JP2002159194A - インバータ制御モジュール及び室外機用ハイブリッドic並びに空気調和機および空気調和機用インバータ制御システム - Google Patents

インバータ制御モジュール及び室外機用ハイブリッドic並びに空気調和機および空気調和機用インバータ制御システム

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JP2002159194A
JP2002159194A JP2000352180A JP2000352180A JP2002159194A JP 2002159194 A JP2002159194 A JP 2002159194A JP 2000352180 A JP2000352180 A JP 2000352180A JP 2000352180 A JP2000352180 A JP 2000352180A JP 2002159194 A JP2002159194 A JP 2002159194A
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hybrid
outdoor unit
circuit
inverter
unit
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Shosaku Okawa
昌作 大川
Masayuki Tsukahara
真行 塚原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な周辺部品に柔軟に対応できる汎用性を
実現したインバータ制御モジュール、該インバータ制御
モジュールを空気調和機に適用する際に、該モジュール
に対して回転数指令を与え、同時に、ファンモータ、電
動膨張弁、電磁四方弁等を適切に制御できる室外機用ハ
イブリッドICを提供することにある。 【解決手段】 スイッチング素子群からなるインバー
タ、アクティブコンバータ回路、制御マイコンをアルミ
基板に実装し、これを端子台のついた樹脂製のケースに
取り付け、さらにその上部に取り外し可能な電源基板を
搭載した汎用のインバータ制御モジュールとして構成
し、さらに、室外機用ハイブリッドIC、室内機用ハイ
ブリッドIC、リモコン用マイコンを加えたインバータ
制御システム(部品セット)として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機を任意の回
転数で駆動する汎用のインバータ制御モジュールおよび
室外機用ハイブリッドIC並びに前記モジュールを含む
いくつかの制御部品によって構成される空気調和機用の
インバータ制御システム(部品セット)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ制御装置は、主回路、
パワートランジスタなどを個別に配置し、その間をケー
ブルにて接続して構成していた。また、例えば特開平1
1−18436号公報記載のように、スイッチング素
子、インバータ制御器、制御用電源回路などを一体成形
モジュールとして小型化、省配線化したものが知られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の一体成
形モジュールでは、電源回路も一体化するため電源仕様
は固定的となり、電源仕様の異なる周辺部品に柔軟に対
応できなかった。
【0004】また、回転数指令を与える手段としては、
シリアル通信方式またはPWM方式のどちらか一方が採
用されており柔軟性がなかった。
【0005】また、このようなインバータ制御モジュー
ルを空気調和機に適用する際に、該モジュールに回転数
指令を与え、同時に、ファンモータ、電動膨張弁、電磁
四方弁を適切に制御するための室外機用ハイブリッドI
Cはなかった。
【0006】また、接続可能な温度センサーの仕様は固
定的であり、異なる特性を持つ温度センサーへの対応
は、空気調和機の制御マイコンというRAM容量が非常
に限られた環境において有効な手段がなかったため実現
していなかった。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
小型で省配線化し、多様な周辺部品に柔軟に対応できる
汎用性を実現したインバータ制御モジュールを提供する
ことにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、インバータ制
御モジュールを空気調和機に適用する際に、該モジュー
ルに対して回転数指令を与え、同時に、ファンモータ、
電動膨張弁、電磁四方弁等を適切に制御できる室外機用
ハイブリッドICを提供することにある。
【0009】また、本発明の更に他の目的は、小型で省
配線化し、多様な周辺部品に柔軟に対応できる汎用のイ
ンバータ制御モジュールを使用して短期間に空気調和機
を開発することが可能な空気調和機および空気調和機用
インバータ制御システム(部品セット)を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アクティブコンバータ回路、スイッチン
グ素子群からなるインバータ、位置検出回路、電流検出
回路、 EEPROMなどのメモリ、制御マイコン、お
よびドライブ回路をアルミ基板に実装し、これを端子台
のついた樹脂製のケースに取り付け、さらにその上部に
取り外し可能な電源基板を搭載することで、小型化、省
配線化の特長はそのままで、使用する周辺部品に応じた
電源を供給可能なインバータ制御モジュールを提供する
ことができる。
【0011】即ち、本発明は、入力される直流電源より
も昇圧された直流電源を得る昇圧チョッパ回路を構成す
るアクティブコンバータ回路と、該アクティブコンバー
タ回路から出力される昇圧された直流電源を元に電動機
を駆動するための三相のインバータ駆動波形を生成する
スイッチング素子群からなるインバータと、前記インバ
ータにおけるスイッチング素子群から得られる信号によ
って前記電動機のロータの位置情報を検出して位置検出
回路と、前記インバータに流れる電流を検出する電流検
出回路と、電流や温度の制限値および電動機の種類によ
って変わる設定値を記憶したメモリと、該メモリに記憶
された電流や温度の制限値および電動機の種類によって
変わる設定値を元に、通信インタフェース部を介して受
け取る回転数指令と前記位置検出回路によって検出され
る電動機のロータの位置情報と前記温度検出回路によっ
て検出されるアクティブコンバータ回路及びスイッチン
グ素子群の温度情報と前記電流検出回路によって検出さ
れる電流値とから次のPWM信号を決定し、この決定さ
れたPWM信号を出力する制御マイコンと、該制御マイ
コンから出力されるPWM信号に基いて前記インバータ
におけるスイッチング素子群の各々をON/OFF制御
するドライブ回路とをアルミ基板に実装したものを端子
台のついた樹脂製のケースに取り付け、さらに、前記ア
クティブコンバータ回路から出力される昇圧された直流
電源を元に制御電源を生成して前記アルミ基板に実装さ
れた回路に供給する電源回路を実装した電源基板を、前
記端子台のついた樹脂製のケースの上部に搭載して構成
することを特徴とするインバータ制御モジュールであ
る。
【0012】また、本発明は、インバータ制御モジュー
ルとの通信インタフェース部、室内機との通信インタフ
ェース部、ACモータとDCモータのどちらにも対応し
たファンモータ制御回路、電動膨張弁制御回路、電磁四
方弁制御回路、複数の温度センサー接続回路、制御マイ
コン、EEPROM等のメモリを小型基板に高密度に実
装して室外機用ハイブリッドICを構成することで、イ
ンバータ制御モジュールと組み合わせて使用する際の開
発期間の短縮化、室外電気品の小型化、ACファンモー
タとDCファンモータの両方への対応を実現できる。
【0013】また、本発明は、異なる特性の温度センサ
ーへの対応については、標準とする温度センサーの特性
と、実際に接続する温度センサーの特性の差を予めEE
PROMに持たせて補正することで実現することができ
る。即ち、本発明は、基準温度と基準抵抗値とB定数の
全てまたは一部が異なる温度センサーについても、プル
ダウン抵抗を外付けし、前記メモリに補正データ(標準
とする温度センサーの特性と実際に接続する温度センサ
ーの特性の差)を設定することにより、使用可能に構成
することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、室内機に設けられた運転
指令の信号を送信する室内機用ハイブリッドICと、室
外機に設けられ、前記室内機用ハイブリッドICからの
運転指令の信号を室内通信インタフェース部で受け取る
ように構成した前記室外機用ハイブリッドICと、前記
室外機に設けられ、前記室外機用ハイブリットICのモ
ジュール通信インタフェース部から与えられる回転数指
令を通信インタフェース部を介して受け取るように構成
した前記インバータ制御モジュールとによって構成した
ことを特徴とする空気調和機用インバータ制御システム
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るインバータ制御モジ
ュールと室外機用ハイブリッドICと室内機用ハイブリ
ッドICとリモコン用マイコンからなる空気調和機用イ
ンバータ制御システム(部品セット)の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0016】まず、本発明に係る空気調和機は、圧縮
機、電磁四方弁15、室外熱交換器、送風機(ファ
ン)、および電動膨張弁14を備えた室外機と、上記電
動膨張弁と接続配管で接続され、もう一方の接続配管で
上記電磁四方弁と接続される室内熱交換器、および送風
機(ファン)を備えた室内機とで構成される。
【0017】次に、本発明に係る空気調和機用インバー
タ制御システム(部品セット)の実施の形態について図
1を用いて説明する。図1には、本発明に係る空気調和
機用インバータ制御システムの一実施の形態の構成図を
示す。本発明に係る空気調和機用インバータ制御システ
ムは、リモコン用マイコン9を備えたリモコン10と、
制御マイコン、ファンモータなどの周辺部品の制御回
路、およびEEPROMなどを小型基板に高密度に実装
して構成された室内機用ハイブリッドIC8を搭載し、
室内機内に設けられた室内機用ユーザー基板11と、図
2に示すように、室外機用ハイブリッドIC7を搭載
し、該室外機用ハイブリッドIC8のファンモータ制御
回路73と室外機のファンモータ13とのインタフェー
ス部121、前記室外機用ハイブリッドIC8の電動膨
張弁制御回路74と室外機の電動膨張弁14とのインタ
フェース部122、前記室外機用ハイブリッドIC8の
電磁四方弁制御回路75と冷媒を流す方向を切替える室
外機の電磁四方弁15とのインタフェース部123、お
よび室外機内に設けられた温度センサー16と前記室外
機用ハイブリッドIC8の温度センサー接続回路76と
の間に設けられたプルダウン抵抗124を実装した室外
機用ユーザー基板12と、室外機内に設けられたインバ
ータ制御モジュール3と、該インバータ制御モジュール
3によって制御される室外機における圧縮機(図示せ
ず)を駆動する電動機4とから構成される。
【0018】リモコン用マイコン9は、ユーザー作成の
リモコン10に取り付けられ、リモコン10のボタンが
押されるたびに、それに応じた運転指令20を、室内機
用ハイブリッドIC7の室内通信インタフェース部72
に送信する。
【0019】室内機用ハイブリッドIC8は、制御マイ
コン、周辺部品制御回路、EEPROMなどを小型基板
(図示せず)に高密度実装したもので、室内機用ユーザ
ー基板11に取り付けられ、リモコン10から送られた
運転指令19に基づき、室内側の周辺部品を制御すると
共に、室外機に対して運転指令20を送信する。
【0020】次に、本発明に係る空気調和機において、
後述するインバータ制御モジュール3と組み合わせて使
用するための室外機用ハイブリッドIC7を搭載した室
外機用ユーザー基板12等について、図2を用いて具体
的に説明する。
【0021】まず、本発明の第1の特徴は、インバータ
制御モジュール3へ回転数指令等を出力するモジュール
通信インタフェース部71、室内機用ハイブリッドIC
8から与えられる運転指令20を受取る室内通信インタ
フェース部72、各種温度センサー16と接続して室外
機における各種の温度情報(外気温度、熱交換器温度、
圧縮機温度など)を取得する温度センサー接続回路7
6、周辺部品の特性情報などを設定するEEPROM7
8、室内通信インタフェース部72で受取る運転情報2
0と該温度センサー接続回路76で取得される各種の温
度情報とEEPROM78に設定された周辺部品の特性
情報などに基づき、指令回転数を調整してモジュール通
信インタフェース部71に出力し、更に制御指令を制御
回路73、74、75に与える制御マイコン77、室外
機のファンモータ13を駆動制御するファンモータ制御
回路73、電動膨張弁14を制御する電動膨張弁制御回
路74、および電磁四方弁を切替え制御する電磁四方弁
制御回路75を、小型基板に実装して室外機用ハイブリ
ッドIC7として高密度モジュール化して構成したこと
にある。
【0022】制御マイコン77の制御指令に基づいてフ
ァンモータ13を駆動制御するファンモータ制御回路7
3は、ACファンモータに対応するためのタップ出力
と、DCファンモータに対応するためのPWM出力とを
備えることによって、共通化を図り、室外機用ハイブリ
ッドIC7としてモジュール化を図ることができるよう
に構成した。ただし、ファンモータの種類によって変わ
るインタフェース部121をユーザー基板12上に配置
して、ファンモータ制御回路73をファンモータ13と
接続して構成することによって、構成によって無駄とな
る部品を極力少なくすると共に小型化を図っている。例
えば、ACファンモータを使用する場合のリレーなどが
上記インターフェース部121に当たる。
【0023】制御マイコン77の制御指令に基づいて電
動膨張弁14を駆動制御する電動膨張弁制御回路74
は、4相のパルス出力によって弁の開き具合(開度)を
調整するもので、完全に閉じた状態から全開までに必要
なパルス数などの情報をEEPROM78に持たせ、複
数の種類の電動膨張弁14に対応できるように共通化
し、室外機用ハイブリッドIC7としてモジュール化を
図ることができるように構成した。ただし、種類の異な
る電動膨張弁14に対する制御電源の電圧の違いなど
は、ユーザー基板12上に配置するインタフェース部1
22にて対応する。
【0024】電磁四方弁制御回路75は、制御マイコン
77の制御指令に基づいて熱交換器内の冷媒の循環方向
を変える電磁四方弁15を駆動制御できるように共通化
し、室外機用ハイブリッドIC7としてモジュール化を
図ることができるように構成した。これについても、種
類の異なる電磁四方弁15に対して制御電源電圧の違い
などは、ユーザー基板12上に配置するインタフェース
部123にて対応する。
【0025】温度センサー接続回路76は、室外機にお
ける外気温度、熱交換器温度、圧縮機温度などを検出す
るための複数の温度センサー16を接続できるように共
通化し、室外機用ハイブリッドIC7としてモジュール
化を図ることができるように構成した。なお、図2にお
いては、プルダウン抵抗124をユーザー基板12上に
設けるように構成した。
【0026】室外機用ハイブリッドIC7としてモジュ
ール化された制御マイコン77は、室内通信インタフェ
ース部72を介して受け取る運転指令20と、温度セン
サー接続回路76を介して得られる温度情報と、EEP
ROM78に設定された周辺部品(圧縮機、熱交換器、
ファンモータ、電動膨張弁、および電磁四方弁等)の特
性情報などに基づき、モジュール通信インタフェース部
71にインバータ制御モジュール3への回転数指令21
を与え、同時に、制御指令をモジュール化された制御回
路73、74、75に与え、ユーザー基板12上に設け
られたインタフェース部121、122、123を介し
て接続されたファンモータ13、電動膨張弁14、電磁
四方弁15を適切に制御する。以上説明したように、室
外機用ハイブリッドIC7は、部品として取り扱うこと
が可能となり、例えば部品メーカから購入した室外機用
ハイブリッドIC7を、ファンモータ13、電動膨張弁
14、電磁四方弁16に適するインタフェース部121
〜123、および温度センサー16に適するプルダウン
抵抗124を設けた室外機用ユーザー基板12に実装す
ることによって、ファンモータ13、電動膨張弁14、
電磁四方弁15を適切に制御する室外機用ユーザー基板
12を完成させることが可能となる。
【0027】次に、異なる特性の温度センサー16への
対応について説明する。 図3に示すように、温度センサー16の温度と制御マイ
コン77が読み取る数値とは、次に説明するような関係
となる。ThとRhとBは温度センサーの仕様値であ
り、Thは基準温度(温度の単位は絶対温度°K、以下
同様)、Rhは基準温度時の抵抗値(基準抵抗値)、B
は一般にB定数と呼ばれる。これらの3つの値と現在の
温度Ttを指数関数exp(=ex)を含んだ次に示す
(1)式で与えることにより、温度センサー16の抵抗
値Rtが算出される。
【0028】 Rt=Rh/(exp{B*((1/Th)−(1/Tt))}) (1) ま た、制御マイコン77が読み取るA/D変換値ADt
は、プルダウン抵抗値をRd、アナログ基準電源=Vc
c、分解能=8ビットとすると、次に示す(2)式で求
められる。
【0029】 ADt=((Rd)/(Rd+Rt))*256 (2) 温度センサー16の仕様とプルダウン抵抗値Rdを固定
にすれば、温度とA/D変換値の関係は単純な表に置き
換えられ、さらに、実際に使用する温度範囲では直線に
近い特性を示すため、指数関数やその逆関数である自然
対数を使った計算を制御マイコン内で行う必要はない。
【0030】しかし、この方法では異なる特性の温度セ
ンサーに対応することはできない。
【0031】本発明に係る室外機用ハイブリッドIC7
は、標準とする温度センサーの特性と実際に使用する温
度センサーの特性の差を予めEEPROM78に持たせ
て制御用マイコン77で補正することで、異なる特性の
温度センサーへの対応を実現している。
【0032】その具体的な方法を以下説明する。 図4には、温度と、制御マイコン77のA/D変換ポー
トでA/D変換されたA/D変換値との関係の一例をグ
ラフで示す。太線が標準とする温度センサーの特性で、
細線が実際に使用する温度センサーの特性である。温度
Ttの時、標準の温度センサーではA/D変換値がAD
tとなるべきところが、実際に使用する温度センサーで
はADt’となる。すなわち(ADt−ADt’)の差
が生じる。この差を予め計算によって求めてEEPRO
M78に格納しておけば、制御マイコン77は、使用す
る温度センサー16で読み取ったA/D変換値を、標準
の温度センサーで読み取るべき値に変換することができ
る。
【0033】なお、予めA/D変換値の差(補正値)Y
tを求める式について次に(3)式で示す。
【0034】 Rt’=((256/ADt’)−1)*Rd’ Tt=(1/((1/Th’)−((1/B’)*In(Rh’/Rt’))) Rt =Rh/(exp{B*((1/Th)−(1/Tt))} ADt=(Rd/(Rd+Rt))*256 Yt=ADt−ADt’ (3) ここで、ダッシュ付の記号は実際に使用する温度センサ
ーの数値、ダッシュなしの記号は標準の温度センサーの
数値、Inは自然対数関数である。A/D変換値と補正
量との関係は曲線になるが、誤差が許容される範囲でデ
ータ数を減らし、その間を直線で近似する。A/D変換
値と補正量の関係及び近似データの一例を図5に示す。
図中の点線は9点のデータによって近似した例である。
A/D変換では誤差が大きい両端に近い部分は通常使用
しないため、この程度にデータ数を減らしても充分近似
できることが分かる。この場合、両端を除き7点の補正
データ(7バイト)をメモリであるEEPROM78に
用意すれば、異なる特性の温度センサーに対応できるこ
とになる。また、上記近似誤差は、プルダウン抵抗12
4の抵抗値Rd’を適切に選択することによりさらに小
さくすることが可能となる。
【0035】そこで、プルダウン抵抗124をユーザー
基板12に直接実装するように構成することによって、
各種温度センサー16に対するプルダウン抵抗124の
抵抗値の最適化を図ることが可能となる。
【0036】次に、本発明に係るインバータ制御モジュ
ール3の一実施例について、図6および図7を用いて説明
する。
【0037】図6は、本発明に係るインバータ制御モジ
ュールの一実施例を示す構成図である。本発明に係るイ
ンバータ制御モジュール3は、アクティブコンバータ回
路31、制御マイコン33、室外機用ハイブリッドIC
7のモジュール通信インタフェース部71からの指令回
転数21を受信する通信インタフェース部35、EEP
ROM39、制御マイコン33からの制御指令でスイッ
チング素子群32を制御するドライブ回路34、スイッ
チング素子群からの信号を元に電動機のロータの位置情
報を検出して制御マイコン33に提供する位置検出回路
36、アクティブコンバータ回路31やスイッチング素
子群32等の温度を検出して制御マイコン33に提供す
る温度検出回路37、スイッチング素子群32に流れる
電流を検出して制御マイコン33に提供する電流検出回
路38、およびドライブ回路34の駆動によって任意の
周波数と電圧のインバータ駆動波形に変換するスイッチ
ング素子群32を放熱性の優れたアルミ基板(図示せ
ず)に実装し、これらアルミ基板に実装されたものを図
7に示す樹脂製のケース6内に装着し、難燃性樹脂でモ
ールドもしくは充填して構成する。
【0038】そして、このケース6の上に、アクテイブ
コンバータ回路31から得られる電源を元に制御電源を
作る電源回路30を構成する部品を実装した電源基板3
01が設置されて構成される。そして、この電源基板3
01上の電源回路30から制御電源がインバータ制御モジ
ュール3に制御電源として供給され、さらに、室外機用
ハイブリッドIC7へも制御電源として供給される。
【0039】従って、整流回路2は交流電源1を整流
し、この整流された直流電源を入力端子23からインバ
ータ制御モジュール3のアクティブコンバータ回路31
に入力されることになる。更に、インバータ制御モジュ
ール3は、入力された直流電源をアクティブコンバータ
回路31によって昇圧した後、スイッチング素子群32
から構成されるインバータによって任意の周波数fと電
圧Vのインバータ駆動波形に変換して出力し、例えば圧
縮機の電動機4を駆動する。
【0040】アクティブコンバータ回路31は、IGB
T(insulated gatebipolar t
ransistor)311、ダイオード312、コン
デンサ313及び314、電流検出回路315、力率制
御回路316で構成され、電圧を上昇させると共に力率
を改善する。コンデンサ313は、端子23から入力さ
れる直流電源に並列に接続されて構成される。IGBT
311は、パワーMOS FETの高速スイッチング、
電圧駆動特性と、バイポーラトランジスタの大電力特性
を兼ね備えた新しいパワーデバイスである。即ち、IG
BT311は、3端子のスイッチング素子で、バイポー
ラトランジスタと同様に入力信号によってオン・オフで
きることから自己消弧形スイッチング素子に分類され
る。IGBTの基本構造は、縦形二重拡散構造のMOS
FETのドレイン側の高濃度不純物領域の極性をn+
からp+に逆転し、pn接合のダイオードを1個追加した
構造となっている。IGBT311のコレクタは、直流
電源の+側に直列に接続されたインダクタンスL317
の出力端と接続され、IGBT311のエミッタは、直
流電源の−側に直列に接続された電流検出回路315の
出力側に接続され、IGBT311のベースには、制御
マイコン33からの力率制御指令信号に基づいて力率を
制御する力率制御回路316に接続される。ダイオード
312は、IGBT311のコレクタとコンデンサ31
4の+側との間に直列に接続される。当然、コンデンサ
314は、ダイオード312の出力側とIGBT311
のエミッタとの間に接続されている。
【0041】なお、インダクタンスL317がアクティ
ブコンバータ回路31に対して直流電圧の+側に直列に
端子24を介して外付け接続されて構成され、コンデン
サ318もアクティブコンバータ回路31に対してダイ
オード312の出力側のコンデンサ314の両端に並列
に端子24を介して外付け接続されて構成される。
【0042】以上説明したように、アクティブコンバー
タ回路31は、整流回路2から得られる直流電源電圧よ
りも高い出力電圧を得ることができる昇圧チョッパ回路
を構成し、制御マイコン33からのPWM制御指令に基
づく力率制御回路316によってIGBT311を高周
波スイッチング(高周波でオン・オフ)させることによ
って、整流回路2から得られる電源電圧と同相の電源電
流をインダクタンスL317に流すことにより、力率を
改善することができるものである。即ち、IGBT31
1をオンすると、整流回路2から得られる直流電源から
インダクタンスL317に電流が流れ、このL317に
エネルギーが蓄えられることになる。そこで、電流が一
定値に達したところでIGBT311をオフすると、L
317に蓄えられたエネルギーはダイオード312を通
して負荷回路へ移り、コンデンサ318を充電し、昇圧
作用が生じることになる。
【0043】スイッチング素子群32は、上記IGBT
311と同様なIGBT(insulated gat
e bipolar transistor)322と
ダイオード321の各6個によるインバータブリッジで
構成され、三相のインバータ駆動波形を生成する。即
ち、スイッチング素子群32は、アクティブコンバータ
回路31から出力される力率が改善された直流電源に対
して、エミッタとコレクタとの間にダイオード321を
接続したIGBT322の2つを直列に接続した組みを
3つ並列に接続してインバータブリッジを構成し、電動
機4に対して三相のインバータ駆動波形を生成するもの
である。
【0044】スイッチング素子群32の制御は、制御マ
イコン33がドライブ回路34に対して6本のPWM信
号を出力し、これに従ってドライブ回路34がスイッチ
ング素子群32をON/OFF制御することで行う。
【0045】制御マイコン33は、通信インタフェース
35を介して外部から受け取る指令回転数21と、位置
検出回路36によって検出される電動機のロータの位置
情報と、温度検出回路37によって検出されるアクティ
ブコンバータ回路31及びスイッチング素子群32の温
度情報と、電流検出回路38によって検出される電流値
とから次のPWM信号を決定し、この決定されたPWM
信号をドライブ回路34に供給し、ドライブ回路34に
よるインバータV/f制御によって電動機4の回転数を
駆動制御する。
【0046】メモリであるEEPROM39は、電流や
温度の制限値、電動機の種類などによって変わる指令回
転数などの設定値を記憶させておくものである。
【0047】電源回路30は、インバータ制御モジュー
ル3内で使用する制御電源と、周辺部品、例えば室外機
用ハイブリッドIC7に供給するための制御電源を生成
する。
【0048】図7は,本発明に係る放熱性の優れたアル
ミ基板上に実装されたインバータ制御モジュール3を樹
脂製のケース6内に装着して難燃性樹脂でモールドもし
くは充填したものの上に、トランス302や抵抗303
やコンデンサ304や専用のIC305等を電源基板3
01に実装して構成した電源回路30を搭載して構成し
た一実施例の外観を示した図である。図6に示す如く制
御電源を供給する電源回路30は電源基板301に実装
され、樹脂製のケース6の上部に搭載される。本発明に
おいては、特に、電源回路30を、インバータ制御モジ
ュール3を実装した樹脂製のケース6と分離し、樹脂製
のケース6に取り付けできるように構成したことにあ
る。電源基板301の取り付けは、端子台5についたネ
ジ穴に電源基板301をネジ止めすることで行う。端子
台5を使って結合することにより、電源回路30とケー
ス内部の回路との電気的な接続をケーブルなしで行うこ
とができる。また、電源基板301をケース6の上部に
搭載することで、周辺部品の電源要求仕様の違いに対し
て電源基板301の交換によって対応することが可能と
なる。即ち、インバータ制御モジュール3や室外機用ハ
イブリッドIC7の電圧・電流の容量が変わった場合で
も、上記電源基板301だけを交換するだけで済ませる
ことが可能となる。
【0049】次に、インバータ制御モジュール3の回転
数指令方式について説明する。本発明のインバータ制御
モジュール3は、シリアル通信方式、PWM方式、アナ
ログ方式の3種類の回転数指令21を受け付けることが
できる。どの方式を使用するかは、使用前にEEPRO
M39に設定しておく。
【0050】シリアル通信方式は、調歩同期式のシリア
ル通信によって指令回転数21を、例えば室外機用ハイ
ブリッドIC7のモジュール通信インタフェース部71
から通信インタフェース部35を介して制御マイコン3
3に入力する。例えば、回転数の1/50の値を8ビッ
トデータで送るとした場合、指令回転数が3000mi
-1ならば1/50の60を8ビットで表現した(3
C)16をシリアル通信で送ることになる。
【0051】PWM(パルス幅変調)方式は、スイッチ
ング素子群32を駆動するためのPWM波形を回転数指
令21として使用する。PWM信号線は図8(a)に示
すように通常6本あるが、本発明のインバータ制御モジ
ュール3は、図8(b)に示すようにそのうち1本から
周波数を検出する。図8(b)に示すように、PWM波
形によって指令回転数21を、例えば室外機用ハイブリ
ッドIC7のモジュール通信インタフェース部71から
通信インタフェース部35を介して制御マイコン33に
入力できることで、例えば、既存のACインバータ装置
40に本発明のインバータ制御モジュール3を接続し、
DCモータ電動機4bを駆動することが可能となる。
【0052】アナログ方式は、回転数を電圧に置き換え
て、例えば室外機用ハイブリッドIC7のモジュール通
信インタフェース部71から通信インタフェース部35
を介して制御マイコン33に入力する。図9には、入力
電圧と回転数の対応の一実施例を示す。インバータ制御
モジュール3において、例えば、制御マイコン33は、
指令回転数入力端子に1Vが印加されると500min
-1の回転数指令と判断し、5Vが印加されると9000
min-1の回転数指令と判断する。
【0053】なお、インバータ制御モジュール3は、空
気調和機以外に適用することも可能であることは明らか
である。
【0054】以上説明したように、本発明に係る空気調
和機用インバータ制御システム(部品セット)を提供す
ることにより、ユーザーは短期間に空気調和機を開発す
ることが可能となる。また、本発明に係る空気調和機用
インバータ制御システム(部品セット)によれば、多様
な周辺部品に対応できるため、ユーザーは実績があり安
価で入手が容易な周辺部品を選択することが可能とな
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、小型で省配線化し、多
様な周辺部品に柔軟に対応できる汎用のインバータ制御
モジュールを実現することができる効果を奏する。
【0056】また、本発明によれば、インバータ制御モ
ジュールを空気調和機に適用する際に、該モジュールに
対して回転数指令を与え、同時に、ファンモータ、電動
膨張弁、電磁四方弁等を適切に制御できる室外機用ハイ
ブリッドICを実現することができる効果を奏する。
【0057】また、本発明によれば、小型で省配線化
し、多様な周辺部品に柔軟に対応できる汎用のインバー
タ制御モジュールを使用して短期間に空気調和機を開発
することが可能なインバータ制御システム(部品セッ
ト)を実現することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機用インバータ制御シス
テム(部品セット)の概略構成図である。
【図2】本発明に係る室外機用ユーザー基板に実装され
る室外機用ハイブリッドICの一実施例を示す構成図で
ある。
【図3】温度センサーの温度とA/D変換値の関係を説
明するための図である。
【図4】温度センサーの温度とA/D変換値の関係の一
例を示すグラフである。
【図5】温度センサーのA/D変換値と補正量の関係及
び近似データの一例を示すグラフである。
【図6】本発明に係るインバータ制御モジュールの一実
施例を示す構成図である。
【図7】本発明に係るインバータ制御モジュールの外観
を示す斜視図である。
【図8】PWM方式の回転数指令入力を使用する場合の
構成例を示す図である。
【図9】アナログ方式の回転数指令入力における電圧と
回転数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1…交流電源、 2…整流回路、 3…インバータ制御
モジュール、 4…電動機、 4a…AC電動機、 4
b…DC電動機、 5…端子台、 6…ケース、 7…
室外機用ハイブリッドIC、 8…室内機用ハイブリッ
ドIC、 9…リモコン用マイコン、 10…リモコ
ン、11…室内機用ユーザー基板、12…室外機用ユー
ザー基板、 13…ファンモータ、 14…電動膨張
弁、 15…電磁四方弁、 16…温度センサー、 1
9…運転指令、 20…運転指令、21…指令回転数
(回転数指令) 23、24、25…端子、 30…電
源回路、31…アクティブコンバータ回路、 32…ス
イッチング素子群(インバータ)、 33…制御マイコ
ン、 34…ドライブ回路、 35…通信インタフェー
ス部、 36…位置検出回路、 37…温度検出回路、
38…電流検出回路、39…EEPROM(メモ
リ)、 40…ACインバータ装置、 71…モジュー
ル通信インタフェース部、 72…室内通信インタフェ
ース部、 73…ファンモータ制御回路、 74…電動
膨張弁制御回路、 75…電磁四方弁制御回路、 76
…温度センサー接続回路、 77…制御マイコン、 7
8…EEPROM(メモリ)、 121…ファンモータ
インターフェース部、 122…電動膨張弁インタフェ
ース部、 123…電磁四方弁インタフェース部、 1
24…プルダウン抵抗、 301…電源基板、 302
…トランス、 303…抵抗、304…コンデンサ、
305…専用IC、 311…IGBT、 312…ダ
イオード、 313…コンデンサ、 314…コンデン
サ、 315…電流検出回路、 316…力率制御回
路、 317…インダクタンスL、 318…コンデン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02P 6/02 371S 371H Fターム(参考) 3L061 BA04 5H007 AA02 BB06 CA01 CB02 CB05 CC12 CC23 DA01 DB07 DB12 DC02 DC08 EA02 HA03 HA04 5H560 AA02 BB04 DA13 DC05 DC12 EB01 RR10 SS07 TT11 TT15 TT16 UA06 XA02 XA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される直流電源よりも昇圧された直流
    電源を得る昇圧チョッパ回路を構成するアクティブコン
    バータ回路と、該アクティブコンバータ回路から出力さ
    れる昇圧された直流電源を元に電動機を駆動するための
    三相のインバータ駆動波形を生成するスイッチング素子
    群からなるインバータと、前記インバータにおけるスイ
    ッチング素子群から得られる信号によって前記電動機の
    ロータの位置情報を検出して位置検出回路と、前記イン
    バータに流れる電流を検出する電流検出回路と、電流や
    温度の制限値および電動機の種類によって変わる設定値
    を記憶したメモリと、該メモリに記憶された電流や温度
    の制限値および電動機の種類によって変わる設定値を元
    に、通信インタフェース部を介して受け取る回転数指令
    と前記位置検出回路によって検出される電動機のロータ
    の位置情報と前記温度検出回路によって検出されるアク
    ティブコンバータ回路及びスイッチング素子群の温度情
    報と前記電流検出回路によって検出される電流値とから
    次のPWM信号を決定し、この決定されたPWM信号を
    出力する制御マイコンと、該制御マイコンから出力され
    るPWM信号に基いて前記インバータにおけるスイッチ
    ング素子群の各々をON/OFF制御するドライブ回路
    とをアルミ基板に実装したものを端子台のついた樹脂製
    のケースに取り付け、 さらに、前記アクティブコンバータ回路から出力される
    昇圧された直流電源を元に制御電源を生成して前記アル
    ミ基板に実装された回路に供給する電源回路を実装した
    電源基板を、前記端子台のついた樹脂製のケースの上部
    に搭載して構成することを特徴とするインバータ制御モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】前記電源回路から得られる制御電源を、前
    記インバータ制御モジュールと連携して動作する周辺部
    品へも供給するように接続して構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のインバータ制御モジュール。
  3. 【請求項3】前記制御マイコンにおいて、通信インタフ
    ェース部を介して受け取る回転数指令が、シリアル通信
    方式、PWM方式、アナログ方式のいずれにも対応でき
    るように構成することを特徴とする請求項1記載のイン
    バータ制御モジュール。
  4. 【請求項4】インバータ制御モジュールに対して回転数
    指令を与えるモジュール通信インタフェース部と、室内
    機からの運転指令を受け取る室内通信インタフェース部
    と、室外機に設けられたファンモータを駆動制御するフ
    ァンモータ制御回路と、室外機に設けられた電動膨張弁
    を制御する電動膨張弁制御回路と、冷媒を流す方向を切
    替えるために室外機に設けられた電磁四方弁を切替え制
    御する電磁四方弁制御回路と、室外機に設けられた複数
    の温度センサーに接続されて各種の温度情報を取得する
    温度センサー接続回路と、周辺部品の特性情報を設定す
    るメモリと、前記室内通信インタフェース部で受取る運
    転情報と前記温度センサー接続回路で取得される各種の
    温度情報と前記メモリに設定された周辺部品の特性情報
    とに基づき、指令回転数を調整して前記モジュール通信
    インタフェース部に提供し、更に制御指令をファンモー
    タ制御回路、電動膨張弁制御回路、電磁四方弁制御回路
    の各々に与える制御マイコンとを小型基板に実装してモ
    ジュール化して構成したことを特徴とする室外機用ハイ
    ブリッドIC。
  5. 【請求項5】請求項4記載の室外機用ハイブリッドIC
    を室外機用ユーザー基板に実装し、ACモータとDCモ
    ータのどちらのファンモータも前記ファンモータ制御回
    路に接続することが可能なファンモータインタフェース
    部を前記室外機用ユーザー基板上に設けたことを特徴と
    する室外機用ハイブリッドIC実装構造。
  6. 【請求項6】請求項4記載の室外機用ハイブリッドIC
    を室外機用ユーザー基板に実装し、ファンモータを前記
    ファンモータ制御回路に接続することが可能なファンモ
    ータインタフェース部、電動膨張弁を前記電動膨張弁制
    御回路に接続することが可能な電動膨張弁インタフェー
    ス部、および電磁四方弁を前記電磁四方弁制御回路に接
    続することが可能な電磁四方弁インタフェース部を、前
    記室外機用ユーザー基板上に設けたことを特徴とする室
    外機用ハイブリッドIC実装構造。
  7. 【請求項7】基準温度と基準抵抗値とB定数の全てまた
    は一部が異なる温度センサーについても、プルダウン抵
    抗を外付けし、前記メモリに補正データを設定すること
    により、使用可能に構成することを特徴とする請求項4
    記載の室外機用ハイブリッドIC。
  8. 【請求項8】室内機に設けられた運転指令の信号を送信
    する室内機用ハイブリッドICと、 室外機に設けられ、前記室内機用ハイブリッドICから
    の運転指令の信号を室内通信インタフェース部で受け取
    るように構成した請求項4記載の室外機用ハイブリッド
    ICと、 前記室外機に設けられ、前記室外機用ハイブリットIC
    のモジュール通信インタフェース部から与えられる回転
    数指令を通信インタフェース部を介して受け取るように
    構成した請求項1〜3の何れか一つに記載のインバータ
    制御モジュールとによって構成したことを特徴とする空
    気調和機用インバータ制御システム。
  9. 【請求項9】運転指令の信号を送信する室内機用ハイブ
    リッドICを備えた室内機と、 前記室内機用ハイブリッドICからの運転指令の信号を
    室内通信インタフェース部で受け取るように構成した請
    求項4記載の室外機用ハイブリッドIC、前記室外機用
    ハイブリットICのモジュール通信インタフェース部か
    ら与えられる回転数指令を通信インタフェース部を介し
    て受け取るように構成した請求項1〜3の何れか一つに
    記載のインバータ制御モジュール、該インバータ制御モ
    ジュールによって駆動制御される電動機によって冷媒を
    圧縮する圧縮機、前記室外機用ハイブリッドICのファ
    ンモータ制御回路によって駆動制御されるファインモー
    タ、前記室外機用ハイブリッドICの電動膨張弁制御回
    路によって制御される電動膨張弁、および前記室外機用
    ハイブリッドICの電磁四方弁制御回路によって切り替
    え制御される電磁四方弁を備えた室外機とを備えたこと
    を特徴とする空気調和機。
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