JP2002159645A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002159645A
JP2002159645A JP2000357590A JP2000357590A JP2002159645A JP 2002159645 A JP2002159645 A JP 2002159645A JP 2000357590 A JP2000357590 A JP 2000357590A JP 2000357590 A JP2000357590 A JP 2000357590A JP 2002159645 A JP2002159645 A JP 2002159645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
player
gaming machine
game
firing
touching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000357590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4189833B2 (ja
Inventor
Satoshi Nagata
敏 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority to JP2000357590A priority Critical patent/JP4189833B2/ja
Publication of JP2002159645A publication Critical patent/JP2002159645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4189833B2 publication Critical patent/JP4189833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が発射力調整手段に触れていることを
検出できない場合でも、遊技を続行することができる遊
技機を提供する。 【解決手段】 操作ハンドル6の回転部材54と前カバ
ー部材53の表面部は、第1タッチ配線59Bに導通さ
れると共に、該第1タッチ配線59Bを介して駆動回路
部6Bの接触検出回路30Bに接続されている。また、
灰皿取付部7Aの押え部74の表面部は、第2タッチ配
線7Bに導通されると共に、該第2タッチ配線7Bも駆
動回路部6Bの接触検出回路30Bに接続されている。
そして、駆動回路部6Bのモータ駆動回路30Aは、接
触検出回路30Bを介して遊技者が回転部材54又は押
え部74に触れていることを検出した場合に限り、回転
部材54に軸58が接続される可変抵抗器50の抵抗値
の変化に従って、発射モータ29を駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種入賞装置や入
賞口を設けた遊技領域に遊技球を弾発するように構成し
た遊技機に関し、特に、遊技者が遊技球の発射勢を調整
する発射力調整手段又は遊技機の前面部下方に設けられ
る所定部材の少なくともいずれか一方に触れている場合
に限り、該発射力調整手段の調整に応じて遊技球が弾発
されることによって、遊技者が発射力調整手段に触れて
いることを検出できない場合でも、遊技者が所定部材に
触れていれば遊技を続行することができる遊技機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機等の遊技機におい
ては、遊技球の発射勢を調整する操作ハンドルに遊技者
が触れていることを検出するための検出手段が設けられ
る遊技機が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平5−31226号公報に記
載された遊技機の操作ハンドルでは、前方握手部材16
は、後方が開成する中空の半球状に形成してあり、その
前面側の外表面にはメッキ処理等を施すことによって導
電性の薄膜を形成してある。そして、この前方握手部材
16に人体が接触しているか否かを導通の有無で判定す
るためのタッチプレートを構成する。また、この前方握
手部材16の内側面に形成される連結板受部16aに
は、導電性部材によって形成される連結板30が該前方
握手部材16の表面側からビス等で止着されている。ま
た、この連結板30には、可変抵抗器取付部材23の鍔
部24に形成される下部挿通孔23b、可変抵抗器21
の下側、及び、後方握手部材13の配線挿通孔13bを
介して前面枠2の背面側に導出されるタッチ配線31が
ビス止め等により接続されている。これにより、前方握
手部材16の外表面に形成したタッチプレートが連結板
30を介してタッチ配線31と接続され、該タッチ配線
31からタッチ情報が入力されることによって、弾発射
機構9の弾発動作が可能な状態になる。また、前方握手
部材16のタッチプレートから連結板30を介してタッ
チ配線31と接続することで、回動操作部材15の回動
動作に影響されることなく、タッチ情報の送信路は定位
置に保持されるので、タッチプレートとタッチ配線との
接続部に接触不良が生じず、操作ハンドル11の信頼性
を向上させ得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−3
1226号公報に記載された遊技機の操作ハンドルにお
いては、前方握手部材16にタッチ配線31を介して接
続されるタッチ検出回路によって該前方握手部材16に
遊技者が触れていることを検出している。従来、このよ
うなタッチ検出回路は、遊技機の操作ハンドルに遊技者
が触れることにより発生する静電容量等の電気的変化に
基づいて、遊技者が触れているか否かを検出している。
しかしながら、遊技者が手に絆創膏等を巻いている場合
には、操作ハンドルに遊技者が触れることにより発生す
る静電容量等の電気的変化が導電率の変化などにより設
定量以下となり、この操作ハンドルに遊技者が触れてい
ることを検出できず、遊技をすることができなくなると
いう問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、遊技者が遊技球の発射
勢を調整する発射力調整手段又は遊技機の前面部下方等
に設けられる所定部材の少なくともいずれか一方に触れ
ている場合に限り、該発射力調整手段の調整に応じて遊
技球が弾発されることによって、遊技者が発射力調整手
段に触れていることを検出できない場合でも、遊技者が
所定部材に触れていれば遊技を続行することができる遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る遊技機は、遊技球を発射する発射装置
と、該遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段と、遊
技機の遊技者側の前面部に遊技者が触れることができる
ように設けられる少なくとも1の所定部材と、前記発射
力調整手段又は前記所定部材のいずれかに遊技者が触れ
ている場合に、この遊技者が触れていることを検出する
接触検出手段と、前記接触検出手段を介して遊技者が触
れていることを検出した場合に限り、前記発射力調整手
段の調整に応じて発射装置を駆動制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする遊技機。
【0007】このような特徴を有する請求項1に係る遊
技機においては、遊技球の発射勢を調整する発射力調整
手段と、遊技機の遊技者側の前面部に遊技者が触れるこ
とができるように設けられる少なくとも1の所定部材と
が設けられている。また、この発射力調整手段又は所定
部材のいずれかに遊技者が触れていることを検出する接
触検出手段が設けられている。そして、前記接触検出手
段を介して遊技者が触れていることを検出した場合に限
り、遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段の調整に
応じて発射装置が駆動制御される。これにより、発射力
調整手段に触れている遊技者の右手に絆創膏等が巻かれ
ているために、接触検出手段を介して遊技者が発射力調
整手段に触れていることが検出されない場合にも、遊技
者は絆創膏等が巻かれていない左手で所定部材に触れる
ことにより、接触検出手段を介して遊技者が所定部材に
触れていることが確実に検出されて発射装置が駆動制御
されるため、遊技者は遊技を続行することができる。
【0008】また、請求項2に係る遊技機は、遊技球を
発射する発射装置と、該遊技球の発射勢を調整する発射
力調整手段と、前記発射力調整手段に遊技者が触れてい
ることを検出する第1検出手段と、遊技機の遊技者側の
前面部に遊技者が触れることができるように設けられる
少なくとも1の所定部材と、前記所定部材に遊技者が触
れていることを検出する第2検出手段と、前記第1検出
手段と第2検出手段とのうち少なくとも一方を介して遊
技者が触れていることを検出した場合に限り、前記発射
力調整手段の調整に応じて発射装置を駆動制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このような特徴を有する請求項2に係る遊
技機においては、遊技球の発射勢を調整する発射力調整
手段に遊技者が触れていることを検出する第1検出手段
が設けられ、また、遊技機の遊技者側の前面部に遊技者
が触れることができるように設けられる少なくとも1の
所定部材に遊技者が触れていることを検出する第2検出
手段が設けられている。そして、この第1検出手段と第
2検出手段とのうち少なくとも一方を介して遊技者が触
れていることを検出した場合に限り、遊技球の発射勢を
調整する発射力調整手段の調整に応じて発射装置が駆動
制御される。これにより、発射力調整手段に触れている
遊技者の右手に絆創膏等が巻かれているために、第1検
出手段を介して遊技者が発射力調整手段に触れているこ
とが検出されない場合にも、遊技者は絆創膏等が巻かれ
ていない左手で所定部材に触れることにより第2検出手
段を介して遊技者が所定部材に触れていることが確実に
検出されて発射装置が駆動制御されるため、遊技者は遊
技を続行することができる。
【0010】また、請求項3に係る遊技機は、請求項1
又は請求項2に記載の遊技機において、前記所定部材
は、遊技機の遊技者側の前面部の上下方向の略中央位置
より下方に設けられていることを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する請求項3に係る遊
技機では、請求項1又は請求項2に記載の遊技機におい
て、前記所定部材は、遊技機の遊技者側の前面部の上下
方向の略中央位置より下方に設けられているため、遊技
者は座った状態で該所定部材に楽に触れることができ、
ゲームの興趣を損なわずに長時間遊技を続けることがで
きる。
【0012】また、請求項4に係る遊技機は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機において、前記
発射力調整手段は、遊技機の遊技者側の前面部下方に設
けられると共に、前記所定部材は、遊技機の左右方向の
中心線に対して該発射力調整手段のほぼ対称な位置に設
けられることを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する請求項4に係る遊
技機では、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊
技機において、前記発射力調整手段は、遊技機の遊技者
側の前面部下方に設けられている。また、前記所定部材
は、遊技機の左右方向の中心線に対して前記回動操作部
材のほぼ対称な位置に設けらている。これにより、発射
力調整手段が遊技機の前面部下方に設けられているた
め、遊技者は座った状態で回動操作部材に楽に触れるこ
とができると共に、所定部材も遊技機の左右方向の中心
線に対して回動操作部材のほぼ対称な位置に設けられる
ため、遊技者は座った状態で該所定部材に楽に触れるこ
とができ、ゲームの興趣を損なわずに更に長時間遊技を
続けることができる。
【0014】更に、請求項5に係る遊技機は、請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前記
発射力調整手段は、遊技者が回動操作して遊技球の発射
勢を調整する回動操作部材を有し、前記所定部材の外部
から観察できる形状は、前記回動操作部材の形状と略同
一形状又は似た形状であることを特徴とする。
【0015】このような特徴を有する請求項5に係る遊
技機では、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊
技機において、前記所定部材の外部から観察できる形状
は、前記回動操作部材の形状と略同一形状又は似た形状
であるため、該所定部材に触れることによって、発射力
調整手段と同様に遊技者が触れていることが検出されて
発射装置が駆動制御されることを遊技者は容易に認識す
ることができて遊技に支障をきたすことがなく、遊技者
の興味を強く引きつけることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機をパチ
ンコ機について具体化した第1及び第2実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係る
パチンコ機の全体構成について図1乃至図3に基づき説
明する。図1は第1実施形態に係るパチンコ機全体を示
した斜視図である。図2は第1実施形態に係るパチンコ
機全体を示した正面図である。図3は第1実施形態に係
るパチンコ機全体を示した背面斜視図である。尚、図1
では遊技領域上のゲート等の構造物を省略して示す。
【0017】図1および図2に示すように、このパチン
コ機1は、後述する入賞口、電動役物及びゲート等の各
種構造物が遊技盤2上に配設されており、遊技盤2上の
遊技領域Aにパチンコ球が発射され、遊技領域Aをパチ
ンコ球が転動落下して入賞口に入賞した場合に、賞球の
払い出しを行う。その遊技盤2の下側には、賞球を受け
る上部受け皿3が配設されている。この遊技盤2と上部
受け皿3との間には、前方側に突き出るプレート4が配
設されており、このプレート4には、遊技に応じた音等
をパチンコ機1外へ流すことができる一対の外部スピー
カ4aが内蔵されている。そして、一対の外部スピーカ
4aの間には、特別図柄表示装置としてのLCD表示器
4bが配設されおり、このLCD表示器4bは、遊技盤
2以外であって遊技盤2の下方の前面側のほぼ中央位置
に、その裏面側から前面側へ向かって取り付けられてい
る。そして、このLCD表示器4bは、左側変動図柄、
中央変動図柄、右側変動図柄を背景図柄上で表示する液
晶パネルであり、LCD表示器4bの左側、中央、右側
にそれぞれ表示された図柄が変動しながら順番に停止
し、全てが停止した状態で全体として所定の図柄(例え
ば「777」等)を構成すると、遊技者にとって有利な
遊技状態であるいわゆる「大当たり」となる。
【0018】このようにLCD表示器4bは、遊技盤2
以外の前面側中央に配置されたので、遊技者の近くにあ
り、遊技者にとってはLCD表示器4bが見やすくな
る。また、一対の外部スピーカ4aがLCD表示器4b
の両側方に配置されているので、外部スピーカ4aから
発せられる音が、LCD表示器4bを見る遊技者に向か
って直接的に伝わることになり、遊技者の興趣を増大さ
せることができる。更に、LCD表示器4bは高価であ
って、リサイクルの観点からも積極的に再利用しようと
する要望があるが、このパチンコ機1の場合、遊技領域
2以外に配置されたLCD表示器4bは、遊技領域A内
を転動落下するパチンコ球による衝撃を受けないので、
劣化しにくく再利用しやすくなる。
【0019】また、そのLCD表示器4bの下方に位置
する上部受け皿3の下側には、賞球を受ける大きめの下
部受け皿5が配設されている。その上部受け皿3の上方
右側には、上部受け皿3に溜まったパチンコ球を下部受
け皿5に落下させるための球抜きレバー3aが配設され
ており、遊技者等が球抜きレバー3aを操作すると、上
部受け皿3にあるパチンコ球がパチンコ機1内部のパチ
ンコ球通路(図示せず)を介して下部受け皿5に落下す
ることになる。また、下部受け皿5の右方側には、操作
ハンドル6に連結された発射装置6A(図3参照)が配
設されており、上部受け皿3の遊技球がパチンコ機1内
部のパチンコ球通路(図示せず)を介して発射装置6A
へ送られるように構成されている。また、下部受け皿5
の左方側で、パチンコ機1の左右方向の中心線に対して
操作ハンドル6のほぼ対称な位置には、パチンコ機の前
面部から遊技者側に突き出して設けられる灰皿取付部7
Aに開閉可能式の灰皿7が取り付けられている。また、
この灰皿7を閉じた場合には、外観形状が操作ハンドル
6とほぼ同じ形状となる。また、後述のように灰皿取付
部7Aの表面に電気的に導通するように該灰皿取付部7
Aの内側面に一端が取り付けられる第2タッチ配線7B
の他端は、該灰皿取付部7Aの内側後方部から遊技機の
前面パネルの裏側に引き出されて、該前面パネルの裏側
面に配設されつつ、後述の操作ハンドル6に取付けられ
る第1タッチ配線59B(図4参照)と共に、発射装置
6Aの発射モータ29(図6参照)を駆動制御する駆動
回路部6B(図3、図6参照)の接触検出回路30B
(図6参照)に接続されている。
【0020】一方、遊技盤2の左右上方側には、左右方
向に配設されている多数の発光LED8が上下方向に設
けられている。また、遊技盤2の前側は、ガラス扉9に
より被覆されており、ガラス扉9はその側方(左)側に
設けられたヒンジ部材等を介して開閉自在に支持されて
いる。そして、ヒンジ部材等の反対側(右)側には、鍵
穴9aが設けられており、遊技店の管理者等が鍵を鍵穴
9aに挿入して回転操作して、ロックを解除することに
より、ガラス扉9を前方側へ開くことができる。尚、ガ
ラス扉9が前方側へ開放されたことを検出するため、検
出スイッチ(図示せず)が設けられており、ガラス扉9
が前方側へ開放された場合には、該検出スイッチを介し
て右側の発光LED8のみを点灯させることにより、そ
の旨を遊技店の管理者等に報知できる。
【0021】また、LCD表示器4bの下方に位置する
下部受け皿5の前方側には、遊技者個人用聴取器として
のイヤホンを装着するための接続端子10が設けられて
いる。この接続端子10にイヤホンの入力端子を接続し
た場合、遊技者は、イヤホンを耳に当てることによりイ
ヤホンを介して遊技に応じた効果音等を聴くことがで
き、外部からの騒音を避けた状態でパチンコの遊技がで
きる。更に、下部受け皿5の前方側の接続端子10とL
CD表示器4bとの間には、遊技者がイヤホンを介して
遊技に応じた音等を聴く際の、その音量を調整できる音
量調整用操作部材11が配設されている。この場合、音
量調整用操作部材11はタッチ型であって、遊技者等が
音量調整用操作部材11の左側のボタンを押すことによ
って音量が小さくなり、該音量調整用操作部材11の右
側のボタンを押すことによって音量が大きくなるため、
その音量を調整でき、遊技者はイヤホンを介して遊技に
応じた音等を所望の音量で聴くことができる。このよう
に音量調整用操作部材11が、遊技盤2以外に配置され
たLCD表示器4b及び接続端子10の双方に近接して
配設されたので、音量調整用操作部材11の音量調整用
の操作が容易になる。もっとも、音量調整用操作部材1
1はタッチ型に限定される訳ではなく、例えば音量の
「大」、「中」及び「小」を選択できるスイッチやツマ
ミを左右方向に移動させて音量を調整するリニヤ型等で
あっても良いし、その他の構成であっても良い。
【0022】また、下部受け皿5の前面部下方には、透
明な窓部5bが形成されて内部のパチンコ球の有無を確
認することができる。また、前記接続端子10と該窓部
5bとの間には、下部受け皿5内のパチンコ球を落下さ
せるための球抜きダイヤルレバー5aが配設されてお
り、球抜きダイヤルレバー5aを一方向に操作すると、
下部受け皿5の下面に形成される球抜き穴(不図示)が
開放されて、下部受け皿5内にあるパチンコ球がパチン
コ機1の下方に置いた受け皿(図示せず)に落下するこ
とになる。一方、球抜きダイヤルレバー5aを反対方向
に操作すると、下部受け皿5の下面に形成される球抜き
穴が閉じて、下部受け皿5内にパチンコ球を溜めること
ができる。尚、下部受け皿5内には、賞球のオーバーフ
ローを検出するための検出スイッチ(図示せず)が設け
られており、該下部受け皿5内の賞球がオーバーフロー
した場合には、該検出スイッチを介して遊技盤2の左側
の発光LED8のみが周期的に点滅されて、その旨が遊
技店の管理者等に報知される。
【0023】次に、パチンコ機1における遊技盤2の遊
技領域Aの構成について、図2を参照して説明する。こ
の遊技領域A内には、従来のパチンコ機と異なって、図
柄変動装置としてのLCD表示器4bがないため、遊技
領域Aが広く使え、遊技領域Aにおける始動入賞口、風
車等の構造物の配置等の設計自由度を高めることができ
る。この場合、所定厚さの板材からなる遊技盤2上に設
けられた各構造物を囲むように、環状のレール12が遊
技盤2上に立設されており、このレール12は、発射さ
れたパチンコ球を遊技領域A内に案内する案内路を構成
している。また、遊技領域A内の上方左右には、2個の
風車13がそれぞれ配設され、これら風車13の間の下
方には、入賞口14が配設されている。また、これら2
個の風車13の下方には、2個の入賞口15、16が配
設され、これら2個の入賞口15、16の間の下方に
は、始動口17が配設されている。また、遊技領域A内
の側方における2個の入賞口15、16の左右には、電
飾部材18、19が配設されている。また、始動口17
の下方左右には、2個のゲート20、21が配設され、
これらゲート20、21の左右下方には、2個の入賞口
22、23が配設されている。そして、始動口17、ゲ
ート20、21及び入賞口22、23の下方には、大入
賞口24及びこの大入賞口24の左右に位置する入賞口
25、26を有する特別電動役物27が配設されてお
り、この大入賞口24は、LCD表示器4bにおいて変
動図柄が揃って大当りが発生したとき等に上方に開口す
る横幅が広い開閉扉24aを有している。
【0024】そして、大入賞口24、入賞口14、1
5、16、22、23、25、26の遊技盤2の裏面に
は、パチンコ球を流す賞球樋(不図示)が設けられてい
る。また、この賞球樋には、大入賞口24、入賞口1
4、15、16、22、23、25、26に入ったパチ
ンコ玉を検出する入賞口スイッチ(図示せず)が、遊技
盤2の裏側に設けられている。そして、入賞口スイッチ
がパチンコ球の入賞を検出すると、所定個数の賞球が上
部受皿3に排出される。また、始動口17の遊技盤2の
裏面には、パチンコ球を流す賞球樋が設けられており、
この始動口17に入ったパチンコ玉を検出する始動口ス
イッチ(図示せず)が遊技盤2の裏側に設けられてい
る。そして、この始動口17に入賞したパチンコ球を始
動口スイッチが検出すると、所定の個数の賞球が上部受
皿3に排出されるとともに、LCD表示器4bに表示さ
れる複数の変動図柄がそれぞれ上下変動を開始する。
【0025】そして、始動口17にパチンコ球が入り、
LCD表示器4bの背景画面の、左側、中央、右側にそ
れぞれ表示された図柄が変動した後に、所定の表示状態
に達成した場合(例えば、「777」のように揃った場
合等)に大入賞口24の開閉扉24aが上方に開口する
ように構成されている。この大入賞口24内には、開閉
扉24aが上方に開口したときに入賞したパチンコ球の
個数をカウントするための大入賞口カウントスイッチ
(図示せず)が設けられており、大入賞口カウントスイ
ッチがカウントしたパチンコ球の個数に対応する分の所
定の個数の賞球が、上部受皿3に排出されるように構成
されている。この場合、大入賞口24の開閉扉24a
は、25秒間経過又は10個のパチンコ球の入賞が大入
賞口カウントスイッチにより検出されるまで開放され
る。更に、大入賞口24の内部には、遊技者にとって有
利な遊技状態を所定回数継続するためのいわゆる「Vゾ
ーン」が仕切り形成されており、当該Vゾーンへの入賞
検出用のVスイッチ(図示せず)が設けられている。ま
た、ゲート20、21には、パチンコ球の通過を検出す
る検出スイッチ(図示せず)が備えられ、この検出スイ
ッチがパチンコ球の通過を検出することにより、LCD
表示器4bに設けられた普通図柄表示部4b1の表示が
変化しながら所定の数字等を表示する。普通図柄表示部
4b1が停止した状態が所定の図柄(例えば「77」
等)を構成する場合に、遊技者にとって有利な遊技状態
である「通常当たり遊技状態」となる。また、LCD表
示器4b内の上方部には、保留されている変動図柄の始
動回数を遊技者に知らせるための、4個の保留回数表示
部4b2が設けられている。
【0026】また、図3に示すように、パチンコ機1
は、木製の外枠31に対して前面枠32がヒンジ部材等
を介して開閉自在に取り付けられている。また、この前
面枠32のほぼ中央部には、遊技盤2が着脱可能なよう
に取り付けられている。そして、この前面枠32の裏側
には合成樹脂製の機構セット盤33が着脱可能に蝶番等
により取り付けられている。
【0027】パチンコ機1の裏側上部には、上方に開口
した賞球タンク34が機構セット盤33に固定されてい
る。この賞球タンク34は、傾斜した底面に連通孔(不
図示)が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を
2列に整列流出し得る傾斜したタンクレール35が取付
けられている。
【0028】また、賞球ケース36へパチンコ球を案内
する賞球案内部37内には、タンクレール35の下流側
のパチンコ球を案内する2列の賞球通路(不図示)が形
成されている。また、賞球ケース36には、各タンクレ
ール35、賞球通路を通過するパチンコ球の数を確認す
る確認スイッチ36A、パチンコ球の送り出しを調節す
る払い出しソレノイド36B等(いずれも図6参照)が
内装されている。そして、これら賞球タンク34、タン
クレール35、賞球案内部37、賞球ケース36、確認
スイッチ36A、及び払い出しソレノイド36B等によ
り賞球払出システムが構成されている。
【0029】そして、賞球ケース36の下流側には排出
部が形成され、下部受け皿満タンスイッチ(図示せず)
が内装された排出路38が形成されている。また、この
排出路38の前方側は下部受け皿5に接続され、上部受
け皿3から溢れた賞球やファール球を受けて下部受け皿
5に案内している。
【0030】また、機構セット盤33上には、主基板ボ
ックス39内に収納される主基板40が、遊技盤裏面を
覆う透明なABS等の樹脂製のセンターカバー41の背
面に装着された状態で固定されている。この主基板40
には、パチンコ機1の遊技動作などを制御する制御回路
が構成されている。
【0031】また、主基板40の下方左側には、発光L
ED8や電飾部材18、19の電飾ランプW1(図6参
照)等を制御する制御回路を構成するランプ制御基板4
2が収納されるランプ基板ボックス43が配設されてい
る。また、主基板40の下方右側には、外部スピーカ4
aから出力される効果音等を制御する制御回路を構成す
る音制御基板44が収納される音基板ボックス45が配
設されている。
【0032】また、音基板ボックス45の下方には、L
CD表示器4bの表示画像等を制御する表示制御回路を
構成する表示制御基板46と、賞球払い出し等を制御す
る制御回路を構成する賞球制御基板47とが収納される
コントロールボックス48が取り付けられている。
【0033】また、コントロールボックス48の左側に
は、供給されるパチンコ球を連続的に不図示のカム機構
や発射モータ29等を介して弾発する発射装置6Aと、
この発射装置6Aを駆動制御する駆動回路部6Bとから
構成される発射装置ユニット49が設けられている。ま
た、後述のように、該駆動回路部6Bは、第1タッチ配
線59B(図4参照)と第2タッチ配線7A(図2、図
5参照)とを介して遊技者が操作ハンドル6の回転部材
54又は灰皿取付部7Aの押え部74(図5参照)に触
れている場合に限り、操作ハンドル6の内部に取り付け
られる可変抵抗器50(図4参照)の抵抗値変化に基づ
いて発射モータへの供給電力が調節され、パチンコ球の
発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構
成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル6に
おける回転部材54(図4参照)の回動量を調節するこ
とによって、可変抵抗器50の抵抗値が増減され、発射
装置6Aによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うこ
とができる。
【0034】さらに、機構セット盤33の上方角部(図
3中、右上角部)には、中継基板30が設けられてい
る。この中継基板30は、パチンコ機1とホールコンピ
ュータをつなぐ基板である。
【0035】次に、下部受け皿5の右側下方に設けられ
る操作ハンドル6の概略構造について図4に基づいて説
明する。図4は第1実施形態に係るパチンコ機1の操作
ハンドル6及びその取付部を模式的に示す上側方向から
見た要部拡大部分断面図である。図4に示すように、操
作ハンドル6は、パチンコ機1の前面の平板部51に形
成された操作ハンドル保持部52に対して、前カバー部
材53を固定的に保持させるとともに、前カバー部材5
3にて略円板状の回転部材54を回転可能に設けること
により構成されている。
【0036】ここに、操作ハンドル保持部52は、平板
部51の前面側(図4の左側方向)に向かって突出形成
された円筒状の支持部55、及び、支持部55の径より
も大径を有し支持部55に連続して形成されて前カバー
部材53を固定的に保持する保持部56とから構成され
ている。そして、支持部55と保持部56とを連結する
連結部57は、支持部55の周囲に存在し、支持部55
の周囲に渡って平板部51との間の距離Lは、略同一距
離に形成されている。尚、支持部55は円筒状である必
要はなく、例えば、断面四角形状等の筒状であればよ
い。
【0037】また、操作ハンドル保持部52の内部にお
いて、可変抵抗器50が、図示しない固定壁により固定
されている。かかる可変抵抗器50は前カバー部材53
側に突出する回転可能な軸58を有し、可変抵抗器50
からは平板部51側に導出された信号線59Aが設けら
れている。ここに、可変抵抗器50は、軸58の回転量
に基づき抵抗値が変化し、このように変化された抵抗値
の信号が信号線59Aを介して前記駆動回路部6Bのモ
ータ駆動回路30A(図6参照)に入力されるものであ
る。また、可変抵抗器50の金属製等の導電性の鍔部5
0Aの裏側には第1タッチ配線59Bが半田付け等によ
り接続されている。そして、この第1タッチ配線59B
の他端は、駆動回路部6Bの接触検出回路30B(図6
参照)に接続されている。また、回転部材54の外周側
表面部及び前後の表面部にはメッキ処理を施すことによ
って導電性の薄膜が形成されている。そして、可変抵抗
器50の軸58は、金属製ワッシャ58Aを挿通後、回
転部材54の裏側表面部のほぼ中央部に形成される貫通
孔に嵌挿されている。これにより、回転部材54の遊技
者の触れる面は、該回転部材54の表面部に形成される
導電性薄膜、金属製ワッシャ、及び鍔部50Aを介して
タッチ配線59Bと導通されている。
【0038】また、後述のように灰皿取付部7Aに取り
付けられる第2タッチ配線7Bは、平板部51の裏面に
沿って該操作ハンドル保持部52の裏面側まで引き回さ
れて、第1タッチ配線59Bと共に、駆動回路部6Bの
接触検出回路30Bに接続される。
【0039】更に、前カバー部材53における内部球面
の略頂部付近から半径方向内側に支持軸60が突出され
て一体に形成されている。また、この前カバー部材53
の表面部はメッキ処理を施すことによって導電性の薄膜
が形成されている。
【0040】また、回転部材54は、その外周に、手の
指の長さ等に合致させるとともに指を引っ掛けるための
引掛部54Aが形成されており、また、回転部材54の
略中央位置からは、円筒部61が前カバー部材53側に
向かって突出して形成されている。ここに、円筒部61
は、回転部材54に対して直角方向に突出されている。
また、円筒部61の内部には、前カバー部材53の支持
軸60が回転可能に挿嵌されており、これにより回転部
材54は、前カバー部材53に回転可能に支持されるも
のである。
【0041】回転部材54には、前記した可変抵抗器5
0の軸58が固定されており、従って、回転部材54が
回転されると軸58も回転され、これにより回転部材5
4の回転量に基づき前記したようにパチンコ球の発射勢
を強めたり、弱めたりしてパチンコ球の発射勢を加減す
ることが可能となるものである。また、遊技者が前カバ
ー部材53の表側表面部に触れている場合には、該前カ
バー部材53の表面部に形成された導電性薄膜、回転部
材54の円筒部61に形成された導電性薄膜、金属製ワ
ッシャ、及び鍔部50Aを介して第1タッチ配線59B
と導通されている。
【0042】また、回転部材54と前カバー部材53と
の間には、戻しコイルバネ63が配置されている。即
ち、図4に示すように、戻しコイルバネ63の一端は、
回転部材54に固定されており、また、他端は、前カバ
ー部材53の支持軸60等に固定されている。かかる戻
しコイルバネ63は、回転部材54を非操作位置(回転
操作されていない位置)に向かって常時付勢しており、
回転部材54が回転された後に回転部材54から指が離
されると、その捻り弾性力に基づき回転部材54を非操
作位置まで戻す作用を行う。
【0043】前記のように構成された操作ハンドル6を
操作する場合は、遊技者が回転部材54及び前カバー部
材53に触れているため、第1タッチ配線59B及び接
触検出回路30B(図6参照)を介して発射モータ29
が駆動可能な状態になり、回転部材54の引掛部54A
に指を引っかけ、戻しコイルバネ63の弾性力に抗して
回転部材54を時計方向に回転することにより、パチン
コ球の発射勢が調整される。尚、回転部材54から指を
離すと、回転部材54は、戻しコイルバネ63の捻り弾
性力により元の非操作位置まで反時計方向に回転され
る。
【0044】また、パチンコホールにおいてパチンコ機
1、特に、操作ハンドル6及びその周辺部分の清掃を行
う場合、操作ハンドル保持部52を構成する支持部55
と保持部56との連結部57は、支持部55の周囲に渡
って平板部51から一定の距離Lだけ離間されているの
で、雑巾等の清掃具を支持部55の周囲に十分入り込ま
せることができる。この結果、支持部55の周囲の全体
に渡って均一に且つ容易に清掃することができる。
【0045】次に、下部受け皿5の左側下方に設けられ
る灰皿取付部7Aの概略構造について図5に基づいて説
明する。図5は第1実施形態に係るパチンコ機1の灰皿
取付部7A及びその取付部を模式的に示す側面から見た
要部拡大部分断面図である。図5に示すように、灰皿取
付部7Aは、パチンコ機1の前面の平板部51に4個の
ビス71によって裏側からビス止めによって固定されて
いる。ここに、灰皿取付部7Aは、平板部51の前面側
に当接する略円筒状の支持部72と、この支持部72の
前端縁部から外側方向に延出される略半球状の保持部7
3と、この保持部73の外側端縁部の周囲から操作ハン
ドル6の回転部材54と同じ幅寸法で略直角に外側方向
に延出されて、該回転部材54の外径とほぼ同じ外径に
形成される略円環状の押え部74とから構成されてい
る。また、押え部74の頂点部(最上端部)には、操作
ハンドル6の回転部材54の頂点部に形成された引掛部
54Aとほぼ同じ形状の凹部75が形成されている。更
に、この押え部74の外周側表面部、前後の表面部、及
び内周側表面部にはメッキ処理を施すことによって導電
性の薄膜が形成されている。従って、押え部74の外観
形状は、操作ハンドル6の回転部材54の外観形状とほ
ぼ同じ形状に構成されている。
【0046】また、押え部74の凹部75に対向する内
側面には、第2タッチ配線7Bの一端が半田付け等によ
り接続される金属製の連結板76がビス77で止着され
ている。従って、押え部74の遊技者の触れる面は、該
押え部74の表面部に形成される導電性薄膜、ビス7
7、及び連結板76を介して第2タッチ配線7Bと導通
されている。尚、この第2タッチ配線7Bの他端は、駆
動回路部6Bの接触検出回路30Bに接続されている。
【0047】また、灰皿取付部材74の前方側(遊技者
側)開口部には、略半球状の灰皿7が該開口部内で上下
方向に回転可能なように軸支されている。また、平板部
51の前面には略円柱状の回転止め部材78が突き出し
て形成され、灰皿7が下側方向に回転して、略水平状態
になった時にこの回転止め部材78に当接するように構
成されている。また、灰皿7の表面部はメッキ処理を施
すことによって導電性の薄膜が形成され、該灰皿7の表
面部は、押え部74の内周面に形成される導電性薄膜、
ビス77、及び連結板76を介して第2タッチ配線7B
と導通されている。これにより、上記のように構成され
た操作ハンドル6を操作する場合に、遊技者が灰皿取付
部7Aの押え部74や灰皿7に触れていれば、第2タッ
チ配線7B、接触検出回路30B、及びモータ駆動回路
30Aを介して発射モータ29が駆動可能な状態にな
り、回転部材54を時計方向に回転することにより、パ
チンコ球は発射勢を調整されつつ発射される。
【0048】次に、上記のように構成されたパチンコ機
1のパチンコ球の発射勢の調整等に係る制御システムの
構成について図6に基づいて説明する。図6は第1実施
形態に係るパチンコ機1のパチンコ球の発射勢の調整等
に係る制御システムの構成を示すブロック図である。図
6に示すように、パチンコ機1のパチンコ球の発射勢の
調整等に係る制御システム81は、パチンコ機1の遊技
動作などを制御する主基板40、発光LED8や遊技盤
2上の電飾ランプW1等を制御するランプ制御基板4
2、外部スピーカ4a等を制御する音制御基板44、L
CD表示器4bの表示画像等を制御する表示制御基板4
6、及び賞球払い出し等を制御する賞球制御基板47等
から構成され、各基板40、42、44、46、47は
相互に配線により接続されている。
【0049】また、表示制御基板46には、LCD表示
器46が配線により接続され、主基板40からの指令に
より所定の画像データが該表示制御回路46を介してL
CD表示器46に出力される。また、音制御基板44に
は、一対のスピーカ4aと音量調整用操作部材11とが
配線により接続され、主基板40からの指令により、該
音量調整用操作部材11を介して指示された音量で所定
の音楽演奏等が該音楽制御基板44を介して出力され
る。また、ランプ制御基板42には、発光LED8や遊
技盤2上の電飾ランプW1が配線により接続され、主基
板40からの指令により所定の発光モードで点灯駆動制
御される。
【0050】また、賞球制御基板47には、賞球ケース
36内に配置される確認スイッチ36Aと払出ソレノイ
ド36Bとが配線により接続され、主基板40からの払
出指令により所定個数の賞球が払い出される。また、こ
の賞球基板47には、モーター駆動回路部6B内のモー
タ駆動回路30Aが配線により接続されている。そし
て、賞球制御基板47に配線により接続される不図示の
下部受け皿満タンスイッチからオン信号が入された場合
には、この賞球制御基板47からモータ駆動回路30A
に発射モータ29の停止指令が出力される。
【0051】また、駆動回路部6Bには、モータ駆動回
路30Aと該モータ駆動回路30Aに電気的に接続され
る接触検出回路30Bとが配置されている。また、この
モータ駆動回路30Aには、信号線59Aを介して可変
抵抗器50が接続されると共に、発射モータ29が接続
されている。一方、接触検出回路30Bには、第1タッ
チ配線59Bを介して回転部材54が電気的に接続され
ると共に、第2タッチ配線7Bを介して押え部74が電
気的に接続されている。そして、この接触検出回路30
Bは、回転部材54又は押え部74に遊技者が触れるこ
とによる静電容量等の変化を検出して、該静電容量等の
変化が設定値以上であれば遊技者が触れているものと判
定し、オン信号を出力し、該静電容量等の変化が設定値
より小さい場合はオフ信号を出力するものである。従っ
て、回転部材54又は押え部74に遊技者が触れていな
い場合には、オフ信号が出力されている。
【0052】そして、モータ駆動回路30Aは、接触検
出回路30Bからオン信号が入力されている場合には、
可変抵抗器50における抵抗値の変化を示す信号が入力
された際に、その抵抗値変化に応じて発射モータ29へ
の供給電力を調整し、パチンコ球の発射勢を強めたり、
弱めたりしてパチンコ球の発射勢の加減する。これによ
り、遊技者が操作ハンドル6と灰皿取付部7Aの押え部
74とのいずれかに触れている場合には、操作ハンドル
6の回転部材54の回動操作により、パチンコ球の発射
勢が調整される。他方、このモータ駆動回路30Aは、
接触検出回路30Bからオフ信号が入力されている場
合、又は賞球制御基板47から発射モータ29の停止信
号が入力されている場合には、発射モータ29を停止さ
せるように構成されている。これにより、遊技者が操作
ハンドル6と灰皿取付部7Aの押え部74とのいずれに
も触れていない場合、又は下部受け皿5が満杯になった
場合には、パチンコ球は発射されない。
【0053】ここで、発射装置ユニット49は、発射装
置として機能する。また、回転部材54、戻しコイルバ
ネ63、可変抵抗器50、及び駆動回路部6Aは、発射
力調整手段を構成する。また、回転部材54の表面部に
形成された導電性薄膜、前カバー部材53の表面部に形
成された導電性薄膜、回転部材54の円筒部61に形成
された導電性薄膜、金属製ワッシャ、可変抵抗器50の
鍔部50A、第1タッチ配線59B、灰皿7の表面部に
形成される導電性薄膜、押え部74の表面部に形成され
る導電性薄膜、ビス77、連結板76、第2タッチ配線
7B、及び駆動回路部6Bは、接触検出手段を構成す
る。また、灰皿取付部材7Aと灰皿7とは、所定部材を
構成する。また、モータ駆動回路30Aは、制御手段と
して機能する。また、操作ハンドル6は、回動操作部材
として機能する。
【0054】以上説明した通り第1実施形態に係るパチ
ンコ機1では、回転部材54の表面部に形成された導電
性薄膜、前カバー部材53の表面部に形成された導電性
薄膜、回転部材54の円筒部61に形成された導電性薄
膜、金属製ワッシャ、可変抵抗器50の鍔部50A、及
び第1タッチ配線59Bは導通されると共に、この第1
タッチ配線59Bは駆動回路部6Bの接触検出回路30
Bに接続されている。また、灰皿7の表面部に形成され
る導電性薄膜、灰皿取付部7Aの押え部74の表面部に
形成される導電性薄膜、ビス77、連結板76、及び第
2タッチ配線7Bは導通されると共に、この第2タッチ
配線7Bも駆動回路部6Bの接触検出回路30Bに接続
されている。そして、駆動回路部6Bのモータ駆動回路
30Aは、接触検出回路30Bを介して遊技者が触れて
いることを検出した場合には、回転部材54に軸58が
接続される可変抵抗器50の抵抗値の変化に従って、発
射装置6Aの発射モータ29を駆動制御する。
【0055】したがって、遊技者がパチンコ球の発射勢
を調整する操作ハンドル6の回転部材54か前カバー部
材53、又は灰皿取付部7Aか灰皿7の少なくともいず
れかに触れている場合に限り、該操作ハンドル6の調整
に応じてパチンコ球の発射勢が調整されて弾発されるた
め、操作ハンドル6に触れている遊技者の右手に絆創膏
等が貼られているために、接触検出回路30Bを介して
遊技者が操作ハンドル6にに触れていることが検出され
ない場合にも、遊技者は絆創膏等が貼られていない左手
で灰皿取付部7Aの押え部74に触れることにより接触
検出回路30Bを介して遊技者が灰皿取付部7Aの押え
部74に触れていることが確実に検出されて発射モータ
29が駆動制御されるため、遊技者は遊技を続行するこ
とができる。また、灰皿取付部7A及び灰皿7は、パチ
ンコ機1の左右方向の中心線に対して操作ハンドル6の
ほぼ対称な位置に設けられるため、遊技者は座った状態
で該操作ハンドル6や灰皿取付部7B等に楽に触れるこ
とができ、ゲームの興趣を損なわずに長時間遊技を続け
ることができる。更に、灰皿取付部7Bの押え部74の
外部から観察できる形状は、操作ハンドル6の回転部材
54の形状と略同一形状又は似た形状であるため、遊技
者は、該灰皿取付部7Aの押え部74に触れていること
が検出されて発射装置が駆動制御される構成になってい
ることを容易に認識することができる。
【0056】次に、第2実施形態に係るパチンコ機につ
いて説明する。第2実施形態に係るパチンコ機の概略構
成及び制御回路構成は、第1実施形態に係るパチンコ機
1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実
施形態に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。
但し、第2実施形態に係るパチンコ機は、駆動回路部6
Bの構成が第1実施形態に係るパチンコ機1と異なって
いる。
【0057】ここで、第2実施形態に係る駆動回路部の
概略構成について図7に基づいて説明する。図7は第2
実施形態に係るパチンコ機のパチンコ球の発射勢の調整
等に係る制御システムの構成を示すブロック図である。
尚、図7において上記第1実施形態に係る制御システム
81と同一符号は、該制御システム81と同一あるいは
相当部分を示すものである。図7に示すように、駆動回
路部82には、モータ駆動回路85と該モータ駆動回路
85に電気的に接続される第1検出回路83と第2検出
回路84とが配置されている。また、このモータ駆動回
路85には、信号線59Aを介して可変抵抗器50が接
続されると共に、発射モータ29が接続されている。一
方、第1検出回路83には、第1タッチ配線59Bを介
して回転部材54が電気的に接続されている。また、第
2検出回路84には、第2タッチ配線7Bを介して押え
部74が電気的に接続されている。そして、第1検出回
路83は、回転部材54に遊技者が触れることによる静
電容量等の変化を検出して、該静電容量等の変化が設定
値以上であれば遊技者が触れているものと判定し、オン
信号を出力し、該静電容量等の変化が設定値より小さい
場合はオフ信号を出力するものである。従って、回転部
材54に遊技者が触れていない場合には、オフ信号が出
力されている。また、第2検出回路84は、押え部74
に遊技者が触れることによる静電容量等の変化を検出し
て、該静電容量等の変化が設定値以上であれば遊技者が
触れているものと判定し、オン信号を出力し、該静電容
量等の変化が設定値より小さい場合はオフ信号を出力す
るものである。従って、押え部74に遊技者が触れてい
ない場合には、オフ信号が出力されている。
【0058】そして、モータ駆動回路85は、第1検出
回路83と第2検出回路84とのうち少なくとも一方か
らオン信号が入力されている場合には、可変抵抗器50
から出力される信号に基づいて発射モータ29を駆動す
る。これにより、遊技者が操作ハンドル6と灰皿取付部
7Aの押え部74とのいずれかに触れている場合には、
操作ハンドル6の回転部材54の回動操作により、パチ
ンコ球の発射勢が調整される。他方、このモータ駆動回
路85は、第1検出回路83及び第2検出回路84の両
方からオフ信号が入力されている場合、又は賞球制御基
板47から発射モータ29の停止信号が入力されている
場合には、発射モータ29を停止させるように構成され
ている。これにより、遊技者が操作ハンドル6と灰皿取
付部7Aの押え部74とのいずれにも触れていない場
合、又は下部受け皿5が満杯になった場合には、パチン
コ球は発射されない。
【0059】ここで、発射装置ユニット49は、発射装
置として機能する。また、回転部材54、戻しコイルバ
ネ63、可変抵抗器50、及び駆動回路部6Aは、発射
力調整手段を構成する。また、回転部材54の表面部に
形成された導電性薄膜、前カバー部材53の表面部に形
成された導電性薄膜、回転部材54の円筒部61に形成
された導電性薄膜、金属製ワッシャ、可変抵抗器50の
鍔部50A、第1タッチ配線59B、及び第1検出回路
は、第1検出手段を構成する。また、灰皿7の表面部に
形成される導電性薄膜、押え部74の表面部に形成され
る導電性薄膜、ビス77、連結板76、第2タッチ配線
7B、及び第2検出回路84は、第2検出手段を構成す
る。また、灰皿取付部材7Aと灰皿7とは、所定部材を
構成する。また、モータ駆動回路85は、制御手段とし
て機能する。また、操作ハンドル6は、回動操作部材と
して機能する。
【0060】以上説明した通り第2実施形態に係るパチ
ンコ機では、回転部材54の表面部に形成された導電性
薄膜、前カバー部材53の表面部に形成された導電性薄
膜、回転部材54の円筒部61に形成された導電性薄
膜、金属製ワッシャ、可変抵抗器50の鍔部50A、及
び第1タッチ配線59Bは導通されると共に、この第1
タッチ配線59Bは駆動回路部82の第1検出回路83
に接続されている。また、灰皿7の表面部に形成される
導電性薄膜、灰皿取付部7Aの押え部74の表面部に形
成される導電性薄膜、ビス77、連結板76、及び第2
タッチ配線7Bは導通されると共に、この第2タッチ配
線7Bは駆動回路部82の第2検出回路84に接続され
ている。そして、駆動回路部82のモータ駆動回路85
は、第1検出回路83又は第2検出回路84の少なくと
も一方を介して遊技者が触れていることを検出した場合
には、回転部材54に軸58が接続される可変抵抗器5
0の抵抗値の変化に従って、発射装置6Aの発射モータ
29を駆動制御する。
【0061】したがって、遊技者がパチンコ球の発射勢
を調整する操作ハンドル6の回転部材54か前カバー部
材53、又は灰皿取付部7Aか灰皿7の少なくともいず
れかに触れている場合に限り、該操作ハンドル6の調整
に応じてパチンコ球の発射勢が調整されて弾発されるた
め、操作ハンドル6に触れている遊技者の右手に絆創膏
等が貼られているために、第1検出回路83を介して遊
技者が操作ハンドル6にに触れていることが検出されな
い場合にも、遊技者は絆創膏等が貼られていない左手で
灰皿取付部7Aの押え部74に触れることにより第2検
出回路84を介して遊技者が灰皿取付部7Aの押え部7
4に触れていることが確実に検出されて発射モータ29
が駆動制御されるため、遊技者は遊技を続行することが
できる。また、灰皿取付部7A及び灰皿7は、パチンコ
機1の左右方向の中心線に対して操作ハンドル6のほぼ
対称な位置に設けられるため、遊技者は座った状態で該
操作ハンドル6や灰皿取付部7B等に楽に触れることが
でき、ゲームの興趣を損なわずに長時間遊技を続けるこ
とができる。更に、灰皿取付部7Bの押え部74の外部
から観察できる形状は、操作ハンドル6の回転部材54
の形状と略同一形状又は似た形状であるため、遊技者
は、該灰皿取付部7Aの押え部74に触れていることが
検出されて発射装置が駆動制御される構成になっている
ことを容易に認識することができる。
【0062】尚、本発明は、前記第1及び第2実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、前記実施形態では、可変抵抗器50を使用
しているが、ロータリー式光エンコーダを使用してもよ
い。また、灰皿取付部7Aに第2タッチ配線7Bの一端
を接続したが、音量調整用操作部材11や球抜きダイヤ
ルレバー5a等に第2タッチ配線7Bの一端を接続して
もよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の遊技機で
は、遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段と、遊技
機の遊技者側の前面部に遊技者が触れることができるよ
うに設けられる少なくとも1の所定部材とが設けられて
いる。また、この発射力調整手段又は所定部材のいずれ
かに遊技者が触れている場合は、この遊技者が触れてい
ることを検出する接触検出手段が設けられている。そし
て、前記接触検出手段を介して遊技者が触れていること
を検出した場合に限り、遊技球の発射勢を調整する発射
力調整手段の調整に応じて発射装置が駆動制御される。
これにより、発射力調整手段に触れている遊技者の右手
に絆創膏等が貼られているために、接触検出手段を介し
て遊技者が発射力調整手段に触れていることが検出され
ない場合にも、遊技者は絆創膏等が貼られていない左手
で所定部材に触れることにより接触検出手段を介して遊
技者が所定部材に触れていることが確実に検出されて発
射装置が駆動制御されるため、遊技者は遊技を続行する
ことができる遊技機を提供することができる。
【0064】また、請求項2に係る遊技機では、遊技球
の発射勢を調整する発射力調整手段に遊技者が触れてい
ることを検出する第1検出手段が設けられ、また、遊技
機の遊技者側の前面部に遊技者が触れることができるよ
うに設けられる少なくとも1の所定部材に遊技者が触れ
ていることを検出する第2検出手段が設けられている。
そして、この第1検出手段と第2検出手段とのうち少な
くとも一方を介して遊技者が触れていることを検出した
場合に限り、遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段
の調整に応じて発射装置が駆動制御される。これによ
り、発射力調整手段に触れている遊技者の右手に絆創膏
等が貼られているために、第1検出手段を介して遊技者
が発射力調整手段に触れていることが検出されない場合
にも、遊技者は絆創膏等が貼られていない左手で所定部
材に触れることにより第2検出手段を介して遊技者が所
定部材に触れていることが確実に検出されて発射装置が
駆動制御されるため、遊技者は遊技を続行することがで
きる遊技機を提供することができる。
【0065】また、請求項3に係る遊技機では、請求項
1又は請求項2に記載の遊技機において、前記所定部材
は、遊技機の遊技者側の前面部の上下方向の略中央位置
より下方に設けられているため、遊技者は座った状態で
該所定部材に楽に触れることができ、ゲームの興趣を損
なわずに長時間遊技を続けることができる遊技機を提供
することができる。
【0066】また、請求項4に係る遊技機では、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機において、前
記発射力調整手段は、遊技機の遊技者側の前面部下方に
設けられている。また、前記所定部材は、遊技機の左右
方向の中心線に対して前記回動操作部材のほぼ対称な位
置に設けらている。これにより、発射力調整手段が遊技
機の前面部下方に設けられているため、遊技者は座った
状態で回動操作部材に楽に触れることができると共に、
所定部材も遊技機の左右方向の中心線に対して回動操作
部材のほぼ対称な位置に設けられるため、遊技者は座っ
た状態で該所定部材に楽に触れることができ、ゲームの
興趣を損なわずに更に長時間遊技を続けることができる
遊技機を提供することができる。
【0067】更に、請求項5に係る遊技機では、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前
記所定部材の外部から観察できる形状は、前記回動操作
部材の形状と略同一形状又は似た形状であるため、該所
定部材に触れることによって、発射力調整手段と同様に
遊技者が触れていることが検出されて発射装置が駆動制
御されることを遊技者は容易に認識することができて遊
技に支障をきたすことがなく、遊技者の興味を強く引き
つけることができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した斜
視図である。
【図2】第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した正
面図である。
【図3】第1実施形態に係るパチンコ機全体を示した背
面斜視図である。
【図4】第1実施形態に係るパチンコ機の操作ハンドル
及びその取付部を模式的に示す上側方向から見た要部拡
大部分断面図である。
【図5】第1実施形態に係るパチンコ機の灰皿取付部及
びその取付部を模式的に示す側面から見た要部拡大部分
断面図である。
【図6】第1実施形態に係るパチンコ機のパチンコ球の
発射勢の調整等に係る制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】第2実施形態に係るパチンコ機のパチンコ球の
発射勢の調整等に係る制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 操作ハンドル 6A 発射装置 6B、82 駆動回路部 7 灰皿 7A 灰皿取付部 7B 第2タッチ配線 30A、85 モータ駆動回路 30B 接触検出回路 49 発射装置ユニット 59B 第1タッチ配線 83 第1検出回路 84 第2検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を発射する発射装置と、 該遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段と、 遊技機の遊技者側の前面部に遊技者が触れることができ
    るように設けられる少なくとも1の所定部材と、 前記発射力調整手段又は前記所定部材のいずれかに遊技
    者が触れている場合に、この遊技者が触れていることを
    検出する接触検出手段と、 前記接触検出手段を介して遊技者が触れていることを検
    出した場合に限り、前記発射力調整手段の調整に応じて
    発射装置を駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技球を発射する発射装置と、 該遊技球の発射勢を調整する発射力調整手段と、 前記発射力調整手段に遊技者が触れていることを検出す
    る第1検出手段と、 遊技機の遊技者側の前面部に遊技者が触れることができ
    るように設けられる少なくとも1の所定部材と、 前記所定部材に遊技者が触れていることを検出する第2
    検出手段と、 前記第1検出手段と第2検出手段とのうち少なくとも一
    方を介して遊技者が触れていることを検出した場合に限
    り、前記発射力調整手段の調整に応じて発射装置を駆動
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記所定部材は、遊技機の遊技者側の前
    面部の上下方向の略中央位置より下方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記発射力調整手段は、遊技機の遊技者
    側の前面部下方に設けられると共に、 前記所定部材は、遊技機の左右方向の中心線に対して該
    発射力調整手段のほぼ対称な位置に設けられることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記発射力調整手段は、遊技者が回動操
    作して遊技球の発射勢を調整する回動操作部材を有し、 前記所定部材の外部から観察できる形状は、前記回動操
    作部材の形状と略同一形状又は似た形状であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技
    機。
JP2000357590A 2000-11-24 2000-11-24 遊技機 Expired - Fee Related JP4189833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357590A JP4189833B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357590A JP4189833B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002159645A true JP2002159645A (ja) 2002-06-04
JP4189833B2 JP4189833B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=18829625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000357590A Expired - Fee Related JP4189833B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4189833B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230475A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kyoraku Sangyo 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230475A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kyoraku Sangyo 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4189833B2 (ja) 2008-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001113000A (ja) パチンコ遊技機
JP4268409B2 (ja) 不正検出機構付きの縦型弾球遊技機
JP2001170267A (ja) 弾球遊技機
JP2006325891A (ja) 遊技機
JP2002159645A (ja) 遊技機
JP6547159B2 (ja) 遊技台
JP2000296212A (ja) パチンコ機
JP4543707B2 (ja) 遊技機
JP2009011636A (ja) 弾球遊技機
JP3461780B2 (ja) 遊技機
JP2003135826A (ja) 遊技機
JPH10263145A (ja) パチンコ遊技機におけるスピーカー音量調整装置
JP2000271272A (ja) パチンコ機
JP7469343B2 (ja) 遊技機
JP3921636B2 (ja) パチンコ機
JP6480301B2 (ja) 遊技機
JP2006109975A (ja) 遊技機
JP2001009092A (ja) パチンコ機における操作ハンドル
JP2003340083A (ja) 遊技機
JP2004254720A (ja) 弾球遊技機
JPH0663234A (ja) 弾球遊技機
JP4129852B2 (ja) パチンコ機
JP4725680B2 (ja) 遊技機
JP4775498B2 (ja) 遊技機
JP6105461B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees