JP2002152366A - 移動電話機 - Google Patents

移動電話機

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JP2002152366A
JP2002152366A JP2000340270A JP2000340270A JP2002152366A JP 2002152366 A JP2002152366 A JP 2002152366A JP 2000340270 A JP2000340270 A JP 2000340270A JP 2000340270 A JP2000340270 A JP 2000340270A JP 2002152366 A JP2002152366 A JP 2002152366A
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caller
response message
response
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Takayuki Muraki
孝行 村木
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者番号に応じて異なる応答メッセージを
着信時に送出する設定を多様な方法により行えると共
に、伝言メッセージの録音の可否を発信者番号に応じて
選択可能な移動電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機10は、キーボード1のほ
か、着信に対する応答に代えて予め用意された応答メッ
セージを送信する機能、及び発信者からの伝言メッセー
ジを録音する機能を備える。制御部5は、着信に対して
応答メッセージを送信したい発信者番号、短縮ダイヤ
ル、又は短縮グループの設定、前記応答メッセージの内
容の選択、及び前記着信時の前記伝言メッセージの録音
の可否の設定を実行する他、こうして設定された発信者
番号からの着信に対して通話ができないとき、設定した
応答メッセージを送出する。また、着信時には、特定し
た発信者番号からの伝言メッセージのみがメモリ8に記
憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話機に関
し、特に、発信者番号に応じて異なる応答メッセージを
着信時に送出する設定が多様な方法で行えると共に、特
定の発信者からの伝言メッセージのみを記憶できるよう
にするための移動電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の移動電話機の動作を示
し、応答メッセージの送出と発信者からの伝言メッセー
ジの録音までの処理を示している。図中、Sはステップ
を表している。携帯電話機、PHS(Personal Handypho
ne Service) 等の移動電話機は、一般に、符号化された
音声データ及び発信者番号と各発信者番号からの着信に
対して送出する応答メッセージの種別を記憶するメモ
リ、マイクロホンからの音声を符号化したりメモリに格
納された音声データを復号化する音声処理部、受信デー
タの復調及び送信する音声データの変調を行う無線部、
及び移動電話機の全体を制御する制御部を備えている。
図8に示すように、まず、移動電話機に着信が有った
際、その利用者(ユーザー)が電話に出られない場合、
発信者に対して応答メッセージを送出するために、制御
部は応答メッセージを音声処理部に送って復号化した
後、これを無線部で変調して送信する(S801)。つ
いで、発信者からの伝言メッセージの録音動作に入り、
発信者からの伝言メッセージが有るか否かを音声入力の
有無によって検出する(S802)。伝言メッセージの
録音が有った場合、受信したデータを無線部で復調し、
音声処理部で符号化した伝言メッセージをメモリの指定
されたエリアに記憶(S803)した後、終話処理を行
う。S802で伝言メッセージの録音無しが判定(例え
ば、音声入力がない場合や発信者がメッセージを入れず
に通話を切った場合)された場合、そのまま終話処理を
行う。図8においては、着信に応答できないときには、
応答メッセージを送出されるが、この応答メッセージは
どの発信者に対しても同一内容のものが送られる。
【0003】また、着信があったとき、その発信者番号
を認識できる機能をもち、発信者に応じて応答音声メッ
セージを変化させる機能を備えた携帯電話機が、特開平
8−140146号公報、特開平10−215309号
公報、及び特開2000−115838号公報に提案さ
れている。特開平8−140146号公報の場合、発信
者Aにはメッセージa,発信者Bにはメッセージbとい
うように、発信者に応じてメッセージを個別に割り当て
ることができるようにしている。また、特開平8−14
0146号公報では、留守番電話機能を備えた携帯電話
機にあって、留守番電話機能時の着信に対し、予め特定
した発信者番号に特定の応答メッセージが出されるよう
にし、留守番電話機能の利便性の向上を図っている。更
に、特開2000−115838号公報では、発信者番
号毎に送信する応答メッセージを時刻に応じて切り替え
られるようにし、ユーザーの多様な要求に対応できるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動電
話機によると、いずれの公報においても、発信者番号毎
に異なる応答メッセージによる応答が可能であるもの
の、発信者番号のみを対象にしており、例えば、メモリ
番号、短縮ダイヤル、短縮グループ等に対して応答メッ
セージを送信することはできず、利便性に劣っている。
また、従来の移動電話機では、発信者からの伝言メッセ
ージの録音は、どの発信者からのも可能であるため、い
たずら電話等の不必要な録音等のためにメモリ容量が一
杯になってしまい、メッセージを聞きたい相手からの録
音ができないことがあった。
【0005】したがって、本発明の目的は、発信者番号
に応じて異なる応答メッセージを着信時に送出する設定
を多様な方法により行えると共に、伝言メッセージの録
音の可否を発信者番号に応じて選択可能な移動電話機を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、数字キー及びその他のキーを含むキーボ
ード、着信に対する応答に代えて予め用意された応答メ
ッセージを送信可能な機能、及び発信者からの伝言メッ
セージを録音可能な機能を備えた移動電話機において、
着信に対して応答メッセージを送信したい発信者番号、
メモリ番号、短縮ダイヤル、又は短縮グループの設定、
前記応答メッセージの内容の選択、及び前記着信時の前
記伝言メッセージの録音の可否の設定を行う登録手段
と、前記登録手段により設定した前記発信者番号、前記
メモリ番号、前記短縮ダイヤル、又は前記短縮グループ
からの着信に対して通話ができないときに前記登録手段
により設定された前記応答メッセージの1つを送出し、
前記伝言メッセージの録音可の設定時に前記伝言メッセ
ージを録音するメッセージ処理手段を備えることを特徴
とする移動電話機を提供することにある。
【0007】この構成によれば、重要な商談や知人との
待ち合わせ時間等の特定の応答メッセージ等を送信した
い発信者を発信者番号、メモリ番号、短縮ダイヤル、又
は短縮グループにより予め特定(選択)できるようにし
ておき、前記特定した発信者から着信が有り、その際、
通話による応答ができないときに前記予め選択した発信
者に対して特定の応答メッセージが送信される。したが
って、発信者を発信者番号は勿論のこと、メモリ番号、
短縮ダイヤル、又は短縮グループからも特定できること
により、使い慣れた操作手段により簡単に設定(特定)
できると共に、伝えたい相手に必要な内容の応答メッセ
ージを確実に送信することができる。また、特定の発信
者からの伝言メッセージの録音の可否をユーザーにより
設定できる結果、例えば、知らない相手からの録音した
くない伝言メッセージが録音されるのを防止でき、録音
用のメモリ領域が不必要に消費されるのを防止でき、録
音したい伝言メッセージの録音量を増やすことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図1は、本発明による移動電話
機の構成を示す。以下においては、移動電話機として携
帯電話機を例に説明する。携帯電話機10は、電話番号
の入力等のほか応答メッセージ及び伝言メッセージの録
音の可否を登録するキーボード1、登録内容等を表示す
る表示部2、基地局からの受信データの復調及び送信す
る音声データの変調を行う無線部3、録音した応答メッ
セージ及び発呼者が録音した伝言メッセージを確認する
ための受話部(スピーカ)4、携帯電話機10の全体を
制御する制御部5、入力された音声の符号化およびメモ
リ8に格納された音声データを復号化する音声処理部
6、利用者の音声を電気信号に変換する送話部(マイ
ク)7、符号化された音声データのほか、発信者番号と
各発信者番号からの着信に対して送出する応答メッセー
ジの種別を記憶するメモリ8、及び無線部3に接続され
たアンテナ9を備えて構成されている。キーボード1
は、数字キー、記号キー、各種の記号キー(マナー、メ
ール、メモ、電話帳、FCN(ファンクション)、確
定、クリア(CLR)、END(エンド)等のキー)を
備えている。
【0009】以上の構成において、携帯電話機10に着
信が有ると、無線部3によって受信信号が復調される。
制御部5はメモリ8を参照し、発信者番号が特定の発信
者番号であるか否かを確認する。発信者番号が特定の番
号であった場合、メモリ8から特定者向けの応答メッセ
ージを選択し、音声処理部6を通して無線部3へ入力
し、応答メッセージを変調してアンテナ9から送信す
る。この際、発信者側では、伝言するメッセージが有る
場合、送話部7から音声を入力する。これが伝言メッセ
ージとして、無線部3及び音声処理部6を介してメモリ
8に格納される。なお、上記特定の発信者に対しては、
伝言メッセージの録音の可否を設定することもできる。
【0010】〔第1の実施の形態〕図2は、図1の構成
の携帯電話機の登録処理を示す。図2においては、発信
者番号毎(メモリ番号毎)の応答メッセージの送出と、
発信者からの伝言メッセージの録音の可否を登録する手
順が示され、これらの処理は図1に示した制御部5によ
って実行される。それぞれのステップにおける処理は、
予め設定したキーの操作により開始される。まず、発信
者毎に応答メッセージを登録する場合、キーボード1の
FCNキーを押下し、続けて“1”キーを押下する(S
101)。ついで、特定のメッセージによって応答した
い特定の発信者の番号を選択するため、メモリ8に登録
されているメモリ番号(又は短縮登録番号であり、携帯
電話機10の電話帳に登録時の通し番号やユーザーが任
意に決めた2〜3桁の番号)を選択する(S102)。
次に、予め登録されている固定応答メッセージ或いは利
用者が登録したユーザー応答メッセージの中から(S1
04)、特定の発信者に対して送出したい応答メッセー
ジの種別を選択するため、“1”〜“5”キーの内のい
ずれかを種別に応じて押下する(S103)。ここで、
“1”〜“5”キーは、以下の応答メッセージに対応す
る。 “1”キー=固定応答メッセージ1 “2”キー=固定応答メッセージ2 “3”キー=ユーザー応答メッセージ1 “4”キー=ユーザー応答メッセージ2 “5”キー=ユーザー応答メッセージ3
【0011】更に、発信者による伝言メッセージの録音
の可否の選択が“1”又は“0”キーの押下の有無によ
りチェックする(S105)。“1”キーの押下により
伝言メッセージの録音可が設定され、“0”キーの押下
により伝言メッセージの録音拒否が設定される。確定キ
ーが押下されると(S107)、指定されたメモリ8の
エリアにメモリ番号に対する応答メッセージの種別と発
信者による伝言メッセージの録音可否のデータがメモリ
8に記憶され、登録動作が完了する(S109)。ま
た、S101〜S102、S105、及びS107で
“No”の判定が出た場合、通常の処理を行う通常モー
ドS108に移行する。なお、他の発信者に対しても特
定のメッセージで応答したい場合、或いは発信者による
伝言メッセージの録音の可否を指定したい場合には、上
記の内、メモリ番号と応答メッセージの設定、伝言メッ
セージの録音可否を変更することにより対応することが
できる。
【0012】図3は、図2の処理に対応した応答メッセ
ージの送出及び発信者からの伝言メッセージの録音の処
理を示す。この処理は、図1に示した制御部5によって
実行される。まず、着信時に受信されたデータが無線部
3によって復調される。この復調データの中から、発信
者番号が制御部5により取得される。制御部5は、受信
した発信者番号(発信者番号通知機能により取得)に一
致する特定の発信者番号(メモリ番号に対応)がメモリ
8に登録(格納)されているか否かを検索する(S20
1)。検索により一致する発信者番号が存在した場合、
その発信者番号あてに登録されている指定応答メッセー
ジを音声処理部6で復号化した後、無線部3で変調して
送信する(S202)。また、検索の結果、一致する発
信者番号が存在しない場合、一般用の応答メッセージを
音声処理部6に送って復号化した後、無線部3で変調し
て送信する(S203)。ついで、発信者からの伝言メ
ッセージの録音の設定が可能になっているか否かを判定
する(S204)。録音が可能な場合、伝言メッセージ
の録音を実行し、拒否であれば終話へ移行する。次に、
発信者からの伝言メッセージが有るか否かを音声入力の
有無により検出する(S205)。伝言メッセージが有
る場合は、受信したデータを無線部3で復調し、音声処
理部6で符号化してメモリ8の指定されたエリアに伝言
メッセージを記憶(S206)した後、終話処理を実行
する。伝言メッセージの録音がない場合(S205)、
例えば、音声入力が無い場合や発信者がメッセージを入
れずに通話を切った場合には、そのまま処理を終了す
る。
【0013】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、発信者番号毎に応答メッセージを登録
し、着信時の発信者番号から登録された応答メッセージ
を選択して送出する機能を備えることにより、発信者毎
に自動的に応答メッセージを変えることができるように
なり、利用者が会議中や電車での移動時等で電話に出ら
れない場合でも、特定の発信者に伝えねばならない重要
なメッセージが有るとき、その発信者に重要なメッセー
ジを確実に伝えることができる。また、発信者からの伝
言メッセージの録音可否を選択することができるため、
いたずら電話での伝言メッセージの録音が防止された
り、無駄な録音によってメモリ容量が減るのを防止でき
るようになり、重要な相手からのメッセージを録音でき
る機会が増え、メモリの有効利用が可能になる。なお、
上記実施の形態においては、登録済みのメモリ番号から
発信者を特定したが、これに代え、11桁からなる発信
者番号(例えば、090−○○○○−XXXX等)を探
し、或いはキーから入力して設定を行う様にしてもよ
い。
【0014】〔第2の実施の形態〕図4は、本発明の移
動電話機の第2の実施の形態の登録処理を示す。本実施
の形態は、短縮グループ(01、02、03・・・99
等)毎に応答メッセージと発信者からの伝言メッセージ
の録音の可否を変更できるようにしたものである。例え
ば、会社、友人、親戚等のグループ毎に発信者番号を登
録している場合であれば、グループ毎に切り替えて応答
メッセージを処理することが可能になる。
【0015】短縮グループ毎に応答メッセージを登録し
たい場合、キーボード1のFCNキーを押下し、続けて
“2”キーを押下する(S301)。次に、特定のメッ
セージで応答したい短縮グループの番号を選択するた
め、メモリ8に登録されている短縮グループ番号を選択
する(S302)。さらに、選択した短縮グループに対
して送出したい応答メッセージの種別を“1”〜“5”
キーの中から選択する(S303)。この応答メッセー
ジは、
〔0009〕で説明した様に、予め登録されてい
る固定応答メッセージ又は利用者が登録したユーザー応
答メッセージである。次に、短縮グループによる伝言メ
ッセージの録音の可否(S306)を“1”又は“0”
キーの押下により選択する(S305)。伝言メッセー
ジを録音する場合には、キーボード1の確定キーを押下
する(S307)。これにより、短縮グループに対する
特定の応答メッセージと発信者による伝言メッセージの
録音の可否のデータとが、指定されたメモリ8のエリア
に記憶され、登録動作が完了する(S309)。他の短
縮グループに対しても、特定のメッセージで応答したい
場合或いは短縮グループの発信者による伝言メッセージ
の録音の可否を指定したい場合、上記の内、短縮グルー
プ番号と応答メッセージの設定や伝言メッセージの録音
可否を変更することで可能になる。S301〜S30
3、S305、又はS307において、“No”の判定
結果が出た場合、通常モードS308に移行する。
【0016】図5は、第2の実施の形態である図4の処
理に対応する応答メッセージの送出及び発信者からの伝
言メッセージの録音の処理を示す。まず、着信時に受信
したデータを無線部3は復調し、制御部5は復調データ
の中から発信者番号を取得する。制御部5は発信者番号
をメモリ8に登録されている短縮グループ内の短縮番号
により検索し、一致する発信者番号が登録されているか
を確認する(S401)。検索の結果、一致する番号が
存在する場合には、一致した短縮グループに登録されて
いる指定応答メッセージを音声処理部6に送って復号化
し、さらに無線部3で変調した後、アンテナ9から送信
される(S402)。S401で検索の結果、一致する
番号が存在しない場合には、一般用の応答メッセージを
音声処理部6に送って復号化し、更に、無線部3で変調
した後、アンテナ9から送信される(S403)。
【0017】ついで、発信者からの伝言メッセージの
“録音可”であるか否かを判定する(S404)。録音
が可能な場合、伝言メッセージの録音を実行し、拒否で
あれば終話へ移行する。更に、発信者からの伝言メッセ
ージが有るか否かを音声入力の有無により検出する(S
405)。伝言メッセージの録音が有る場合は、受信し
たデータを無線部3で復調し、音声処理部6で符号化し
てメモリ8の指定されたエリアに伝言メッセージを記憶
(S406)した後、終話処理を実行する。伝言メッセ
ージの録音がない場合(S405)、例えば、音声入力
が無い場合や発信者がメッセージを入れずに通話を切っ
た場合には、そのまま処理を終了する。
【0018】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、着信時に応答メッセージを返信する発
信者を短縮グループにより特定し、さらに、特定した短
縮グループに属する発信者番号に返信するメッセージ
は、自動的に特定の応答メッセージが選択されるように
している。この結果、利用者が会議中や電車での移動時
等で電話に出られない場合でも、特定の発信者に伝えね
ばならない重要なメッセージが有るとき、会社、友人、
親戚等の予め選択した短縮グループ毎に事前に用意した
応答メッセージをグループ単位で送信することができ
る。また、発信者からの伝言メッセージの録音可否を選
択することができるため、無駄な録音によってメモリ容
量が減るのを防止でき、メモリを有効利用することがで
きる。
【0019】〔第3の実施の形態〕図6は、本発明の移
動電話機の第2の実施の形態の登録処理を示す。本実施
の形態は、短縮ダイヤル(*01、*02、*03、・
・・等の「記号+2桁数字」の番号)に登録されている
発信者からの着信と短縮ダイヤルに登録されていない発
信者からの着信とにより、応答メッセージ及び発信者か
らの伝言メッセージの録音の可否を変えることができる
ようにしたものである。図6の処理は、制御部5によっ
て実行される。短縮ダイヤルに登録されている発信者か
らの着信と、短縮ダイヤルに登録されていない発信者か
らの着信とで応答メッセージを切り替えて登録したい場
合、キーボード1のFCNキーを押下する。ついで、
“3”キーを押下する(S501)。短縮ダイヤルに登
録されている発信者からの着信であるか、又は短縮ダイ
ヤルに登録されていない発信者からの着信であるかを
“1”キー又は“2”キーを用いて選択する(S50
2、S503)。次に、予め登録されている固定応答メ
ッセージ又は利用者が登録したユーザー応答メッセージ
の1つを“1”〜“5”キーのいずれかを操作して選択
する(S504、S505)。次に、更に、発信者から
の伝言メッセージの録音の可否を選択するため、“1”
又は“0”キーを押下する(S506)。“1”キーの
押下により伝言メッセージの録音可が設定され、また、
“0”キーの押下により伝言メッセージの録音拒否が設
定される(S507)。さらに、確定キーの押下の有無
がチェックされる(S508)。確定キーを押下するこ
とにより、指定されたメモリ8のエリアに短縮番号に対
する応答メッセージの種別と、発信者による伝言メッセ
ージの録音可否のデータが記憶され、登録動作が完了す
る(S510)。また、S501、S502、S50
4、S506、又はS508で“No”の判定が出た場
合、通常モードS509に移行する。
【0020】図7は、第3の実施の形態である図6の処
理に対応した応答メッセージ送出及び発信者からの伝言
メッセージの録音の処理を示す。まず、着信時に受信し
たデータを無線部3で復調する。この復調データの中か
ら制御部5は発信者番号を取得する。制御部5はメモリ
8に登録(格納)されている短縮ダイヤルの番号に基づ
いて発信者番号を検索し、一致する発信者番号が登録さ
れているか否かを確認する(S601)。検索により一
致する発信者番号が存在したとき、発信者からの着信用
の指定応答メッセージ(短縮ダイヤルに登録されてい
る)を音声処理部6によって復号化し、さらに無線部3
で変調した後、アンテナ9から送信する(S602)。
また、S601で一致する発信者番号無しが判定された
場合、短縮ダイヤルに登録されていない発信者からの着
信用の指定の応答メッセージを音声処理部6によって復
号化し、これを無線部3で変調した後、アンテナ9から
送信する(S603)。
【0021】ついで、発信者からの伝言メッセージを録
音可の設定にあるか否かを判定する(S604)。録音
可である場合、伝言メッセージの録音を実行し、拒否
(録音不可)であれば終話処理へ移行する。次に、発信
者からの伝言メッセージが有るか否かを音声入力の有無
により検出する(S605)。伝言メッセージが有る場
合、受信したデータを無線部3で復調し、これを音声処
理部6で符号化した後、メモリ8の指定のエリアに記憶
する(S606)。その後、終話処理を実行する。伝言
メッセージの録音がない場合(S605)、例えば、音
声入力が無い場合や発信者がメッセージを入れずに通話
を切った場合には、そのまま処理を終了する。
【0022】以上説明したように本発明の第3の実施の
形態によれば、着信時に応答メッセージを返信する発信
者番号を短縮ダイヤルで登録した相手に限定し、この短
縮ダイヤルの相手にのみ特定の応答メッセージを送出す
るようにしたので、選択できるようにし、さらに、発信
者番号が短縮ダイヤルに登録されているか否かにより自
動的に応答メッセージの内容を選択できるようにしてい
る。この結果、利用者が会議中や電車での移動時等で電
話に出られない場合でも、短縮ダイヤルで指定した特定
の発信者にのみ伝えたい重要なメッセージが有るとき、
発信者が誰かに応じてきめ細かに設定して確実に伝える
ことができる。また、発信者からの伝言メッセージの録
音可否を選択することができるため、無駄な録音によっ
てメモリ容量が減るのを防止でき、メモリを有効利用す
ることができる。
【0023】図2、図4、及び図6のS101、S30
1、S501においては、「FCNキー+1キー」の操
作によるものとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、任意の2つのキーにすることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の移動
電話機によれば、着信に対してメッセージで応答する場
合、発信者番号、短縮番号、短縮ダイヤル、又は短縮グ
ループによって発信者を特定できるようにし、これによ
り特定された発信者番号から着信があったとき、上記特
定に基づく発信者番号に対して特定の応答メッセージを
設定する処理が登録手段によって行われ、更に、着信時
の伝言メッセージの録音の可否を前記発信者番号、前記
短縮ダイヤル、又は前記短縮グループを設定する処理が
メッセージ処理手段により行われるようにしたので、着
信時に通話に出られないときでも、伝えたい相手にのみ
必要な内容のメッセージを確実に送信することができ
る。知らない相手からの録音したくない伝言メッセージ
が録音されるのを防止でき、録音用のメモリ領域が不必
要に消費されるのを防止できるのでメモリの有効利用が
図れ、録音したい伝言メッセージの録音量を増やすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動電話機の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の構成の携帯電話機の登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図2の処理に対応した応答メッセージ送出及び
発信者からの伝言メッセージの録音の処理を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の移動電話機の第2の実施の形態の登録
処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の処理に対応する応答メッセージ送出及び
発信者からの伝言メッセージの録音の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の移動電話機の第3の実施の形態の登録
処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の処理に対応する応答メッセージ送出及び
発信者からの伝言メッセージの録音の処理を示すフロー
チャートである。
【図8】従来の移動電話機の動作を示し、応答メッセー
ジの送出及び発信者からの伝言メッセージの録音の処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード 2 表示部 3 無線部 4 受話部 5 制御部 6 音声処理部 8 メモリ 7 送話部 9 アンテナ 10 携帯電話機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5K027 AA11 EE04 HH23 5K036 AA01 AA07 DD12 DD15 DD35 DD48 KK06 KK09 5K039 BB04 CC03 CC08 EE01 HH17 5K067 AA34 BB04 EE02 EE10 FF23 FF25 GG11 HH22 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字キー及びその他のキーを含むキーボ
    ード、着信に対する応答に代えて予め用意された応答メ
    ッセージを送信可能な機能、及び発信者からの伝言メッ
    セージを録音可能な機能を備えた移動電話機において、 着信に対して応答メッセージを送信したい発信者番号、
    メモリ番号、短縮ダイヤル、又は短縮グループの設定、
    前記応答メッセージの内容の選択、及び前記着信時の前
    記伝言メッセージの録音の可否の設定を行う登録手段
    と、 前記登録手段により設定した前記発信者番号、前記メモ
    リ番号、前記短縮ダイヤル、又は前記短縮グループから
    の着信に対して通話ができないときに前記登録手段によ
    り設定された前記応答メッセージの1つを送出し、前記
    伝言メッセージの録音可の設定時に前記伝言メッセージ
    を録音するメッセージ処理手段を備えることを特徴とす
    る移動電話機。
  2. 【請求項2】 前記登録手段は、前記発信者番号、前記
    メモリ番号、前記短縮ダイヤル、又は前記短縮グループ
    の設定は、前記キーボード内の特定した2つのキーが連
    続的に押下されたことをもって行うことを特徴とする請
    求項1記載の移動電話機。
  3. 【請求項3】 前記登録手段は、前記数字キーの複数に
    固定応答メッセージ及びユーザー応答メッセージを対応
    させておき、前記2つのキーの押下後に前記数字キーの
    内のキーのいずれかが押下されたことをもって前記押下
    された数字キーに対応する応答メッセージが選択される
    ことを特徴とする請求項2記載の移動電話機。
  4. 【請求項4】 前記登録手段は、前記伝言メッセージの
    録音の可否の設定を前記キーボードの前記数字キーの内
    の“0”キーと“1”キーの操作に応じて行うことを特
    徴とする請求項1記載の移動電話機。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ処理手段は、前記発信者
    番号、前記メモリ番号、前記短縮ダイヤル、又は前記短
    縮グループに含まれる発信者番号からの着信であると
    き、前記発信者番号毎に設定された前記応答メッセージ
    を送信することを特徴とする請求項1記載の移動電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記応答メッセージは、メーカーにより
    作成された固定応答メッセージと、ユーザーにより作成
    されたユーザー応答メッセージを含むことを特徴とする
    請求項1又は5記載の移動電話機。
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