JP2002157214A - Dma転送装置 - Google Patents
Dma転送装置Info
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- JP2002157214A JP2002157214A JP2000349884A JP2000349884A JP2002157214A JP 2002157214 A JP2002157214 A JP 2002157214A JP 2000349884 A JP2000349884 A JP 2000349884A JP 2000349884 A JP2000349884 A JP 2000349884A JP 2002157214 A JP2002157214 A JP 2002157214A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CPUに対して利便性の高いタイマ機能を提
供することができるDMA転送装置を提供すること。 【解決手段】 転送元アドレス指定手段と、転送先アド
レス指定手段と、転送数指定手段と、アドレス生成手段
と、メモリから読み込んだデータを一時保管するバッフ
ァ手段と、減算または加算を行う演算手段とを備え、前
記転送元アドレス指定手段で指定されたメモリアドレス
を基に前記アドレス生成手段によって生成したメモリの
アドレスから前記バッファ手段にデータを読み込み前記
演算手段によって演算を行い演算後データを前記転送先
アドレス指定手段で指定されたメモリアドレスを基に前
記アドレス生成手段により生成したメモリのアドレスへ
書き込むことを特徴とする。
供することができるDMA転送装置を提供すること。 【解決手段】 転送元アドレス指定手段と、転送先アド
レス指定手段と、転送数指定手段と、アドレス生成手段
と、メモリから読み込んだデータを一時保管するバッフ
ァ手段と、減算または加算を行う演算手段とを備え、前
記転送元アドレス指定手段で指定されたメモリアドレス
を基に前記アドレス生成手段によって生成したメモリの
アドレスから前記バッファ手段にデータを読み込み前記
演算手段によって演算を行い演算後データを前記転送先
アドレス指定手段で指定されたメモリアドレスを基に前
記アドレス生成手段により生成したメモリのアドレスへ
書き込むことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMA転送装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】CPUにおけるソフトウェア処理におい
ては多数の時間管理が必要となる。
ては多数の時間管理が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それら多数の
時間管理のためのタイマ機能を前記CPUによりソフト
ウェア的に実現しようとすると、前記CPUの負荷が増
大し、その他の処理に支障がでてしまうという問題点が
あった。
時間管理のためのタイマ機能を前記CPUによりソフト
ウェア的に実現しようとすると、前記CPUの負荷が増
大し、その他の処理に支障がでてしまうという問題点が
あった。
【0004】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、CPUに対して利便性の高いタイマ機能を提供す
ることができるDMA転送装置を提供することを目的と
する。
あり、CPUに対して利便性の高いタイマ機能を提供す
ることができるDMA転送装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のDMA
転送装置は、データ転送時にCPUの介在なくデータを
転送するDMA転送装置において、転送元アドレスを指
定する転送元アドレス指定手段と、転送先アドレスを指
定する転送先アドレス指定手段と、DMA転送数を指定
する転送数指定手段と、DMA転送アドレスを生成する
アドレス生成手段と、メモリから読み込んだデータを一
時保管するバッファ手段と、減算または加算を行う演算
手段とを備え、前記転送元アドレス指定手段で指定され
たメモリアドレスを基に前記アドレス生成手段によって
生成したメモリのアドレスから前記バッファ手段にデー
タを読み込み前記演算手段によって演算を行い演算後デ
ータを前記転送先アドレス指定手段で指定されたメモリ
アドレスを基に前記アドレス生成手段により生成したメ
モリのアドレスへ書き込むことを特徴とする。
転送装置は、データ転送時にCPUの介在なくデータを
転送するDMA転送装置において、転送元アドレスを指
定する転送元アドレス指定手段と、転送先アドレスを指
定する転送先アドレス指定手段と、DMA転送数を指定
する転送数指定手段と、DMA転送アドレスを生成する
アドレス生成手段と、メモリから読み込んだデータを一
時保管するバッファ手段と、減算または加算を行う演算
手段とを備え、前記転送元アドレス指定手段で指定され
たメモリアドレスを基に前記アドレス生成手段によって
生成したメモリのアドレスから前記バッファ手段にデー
タを読み込み前記演算手段によって演算を行い演算後デ
ータを前記転送先アドレス指定手段で指定されたメモリ
アドレスを基に前記アドレス生成手段により生成したメ
モリのアドレスへ書き込むことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のDMA転送装置は、請求
項1に記載のDMA転送装置において、前記バッファ手
段に転送元のメモリアドレスから読み込んだデータ値を
判定するデータ判定手段を更に備え、当該読み込んだデ
ータが0の時には、当該読み込んだデータと同じ値を転
送先のメモリアドレスに書き込むことを特徴とする。
項1に記載のDMA転送装置において、前記バッファ手
段に転送元のメモリアドレスから読み込んだデータ値を
判定するデータ判定手段を更に備え、当該読み込んだデ
ータが0の時には、当該読み込んだデータと同じ値を転
送先のメモリアドレスに書き込むことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載のDMA転送装置は、請求
項1に記載のDMA転送装置において、前記バッファ手
段に転送元のメモリアドレスから読み込んだデータ値を
判定するデータ判定手段を更に備え、当該読み込んだデ
ータの全ビットが1の場合は、読み込んだデータと同じ
値を転送先のメモリアドレスに書き込むことを特徴とす
る。
項1に記載のDMA転送装置において、前記バッファ手
段に転送元のメモリアドレスから読み込んだデータ値を
判定するデータ判定手段を更に備え、当該読み込んだデ
ータの全ビットが1の場合は、読み込んだデータと同じ
値を転送先のメモリアドレスに書き込むことを特徴とす
る。
【0008】請求項4に記載のDMA転送装置は、請求
項1、2または3のいずれかに記載のDMA転送装置に
おいて、前記CPUに対する割り込み発生手段を更に備
え、当該割り込み発生手段は、前記バッファ手段に転送
元のメモリアドレスから読み込んだデータが0であった
時、または、当該読み込んだデータの全ビットが1であ
った時は、前記転送数指定手段で指定されたDMA転送
数を転送終了後に割り込みを発生することを特徴とす
る。
項1、2または3のいずれかに記載のDMA転送装置に
おいて、前記CPUに対する割り込み発生手段を更に備
え、当該割り込み発生手段は、前記バッファ手段に転送
元のメモリアドレスから読み込んだデータが0であった
時、または、当該読み込んだデータの全ビットが1であ
った時は、前記転送数指定手段で指定されたDMA転送
数を転送終了後に割り込みを発生することを特徴とす
る。
【0009】請求項5に記載のDMA転送装置は、請求
項1、2、3または4のいずれかに記載のDMA転送装
置において、前記バッファ手段に転送元のメモリアドレ
スから読み込んだデータが0であった時、または、読み
込んだデータの全ビットが1であった時は、その転送元
または転送先アドレスを記憶するアドレス記憶手段を更
に備えたことを特徴とする。
項1、2、3または4のいずれかに記載のDMA転送装
置において、前記バッファ手段に転送元のメモリアドレ
スから読み込んだデータが0であった時、または、読み
込んだデータの全ビットが1であった時は、その転送元
または転送先アドレスを記憶するアドレス記憶手段を更
に備えたことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載のDMA転送装置は、請求
項1、2、3、4または5のいずれかに記載のDMA転
送装置において、前記演算手段における減算値または加
算値を指定する演算値指定手段を更に備えたことを特徴
とする。
項1、2、3、4または5のいずれかに記載のDMA転
送装置において、前記演算手段における減算値または加
算値を指定する演算値指定手段を更に備えたことを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1に、本発明の実施の形態に係るDMA
転送装置1とそれを使用してDMAメモリ転送を行うC
PUとを含むシステム構成について示す。
転送装置1とそれを使用してDMAメモリ転送を行うC
PUとを含むシステム構成について示す。
【0013】同図において、CPU2は、システム全体
を制御するマイクロコンピュータであり、図示しないプ
ログラムドROM及びワークRAMを含む。DMA(Di
rectMemory Access)転送装置1は、アドレス生成手段
11、レジスタ群12、バッファメモリ13、データ判
定部14、演算部15、及び、タイミング生成部16に
より構成され、CPU2からの指示に応じてシステムバ
ス4を介してCPU2の介在なしに、メモリ3に格納さ
れたデータの転送を行う。
を制御するマイクロコンピュータであり、図示しないプ
ログラムドROM及びワークRAMを含む。DMA(Di
rectMemory Access)転送装置1は、アドレス生成手段
11、レジスタ群12、バッファメモリ13、データ判
定部14、演算部15、及び、タイミング生成部16に
より構成され、CPU2からの指示に応じてシステムバ
ス4を介してCPU2の介在なしに、メモリ3に格納さ
れたデータの転送を行う。
【0014】DMA転送装置1において、アドレス生成
手段11は、レジスタ群12を参照しつつDMA転送の
転送元及び転送先のメモリアドレスを生成するものであ
る。
手段11は、レジスタ群12を参照しつつDMA転送の
転送元及び転送先のメモリアドレスを生成するものであ
る。
【0015】レジスタ群12は、転送元の開始メモリア
ドレスを設定する、転送元アドレス指定手段としての転
送元アドレス指定レジスタ12a、転送先の開始メモリ
アドレスを設定する、転送先アドレス指定手段としての
転送先アドレス指定レジスタ12b、転送数を設定す
る、転送数指定手段としての転送数指定レジスタ12
c、演算部15における加減算における演算値を設定す
る演算値指定レジスタ12d、及び、オーバーフローし
たカウンタのメモリアドレスを記憶するアドレス記録レ
ジスタ12eにより構成されている。
ドレスを設定する、転送元アドレス指定手段としての転
送元アドレス指定レジスタ12a、転送先の開始メモリ
アドレスを設定する、転送先アドレス指定手段としての
転送先アドレス指定レジスタ12b、転送数を設定す
る、転送数指定手段としての転送数指定レジスタ12
c、演算部15における加減算における演算値を設定す
る演算値指定レジスタ12d、及び、オーバーフローし
たカウンタのメモリアドレスを記憶するアドレス記録レ
ジスタ12eにより構成されている。
【0016】バッファ手段としてのバッファメモリも1
3は、メモリ3の転送元アドレスから読み込んだデータ
を一時記憶するためのものである。演算部15は、バッ
ファメモリ13に読み込んだデータに対して、加算また
は減算処理を行う。なお、その際の加算値または減算値
は、演算値指定レジスタ12dにより設定される。はデ
ータ判定部14は、バッファメモリ13に読み込んだデ
ータを判定する。具体的には、データ値が0であるか否
か、または、データの全ビットが1であるか否かを判定
する。すなわち、カウンタがオーバーフローしたか否か
を判定する。
3は、メモリ3の転送元アドレスから読み込んだデータ
を一時記憶するためのものである。演算部15は、バッ
ファメモリ13に読み込んだデータに対して、加算また
は減算処理を行う。なお、その際の加算値または減算値
は、演算値指定レジスタ12dにより設定される。はデ
ータ判定部14は、バッファメモリ13に読み込んだデ
ータを判定する。具体的には、データ値が0であるか否
か、または、データの全ビットが1であるか否かを判定
する。すなわち、カウンタがオーバーフローしたか否か
を判定する。
【0017】タイミング生成部16は、メモリ3へのス
トローブ信号の生成、内部タイミングの生成を行うため
のものである。
トローブ信号の生成、内部タイミングの生成を行うため
のものである。
【0018】以上の構成のDMA転送装置1は、CPU
2から指示された転送元メモリアドレスから転送先メモ
リアドレスへの、指定された個数だけのデータ転送を、
転送元及び転送先アドレスを自ら生成して行い、転送が
完了すると割り込み等によりCPU2にその旨通知す
る、通常のDMA転送動作の他、CPU2に多数のタイ
マ機能を提供するための特殊なDMA転送処理を行う。
2から指示された転送元メモリアドレスから転送先メモ
リアドレスへの、指定された個数だけのデータ転送を、
転送元及び転送先アドレスを自ら生成して行い、転送が
完了すると割り込み等によりCPU2にその旨通知す
る、通常のDMA転送動作の他、CPU2に多数のタイ
マ機能を提供するための特殊なDMA転送処理を行う。
【0019】図2及び図3に、DMA転送装置1がCP
U2に多数のタイマ機能を提供する際の処理手順につい
て示す。
U2に多数のタイマ機能を提供する際の処理手順につい
て示す。
【0020】先ず、図2において、CPU2により、レ
ジスタ群12を設定する。
ジスタ群12を設定する。
【0021】つまり、転送元アドレス指定レジスタ12
aにメモリ3の転送元アドレスをセットし(処理10
1)、転送先アドレス指定レジスタ12bに転送先アド
レスをセットし(処理102)、転送数指定レジスタ1
2cに転送数(例えば100)を指定し(処理10
3)、演算値指定レジスタ12dに、演算部15におけ
る加算または減算の際の演算値を指定する。なお、CP
U2は、DMA転送装置1によるタイマ機能を使用する
際には、転送先アドレスと転送元アドレスとを同一とす
る。それにより、DMA転送装置1におけるDMA転送
処理は、転送先(転送元)アドレスを起点とする転送数
分のデータをそれぞれ読み出して上書きする処理とな
る。ただし、その場合の上書きする処理は、単純な同一
データの読み出し・書き込み処理ではなく、演算部15
における演算を伴う処理となる。
aにメモリ3の転送元アドレスをセットし(処理10
1)、転送先アドレス指定レジスタ12bに転送先アド
レスをセットし(処理102)、転送数指定レジスタ1
2cに転送数(例えば100)を指定し(処理10
3)、演算値指定レジスタ12dに、演算部15におけ
る加算または減算の際の演算値を指定する。なお、CP
U2は、DMA転送装置1によるタイマ機能を使用する
際には、転送先アドレスと転送元アドレスとを同一とす
る。それにより、DMA転送装置1におけるDMA転送
処理は、転送先(転送元)アドレスを起点とする転送数
分のデータをそれぞれ読み出して上書きする処理とな
る。ただし、その場合の上書きする処理は、単純な同一
データの読み出し・書き込み処理ではなく、演算部15
における演算を伴う処理となる。
【0022】また、初期設定として割り込み要因は無し
と設定する(処理105)。そして、DMAをスタート
する(処理106)。
と設定する(処理105)。そして、DMAをスタート
する(処理106)。
【0023】DMAのスタート後は、DMAリクエスト
を待って(判断107のNoのループ)、DMAサイク
ルが開始すると(判断107のYes)、メモリ3の転
送元アドレスからデータを読み込み(処理108)、バ
ッファメモリ13に格納し、アドレス生成部11により
次転送元メモリアドレスを生成する(処理110)。
を待って(判断107のNoのループ)、DMAサイク
ルが開始すると(判断107のYes)、メモリ3の転
送元アドレスからデータを読み込み(処理108)、バ
ッファメモリ13に格納し、アドレス生成部11により
次転送元メモリアドレスを生成する(処理110)。
【0024】そして、図3の処理111に移行し、バッ
ファメモリ13に格納されたデータに対して、演算部1
5により、加算または減算の演算を行う(処理11
1)。なお、その際の演算値は、演算値指定レジスタ1
2dに設定された値となる。
ファメモリ13に格納されたデータに対して、演算部1
5により、加算または減算の演算を行う(処理11
1)。なお、その際の演算値は、演算値指定レジスタ1
2dに設定された値となる。
【0025】次に、バッファメモリ13に読み込んだデ
ータの値が、0または全ビットが1であるかを判定し
(処理112)、バッファメモリ13に読み込んだデー
タと同じ値を出力するべきか、または、演算部15によ
り得られる演算値を出力すべきかを判断する。
ータの値が、0または全ビットが1であるかを判定し
(処理112)、バッファメモリ13に読み込んだデー
タと同じ値を出力するべきか、または、演算部15によ
り得られる演算値を出力すべきかを判断する。
【0026】バッファメモリ13に読み込んだデータの
値が、0または全ビットが1ではなく、演算値を出力す
べきである場合には(判断113のYes)、演算値を
出力する(処理114)。
値が、0または全ビットが1ではなく、演算値を出力す
べきである場合には(判断113のYes)、演算値を
出力する(処理114)。
【0027】一方、バッファメモリ13に読み込んだデ
ータの値が、0または全ビットが1で、バッファメモリ
13に読み込んだデータと同じ値を出力すべきである場
合には(判断113のYes)、バッファメモリ13に
読み込んだ値と同じ値を出力し(処理115)、割り込
み要因を有りに設定し(処理116)、また、バッファ
値を読み出しまたは書き込むメモリアドレスをアドレス
記憶レジスタ12eに記憶する。
ータの値が、0または全ビットが1で、バッファメモリ
13に読み込んだデータと同じ値を出力すべきである場
合には(判断113のYes)、バッファメモリ13に
読み込んだ値と同じ値を出力し(処理115)、割り込
み要因を有りに設定し(処理116)、また、バッファ
値を読み出しまたは書き込むメモリアドレスをアドレス
記憶レジスタ12eに記憶する。
【0028】処理115により転送先(転送元)メモリ
アドレスにバッファ値を出力することにより、当該アド
レスにデータとして保持されるカウンタ値のオーバーフ
ロー状態を保持でき、また、処理116により割り込み
要因有りに設定することにより、後述する処理123に
よりCPU2に対して割り込みを発生してオーバーフロ
ーしたタイマの存在を通知することができる。また、処
理117により、オーバーフロー状態のカウンタのアド
レスを記憶するようにすることにより、CPU2がどの
チャンネルのタイマがタイムアウトしたのかを知ること
ができる。
アドレスにバッファ値を出力することにより、当該アド
レスにデータとして保持されるカウンタ値のオーバーフ
ロー状態を保持でき、また、処理116により割り込み
要因有りに設定することにより、後述する処理123に
よりCPU2に対して割り込みを発生してオーバーフロ
ーしたタイマの存在を通知することができる。また、処
理117により、オーバーフロー状態のカウンタのアド
レスを記憶するようにすることにより、CPU2がどの
チャンネルのタイマがタイムアウトしたのかを知ること
ができる。
【0029】処理114または処理117の後は、出力
したバッファ値または演算値を転送先メモリアドレスに
書き込む(処理118)。
したバッファ値または演算値を転送先メモリアドレスに
書き込む(処理118)。
【0030】更に、転送数指定レジスタ12cに設定さ
れた転送数をデクリメントし(処理119)、また、ア
ドレス生成部11は、次転送先アドレスを生成する(処
理120)。
れた転送数をデクリメントし(処理119)、また、ア
ドレス生成部11は、次転送先アドレスを生成する(処
理120)。
【0031】転送数がまだ0にならず、転送終了してい
ない場合には(判断121のNo)、図2の判断107
に戻って、DMA転送の動作を繰り返す。
ない場合には(判断121のNo)、図2の判断107
に戻って、DMA転送の動作を繰り返す。
【0032】転送数が0になって転送終了した場合には
(判断121のYes)、割り込み要因有りか否かを判
断し(判断122)、割り込み要因有りの場合には(判
断122のYes)、CPU2に対して割り込みを発生
し(処理123)、割り込み要因無しの場合には(判断
122のNo)、そのまま処理を終了する。
(判断121のYes)、割り込み要因有りか否かを判
断し(判断122)、割り込み要因有りの場合には(判
断122のYes)、CPU2に対して割り込みを発生
し(処理123)、割り込み要因無しの場合には(判断
122のNo)、そのまま処理を終了する。
【0033】このように、本実施の形態では、メモリ3
からのデータをバッファメモリ13に読み込み、演算部
15によって演算値の加算または減算の演算を行い、演
算後データを指定されたメモリアドレスへ書き込むこと
で、DMA転送装置を使用した同時動作可能な多数のタ
イマ機能を持たせることが出来るようになる。
からのデータをバッファメモリ13に読み込み、演算部
15によって演算値の加算または減算の演算を行い、演
算後データを指定されたメモリアドレスへ書き込むこと
で、DMA転送装置を使用した同時動作可能な多数のタ
イマ機能を持たせることが出来るようになる。
【0034】これにより、ソフトウェアの時間管理をC
PU2の負荷を増やすことなく実現することが可能とな
り、例えば、5ミリ秒割り込み毎にDMA転送数100
のDMAを起動することによって、独立した100の時
間管理行うことが出来る。この場合、5ミリ秒毎に10
0のメモリアドレスのデータ値が演算値指定レジスタに
指定された値ずつ変化することになる。
PU2の負荷を増やすことなく実現することが可能とな
り、例えば、5ミリ秒割り込み毎にDMA転送数100
のDMAを起動することによって、独立した100の時
間管理行うことが出来る。この場合、5ミリ秒毎に10
0のメモリアドレスのデータ値が演算値指定レジスタに
指定された値ずつ変化することになる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記メモ
リからのデータを前記バッファ手段に読み込み、前記演
算手段によって演算を行い、演算後データを指定された
メモリアドレスに書き込むことで、DMA転送装置を使
用した同時動作可能な多数のタイマ機能を実現でき、そ
れにより、本発明に係るDMA転送装置を使用するCP
U側におけるソフトウェアの時間管理を前記CPUの負
荷を増やすことなく実現することが可能となる効果が得
られる。具体的には、例えば、割り込み毎にDMA転送
数100のDMAを起動することによって、独立した1
00の時間管理を行うことができるようになる。
リからのデータを前記バッファ手段に読み込み、前記演
算手段によって演算を行い、演算後データを指定された
メモリアドレスに書き込むことで、DMA転送装置を使
用した同時動作可能な多数のタイマ機能を実現でき、そ
れにより、本発明に係るDMA転送装置を使用するCP
U側におけるソフトウェアの時間管理を前記CPUの負
荷を増やすことなく実現することが可能となる効果が得
られる。具体的には、例えば、割り込み毎にDMA転送
数100のDMAを起動することによって、独立した1
00の時間管理を行うことができるようになる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、転送元のメ
モリアドレスから読み込んだデータ値が0の時には、そ
の読み込んだデータと同じ値(0)を転送先のメモリア
ドレスに書き込むようにしたため、タイマがオーバーフ
ローしたことを示すことが可能となる効果が得られる。
モリアドレスから読み込んだデータ値が0の時には、そ
の読み込んだデータと同じ値(0)を転送先のメモリア
ドレスに書き込むようにしたため、タイマがオーバーフ
ローしたことを示すことが可能となる効果が得られる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、転送元のメ
モリアドレスから読み込んだデータ値の全ビットが1の
時には、その読み込んだデータと同じ値(全ビットが
1)を転送先のメモリアドレスに書き込むようにしたた
め、タイマがオーバーフローしたことを示すことが可能
となる効果が得られる。
モリアドレスから読み込んだデータ値の全ビットが1の
時には、その読み込んだデータと同じ値(全ビットが
1)を転送先のメモリアドレスに書き込むようにしたた
め、タイマがオーバーフローしたことを示すことが可能
となる効果が得られる。
【0038】請求項4に係る発明によれば、タイマがオ
ーバーフローしたしたことをCPUに知らせることがで
きるようになるため、CPUによるオーバーフロー判定
を省くことができ、その分の他の処理をスムーズに行う
ことが可能となる効果が得られる。
ーバーフローしたしたことをCPUに知らせることがで
きるようになるため、CPUによるオーバーフロー判定
を省くことができ、その分の他の処理をスムーズに行う
ことが可能となる効果が得られる。
【0039】請求項5に係る発明によれば、タイマがオ
ーバーフローしたアドレスをCPUに知らせることが可
能となる効果が得られる。
ーバーフローしたアドレスをCPUに知らせることが可
能となる効果が得られる。
【0040】請求項6に係る発明によれば、前記演算手
段における減算値または加算値を任意に設定することが
できるため、汎用性を持たせることが可能となる効果が
得られる。
段における減算値または加算値を任意に設定することが
できるため、汎用性を持たせることが可能となる効果が
得られる。
【図1】本発明の実施の形態に係るDMA転送装置とそ
れを使用するCPUとを含むシステム構成について示す
図である。
れを使用するCPUとを含むシステム構成について示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るDMA転送装置にお
けるタイマ動作の処理手順について示すフローチャート
である。
けるタイマ動作の処理手順について示すフローチャート
である。
【図3】図2と共に、本発明の実施の形態に係るDMA
転送装置におけるタイマ動作の処理手順について示すフ
ローチャートである。
転送装置におけるタイマ動作の処理手順について示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1 DMA転送装置 2 CPU 3 メモリ 4 システムバス 11 アドレス生成部 12 レジスタ群 12a 転送先アドレス指定レジスタ 12b 転送先アドレス指定レジスタ 12c 転送数指定レジスタ 12d 演算値指定レジスタ 12e アドレス記憶レジスタ 13 バッファメモリ 14 データ判定部 15 演算部 16 タイミング生成部
Claims (6)
- 【請求項1】 データ転送時にCPUの介在なくデータ
を転送するDMA転送装置において、 転送元アドレスを指定する転送元アドレス指定手段と、
転送先アドレスを指定する転送先アドレス指定手段と、
DMA転送数を指定する転送数指定手段と、DMA転送
アドレスを生成するアドレス生成手段と、メモリから読
み込んだデータを一時保管するバッファ手段と、減算ま
たは加算を行う演算手段とを備え、前記転送元アドレス
指定手段で指定されたメモリアドレスを基に前記アドレ
ス生成手段によって生成したメモリのアドレスから前記
バッファ手段にデータを読み込み前記演算手段によって
演算を行い演算後データを前記転送先アドレス指定手段
で指定されたメモリアドレスを基に前記アドレス生成手
段により生成したメモリのアドレスへ書き込むことを特
徴とするDMA転送装置。 - 【請求項2】 前記バッファ手段に転送元のメモリアド
レスから読み込んだデータ値を判定するデータ判定手段
を更に備え、当該読み込んだデータが0の時には、当該
読み込んだデータと同じ値を転送先のメモリアドレスに
書き込むことを特徴とする請求項1に記載のDMA転送
装置。 - 【請求項3】 前記バッファ手段に転送元のメモリアド
レスから読み込んだデータ値を判定するデータ判定手段
を更に備え、当該読み込んだデータの全ビットが1の場
合は、読み込んだデータと同じ値を転送先のメモリアド
レスに書き込むことを特徴とする請求項1に記載のDM
A転送装置。 - 【請求項4】 前記CPUに対する割り込み発生手段を
更に備え、当該割り込み発生手段は、前記バッファ手段
に転送元のメモリアドレスから読み込んだデータが0で
あった時、または、当該読み込んだデータの全ビットが
1であった時は、前記転送数指定手段で指定されたDM
A転送数を転送終了後に割り込みを発生することを特徴
とする請求項1、2または3のいずれかに記載のDMA
転送装置。 - 【請求項5】 前記バッファ手段に転送元のメモリアド
レスから読み込んだデータが0であった時、または、読
み込んだデータの全ビットが1であった時は、その転送
元または転送先アドレスを記憶するアドレス記憶手段を
更に備えたことを特徴とする請求項1、2、3または4
のいずれかに記載のDMA転送装置。 - 【請求項6】 前記演算手段における減算値または加算
値を指定する演算値指定手段を更に備えたことを特徴と
する請求項1、2、3、4または5のいずれかに記載の
DMA転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000349884A JP2002157214A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | Dma転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000349884A JP2002157214A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | Dma転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002157214A true JP2002157214A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18823206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000349884A Pending JP2002157214A (ja) | 2000-11-16 | 2000-11-16 | Dma転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002157214A (ja) |
-
2000
- 2000-11-16 JP JP2000349884A patent/JP2002157214A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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