JP2002154908A - 排水口用除菌剤 - Google Patents

排水口用除菌剤

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JP2002154908A JP2000350138A JP2000350138A JP2002154908A JP 2002154908 A JP2002154908 A JP 2002154908A JP 2000350138 A JP2000350138 A JP 2000350138A JP 2000350138 A JP2000350138 A JP 2000350138A JP 2002154908 A JP2002154908 A JP 2002154908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安全性が高く、ヌメリ、カビ、黒ずみの発生を
防止し、いやなニオイを吸着脱臭する効果も高く、且つ
洗浄効果も兼ね備えた長期持続性を有する薬剤を提供す
ること。 【解決手段】流水によって溶解ないし崩壊する多孔質性
の担体を、少なくとも木炭、竹炭及び活性炭のいずれか
1種以上を含有して構成し、さらに少なくとも1種以上
の抗菌剤を該担体に含有する排水口用除菌剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明の排水口用除菌剤
は、流し台排水口のストレーナー、風呂場の排水口等の
いやなニオイを抑え、ヌメリやパイプ詰まりの防止剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台、風呂場等の排水口のヌメ
リ取りには、次亜塩素酸ナトリウムや水酸化ナトリウム
等を主剤とする洗浄剤を使用するか、イソシアヌル酸
(トリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸
ナトリウム)や1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメ
チルヒダントイン、安定化二酸化塩素等の塩素系薬剤を
使用した固形錠剤が使用されていた。特に、イソシアヌ
ル酸等の塩素系薬剤を使用した固形錠剤は、排水口に設
置した場合、排水を流す度にその成分が徐々に溶解し、
ヌメリや汚れを取り除くため、洗浄剤と違い持続的な効
果がある。
【0003】しかし、これらの塩素系薬剤を使用した場
合、塩素ガスが発生するため、密閉室内での使用では塩
素臭により、気分を悪くすることがあった。また、酸、
アルカリ性の漂白剤、洗浄剤を誤って、これらの薬剤に
かけた場合、急激に反応して多量の塩素ガスが発生する
問題があった。さらに、金属やゴム等から構成される排
水口に使用すると腐食や劣化、錆が発生するという問題
や、これら排水口のいやなニオイの脱臭効果はそれほど
高くないといった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、安全性が
高く、ヌメリ、カビ、黒ずみの発生を防止し、いやなニ
オイを吸着脱臭する効果も高く、且つ、その効果を長期
間持続できる薬剤を提供するものである。さらに、防虫
効果を付与した薬剤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、流水によって溶解ないし崩
壊する多孔質性の担体を、少なくとも木炭、竹炭及び活
性炭のいずれか1種以上を含有して構成し、さらに少な
くとも1種以上の抗菌剤を該担体に含有する排水口用除
菌剤である。
【0006】そして、請求項1に係る発明によれば、多
孔質性の担体(基材)でヌメリやカビを研磨離脱して配
水管の清掃効果を高め、また、流水中で溶解ないし崩壊
する担体を使用することで、有効期間の確認が容易であ
り、さらに、抗菌剤を含浸させた担体が流水で溶解、崩
壊するため、継続的に抗菌剤が供給される。また、多孔
質性の担体がいやなニオイを吸着脱臭し、さらに、担体
を構成する基材に木炭、竹炭及び活性炭を含有するする
ことにより脱臭効果が高まる。
【0007】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明は、前記担体に少なくとも1種以上の防虫剤を含
有する排水口用除菌剤である。
【0008】上記目的を達成するために、請求項3に係
る発明は、前記抗菌剤及び/又は防虫剤として、植物か
らの抽出物又は精油を、少なくとも1種以上含有する排
水口用除菌剤である。
【0009】そして、請求項2及び3に係る発明によれ
ば、多孔質性の担体に防虫効果を有する成分(殺虫剤や
植物抽出物・精油等)を含有させることにより、コバ
エ、ゴキブリ、ハエ、ナメクジ等の防虫・忌避効果が得
られる。さらに、非塩素系の抗菌剤(好ましくは植物抽
出物・精油)を抗菌剤として採用することで、問題のあ
る塩素系薬剤を使用しないでもヌメリ、カビ等の発生を
防止できる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項4に係
る発明は、前記担体に、界面活性剤及び/又は溶剤を1
種以上含有する排水口用除菌剤である。
【0011】上記目的を達成するために、請求項5に係
る発明は、前記界面活性剤がカチオン性界面活性剤及び
/又は両性界面活性剤である排水口用除菌剤である。
【0012】そして、請求項4及び5に係る発明によれ
ば、界面活性剤及び溶剤により洗浄効果が向上し、さら
に、カチオン性界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を
用いることにより除菌効果も向上する。
【0013】本願発明は、抗菌剤及び/又は防虫剤とし
て好ましくは植物の抽出物から1種以上選択されたもの
を主成分とし、界面活性剤及び溶剤を助剤とするのが好
ましい。これを流水によって溶解ないし崩壊する多孔質
性の担体に保持させる。該担体を構成する粉粒体の成分
として焼石膏、天然又は合成ゼオライト、珪藻土、シリ
カゲル、酸化アルミナ、ホワイトカーボン、ケイ酸カル
シウム、セピオライト、モンモリナイト、パンゴリスカ
イト、セラミック、活性炭、木炭、竹炭等が例示でき、
その粉粒体の粒径は溶解、崩壊時の外観や製造性等を考
慮するとφ=2mm以下のものが望ましい。
【0014】該担体は担持機能を有する多孔質体であれ
ば良く、より好ましくは主基材としてそれ自体が多孔質
性を有する粉粒体で構成する。本願発明では、担体に少
なくとも木炭、竹炭及び活性炭のいずれか1種以上を配
合したもので、良好な脱臭効果を得ることができる。こ
れらにビルダー、無機塩、消臭剤等を適宜添加すること
もできる。
【0015】添加される抗菌剤は後述に特に限定されな
いが、好ましくは植物抽出物を用い、それらは互いに除
菌効果を補完させるうえでも2種以上の混合添加が特に
有効である。特に好ましくはアニス油、オレンジ油、カ
シア油、カシア油、カラシ・ワサビ抽出物、ガーリック
油、甘草抽出物、グレープフルーツ油、クローブ油、シ
ソ油、シダーウッド油、シトロネラ油、シナモン油、シ
ナモンリーフ油、ショウガ抽出物、ゼラニウム油、タイ
ムホワイト油、茶抽出物、ティーツリーオイル、ネロリ
油、ハッカ油、ヒバ油、ヒノキ油、ピメント油、フェン
ネル油、ペニ−ロイヤル油、ペパーミント油、ベルガモ
ット油、孟宗竹抽出物、ユーカリ油、ヨモギエキス、ラ
ベンダー油、ルー油、レモングラス油、レモン油、ヒノ
キチオール、リモネン等の植物抽出物を添加するが好ま
しい。これら植物抽出物には除菌効果と防虫効果の両効
果を併せ持つものが多い。
【0016】植物抽出物の添加量が多い場合、固形化が
困難になり、少ないとヌメリ、カビの発生防止等の効果
が期待できない。したがって、植物抽出物の添加量は排
水口除菌剤100部に対し、0.1〜20部程度が望ま
しい。
【0017】水溶性固化剤は、上記担体を固形化し、且
つ、流水中で徐々に溶解あるいは崩壊させる化合物であ
れば制限はなく、天然又は合成蛋白質、多糖類、天然又
は合成セルロース化合物、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレングリコール等が例示できる。その中でも可溶性
デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、セルロースエーテル化合物等が好ましい。
【0018】界面活性剤は、ノニオン性、アニオン性、
カチオン性、両性等一般的な界面活性剤から適宜選択し
て用いればよいが、特に、カチオン性界面活性剤及び/
又は両性界面活性剤が除菌効果を向上させるのに好適で
ある。また、無機塩は水溶性であればよく、銀、銅、亜
鉛等の金属塩が例示でき、さらに、リン酸カルシウムを
担体とし、これに金属銀を担持させた「アパタイザー」
〔(株)サンギ〕やアルミノ珪酸塩のゼオライトに銀イ
オン等を取り込んだ「ゼオミック」〔(株)シナネンゼ
オミック〕等を含有させることもできる。さらに、本願
発明に、香料、着色剤を添加することによって商品性を
向上させることもできる。
【0019】上記成分を均一に混合した後、打錠あるい
は押し出し成型等の方法で得られた錠剤は、開口部を有
する樹脂ケースやネット、成形不織布容器、不織布袋等
に収容され、使用時に流水で徐々に溶解あるいは崩壊し
つつ有効成分を放出する。この放出された有効成分がヌ
メリ、カビ、黒ずみの発生を防止し、徐々に溶解するこ
とで長期間に亘って効果を持続させる。なお、該錠剤を
収容する容器に抗菌剤や消臭剤等を含有させることも任
意である。
【0020】以下に各成分を具体的に例示するが、本願
発明はそれらに限定されるものではない。 <抗菌剤>各種抗菌剤が例示できるが、好ましくは植物
抽出物又は精油が用いられる。 ・有機系抗菌剤 エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、フェノール、イソプロピルメチルフェノー
ル(IPMP)、チモール、o−フェニルフェノール
(OPP)、4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール
(PCMX)、チアベンダゾール(TBZ)、塩酸クロ
ルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベン
ザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジ
ニウム、クロロタロニル(TPN)、カルベンダジン、
トリクロサン、塩化リゾチーム等
【0021】・植物抽出精油、天然物由来抗菌剤 アニス油、オレンジ油、カシア油、カラシ・ワサビ抽出
物、ガーリック油、甘草抽出物、グレープフルーツ油、
クローブ油、シソ油、シダーウッド油、シトロネラ油、
シナモン油、シナモンリーフ油、ショウガ抽出物、ゼラ
ニウム油、タイムホワイト油、茶抽出物、ティーツリー
オイル、ネロリ油、ハッカ油、ヒバ油、ヒノキ油、ピメ
ント油、フェンネル油、ペニーロイヤル油、ペパーミン
ト油、ベルガモット油、孟宗竹抽出物、ユーカリ油、ヨ
モギエキス、ラベンダ−油、ルー油、レモングラス油、
レモン油、ヒノキチオール、リモネン等
【0022】また、防黴防腐剤としては、以下のものが
例示できる。安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸
ナトリウム、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸イソブチル、プロ
ピオン酸ナトリウム、イソチアゾロン等
【0023】<界面活性剤>界面活性剤は、ノニオン性
界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活
性剤、両性界面活性剤の群より選ばれる何れを選択する
ことは任意であり、その割合、配合、混合について何ら
制限されるものではなく、目的、方法によって任意に決
定できるものである。
【0024】1.ノニオン性界面活性剤 ・脂肪酸アルカノールアミド系 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド1:1型、ヤシ油脂肪
酸ジエタノールアミド1:2型、ヤシ油脂肪酸モノエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリ
オキシエチレンラウリン酸モノエタノールアミド等 ・ポリオキシエチレンアルキルエーテル系 ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレン高級アルコー
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル(12〜1
4)エーテル(7〜12E.O.)等 ・ソルビタン脂肪酸エステル系 ・ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル系 ・ポリオキシエチレン脂肪酸エステル系 ・エチレングリコール脂肪酸エステル系 ・プルロニック型等
【0025】2.アニオン性界面活性剤 ・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩系 ・アルキルエーテル硫酸塩系 ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミン、ポリオキシエチレンアルキル(11〜15)
エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、アルキル(1
1,13,15)トリエタノールアミン、アルキル硫酸
ナトリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミン、高級
アルコール硫酸ナトリウム等
【0026】・スルホサクシネート系 ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸、ポリオキシエ
チレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホン
酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエ
チレンラウリルエタノールアミド二ナトリウム等
【0027】・エーテルカルボン酸系 ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、
ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸等 ・脂肪酸系 混合脂肪酸ナトリウム石鹸、ステアリン酸ナトリウム石
鹸、オレイン酸カリ石鹸、ヒマシ油カリ石鹸等 ・アルキルベンゼンスルホン酸系 ドテシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等
【0028】3.カチオン性界面活性剤(殺菌剤) ・アルキルアンモニウム系 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、塩化アルキルトリメ
チルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザ
ルコニウム液、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピ
ルエチルジメチルアンモニウム等
【0029】4.両性界面活性剤(殺菌剤) ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミ
ドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、2−アルキル−N−カルボキシルメチル−N−ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、2−アル
キル−N−カルボキシルメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダソリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミンオ
キサイド、ラウリルベタイン、ナトリウムアルキルジ
(アミノエチル)グリシン、塩化アルキルポリアミノエ
チルグリシン、塩化アルキルジアミノエチルグリシン等
【0030】<溶剤> 1.アルコール系及び/又は2以上の官能基を持つ化合
物から選ばれる溶剤例 ・アルコール系 メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、2−tert−ブチルアルコール、イソブチルアル
コール、3−tert−ブチルアルコール、n−3−メ
トキシ−3メチル−1−ブタノール、アミルアルコー
ル、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル
−1−ブタノール、1−ヘキサノール、2−メチル−1
−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2−
ヘプタノール、3,5,5−トリメチル−1−ヘキサノ
ール、1−デカノール、ベンジルアルコール、1,2−
プロパンジオール、グリセリン等
【0031】・2以上の官能基を持つ化合物 2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、2
−(メトキシメトキシ)エタノール、2−プトキシエタ
ノール、2−(イソペンチルオキシ)エタノール、2−
フェノキシエタノール、ジエチレングリコール、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリ
コール、1−メトキシ−2−プロパノール、ジプロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル、ジアセトアルール、トリエタノールアミン等
【0032】<ビルダー>汚染物質再付着防止効果が期
待できるものであればよく、以下に限定されるものでは
ない。 ・無機ビルダー リン酸塩: オルトリン酸ナトリウム、メタリン酸ナト
リウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリ
ウム、ピロリン酸カリウム、 炭酸塩: 炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、セス
キ炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウ
ム、硼酸ナトリウム、 硫酸塩:硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、水酸化アル
ミニウム、硼酸、ホウ砂、尿素、等
【0033】・有機ビルダー ニトリロトリ酢酸ナトリウム(NTA、−3H、−3N
a、−2Na)、エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウ
ム(EDTA、−4H、−2Na、−3Na、−4N
a)、EDTAのアミン塩、クエン酸ナトリウム、CM
C、デンプン、アリル酸アミド、メタアリル酸アミド、
アクリロニトリル、セルロース等
【0034】<消臭剤>モウソウチク抽出物(「タケガ
ード」、(株)タケックステクノ)、緑茶抽出エキス
(「フレッシュシライマツ」シライマツ新薬(株))、
長鎖ベタイン化合物(「エポリオン」エポリオン
(株))、柿抽出液の総称型タンニンを主成分とした消
臭剤(「パンシル」リリース科学(株))、数種の植物
エキスを混入した植物系特殊消臭剤(「ピュリエール」
松下電工(株))等
【0035】<基材>活性炭、木炭、竹炭、シリカゲ
ル、酸化アルミナ、セピオライト、天然又は合成ゼオラ
イト、モンモリナイト、パンゴリスカイト、セラミッ
ク、焼石膏、珪藻土、ホワイトカーボン、ケイ酸カルシ
ウム等 特に、担体を構成する基材自体が多孔質性を有するもの
がより好ましい。
【0036】<芳香剤>動物性、植物性の天然香料、あ
るいは炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケトン、ラ
クトン、オキシド、エステル類等の人工香料が例示で
き、フルーティー調、フローラル調、シトラス調、ウッ
ディ−調、フレッシュノート調、ミックスフレーバー
調、グリーン調、ミント調等の香調を有するものが挙げ
られる。
【0037】〈防虫剤〉アニス油、オレンジ油、カシア
油、カラシ・ワサビ抽出物、ガーリック油、グレープフ
ルーツ油、クローブ油、シソ油、シダーウッド油、シト
ロネラ油、シナモン油、シナモンリーフ油、ゼラニウム
油、タイムホワイト油、ハッカ油、ヒバ油、ヒノキ油、
ピメント油、フェンネル油、ペニーロイヤル油、ペパー
ミント油、ベルガモット油、ユーカリ油、ヨモギエキ
ス、ラベンダー油、ルー油、レモングラス油等、
【0038】また、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系
殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、クロロニコチン系殺虫
剤、昆虫成長阻害剤、忌避剤からなる群より選ばれる1
種以上の化合物を併用することもできる。
【0039】・ピレスロイド系殺虫剤、アレスリン、d
l・d−T80−アレスリン、dl・d−T−アレスリ
ン、d・d−T−アレスリン、d・d−T−プラレトリ
ン、フタルスリン、d・T80−フタルスリン、レスメ
トリン、d−T80−レスメトリン、d−T80−フラ
メトリン、ペルメトリン、フェノトリン、フェンバレレ
ート、シペルメトリン、d−T80−シフェノトリン、
エンペントリン、テラレスリン、イミプロスリン、エト
フェンプロックス、トランスフルトリン等
【0040】・有機リン系殺虫剤 ダイアジノン、フェニトロチオン、ピリダフェンチオ
ン、マラチオン、ディプテレックス、クロルピリホス、
フェンチオン、ジクロルボス、プロペンタホス、アペイ
ト、プロチオホス、ホキシム等
【0041】・カーバメート系 プロボクスル等 ・クロロニコチン系殺虫剤 イミダクロプリド、アセタミプロリド等 ・昆虫成長阻害剤(IGR) ピリプロキシフェン、フェノキシカルブ、メトプレン、
ハイドロプレン等 ・忌避剤 N,N−ジエチル−m−トルアミド(DEET)、ジブ
チルフタレート、2−エチル−1,3−ヘキサンジオー
ル、カラン−3,4−ジオール、p−メンテン−3,8
−ジオール、ユーカリブトール等
【0042】添加剤はその比率、混合及び配合は任意と
し、何ら制限されない。またその他誤飲防止剤、色素、
抗菌剤等、各種添加剤を含有することは可能であり、そ
の配合、選択等に、特に限定されるものではない。以上
化合物の含有割合は、有効成分の種類やその目的、方法
等により任意に設定できるものとし、上記化合物から選
ばれた少なくとも1種以上を必要に応じて用いるもので
あり、これらについても何ら制限されるものではない。
【0043】<プラスチック>容器等に使用するプラス
チックは、温度や薬剤に対して耐熱、耐薬品製を有する
ものであれば特に限定されない。また、必要に応じてガ
ラス繊維や無機物、酸化防止剤、紫外線吸収剤、抗菌剤
等を混合したものが使用でき、特に熱可塑性樹脂が好適
に用いられる。
【0044】・熱可塑性樹脂 ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、アク
リル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、メチル
ペンテン(TPX)、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ナイロン(PA)、
ポリアセタール(POM)、ポリスチレン(PS)、A
BS、AS、ポリフェニルサルフォン、ポリアリルサル
フォン、ポリサルフォン、塩化ビニル樹脂(PVC)等
【0045】
【実施例】試験例1 本願発明の実施例及び比較例を表1〜4に示す。但し、
本願発明は下記実施例のみに限定されるものではない。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】1)抗菌基礎試験 評価方法 黄色ブドウ球菌(S.aureus):1FO330
1、大腸菌(E.coli):1FO12732、枯草
菌(B.subitius):1FO3134を普通ブ
イヨン培地で25℃、48時間振盪培養した菌を試験品
とした。10〜10CFU/mlになるよう供試菌
液を加えたNA培地を積層固化させた。この培地上に供
試液(各錠剤を砕いて500mlのイオン交換水に懸濁
させた液)80μlを含浸させたφ8mmのろ紙を置
き、25℃にて48時間培養後に形成された阻止円の大
きさを測定し、評価した。
【0051】前記同様に黒カビ(C.cladosp
orioides):1FO6348の供試菌液を加え
たPDA培地を積層固化させ、この培地上に供試液80
μlを含浸させたφ8mmのろ紙を置き、25℃にて4
8時間培養後に形成された阻止円の直径を測定し、評価
した。 評価基準 ◎:20mm以上、○:10mm〜20mm、△:10
mm未満、×:阻止円を形成せず
【0052】2)消臭試験 評価方法 容積6Lのガラス製シリンダーの中にろ紙(アドバンテ
ック東洋No.5A9cm)を敷いたシャーレと錠剤を
入れたシャーレを設置し、ろ紙に臭気物質溶液(トリメ
チルアミン水溶液)を滴下した。滴下後2時間経過した
時点で検知管を用いてシリンダー内の臭気濃度を測定し
た。また、同様に錠剤を設置しない系をBlankと
し、以下の計算式にて臭気物資の除去率を算出した。
【0053】
【数1】
【0054】3)ヌメリ、汚れ試験 評価方法 4〜5人家族の家庭の台所排水口(洗浄後のストレーナ
ー底面)に供試剤(開口容器に収容した錠剤)を設置し
て実際に使用し、使用後10日目のストレーナーのヌメ
リ、汚れの付着具合を目視又は皮膚感触にて評価した。
なお、評価箇所は、ストレーナー底面とストレーナー側
面とし、供試剤を使用しなかった場合の状況と比較し
た。 評価基準 ◎:ヌメリ、汚れがかなり抑えられている、○:ヌメ
リ、汚れが抑えられている、△:ヌメリ、汚れがやや抑
えられている、×:ヌメリ、汚れがひどく発生してい
る。
【0055】4)防虫試験 評価方法 扉を有する鋼鉄製シリンダー(高さ10cm、直径20
cm)の上にガラスシリンダー(高さ33cm、直径2
0cm)を置き、直径5cmの穴を有するガラスプレー
トをかぶせ、ゴム栓をした試験装置で実施した。試験装
置内に供試虫を約20匹入れた後、各供試剤を試験装置
下方の扉から挿入すると同時に上方のゴム栓を取り除
き、上方に16メッシュナイロンネットを張ったガラス
シリンダー(高さ20cm、直径20cm)をかぶせ
た。各供試剤の設置から3時間後にガラスプレートの穴
から上方のシリンダー内に追い出された個体数をカウン
トした。無処理区において上方に移動した率を無処理区
の追い出し率とし、次式により補正して追い出し率を求
めた。なお、供試虫にはオオチョウバエ(Telmat
oscopus albipunctatus)とキイ
ロショウジョウバエ(Drosophila mela
nogaster)を用いた。
【0056】
【数2】
【0057】5)ステンレスの腐食試験 評価方法 各種錠剤を砕いて1Lの水道水に懸濁させた液を準備し
た。この溶液を適量取り、10mm×60mmのステン
レス片の約30mm位置まで浸漬させて40℃にて保管
した。保管後30日経過した時点でステンレス片表面の
腐食程度を目視にて調査した。 評価基準 ◎:全く変化なし、○:わずかな変化を認めるが、腐食
はしていない、△:わずかな腐食を認める、×:激しい
腐食を認める。
【0058】考察 実施例1〜7において、基材に、木炭、竹炭及び活性炭
を配合することにより、悪臭物質の除去率が向上した。
実施例4,8,9の比較において、カチオン性界面活性
剤、両性界面活性剤を添加することにより、除菌効果が
向上し、特に実使用におけるムメリ、汚れ試験におい
て、ストレーナー底面のヌメリ防止効果が向上するとい
う結果を得た。さらに、実施例に10において高級アル
コール系溶剤を添加することによって、表2に示す試験
結果には明確に現れていないものの、実使用期間(約3
0日)を通じて油汚れ等の付着防止に少なからず良好な
結果が認められた。
【0059】実施例10〜13において、各種天然精油
を有効成分とした場合に、除菌及び防虫の両効果を認め
た。さらに実施例13においては、複数の天然精油を配
合することによる相乗効果が確認できた。実施例14,
15においては有効成分を合成物に置き換えた場合の有
効性を確認した。実施例1〜15において、従来から使
用されている塩素系の排水口用ヌメリ取り剤のようにス
テンレスを腐食することはなかった。以上の結果より、
有効成分の蒸散による除菌効果、カチオン性界面活性剤
及び/又は両性界面活性剤の流水中への溶解による除菌
効果及び洗浄効果、さらに、木炭、竹炭及び活性炭の配
合による悪臭の除去効果を併せ持つ安全かつ効果的な排
水口用除菌剤を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H011 AA02 AC06 BA01 BA05 BA07 BB03 BB18 BB20 BB22 BC03 BC04 BC06 BC07 BC18 BC19 DA03 DD01 DH02 DH03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水によって溶解ないし崩壊する多孔質
    性の担体を、少なくとも木炭、竹炭及び活性炭のいずれ
    か1種以上を含有して構成し、さらに少なくとも1種以
    上の抗菌剤を該担体に含有することを特徴とする排水口
    用除菌剤。
  2. 【請求項2】 前記担体に少なくとも1種以上の防虫剤
    を含有する請求項1記載の排水口用除菌剤。
  3. 【請求項3】 前記抗菌剤及び/又は防虫剤として、植
    物からの抽出物又は精油を、少なくとも1種以上含有す
    る請求項1又は2記載の排水口用除菌剤。
  4. 【請求項4】 前記担体に、界面活性剤及び/又は溶剤
    を1種以上含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の排水口用除菌剤。
  5. 【請求項5】 前記界面活性剤が、カチオン性界面活性
    剤及び/又は両性界面活性剤である請求項4記載の排水
    口用除菌剤。
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