JP2002154159A - ラミネーター - Google Patents

ラミネーター

Info

Publication number
JP2002154159A
JP2002154159A JP2000352354A JP2000352354A JP2002154159A JP 2002154159 A JP2002154159 A JP 2002154159A JP 2000352354 A JP2000352354 A JP 2000352354A JP 2000352354 A JP2000352354 A JP 2000352354A JP 2002154159 A JP2002154159 A JP 2002154159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
substrate
roll
base sheet
pressing roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000352354A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Nakao
吉秀 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2000352354A priority Critical patent/JP2002154159A/ja
Publication of JP2002154159A publication Critical patent/JP2002154159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差のある平坦な凸部を中央に有する基板に
対してエアを噛まずにフィルムを貼り合わせることがで
きること。 【解決手段】 コンベアBで搬送される基板Gがその間
を通過する支持ロールと押圧ロール6とからなるラミネ
ートロール部を備え、該ラミネートロール部では押圧ロ
ール6と基板Gとの間にフィルムFを通すことによりそ
のフィルムFを基板面に貼り合わせるように構成されて
おり、段差のある平坦な凸部gを中央に有する基板Gに
フィルムFを貼り合わせるのに使用されるラミネーター
において、基板Gの中央の凸部gと外周の低い部分に対
応するように押圧ロール6に段差を持たせる。押圧ロー
ル6の段差が基板Gの凸部gとその周囲の低い部分との
段差部分に沿ってフィルムFを押さえるように作用する
ことから、エアを噛まずにフィルムFを貼り合わせるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板等の基板
に樹脂製フィルムを貼り合わせるのに使用されるラミネ
ーターの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】通常、この種のラミネーターは、コンベ
アで搬送される基板がその間を通過する支持ロールと押
圧ロールとを備え、押圧ロールと基板との間にフィルム
を通すことによりそのフィルムを基板面に貼り合わせる
ように構成されている。そして、このラミネーターを使
用する際に、段差のある平坦な凸部を中央に有する基板
にフィルムを貼り合わせる場合がある。例えば、プラズ
マディスプレイパネルの放電セルを区画するリブを形成
するに際し、基板上に形成した平らなリブペースト層を
サンドブラスト法によってパターニングする方法では、
ブラストマスクをリブペースト層の上に形成する必要が
あるが、この時、基板の中央に形成したリブペースト層
を覆うようにドライフィルムレジストを貼り合わせ、フ
ォトリソグラフィー法でパターニングすることになる。
この場合、リブペースト層の上だけでなく、その周辺に
ある電極パターンやアライメントマークをサンドブラス
トから保護する観点から、外周の低い部分も含めてラミ
ネートしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような貼り合
わせを行う場合、今までのようにストレートな円柱状も
しくは太鼓状の押圧ロールを用いたラミネーターでは、
中央に平坦な凸部の形成された基板にフィルムを貼り合
わせる際、凸部とその周囲の低い部分との間の段差部分
にエアを噛んでしまう。特に、フィルムがサンドブラス
ト用のドライフィルムレジストの場合、エアが噛んでい
る部分はサンドブラスト時に浮き上がり、フィルムの下
の部分を保護できなくなるという問題が生じる。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、段差のあ
る平坦な凸部を中央に有する基板に対してエアを噛まず
にフィルムを貼り合わせることができるラミネーターを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のラミネーターは、コンベアで搬送される基
板がその間を通過する支持ロールと押圧ロールとからな
るラミネートロール部を備え、該ラミネートロール部で
は押圧ロールと基板との間にフィルムを通すことにより
そのフィルムを基板面に貼り合わせるように構成されて
おり、段差のある平坦な凸部を中央に有する基板にフィ
ルムを貼り合わせるのに使用されるラミネーターにおい
て、基板の中央の凸部と外周の低い部分に対応するよう
に押圧ロールに段差を持たせたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るラミネーター
の一例を示す概略構成図である。同図においてAは基板
GにフィルムFを貼り合わせるラミネート部、Bはラミ
ネート部Aに基板Gを搬入するコンベアであり、通常は
予熱炉(図示せず)でラミネート温度にまで温められた
基板Gがラミネート部Aに搬入され、フィルムFがラミ
ネートされてラミネート部Aから搬出される。
【0007】ラミネート部Aにおいて、貼り合わせ用の
フィルムFは供給ロール1から繰り出され、ガイドロー
ル2に至るまでに保護フィルムfが巻き取られて除去さ
れる。そして、保護フィルムfが除去されたフィルムF
は、ガイドロール2とダンサーロール3を経て、さらに
ガイドロール4からラミネートロール部へと送られ、コ
ンベアBで搬送される基板Gに対して支持ロール5と押
圧ロール6によりフィルムFの貼り合わせが行われる。
なお、図示のラミネーターでは、支持ロール5と押圧ロ
ール6による貼り合わせとそれに続く押付けが行われ
る。
【0008】ラミネートロール部にて貼り合わせが行わ
れている間に、フィルムFはオートカッター7にて所定
の長さに切断される。このオートカッター7はフィルム
Fと共に下方に移動しつつカッター刃7aが横方向に移
動することによりフィルムFを直角方向に切断する。こ
の時、保持部材8がフィルムを保持しながらオートカッ
ター7と共に下方に移動する。切断されたフィルムF
は、その切断された後端付近が真空シュー9により吸引
保持され、フィルムFの後端付近は基板Gに沿って貼り
合わせられる。そして、貼り合わせを終えた基板Gは払
い出しコンベア(図示せず)により搬出される。
【0009】図2はラミネートロール部においてフィル
ムが基板にラミネートされる様子を示す斜視図、図3は
基板と押圧ロールの関係を示す説明図である。
【0010】これらの図に示すように、コンベアBで搬
送される基板Gは、段差のある平坦な凸部gを中央に有
しており、押圧ロール6にはその基板Gの凸部gと外周
の低い部分に対応するように段差が形成されている。す
なわち、押圧ロール6は、両端部6aの外側部分の径が
大きく、内側部分6bの径が小さくなっており、その境
界部分に段差が形成されている。そして、押圧ロール6
の内側部分6bは、基板Gの凸部gの幅より僅かに大き
くなり、段差の高さは基板Gの凸部gの高さと略同じと
なるが、押圧ロール6の段差の位置と高さは、基板G上
に形成された凸部gと押圧ロール6の押込み圧力に応じ
て設定する。
【0011】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
したが、本発明によるラミネーターは、上記実施の形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲において種々の変更が可能であることは当然の
ことである。
【0012】例えば、上記の例では、切削加工により押
圧ロールに段差を形成したが、簡便な方法としてテープ
を巻いて段差を形成するようにしてもよい。
【0013】また、押圧ロールは外側部分も含めて特に
内側部分については、円柱状に限るものではなく、太鼓
状になっていてもよい。
【0014】
【実施例】基板として、製造途中のプラズマディスプレ
イパネル用背面板を準備した。すなわち、ガラス基板上
に所定パターンの電極とそれを覆って誘電体層を形成
し、その上にリブ材料層をベタで形成した状態の基板を
準備した。具体的には、1000mm×700mmのガ
ラス基板に高さが180μm程度の平坦な凸部を外周3
0mmを除いた部分に形成したものを準備した。
【0015】図1に示すタイプのラミネーターを使用す
ることとした。そして、押圧ロールとして、内側部分を
長さが642mmで直径が160mmの円柱状に、また
外側部分を直径が162mmの円柱状に加工したものを
装着した。
【0016】このラミネーターを使用し、幅68mmの
ドライフィルムレジストを前記の基板にラミネートした
ところ、段差部分にエアを噛むことがなく、基板両側の
低いところにもドライフィルムレジストを密着させるこ
とができた。
【0017】この基板にパターンのあるマスクを介して
露光した後に現像を行い、基板上にドライフィルムレジ
ストのパターンを形成した。そして、そのドライフィル
ムレジストのパターンをブラストマスクとしてサンドブ
ラスト処理を行ったところ、基板の外周部のガラス部分
にもフィルムが密着した状態が保たれ、サンドブラスト
から基板を保護することができた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラミネー
ターによれば、基板の中央の凸部と外周の低い部分に対
応するように押圧ロールに段差を持たせたことにより、
段差のある平坦な凸部を中央に有する基板に対してフィ
ルムを貼り合わせる際に、押圧ロールの段差が基板の凸
部とその周囲の低い部分との段差部分に沿ってフィルム
を押さえるように作用することから、エアを噛まずにフ
ィルムを貼り合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネーターの印刷例を示す概略
構成図である。
【図2】ラミネートロール部においてフィルムが基板に
ラミネートされる様子を示す斜視図である。
【図3】基板と押圧ロールの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
A ラミネート部 B コンベア F フィルム f 保護フィルム G 基板 g 凸部 1 供給ロール 2 ガイドロール 3 ダンサーロール 4 ガイドロール 5 支持ロール 6 押圧ロール 6a 外側部分 6b 内側部分 7 オートカッター 7a カッター刃 8 保持部材 9 真空シュー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアで搬送される基板がその間を通
    過する支持ロールと押圧ロールとからなるラミネートロ
    ール部を備え、該ラミネートロール部では押圧ロールと
    基板との間にフィルムを通すことによりそのフィルムを
    基板面に貼り合わせるように構成されており、段差のあ
    る平坦な凸部を中央に有する基板にフィルムを貼り合わ
    せるのに使用されるラミネーターにおいて、基板の中央
    の凸部と外周の低い部分に対応するように押圧ロールに
    段差を持たせたことを特徴とするラミネーター。
JP2000352354A 2000-11-20 2000-11-20 ラミネーター Pending JP2002154159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000352354A JP2002154159A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 ラミネーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000352354A JP2002154159A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 ラミネーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002154159A true JP2002154159A (ja) 2002-05-28

Family

ID=18825266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000352354A Pending JP2002154159A (ja) 2000-11-20 2000-11-20 ラミネーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002154159A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140232A (ja) * 2004-07-06 2011-07-21 Fujifilm Corp 感光性積層体の製造装置及び製造方法
CN109848109A (zh) * 2019-01-15 2019-06-07 杭州海宝电子有限公司 一种玻璃纤维板的模板自动清洗和铺膜流水线

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140232A (ja) * 2004-07-06 2011-07-21 Fujifilm Corp 感光性積層体の製造装置及び製造方法
CN109848109A (zh) * 2019-01-15 2019-06-07 杭州海宝电子有限公司 一种玻璃纤维板的模板自动清洗和铺膜流水线
CN109848109B (zh) * 2019-01-15 2024-04-16 杭州海宝电子有限公司 一种玻璃纤维板的模板自动清洗和铺膜流水线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5990745B2 (ja) 接合体の製造方法及び接合体
EP0169294B1 (en) A resin printing plate and preparation thereof
JP2002148794A (ja) 感光層転写装置及び方法
JP4913550B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP3316093B2 (ja) 感光性積層材料およびその製造方法
JP2873182B2 (ja) フィルム張付装置における原反フィルムの連続的供給方法及び装置
JP2002154159A (ja) ラミネーター
JPH07157186A (ja) 連続ラミネート装置
KR101837133B1 (ko) 시트 제조장치 및 제조방법
JP3694119B2 (ja) 基板表面へのフィルムシートのラミネータ
JP3458943B2 (ja) 積層方法
JP4233204B2 (ja) 感光性積層材料の製造方法及び製造装置
KR102102128B1 (ko) 충전단자를 이용하여 부착이 가능한 휴대단말기용 디스플레이 보호필름 및 그의 제조장치 및 제조방법
WO2005119631A2 (en) Adhesive label, adhesive label roll, photosensitive web unit, and apparatus for and method of manufacturing photosensitive laminated body
JP2005255257A (ja) フィルム貼付方法とその装置
JPH10180875A (ja) フィルム張付方法及び装置
JP2011093113A (ja) 積層基板の製造装置及び製造方法
TW524748B (en) Film sticking method
JP2970745B2 (ja) フィルム張付方法及び装置、フィルム付基板
JP2005246843A (ja) 基板へのフィルム貼付装置
JP2005178368A (ja) ラミネート装置およびラミネート方法
JPH11129698A (ja) ラミネ−ト方法
JP4182379B2 (ja) ラミネート方法
KR100804819B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널용 광학 필터의 적층 방법 및그에 의해 제조된 광학 필터
JP3546876B2 (ja) ラミネータ