JP2002155533A - 法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化工法 - Google Patents
法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化工法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 法面の防護壁として用いられ、しかもその表
面に植物を植生させることができる法面緑化用パネル及
びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化
工法を提供する。 【解決手段】 型枠内に植物性高分子ハイドロゲル化剤
溶解液を充填すると共に帯状のメッシュ材を配設し、メ
ッシュ材3の一部が植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解
液中に埋没するようにして硬化させ、その後、コンクリ
ートを打設し、型枠及び植物性高分子ハイドロゲル化剤
溶液の硬化物を取り外す製造方法。法面に、法面緑化用
パネル8が敷設され、その表面に用土が供給されると共
に、該用土に植物が植生されてなる緑化構造。法面に、
法面緑化用パネル8を敷設し、その表面に用土、及び植
物の種子や苗を供給する緑化工法。
面に植物を植生させることができる法面緑化用パネル及
びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化
工法を提供する。 【解決手段】 型枠内に植物性高分子ハイドロゲル化剤
溶解液を充填すると共に帯状のメッシュ材を配設し、メ
ッシュ材3の一部が植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解
液中に埋没するようにして硬化させ、その後、コンクリ
ートを打設し、型枠及び植物性高分子ハイドロゲル化剤
溶液の硬化物を取り外す製造方法。法面に、法面緑化用
パネル8が敷設され、その表面に用土が供給されると共
に、該用土に植物が植生されてなる緑化構造。法面に、
法面緑化用パネル8を敷設し、その表面に用土、及び植
物の種子や苗を供給する緑化工法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法面の防護壁とし
て用いられ、しかもその表面に植物を植生させることが
できる法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれ
を用いた緑化構造及び緑化工法に関する。
て用いられ、しかもその表面に植物を植生させることが
できる法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれ
を用いた緑化構造及び緑化工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、法面の保護や補強、或いは法
面からの落石防止、地滑り防止を目的として、プレキャ
ストコンクリート(PC)板を傾斜面状に敷設、施工す
る各種工法が知られている。これらの工法にて施工され
る保護壁には、凹凸模様や自然石等を埋設した化粧が施
されているものもあるが、何れにしても無機質であるた
め、周囲の自然環境の景観を著しく損なうものであっ
た。さらに、その部分で植生(植裁)区域が断ち切られ
るために、周囲の植生環境(植物)にも悪影響を与える
という問題があった。一方、帯状のメタルメッシュを円
筒(リング)状、或いは三角筒状に成形したメッシュ材
を法面に設置、架設した後、客土、植生を施す緑化工法
が提案されている。これらの工法は、各メッシュ材を法
面に安定に定着させるために、法面全面に亘ってメッシ
ュ材を隙間なく設置する必要があり、さらには隣接する
メッシュ材を連結する必要があり、加えて法面へアンカ
ー等を打ち込むなどして架設する必要があった。
面からの落石防止、地滑り防止を目的として、プレキャ
ストコンクリート(PC)板を傾斜面状に敷設、施工す
る各種工法が知られている。これらの工法にて施工され
る保護壁には、凹凸模様や自然石等を埋設した化粧が施
されているものもあるが、何れにしても無機質であるた
め、周囲の自然環境の景観を著しく損なうものであっ
た。さらに、その部分で植生(植裁)区域が断ち切られ
るために、周囲の植生環境(植物)にも悪影響を与える
という問題があった。一方、帯状のメタルメッシュを円
筒(リング)状、或いは三角筒状に成形したメッシュ材
を法面に設置、架設した後、客土、植生を施す緑化工法
が提案されている。これらの工法は、各メッシュ材を法
面に安定に定着させるために、法面全面に亘ってメッシ
ュ材を隙間なく設置する必要があり、さらには隣接する
メッシュ材を連結する必要があり、加えて法面へアンカ
ー等を打ち込むなどして架設する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
保護壁としてのPC板の施工は、法面保護、落石防止な
どの重要な目的を達成するものの、環境保護の面で問題
があった。また、施工したPC板の表面に客土、植生等
を施そうとしても雨水などで客土が流され易く、十分な
厚みの客土層が形成できないため、植生する植物が限定
されたり、満足できる緑化構造が得られなかった。ま
た、前述のように、従来のメッシュ材を用いた緑化工法
は、厚みのある客土層を設けることができ、植生する植
物が限定されることもなく良好な緑化構造が得られるも
のの、極めて多数の処理工程が必要であり、部材(メッ
シュ材)も過剰に必要であった。そこで、本発明は、両
工法の目的を同時に達成することができると共に、両工
法の問題点を解消することができる工法を提供すること
を目的とする。
保護壁としてのPC板の施工は、法面保護、落石防止な
どの重要な目的を達成するものの、環境保護の面で問題
があった。また、施工したPC板の表面に客土、植生等
を施そうとしても雨水などで客土が流され易く、十分な
厚みの客土層が形成できないため、植生する植物が限定
されたり、満足できる緑化構造が得られなかった。ま
た、前述のように、従来のメッシュ材を用いた緑化工法
は、厚みのある客土層を設けることができ、植生する植
物が限定されることもなく良好な緑化構造が得られるも
のの、極めて多数の処理工程が必要であり、部材(メッ
シュ材)も過剰に必要であった。そこで、本発明は、両
工法の目的を同時に達成することができると共に、両工
法の問題点を解消することができる工法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、コンクリート表面に帯状のメッシュ材の
一部が埋め込まれていることを特徴とする法面緑化用パ
ネルに関するものである。メッシュ材と共に潰れ防止用
のスペーサの一部が埋め込まれていると、運搬時などの
積み重ね時におけるメッシュ材の露出部分の潰れが防止
される。また、複数の貫通孔が備えられていると、パネ
ルの裏面側の土壌、地山からの地下水の供給が可能とな
り、植物の生育に好適である。さらに、パネル表面の用
土に植裁した植物の根が貫通孔から地山に侵入して斜面
の安定を向上させる効果も期待できる。
されたもので、コンクリート表面に帯状のメッシュ材の
一部が埋め込まれていることを特徴とする法面緑化用パ
ネルに関するものである。メッシュ材と共に潰れ防止用
のスペーサの一部が埋め込まれていると、運搬時などの
積み重ね時におけるメッシュ材の露出部分の潰れが防止
される。また、複数の貫通孔が備えられていると、パネ
ルの裏面側の土壌、地山からの地下水の供給が可能とな
り、植物の生育に好適である。さらに、パネル表面の用
土に植裁した植物の根が貫通孔から地山に侵入して斜面
の安定を向上させる効果も期待できる。
【0005】また、本発明は、前記構成の法面緑化用パ
ネルの製造方法をも提案するものであり、型枠内に植物
性高分子ハイドロゲル化剤溶解液を充填すると共に帯状
のメッシュ材を配設し、メッシュ材の一部が植物性高分
子ハイドロゲル化剤溶解液中に埋没するようにして硬化
させ、その後、コンクリートを打設し、型枠及び植物性
高分子ハイドロゲル化剤溶液の硬化物を取り外すことを
特徴とする。
ネルの製造方法をも提案するものであり、型枠内に植物
性高分子ハイドロゲル化剤溶解液を充填すると共に帯状
のメッシュ材を配設し、メッシュ材の一部が植物性高分
子ハイドロゲル化剤溶解液中に埋没するようにして硬化
させ、その後、コンクリートを打設し、型枠及び植物性
高分子ハイドロゲル化剤溶液の硬化物を取り外すことを
特徴とする。
【0006】さらに、本発明は、法面に、前記構成の法
面緑化用パネルが敷設され、その表面に用土を供給する
と共に、該用土に植物を植生させてなることを特徴とす
る法面緑化用パネルを用いた緑化構造、緑化工法をも提
案する。
面緑化用パネルが敷設され、その表面に用土を供給する
と共に、該用土に植物を植生させてなることを特徴とす
る法面緑化用パネルを用いた緑化構造、緑化工法をも提
案する。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、本発明の法面緑化用パネル
の製造方法を図1に基づいて説明する。図1(a)に示
すように型枠(底板1,側板2)を組み立て、その底部
に帯状のメッシュ材3、スペーサ4を配設する。
の製造方法を図1に基づいて説明する。図1(a)に示
すように型枠(底板1,側板2)を組み立て、その底部
に帯状のメッシュ材3、スペーサ4を配設する。
【0008】本発明に用いるメッシュ材3は、軟鋼線
材、亜鉛メッキ鉄線等の金属線材などを網状にしたもの
であって、既に一定幅の帯状の形態で製品化されてい
る。それを三角筒状、円筒(リング)状等に成形したも
のでも良い。ある程度の剛性を有するものであれば特に
金属線材に限定するものではなく、例えば硬質プラスチ
ック素材によるメッシュ材でも良い。このようなメッシ
ュ材は、コンクリート表面に一部を埋め込む構成であっ
て、従来の緑化工法のように隙間なく隣接させる必要は
ないので、メッシュ材を過剰に必要とすることがなく、
その分、コストも低減することができる。
材、亜鉛メッキ鉄線等の金属線材などを網状にしたもの
であって、既に一定幅の帯状の形態で製品化されてい
る。それを三角筒状、円筒(リング)状等に成形したも
のでも良い。ある程度の剛性を有するものであれば特に
金属線材に限定するものではなく、例えば硬質プラスチ
ック素材によるメッシュ材でも良い。このようなメッシ
ュ材は、コンクリート表面に一部を埋め込む構成であっ
て、従来の緑化工法のように隙間なく隣接させる必要は
ないので、メッシュ材を過剰に必要とすることがなく、
その分、コストも低減することができる。
【0009】本発明に用いるスペーサ4は、前記メッシ
ュ材3の露出部分の潰れを防止できるものであれば特に
その材料構成も素材構成も何等特定するものではなく、
製品を安定に積み重ねられるように少なくとも一枚のパ
ネルに対して3個以上設けるものであれば良い。因みに
図示実施例のスペーサ4は、コンクリート製の縦長四角
柱であるが、コンクリートを打設した際にコンクリート
が入るような空隙を有して一体となるような四角柱(略
正六面体)でも良い。
ュ材3の露出部分の潰れを防止できるものであれば特に
その材料構成も素材構成も何等特定するものではなく、
製品を安定に積み重ねられるように少なくとも一枚のパ
ネルに対して3個以上設けるものであれば良い。因みに
図示実施例のスペーサ4は、コンクリート製の縦長四角
柱であるが、コンクリートを打設した際にコンクリート
が入るような空隙を有して一体となるような四角柱(略
正六面体)でも良い。
【0010】次に、図1(b)に示すように80〜10
0℃で溶融した植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5
を、型枠の上部から注入してメッシュ材3及びスペーサ
4の一部を埋没させる。その際、前述のように三角筒
状、円筒(リング)状等に成形したメッシュ材3は、特
に補助部材を用いなくても自立性を有するので、植物性
高分子ハイドロゲル化剤溶解液5の注入に際しても傾倒
することがないので好ましい。
0℃で溶融した植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5
を、型枠の上部から注入してメッシュ材3及びスペーサ
4の一部を埋没させる。その際、前述のように三角筒
状、円筒(リング)状等に成形したメッシュ材3は、特
に補助部材を用いなくても自立性を有するので、植物性
高分子ハイドロゲル化剤溶解液5の注入に際しても傾倒
することがないので好ましい。
【0011】この植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液
5としては、3.0%寒天溶解液(80〜100℃)を
用いたが、特にこれに限定されるものではなく、少なく
ともその凝固時にコンクリートの打設を受け止め得るゲ
ル強度を有するものであればよい。
5としては、3.0%寒天溶解液(80〜100℃)を
用いたが、特にこれに限定されるものではなく、少なく
ともその凝固時にコンクリートの打設を受け止め得るゲ
ル強度を有するものであればよい。
【0012】尚、メッシュ材3やスペーサ4の配設の後
に、植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5を注入する
ように説明したが、何れが先でも良く、植物性高分子ハ
イドロゲル化剤溶解液5を注入した後、凝固を生じない
間にメッシュ材3などを配設するようにしても良い。
に、植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5を注入する
ように説明したが、何れが先でも良く、植物性高分子ハ
イドロゲル化剤溶解液5を注入した後、凝固を生じない
間にメッシュ材3などを配設するようにしても良い。
【0013】植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5が
凝固したら、その上方に鉄筋6を配設し、図1(c)に
示すようにコンクリート7を打設する。植物性高分子ハ
イドロゲル化剤溶解液5は、80℃程度から低い温度で
凝固(ゲル化)するので、自然放熱で凝固するが、強制
的に冷却して凝固させても良い。
凝固したら、その上方に鉄筋6を配設し、図1(c)に
示すようにコンクリート7を打設する。植物性高分子ハ
イドロゲル化剤溶解液5は、80℃程度から低い温度で
凝固(ゲル化)するので、自然放熱で凝固するが、強制
的に冷却して凝固させても良い。
【0014】コンクリート7は、特に限定するものでは
なく、用途に応じた強度特性、厚み等を設定して適宜に
選択することができる。また、メッシュ材のコンクリー
トへの埋没深さも特に限定するものではなく適宜に設定
すればよいが、一例(図示実施例)を挙げると、25c
m幅(高さ)のメッシュ材の15cmがコンクリートに
埋設され、10cmが露出するように配設する。
なく、用途に応じた強度特性、厚み等を設定して適宜に
選択することができる。また、メッシュ材のコンクリー
トへの埋没深さも特に限定するものではなく適宜に設定
すればよいが、一例(図示実施例)を挙げると、25c
m幅(高さ)のメッシュ材の15cmがコンクリートに
埋設され、10cmが露出するように配設する。
【0015】その後、型枠(2)を外し、植物性高分子
ハイドロゲル化剤溶解液5を除いて上下反転すると、図
1(d)に示すようにコンクリート板7の表面にメッシ
ュ材3及びスペーサ4が立設されたパネル8が得られ
る。勿論、コンクリート7は、使用したコンクリート組
成の所定の養生条件にて養生すれば良い。凝固(ゲル
化)した植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5の除去
は、再加熱して流動化(ゾル化)させて除去しても良い
し、或いはゲル体のまま大部分を除去すると共にメッシ
ュ材3などに付着して残存するゲル体は水洗い等により
除去するようにしても良い。
ハイドロゲル化剤溶解液5を除いて上下反転すると、図
1(d)に示すようにコンクリート板7の表面にメッシ
ュ材3及びスペーサ4が立設されたパネル8が得られ
る。勿論、コンクリート7は、使用したコンクリート組
成の所定の養生条件にて養生すれば良い。凝固(ゲル
化)した植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液5の除去
は、再加熱して流動化(ゾル化)させて除去しても良い
し、或いはゲル体のまま大部分を除去すると共にメッシ
ュ材3などに付着して残存するゲル体は水洗い等により
除去するようにしても良い。
【0016】こうして得られる本発明のパネルの表面に
は、メッシュ材3が一体的に立設されているので、この
パネルを法面に直接的に、或いは所定間隔を隔てて施工
した後、その表面(立設されたメッシュ材3)に用土を
供給し、植物を植生し、容易に緑化することができる。
即ち本発明のパネルは法面の防護壁として、従来と同様
に利用、施工することができ、しかもその表面を法面の
緑化用としても好適に用いることができる。尚、図示実
施例のパネルには、スペーサ4を一体的に立設させたの
で、積み重ねた際にメッシュ材3が潰れたりすることが
ない。また、このパネルの敷設施工に関しては、従来の
法面の防護壁の施工と全く同様に施工することができ、
落石防止工法、地滑り防止工法においても全く同様に施
工することができる。
は、メッシュ材3が一体的に立設されているので、この
パネルを法面に直接的に、或いは所定間隔を隔てて施工
した後、その表面(立設されたメッシュ材3)に用土を
供給し、植物を植生し、容易に緑化することができる。
即ち本発明のパネルは法面の防護壁として、従来と同様
に利用、施工することができ、しかもその表面を法面の
緑化用としても好適に用いることができる。尚、図示実
施例のパネルには、スペーサ4を一体的に立設させたの
で、積み重ねた際にメッシュ材3が潰れたりすることが
ない。また、このパネルの敷設施工に関しては、従来の
法面の防護壁の施工と全く同様に施工することができ、
落石防止工法、地滑り防止工法においても全く同様に施
工することができる。
【0017】また、例えば型枠内にコンクリート7を打
設し、このコンクリート7が硬化する前にメッシュ材3
を強制的に埋め込むようにした場合には、前述の植物性
高分子ハイドロゲル化剤5を用いる必要がないが、この
場合、メッシュ材3の空間等に十分にコンクリート7が
回り込まないとその一体性が悪いものとなるし、メッシ
ュ材3を埋め込んだ表面の平滑性が損なわれ易い。これ
に対して前述の方法では、先に型枠(1,2)内にメッ
シュ材3を配設した状態でコンクリート7を打設するの
で、メッシュ材3の空間等に十分にコンクリート7が侵
入し、極めて高い一体性が得られ、メッシュ材3が立設
する基端となるコンクリート7表面も高い平滑性を有す
るものとなる。
設し、このコンクリート7が硬化する前にメッシュ材3
を強制的に埋め込むようにした場合には、前述の植物性
高分子ハイドロゲル化剤5を用いる必要がないが、この
場合、メッシュ材3の空間等に十分にコンクリート7が
回り込まないとその一体性が悪いものとなるし、メッシ
ュ材3を埋め込んだ表面の平滑性が損なわれ易い。これ
に対して前述の方法では、先に型枠(1,2)内にメッ
シュ材3を配設した状態でコンクリート7を打設するの
で、メッシュ材3の空間等に十分にコンクリート7が侵
入し、極めて高い一体性が得られ、メッシュ材3が立設
する基端となるコンクリート7表面も高い平滑性を有す
るものとなる。
【0018】図2に示すパネル8は、三角筒状に成形し
たメッシュ材3を左右に配し、四角柱状のスペーサ4を
パネル1枚当たり4箇所に配した実施例であり、図3に
示すパネル9は、スペーサ4の形状(断面台形状)及び
配置位置(四隅)が異なる以外は殆ど同様の実施例であ
る。これらのパネル8,9には複数の貫通孔10を形成
した。
たメッシュ材3を左右に配し、四角柱状のスペーサ4を
パネル1枚当たり4箇所に配した実施例であり、図3に
示すパネル9は、スペーサ4の形状(断面台形状)及び
配置位置(四隅)が異なる以外は殆ど同様の実施例であ
る。これらのパネル8,9には複数の貫通孔10を形成
した。
【0019】図4(a)は前記パネル8を用いた緑化工
法の施工途中の状態を右側から順に示すものである。ま
ず、法面最下部の基礎コンクリート11上から、上方に
向かってパネル8を敷設し、各パネル8は背面にアンカ
ー12を配して固定した状態を示すのが図面の右側であ
る。その後、その表面に用土13を供給した状態を示す
のが図面の中央である。さらにその後、供給した用土1
3に植物14を植生した状態を示すのが図面の左側であ
る。
法の施工途中の状態を右側から順に示すものである。ま
ず、法面最下部の基礎コンクリート11上から、上方に
向かってパネル8を敷設し、各パネル8は背面にアンカ
ー12を配して固定した状態を示すのが図面の右側であ
る。その後、その表面に用土13を供給した状態を示す
のが図面の中央である。さらにその後、供給した用土1
3に植物14を植生した状態を示すのが図面の左側であ
る。
【0020】このように本発明の緑化工法は、防護壁と
して敷設施工したパネル8表面に既にメッシュ材3が埋
設されて一体化しているので、従来の緑化工法のように
メッシュ材3を定着させるための面倒な作業、工程が一
切不要であり、施工が極めて容易である。そして、従来
の緑化工法のように過剰のメッシュ材3を用いる必要も
なく、施工短縮、施工コスト低減等の効果ももたらされ
る。
して敷設施工したパネル8表面に既にメッシュ材3が埋
設されて一体化しているので、従来の緑化工法のように
メッシュ材3を定着させるための面倒な作業、工程が一
切不要であり、施工が極めて容易である。そして、従来
の緑化工法のように過剰のメッシュ材3を用いる必要も
なく、施工短縮、施工コスト低減等の効果ももたらされ
る。
【0021】また、こうして得られる本発明の緑化構造
は、用土13の滑りがメッシュ材3によって防止される
ので、十分な厚みの層を形成することができ、植生する
植物14の種類も多種のものを用いることができ、傾斜
勾配の高い法面においても安定な緑化環境を維持するも
のとなる。さらに本発明の緑化構造では、用土13の下
にパネル8が位置しているので、過剰な水分は用土13
中及びパネル8表面を傾斜勾配に沿って下方へ流下する
ので、特に過剰な水分を嫌う植物には極めて好適な生育
環境を与えるものとなる。また、過剰な水分はパネル8
に形成された貫通孔10からパネル8の裏面側の土壌へ
も排出される。
は、用土13の滑りがメッシュ材3によって防止される
ので、十分な厚みの層を形成することができ、植生する
植物14の種類も多種のものを用いることができ、傾斜
勾配の高い法面においても安定な緑化環境を維持するも
のとなる。さらに本発明の緑化構造では、用土13の下
にパネル8が位置しているので、過剰な水分は用土13
中及びパネル8表面を傾斜勾配に沿って下方へ流下する
ので、特に過剰な水分を嫌う植物には極めて好適な生育
環境を与えるものとなる。また、過剰な水分はパネル8
に形成された貫通孔10からパネル8の裏面側の土壌へ
も排出される。
【0022】パネル8上の用土13の厚みは単なるパネ
ルを敷設していた従来に比べて格段に厚くできるもの
の、通常の法面を構成する土壌に比べて絶対量が少ない
ため保水量が少なく、水分が不足し易い。しかし、本発
明におけるパネル8には複数の貫通孔10が備えられて
いるので、パネル8の裏面側の土壌から(パネル8の表
面側の用土13へ)の地下水の供給が可能となり、植物
の生育に好適である。さらに、パネル8表面の用土13
に植裁した植物14の根が貫通孔10から裏面側の土壌
へ侵入して斜面の安定を向上させる効果も果たされる。
ルを敷設していた従来に比べて格段に厚くできるもの
の、通常の法面を構成する土壌に比べて絶対量が少ない
ため保水量が少なく、水分が不足し易い。しかし、本発
明におけるパネル8には複数の貫通孔10が備えられて
いるので、パネル8の裏面側の土壌から(パネル8の表
面側の用土13へ)の地下水の供給が可能となり、植物
の生育に好適である。さらに、パネル8表面の用土13
に植裁した植物14の根が貫通孔10から裏面側の土壌
へ侵入して斜面の安定を向上させる効果も果たされる。
【0023】また図示しないが、前記パネル9を用いて
河川堤防斜面の防護壁(緑化構造)を施工した。この河
川の堤防斜面では、斜面地山に流出防止マットを設置し
た。このマットはアンカーで地山に固定した。その後、
前記パネル9をマット上に設置し、前述と同様に用土を
供給すると共に植物を植生させた。こうして得られた緑
化構造は、パネル9に貫通孔10が設けられているの
で、地山からの地下水の供給が可能であり、植物の生育
が良かった。また、パネル9表面の用土に植裁した植物
の根が貫通孔10から裏面側の地山に侵入して斜面の安
定を向上させる効果も果たされた。加えて流出防止マッ
トを配置したため、斜面地山の流出を防ぐことができ
た。
河川堤防斜面の防護壁(緑化構造)を施工した。この河
川の堤防斜面では、斜面地山に流出防止マットを設置し
た。このマットはアンカーで地山に固定した。その後、
前記パネル9をマット上に設置し、前述と同様に用土を
供給すると共に植物を植生させた。こうして得られた緑
化構造は、パネル9に貫通孔10が設けられているの
で、地山からの地下水の供給が可能であり、植物の生育
が良かった。また、パネル9表面の用土に植裁した植物
の根が貫通孔10から裏面側の地山に侵入して斜面の安
定を向上させる効果も果たされた。加えて流出防止マッ
トを配置したため、斜面地山の流出を防ぐことができ
た。
【0024】以上本発明を図面の実施の形態に基づいて
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。例えば落石防
止工法には、従来同様に上端に設置した落石防護柵の裏
面側にサンドマットなどを配し、その表面側にパネルを
配する工法であるが、従来と全く同様に施工することが
でき、さらにはパネル表面を緑化構造とすることができ
る。
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。例えば落石防
止工法には、従来同様に上端に設置した落石防護柵の裏
面側にサンドマットなどを配し、その表面側にパネルを
配する工法であるが、従来と全く同様に施工することが
でき、さらにはパネル表面を緑化構造とすることができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の法面緑化用
パネルは、その表面に帯状のメッシュ材が一体的に立設
されており、このパネルを法面に直接的に、或いは所定
間隔を隔てて施工した後には、その表面に用土を供給
し、植物を植生し、容易に緑化することができる。した
がって、本発明の法面緑化用パネルは、法面の防護壁の
施工、落石防止工法、地滑り防止工法などに適用するこ
とができ、しかもそのパネル表面を法面の緑化用として
も好適に利用することができる。
パネルは、その表面に帯状のメッシュ材が一体的に立設
されており、このパネルを法面に直接的に、或いは所定
間隔を隔てて施工した後には、その表面に用土を供給
し、植物を植生し、容易に緑化することができる。した
がって、本発明の法面緑化用パネルは、法面の防護壁の
施工、落石防止工法、地滑り防止工法などに適用するこ
とができ、しかもそのパネル表面を法面の緑化用として
も好適に利用することができる。
【0026】特に、スペーサを一体的に立設させた場
合、パネルを積み重ねた際にメッシュ材が潰れたりする
ことがなく、安定に運搬、保管することができる。さら
に、複数の貫通孔が備えられている場合、パネルの裏面
側の土壌、地山からの地下水の供給が可能となり、植物
の生育に好適である。また、パネル表面の用土に植裁し
た植物の根が貫通孔から地山に侵入して斜面の安定を向
上させる効果も期待できる。
合、パネルを積み重ねた際にメッシュ材が潰れたりする
ことがなく、安定に運搬、保管することができる。さら
に、複数の貫通孔が備えられている場合、パネルの裏面
側の土壌、地山からの地下水の供給が可能となり、植物
の生育に好適である。また、パネル表面の用土に植裁し
た植物の根が貫通孔から地山に侵入して斜面の安定を向
上させる効果も期待できる。
【0027】また、本発明の法面緑化用パネルの製造方
法は、植物性高分子ハイドロゲル化剤を用いるが、これ
は繰り返し利用することができるので、コスト等を増大
させるものではなく、容易に且つ確実にメッシュ材とコ
ンクリートとを一体化することができる。
法は、植物性高分子ハイドロゲル化剤を用いるが、これ
は繰り返し利用することができるので、コスト等を増大
させるものではなく、容易に且つ確実にメッシュ材とコ
ンクリートとを一体化することができる。
【0028】さらに、本発明の緑化構造は、前記構成の
パネルを用いるので、傾斜勾配の高い法面においても用
土の滑りがメッシュ材によって防止されるので、十分な
厚みの層を形成することができ、植生する植物の種類も
多種のものを用いることができ、安定な緑化環境を維持
するものとなる。特に河川堤防に本発明の緑化構造を適
用する場合、地山上に流出防止マットを敷設する態様を
採ることにより、通常の渇水期はパネル裏面側の地下水
を貫通孔から吸い上げて植物の生育環境を維持すること
ができ、増水期では流出防止マットで地山の流出を防止
し、継続的に景観に優れた堤防緑化構造とすることがで
きる。
パネルを用いるので、傾斜勾配の高い法面においても用
土の滑りがメッシュ材によって防止されるので、十分な
厚みの層を形成することができ、植生する植物の種類も
多種のものを用いることができ、安定な緑化環境を維持
するものとなる。特に河川堤防に本発明の緑化構造を適
用する場合、地山上に流出防止マットを敷設する態様を
採ることにより、通常の渇水期はパネル裏面側の地下水
を貫通孔から吸い上げて植物の生育環境を維持すること
ができ、増水期では流出防止マットで地山の流出を防止
し、継続的に景観に優れた堤防緑化構造とすることがで
きる。
【0029】また、本発明の緑化工法は、前記構成のパ
ネルを用いるので、従来の緑化工法のようにメッシュ材
を定着させるための面倒な作業、工程が一切不要であ
り、施工が極めて容易である。さらに、従来の緑化工法
のように過剰のメッシュ材を用いる必要もないので、施
工短縮、施工コスト低減等の効果ももたらされる。
ネルを用いるので、従来の緑化工法のようにメッシュ材
を定着させるための面倒な作業、工程が一切不要であ
り、施工が極めて容易である。さらに、従来の緑化工法
のように過剰のメッシュ材を用いる必要もないので、施
工短縮、施工コスト低減等の効果ももたらされる。
【図1】(a)本発明の法面緑化用パネルの製造方法を
示す過程において、型枠内へメッシュ材及びスペーサを
配設した状態を示す断面図、(b)植物性高分子ハイド
ロゲル化剤溶解液を充填した状態を示す断面図、(c)
植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液が凝固した後にコ
ンクリートを打設した状態を示す断面図、(d)法面緑
化用パネルが得られた状態を示す側面図である。
示す過程において、型枠内へメッシュ材及びスペーサを
配設した状態を示す断面図、(b)植物性高分子ハイド
ロゲル化剤溶解液を充填した状態を示す断面図、(c)
植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液が凝固した後にコ
ンクリートを打設した状態を示す断面図、(d)法面緑
化用パネルが得られた状態を示す側面図である。
【図2】(a)本発明の法面緑化用パネルの一実施例を
示す斜視図、(b)その平面図、(c)その側面図であ
る。
示す斜視図、(b)その平面図、(c)その側面図であ
る。
【図3】(a)本発明の法面緑化用パネルの他の一実施
例を示す斜視図、(b)その平面図、(c)その側面図
である。
例を示す斜視図、(b)その平面図、(c)その側面図
である。
【図4】(a)本発明の法面緑化用パネルを用いた緑化
構造(緑化工法)を示す斜視図、(b)その側面図であ
る。
構造(緑化工法)を示す斜視図、(b)その側面図であ
る。
3 メッシュ材 4 スペーサ 5 植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液 7 コンクリート(板) 8,9 法面緑化用パネル 10 貫通孔 13 用土 14 植物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02B 3/14 301 E02B 3/14 301 E02D 29/02 311 E02D 29/02 311 (72)発明者 鶴田 健 東京都杉並区上高井戸1−7−16 小沢コ ンクリート工業株式会社内 Fターム(参考) 2B022 AB04 BA01 BA02 BA11 BA23 BB10 CA04 2D018 DA06 EA01 2D044 DA16 DA25 DA33 DB52 2D048 BA01
Claims (7)
- 【請求項1】 コンクリート表面に帯状のメッシュ材の
一部が埋め込まれていることを特徴とする法面緑化用パ
ネル。 - 【請求項2】 メッシュ材と共に潰れ防止用のスペーサ
が埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の
法面緑化用パネル。 - 【請求項3】 複数の貫通孔を備えることを特徴とする
請求項1又は2に記載の法面緑化用パネル。 - 【請求項4】 型枠内に植物性高分子ハイドロゲル化剤
溶解液を充填すると共に帯状のメッシュ材を配設し、メ
ッシュ材の一部が植物性高分子ハイドロゲル化剤溶解液
中に埋没するようにして硬化させ、その後、コンクリー
トを打設し、型枠及び植物性高分子ハイドロゲル化剤溶
液の硬化物を取り外すことを特徴とする法面緑化用パネ
ルの製造方法。 - 【請求項5】 法面に、請求項1〜3の何れか一項に記
載の法面緑化用パネルが敷設され、その表面に用土が供
給されると共に、該用土に植物が植生されてなることを
特徴とする法面緑化用パネルを用いた緑化構造。 - 【請求項6】 法面地山上に土流出防止マットが敷設さ
れ、該マット上に請求項1〜3の何れか一項に記載の法
面緑化用パネルが配設され、パネル上に用土が供給され
ると共に、該用土に植物を植生されてなることを特徴と
する法面緑化パネルを用いた緑化構造。 - 【請求項7】 法面に、請求項1〜3の何れか一項に記
載の法面緑化用パネルを敷設し、その表面に用土、及び
植物の種子や苗を供給することを特徴とする法面緑化用
パネルを用いた緑化工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000355397A JP2002155533A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000355397A JP2002155533A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002155533A true JP2002155533A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18827814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000355397A Pending JP2002155533A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | 法面緑化用パネル及びその製造方法、並びにそれを用いた緑化構造及び緑化工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002155533A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222075A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Koiwa Kanaami Co Ltd | 階段構造物 |
WO2010099711A1 (zh) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | Wang Jianjun | 浇筑混凝土时用到的生态护坡模板 |
CN104145694A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-11-19 | 太仓市丰缘农场专业合作社 | 一种方形西瓜的种植方法 |
CN105756032A (zh) * | 2016-03-07 | 2016-07-13 | 阿坝藏族羌族自治州林业科学技术研究所 | 一种沙地沙化治理方法 |
-
2000
- 2000-11-22 JP JP2000355397A patent/JP2002155533A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222075A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Koiwa Kanaami Co Ltd | 階段構造物 |
WO2010099711A1 (zh) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | Wang Jianjun | 浇筑混凝土时用到的生态护坡模板 |
CN104145694A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-11-19 | 太仓市丰缘农场专业合作社 | 一种方形西瓜的种植方法 |
CN105756032A (zh) * | 2016-03-07 | 2016-07-13 | 阿坝藏族羌族自治州林业科学技术研究所 | 一种沙地沙化治理方法 |
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