JP2002154736A - テープカッター - Google Patents

テープカッター

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JP2002154736A
JP2002154736A JP2000350140A JP2000350140A JP2002154736A JP 2002154736 A JP2002154736 A JP 2002154736A JP 2000350140 A JP2000350140 A JP 2000350140A JP 2000350140 A JP2000350140 A JP 2000350140A JP 2002154736 A JP2002154736 A JP 2002154736A
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tape
locking portion
cutting
plate
loop
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JP2000350140A
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Nobuki Okochi
信喜 大河内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指がテープの粘着面に触れることなく、テー
プを切取ることができるテープカッターを提供する。 【解決手段】 テープを切取るときは、引出しテープ2
2の端部を指で挟持してテープ挿通切欠7を通して所定
の長さを引き出した後、前記引出しテープ22を待機位
置の可動係止部14に粘着係止させて更に引出し、該可
動係止部14を付勢手段24の付勢力に抗して切断位置
まで揺動させると、前記引出しテープ22は前記固定係
止部12に粘着係止される。次に、前記引出しテープ2
2をループ用切断刃16に当接させて切断すると、前記
可動係止部14は前記付勢手段24により付勢されて、
自動的に前記待機位置まで揺動し、前記引出しテープ2
2の張渡し部22Aは粘着面を内側として湾曲ループ部
22Bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガムテープ、ビニ
ールテープなどの粘着性の巻装テープからテープを剥離
して切取るために使用されるテープカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテープカッターは、粘着性の巻装
テープを回転自在に装着するリール部と、巻装テープか
ら剥離されて引出される引出しテープを切断する固定刃
と、切断後の引出しテープ端部を粘着係止する係止部と
を備えている。
【0003】従来のテープカッターによるテープの切取
り作業は、係止部近傍において引出しテープ端部近傍を
指で挟持し、巻装テープから新たに所定の長さのテープ
を剥離しながら引出した後、該引出しテープを係止部及
びカッターに当接させて切断することにより行われ、切
断後の引出しテープ端部は係止部に粘着係止される。
【0004】このように従来のテープカッターは簡単な
構造で、テープの切取り作業が容易である反面、切取ら
れたテープが指に粘着したり巻付くことがあり、テープ
の貼着作業の能率が低下したり、作業者に不快感を与え
ることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に鑑みてなされたものであり、指がテープの粘着
面に触れることなく、テープを切取ることができるテー
プカッターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、粘着性の巻装
テープを回転自在に支持する軸状のリール部と、このリ
ール部の一端を一体的に支持するとともに該リール部か
ら、前記支持すべき巻装テープの最大外径よりも外側に
延在する本体アーム部と、この本体アーム部の先端に一
体的に設けられ、且つ、前記支持すべき巻装テープの最
大外径から外側に離間した位置で延在され、該巻装テー
プよりも広幅、且つ、前記リール部と平行な本体プレー
トと、この本体プレートの先端に設けられ、前記巻装テ
ープから剥離されて引出される引出しテープを切断する
固定刃と、前記本体プレートのテープ幅方向における前
記本体アーム部と反対側の側端面から前記巻装テープの
幅よりも大きく幅方向に切り込んで形成されたテープ挿
通切欠と、このテープ挿通切欠と前記固定刃との間の位
置で、前記本体プレートの前記リール部と反対側の面に
設けられたループ用切断ユニットと、を有してなり、こ
のループ用切断ユニットは、前記巻装テープから剥離さ
れ、前記テープ挿通切欠を通って引出される引出しテー
プを粘着係止する固定係止部と、前記引出しテープの、
前記固定係止部を越えて引出された部分に粘着係止し、
前記固定係止部の近傍の待機位置と、前記固定係止部か
ら前記引出しテープの引出し側に離間する切断位置との
間で揺動自在とされた可動係止部と、前記可動係止部を
前記待機位置方向へ付勢する付勢手段と、前記切断位置
に設けられ、前記可動係止部が前記切断位置まで揺動し
たとき、これに粘着している前記引出しテープを切断可
能のループ用切断刃と、を備えてなることを特徴とする
テープカッターにより、上記目的を達成するものであ
る。
【0007】また、前記引出しテープにおける、前記切
断位置の前記可動係止部と前記固定係止部とに張り渡さ
れた張渡し部を、前記可動係止部の前記待機位置方向へ
の揺動に連動し、粘着面を内側として湾曲させてループ
を形成させるループ形成手段を設けるようにしてもよ
い。
【0008】更に、前記ループ形成手段は、前記固定係
止部及び前記可動係止部の少なくとも一方に形成され、
前記張渡し部をその粘着面が内側となるように屈曲させ
る方向に傾斜した傾斜面であるようにしてもよい。
【0009】更に又、前記可動係止部は、板状体の一端
である自由端に形成され、この板状体は前記自由端の反
対側の基端部において、前記固定係止部側に枢支され、
前記付勢手段はねじりコイルルばねからなり、前記板状
体を前記待機位置方向へ付勢するようにしてもよい。
【0010】更に、前記付勢手段は板ばねからなり、前
記板状体は該板ぼねを介して前記固定係止部側に支持さ
れるようにしてもよい。
【0011】又、前記固定刃と前記巻装テープとの間の
前記本体プレートに接近した位置で前記本体アームに取
り付けて配置され、前記引出しテープの粘着面に接触す
る回転筒状のテープガイドを設け、このテープガイド
は、前記引出しテープを案内するとともに、切断後の前
記引出しテープの先端近傍部分を前記固定刃に接近した
位置で粘着保持させるようにしてもよい。
【0012】さらに、前記本体プレートの、前記固定刃
と反対側の端縁に、テープ幅方向の揺動軸を中心とし
て、自由端が前記リール部に装着すべき巻装テープの最
小外径時の外周に接触可能な位置から最大外径時の外周
に非接触となる位置との間で揺動自在のカバープレート
を設けてなり、このカバープレートは、前記巻装テープ
よりも幅広であり、その幅方向両端縁は、前記リール部
方向に折り曲げられたフランジ部を備え、使用者による
握持が可能とされるようにしてもよい。
【0013】本発明によれば、テープ切取りの際、引出
しテープ端部に容易にループを形成することができ、
又、ループなしのテープ切取りもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1に示されるように、本発明の実施の形
態の例に係るテープカッター10は、粘着性の巻装テー
プ18を回転自在に支持する軸状のリール部20と、こ
のリール部20の基端を一体的に支持すると共に、該リ
ール部20から、前記支持すべき巻装テープ18の最大
外径よりも外側に延在する本体アーム部2と、この本体
アーム部2の先端に一体的に設けられ、且つ、前記支持
すべき巻装テープ18の最大外径から外側に離間した位
置で延在され、該巻装テープ18よりも広幅、且つ、前
記リール部20と平行な本体プレート4とから構成され
ている。
【0016】この本体プレート4の先端には、前記巻装
テープ18から剥離されて引き出される引出しテープを
切断する固定刃6と、前記本体プレート4の底部幅方向
における前記本体アーム部2と反対側に側端面から前記
巻装テープ18の幅よりも大きく幅方向に切り込んで形
成されたテープ挿通切欠7と、このテープ挿通切欠7と
前記固定刃6との間の位置で、前記本体プレート4の前
記リール部20と反対側の面に設けられたループ用切断
ユニット8とが備えられている。
【0017】前記ループ用切断ユニット8は、全体構造
が、図1において上向きに開口し、前記本体プレート4
から垂直に立上って各々平行に配置され、それぞれの上
端に前記固定係止部12及びループ用切断刃16を備え
る壁体26、30と、これら壁体26、30と直交する
方向、且つ、相互にこれらを連結して設けられた側壁2
8A、28Bからなる四角形の箱状態とされている。
【0018】図2に示されるように、前記壁体26は、
前記テープ挿通切欠7側に、又、前記壁体30はその反
対側にそれぞれ配置され、両者の間に揺動部材36が揺
動自在に配置された構成となっている。
【0019】前記固定係止部12は、前記巻装テープ1
8から剥離され、前記テープ挿通切欠7を通って引き出
される引出しテープ22を粘着係止するようにされてい
る。
【0020】前記ループ用切断刃16は前記固定係止部
12から更に引き出された前記引出しテープ22を切断
する切断位置に設けられている。
【0021】前記可動係止部14は、図2において下側
の基端において本体プレート4に揺動自在に支持された
プレート上の揺動部材36の先端に設けられ、前記固定
係止部近傍の待機位置と、図2において2点鎖線で示さ
れる前記切断位置との間で揺動自在とされている。又、
前記ループ用切断ユニット8には、前記揺動部材36を
固定係止部12方向に付勢するためのねじりコイルばね
からなる付勢手段24が設けられている。
【0022】前記固定係止部12は、図1、図2に示さ
れるように、テープ引出し側に向かって上り傾斜した傾
斜面から構成されている。
【0023】前記壁体26、30及び揺動部材36は厚
い樹脂板からなり、壁体30の上端には、前記ループ用
切断刃16が、テープ引出し方向に屈曲して設けられて
いる。
【0024】又、前記揺動部材36は、図2において下
端が、ピン36Aにより前記本体プレート4上に揺動自
在に支持され、その上端の傾斜面が可動係止部14を構
成している。この可動係止部14は、図2に示されるよ
うに、前記固定係止部12に接近した待機位置におい
て、該固定係止部12よりも図において上方に突出した
位置で、且つ固定係止部12と逆方向、即ちテープ引出
し方向に下がり傾斜した傾斜面とされている。
【0025】又、この傾斜面からなる可動係止部14
は、揺動部材36が図2において反時計方向に揺動し、
前記切断位置となったとき、前記ループ用切断刃16に
最接近するようにされている。
【0026】図1の符号38は、前記固定刃6と前記巻
装テープ18との間の前記本体プレート4に接近した位
置で前記本体アーム2に取り付けて配置され、前記引出
しテープ22の粘着面に接触する回転筒状のテープガイ
ドを示す。
【0027】このテープガイド38は、前記巻装テープ
18から引き出された引出しテープ22を案内すると共
に、切断後の前記引出しテープ22の先端近傍部分がこ
れに粘着することによって、固定刃に接近した位置で保
持して垂れ下がりを防止するものである。
【0028】図1に示されるように、前記本体プレート
4の、前記固定刃6と反対側の端縁に、テープ幅方向の
揺動軸40Aを中心として、自由端が前記リール部20
に装着すべき巻装テープ18の最小外径時の外周に接触
可能な位置から最大外径時の外周に非接触となる位置と
の間で揺動自在のカバープレート40が設けられてい
る。
【0029】このカバープレート40は、前記巻装テー
プ18よりも幅広であり、その幅方向両端縁には、前記
リール部20方向に折り曲げられたフランジ部42を備
え、これにより使用者が、巻装テープ18と共に握持で
きるようにされている。
【0030】次に、上記実施の形態の例に係るテープカ
ッター10の作用について説明する。
【0031】まず、前記カバープレート40を跳ね上げ
てリール部20に巻装テープ18を遊嵌させ、次にカバ
ープレート40を揺動軸40Aを中心として、巻装テー
プ18の外周に接触するまで揺動させる。
【0032】この状態で、使用者は、カバープレート4
0位置で巻装テープ18をカバープレート40と共に握
持できる。
【0033】次に、装着した巻装テープ18を先端から
巻き出して、通常の切断の場合は、図2に2点鎖線で示
されるように、前記テープガイド38と本体プレート4
との間を通って引出し、所定量引き出した後固定刃6に
よって切断する。
【0034】切断後のテープ先端にループを形成しよう
とする場合は、前記テープ挿通切欠7を通って、テープ
を巻装テープ18から引き出す。
【0035】前記巻装テープ18から新たに所定の長さ
のテープを引出した後、前記引出しテープ22を前記可
動係止部14に当接させて粘着係止させる。
【0036】なお、前回のテープの切取り時に既に形成
されているループ部があれば、指は前記ループ部を挟持
し、前記引出しテープ22の粘着面に触れないので、テ
ープの粘着剤が指に付着することがない。
【0037】前記待機位置の前記可動係止部14は、図
2に示されるように、前記固定係止部12の前記引出し
側の上方にわずかに突出しているので、前記引出しテー
プ22は、前記可動係止部14にのみ粘着係止され、前
記固定係止部12には粘着係止されていない。
【0038】この状態で、更に前記テープ先端を引張る
と、前記可動係止部14は、前記付勢手段24の付勢力
に抗して前記引出し側に引張られ、図3に示されるよう
に、前記揺動部材36と前記壁体26とが当接する前記
切断位置まで揺動し、この状態で前記引出しテープ22
を前記切断刃16に当接させてテープを切取る。
【0039】ここで、既存のループ部があれば作業者の
指は、切取られるテープの前記ループ部を挟持し、テー
プの粘着面に触れていないので、切取られるテープが指
に巻付いたり、付着することがない。
【0040】前記可動係止部14が前記切断位置まで揺
動し、テープを切取るとき、前記引出しテープ22は前
記固定係止部12の先端に当接し、更に、図4に示され
るように、揺動部材36が付勢手段24により壁体26
方向に戻されるとき、該固定係止部12に粘着係止され
る。
【0041】前記引出しテープ22は、前記可動係止部
14に案内されて引出されるので、前記可動係止部14
の前記待機位置から前記切断位置までの揺動に伴い、前
記固定係止部12に対して、常に、一定の軌跡で接近
し、前記可動係止部14の前記切断位置近傍への到達に
より、前記固定係止部12に確実に粘着係止される。
【0042】前記引出しテープ22の前記張渡し部22
Aは、図4に示されるように、前記可動係止部14の前
記巻装テープ側端部14A及び前記固定係止部12の前
記引出し側端部12Aにおいて、粘着面を内側として屈
曲している。
【0043】従って、テープから解放された前記可動係
止部14が、前記付勢手段24に付勢されて、前記揺動
部材36と前記壁体30とが当接する前記待機位置まで
揺動すると、図5に示されるように、前記張渡し部22
Aは粘着面を内側とした新たなループ部22Bを自動的
に形成する。
【0044】詳細には、前記張渡し部22Aは、両端近
傍において粘着面を内側として屈曲した緊張状態から緩
み始めるので、該屈曲部における曲げモーメントを解消
する方向、即ち非粘着面側に突出する方向へ湾曲し始
め、この結果、常に、粘着面を内側とするループが形成
される。
【0045】なお、ループの大きさは、例えば前記壁体
26を揺動部材36に対する距離を調節できる構造とし
て、その設置位置を選択して、前記可動係止部14の前
記切断位置を調節することにより調節可能とされ、必要
最小のループを形成させることにより、テープの利用率
を高めることができる。
【0046】以後、同様にループを利用したテープの切
取り作業を繰り返す。
【0047】又、本実施の形態の例においては、図2に
示されるように、前記可動係止部14は、前記待機位置
において、前記固定係止部12の前記引出し側に隣接し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図
6に示されるように、前記可動係止部14の前記巻装テ
ープ側端部14Aが、前記固定係止部12の前記引出し
側端部12Aに対して、前記巻装テープ側に上方から突
出するようにしてもよい。この場合、ループの下端部近
傍の内側粘着面同士が確実に接触して粘着される。
【0048】更に、本実施の形態の例においては、前記
固定係止部12及び前記切断位置の前記可動係止部14
は、図3に示されるように、前記引出しテープ22の前
記張渡し部22Aを、その両端部において、粘着面が内
側となるように屈曲させているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、前記張渡し部22Aを、その一端
部において、粘着面が内側となるように屈曲させるよう
にしてもよい。
【0049】この場合、前記切断刃16は、前記切断位
置の調節状態に拘らず、常に該切断位置の前記可動係止
部14の近傍に位置するので、切断後の引出しテープ端
部を前記可動係止部14からはみ出させることがない。
【0050】又、本実施の形態の例においては、前記可
動係止部14が自由端に形成された前記揺動部材36は
基端において前記ピン36Aを介して前記係止部側壁3
2に枢支され、前記付勢手段24はねじりコイルばね
で、前記揺動部材36を前記待機位置方向へ付勢される
構成であるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、図7に示されるように、付勢手段は前記壁体30の
前記引出し側面に該壁体30と略接触状態で重なるよう
に配置され、下端である基端において前記壁体30に支
持される板ばね50からなり、前記可動係止部14及び
前記切断刃16は前記板ばね50の上端である自由端近
傍に支持され、該板ばね50の撓みにより揺動自在、且
つ、該板ばね50の弾発力により前記待機位置方向へ付
勢されるようにしてもよい。
【0051】前記板ばね50を使用することにより、ピ
ン及びねじりコイルばねを使用する必要がなく、構造が
簡単で低コストである。
【0052】更に又、本発明の実施の形態の例において
は、図5に示されるように前記ループ部22Bは下端近
傍において、その内側粘着面同士が相互に粘着すると説
明しているが、内側粘着面同士が相互に粘着しない場合
であっても、外側非粘着面を指で挟持可能であればよ
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、テープ切取りの際、引
出しテープ端部に容易にループを形成するテープカッタ
ーにより、指がテープの粘着面に触れることなくテープ
を切取ることが可能となり、テープの貼着作業能率が向
上されるという優れた効果がもたらされる。又、ループ
を形成しないテープ切取りもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係るテーブルカッタ
ーの全体構造を示す斜視図
【図2】同テーブルカッターの要部を拡大して示す断面
【図3】同テーブルカッターのループ切断時の状態を示
す断面図
【図4】同切断の終了直後の状態を示す断面図
【図5】同切断後のループ形成状態を示す断面図
【図6】テーブルカッターにおけるループ用切断ユニッ
トの他の実施形態を示す断面図
【図7】テーブルカッターにおけるループ用切断ユニッ
トの更に他の実施形態を示す断面図
【符号の説明】
2…本体アーム部 4…本体プレート 6…固定刃 7…テープ挿通切欠 8…ループ切断ユニット 10…テープカッター 12…固定係止部 14…可動係止部 16…ループ用切断刃 18…巻装テープ 20…リール部 22…引出しテープ 22A…張渡し部 22B…ループ部 24…付勢手段 26、30…壁体 28A、28B…側壁 36…揺動部材 36A…ピン 40…カバープレート 40A…揺動軸 42…フランジ部 50…板ばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着性の巻装テープを回転自在に支持する
    軸状のリール部と、このリール部の一端を一体的に支持
    するとともに該リール部から、前記支持すべき巻装テー
    プの最大外径よりも外側に延在する本体アーム部と、こ
    の本体アーム部の先端に一体的に設けられ、且つ、前記
    支持すべき巻装テープの最大外径から外側に離間した位
    置で延在され、該巻装テープよりも広幅、且つ、前記リ
    ール部と平行な本体プレートと、この本体プレートの先
    端に設けられ、前記巻装テープから剥離されて引出され
    る引出しテープを切断する固定刃と、前記本体プレート
    のテープ幅方向における前記本体アーム部と反対側の側
    端面から前記巻装テープの幅よりも大きく幅方向に切り
    込んで形成されたテープ挿通切欠と、このテープ挿通切
    欠と前記固定刃との間の位置で、前記本体プレートの前
    記リール部と反対側の面に設けられたループ用切断ユニ
    ットと、を有してなり、このループ用切断ユニットは、
    前記巻装テープから剥離され、前記テープ挿通切欠を通
    って引出される引出しテープを粘着係止する固定係止部
    と、前記引出しテープの、前記固定係止部を越えて引出
    された部分に粘着係止し、前記固定係止部の近傍の待機
    位置と、前記固定係止部から前記引出しテープの引出し
    側に離間する切断位置との間で揺動自在とされた可動係
    止部と、前記可動係止部を前記待機位置方向へ付勢する
    付勢手段と、前記切断位置に設けられ、前記可動係止部
    が前記切断位置まで揺動したとき、これに粘着している
    前記引出しテープを切断可能のループ用切断刃と、を備
    えてなることを特徴とするテープカッター。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記引出しテープにお
    ける、前記切断位置の前記可動係止部と前記固定係止部
    とに張り渡された張渡し部を、前記可動係止部の前記待
    機位置方向への揺動に連動し、粘着面を内側として湾曲
    させてループを形成させるループ形成手段を設けたこと
    を特徴とするテープカッター。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記ループ形成手段
    は、前記固定係止部及び前記可動係止部の少なくとも一
    方に形成され、前記張渡し部をその粘着面が内側となる
    ように屈曲させる方向に傾斜した傾斜面であることを特
    徴とするテープカッター。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    可動係止部は、板状体の一端である自由端に形成され、
    この板状体は前記自由端の反対側の基端部において、前
    記固定係止部側に枢支され、前記付勢手段はねじりコイ
    ルばねからなり、前記板状体を前記待機位置方向へ付勢
    することを特徴とするテープカッター。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記
    付勢手段は板ばねからなり、前記板状体は該板ばねを介
    して前記固定係止部側に支持されたことを特徴とするテ
    ープカッター。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    固定刃と前記巻装テープとの間の前記本体プレートに接
    近した位置で前記本体アームに取り付けて配置され、前
    記引出しテープの粘着面に接触する回転筒状のテープガ
    イドを設け、このテープガイドは、前記引出しテープを
    案内するとともに、切断後の前記引出しテープの先端近
    傍部分を前記固定刃に接近した位置で粘着保持すること
    を特徴とするテープカッター。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかにおいて、前記
    本体プレートの、前記固定刃と反対側の端縁に、テープ
    幅方向の揺動軸を中心として、自由端が前記リール部に
    装着すべき巻装テープの最小外径時の外周に接触可能な
    位置から最大外径時の外周に非接触となる位置との間で
    揺動自在のカバープレートを設けてなり、このカバープ
    レートは、前記巻装テープよりも幅広であり、その幅方
    向両端縁には、前記リール部方向に折り曲げられたフラ
    ンジ部を備え、これにより使用者が握持可能とされたこ
    とを特徴とするテープカッター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010111515A (ja) * 2009-11-30 2010-05-20 Masao Umemoto テープカッター
WO2013111610A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 株式会社エルム・インターナショナル テープカッター
CN114260952A (zh) * 2021-12-30 2022-04-01 扬州和创新材料科技有限公司 一种胶粘带母卷分切装置

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