JP2002070956A - 駆動装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

駆動装置及びこれを用いた画像形成装置

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JP2002070956A JP2000346712A JP2000346712A JP2002070956A JP 2002070956 A JP2002070956 A JP 2002070956A JP 2000346712 A JP2000346712 A JP 2000346712A JP 2000346712 A JP2000346712 A JP 2000346712A JP 2002070956 A JP2002070956 A JP 2002070956A
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誠一 高山
Itaru Sato
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幸友 重森
Tsutomu Uko
勉 宇高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯が互いに噛合し合う駆動伝達系において、
被駆動体を装着する際に駆動伝達系を簡単且つ確実に係
合させることを可能とする。 【解決手段】 被駆動体1を駆動する駆動装置におい
て、被駆動体に設けられて噛合用歯2aが形成された被
駆動伝達部材2と、駆動源4に駆動可能に連結され且つ
被駆動伝達部材2の噛合用歯2aと噛合可能な噛合用歯
3aが形成された駆動伝達部材3と、所定のセット位置
8に被駆動体1を装着する際に、被駆動体1の装着動作
に連動する連動部材を有し、この連動部材の動きに応じ
て被駆動伝達部材2と駆動伝達部材3とを速度差をもっ
て相対的に移動させ、両伝達部材2,3の両噛合用歯2
a,3aを強制的に噛合させる噛合補助機構5とを備え
る。また、噛合補助機構5による作用力方向として被駆
動体1を位置決め部に押し付ける方向とする。更に、こ
の駆動装置を組み込んだ画像形成装置をも対象とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被駆動体を駆動す
る駆動装置に係り、特に、互いに歯が噛合し合う駆動伝
達系を備えた態様にて被駆動体を装着する際に生ずる技
術的課題を解決する上で有効な駆動装置及びこれを用い
た画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像形成装置として、例え
ばタンデム型画像形成装置を例に挙げると、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の色成分トナー像が形成せしめられる作像ユニッ
トを並列に配設し、各作像ユニットで形成した各色成分
トナー像を中間転写ベルトなどの中間転写体を介してあ
るいは直接用紙等の記録材に多重転写するようにしたも
のが既に知られている。この種の画像形成装置におい
て、作像ユニットは、例えば電子写真方式にて画像を形
成するものであり、感光体ドラムのような像担持体を具
備している。そして、この種の感光体ドラムの駆動装置
としては、例えば装置本体付きの駆動ギアと感光体ドラ
ム軸とをカップリングで連結するカップリング方式(特
開平10−104905号公報)が既に知られている
が、例えばタンデム型画像形成装置のように、複数の作
像ユニットを並列配置する態様にあっては、コスト、ス
ペース及び回転精度の点で不十分な点が見られる。そこ
で、従来にあっては、例えば各感光体ドラム側にウオー
ムホイールを夫々設ける一方、各ウォームホイールに噛
合するウォームギアを設け、このウォームギアを駆動モ
ータにて回転駆動することにより感光体ドラムを回転駆
動するようにしたものが知られている(例えば特開平4
−149467号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の感
光体ドラムの駆動装置にあっては、感光体ドラムは、帯
電デバイスやクリーニングデバイスと共に一体的にカー
トリッジ化されたCRU(Customer Replaceable Uni
t)構成(感光体ユニット)になっていることが多く、
ユーザー側で交換することができるようになっている。
このような場合において、装置本体に感光体ユニットを
装着する際には、駆動伝達系であるウォームホイールと
ウォームギアとを噛合させることになるが、このとき、
両者の夫々のギア歯の位置(両者の位相状態)によって
は、両者がスムーズに噛合せず、干渉し合う虞れがあ
る。すなわち、両者の歯先同士が接触し、感光体ユニッ
トの装着方向への押圧力によってギアの歯先が損傷して
しまい、この結果、駆動時に感光体ドラムの回転精度が
著しく低下し、バンディング等の画像ディフェクトの原
因につながる懸念があるという技術的課題が見出され
た。
【0004】このような技術的課題を解決する手法とし
ては、例えば各ギアの歯先をR形状にしたり、鋭利にと
がらせることで、歯先同士の接触確率を抑えるものが挙
げられる。しかしながら、このような手法でも、両者を
確実に噛合させるには不確実であるばかりか、ギア形状
を理想的な形状から変更することで、却って画質の低下
を招く懸念がある。また、別の手法として、感光体ユニ
ットを装着する際に、駆動モータを一時的に駆動する等
してウォームホイールとウォームギアとを確実に噛合さ
せることも考えられるが、ユーザーが感光体ユニットを
装着するという操作上、電力を用いて駆動モータを一時
的に駆動させる手法は安全性の観点から好ましいものと
は言えない。
【0005】尚、このような技術的課題は、タンデム型
画像形成装置に限られるものではなく、他のタイプの画
像形成装置であっても、歯が互いに噛合し合う分離型駆
動伝達系を備えた駆動装置が採用されるものであれば同
様に生ずるものである。本発明は、以上の技術的課題を
解決するためになされたもので、歯が互いに噛合し合う
駆動伝達系において、被駆動体を装着する際に駆動伝達
系を簡単且つ確実に係合させることを可能とした駆動装
置及びこれを用いた画像形成装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、被駆動体1を駆動する駆動装置におい
て、被駆動体に設けられて噛合用歯2aが形成された被
駆動伝達部材2と、駆動源4に駆動可能に連結され且つ
被駆動伝達部材2の噛合用歯2aと噛合可能な噛合用歯
3aが形成された駆動伝達部材3と、所定のセット位置
8に被駆動体1を装着する際に、被駆動体1の装着動作
に連動する連動部材を有し、この連動部材の動きに応じ
て被駆動伝達部材2と駆動伝達部材3とを速度差をもっ
て相対的に移動させ、両伝達部材2,3の両噛合用歯2
a,3aを強制的に噛合させる噛合補助機構5とを備え
たことを特徴とする駆動装置である。
【0007】このような技術的手段において、被駆動体
1には、感光体ドラムを始め駆動される対象物を広く含
み、数などについては単数、複数を問わない。また、被
駆動伝達部材2は被駆動体1側に設けられて駆動力を伝
達する部材であって、噛合用歯2aが形成されたもので
あれば、ウォームホイールやはすばギアなど任意の態様
を広く含む。更に、駆動伝達部材3は駆動源4側に設け
られて駆動力を伝達する部材であって、噛合用歯3aが
形成されたものであれば、ウォームギアなど任意の態様
を広く含む。
【0008】更にまた、噛合補助機構5は、連動部材5
aの動きに基づいて噛合補助動作を行うものを対象にし
ている。ここで、連動部材5aは被駆動体1の装着動作
に連動するものであれば、例えば被駆動体1自体の動き
に追従して連動するものは勿論であるが、被駆動体1を
間接的に固定する他のユニット(例えば実施の形態中の
転写ユニットなど)の動きに連動するものも含む。ま
た、噛合補助機構5は、上述した連動部材5aの動きに
基づいて噛合補助動作を行うものであるため、駆動源4
を駆動させることで駆動伝達部材3を移動させる態様な
どは含まない。
【0009】更に、噛合補助機構5において、被駆動伝
達部材2と駆動伝達部材3とを速度差をもって相対的に
移動させるとは、図1(b)に示すように、被駆動伝達
部材2の移動速度をv1、駆動伝達部材3の移動速度を
v2とすれば、同一速度で移動する態様以外を含む趣旨
である。従って、両者を共に別速度で移動させる態様は
勿論であるが、構成の簡略化という観点からすれば、一
方を停止させた状態で他方の伝達部材2又は3のみを移
動させる態様が好ましい。そしてまた、被駆動伝達部材
2と駆動伝達部材3との相対移動量としては、両者の噛
合状態を確実に確保する範囲で適宜選定すればよく、少
なくとも被駆動伝達部材2及び駆動伝達部材3における
噛合用歯2a,3aの1ピッチ分以上相対的に移動させ
るものであることを要する。
【0010】また、被駆動伝達部材2又は駆動伝達部材
3の移動方向については任意に設定して差し支えない
が、セット位置8に対する被駆動体1のセット状態を良
好に保つという観点からすれば、噛合補助機構5として
は、被駆動体1への作用力が所定のセット位置8から被
駆動体1を離反させない方向となるように被駆動伝達部
材2又は駆動伝達部材3の移動方向を規定することが好
ましい。この場合の代表的な態様としては、所定のセッ
ト位置8に被駆動体1の位置決め部を具備させ、噛合補
助機構5では、被駆動体1への作用力が前記位置決め部
を押し付ける方向になるように被駆動伝達部材2又は駆
動伝達部材3の移動方向を規定するようにすればよい。
ここで、被駆動体1への作用力方向は少なくとも一方向
であればよいが、被駆動体1の位置決め部精度をより良
好に保つという観点からすれば、被駆動体1への作用力
が互いに直交する2方向(例えば被駆動体1が感光体ド
ラムであるような場合には、その径方向と軸方向)にて
前記位置決め部を押し付けるものであることが好まし
い。
【0011】また、本発明は、上述した駆動装置のみを
対象とするのではなく、装置本体7に被駆動体1が含ま
れるサブユニット6を装着する画像形成装置において、
被駆動体1の駆動装置として上述した駆動装置を用いる
ようにしたものも対象とする。ここで、同一駆動源4に
て駆動される複数の被駆動体1を備えた画像形成装置に
おいては、装置構成を簡略化するという観点からすれ
ば、複数の被駆動体1に夫々被駆動伝達部材2を設ける
一方、各被駆動伝達部材2に噛合する共通の駆動伝達部
材3を設け、噛合補助機構5にて少なくとも共通の駆動
伝達部材3を移動させるようにすることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実
施の形態1を示す説明図である。同図において、タンデ
ム型画像形成装置は、本体ハウジング21内に四つの色
(本実施の形態ではブラック、イエロ、マゼンタ、シア
ン)の作像ユニット22(具体的には22a〜22d)
を横方向に配列し、その上方には各作像ユニット22の
配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230
が含まれる転写ユニット23を配設する一方、本体ハウ
ジング21の下方には用紙等の記録材(図示せず)が収
容される記録材供給カセット24を配設すると共に、こ
の記録材供給カセット24からの記録材の搬送路となる
記録材搬送路25を垂直方向に配置したものである。
【0013】本実施の形態において、各作像ユニット2
2(22a〜22d)は、中間転写ベルト230の循環
方向上流側から順に、例えばブラック用、イエロ用、マ
ゼンタ用、シアン用(配列は必ずしもこの順番とは限ら
ない)のトナー像を形成するものであり、各感光体ユニ
ット30と、各現像ユニット33と、共通する一つの露
光ユニット40とを備えている。ここで、感光体ユニッ
ト30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラ
ム31を予め帯電する帯電器(本例では帯電ロール)3
2と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリ
ーナ34とを一体的にカートリッジ化したものであり、
所謂CRU(Customer Replaceable Unit)を構成して
いる。また、現像ユニット33は、帯電された感光体ド
ラム31上に前記露光ユニット40にて露光形成された
静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では例えば
負極性)で現像するものである。尚、符号35(35a
〜35d)は各現像ユニット33に各色成分トナーを補
給するためのトナーカートリッジである(トナー補給経
路は図示せず)。一方、露光ユニット40は、ユニット
ケース41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せ
ず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せ
ず)及び各感光体ユニット30に対応するそれぞれミラ
ー(図示せず)を格納し、各色成分毎の半導体レーザか
らの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レン
ズ、ミラーを介して対応する感光体ドラム31上の露光
ポイントに光像を導くようにしたものである。
【0014】また、本実施の形態において、転写ユニッ
ト23は、例えば一対の張架ロール(一方が駆動ロー
ル)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡
したものであり、各感光体ユニット30の感光体ドラム
31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転
写器(本例では一次転写ロール)51が配設され、この
一次転写器51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印
加することで、感光体ドラム31上のトナー像を中間転
写ベルト230側に静電的に転写するようになってい
る。更に、中間転写ベルト230の最下流作像ユニット
22dの下流側の張架ロール232に対応した部位には
二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト2
30上の一次転写像を記録材に二次転写(一括転写)す
るようになっている。本実施の形態では、二次転写装置
52は、中間転写ベルト230のトナー像担持面側に圧
接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト
230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対
向電極をなすバックアップロール(本例では張架ロール
232を兼用)とを備えている。そして、例えば二次転
写ロール521が接地されており、また、バックアップ
ロール(張架ロール232)にはトナーの帯電極性と同
極性のバイアスが印加されている。更にまた、中間転写
ベルト230の最上流作像ユニット22aの上流側には
ベルトクリーナ53が配設されており、中間転写ベルト
230上の残留トナーを除去するようになっている。
【0015】また、記録材供給カセット24には記録材
をピックアップするフィードロール61が設けられ、こ
のフィードロール61の直後には記録材を送出するテイ
クアウェイロール62が配設されると共に、二次転写部
位の直前に位置する記録材搬送路25には記録材を所定
のタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーシ
ョンロール(レジストロール)63が配設されている。
尚、符号72は手差し用の記録材を送出するフィードロ
ールである。一方、二次転写部位の下流側に位置する記
録材搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着
装置66の下流側には記録材排出用の排出ロール67が
設けられており、本体ハウジング21の上部に形成され
た収容トレイ68に排出記録材が収容されるようになっ
ている。
【0016】更に、本実施の形態では、本体ハウジング
21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けら
れており、この手差し供給装置71上の記録材はフィー
ドロール72及びテイクアウェイロール62にて記録材
搬送路25に向かって送出されるようになっている。更
にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット7
3が付設されており、この両面記録用ユニット73は、
記録材の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片
面記録済みの記録材を排出ロール67を逆転させ、か
つ、入口手前の案内ロール74にて内部に取り込み、適
宜数の搬送ロール77にて内部の記録材戻し搬送路76
に沿って記録材を搬送し、再度レジストロール63側へ
と供給するものである。
【0017】また、本実施の形態に係るタンデム型画像
形成装置で用いられる感光体ユニットの駆動装置につい
て説明する。本駆動装置100は、図3に示すように、
単一の駆動モータ120(本例では固定設置)を有し、
この駆動モータ120の駆動軸120aにはフレキシブ
ルカップリング121を介してウォーム軸(回転伝達
軸)122を同軸に駆動連結すると共に、このウォーム
軸122の両端部をベアリング141,142にて回転
自在に支承し、前記ウォーム軸122のうち各作像ユニ
ット22(22a〜22d)の感光体ドラム31に対応
した部位にはウォームギア125(具体的には125a
〜125d)を設ける(本例ではウォーム軸122と一
体的)一方、前記各感光体ドラム31の一端側には夫々
ウォームホイール126(具体的には126a〜126
d)を同軸に取り付け、各ウォームホイール126と前
記各ウォームギア125とを噛合させるようにしたもの
である。尚、本駆動システムにおいて、ウォーム軸12
2の一端にはウォーム軸122を芯出ししながら保持す
る芯出し機構145が設けられている。この芯出し機構
145としては、例えばウォーム軸122の駆動モータ
120と反対側端に小さい径の円錐状の芯出し凹部14
6を形成し、この芯出し凹部146と固定位置拘束壁1
47との間に微小な球体148を介装し、ウォーム軸1
22の軸方向に沿う球体148の中心軸周りの同心円部
を芯出し凹部146に均等支持させるようにしたものが
用いられるが、これに限られないことは勿論である。
【0018】更に、本実施の形態においては、感光体ユ
ニット30、転写ユニット23などは、図3に示すよう
に、本体ハウジング21の機枠を構成する本体フレーム
200に直接的に位置決めされるようになっている。図
3において、本体フレーム200は、底板となるベース
フレーム201を有し、このベースフレーム201の前
後に一対のメインフレーム202を離間させて立設し、
更に、このメインフレーム202間には適宜数のサポー
トフレーム(図示せず)を架設し、ベースフレーム20
1、メインフレーム202及びサポートフレームにて露
光ユニット40の収容部を構成するようにしたものであ
る。
【0019】そして、本実施の形態においては、メイン
フレーム202の上縁部には4つの感光体ユニット30
の各感光体ドラム31を位置決めする位置決め部210
が形成されている。この位置決め部210は、図3〜図
7に示すように、例えば感光体ドラム31の外径端部若
しくは軸受311(本例では軸受311)が二点で支持
せしめられる略V字状のV字ブロック211を具備した
切欠溝にて構成されている。
【0020】また、メインフレーム202の上縁部に
は、図3〜図6に示すように、転写ユニット23の位置
決め部221、222が形成されている。本実施の形態
では、転写ユニット23は、中間転写ベルト230が張
架ロール231、232(図2参照)を介して架設せし
められる一対のユニットフレーム233を有しており、
ユニットフレーム233に取り付けられた位置決め用ボ
ス234及び一対のユニットフレーム233に取り付け
られて下方に突出する位置決め用脚235を被位置決め
部として具備している。そこで、本実施の形態にあって
は、位置決め部221は転写ユニット23の位置決め用
ボス234が係合する位置決め溝として構成されてお
り、一方、位置決め部222は転写ユニット23の位置
決め用脚235が載置される位置決め面として構成され
ている。
【0021】更に、本実施の形態においては、転写ユニ
ット23は、図3〜図5に示すように、本体フレーム2
00に対し上下方向あるいは回動して待避可能に構成さ
れており、例えばユニットフレーム233の両外側面に
は各感光体ドラム31押圧用の押圧部材236を夫々付
設したものである。ここで、押圧部材236は、例えば
スプリング(図示せず)にて押圧すべき方向(具体的に
はV字ブロック211の支持点に向けて感光体ドラム3
1を押し付ける方向)に付勢される押圧ロッドなどで構
成されており、例えば感光体ドラム31の両端軸受31
1の一部に当接するようになっている。そして、感光体
ユニット30の交換時(取り外し時)には、本体フレー
ム200から転写ユニット23を図5に示す装着位置か
ら図3に示す退避位置へと退避させた後に、感光体ユニ
ット30を取り出す一方、感光体ユニット30装着時に
は、本体フレーム200に転写ユニット23をラッチさ
せる(転写ユニット23を位置決めするに相当)ことに
より、転写ユニット23に設けられた押圧部材236に
より感光体ドラム31を本体フレーム200のV字ブロ
ック211側に押し付けるようにしたものである。
【0022】特に、本実施の形態においては、感光体ユ
ニット30の駆動装置100には、感光体ユニット30
装着時にウォームギア125とウォームホイール126
との噛合状態を補助する噛合補助機構400が設けられ
ている。この噛合補助機構400としては、図3〜図5
に示すように、ウォーム軸122の一端側近傍にウォー
ム軸回転機構401を組み込むと共に、このウォーム軸
回転機構401にはウォーム軸回転機構401に回転力
が付与せしめられる動作レバー410を設ける一方、こ
の動作レバー410に対応した転写ユニット23側のユ
ニットフレーム233には下方に突出する動作レバー押
圧ロッド420を設けたものである。ここで、ウォーム
軸回転機構401としては、例えば図7(a)(b)に
示すように、本体フレーム200に固定される固定ブラ
ケット402に対し上記動作レバー410を上下動可能
に取付けると共に、脱落防止用の付勢スプリング403
にて動作レバー410を上方へ常時付勢するようにする
一方、この動作レバー410には上下方向に沿ってラッ
ク404を刻設し、このラック404に噛合して回転す
るピニオンギア405を設けると共に、このピニオンギ
ア405と同軸で且つ一方向のみに連動して回転するウ
ォーム回転ギア406を設け、更に、ウォーム軸122
には前記ウォーム回転ギア406に噛合するウォーム被
回転ギア407を設けるようにしたものが用いられる。
尚、図7(a)は要部詳細図、同図(b)は(a)を矢
印B方向から見た矢視図である。
【0023】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
感光体ユニット装着工程について説明する。今、図3及
び図6(a)に示すように、感光体ユニット30及び転
写ユニット23が非装着状態にあると仮定する。このと
き、図示外のサブユニット支持機構にて、感光体ユニッ
ト30及び転写ユニット23は夫々の位置決め部21
0,221,222から離間した位置に保持されてい
る。
【0024】この後、図示外のサブユニット支持機構を
操作することで、図4及び図6(b)に示すように、感
光体ユニット30及び転写ユニット23を降下させ、転
写ユニット23が位置決め部221,222に達する前
に、本体フレーム200の位置決め部210に各感光体
ユニット30を先に位置決めさせる。この状態において
は、各感光体ユニット30は位置決め部210上に載置
されているだけで未だ固定されておらず、各感光体ユニ
ット30のウォームホイール126は対応するウォーム
ギア125上に単に載置されている。
【0025】次いで、図示外のサブユニット支持機構を
操作すると、図5及び図6(c)に示すように、転写ユ
ニット23が更に降下していく。この状態において、転
写ユニット23が位置決め部221,222に達する前
に、動作レバー押圧ロッド420が動作レバー410に
当接し、この動作レバー410を付勢スプリング403
に抗して下方に向けて押し下げる。すると、図7(a)
(b)に示すように、動作レバー410の下方への移動
に伴ってラック404が下方へ移動するから、このラッ
ク404に噛合するピニオンギア405が回転し、これ
に伴って、ウォーム回転ギア406及びウォーム被回転
ギア407を介してウォーム軸122が所定量回転す
る。この場合において、上記動作レバー410の下方へ
の移動量は、ウォーム軸122の回転量が少なくともウ
ォームギア125及びウォームホイール126のギア間
の1ピッチ以上になるように設定されていればよい。こ
のとき、ウォーム軸122が回転すると、これと同軸の
ウォームギア125が停止状態のウォームホイール12
6に対して相対的に回転するため、仮に、ウォームホイ
ール126とウォームギア125との歯先同士が対向し
ていたとしても、位置決め部210に載置されている感
光体ユニット30の自重により、ウォームホイール12
6がウォームギア125に確実に噛合する。
【0026】この状態において、転写ユニット23が本
体フレーム200の位置決め部221,222に位置決
めされると、転写ユニット23が図示外のサブユニット
支持機構にて位置決め部221,222に固定される。
そして、本例においては、転写ユニット23の押圧部材
236が感光体ユニット30を位置決め部210側に押
圧すると、感光体ユニット30が位置決め部210に固
定される。この段階において、感光体ユニット30及び
転写ユニット23が本体フレーム200に位置決め固定
(装着)されることになるが、感光体ユニット30位置
決め固定時において、駆動装置100のウォームギア1
25とウォームホイール126とは確実に噛合している
から、感光体ユニット30の装着工程において、ウォー
ムギア125とウォームホイール126とが干渉し合
い、ギア歯が損傷する事に伴って感光体ドラム31の回
転動作が不安定になるという懸念は全くない。
【0027】◎実施の形態2 図8(a)は実施の形態2に係る画像形成装置で用いら
れる感光体ユニットの駆動装置の要部を示す説明図であ
る。同図において、感光体ユニット30の駆動装置10
0は、実施の形態1と略同様に、ウォームギア125に
噛合するウォームホイール126を各感光体ドラム31
の一端側に同軸に取付け、更に、感光体ユニット30挿
着時にウォームギア125とウォームホイール126と
の噛合状態が補助せしめられる噛合補助機構400を設
けたものであるが、特に、本実施の形態で用いられる噛
合補助機構400は、感光体ユニット30を挿着する条
件下で動作レバー押圧ロッド420が動作レバー410
を下方へ押し下げる(図3乃至図5参照)と、ウォーム
ギア125を図8(a)に示す矢印方向に回転させ、こ
のウォームギア125の回転に伴って、ウォームホイー
ル126には、図8(b)に示すように、少なくとも矢
印X方向に向かう作用力Fxを作用させるようにしたも
のである。本例では、矢印X方向に向かう作用力Fx
は、図8(a)に示すように、感光体ドラム31の位置
決め部210の縦壁部分に感光体ドラム31の軸受31
1を押し付ける方向に作用するものである。
【0028】更に、本実施の形態では、噛合補助機構4
00は、感光体ユニット30を挿着する条件下で動作レ
バー押圧ロッド420が動作レバー410を下方へ押し
下げると、ウォームギア125の回転に伴って、ウォー
ムホイール126には、図8(b)に示すように、少な
くとも矢印Z方向に向かう作用力Fzを作用させるよう
にしたものである(図3乃至図5参照)。本例では、矢
印Z方向に向かう作用力Fzは、感光体ドラム31のウ
ォームホイール126側の軸方向外方に向かって作用す
るものであり、後述する軸方向位置規制部212に感光
体ドラム31の一端中心部31aを押し付けるようにな
っている。
【0029】ここで、本実施の形態において用いられる
感光体ユニット30の位置決め方式について述べると、
本位置決め方式は、本体フレーム200の位置決め部2
10にてXY方向(軸方向に直交する面方向)の位置決
めをするが、この位置決め部210の近傍に設けられる
軸方向位置規制部212にて軸方向の位置規制を行うよ
うになっている。この軸方向位置規制部212は、本体
フレーム200のメインフレーム202の一方には、感
光体ユニット30の一端位置(本例では感光体ドラム3
1の一端中心部31a)が規制せしめられる断面L字状
の位置規制プレート213を設け、前記メインフレーム
202の他方には、感光体ユニット30の他端位置(本
例ではユニットケースの一部)が規制せしめられる可動
規制ブロック214を付勢スプリング215を介して弾
性付勢するようにしたものである。ここで、可動規制ブ
ロック214は位置決め傾斜面214aを有し、この位
置決め傾斜面214aに対応した感光体ユニット30の
ユニットケース313には前記位置決め傾斜面214a
と同様な傾斜面からなる傾斜係合部313aが形成され
ている。
【0030】従って、本実施の形態によれば、図9
(a)に示すように、感光体ユニット30が開放されて
いる状態にあるとすれば、図示外のサブユニット支持機
構を操作することで、図9(b)に示すように、感光体
ユニット30を対応する位置決め部210に向かって下
降させる。尚、このとき、図4及び図5に示すように、
図示外のサブユニット支持機構を操作することで、転写
ユニット23をも降下させるが、本例では、転写ユニッ
ト23が位置決め部221,222に達する前に、本体
フレーム200の位置決め部210に各感光体ユニット
30を先に位置決めさせる。このとき、感光体ユニット
30が位置決め部210に位置決めされる前に、軸方向
位置規制部212が働き、感光体ユニット30の軸方向
位置が規制される。すなわち、感光体ユニット30の軸
方向一端位置は位置規制プレート213にて拘束される
一方、感光体ユニット30のユニットケース313の傾
斜係合部313aが可動規制ブロック214に係合し、
付勢スプリング215の付勢作用により感光体ユニット
30が位置規制プレート213側に付勢される。このた
め、感光体ユニット30は、付勢スプリング215にて
付勢された可動規制ブロック214と位置規制プレート
213との間に位置拘束されることになり、感光体ユニ
ット30が位置決め部210に位置決めされた時点では
感光体ユニット30の軸方向位置は正規位置に規制され
る。
【0031】この後、図示外のサブユニット支持機構を
操作することで、転写ユニット23を更に降下させてい
くと、転写ユニット23が位置決め部221,222に
位置決めされるが、これに至る過程において、噛合補助
機構400が働き、図9(c)に示すように、ウォーム
ギア125を所定方向に回転させ、このウォームギア1
25とウォームホイール126との相対回転に伴って両
者を確実に噛合させる。特に、本実施の形態では、ウォ
ームギア125の回転に伴ってウォームホイール126
にX方向及びZ方向へ向かう作用力Fx,Fzが作用し、
感光体ユニット30は位置決め部210の縦壁部分及び
軸方向位置規制部212に確実に押し付けられることに
なり、感光体ユニット30の位置決め精度が良好に保た
れる。
【0032】この状態において、転写ユニット23が本
体フレーム200の位置決め部221,222に位置決
めされると、転写ユニット23が図示外のサブユニット
支持機構にて位置決め部221,222に固定される。
そして、本例では、実施の形態1と同様に、転写ユニッ
ト23の押圧部材236が感光体ユニット30を位置決
め部210側に押圧すると、感光体ユニット30が位置
決め部210に固定される。このような感光体ユニット
30の挿着工程においては、ウォームギア125とウォ
ームホイール126との干渉は全くないばかりか、噛合
補助機構400を働かせる際に、ウォームギア125及
びウォームホイール126を通じて感光体ユニット30
には感光体ユニット30を位置決めする方向へ作用力が
働くため、押圧部材236の押圧力や可動規制ブロック
214の付勢力(付勢スプリング215による付勢力)
を低く設定しても、位置決め精度を良好に保つことがで
きると共に、前記押圧力や付勢力の作用部分における剛
性を低く設定することができる。
【0033】更に、本実施の形態では、感光体ユニット
30は、位置決め部210及び軸方向位置規制部212
に確実に位置決めされているため、例えば現像ユニット
33は位置決めされた感光体ユニット30に対し位置決
めされる。この位置決め構造としては、例えば図10に
示すように、現像ユニット33の現像ロール331の両
端軸受332を感光体ドラム31の両端軸受311に当
接配置することで、感光体ドラム31と現像ロール33
1との間のギャップδを規制するものが挙げられる。
【0034】尚、本実施の形態では、噛合補助機構40
0は、感光体ユニット30をX方向(水平方向)及びZ
方向(軸方向)に向けて押し付ける作用力を発生させて
いるが、これに限られるものではなく、例えばウォーム
ギア125及びウォームホイール126の係合位置など
のレイアウトを変更することで、感光体ユニット30を
更にY方向(垂直方向)にも押し付ける作用力を作用さ
せたり、あるいは、X方向、Y方向及びZ方向への作用
力を単独若しくは適宜組み合わせて作用させるようにし
てもよい。
【0035】◎実施の形態3 図11は実施の形態3に係る画像形成装置で用いられる
感光体ユニットの駆動装置を示す。上記各実施の形態に
おいては、駆動装置100は、四つの感光体ユニット3
0を同時に駆動するものであるが、例えば白黒プリント
時にブラック用の作像ユニット22dのみを駆動するモ
ノクロームモードを具備する画像形成装置にあっては、
ブラック用の作像ユニット22dと、イエロ、マゼン
タ、シアン用のカラー作像ユニット22a〜22cとを
別駆動可能に構成することが必要である。このような態
様においては、例えば図11に示すように、ブラック用
作像ユニット22dの感光体ユニット30と、カラー用
作像ユニット22a〜22cの感光体ユニット30とが
駆動せしめられるウォーム軸を二系統122a,122
bに分離することが必要になる。
【0036】この場合、噛合補助機構400としては夫
々別々に設けるようにしても差し支えないが、装置構成
の簡略化という観点からすれば、各感光体ユニット30
装着時において、感光体ユニット30の装着動作に連動
して動く連動部材、例えば転写ユニット23に設けられ
た動作レバー押圧ロッド420(図3参照)によって動
作レバー410を移動させ、この動作レバー410の動
きをラック404(図7(b)参照)及びピニオンギア
405にて回転運動に変換し、更に、ピニオンギア40
5と同軸に一対のウォーム回転ギア406a,406b
を設け、各ウォーム回転ギア406a,406bに噛合
するウォーム被回転ギア407a,407bを各ウォー
ム軸122a,122bに設け、夫々のウォーム軸12
2a,122bを所定量回転させるようにすればよい。
【0037】尚、各実施の形態では、噛合補助機構40
0は、ウォームギア125のみを回転させるように働い
ているが、ウォームホイール126とウォームギア12
5とを速度差をもって共に回転させるように構成しても
よいし、ウォームホイール126のみを回転させるよう
に構成しても差し支えない。また、各実施の形態では、
駆動伝達系としてウォームギア125とウォームホイー
ル126とを用いたものが示されているが、これに限ら
れるものではなく、ウォームホイール126に代えては
すば歯車を用いるようにしたり、あるいは、平歯車やは
すば歯車などを用いた駆動伝達系であっても差し支えな
い。更に、各実施の形態では、感光体ユニット30の駆
動装置について本発明を適用しているが、これに限られ
るものではなく、定着ユニットや二次転写ユニットな
ど、分離型駆動伝達系を用いるタイプのサブユニットの
駆動装置に本発明を適用できることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、歯が互いに噛合し合う分離型駆動伝達系(被駆動伝
達部材,駆動伝達部材)を備えた駆動装置において、所
定のセット位置に被駆動体を装着する際に、装着動作に
連動する連動部材の動きに基づいて駆動伝達系の相互の
歯を相対移動させることで、駆動伝達系間の歯の噛合状
態を補助するようにしたので、被駆動体を装着する際
に、駆動伝達系を確実に係合させることができ、駆動伝
達系係合時に歯が干渉し合う事態を有効に回避でき、駆
動伝達系の歯が損傷し、被駆動体の動作に支障をきたす
懸念は全くない。更に、駆動伝達系を確実に係合させる
上で、駆動伝達系の歯の形状を工夫したり、駆動源によ
る駆動を用いる必要がないため、駆動伝達系のコストが
嵩んだり、被駆動体の装着動作に対する安全性が損なわ
れる懸念もない。特に、被駆動体への作用力が所定のセ
ット位置から被駆動体を離反させない方向となるように
被駆動伝達部材又は駆動伝達部材の移動方向を規定する
ようにすれば、被駆動体のセット状態を常時良好に保つ
ことができる。
【0039】また、このような駆動装置を組み込んだ画
像形成装置にあっては、被駆動体装着時において駆動装
置が損傷するなどのトラブルを起こす懸念が全くないた
め、駆動装置のトラブルに伴って被駆動体の動作を不安
定にする虞れが全くなく、被駆動体の動作を常時安定に
維持し、常時良好な画像品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る駆動装置及びこれを用いた画像
形成装置の概要を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態1の全体構成を示す説明図である。
【図3】 本実施の形態で用いられる感光体ユニット駆
動装置の感光体ユニット装着前の状態を示す説明図であ
る。
【図4】 本実施の形態で用いられる感光体ユニット駆
動装置の感光体ユニット装着過程における状態を示す説
明図である。
【図5】 本実施の形態で用いられる感光体ユニット駆
動装置の感光体ユニット装着完了時における状態を示す
説明図である。
【図6】 (a)〜(c)は図3〜図5の感光体ユニッ
ト駆動装置の状態を側方から見た説明図である。
【図7】 (a)は感光体ユニット駆動装置で用いられ
る噛合補助機構の具体例を示す説明図、(b)は(a)
の噛合補助機構をB方向から見た矢視図である。
【図8】 (a)は実施の形態2に係る画像形成装置で
用いられる感光体ユニット駆動装置の要部を示す説明
図、(b)は感光体ユニット駆動装置のウォームギアと
ウォームホイールとの間における作用力を示す説明図で
ある。
【図9】 (a)〜(c)は実施の形態2に係る画像形
成装置で用いられる感光体ユニット駆動装置の図6と同
様な状態を側方から見た説明図である。
【図10】 本実施の形態における感光体ユニットと現
像ユニットとの位置決め構造を示す説明図である。
【図11】 実施の形態3に係る画像形成装置(複数の
駆動伝達系を具備した態様)で用いられる噛合補助機構
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…被駆動体,2…被駆動伝達部材,2a…噛合用歯,
3…駆動伝達部材,3a…噛合用歯,4…駆動源,5…
噛合補助機構,5a…連動部材,6…サブユニット,7
…装置本体,8…セット位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 雅弘 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 保苅 則雄 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高山 誠一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 佐藤 格 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 重森 幸友 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 宇高 勉 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 田川 浩三 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 ED02 EE03 HB14 HB18 2H030 AA06 AA07 AB02 BB71 2H035 CA07 CB01 CD07 CD14 CG03 2H071 BA04 BA13 CA02 CA05 DA06 DA13 DA15 3J009 DA01 DA03 DA13 DA14 EA05 EA11 EA21 EA32 ED05 FA17 FA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動体を駆動する駆動装置において、 被駆動体に設けられて噛合用歯が形成された被駆動伝達
    部材と、 駆動源に駆動可能に連結され且つ被駆動伝達部材の噛合
    用歯と噛合可能な噛合用歯が形成された駆動伝達部材
    と、 所定のセット位置に被駆動体を装着する際に、被駆動体
    の装着動作に連動する連動部材を有し、この連動部材の
    動きに応じて被駆動伝達部材と駆動伝達部材とを速度差
    をもって相対的に移動させ、両伝達部材の両噛合用歯を
    強制的に噛合させる噛合補助機構とを備えたことを特徴
    とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動装置において、 噛合補助機構は、少なくとも被駆動伝達部材及び駆動伝
    達部材における噛合用歯の1ピッチ分以上相対的に移動
    させるものであることを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の駆動装置において、 噛合補助機構は、被駆動伝達部材及び駆動伝達部材のう
    ちいずれか一方のみを移動させるものであることを特徴
    とする駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の駆動装置において、 噛合補助機構は、被駆動体への作用力が所定のセット位
    置から被駆動体を離反させない方向となるように被駆動
    伝達部材又は駆動伝達部材の移動方向を規定したことを
    特徴とする駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の駆動装置において、 所定のセット位置に被駆動体の位置決め部を具備させ、
    噛合補助機構は、被駆動体への作用力が前記位置決め部
    を押し付ける方向になるように被駆動伝達部材又は駆動
    伝達部材の移動方向を規定したことを特徴とする駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の駆動装置において、 噛合補助機構は、被駆動体への作用力が互いに直交する
    2方向にて前記位置決め部を押し付けるものであること
    を特徴とする駆動装置。
  7. 【請求項7】 装置本体に被駆動体が含まれるサブユニ
    ットを装着する画像形成装置において、 被駆動体の駆動装置として請求項1記載の駆動装置を用
    いるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置のうち、同
    一駆動源にて駆動される複数の被駆動体を備えた画像形
    成装置において、 複数の被駆動体に夫々被駆動伝達部材を設ける一方、各
    被駆動伝達部材に噛合する共通の駆動伝達部材を設け、
    噛合補助機構にて少なくとも共通の駆動伝達部材を移動
    させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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