JP2002151098A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
電する燃料電池において、従来よりも良好な発電性能を
得ることを目的とする。 【解決手段】 燃料電池1は、固体電解質板11の一方
にアノード20が、他方にカソード30が配設されてな
るセル10が、一対の集電板41,42に挟持された状
態で、燃料ガスと酸化剤ガスとを混合した反応ガスが内
部を流通するハウジング50内に固定されて構成されて
いる。電解質板11は、安定化ジルコニア(YSZ)か
らなる板であって、板全体にわたって多数の貫通孔が開
設されており、白抜矢印Bに示されるように反応ガスが
透過するようになっている。
Description
にアノード及びカソードに、燃料と酸化剤とが混合され
た反応ガスを供給しながら運転する燃料電池に関する。
電解質膜を介して、カソードとアノードを対向して配し
たセルが、ガスチャネルが形成された一対のプレート基
板で挟持されたものを基本ユニットとし、この基本ユニ
ットを複数積重ねた構造である。
に、カソード側のチャネルに酸化剤としての空気を供給
し、アノード側のチャネルに燃料ガスを供給し、燃料電
池のアノード及びカソードでは、供給される燃料ガス及
び酸化剤を電気化学的に反応させて発電を行う。このよ
うな燃料電池において、空気と燃料ガスがユニット内で
混合しないように、電解質膜にはガス不透過性の材料を
用い、また、隣接して積層されたユニット間でも、空気
と燃料ガスが混合しないように、ユニット間にガス不透
過性のプレートを介挿させたり、プレート基板をガス不
透過性の材料で形成したりすると共に、セルの外周部に
ガスシール材を設けて気密性を保っている。
に、燃料と酸化剤とが混合された同一組成の反応ガスを
流しながら発電する非隔膜式燃料電池が提案されてい
る。例えば、特許公報第2810977号には、電解質
シートの同一表面上に炭化水素の部分酸化反応に対して
触媒能の違う二つの電極をプリントしたものを用い、燃
料ガスと酸化剤ガスとの混合ガス中で発電することが可
能な燃料電池が開示されており、この場合、ガスシール
材やセパレータが不要であるため装置構造が簡易である
ため、コストを低くできるといった利点がある。但し、
このタイプでは、燃料ガスと酸化剤ガスとの混合比率が
適正範囲内に納まるように制御する必要がある。
いても、良好な発電性能を得るためには、セルの全体領
域において、チャネルを流通する反応ガスの組成を反応
に適した範囲内に入るように調整して、全体領域で均一
的に反応させることが望まれる。
池においては、上記のように反応ガスがセルの表面に沿
って流れるようになっており、反応ガスは電極で反応に
用いられると共に反応生成物が混入するため、セルの反
応ガス入口側領域と出口側領域とで反応ガスの組成がか
なり異なることになる。即ち、反応ガスの組成がセル面
内でばらつくことになる。
領域にかけた全体領域において反応ガスの組成を適正な
範囲内に保つことが難しいため、セル内の各領域間で反
応が不均一となって、温度も不均一となりやすく、その
ため、良好な発電性能が得られにくいという問題があ
る。また、燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを用いる
タイプでは、上記のように混合比率を制御する必要があ
るが、反応ガスの組成がばらついているとこの制御が難
しくなるという問題もある。
たものであって、燃料ガスと酸化剤ガスとの混合ガスを
用いて発電する燃料電池において、セル面内における反
応ガス組成のばらつきを抑えることによって、従来より
も良好な発電性能を得ることを目的とする。
め、本発明の燃料電池は、ガス透過性を有する電解質板
にアノード触媒層及びカソード触媒層が配されてなるセ
ルと、アノード触媒層及びカソード触媒層に、燃料及び
酸化剤が混合されている反応ガスを供給するガス供給手
段とを設けることとした。
が、電解質板を透過してアノード触媒層とカソード触媒
層との間を往来できるので、セル内の各領域間で反応ガ
ス組成が不均一になるのを緩和することができる。ガス
透過性を有する電解質板としては、従来から用いられて
いるガス不透過性の電解質板に当該電解質板を貫通する
孔を1個以上開設したものを用いることができる。
とによってセル積層体を形成することもできる。この場
合、各セルの電解質板において、隣り合う電解質板に形
成する孔の位置を互いにずらすことが好ましい。このよ
うな燃料電池において、反応ガスを供給する際に、アノ
ード触媒層及びカソード触媒層の中、一方の層を通過し
た後、他方の層を通過するようにすることが好ましく、
セルと直交する方向に反応ガスを供給するようにするこ
とがより好ましい。
かる燃料電池の構成を示す斜視図(一部断面)である。
方にアノード20が、他方にカソード30が配設されて
なるセル10が、一対の集電板41,42に挟持された
状態で、燃料ガスと酸化剤ガスとを混合した反応ガスが
内部を流通するハウジング50内に固定されて構成され
ている。図2は、燃料電池1の断面を摸式的に示す図で
ある。
スからなる板であって、安定化ジルコニア(YSZ)を
はじめとして、固体電解質型燃料電池の電解質板として
一般的に用いられているものを用いる。但し、この板全
体にわたって、1個または複数の貫通孔11aが開設さ
れ、ガスが透過できるようになっている。貫通孔11a
の形態としては、一定の形状の孔(例えば円孔)でも不
定形の孔でもよいが、板全体に均一的に多数の孔が分散
するように開孔するのが好ましい。
かけの全体面積に対する貫通孔11aの占める割合)に
ついては、当該開孔率が小さくしすぎると、反応ガスが
透過できなくなる一方、開孔率が大きすぎると電解質板
11が割れやすくなると共に反応面積が減少するので、
1%以上50%以下に設定することが好ましく、更に、
20%以上40%以下とすることが好ましい。
解質材料を板状に成型して焼成することによって緻密な
電解質板を形成し、その後で、当該板に機械的に開孔す
るという方法、並びに、電解質材料を板状に成型して焼
成する際に、焼成温度を低めに設定することによって多
孔質の電解質板を形成する方法が挙げられる。アノード
20は、アノード反応が選択的に起こる多孔性の電極材
料からなる。この電極材料の具体例としては、25wt%C
e0.8Gd0.2O1.9−containing Ni[Ni(GDC)]
や、10wt% samaria doped ceria(SDC)-contain
ing Niが挙げられる。
起こる多孔性の電極材料からなる。この電極材料の具体
例としては、15wt%MnO2−containing La0.8Sr
0.2MnO3[LSM(MnO2)]や、Sm0.5Sr0.5
CoO3が挙げられる。アノード20及びカソード30
は、電解質板11の一方の面及び他方の面に密着して層
状に形成されている。
図1に示すように、電解質板11の表面において貫通孔
11aを覆うように形成してもよいが、貫通孔11aを
除くところだけに形成してもよい。集電板41・42
は、高温耐熱性の導電材料(例えば、18クロムステン
レス鋼をはじめとするフェライト系ステンレス鋼、或
は、LaCoO3系セラミックス)からなる板である。
電板42はカソード30に圧接して固定されており、ア
ノード20・カソード30から集電できるようになって
いる。また、集電板41・42には、全体にわたって多
数の貫通孔41a,42aが開設され、反応がガスが透
過できるようになっている。
50の外部に伸びるリード線(不図示)が設けられ、集
電板41・42から外部に電力を取り出せるようになっ
ている。ハウジング50は、対向する壁面(図1では上
下壁面)に反応ガス入口51と反応ガス出口52が設け
られ、その間の内部をガスが流通でき且つセル10を収
納できるようになっている。ここで、入口51と集電板
41との間、出口52と集電板42との間には、若干の
スペースが設けられている。
料(例えばステンレス鋼あるいはセラミックス)を用い
ればよいが、ハウジング50全体を導電性材料で形成す
る場合は、ハウジング50をアノード20及びカソード
30と絶縁する必要がある。なお、上記の他に、ハウジ
ング50が正極端子・負極端子を兼ねるようにすること
も可能である。例えば、2つの金属製の蓋を、絶縁材を
介して合せてハウジング50を構成し、各蓋と集電板4
1・42とを接続すれば、各蓋が正極端子・負極端子を
兼ねることになる。この場合、各集電板41・42と各
蓋とを直接接触させて接続することも可能である。
応ガス入口51には、燃料ガスと酸化剤ガスとが混合さ
れた混合ガスが供給される。燃料ガスとしては、メタ
ン,エタン,プロパン,ブタンを用いることができ、酸
化剤ガスとしては、一般的に空気を用いる。ここで燃料
ガスと空気との混合比率が、燃料電池1内で爆発範囲内
にならないように設定する。例えば、メタンと空気との
混合ガスの場合、メタン濃度が5.0〜15.0vol%
が爆発範囲なので、この範囲内に入らないように設定す
る。同様に、エタン−空気,プロパン−空気,ブタン−
空気の場合も、爆発範囲は、エタン濃度3.0〜12.
5vol%,プロパン濃度2.1〜9.5vol%,ブタン濃
度1.6vol%〜が爆発範囲なので、この範囲内に入ら
ないように設定する。
抜矢印Aに示されるように、セル10の全体領域に均一
的に分散され、白抜矢印bに示されるように、セル10
を通過しながら発電に用いられる。即ち、供給された反
応ガスは、先ずアノード20全体に分散される。そし
て、このアノード20において、反応ガス中の燃料ガス
は、部分酸化反応(CH4+1/2O2→CO+2H2…
)を起こして、H2及びCOを発生し、このH2及びC
Oは、カソード30からの酸素イオンと反応して電子を
放出する(H2+O2-→H2O+2e-…、CO+O2-
→CO2+2e-…)。
質板11の各貫通孔11aを通過してカソード30全体
に分散される。そして、カソード30においては、反応
ガス中が電子を受け取り、酸素イオンを発生する(O2-
→O2+2e-…)。このようにアノード20及びカソ
ード30で発電に用いられた後の反応ガスは、排ガスと
して、図2で白抜矢印Cに示されるように出口52から
排出される。
スも含まれているので、これをバーナーなどで焼却する
か、別の改質装置に送り込んで改質用の燃料として用い
てもよい。また、燃料電池1の運転中は、発電に伴って
発熱するが、燃料電池1からの放熱とのバランスをとる
ことによって、燃料電池1を所定の運転温度(例えば、
700℃〜1000℃)に維持しながら運転する。
料電池では、アノード側の反応ガス流路とカソード側の
反応ガス流路とを気密に隔てるために、電解質板の外周
部に反応ガス流路をシールするシール部を形成していた
が、本実施形態の燃料電池1によれば、このようなシー
ル部を形成する必要がなく、燃料電池の構成を簡素にす
ることができる。
反応ガスはセル10の主面と直交する方向に流れる。即
ち、反応ガスが、電解質板11の貫通孔11aを通過し
てアノード20からカソード30に流れるので、セル1
0の全体領域に均一的に反応ガスが分配される。従っ
て、セル10の全体領域において、供給される反応ガス
の組成も均一的であるし、反応も均一的になされ、セル
の面内温度分布も均一的となる。
おいて、供給される反応ガスの組成が均一的であるた
め、以下に説明するように、運転時における反応ガス供
給の制御も容易となる。反応ガスをセルのアノード及び
カソード主面に沿って流通させた場合、アノード側では
アノードによる反応(上記〜の反応)が専ら起こ
り、カソード側ではカソードによる反応(上記の反
応)が専ら起こるため、アノード側及びカソード側の各
々において、反応ガスの上流側と下流側とでは、燃料ガ
スと酸化剤ガスとの混合比率が大きく変わってしまう。
と酸化剤ガスの混合比率の分布が広がっていると、燃料
電池内における燃料ガスと酸化剤ガスの混合比率を一定
の範囲内(例えば爆発範囲以外の範囲)に制御すること
が難しい。これに対して、本実施形態では、反応ガスが
セル10全体に均一的に分散された後、各領域において
アノードでの反応に続いてカソードでの反応が起こるの
で、反応ガスの上流側と下流側とで、燃料ガスと酸化剤
ガスの混合比率はあまり大きく変化しない。
ける燃料ガスと酸化剤ガスの混合比率の分布が狭い範囲
内に抑まっていると、例えば、燃料電池内における燃料
ガスと酸化剤ガスの混合比率が、一定範囲内に入らない
よう制御することが比較的容易となる。 (変形例について)上記の燃料電池1では、反応ガス
を、アノード20側からカソード30側に流すようにし
たが、逆に、カソード30側からアノード20側に流す
ようにしても、同様に運転することができ、ほぼ上記と
同様の効果を奏する。
を、セル10の主面と直交する方向に流すようにした
が、反応ガス入口51と出口52の位置を変更して、セ
ル10のアノード20及びカソード30の表面に沿って
流すようにしても運転することができる。この場合、反
応ガスがセル10の全体領域に均一的に分散されるとい
う上記図2で説明したような効果はないが、反応ガスが
貫通孔11aを通してアノード20とカソード30の間
を往来できるので、アノード側の流路及びカソード側の
流路において、反応ガスの上流側と下流側とで、燃料ガ
スと酸化剤ガスとの混合比率が大きく変わってしまうと
いう問題を緩和することができる(即ち、ある程度の均
一化作用を奏する。)。
かかる積層タイプの燃料電池2の断面を摸式的に示す図
である。この燃料電池2は、実施の形態1の燃料電池1
と同様の構成であるが、セル10が複数枚積層され、隣
り合うセル10のアノードとカソードとは直列に接続さ
れており、集電板41・42間で高電圧が取り出せるよ
うになっている点が異なっている。
ード20とカソード30とが直接接触することによって
接続されているが、両者の間にインターコネクタを介挿
して接続してもよい。このように複数のセル10を積層
させた場合においても、反応ガスの入口51から供給さ
れた反応ガスは、先ず入口51側のセル10に均一的に
分散され、その後、複数のセル10を厚み方向に透過し
ながら流れつつ各セル10で発電に用いられ、出口52
から排ガスとして排出される。
供給される反応ガスの組成が均一的になるので、良好な
発電性能を得ることができ、運転時における反応ガス供
給の制御も容易である。また、図3に示すように、燃料
電池2においては、隣り合うセル10の電解質板11に
形成されている貫通孔11aどうしは、反応ガスの進行
方向(図面上下方向)と直交する方向の位置が互いにず
れている。
貫通孔11aを通過した後、進行方向と直交する方向に
分散されてから、次のセル10の貫通孔11aに流れ込
むことになるので、反応ガスがより均一的に各セル10
の全体領域に分散されることになる。
以下の仕様で試験用の燃料電池を作製した。電解質板材
料としてYSZを用い、厚み0.5mm、サイズ2.2
cm×1cmの緻密な電解質板を作製した。そして、こ
の電解質板に多数の細孔(孔径0.1mm)を開設した
(開孔率30%)。
wt%Ce0.8Gd0.2O1.9−containing Ni)、裏面に
カソード材料(15wt%MnO2-containing La0.8S
r0.2MnO3)を塗布し焼成して、セルを作製した。各
電極のサイズは0.5cm×2cmとした。そして、こ
のセルを用いて、図1に示すような燃料電池を作製し
た。
を用いて、上記実施の形態1の変形例で説明したよう
に、反応ガスがアノード及びカソードの表面に沿って流
通する燃料電池を作製した。 (比較例)電解質板に細孔を形成しない以外は、上記実
施例1、2と同様にセルを作製し、反応ガスがアノード
及びカソードの表面に沿って流通する燃料電池を作製し
た。
1,2及び比較例の燃料電池を、反応ガスとしてメタン
/空気=1/1を用い、運転温度950℃で運転を行っ
た。そして、電流密度を0〜500mA/cm2の範囲
内で変化させながらセル電圧を測定した。図4は、この
試験結果を示すものであって、電流密度とセル電圧測定
値との関係を示す特性図である。
例と比べて、高いセル電圧が得られることがわかる。ま
た、実施例1では、実施例2と比べて、高いセル電圧が
得られることもわかる。 (その他の事項)上記実施の形態1,2では、SOFC
タイプの燃料電池を例にとって説明したが、本発明は、
必ずしもSOFCタイプに限らず、燃料ガスと酸化剤ガ
スとが混合された反応ガスを用いて発電する燃料電池に
対して本発明を適用することができる。
が混合された反応ガスを用いて発電する燃料電池におい
ては、通常、部分酸化反応が生じるような温度(300
℃以上)で運転する必要があるため、本発明は、主とし
て300℃以上で運転する燃料電池に対して適用される
が、燃料として水素−空気の混合ガスを用いて、より低
い温度で運転する燃料電池に対しても適用可能と考えら
れる。
んでアノードとカソードが対向配置されたセルを有する
燃料電池を例にとって説明したが、特許公報第2810
977号に開示されているように、電解質板の同一側表
面上にアノード及びカソードが配されてセルについて
も、電解質板に貫通孔を開設すれば、セルの全体領域に
おいて、供給される反応ガスの組成を均一化する作用が
あり、同様の効果を奏する。この場合も、セルと直交す
る方向に反応ガスを流通させれば、より効果的である。
スと酸化剤ガスとの混合ガスを用いて発電する燃料電池
において、ガス透過性を有する電解質板にアノード触媒
層及びカソード触媒層が配されてなるセルを用いること
によって、セル内の各領域間で反応ガス組成が不均一に
なるのを緩和することができ、良好な発電性能を得るこ
とができ、運転時における反応ガス供給の制御も容易と
なる。
とによってセル積層体を形成し、高電圧が得られる燃料
電池とすることもできる。ガス透過性を有する電解質板
は、従来から用いられているガス不透過性の電解質板に
当該電解質板を貫通する孔を多数開設するだけで作製で
きるので、実用的である。
視図である。
ある。
に示す図である。
す特性図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ガス透過性を有する電解質板にアノード
触媒層とカソード触媒層とが配されてなるセルと、 前記アノード触媒層及びカソード触媒層に、燃料及び酸
化剤が混合されてなる反応ガスを供給するガス供給手段
とを備えることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 前記電解質板には、 当該電解質板を貫通する孔が1個以上開設されているこ
とを特徴とする請求項1記載の燃料電池。 - 【請求項3】 ガス透過性を有する電解質板にアノード
触媒層とカソード触媒層とが配されてなるセルが複数枚
積層されたセル積層体と、 前記アノード触媒層及びカソード触媒層に、燃料及び酸
化剤が混合されてなる反応ガスを供給するガス供給手段
とを備えることを特徴とする燃料電池。 - 【請求項4】 前記各セルの電解質板には貫通孔が1個
以上開設されていることを特徴とする請求項3記載の燃
料電池。 - 【請求項5】 前記各セルの電解質板において、 隣り合う電解質板に形成されている孔どうしの位置が互
いにずれていることを特徴とする請求項4記載の燃料電
池。 - 【請求項6】 前記ガス供給手段は、 前記アノード触媒層及びカソード触媒層の中、一方の層
を通過した後、他方の層を通過するように反応ガスを供
給することを特徴とする請求項2または4記載の燃料電
池。 - 【請求項7】 前記ガス供給手段は、 前記セルと直交する方向に反応ガスを供給することを特
徴とする請求項6記載の燃料電池。 - 【請求項8】 前記電解質板の開孔率は、 1%以上50%以下であることを特徴とする請求項2ま
たは4記載の燃料電池。
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JP2000340414A JP3999934B2 (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | 固体電解質型燃料電池 |
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