JP2002157883A - 同期型半導体装置及び同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法 - Google Patents

同期型半導体装置及び同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法

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JP2002157883A
JP2002157883A JP2000352636A JP2000352636A JP2002157883A JP 2002157883 A JP2002157883 A JP 2002157883A JP 2000352636 A JP2000352636 A JP 2000352636A JP 2000352636 A JP2000352636 A JP 2000352636A JP 2002157883 A JP2002157883 A JP 2002157883A
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circuit
decode
circuits
semiconductor device
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Shinichiro Ikeda
紳一郎 池田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップサイズを増大させることなく簡単な回路
構成でデコードされた信号毎に遅延量を調整することが
でき、入力端子全体からみたセットアップ・ホールド特
性の不感帯幅を狭くすることができる同期型半導体装置
を提供する。 【解決手段】デコード回路10とラッチ回路15との間
には、デコード回路10から出力される入力信号CS
B,RASB,CASB,WEBをデコードしたデコー
ド信号D1〜D5のセットアップ・ホールド特性のバラ
ツキを小さくするように該デコード信号D1〜D5の遅
延時間をそれぞれ調整する遅延回路14が備えられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期型半導体装置
及び同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法に
関するものである。
【0002】近年、例えばSDRAM等の同期型半導体
記憶装置において、同期クロックサイクルが高速になる
に従ってクロック信号とその他の入力信号(コマンド信
号やアドレス信号)とのセットアップ・ホールド時間の
スペック仕様もさらに小さな値へとその要求も厳しくな
ってきている。
【0003】特に、デバイスの内部動作をより高速化を
図るために、デコード手段をラッチ手段の前段に構成し
た同期型半導体装置の場合、ラッチ手段の前段にデコー
ド手段を構成したことによってデコード動作速度のバラ
ツキがそのままセットアップ・ホールド時間を悪化させ
る。そのため、セットアップ・ホールド時間を悪化させ
ないでより小さな値にすることが望まれている。
【0004】
【従来の技術】近年、SDRAM等の同期型半導体記憶
装置において、デバイスの内部動作をより高速化を図る
ために、デコード手段をラッチ手段の前段に構成したも
のが、特開平8−17182号公報、特開平9−153
279号公報等で提案されている。
【0005】特開平8−17182号公報では、外部コ
マンド入力端子とラッチ回路の間に論理回路を配置し、
該論理回路が各外部コマンド入力端子より入力された外
部コマンド信号をデコードし、そのデコード結果をクロ
ック信号に同期させてラッチ回路に保持させている。一
般に「コマンド先読み方式」とも呼ばれている。
【0006】又、図6にその他のコマンド先読み方式の
従来回路を示す。図6に示すように、このコマンド先読
み方式も同様に、外部コマンド入力端子T1〜T4とラ
ッチ回路50の間にデコード回路51を配置する。デコ
ード回路51は6個のアンド回路52a〜52fよりな
るデコード部52と4個の入力バッファ53a〜53d
とを備えている。そして、デコード部52は、各外部コ
マンド入力端子T1〜T4より入力された外部コマンド
信号をそれぞれの入力バッファ53a〜53dを介して
入力し、そのデコード結果を外部クロック信号入力端子
T0及びクロックバッファ54を介して入力されるクロ
ック信号CLKに同期させてラッチ回路50に保持させ
ている。
【0007】図7は、デコード回路51の入力バッファ
53a〜53dの回路構成を示す。入力バッファ53a
〜53dは、レベル変換回路56、ディレイ回路57、
2個のインバータ回路58,59を備えている。つま
り、この例では、入力バッファ53a〜53dにディレ
イ回路57を加えてデコード部52への信号入力を調整
することによって、各外部コマンド入力端子T1〜T4
毎にセットアップ・ホールド時間を調整している。
【0008】一方、特開平9−153279号公報に
は、各外部コマンド入力端子からの外部コマンド信号を
D型フリップフロップ回路にて一旦保持する。そして、
複数個設けたコマンドデコード回路に対してD型フリッ
プフロップ回路が保持している各外部コマンド入力端子
からの外部コマンド信号を出力する。各コマンドデコー
ド回路は、外部コマンド信号をデコードしそのデコード
結果をそれぞれラッチ回路に保持させる。このとき、コ
マンドデコード回路毎に遅延時間を考慮したクロック信
号を生成しその生成した各クロック信号に基づいて対応
するラッチ回路をそれぞれラッチ動作させるようにして
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−17182号公報で示す「コマンド先読み方式」
は、ラッチ回路の後に論理回路(論理回路入力までの配
線遅延時間)がある構成に比べてアクセスは速くなる
が、外部コマンド入力端子からラッチ回路までに多数段
の回路素子等があるため外部コマンド入力端子に入力さ
れた外部コマンド信号に応答して論理回路がデコード結
果を出力するまでに要する時間、即ち遅延時間は長くな
る。その結果、クロック信号に対する外部コマンド入力
端子のセットアップ・ホールドの不感帯はセットアップ
側にずれる。
【0010】しかも、外部コマンド入力端子の動作状況
や、装置全体の動作ノイズ状況によって、例えば内部動
作電源電圧がデコード結果毎に論理回路内での遅延時間
が相違する。その結果、各外部コマンド信号を入力する
外部コマンド入力端子を全て含めたクロック信号に対す
るセットアップ・ホールドの不感帯は、外部コマンド入
力端子毎のセットアップ・ホールドの不感帯を全て包括
したものとなり、さらに広がってしまう問題が生じる。
【0011】これに対して、図6に示したコマンド先読
み方式の回路では、ディレイ回路57によって、外部コ
マンド入力端子毎のセットアップ・ホールド時間を調整
することができる。
【0012】しかしながら、外部コマンド入力端子T1
〜T4の遷移からアンド回路52a〜52fのデコード
結果が遷移するまでの遅延量(遅延時間)は、アンド回
路52a〜52fのデコード信号D1〜D6のなかで相
違するとともに、それぞれのデコード信号D1〜D6の
遅延量(遅延時間)においても外部コマンド入力端子T
1〜T4の遷移状態(HレベルからLレベル又はLレベ
ルからHレベル)によって変化する。
【0013】又、デバイスの動作ノイズ(例えば電源電
圧の変動等)状態によっても、デコード信号D1〜D6
の遅延量(遅延時間)は変化する。つまり、デコード信
号D1〜D6が遷移する時のデバイスの動作状態が異な
る場合、実質的に、デコード信号毎に遅延量のノイズ起
因変化量が異なる。例えば、シンクロナスDRAMのコ
マンドデコーダ回路にこの回路構成を応用した場合、以
下のような不具合が生じる。
【0014】モードレジスタセットコマンドや、セルフ
リフレッシュコマンド等はデバイスがデバイス内の動作
ノイズが小さいアイドル状態で入力される。これに対し
て、アクティブコマンドや、リード・ライトコマンド、
プリチャージコマンド等はデバイスがアクティブな状態
で入力されるので、デバイス内の動作ノイズは大きい。
その結果、アクティブコマンドや、リード・ライトコマ
ンド、プリチャージコマンド等では、デコード部52の
各アンド回路52a〜52fでのセットアップ・ホール
ド時間のノイズ起因変化量はモードレジスタセットコマ
ンドや、セルフリフレッシュコマンド等のときより大き
い。つまり、各処理コマンド間のセットアップ・ホール
ド特性のバラツキは大きい。
【0015】このバラツキを、外部コマンド入力端子T
1〜T4の信号情報レベルである入力バッファ53a〜
53dに設けたディレイ回路57で統一的に調整、即ち
1つの遅延量で設定することは難しく、外部コマンド入
力端子T1〜T4全体からみたセットアップ・ホールド
の不感帯幅は広がってしまう。尚、コマンドデコーダ回
路以外に、アドレスデコード回路や、各種のテストモー
ド判定回路などに応用した場合でも同様な問題が生じ
る。
【0016】又、図7に示す相補信号を出力する入力バ
ッファ53a〜53dで構成した場合では、一般的に正
論理と負論理の出力回路構成には構成回路素子段数の違
いから時間的ズレが生じる。その結果、相補論理信号を
入力するデコード部52の各アンド回路52a〜52f
の動作にもズレが生じる。つまり、図6に示すデコード
部52がアンド回路52a〜52fで構成される場合、
2入力ともLレベルを選択するデコード出力遷移が最も
速い、即ち、ホールド特性が悪い。反対に、2入力とも
Hレベルを選択するデコード出力遷移が最も遅い、即
ち、セットアップ特性が悪い。
【0017】さらに、ラッチ回路50は、アンド回路5
2a〜52f毎にラッチ部50a〜50fが設けられ、
その回路長に対するラッチ信号の寄生時定数による信号
遅延も無視できなくなっておりデコード部52の各アン
ド回路52a〜52f毎の出力差(遅延量)の調整がで
きない。
【0018】一方、特開平9−153279号公報の方
式では、外部コマンド入力端子毎に調整ができるもの
の、外部クロック信号に対してのセットアップ・ホール
ドはD型フリップフロップ回路で決定される。つまり、
前記したコマンド毎の外部クロック信号に対してのセッ
トアップ・ホールドの調整は特開平9−153279号
公報の方式ではできない。
【0019】さらに、D型フリップフロップ回路の後段
に設けた各コマンドデコード回路の出力をそれぞれラッ
チするラッチ回路のクロック信号は、それぞれ遅延分が
考慮された信号になっているが、これは前記したD型フ
リップフロップ回路で決定されたセットアップ・ホール
ドのウィンドウ幅と同じにするしか意味がない。しか
も、コマンドデコード回路毎に設けられた各ラッチ回路
分の数だけクロック信号を生成するクロック信号生成回
路が必要であり、このクロック信号生成回路は入力バッ
ファや多数のインバータ回路を構成する素子の数が比較
的多く必要であることから、多数のコマンドやアドレス
デコードを備えるシンクロナスDRAMにおいてはチッ
プサイズの増大を招く問題が生じる。
【0020】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、チップサイズを増大
させることなく簡単な回路構成でデコードされた信号毎
に遅延量を調整することができ、入力端子全体からみた
セットアップ・ホールド特性の不感帯幅を狭くすること
ができる同期型半導体装置及び同期型半導体装置におけ
る入力信号のラッチ方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力信号をデコードするデコード手段と、前記デコ
ード手段から出力されるデコード信号をクロック信号に
同期してラッチするラッチ手段とを備えた同期型半導体
装置であって、前記デコード手段と前記ラッチ手段との
間には、前記デコード信号の遅延時間を調整する遅延時
間調整手段を備えた。
【0022】請求項2に記載の発明は、入力信号をデコ
ードするための複数のデコード回路と、前記各デコード
回路から出力されるデコード信号をクロック信号に同期
してラッチする複数のラッチ回路とを備えた同期型半導
体装置であって、前記複数のデコード回路と前記複数の
ラッチ回路との間には、前記デコード信号のセットアッ
プ・ホールド特性のバラツキを小さくするように該デコ
ード信号の遅延時間を調整する遅延時間調整回路をそれ
ぞれ備えた。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の同期型半導体装置において、前記各遅延時間調整回路
では、同期型半導体装置の動作状態に応じて前記各デコ
ード信号の遅延時間が調整されている。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
のいずれか1項に記載の同期型半導体装置において、前
記各遅延時間調整回路は、前記デコード信号を遅延させ
るためのキャパシタを備えている。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の同期型半導体装置において、前記各遅延時間調整回路
は、前記デコード信号を遅延させるためのキャパシタ
と、該キャパシタを使用又は不使用のいずれかに切り替
える切替手段とを少なくとも一対備え、該切替手段の切
り替えにより遅延時間を可変調整する。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の同期型半導体装置において、前記キャパシタ
は、MOSキャパシタである。請求項7に記載の発明
は、請求項2〜6のいずれか1項に記載の同期型半導体
装置において、前記各デコード回路は、前記入力信号を
デコードする際、1つのみが動作するように構成されて
いる。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項2〜7の
いずれか1項に記載の同期型半導体装置において、前記
各デコード回路は、前記入力信号として同期型半導体記
憶装置を動作させるためのアドレス信号又はコマンド信
号を入力してデコードする。
【0028】請求項9に記載の発明は、入力信号をデコ
ードするための複数のデコード回路と、前記各デコード
回路から出力されるデコード信号をクロック信号に同期
してラッチする複数のラッチ回路とを備えた同期型半導
体装置における入力信号のラッチ方法であって、前記複
数のデコード回路と前記複数のラッチ回路との間におい
て、前記各デコード信号ののセットアップ・ホールド特
性のバラツキを小さくするように該デコード信号の遅延
時間をそれぞれ調整してラッチさせる。
【0029】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法に
おいて、前記各デコード信号の遅延時間の調整は、同期
型半導体装置の動作状態に応じて行われる。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、デコード手段
とラッチ手段との間において、入力信号をデコードした
デコード信号の遅延時間が調整され、その遅延時間が調
整されたデコード信号がクロック信号に同期してラッチ
される。つまり、遅延時間を調整する遅延時間調整手段
はデコード手段とラッチ手段との間に設けられるので、
従来のように、比較的多くの素子が必要なクロック信号
生成回路内で遅延時間を調整する形態と比べて回路素子
数が少なくてすむ。そのため、チップサイズを増大させ
ることなく簡単な回路構成でデコードされた信号の遅延
量を調整することができ、入力端子全体からみたセット
アップ・ホールド特性の不感帯幅を狭くすることができ
る。
【0030】請求項2,9に記載の発明によれば、複数
のデコード回路と複数のラッチ回路との間において、入
力信号に応じた各々のデコード信号のセットアップ・ホ
ールド特性のバラツキが小さくなるように該デコード信
号の遅延時間がそれぞれ調整され、その遅延時間が調整
されたデコード信号がクロック信号に同期してそれぞれ
ラッチされる。つまり、遅延時間を調整する遅延時間調
整回路は入力信号をデコードする複数のデコード回路と
該回路に対応した複数のラッチ回路との間にそれぞれ設
けられる。従って、従来のように、比較的多くの素子が
必要なクロック信号生成回路内で遅延時間を調整する形
態と比べて回路素子数が少なくてすむ。そのため、チッ
プサイズを増大させることなく簡単な回路構成でデコー
ドされた信号毎に遅延量を調整することができ、入力端
子全体からみたセットアップ・ホールド特性の不感帯幅
を狭くすることができる。
【0031】請求項3,10に記載の発明によれば、各
デコード信号の遅延時間の調整は同期型半導体装置の動
作状態に応じて行われるので、各動作状態に最適な調整
を行うことができる。
【0032】請求項4に記載の発明によれば、各遅延時
間調整回路は、デコード信号を遅延させるためのキャパ
シタを備えている。そのため、遅延時間調整回路を簡単
な回路構成とすることができる。
【0033】請求項5に記載の発明によれば、各遅延時
間調整回路は、デコード信号を遅延させるためのキャパ
シタと、該キャパシタを使用又は不使用のいずれかに切
り替える切替手段とを少なくとも一対備え、該切替手段
の切り替えにより遅延時間を可変調整するように構成さ
れる。従って、遅延時間調整回路を簡単な回路構成で遅
延時間を可変調整可能とすることができる。
【0034】請求項6に記載の発明によれば、キャパシ
タはMOSキャパシタよりなるので、キャパシタを容易
に設けることができる。請求項7に記載の発明によれ
ば、各デコード回路は、入力信号をデコードする際、1
つのみが動作するように構成されている。そのため、デ
コード回路における消費電力を低減することができる。
【0035】請求項8に記載の発明によれば、各デコー
ド回路は、入力信号として同期型半導体記憶装置を動作
させるためのアドレス信号又はコマンド信号を入力して
デコードする。そのため、アドレス信号又はコマンド信
号をデコードしたデコード信号のセットアップ・ホール
ド特性のバラツキを小さくでき、入力端子全体からみた
セットアップ・ホールド特性の不感帯幅を狭くすること
ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明をシンクロナスDR
AMのコマンドデコード回路に具体化した一実施形態を
図面に従って説明する。図1は、シンクロナスDRAM
のコマンドデコード回路を説明するためブロック回路を
示す。
【0037】シンクロナスDRAMは、図示しない外部
装置から外部クロック信号CLKを入力する外部クロッ
ク信号入力端子T0、同じく外部装置から外部コマンド
信号を入力する4個の第1〜第4外部コマンド入力端子
T1〜T4を備えている。外部装置から出力される外部
コマンド信号は、本実施形態では、チップセレクト信号
CSB、ロウアドレスストローブ信号RASB、コラム
アドレスストローブ信号CASB及びライトイネーブル
信号WEBとから構成されている。
【0038】ちなみに、外部コマンドには、アクティブ
コマンド、リードコマンド、ライトコマンド、プリチャ
ージコマンド、モードレジスタセットコマンドなどがあ
る。なお、ここで、アクティブコマンドは外部からのア
クセス要求に応じてデバイスを活性化し同一サイクルで
行アドレスを図示しない別ルートで取り込み任意のワー
ド線を選択しメモリセルデータをセンスアンプにて増幅
させる動作を意味するコマンドである。リードコマンド
は、アクティブコマンドの動作を受けて続く動作であっ
て、列アドレスを取り込んでメモリセルデータを出力さ
せる動作を意味するコマンドである。ライトコマンド
は、アクティブコマンドの動作を受けて続く動作であっ
て、列アドレスと書き込みデータを取り込み、メモリセ
ルにデータを書き込む動作を意味するコマンドである。
プリチャージコマンドは、アクティブコマンド、リード
コマンド又はライトコマンドの動作を受けて続く動作で
あって、ワード線やビット線を非活性状態に戻しデバイ
ス内部も各ノードを初期化状態に戻す動作を意味するコ
マンドである。モードレジスタセットコマンドは、アク
ティブコマンド、リードコマンド及びライトコマンド等
の動作においてデバイス内部の各回路動作の詳細制御を
行うためのパラメータを設定するコマンドである。そし
て、これら外部コマンドの各内容をコマンドデコード回
路がデコードする。
【0039】このようなコマンドデコーダ回路は、デコ
ード回路10と、遅延回路14と、セットアップ・ホー
ルドラッチ回路15とを備えている。デコード回路10
は、4個の第1〜第4入力バッファ11a〜11dと、
5個の第1〜第5アンド回路12a〜12eからなるデ
コード部12とを備えている。
【0040】第1入力バッファ11aは、その入力端子
が第1外部コマンド入力端子T1に接続され、その第1
外部コマンド入力端子T1を介してチップセレクト信号
CSBを入力する。第2入力バッファ11bは、その入
力端子が第2外部コマンド入力端子T2に接続され、そ
の第2外部コマンド入力端子T2を介してロウアドレス
ストローブ信号RASBを入力する。第3入力バッファ
11cは、その入力端子が第3外部コマンド入力端子T
3に接続され、その第3外部コマンド入力端子T3を介
してコラムアドレスストローブ信号CASBを入力す
る。第4入力バッファ11dは、その入力端子が第4外
部コマンド入力端子T4に接続され、その第4外部コマ
ンド入力端子T4を介してライトイネーブル信号WEB
を入力する。
【0041】第1〜第4入力バッファ11a〜11d
は、共に同一の回路構成であって、図2に示すように2
個のインバータ回路13a,13bを有し、入力信号に
対して相補信号を出力する。つまり、第1入力バッファ
11aは、チップセレクト信号CSBに対して反転した
信号(反転チップセレクト信号csz)とチップセレク
ト信号CSBに対して同相の信号(チップセレクト信号
csx)よりなる相補信号csz,csxを出力する。
第2入力バッファ11bは、ロウアドレスストローブ信
号RASBに対して反転した信号(反転ロウアドレスス
トローブ信号rasz)とロウアドレスストローブ信号
RASBに対して同相の信号(ロウアドレスストローブ
信号rasx)よりなる相補信号rasz,rasxを
出力する。第3入力バッファ11cは、コラムアドレス
ストローブ信号CASBに対して反転した信号(反転コ
ラムアドレスストローブ信号casz)とコラムアドレ
スストローブ信号CASBに対して同相の信号(コラム
アドレスストローブ信号casx)よりなる相補信号c
asz,casxを出力する。第4入力バッファ11d
は、ライトイネーブル信号WEBに対して反転した信号
(反転ライトイネーブル信号wez)とライトイネーブ
ル信号WEBに対して同相の信号(ライトイネーブル信
号wex)よりなる相補信号wez,wex出力する。
【0042】第1〜第4入力バッファ11a〜11dか
らそれぞれ出力される信号csz,rasz,ras
x,casz,casx,wez,wexは、第1〜第
5アンド回路12a〜12eからなるデコード部12に
出力される。つまり、前記外部装置からの外部コマンド
(チップセレクト信号CSB、ロウアドレスストローブ
信号RASB、コラムアドレスストローブ信号CASB
及びライトイネーブル信号WEB)が、このデコード部
12にてデコードされる。
【0043】第1アンド回路12aは4入力のアンド回
路であって、反転チップセレクト信号csz、反転ロウ
アドレスストローブ信号rasz、コラムアドレススト
ローブ信号casx及びライトイネーブル信号wexを
入力し、これら各信号csz,rasz,casx,w
exが共にHレベルの時にHレベルのデコード信号D1
を出力する。
【0044】第2アンド回路12bは4入力のアンド回
路であって、反転チップセレクト信号csz、反転ロウ
アドレスストローブ信号rasz、コラムアドレススト
ローブ信号casx及び反転ライトイネーブル信号we
zを入力し、これら各信号csz,rasz,cas
x,wezが共にHレベルの時にHレベルのデコード信
号D2を出力する。
【0045】第3アンド回路12cは4入力のアンド回
路であって、反転チップセレクト信号csz、ロウアド
レスストローブ信号rasx、反転コラムアドレススト
ローブ信号casz及びライトイネーブル信号wexを
入力し、これら各信号csz,rasx,casz,w
exが共にHレベルの時にHレベルのデコード信号D3
を出力する。
【0046】第4アンド回路12dは4入力のアンド回
路であって、反転チップセレクト信号csz、ロウアド
レスストローブ信号rasx、反転コラムアドレススト
ローブ信号casz及び反転ライトイネーブル信号we
zを入力し、これら各信号csz,rasx,cas
z,wezが共にHレベルの時にHレベルのデコード信
号D4を出力する。
【0047】第5アンド回路12eは4入力のアンド回
路であって、反転チップセレクト信号csz、反転ロウ
アドレスストローブ信号rasz、反転コラムアドレス
ストローブ信号casz及び反転ライトイネーブル信号
wezを入力し、これら各信号csz,rasz,ca
sz,wezが共にHレベルの時にHレベルのデコード
信号D5を出力する。
【0048】つまり、デコード部12は、各種の外部コ
マンドに対して第1〜第5アンド回路12a〜12eの
デコード信号D1〜D5のうちの1つがHレベルとなり
他の全てはLレベルとなるようにデコードする。
【0049】ちなみに、本実施形態では、アクティブコ
マンドの場合は、デコード信号D1がHレベルで、他の
デコード信号D2〜D5がLレベルとなる。プリチャー
ジコマンドの場合は、デコード信号D2がHレベルで、
他のデコード信号D1,D3〜D5がLレベルとなる。
リードコマンドの場合は、デコード信号D3がHレベル
で、他のデコード信号D1,D2,D4,D5がLレベ
ルとなる。ライトコマンドの場合は、デコード信号D4
がHレベルで、他のデコード信号D1〜D3,D5がL
レベルとなる。モードレジスタセットコマンドの場合
は、デコード信号D5がHレベルで、他のデコード信号
D1〜D4がLレベルとなる。
【0050】デコード部12のデコード結果は、遅延回
路14を介してセットアップ・ホールドラッチ回路15
に出力される。詳述すると、各アンド回路12a〜12
eのデコード信号D1〜D5は、それぞれ対応する遅延
回路14の第1〜第5可変ディレイ回路14a〜14e
を介してそれぞれ対応するセットアップ・ホールドラッ
チ回路15のSFF回路15a〜15eに出力される。
【0051】まず、遅延回路14を説明する前に、セッ
トアップ・ホールドラッチ回路15を先に説明する。セ
ットアップ・ホールドラッチ回路15の各SFF回路1
5a〜15eは、前記外部クロック信号入力端子T0が
入力する外部装置からの外部クロック信号CLKに同期
して各可変ディレイ回路14a〜14eを介して入力さ
れたデコード信号D1〜D4をラッチする。
【0052】外部クロック信号入力端子T0に入力され
た外部クロック信号CLKは、クロックバッファ20に
入力される。クロックバッファ20は、外部クロック信
号CLKと同相の内部クロック信号clkをセットアッ
プ・ホールドラッチ回路15の各SFF回路15a〜1
5eに出力する。
【0053】各SFF回路15a〜15eは、共に同一
の回路構成であって、図4に示すように、2個のラッチ
部21a,21b、2個のトランスファーゲート22
a,22b及びインバータ回路よりなる2個の反転回路
23,24を備えている。
【0054】第1ラッチ部21aは2個のインバータ回
路よりなり、その入力端子は第1トランスファーゲート
22a及び反転回路23を介してSFF回路15a〜1
5eの入力端子Pinに接続されている。第1ラッチ部
21aの出力端子は第2トランスファーゲート22bを
介して第2ラッチ部21bの入力端子に接続されてい
る。第2ラッチ部21bは2個のインバータ回路よりな
り、その出力端子はSFF回路15a〜15eの出力端
子Poutを介して図示しない内部回路に接続されてい
る。
【0055】第1トランスファーゲート22aは、Pチ
ャネルMOS(PMOS)トランジスタQ1とNチャネ
ルMOS(NMOS)トランジスタQ2とからなる。そ
して、PMOSトランジスタQ1のゲートには内部クロ
ック信号clkが入力され、NMOSトランジスタQ2
のゲートには反転回路24を介して内部クロック信号c
lkが入力される。
【0056】第2トランスファーゲート22bは、同じ
くPMOSトランジスタQ3とNMOSトランジスタQ
4とからなる。そして、PMOSトランジスタQ3のゲ
ートには反転回路24を介して内部クロック信号clk
が入力され、NMOSトランジスタQ4のゲートには内
部クロック信号clkが入力される。
【0057】従って、内部クロック信号clkがLレベ
ルのとき第1トランスファーゲート22aが開き(第2
トランスファーゲート22bは閉じている)、第1ラッ
チ部21aは反転回路23を介してデコード信号を入力
し保持する。そして、内部クロック信号clkがLレベ
ルからHレベルになるとき第2トランスファーゲート2
2bが開き(第1トランスファーゲート22aは閉じて
いる)、第2ラッチ部21bは前記第1ラッチ部21a
が保持した内容を入力し保持する。
【0058】つまり、内部クロック信号clkがLレベ
ルからHレベルに立ち上がると、各SFF回路15a〜
15eの第2ラッチ部21bは、それぞれ対応するデコ
ード信号D1〜D5をそれぞれ対応する遅延回路14の
第1〜第5可変ディレイ回路14a〜14eを介してラ
ッチすることになる。
【0059】そして、内部クロック信号clkのHレベ
ルへの立ち上がりに応答して、デコード部12の検出結
果(各アンド回路12a〜12eが出力するデコード信
号D1〜D5)が確実に保持されるために、遅延回路1
4の第1〜第5可変ディレイ回路14a〜14eにおい
てセットアップ・ホールド時間の調整が行われる。この
セットアップ・ホールド時間の調整は、遅延回路14に
よって調整される。
【0060】次に、デコード部12とセットアップ・ホ
ールドラッチ回路15との間に設けたセットアップ・ホ
ールド時間を調整するための遅延回路14について説明
する。遅延回路14は5個の第1〜第5可変ディレイ回
路14a〜14eを有している。
【0061】第1可変ディレイ回路14aは、第1アン
ド回路12aからのデコード信号D1を入力し、同デコ
ード信号D1をそのまま、若しくは遅延させて第1SF
F回路15aに出力する。第2可変ディレイ回路14b
は、第2アンド回路12bからのデコード信号D2を入
力し、同デコード信号D2をそのまま、若しくは遅延さ
せて第2SFF回路15bに出力する。第3可変ディレ
イ回路14cは、第3アンド回路12cからのデコード
信号D3を入力し、同デコード信号D3をそのまま、若
しくは遅延させて第3SFF回路15cに出力する。第
4可変ディレイ回路14dは、第4アンド回路12dか
らのデコード信号D4を入力し、同デコード信号D4を
そのまま、若しくは遅延させて第4SFF回路15dに
出力する。第5可変ディレイ回路14eは、第5アンド
回路12eからのデコード信号D5を入力し、同デコー
ド信号D5をそのまま、若しくは遅延させて第5SFF
回路15eに出力する。
【0062】第1〜第5可変ディレイ回路14a〜14
eは、共に同一の回路構成であって、図3に示すよう
に、2個のMOSトランジスタよりなるスイッチ素子1
6a,16bと2個のMOSキャパシタ17a,17b
を備えている。そして、スイッチ素子16aとMOSキ
ャパシタ17aとからなる直列回路と、スイッチ素子1
6bとMOSキャパシタ17bとからなる直列回路が、
それぞれアンド回路12a〜12eとSFF回路15a
〜15eを結ぶ信号線18とグランドとの間に接続され
ている。
【0063】各可変ディレイ回路14a〜14eは、各
可変ディレイ回路14a〜14e毎にそれぞれのデコー
ド信号D1〜D5を遅延させる時間、即ち、セットアッ
プ・ホールド時間が調整されている。つまり、各可変デ
ィレイ回路14a〜14eは、スイッチ素子16a,1
6bをオン・オフさせることによって遅延時間をそれぞ
れ調整させている。詳述すると、スイッチ素子16a,
16bを共にオフすると最も短い遅延時間に、スイッチ
素子16a,16bを共にオンにすると最も長い遅延時
間に、スイッチ素子16a,16bのいずれか一方をオ
フ、他方をオンにすると中間の遅延時間に調整すること
ができる。
【0064】各可変ディレイ回路14a〜14eの遅延
時間(セットアップ・ホールド時間)の調整は、本実施
形態では以下のように行っている。本実施形態では、各
種の外部コマンドに対して第1〜第5アンド回路12a
〜12eの1つのみが動作、即ち該回路12a〜12e
のデコード信号D1〜D5のうちの1つがHレベルとな
り他の全てはLレベルとなることに着目して、外部コマ
ンド毎にHレベルとなるデコード信号をラッチするSF
F回路15a〜15eが同Hレベルのデコード信号を内
部クロック信号clkで確実に保持できるか試験を行
う。そして、内部クロック信号clkでHレベルのデコ
ード信号を確実に保持できるように、当該SFF回路1
5a〜15eの前段にある可変ディレイ回路14a〜1
4eの遅延時間が決定されている。
【0065】ちなみに、本実施形態では、外部コマンド
がアクティブコマンドの場合は、デコード信号D1のみ
がHレベルになる。そのため、試験モードにおいて、外
部クロック信号CLKとともにアクティブコマンドの外
部コマンドをシンクロナスDRAMに入力して、第1S
FF回路15aが内部クロック信号clkでHレベルの
デコード信号D1が確実に保持できるように、第1可変
ディレイ回路14aの遅延時間が調整されている。
【0066】外部コマンドがプリチャージコマンドの場
合は、デコード信号D2のみがHレベルになる。そのた
め、試験モードにおいて、外部クロック信号CLKとと
もにプリチャージコマンドの外部コマンドをシンクロナ
スDRAMに入力して、第2SFF回路15bが内部ク
ロック信号clkでHレベルのデコード信号D2を確実
に保持できるように、第2可変ディレイ回路14bの遅
延時間が調整されている。
【0067】外部コマンドがリードコマンドの場合は、
デコード信号D3のみがHレベルになる。そのため、試
験モードにおいて、外部クロック信号CLKとともにリ
ードコマンドの外部コマンドをシンクロナスDRAMに
入力して、第3SFF回路15cが内部クロック信号c
lkでHレベルのデコード信号D3を確実に保持できる
ように、第3可変ディレイ回路14cの遅延時間が調整
されている。
【0068】外部コマンドがライトコマンドの場合は、
デコード信号D4のみがHレベルになる、そのため、試
験モードにおいて、外部クロック信号CLKとともにラ
イトコマンドの外部コマンドをシンクロナスDRAMに
入力して、第4SFF回路15dが内部クロック信号c
lkでHレベルのデコード信号D4を確実に保持できる
ように、第4可変ディレイ回路14dの遅延時間が調整
されている。
【0069】外部コマンドがモードレジスタセットコマ
ンドの場合は、デコード信号D5のみがHレベルにな
る。そのため、試験モードにおいて、外部クロック信号
CLKとともにモードレジスタセットコマンドの外部コ
マンドをシンクロナスDRAMに入力して、第5SFF
回路15eが内部クロック信号clkでHレベルのデコ
ード信号D5を確実に保持できるように、第5可変ディ
レイ回路14eの遅延時間が調整されている。
【0070】ここで、外部コマンド入力端子T1〜T4
の遷移からアンド回路12a〜12eのデコード結果が
遷移するまでの遅延量(遅延時間)は、アンド回路12
a〜12eのデコード信号D1〜D5のなかで相違する
とともに、それぞれのデコード信号D1〜D5の遅延量
(遅延時間)においても外部コマンド入力端子T1〜T
4の遷移状態(HレベルからLレベル又はLレベルから
Hレベル)によって変化する。
【0071】又、デバイスの動作ノイズ(例えば電源電
圧の変動等)状態によっても、デコード信号D1〜D5
の遅延量(遅延時間)は変化する。つまり、デコード信
号D1〜D5が遷移する時のデバイスの動作状態が異な
る場合、実質的に、デコード信号毎に遅延量のノイズ起
因変化量が異なる。即ち、モードレジスタセットコマン
ドや、セルフリフレッシュコマンド等はデバイスがデバ
イス内の動作ノイズが小さいアイドル状態で入力され
る。これに対して、アクティブコマンドや、リード・ラ
イトコマンド、プリチャージコマンド等はデバイスがア
クティブな状態で入力されるので、デバイス内の動作ノ
イズは大きい。その結果、アクティブコマンドや、リー
ド・ライトコマンド、プリチャージコマンド等では、デ
コード部12の各アンド回路12a〜12eでのセット
アップ・ホールド時間のノイズ起因変化量はモードレジ
スタセットコマンドや、セルフリフレッシュコマンド等
のときより大きい。つまり、各処理コマンド間のセット
アップ・ホールド特性のバラツキは大きい。
【0072】本実施形態のコマンドデコード回路では、
上記したようなバラツキを小さくしてSFF回路15a
〜15eがHレベルのデコード信号を内部クロック信号
clkで確実に保持できるように各可変ディレイ回路1
4a〜14eによって遅延時間(セットアップ・ホール
ド時間)が調整されるので、外部コマンド入力端子T1
〜T4全体からみたセットアップ・ホールドの不感帯幅
を狭くすることができる。
【0073】次に、上記のように構成したシンクロナス
DRAMの特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態では、第1〜第5可変ディレイ回路1
4a〜14eをデコード回路10とセットアップ・ホー
ルドラッチ回路15の間に設けた。従って、従来のよう
に、比較的多くの素子が必要なクロック信号生成回路内
で遅延時間を調整する形態と比べて回路素子数が少なく
てすむので、チップサイズを増大させることなく簡単な
回路構成とすることができる。しかも、デコードされた
信号毎に遅延量を調整することができるので、入力端子
T1〜T4全体からみたセットアップ・ホールド特性の
不感帯幅を狭くすることができる。
【0074】(2)本実施形態では、第1〜第5可変デ
ィレイ回路14a〜14eをデコード回路10とセット
アップ・ホールドラッチ回路15の間に設け、各コマン
ド毎に対応する可変ディレイ回路14a〜14eの遅延
時間(セットアップ・ホールド時間)を調整するように
した。従って、シンクロナスDRAMがコマンド毎の動
作状態に基づく動作ノイズ(電源電圧の変動等)状態が
異なっても、各動作状態に最適な調整を行うことができ
る。その結果、各コマンド間のセットアップ・ホールド
特性のバラツキが大きくても、確実にデコード結果をラ
ッチすることができる。
【0075】(3)本実施形態のディレイ回路14a〜
14eは、スイッチ素子16a,16b及びMOSキャ
パシタ17a,17bにより遅延時間を可変調整可能に
構成されている。従って、簡単な構成で遅延時間の微調
整を行うことができる。しかも、MOSキャパシタ17
a,17bは容易に設けることができる。
【0076】(4)本実施形態では、各種の外部コマン
ドに対して第1〜第5アンド回路12a〜12eの1つ
のみが動作するように構成されている。そのため、デコ
ード部12における消費電力を低減することができる。
しかも、各アンド回路12a〜12eの後段に設けた各
ディレイ回路14a〜14eも各アンド回路12a〜1
2eに対応したディレイ回路14a〜14eのみが動作
するので、該ディレイ回路14a〜14eにおいても消
費電力を低減することができる。
【0077】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態では、図2に示すように、相補信号を出
力するように2つのインバータ回路で構成した入力バッ
ファ11a〜11dを用いたが、単相信号を出力するよ
うに構成した入力バッファを用いてもよい。又、入力バ
ッファ内にディレイ回路を備えていてもよい。又、外部
信号のレベル変換が必要なければ、入力バッファを省略
してもよい。
【0078】○上記実施形態では、アンド回路12a〜
12eにてデコード部12を構成したが、その他の論理
回路によりデコード部を構成してもよい。 ○上記実施形態では、図3に示すように可変ディレイ回
路14a〜14eをスイッチ素子16a,16b及びM
OSキャパシタ17a,17bで構成したが、この構成
に限定されるものではない。例えば、スイッチ素子16
a,16bに替えて、ヒューズを用いてもよい。このヒ
ューズは、使用しないMOSキャパシタ17a,17b
側がレーザにより切断される。又、MOSキャパシタ1
7a,17b以外のキャパシタを用いてもよい。又、イ
ンバータ回路を用いたディレイ回路やセットリセット遅
延回路を用いてもよい。
【0079】○上記実施形態では、図4に示すように、
各SFF回路15a〜15eは内部クロック信号clk
がLレベルからHレベルに立ち上がると、遅延回路14
を介して入力されたデコード信号D1〜D5をラッチす
るように構成したが、この構成に限定されるものではな
い。例えば、内部クロック信号clkの立下りに基づい
てラッチするようにしてもよい。
【0080】○上記実施形態では、シンクロナスDRA
Mのコマンドデコーダ回路に実施したが、該DRAMの
アドレスデコード回路や、各種のテストモード判定回路
などに実施してもよい。例えば、アドレスデコード回路
に実施した一例を図5に示す。
【0081】図5において、アドレスデコーダ回路は、
デコード回路30、遅延回路33及びセットアップ・ホ
ールドラッチ回路34を備えている。デコード回路30
は、第1,第2入力バッファ31a,31b及び第1〜
第4アンド回路32a〜32dからなる。第1,第2入
力バッファ31a,31bは、それぞれ対応する第1,
第2外部アドレス入力端子T11,T12から外部アド
レス信号BA0,BA1が入力され、各入力バッファ3
1a,31bは相補のアドレス信号ba0x,ba0
z,ba1x,ba1zを出力する。第1〜第4アンド
回路32a〜32dは2入力のアンド回路であって、そ
れぞれ異なる組み合わせのアドレス信号ba0x,ba
0z,ba1x,ba1zを入力し、入力したアドレス
信号ba0x,ba0z,ba1x,ba1zが共にH
レベルの時にHレベルのデコード信号D11〜D14を
出力する。
【0082】遅延回路33は、上記実施形態と同一構成
の第1〜第4可変ディレイ回路33a〜33dからな
る。又、セットアップ・ホールドラッチ回路34は、上
記実施形態と同一構成の第1〜第4SFF回路34a〜
34dからなる。そして、ラッチ回路34の各SFF回
路34a〜34dは、外部クロック信号CLKに同期し
て各可変ディレイ回路33a〜33dを介してデコード
信号D1〜D4をラッチする。
【0083】尚、この形態においても入力バッファ31
a,31b内のインバータ回路の段数の違いから外部ア
ドレス間にはセットアップ・ホールド特性のバラツキが
ある。そのため、内部クロック信号clkのHレベルへ
の立ち上がりに応答して、デコード部32の検出結果
(各アンド回路32a〜32dが出力するデコード信号
D11〜D14)が確実に保持されるために、遅延回路
33の各可変ディレイ回路33a〜33dにおいて上記
実施形態同様の手法によりセットアップ・ホールド時間
の調整が行われる。
【0084】○上記実施形態のシンクロナスDRAM
は、それ単体であってもよく、またロジックと混載した
半導体装置上に備えられるものであってもよい。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
チップサイズを増大させることなく簡単な回路構成でデ
コードされた信号毎に遅延量を調整することができ、入
力端子全体からみたセットアップ・ホールド特性の不感
帯幅を狭くすることができる同期型半導体装置及び同期
型半導体装置における入力信号のラッチ方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のシンクロナスDRAMのコマン
ドデコード回路を説明するためのブロック図である。
【図2】 入力バッファの回路図である。
【図3】 可変ディレイ回路の回路図である。
【図4】 SFF回路の回路図である。
【図5】 別例におけるシンクロナスDRAMのアドレ
スデコード回路を説明するためのブロック図である。
【図6】 従来のデコード回路及びラッチ回路を説明す
るためのブロック図である。
【図7】 入力バッファの回路図である。
【符号の説明】
10,30 デコード回路(デコード手段) 12a〜12e,32a〜32d アンド回路(デコー
ド回路) 14,33 遅延回路(遅延時間調整手段) 14a〜14e,33a〜33d 可変ディレイ回路
(遅延時間調整回路) 15,34 セットアップ・ホールドラッチ回路(ラッ
チ手段) 15a〜15e,34a〜34d SFF回路(ラッチ
回路) 16a,16b スイッチ素子(切替手段) 17a,17b MOSキャパシタ(キャパシタ) BA0,BA1 外部アドレス信号(入力信号) CSB チップセレクト信号(入力信号) RASB ロウアドレスストローブ信号(入力信号) CASB コラムアドレスストローブ信号(入力信号) WEB ライトイネーブル信号(入力信号) D1〜D5,D11〜D14 デコード信号 CLK クロック信号
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をデコードするデコード手段
    と、 前記デコード手段から出力されるデコード信号をクロッ
    ク信号に同期してラッチするラッチ手段とを備えた同期
    型半導体装置であって、 前記デコード手段と前記ラッチ手段との間には、前記デ
    コード信号の遅延時間を調整する遅延時間調整手段を備
    えたことを特徴とする同期型半導体装置。
  2. 【請求項2】 入力信号をデコードするための複数のデ
    コード回路と、 前記各デコード回路から出力されるデコード信号をクロ
    ック信号に同期してラッチする複数のラッチ回路とを備
    えた同期型半導体装置であって、 前記複数のデコード回路と前記複数のラッチ回路との間
    には、前記デコード信号のセットアップ・ホールド特性
    のバラツキを小さくするように該デコード信号の遅延時
    間を調整する遅延時間調整回路をそれぞれ備えたことを
    特徴とする同期型半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の同期型半導体装置にお
    いて、 前記各遅延時間調整回路では、同期型半導体装置の動作
    状態に応じて前記各デコード信号の遅延時間が調整され
    ていることを特徴とする同期型半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3のいずれか1項に記載の
    同期型半導体装置において、 前記各遅延時間調整回路は、前記デコード信号を遅延さ
    せるためのキャパシタを備えていることを特徴とする同
    期型半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の同期型半導体装置にお
    いて、 前記各遅延時間調整回路は、前記デコード信号を遅延さ
    せるためのキャパシタと、該キャパシタを使用又は不使
    用のいずれかに切り替える切替手段とを少なくとも一対
    備え、該切替手段の切り替えにより遅延時間を可変調整
    することを特徴とする同期型半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の同期型半導体装
    置において、 前記キャパシタは、MOSキャパシタであることを特徴
    とする同期型半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載の同
    期型半導体装置において、 前記各デコード回路は、前記入力信号をデコードする
    際、1つのみが動作するように構成されていることを特
    徴とする同期型半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれか1項に記載の同
    期型半導体装置において、 前記各デコード回路は、前記入力信号として同期型半導
    体記憶装置を動作させるためのアドレス信号又はコマン
    ド信号を入力してデコードすることを特徴とする同期型
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 入力信号をデコードするための複数のデ
    コード回路と、前記各デコード回路から出力されるデコ
    ード信号をクロック信号に同期してラッチする複数のラ
    ッチ回路とを備えた同期型半導体装置における入力信号
    のラッチ方法であって、 前記複数のデコード回路と前記複数のラッチ回路との間
    において、前記各デコード信号のセットアップ・ホール
    ド特性のバラツキを小さくするように該デコード信号の
    遅延時間をそれぞれ調整してラッチさせることを特徴と
    する同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の同期型半導体装置に
    おける入力信号のラッチ方法において、 前記各デコード信号の遅延時間の調整は、同期型半導体
    装置の動作状態に応じて行われることを特徴とする同期
    型半導体装置における入力信号のラッチ方法。
JP2000352636A 2000-11-20 2000-11-20 同期型半導体装置及び同期型半導体装置における入力信号のラッチ方法 Pending JP2002157883A (ja)

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