JP2002156003A - 動力伝達装置および給紙装置ならびに画像形成装置 - Google Patents

動力伝達装置および給紙装置ならびに画像形成装置

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JP2002156003A
JP2002156003A JP2000352206A JP2000352206A JP2002156003A JP 2002156003 A JP2002156003 A JP 2002156003A JP 2000352206 A JP2000352206 A JP 2000352206A JP 2000352206 A JP2000352206 A JP 2000352206A JP 2002156003 A JP2002156003 A JP 2002156003A
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power transmission
transmission device
cam portion
projection
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Naoto Sugimura
直人 杉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイドの操作板がカム部に当接する際の
衝撃力を小さくして振動や騒音を低減させること。 【解決手段】 本発明は、駆動歯車100と噛み合う複
数の歯および噛み合わない欠歯部201を備える従動歯
車200と、従動歯車200と隣接し、従動歯車200
とともに回転する略円周状の外周面301を有し、その
外周面301から突出する突起部302を備えるカム部
300と、カム部300の突起部302に掛かる操作板
401を進退させるソレノイド400とを備える動力伝
達装置において、カム部300の突起部302における
先端の位置が、従動歯車200の歯底の位置と同じ、も
しくは僅かに軸に近くなっているものである。また、こ
のような動力伝達装置を備える給紙装置、画像形成装置
でもある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断続的に回転力を
伝達する動力伝達装置およびこの動力伝達装置で給紙ロ
ーラを回転させる給紙装置ならびにこの給紙装置を備え
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置は、電子写真方式のもの、インクジェット方
式のもの、熱転写方式のもの等、様々なタイプのものが
用いられているが、多くは所定の大きさにカットされた
用紙等の上に文字、図画等の画像が形成される。
【0003】例えば、インクジェット方式や熱転写方式
では、デジタル信号に基づいて用紙等の上に画像が形成
される。また、電子写真方式や、静電記録方式では、像
担持体上の静電潜像にトナーを付与することによって画
像が形成され、このトナー像が用紙等の上に転写・定着
される。
【0004】このように画像が付与される用紙等は、一
般に画像形成装置内に設けられた給紙装置に積層して貯
蔵され、ここから一枚ずつ順次供給されるものとなって
いる。給紙装置内に貯蔵される用紙等は適宜に補給が必
要となり、この補強を容易に行うことができるように、
装置本体と着脱が可能なカセットとなった用紙トレイが
用いられ、この用紙トレイに用紙等が補給され、貯蔵さ
れる。また、様々なサイズおよび種々の用紙を任意に使
用するのに便利な手差しトレイが併設されるものもあ
る。
【0005】このような用紙トレイまたは手差しトレイ
から用紙等を一枚ずつ取り出し、画像が付与される位置
に順次送り出す機構としては、画像形成のタイミングに
合わせて給紙ロールを回転させ、用紙トレイから用紙等
を一枚送り出すようにしている。
【0006】給紙ロールは、画像形成のタイミングに合
わせて用紙を送り出すため、複数枚の用紙に画像を形成
する場合には、用紙を送り出すための回転と、次の用紙
を送り出すまでの間の停止とを繰り返している。
【0007】このため、給紙ロールは、モータによって
回転する駆動歯車と、駆動歯車の回転を断続的に伝える
ための従動歯車とを備える動力伝達装置によって回転お
よび停止するようになっている。
【0008】特開平6−50406号公報、特開平6−
117452号公報においては、動力伝達機構として、
常時回転する駆動歯車と、欠歯部を備える従動歯車とを
組み合わせたものが開示されている。
【0009】この装置では、従動歯車にカムを取り付け
ておき、従動歯車の欠歯部が駆動歯車の位置に達した際
にソレノイドで駆動する操作棒をカムの突出部に引っか
けて従動歯車の回転を停止し、所定のタイミングで操作
棒をカムの突出部から離して駆動歯車の回転を再び従動
歯車へ伝えるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな動力伝達装置を用いた給紙装置および画像形成装置
には次のような問題がある。すなわち、従動歯車の回
転、停止動作に伴い、以下のような衝撃力が発生する。
【0011】(1)従動歯車を停止したり、その停止を
解除する場合に動作するソレノイドの操作棒が、ソレノ
イドに吸引される時の衝撃力。 (2)ソレノイドで動作する操作棒がカムの突起部に接
触する際の衝撃力。 (3)ソレノイドの操作棒がカムの円周上を接触する際
の衝撃力。
【0012】上記のような衝撃力が発生すると、筐体や
軸を伝わって画像形成部を振動させ、画質が乱れたり、
衝撃による騒音が発生するという問題が生じる。ここ
で、上記のような衝撃力を緩和する観点から、従動歯車
に取り付けられるカムの円周を大きくすることが考えら
れるが、カムを大きくすると駆動歯車などの周辺部品と
の干渉の問題が発生し、装置の小型化を妨げることにな
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、駆動歯車と噛み合う複数の歯および噛み合わな
い欠歯部を備える従動歯車と、従動歯車と隣接し、従動
歯車とともに回転する略円周状の外周面を有し、その外
周面から突出する突起部を備えるカム部と、カム部の突
起部に掛かる操作板を進退させるソレノイドとを備える
動力伝達装置において、カム部の突起部における先端の
位置が、従動歯車の歯底の位置と同じ、もしくは僅かに
軸に近くなっているものである。また、このような動力
伝達装置を備える給紙装置、画像形成装置でもある。
【0014】このような本発明では、従動歯車の回転、
停止を切り替えるソレノイドの操作板が当接するカム部
の突起部における先端の位置が、従動歯車の歯の歯底の
位置と同じ、もしくは僅かに軸に近くなっていること
で、操作板が突起部に掛かっている際の負荷を低減でき
るとともに、カム部の突起部が従動歯車より延出しない
ため、周辺部品との干渉を避けることができる。
【0015】また、カム部の外周面が従動歯車の歯底と
同じ位置、もしくは僅かに軸に近く設けられ、かつカム
部の突起部における先端の位置が従動歯車の歯の先端の
位置より軸側に近くなっている動力伝達装置でもある。
また、このような動力伝達装置を備える給紙装置、画像
形成装置でもある。
【0016】このような本発明では、従動歯車の回転、
停止を切り替えるソレノイドの操作板が当接するカム部
の外周面が、従動歯車の歯の歯底の位置と同じ、もしく
は僅かに軸に近くなっているととともに、カム部の突起
部における先端位置が、従動歯車の歯の先端の位置より
軸側に近くなっていることで、操作板が突起部に掛かっ
ている際の負荷を低減できるとともに、カム部の突起部
が従動歯車より延出しないため、周辺部品との干渉を避
けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本願に係る発明の一実施形
態である画像記録装置を示す概略構成図である。この画
像記録装置は、一様に帯電した後、像光を照射すること
により表面に静電潜像が形成される像担持体1と、像担
持体1の表面を一様に帯電する帯電装置2と、画像デー
タに基づいて像担持体1に像光を照射し静電電位の差に
よる潜像を形成する像書き込み装置3と、前記潜像にト
ナーを選択的に転移して可視化する現像装置4と、用紙
搬送路8に沿って供給される記録用紙に像担持体表面の
トナー像を転写する転写装置5と、記録用紙上のトナー
像を加熱・加圧して融着させる定着装置6と、トナー像
が転写された後の像担持体に残留するトナーを清掃する
クリーニング装置7とを有している。
【0018】また、この画像形成装置の下部には、記録
用紙を貯蔵し、これを1枚ずつ送り出す給紙装置9と、
給紙装置9から送り出された用紙を所定のタイミングで
トナー像の転写位置へ搬送するレジストロール10が備
えられている。
【0019】上記像担持体1は、表面に感光体層を有
し、一様に帯電した後の露光により、露光部の電位が減
衰するものである。
【0020】上記帯電装置2は、像担持体1に当接され
るロール状の部材であり、これらの問に電圧が印加され
ることによって、当接部付近の微少間隙内で放電が生
じ、像担持体1の表面をほぼ一様に帯電するものであ
る。帯電装置としては、上記のものの他、電極ワイヤに
高電圧を印加し、コロナ放電によって像担持体を帯電す
るものを用いることもできる。
【0021】上記像書き込み装置3は、点滅するレーザ
ーを像担持体1の周面に走査させ、画像データに基づい
た静電潜像を像担持体1の周面上に形戒するものであ
る。なお、像書き込み装置としては、LED等の発光素
子を配列し、これらを画像データに基づいて点滅させる
ものでもよい。
【0022】上記現像装置4は、像担持体1と近接して
対向するように配置された円筒状の現像ロール4aを有
し、この現像ロール4aと像担持体1との間に現像バイ
アス電圧が印加される。これにより、現像ロール4aと
像担持体1との間には現像バイアス電界が形成され、電
荷を有するトナーが像担持体1上の露光部に転移し、可
視像を形成するものである。
【0023】上記転写装置5は、像担持体1と対向する
ように設けられたロール状の部材であり、像担持体1と
の間に転写電界を形成することによって、通過する記録
用紙上にトナー像を転移させるものである。
【0024】上記給紙装置9は、図2に示すように、上
下に配置された二つの用紙トレイ11,12と、上側又
は下側の用紙トレイから用紙を送り出す第1の給紙ロー
ル13および第2の給紙ロール14と、これらの給紙ロ
ールに圧接される捌き部材15,16と、用紙トレイ1
1,12に回動可能に取り付けられ上記捌き部材15,
16を支持するホルダー17,18とを有している。
【0025】上記用紙トレイのうち、下側に配置された
用紙トレイ1,2は、カセットとして画像形成装置の本
体と着脱が可能となっており、用紙が送り出される方向
と逆方向(図2中に符号Aで示す矢印の方向)に引き抜
くことができる。また、上側の用紙トレイ11は手差し
トレイとなっており、画像形成装置本体の側部から任意
の大きさの用紙を簡単に差し入れて用いることができる
ようになっている。
【0026】図3は、本実施形態の主要部を説明する概
略斜視図であり、給紙ロールを駆動するための動力伝達
装置を示している。この動力伝達装置は、モータ(図示
せず)によって回転する駆動歯車100と、駆動歯車1
00の歯と噛み合う複数の歯および噛み合わない欠歯部
201を備える従動歯車200と、従動歯車200と隣
接して取り付けられ、従動歯車200とともに回転する
略円周状の外周面301およびその外周面301から突
出する突起部302を備えるカム部300と、カム部3
00の突起部302に掛かる操作板401を進退させる
ソレノイド400とを備えている。
【0027】このような動力伝達装置では、駆動歯車1
00の回転を従動歯車200に伝え、この従動歯車20
0の回転を給紙ロールに伝えるようにしている。先に説
明したように、給紙ロールは回転、停止を所定のタイミ
ングで繰り返すことから、ソレノイド400の操作板4
01を進退させることにより、従動歯車200を回転、
停止させている。
【0028】すなわち、駆動歯車100の歯が従動歯車
200の歯に噛み合っているとともに、カム部300の
突起部302に操作板401が掛かっていない状態で
は、駆動歯車100の回転が従動歯車200に伝わって
従動歯車200を回転させることができる。
【0029】一方、駆動歯車100の歯が従動歯車20
0の欠歯部201にかかり、操作板401がカム部30
0の突起部302に掛かった状態では、従動歯車200
の回転を停止させることができる。この際、駆動歯車1
00が回転し続けても、従動歯車200の欠歯部201
によって歯の噛み合いは発生しない。
【0030】その後、従動歯車200の回転停止を解除
するタイミングになると、ソレノイド400により操作
板401を吸着する。これにより、操作板401が突起
部302から外れ、スプリングSの付勢によって従動歯
車200を僅かに回転することで駆動歯車100の歯と
従動歯車200の歯とが再び噛み合い、駆動歯車100
の回転を従動歯車200に伝えることができるようにな
る。
【0031】ソレノイド400による操作板401の吸
着は、従動歯車200の回転が再開した後、次に突起部
302が回転してくるまでの間に解除され、操作板40
1はカム部300の外周面301を沿うように当接す
る。そして、カム部300の突起部302が到達するこ
とにより再び操作板401と掛かることで従動歯車20
0の回転が停止する。
【0032】このような動作を繰り返すことにより、所
定のタイミングで従動歯車200の回転、停止を行っ
て、給紙ロールの回転、停止を実現できるようになる。
【0033】ここで、本実施形態の動力伝達装置では、
カム部300の突起部302における先端の位置が、従
動歯車200の歯底の位置と同じ、もしくは僅かに軸
(回転中心)に近くに設けられている。
【0034】図4は、本実施形態の動力伝達装置におけ
る概略側面図、図5は、カム部の突起部分の部分拡大図
である。すなわち、このカム部300は、従動歯車20
0に隣接して取り付けられ、従動歯車200とともに回
転する。カム部300には、略円周状の外周面301
に、ソレノイド400の操作板401が掛かる突起部3
02が設けられている。
【0035】図5における本実施形態では、この突起部
302の先端が従動歯車200の歯底200bと同じ位
置、もしくは僅かに軸(回転中心)に近い位置となって
いる。つまり、突起部302の先端が、従動歯車200
の歯底200bから突出しない程度に歯底200bに近
づいている。
【0036】このような位置にカム部300の突起部3
02があることで、操作板401が突起部302に掛か
っている際の負荷を低減できるとともに、カム部300
の突起部302が従動歯車200の歯200aや歯底2
00bより延出しないため、駆動歯車100等の周辺部
品との干渉を避けることができる。
【0037】ここで、カム部300の突起部302は、
ソレノイド400の操作板401が掛かる際の負荷(衝
撃力)を軽減する観点から、できるだけ軸(回転中心)
から離す方が望ましい。しかし、あまり離しすぎるとカ
ム部300が外周径が大きくなって周辺部品との干渉を
起こすことになる。そこで、本実施形態では、突起部3
02の位置(軸からの距離)を周辺部品との干渉が発生
しない最大の大きさにしている。
【0038】これにより、周辺部品との干渉を避けつ
つ、操作板401が突起部302に掛かる際の負荷(衝
撃力)を最小限にすることが可能となる。また、カム部
300が大きくなることから、操作板401が離れてい
るときの外周面301と操作板401との距離を小さく
でき、操作板401による外周面301への当接力を小
さくすることができる。
【0039】例えば、従動歯車200を回転するのに要
するモーメントが同じで、カム部300の突起部302
の回転中心からの位置が、(1)12mm、(2)39
mmとでは、ソレノイド400の操作板401が突起部
302に掛かっている状態から吸引される際の吸引負荷
は、上記(1)の場合に比べて上記(2)の場合では約
半分となる。また、ソレノイド400の吸引力は、上記
(1)の場合に比べて上記(2)の場合では約7割とな
る。
【0040】図6は、他の例を説明する部分拡大図であ
る。この例では、カム部300の突起部302が従動歯
車200の歯200aの部分に対応して設けられている
場合の突起部302等の位置に特徴がある。
【0041】突起部302が従動歯車200の歯200
aの部分に対応して設けられている場合には、カム部3
00の外周面301(一点鎖線参照)が従動歯車200
の歯底200b(一点鎖線参照)と同じ位置、もしくは
僅かに軸(回転中心)に近く設けられ、かつカム部30
0の突起部302における先端の位置が従動歯車200
の歯200aの先端位置より軸側に近くなっている。
【0042】このような構成により、突起部302は従
動歯車200の歯200aから外側に延出することがな
く、しかもカム部300の外周面301は従動歯車20
0の歯底200bから外側にはみ出ることがなくなる。
【0043】これにより、カム部300および突起部3
02は駆動歯車等の周辺部品と干渉せず、しかも、ソレ
ノイドの操作板が突起部302に掛かる際の負荷(衝撃
力)を最小限にすることが可能となる。また、カム部3
00が大きくなることから、操作板が離れているときの
外周面301と操作板との距離を小さくでき、操作板に
よる外周面301への当接力を小さくすることができ
る。
【0044】また、その他の例として、図7の概略側面
図および図8の部分拡大図に示すように、カム部300
の突起部302が徐々に外周面301へ近づくような構
成にしてもよい。この図に示す例では、カム部300の
外周面301(一点鎖線参照)が従動歯車200の歯底
200b(一点鎖線参照)と同じ位置、もしくは僅かに
軸(回転中心)に近く設けられ、かつカム部300の突
起部302における先端の位置が従動歯車200の歯2
00aの先端位置より軸側に近くなっている。
【0045】だだし、突起部302が従動歯車200の
歯200aから外側にはみ出る部分があるため、ここで
駆動歯車等の周辺部品と干渉を起こす可能性がある。そ
こで、図9の概略斜視図に示すように、駆動歯車100
におけるカム部300と対応する位置に凹部100aを
設け、カム部300と駆動歯車100との干渉を防止し
ている。
【0046】このような構成では、先に説明した例と同
様、カム部300および突起部302の駆動歯車100
等との干渉がなく、ソレノイド400の操作板401が
突起部302に掛かる際の負荷(衝撃力)を最小限にす
ることが可能となるとともに、操作板401が突起部3
02に掛かった状態が解除され、その直後に操作板40
1とカム部300とが徐々に当接するようになって衝撃
力を緩和できるようになる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、従動歯車の回転、停止
を切り替えるソレノイドの操作板がカム部の突起部に当
接する際の衝撃力を緩和できるため、この衝撃力による
画像形成部の振動を減少でき、画質の乱れを防止するこ
とが可能となる。また、ソレノイドの操作板がカム部に
当たる際の音を小さくでき、給紙時の騒音を低減するこ
とが可能となる。さらに、カム部を周辺部品に干渉させ
ずに済むことから、装置の小型化を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像記録装置を示
す概略構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態である給紙装置を示す概
略構成図である。
【図3】 本実施形態の主要部を説明する概略斜視図で
ある。
【図4】 本実施形態の動力伝達装置における概略側面
図である。
【図5】 カム部の突起部分の部分拡大図である。
【図6】 他の例を説明する部分拡大図である。
【図7】 その他の例を説明する概略側面図である。
【図8】 その他の例を説明する部分拡大図である。
【図9】 その他の例を説明する概略斜視図である。
【符号の説明】
1…像担持体、2…帯電装置、3…露光装置、4…現像
装置、5…転写装置、6…定着装置、7…クリーニング
装置、8…用紙搬送路、9…給紙装置、10…レジスト
ロール、11…上側の用紙トレイ、12…下側の用紙ト
レイ、13…第1の給紙ロール、14…第2の給紙ロー
ル、100…駆動歯車、200…従動歯車、300…カ
ム部、302…突起部、400…ソレノイド、401…
操作板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC28 GB01 GC01 GD01 HD18 JA18 KB04 LD11 LD24 LD26 LD30 3J009 DA11 DA17 EA04 EA11 EA21 EA32 ED03 FA17 FA18 3J062 AA35 AB01 AB31 AC06 BA12 BA25 BA26 CE05 CE21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動歯車と噛み合う複数の歯および噛み
    合わない欠歯部を備える従動歯車と、 前記従動歯車と隣接し、前記従動歯車とともに回転する
    略円周状の外周面を有し、その外周面から突出する突起
    部を備えるカム部と、 前記カム部の突起部に掛かる操作板を進退させるソレノ
    イドとを備える動力伝達装置において、 前記カム部の突起部における先端の位置が、前記従動歯
    車の歯底の位置と同じ、もしくは僅かに軸に近いことを
    特徴とする動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 駆動歯車と噛み合う複数の歯と、噛み合
    わない欠歯部とを備える従動歯車と、 前記従動歯車と隣接し、前記従動歯車とともに回転する
    略円周状の外周面を有し、その外周面から突出する突起
    部を備えるカム部と、 前記カム部の突起部に掛かる操作板を進退させるソレノ
    イドとを備える動力伝達装置において、 前記カム部の外周面が前記従動歯車の歯底と同じ位置、
    もしくは僅かに軸に近く設けられ、かつ前記カム部の突
    起部における先端の位置が前記従動歯車の歯の先端の位
    置より軸側に近くなっていることを特徴とする動力伝達
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カム部の突起部が前記従動歯車の歯
    の部分に対応して設けられ、かつ前記突起部の幅が前記
    従動歯車の歯の幅と同じ、もしくは狭くなっていること
    を特徴とする請求項2記載の動力伝達装置。
  4. 【請求項4】 用紙を送り出す給紙ローラと、 前記給紙ローラに所定のタイミングで回転力を与える動
    力伝達装置とを有し、 前記動力伝達装置は、請求項1から請求項3のうちいず
    れか1項に記載の動力伝達装置であることを特徴とする
    給紙装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の給紙装置を備えているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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