JP2011150007A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットを装置本体に装着する際に、歯車同士を円滑に噛み合わせることができ、しかも装置の大型化を招かない画像形成装置を提供すること。
【解決手段】作像ユニット2を装置本体10内に挿入すると、第2歯車27と第1歯車82とが回転軸方向において重なり合う直前に、レール状部材71aに形成された凸部74に作像ユニット2の底面が乗り上げ、作像ユニット2は、第2歯車27と第1歯車82の回転軸間距離dが広がる方向に傾く。そして、作像ユニット2はコロ73に乗り上げる形で上方に移動する。また同時に、作像ユニット2の突部28が、後側板42の穴部46に係入する。そして、作像ユニット2が上方に移動するにしたがって、突部28が穴部46の上辺の傾斜面に沿って移動し、凸部74による作像ユニット2の傾きが徐々に解消され、第2歯車27と第1歯車82とが徐々に歯合するようになる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ファクシミリやプリンター、複写機などの画像形成装置に関し、より詳細には、装置本体に対してユニットを着脱できる画像形成装置に関するものである。
ファクシミリやプリンター、複写機などの画像形成装置において、各構成部材の保守・点検作業、あるいは交換作業などを容易するために、構成部材をユニット化すると共に、装置本体に対して着脱自在としている。これらのユニットとしては、例えば、感光体ユニット、現像ユニット、帯電ユニット、中間転写ベルトユニット、クリーニングユニットなどがある。
装置本体からユニットに駆動力を伝達する場合、ユニットを装置本体に装着すると、ユニットに設けられた従動歯車が、装置本体に設けられた駆動歯車に歯合し、駆動歯車から従動歯車に駆動力が伝達される機構が多く用いられている。
ところが、ユニットを装置本体に装着する際、従動歯車と駆動歯車の端面同士が突き当たって、ユニットが装置本体に正常に装着できないことがあった。特に、両歯車が斜歯歯車の場合に、このような不具合が生じやすかった。
そこで、従来は、例えば図9に示すように、歯合する2つ歯車91,92の端面をC面取りし、ユニットを装置本体に装着する際に、歯車の端面同士の噛み合いが円滑に行えるようにしていた。また、特許文献1では、駆動歯車を回転軸方向に移動可能に設けるとともに、ユニットの取り外す方向に駆動歯車を付勢する付勢手段を設け、装置本体にユニットを装着する際、従動歯車が駆動歯車に当接すると、駆動歯車は付勢力に抗して回動しながら後退し、歯車同士が噛み合う位置となった時に、駆動歯車の歯すじに沿って従動歯車が回転しながら進入する技術が提案されている。
特開2004-78087号公報
しかしながら、歯車の端面をC面取りする方法では、歯車同士の噛み合い有効幅が減少するので、噛み合い有効幅を所定値以上とするためには歯車の幅を長くする必要があり、装置が大型化する。また、前記提案技術でも、駆動歯車が後退できる空間を確保する必要があり装置が大型化する。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユニットを装置本体に装着する際に、歯車同士を円滑に噛み合わせることができ、しかも装置の大型化を招かない画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、第1歯車を備えた装置本体と、第2歯車を備えたユニットと有し、前記ユニットが前記装置本体に対して第2歯車の回転軸方向に着脱自在の画像形成装置であって、前記ユニットを前記装置本体に挿入していくと、前記ユニットが、第2歯車と第1歯車とが回転軸方向において重なり合い且つ歯合しない位置から、歯合する位置に移動することを特徴とする。
前記装置本体に、前記装置本体に対する前記ユニットの着脱を案内するガイド部材と、前記ユニットを、第2歯車と第1歯車とが歯合する方向に付勢する付勢部材とをさらに設けてもよい。
ここで、前記ガイド部材としては、第2歯車と第1歯車とが回転軸方向において重なり合う直前から、第2歯車と第1歯車の回転軸間距離が広がる方向に前記ユニットを案内するものであってもよい。さらには、前記ガイド部材を、前記ユニットの幅方向両側を支持しながら案内する一対のレール状部材とし、前記一対のレール状部材の一方に凸部を設け、前記凸部によって、第2歯車と第1歯車の回転軸間距離が広がる方向に前記ユニットを傾斜させてもよい。
また、前記装置本体及び前記ユニットの一方に突部を形成し、他方に穴部を形成し、前記装置本体に前記ユニットを挿入していくと、前記突部が前記穴部に遊びのある状態で係入し、前記付勢部材によって前記ユニットが付勢されることによって、前記突部が前記穴部の周面に当接し、第2歯車と第1歯車とが歯合する位置に前記ユニットが位置決めされるようにするのが好ましい。
そしてまた、前記ユニットの前記装置本体への装着が完了すると、前記ユニットが前記ガイド部材と非接触となるようにしてもよい。
第1歯車及び第2歯車としては斜歯歯車であってもよい。
本発明に係る画像形成装置では、ユニットを装置本体に挿入していくと、ユニットが、第2歯車と第1歯車とが回転軸方向において重なり合い且つ歯合しない位置から、歯合する位置に移動するようにしたので、第1歯車と第2歯車の端面同士が突き当たることがなく、両歯車は円滑に噛み合い、しかも装置の大型化を招くことがない。
本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図である。 作像ユニットの外観を示す斜視図である。 作像ユニットの概説断面図である。 装置本体の構造体を示す斜視図である。 後側板に補助フレームが取り付けられることによって形成される貫通穴と穴部とを示す図である。 作像ユニットが着脱される装置本体部分の斜視図である。 図6の、第1歯車付近の拡大斜視図である。 作像ユニットを装置本体に装着する際の、作像ユニットの状態変化を示す図である。 端部をC面取りした歯車同士の歯合を示す図である。
以下、本発明の画像形成装置について図に基づいてより詳しく説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概説図を示す。図1の画像形成装置Dは所謂タンデム方式のカラープリンタである。もちろん、プリンタのほか、さらにスキャナを有する複写機、ファクシミリ又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等にも本発明を適用することができる。また、画像形成方式としてはタンデム方式に限定されるものではなく、他の方式、例えば、回転軸の周囲に4つの現像装置を配置し、これらを順次静電潜像担持体に対向させてフルカラー画像を作成する所謂4サイクル方式、あるいは一つの現像装置でモノクロ画像を作成するモノクロ方式であっても構わない。
画像形成装置Dは、導電性を有する無端状の中間転写ベルト33を有する。中間転写ベルト33は、図の左右両側にそれぞれ配置された一対のローラ31,32に掛架されている。ローラ32は不図示のモータに連結されており、モータの駆動によってローラ32は反時計回りに回転し、これによって中間転写ベルト33とこれに接するローラ31は従動回転する。ローラ32に支持されているベルト部分の外側には、二次転写ローラ34が圧接している。この二次転写ローラ34と中間転写ベルト33とのニップ部(二次転写領域)において中間転写ベルト33上に形成されたトナー像が、搬送されてきた用紙Pに転写される。
また、ローラ31に支持されているベルト部分の外側には、中間転写ベルト33の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置9が設けられている。ベルトクリーニング装置9は、中間転写ベルト33を介してローラ31に圧接するクリーニングブレードを備え、クリーニングブレードの中間転写ベルト33との当接部で、未転写の残留トナーを除去・回収する。
ローラ31とローラ32とに掛架された中間転写ベルト33の下側には、中間転写ベルト33の回転方向上流側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの作像ユニット2Y,2M,2C,2K(以下、「作像ユニット2」と総称することがある)が、装置本体10に対して着脱自在に配置されている。これらの作像ユニット2では、各色の現像剤をそれぞれ用いて対応する色のトナー像が作成される。
作像ユニット2は、静電潜像担持体として円筒状の感光体20を有する。そして、感光体20の周囲には、その回転方向(時計回り方向)に沿って順に、帯電装置21、現像装置23、一次転写ローラ24、および感光体クリーニング装置25配置されている。感光体クリーニング装置25はクリーニングブレード251(図3に図示)を備え、その一端側を感光体20の外周面に当接させて、感光体20の表面に残留するトナーを除去・回収している。一次転写ローラ24は中間転写ベルト33を挟んで感光体20に圧接し、ニップ部(一次転写領域)を形成している。また、作像ユニット2の下方には露光装置22が配置されている。
この図に示す実施形態では、帯電装置21としてローラ帯電方式のものを用いているが、帯電装置21の種類は特に限定されるものでなく、コロナ放電方式の帯電チャージャ、ブレード状の帯電部材、ブラシ状の帯電部材等を用いてももちろん構わない。
中間転写ベルト33の上方には、各色の現像装置23に補給するトナーを収容したホッパー26Y,26M,26C,26Kがそれぞれ配置されている。また、露光装置22の下部には、給紙装置として給紙カセット50が着脱可能に配置されている。給紙カセット50内に積載収容された用紙(シート)Pは、給紙カセット50の近傍に配置された給紙ローラ51の回転によって最上紙から順に1枚ずつ搬送路に送り出される。給紙カセット50から送り出された用紙Pは、レジストローラ対52に搬送され、ここで所定のタイミングで二次転写領域に送り出される。
画像形成装置Dは、1色のトナー(例えばブラック)を用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードと、4色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラーモードとに切り替え可能となっている。
カラーモードにおける画像形成動作例について簡単に説明すると、まず、各作像ユニット2において、所定の周速度で回転駆動される感光体20の外周面が帯電装置21により帯電される。次に、帯電された感光体20の表面に、画像情報に応じた光が露光装置22から投射されて静電潜像が形成される。続いて、この静電潜像は、現像装置23から供給される現像剤としてのトナーにより顕在化される。このようにして感光体20の表面に形成された各色のトナー像は、感光体20の回転によって一次転写領域に達すると、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体20から中間転写ベルト33上へ転写(一次転写)されて重ねられる。
中間転写ベルト33に転写されることなく感光体20上に残った残留トナーは、感光体クリーニング装置25で掻き取られ、感光体20の外周面から除去される。
重ね合わされた4色のトナー像は、中間転写ベルト33によって二次転写領域に搬送される。一方、そのタイミングに合わせて、レジストローラ対52から二次転写領域に用紙Pが搬送される。そして、4色のトナー像が、二次転写領域において中間転写ベルト33から用紙Pに転写(二次転写)される。4色のトナー像が転写された用紙Pは、定着装置1へ搬送される。定着装置1において用紙Pは、定着ローラ11と加圧ローラ12とのニップ部を通過する。この間に用紙Pは加熱・加圧され、用紙P上のトナー像は用紙Pに溶融定着する。トナー像が定着した用紙Pは排出ローラ対53によって排紙トレイ54に排出される。
一方、用紙Pに転写されることなく中間転写ベルト33上に残った残留トナーは、ベルトクリーニング装置34で掻き取られ、中間転写ベルト33の外周面から除去される。その後、各感光体20及び中間転写ベルト33の回転駆動が停止される。
図2に、作像ユニット2の斜視図を、図3に作像ユニット2の概説断面図をそれぞれ示す。図2から理解されるように、作像ユニット2の装置本体への挿入方向先端部には円筒状の突部28が形成され、作像ユニット2の上面には感光体20が露出している。そして、感光体20の一方端側には、感光体20と略同径で斜歯の第2歯車27が取り付けられている。図3から理解されるように、作像ユニット2は、感光体20を中心として、その周りに帯電装置21と現像装置23と、感光体クリーニング装置25とが取り付けられてなる。現像装置23は、現像ローラ231と、現像領域への現像剤量を規制する規制部材233と、現像ローラ231へ現像剤を供給する供給ローラ232とを備え、感光体20に形成された軸を中心に揺動自在に設けられている。感光体クリーニング装置25は、感光体20の回転方向に対してカウンター方向に取り付けられたクリーニングブレード251と、クリーニングブレード251によって掻き取られた感光体20上の残留トナーを、不図示の廃トナーボックスに搬送するスクリュ部材252とを有する。
図4に、図1の画像形成装置Dで用いられる、前側板41と後側板42、フレーム43とを接続した構造体4の斜視図を示す。なお、図1における紙面手前側を「前側」、紙面裏側を「後側」というものとする。図4に示す構造体4は、前側板41の下端部と後側板42の下端部とがフレーム43で接続されて、前側板41と後側板42とが略平行に対向するように組み立てられている。前側板41には大きな開口44が形成されており、この開口44から、作像ユニット2(図2に図示)が、装置本体10(図1に図示)に対して出入される。また、後側板42には複数個の穴が形成されており、装置を構成する各種部材は、それぞれ対応する穴によって後側板42に位置決めされた状態で支持される。
一方、作像ユニット2は高い位置精度で支持する必要があるので、前側板41及び後側板42に形成された所定の孔を覆うように、貫通孔61(図5に図示)と切り欠き62(図5に図示)とが形成された補助フレーム6bがさらに取り付けられている。これにより、図5に示すような、第1歯車82(図6に図示)が突出するための貫通穴45と、作像ユニット2の突部28(図2に図示)が係合するための、いわゆるホームベース状の穴部46とがそれぞれ形作られる。
図4の構造体4のフレーム43の上面には、露光装置22(図1に図示)が取り付けられ、露光装置22の上側には、作像ユニット2を着脱可能に支持するフレーム7(図6に図示)が配置される。図6に示すように、後側板42と補助フレーム6bの裏面側には、駆動歯車列81が配設され、貫通穴45(図5に図示)から、作像ユニット2に駆動力を伝達するための第1歯車82が突き出している。また、フレーム7には、作像ユニット2を着脱する際、作像ユニット2の幅方向両側を支持しながら案内する一対のレール状部材71a(71b)が形成されている。さらに、作像ユニット2を装置本体10に装着した際、作像ユニット2の底面に押圧して作像ユニット2を上方へ付勢するコロ72とコロ73が、一対のレール状部材71a(71b)の間で前側と後側に設けられている。コロ72,73は、押しバネ(付勢部材、図8に図示)75によって上方に付勢されている。そして、図7に示すように、一方のレール状部材71aの後側部には凸部74が形成されている。これによって、挿入されてきた作像ユニット2が略水平状態から一方側に傾くことになる。なお、凸部74を後側部のみならず、前側部から連続して形成しても構わない。また、凸部74を形成することなく、一対のレール状部材を異なる高さにして、作像ユニット2を一方側に傾かせるようにしてもよい。
次に、このような構成の画像形成装置において、作像ユニット2を装置本体10に装着する際の作像ユニット2の動きについて説明する。図8に、作像ユニット2を装置本体10に装着する際の状態を示す作像ユニット2の正面図、側断面図、背面図をそれぞれ示す。
まず、作像ユニット2は、装置本体10に設けられた一対のレール状部材71a,71bに底面を支持されながら、装置本体10内に挿入される(図8(a))。そして、感光体20の先端部に設けられた第2歯車27が、装置本体10に設けられた第1歯車82と、回転軸方向において重なり合う直前に、一方のレール状部材71aに形成された凸部74に作像ユニット2の底面が乗り上げ、作像ユニット2は、第2歯車27と第1歯車82の回転軸間距離dが広がる方向に傾く(同図(b))。これによって、作像ユニット2を装置本体10に挿入する際の、第1歯車82と第2歯車27の端面同士が突き当たりが回避されるようになる。なお、作像ユニット2の傾き度合いは凸部74の高さによって調整することができ、回転軸間距離dは、第1歯車82と第2歯車27とが接触しない範囲で、できるだけ短くなるようにするのが装置の小型化の観点からは望ましい。
一方側に傾いた作像ユニット2をさらに装置本体10に挿入すると、作像ユニット2の底面にコロ73(コロ72)が接触し、作像ユニット2はコロ73(コロ72)に乗り上げる形で上方に移動する(同図(b))。なお、コロ73(コロ72)に取り付けられている押しバネ75の付勢力は、作像ユニット2の重量よりも大きく設定されており、作像ユニット2がコロ73(コロ72)に接触しても収縮することはない。また同時に、作像ユニット2の前側に形成された突部28が、装置本体10の後側板42に形成された穴部46に係入する。そして、作像ユニット2が上方に移動するにしたがって、作像ユニット2の突部28が穴部46の上辺の傾斜面に沿って移動する。これにより、凸部74による作像ユニット2の傾きは徐々に解消されると同時に、第2歯車27と第1歯車82とが徐々に歯合するようになる。
そして、作像ユニット2を装置本体10にさらに挿入すると、作像ユニット2の突部28が、穴部46の頂角部分に入り込み、作像ユニット2の上方への移動が制限され位置決めされる。また、作像ユニット2の上方への移動が制限される結果、コロ73(コロ72)は押しバネ75の付勢力に抗して下方に移動する(同図(c))。これにより、第2歯車27と第1歯車82とが正常に歯合し、作像ユニット2は装置本体10に位置決めされた状態で固定される。このとき、作像ユニット2は、一対のレール状部材71a,71bから離間した状態、より詳細には、一対のレール状部材71a,71bから、凸部74の高さ以上離間した状態で保持される。
なお、作像ユニット2を装置本体10から取り外す場合には、前記状態変化とは逆の順序で作像ユニット2の状態が変化する。すなわち、作像ユニット2が装置本体10に装着された状態から引き出されると、コロ73(コロ72)による上方への付勢が徐々に解除され、作像ユニット2の一方の底面に凸部74が当接し、作像ユニット2は、第2歯車27と第1歯車82とが歯合した状態から、歯車同士が離間する方向に徐々に傾く。そして、作像ユニット2が装置本体10からさらに引き出されると、作像ユニット2の底面と凸部74との接触も解除され、一対のレール状部材71a,71bで作像ユニット2は略水平に保持されるようになる。その後、作像ユニット2は、一対のレール状部材71a,71bに案内されて略水平に保持されたまま装置本体10から引き出される。
本発明の画像形成装置によれば、ユニットを装置本体に装着する際、歯車の端面同士が突き当たることなく、両歯車を円滑に噛み合わせることができ、しかも装置の大型化を招くことがないので有用である。
2 作像ユニット(ユニット)
D 画像形成装置
10 装置本体
27 第2歯車
28 突部
46 穴部
71a,71b レール状部材(ガイド部材)
74 凸部
75 押しバネ(付勢部材)
82 第1歯車

Claims (7)

  1. 第1歯車を備えた装置本体と、第2歯車を備えたユニットと有し、前記ユニットが前記装置本体に対して第2歯車の回転軸方向に着脱自在の画像形成装置において、
    前記ユニットを前記装置本体に挿入していくと、前記ユニットが、第2歯車と第1歯車とが回転軸方向において重なり合い且つ歯合しない位置から、歯合する位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置本体が、前記装置本体に対する前記ユニットの着脱を案内するガイド部材と、前記ユニットを、第2歯車と第1歯車とが歯合する方向に付勢する付勢部材とをさらに有する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ガイド部材が、第2歯車と第1歯車とが回転軸方向において重なり合う直前から、第2歯車と第1歯車の回転軸間距離が広がる方向に前記ユニットを案内するものである請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイド部材が、前記ユニットの幅方向両側を支持しながら案内する一対のレール状部材であって、前記一対のレール状部材の一方に凸部が設けられ、前記凸部によって、第2歯車と第1歯車の回転軸間距離が広がる方向に前記ユニットを傾斜させる請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体及び前記ユニットの一方に突部が形成され、他方に穴部が形成され、前記装置本体に前記ユニットを挿入していくと、前記突部が前記穴部に遊びのある状態で係入し、前記付勢部材によって前記ユニットが付勢されることによって、前記突部が前記穴部の周面に当接し、第2歯車と第1歯車とが歯合する位置に前記ユニットが位置決めされる請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ユニットの前記装置本体への装着が完了すると、前記ユニットが前記ガイド部材と非接触となる請求項2〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 第1歯車及び第2歯車が斜歯歯車である請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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