JP2002152357A - 携帯通信端末、携帯カメラ、及び携帯カメラ付き携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末、携帯カメラ、及び携帯カメラ付き携帯通信端末

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JP2002152357A
JP2002152357A JP2000339641A JP2000339641A JP2002152357A JP 2002152357 A JP2002152357 A JP 2002152357A JP 2000339641 A JP2000339641 A JP 2000339641A JP 2000339641 A JP2000339641 A JP 2000339641A JP 2002152357 A JP2002152357 A JP 2002152357A
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Jiyunichi Ujii
淳一 氏井
Hitoshi Inoue
仁志 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯カメラの位置を意識することなく使用者
が表示内容を視認しやすい位置に表示装置を配置しただ
けで、使用者の顔全体を撮像することができる携帯通信
端末、携帯カメラ、及び携帯カメラ付き携帯通信端末を
提供する。 【解決手段】 画像を撮像する携帯カメラ10を着脱可
能に保持するコネクタ部材13と、装着された携帯カメ
ラ10で撮像された画像を少なくとも表示する液晶表示
装置11とを備える携帯通信端末1であって、コネクタ
部材13は、携帯カメラ10の光軸AXが液晶表示装置
11側に傾いた状態で携帯カメラ10を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末、携
帯カメラ、及び携帯カメラ付き携帯通信端末に係り、特
に着脱可能な携帯カメラを携帯通信端末に装着し、装着
した携帯カメラで撮像した画像情報を携帯通信端末で表
示し又は送信する携帯通信端末、携帯カメラ、及び携帯
カメラ付き携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の携帯通信端末は単
に音声情報の授受を行って通話を行うために用いられて
いたが、近年販売されている携帯通信端末は単に音声情
報の授受を行うのみならず、電子メール機能が付加され
て文字情報の授受を行うことも可能となっている。ま
た、文字情報からなる文章だけでは表現しきれない情景
を通信相手に送りたいといった使用者の要求に応え、電
子メールに添付する画像情報(写真)を撮影するための
カメラを搭載した携帯通信端末も登場してきた。
【0003】携帯通信端末にカメラを搭載する形態は現
状で2通りの態様が案出されている。第1の形態はカメ
ラを携帯通信端末に内蔵した一体型の携帯通信端末であ
り、第2の態様は携帯カメラを携帯通信端末に着脱可能
とした着脱型の携帯通信端末である。一体型の携帯通信
端末は、携帯通信端末内にカメラを実装するための空間
が必要になるために携帯通信端末の外形寸法が増大する
という不具合がある。しかしながら、着脱型の携帯通信
端末のように、携帯通信端末に装着する携帯カメラを携
帯通信端末と別途に持ち運ぶ必要がなく、更にカメラの
レンズの配置を端末に合った条件で設定することができ
る。よって、一体型の携帯通信端末は、カメラを頻繁に
使用する使用者に適した携帯通信端末である。
【0004】これに対し、着脱型の携帯通信端末は、携
帯通信端末と携帯カメラとが着脱可能であるため、携帯
通信端末の外形寸法を小型化することができる。よっ
て、携帯通信端末を携帯電話として使用する場合には、
小型の携帯通信端末のみを携帯すればよいので携帯性が
容易となる。しかしながら、携帯カメラを用いて撮像す
る場合には、使用者は携帯通信端末と携帯カメラとを携
帯しなければならないという不便さが生ずる。よって、
着脱型の携帯通信端末は、稀に携帯カメラを用いて撮影
をする使用者に適した携帯通信端末である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した一
体型の携帯通信端末及び着脱型の携帯通信端末の何れも
携帯通信端末の正面に液晶表示装置等の表示装置、カメ
ラのレンズ、テンキーを含む操作キー部、受話スピー
カ、及び接話マイクロフォンが配置される。よって、例
えば携帯通信端末の使用者の正面に携帯通信端末の正面
を配置したときにカメラで撮像された画像を表示装置に
表示させることにより、使用者自身がどのような構図で
撮像されているかを表示装置の表示内容で確認すること
ができる。携帯通信端末の表示装置は小型であるため、
使用者は表示装置及びカメラを顔に近づけて確認するこ
とになる。
【0006】上記の一体型の携帯通信端末では、通常表
示装置の近傍にカメラのレンズが配置されているため、
使用者が表示装置を顔の正面に配置すれば表示装置及び
カメラが顔に近づけて配置されていても使用者の顔をほ
ぼ正面からカメラで撮像することができる。つまり、使
用者はカメラの位置を意識することなく、表示装置を顔
の正面に配置するだけで自分の顔をほぼ正面から撮像す
ることができる。
【0007】しかしながら、着脱型の携帯通信端末は、
例えば携帯カメラが携帯通信端末の側面に装着され、か
つレンズの光軸が携帯通信端末の正面に対してほぼ直交
する方向に設定されるため、使用者の顔の前に表示装置
を配置しても携帯カメラの撮像領域内に顔の一部が配置
されないという状況が生ずる。かかる状況下において
は、使用者は表示装置の表示内容を見ながら、携帯カメ
ラの撮像領域内に自分の顔が配置するように携帯通信端
末及び携帯カメラの位置を調整しなければならいが、か
かる調整を行うと表示装置の表示内容が見づらくなり、
利便性が悪いという問題があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、携帯カメラの位置を意識することなく使用者が
表示内容を視認しやすい位置に表示装置を配置しただけ
で、使用者の顔全体を撮像することができる携帯通信端
末、携帯カメラ、及び携帯カメラ付き携帯通信端末を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の携帯通信端末(1)は、画像を撮像する携
帯カメラ(10、50)を着脱可能に保持する保持部
(12、13、22a、22b)と、装着された前記携
帯カメラ(10、50)で撮像された画像を少なくとも
表示する表示部(3、11)とを備える携帯通信端末で
あって、前記保持部(12、13、22a、22b)
は、前記携帯カメラ(10、50)の光軸(AX)が前
記表示部(3、11)側に傾いた状態で前記携帯カメラ
(10、50)を保持することを特徴としている。この
発明によれば、携帯カメラを携帯通信端末に装着した際
に、携帯カメラの光軸が携帯通信端末に設けられた表示
部側に傾いた状態で装着されるので、使用者が表示部の
表示内容を視認しやすい位置に配置しただけで、携帯カ
メラの位置を意識することなく使用者の顔全体を撮像す
ることができる。また、本発明の携帯通信端末(1)
は、前記保持部は、前記表示部(3、11)の表示面に
対して傾いた状態で取り付けられたコネクタ部材(1
3)を備えることを特徴としている。この発明によれ
ば、携帯カメラを保持するコネクタ部材が表示部の表示
面に対して傾いた状態で取り付けられており、携帯カメ
ラをコネクタ部材に着脱するだけで携帯カメラの光軸が
表示部側に傾くため、簡単な構成で且つ低コストで携帯
カメラの光軸を表示部側に傾けることができる。また、
本発明の携帯通信端末(1)は、前記保持部が、前記表
示部(3、11)の表示面に直交する方向に揺動自在に
構成されたコネクタ部材(20)を備えることを特徴と
している。この発明によれば、携帯カメラを保持するコ
ネクタ部材が表示部の表示面に直交する方向に揺動自在
に構成されているため、使用者と表示部との距離に応じ
て携帯カメラの光軸の傾きを調整することができる。ま
た、本発明の携帯カメラは、携帯通信端末の保持部に装
着部材(30)を挿抜することにより、前記携帯通信端
末に着脱可能に構成された携帯カメラ(10、50)で
あって、前記装着部材(30)は、前記携帯カメラ(1
0、50)の光軸(AX)に対して傾けて取り付けられ
ていることを特徴としている。この発明によれば、携帯
カメラに取り付けられる装着部材が予め携帯カメラの光
軸に対して傾けて取り付けられているため、携帯通信端
末の保持部が表示部の表示面に装着部材をほぼ平行に保
持する構成であっても、携帯カメラを携帯通信端末に装
着したときに携帯カメラの光軸を表示部の表示面側に傾
けることができる。また、本発明の携帯カメラは、前記
装着部材(40)が、前記装着部材(40)と前記携帯
カメラ(10、50)の光軸(AX)とを含む面内にお
いて、揺動自在に構成されていることを特徴としてい
る。この発明によれば、携帯カメラを保持するコネクタ
部材が表示部の表示面に直交する方向に揺動自在に構成
されているため、使用者と表示部との距離に応じて携帯
カメラの光軸の傾きを調整することができる。また、本
発明の携帯カメラ付き携帯通信端末は、上記の携帯通信
端末と、前記携帯カメラの光軸に対してほぼ90度の角
度をもって取り付けられ、前記保持部に保持される装着
部材を有する携帯カメラとを備えることを特徴としてい
る。また、本発明の携帯カメラ付き携帯通信端末は、上
記の携帯カメラと、前記携帯通信端末が備える表示部と
ほぼ平行に前記装着部材を保持する保持部材を有する保
持部を備える前記携帯通信端末とを備えることを特徴と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態による携帯通信端末及び携帯カメラについて詳細
に説明する。図1は、本発明の実施形態による携帯カメ
ラが本発明の実施形態による携帯通信端末に装着された
状態を示す斜視図である。図1において、1は本発明の
実施形態による携帯通信端末であり、無線にて画像信号
や音声信号の通信を行うことができる。
【0011】図1に示すように本実施形態の携帯通信端
末1は、筐体2の正面に、対角線長が数センチメートル
程度の矩形形状の透明部材で形成された表示窓3、テン
キーを含む操作キー4、受話スピーカ5、及び接話マイ
クロフォン6を備える。また、上面左部にアンテナ7を
備える。更に、右側面にはイヤホンジャックを装着する
ためのコネクタ8及び本実施形態の携帯カメラ10を着
脱可能に保持する保持部(図示省略)が設けられてい
る。
【0012】ここで、本実施形態の携帯カメラ10は、
その光軸AXが表示窓3側に傾いた状態で携帯通信端末
1の右側面に装着される。表示窓3に対する光軸AXの
傾きは、例えば表示窓3を通り表示窓に垂直な線と光軸
AXとの交点が、表示窓3から10〜20センチメート
ルの位置に配置される程度に設定される。このように、
本実施形態では、外観的には携帯カメラ10が、その光
軸AXを表示窓3側に傾けた状態で携帯通信端末1に装
着されている点を特徴としているが、以下、かかる特徴
を実現する構成について説明する。
【0013】〔第1構成例〕図2は、携帯通信端末1及
び携帯カメラ10の第1構成例を示す図1中A−A線の
断面図である。尚、図2において、図1に示した部材と
同一の部材には同一の符号を付してある。図2に示した
ように、携帯通信端末1の内部には、液晶表示装置11
及びプリント基板12が設けられている。液晶表示装置
11は、表示窓3に近接した位置であって、その表示面
が表示窓3とほぼ平行に配置される。プリント基板12
には、携帯カメラ10が携帯通信端末1に装着されたと
きに、携帯カメラ10を保持するとともに、携帯カメラ
10から出力される画像信号をプリント基板12に伝え
るコネクタ部材13が設けられている。コネクタ部材1
3は、液晶表示装置11の表示面及び表示窓3に対し
て、軸線A1が傾いた状態で取り付けられている。尚、
プリント基板12及びコネクタ部材13は保持部をな
す。
【0014】また、携帯カメラ10は、レンズ及びCC
D(Charge Coupled Device)等の撮像素子を一体化し
てなるカメラユニット15と装着部材としてのプラグ1
6とが設けられたプリント基板14を備えている。尚、
図2中符号AXを付した一点鎖線は携帯カメラ10の光
軸を示している。カメラユニット15が備える撮像素子
から出力された画像信号は、プリント基板14を介して
プラグ16へ出力される。尚、プラグ16は、紙面内に
おいて光軸AXに対してほぼ90度の角度をもって携帯
カメラ10に取り付けられている。
【0015】携帯カメラ10に取り付けられているプラ
グ16を携帯通信端末1内のコネクタ部材13に嵌合さ
せると、液晶表示装置11の表示面又は表示窓3に対し
て、軸線A1が傾いた状態でコネクタ部材13が取り付
けられており、また、プラグ16はその軸線が光軸AX
に対してほぼ90度の角度をもって取り付けられている
ので、携帯カメラ10の光軸AXが表示窓3(液晶表示
装置11の表示面)側に傾いた状態となる。このよう
に、第1構成例では、表示窓3(液晶表示装置11の表
示面)に対して傾いた状態で携帯カメラ10を保持する
コネクタ部材13が携帯通信端末1内に設けられている
ので、携帯カメラ10を携帯通信端末1に装着したとき
に、携帯カメラ10の光軸AXが表示窓3(液晶表示装
置11の表示面)側に傾いた状態にすることができる
【0016】〔第2構成例〕図3は、携帯通信端末1及
び携帯カメラ10の第2構成例を示す図1中A−A線の
断面図である。尚、図3において、図2に示した部材と
同一の部材には同一の符号を付してある。図3に示した
第2構成例は、表示窓3(液晶表示装置11の表示面)
に直交する方向(紙面に平行な方向)に揺動自在に構成
されたコネクタ部材20を携帯通信端末1内に備える点
が第1構成例と異なる。このコネクタ部材20の上面及
び底面には円形の回転軸21が形成され、この回転軸2
1を携帯通信端末1の筐体2内部に形成されたリブ22
a、22bが挟持している。尚、リブ22a,22b及
びコネクタ部材20は保持部をなす。
【0017】リブ22a、22bがコネクタ部材20の
回転軸21を回動自在に軸支しているため、コネクタ部
材20は、表示窓3(液晶表示装置11の表示面)に直
交する方向(紙面に平行な方向)に揺動自在となる。コ
ネクタ部材20が揺動自在であるため、コネクタ部材2
0にプラグ16が嵌合して保持される携帯カメラ10も
図中符号d1が付された方向に揺動自在となる。従っ
て、表示窓3(液晶表示装置11の表示面)に対する携
帯カメラ10の光軸AXの傾斜角を使用者の操作によっ
て微調整することが可能となる。尚、第2構成例では、
コネクタ部材20とプリント基板23とがフレキシブル
基板24によって電気的に接続されており、プラグ16
から出力される画像信号がコネクタ部材20及びフレキ
シブル基板24を介してプリント基板23へ出力され
る。
【0018】以上説明した第1構成例及び第2構成例
は、携帯カメラ10の光軸AXを表示窓3(液晶表示装
置11の表示面)側に傾けた状態で携帯通信端末1に装
着するための構成を携帯通信端末1側に設けた構成例で
ある。しかしながら、携帯通信端末1の構成を変えず
に、つまり、携帯カメラに取り付けられるプラグが表示
窓3(液晶表示装置11の表示面)に対して平行に保持
される場合であっても、携帯カメラの光軸を表示窓3
(液晶表示装置11の表示面)側に傾けた状態で携帯カ
メラを携帯通信端末1に装着することが可能である。以
下、この構成例について説明する。
【0019】〔第3構成例〕図4は、携帯カメラ10の
第3構成例を示す断面図である。尚、図4において、図
2及び図3に示した部材と同一の部材には同一の符号を
付してある。図4に示した第3構成例は、携帯カメラ1
0について装着部材としてのプラグ30の軸線A2が携
帯カメラ10の光軸AXに対して傾けて取り付けられて
いることを特徴としている。プラグ30は携帯カメラ1
0の外装31に挟まれて固定されている。図2及び図3
に示した携帯カメラ10において、プラグ16はその軸
線が光軸AXに対してほぼ90度の角度をもって取り付
けられていたため、携帯カメラ10を携帯通信端末1に
装着する際に、プラグ16の軸線が表示窓3(液晶表示
装置11の表示面)とほぼ平行に保持されると、携帯カ
メラ10はその光軸AXが表示窓3(液晶表示装置11
の表示面)に対してほぼ直交した状態で保持される。
【0020】しかしながら、第3構成例に示した携帯カ
メラ10では、プラグ30の軸線A2が携帯カメラ10
の光軸AXに対して傾けて(例えば90度以下の角度を
もって)取り付けられているため、携帯カメラ10を携
帯通信端末1に装着する際に、プラグ30の軸線A2が
表示窓3(液晶表示装置11の表示面)とほぼ平行に保
持されても、携帯カメラ10の光軸AXが表示窓3(液
晶表示装置11の表示面)に対して傾いた状態で保持さ
れることになる。尚、プリント基板14に設けられた電
気コネクタ32とプラグ30とはリード線34を介して
電気的に接続されており、カメラユニット15が備える
撮像素子から出力された画像信号は電気コネクタ33及
びリード線34を介してプラグ30に伝達される。
【0021】〔第4構成例〕図5は、携帯カメラ10の
第4構成例を示す断面図である。尚、図5において、図
4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付してあ
る。図5に示した第4構成例は、装着部材としてのプラ
グ40と携帯カメラ10の光軸AXとを含む面内におい
て、プラグ40が軸41の周りに揺動自在に構成されて
いることを特徴としている。つまり、プラグ40はプラ
グ外装42に固定され、プラグ外装42に軸41が形成
されており、携帯カメラ10の外装43には軸受(図面
省略)が形成されており、軸41が外装43に形成され
た軸受に軸支されることにより、プラグ40が軸41の
周り揺動自在に構成されており、携帯カメラ10の外装
43を図中符号d2が付された方向に揺動自在である。
従って、表示窓3(液晶表示装置11の表示面)に対す
る携帯カメラ10の光軸AXの傾斜角を使用者の操作に
よって微調整することが可能となる。
【0022】以上、本発明の実施形態による携帯通信端
末及び携帯カメラについて説明したが、本発明は上記実
施形態に制限される訳ではなく、本発明の範囲内で自由
に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、携帯
カメラ10に設けられたプラグ16,30,40からコ
ネクタ部材13,20を介して撮像された画像信号を携
帯通信端末1に出力するようにしていたが、携帯通信端
末1の底面に備えられるコネクタを介して画像信号を出
力するようにしてもよい。図6は、携帯通信端末1の底
面に備えられるコネクタを介して画像信号を出力する構
成の携帯通信端末及び携帯カメラの外観を示す斜視図で
ある。
【0023】図6において、接続線51及びコネクタ端
子52を介して携帯カメラ50と携帯通信端末1の底面
に設けられたコネクタとが接続されており、携帯カメラ
50で撮像された画像信号が携帯通信端末1へ出力され
る。この構成の場合であっても携帯カメラ50は、その
光軸が表示窓3に傾いた状態で携帯通信端末1に装着さ
れる。携帯カメラ50の光軸が表示窓3に傾いた状態で
携帯カメラ50を携帯通信端末1に装着する具体的な構
成は、前述した第1構成例〜第4構成例を適用すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、携帯カメラを携帯通信端末に装着した際に、携帯カ
メラの光軸が携帯通信端末に設けられた表示部側に傾い
た状態で装着されるので、使用者が表示部の表示内容を
視認しやすい位置に配置しただけで、携帯カメラの位置
を意識することなく使用者の顔全体を撮像することがで
きるという効果がある。また、本発明によれば、携帯カ
メラを保持するコネクタ部材が表示部の表示面に対して
傾いた状態で取り付けられており、携帯カメラをコネク
タ部材に着脱するだけで携帯カメラの光軸が表示部側に
傾くため、簡単な構成で且つ低コストで携帯カメラの光
軸を表示部側に傾けることができるという効果がある。
また、本発明によれば、携帯カメラを保持するコネクタ
部材が表示部の表示面に直交する方向に揺動自在に構成
されているため、使用者と表示部との距離に応じて携帯
カメラの光軸の傾きを調整することができるという効果
がある。また、本発明によれば、携帯カメラに取り付け
られる装着部材が予め携帯カメラの光軸に対して傾けて
取り付けられているため、携帯通信端末の保持部が表示
部の表示面に装着部材をほぼ平行に保持する構成であっ
ても、携帯カメラを携帯通信端末に装着したときに携帯
カメラの光軸を表示部の表示面側に傾けることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による携帯カメラが本発明
の実施形態による携帯通信端末に装着された状態を示す
斜視図である。
【図2】 携帯通信端末1及び携帯カメラ10の第1構
成例を示す図1中A−A線の断面図である。
【図3】 携帯通信端末1及び携帯カメラ10の第2構
成例を示す図1中A−A線の断面図である。
【図4】 携帯カメラ10の第3構成例を示す断面図で
ある。
【図5】 携帯カメラ10の第4構成例を示す断面図で
ある。
【図6】 携帯通信端末1の底面に備えられるコネクタ
を介して画像信号を出力する構成の携帯通信端末及び携
帯カメラの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯通信端末 3 表示窓(表示部) 10,50 携帯カメラ 11 液晶表示装置(表示部) 12 プリント基板(保持部) 13,20 コネクタ部材(保持部) 22a,22b リブ(保持部) 30,40 プラグ(装着部材) AX 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04M 1/725 H04N 5/225 H04N 5/225 F Fターム(参考) 2H105 AA17 AA27 AA28 5C022 AC01 AC42 AC70 AC78 5K023 AA07 BB11 HH01 HH07 MM25 NN06 PP02 PP12 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 HH29 KK07 MM04 MM17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮像する携帯カメラを着脱可能に
    保持する保持部と、装着された前記携帯カメラで撮像さ
    れた画像を少なくとも表示する表示部とを備える携帯通
    信端末であって、 前記保持部は、前記携帯カメラの光軸が前記表示部側に
    傾いた状態で前記携帯カメラを保持することを特徴とす
    る携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 前記保持部は、前記表示部の表示面に対
    して傾いた状態で取り付けられたコネクタ部材を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 前記保持部は、前記表示部の表示面に直
    交する方向に揺動自在に構成されたコネクタ部材を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  4. 【請求項4】 携帯通信端末の保持部に装着部材を挿抜
    することにより、前記携帯通信端末に着脱可能に構成さ
    れた携帯カメラであって、 前記装着部材は、前記携帯カメラの光軸に対して傾けて
    取り付けられていることを特徴とする携帯カメラ。
  5. 【請求項5】 前記装着部材は、前記装着部材と前記携
    帯カメラの光軸とを含む面内において、揺動自在に構成
    されていることを特徴とする請求項4記載の携帯カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項3の何れか一項に記
    載の携帯通信端末と、 前記携帯カメラの光軸に対してほぼ90度の角度をもっ
    て取り付けられ、前記保持部に保持される装着部材を有
    する携帯カメラとを備えることを特徴とする携帯カメラ
    付き携帯通信端末。
  7. 【請求項7】 請求項4又は請求項5記載の携帯カメラ
    と、 前記携帯通信端末が備える表示部とほぼ平行に前記装着
    部材を保持する保持部材を有する保持部を備える前記携
    帯通信端末とを備えることを特徴とする携帯カメラ付き
    携帯通信端末。
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Cited By (3)

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JP2004064350A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置搭載携帯電話機
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