JP2002158237A - 素子の転写方法及び素子の実装方法 - Google Patents

素子の転写方法及び素子の実装方法

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JP2002158237A
JP2002158237A JP2000352308A JP2000352308A JP2002158237A JP 2002158237 A JP2002158237 A JP 2002158237A JP 2000352308 A JP2000352308 A JP 2000352308A JP 2000352308 A JP2000352308 A JP 2000352308A JP 2002158237 A JP2002158237 A JP 2002158237A
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electromagnetic wave
layer
wave absorbing
substrate
absorbing layer
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Application number
JP2000352308A
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Yoshiyuki Yanagisawa
喜行 柳澤
Toyoji Ohata
豊治 大畑
Toshiaki Iwabuchi
寿章 岩渕
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微細加工された素子を転写する際に、転写後も
位置合わせ精度が損なわれることもなく、転写の歩留ま
りも低下しないような素子の転写方法及び素子の実装方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】エネルギービームが照射された領域を昇温
させる電磁波吸収層(黒クロム層)58を熱可塑性材料
層(熱可塑性樹脂層)56と共に基板上に形成し、その電
磁波吸収層58に選択的にエネルギービームを照射する
ことで電磁波吸収層58からの熱によって熱可塑性材料
層56を軟化し、その素子を基板60上に選択的に転写
する。電磁波吸収層によって効率良く光熱変換すること
ができ、選択される素子の周囲の熱可塑性材料層を局所
的に加熱させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体発光素子など
の素子を基板上などに転写する素子の転写方法および素
子の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光素子をマトリクス状に配列し
て画像表示装置に組み上げる場合には、液晶表示装置
(LCD:Liquid Crystal Display)やプラズマディス
プレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)のよう
に基板上に素子を形成するか、或いは発光ダイオードデ
ィスプレイ(LEDディスプレイ)のように単体のLE
Dパッケージを配列することが行われている。従来のL
CD、PDPの如き画像表示装置においては、素子や画
素のピッチとその製造プロセスに関し、素子分離ができ
ないために製造プロセスの当初から各素子はその画像表
示装置の画素ピッチだけ間隔を空けて形成することが通
常行われている。また、例えば特開平11−26733
号公報に記載される液晶表示装置においては、液晶制御
素子としての薄膜デバイスの製造時に使用した基板と製
品の実装時に使用する基板とを異ならせ、実装時に使用
する基板に対して薄膜デバイスを転写することが行われ
ている。
【0003】一方LEDディスプレイの場合にはLED
チップをダイシング後に取り出し、個別にワイヤーボン
ドもしくはフリップチップによるバンプ接続により外部
電極に接続し、パッケージ化されることが行われてい
る。この場合、パッケージ化の前もしくは後に画像表示
装置としての画素ピッチに配列されるが、この画素ピッ
チは素子形成時の素子のピッチとは無関係とされる。
【0004】発光素子であるLED(発光ダイオード)
は高価である為、1枚のウエハから数多くのLEDチッ
プを製造することによりLEDを用いた画像表示装置を
低コストにできる。すなわち、LEDチップの大きさを
従来約300μm角のものを数十μm角のLEDチップ
にして、それを接続して画像表示装置を製造すれば画像
表示装置の価格を下げることができる。
【0005】そこで各素子を集積度高く形成し、各素子
を広い領域に転写などによって離間させながら移動さ
せ、画像表示装置などの比較的大きな表示装置を構成す
る技術が有り、例えば特開昭56−17385号公報に
記載される発光ダイオードを用いたディスプレイ装置の
製造方法や、米国特許No.5438241に記載される
薄膜転写法や、特開平11-142878号に記載され
る表示用トランジスタアレイパネルの形成方法などの技
術が知られている。
【0006】特開昭56−17385号公報に記載され
る発光ダイオードを用いたディスプレイ装置の製造方法
では、ダイシング前のLEDウエーハが第1の粘着シー
トに貼り付けられ、同シート上でダイシングが行われ、
ダイシングされたLEDペレットが第2の粘着シートへ
一括転写される。ダイシングされたLEDペレットの
中、配線基板へ転写したいLEDペレットのみに選択的
に導電ペーストをスクリーン印刷法により塗布する。第
2粘着シートごとLEDペレットを基板の電極の位置に
合わせて貼り合わせ、選択的に固着させて剥離する。
R,G,Bの発光波長の異なるLEDペレットが順次選
択転写する。
【0007】米国特許No. 5438241では基板上に
密に形成した素子が粗に配置し直される転写方法が開示
されており、接着剤付きの伸縮性基板に素子を転写した
後、各素子の間隔と位置をモニターしながら伸縮性基板
がX方向とY方向に伸張される。そして伸張された基板
上の各素子が所要のディスプレイパネル上に転写され
る。また、特開平11-142878号に記載される技
術では、第1の基板上の液晶表示部を構成する薄膜トラ
ンジスタが第2の基板上に全体転写され、次にその第2
の基板から選択的に画素ピッチに対応する第3の基板に
転写する技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが前述のような
技術では、次のような問題が生ずる。先ず、LEDペレ
ットに対して選択的に導電ペーストをスクリーン印刷法
により塗布する特開昭56−17385号公報に記載さ
れる技術では、LEDペレットの如き比較的大きな素子
に対しては有効であるが、現在の50μm以下程度で1
5μmから25μm程度の素子サイズの微小な発光デバ
イス等に対してはスクリーン印刷の位置ずれが大きく、
適用自体非常に困難である。
【0009】また、米国特許No. 5438241に記載
の基板上に密に形成したデバイスを粗に配置し直す転写
方法では、伸縮性基板の伸長時の不動点(支点)がデバイ
スチップの接着面のどの位置になるかによって、デバイ
ス位置が最小でチップサイズ(≧20μm)だけずれると
いう本質的な問題を抱えている。そのために、デバイス
チップ毎の精密位置制御が不可欠になる。したがって、
少なくとも1μm程度の位置合わせ精度が必要な高精細
TFTアレイパネルの形成には、TFTデバイスチップ
毎の位置計測と制御を含む位置合わせに多大な時間を要
する。さらに、熱膨張係数の大きな樹脂フィルムへの転
写の場合には、位置決め前後の温度/応力変動によって
位置合わせ精度が損なわれ易い。以上の理由から、量産
技術として採用することには極めて大きな問題がある。
【0010】また、特開平11-142878号に記載
される技術では、転写対象の薄膜トランジスタ素子の部
分に選択的に紫外線が選択的に照射され、薄膜トランジ
スタ素子と転写元基板の間に形成されたUV剥離樹脂の
接着力を低下させることが行われている。ところが、紫
外線の照射によってUV剥離樹脂の接着力が低下するに
は時間がかかり、プロセス上のスループットの低下を招
き、また、十分は接着力の低下が得られないときでは、
転写の歩留まりも低下してしまうことになる。
【0011】一方、加熱ヒーターを備えた吸着ヘッドを
微細加工された素子を吸着し、熱可塑性樹脂を接着剤と
して有する基板に転写することが試みられているが、吸
着ヘッド自体を加熱した場合では一括して転写される面
積に亘って吸着ヘッドの平坦度や温度分布の均一性を維
持することが困難であり、転写の歩留まりも低下してし
まうことになる。
【0012】そこで、本発明は微細加工された素子を転
写する際に、転写後も位置合わせ精度が損なわれること
もなく、転写の歩留まりも低下しないような素子の転写
方法及び素子の実装方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の素子の転写方法
は、基板上に素子を転写する素子の転写方法において、
エネルギービームが照射された領域を昇温させる電磁波
吸収層を前記基板上に熱可塑性材料層と共に形成する工
程と、前記電磁波吸収層に選択的にエネルギービームを
照射する工程と、前記電磁波吸収層からの熱によって前
記熱可塑性材料層を軟化して前記素子を前記基板上に選
択的に転写する工程とを有することを特徴とする。
【0014】上記方法によれば、電磁波吸収層によって
効率良く光エネルギーを熱エネルギーに変換することが
でき、選択される素子の周囲の熱可塑性材料層を局所的
に加熱させることができる。また、選択的な昇温のため
のエネルギーの源が、光エネルギーであることから、一
括して転写される範囲における均一性を維持することが
でき、歩留まりの低下を防止できる。
【0015】また、本発明の他の素子の転写方法におい
ては、エネルギービームが照射された領域を昇温させる
電磁波吸収層を前記基板上に熱可塑性材料層と共に形成
する工程と、前記素子を保持手段によって保持しながら
前記熱可塑性材料層に当接させる工程と、前記素子が当
接する領域に対応した領域の前記電磁波吸収層に選択的
にエネルギービームを照射する工程と、前記電磁波吸収
層からの熱によって前記熱可塑性材料層を軟化して前記
素子を前記基板上に選択的に転写する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0016】この転写方法によれば、電磁波吸収層によ
って選択される素子の周囲の熱可塑性材料層を局所的に
加熱させることができ、光照射によって一括して転写さ
れる範囲における均一性が維持される。さらに、各素子
は保持手段によって選択的な光照射が行われる電磁波吸
収層の近くの熱可塑性材料層に当接されるため、保持手
段自体を加熱することなく、熱可塑性材料層の軟化した
状態を利用した転写が行われる。
【0017】また、本発明のさらに他の素子の転写方法
においては、エネルギービームが照射された領域を昇温
させる電磁波吸収層を前記基板上に熱硬化性材料層と共
に形成する工程と、前記電磁波吸収層に選択的にエネル
ギービームを照射する工程と、前記電磁波吸収層からの
熱によって前記熱硬化性材料層を硬化して前記素子を前
記基板上に選択的に転写する工程とを有することを特徴
とする。
【0018】前述の素子の転写方法における熱可塑性材
料層を熱硬化性材料層を置換しても同様に、電磁波吸収
層を利用した選択的な光照射による均一且つ効率の良い
光熱変換から、選択される素子の周囲の熱可塑性材料層
を局所的に加熱させることができる。
【0019】前述のような各素子の転写方法は、各素子
を配線基板に固着する素子の実装方法に適用することで
き、熱可塑性材料層を軟化させる方法と熱硬化性材料層
を硬化させる方法のそれぞれを配線基板に固着する場合
に利用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、初めに
本発明の素子の転写方法を適用した場合に低コスト化な
どの利点を生ずる、素子間を離間して配置する拡大転写
方法に説明する。
【0021】[二段階拡大転写法]本実施形態の素子の転
写方法を適用できる二段階拡大転写法は、高集積度をも
って第一基板上に作成された素子を第一基板上で素子が
配列された状態よりは離間した状態となるように一時保
持用部材に転写し、次いで一時保持用部材に保持された
前記素子をさらに離間して第二基板上に転写する方法で
ある。なお、図1と図2に示す二段階拡大転写法の例で
は転写を2段階としているが、素子を離間して配置する
拡大度に応じて転写を三段階やそれ以上の多段階とする
こともできる。
【0022】図1と図2はそれぞれ二段階拡大転写法の
基本的な工程を示す図である。まず、図1の(a)に示す
第一基板10上に、例えば発光素子や液晶制御素子のよ
うな素子12を密に形成する。液晶制御素子とは、最終
製品として液晶パネルを形成した際に液晶の配向状態を
制御する薄膜トランジスタなどの素子である。素子を密
に形成することで、各基板当たりに生成される素子の数
を多くすることができ、製品コストを下げることができ
る。第一基板10は例えば半導体ウエハ、ガラス基板、
石英ガラス基板、サファイヤ基板、プラスチック基板な
どの種々素子形成可能な基板であるが、各素子12は第
一基板10上に直接形成したものであっても良く、他の
基板上で形成されたものを配列したものであっても良
い。
【0023】次に図1の(b)に示すように、第一基板1
0から各素子12が図中破線で示す一時保持用部材11
に転写され、この一時保持用部材11の上に各素子12
が保持される。ここで隣接する素子12は離間され、図
示のようにマトリクス状に配される。すなわち素子12
はx方向にもそれぞれ素子の間を広げるように転写され
るが、x方向に垂直なy方向にもそれぞれ素子の間を広
げるように転写される。このとき離間される距離は、特
に限定されず、一例として後続の工程での樹脂部形成や
電極パッドの形成を考慮した距離とすることができる。
一時保持用部材11上に第一基板10から転写した際に
第一基板10上の全部の素子が離間されて転写されるよ
うにすることができる。この場合には、一時保持用部材
11のサイズはマトリクス状に配された素子12の数
(x方向、y方向にそれぞれ)に離間した距離を乗じた
サイズ以上であれば良い。また、一時保持用部材11上
に第一基板10上の一部の素子が離間されて転写される
ようにすることも可能である。
【0024】一時保持用部材11への素子12の転写
は、後述するように、所要の吸着用治具やアクチュエー
ターなどを用いた機械的手段を使用して行うようにする
こともでき、或いは熱や光によって軟化、硬化、架橋、
劣化などの反応を生ずる樹脂などを塗布した上で熱や光
を局所的に照射して剥離や接着などを生じさせて選択的
に転写を行うようにしても良い。さらには、熱や光と機
械的手段の組み合わせで転写するようにしても良い。一
時保持用部材11と第一基板10の面同士を対峙させて
転写することが一般的ではあるが、一旦、第一基板10
から素子12をチップ毎にばらばらに分離し、個々の素
子12を改めて一時保持用部材11に並べるようにして
も良い。
【0025】このような第一転写工程の後、図1の(c)
に示すように、一時保持用部材11上に存在する素子1
2は離間されていることから、各素子12ごとに素子周
りの樹脂の被覆と電極パッドの形成が行われる。素子周
りの樹脂の被覆は電極パッドを形成し易くし、次の第二
転写工程での取り扱いを容易にするなどのために形成さ
れる。電極パッドの形成は、後述するように、最終的な
配線が続く第二転写工程の後に行われるため、その際に
配線不良が生じないように比較的大き目のサイズに形成
されるものである。なお、図1の(c)には電極パッドは
図示していない。各素子12の周りを樹脂13が覆うこ
とで樹脂形成チップ14が形成される。素子12は平面
上、樹脂形成チップ14の略中央に位置するが、一方の
辺や角側に偏った位置に存在するものであっても良い。
【0026】次に、図1の(d)に示すように、第二転写
工程が行われる。この第二転写工程では一時保持用部材
11上でマトリクス状に配される素子12が樹脂形成チ
ップ14ごと更に離間するように第二基板15上に転写
される。この転写も第一転写工程と同様に、所要の吸着
用治具やアクチュエーターなどを用いた機械的手段を使
用して行うようにすることもでき、或いは熱や光によっ
て軟化、硬化、架橋、劣化などの反応を生ずる樹脂など
を塗布した上で熱や光を局所的に照射して剥離や接着な
どを生じさせて選択的に転写を行うようにしても良い。
さらには、熱や光と機械的手段の組み合わせで転写する
ようにしても良い。
【0027】第二転写工程においても、隣接する素子1
2は樹脂形成チップ14ごと離間され、図示のようにマ
トリクス状に配される。すなわち素子12はx方向にも
それぞれ素子の間を広げるように転写されるが、x方向
に垂直なy方向にもそれぞれ素子の間を広げるように転
写される。第二転写工程のよって配置された素子の位置
が画像表示装置などの最終製品の画素に対応する位置で
あるとすると、当初の素子12間のピッチの略整数倍が
第二転写工程のよって配置された素子12のピッチとな
る。ここで第一基板10から一時保持用部材11での離
間したピッチの拡大率をnとし、一時保持用部材11か
ら第二基板15での離間したピッチの拡大率をmとする
と、略整数倍の値EはE=nxmであらわされる。拡大
率n、mはそれぞれ整数であっても良く、整数でなくと
もEが整数となる組み合わせ(例えばn=2.4でm=5)
であれば良い。
【0028】第二基板15上に樹脂形成チップ14ごと
離間された各素子12には、配線が施される。この時、
先に形成した電極パッド等を利用して接続不良を極力抑
えながらの配線がなされる。この配線は例えば素子12
が発光ダイオードなどの発光素子の場合には、p電極、
n電極への配線を含み、液晶制御素子の場合は、選択信
号線、電圧線や、配向電極膜などの配線等を含む。
【0029】次に、図2は図1の二段階拡大転写法の変
形例であり、第一基板10a上から一時保持用部材11
aへの転写方法が異なる実施形態である。図2の(a)
に示すように第一基板10a上に例えば発光素子や液晶
制御素子のような素子12が密に形成される。複数の素
子12は第一基板10a上ではマトリクス状に配列され
ており、第一基板10a自体は図1の第一基板10と同
様に例えば半導体ウエハ、ガラス基板、石英ガラス基
板、サファイヤ基板、プラスチック基板などの種々素子
形成可能な基板であるが、各素子12は第一基板10上
に直接形成したものであっても良く、他の基板上で形成
されたものを配列したものであっても良い。
【0030】このように複数の素子12を第一基板10
a上にマトリクス状に形成したところで、一時保持用部
材11aへ素子12を離間しながら転写する。この場合
には、第一基板10aと一時保持用部材11aが対峙す
るように保持され、第一基板10a上のマトリクス状に
配列された複数の素子12を間引きするように転写す
る。すなわち、第一基板10a上のある素子12を転写
する場合、その隣接した周囲の素子12は転写しない
で、所要距離だけ離間した位置の素子12が第一基板1
0aと当該一時保持用部材11aが対峙している間に転
写される。隣接した周囲の素子12はこの間引き転写で
第一基板10aに残されるが、別個の一時保持用部材に
対して転写することで、密に形成した素子12を無駄に
することなく有効に活用される。
【0031】一時保持用部材11aへの素子12の転写
は、後述するように、所要の吸着用治具やアクチュエー
ターなどを用いた機械的手段を使用して行うようにする
こともでき、或いは熱や光によって軟化、硬化、架橋、
劣化などの反応を生ずる樹脂などを塗布した上で熱や光
を局所的に照射して剥離や接着などを生じさせて選択的
に転写を行うようにしても良い。さらには、熱や光と機
械的手段の組み合わせで転写するようにしても良い。
【0032】このような第一転写工程の後、図2の(c)
に示すように、一時保持用部材11a上に存在する素子
12は離間されていることから、各素子12ごとに素子
周りの樹脂13の被覆と電極パッドの形成が行われ、続
いて図2の(d)に示すように、第二転写工程が行われ
る。この第二転写工程では一時保持用部材11a上でマ
トリクス状に配される素子12が樹脂形成チップ14ご
と更に離間するように第二基板15上に転写される。こ
れら素子周りの樹脂13の被覆と電極パッドの形成と第
二転写工程は図1を用いて説明した工程と同様であり、
二段階拡大転写の後で所要の配線が形成される点も同様
である。
【0033】これら図1、図2に示した二段階拡大転写
法においては、第一転写後の離間したスペースを利用し
て電極パッドや樹脂固めなどを行うことができ、そして
第二転写後に配線が施されるが、先に形成した電極パッ
ド等を利用して接続不良を極力抑えながらの配線がなさ
れる。従って、画像表示装置の歩留まりを向上させるこ
とができる。また、これら二段階拡大転写法において
は、素子間の距離を離間する工程が2工程であり、この
ような素子間の距離を離間する複数工程の拡大転写を行
うことで、実際は転写回数が減ることになる。すなわ
ち、例えば、ここで第一基板10、10aから一時保持
用部材11、11aでの離間したピッチの拡大率を2
(n=2)とし、一時保持用部材11、11aから第二
基板15での離間したピッチの拡大率を2(m=2)と
すると、仮に一度の転写で拡大した範囲に転写しようと
したときでは、最終拡大率が2x2の4倍で、その二乗
の16回の転写すなわち第一基板のアライメントを16
回行う必要が生ずるが、これらの二段階拡大転写法で
は、アライメントの回数は第一転写工程での拡大率2の
二乗の4回と第二転写工程での拡大率2の二乗の4回を
単純に加えただけの計8回で済むことになる。即ち、同
じ転写倍率を意図する場合においては、(n+m)
+2nm+mであることから、必ず2nm回だけ
転写回数を減らすことができることになる。従って、製
造工程も回数分だけ時間や経費の節約となり、特に拡大
率の大きい場合に有益となる。
【0034】なお、図1、図2に示した二段階拡大転写
法においては、素子12を例えば発光素子や液晶制御素
子としているが、これに限定されず、他の素子例えば光
電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜ダ
イオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁気
素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部
分、これらの組み合わせなどであっても良い。
【0035】[間引き転写の他の例]図3は図2の
(a)と(b)で示した間引き転写の他の一例を示す図
である。間引き転写は転写元の基板と転写先の基板(部
材)を対峙させて選択的に素子を転写することで行われ
るが、転写先の基板(部材)を大きなサイズとすること
で、転写元の基板上に有る素子の全部を転写先の基板
(部材)に移動させることが可能である。
【0036】図3は第一転写工程での拡大率3の場合の
例を示しており、第一基板10cを単位とすると一時保
持用部材11cは3の二乗の9倍の面積を有する。この
ため転写元の基板である第一基板10c上に有る素子1
2の全部を転写するために、全部で9回の転写が行われ
る。第一基板10c上にマトリクス状に配される素子1
2を3x3のマトリクス単位毎に分けて、その中の1つ
の素子12が一時保持用部材11cに順次転写されて最
終的に全体の素子12が転写される。
【0037】図3の(a)は第一基板10c上の素子1
2の中3x3のマトリクス単位毎で第1番目の素子12
が一時保持用部材11cに転写されるところを模式的に
示しており、図3の(b)は3x3のマトリクス単位毎
で第2番目の素子12が一時保持用部材11cに転写さ
れるところを模式的に示している。第2番目の転写で
は、第一基板10cの一時保持用部材11cに対するア
ライメント位置が図中垂直方向にずれており、同様の間
引き転写を繰り返すことで、素子12を離間させて配置
することができる。また図3の(c)は3x3のマトリ
クス単位毎で第8番目の素子12が一時保持用部材11
cに転写されるところを模式的に示しており、図3の
(d)は3x3のマトリクス単位毎で第9番目の素子1
2が一時保持用部材11cに転写されるところを模式的
に示している。この3x3のマトリクス単位毎で第9番
目の素子12が転写された時点で、第一基板10cには
素子12がなくなり、一時保持用部材11cにはマトリ
クス状に複数の素子12が離間された形式で保持される
ことになる。以降、図1、図2の(c)、(d)の工程
により、二段階拡大転写が実行される。
【0038】[樹脂形成チップ]次に、図4および図5
を参照して、一時保持用部材上で形成され、第二基板に
転写される樹脂形成チップについて説明する。樹脂形成
チップ20は、離間して配置されている素子21の周り
を樹脂22で固めたものであり、このような樹脂形成チ
ップ20は、一時保持用部材から第二基板に素子21を
転写する場合に使用できるものである。
【0039】素子21は後述するような発光素子の例で
あるが、特に発光素子に限らず他の素子であっても良
い。樹脂形成チップ20は略平板上でその主たる面が略
正方形状とされる。この樹脂形成チップ20の形状は樹
脂22を固めて形成された形状であり、具体的には未硬
化の樹脂を各素子21を含むように全面に塗布し、これ
を硬化した後で縁の部分をダイシング等で切断すること
で得られる形状である。略平板状の樹脂22の表面側と
裏面側にはそれぞれ電極パッド23、24が形成され
る。これら電極パッド23、24の形成は全面に電極パ
ッド23、24の材料となる金属層や多結晶シリコン層
などの導電層を形成し、フォトリソグラフィー技術によ
り所要の電極形状にパターンニングすることで形成され
る。これら電極パッド23、24は発光素子である素子
21のp電極とn電極にそれぞれ接続するように形成さ
れており、必要な場合には樹脂22にビアホールなどが
形成される。
【0040】ここで電極パッド23、24は樹脂形成チ
ップ20の表面側と裏面側にそれぞれ形成されている
が、一方の面に両方の電極パッドを形成することも可能
であり、例えば薄膜トランジスタの場合ではソース、ゲ
ート、ドレインの3つの電極があるため、電極パッドを
3つ或いはそれ以上形成しても良い。電極パッド23、
24の位置が平板上ずれているのは、最終的な配線形成
時に上側からコンタクトをとっても重ならないようにす
るためである。電極パッド23、24の形状も正方形に
限定されず他の形状としても良い。
【0041】このような樹脂形成チップ20を構成する
ことで、素子21の周りが樹脂22で被覆され平坦化に
よって精度良く電極パッド23、24を形成できるとと
もに素子21に比べて広い領域に電極パッド23、24
を延在でき、次の第二転写工程での転写を吸着治具で進
める場合には取り扱いが容易になる。後述するように、
最終的な配線が続く第二転写工程の後に行われるため、
比較的大き目のサイズの電極パッド23、24を利用し
た配線を行うことで、配線不良が未然に防止される。
【0042】[発光素子]図6に本実施形態で使用され
る素子の一例としての発光素子の構造を示す。図6の
(a)が素子断面図であり、図6の(b)が平面図であ
る。この発光素子はGaN系の発光ダイオードであり、
たとえばサファイヤ基板上に結晶成長される素子であ
る。このようなGaN系の発光ダイオードでは、基板を
透過するレーザー照射によってレーザーアブレーション
が生じ、GaNの窒素が気化する現象にともなってサフ
ァイヤ基板とGaN系の成長層の間の界面で膜剥がれが
生じ、素子分離を容易なものにできる特徴を有してい
る。
【0043】まず、その構造については、GaN系半導
体層からなる下地成長層31上に選択成長された六角錐
形状のGaN層32が形成されている。なお、下地成長
層31上には図示しない絶縁膜が存在し、六角錐形状の
GaN層32はその絶縁膜を開口した部分にMOCVD
法などによって形成される。このGaN層32は、成長
時に使用されるサファイヤ基板の主面をC面とした場合
にS面(1−101面)で覆われたピラミッド型の成長
層であり、シリコンをドープさせた領域である。このG
aN層32の傾斜したS面の部分はダブルへテロ構造の
クラッドとして機能する。GaN層32の傾斜したS面
を覆うように活性層であるInGaN層33が形成され
ており、その外側にマグネシュームドープのGaN層3
4が形成される。このマグネシュームドープのGaN層
34もクラッドとして機能する。
【0044】このような発光ダイオードには、p電極3
5とn電極36が形成されている。p電極35はマグネ
シュームドープのGaN層34上に形成されるNi/P
t/AuまたはNi(Pd)/Pt/Auなどの金属材
料を蒸着して形成される。n電極36は前述の図示しな
い絶縁膜を開口した部分でTi/Al/Pt/Auなど
の金属材料を蒸着して形成される。なお、図8に示すよ
うに下地成長層31の裏面側からn電極取り出しを行う
場合は、n電極36の形成は下地成長層31の表面側に
は不要となる。
【0045】このような構造のGaN系の発光ダイオー
ドは、青色発光も可能な素子であって、特にレーザーア
ブレーションよって比較的簡単にサファイヤ基板から剥
離することができ、レーザービームを選択的に照射する
ことで選択的な剥離が実現される。なお、GaN系の発
光ダイオードとしては、平板上や帯状に活性層が形成さ
れる構造であっても良く、上端部にC面が形成された角
錐構造のものであっても良い。また、他の窒化物系発光
素子や化合物半導体素子などであっても良い。
【0046】[発光素子の転写方法]次に、図7から図
13までを参照しながら、発光素子の転写方法について
説明する。発光素子は図6に示したGaN系の発光ダイ
オードを用いている。
【0047】先ず、図7に示すように、第一基板41の
主面上には複数の発光ダイオード42がマトリクス状に
形成されている。発光ダイオード42の大きさは約20
μm程度とすることができる。第一基板41の構成材料
としてはサファイヤ基板などのように光ダイオード42
に照射するレーザの波長の透過率の高い材料が用いられ
る。発光ダイオード42にはp電極などまでは形成され
ているが最終的な配線は未だなされておらず、素子間分
離の溝42gが形成されていて、個々の発光ダイオード
42は分離できる状態にある。この溝42gの形成は例
えば反応性イオンエッチングで行う。このような第一基
板41を図7に示すように一時保持用部材43に対峙さ
せて選択的な転写を行う。
【0048】一時保持用部材43の第一基板41に対峙
する面には剥離層44と接着剤層45が2層になって形
成されている。ここで一時保持用部材41の例として
は、ガラス基板、石英ガラス基板、プラスチック基板な
どを用いることができ、一時保持用部材41上の剥離層
44の例としては、フッ素コート、シリコーン樹脂、水
溶性接着剤(例えばPVA)、ポリイミドなどを用いる
ことができる。また一時保持用部材43の接着剤層45
としては紫外線(UV)硬化型接着剤、熱硬化性接着
剤、熱可塑性接着剤のいずれかからなる層を用いること
ができる。一例としては、一時保持用部材43として石
英ガラス基板を用い、剥離層44としてポリイミド膜4
μmを形成後、接着剤層45としてのUV硬化型接着剤
を約20μm厚で塗布する。
【0049】一時保持用部材43の接着剤層45は、硬
化した領域45sと未硬化領域45yが混在するように
調整され、未硬化領域45yに選択転写にかかる発光ダ
イオード42が位置するように位置合わせされる。硬化
した領域45sと未硬化領域45yが混在するような調
整は、例えばUV硬化型接着剤を露光機にて選択的に2
00μmピッチでUV露光し、発光ダイオード42を転
写するところは未硬化でそれ以外は硬化させてある状態
にすれば良い。このようなアライメントの後、その位置
の発光ダイオード42をレーザーにて第一基板41の裏
面から照射して発光ダイオード42を第一基板41から
レーザーアブレーションを利用して剥離する。GaN系
の発光ダイオード42はサファイヤとの界面で金属のG
aと窒素に分解することから、比較的簡単に剥離でき
る。照射するレーザーとしてはエキシマレーザー、高調
波YAGレーザーなどが用いられる。
【0050】このレーザーアブレーションを利用した剥
離によって、選択照射にっかる発光ダイオード42はG
aN層と第一基板41の界面で分離し、反対側の接着剤
層45の未硬化領域45yに発光ダイオード42のp電
極部分を突き刺すようにして転写される。他のレーザー
が照射されない領域の発光ダイオード42については、
対応する接着剤層45の部分が硬化した領域45sであ
り、レーザーも照射されていないために 一時保持用部
材43側に転写されることはない。なお、図7では1つ
の発光ダイオード42だけが選択的にレーザー照射され
ているが、nピッチ分だけ離間した領域においても同様
に発光ダイオード42はレーザー照射されているものと
する。このような選択的な転写によっては発光ダイオー
ド42第一基板41上に配列されている時よりも離間し
て一時保持用部材43上に配列される。
【0051】次に、選択的な発光ダイオード42の第一
基板41から一時保持用部材43への転写を行ったとこ
ろで、図8に示すように未硬化領域45yの接着剤層4
5を硬化させて発光ダイオード42を固着させる。この
硬化は熱や光などのエネルギーを加えることで可能であ
る。発光ダイオード42は一時保持用部材43の接着剤
層45に保持された状態で、発光ダイオード42の裏面
がn電極側(カソード電極側)になっていて、発光ダイ
オード42の裏面には樹脂(接着剤)がないように除
去、洗浄されているため、電極パッド46を形成した場
合では、電極パッド46は発光ダイオード42の裏面と
電気的に接続される。
【0052】接着剤層45の洗浄の例としては酸素プラ
ズマで接着剤用樹脂をエッチング、UVオゾン照射にて
洗浄する。かつ、レーザーにてGaN系発光ダイオード
をサファイヤ基板からなる第一基板41から剥離したと
きには、その剥離面にGaが析出しているため、そのG
aをエッチングすることが必要であり、NaOH水溶液
もしくは希硝酸で行うことになる。その後、電極パッド
46をパターニングする。このときのカソード側の電極
パッドは約60μm角とすることができる。電極パッド
46としては透明電極(ITO、ZnO系など)もしく
はTi/Al/Pt/Auなどの材料を用いる。透明電
極の場合は発光ダイオードの裏面を大きく覆っても発光
をさえぎることがないので、パターニング精度が粗く、
大きな電極形成ができ、パターニングプロセスが容易に
なる。
【0053】図9は一時保持用部材43から発光ダイオ
ード42を第二の一時保持用部材47に転写して、アノ
ード電極(p電極)側のビアホール50を形成した後、
アノード側電極パッド49を形成し、樹脂からなる接着
剤層45をダイシングした状態を示している。このダイ
シングの結果、素子分離溝51が形成され、発光ダイオ
ード42は素子ごとに区分けされたものになる。素子分
離溝51はマトリクス状の各発光ダイオード42を分離
するため、平面パターンとしては縦横に延長された複数
の平行線からなる。素子分離溝51の底部では第二の一
時保持用部材47の表面が臨む。第二の一時保持用部材
47上には剥離層48が形成される。この剥離層48は
例えばフッ素コート、シリコーン樹脂、水溶性接着剤
(例えばPVA)、ポリイミドなどを用いて作成するこ
とができる。第二の一時保持用部材47は、一例として
プラスチック基板にUV粘着材が塗布してある、いわゆ
るダイシングシートであり、UVが照射されると粘着力
が低下するものを利用できる。一時保持部材47の裏面
からエキシマレーザを照射する。これにより、例えば剥
離層44としてポリイミドを形成した場合では、ポリイ
ミドと石英基板の界面でポリイミドのアブレーションに
より剥離が発生して、各発光ダイオード42は第二の一
時保持部材47側に転写される。
【0054】このプロセスの例として、第二の一時保持
用部材47の表面を酸素プラズマで発光ダイオード42
の表面が露出してくるまでエッチングする。まずビアホ
ール50の形成はエキシマレーザ、高調波YAGレー
ザ、炭酸ガスレーザを用いることができる。このとき、
ビアホールは約3〜7μmの径を開けることになる。ア
ノード側電極パッドはNi/Pt/Auなどで形成す
る。ダイシングプロセスは通常のブレードを用いたダイ
シング、20μm以下の幅の狭い切り込みが必要なとき
には上記レーザを用いたレーザによる加工を行う。その
切り込み幅は画像表示装置の画素内の樹脂からなる接着
剤層45で覆われた発光ダイオード42の大きさに依存
する。一例として、エキシマレーザにて幅約40μmの
溝加工を行い、チップの形状を形成する。
【0055】次に、保持手段を用いて発光ダイオード4
2が第二の一時保持用部材47から剥離される。図10
は、第二の一時保持用部材47上に配列している発光ダ
イオード42を保持手段である吸着装置53でピックア
ップするところを示した図である。このときの吸着孔5
5は画像表示装置の画素ピッチにマトリクス状に開口し
ていて、発光ダイオード42を多数個、一括で吸着でき
るようになっている。このときの開口径は、例えば約φ
100μmで600μmピッチのマトリクス状に開口さ
れて、一括で約300個を吸着できる。このときの吸着
孔55の部材は例えば、Ni電鋳により作製したもの、
もしくはSUSなどの金属板52をエッチングで穴加工
したものが使用され、金属板52の吸着孔55の奥に
は、吸着チャンバ54が形成されており、この吸着チャ
ンバ54を負圧に制御することで発光ダイオード42の
吸着が可能になる。発光ダイオード42はこの段階で樹
脂からなる接着剤層45で覆われており、その上面は略
平坦化されており、このために吸着装置53による選択
的な吸着を容易に進めることができる。
【0056】図11は発光ダイオード42を第二基板6
0に転写するところを示した図であり、吸着装置53に
よる吸着状態を示している。第二基板60上には各発光
ダイオード42に給電するための金属層や金属シリサイ
ド層などからなる電極層57が配設され、特に電極層5
7の画面側の表面すなわち当該画像表示装置を見る人が
いる側の面に電磁波吸収層として黒クロム層58が形成
される。この黒クロム層58は、シャドウマスクとして
機能して画像のコントラストを向上させることができる
と共に、当該黒クロム層58に電磁波が照射された場合
に効率良く光エネルギーを熱エネルギーに変換させる昇
温部材としても機能する。この黒クロム層58に可視光
や赤外線、あるいはレーザービームなどの所要の光エネ
ルギーを有する光が照射された際、当該黒クロム層58
の温度は上昇する。これら電極層57と黒クロム層58
を覆うようにあらかじめ熱可塑性樹脂層56が塗布され
ており、熱可塑性樹脂層56は塗布後のキュアした状態
にある。
【0057】黒クロム層58は電極層57と一体に形成
され、同じパターン特にシャドウマスクとして機能でき
るように画素部分のみエッチングなどで除去されたもの
にできる。なお、黒クロム層58は電磁波吸収層の一例
であり、電磁波吸収層はカーボン膜などを用いて構成す
ることもできる。また、第二基板60は可視光や赤外
線、あるいはレーザービームなどの光エネルギーを透過
する光透過性の基板であれば良く、たとえばガラス基
板、石英ガラス基板、プラスチック基板などを用いるこ
とができる。また、熱可塑性樹脂層56の例としては例
えばポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポ
リエステルなどが挙げられる。
【0058】次に図12に示すように、第二転写工程と
して、発光ダイオード42を第二基板60の表面の熱可
塑性樹脂層56に圧着しているところを示しており、同
時に第二基板60を透過する光の照射を利用して黒クロ
ム層58が効率良く昇温され、同時に一括して転写され
る他の図示しない発光ダイオード42に対応する領域の
黒クロム層58も効率良く昇温される。これら同時に一
括して転写される複数個の発光ダイオード42の間で
は、光源として光照射を用いていることから、吸着装置
53の吸着ヘッドを加熱する場合に比べて比較的均一性
の優れた昇温が実現される。吸着装置53による発光ダ
イオード42の熱可塑性樹脂層56表面への圧着と同時
に、選択対象の発光ダイオード42に対応した熱可塑性
樹脂層56には黒クロム層58で熱エネルギーに変換さ
れた熱が伝わってきており、選択対象の発光ダイオード
42に対応した熱可塑性樹脂層56は軟化している。こ
のため軟化している熱可塑性樹脂層56の表面は発光ダ
イオード42の底面の形状に従って塑性変化するともに
発光ダイオード42の底面に接着する。
【0059】このような黒クロム層58での光熱変換を
利用して熱可塑性樹脂層56を軟化させた上で、発光ダ
イオード42の転写を行い、その発光ダイオード42の
転写後に、図13に示すように、吸着装置53の吸着チ
ャンバ54が圧力の高い状態となり、吸着装置53と発
光ダイオード42との吸着による結合状態は解放され
る。軟化した熱可塑性樹脂層56を冷却することで、今
度は熱可塑性樹脂層56が表面に発光ダイオード42を
保持したまま硬化し、当該第二基板60上に各発光ダイ
オード42が固着される。発光ダイオード42が配置さ
れる位置は、一時保持用部材43、47上での配列より
も離間したものとなる。
【0060】図14はRGBの3色の発光ダイオード4
2、61、62を第二基板60に配列させ絶縁層59を
塗布した状態を示す図である。図10乃至図13で用い
た吸着装置53をそのまま使用して、第二基板60にマ
ウントする位置をその色の位置にずらすだけでマウント
すると、画素としてのピッチは一定のまま3色からなる
画素を形成できる。絶縁層59としては透明エポキシ接
着剤、UV硬化型接着剤、ポリイミドなどを用いること
ができる。3色の発光ダイオード42、61、62は必
ずしも同じ形状でなくとも良い。図14では赤色の発光
ダイオード61が六角錐のGaN層を有しない構造とさ
れ、他の発光ダイオード42、62とその形状が異なっ
ているが、この段階では各発光ダイオード42、61、
62は既に樹脂形成チップとして樹脂からなる接着剤層
45で覆われており、素子構造の違いにもかかわらず同
一の取り扱いが実現される。
【0061】図15は配線形成工程を示す図である。絶
縁層59に開口部65、66、67、68、69、70
を形成し、発光ダイオード42、61、62のアノー
ド、カソードの電極パッドと第二基板60の配線用の電
極層57を接続する配線63、64、71を形成した図
である。このときに形成する開口部すなわちビアホール
は発光ダイオード42、61、62の電極パッド46、
49の面積を大きくしているのでビアホール形状は大き
く、ビアホールの位置精度も各発光ダイオードに直接形
成するビアホールに比べて粗い精度で形成できる。この
ときのビアホールは約60μm角の電極パッド46、4
9に対し、約φ20μmのものを形成できる。また、ビ
アホールの深さは配線基板と接続するもの、アノード電
極と接続するもの、カソード電極と接続するものの3種
類の深さがあるのでレーザのパルス数で制御し、最適な
深さを開口する。その後、保護層を配線上に形成し、画
像表示装置のパネルは完成する。このときの保護層は図
14の絶縁層59と透明エポキシ接着剤などの同様の材
料が使用できる。この保護層は加熱硬化し配線を完全に
覆う。この後、パネル端部の配線からドライバーICを
接続して駆動パネルを製作することになる。
【0062】上述の発光素子の転写方法においては、電
磁波吸収層である黒クロム層58によって効率良く光エ
ネルギーを熱エネルギーに変換することができ、選択さ
れる発光ダイオード42の周囲の熱可塑性材料層56を
局所的に加熱させることができる。また、選択的な昇温
のためのエネルギーの源が、光エネルギーであることか
ら、一括して転写される範囲における均一性を維持する
ことができ、歩留まりの低下を防止できる。熱可塑性材
料層56が光照射によって軟化することから、特に吸着
ヘッドの加熱は不要であり、吸着装置53に加熱手段、
加熱ヒーターなどを設ける必要はなく、一括して転写さ
れる範囲における均一性をさらに向上させることができ
る。
【0063】また、上述の発光素子の転写方法において
は、一時保持用部材43に発光ダイオード42を保持さ
せた時点で既に、素子間の距離が大きくされ、その広が
った間隔を利用して比較的サイズの電極パッド46、4
9などを設けることが可能となる。それら比較的サイズ
の大きな電極パッド46、49を利用した配線が行われ
るために、素子サイズに比較して最終的な装置のサイズ
が著しく大きな場合であっても容易に配線を形成でき
る。また、本実施形態の発光素子の転写方法では、発光
素子の周囲が硬化した接着剤層45で被覆され平坦化に
よって精度良く電極パッド46,49を形成できるとと
もに素子に比べて広い領域に電極パッド46,49を延
在でき、次の第二転写工程での転写を吸着治具で進める
場合には取り扱いが容易になる。また、発光ダイオード
42の一時保持用部材43への転写には、GaN系材料
がサファイヤとの界面で金属のGaと窒素に分解するこ
とを利用して、比較的簡単に剥離できる。
【0064】上述の発光素子の転写方法においては、素
子として発光ダイオードの例について説明したが、本発
明の素子の転写方法に使用される素子として、発光素
子、液晶制御素子、光電変換素子、圧電素子、薄膜トラ
ンジスタ素子、薄膜ダイオード素子、抵抗素子、スイッ
チング素子、微小磁気素子、微小光学素子から選ばれた
素子若しくはその部分であっても良い。また、上述の発
光素子の転写方法においては、第二基板60を透過して
電磁波吸収層である黒クロム層58に光が吸収される例
について説明したが、電磁波吸収層である黒クロム層5
8を電極層57上にも形成することで、吸着装置53側
から光を照射するように構成することも可能である。
【0065】[他の素子の転写方法]図7乃至図15の
転写工程では、熱可塑性樹脂層56を用いて素子の転写
が行われる例について説明したが、熱可塑性樹脂層56
の代わりに熱硬化性樹脂層を用いても、同様な選択的な
転写が可能である。すなわち、図11において熱可塑性
樹脂層56の代わりに熱硬化性樹脂層を用いた場合で
は、吸着装置53によって発光ダイオードが保持されて
いる時点では、熱硬化性樹脂層は未硬化状態に維持され
る。そして、吸着装置53のヘッド部分が降下して、未
硬化状態の熱硬化性樹脂層の表面に発光ダイオード若し
くは樹脂形成チップの底面が圧着したところで、その選
択対象の発光ダイオードに対応した領域に光が照射され
る。照射された光は黒クロム層に吸収され該黒クロム層
近傍の熱硬化性樹脂を選択的に硬化させる。その硬化後
に吸着装置53のヘッド部分の吸着を解除すれば、図1
3と同様の状態が実現され、選択的な転写が順次行われ
ることになる。また、熱硬化性樹脂層の例としては例え
ばエポキシ、ポリエステル、ポリアクリルなどが挙げら
れる。
【0066】熱硬化性樹脂層を用いる発光素子の転写方
法においても、当該転写方法に使用される素子として、
発光素子、液晶制御素子、光電変換素子、圧電素子、薄
膜トランジスタ素子、薄膜ダイオード素子、抵抗素子、
スイッチング素子、微小磁気素子、微小光学素子から選
ばれた素子若しくはその部分であっても良い。また、上
述の発光素子の転写方法においては、第二基板60を透
過して電磁波吸収層である黒クロム層58に光が吸収さ
れる例について説明したが、電磁波吸収層である黒クロ
ム層58を電極層57上にも形成することで、吸着装置
53側から光を照射するように構成することも可能であ
る。また、電磁波吸収層としてカーボン層やカーボン層
と他の層の組み合わせからなる層を用いても良い。
【0067】
【発明の効果】上述の本発明の素子の転写方法び実装方
法によれば、黒クロム層などの電磁波吸収層によって効
率良く光エネルギーを熱エネルギーに変換することがで
き、選択される素子の周囲の熱可塑性材料層を局所的に
加熱させることができる。また、選択的な昇温のための
エネルギーの源が、光エネルギーであることから、一括
して転写される範囲における均一性を維持することがで
き、歩留まりの低下を防止できる。また、黒クロム層な
どの電磁波吸収層はシャドウマスクとしても機能させる
ことができ、画像のコントラストの向上にも寄与する。
【0068】上述の本発明の素子の転写方法及び実装方
法によれば、二段階拡大転写との組み合わせから、一時
保持用部材に素子を保持させた時点で既に、素子間の距
離が大きくされ、その広がった間隔を利用して比較的サ
イズの電極パッドなどを設けることが可能となる。それ
ら比較的サイズの大きな電極パッドを利用した配線が行
われるために、素子サイズに比較して最終的な装置のサ
イズが著しく大きな場合であっても容易に配線を形成で
きる。
【0069】また、本発明の素子の転写方法及び実装方
法によれば、二段階拡大転写との組み合わせから、発光
素子の周囲が硬化した接着剤層で被覆され平坦化によっ
て精度良く電極パッドを形成できるとともに素子に比べ
て広い領域に電極パッドを延在でき、次の第二転写工程
での転写を吸着治具で進める場合には取り扱いが容易に
なる。また、発光ダイオードの一時保持用部材への転写
には、GaN系材料がサファイヤとの界面で金属のGa
と窒素に分解することを利用して、比較的簡単に剥離で
きる。
【0070】さらに、本発明の素子の転写方法及び実装
方法によれば、二段階拡大転写との組み合わせから、同
じ転写倍率を意図する場合においては、第一転写工程と
第二転写工程の拡大率をn倍、m倍とすると、1回でそ
れだけ拡大する場合に比べて、(n+m)=n+2
nm+mであることから、必ず2nm回だけ転写回数
を減らすことができることになる。従って、製造工程も
回数分だけ時間や経費の節約となり、特に拡大率の大き
い場合に有益となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の素子の配列方法を示す模式
図である。
【図2】本発明の実施形態の他の素子の配列方法を示す
模式図である。
【図3】本発明の実施形態の素子の配列方法における間
引き転写を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態の素子の配列方法における樹
脂形成チップを示す概略斜視図である。
【図5】本発明の実施形態の素子の配列方法における樹
脂形成チップを示す概略平面図である。
【図6】本発明の実施形態の素子の配列方法に用いられ
る発光素子の例を示す図であって、(a)断面図と
(b)平面図である。
【図7】本発明の実施形態の発光素子の転写方法におけ
る第一転写工程の工程断面図である。
【図8】本発明の実施形態の発光素子の転写方法におけ
る電極パッド形成工程の工程断面図である。
【図9】本発明の実施形態の発光素子の転写方法におけ
る他の電極パッド形成工程の工程断面図である。
【図10】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける吸着工程の工程断面図である。
【図11】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける第二基板に吸着装置を近づけた際の工程断面図であ
る。
【図12】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける第二転写工程の吸着装置による加圧と光照射を示す
工程断面図である。
【図13】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける第二基板から吸着装置を遠ざけた際の工程断面図で
ある。
【図14】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける絶縁層の形成工程の工程断面図である。
【図15】本発明の実施形態の発光素子の転写方法にお
ける配線形成工程の工程断面図である。
【符号の説明】
10、10a、10c、41 第一基板 11、11a、11c、43 一時保持用部材 15、60 第二基板 12、21 素子 42 発光ダイオード 56 熱可塑性樹脂層 57 電極層 58 黒クロム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩渕 寿章 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA41 CA04 CA40 CA57 CA74 CA75 CA77 CA84 DA14 DA20 DA43 5F047 BA37 CA08

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に素子を転写する素子の転写方法
    において、エネルギービームが照射された領域を昇温さ
    せる電磁波吸収層を前記基板上に熱可塑性材料層と共に
    形成する工程と、前記電磁波吸収層に選択的にエネルギ
    ービームを照射する工程と、前記電磁波吸収層からの熱
    によって前記熱可塑性材料層を軟化して前記素子を前記
    基板上に選択的に転写する工程とを有することを特徴と
    する素子の転写方法。
  2. 【請求項2】 前記素子は複数個を同時に転写されるも
    のとされ、同時に転写される素子の組ごとに、前記エネ
    ルギービームは順次その位置を変えて照射されることを
    特徴とする請求項1記載の素子の転写方法。
  3. 【請求項3】 前記電磁波吸収層は配線用金属層と一体
    に前記基板上に形成されることを特徴とする請求項1記
    載の素子の転写方法。
  4. 【請求項4】 前記電磁波吸収層は黒クロム層を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の素子の転写方法。
  5. 【請求項5】 前記電磁波吸収層はカーボン層を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の素子の転写方法。
  6. 【請求項6】 前記素子は発光素子、液晶制御素子、光
    電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜ダ
    イオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁気
    素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部分
    であることを特徴とする請求項1記載の素子の転写方
    法。
  7. 【請求項7】 前記素子は半導体発光素子であることを
    特徴とする請求項6記載の素子の転写方法。
  8. 【請求項8】 前記素子は画像表示用の素子であり且つ
    前記電磁波吸収層はシャドウマスクと兼用とされること
    を特徴とする請求項1記載の素子の転写方法。
  9. 【請求項9】 基板上に素子を転写する素子の転写方法
    において、エネルギービームが照射された領域を昇温さ
    せる電磁波吸収層を前記基板上に熱可塑性材料層と共に
    形成する工程と、前記素子を保持手段によって保持しな
    がら前記熱可塑性材料層に当接させる工程と、前記素子
    が当接する領域に対応した領域の前記電磁波吸収層に選
    択的にエネルギービームを照射する工程と、前記電磁波
    吸収層からの熱によって前記熱可塑性材料層を軟化して
    前記素子を前記基板上に選択的に転写する工程とを有す
    ることを特徴とする素子の転写方法。
  10. 【請求項10】 前記基板は光透過性の基板であり、前
    記エネルギービームは前記保持手段と反対側から該基板
    を透過して前記電磁波吸収層に選択的に照射されること
    を特徴とする請求項9記載の素子の転写方法。
  11. 【請求項11】 前記素子は複数個を同時に転写される
    ものとされ、同時に転写される素子の組ごとに、前記エ
    ネルギービームは順次その位置を変えて照射され、且つ
    前記保持手段による素子の基板への当接位置も前記エネ
    ルギービームに応じてその位置が変えられることを特徴
    とする請求項9記載の素子の転写方法。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は吸着ヘッドを備えるこ
    とを特徴とする請求項9記載の素子の転写方法。
  13. 【請求項13】 前記電磁波吸収層は配線用金属層と一
    体に前記基板上に形成されることを特徴とする請求項9
    記載の素子の転写方法。
  14. 【請求項14】 前記電磁波吸収層は黒クロム層を含む
    ことを特徴とする請求項9記載の素子の転写方法。
  15. 【請求項15】 前記電磁波吸収層はカーボン層を含む
    ことを特徴とする請求項9記載の素子の転写方法。
  16. 【請求項16】 前記素子は発光素子、液晶制御素子、
    光電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜
    ダイオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁
    気素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部
    分であることを特徴とする請求項9記載の素子の転写方
    法。
  17. 【請求項17】 前記素子は半導体発光素子であること
    を特徴とする請求項16記載の素子の転写方法。
  18. 【請求項18】 前記素子は画像表示用の素子であり且
    つ前記電磁波吸収層はシャドウマスクと兼用とされるこ
    とを特徴とする請求項9記載の素子の転写方法。
  19. 【請求項19】 基板上に素子を転写する素子の転写方
    法において、エネルギービームが照射された領域を昇温
    させる電磁波吸収層を前記基板上に熱硬化性材料層と共
    に形成する工程と、前記電磁波吸収層に選択的にエネル
    ギービームを照射する工程と、前記電磁波吸収層からの
    熱によって前記熱硬化性材料層を硬化して前記素子を前
    記基板上に選択的に転写する工程とを有することを特徴
    とする素子の転写方法。
  20. 【請求項20】 前記素子は複数個を同時に転写される
    ものとされ、同時に転写される素子の組ごとに、前記エ
    ネルギービームは順次その位置を変えて照射されること
    を特徴とする請求項19記載の素子の転写方法。
  21. 【請求項21】 前記電磁波吸収層は配線用金属層と一
    体に前記基板上に形成されることを特徴とする請求項1
    9記載の素子の転写方法。
  22. 【請求項22】 前記電磁波吸収層は黒クロム層を含む
    ことを特徴とする請求項19記載の素子の転写方法。
  23. 【請求項23】 前記電磁波吸収層はカーボン層を含む
    ことを特徴とする請求項19記載の素子の転写方法。
  24. 【請求項24】 前記素子は発光素子、液晶制御素子、
    光電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜
    ダイオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁
    気素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部
    分であることを特徴とする請求項19記載の素子の転写
    方法。
  25. 【請求項25】 前記素子は半導体発光素子であること
    を特徴とする請求項24記載の素子の転写方法。
  26. 【請求項26】 前記素子は画像表示用の素子であり且
    つ前記電磁波吸収層はシャドウマスクと兼用とされるこ
    とを特徴とする請求項19記載の素子の転写方法。
  27. 【請求項27】 配線基板上に電磁波吸収層を形成し且
    つ前記電磁波吸収層の周囲に熱可塑性樹脂層を形成する
    工程と、電磁波を照射することによって前記熱可塑性樹
    脂層を加熱する工程と、前記熱可塑性樹脂層を冷却する
    ことによって前記電磁波吸収層の周辺に配置された素子
    を前記配線基板に固着する工程とを有する素子の実装方
    法。
  28. 【請求項28】 前記電磁波吸収層に電磁波を選択的に
    照射する請求項27記載の素子の実装方法。
  29. 【請求項29】 前記素子は複数個を同時に転写される
    ものとされ、同時に転写される素子の組ごとに、前記電
    磁波は順次その位置を変えて照射されることを特徴とす
    る請求項28記載の素子の実装方法。
  30. 【請求項30】 前記電磁波吸収層は配線用金属層と一
    体に前記基板上に形成されることを特徴とする請求項2
    7記載の素子の実装方法。
  31. 【請求項31】 前記電磁波吸収層は黒クロム層を含む
    ことを特徴とする請求項27記載の素子の実装方法。
  32. 【請求項32】 前記電磁波吸収層はカーボン層を含む
    ことを特徴とする請求項27記載の素子の実装方法。
  33. 【請求項33】 前記素子は発光素子、液晶制御素子、
    光電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜
    ダイオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁
    気素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部
    分であることを特徴とする請求項27記載の素子の実装
    方法。
  34. 【請求項34】 前記素子は半導体発光素子であること
    を特徴とする請求項33記載の素子の実装方法。
  35. 【請求項35】 前記素子は画像表示用の素子であり且
    つ前記電磁波吸収層はシャドウマスクと兼用とされるこ
    とを特徴とする請求項27記載の素子の実装方法。
  36. 【請求項36】 配線基板上に電磁波吸収層を形成し且
    つ前記電磁波吸収層の周囲に熱硬化性樹脂層を形成する
    工程と、電磁波が照射された前記熱硬化性樹脂層を介し
    て前記電磁波吸収層の周辺に配置された素子を前記配線
    基板に固着する工程とを有する素子の実装方法。
  37. 【請求項37】 前記電磁波吸収層に電磁波を選択的に
    照射する請求項36記載の素子の実装方法。
  38. 【請求項38】 前記素子は複数個を同時に転写される
    ものとされ、同時に転写される素子の組ごとに、前記電
    磁波は順次その位置を変えて照射されることを特徴とす
    る請求項37記載の素子の実装方法。
  39. 【請求項39】 前記電磁波吸収層は配線用金属層と一
    体に前記基板上に形成されることを特徴とする請求項3
    6記載の素子の実装方法。
  40. 【請求項40】 前記電磁波吸収層は黒クロム層を含む
    ことを特徴とする請求項36記載の素子の実装方法。
  41. 【請求項41】 前記電磁波吸収層はカーボン層を含む
    ことを特徴とする請求項36記載の素子の実装方法。
  42. 【請求項42】 前記素子は発光素子、液晶制御素子、
    光電変換素子、圧電素子、薄膜トランジスタ素子、薄膜
    ダイオード素子、抵抗素子、スイッチング素子、微小磁
    気素子、微小光学素子から選ばれた素子若しくはその部
    分であることを特徴とする請求項36記載の素子の実装
    方法。
  43. 【請求項43】 前記素子は半導体発光素子であること
    を特徴とする請求項42記載の素子の実装方法。
  44. 【請求項44】 前記素子は画像表示用の素子であり且
    つ前記電磁波吸収層はシャドウマスクと兼用とされるこ
    とを特徴とする請求項36記載の素子の実装方法。
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