JP2002158610A - 端末状況開示方法、端末状況開示システムおよび無線通信端末 - Google Patents

端末状況開示方法、端末状況開示システムおよび無線通信端末

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JP2002158610A
JP2002158610A JP2000353425A JP2000353425A JP2002158610A JP 2002158610 A JP2002158610 A JP 2002158610A JP 2000353425 A JP2000353425 A JP 2000353425A JP 2000353425 A JP2000353425 A JP 2000353425A JP 2002158610 A JP2002158610 A JP 2002158610A
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清太 大辻
Hironori Suzuki
裕紀 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが明示的に指示する必要がなく、継続
的に当該ユーザの状況を特定の第三者に開示することが
でき、第三者は容易に当該ユーザの状況を知ることがで
きる。 【解決手段】 無線通信端末11-1の操作あるいは携帯
状況などの状況を無線他通信端末において検出し、情報
開示サーバ18-1あるいは情報開示サーバ18-2が無線
通信端末11-1毎に収集して、あらかじめ設定された所
定の情報開示対象者に対してユーザ端末15あるいは無
線通信端末11-2を介して提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末状況開示方
法、端末状況開示システムおよび無線通信端末に係り、
特に携帯電話、PHS(Personal Handyphone System;
登録商標)等の無線通信端末の状況を開示するための端
末状況開示方法、端末状況開示システムおよび無線通信
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、携帯電話のユーザの現在
地あるいは状況を第三者が把握するためのサービスとし
ては以下のようなものがあった。
【0003】[1]第1従来例 第1従来例のサービスにおいては、携帯電話あるいはP
HS(Personal Handyphone System;登録商標)等の無
線通信端末に対応するネットワーク側で当該無線通信端
末のおおよその位置を把握する。具体的には、無線通信
端末が受信状態をモニタし、受信状態モニタの結果から
最寄りの基地局を判定して把握した位置をネットワーク
側に通知したり、無線通信端末が自己の受信状態をモニ
タし、受信状態モニタの結果をネットワーク側に通知
し、ネットワーク側で処理することにより位置を把握す
る。この把握された無線通信端末の位置は、ネットワー
ク側の位置管理サーバにより管理される。そして、把握
した当該PHSあるいは当該携帯電話の存在の可能性が
高い地域を契約者に対して通知していた。
【0004】[2]第2従来例 第2従来例のサービスにおいては、GPS(Global Pos
itioning System)衛星からの測位用電波を利用し、無
線通信端末を含む携帯端末が自己の現在位置を割り出し
て表示画面に地図を表示したり、得られた位置情報をセ
ンタに通知していた。
【0005】[3]第3従来例 第3従来例のサービスにおいては、自己の状況を特定
(あるいは非特定)の第3者に対して開示したいと考え
ているユーザがWebブラウザを搭載した無線通信端末
から特定のホームページに自己の状況を入力し、第3者
が当該ページを参照することにより当該ユーザの状況を
知ることができるようにしていた。
【0006】[4]第4従来例 第4従来例のサービスにおいては、ユーザ(被観測者)
が特定の医学情報あるいは姿勢などを検出するためのセ
ンサを携帯し、センサの検出出力を無線通信端末により
サーバ装置側に通知することにより、ユーザの状況を伝
えるようにしていた。
【0007】[5]第5従来例 また、第5従来例においては、無線通信端末の制御の一
環として、当該無線通信端末周囲の騒音大小に応じて呼
び出しベル音や通話音量を適宜変更させるようにしてい
た。
【0008】[6]第6従来例 第6従来例においては、無線通信端末の外部に電波マー
カなどを用意し、無線通信端末が電波マーカからの信号
を受信することにより発信制限あるいは受信制限を行っ
たり、当該無線通信端末の電源制御を行っていた。
【0009】[7]第7従来例 第7従来例においては、加速度センサあるいは通信用電
波のフェージング状況を観測する回路を用いて、無線通
信端末のユーザが高速移動中であることを検出し、各種
設定切替や着信制御を行うようになっていた。
【0010】[8]第8従来例 第8従来例においては、留守番設定への移行やユーザが
自動車を運転中である旨を当該ユーザが明示的にボタン
などで指示し、指示されたモードに移行するようになっ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、例えば、乗車時におけるドライブモードなどのよう
に特定の状況下で当該状況に特有の動作をさせたり、現
在の状況では電話にでることができない旨を発信者側に
伝えるためには、携帯電話などの無線通信端末のユーザ
が独自に判断し、ボタンなどで明示的に指示する必要が
あるという問題点があった。また、サーバなどを介し
て、ホームページなどに自己の状況などの情報を開示す
るためには、毎回手入力を行う必要があり、結果的に継
続運用は困難であるという問題点があった。
【0012】さらにGPSや各種センサを用いる場合に
は、一般的に市販されている携帯電話などの無線通信端
末では必要とされない装置やセンサを内蔵あるいは外付
けする必要があり、製造あるいは導入コストが増大する
とともに、使い勝手も良くなくなってしまう可能性があ
った。さらに現在の電話システム等においては、着信側
の状況などは考慮したシステム構成とはなっておらず、
電話をかけて良いかの確認はいったん電話をかけて確認
する必要があるという不具合があった。さらにまた、電
話をかけて尋ねるほどではないような状況下において、
相手の状況を知るための適当な手段がなかった。そこ
で、本発明の目的は、ユーザが明示的に指示する必要が
なく、継続的に当該ユーザの状況を特定の第三者に開示
することができ、第三者は容易に当該ユーザの状況を知
ることができる端末状況開示方法、端末状況開示システ
ムおよび無線通信端末を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、無線通信端末の現在状況を
開示する端末状況開示方法おいて、当該無線通信端末の
操作状況を検出する操作状況検出過程と、検出された前
記操作状況を前記無線通信端末毎に収集する状況収集過
程と、前記操作状況をあらかじめ設定された所定の情報
開示対象者に対して提示する状況提示過程と、を備えた
ことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記操作状況検出過程は、あらかじめ定め
た所定時間間隔毎に前記操作状況を検出することを特徴
としている。
【0015】請求項3記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記操作状況には、話中、Web操作、電
子メール操作および電話操作のうち少なくともいずれか
を含むことを特徴としている。
【0016】請求項4記載の構成は、無線通信端末の現
在状況を開示する端末状況開示方法において、あらかじ
め設定された各種入力情報に基づいて当該無線通信端末
のおかれている状況を判別する端末状況判別過程と、判
別された前記無線通信端末の置かれている状況を前記無
線通信端末毎に収集する状況収集過程と、前記無線通信
端末の置かれている状況をあらかじめ設定された所定の
情報開示対象者に対して提示する状況提示過程と、を備
えたことを特徴としている。
【0017】請求項5記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記端末状況判別過程は、あらかじめ定め
た所定時間間隔毎に無線通信端末のおかれている状況を
判別することを特徴としている。
【0018】請求項6記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記端末状況判別過程は、前記無線通信端
末周辺の音声信号の振幅を検出する音声信号振幅検出過
程と、検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた
所定の振幅しきい値と比較する音声振幅比較過程と、前
記音声振幅比較過程における比較結果に基づいて前記音
声信号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を積
算する振幅超過時間積算過程と、前記振幅超過時間積算
過程における積算時間があらかじめ定めた積算しきい値
を超過している場合に前記無線通信端末が携帯状態にあ
ると判別する携帯状態判別過程と、を備えたことを特徴
としている。
【0019】請求項7記載の構成は、請求項4記載の構
成において、前記端末状況判別過程は、前記音声信号の
振幅があらかじめ定めた静置しきい値以下の場合に、前
記無線通信端末は静置状態にあると判別する静置状態判
別過程を備えたことを特徴としている。
【0020】請求項8記載の構成は、請求項7記載の構
成において、前記端末状況判別過程は、前記音声信号の
振幅があらかじめ定めた静置しきい値以下の場合に、前
記無線通信端末は静置状態にあると判別する静置状態判
別過程と、前記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、
かつ、前記静置状態でもない場合に、前記音声信号をあ
らかじめ定めたカットオフ周波数で低域周波数成分を通
過させ、当該低域周波数成分の振幅を検出する低域周波
数成分振幅検出過程と、前記無線通信端末が前記携帯状
態ではなく、かつ、前記静置状態でもない場合に、前記
音声信号をあらかじめ定めたカットオフ周波数で高域周
波数成分を通過させ、当該高域周波数成分の振幅を検出
する高域周波数成分振幅検出過程と、検出した前記低域
周波数成分の振幅と前記高域周波数成分の振幅との比を
算出する低域/高域振幅比算出過程と、前記低域周波数
成分の振幅/前記高域周波数成分の振幅で表される比を
あらかじめ定めた所定時間内において平均して平均比を
算出し、前記平均比があらかじめ定めた収納しきい値を
越える場合に、前記無線通信端末は、鞄内や上着ポケッ
トなどに収納されている鞄内に入れられていると判別す
る収納状態判別過程と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0021】請求項9記載の構成は、無線通信端末の現
在状況を前記無線通信端末とネットワークを介して接続
されているサーバ装置において開示する端末状況開示シ
ステムにおいて、前記無線通信端末は、当該無線通信端
末の操作状況を検出する操作状況検出部と、検出された
前記操作状況を格納する状況記憶部と、あらかじめ定め
た更新条件が満たされた場合に、前記状況記憶部に記憶
した操作状況を前記サーバ装置に通知する操作状況通知
部と、を備え、前記サーバ装置は、前記通知された操作
状況を無線通信端末毎に記憶する状況データベース記憶
部と、前記状況データベース部に記憶された前記操作状
況をあらかじめ設定された所定の情報開示対象者に対し
て提示する状況提示部と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0022】請求項10記載の構成は、請求項9記載の
構成において、前記操作状況検出部は、あらかじめ定め
た所定時間間隔毎に前記操作状況を検出することを特徴
としている。
【0023】請求項11記載の構成は、請求項10記載
の構成において、前記操作状況は、話中、Web操作、
電子メール操作および電話操作のうち少なくともいずれ
かを含むことを特徴としている。
【0024】請求項12記載の構成は、無線通信端末の
現在状況を前記無線通信端末とネットワークを介して接
続されているサーバ装置において開示する端末状況開示
システムにおいて、前記無線通信端末は、あらかじめ設
定された各種入力情報に基づいて当該無線通信端末のお
かれている状況である端末状況を判別する端末状況判別
部と、検出された前記端末状況を格納する端末状況記憶
部と、あらかじめ定めた更新条件が満たされた場合に、
前記端末状況記憶部に記憶した端末状況を前記サーバ装
置に通知する端末状況通知部と、を備え、前記サーバ装
置は、前記通知された端末状況を無線通信端末毎に記憶
する端末状況データベース記憶部と、前記端末状況デー
タベース部に記憶された前記端末状況をあらかじめ設定
された所定の情報開示対象者に対して提示する端末状況
提示部と、を備えたことを特徴としている。
【0025】請求項13記載の構成は、請求項12記載
の構成において、前記端末状況判別部は、あらかじめ定
めた所定時間間隔毎に無線通信端末のおかれている状況
を判別することを特徴としている。
【0026】請求項14記載の構成は、請求項12記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記無線通信
端末周辺の音声信号の振幅を検出する音声信号振幅検出
部と、検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた
所定の振幅しきい値と比較する音声振幅比較部と、前記
音声振幅比較部における比較結果に基づいて前記音声信
号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を積算す
る振幅超過時間積算部と、前記振幅超過時間積算部にお
ける積算時間があらかじめ定めた積算しきい値を超過し
ている場合に前記無線通信端末が携帯状態にあると判別
する携帯状態判別部と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0027】請求項15記載の構成は、請求項12記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記音声信号
の振幅があらかじめ定めた静置しきい値以下の場合に、
前記無線通信端末は静置状態にあると判別する静置状態
判別部を備えたことを特徴としている。
【0028】請求項16記載の構成は、請求項15記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記無線通信
端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記静置状態でも
ない場合に、前記音声信号をあらかじめ定めたカットオ
フ周波数で低域周波数成分を通過させ、当該低域周波数
成分の振幅を検出する低域周波数成分振幅検出部と、前
記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記静
置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定め
たカットオフ周波数で高域周波数成分を通過させ、当該
高域周波数成分の振幅を検出する高域周波数成分振幅検
出過程と、検出した前記低域周波数成分の振幅と前記高
域周波数成分の振幅との比を算出する低域/高域振幅比
算出部と、前記低域周波数成分の振幅/前記高域周波数
成分の振幅で表される比をあらかじめ定めた所定時間内
において平均して平均比を算出し、前記平均比があらか
じめ定めた収納しきい値を越える場合に、前記無線通信
端末は、鞄内や上着ポケットなどに収納されている鞄内
に入れられていると判別する収納状態判別部と、を備え
たことを特徴としている。
【0029】請求項17記載の構成は、ネットワークを
介して情報開示を行うためのサーバ装置に接続される無
線通信端末において、当該無線通信端末の操作状況を検
出する操作状況検出部と、検出された前記操作状況を格
納する状況記憶部と、あらかじめ定めた更新条件が満た
された場合に、前記状況記憶部に記憶した操作状況を前
記サーバ装置に通知する操作状況通知部と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0030】請求項18記載の構成は、請求項17記載
の構成において、前記操作状況検出部は、あらかじめ定
めた所定時間間隔毎に前記操作状況を検出することを特
徴としている。
【0031】請求項19記載の構成は、請求項17記載
の構成において、前記操作状況は、話中、Web操作、
電子メール操作および電話操作のうち少なくともいずれ
かを含むことを特徴としている。
【0032】請求項20記載の構成は、ネットワークを
介して情報開示を行うためのサーバ装置に接続される無
線通信端末において、あらかじめ設定された各種入力情
報に基づいて当該無線通信端末のおかれている状況であ
る端末状況を判別する端末状況判別部と、検出された前
記端末状況を格納する端末状況記憶部と、あらかじめ定
めた更新条件が満たされた場合に、前記端末状況記憶部
に記憶した端末状況を前記サーバ装置に通知する端末状
況通知部と、を備えたことを特徴としている。
【0033】請求項21記載の構成は、請求項20記載
の構成において、前記端末状況判別部は、あらかじめ定
めた所定時間間隔毎に無線通信端末のおかれている状況
を判別することを特徴としている。
【0034】請求項22記載の構成は、請求項20記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記無線通信
端末周辺の音声信号の振幅を検出する音声信号振幅検出
部と、検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた
所定の振幅しきい値と比較する音声振幅比較部と、前記
音声振幅比較部における比較結果に基づいて前記音声信
号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を積算す
る振幅超過時間積算部と、前記振幅超過時間積算部にお
ける積算時間があらかじめ定めた積算しきい値を超過し
ている場合に前記無線通信端末が携帯状態にあると判別
する携帯状態判別部と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0035】請求項23記載の構成は、請求項20記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記音声信号
の振幅があらかじめ定めた静置しきい値以下の場合に、
前記無線通信端末は静置状態にあると判別する静置状態
判別部を備えたことを特徴としている。
【0036】請求項24記載の構成は、請求項23記載
の構成において、前記端末状況判別部は、前記無線通信
端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記静置状態でも
ない場合に、前記音声信号をあらかじめ定めたカットオ
フ周波数で低域周波数成分を通過させ、当該低域周波数
成分の振幅を検出する低域周波数成分振幅検出部と、前
記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記静
置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定め
たカットオフ周波数で高域周波数成分を通過させ、当該
高域周波数成分の振幅を検出する高域周波数成分振幅検
出部と、検出した前記低域周波数成分の振幅と前記高域
周波数成分の振幅との比を算出する低域/高域振幅比算
出部と、前記低域周波数成分の振幅/前記高域周波数成
分の振幅で表される比をあらかじめ定めた所定時間内に
おいて平均して平均比を算出し、前記平均比があらかじ
め定めた収納しきい値を越える場合に、前記無線通信端
末は、鞄内や上着ポケットなどに収納されていると判別
する収納状態判別部と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0037】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照して説明する。 [1]システム構成 図1に携帯電話端末などの無線通信端末の状況をあらか
じめ定めた特定の第三者に対して開示する端末状況開示
システムの概要構成ブロック図を示す。端末状況開示シ
ステム10は、無線通信端末11-1、11-2と、(無
線)基地局12-1〜12-3と、交換局13-1、13-2
と、一般公衆回線網14と、ユーザ端末15と、ゲート
ウェイサーバ16と、インターネット網17と、情報開
示サーバ18-1、18-2と、を備えて構成されている。
無線通信端末11-1、11-2は、携帯電話端末あるいは
PHS端末などの無線で通信を行える端末装置である。
以下の説明においては、無線通信端末11-1は情報開示
者の端末であり、無線通信端末11-2は状況閲覧者の端
末として機能するものとする。
【0038】無線基地局12-1〜12-3は、無線通信端
末11-1あるいは無線通信端末11-2と無線通信回線を
介して接続されている。交換局13-1は、無線基地局1
2-1が接続され、回線交換処理を行う。交換局13-2
は、複数の無線基地局12-2、12-3が接続され、回線
交換処理を行う。ユーザ端末15は、パーソナルコンピ
ュータやPDA(Personal Digital Assistants)等で
構成される情報端末であり、インターネット網17に接
続されている。ゲートウェイサーバ16は、一般公衆回
線網14とインターネット網17との間のプロトコルの
違いを吸収し、両者を接続する。情報開示サーバ18-1
は、一般公衆回線網14に接続され、無線通信端末11
-1の状況を無線通信端末11-2やインターネット網17
を介して接続されるユーザ端末15に対して開示する。
情報開示サーバ18-2は、インターネット網16に接続
され、無線通信端末11-1の状況をインターネット網1
7、ゲートウェイサーバおよび一般公衆回線網14等を
介して接続される無線通信端末11-2やインターネット
網17を介して接続されるユーザ端末15に対して開示
する。
【0039】次に無線通信端末の概要構成について説明
する。この場合において、無線通信端末11-1および無
線通信端末11-2は同様の構成であるので、無線通信端
末11-1を例として説明する。図2に無線通信端末11
-1の概要構成ブロック図を示す。無線通信端末11-1
は、図2に示すように、マイク21と、入力部22と、
無線通信インターフェース23と、コントローラ24
と、ROM25と、RAM26と、スピーカ27と、デ
ィスプレイ28と、を備えて構成されている。マイク2
1は、通話時に音声入力を行うとともに、状況検出時の
音声信号入力センサとして機能する。入力部22は、キ
ーパッドを有し、電話番号の入力や各種情報の入力に用
いられる。無線通信インターフェース23は、アンテナ
23Aおよび無線を介して各種通信動作を行う。コント
ローラ24は、無線通信端末11全体の制御を行うとと
もに、状況検出処理を行う。ROM25はコントローラ
24の制御用プログラムあるいは制御用データがあらか
じめ格納されている。RAM26は、各種データを一時
的に格納する。スピーカ27は、通話時における通話相
手の音声の出力など各種音声出力を行う。ディスプレイ
28は、各種情報の表示を行う。
【0040】[2]実施形態の動作 次に実施形態の動作を説明する。本実施形態の動作は、
大別すると、無線通信端末11-1側の状況推定登録処理
と、情報開示サーバ18-1側あるいは情報開示サーバ1
8-2側の状況開示処理からなっている。以下の説明にお
いては、無線通信端末11-1として、音声による状況推
定機能とメール等による状況通知機能を持つ携帯電話を
用い、携帯電話から状況通知可能な情報開示サーバとし
てWebサーバの場合について説明するが、これらに限
られるものではない。次に状況推定登録処理について、
図3および図4を参照して説明する。まず、図3を参照
して状況推定処理について説明する。この場合におい
て、無線通信端末11-1のユーザは、状況推定する時間
間隔T -mをあらかじめ指定しておくものとする。無線通
信端末11-1においては、時間間隔T-m毎に状況推定処
理プロセスが起動する(ステップS1)。
【0041】状況推定処理プロセスは、直近の時間T-n
ear以内に無線通信端末11-1(携帯電話)を操作中で
あったか否かを判別する(ステップS2)。ステップS
2の判別において、直近の時間T-near以内に無線通信
端末11-1を操作中であった場合には(ステップS2;
Yes)、その操作内容を示すシステム状況を得て状態
変数Sに設定格納する(ステップS3)。例えば、無線
通信端末においてWeb閲覧操作をしていればS=S-W
ebとし、メールに関する操作をしていれば、S=S-mai
lとし、それ以外の形態電話操作はS=S-operateとす
る。また、通話中であれば、S=S-talkとする。これ
らのシステム状況を表す定数S-Web、S-mail、S-oper
ate、S-talkなどは、あらかじめ当該無線通信端末の機
種毎に定められている。ステップS2の判別において、
携帯電話の操作中ではない場合には(ステップS2;N
o)、マイク21から入力される音を時間T-mの間、計
測する。そして、入力された音の音量があらかじめ定め
た静置しきい値Vs以下であるか否かを判別する(ステ
ップS5)。ステップS5の判別において、音量が静置
しきい値Vs以下の場合、S=S-silenceとする(ステ
ップS6)。ステップS5の判別において、音量が静置
しきい値Vsを越える場合には(ステップS5;N
o)、時間T-m中において、入力音の振幅が振幅しきい
値Vtを越える時間を積算し、積算時間T-loudとす
る。そして、あらかじめ定めた積算振幅しきい値P-car
ryを用い、 P-carry<T-loud/T-m であるか否かを判別する(ステップS7)。
【0042】ステップS7判別において、 P-carry<T-loud/T-m である場合、すなわち、無線通信端末11-1が携帯中で
あると判別された場合には、S=S-carryとする(ステ
ップS8)。ステップS7の判別において、 P-carry≧T-loud/T-m である場合には(ステップS7;No)、すなわち、状
態変数Sが、 S≠S-carry かつ S≠S-silence の場合、入力音について、あらかじめ指定した周波数f
をカットオフ周波数とし、ローパスフィルタ処理して得
られる低域周波数成分の振幅V-lpと、ハイパスフィル
タ処理して得られる高域周波数成分の振幅V-hpを求め
る。そして、周波数成分比V-hp/V-lpを逐次測定し、
得られた周波数成分比V-hp/V-lpを区間T-mについて
平均して平均比を算出する(ステップS9)。そして、
得られた周波数成分比の平均比が収納しきい値R-bagを
越えるか否か、すなわち、 R-bag<V-hp/V-lp を満たしているか否か判別する(ステップS10)。
【0043】ステップS10の判別において、 R-bag<V-hp/V-lp を満たしている場合には(ステップS10;Yes)、
S=S-bagとする(ステップS11)。ステップS10
の判別において、 R-bag<V-hp/V-lp を満たしていない場合、すなわち、 R-bag≧V-hp/V-lp を満たしている場合には(ステップS10;No)、上
述した状態以外であるとしてS=S-othersとする(ス
テップS12)。次に状況推定処理について説明する。
状況登録処理においては、状況推定処理の結果である状
態変数Sの値を、無線通信端末11-1(携帯電話)内に
あるRAM26上の状況格納メモリに時刻データととも
に格納する(ステップS13)。すなわち、無線通信端
末11-1のRAM26上の状況格納メモリには、それま
でに格納した状態変数Sの値および更新された時刻に加
えて最新の状態変数Sの値および更新時刻が格納され
る。より具体的には、図5に示すように、それまでに格
納した状態変数Sの値および更新された時刻に対応する
状況データD1〜D7に加えて最新の状態変数Sの値お
よび更新時刻に対応する状況データD8(13:12
に、電話機操作中)が格納される。図5は、30分おき
に新規の状況データが格納される場合であるが、新規の
状況データの格納間隔は、ユーザあるいは情報開示サー
バ側の設定により任意に変更することも可能である。こ
の場合において、図4に示すように、無線通信端末11
-1内に格納されている状況が更新され、情報開示サーバ
18-1あるいは情報開示サーバ18-2(センタ)に登録
している状況と食い違ったと判断された場合(ステップ
S21)、あるいは、前回の情報開示サーバ18-1ある
いは情報開示サーバ18-2への通知時からあらかじめ設
定した時間T-confが経過した場合(ステップS22)
には、情報開示サーバ18-1あるいは情報開示サーバ1
8-2への通知が可能な通信条件下であるか否かを判別す
る(ステップS23)。
【0044】ステップS23の判別において、情報開示
サーバ18-1あるいは情報開示サーバ18-2への通知が
可能な通信条件下である場合には、すなわち、情報開示
サーバ18-1あるいは情報開示サーバ18-2(センタ)
に登録している状況と食い違ったと判断された場合、あ
るいは、前回の情報開示サーバ18-1あるいは情報開示
サーバ18-2への通知時からあらかじめ設定した時間T
-confが経過した場合であって、かつ、携帯電話メール
サービス圏内の場合には情報開示サーバ18-1あるいは
情報開示サーバ18-2に対して情報更新を依頼すること
となる(ステップS24)。この場合において、端末状
況の更新方法としては、例えば、無線通信端末11-1が
開示処理を行う情報開示サーバ18-1あるいは情報開示
サーバ18-2に対応するメール宛先に対して、更新依頼
および更新内容を表すメールを送付することとなる。こ
こで、各無線通信端末11-1のユーザはメールアカウン
トで区別されることとなる。また、本人認証は各種方法
が使える。例えばメール内に認証コードを付与し、認証
はアカウント名と認証コードで行う。さらに。発信者番
号による個人認証が可能ならば、それを認証として用い
る。また、ステップS23の判別において、情報開示サ
ーバ18-1あるいは情報開示サーバ18-2への通知が可
能な通信条件下にない場合には、情報更新の依頼を取り
やめるとともに、時間T-confの計測を初期化する(ス
テップS25)。
【0045】次に情報開示サーバにおける状況開示処理
について説明する。情報開示サーバ18-1あるいは情報
開示サーバ18-2は、Webアプリケーションサーバで
あり、メールが着信すると認証し、該当するユーザに対
応する無線通信端末11-1の状況を更新する。また状況
開示者である当該無線通信端末11-1のユーザが指定し
た期間の過去履歴も保持する。この場合において、状況
開示者である当該無線通信端末11-1のユーザは、状況
開示を許可する対象者(情報開示対象者)毎に開示範囲
(内容の詳しさ、履歴まで含めるかどうか、等)は、情
報開示サーバ18-1あるいは情報開示サーバ18-2側に
登録しておくものとする。そして登録するとサーバから
該当の情報開示対象者へ、問い合わせ先のURLと本人
確認用の情報(パスワード等)がメールで送付される。
なお、パスワード等を用いず本人確認が可能な機構があ
れば、パスワード等は不要である。例えば、携帯電話か
ら携帯電話会社が運営する特定ネットワーク内のWeb
閲覧など、本人を同定する発信者番号情報が得られる場
合等が挙げられる。そして、情報開示対象者は、ユーザ
端末15を介して端末状況の問い合わせを行うに際し、
案内されたWebページにアクセスし、本人確認の処理
を行う。情報開示サーバ18-1あるいは情報開示サーバ
18-2は、問い合わせ者が正規の情報開示対象者であれ
ば、開示許諾範囲に従い、無線通信端末11-1の状況を
最終更新時間と共にユーザ端末15のディスプレイ画面
上に表示することとなる。
【0046】情報開示状態としては、上述の例の場合、
例えば、以下のようになる。 a)状況;S-talk → 表示;「電話中」
(10:12更新) b)状況;S-web → 表示;「Web操作
中」(10:12更新) c)状況;S-mail → 表示;「e-mail操作
中」(10:12更新) d)状況;S-operate → 表示;「電話機操作
中」(10:12更新) e)状況;S-carry → 表示;「身につけてい
るようです」(10:12更新) f)状況;S-bag → 表示;「カバンや上着
などに収納されているようです」(10:12更新) g)状況;S-silence → 表示;「静かな所にお
かれているようです」(10:12更新) h)状況;S-others → 表示;「それ以外の状
況のようです」(10:12更新)
【0047】[3]実施形態の効果 以上の説明のように、本実施形態によれば、情報開示対
象者である問い合わせ者は、情報開示サーバ18-1ある
いは情報開示サーバ18-2における開示情報から、無線
通信端末ユーザの状況を知ることができる。なお、この
場合において、更新時間が古い場合は、最終更新時間以
降に携帯の電源が切られたままか、あるいは、電波の届
かないところに移動したまま、と判断できる。
【0048】[4]実施形態の変形例 以下、実施形態の変形例について説明する。 [4.1]第1変形例 無線通信端末の状況の検出および更新は、定期的にタイ
マーで行う他に、問い合わせ要求があった場合のみ行う
ことも可能である。この場合において、検出に必要な処
理・通信電力が削減できるが、問い合わせからの応答に
時間がかかることとなる。さらにこの場合には、無線通
信端末(携帯電話等)側に状況推定依頼を受ける機構が
必要となる。すなわち、専用のプロトコルを用意する
か、または携帯電話宛てのメールであらかじめ決められ
た特定の書式ルールに従ったものが着信すると自動測定
処理し結果をメールで戻す方法等が挙げられる。
【0049】[4.2]第2変形例 無線通信端末の状況の検出および更新は、定期更新と逐
次要求を組み合わせることも可能である。より具体的に
は、開示されている状況情報が古すぎると判断した問い
合わせ者は、問い合わせ要求を情報開示サーバに出すこ
とにより、情報開示サーバから無線通信端末に対して検
出要求メールが送付され、無線通信端末状況を検出し、
結果をサーバへ返して状況を更新するように構成すれば
よい。
【0050】[4.3]第3変形例 さらに情報の問い合わせ者(情報開示対象者)のユーザ
端末に代えて無線通信端末を保持し、この無線通信端末
自体がWebサーバ機能を持っていれば、問い合わせ者
が直接情報開示者の無線通信端末に対して問い合わせを
し、返答を無線通信端末から返すように構成することも
可能である。この場合、上記情報開示サーバの機能は無
線通信端末上のサーバ機能が実現すればよく、情報開示
サーバは必須ではないこととなる。
【0051】[4.4]第4変形例 上記実施形態においては、問い合わせをユーザ端末上で
Web表示を行う場合について説明したが、メールで問
い合わせて返答したり、情報開示センタを設け、センタ
に電話をかけてPB信号か音声認識で問い合わせ、音声
合成で返答することも可能である。
【0052】[4.5]第5変形例 上記実施形態においては、常時開示情報を行う場合につ
いて説明したが、あらかじめ指定した異常状況になった
場合にのみ電話にて通知してもらう、異常事態監視とし
ての運用を行うことも可能である。
【0053】[4.6]第6変形例 上記各情報開示の態様は、スケジューラと組み合わせて
運用することも可能である。例えば、通常の起床時間、
就寝時間、通勤時間が決まっているような場合には、こ
れらの時間をあらかじめ登録しておいたり、あらかじめ
わかっている予定を無線通信端末内のスケジューラに登
録する。これらの情報は、入力あるいは変更された時点
で情報開示サーバ側に送られ、同じ状況を保つ。そし
て、逐次変更される状況と併せて表示することで、より
詳細な状況を開示することが出来る。
【0054】[4.7]第7変形例 以上の説明においては、無線通信端末の位置情報につい
ては、考慮していなかったが、位置情報を取得可能な無
線通信端末を用いる場合には、位置情報に基づいて推定
される状況を開示情報として開示することも可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、無線通信端末に特殊な
センサ類等を追加することなく、また手動で設定するこ
とを必須とせずに、その対象者の状況を、本人に邪魔す
ることなく知ることが出来る。従って、例えば、高齢者
や子供の安否を定期的に確認したり、電話をかけて良い
かどうかを、電話をかけて尋ねることなく事前に知るこ
とが可能となり、コミュニケーションの質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 端末状況開示システムの概要構成ブロック図
である。
【図2】 無線通信端末の概要構成ブロック図である。
【図3】 実施形態の動作処理フローチャート(その
1)である。
【図4】 実施形態の動作処理フローチャート(その
2)である。
【図5】 状況格納状態の説明図である。
【符号の説明】
10…端末状況開示システム 11-1、11-2…無線通信端末 12-1、12-2、12-3…(無線)基地局 13-1、13-2…交換局 14…一般公衆回線網 15…ユーザ端末 16…ゲートウェイサーバ 17…インターネット網 18-1、18-2…情報開示サーバ 21…マイク 22…入力部 23…無線通信インターフェース 24…コントローラ 25…ROM 26…RAM 27…スピーカ 28…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04B 7/26 K (72)発明者 杉村 利明 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K015 AB01 5K024 AA76 AA79 CC11 DD01 GG13 5K027 AA11 DD18 FF16 GG08 5K067 AA21 BB04 DD17 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 FF25 HH22 HH23 KK15 5K101 KK02 KK08 KK12 LL12 MM07 RR13

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信端末の現在状況を開示する端末
    状況開示方法おいて、 当該無線通信端末の操作状況を検出する操作状況検出過
    程と、 検出された前記操作状況を前記無線通信端末毎に収集す
    る状況収集過程と、 前記操作状況をあらかじめ設定された所定の情報開示対
    象者に対して提示する状況提示過程と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記操作状況検出過程は、あらかじめ定めた所定時間間
    隔毎に前記操作状況を検出することを特徴とする端末状
    況開示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記操作状況には、話中、Web操作、電子メール操作
    および電話操作のうち少なくともいずれかを含むことを
    特徴とする端末状況開示方法。
  4. 【請求項4】 無線通信端末の現在状況を開示する端末
    状況開示方法において、 あらかじめ設定された各種入力情報に基づいて当該無線
    通信端末のおかれている状況を判別する端末状況判別過
    程と、 判別された前記無線通信端末の置かれている状況を前記
    無線通信端末毎に収集する状況収集過程と、 前記無線通信端末の置かれている状況をあらかじめ設定
    された所定の情報開示対象者に対して提示する状況提示
    過程と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記端末状況判別過程は、あらかじめ定めた所定時間間
    隔毎に無線通信端末のおかれている状況を判別すること
    を特徴とする端末状況開示方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記端末状況判別過程は、前記無線通信端末周辺の音声
    信号の振幅を検出する音声信号振幅検出過程と、 検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた所定の
    振幅しきい値と比較する音声振幅比較過程と、 前記音声振幅比較過程における比較結果に基づいて前記
    音声信号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を
    積算する振幅超過時間積算過程と、 前記振幅超過時間積算過程における積算時間があらかじ
    め定めた積算しきい値を超過している場合に前記無線通
    信端末が携帯状態にあると判別する携帯状態判別過程
    と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示方法。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記端末状況判別過程は、前記音声信号の振幅があらか
    じめ定めた静置しきい値以下の場合に、前記無線通信端
    末は静置状態にあると判別する静置状態判別過程を備え
    たことを特徴とする端末状況開示方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の端末状況開示方法におい
    て、 前記端末状況判別過程は、前記音声信号の振幅があらか
    じめ定めた静置しきい値以下の場合に、前記無線通信端
    末は静置状態にあると判別する静置状態判別過程と、 前記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記
    静置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定
    めたカットオフ周波数で低域周波数成分を通過させ、当
    該低域周波数成分の振幅を検出する低域周波数成分振幅
    検出過程と、 前記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記
    静置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定
    めたカットオフ周波数で高域周波数成分を通過させ、当
    該高域周波数成分の振幅を検出する高域周波数成分振幅
    検出過程と、 検出した前記低域周波数成分の振幅と前記高域周波数成
    分の振幅との比を算出する低域/高域振幅比算出過程
    と、 前記低域周波数成分の振幅/前記高域周波数成分の振幅
    で表される比をあらかじめ定めた所定時間内において平
    均して平均比を算出し、前記平均比があらかじめ定めた
    収納しきい値を越える場合に、前記無線通信端末は、鞄
    内や上着ポケットなどに収納されていると判別する収納
    状態判別過程と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示方法。
  9. 【請求項9】 無線通信端末の現在状況を前記無線通信
    端末とネットワークを介して接続されているサーバ装置
    において開示する端末状況開示システムにおいて、 前記無線通信端末は、当該無線通信端末の操作状況を検
    出する操作状況検出部と、検出された前記操作状況を格
    納する状況記憶部と、あらかじめ定めた更新条件が満た
    された場合に、前記状況記憶部に記憶した操作状況を前
    記サーバ装置に通知する操作状況通知部と、を備え、 前記サーバ装置は、前記通知された操作状況を無線通信
    端末毎に記憶する状況データベース記憶部と、前記状況
    データベース部に記憶された前記操作状況をあらかじめ
    設定された所定の情報開示対象者に対して提示する状況
    提示部と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の端末状況開示システム
    において、 前記操作状況検出部は、あらかじめ定めた所定時間間隔
    毎に前記操作状況を検出することを特徴とする端末状況
    開示システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の端末状況開示システ
    ムにおいて、 前記操作状況は、話中、Web操作、電子メール操作お
    よび電話操作のうち少なくともいずれかを含むことを特
    徴とする端末状況開示システム。
  12. 【請求項12】 無線通信端末の現在状況を前記無線通
    信端末とネットワークを介して接続されているサーバ装
    置において開示する端末状況開示システムにおいて、 前記無線通信端末は、あらかじめ設定された各種入力情
    報に基づいて当該無線通信端末のおかれている状況であ
    る端末状況を判別する端末状況判別部と、検出された前
    記端末状況を格納する端末状況記憶部と、あらかじめ定
    めた更新条件が満たされた場合に、前記端末状況記憶部
    に記憶した端末状況を前記サーバ装置に通知する端末状
    況通知部と、を備え、 前記サーバ装置は、前記通知された端末状況を無線通信
    端末毎に記憶する端末状況データベース記憶部と、前記
    端末状況データベース部に記憶された前記端末状況をあ
    らかじめ設定された所定の情報開示対象者に対して提示
    する端末状況提示部と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の端末状況開示システ
    ムにおいて、 前記端末状況判別部は、あらかじめ定めた所定時間間隔
    毎に無線通信端末のおかれている状況を判別することを
    特徴とする端末状況開示システム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の端末状況開示システ
    ムにおいて、 前記端末状況判別部は、前記無線通信端末周辺の音声信
    号の振幅を検出する音声信号振幅検出部と、 検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた所定の
    振幅しきい値と比較する音声振幅比較部と、 前記音声振幅比較部における比較結果に基づいて前記音
    声信号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を積
    算する振幅超過時間積算部と、 前記振幅超過時間積算部における積算時間があらかじめ
    定めた積算しきい値を超過している場合に前記無線通信
    端末が携帯状態にあると判別する携帯状態判別部と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示システム。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の端末状況開示システ
    ムにおいて、 前記端末状況判別部は、前記音声信号の振幅があらかじ
    め定めた静置しきい値以下の場合に、前記無線通信端末
    は静置状態にあると判別する静置状態判別部を備えたこ
    とを特徴とする端末状況開示システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の端末状況開示システ
    ムにおいて、 前記端末状況判別部は、前記無線通信端末が前記携帯状
    態ではなく、かつ、前記静置状態でもない場合に、前記
    音声信号をあらかじめ定めたカットオフ周波数で低域周
    波数成分を通過させ、当該低域周波数成分の振幅を検出
    する低域周波数成分振幅検出部と、 前記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記
    静置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定
    めたカットオフ周波数で高域周波数成分を通過させ、当
    該高域周波数成分の振幅を検出する高域周波数成分振幅
    検出部と、 検出した前記低域周波数成分の振幅と前記高域周波数成
    分の振幅との比を算出する低域/高域振幅比算出部と、 前記低域周波数成分の振幅/前記高域周波数成分の振幅
    で表される比をあらかじめ定めた所定時間内において平
    均して平均比を算出し、前記平均比があらかじめ定めた
    収納しきい値を越える場合に、前記無線通信端末は、鞄
    内や上着ポケットなどに収納されていると判別する収納
    状態判別部と、 を備えたことを特徴とする端末状況開示システム。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して情報開示を行う
    ためのサーバ装置に接続される無線通信端末において、 当該無線通信端末の操作状況を検出する操作状況検出部
    と、 検出された前記操作状況を格納する状況記憶部と、 あらかじめ定めた更新条件が満たされた場合に、前記状
    況記憶部に記憶した操作状況を前記サーバ装置に通知す
    る操作状況通知部と、 を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の無線通信端末におい
    て、 前記操作状況検出部は、あらかじめ定めた所定時間間隔
    毎に前記操作状況を検出することを特徴とする無線通信
    端末。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の無線通信端末におい
    て、 前記操作状況は、話中、Web操作、電子メール操作お
    よび電話操作のうち少なくともいずれかを含むことを特
    徴とする無線通信端末。
  20. 【請求項20】 ネットワークを介して情報開示を行う
    ためのサーバ装置に接続される無線通信端末において、 あらかじめ設定された各種入力情報に基づいて当該無線
    通信端末のおかれている状況である端末状況を判別する
    端末状況判別部と、 検出された前記端末状況を格納する端末状況記憶部と、 あらかじめ定めた更新条件が満たされた場合に、前記端
    末状況記憶部に記憶した端末状況を前記サーバ装置に通
    知する端末状況通知部と、 を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の無線通信端末におい
    て、 前記端末状況判別部は、あらかじめ定めた所定時間間隔
    毎に無線通信端末のおかれている状況を判別することを
    特徴とする無線通信端末。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の無線通信端末におい
    て、 前記端末状況判別部は、前記無線通信端末周辺の音声信
    号の振幅を検出する音声信号振幅検出部と、 検出した前記音声信号の振幅をあらかじめ定めた所定の
    振幅しきい値と比較する音声振幅比較部と、 前記音声振幅比較部における比較結果に基づいて前記音
    声信号の振幅が前記振幅しきい値を越えている時間を積
    算する振幅超過時間積算部と、 前記振幅超過時間積算部における積算時間があらかじめ
    定めた積算しきい値を超過している場合に前記無線通信
    端末が携帯状態にあると判別する携帯状態判別部と、を
    備えたことを特徴とする無線通信端末。
  23. 【請求項23】 請求項20記載の無線通信端末におい
    て、 前記端末状況判別部は、前記音声信号の振幅があらかじ
    め定めた静置しきい値以下の場合に、前記無線通信端末
    は静置状態にあると判別する静置状態判別部を備えたこ
    とを特徴とする無線通信端末。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の無線通信端末におい
    て、 前記端末状況判別部は、前記無線通信端末が前記携帯状
    態ではなく、かつ、前記静置状態でもない場合に、前記
    音声信号をあらかじめ定めたカットオフ周波数で低域周
    波数成分を通過させ、当該低域周波数成分の振幅を検出
    する低域周波数成分振幅検出部と、 前記無線通信端末が前記携帯状態ではなく、かつ、前記
    静置状態でもない場合に、前記音声信号をあらかじめ定
    めたカットオフ周波数で高域周波数成分を通過させ、当
    該高域周波数成分の振幅を検出する高域周波数成分振幅
    検出部と、 検出した前記低域周波数成分の振幅と前記高域周波数成
    分の振幅との比を算出する低域/高域振幅比算出部と、 前記低域周波数成分の振幅/前記高域周波数成分の振幅
    で表される比をあらかじめ定めた所定時間内において平
    均して平均比を算出し、前記平均比があらかじめ定めた
    収納しきい値を越える場合に、前記無線通信端末は、鞄
    内や上着ポケットなどに収納されていると判別する収納
    状態判別部と、 を備えたことを特徴とする無線通信端末。
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