド部材貼付け冶具30は、図1および
図2に示すように、作業台12に載置された搬送ベルト
1の上面にガイド部材2を介して当接する加圧ローラ5
と、この加圧ローラ5を回転自在に軸支しガイド部材2
を加圧ローラ5に案内する操作ハンドル8を備える。操
作ハンドル8は、図2に示すように、中空部23が形成
されたグリップ部22と、ガイド部材2を導入するねじ
れ防止ローラ11を備えたグリップ先端部24と、加圧
ローラ5を回転自在に軸支し、加圧ローラ5の走行方向
(矢印x)の前方近くに加熱手段6を昇降可能に保持す
るホルダー14とを一体に構成している。
図2に示すように、作業台12に載置された搬送ベルト
1の上面にガイド部材2を介して当接する加圧ローラ5
と、この加圧ローラ5を回転自在に軸支しガイド部材2
を加圧ローラ5に案内する操作ハンドル8を備える。操
作ハンドル8は、図2に示すように、中空部23が形成
されたグリップ部22と、ガイド部材2を導入するねじ
れ防止ローラ11を備えたグリップ先端部24と、加圧
ローラ5を回転自在に軸支し、加圧ローラ5の走行方向
(矢印x)の前方近くに加熱手段6を昇降可能に保持す
るホルダー14とを一体に構成している。
【0024】加熱手段6の先端部7は、準備段階では上
昇しガイド部材2と離間されているが、貼付け作業時に
は下降して、加圧ローラ5に巻き掛けられたガイド部材
2の貼付け面(搬送ベルト1に接する面)に当接し、こ
の貼付け面を加熱溶融する。
昇しガイド部材2と離間されているが、貼付け作業時に
は下降して、加圧ローラ5に巻き掛けられたガイド部材
2の貼付け面(搬送ベルト1に接する面)に当接し、こ
の貼付け面を加熱溶融する。
【0025】また、加熱手段6の先端部7は、ガイド部
材2との当接面が平坦である金属製のこてで、加熱を安
定させるために熱容量が大きいものが好ましく、例え
ば、鉄製のはんだごての様なものが使用される。この先
端部7のガイド部材2と接触する面を平坦にすることに
より、ガイド部材2の貼付け面を均一に加熱する。な
お、グリップ部22は中空部23を通してガイド部材2
を加圧ローラ5に案内しているので、グリップ部22を
例えば手作業で操作する場合であっても、ガイド部材2
は傷ついたり、ねじれたりしない。ねじれ防止ローラ1
1は方向を特定せず準備されたガイド部材2を、貼付け
面を外周側に向けて加圧ローラ5に巻き掛けることがで
きる。
材2との当接面が平坦である金属製のこてで、加熱を安
定させるために熱容量が大きいものが好ましく、例え
ば、鉄製のはんだごての様なものが使用される。この先
端部7のガイド部材2と接触する面を平坦にすることに
より、ガイド部材2の貼付け面を均一に加熱する。な
お、グリップ部22は中空部23を通してガイド部材2
を加圧ローラ5に案内しているので、グリップ部22を
例えば手作業で操作する場合であっても、ガイド部材2
は傷ついたり、ねじれたりしない。ねじれ防止ローラ1
1は方向を特定せず準備されたガイド部材2を、貼付け
面を外周側に向けて加圧ローラ5に巻き掛けることがで
きる。
【0026】図3に示す図2のA−A断面図により、案
内定規4と加圧ローラ5等との位置関係を説明する。作
業台12に搬送ベルト1を載置し、この搬送ベルト1の
側端面(幅方向の端面をいう)に当接させて、案内定規
4をクランプ10により作業台12に取り付ける(図1
参照)。加圧ローラ5は、軸心部にローラ支持軸13を
貫通してホルダー14に回転自在に取り付けられ、この
加圧ローラ5の外周面には周方向に案内溝9が刻設され
(図2参照)、ガイド部材2が巻き掛けられている。
内定規4と加圧ローラ5等との位置関係を説明する。作
業台12に搬送ベルト1を載置し、この搬送ベルト1の
側端面(幅方向の端面をいう)に当接させて、案内定規
4をクランプ10により作業台12に取り付ける(図1
参照)。加圧ローラ5は、軸心部にローラ支持軸13を
貫通してホルダー14に回転自在に取り付けられ、この
加圧ローラ5の外周面には周方向に案内溝9が刻設され
(図2参照)、ガイド部材2が巻き掛けられている。
【0027】案内溝9は、加圧ローラ5の幅方向ほぼ中
央であって周方向に刻設されている。この案内溝9の幅
方向中心から加圧ローラ5の側面まで間隔(ロ)と、搬
送ベルト1の側端面からガイド部材2を貼付ける位置の
幅方向中心までの間隔とが等しくなるように定める。こ
れによって案内定規4の定規面(イ)に搬送ベルト1の
側端面を軽く当接させて設置し、ガイド部材2を巻き掛
けられた加圧ローラ5を、この加圧ローラ5の側面を定
規面(イ)に軽く当接させながら回転させることによ
り、搬送ベルト1の貼付け位置に、搬送ベルト1の長さ
方向に平行にガイド部材2を貼付けることができる。
央であって周方向に刻設されている。この案内溝9の幅
方向中心から加圧ローラ5の側面まで間隔(ロ)と、搬
送ベルト1の側端面からガイド部材2を貼付ける位置の
幅方向中心までの間隔とが等しくなるように定める。こ
れによって案内定規4の定規面(イ)に搬送ベルト1の
側端面を軽く当接させて設置し、ガイド部材2を巻き掛
けられた加圧ローラ5を、この加圧ローラ5の側面を定
規面(イ)に軽く当接させながら回転させることによ
り、搬送ベルト1の貼付け位置に、搬送ベルト1の長さ
方向に平行にガイド部材2を貼付けることができる。
【0028】案内溝9の断面はガイド部材2の断面より
僅かに浅く設計され、ガイド部材2の貼付け面31が加
圧ローラ5の外周面より僅かに突出している。これによ
って加圧ローラ5によりガイド部材2を搬送ベルト1に
押し付る力は、ガイド部材2の貼付け面31に集中され
る。
僅かに浅く設計され、ガイド部材2の貼付け面31が加
圧ローラ5の外周面より僅かに突出している。これによ
って加圧ローラ5によりガイド部材2を搬送ベルト1に
押し付る力は、ガイド部材2の貼付け面31に集中され
る。
【0029】以上の貼付け装置の説明において部分的に
記載したが、ガイド部材の貼付け方法の実施の形態を、
図1により説明する。まず、搬送ベルト1のガイド部材
2を貼り付ける位置に接着剤を塗布し乾燥させる(この
ガイド部材2を貼り付ける面に表面樹脂層がある場合等
では、接着剤無しでガイド部材2を溶融接着できる場合
もある)。
記載したが、ガイド部材の貼付け方法の実施の形態を、
図1により説明する。まず、搬送ベルト1のガイド部材
2を貼り付ける位置に接着剤を塗布し乾燥させる(この
ガイド部材2を貼り付ける面に表面樹脂層がある場合等
では、接着剤無しでガイド部材2を溶融接着できる場合
もある)。
【0030】案内定規4の定規面(イ)に加圧ローラ5
の側面を当接しながらガイド部材案内冶具30を走行さ
せると、ガイド部材2は、操作ハンドル8のねじれ防止
ローラ11から中空部23(図2参照)を通って加圧ロ
ーラ5の案内溝9(図2参照)に巻き掛けられ、加熱手
段6により加熱溶融され、機械的に貼付け位置に供給さ
れる。
の側面を当接しながらガイド部材案内冶具30を走行さ
せると、ガイド部材2は、操作ハンドル8のねじれ防止
ローラ11から中空部23(図2参照)を通って加圧ロ
ーラ5の案内溝9(図2参照)に巻き掛けられ、加熱手
段6により加熱溶融され、機械的に貼付け位置に供給さ
れる。
【0031】加熱手段6の先端部7は、ガイド部材2を
加圧ローラ5に巻き掛ける準備作業の際には、ガイド部
材2より離間され、貼り付け作業前に所定の温度(ガイ
ド部材が溶融する温度)に予熱される。貼り付け作業時
には、先端部7をガイド部材2に接触させながら、ガイ
ド部材案内冶具30を矢印xの方向に走行させ、溶融さ
れたガイド部材2の貼付け面を搬送ベルト1の貼付け位
置に押し付けて貼付ける。溶融された貼付け面は冷却さ
れ強固に接着される。
加圧ローラ5に巻き掛ける準備作業の際には、ガイド部
材2より離間され、貼り付け作業前に所定の温度(ガイ
ド部材が溶融する温度)に予熱される。貼り付け作業時
には、先端部7をガイド部材2に接触させながら、ガイ
ド部材案内冶具30を矢印xの方向に走行させ、溶融さ
れたガイド部材2の貼付け面を搬送ベルト1の貼付け位
置に押し付けて貼付ける。溶融された貼付け面は冷却さ
れ強固に接着される。
【0032】本発明のガイド部材貼付け方法により製造
したガイド部材付き搬送ベルトのガイド部材2の貼付け
位置の精度を、従来の製造方法による精度と対比すると
次のようになる。設計されたガイド部材2の貼付け位置
(基準位置という)と、実際にガイド部材を貼り付けた
位置とのずれ(誤差)は、従来の貼付け方法では幅方向
に基準位置±1.0mmであったが、本発明の貼付け方法
によれば幅方向に基準位置±0.5mmとなった。
したガイド部材付き搬送ベルトのガイド部材2の貼付け
位置の精度を、従来の製造方法による精度と対比すると
次のようになる。設計されたガイド部材2の貼付け位置
(基準位置という)と、実際にガイド部材を貼り付けた
位置とのずれ(誤差)は、従来の貼付け方法では幅方向
に基準位置±1.0mmであったが、本発明の貼付け方法
によれば幅方向に基準位置±0.5mmとなった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付
け方法には、次のような効果がある。
本発明の搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付
け方法には、次のような効果がある。
【0034】請求項1に記載の貼付け装置では、加圧ロ
ーラに刻設された案内溝に、ガイド部材が巻き掛けら
れ、この加圧ローラの側面を案内定規に当接しながら走
行させると、ガイド部材は貼付け位置に機械的に押し付
けられる。加熱手段により、貼り付ける直前に貼付け面
を加熱、溶融するので効率よく安定した貼付け効果が得
られる。なお、この製造装置は、簡単に持ち運び可能で
あって、搬送ベルトの据え付け現場でも活用できる。
ーラに刻設された案内溝に、ガイド部材が巻き掛けら
れ、この加圧ローラの側面を案内定規に当接しながら走
行させると、ガイド部材は貼付け位置に機械的に押し付
けられる。加熱手段により、貼り付ける直前に貼付け面
を加熱、溶融するので効率よく安定した貼付け効果が得
られる。なお、この製造装置は、簡単に持ち運び可能で
あって、搬送ベルトの据え付け現場でも活用できる。
【0035】請求項2に記載の貼付け装置は、加熱手段
の先端部を加熱された金属製のこてとすることにより熱
容量が大きく、ガイド部材の貼付け面を安定に加熱でき
る。また、貼付け面に当接する面がが平坦であるので、
貼付け面を均一に加熱することができる。
の先端部を加熱された金属製のこてとすることにより熱
容量が大きく、ガイド部材の貼付け面を安定に加熱でき
る。また、貼付け面に当接する面がが平坦であるので、
貼付け面を均一に加熱することができる。
【0036】請求項3に記載の貼付け方法によれば、案
内定規に沿ってガイド部材案内冶具の加圧ローラを走行
させることにより、ガイド部材は機械的に貼付け位置に
案内され、加熱手段により連続的に安定した加熱が得ら
れるので、得られるガイド部材付き搬送ベルトのガイド
部材の貼り付け位置の精度、及びガイド部材と搬送ベル
トとの接着力は大幅に改善される。
内定規に沿ってガイド部材案内冶具の加圧ローラを走行
させることにより、ガイド部材は機械的に貼付け位置に
案内され、加熱手段により連続的に安定した加熱が得ら
れるので、得られるガイド部材付き搬送ベルトのガイド
部材の貼り付け位置の精度、及びガイド部材と搬送ベル
トとの接着力は大幅に改善される。
【図1】本発明の貼付け装置の斜視図を示す(貼り付け
作業中の状態を示す)。
作業中の状態を示す)。
【図2】本発明のガイド部材案内冶具30の正面図(一
部断面)を示す。
部断面)を示す。
【図3】図2に示すガイド部材案内冶具30のA−A断
面図を示す。
面図を示す。
【図4】従来のコグ付き伝動ベルトのガイド部材貼付け
方法を説明する斜視図を示す。
方法を説明する斜視図を示す。
1: 搬送ベルト 2: ガイド部材 4: 案内定規 5: 加圧ローラ 6: 加熱手段 7: 先端部 8: 操作ハンドル 9: 案内溝 10: クランプ 11: ねじれ防止ローラ 12: 作業台 30: ガイド部材案内冶具
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂製搬送ベルトの長さ方向と平行に作
業台に固定された案内定規と、この案内定規に沿って走
行可能なガイド部材貼付け冶具とを設けた樹脂製搬送ベ
ルトのガイド部材貼付け装置であって、 前記ガイド部材貼付け冶具が、外周面にガイド部材を巻
き掛ける案内溝を刻設した加圧ローラと、この加圧ロー
ラの走行方向前方近くに保持され、前記ガイド部材の貼
付け面に当接・離間可能な加熱手段と、前記加圧ローラ
を回転自在に軸支するとともに前記加熱手段を保持しか
つ前記ガイド部材を前記案内溝に案内する操作ハンドル
とを備えていることを特徴とする樹脂製搬送ベルトのガ
イド部材貼付け装置。 - 【請求項2】 前記加熱手段の先端部が、前記ガイド部
材の貼付け面に当接する面が平坦である金属製のこてで
ある請求項1に記載の樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼
付け装置。 - 【請求項3】 樹脂製搬送ベルトにガイド部材を貼付け
る方法であって、 案内定規を前記樹脂製搬送ベルトの長さ方向と平行に作
業台に固定し、前記樹脂製搬送ベルトを、その側端部を
前記案内定規の定規面に当接して前記作業台に載置した
後、 前記樹脂製搬送ベルトの上面に、加圧ローラの側面を前
記定規面に当接したガイド部材貼付け冶具を載置して前
記加圧ローラの案内溝にガイド部材を懸回し、つづけ
て、加熱手段の予熱された先端部を前記ガイド部材の貼
付け面に当接して、このガイド部材の貼付け面を加熱溶
融しながら前記樹脂搬送ベルトに押付け、前記ガイド部
材貼付け冶具を前記案内定規に沿って走行させ、前記樹
脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け位置に前記ガイド部
材を貼付けることを特徴とする樹脂製搬送ベルトのガイ
ド部材貼付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360756A JP2002160816A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360756A JP2002160816A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160816A true JP2002160816A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18832299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360756A Pending JP2002160816A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 樹脂製搬送ベルトのガイド部材貼付け装置および貼付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002160816A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324897A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Bando Chem Ind Ltd | 軽量搬送ベルト用ガイド部材 |
CN102874547A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-01-16 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 输送带的导条粘接机 |
CN107031209A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 柯尼卡美能达株式会社 | 纸张后处理装置以及具备纸张后处理装置的图像形成系统 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000360756A patent/JP2002160816A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324897A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Bando Chem Ind Ltd | 軽量搬送ベルト用ガイド部材 |
JP4704698B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2011-06-15 | バンドー化学株式会社 | 軽量搬送ベルト用ガイド部材 |
CN102874547A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-01-16 | 昆山特力伯传动科技有限公司 | 输送带的导条粘接机 |
CN107031209A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 柯尼卡美能达株式会社 | 纸张后处理装置以及具备纸张后处理装置的图像形成系统 |
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