JP2002153223A - 海苔巻寿司の海苔巻方法及び海苔巻装置 - Google Patents

海苔巻寿司の海苔巻方法及び海苔巻装置

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JP2002153223A JP2000357393A JP2000357393A JP2002153223A JP 2002153223 A JP2002153223 A JP 2002153223A JP 2000357393 A JP2000357393 A JP 2000357393A JP 2000357393 A JP2000357393 A JP 2000357393A JP 2002153223 A JP2002153223 A JP 2002153223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔シートの消費量が少なく、かつ外観上体
裁の良い海苔巻寿司を簡潔な構成によって効率良く製造
できる海苔巻方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 テーブルB上に載せたロール状海苔シー
トJをテンションローラ、海苔シート戻り防止機構Cを
介して海苔シート引き出し供給機構Dにより引き出し、
間欠搬送コンベアH上部に、該搬送コンベアHと直角に
配設した海苔シートガイドFへ供給し、該海苔シートガ
イドFに設けストッパ38に当接する海苔シート先端J
2をセンサーGが検知して海苔シートJ1の駆動源が停止
するとカッタ機構が始動して海苔シートJ1を一定の長
さに切断し、切断した海苔シートJ3が寿司玉36の後
面を巻き込んで寿司玉36と共に搬送コンベアHにより
間欠的に搬送し、海苔シート抱持機構Iにより寿司玉表
面に海苔シートJ3を巻装して海苔巻寿司を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寿司飯を所定形状
に成形した寿司玉の表面に、海苔シートを巻装する自動
化された海苔巻き寿司の海苔巻方法及び海苔巻装置に関
し、詳しくは、いくら、うに、かに等の高級品を寿司種
とした軍かん巻、または握り飯の部分巻き、帯巻き等を
自動的に、かつ連続して行なう海苔巻方法及び海苔巻装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軍かん巻や握り飯の部分巻、帯巻
等の海苔巻寿司の海苔巻方法及び海苔巻装置は、所定長
さに切断した複数の海苔シートを海苔ケースに垂直状態
に収納し、吸着プレートにより海苔ケース内から一枚づ
つ海苔シートを取り出し、海苔シートを海苔シート保持
枠に沿って垂直状態に落下供給し、間欠的に回転する搬
送コンベアにより搬送される成形された寿司玉表面に、
開閉自在に設けた左右の抱持片にて海苔シートを巻装す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記した
従来の海苔巻方法及び海苔巻装置は、吸着プレート(ブ
ロワ−)にて一枚づつ海苔シートを供給するので、海苔
供給機構が構造的に複雑で装置の製造コストがアップす
るだけでなく、海苔シートの位置決めが一定せず不安定
であるので、その分を長さでカバーするため、長めの海
苔シートを使用しているので、海苔シートの端部が寿司
玉に接着せず外側へ突出して体裁が悪くなり、また海苔
シートの消費量が多くなって経済的損失が大きくなると
いう問題がある。
【0004】
【目的】本発明は、上記した従来の海苔巻方法及び海苔
巻装置が有するこのような問題点に鑑みてなされたもの
で、ロール状海苔シートを使用し、該海苔シートを引き
出し、海苔シートの位置決めストッパに当接した海苔シ
ート先端をセンサーにて検知して、海苔シート引き出し
供給機構の駆動源が停止すると共に、カッタの駆動源が
始動し、海苔シートを切断するようにしたことによっ
て、海苔シートの位置決めが常に一定で、必要分(長
さ)の海苔シートだけを使用でき、海苔シートの消費量
を少なくできて経済的であると共に、ブロワー等が不要
で、海苔シート引き出し供給機構を簡素化できる海苔巻
寿司の海苔巻方法及び海苔巻装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る海苔巻寿司の海苔巻方法は、テーブル
上に載置した所定巾のロール状海苔シートを、ティンシ
ョンローラ、海苔シート戻り防止機構を介在して海苔引
き出し供給機構により垂直状態で引き出し供給する工程
と、成形された寿司玉を搬送する間欠回転する搬送コン
ベアの上部に、該搬送コンベアと直角に配設した海苔シ
ートガイドに沿って引き出し供給される海苔シートの先
端をセンサーにて検知し、その検知信号を受信して前記
海苔シート引き出し供給機構の駆動源が停止すると共
に、カッタ駆動源が始動し、該カッタにより海苔シート
を所定長さに切断する工程と、前記搬送コンベアにより
寿司玉が間欠的に搬送され、その後部が海苔シートに巻
装された後、搬送コンベア上部後方に配設された海苔シ
ート抱持機構により寿司玉を海苔シートで巻装する工程
とを具備したことを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、本発明に係る
海苔巻寿司の海苔巻装置は、テーブル保持枠に配設さ
れ、上面に所定巾のロール状海苔シートが回転自在に載
置されるテーブルと、寿司玉搬送コンベア上部に、該搬
送コンベアと直角に配設された海苔シートガイドに沿っ
て供給される海苔シートの先端を検知するセンサーと、
前記ロール状海苔シートと前記センサーとの間におい
て、海苔シート引き出し方向へ順番に配設された、海苔
シート戻り防止機構と、前記センサーの海苔シート検知
信号を受信して駆動を停止する海苔シート引き出し供給
機構と、海苔シートを所定長さに切断するカッタ機構と
を具備し、前記搬送コンベア上部後方には海苔シート抱
持機構を配設してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】ロール状海苔シートをテーブル上面中央に突設
した保持部に挿入して該テーブル上面に載置し、海苔シ
ートを手動にて引き出し、テンションローラ、案内ロー
ラに巻き掛けし、次いで、海苔シート戻り防止機構を介
在して海苔シート引き出し供給機構における駆動送りロ
ーラと従動送りローラとの間に挟み込んで海苔シートの
引き出し供給の準備を完了する。
【0008】次いで、メインスイッチをONすると、海
苔シート引き出し供給機構の駆動源が始動し、上記駆動
送りローラが所定方向へ回転し、従動送りローラとで海
苔シートを垂直状態に引き出し、寿司玉搬送コンベア上
部に、該搬送コンベアと直角に配設されている海苔シー
トガイドへ供給する。
【0009】海苔シートは、そのガイドに沿って垂直状
態で供給され、所定長さ供給されると、海苔シートガイ
ドの一端近くに突設したストッパに海苔シート先端が当
接するが、この時、海苔シート先端をセンサーが検知
し、この検知信号を海苔シート引き出し供給機構の駆動
源が受信して停止し、上記駆動送りローラを停止し、海
苔シートの引き出し供給が停止されると、カッタ機構の
駆動源が始動し、クランクにより固定刃に対して開動し
ていた可動刃が閉動され海苔シートを切断する。海苔シ
ート切断後はクランクにより可動刃は開動されて元の位
置に復帰して停止し、次回の海苔シート切断に備えられ
る。即ち、上記可動刃は、通常は開いた状態に保持され
ており、固定刃と可動刃間の隙間を通して海苔シート
は、そのガイドに供給される。
【0010】前工程の成形装置によって所定形状に成形
された寿司玉は、搬送コンベアにより間欠的に搬送され
て行き、その後面が所定長さに切断された海苔シートの
中央部に当接する。さらに寿司玉が間欠的に搬送される
と、搬送コンベアの上部両側において、上記海苔シート
ガイドの後方に下向きに垂設されている二個一対の押え
棒の内側に海苔シートの両余端が当接して各内側へ折り
曲げられ、該海苔シートによって、寿司玉は、その後面
から両側面にかけて包み込まれる。
【0011】次いで、寿司玉と海苔シートは搬送コンベ
アにより間欠的に搬送されて行き、搬送コンベア上部後
方の海苔シート抱持機構下部に停止すると、該抱持機構
の開閉自在に設けられている左右二個一対の後部抱持板
が内側へ対向閉動して寿司玉の後面から両側後半面に海
苔シートを押え付け、次いで、左右二個一対の前記抱持
板が内側へ対向閉動し、海苔シートの両側余端を寿司玉
の前面から両側前半面に押え付けることで、海苔巻き作
業を完了する。
【0012】次いで、上記二個一対の後部、前部両抱持
板が外側へ対称に開動し、海苔巻寿司は搬送コンベアに
より搬送され、次工程に送られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る海苔巻寿司の
海苔巻方法の実施に適される海苔巻装置につき図面を参
照して説明する。図1は、上記装置を一部切欠した平面
図を示し、図2は、上記装置の海苔シート引き出し供給
機構及び海苔シートガイド並びカッタ機構、センサー、
ストッパ、搬送コンベア一部の各平面図を示し、図3
は、図2における正面図を示し、図4は、図2における
右側面図を示し、図5は、上記装置における海苔シート
引き出し供給機構及びカッタ機構の正面図を示し、図6
は、上記装置における海苔シート抱持機構の平面図を示
し、図7は、上記海苔シート抱持機構により寿司玉に海
苔シートを巻装した状態の平面図を示し、図8は、本発
明海苔巻方法及び上記海苔巻装置により形成した軍かん
巻きの斜視図を示す。
【0014】本発明装置は、図1ないし図5に示したよ
うに、テーブル保持枠Aと、テーブルBと、海苔シート
戻り防止機構Cと、海苔シート引き出し供給機構Dと、
カッタ機構Eと、海苔シートガイドFと、センサーG
と、間欠回転する搬送コンベアHと、海苔シート抱持機
構Iとを主要部材として構成される。
【0015】上記テーブル保持枠Aは、次のように構成
される。図1に示したように、底板1と、該底板1周辺
から立設した周縁2とで形成され、フレーム14上面に
水平に固定されている。
【0016】上記テーブルBは、次のように構成され
る。図1に示したように、円盤状にして、中央に突設部
3を突設して形成され、上記テーブル保持枠Aにおける
底板1上面に固定され、上記突設部3を中心孔4に挿入
して所定巾を有するロール状海苔シートJが上面に載置
される。
【0017】上記海苔シート戻り防止機構Cに、次のよ
うに構成される。図1に示したように、帯状の板状にし
て、先端一側に円弧状の海苔シート押え面5aを設けた
ストッパ片5の基端を、上記テーブル保持枠Aにおける
底板1上面の一側部に重合固定した基板6上面にピン7
にて枢着すると共に、該ストッパ片5の裏面から下方へ
垂設したガイドピン8を、上記基板6及び上記底板1
に、上記ピン7を中心とする仮想円周線上に円弧状に貫
通形成したガイド孔9に挿通することで、上記ストッパ
片5が上記ピン7を支点として所定角度だけ往復反転自
在に設けてある。
【0018】さらに、上記ストッパ片5のガイドピン8
と、上記基板6に突設したばね掛け10とに両端を掛止
して張設した引張りばね11により、上記ストッパ片5
の押え面5aが、上記テーブル保持枠Aの周縁2内面に
押し付けられる方向へストッパ片5にはばね力が付勢さ
せてあり、ロール状海苔シートJからテンションローラ
12及びガイドローラ13を介して引き出された海苔シ
ートJ1が上記ストッパ片5の押え面5aにて、上記周
縁2内面に押え付けられることで、引き出された海苔シ
ートJ1の逆戻りを防止するよう構成されている。
【0019】上記海苔シート引き出し供給機構Dは、次
のように構成される。図1ないし図5に示したように、
テーブル保持枠Aの一側に設けられた海苔シートJ1
引き出し口15の近くにおいて、フレーム14上面に、
駆動送りローラ16と、従動送りローラ17を対向して
回転自在に軸支立設し、上記駆動送りローラ16はモー
タ等の駆動源18と連動連結され、図1及び図2におい
て時計回り方向へ回転されることで、当該駆動送りロー
ラ16と従動ローラ17間に挟み込んだ海苔シートJ1
は引き出されて上記海苔シートガイドFへ供給されるよ
う構成されている。
【0020】上記カッタ機構Eは、次のように構成され
る。図1ないし図5に示したように、フレーム14上面
に固定立設した支持板19に固定刃20を、その上端を
ボルト21により固定して下方へ垂設し、可動刃22
は、上記固定刃20の外側面に重合して上部を固定刃2
0の上部及び支持板19にボルト23、ナット24によ
り回転自在に枢着して、相対する固定刃20と可動刃2
2をかむようにすり合せて海苔シートJ1を切断するよ
う鋏形状に形成させてある。
【0021】上記支持板19の背面には、モータ等によ
る駆動源25と、該駆動源25の図示しない駆動軸と連
動連結した減速機26が固定され、該減速機26の回転
軸26aに固定した回転円板27の偏心位置にクランク
28の一端が回転自在にボルト29等により枢着させて
あり、上記クランク28の他端と上記した可動刃22の
上端を回転自在にボルト30等によって枢着させてあ
る。
【0022】さらに、上記回転軸26aにカム31が固
定され、該カム31の外周に対称に設けられた段差31
a、31bをセンサー32が検知し、この検知信号を駆
動源25が受信して、上記回転軸26aが半転し、クラ
ンク28を介して可動刃22がボルト23を中心として
図3に矢印a、bが示した方向へ所定角度往復回転して
開動、閉動されるよう構成されている。また、カッタ機
構Eは、図1及び図2に示したように、既述海苔シート
引き出し供給機構D近くの海苔シート供給側に配設され
ている。
【0023】上記海苔シートガイドFは、次のように構
成される。図1及び図2並びに図4に示したように、寿
司玉搬送コンベアHの上部に、該搬送コンベアHと直角
に、つまり、搬送コンベアHの横巾方向へ長く配設され
るもので、具体的には、フレーム14に固定した水平な
固定板33の裏面にガイド板34を、その上端をビス3
5、35にて固定して下方へ垂設し、既述カッタ機構E
の手前から搬送コンベアHの巾方向へ長く形成させてあ
り、既述可動刃22が開動停止している状態で、海苔シ
ートJ1が、固定、可動両刃20、22の間を通して、
上記ガイド板34の内面(図1及び図2において右側
面)に沿って供給されるよう形成させてある。
【0024】上記ガイド板34の中央下部には、図2及
び図4に示したように、搬送コンベアHにより寿司玉3
6が間欠的に搬送されるよう、該寿司玉36の大きさ、
即ち、長さ及び高さよりも大きい切除部37を形成させ
てあると共に、上記ガイド板34の手前側内面には、図
1及び図2並びに図4に示したように、海苔シートJ 1
の先端J2が当接する位置決めストッパ38を、ガイド
板34自体を内側へ切り起して形成させてある。
【0025】上記センサーGは、次のように構成され
る。図1ないし図3に示したように、既述固定板33の
前部を折曲して下方へ垂設した垂直板部33a・・・
に、上記ストッパ38と対向してビス39・・・にて固
定され、海苔シートJ1の先端J2を検知するように構成
されている。
【0026】上記したセンサーGは、既述海苔シート引
き出し供給機構Dの駆動源16と電気的に接続され、上
記センサーGが海苔シートJ1の先端J2を検知すること
で、上記駆動源16が停止し、海苔シートJ1の引き出
し供給が停止されるよう形成されている。
【0027】上記搬送コンベアHは、次のように構成さ
れる。図1に示したように、既述海苔シートガイドFと
直角に、かつ長く形成されるもので、図示しない駆動ロ
ーラと従動ローラに無端コンベアベルト40を巻掛けし
て形成され、寿司玉成形機構と、海苔巻寿司排出機構等
の次工程との間に配設される。
【0028】上記海苔シート抱持機構Iは、次のように
構成される。図1及び図6並びに図7に示したように、
既述固定板33の後部及びフレーム14等にビス止め等
により固定した水平な取付け用基板41の裏面におい
て、搬送される寿司玉36の左右両側(図1及び図6並
びに図7において上下両側)に、二個一対の内側回転軸
42、42と、二個一対の外側回転軸43、43を、各
回転軸の上端を正転、逆転自在に支承して下方へ垂設さ
せてあり、両外側回転軸43、43には、一半部を平板
部44aに、他半部を湾曲板部44bに形成した後部抱
持板44の平板部44a基端を固定し、一方、内側回転
軸42、42には、略中央部から平面略L型に湾曲形成
した前部抱持板45の基端を固定し、上記両後部抱持板
44、44及び両前部抱持板45、45が図6において
矢印c、c、d、dで示す内側方向へ、または反矢印
c、c、d、d方向へ、閉動、開動自在に形成させてあ
る。
【0029】上記二個一対の後部抱持板44、44と、
二個一対の前部抱持板45、45は、相互に突き当るこ
とがないよう、両前部抱持板45、45には切除部45
a、45aが設けてある。
【0030】上記した搬送コンベアHにより間欠的に寿
司玉36が図1において左側から右方向へ搬送されるこ
とで、所定長さに切断された海苔シートJ3の中央部に
接触し、さらに、搬送されることで、既述固定板33の
裏面の両側部に上端を固定して下方へ垂設した二個一対
の海苔シート押え棒46、46に海苔シートJ3両余端
が当接して、図6に示したように、内側へ押圧湾曲さ
れ、上記両余端が、上記した前部抱持板45、45によ
り図7に示したように寿司玉36の前面に抱着し易いよ
うに構成されている。なお、図8において46は軍かん
巻きを示す。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、ロール状海苔シートを使用し、該ロール状海苔シー
トから引き出し、供給される海苔シート先端をストッパ
にて固定してカッタ機構にて切断するので、海苔シート
の位置決めが常に一定となることで、必要な分の海苔シ
ートを使えて、海苔シートの消費量を少なくできると共
に、海苔巻きを自動的に連続して行なうことができて、
海苔巻作業の効率を向上でき、その結果、海苔巻寿司の
コストダウンができる。
【0032】請求項2によれば、海苔シートを必要分だ
け切断して使用できるので、海苔シートの消費量が少な
くすることができるだけでなく、海苔シートとの両端が
相互に突き合せられた状態で、寿司玉表面に接着できる
から、海苔シート端部が外側へ突出することがなく、外
観上体裁の良い海苔巻寿司を製造することができ、また
海苔シート引き出し供給機構は、ブロワーが不要であっ
て、駆動送りローラと従動送りローラとで簡潔に構成で
きるので、故障発生要素がなく、かつ製造コストを低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔巻寿司の海苔巻方法に適用さ
れる海苔巻装置の実施形態を一部切欠して示す平面図で
ある。
【図2】同上装置の海苔シート引き出し供給機構及びカ
ッタ機構並びに海苔シートガイド、センサーを示す平面
図である。
【図3】図2における正面図である。
【図4】図2における右側面図である。
【図5】同上装置の海苔シート引き出し供給機構と、カ
ッタ機構を示す正面図である。
【図6】同上装置の海苔シート抱持機構を示す平面図で
ある。
【図7】同上海苔シート抱持機構により寿司玉に海苔シ
ートを巻装した状態を示す平面図である。
【図8】同上装置によって製造した軍かん巻きを示す斜
視図である。
【符号の説明】
A テーブル保持枠 B テーブル C 海苔シート戻り防止機構 D 海苔シート引き出し供給機構 E カッタ機構 F 海苔シートガイド G センサー H 搬送コンベア J ロール状海苔シート J1 海苔シート J2 海苔シートの先端 J3 切断された海苔シート 12 ティンションローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に載置した所定巾のロール状
    海苔シートを、ティンションローラ、海苔シート戻り防
    止機構を介在して海苔引き出し供給機構により垂直状態
    で引き出し供給する工程と、成形された寿司玉を搬送す
    る間欠回転する搬送コンベアの上部に、該搬送コンベア
    と直角に配設した海苔シートガイドに沿って引き出し供
    給される海苔シートの先端をセンサーにて検知し、その
    検知信号を受信して前記海苔シート引き出し供給機構の
    駆動源が停止すると共に、カッタ駆動源が始動し、該カ
    ッタにより海苔シートを所定長さに切断する工程と、前
    記搬送コンベアにより寿司玉が間欠的に搬送され、その
    後部が海苔シートに巻装された後、搬送コンベア上部後
    方に配設された海苔シート抱持機構により寿司玉を海苔
    シートで巻装する工程とを具備したことを特徴とする海
    苔巻寿司の海苔巻方法。
  2. 【請求項2】 テーブル保持枠に配設され、上面に所定
    巾のロール状海苔シートが回転自在に載置されるテーブ
    ルと、寿司玉搬送コンベア上部に、該搬送コンベアと直
    角に配設された海苔シートガイドに沿って供給される海
    苔シートの先端を検知するセンサーと、前記ロール状海
    苔シートと前記センサーとの間において、海苔シート引
    き出し方向へ順番に配設された、海苔シート戻り防止機
    構と、前記センサーの海苔シート検知信号を受信して駆
    動を停止する海苔シート引き出し供給機構と、海苔シー
    トを所定長さに切断するカッタ機構とを具備し、前記搬
    送コンベア上部後方には海苔シート抱持機構を配設して
    なることを特徴とする海苔巻寿司の海苔巻装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027411A (ja) * 2012-11-09 2013-02-07 Suzumo Machinery Co Ltd 海苔送り制御方法と海苔送り制御機構
KR101959286B1 (ko) * 2018-12-27 2019-03-18 이창열 만두 롤링 성형장치

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