JP2002154205A - インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法 - Google Patents
インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法Info
- Publication number
- JP2002154205A JP2002154205A JP2000352109A JP2000352109A JP2002154205A JP 2002154205 A JP2002154205 A JP 2002154205A JP 2000352109 A JP2000352109 A JP 2000352109A JP 2000352109 A JP2000352109 A JP 2000352109A JP 2002154205 A JP2002154205 A JP 2002154205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- electrode
- diaphragm
- ink
- jet head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14411—Groove in the nozzle plate
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電気力を利用した方式のインクジェットヘ
ッドを安定して駆動させること、および、その製造過程
において精度良く位置合わせを行うことを可能とする。 【解決手段】 インクジェットヘッドは、下部の電極基
板と、中間の液室基板と、上部のノズル基板とから成
り、中間の基板に吐出室23(液室)が形成されてお
り、さらに、その底部に振動板22が形成されている。
その下部の基板には電極13が形成されている。前記振
動板22となる基板が半導体材料でありかつ第1の導電
型を持ち、前記電極が半導体材料でありかつ第2の導電
型を持ち、該電極が形成される基板が半導体材料であ
り、かつ第1の導電型を持っている。
ッドを安定して駆動させること、および、その製造過程
において精度良く位置合わせを行うことを可能とする。 【解決手段】 インクジェットヘッドは、下部の電極基
板と、中間の液室基板と、上部のノズル基板とから成
り、中間の基板に吐出室23(液室)が形成されてお
り、さらに、その底部に振動板22が形成されている。
その下部の基板には電極13が形成されている。前記振
動板22となる基板が半導体材料でありかつ第1の導電
型を持ち、前記電極が半導体材料でありかつ第2の導電
型を持ち、該電極が形成される基板が半導体材料であ
り、かつ第1の導電型を持っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置におけるインクジェットヘッド、その製造方法、
及び、その駆動方法に関し、例えば、プリンタ,ファク
シミリ,複写機等の記録機構に適用可能なものである。
録装置におけるインクジェットヘッド、その製造方法、
及び、その駆動方法に関し、例えば、プリンタ,ファク
シミリ,複写機等の記録機構に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録時の騒
音がきわめて小さく、また、高速印字が可能であり、安
価な普通紙にも印字が可能であるなど多くの利点を有し
ているが、中でも、記録に必要な時にのみインク滴を吐
出するいわゆるインク・オン・デマンド方式が、記録に
不要なインク滴の回収を必要としないなどの利点から現
在の主流である。このインク・オン・デマンド方式のイ
ンクジェットヘッドには、特公平2−51734号公報
に示されるように、駆動手段が圧電素子であるものや、
特公昭61−59911号公報に示されるように、熱エ
ネルギー供給手段によりインクに熱による状態変化を生
起させ、この状態変化によりインク液滴を吐出するもの
や、さらには、特開平6―71882号公報,特開平5
−50601号公報などに開示されているように、ホウ
珪酸ガラス電極基板あるいはシリコン基板上のシリコン
酸化膜をギャップスペーサーとして、振動板に対向して
設けられた個別電極に電圧を印加し、振動板を静電力に
より変形させ、ノズルからインク液滴を吐出するものな
どがある。
音がきわめて小さく、また、高速印字が可能であり、安
価な普通紙にも印字が可能であるなど多くの利点を有し
ているが、中でも、記録に必要な時にのみインク滴を吐
出するいわゆるインク・オン・デマンド方式が、記録に
不要なインク滴の回収を必要としないなどの利点から現
在の主流である。このインク・オン・デマンド方式のイ
ンクジェットヘッドには、特公平2−51734号公報
に示されるように、駆動手段が圧電素子であるものや、
特公昭61−59911号公報に示されるように、熱エ
ネルギー供給手段によりインクに熱による状態変化を生
起させ、この状態変化によりインク液滴を吐出するもの
や、さらには、特開平6―71882号公報,特開平5
−50601号公報などに開示されているように、ホウ
珪酸ガラス電極基板あるいはシリコン基板上のシリコン
酸化膜をギャップスペーサーとして、振動板に対向して
設けられた個別電極に電圧を印加し、振動板を静電力に
より変形させ、ノズルからインク液滴を吐出するものな
どがある。
【0003】特に、特開平6―71882号公報,特開
平5−50601号公報などに開示されるような静電型
アクチュエータを利用したインクジェットヘッドは、振
動板と対向する形で電極を配するという簡単な構造であ
るため、高密度化がし易く、また駆動時に電流がほとん
ど流れないため、省電力化の面でも有利であるなどの利
点を有している。
平5−50601号公報などに開示されるような静電型
アクチュエータを利用したインクジェットヘッドは、振
動板と対向する形で電極を配するという簡単な構造であ
るため、高密度化がし易く、また駆動時に電流がほとん
ど流れないため、省電力化の面でも有利であるなどの利
点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような利点を有
する静電型インクジェットヘッドであるが、その利点を
生かした高密度化が進むと、隣り合うビット間の隙間が
狭くなり、インクを噴射する上でクロストークが発生す
る問題や、電極基板と振動板基板の接合が困難になるな
どの電極形成の困難さ、振動板とのギャップ制御性など
の問題が発生してきている。
する静電型インクジェットヘッドであるが、その利点を
生かした高密度化が進むと、隣り合うビット間の隙間が
狭くなり、インクを噴射する上でクロストークが発生す
る問題や、電極基板と振動板基板の接合が困難になるな
どの電極形成の困難さ、振動板とのギャップ制御性など
の問題が発生してきている。
【0005】ギャップ精度,組み立て精度を高めるに
は、接着剤や接合剤を使わない接合技術が必要とされ
る。この様な技術としては、特開平6―71882号公
報に示されるようなガラス材料を用いた陽極接合、シリ
コン材料を用いた直接接合などの技術がある。しかし、
陽極接合ではガラス材料を加熱し電圧を加えるという工
程から、熱ひずみの問題やスループットの悪さの問題が
ある。また、直接接合では高温での焼成が必要であるた
め、その材料がほぼシリコンに限定されてしまうなどの
問題を有する。
は、接着剤や接合剤を使わない接合技術が必要とされ
る。この様な技術としては、特開平6―71882号公
報に示されるようなガラス材料を用いた陽極接合、シリ
コン材料を用いた直接接合などの技術がある。しかし、
陽極接合ではガラス材料を加熱し電圧を加えるという工
程から、熱ひずみの問題やスループットの悪さの問題が
ある。また、直接接合では高温での焼成が必要であるた
め、その材料がほぼシリコンに限定されてしまうなどの
問題を有する。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、静電気力を利用した方式のインクジェット
ヘッドを安定して駆動させることおよび、その製造過程
において精度良く位置合わせを行うことを可能とするこ
とを目的としてなされたものである。
れたもので、静電気力を利用した方式のインクジェット
ヘッドを安定して駆動させることおよび、その製造過程
において精度良く位置合わせを行うことを可能とするこ
とを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のノズル孔と、該ノズル孔の各々に連通する複数の独立
した吐出室(液室)と、該吐出室の少なくとも一方の壁
の一部が機械的に変形を起こすように構成されている振
動板と、該振動板を駆動する駆動手段と、前記複数の吐
出室にインクを供給する共通のインク室とを有し、前記
駆動手段に電気パルスを印加することによって、該駆動
手段に対応する前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇す
る方向に変形させて、前記ノズル孔よりインクを記録紙
に向けて吐出させて記録するインクジェットヘッドであ
って、少なくとも3枚の基板を重ねて接合した積層構造
をなし、中間の基板に前記吐出室が形成されており、か
つ、該吐出室の底部に前記振動板が形成されており、該
中間の基板の下部の基板に電極が形成されているインク
ジェットヘッドにおいて、前記振動板となる中間の基板
が半導体材料でありかつ第1の導電型を持ち、前記電極
が半導体材料でありかつ第2の導電型を持ち、該電極が
形成される前記下部の基板が半導体材料でありかつ第1
の導電型を持つことを特徴としたものである。
のノズル孔と、該ノズル孔の各々に連通する複数の独立
した吐出室(液室)と、該吐出室の少なくとも一方の壁
の一部が機械的に変形を起こすように構成されている振
動板と、該振動板を駆動する駆動手段と、前記複数の吐
出室にインクを供給する共通のインク室とを有し、前記
駆動手段に電気パルスを印加することによって、該駆動
手段に対応する前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇す
る方向に変形させて、前記ノズル孔よりインクを記録紙
に向けて吐出させて記録するインクジェットヘッドであ
って、少なくとも3枚の基板を重ねて接合した積層構造
をなし、中間の基板に前記吐出室が形成されており、か
つ、該吐出室の底部に前記振動板が形成されており、該
中間の基板の下部の基板に電極が形成されているインク
ジェットヘッドにおいて、前記振動板となる中間の基板
が半導体材料でありかつ第1の導電型を持ち、前記電極
が半導体材料でありかつ第2の導電型を持ち、該電極が
形成される前記下部の基板が半導体材料でありかつ第1
の導電型を持つことを特徴としたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電極が形成される下部の基板上に、電気的絶縁
層を介して該電極が形成されており、該電極および振動
板となる基板と、前記電極が形成される基板が、多結晶
性あるいは単結晶のシリコンであることを特徴としたも
のである。
て、前記電極が形成される下部の基板上に、電気的絶縁
層を介して該電極が形成されており、該電極および振動
板となる基板と、前記電極が形成される基板が、多結晶
性あるいは単結晶のシリコンであることを特徴としたも
のである。
【0009】請求項3の発明は、複数のノズル孔と、該
ノズル孔の各々に連通する複数の独立した吐出室(液
室)と、該吐出室の少なくとも一方の壁の一部が機械的
に変形を起こすように構成されている振動板と、該振動
板を駆動する駆動手段と、前記複数の吐出室にインクを
供給する共通のインク室とを有し、前記駆動手段に電気
パルスを印加することによって、該駆動手段に対応する
前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇する方向に変形さ
せて、前記ノズル孔よりインクを記録紙に向けて吐出さ
せて記録するインクジェットヘッドであって、少なくと
も3枚の基板を重ねて接合した積層構造をなし、中間の
基板に前記吐出室が形成されており、かつ、該吐出室の
底部に振動板が形成されており、該中間の基板の下部の
基板には電極が形成されているインクジェットヘッドに
おいて、前記振動板となる中間の基板が半導体材料であ
りかつ第1の導電型を持ち、前記電極が半導体材料であ
りかつ第2の導電型を持ち、該電極が形成される基板が
半導体材料でありかつ第1の導電型を持つインクジェッ
トヘッドの製造方法において、前記電極が形成された基
板と、前記振動板を形成する基板同士を直接接合によっ
て接合することを特徴としたものである。
ノズル孔の各々に連通する複数の独立した吐出室(液
室)と、該吐出室の少なくとも一方の壁の一部が機械的
に変形を起こすように構成されている振動板と、該振動
板を駆動する駆動手段と、前記複数の吐出室にインクを
供給する共通のインク室とを有し、前記駆動手段に電気
パルスを印加することによって、該駆動手段に対応する
前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇する方向に変形さ
せて、前記ノズル孔よりインクを記録紙に向けて吐出さ
せて記録するインクジェットヘッドであって、少なくと
も3枚の基板を重ねて接合した積層構造をなし、中間の
基板に前記吐出室が形成されており、かつ、該吐出室の
底部に振動板が形成されており、該中間の基板の下部の
基板には電極が形成されているインクジェットヘッドに
おいて、前記振動板となる中間の基板が半導体材料であ
りかつ第1の導電型を持ち、前記電極が半導体材料であ
りかつ第2の導電型を持ち、該電極が形成される基板が
半導体材料でありかつ第1の導電型を持つインクジェッ
トヘッドの製造方法において、前記電極が形成された基
板と、前記振動板を形成する基板同士を直接接合によっ
て接合することを特徴としたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記電極基板と、振動板基板を貼り合わせた後、前
記電極基板の電極パターンに対して前記振動板基板にパ
ターニングを行う場合に、赤外光を用いてパターン整合
を行うことを特徴としたものである。
て、前記電極基板と、振動板基板を貼り合わせた後、前
記電極基板の電極パターンに対して前記振動板基板にパ
ターニングを行う場合に、赤外光を用いてパターン整合
を行うことを特徴としたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、前記直接接合を行った後、貼り合わせた基板の両面
を機械的・化学的研磨によって板厚を減らすと共に、表
面を鏡面状態に加工することを特徴としたものである。
て、前記直接接合を行った後、貼り合わせた基板の両面
を機械的・化学的研磨によって板厚を減らすと共に、表
面を鏡面状態に加工することを特徴としたものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1又は2に記載
のインクジェットヘッドを駆動する際に、n型の導電性
を持つ振動板または電極には接地電位あるいは負電位を
与え、p型の導電性を持つ電極または振動板には、正電
位を与えて駆動することを特徴としたものである。
のインクジェットヘッドを駆動する際に、n型の導電性
を持つ振動板または電極には接地電位あるいは負電位を
与え、p型の導電性を持つ電極または振動板には、正電
位を与えて駆動することを特徴としたものである。
【0013】なお、ここで、導電型とは半導体の導電型
(p型半導体,n型半導体)を表すものであり、本発明
によるインクジェットヘッドは、振動板となる基板と電
極が形成される基板が同一の導電型を有し、振動板とな
る基板と電極が形成される基板がp型半導体の場合は、
電極はn型半導体であり、振動板となる基板と電極が形
成される基板がn型半導体の場合は、電極はp型半導体
であることを特徴とする。
(p型半導体,n型半導体)を表すものであり、本発明
によるインクジェットヘッドは、振動板となる基板と電
極が形成される基板が同一の導電型を有し、振動板とな
る基板と電極が形成される基板がp型半導体の場合は、
電極はn型半導体であり、振動板となる基板と電極が形
成される基板がn型半導体の場合は、電極はp型半導体
であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、複数のノズル孔と、該
ノズル孔の各々に連通する複数の独立した吐出室と、該
吐出室の少なくとも一方の壁の一部が機械的に変形を起
こすようになっている振動板と、該振動板を駆動する駆
動手段と、前記複数の吐出室にインクを供給する共通の
インクキャビティとを有する構造を備え、前記駆動手段
に電気パルスを印加することによって、前記駆動手段に
対応する前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇する方向
に変形させて、前記ノズル孔よりインクを記録紙に向け
て吐出させて記録するようなインクジェットヘッドが、
少なくとも3枚の基板を重ねて接合した積層構造をな
し、中間の基板に吐出室(液室)が形成されており、さ
らに、その底部に振動板が形成されており、その下部の
基板には電極が形成されているようなインクジェットヘ
ッドにおいて、振動板となる基板が半導体材料でありか
つ第1の導電性を持ち、電極が半導体材料でありかつ第
2の導電性を持ち、電極が形成される基板が半導体材料
でありかつ第1の導電性を持つことによって、効率の良
いインクジェットヘッドの駆動が行えること、また、そ
のインクジェットヘッドにおいて、電極が形成される基
板上に、電気的絶縁層を介して電極が形成されており、
その電極が多結晶性あるいは単結晶のシリコンである構
成となっていることである。
ノズル孔の各々に連通する複数の独立した吐出室と、該
吐出室の少なくとも一方の壁の一部が機械的に変形を起
こすようになっている振動板と、該振動板を駆動する駆
動手段と、前記複数の吐出室にインクを供給する共通の
インクキャビティとを有する構造を備え、前記駆動手段
に電気パルスを印加することによって、前記駆動手段に
対応する前記振動板を前記吐出室の圧力が上昇する方向
に変形させて、前記ノズル孔よりインクを記録紙に向け
て吐出させて記録するようなインクジェットヘッドが、
少なくとも3枚の基板を重ねて接合した積層構造をな
し、中間の基板に吐出室(液室)が形成されており、さ
らに、その底部に振動板が形成されており、その下部の
基板には電極が形成されているようなインクジェットヘ
ッドにおいて、振動板となる基板が半導体材料でありか
つ第1の導電性を持ち、電極が半導体材料でありかつ第
2の導電性を持ち、電極が形成される基板が半導体材料
でありかつ第1の導電性を持つことによって、効率の良
いインクジェットヘッドの駆動が行えること、また、そ
のインクジェットヘッドにおいて、電極が形成される基
板上に、電気的絶縁層を介して電極が形成されており、
その電極が多結晶性あるいは単結晶のシリコンである構
成となっていることである。
【0015】また、そのインクジェットヘッドの製造方
法が、電極を形成する基板と、振動板を形成する基板同
士を直接接合によって接合したことを特徴とすること、
あるいは、電極基板と、振動板基板を貼り合わせた後、
電極パターンに対してパターニングを行う場合に、赤外
光を用いたパターン整合を行う工程を有することによっ
て、精度良くインクジェットヘッドを作ることができる
こと、また、そのインクジェットヘッドの駆動方法にお
いて、n型の導電性を持つ振動板または電極には、接地
電位あるいは負電位を与え、p型の導電性を持つ電極ま
たは振動板には、正電位を与えて駆動することで、駆動
ロスのないインクジェットヘッドの駆動ができるように
したものである。
法が、電極を形成する基板と、振動板を形成する基板同
士を直接接合によって接合したことを特徴とすること、
あるいは、電極基板と、振動板基板を貼り合わせた後、
電極パターンに対してパターニングを行う場合に、赤外
光を用いたパターン整合を行う工程を有することによっ
て、精度良くインクジェットヘッドを作ることができる
こと、また、そのインクジェットヘッドの駆動方法にお
いて、n型の導電性を持つ振動板または電極には、接地
電位あるいは負電位を与え、p型の導電性を持つ電極ま
たは振動板には、正電位を与えて駆動することで、駆動
ロスのないインクジェットヘッドの駆動ができるように
したものである。
【0016】図1乃至図3は、本発明によるインクジェ
ットヘッドの製造方法の一例を説明するための工程図
で、図中、左側の図は、電極横方向断面構成図、右側の
図は電極縦方向の断面図である。はじめに、低抵抗品と
して販売されているp型の単結晶シリコンで、面方位が
(110)または(100)である基板11(図1
(A))上に、ウェットあるいはドライの熱酸化法によ
って保護膜となるシリコン酸化膜12を約1μmの厚さ
に形成する。ここでは、安価に市場に出ているp型の単
結晶シリコン基板を用いたが、この基板の第1の導電型
がn型の基板であっても良い。
ットヘッドの製造方法の一例を説明するための工程図
で、図中、左側の図は、電極横方向断面構成図、右側の
図は電極縦方向の断面図である。はじめに、低抵抗品と
して販売されているp型の単結晶シリコンで、面方位が
(110)または(100)である基板11(図1
(A))上に、ウェットあるいはドライの熱酸化法によ
って保護膜となるシリコン酸化膜12を約1μmの厚さ
に形成する。ここでは、安価に市場に出ているp型の単
結晶シリコン基板を用いたが、この基板の第1の導電型
がn型の基板であっても良い。
【0017】続いて、電極材料となるn型の不純物がド
ーピングされた多結晶シリコン13を約300nmの厚
さに堆積し、フォトエッチングにより所望の電極形状に
加工(図1(B))する。ここでは、不純物がドーピン
グされた多結晶シリコンを電極として使用したが、不純
物を含まない多結晶シリコンを堆積した後イオン注入に
よって不純物を導入、熱処理によって活性化させる手法
を用いても良いし、イオン注入ではなく不純物の固体拡
散を行うような手法を用いても良い。この時、電極が形
成される基板11の導電型がn型の導電性を有する場合
は、電極14にはp型の導電型を示す不純物を導入す
る。
ーピングされた多結晶シリコン13を約300nmの厚
さに堆積し、フォトエッチングにより所望の電極形状に
加工(図1(B))する。ここでは、不純物がドーピン
グされた多結晶シリコンを電極として使用したが、不純
物を含まない多結晶シリコンを堆積した後イオン注入に
よって不純物を導入、熱処理によって活性化させる手法
を用いても良いし、イオン注入ではなく不純物の固体拡
散を行うような手法を用いても良い。この時、電極が形
成される基板11の導電型がn型の導電性を有する場合
は、電極14にはp型の導電型を示す不純物を導入す
る。
【0018】次に、CVDなどの方法でシリコン酸化膜
を堆積し、電極保護膜とギャップ形成領域となる絶縁膜
14とする。この時、シリコン酸化膜には、硼素、燐な
どの不純物が入っていても良い。このような不純物が入
ると、比較的低温で良い直接接合性が得られる。このよ
うな不純物を含んだシリコン酸化膜は、半導体プロセス
における配線の絶縁膜として広く使われており、信頼
性、電気的絶縁性に優れたものを利用できる。さらに理
想的には、この酸化膜の構成が下層から、不純物を含ま
ないシリコン酸化膜(NSG:Non―doped S
ilicateGlass)、BPSG膜(Boro
Phosph Silicate Glass)、そし
て振動板基板との接合面には、振動板基板がp型の導電
性を持つ時は、BSG膜(Boro Silicate
Glass)を、n型の導電性を持つ時は、PSG膜
(Phospho Silicate Glass)を
堆積するようにする。こうすることで、共通電極となる
振動板の不純物濃度が、直接接合の温度によって変化す
ることを抑えられる。
を堆積し、電極保護膜とギャップ形成領域となる絶縁膜
14とする。この時、シリコン酸化膜には、硼素、燐な
どの不純物が入っていても良い。このような不純物が入
ると、比較的低温で良い直接接合性が得られる。このよ
うな不純物を含んだシリコン酸化膜は、半導体プロセス
における配線の絶縁膜として広く使われており、信頼
性、電気的絶縁性に優れたものを利用できる。さらに理
想的には、この酸化膜の構成が下層から、不純物を含ま
ないシリコン酸化膜(NSG:Non―doped S
ilicateGlass)、BPSG膜(Boro
Phosph Silicate Glass)、そし
て振動板基板との接合面には、振動板基板がp型の導電
性を持つ時は、BSG膜(Boro Silicate
Glass)を、n型の導電性を持つ時は、PSG膜
(Phospho Silicate Glass)を
堆積するようにする。こうすることで、共通電極となる
振動板の不純物濃度が、直接接合の温度によって変化す
ることを抑えられる。
【0019】共通電極(振動板)は広い面積を持ち、そ
の端部でしか電位を取ることが難しいため、不純物の再
拡散や不純物の競合による電気抵抗の上昇があると、各
ビットでの噴射特性のばらつきの原因になる。しかし、
このようなギャップ層の構成とすることで、前記電気抵
抗の上昇やばらつきの問題を解決できる。この後、熱処
理を加えてシリコン酸化膜14の表面をリフローさせ、
平坦化(図1(C))する。
の端部でしか電位を取ることが難しいため、不純物の再
拡散や不純物の競合による電気抵抗の上昇があると、各
ビットでの噴射特性のばらつきの原因になる。しかし、
このようなギャップ層の構成とすることで、前記電気抵
抗の上昇やばらつきの問題を解決できる。この後、熱処
理を加えてシリコン酸化膜14の表面をリフローさせ、
平坦化(図1(C))する。
【0020】続いて、フォトレジストを塗布し、ギャッ
プを形成するためのパターニングを行う。次に、該フォ
トレジストパターンをマスクとして、弗化アンモニウム
などの緩衝成分を含む弗化水素溶液(例えば、ダイキン
工業製:BHF−63Uなど)を用いて、シリコン酸化
膜14に電極形成溝15(図1(D))を掘り込む。こ
の時の掘り込み量は約1μm程度と少ないので、弗化水
素溶液を用いたウェットエッチングによる掘り込みにお
いても、ウェハ面内の掘り込み量のばらつきは極めて小
さくできる。もちろんプラズマエッチング装置などのド
ライエッチングによる溝形成法であっても何ら問題はな
い。
プを形成するためのパターニングを行う。次に、該フォ
トレジストパターンをマスクとして、弗化アンモニウム
などの緩衝成分を含む弗化水素溶液(例えば、ダイキン
工業製:BHF−63Uなど)を用いて、シリコン酸化
膜14に電極形成溝15(図1(D))を掘り込む。こ
の時の掘り込み量は約1μm程度と少ないので、弗化水
素溶液を用いたウェットエッチングによる掘り込みにお
いても、ウェハ面内の掘り込み量のばらつきは極めて小
さくできる。もちろんプラズマエッチング装置などのド
ライエッチングによる溝形成法であっても何ら問題はな
い。
【0021】本実施例では、フォトレジストパターンに
階調性を持たせ、ドライエッチングの手法を用いて、ギ
ャップ形状が非平行となる形状を得ている。こうするこ
とで、低電圧での駆動が可能になるという別の利点も得
られる。逆に、酸化膜を非平行形状に加工した後、電極
材料を堆積し、電極自体を非平行状態に加工することも
可能である。
階調性を持たせ、ドライエッチングの手法を用いて、ギ
ャップ形状が非平行となる形状を得ている。こうするこ
とで、低電圧での駆動が可能になるという別の利点も得
られる。逆に、酸化膜を非平行形状に加工した後、電極
材料を堆積し、電極自体を非平行状態に加工することも
可能である。
【0022】次に、振動板基板の製造方法について説明
する。振動板となるシリコン基板はp型の極性を持ち、
(110)の面方位を持つ片面研磨のシリコン基板21
(図2(E))を利用した。このようなシリコン基板を
利用する目的は、シリコンのウェットエッチング時のエ
ッチング速度の面異方性を利用し、制度の良い加工形状
を得るためのものである。このシリコン基板の接合面と
なる面に高濃度のp型の不純物(実施例では硼素)を、
拡散源の塗布、熱拡散によって(5×1019原子/cm
3以上)導入し、これを活性化して所定の深さ(振動板
の厚さ)まで拡散22させる。ここでは、高濃度に不純
物が注入されたシリコン基板を用いたが、例えば、SO
I(Silicon On Insulator)基板
のp型活性層を振動板として使用することも可能である
し、前記高濃度不純物基板上に、シリコンをエピ成長さ
せた基板のエピ層を振動板としても良い。ここで、電極
を形成する基板の導電性がn型である場合は、この振動
板が形成される基板の導電型もn型とする。
する。振動板となるシリコン基板はp型の極性を持ち、
(110)の面方位を持つ片面研磨のシリコン基板21
(図2(E))を利用した。このようなシリコン基板を
利用する目的は、シリコンのウェットエッチング時のエ
ッチング速度の面異方性を利用し、制度の良い加工形状
を得るためのものである。このシリコン基板の接合面と
なる面に高濃度のp型の不純物(実施例では硼素)を、
拡散源の塗布、熱拡散によって(5×1019原子/cm
3以上)導入し、これを活性化して所定の深さ(振動板
の厚さ)まで拡散22させる。ここでは、高濃度に不純
物が注入されたシリコン基板を用いたが、例えば、SO
I(Silicon On Insulator)基板
のp型活性層を振動板として使用することも可能である
し、前記高濃度不純物基板上に、シリコンをエピ成長さ
せた基板のエピ層を振動板としても良い。ここで、電極
を形成する基板の導電性がn型である場合は、この振動
板が形成される基板の導電型もn型とする。
【0023】続いて、図2(F)に示すように、各基板
を接合する。各基板をRCA洗浄で知られる基板洗浄法
を用いて洗浄した後、硫酸と過酸化水素水の熱混合液に
浸漬し、接合面を親水化させることで直接接合をし易い
表面状態とする。これらの基板を静かにアライメントし
各基板を接合する。アライメントが完了した基板を真空
チャンバー中に導入し、1×10-3mbar以下の真空
度になるまで減圧する。続いて、各基板のアライメント
がずれない様な状態で、各ウェハを押さえつけることで
プリ接合を完了する。この時、位置ずれしないように押
さえると共に、押圧力は基板に歪みを与えたり、位置ず
れを起こさない限り強く押さえることが重要である。さ
らに、この後、貼り合わせたウェハを窒素ガス雰囲気下
で、800℃、2時間焼成し強固な接合を得た。
を接合する。各基板をRCA洗浄で知られる基板洗浄法
を用いて洗浄した後、硫酸と過酸化水素水の熱混合液に
浸漬し、接合面を親水化させることで直接接合をし易い
表面状態とする。これらの基板を静かにアライメントし
各基板を接合する。アライメントが完了した基板を真空
チャンバー中に導入し、1×10-3mbar以下の真空
度になるまで減圧する。続いて、各基板のアライメント
がずれない様な状態で、各ウェハを押さえつけることで
プリ接合を完了する。この時、位置ずれしないように押
さえると共に、押圧力は基板に歪みを与えたり、位置ず
れを起こさない限り強く押さえることが重要である。さ
らに、この後、貼り合わせたウェハを窒素ガス雰囲気下
で、800℃、2時間焼成し強固な接合を得た。
【0024】接合後、電極が形成されたウェハの裏面を
機械的、化学的方法で研磨する。この時の加工は砥石な
どを用いた機械的加工を施し加工面の平面度を高い精度
で保てる研磨法とする。次に、加工したウェハ面を基準
面にして、液室高さをウェハの初期厚さよりも低くする
ため、液室が形成される側のウェハ21の表面21aを
(図2(F))に示すように研磨,研削,CMP等の手
段によって、ウェハ厚さを薄く(液室高さを低く)し
た。この目的は、液室高さを低くすることで、隣り合う
液室間の壁の剛性を上げる効果があり、クロストークの
低減に役立つ。また、インクの圧力伝播特性も良くなり
吐出効率が上がる。この様な機械的、物理的あるいは、
化学的手法によってウェハの厚さを薄くしても、直接接
合によって接合した界面が剥離したり破壊されることは
ない。実施例では市販の625μm厚さのシリコンウェ
ハを貼り合わせた後、液室高さが95±5μmになるま
で研磨21aし、液室加工を施しても何ら問題にならな
かった。続いて、両面11a,21aを機械化学的手法
を用いて鏡面に磨き上げる。これによって、後で述べる
赤外光の透過特性が著しく良くなる。
機械的、化学的方法で研磨する。この時の加工は砥石な
どを用いた機械的加工を施し加工面の平面度を高い精度
で保てる研磨法とする。次に、加工したウェハ面を基準
面にして、液室高さをウェハの初期厚さよりも低くする
ため、液室が形成される側のウェハ21の表面21aを
(図2(F))に示すように研磨,研削,CMP等の手
段によって、ウェハ厚さを薄く(液室高さを低く)し
た。この目的は、液室高さを低くすることで、隣り合う
液室間の壁の剛性を上げる効果があり、クロストークの
低減に役立つ。また、インクの圧力伝播特性も良くなり
吐出効率が上がる。この様な機械的、物理的あるいは、
化学的手法によってウェハの厚さを薄くしても、直接接
合によって接合した界面が剥離したり破壊されることは
ない。実施例では市販の625μm厚さのシリコンウェ
ハを貼り合わせた後、液室高さが95±5μmになるま
で研磨21aし、液室加工を施しても何ら問題にならな
かった。続いて、両面11a,21aを機械化学的手法
を用いて鏡面に磨き上げる。これによって、後で述べる
赤外光の透過特性が著しく良くなる。
【0025】続いて、液室形成のためのパターニングを
行う。このパターニングは、図4に示すように、基板を
赤外光51で熱処理しバッファ酸化膜を約50nmの厚
さに形成(図示せず)する。更に、後工程でのエッチン
グバリア層となるシリコン窒化膜52をCVDなどの方
法で約100nmの厚さに形成する。次に、フォトエッ
チングの手法を用いて、液室などを形成する。その際、
まず、フォトレジスト53を塗布する。次に、液室形状
を形成するフォトマスクパターン54(マスククロム5
4a,ガラス基板54b)を電極に対して整合(アライ
メント)する必要がある。この時、シリコンウェハが赤
外光51を透過する特性を生かした、赤外光アライメン
ト法を用いることで、高精度な位置合わせが可能とな
る。ここで、55は赤外光対応カメラである。
行う。このパターニングは、図4に示すように、基板を
赤外光51で熱処理しバッファ酸化膜を約50nmの厚
さに形成(図示せず)する。更に、後工程でのエッチン
グバリア層となるシリコン窒化膜52をCVDなどの方
法で約100nmの厚さに形成する。次に、フォトエッ
チングの手法を用いて、液室などを形成する。その際、
まず、フォトレジスト53を塗布する。次に、液室形状
を形成するフォトマスクパターン54(マスククロム5
4a,ガラス基板54b)を電極に対して整合(アライ
メント)する必要がある。この時、シリコンウェハが赤
外光51を透過する特性を生かした、赤外光アライメン
ト法を用いることで、高精度な位置合わせが可能とな
る。ここで、55は赤外光対応カメラである。
【0026】ところが電極が基板と同じシリコンでなお
かつ薄い膜厚であるため、赤外光での区別が困難である
という問題がある。そこで、シリコンは導入される不純
物の種類によって赤外光の透過特性が異なることを利用
した。この特性は遠赤外光の領域で顕著であることが知
られている。本発明は、この特性を生かしたアライメン
ト方法で、電極シリコンの導電性のタイプを基板と変え
る(不純物種を変える)ことで、赤外光の透過特性が変
わり、電極と基板との透過特性に差を持たせコントラス
トを上げることを可能にしている。なお、フォトレジス
トは、赤外光にはほとんど反応しないので、リソグラフ
ィーへの影響はない。また、光学的フィルターを用いて
コントラストを高める方法も、不純物種の組み合わせに
よっては使うことができる。
かつ薄い膜厚であるため、赤外光での区別が困難である
という問題がある。そこで、シリコンは導入される不純
物の種類によって赤外光の透過特性が異なることを利用
した。この特性は遠赤外光の領域で顕著であることが知
られている。本発明は、この特性を生かしたアライメン
ト方法で、電極シリコンの導電性のタイプを基板と変え
る(不純物種を変える)ことで、赤外光の透過特性が変
わり、電極と基板との透過特性に差を持たせコントラス
トを上げることを可能にしている。なお、フォトレジス
トは、赤外光にはほとんど反応しないので、リソグラフ
ィーへの影響はない。また、光学的フィルターを用いて
コントラストを高める方法も、不純物種の組み合わせに
よっては使うことができる。
【0027】続いて、エッチングのための露光,現像を
し、フォトレジストパターニングを行い、該フォトレジ
スト膜をマスクにして、シリコン窒化膜およびシリコン
酸化膜を順次エッチングし、基板上に液室などを形成す
る領域を形作る。
し、フォトレジストパターニングを行い、該フォトレジ
スト膜をマスクにして、シリコン窒化膜およびシリコン
酸化膜を順次エッチングし、基板上に液室などを形成す
る領域を形作る。
【0028】次に、この基板を高濃度の水酸化カリウム
溶液(例えば、80℃に加熱した緩衝剤(ここではアル
コール類)入り30%濃度KOH溶液)中に浸漬し、シ
リコンの異方性エッチングを行うことで、図3(G)に
示すように、所望の液室23,共通インク室24,隔壁
25,パッド開口部26などの形状を作る。この時の溝
深さは、エッチング液が高濃度の硼素層に到達した時、
エッチングレートが著しく低下することで、ほぼ自動的
に停止した状態になるため、量産性に優れる。この後、
超純水を使ってリンスした後、スピン乾燥等で乾燥させ
る。又、振動板基板にSOI基板を用いた場合は、SO
I基板の中間酸化膜層で、エッチングがストップするた
め、SOI基板を用いても量産性に優れた工法となる。
溶液(例えば、80℃に加熱した緩衝剤(ここではアル
コール類)入り30%濃度KOH溶液)中に浸漬し、シ
リコンの異方性エッチングを行うことで、図3(G)に
示すように、所望の液室23,共通インク室24,隔壁
25,パッド開口部26などの形状を作る。この時の溝
深さは、エッチング液が高濃度の硼素層に到達した時、
エッチングレートが著しく低下することで、ほぼ自動的
に停止した状態になるため、量産性に優れる。この後、
超純水を使ってリンスした後、スピン乾燥等で乾燥させ
る。又、振動板基板にSOI基板を用いた場合は、SO
I基板の中間酸化膜層で、エッチングがストップするた
め、SOI基板を用いても量産性に優れた工法となる。
【0029】続いて、電極取り出しのための領域16を
開口する。メタルマスク等で開口部以外の部分を覆い、
プラズマエッチング装置を用いて電極取り出し部分に残
るシリコン膜を除去する。続いて、ギャップ部に異物、
水分が入らないように樹脂などで封止する(図示せ
ず)。このあと、ノズル穴32の形成された天板31
(図3(H))を接着剤33などで接合し(図3
(I))、インクジェットヘッドを完成させた。なお、
この実施例では、天板シリコン基板をそのままノズルと
して用いたが、この上に更に別途所望のノズル形状に加
工したノズルプレートを貼り付けて使用しても良い。な
お、図3で、34は流体抵抗部、35はインク供給口で
ある。その後、ダイシングソウを用いてチップ単位に切
り出し、接続用のFPCを接続し外部から電圧を印加す
ることでインクジェットヘッドを駆動する。
開口する。メタルマスク等で開口部以外の部分を覆い、
プラズマエッチング装置を用いて電極取り出し部分に残
るシリコン膜を除去する。続いて、ギャップ部に異物、
水分が入らないように樹脂などで封止する(図示せ
ず)。このあと、ノズル穴32の形成された天板31
(図3(H))を接着剤33などで接合し(図3
(I))、インクジェットヘッドを完成させた。なお、
この実施例では、天板シリコン基板をそのままノズルと
して用いたが、この上に更に別途所望のノズル形状に加
工したノズルプレートを貼り付けて使用しても良い。な
お、図3で、34は流体抵抗部、35はインク供給口で
ある。その後、ダイシングソウを用いてチップ単位に切
り出し、接続用のFPCを接続し外部から電圧を印加す
ることでインクジェットヘッドを駆動する。
【0030】次に、上記インクジェットヘッドの駆動方
法を説明する。先に、説明したように、本発明のインク
ジェットヘッドは、電極となる部分はすべてシリコン材
料でつくられており、下記のような電気的な性質を有す
る。シリコンのような半導体材料では、電極部分におけ
る半導体と金属の接触において、印加電圧の極性によ
り、電流の値に大きな差がある場合と差のない場合が生
ずることが、空間電荷層(空乏層ともいう)の影響から
現象として知られている。基板材質である半導体がp形
シリコンの場合は、基板電極側にマイナス電界をかけた
時(プラス極性とした時)は導体とみなせるが、プラス
電界をかけた時(マイナス極性とした時)は空間電荷層
の存在により導体とはみなせずに容量を持つことがわか
っている。
法を説明する。先に、説明したように、本発明のインク
ジェットヘッドは、電極となる部分はすべてシリコン材
料でつくられており、下記のような電気的な性質を有す
る。シリコンのような半導体材料では、電極部分におけ
る半導体と金属の接触において、印加電圧の極性によ
り、電流の値に大きな差がある場合と差のない場合が生
ずることが、空間電荷層(空乏層ともいう)の影響から
現象として知られている。基板材質である半導体がp形
シリコンの場合は、基板電極側にマイナス電界をかけた
時(プラス極性とした時)は導体とみなせるが、プラス
電界をかけた時(マイナス極性とした時)は空間電荷層
の存在により導体とはみなせずに容量を持つことがわか
っている。
【0031】また、基板材料である半導体がn形シリコ
ンの場合は、p形シリコンとは逆に空間電荷層の存在に
より基板側へプラス電界をかけた時(マイナス極性とし
た時)は導体とみなせるが、マイナス電界をかけた時
(プラス極性とした時)は、イオン化したドナーの正電
荷により導体とは成らずに容量を持つ。したがって、前
述したp形半導体の場合とは逆に電界をかけることによ
ってp形半導体の場合と同様に、良好な電気伝導が得ら
れ、効率良く噴射駆動ができるためインク吐出性能を確
保することができる。この点から本発明のインクジェッ
トヘッドの駆動について、以下に、図に基づいて説明す
る。
ンの場合は、p形シリコンとは逆に空間電荷層の存在に
より基板側へプラス電界をかけた時(マイナス極性とし
た時)は導体とみなせるが、マイナス電界をかけた時
(プラス極性とした時)は、イオン化したドナーの正電
荷により導体とは成らずに容量を持つ。したがって、前
述したp形半導体の場合とは逆に電界をかけることによ
ってp形半導体の場合と同様に、良好な電気伝導が得ら
れ、効率良く噴射駆動ができるためインク吐出性能を確
保することができる。この点から本発明のインクジェッ
トヘッドの駆動について、以下に、図に基づいて説明す
る。
【0032】図5は、本実施例における振動板と個別電
極の部分拡大詳細図であり、電荷の様子を模式化して示
したものである。振動板基板61にp形シリコンを用
い、共通電極62をプラス極性、個別電極側をマイナス
極性にし、共通電極62と個別電極72に駆動回路80
によりパルス電圧を印加した場合である。ここではp形
シリコンは硼素をドープしており、電子がドープ量だけ
不足するので、ドープ量と等しい正孔を持っていること
が知られている。p形シリコン中の正孔63は共通電極
62のプラス電界により、絶縁層64側へ反発させられ
る。この正孔63の移動により生じた硼素のマイナス電
荷は、基板電極72から電荷の供給を受けるので、振動
板基板61はプラス電界となり、空間電荷層を発生せず
導体とみなすことができる。また、個別電極71側は、
n型の半導体となっておりマイナスの電界をかけること
で、良好な電気電導体となると共に、振動板のプラス電
界と個別電極のマイナス電界で、印加したパルス電圧が
振動板61を撓ませるに充分な静電気による吸引力を発
生する。したがって、振動板61は個別電極71側へ撓
むことになる。
極の部分拡大詳細図であり、電荷の様子を模式化して示
したものである。振動板基板61にp形シリコンを用
い、共通電極62をプラス極性、個別電極側をマイナス
極性にし、共通電極62と個別電極72に駆動回路80
によりパルス電圧を印加した場合である。ここではp形
シリコンは硼素をドープしており、電子がドープ量だけ
不足するので、ドープ量と等しい正孔を持っていること
が知られている。p形シリコン中の正孔63は共通電極
62のプラス電界により、絶縁層64側へ反発させられ
る。この正孔63の移動により生じた硼素のマイナス電
荷は、基板電極72から電荷の供給を受けるので、振動
板基板61はプラス電界となり、空間電荷層を発生せず
導体とみなすことができる。また、個別電極71側は、
n型の半導体となっておりマイナスの電界をかけること
で、良好な電気電導体となると共に、振動板のプラス電
界と個別電極のマイナス電界で、印加したパルス電圧が
振動板61を撓ませるに充分な静電気による吸引力を発
生する。したがって、振動板61は個別電極71側へ撓
むことになる。
【0033】図6は、振動板と個別電極の部分拡大詳細
図で、電荷の様子を模式化して示したものである。ただ
し、図5に示した実施例とは逆の極性とし、駆動回路8
1は、振動板基板61側をマイナス、個別電極71側を
プラスにした場合を示している。個別電極側は図5の説
明とは逆にプラス電界となる。一方、p形シリコンであ
る振動板61中の正孔65がプラス電界により吸引し共
通電極62側へ移動するが、ドープ材であるボロンがシ
リコン結晶に固定されていて移動できないため、シリコ
ン内部は正孔65によるプラス電荷と、イオン化アクセ
プターによるマイナス電荷66の2層に分かれて存在す
ることになる。したがって、この空間電荷層67の距離
とシリコンの誘電率によって定まる容量を持つコンデン
サとみなせるため、導体としての機能を果たさなくな
り、振動板61と個別電極71間に発生する静電引力
は、印加したパルス電圧に対しその容量分だけ減少する
ことになる。よって、振動板61は十分撓まないため、
振動板基板61側をマイナス極性として駆動することは
できない。これと同じ現象が個別電極でも起こり、個別
電極側でも導体とはいえなくなるため、逆極性では全く
駆動できないことになる。このため、インク吐出性能も
確保できなくなる。もちろん振動板と電極の導電性が逆
になれば、その駆動方法(電圧印加方向)も逆になる。
図で、電荷の様子を模式化して示したものである。ただ
し、図5に示した実施例とは逆の極性とし、駆動回路8
1は、振動板基板61側をマイナス、個別電極71側を
プラスにした場合を示している。個別電極側は図5の説
明とは逆にプラス電界となる。一方、p形シリコンであ
る振動板61中の正孔65がプラス電界により吸引し共
通電極62側へ移動するが、ドープ材であるボロンがシ
リコン結晶に固定されていて移動できないため、シリコ
ン内部は正孔65によるプラス電荷と、イオン化アクセ
プターによるマイナス電荷66の2層に分かれて存在す
ることになる。したがって、この空間電荷層67の距離
とシリコンの誘電率によって定まる容量を持つコンデン
サとみなせるため、導体としての機能を果たさなくな
り、振動板61と個別電極71間に発生する静電引力
は、印加したパルス電圧に対しその容量分だけ減少する
ことになる。よって、振動板61は十分撓まないため、
振動板基板61側をマイナス極性として駆動することは
できない。これと同じ現象が個別電極でも起こり、個別
電極側でも導体とはいえなくなるため、逆極性では全く
駆動できないことになる。このため、インク吐出性能も
確保できなくなる。もちろん振動板と電極の導電性が逆
になれば、その駆動方法(電圧印加方向)も逆になる。
【0034】ここで、図7は、振動板基板がp型、電極
材料がn型の場合の駆動パルスの例2つ図7(A),図
7(B)を示す。また、図8は、振動板基板がn型、電
極材料がp型の場合の駆動パルスの例2つ図8(A),
図8(B)を示す。
材料がn型の場合の駆動パルスの例2つ図7(A),図
7(B)を示す。また、図8は、振動板基板がn型、電
極材料がp型の場合の駆動パルスの例2つ図8(A),
図8(B)を示す。
【0035】
【発明の効果】請求項1,2,3の効果:インクジェッ
トヘッドを構成する基板材料が全てシリコン基板からな
るため、基板間の熱膨張差がなくなり、ヘッド製造プロ
セスでの熱履歴による歪みの発生が無くなる。また、高
密度ラインヘッド(長尺ヘッド)を造った場合において
も、使用上の温度変化による基板歪み等が発生しないた
め、印字特性やインクジェットヘッドの信頼性に影響が
ない。また、シリコン材料とシリコン酸化膜を使った構
成でインクジェットヘッドを作ることができるため、半
導体製造設備を使って製造することができ、高精度で信
頼性の高い製造方法とすることが可能となる。
トヘッドを構成する基板材料が全てシリコン基板からな
るため、基板間の熱膨張差がなくなり、ヘッド製造プロ
セスでの熱履歴による歪みの発生が無くなる。また、高
密度ラインヘッド(長尺ヘッド)を造った場合において
も、使用上の温度変化による基板歪み等が発生しないた
め、印字特性やインクジェットヘッドの信頼性に影響が
ない。また、シリコン材料とシリコン酸化膜を使った構
成でインクジェットヘッドを作ることができるため、半
導体製造設備を使って製造することができ、高精度で信
頼性の高い製造方法とすることが可能となる。
【0036】請求項3の効果:接着接合剤を使わない接
合であるため、静電型インクジェットヘッドのアクチュ
エータ部分の1μm以下のギャップを精度良く作ること
ができる。また、請求項1,2に示す構成であれば、イ
ンクジェットヘッドのアクチュエータがシリコン材料で
あるため、直接接合時に高い温度を加えることができ、
接合強度信頼性が高まる。
合であるため、静電型インクジェットヘッドのアクチュ
エータ部分の1μm以下のギャップを精度良く作ること
ができる。また、請求項1,2に示す構成であれば、イ
ンクジェットヘッドのアクチュエータがシリコン材料で
あるため、直接接合時に高い温度を加えることができ、
接合強度信頼性が高まる。
【0037】請求項4の効果:ウェハを貼り合わせた後
で、電極に対するアライメントを行うことができ、貼り
合わせ前にパターニングを施したウェハ同士を直接接合
時にアライメントを取って貼り合わせる動的なアライメ
ント方式に比べてより高い位置合わせ精度が得られる。
で、電極に対するアライメントを行うことができ、貼り
合わせ前にパターニングを施したウェハ同士を直接接合
時にアライメントを取って貼り合わせる動的なアライメ
ント方式に比べてより高い位置合わせ精度が得られる。
【0038】請求項5の効果:研磨によって貼り合わせ
たウェハの表面が鏡面状態になり、整合(アライメン
ト)時の赤外光の透過特性が良くなる。また、板厚が薄
くなることでも透過特性が良くなる。更には、貼り合わ
せに用いるウェハ(電極および、液室が形成されるウェ
ハ)が片面研磨の安価なシリコンウェハを使うことがで
きるため、材料コストを安くできる。
たウェハの表面が鏡面状態になり、整合(アライメン
ト)時の赤外光の透過特性が良くなる。また、板厚が薄
くなることでも透過特性が良くなる。更には、貼り合わ
せに用いるウェハ(電極および、液室が形成されるウェ
ハ)が片面研磨の安価なシリコンウェハを使うことがで
きるため、材料コストを安くできる。
【0039】請求項6の効果:半導体材料の特性に応じ
た電圧印加を行うことができ、静電気力を有効に働かせ
ることができるため、低電圧化に結びつく。
た電圧印加を行うことができ、静電気力を有効に働かせ
ることができるため、低電圧化に結びつく。
【図1】 本発明によるインクジェットヘッドの製造方
法の一部を示す工程図である。
法の一部を示す工程図である。
【図2】 本発明によるインクジェットヘッドの製造方
法の図1に続く一部を示す工程図である。
法の図1に続く一部を示す工程図である。
【図3】 本発明によるインクジェットヘッドの製造方
法の図2に続く一部を示す工程図である。
法の図2に続く一部を示す工程図である。
【図4】 本発明によるインクジェットヘッドの製造方
法に使用するパターンニングの例を説明するための図で
ある。
法に使用するパターンニングの例を説明するための図で
ある。
【図5】 本実施例における振動板と個別電極の部分拡
大詳細図である。
大詳細図である。
【図6】 振動板と個別電極の部分拡大詳細図である。
【図7】 振動板基板がp型、電極材料がn型の場合の
駆動パルスの例2つを示す図である。
駆動パルスの例2つを示す図である。
【図8】 振動板基板がn型、電極材料がp型の場合の
駆動パルスの例2つを示す図である。
駆動パルスの例2つを示す図である。
11…電極基板、12…シリコン酸化膜、13…電極、
14…絶縁膜、15…電極形成溝、16…電極取り出し
開口部、21…振動板基板、22…拡散層(振動板)、
23…液室、24…共通インク室、25…隔壁、26…
パット開口部、31…天板、32…ノズル穴、33…接
着剤、34…流体抵抗部、35…インク供給口。
14…絶縁膜、15…電極形成溝、16…電極取り出し
開口部、21…振動板基板、22…拡散層(振動板)、
23…液室、24…共通インク室、25…隔壁、26…
パット開口部、31…天板、32…ノズル穴、33…接
着剤、34…流体抵抗部、35…インク供給口。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のノズル孔と、該ノズル孔の各々に
連通する複数の独立した吐出室(液室)と、該吐出室の
少なくとも一方の壁の一部が機械的に変形を起こすよう
に構成されている振動板と、該振動板を駆動する駆動手
段と、前記複数の吐出室にインクを供給する共通のイン
ク室とを有し、前記駆動手段に電気パルスを印加するこ
とによって、該駆動手段に対応する前記振動板を前記吐
出室の圧力が上昇する方向に変形させて、前記ノズル孔
よりインクを記録紙に向けて吐出させて記録するインク
ジェットヘッドであって、少なくとも3枚の基板を重ね
て接合した積層構造をなし、中間の基板に前記吐出室が
形成されており、かつ、該吐出室の底部に前記振動板が
形成されており、該中間の基板の下部の基板に電極が形
成されているインクジェットヘッドにおいて、前記振動
板となる中間の基板が半導体材料でありかつ第1の導電
型を持ち、前記電極が半導体材料でありかつ第2の導電
型を持ち、該電極が形成される前記下部の基板が半導体
材料でありかつ第1の導電型を持つことを特徴とするイ
ンクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記電極が形成される下部の基板上に、
電気的絶縁層を介して該電極が形成されており、該電極
および振動板となる基板と、前記電極が形成される基板
が、多結晶性あるいは単結晶のシリコンであることを特
徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 複数のノズル孔と、該ノズル孔の各々に
連通する複数の独立した吐出室(液室)と、該吐出室の
少なくとも一方の壁の一部が機械的に変形を起こすよう
に構成されている振動板と、該振動板を駆動する駆動手
段と、前記複数の吐出室にインクを供給する共通のイン
ク室とを有し、前記駆動手段に電気パルスを印加するこ
とによって、該駆動手段に対応する前記振動板を前記吐
出室の圧力が上昇する方向に変形させて、前記ノズル孔
よりインクを記録紙に向けて吐出させて記録するインク
ジェットヘッドであって、少なくとも3枚の基板を重ね
て接合した積層構造をなし、中間の基板に前記吐出室が
形成されており、かつ、該吐出室の底部に振動板が形成
されており、該中間の基板の下部の基板には電極が形成
されているインクジェットヘッドにおいて、前記振動板
となる中間の基板が半導体材料でありかつ第1の導電型
を持ち、前記電極が半導体材料でありかつ第2の導電型
を持ち、該電極が形成される基板が半導体材料でありか
つ第1の導電型を持つインクジェットヘッドの製造方法
において、前記電極が形成された基板と、前記振動板を
形成する基板同士を直接接合によって接合することを特
徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - 【請求項4】 前記電極基板と、振動板基板を貼り合わ
せた後、前記電極基板の電極パターンに対して前記振動
板基板にパターニングを行う場合に、赤外光を用いてパ
ターン整合を行うことを特徴とする請求項3に記載のイ
ンクジェットヘッドの製造方法。 - 【請求項5】 前記直接接合を行った後、貼り合わせた
基板の両面を機械的・化学的研磨によって板厚を減らす
と共に、表面を鏡面状態に加工することを特徴とする請
求項3に記載のインクジェットヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1又は2に記載のインクジェット
ヘッドの駆動方法であって、n型の導電性を持つ振動板
または電極には接地電位あるいは負電位を与え、p型の
導電性を持つ電極または振動板には、正電位を与えて駆
動することを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000352109A JP2002154205A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000352109A JP2002154205A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002154205A true JP2002154205A (ja) | 2002-05-28 |
Family
ID=18825057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000352109A Pending JP2002154205A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002154205A (ja) |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000352109A patent/JP2002154205A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3374852B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| US6341847B1 (en) | Electrostatic inkjet head having an accurate gap between an electrode and a diaphragm and manufacturing method thereof | |
| JP3628182B2 (ja) | インクジェットヘッド及びその作成方法 | |
| US6354696B1 (en) | Ink-jet head | |
| US6406133B1 (en) | Electrostatic ink jet head and method of producing the same | |
| JP2002154205A (ja) | インクジェットヘッド、その製造方法、及び、その駆動方法 | |
| JP4039799B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、画像形成装置及び液滴を吐出する装置 | |
| US6315394B1 (en) | Method of manufacturing a silicon substrate with a recess, an ink jet head manufacturing method, a silicon substrate with a recess, and an ink jet head | |
| JP4070175B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、インクジェット記録装置、画像形成装置、液滴を吐出する装置 | |
| JP2000177122A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JP2003034035A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
| JP2002086738A (ja) | 液滴吐出ヘッドの製造方法 | |
| JP4412866B2 (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
| JP2001347658A (ja) | 静電型アクチュエータ及びその製造方法並びに液滴吐出ヘッド | |
| JP2000203023A (ja) | 静電型アクチュエ―タ及びその製造方法並びにインクジェットヘッド | |
| JPH09267479A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
| JP2003011359A (ja) | インクジェットヘッド及びその製造方法 | |
| JP3594808B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP2002160361A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
| JP2008055647A (ja) | シリコン基板の製造方法、液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出装置の製造方法 | |
| JP2002240282A (ja) | 液滴吐出ヘッド及びその製造方法 | |
| JP2001341306A (ja) | 画像形成用ヘッド、画像形成用ヘッドを用いた画像形成装置及び該ヘッドの製造方法 | |
| JP2001315340A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP2002172776A (ja) | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
| JP2003145749A (ja) | 静電型アクチュエータの製造方法、静電型アクチュエータ、インクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録装置 |