JP2002157199A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002157199A
JP2002157199A JP2000350432A JP2000350432A JP2002157199A JP 2002157199 A JP2002157199 A JP 2002157199A JP 2000350432 A JP2000350432 A JP 2000350432A JP 2000350432 A JP2000350432 A JP 2000350432A JP 2002157199 A JP2002157199 A JP 2002157199A
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Keiichi Hibi
慶一 日比
Manabu Ishida
学 石田
Akihiro Isoo
昭浩 磯尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 添付ファイル付きの電子メールを扱うことの
できる通信端末装置において、添付ファイルの管理、特
にマルチメディア情報を含むファイルの順序付け、整理
などの管理を簡単な方法で自動的に行なうことを可能と
し、また、わかり易く、扱い易い優れたユーザインタフ
ェースを提供する。 【解決手段】 受信部11は、伝送路を介して電子メール
を受信して、電子メール管理部12へ渡す。電子メール管
理部12は、受信した電子メールに添付ファイルが含まれ
る場合に、該添付ファイルを、ファイル名変更部13から
指示されたファイル名で記憶部14へ記憶する。ファイル
名変更部13は、電子メール中で指定された添付ファイル
名のうち、所定の位置にある所定の数の文字を、数字列
などのような予め定められた規則に従って順に生成され
た文字列に変更して新たなファイル名を生成して電子メ
ール管理部12へ指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールなどの
メッセージを受信するための通信端末装置、特に添付フ
ァイル付きの電子メールを受信可能な通信端末装置に関
し、より詳細には、電子メールの添付ファイルとして音
声、静止画像、動画像などのマルチメディア情報を扱う
場合に好適な、受信したマルチメディア情報ファイルを
自動的に順序付けて管理する機能を備えた通信端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、新たなコミュニケーション手段と
して電子メールが広く活用されている。更に、テキスト
情報などによるメッセージ本文だけではなく、任意のデ
ータを含む電子メールが盛んに利用されるようになって
きた。このようなテキストによるメッセージ以外のデー
タは、ファイルとして電子メールに添付する形式で、即
ち添付ファイルとして扱われることが一般的である。
【0003】電子メールの添付ファイルとしては、ワー
プロで作成した文書ファイル、表計算やデータベースの
データファイルなどの他に、音声、静止画像、動画像な
どのマルチメディアデータなど、様々な種類のファイル
が利用されている。
【0004】特に、前述のマルチメディアデータは、テ
キスト・メッセージのみによるコミュニケーションとい
う従来の電子メールでの制約を取り除き、柔軟かつ多様
なコミュニケーション形態を提供するものとして、今後
の発展が期待されており、大きな注目を集めている。
【0005】このような添付ファイル付きの電子メール
では、図5に示すように、メッセージ本文と添付ファイ
ルとが結合されて一つの電子メールが構成されている。
電子メールに添付ファイルを含めるには、例えば、IETF
RFC2045〜2049で規定されたMIMEマルチパート形式に従
う方法がある。
【0006】この形式では、電子メールの中で、メッセ
ージ本文、添付ファイルの境界に適当な文字列や、記号
列などを挿入することによって、それらの区切りを示
す。
【0007】また、簡易な方式としては、メッセージ本
文に、uuencodeされた添付ファイルを区切り無しで続け
る方法が利用されることもある。この場合は、uuencode
形式のヘッダ部分の文字列を解読することによって、添
付ファイルであることが識別できる。
【0008】これらの方法では、電子メールの中で、送
信側で指定した添付ファイルのファイル名が示されてい
る。送信側で添付ファイル名を指定する方法としては、
電子メールの作成時にファイルを添付する際にユーザが
指定する方法、送信側の端末装置で添付しようとするフ
ァイルに対して付与されているファイル名をそのまま指
定する方法、などがある。
【0009】従来の通信端末装置では、電子メールを受
信した場合、添付ファイルの有無に関わらず、電子メー
ルをそのまま記憶することが行なわれていた。これは、
メッセージ本文と添付ファイルとが結合された状態のま
まで、特に添付ファイルを区別することなく、電子メー
ルを記憶する方法である。
【0010】このような方法では、一般にメーラと呼ば
れるようなアプリケーションが、電子メールの内容をユ
ーザに提示する際に、前述したMIMEマルチパート形式、
uuencode形式などを解読して、ファイルが添付されてい
ると判定されると、アイコンや表示メッセージなどの方
法によって、ユーザに添付ファイルが存在することを通
知していた。
【0011】ここで、ユーザは、例えば、アプリケーシ
ョンで利用するために、添付ファイルを独立したファイ
ルとして保存する際には、電子メールのアプリケーショ
ン(メーラ)に対して、添付ファイルを電子メールから分
離して記憶するように指示する。
【0012】この時、添付ファイルのファイル名は、電
子メールの中で規定されたファイル名のままとするか、
または、ユーザが任意のファイル名に変更するように指
定する。
【0013】別の従来技術としては、添付ファイル付き
の電子メールを受信した段階で、メッセージ本文と添付
ファイルを切り離して、それぞれ別に記憶する方法があ
る。この場合、添付ファイルは、電子メールの中で指定
されたファイル名で記憶する。
【0014】このように、メッセージ本文と添付ファイ
ルとを分離してしまう場合には、メーラなどのアプリケ
ーションが、その電子メールにどの添付ファイルが含ま
れていたか、などの情報を保存するために、メッセージ
本文と添付ファイルとの対応付けを示すためのデータ、
例えば、管理ファイルなどを作成して、利用する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
場合、電子メールを受信した通信端末装置において、添
付ファイルを記憶する際には、送信側が指定したファイ
ル名、あるいは、ユーザが任煮に指定したファイル名を
付与していた。添付ファイルを、一般のアプリケーショ
ンがローカルに作成するファイルと同様に扱う場合に
は、このような方法でも良かったが、任意に付与された
ファイル名を用いて、添付ファイルを管理する必要があ
るため、そのための処理が複雑となる。
【0016】一方で、音声データ、静止画像データ、動
画像データなどのマルチメディア情報のように、ユーザ
には、ファイル名を意識させずに、サムネイル表示など
によってファイルを識別させ、ファイル名は、主に通信
端末装置の内部処理における順序付け、整理などのファ
イル管理に用いるように、管理に便利な適当な規則に従
ってファイル名を付与しておくことによって、ファイル
管理の処理が非常に簡単になるが、送信側や、ユーザが
任意に指定した添付ファイル名を用いると、このような
管理方法が適用できない、という問題点があった。
【0017】更に、ファイル名は、ユーザがファイルを
識別できるように付けられていることが重要な目的であ
るため、添付ファイルを記憶する際のファイル名を完全
に自動生成、例えば、ランダムな文字列によってファイ
ル名を作成するようにすると、ユーザがファイル名によ
ってファイルを識別することが不可能となってしまう、
という問題点があった。
【0018】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、(1)受信した電子メールにおける添付ファイ
ル名の一部のみを、通信端末装置でのファイル管理の方
式に従った文字列に変更してから添付ファイルを記憶す
ること、(2)また、変更する部分の文字列は、添付フ
ァイルの順序を示すために、予め定められた規則に従っ
て順に生成された文字列、例えば、数字列、を用いるこ
と、(3)更には、生成する文字列は、添付ファイルの
種別、例えば、添付ファイル内のデータのメディア種別
ごとに、それぞれ順序を付けること、によって、上記問
題点を解決するものである。
【0019】すなわち、本発明は、電子メールの添付フ
ァイルとして、音声データ、静止画像データ、動画像デ
ータなどのマルチメディア情報を扱う場合に、これらの
添付ファイルを簡単な方法で効果的、かつ、効率的に管
理し、添付ファイルの識別、選択などのユーザインタフ
ェースにも優れた通信端末装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、伝
送路を介して電子メールを受信する受信手段と、前記受
信した電子メールに含まれるメッセージ本文、及び、添
付ファイルのうち、少なくとも添付ファイルを記憶する
記憶手段と、前記添付ファイルを前記記憶手段に記憶す
る際のファイル名を変更するファイル名変更手段とを備
えた通信端末装置であって、前記ファイル名変更手段
は、前記電子メール中で指定された前記添付ファイル名
のうち、所定の位置にある所定の数の文字を変更して新
たなファイル名を生成することを特徴とする。
【0021】本願の第2の発明は、前記ファイル名変更
手段が、所定の位置にある所定の数の文字を、予め定め
られた規則に従って順に生成された文字列に変更して、
新たなファイル名を生成することを特徴とする。
【0022】本願の第3の発明は、前記予め定められた
規則に従って生成される文字列が、順序を示す数字列で
あることを特徴とする。
【0023】本願の第4の発明は、前記ファイル名変更
手段が、音声ファイル、静止画像ファイル、動画像ファ
イルなどの、前記添付ファイルのメディア種別ごとにそ
れぞれ順に文字列を生成することを特徴とする。
【0024】本願の第5の発明は、前記添付ファイルが
予め定められた種別以外のものであった場合には、当該
添付ファイルに対してはファイル名を変更せずに前記記
憶手段に記憶することを特徴とする。
【0025】本願の第6の発明は、前記記憶手段に記憶
された添付ファイル名のみ、もしくは、添付ファイルの
データを読み出して一覧表示するリスト表示手段を備
え、前記リスト表示手段は、前記ファイル名変更手段が
生成した文字列を参照し、該文字列を生成した際の予め
定められた規則に基づいて、前記添付ファイルを一覧表
示する順序を決定することを特徴とする。
【0026】本願の第7の発明は、前記添付ファイルが
静止画像、または、動画像データである場合には、前記
リスト表示手段は、前記静止画像データの縮小画面、ま
たは、前記動画像データの1画面を縮小したサムネイル
画面を作成して、一覧表示することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図1
乃至図4とともに詳細に説明する。
【0028】図1に本実施形態の通信端末装置の概略構
成を示す。電子メールは、受信部11によって受信され
る。該受信部11での処理には、伝送路に応じた通信プロ
トコル処理、電子メールを伝送、受信するためのプロト
コル処理を含む。前者のプロトコル処理には、例えば、
PPP、IP、TCPなどの一般的なデータ伝送プロトコル処理
を含む。
【0029】また、後者の電子メールに特有のプロトコ
ル処理には、POP3、iMAP4などのように、通信端末装置
がメールサーバ(ホスト)のメールボックスから、自分宛
のメールを読み出すためのプロトコル処理を行なうが、
通信端末装置がメールボックス機能を備えており、つま
りSMTPなどの電子メールを転送、リレーするプロトコル
に対応している場合には、該プロトコルを処理すること
によって、電子メールを受信する。
【0030】いずれにしろ、受信部11は、接続されてい
る伝送路、メールサーバの種類、サポートしているプロ
トコル、処理能力などに応じたプロトコル処理を行な
い、当該通信端末装置(を利用しているユーザ)宛ての
電子メールを受信して、電子メール管理部12へ出力す
る。
【0031】これは、電子メールが、添付ファイル付
き、添付ファイル無しに関わらず同様であるが、POP3の
ようにプロトコルには、添付ファイルを認識区別する手
段が無い場合には、メッセージ本文と添付ファイルが結
合された状態で、逆に、iMAP4のようにプロトコル上で
メッセージ本文と添付ファイルとを別に伝送する機能を
持つ場合は、関連付けられた別の情報として、電子メー
ル管理部12へ渡される。
【0032】電子メール管理部12では、受信部11から受
け取った電子メールの保存、整理、削除などの管理を行
なう。尚、既に受信済で保存されている電子メールのリ
スト、不要なため削除した電子メールなど、受信部11で
の電子メールプロトコル処理に反映する必要がある情報
は、電子メール管理部12から、受信部11へ通知する。
【0033】前記電子メール管理部12は、電子メールの
メッセージ本文を一旦記憶する。これは、メールのフィ
ルタリング処理などが指定されている場合を除いて、電
子メールを保存するか、削除するかの判断をユーザに委
ねて、ユーザの指示に従って処理を行なう必要があるた
めである。
【0034】また、電子メールに添付ファイルが含まれ
ていた場合には、該添付ファイルを記憶部14へ記憶する
ように制御する。ここで、記憶部14は添付ファイルを記
憶するためのものであるが、メッセージ本文について
は、同様に記憶部14に記憶しても良いし、メッセージ本
文専用に別の記憶手段を設けることもできる。
【0035】前記添付ファイルを記憶部14へ記憶する際
に、電子メール管理部12は、電子メール中のuuencode形
式のヘッダ行、MIMEマルチパート形式の属性情報などを
解読して、送信側から指定された当該添付ファイル名を
取得し、ファイル名変更部13へ通知する。ファイル名変
更部13は、前記添付ファイル名のうち、所定の部分の文
字列を書き換えて、新たなファイル名を生成して、電子
メール管理部12へ指示する。
【0036】こうして、電子メール管理部12は、前記フ
ァイル名変更部13から指示されたファイル名を用いて、
添付ファイルを前記記憶部14へ記憶する。
【0037】ここで、電子メール管理部12において、添
付ファイルの種別を判定し、ファイル名の変更が不要と
判断された場合には、電子メール中で指定されたファイ
ル名のままで、当該添付ファイルを前記記憶部14へ記憶
するように制御する。このように、添付ファイル名を変
更しないものには、ワープロの文書ファイル、表計算や
データベースのデータファイルなどがある。
【0038】また逆に、音声データ、静止画像データ、
動画像データなどのマルチメディア情報を含むファイル
に対しては、添付ファイル名を変更した方が良いと判断
して、前記ファイル名変更部13へ変更した添付ファイル
名の生成を依頼して、その指示に従う。
【0039】前記記憶部14へ記憶された添付ファイルを
一覧表示する場合には、リスト表示部15は、前記記憶部
14から記憶されているファイルのリストを読み出す。こ
こで、前記記憶部14において、添付ファイルが音声デー
タ、静止画像データ、動画像データなどのメディア種別
ごとの分けて記憶、管理されている場合には、前記リス
ト表示部15は、対象とするメディアを指定してそのメデ
ィアのファイルのリストを読み出す。
【0040】尚、記憶部14には、電子メールに含まれる
添付ファイルとして受信したファイル以外に、通信端末
装置がローカルに作成したファイル、別の装置から記録
メディア、外部インタフェースなどを介してコピー、移
動などの単純なファイル操作により作成されたファイル
も記憶されている。従って、前記記憶部14からは、これ
らのファイルも含めたリストが読み出される。
【0041】次に、前記リスト表示部15は、前記読み出
したリストに含まれるファイルに対して、一覧表示する
順序を決定する。この時、リスト表示部15は、添付ファ
イル名における所定の位置の文字列、即ち、該添付ファ
イルを記憶する際に、ファイル名変更部13で生成された
文字列に該当する部分を参照する。
【0042】そして、ファイル名変更部13での文字列を
順に生成するための規則(後述する)と同様な順序とな
るように、ファイルを順序付ける。該規則は、予め定め
ておいたものを、ファイル名変更部13とリスト表示部15
とで共通に用いる、即ち、双方の処理部に予め組み込ん
でおいても良いし、リスト表示部15が、ファイル名変更
部13に如何なる規則に基づく順序で文字列が生成された
かを問い合わせるように構成することもできる。
【0043】こうして、リストに含まれるファイルの順
序が決定したら、その順序に従ったファイル一覧を作成
して表示部16に表示する。前記ファイル一覧は、ファイ
ル名を順に並べたファイル名のリストでも良いし、各フ
ァイルに含まれるデータの一部をそれぞれ表示するもの
であっても良い。
【0044】特に、静止画像データ、動画像データなど
の場合には、該画像のデータを表示した方が、ユーザが
内容を把握し易い。そこで、各ファイルの縮小画面、サ
ムネイル画面などの一覧表示を用いる。例えば、サムネ
イル画面をデータの一部として含んでいる静止画像デー
タのファイルなどの場合には、各ファイルの該サムネイ
ル画面を読み出して一覧表示に用いる。
【0045】また、サムネイル画面のデータを含んでい
ない場合には、リスト表示部15は、静止画像データから
一覧表示用に縮小画面を作成する。更に、動画像データ
に対しては、例えば、動画像での一連の画面のうち、先
頭画面を用いて縮小画面を作成して、一覧表示に用い
る。
【0046】次に、本実施形態の主要部であるファイル
名変更部13における添付ファイル名の変更処理について
説明する。図2に添付ファイル名の一部の文字列を変更
して、新たなファイル名を生成する例を示す。また、図
3にファイル名変更部13でのファイル名変更処理のフロ
ーチャートを示す。
【0047】まず、ファイル名変更部13は、電子メール
管理部12から、受信した電子メール中で指定された添付
ファイル名を受け取る(ステップS1)。更に変更して新
たに生成する添付ファイル名に、ファイルの種別、ファ
イルに含まれるデータの属性などの情報を含めたい場合
には、これらの情報も併せて電子メール管理部12から受
け取る(ステップS2)。
【0048】次に、ファイル名変更部13は、添付ファイ
ル名の所定の位置を置き換えるための文字列を生成する
(ステップS3)。ここで生成される文字列は、予め定め
られた規則に従って順に生成される。
【0049】このようにして順に生成された文字列の例
を図4に示す。ファイルの順序だけを示せば良い場合に
は、例えば、"AAA"、"AAB"、"AAC"、・・・のようにアル
ファベット順に生成された文字列でも良いし、もっと単
純には、"001"、"002"、"003"、・・・のような数字列
など、順序を示せるものであれば良い。
【0050】また、明示的に順序がわかり易い規則に従
う以外に、もっと複雑な規則、極端な例としては乱数表
などに従った順で、文字列を生成しても良い。このよう
に、ユーザが簡単には解読不可能な規則によって生成し
たファイル名では、秘匿性を実現することもできる。
【0051】更に、ファイル名にファイルの種別、属性
などの情報を含める場合には、生成する文字列の中で一
部の文字にそれらの情報を表す予め定められた文字を用
いれば良い。
【0052】尚、ファイル名変更部13は、電子メール管
理部12から指示を受ける度に、規則で定められた順で次
の文字列を生成するために、過去の履歴、特に直近に生
成した文字列の情報を保持していることはもちろんであ
る。また、該履歴情報は、通信端末装置の工場出荷時、
あるいは、ユーザによる設定の初期化時、などにリセッ
トされ、初期値に戻る。
【0053】更に、音声データ、静止画像データ、動画
像データなどメディア種別ごとにファイル管理を行なう
場合には、前記履歴情報などもメディア種別ごとに管理
され、各種別ごとに順に文字列が生成される。また、こ
の時、各メディア種別に対して、文字列を順に生成する
ための規則は共通である必要は無く、それぞれに適した
規則を用いることもできる。
【0054】以上の説明では、ファイル名として英数字
(ASCII文字)を使う例について示したが、全角文字
(2バイト文字)のファイル名を扱える場合にも、同様
に全角文字を用いた順序がわかる文字列を生成すれば良
い。
【0055】電子メール管理部12から受け取った添付フ
ァイル名に対しては、例えば、先頭から予め定められた
数の文字列が取り出され(ステップS4)、ステップS3で
生成された文字列と結合して新たなファイル名が生成さ
れ(ステップS5)、電子メール管理部12へ指示される
(ステップS6)。
【0056】以上の説明では、図2に示すように、電子
メール中で指定された添付ファイル名の先頭数文字を残
す例について説明したが、ファイル名の中間の文字列、
後部の文字列を変更するようにする場合も同様である。
【0057】更に、変更して新たに生成した添付ファイ
ル名は、長さが予め定められた文字数となるように構成
することもできるし、電子メールで指定された添付ファ
イル名の長さを保持するようにすることもできる。この
場合で、かつ、添付ファイル名の後部の文字列を変更す
る際には、ファイル名の最後から何文字、というように
変更する位置を定めることもできる。
【0058】そしてまた、ファイル名変更手段13で生成
した文字列を、電子メールで指定された添付ファイル名
の所定の位置へ埋め込み、結合する際に、間に"-"、"#"
などのデリミタ文字を挿入して、"test-001"、"temp-00
2"のようなファイル名に変更することもできる。
【0059】尚、ここまでの説明では、電子メールに一
つの添付ファイルを含む場合について主に説明してきた
が、複数の添付ファイルを含む電子メールに対しても、
全く同様である。即ち、複数の添付ファイルのそれぞれ
に対して、上述と同様な処理を行ない、添付ファイル名
を変更した上で、記憶部14に記憶すれば良い。
【0060】以上のように、本実施形態の通信端末装置
によれば、以下のような効果が期待できる。
【0061】受信した電子メールで指定された添付ファ
イル名の一部の文字列のみを変更して新たなファイル名
を作成し、そのファイル名を付与して添付ファイルを格
納するため、変更する文字列の内容や生成方法は、通信
端末装置のファイル管理処理に適するように任意に定め
ることができる。
【0062】従って、変更する所定の位置の文字列に、
ファイルの属性、順序などの情報を含めることができる
ので、添付ファイル名の当該位置の文字列を参照するだ
けで属性の判別、順序付けなどの処理が行なうことが可
能となり、通信端末装置でのファイル管理が簡単とな
る。
【0063】また、添付ファイル名のうち、前記所定の
位置以外は、電子メールで指定された添付ファイル名の
文字列をそのまま用いるため、ユーザがファイル名の当
該部分を参照することによって、ファイルの識別を行な
うことが可能となる。
【0064】これは、送信側のユーザが、ファイルの内
容を反映したようなファイル名を付与していたとする
と、その送信側ユーザの意思が受信側ユーザに伝えられ
るためであり、ファイル名の文字列全体を自動生成する
ような方法には見られない特徴である。
【0065】さらに、添付ファイルの中で変更する部分
の文字列を予め定められた規則に従って順に生成するこ
とによって、通信端末装置では、変更された当該部分の
文字列を参照するだけで、容易に添付ファイルの順序付
け、整列を行なうことができる。例えば、電子メールを
受信した順序に従って、添付ファイルにも順序をつけて
管理する処理などが非常に簡単となる。
【0066】また、ファイル名を生成する規則を、ユー
ザには解読し難いようにしておけば、添付ファイルの属
性、順序などの通信端末装置の内部でのファイル管理方
法をユーザに開示しないようにできるため、一種の秘匿
性を実現することができる。
【0067】さらに、順に生成した数字列を用いて添付
ファイル名の一部を変更することにより、通信端末装置
での、添付ファイルの順序付け、整列などの処理が更に
簡単となる。
【0068】また、変更した添付ファイル名をユーザに
提示する場合には、ユーザにとっても、変更された部分
の数字列によって添付ファイルの順序を認識することは
非常に簡単である。従って、通信端末装置において管理
しているファイルの順序をユーザに簡単に認識させるに
は、非常に効果的である。
【0069】そしてまた、音声データ、静止画像デー
タ、動画像データなどのマルチメディア情報を添付ファ
イルとして受信した場合に、変更した添付ファイル名を
参照することによって、これらメディア種別ごとに別々
に管理することが可能となる。
【0070】これにより、マルチメディア情報では、メ
ディアの種別によって、管理方法、ユーザへの提示方
法、閲覧方法、受信したデータの利用方法などが異なる
ため、それぞれのメディアに最適な方法を適用するため
に、メディア別に分けて管理、処理を行なうような通信
端末装置に、本発明を適用することができる。
【0071】また、例えば、ワープロの文書ファイル、
表計算のデータファイルなどのように、電子メール中で
指定された添付ファイル名、即ち、送信側のユーザが指
定したファイル名に、当該ファイルの内容などが反映さ
れていると考えられる場合に、添付ファイルの作成者で
ある送信側ユーザの意思を表現した添付ファイル名をそ
のまま残すことができる。
【0072】つまり、通信端末装置が自動的に順序付け
などのファイル管理を行なうよりは、ファイル名を提示
して、ユーザの判断に任せた方が添付ファイルを効果的
に活用できるという、上記のようなファイルの特性を活
かすことが可能である。
【0073】従って、通信端末装置での添付ファイルの
処理、管理を、添付ファイルの種別やその目的に適合す
るように、より柔軟かつ効果的なものとすることができ
る。
【0074】さらに、添付ファイル名の中で変更する部
分の文字列を生成した規則に従って、ファイルの順序を
決定することにより、ファイル名を参照するだけで、非
常に簡単な方法で順序付けを行なうことが可能となる。
【0075】このファイルの順序は、当該添付ファイル
を含む電子メールを受信した順序などに従うように添付
ファイルの記憶時に決定されるものであるが、このよう
な順序はユーザの記憶や感覚と良く合致しており、前述
のような順序に従う一覧表示と組み合わせることによっ
て、ユーザに対してファイル名を一切意識させること無
く、ファイルの選択、識別などの手段を提供することが
できる。従って、非常に簡易かつ使い易い優れたユーザ
インタフェースを備えた通信端末装置を実現することが
できる。
【0076】また、静止画像データ、動画像データなど
に対しては、縮小画面、サムネイル画面を一覧表示する
ことによって、これらのデータの内容を簡単かつ明瞭に
ユーザに提示して、認識させることができる。
【0077】従って、静止画像データ、動画像データな
どについては、ユーザに対してファイル名という情報が
存在することすら意識させずに、ファイル管理、ファイ
ル操作の手段を提供できるため、操作が非常に容易で、
簡単、わかり易いユーザインタフェースを備えた通信端
末装置を実現することができる。
【0078】
【発明の効果】本発明の通信端末装置は、上記のような
構成としているので、添付ファイルの管理、特にマルチ
メディア情報を含むファイルの順序付け、整理などの管
理を簡単な方法で自動的に行なうことが可能となる。ま
た、わかり易く、扱い易い優れたユーザインタフェース
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施形態における概略
構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施形態における添付
ファイル名を変更する例を示す説明図である。
【図3】本発明の通信端末装置の実施形態におけるファ
イル名変更部の動作例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の通信端末装置の実施形態における添付
ファイル名を変更する文字列を順に生成する例を示す説
明図である。
【図5】添付ファイル付き電子メールの構成例を示す説
明図である。
【符号の説明】
11 受信部 12 電子メール管理部 13 ファイル名変更部 14 記憶部 15 リスト表示部 16 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して電子メールを受信する受
    信手段と、 前記受信した電子メールに含まれるメッセージ本文、及
    び、添付ファイルのうち、少なくとも添付ファイルを記
    憶する記憶手段と、 前記添付ファイルを前記記憶手段に記憶する際のファイ
    ル名を変更するファイル名変更手段とを備えた通信端末
    装置であって、 前記ファイル名変更手段は、前記電子メール中で指定さ
    れた前記添付ファイル名のうち、所定の位置にある所定
    の数の文字を変更して新たなファイル名を生成すること
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル名変更手段は、所定の位置
    にある所定の数の文字を、予め定められた規則に従って
    順に生成された文字列に変更して、新たなファイル名を
    生成することを特徴とする前記請求項1に記載の通信端
    末装置。
  3. 【請求項3】 前記予め定められた規則に従って生成さ
    れる文字列は、順序を示す数字列であることを特徴とす
    る前記請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイル名変更手段は、音声ファイ
    ル、静止画像ファイル、動画像ファイルなどの、前記添
    付ファイルのメディア種別ごとにそれぞれ順に文字列を
    生成することを特徴とする前記請求項2または3に記載
    の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記添付ファイルが予め定められた種別
    以外のものであった場合には、当該添付ファイルに対し
    てはファイル名を変更せずに前記記憶手段に記憶するこ
    とを特徴とする前記請求項4に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶された添付ファイル
    名のみ、もしくは、添付ファイルのデータを読み出して
    一覧表示するリスト表示手段を備え、 前記リスト表示手段は、前記ファイル名変更手段が生成
    した文字列を参照し、該文字列を生成した際の予め定め
    られた規則に基づいて、前記添付ファイルを一覧表示す
    る順序を決定することを特徴とする前記請求項2乃至5
    のいずれかに記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記添付ファイルが静止画像、または、
    動画像データである場合には、前記リスト表示手段は、
    前記静止画像データの縮小画面、または、前記動画像デ
    ータの1画面を縮小したサムネイル画面を作成して、一
    覧表示することを特徴とする前記請求項6に記載の通信
    端末装置。
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