JP2002157468A - 商品提供システム - Google Patents

商品提供システム

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JP2002157468A
JP2002157468A JP2000352695A JP2000352695A JP2002157468A JP 2002157468 A JP2002157468 A JP 2002157468A JP 2000352695 A JP2000352695 A JP 2000352695A JP 2000352695 A JP2000352695 A JP 2000352695A JP 2002157468 A JP2002157468 A JP 2002157468A
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JP2000352695A
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Keisuke Hara
圭祐 原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を購入するにあたって商品の試用をしよ
うとしても,所望する商品を試用することができる店舗
が周辺になかったり,限られた試用しかできない場合が
あった。 【解決手段】 本発明は,利用者の端末から通信網を通
じて取得した試用商品に対する指示内容に従って商品を
動作させ,その動作の様子や結果を利用者に配送し得る
ようにすることによって,利用者が柔軟に商品の試用や
評価を行うことのできる商品提供システムを提供するこ
とを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばインターネ
ットなどを通じて利用者が商品を遠隔操作して,商品の
現物を試用,評価することの可能な商品提供システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば家電製品や情報関連機器,AV機
器などの商品を購入しようとするとき,基本的な機能は
類似しているものの,一部の機能や細部の仕様が異なる
商品が複数あり,いずれの商品を購入するか迷うことが
ある。購入する前には重要に思われた機能や仕様も,購
入した後,その人が実際に使用してみると,その機能や
仕様はそれほど重要ではなく,購入する前にそれほど気
にしなかった基本的な機能や仕様に不満を感じるような
こともある。もちろん逆に,購入する前にはそれほど気
にしていなかった機能や仕様によって,十分な満足感が
得られる場合もある。パンフレットは,複数の商品につ
いて比較検討する場合に参考になるものの一つである。
広告にある外観写真や説明などからでは十分に得られな
かった機能や試用などに関する情報も確認できることが
多い。購入を検討している商品に詳しい知人や販売店の
店員の意見,雑誌の紹介記事なども参考になる。ただ
し,それらから事前に情報を得ていたとしても,実際の
商品をみたときの印象は人それぞれである。商品を購入
する前に,店舗に出向いて商品の現物を観察したり,試
用してみたりするのは,購入する者が自身の印象を判断
するのに良い参考になる。例えばプリンタであれば,既
に印刷されたサンプルを見るよりも,自分の目の前で動
作しているプリンタから出力された印刷物を見る方が,
たとえ印刷の結果が同じであっても,印象の強さは優る
ことが多い。その印刷物が購入を検討していた者の予想
通りの美しさを有していれば,購入する強い動機が与え
られることになる。その印刷物の出力が高速でなされた
様子をみれば,なおさらである。使用者の指示に従って
予め定められた処理を行う家電製品や情報関連機器,A
V機器などの商品では,商品の試用は特に重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,近年インタ
ーネットを利用した電子商取引が急速に普及している。
WWW上の仮想的な店舗では,多数の商品が扱われてお
り,その中には現実の店舗では稀にしか扱われていない
ようなもののある。その商品を取り扱っている現実の店
舗が周辺にない地域に居住している人にとっては非常に
有用である。さらに,現実の店舗で購入するよりも,最
新の商品を早期に入手できるような場合もある。しかし
ながら,WWW上の仮想的な店舗で商品を購入する場
合,さらにはその他の通信販売を利用する場合,基本的
に購入する前にその商品の試用を行うことができない。
価格などの面から,商品の購入自体は通信販売で行うも
のの,商品の試用は店舗で行うようなことも考えられる
が,そのようなことが実際にはできないことも多いし,
通信販売では店舗に出向く手間が省けるという利便性も
失われてしまう。また,店舗における試用が重要である
といっても,店舗における試用から得た印象と購入した
後の印象とが常に同じであるとは限らない。その一因
は,店舗における試用状況と,購入した後の使用状況と
が一致しないことである。店舗では気にならなかった動
作音が,家庭では目立ってしまい,その商品の使用を控
えるようになったり,店舗における試用時とは異なる画
像データをプリンタに印刷させてみると,色表現に違和
感を覚えたり,印刷速度が遅く感じられることもある。
さらに,どの商品どこの店舗でも試用ができる訳ではな
い。このような空間的な制限やその他の制限が少なく,
消費者が柔軟に試用,評価を行うことのできる環境を用
意することの必要性は高い。もちろん,そのような環境
を用意することは,商品の訴求力を高めることにもつな
がるから,消費者側にだけでなく,商品を提供する商品
提供者側にとっても重要である。本発明は,このような
従来の技術における課題を鑑みてなされたものであり,
利用者の端末から通信網を通じて取得した試用商品に対
する指示内容に従って商品を動作させ,その動作の様子
や結果を利用者に配送し得るようにすることによって,
利用者が柔軟に商品の試用や評価を行うことのできる商
品提供システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,本発明は,利用者の端末と,前記端末に通信網を
介して接続された商品遠隔試用装置とを具備してなる商
品提供システムであって,前記商品遠隔試用装置が,使
用者の指示に従って予め定められた処理を行う商品に指
示を与える指示手段と,前記指示手段が指示を与える商
品のうち利用者が試用する試用商品を指定する試用商品
指定情報を利用者の端末から通信網を通じて取得する試
用商品指定情報取得手段と,前記試用商品に対する利用
者の指示内容を利用者の端末から通信網を通じて取得す
る指示内容取得手段と,前記試用商品に対する利用者の
指示内容に従って前記指示手段を動作させる制御手段
と,利用者の指示内容に従って前記試用商品に前記処理
を行わせた様子及び結果の少なくともいずれかを含む試
用結果を配送する配送先を取得する配送先取得手段と,
を具備してなる商品提供システムとして構成されてい
る。本発明に係る商品提供システムでは,利用者によっ
て指定された利用者の試用する試用商品が通信網を通じ
て試用商品指定情報取得手段により取得される。また,
前記試用商品に対する利用者の指示内容は通信網を通じ
て指示内容取得手段により取得される。試用商品に対す
る利用者の指示内容に従って,商品に指示を与える指示
手段が制御手段により動作させられる。これにより,通
信網を介した商品の遠隔試用がなされる。また,配送先
取得手段により,利用者の指示内容に従って前記試用商
品に処理を行わせた様子及び結果の少なくともいずれか
を含む試用結果を配送する配送先が取得される。前記配
送先に配送された前記試用結果によって,利用者は,商
品の評価を行うことができる。このように,本発明に係
る商品提供システムでは,利用者から通信網を通じて取
得した試用商品に対する指示内容に従って商品を動作さ
せ,その動作の様子や結果を利用者に配送し得るように
することによって,利用者が柔軟に商品の試用や評価を
行う環境を提供することができる。
【0005】前記商品提供システムにおいて,前記指示
内容取得手段は,例えば利用者の指示内容が音声情報に
よって与えられている場合に,前記音声情報を認識して
利用者の指示内容を取得する構成を有することがある。
これにより,試用の際の操作性や簡便性を向上させるこ
とができ,その結果,前記商品提供システムを用いたサ
ービスの利用者の層を広げることができる。また,前記
商品提供システムにおいて,前記商品遠隔試用装置が,
同一種類の複数の商品について前記指示手段をそれぞれ
有することがある。同一種類の商品であっても,固体差
が存在することがあり,同一種類の複数の商品について
前記指示手段をそれぞれ有することによって,その固体
差についても利用者が評価し得る環境を提供することが
できる。また,前記商品提供システムでは,前記商品遠
隔試用装置が,前記指示手段及び前記制御手段を有した
複数の試用実行部と,複数の前記試用実行部と通信回線
を通じて接続された中継部とを備え,前記中継部は,前
記試用商品指定情報取得手段,前記指示内容取得手段,
及び前記配送先取得手段を備え,前記試用商品のある前
記試用実行部を選択し,選択した前記試用実行部に,前
記通信回線を通じて,前記試用商品指定情報,及び前記
試用商品に対する利用者の指示内容を送信する構成が採
用される場合がある。この場合,複数の試用実行部それ
ぞれに商品が用意される。試用商品を指定する試用商品
指定情報や,試用商品に対する利用者の指示内容などの
情報は,商品のある試用実行部が異なっていても,一括
して中継部で取得される。中継部で取得された前記試用
商品指定情報や前記試用商品に対する利用者の指示内容
は,中継部で選択された前記試用商品のある前記試用実
行部に送信される。前記試用実行部では,利用者の指示
内容に従って前記試用商品に前記指示手段により指示が
与えられることになる。このような構成を採用すること
により,前記中継部が,商品分類や,地域分類,混雑状
況に従って,利用者の試用申し込みを割り振ることがで
き,利用者の利便性を向上させることができる。
【0006】ところで,現実の店舗では,他の人が商品
を試用していたり,試用しようとしていることは見れば
わかる。特別の事情がない限り,前の人の試用が終わる
まで,順番を待つことになる。その人数を見れば,その
ときの待ち時間もおおよそ把握することができる。しか
しながら,通信網を通じて商品の遠隔試用を行う場合,
どの位の人が同じ商品を試用しようと待っているのか,
直観的に把握することができず,多くの人が同じ商品を
試用しようとして待っていても,特定の人が長時間試用
を続ける恐れもある。そこで,前記商品遠隔試用装置
が,利用者の試用申し込みを受け付けてから予め定めら
れた試用期間の間だけ利用者の前記試用商品に対する試
用を許可し,前記試用期間の終了日時の所定時間前に
は,利用者の端末に通信網を通じて前記試用期間の終了
通知を送信する場合がある。これにより,利用者の待ち
時間を減らし,より沢山の人が試用を行える環境を提供
することができる。さらに,この場合において,前記試
用商品指定情報取得手段が同一の商品を指定する前記試
用商品指定情報を複数の利用者の端末から取得した場合
に,各利用者に対して,利用者の試用申し込みを受け付
けた順に,当該商品に対する試用を許可し,前記試用期
間に基づいて,当該商品に対する試用を待っている待機
者それぞれの待ち時間を計算し,各待機者の端末に通信
網を通じて前記待ち時間を通知することがある。このと
き,商品の試用を待つことになった待機者が,待ち時間
を把握することが可能となり,待機者は,待っている
間,時間を無駄にするのを避けることができる。
【0007】また,現実の店舗では,その店舗を訪れる
人の数にも限界があるから,一つの商品を試用しようと
する人が著しく多数になることはほとんど考えられな
い。しかしながら,通信網を通じて商品の遠隔試用を行
う場合,極端に言えば,世界中から試用が申し込まれる
可能性もあり,一つの商品を試用しようとする人が著し
く多数になり,システムの能力を越えてしまう恐れがあ
る。そこで,前記試用商品指定情報取得手段が同一の商
品を指定する前記試用商品指定情報を複数の利用者の端
末から取得した場合に,各利用者に対して抽選を行い,
当選した利用者にのみ当該商品に対する試用を許可する
ようにしてもよい。これにより,特定の商品について試
用の申し込みが殺到しても,システムの能力の範囲で,
できるだけ多くの者が試用を行える環境を提供すること
ができる。また,前記商品提供システムにおいて,前記
商品遠隔試用装置に,利用者の個人情報,利用者の指定
した前記試用商品,利用者の前記試用商品に対する指示
内容,及び前記試用商品についての前記試用結果を関連
付けて記憶する利用者試用状況記憶手段を設けてもよ
い。この場合,利用者の個人情報,利用者の指定した前
記試用商品,利用者の前記試用商品に対する指示内容,
及び前記試用商品についての前記試用結果を関連付けて
記憶しておくことによって,例えばどのような年齢層の
者がどのような商品を選択したか,どのように商品を試
用したかを把握することができ,市場調査に有用なデー
タを確保することができる。また,前記商品提供システ
ムにおいて,前記商品遠隔試用装置に,前記処理の様子
を取得する様子取得手段を設ける場合がある。様子取得
手段により取得された処理の様子を,前記配送先に配送
することによって,利用者は,前記処理の様子から,試
用した商品の評価を行うことができる。さらに,この場
合において,前記指示内容に前記様子取得手段を制御す
る様子取得手段制御情報が付加されており,前記様子取
得手段は,前記指示内容取得手段により取得された前記
様子取得手段制御情報に従って前記処理の様子を取得す
ることがある。これにより,利用者は,どのように前記
処理の様子を取得するかについて指示を与えることが可
能となり,利用者が所望する情報をより確実に入手する
ことができる。また,前記商品提供システムでは,前記
試用結果に,前記処理の結果を分析した分析結果や,前
記処理の結果を解析して定めた前記試用商品の性能を表
すデータが含まれることがある。利用者は,前記処理の
結果について自身が評価を行うだけでなく,試用した商
品を評価するにあたって,より専門的な分析結果やデー
タを参考にすることができる。
【0008】また,前記商品提供システムにおいて,前
記商品遠隔試用装置に,前記試用結果を通信網を通じて
前記配送先に配送する配送手段を設けることがある。こ
れにより,利用者の端末が通信網に接続してさえいれ
ば,利用者は,前記試用結果を簡単に入手することがで
き,前記試用結果をより迅速に評価することができる。
また,前記商品提供システムでは,前記配送先に配送す
る前記試用結果に,利用者の試用申し込みが受け付けら
れる度に割り当てられる試用申し込み識別情報,又は前
記試用商品を識別する試用商品識別情報が付加されるこ
とがある。この場合,利用者は,前記試用商品について
問い合わせ等を行うときも,試用申し込み識別情報や試
用商品識別情報を用いれば,簡単に商品提供者に当該商
品を特定させることができる。さらに,この場合におい
て,利用者の端末から通信網を通じて商品の購入申し込
みを取得する購入申し込み取得手段を設け,前記購入申
し込み取得手段に,前記購入申し込みに前記試用申し込
み識別情報,又は前記試用商品識別情報が含まれている
場合,前記試用申し込み識別情報,又は前記試用商品識
別情報に基づいて識別した前記試用商品を,前記購入申
し込みの対象となる商品として決定させてもよい。これ
により,同じ種類の商品のいずれかではなく,その商品
のうち利用者が試用して気に入った現物を利用者は簡単
に購入することができる。さらに,この場合において,
商品購入者の個人情報,及び商品購入者の購入した前記
試用商品を関連付けて記憶する購入者情報記憶手段を設
けてもよい。商品購入者の個人情報,及び商品購入者の
購入した前記試用商品を関連付けて記憶しておくことに
よって,商品提供者は,利用者に前記試用商品に関連す
る様々な情報を提供することができる。さらに,商品購
入者から通信網を通じて送信された前記試用商品識別情
報と前記試用商品の使用状況とに基づいて,前記試用商
品の監視及び前記試用商品に対するアドバイスの生成を
行う場合もある。これにより,利用者が商品を購入した
後も,商品のメンテナンスを迅速且つ的確に行うことが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
なお,以下の実施の形態は,本発明の具体的な例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。本発明に係る商品提供システムは,例えばインター
ネットなどを通じて利用者がプリンタを遠隔試用するこ
との可能な商品提供システムとして具体化される。本発
明の実施の形態に係る商品提供システムの概略構成を図
1に示す。図1に示す如く,本発明の実施の形態に係る
商品提供システムでは,利用者の端末1と,利用者がプ
リンタ(商品の具体例)2を試用するための商品遠隔試
用装置3とが,インターネット4や公衆電話回線網(通
信網の具体例)などを介して接続されている。前記端末
1は,例えばパーソナルコンピュータによって具体化さ
れ,そのパーソナルコンピュータ上ではウェブクライア
ントやメーラー,ftpクライアントなどが動作する。
また,前記端末1にはマイク1aが接続されており,そ
のマイク1aには利用者の声や,利用者周辺の音が入力
される。前記端末1を操作する利用者が試用することの
できるプリンタ2a,2b,…は,前記商品遠隔試用装
置3側に複数設置されている。複数のプリンタ2a,2
b,…には,例えば価格帯や基本的な機能は類似してい
るけれども種類の異なる複数のプリンタが含まれる。ま
た,同じ種類ではあるけれどもロット番号や製造番号の
異なるプリンタが複数含まれることがある。これらのプ
リンタ2には,そのプリンタの固体差についての情報も
利用者に与えるために,実際に販売される商品の現物そ
のものを用いるのがよい。また,プリンタ2には,複数
の用紙カセットが本来装着されているものと,いないも
のとがあるが,プリンタ2に複数の用紙カセットが本来
装着される場合,各カセットには,予め互いに質やサイ
ズの異なる用紙がセットされる。また,プリンタ2に複
数の用紙カセットが本来装着されない場合であって,利
用者からの用紙の指定を受け付ける場合には,プリンタ
2の構成を変更しない範囲で,複数の用紙カセットの中
からいずれかのカセットに格納された用紙をプリンタ2
に供給するフィーダを別個取り付けておく。各プリンタ
2a,2b,…は,それぞれパーソナルコンピュータ5
(5a,5b,…)に接続されている。例えばキーボー
ドやマウス,CRTなどの一般的な入出力装置は,パー
ソナルコンピュータ5には接続されておらず,パーソナ
ルコンピュータ5への入力信号は,前記商品遠隔試用装
置3から供給され,パーソナルコンピュータ5からの出
力信号は,前記商品遠隔試用装置3に供給される。ま
た,パーソナルコンピュータ5の通信デバイスも,前記
商品遠隔試用装置3に接続されている。
【0010】前記商品遠隔試用装置3は,試用プリンタ
指定情報取得手段(試用商品指定情報取得手段)30
1,指示内容取得手段302,制御手段303,指示手
段304,様子取得手段305,配送先取得手段30
6,配送手段307などを備える。このうち,前記試用
プリンタ指定情報取得手段301,前記指示内容取得手
段302,前記配送先取得手段306,前記配送手段3
07はウェブサーバやftpサーバなどが稼働するコン
ピュータによって例えば具体化される。前記試用プリン
タ指定情報取得手段301は,前記商品遠隔試用装置3
側に設置された全プリンタ2のうち利用者が試用する試
用プリンタ(試用商品)2を指定する試用プリンタ指定
情報(試用商品指定情報)を利用者の端末1からインタ
ーネット4などを通じて取得するものである。具体的に
は,前記端末1上のウェブクライアントからの要求によ
って,前記試用プリンタ指定情報取得手段301を具体
化するコンピュータ上のウェブサーバが,プリンタ2の
選択リストや選択決定ボタンの設けられたウェブページ
を送信する。利用者の(前記端末1のキーボードやマウ
スなどを用いた)操作によって仮想的に選択リストから
プリンタ2が選択され,選択決定ボタンが押されると,
その選択されたプリンタ2を指定する試用プリンタ指定
情報を含む要求が前記端末1上のウェブクライアントか
ら前記ウェブサーバに送信され,前記ウェブサーバは,
この要求をインターネット4などを通じて受信し,前記
試用プリンタ指定情報を取得し,前記制御手段303に
供給する。
【0011】前記指示内容取得手段302は,前記試用
商品に対する利用者の指示内容を利用者の端末1からイ
ンターネット4などを通じて取得するものである。前記
指示内容には,プリンタ2の操作内容,操作順序,プリ
ンタ2が印刷する画像データの指定,プリンタ2が画像
データを印刷する用紙(の質やサイズ,向き)の指定,
プリンタ2の印刷設定(モノクロモードやカラーモード
などのモード設定,色バランス,γ値,解像度,印刷速
度などが含まれる),パーソナルコンピュータ5の操作
内容,操作順序,パーソナルコンピュータ5の処理速度
などの動作設定などが含まれる。パーソナルコンピュー
タ5に対する操作内容や操作順序などの指示内容がプリ
ンタ2に対する利用者の指示内容に含まれるのは,パー
ソナルコンピュータ5によってプリンタ2が制御され,
パーソナルコンピュータ5の能力が印刷速度等のプリン
タ2の動作に影響を与える場合があるためである。パー
ソナルコンピュータ5の処理速度などの動作設定は,利
用者がプリンタ2を購入したときそのプリンタ2を接続
するパーソナルコンピュータの性能をエミュレートする
ために与えられる。パーソナルコンピュータ5では,そ
のためのソフトウェアやハードウェアが動作している。
また,プリンタ2に対する指示内容ではないが,この実
施の形態では,利用者がプリンタ2を購入して使用する
ときの環境をエミュレートするという意味で,例えば前
記端末1に接続されたマイク1aによって取り込まれた
利用者の周辺の音も,前記プリンタ2に対する指示内容
に含めておく。これらのプリンタ2に対する指示内容
は,一括して,或いは分割して,或いは逐次,前記指示
内容取得手段302により,利用者の端末1からインタ
ーネット4などを通じて取得される。例えば前記端末1
上のウェブクライアントからの要求に従って,前記指示
内容取得手段302を具体化するコンピュータ上のウェ
ブサーバが,プリンタ2の操作内容を選択する複数の選
択リストや選択決定ポタンの設けられたウェブページを
送信する。利用者の操作によって仮想的に各選択リスト
について操作内容が選択され,選択決定ボタンが押され
ると,選択された複数の操作内容が予め定められた順に
配列された情報を含む要求が前記端末1上のウェブクラ
イアントから前記ウェブサーバに送信され,前記ウェブ
サーバは,この要求をインターネット4などを通じて受
信し,プリンタ2に対する操作内容と操作順序を取得
し,前記制御手段303に供給する。プリンタ2が画像
データを印刷する用紙の設定,プリンタ2の印刷設定,
パーソナルコンピュータ5の操作内容,操作順序,動作
設定なども同様に,前記ウェブサーバにより取得され
る。また,プリンタ2に印刷させる画像データは,例え
ば前記端末1上のftpクライアントから前記指示内容
取得手段302を具体化するコンピュータ上のftpサ
ーバに送信され,前記商品遠隔試用装置3側に格納され
る。
【0012】前記制御手段303は,前記試用プリンタ
指定情報取得手段301から供給された試用プリンタ指
定情報によって指定される試用プリンタ2について設け
られた前記指示手段304を,前記指示内容取得手段3
02から供給された前記試用プリンタ2に対する指示内
容に従って制御する処理を行うものである。前記制御手
段303は,上述の処理に対応したプログラムにより制
御されたマイクロプロセッサなどの演算手段によって実
現される。なお,前記制御手段303は,試用プリンタ
2に対する指示とは関係のない,パーソナルコンピュー
タ5の操作内容が含まれていても,それを前記指示手段
304に伝える必要はない。前記指示手段304は,プ
リンタ2に対して指示を与えるものであり,複数のプリ
ンタ2それぞれについて設けられている。前記指示手段
304は,アーム6を備え,パーソナルコンピュータ
5,スピーカ7などが接続されている。前記アーム6自
体やその駆動機構の他は,前記指示手段304は,基本
的にプログラムによりマイクロプロセッサ等の演算手段
を制御することにより実現される。前記アーム6は,例
えば試用プリンタ2の筐体に設けられたスイッチ類を機
械的に操作するためのものである。前記指示手段304
は,前記制御手段303から供給されたプリンタ2の操
作内容,操作順序に従って,前記アーム6を駆動するモ
ータを制御し,前記スイッチ類を機械的に操作し,試用
プリンタ2の電源を投入・切断したり,クリーニング,
その他の処理を行わせたりする。前記スピーカ7は,利
用者の周辺の音を試用プリンタ2の周辺で出力するため
のものである。前記指示手段304は,前記制御手段3
03から供給された前記マイク1aにより取り込まれた
音を再生し,前記スピーカ7に出力させる。前記指示手
段304から前記パーソナルコンピュータ5には,前記
アーム6及び前記スピーカ7に与える前記指示内容(プ
リンタの操作内容,操作順序,利用者の周辺の音)以外
の,前記指示内容(例えば画像データ,プリンタ2の印
刷設定,用紙の指定,パーソナルコンピュータの操作内
容,操作順序など)に対応する情報が与えられる。前記
指示手段304は,前記制御手段303から供給された
前記パーソナルコンピュータ5の動作設定に従って,前
記パーソナルコンピュータ5の動作設定を行う。例えば
利用者が試用プリンタ2を実際に使用するときのパーソ
ナルコンピュータの処理速度が前記パーソナルコンピュ
ータ5よりも遅いときには,当該パーソナルコンピュー
タの処理速度と同等の処理速度を前記パーソナルコンピ
ュータ5が実現するよう,前記指示手段304は,前記
パーソナルコンピュータ5に,CPUの動作クロック数
を低く設定させたり,ソフトウェア的に処理速度を調整
させたりする。そして,前記指示手段304は,前記パ
ーソナルコンピュータ5の操作内容,操作内容に基づい
て,マウスやキーボードを用いて実際にパーソナルコン
ピュータ5を操作するときの信号を生成し,これを前記
パーソナルコンピュータ5に入力信号として供給する。
これにより,例えば前記パーソナルコンピュータ5にイ
ンストールされた画像編集ソフトが起動され,その画像
編集ソフトに前記画像データが読み込まれ,前記画像デ
ータを印刷するためのダイアログにおいて,試用プリン
タ2が選択され,試用プリンタ2の印刷設定や用紙の指
定が行われ,試用プリンタ2により前記画像データが印
刷される。
【0013】前記様子取得手段305は,前記指示手段
304の指示によって動作している試用プリンタ2の動
作の様子(処理の様子)を取得するためのものである。
前記様子取得手段305は,ビデオカメラ8,マイク9
を備え,パーソナルコンピュータ5が接続されている。
前記ビデオカメラ8,マイク9の他は,基本的に前記様
子取得手段305は,プログラムによりマイクロプロセ
ッサ等の演算手段を制御することにより実現される。前
記パーソナルコンピュータ5から前記様子取得手段30
5には,前記パーソナルコンピュータ5の表示出力信号
が供給され,前記様子取得手段305は,これを取得す
る。また,前記ビデオカメラ8の撮像方向は,おおよそ
試用プリンタ2周辺に向けられており,必要に応じてズ
ーム撮影も行う。図の例では,試用プリンタ2の周りに
二つのビデオカメラ8が設けられているが,その数はこ
の例に限られるものではない。前記指示内容には,前記
様子取得手段305を制御する,例えば前記ビデオカメ
ラ8の撮像方向や,撮像倍率,2つのうち使用するカメ
ラの指定などを含む様子取得手段制御情報が付加される
場合があり,その場合には,前記様子取得手段305
は,前記指示内容取得手段302により取得された前記
様子取得手段制御情報に基づいて前記ビデオカメラ8を
制御し,前記ビデオカメラ8により撮像した動画像を取
得する。前記様子取得手段305が前記ビデオカメラ8
を用いて取得した,試用プリンタ2周辺の動画像には,
試用プリンタ2の動作中の動画像が含まれる。また,前
記マイク9の集音方向も,おおよそ試用プリンタ2周辺
に向けられる。これも複数設けてもよい。前記様子取得
手段305は,前記マイク9により取り込んだ音響信号
を取得する。前記様子取得手段制御情報として,前記マ
イク9の集音方向などを指定する情報が前記指示内容取
得手段302により取得された場合には,前記様子取得
手段305は,それに基づいて前記マイク9も制御す
る。前記様子取得手段305が前記マイク9を用いて取
得した,試用プリンタ2周辺の音には,試用プリンタ2
の動作音や,前記スピーカ7から出力された音などが含
まれる。前記配送先取得手段306は,前記様子取得手
段305により取得された試用プリンタ2の動作の様子
(試用結果の具体例)を配送する配送先を取得するもの
である。具体的には,前記端末1上のウェブクライアン
トからの要求によって,前記配送先取得手段306を具
体化するコンピュータ上のウェブサーバが,例えば電子
メールアドレスを入力する入力欄と入力内容の確定ボタ
ンの設けられたウェブページを送信する。利用者の操作
によって入力欄に利用者の電子メールアドレスが入力さ
れ,仮想的に確定ボタンが押されると,入力された電子
メールアドレスを含む要求が前記端末1上のウェブクラ
イアントから前記ウェブサーバに送信され,前記ウェブ
サーバは,この要求をインターネット4などを通じて受
信し,前記配送先を取得し,試用の申し込みを識別する
試用申し込み識別情報と関連付けて所定のデータベース
308に記憶する。なお,他のデータベースに既に配送
先が登録されている場合には,前記配送先取得手段30
6は,そこから当該配送先を取得して,前記所定のデー
タベースに前記試用申し込み識別情報と関連付けて記憶
する。
【0014】前記配送手段307は,前記配送先取得手
段306により取得され前記データベース308に記憶
された前記配送先にインターネット4などを通じて前記
様子取得手段305により取得された前記動作の様子を
配送するものである。例えば前記配送先に利用者の電子
メールアドレスが指定されていれば,前記配送手段30
7を具体化するコンピュータ上にメーラーが起動して,
当該電子メールアドレスを宛て先に指定する電子メール
を新規作成し,その電子メールに前記動作の様子を格納
したファイルを添付し,その電子メールを前記商品遠隔
試用装置3側のメールサーバからインターネット4など
を通じて利用者がアカウントを有するメールサーバに送
信する。この電子メールを,利用者が前記端末1上で動
作したメールクライアントにより受信することによっ
て,利用者が入手できる情報は,ここでは,試用プリン
タ2の前記動作の様子である。前記動作の様子に含まれ
る前記パーソナルコンピュータ5の表示出力信号から,
利用者は,プリンタドライバにおける印刷設定のインタ
ーフェースなどを確認することができる。また,前記動
作の様子に含まれる試用プリンタ2の動作中の動画像,
音響信号から,利用者は,試用プリンタ2の印刷速度や
印刷時の動作音などを把握することができる。印刷時の
動作音には,利用者の周辺の音が含まれており,それと
比較することによって,実際に購入したときにどの程度
動作音が目立つか否かを判断することもできる。さら
に,試用プリンタ2の画像から,試用プリンタ2の大き
さや試用プリンタ2とパーソナルコンピュータ5との接
続方法なども利用者は確認することができる。なお,上
述の例では,試用プリンタ2の動作の様子を前記配送先
に配送したが,試用プリンタ2が印刷した印刷物(処理
の結果の具体例)だけ,又は試用プリンタ2が印刷した
印刷物と試用プリンタ2の動作の様子の両方を前記配送
先に配送するようにしてもよい。試用プリンタ2が印刷
した印刷物を前記配送先に配送する場合には,前記印刷
物をスキャナなどで電子化して前記配送手段307によ
りインターネット4などを通じて配送するようにしても
よいし,郵送などにより前記印刷物そのものを配送する
ようにしてもよい。前記印刷物の電子化データや前記印
刷物そのものによって,利用者は,試用プリンタ2の描
画性能を把握することができる。このように,本発明の
実施の形態に係る商品提供システムでは,利用者は,空
間的な制限やその他の制限が比較的少ない状況で,利用
者の環境に合わせて柔軟にプリンタの試用を行い,プリ
ンタの評価を行うことができる。価格帯や基本的な機能
が類似しているプリンタが複数あっても,それぞれを遠
隔試用し,比較検討することにより,利用者は自身が求
める適当なプリンタを比較的確実に判断することができ
る。このことは,販売製造側からみれば,商品の訴求力
を高めることにもなる。
【0015】なお,前記実施の形態では,プリンタの遠
隔試用を行う場合を説明したが,本発明が対象とする商
品は,これに限られるものではなく,商品の使用者の指
示に従って予め定められた処理を行う,例えば携帯情報
端末,ゲーム機器,ゲームソフト,ビジネスソフト,M
Dプレーヤー,そのほかの家電製品,情報関連機器,A
V機器などの商品に本発明を適用することは可能であ
る。また,前記実施の形態では,利用者が前記端末1の
キーボードやマウスなどを操作することによって,前記
指示内容を与えていたが,これに限られるものではな
く,利用者は前記指示内容を音声情報によって与えても
よい。この場合,前記端末1のマイク1aなどを用いて
入力された利用者の音声情報は,インターネット4など
を通じて前記指示内容取得手段302に供給される。前
記指示内容取得手段302には,HMM法などを用いた
公知の音声認識システムを備えておき,その音声認識シ
ステムにより利用者の音声情報をコード化した前記指示
内容を取得する。これにより,利用者が試用する際の操
作性や簡便性を向上させることができる。その結果,前
記商品提供システムを利用する利用者の層を広げること
ができる。ところで,現実の店舗では,他の人が商品を
試用していたり,試用しようとしていることは見ればわ
かる。特別の事情がない限り,前の人の試用が終わるま
で,順番を待つことになる。その人数を見れば,そのと
きの待ち時間も把握することができる。しかしながら,
商品の試用の終了を他の人が待っていたとしても,上述
のようにインターネット4などを通じて商品の遠隔試用
を行う場合,待ってる人がいることを商品の試用を行っ
ている人が意識し難い面がある。そこで,利用者の使用
申し込みを受け付けてから予め定められた試用期間の間
だけ利用者の試用商品に対する試用を許可し,前記試用
期間の終了日時の所定時間前には,利用者の端末に通信
網を通じて前記試用期間の終了通知を送信するようにし
てもよい。例えば前記指示内容取得手段302により,
ある商品に対する利用者の最初の指示内容が取得されて
から,前記制御手段303が計時を開始し,前記試用期
間の終了日時の所定時間前になると,前記制御手段30
3が前記配送手段307に,前記試用期間の終了を通知
する電子メールをインターネット4などを通じて利用者
の端末1に送信させ,前記制御手段303が前記試用期
間が終了したことを判別すると,前記指示手段304に
よる試用商品の試用を停止させ,利用者の端末1とのコ
ネクションを切断させる。これにより,利用者の待ち時
間を減らし,より沢山の人が試用を行える環境を提供す
ることができる。さらに,この場合において,前記試用
プリンタ指定情報取得手段(試用商品指定情報取得手
段)301が同一のプリンタ(商品)を指定する前記試
用プリンタ指定情報(試用商品指定情報)を複数の利用
者の端末1から取得した場合に,例えば前記制御手段3
03が,各利用者に対して,利用者の試用申し込みを受
け付けた順に,当該商品に対する試用を許可し,前記試
用期間に基づいて,当該商品に対する試用を待っている
待機者それぞれの待ち時間を計算し,各待機者の端末に
通信網を通じて前記待ち時間を通知するようにしてもよ
い。このとき,商品の試用を待つことになった待機者
が,待ち時間を把握することが可能となり,待機者は,
待っている間,時間を無駄にするのを避けることができ
る。
【0016】また,現実の店舗では,その店舗を訪れる
人の数にも限界があるから,一つの商品を試用しようと
する人が著しく多数になることはほとんど考えられない
が,上述のようにインターネット4などを通じて商品の
遠隔試用を行う場合,極端に言えば,世界中から試用が
申し込まれる可能性もあり,一つの商品を試用しようと
する人が著しく多数になる恐れもある。そこで,前記試
用プリンタ指定情報取得手段301が同一のプリンタ2
を指定する前記試用プリンタ指定情報を複数の利用者の
端末1から取得した場合に,例えば前記制御手段303
が,各利用者に対して抽選を行い,その抽選の当選者に
電子メールなどで通知した暗証番号などが前記指示内容
に付加されている場合にのみ,前記指示手段304によ
る当該プリンタ2の試用を許可するようにしてもよい。
このように,抽選に当選した利用者にのみ試用を許可す
ることにより,特定の商品について試用の申し込みが殺
到しても,システムの性能の範囲で,できるだけ多くの
者が試用を行える環境を提供することができる。また,
本発明に係る商品提供システムでは,例えば図2に示す
如く,前記商品遠隔試用装置3を,前記制御手段303
及び前記指示手段304を有した複数の試用実行部31
と,前記試用プリンタ指定情報取得手段(試用商品取得
手段)301,前記指示内容取得手段302,及び前記
配送先取得手段307を有した中継部32とにより構成
し,前記中継部32と前記複数の試用実行部31とを,
インターネット4や公衆電話回線網,専用線などの通信
回線により接続するようにしてもよい。この場合,前記
中継部32は,利用者が指定した試用プリンタ(試用商
品)2のある前記試用実行部31を選択し,選択した前
記試用実行部31に,前記通信回線を通じて,前記中継
部32により取得された前記試用プリンタ指定情報(前
記試用商品指定情報),前記試用プリンタに対する利用
者の指示内容,及び前記配送先を送信する。利用者から
の情報の取得は,一括して前記中継部32が行うのであ
る。従って,前記中継部32において,前記試用実行部
31の稼働率や,商品分類,地域分類などを管理してお
けば,それに従って,利用者の試用申し込みをいずれか
の前記試用実行部31に割り振ることができ,利用者の
利便性とシステムの効率を向上させることができる。
【0017】また,前記実施の形態では,前記データベ
ース308に,試用申し込み識別情報と配送先とを関連
付けて記憶していることを説明したが,前記データベー
ス308には,この他,例えば利用者の氏名,住所,年
齢,性別などの個人情報,その利用者が指定した試用商
品を識別する情報,前記試用商品についての試用結果が
関連付けられて記憶されることがある。その場合の前記
データベース308が本発明における利用者試用状況記
憶手段に対応する。このように,利用者の個人情報,利
用者の指定した試用商品,利用者の試用商品に対する指
示内容,前記試用商品に対する試用結果を記憶しておく
ことによって,例えばどのような年齢層の者がどのよう
な商品を選択したか,どのようにその商品を試用したか
を商品提供者が把握することができ,市場調査に有用な
データを確保することができる。また,前記試用結果と
して前記処理の様子や処理の結果を配送するだけでな
く,前記処理の結果を分析した分析結果や,前記処理の
結果を解析して定めた前記試用商品の性能を表すデータ
も配送するようにしてもよい。この場合,利用者は,前
記処理の結果について自身が評価を行うだけでなく,試
用した商品を評価するにあたって,より専門的な分析結
果やデータを参考にすることができる。さらに,前記配
送先に配送する前記試用結果に,前記試用申し込み識別
情報,又は前記試用商品を識別する試用商品識別情報が
付加されることもある。前記試用申し込み識別情報は,
利用者の試用申し込みが受け付けられる度に割り当てら
れる識別情報であり,例えば前記試用商品識別情報はこ
れに関連付けられて前記データベース308に記憶され
る。前記試用商品識別情報の具体例は,例えば商品の製
造番号,商品の機種番号などである。また,試用商品を
管理するための管理番号が用いられることもある。前記
配送手段307は,例えば前記試用結果を配送する電子
メールに前記試用申し込み識別情報や前記試用商品識別
情報を付加する。この場合,利用者は,前記試用商品に
ついて問い合わせ等を商品提供者に行うときに,試用申
し込み識別情報や試用商品識別情報を用いることによっ
て,簡単に商品提供者に当該商品を特定させることがで
きる。
【0018】さらに,前記試用結果に付加された前記試
用申し込み識別情報や前記試用商品識別情報は,利用者
が試用した商品を購入する際にも利用することができ
る。その場合,利用者の端末1からインターネット4な
どを通じて商品の購入申し込みを取得する購入申し込み
取得手段309を,例えば図3に示す如く,商品遠隔試
用装置3に設ける。前記購入申し込み取得手段309
も,例えばウェブサーバなどが稼働するコンピュータに
よって具体化される。具体的には,前記端末1上のウェ
ブクライアントからの要求によって,前記購入申し込み
取得手段309を具体化するコンピュータ上のウェブサ
ーバが,商品購入者の個人情報(これを既に前記データ
ベース308に登録している場合には,そのときに与え
られた利用者の識別情報(ユーザID)とパスワードな
どに代えてもよい),前記試用申し込み識別情報や前記
試用商品識別情報などの購入商品を識別するための情
報,さらには支払い方法などを指定する入力欄と購入申
し込みを確定する確定ボタンの設けられた一つ又は複数
のウェブページを送信する。利用者の操作によって仮想
的に各入力欄に入力事項が入力され,確定ボタンが押さ
れると,前記入力事項を含む要求が前記端末1上のウェ
ブクライアントから前記ウェブサーバに送信され,前記
ウェブサーバは,この要求をインターネット4などを通
じて受信する。これにより,前記購入申し込み取得手段
309は,利用者の端末1からインターネット4などを
通じて商品の購入申し込みを取得する。そして,前記購
入申し込み取得手段309は,前記購入申し込み(の前
記入力事項)に前記試用申し込み識別情報,又は前記試
用商品識別情報が含まれている場合,前記試用申し込み
識別情報,又は前記試用商品識別情報に基づいて識別し
た前記試用商品を,前記購入申し込みの対象となる商品
として決定する。例えば前記データベース308から,
前記試用申し込み識別情報に関連付けられた試用商品を
前記購入申し込み取得手段309が取得し,これを前記
購入申し込みの対象となる商品として決定するのであ
る。従って,利用者は,単に特定の種類の商品を購入す
るというだけでなく,実際に利用者が試用して気に入っ
た現物を,予め利用者に配送された前記試用申し込み識
別情報や前記試用商品識別情報を用いて簡単に購入する
ことができる。
【0019】さらに,この場合において,前記購入申し
込み取得手段309が取得した前記入力事項を,前記購
入申し込み取得手段309に接続されたデータベース3
10に記憶しておいてもよい。このデータベース310
が,本発明に係る購入者情報記憶手段に対応し,前記デ
ータベース310に,商品購入者の個人情報,及び商品
購入者の購入した前記試用商品が関連付けられて記憶さ
れる。前記入力事項として,利用者の個人情報ではな
く,利用者を認証するユーザIDとパスワードが含まれ
ていた場合には,その利用者の個人情報は,例えば前記
データベース308から前記データベース309に複写
するようにする。なお,前記データベース308に,利
用者が商品を購入したこと,購入した商品を指定する情
報を記憶させることによって,前記購入者情報記憶手段
を構成するようにしてもよい。商品購入者の個人情報,
及び商品購入者の購入した前記試用商品を関連付けて記
憶しておくことによって,商品提供者は,利用者に前記
試用商品に関連する様々な情報を提供することができ
る。さらに,利用者が購入した後の商品についても商品
を管理するようにして商品を提供するサービスをより充
実させることもできる。その場合,商品購入者(利用
者)の端末1からインターネット4などを通じて送信さ
れた前記試用商品識別情報(購入する商品を識別する情
報となる)と前記試用商品(購入した商品)の使用状況
とに基づいて,前記試用商品の監視及び前記試用商品に
対するアドバイスの生成の少なくともいずれかを行う場
合もある。公知の手法により,購入した後の商品の使用
状況を監視し,故障やトラブルが生じると,それに対す
るアドバイスの生成するのである。これにより,利用者
が商品を購入した後も,商品のメンテナンスを迅速且つ
的確に行うことが可能となる。また,前記実施の形態で
は,ftpを用いて一旦利用者の端末1から前記商品遠
隔試用装置3に印刷する画像データを送信した後,前記
指示手段304の指示に従った前記パーソナルコンピュ
ータ5により前記プリンタ2に印刷を行わせたが,商品
がプリンタの場合,前記パーソナルコンピュータ5の代
わりに,例えばIPPに対応したプリントサーバを試用
対象となるプリンタに接続することにより,利用者が所
望する画像データを,インターネット4などを介して接
続された試用対象となるプリンタに印刷させ,その印刷
物を配送することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り,本発明に係る商品提
供システムでは,利用者から通信網を通じて取得した試
用商品に対する指示内容に従って商品を動作させ,その
動作の様子や結果を利用者に配送し得るようにすること
によって,利用者が柔軟に商品の試用や評価を行う環境
を提供することができる。また,前記商品提供システム
において,前記指示内容取得手段は,例えば利用者の指
示内容が音声情報によって与えられている場合に,前記
音声情報を認識して利用者の指示内容を取得すれば,試
用の際の操作性や簡便性を向上させることができ,その
結果,前記商品提供システムを用いたサービスの利用者
の層を広げることができる。また,前記商品提供システ
ムにおいて,前記商品遠隔試用装置が,同一種類の複数
の商品について前記指示手段をそれぞれ設ければ,同一
種類の商品であっても,固体差が存在することがあり,
同一種類の複数の商品について前記指示手段をそれぞれ
有することによって,その固体差についても利用者が評
価し得る環境を提供することができる。また,前記商品
提供システムにおいて,前記商品遠隔試用装置が,前記
指示手段及び前記制御手段を有した複数の試用実行部
と,複数の前記試用実行部と通信回線を通じて接続され
た中継部とを備え,前記中継部は,前記試用商品指定情
報取得手段,前記指示内容取得手段,及び前記配送先取
得手段を備え,前記試用商品のある前記試用実行部を選
択し,選択した前記試用実行部に,前記通信回線を通じ
て,前記試用商品指定情報,及び前記試用商品に対する
利用者の指示内容を送信すれば,前記中継部が,商品分
類や,地域分類,混雑状況に従って,利用者の試用申し
込みを割り振ることができ,利用者の利便性を向上させ
ることができる。また,前記商品提供システムにおい
て,前記商品遠隔試用装置が,利用者の試用申し込みを
受け付けてから予め定められた試用期間の間だけ利用者
の前記試用商品に対する試用を許可し,前記試用期間の
終了日時の所定時間前には,利用者の端末に通信網を通
じて前記試用期間の終了通知を送信すれば,利用者の待
ち時間を減らし,より沢山の人が試用を行える環境を提
供することができる。さらに,この場合において,前記
試用商品指定情報取得手段が同一の商品を指定する前記
試用商品指定情報を複数の利用者の端末から取得した場
合に,各利用者に対して,利用者の試用申し込みを受け
付けた順に,当該商品に対する試用を許可し,前記試用
期間に基づいて,当該商品に対する試用を待っている待
機者それぞれの待ち時間を計算し,各待機者の端末に通
信網を通じて前記待ち時間を通知すれば,商品の試用を
待つことになった待機者が,待ち時間を把握することが
可能となり,待機者は,待っている間,時間を無駄にす
るのを避けることができる。
【0021】また,前記商品提供システムにおいて,前
記試用商品指定情報取得手段が同一の商品を指定する前
記試用商品指定情報を複数の利用者の端末から取得した
場合に,各利用者に対して抽選を行い,当選した利用者
にのみ当該商品に対する試用を許可すれば,特定の商品
について試用の申し込みが殺到しても,システムの能力
の範囲で,できるだけ多くの者が試用を行える環境を提
供することができる。また,前記商品提供システムにお
いて,前記商品遠隔試用装置に,利用者の個人情報,利
用者の指定した前記試用商品,利用者の前記試用商品に
対する指示内容,及び前記試用商品についての前記試用
結果を関連付けて記憶する利用者試用状況記憶手段を設
ければ,例えばどのような年齢層の者がどのような商品
を選択したか,どのように商品を試用したかなどを把握
することができ,市場調査に有用なデータを確保するこ
とができる。また,前記商品提供システムにおいて,前
記商品遠隔試用装置に,前記処理の様子を取得する様子
取得手段を設ければ,様子取得手段により取得された処
理の様子を,前記配送先に配送することによって,利用
者は,前記処理の様子から,試用した商品の評価を行う
ことができる。さらに,この場合において,前記指示内
容に前記様子取得手段を制御する様子取得手段制御情報
が付加しておき,前記様子取得手段が,前記指示内容取
得手段により取得された前記様子取得手段制御情報に従
って前記処理の様子を取得すれば,利用者は,どのよう
に前記処理の様子を取得するかについて指示を与えるこ
とが可能となり,利用者が所望する情報をより確実に入
手することができる。また,前記商品提供システムにお
いて,前記試用結果に,前記処理の結果を分析した分析
結果や,前記処理の結果を解析して定めた前記試用商品
の性能を表すデータが含まれば,利用者は,前記処理の
結果について自身が評価を行うだけでなく,試用した商
品を評価するにあたって,より専門的な分析結果やデー
タを参考にすることができる。また,前記商品提供シス
テムにおいて,前記商品遠隔試用装置に,前記試用結果
を通信網を通じて前記配送先に配送する配送手段を設け
れば,利用者の端末が通信網に接続してさえいれば,利
用者は,前記試用結果を簡単に入手することができ,前
記試用結果をより迅速に評価することができる。
【0022】また,前記商品提供システムにおいて,前
記配送先に配送する前記試用結果に,利用者の試用申し
込みが受け付けられる度に割り当てられる試用申し込み
識別情報,又は前記試用商品を識別する試用商品識別情
報が付加しておけば,利用者は,前記試用商品について
問い合わせ等を行うときも,試用申し込み識別情報や試
用商品識別情報を用いれば,簡単に商品提供者に当該商
品を特定させることができる。さらに,この場合におい
て,利用者の端末から通信網を通じて商品の購入申し込
みを取得する購入申し込み取得手段を設け,前記購入申
し込み取得手段が,前記購入申し込みに前記試用申し込
み識別情報,又は前記試用商品識別情報が含まれている
場合に,前記試用申し込み識別情報,又は前記試用商品
識別情報に基づいて識別した前記試用商品を,前記購入
申し込みの対象となる商品として決定さすれば,同じ種
類の商品のいずれかではなく,その商品のうち利用者が
試用して気に入った現物を利用者は簡単に購入すること
ができる。さらに,この場合において,商品購入者の個
人情報,及び商品購入者の購入した前記試用商品を関連
付けて記憶する購入者情報記憶手段を設ければ,商品提
供者は,利用者に前記試用商品に関連する様々な情報を
提供することができる。さらに,商品購入者から通信網
を通じて送信された前記試用商品識別情報と前記試用商
品の使用状況とに基づいて,前記試用商品の監視及び前
記試用商品に対するアドバイスの生成を行えば,利用者
が商品を購入した後も,商品のメンテナンスを迅速且つ
的確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る商品提供システム
の概略構成を示す図。
【図2】 本発明の実施例に係る商品提供システムの概
略構成を示す図。
【図3】 本発明の他の実施例に係る商品提供システム
の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…端末 2…プリンタ 3…商品遠隔試用装置 4…インターネット 5…パーソナルコンピュータ 6…アーム 7…スピーカ 8…ビデオカメラ 9…マイク 301…試用商品指定情報取得手段 302…指示内容取得手段 303…制御手段 304…指示手段 305…様子取得手段 306…配送先取得手段 307…配送手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の端末と,前記端末に通信網を介
    して接続された商品遠隔試用装置とを具備してなる商品
    提供システムであって,前記商品遠隔試用装置が,使用
    者の指示に従って予め定められた処理を行う商品に指示
    を与える指示手段と,前記指示手段が指示を与える商品
    のうち利用者が試用する試用商品を指定する試用商品指
    定情報を利用者の端末から通信網を通じて取得する試用
    商品指定情報取得手段と,前記試用商品に対する利用者
    の指示内容を利用者の端末から通信網を通じて取得する
    指示内容取得手段と,前記試用商品に対する利用者の指
    示内容に従って前記指示手段を動作させる制御手段と,
    利用者の指示内容に従って前記試用商品に前記処理を行
    わせた様子及び結果の少なくともいずれかを含む試用結
    果を配送する配送先を取得する配送先取得手段と,を具
    備してなる商品提供システム。
  2. 【請求項2】 前記指示内容取得手段が,利用者の指示
    内容が音声情報によって与えられている場合に,前記音
    声情報を認識して利用者の指示内容を取得してなる請求
    項1記載の商品提供システム。
  3. 【請求項3】 前記商品遠隔試用装置が,同一種類の複
    数の商品について前記指示手段をそれぞれ有してなる請
    求項1記載の商品提供システム。
  4. 【請求項4】 前記商品遠隔試用装置が,前記指示手段
    及び前記制御手段を有した複数の試用実行部と,複数の
    前記試用実行部と通信回線を通じて接続された中継部と
    を備え,前記中継部は,前記試用商品指定情報取得手
    段,前記指示内容取得手段,及び前記配送先取得手段を
    備え,前記試用商品のある前記試用実行部を選択し,選
    択した前記試用実行部に,前記通信回線を通じて,前記
    試用商品指定情報,及び前記試用商品に対する利用者の
    指示内容を送信してなる請求項1記載の商品提供システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記商品遠隔試用装置が,利用者の試用
    申し込みを受け付けてから予め定められた試用期間の間
    だけ利用者の前記試用商品に対する試用を許可し,前記
    試用期間の終了日時の所定時間前には,利用者の端末に
    通信網を通じて前記試用期間の終了通知を送信する請求
    項1記載の商品提供システム。
  6. 【請求項6】 前記商品遠隔試用装置が,前記試用商品
    指定情報取得手段が同一の商品を指定する前記試用商品
    指定情報を複数の利用者の端末から取得した場合に,各
    利用者に対して,利用者の試用申し込みを受け付けた順
    に,当該商品に対する試用を許可し,前記試用期間に基
    づいて,当該商品に対する試用を待っている待機者それ
    ぞれの待ち時間を計算し,各待機者の端末に通信網を通
    じて前記待ち時間を通知してなる請求項5記載の商品提
    供システム。
  7. 【請求項7】 前記商品遠隔試用装置が,前記試用商品
    指定情報取得手段が同一の商品を指定する前記試用商品
    指定情報を複数の利用者の端末から取得した場合に,各
    利用者に対して抽選を行い,当選した利用者にのみ当該
    商品に対する試用を許可してなる請求項1記載の商品提
    供システム。
  8. 【請求項8】 前記商品遠隔試用装置が,利用者の個人
    情報,利用者の指定した前記試用商品,利用者の前記試
    用商品に対する指示内容,及び前記試用商品についての
    前記試用結果を関連付けて記憶する利用者試用状況記憶
    手段を具備してなる請求項1記載の商品提供システム。
  9. 【請求項9】 前記商品遠隔試用装置が,前記処理の様
    子を取得する様子取得手段を具備してなる請求項1記載
    の商品提供システム。
  10. 【請求項10】 前記指示内容に前記様子取得手段を制
    御する様子取得手段制御情報が付加されており,前記様
    子取得手段は,前記指示内容取得手段により取得された
    前記様子取得手段制御情報に従って前記処理の様子を取
    得してなる請求項9記載の商品提供システム。
  11. 【請求項11】 前記試用結果が,前記処理の結果を分
    析した分析結果を含む請求項1記載の商品提供システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記試用結果が,前記処理の結果を解
    析して定めた前記試用商品の性能を表すデータを含む請
    求項1記載の商品提供システム。
  13. 【請求項13】 前記商品遠隔試用装置が,前記試用結
    果を通信網を通じて前記配送先に配送する配送手段を具
    備してなる請求項1記載の商品提供システム。
  14. 【請求項14】 前記配送先に配送する前記試用結果
    に,利用者の試用申し込みが受け付けられる度に割り当
    てられる試用申し込み識別情報,又は前記試用商品を識
    別する試用商品識別情報が付加されてなる請求項1記載
    の商品提供システム。
  15. 【請求項15】 利用者の端末から通信網を通じて商品
    の購入申し込みを取得する購入申し込み取得手段を具備
    し,前記購入申し込み取得手段が,前記購入申し込みに
    前記試用申し込み識別情報,又は前記試用商品識別情報
    が含まれている場合に,前記試用申し込み識別情報,又
    は前記試用商品識別情報に基づいて識別した前記試用商
    品を,前記購入申し込みの対象となる商品として決定し
    てなる請求項14記載の商品提供システム。
  16. 【請求項16】 商品購入者の個人情報,及び商品購入
    者の購入した前記試用商品を関連付けて記憶する購入者
    情報記憶手段を具備してなる請求項15記載の商品提供
    システム。
  17. 【請求項17】 商品購入者から通信網を通じて送信さ
    れた前記試用商品識別情報と前記試用商品の使用状況と
    に基づいて,前記試用商品の監視及び前記試用商品に対
    するアドバイスの生成を行う請求項16記載の商品提供
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017042883A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 シャープ株式会社 ロボット、ロボット販売システム、ロボットの制御方法、およびプログラム。
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