JP2002150736A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2002150736A
JP2002150736A JP2000342445A JP2000342445A JP2002150736A JP 2002150736 A JP2002150736 A JP 2002150736A JP 2000342445 A JP2000342445 A JP 2000342445A JP 2000342445 A JP2000342445 A JP 2000342445A JP 2002150736 A JP2002150736 A JP 2002150736A
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JP
Japan
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disk
recording
opening
magnetic head
magneto
Prior art date
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Application number
JP2000342445A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Akatsuka
満 赤塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが記録、編集等の作業を終了した後は、
カートリッジの片面をラベル貼付可能領域として利用で
きるディスクカートリッジを提供する 【解決手段】中央部にクランピングプレートが配設され
た光磁気ディスク5と、光磁気ディスク5が回転可能に
配設され、上記クランピングプレートを外部に臨ませる
中央開口部が設けられるとともに、光磁気ディスク5の
信号記録領域の一部を内外周に亘って外部に臨ませる光
ピックアップ用開口部16が設けられた下ハーフ3と、
下ハーフ3に着脱可能に配設され、光ピックアップ用開
口部16と対向する位置に磁気ヘッド用開口部15が設
けられた記録用上ハーフ2と、下ハーフ3に配設され、
磁気ヘッド用開口部15に対応した開口部77が設けら
れた光磁気ディスクを保護するディスク保護部材76
と、下ハーフ3に設けられ、光ピックアップ用開口部1
6を開閉するシャッタ部材18とを備え、記録用上ハー
フ2は、磁気ヘッド用開口部15が設けられていない再
生用上ハーフ80と交換可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体として用
いられる光磁気ディスクを上下ハーフからなるカートリ
ッジ本体に収納してなるディスクカートリッジに関し、
更に詳しくは、上ハーフが記録用のハーフと再生用のハ
ーフと交換することができるディスクカートリッジに関
する。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジの中には、再生専
用の光ディスクと、記録媒体に情報信号を記録可能な光
磁気ディスクを、同じ仕様の記録再生装置で記録再生を
行うことができるように外形形状を略同じくしたカート
リッジ本体に収納したものがある。
【0003】再生専用の光ディスクを記録媒体に用いる
ディスクカートリッジとしては、図11に示すように構
成されたものがある。このディスクカートリッジ100
は、図11(A)乃至図11(C)に示すように、上下
一対のハーフ102,103を突き合わせ結合したカー
トリッジ本体104内に光ディスクを回転自在に収納し
ている。
【0004】カートリッジ本体104の上ハーフ102
によって構成される上面側は、全面に亘って略平坦に形
成され、ラベル貼付部113が形成されている。また、
下ハーフ103によって構成される下面側には、カート
リッジ本体104に収納した光磁気ディスク105の信
号記録領域を内外周に亘って外方に臨ませる光ピックア
ップ用開口部107が設けられている。この光ピックア
ップ用開口部107は、カートリッジ本体104の左右
方向の中央に位置してカートリッジ本体104の中央部
近傍からカートリッジ本体104の一側面近傍に亘って
矩形状に形成され、ディスク記録再生装置側に設けた光
ピックアップ装置が臨まされる。
【0005】また、カートリッジ本体104の下面側に
は、このカートリッジ本体104に収納した光ディスク
105の中央部を外方に臨ませるとともに、ディスク記
録再生装置側に設けられる光ディスク105を回転操作
するディスク回転駆動機構のディスクテーブルを進入さ
せるための円形をなす中央開口部108が設けられてい
る。
【0006】そして、カートリッジ本体104には、下
面側に形成された光ピックアップ用開口部107を開閉
するシャッタ部材109が取り付けられている。シャッ
タ部材109は、光ピックアップ用開口部107を開閉
するシャッタ部109aと、カートリッジ本体4の一側
面に延設され、シャッタ部材109をスライドさせるス
ライド部109bとからなり、断面略L字状に形成され
ている。このスライド部109bは、両端に下ハーフ1
03の側面の高さに対応する高さを有する第1及び第2
のスライドガイド部114,115が延設されている。
この第1及び第2のスライドガイド部114,115
は、下ハーフ103側に設けられたガイド溝に係合され
る図示しない係合片が形成されている。これにより、シ
ャッタ部材109は、係合片がガイド溝に係合すること
でカートリッジ本体104の一側面に沿ってスライドさ
れるとともに、カートリッジ本体104からの抜け止め
が図られている。
【0007】また、カートリッジ本体104は、下ハー
フ103のシャッタ部材109が取り付けられた一側面
104aと直交する他側面104b側に、ディスク記録
再生装置側に設けられた磁気ヘッドの磁気ヘッド用開口
部106への近接を可能とする磁気ヘッド上下検出ディ
ッチ117が形成されている。この磁気ヘッド上下検出
ディッチ117は、磁気ヘッドが磁気ヘッド用開口部1
06への近接が禁止される深さ、例えば略2.5mmの
深さに形成されている。
【0008】カートリッジ本体104の下面側には、デ
ィスク記録再生装置に装着したとき、ディスク記録再生
装置側に設けられた一対の位置決めピンにそれぞれ係合
する一対の第1及び第2の位置決め孔110,111が
設けられている。これら位置決め孔110,111は、
光ピックアップ用開口部107を挟んだ両側の位置であ
るカートリッジ本体104の一側面側の各コーナ部に位
置して設けられている。
【0009】また、情報信号の記録、再生が可能な光磁
気ディスクを収納したディスクカートリッジとしては、
図12に示すものがある。このディスクカートリッジ1
20は、図12(A)乃至図12(C)に示すように、
上下一対のハーフ122,123を突き合わせ結合した
カートリッジ本体124内に光磁気ディスクを回転自在
に収納している。
【0010】カートリッジ本体124の上ハーフ122
によって構成される上面側には、カートリッジ本体12
4に収納した光磁気ディスクの信号記録領域を内外周に
亘って外方に臨ませる磁気ヘッド用開口部126が設け
られている。また、下ハーフ123によって構成される
下面側には、光磁気ディスクの信号記録領域を内外周に
亘って外方に臨ませる光ピックアップ用開口部127が
設けられている。これら磁気ヘッド用開口部126及び
光ピックアップ用開口部127は、カートリッジ本体1
24の左右方向の中央に位置してカートリッジ本体12
4の中央部近傍からカートリッジ本体124の一側面1
24a近傍に亘って矩形状に形成され、上下一対のハー
フ122,123が付き合わされたときに相対向するよ
うに形成されている。そして、カートリッジ本体124
は、ディスク記録再生装置内に配設されると、磁気ヘッ
ド用開口部126には外部磁界を印加する磁気ヘッドが
臨まされ、光ピックアップ用開口部127には、情報信
号の再生又は記録を行う光ピックアップ装置が臨まされ
る。
【0011】また、ディスクカートリッジ120は、下
ハーフ123の背面側コーナ部に、カートリッジ本体1
24の光磁気ディスクの反射率に応じてレーザ出力を切
替るためのレーザ出力検出孔136が穿設されている。
すなわち、ディスク記録再生装置側に設けられた検出部
材によって、レーザ出力検出孔が開口されていることが
検出されることにより、カートリッジ本体124に収納
されたディスクは反射率の低い記録可能な光磁気ディス
クと検出される。これにより、ディスク記録再生装置
は、レーザのパワーを光ディスクの場合よりも高出力と
される。
【0012】また、カートリッジ本体124は、下ハー
フ123の背面側コーナ部に、光磁気ディスクに記録さ
れた情報信号の消去を防止する誤記録防止孔137が形
成され、この誤記録防止孔137は、操作部材138が
スライドされることにより開閉される。そして、ディス
クカートリッジ120は、操作部材138をスライドさ
せることにより、光磁気ディスクへの記録を望む場合に
は誤記録防止孔137を閉塞され、光磁気ディスクに記
録された情報信号の消去を防止する場合には誤記録防止
孔137を開放される。ディスクカートリッジ120
は、ディスク記録再生装置側に設けられた検出部材によ
って誤記録防止孔137の開放状態が検出されることに
より、ディスク記録再生装置による再記録が禁止され、
光磁気ディスクに記録された情報信号の誤消去が防止さ
れる。
【0013】また、カートリッジ本体124は、下ハー
フ123のシャッタ部材129が取り付けられた一側面
124aと直交する他側面124b側に、ディスク記録
再生装置側に設けられた磁気ヘッドの磁気ヘッド用開口
部126への近接を可能とする磁気ヘッド上下検出ディ
ッチ139が形成されている。この磁気ヘッド上下検出
ディッチ139は、磁気ヘッドが磁気ヘッド用開口部1
26への近接が可能と検出される深さ、例えば略0.7
mmの深さに形成されている。
【0014】また、ディスクカートリッジ120は、光
磁気ディスクの中央開口部を外部に臨ませると共に、デ
ィスク回転駆動機構のディスクテーブルが進入する中央
開口部128が形成されている。
【0015】そして、カートリッジ本体124は、磁気
ヘッド用開口部126及び光ピックアップ用開口部12
7を開閉するシャッタ部材129が取り付けられてい
る。シャッタ部材129は、光ピックアップ用開口部1
27を開閉するシャッタ部129aと、磁気ヘッド用開
口部126を開閉するシャッタ部129bと、これらシ
ャッタ部129a,129bの基端側を連結する連結片
129cとからなり、全体を断面コ字状に形成されてい
る。また、シャッタ部材129の連結片129cの両端
には、下ハーフ123の一側面124aの高さに略対応
する高さを有する断面コ字状の第1及び第2のスライド
ガイド部130,131がそれぞれ延設されている。シ
ャッタ部材129は、第1及び第2のスライドガイド部
130,131にガイドされることにより、カートリッ
ジ本体124の一側面124aに沿って平行に安定移動
することができる。このシャッタ部材129は、カート
リッジ本体124の一側面124aに沿って移動可能に
取り付けられ、図12中矢印C又はD方向に移動操作さ
れて磁気ヘッド用開口部126及び光ピックアップ用開
口部127を開閉する。
【0016】カートリッジ本体124の下面側には、デ
ィスク記録再生装置に装着したとき、ディスク記録再生
装置側に設けられた一対の位置決めピンにそれぞれ係合
する一対の第1及び第2の位置決め孔133,134が
設けられている。
【0017】また、ディスクカートリッジ120は、上
ハーフ122の磁気ヘッド用開口部126が形成されて
いない残余部に略矩形状のラベル貼付領域135が形成
されている。ラベル貼付領域135は、光磁気ディスク
に記録された情報内容を記載したラベル等を貼付するこ
とができる。
【0018】これらディスクカートリッジ100,12
0は、シャッタ部材109,129が配設されている一
側面104a,124aに直交する面104b,124
bを挿入端としてディスク記録再生装置に挿入される。
そして、ディスクカートリッジ100,120は、カー
トリッジ本体104,124をディスク記録再生装置内
において支持するベース板上に載置されるとともに、ベ
ース板上に突設されている位置決めピンが、カートリッ
ジ本体4の下面側に設けた第1及び第2の位置決め孔1
10,111又は133,134に係合され、ローディ
ング位置が位置決めされる。次いで、光ディスク又は光
磁気ディスクを回転可能に支持するディスクテーブルが
中央開口部108,128より進入し、光磁気ディスク
の中央部に配設されたクランピングプレートを保持する
とともに、スピンドルモータのスピンドル軸がクランピ
ングプレートの中央に穿設されているクランプ孔に挿入
される。これにより、ディスクカートリッジ100,1
20は、カートリッジ本体104,124に収納された
光ディスク又は光磁気ディスクがディスクテーブルと一
体に回転可能な状態とされる。
【0019】このとき、再生専用のディスクカートリッ
ジ100は、誤記録防止孔が開口されているため、ディ
スク記録再生装置側の検出部材によって、誤記録防止孔
の開口状態が検出され、光ディスクへの記録が禁止され
る。一方、記録再生用のディスクカートリッジ120
は、誤記録防止孔137が形成されているため、操作部
材138をスライドさせ、誤記録防止孔137を閉塞さ
せることにより、光磁気ディスクへの再記録が可能とさ
れる。
【0020】また、再生専用のディスクカートリッジ1
00の他側面104bに形成された磁気ヘッド上下検出
ディッチ117は、ディスク記録再生装置側の検出部材
によって、磁気ヘッドの磁気ヘッド用開口部106への
近接が禁止される深さ(2.5mm)が検出される。し
たがって、記録用の磁気ヘッドは、カートリッジ本体1
04の上ハーフ近傍には近接されない。一方、記録再生
用のディスクカートリッジ120の他側面124bに形
成された磁気ヘッド上下検出ディッチ139は、ディス
ク記録再生装置側の検出部材によって、磁気ヘッドの磁
気ヘッド用開口部106への近接が可能とされる深さ
(0.7mm)が検出される。したがって、記録用の磁
気ヘッドは、カートリッジ本体124の上ハーフ近傍に
近接される。
【0021】さらに、再生専用のディスクカートリッジ
100は、レーザ出力検出孔が形成されていないため、
ディスク記録再生装置側の検出部材によって、反射率の
高い再生専用ディスクと検出され、光ピックアップより
照射されるレーザのパワーは低出力とされる。一方、記
録再生用のディスクカートリッジ120は、レーザ出力
検出孔136が形成されているため、ディスク記録再生
装置側の検出部材によって、反射率の低い記録再生用の
磁気ディスクと検出され、光ピックアップより照射され
るレーザのパワーは高出力とされる。
【0022】その後、ディスクカートリッジ100,1
20は、スピンドルモータが回転駆動されて光ディスク
をディスクテーブルと一体に回転操作される。そして、
記録再生用のディスクカートリッジ120は、磁気ヘッ
ドが磁気ヘッド用開口部126より進入し、光磁気ディ
スクに摺接しながら外部磁界を印加し、情報信号の記録
を行う。また、再生専用及び記録再生用のディスクカー
トリッジ100,120は、ディスク記録再生装置側に
設けた光ピックアップ装置が光ピックアップ用開口部1
07,127に臨まされ、光ディスクの信号記録領域を
光ビームで走査して情報信号の再生を行う。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】このように、記録再生
用のディスクカートリッジ120は、上ハーフ122に
磁気ヘッドが臨まされる磁気ヘッド用開口部126が形
成され、この磁気ヘッド用開口部126を開閉するため
のシャッタ部129bの移動領域がカートリッジ本体1
24の上面側略5分の2程度形成されている。従って、
ユーザが、記録されている情報内容等を記載したラベル
を貼り付けることができるラベル貼付領域113は制限
されている。すなわち、磁気ヘッド用開口部を有しない
再生専用のディスクカートリッジにおいては、上ハーフ
の全面に亘ってラベルを貼り付けることができるのに対
して、記録再生用のディスクカートリッジは、上ハーフ
の略5分の3程度の面積しかラベル貼付領域として利用
できなかった。
【0024】一方、ユーザの中には、一旦記録、編集等
の作業を終了したら再び情報の消去、再記録を行わず、
記録再生用のディスクカートリッジを再生専用のディス
クカートリッジと同様に取り扱う場合がある。この場
合、上ハーフ122における磁気ヘッド用開口部126
及びシャッタ部129bはもはや不要となるにもかかわ
らず、ラベル貼付領域としては利用することはできなか
った。
【0025】そこで、本発明は、記録再生用のディスク
カートリッジにおいて、ユーザが記録、編集等の作業を
終了した後は、カートリッジの片面をラベル貼付可能領
域として利用できるディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係るディスクカートリッジは、中央部
にクランピングプレートが配設された光磁気ディスク
と、上記光磁気ディスクが回転可能に配設され、上記ク
ランピングプレートを外部に臨ませる中央開口部が設け
られるとともに、上記光磁気ディスクの信号記録領域の
一部を内外周に亘って外部に臨ませる光ピックアップ用
開口部が設けられた下ハーフと、上記下ハーフに着脱可
能に配設され、上記光ピックアップ用開口部と対向する
位置に磁気ヘッド用開口部が設けられた記録用上ハーフ
と、上記下ハーフに配設され、上記磁気ヘッド用開口部
に対応した開口部が設けられた光磁気ディスクを保護す
るディスク保護部材と、上記下ハーフに設けられ、上記
光ピックアップ用開口部を開閉するシャッタ部材とを備
え、上記記録用上ハーフは、上記磁気ヘッド用開口部が
設けられていない再生用上ハーフと交換可能とされる。
【0027】また、本発明に係る他のディスクカートリ
ッジは、中央部にクランピングプレートが配設された光
磁気ディスクと、上記光磁気ディスクが回転可能に配設
され、上記クランピングプレートを外部に臨ませる中央
開口部が設けられるとともに、上記光磁気ディスクの信
号記録領域の一部を外部に臨ませる光ピックアップ用開
口部が設けられた下ハーフと、上記下ハーフに着脱可能
に配設され、上記光ピックアップ用開口部と対向する位
置に磁気ヘッド用の開口部が設けられた記録用上ハーフ
と、上記下ハーフに配設され、上記磁気ヘッド用開口部
に対応した切欠部が設けられた光磁気ディスクを保護す
るディスク保護部材と、上記ヘッド用開口部を閉塞する
第1のシャッタ部と、上記光ピックアップ用開口部を閉
塞する第2のシャッタ部と、上記第1及び第2のシャッ
タ部の基端側を連結する連結部とを有し、上記第1のシ
ャッタ部が上記連結部から分離可能なシャッタ部材とを
備え、上記記録用上ハーフは、上記ヘッド用開口部が設
けられていない再生用上ハーフと交換可能とされる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたディス
クカートリッジについて、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0029】このディスクカートリッジ1は、図1に示
すように、合成樹脂材料によって成形した略矩形の記録
用上ハーフ2若しくは再生用上ハーフ80と下ハーフ3
とを組合わせてなるカートリッジ本体4を備え、このカ
ートリッジ本体4内には円盤状をなす情報記録媒体であ
る光磁気ディスク5が回転可能に収納されている。
【0030】記録用上ハーフ2及び下ハ−フ3の外周部
には、互いに突合わされてカートリッジ本体4の外周壁
6を構成する立上り周壁6a、6bとがそれぞれ立設さ
れており、また、これら記録用上ハーフ2及び下ハ−フ
3の相対向する内面には、立上り周壁6a、6bに内接
する円弧壁として形成され、互いに突合わされてディス
ク収納部を構成するディスク収納部形成壁7a、7b
と、複数個の突合わせ嵌合突起8a、8bとがそれぞれ
立設されている。
【0031】したがって、記録用上ハーフ2及び下ハ−
フ3は、各立上り周壁6a、6b及び各ディスク収納部
形成壁7a、7bとを突合わせるようにして組立てると
ともに各突合わせ嵌合突起8a、8bを嵌合してこれら
を記録用上ハーフ2と下ハーフ3とを着脱可能な状態で
一体化し、カ−トリッジ本体4を構成する。
【0032】下ハーフ3の略中央部には、円形のディス
ク進入用開口部11が設けられている。このディスク進
入用開口部11は、カートリッジ本体4に収納された光
磁気ディスク5のセンタ孔を閉塞して設けられるマグネ
ットクランプ用のクランピングプレート12を外方へと
臨ませる。そして、ディスク進入用開口部11には、デ
ィスクカ−トリッジ1をディスク記録再生装置に装着し
たとき、カ−トリッジ本体4に収納された光磁気ディス
ク5を駆動させるディスク記録再生装置のディスクテ−
ブルが進入する。
【0033】このカートリッジ本体4の上下面、すなわ
ち記録用上ハーフ2及び下ハ−フ3には、収納された光
磁気ディスク5に形成された信号領域の少なくとも一部
を内外周に亘って外方に臨ませる磁気ヘッド用開口部1
5及び光ピックアップ用開口部16が相対向して形成さ
れている。この磁気ヘッド用開口部15及び光ピックア
ップ用開口部16は、図1に示すように、ディスク進入
用開口部11に近接する位置からカートリッジ本体4の
一側面4a側に亘ってカートリッジ本体4の左右方向略
中央に位置して矩形状に形成されている。そして、磁気
ヘッド用開口部15は、シャッタ部材18のシャッタ部
が延在されず、常に開口された状態にあり、光磁気ディ
スク5に情報信号を記録する場合に、ディスク記録再生
装置側に設けられる外部磁界印加用の磁気ヘッドが光磁
気ディスク5に近接される。また、光ピックアップ用開
口部16は、シャッタ部材18のシャッタ部18aが開
閉自在に延在されており、光磁気ディスク5に記録され
た情報信号の再生を行う場合に、シャッタ部18aがス
ライドすることにより開口され、ディスク記録再生装置
側に設けられる光ピックアップ装置に光磁気ディスク5
が臨まされる。
【0034】カートリッジ本体4の一側面4aには、図
2に示すように、後述するシャッタ部材18を移動させ
るディスク記録再生装置側に配設されるシャッタ開放部
材19(図3参照)が進入するシャッタ開放部材挿入溝
20が形成されている。このシャッタ開放部材挿入溝2
0は、同図に示すように、カートリッジ本体4の一側面
4aに直交する他側面4cに開口端20aを有し、シャ
ッタ部材18の移動方向に亘って形成されている。ま
た、このシャッタ開放部材挿入溝20内には、シャッタ
部材18に形成されたスライドガイド部の安定した動作
を保証するため、下ハーフ3の内側面に立設して構成し
たシャッタスライドガイド壁21が設けられている。
【0035】記録用上ハーフ2には、磁気ヘッド用開口
部15の前端縁側の内側面に突合せ壁23が立設されて
おり、この突合せ壁23は、上下ハーフ2、3を組合わ
せた状態において、下ハーフ3の内側面と突き合わされ
てシャッタ開放部材挿入溝20部分におけるカートリッ
ジ本体4の厚み方向の撓みを防止している。
【0036】カートリッジ本体4には、光ピックアップ
用開口部16からカートリッジ本体内部に塵埃等が進入
して収納された光磁気ディスク5に付着することを防止
するために、光ピックアップ用開口部16を開閉するシ
ャッタ部材18が組み付けられている。このシャッタ部
材18は、薄い金属板をプレス加工して形成したものや
合成樹脂で成形したもので、光ピックアップ用開口部1
6を開閉するシャッタ部18aと、シャッタ部材をシャ
ッタ部18aとともにカートリッジ本体4の一側面4a
に嵌合させるスライド片18bと、これらシャッタ部1
8a、スライド片18bの基端側を連結する連結片18
cとからなり、全体をもって断面略L字状をなすように
形成されている。シャッタ部18aは、下ハーフ3に形
成された光ピックアップ用開口部16を閉塞するに足る
略矩形状に形成され、連結片18cからディスク進入用
開口部11近傍に亘って延在されている。また、スライ
ド部18bは、連結片18cからシャッタ部18aと平
行に突設され、略L字型に折り曲げ形成されてなる。
【0037】シャッタ部材18の連結片18cの両端に
は、下ハーフ3の一側面4a側の高さに略対応する高さ
を有する断面コ字状で、シャッタ部材18がカートリッ
ジ本体4の一側面4aに沿って平行に安定移動し得るよ
うにガイドする第1及び第2スライドガイド部24,2
5がそれぞれ延設されている。第1及び第2スライドガ
イド部24,25は、下ハーフ3側にシャッタ部材18
をカートリッジ本体4の一側面4aにスライド可能に保
持する係止部22が形成されている。係止部22は、図
4に示すように、第1及び第2のスライドガイド部2
4,25の下ハーフ側より鉤状に折り曲げられて形成さ
れ、一側面4aの下ハーフ3側に沿って形成されたスラ
イド溝27に係止される。これにより、シャッタ部材1
8は下ハーフ3に取り付けられ、カートリッジ本体4か
らの抜け止めが図られる。また、第1スライドガイド部
24の先端側には、シャッタ部材18をカートリッジ本
体4に取付けた際、このカートリッジ本体4の一側面4
aに形成したシャッタ開放部材挿入溝20に挿入される
とともに、後述するカートリッジ本体4内に配設される
シャッタロック部材30に相対係合する係合片26が折
曲形成されている。
【0038】シャッタ部材18は、図4に示すように、
第1及び第2スライドガイド部24、25の係止部材2
2によって下ハーフ3の一側面4aを挟持するようにし
てカートリッジ本体4に嵌合配設され、光ピックアップ
用開口部16を閉じる閉塞位置と、開放する開放位置と
の2つの位置に亘る図4中矢印E方向及び矢印F方向に
移動自在にカートリッジ本体4に組み付けられる。
【0039】シャッタ部材18が移動するカートリッジ
本体4の光ピックアップ用開口部16の周縁から一側面
4a側に亘る領域及びカートリッジ本体4の前面側に亘
る領域には、シャッタ部材18の板厚とほぼ等しい深さ
のシャッタスライド凹部31が凹設されており、このシ
ャッタスライド凹部31によつてシャッタ部材18はカ
ートリッジ本体4の主面と面一となって組み付けること
が可能となり、厚みの増大が防止されている。
【0040】また、カートリッジ本体4には、前記シャ
ッタ部材18を光ピックアップ用開口部16を閉塞した
位置に保持するシャッタロック部材30が配設されてい
る。シャッタロック部材30は、図1及び図3に示すよ
うに、基端部に下ハーフ3のコーナ部45に立設した支
持軸32に挿通される挿通孔33を穿設した枢支部34
と、シャッタ部材18に形成した係合片26が相対係合
する係合凹部35を設けたロックアーム部37と、この
ロックアーム部37と対向するようにして枢支部34か
ら一体に延設された弾性変位部39とからなる。
【0041】このロックアーム部37は、中央部が膨出
した略く字状に形成され、中央膨出部の頂上部にシャッ
タ部材18に形成した係合片26が係合する係合凹部3
5が形成されている。また、弾性変位部39の自由端部
には、断面半円状に膨出した当接部43が形成されてい
る。
【0042】このシャッタロック部材30は、図3に示
すように、枢支部34に穿設した挿通孔33を支持軸3
2に挿通させ、ロックアーム部37及び弾性変位部39
の先端側に形成された当接部43をそれぞれ支持する支
持壁に当接されることによって下ハーフ3のコーナ部4
5に配設される。これにより、ロックアーム部37の頂
上部に形成された係合凹部35がシャッタ開放部材挿入
溝20内に臨んでカートリッジ本体4の一側面4aをス
ライドするシャッタ部材18の係合片26と相対係合可
能とされる。そして、シャッタロック部材18は、通
常、係合片26がシャッタロック部材30の係合凹部3
5に係合されて、光ピックアップ用開口部16を閉塞し
た開口部閉塞位置でロックされている。
【0043】また、カートリッジ本体4は、図1に示す
ように、下ハーフ3のシャッタ部材18が取り付けられ
る一側面4aと反対の他側面4bのコーナー部に、カー
トリッジ本体4に収納された光磁気ディスク5に記録さ
れた情報信号の誤記録を防止する誤記録防止孔9が形成
されている。また、下ハーフ3と突き合わされ、着脱自
在に結合される記録用上ハーフ2は、誤記録防止孔9に
対応する位置に検出突起9aが形成されている。この検
出突起9aは、記録用上ハーフ2と下ハーフ3とが突き
合わせ結合されることにより、図5(A)に示すよう
に、誤記録防止孔9と対向される。これにより、誤記録
防止孔9は、ディスク記録再生装置側に設けられた誤記
録検出部材14により光磁気ディスク5への書き込み、
消去が可能と検出される深さ、例えば略1mmの深さに
なる。
【0044】また、このカートリッジ本体4は、図1に
示すように、下ハーフ3のシャッタ部材18が取り付け
られる一側面4aと直交する側面4cに、ディスク記録
再生装置側に設けられる磁気ヘッドの磁気ヘッド用開口
部15への近接を制限する磁気ヘッド上下検出ディッチ
13が形成されている。また、記録用上ハーフ2は、磁
気ヘッド上下検出ディッチ13と対応する位置に検出凸
部13aが形成されている。この検出凸部13aは、記
録用上ハーフ2と下ハーフ3とが突き合わせ結合される
ことにより、図6(A)に示すように、磁気ヘッド上下
検出ディッチ13と対向される。これにより、磁気ヘッ
ド上下検出ディッチ13は、ディスク記録再生装置側に
設けられた磁気ヘッド上下検出部材17により、磁気ヘ
ッドの磁気ヘッド用開口部15への近接を可能と検出さ
れる深さ、例えば0.7mmの深さになる。
【0045】また、下ハーフ3は、図1に示すように、
他側面4bのコーナー部に、カートリッジ本体4に収納
されている光磁気ディスクの反射率に応じてレーザー出
力を切替えるためのレーザー出力検出孔10が穿設され
ている。これにより、カートリッジ本体4に収納される
低反射ディスクである記録可能な光磁気ディスク5が収
納されていることが検出され、ディスク記録再生装置に
よるディスクの読み取り時にレーザのパワーが、光ディ
スクが収納されている場合よりも高出力とされる。
【0046】また、ディスクカートリッジ1は、図1に
示すように、光磁気ディスク5と記録用上ハーフ2との
間には光磁気ディスク5と記録用上ハーフ2との接触に
よる光磁気ディスクの損傷等を防止したり、記録用上ハ
ーフ2や再生用上ハーフ80の組立時における光磁気デ
ィスク5の脱落等を防止するディスク保護部材76が配
設されている。ディスク保護部材76は、ディスクカー
トリッジ1の記録用上ハーフ2及び下ハーフ3と略同一
の大きさに形成されている。また、ディスク保護部材7
6は、記録用上ハーフ2の磁気ヘッド用開口部15より
光磁気ディスク5を内外周に亘って外方に臨ませるため
の開口部77が、シャッタ部材18が配設されている側
面側からディスク保護部材76の中心部に亘って形成さ
れている。更に、ディスク保護部材76は、開口部77
が形成された側面と反対面側コーナー部には、下ハーフ
3に形成された誤記録防止孔9及びレーザー出力検出孔
10に対応して、ディスク記録再生装置側に設けられた
誤記録検出部材及び磁気ヘッド上下検出部材が挿入され
る切欠部78が形成されている。同様に、ディスク保護
部材76は、開口部77が形成された側面と直交する側
面部に、下ハーフ3に形成されている磁気ヘッド上下検
出ディッチ13に対応して形成され、磁気ヘッド上下検
出部材が挿入される切欠部79が設けられている。そし
て、このディスク保護部材76は、シャッタ部材18が
配設された側縁部及びこれと対向する側縁部が下ハーフ
3側に折り曲げられることにより下ハーフ3から立ち上
がり、ディスク保護部材76と下ハーフ3との間には、
光磁気ディスク5が回転可能に収納される。
【0047】このようなディスク保護部材76は、PE
T樹脂等の潤滑性の良い材料からなり、射出成形等によ
り形成される。このディスク保護部材76を記録用上ハ
ーフ2と光磁気ディスク5との間に配設することによ
り、光磁気ディスク5への情報信号の記録時にディスク
記録再生装置側に設けられる磁気ヘッドを開口部77よ
り光磁気ディスク5に対向させるとともに、記録用上ハ
ーフ2を再生用上ハーフに付け替える時に光磁気ディス
ク5に塵埃等が付着することを防止することができる。
なお、ディスク保護部材76は、上記PETの他、不織
布によって形成してもよい。
【0048】上記記録用上ハーフ2と付け替えられる再
生用上ハーフ80は、図7に示すように、全面に亘って
ベタに形成され、ラベル貼付可能領域81が形成されて
いる。この再生用上ハーフ80は、記録用上ハーフ2と
同一の大きさに形成され、ディスクカートリッジ1に収
納された光磁気ディスク5に情報信号の記録が行われた
後、この光磁気ディスク5への再記録を行わない場合
に、着脱可能に結合されている記録用上ハーフ2と付け
替えられ、下ハーフ3と突き合わせ結合されることによ
りカートリッジ本体83を形成する。
【0049】このカートリッジ本体83は、再生用上ハ
ーフ80側の全面が略平坦に形成されているため、この
面をラベル貼付可能領域81として有効に利用でき、デ
ィスクカートリッジ1に記録された内容に関して、より
多くの情報を記載することができる。
【0050】このカートリッジ本体83を構成する再生
用上ハーフ80は、外周部に互いに付き合わされてカー
トリッジ本体83の外周壁を構成する立ち上がり周壁8
6が立設されており、また、これら再生用上ハーフ80
及び光磁気ディスク5を収容した下ハーフ3の相対向す
る内面には、立ち上がり周壁86に内接する円弧壁とし
て形成され、互いに付き合わされてディスク収納部を構
成するディスク収納部形成壁87と、上下ハーフ80,
3を付き合わす複数個の突き合わせ嵌合突起88が立設
されている。
【0051】なお、再生用上ハーフ80は、下ハーフ3
に形成されている誤記録防止孔9に対向する位置に検出
突起は形成されていない。従って、カートリッジ本体8
3の誤記録防止孔9は、検出突起を持たない再生用上ハ
ーフ80が取り付けられることにより、図5(B)に示
すように、ディスク記録再生装置側に設けられた誤記録
検出部材14により光磁気ディスク5への書き込み、消
去が禁止される深さ、例えば略3mmの深さになる。こ
れにより、ディスクカートリッジ1は情報信号の誤記録
が防止される。
【0052】また、再生用上ハーフ80は、下ハーフ3
に形成されている磁気ヘッド上下検出ディッチ13に対
向する位置に検出凸部は形成されていない。従って、カ
ートリッジ本体83は、検出凸部13aを持たない再生
用上ハーフ80が取り付けられることにより、磁気ヘッ
ド上下検出ディッチ13が、図6(B)に示すように、
ディスク記録再生装置側に設けられた磁気ヘッド上下検
出部材17により磁気ヘッドの磁気ヘッド用開口部15
への近接が禁止される深さ、例えば略2.5mmの深さ
になる。これにより、磁気ヘッドの上下動が制御され、
磁気ヘッド用開口部15を持たない再生用上ハーフ80
の主面部に磁気ヘッドが当接することにより磁気ヘッド
が破損することを防止することができる。
【0053】次にディスクカートリッジ1の使用方法に
ついて説明する。このディスクカートリッジ1は、出荷
時には記録用上ハーフ2と下ハーフ3とが、突き合わせ
嵌合突起8a、8bとが嵌合されることにより、立ち上
がり周壁6a,6b及びディスク収納部形成壁7a,7
bとが付き合わされて、外周壁6及びディスク収納部7
を有するカートリッジ本体4を構成する。このとき、磁
気ヘッド用開口部15と光ピックアップ用開口部16と
は、互いに相対向する。
【0054】このディスクカートリッジ1は、カートリ
ッジ本体4の上面に形成された挿入方向指示部51に従
ってディスク記録再生装置内に挿入される。このとき、
カートリッジ本体4の一側面4aに形成したシャッタ開
放部材挿入溝20には、図3に示すように、ディスク記
録再生装置側に設けたシャッタ開放部材19が進入して
いく。これに伴ってシャッタ開放部材19がシャッタロ
ック部材30のロックアーム部37の基端側外側面から
先端側に向かって乗り上げていき、ロックアーム部37
をカートリッジ本体4の内方へと押圧する。すると、シ
ャッタロック部材30は、支持軸32に枢支された枢支
部34を中心に図3中矢印R方向に回動し、弾性変位部
39が弾性変位され、シャッタ部材18は、係合片26
がシャッタロック部材30の係合凹部35との係合を解
除される。そしてシャッタ部材18は、さらにシャッタ
開放部材に押圧されることにより、図3中矢印E方向に
スライドし、光ピックアップ用開口部16が開口され
る。
【0055】また、ディスクカートリッジ1は、ディス
ク記録再生装置内でディスクカートリッジ1を支持する
ベース板上に載置されるとともに、ベース板上に突設さ
れている位置決めピンが、カートリッジ本体4の下面側
に設けた第1及び第2の位置決め孔に係合されることに
より、ディスクカートリッジ1のローディング位置が位
置決めされる。次いで、光磁気ディスク5を回転可能に
支持するディスク回転駆動機構を構成するディスクテー
ブルがカートリッジ本体4の下面側中央に形成されたデ
ィスク進入用開口部11よりカートリッジ本体4内に進
入し、センタ孔にディスクテーブルが係合して、ディス
クテーブルに内蔵されたマグネットにより光磁気ディス
ク5の中央部に配設されたクランピングプレートを磁気
吸引して保持する。これにより、カートリッジ本体に収
納された光磁気ディスク5は、センタリングが図られた
状態でディスクテーブルと一体に回転可能な状態とされ
る。
【0056】このとき、下ハーフ3に穿設された誤記録
防止孔9及び磁気ヘッド上下検出ディッチ13には、そ
れぞれ誤記録検出部材14及び磁気ヘッド上下検出部材
17が挿入される。そして、誤記録検出部材14及び磁
気ヘッド上下検出部材17は、記録用上ハーフ2に形成
された検出突起9a及び検出凸部13aに突き当てら
れ、光磁気ディスク5へ情報信号の記録が可能であるこ
と及び磁気ヘッドを磁気ヘッド用開口部15に近接する
ことが可能であることを検出する。また、ディスク記録
再生装置側に設けられた孔検出部材によってレーザー出
力検出孔10の開閉を検出し、光ピックアップは、光ビ
ームを低反射である光磁気ディスク5の反射率に応じた
レーザパワーで出力する。
【0057】次いで、ディスクカートリッジ1は、スピ
ンドルモータが回転駆動されて光磁気ディスク5をディ
スクテーブルと一体に回転される。一方、磁気ヘッド用
開口部15は、図8(A)に示すように、ディスク記録
再生装置側に設けた磁気ヘッドが臨み、光ピックアップ
と同期して光磁気ディスク5の信号記録領域を内外周に
亘って操作されることによって情報信号の記録が行われ
る。
【0058】情報信号の記録が終了すると、磁気ヘッド
が磁気ヘッド用開口部15より離間するとともに、ディ
スクテーブルの回転が停止される。そして、ディスクカ
ートリッジ1のイジェクト操作が行われると、カートリ
ッジ本体4のディスク進入用開口部11よりディスクテ
ーブルが退出するとともに、シャッタ部材18は光ピッ
クアップ用開口部16を閉塞させる図3中矢印F方向に
移動する。これにより、係合片26が、回動復帰された
状態にあるシャッタロック部材30のロックアーム部3
7の先端に設けたガイド面上に乗り上げていき弾性変位
部39が弾性変位する。更にディスクカートリッジ1を
引き出すと、シャッタ部材18の係合片26とシャッタ
ロック材30の係合凹部35とが係合し、シャッタ部材
18は光ピックアップ用開口部16を閉塞した位置でロ
ックされる。その後、ディスクカートリッジ1は、ディ
スク記録再生装置より排出される。
【0059】次いで、ユーザが記録されたディスクカー
トリッジ1の再記録を望まない場合は、カートリッジ本
体4の記録用上ハーフ2を取り外し、全面が略平坦に形
成された再生用上ハーフ80を装着させてカートリッジ
本体83を形成する。具体的には、カートリッジ本体4
を構成している記録用上ハーフ2と下ハーフ3の突き合
わせ嵌合突起8a,8bとを分離させ、下ハーフ3に形
成された突き合わせ嵌合突起8bと再生用上ハーフ80
に形成された突き合わせ嵌合突起88とをはめ合わせる
ことによりカートリッジ本体83を形成する。これによ
り、立ち上がり周壁6b,86及びディスク収納部形成
壁7b,87とが付き合わされて、外周壁及びディスク
収納部を構成する。
【0060】このディスクカートリッジ1は、再生用上
ハーフ80の全面に亘ってラベルを貼り付けることがで
きるため、光磁気ディスク5に記録された情報に関し
て、より多くの情報内容を書き込むことができる。ま
た、カートリッジ本体4より記録用上ハーフ2を取り外
す際、記録用上ハーフ2と光磁気ディスク5との間には
ディスク保護部材76が配設されているため、光磁気デ
ィスク5に塵埃等が付着することを防止したり、光磁気
ディスク5の脱落等を防止することができる。
【0061】このカートリッジ本体83がディスク記録
再生装置内に挿入されると、ベース板上で支持されると
ともに、位置決めピンが第1及び第2の位置決め孔に係
合されることにより、ディスクカートリッジ1のローデ
ィング位置が位置決めされる。そして、ディスクテーブ
ルがディスク進入用開口部11より進入し、センタ孔に
係合することによりクランピングプレートを磁気吸引し
て保持する。
【0062】また、下ハーフ3に穿設された誤記録防止
孔9及び磁気ヘッド上下検出ディッチ13に、それぞれ
誤記録検出部材14及び磁気ヘッド上下検出部材17が
所定の深さまで挿入されることにより、ディスクカート
リッジ1は、ディスク記録再生装置によって再生専用の
ディスクカートリッジであると認識され、書き込みが禁
止されるとともに磁気ヘッドが再生用上ハーフ80に近
接されることが禁止されていることが検出される。従っ
て、図8(B)に示すように、磁気ヘッド84は、カー
トリッジ本体83の上面部には近接されず、磁気ヘッド
84がカートリッジ本体の上面に摺設することが防止さ
れ、磁気ヘッド84の保護が図られる。更に、孔検出部
材によってレーザ出力検出孔の開口状態が検出され、光
ピックアップは、光ビームを低反射である光磁気ディス
ク5の反射率に応じたレーザパワーで出力する。
【0063】そして、スピンドルモータが回転駆動され
て光磁気ディスク5をディスクテーブルと一体に回転さ
れ、光ピックアップの光ビームが光磁気ディスク5の信
号記録領域を内外周に亘って走査することによって情報
信号の読み取りが行われる。
【0064】このようなディスクカートリッジ1によれ
ば、光磁気ディスク5に情報信号を記録させた後に、磁
気ヘッド用開口部15が形成された記録用上ハーフ2
を、全面が略平坦に形成された再生用上ハーフ80に付
け替えることができる。従って、一旦情報信号の記録を
行ったディスクカートリッジの再記録を臨まない場合
に、従来のラベル貼付領域に加えて、磁気ヘッド用開口
部が形成されていたスペースをもラベル貼付領域として
利用することができる。
【0065】また、光磁気ディスク5と記録用上ハーフ
2との間にディスク保護部材76を配設することによ
り、記録用上ハーフ2と再生用上ハーフ80とを付け替
える際に、光磁気ディスク5に塵埃等が付着することを
防止したり光磁気ディスク5の脱落を防止することがで
きる。
【0066】なお、さらにディスクカートリッジの再記
録を臨む場合には、記録用上ハーフ2に付け替えること
により、ディスクカートリッジの有効利用が可能とな
る。
【0067】また、記録用上ハーフ2に形成された磁気
ヘッド用開口部15は、図9に示すように、ディスク記
録再生装置に挿入され、情報信号の記録がされるまで、
磁気ヘッド用開口部15よりやや大なる剥離可能なシー
ル部材85等によって閉塞しておいてもよい。このシー
ル部材85は、ディスクカートリッジ1の出荷時には磁
気ヘッド用開口部15上に貼着され、ユーザがディスク
カートリッジ1をディスク記録再生装置内に挿入する直
前に剥離され、磁気ヘッド用開口部15を外方に臨ませ
る。これにより、ディスクカートリッジ1は、使用前に
磁気ヘッド用開口部15より塵埃等が進入し、光磁気デ
ィスク5が汚損されることを防止することができる。
【0068】また、本発明が適用されたディスクカート
リッジは以下のように形成してもよい。なお、上記ディ
スクカートリッジ1と同一の部材については同一の符号
を付してその詳細を省略する。
【0069】このディスクカートリッジ90は、図10
に示すように、合成樹脂材料によって成形した略矩形の
記録用上ハーフ2と下ハーフ3とを組み合わせてなるカ
ートリッジ本体4とを備え、このカートリッジ本体4内
には円盤状をなす情報記録媒体である光磁気ディスク5
が回転可能に収納されて、下ハーフ3に穿設されたディ
スク進入用開口部よりクラピングプレート12を外方に
臨ませている。
【0070】この記録用上ハーフ2及び下ハーフ3は、
光磁気ディスク5に形成された信号記録領域の一部を内
外周に亘って外方に臨ませる磁気ヘッド用開口部15及
び光ピックアップ用開口部16が相対向して形成されて
いる。
【0071】カートリッジ本体4には、磁気ヘッド用開
口部15及び光ピックアップ用開口部16からカートリ
ッジ本体内部に塵埃等が進入して収納された光磁気ディ
スク5に付着することを防止するために、磁気ヘッド用
開口部15及び光ピックアップ用開口部16を開閉する
シャッタ部材92が組み付けられている。このシャッタ
部材92は、薄い金属板をプレス加工して形成したもの
や合成樹脂で成形したもので、光ピックアップ用開口部
16を開閉するシャッタ部92aと、磁気ヘッド用開口
部15を開閉するシャッタ部92bと、これらシャッタ
部92aとシャッタ部92bの基端側を連結する連結片
92cとからなり、全体を断面略コ字状に形成されてい
る。シャッタ部92aは、下ハーフ3に形成された光ピ
ックアップ用開口部16を閉塞するに足る略矩形状に形
成され、連結片92cからディスク進入用開口部11近
傍に亘って延在されている。また、シャッタ部92b
は、記録用上ハーフ2に形成された磁気ヘッド用開口部
15を閉塞するに足る略矩形状に形成され、連結片92
cから記録用上ハーフ2の中央部近傍に亘って延在され
ている。このシャッタ部92bは、連結片92cと連結
された基端側に直線状に貫通孔93が幅方向に亘って並
んで形成されている。そして、シャッタ部92bは、光
磁気ディスク5への情報信号の記録が終了し、磁気ヘッ
ド用開口部15を持たない再生用上ハーフ80に付け替
える際、貫通孔93より切り取られ、シャッタ部92よ
り取り除かれる。これにより、ディスクカートリッジ9
0は、光磁気ディスク5へ情報信号を記録する前におい
ては、シャッタ部92bにより磁気ヘッド用開口部15
を閉塞し、光磁気ディスク5に塵埃等が付着することを
防止することができる。そして、ディスクカートリッジ
90は、光磁気ディスク5への再記録を臨まない場合に
は、貫通孔93よりシャッタ部92bを取り除いた後、
再生用上ハーフ80を取り付けることにより、ラベル貼
付可能領域81が全面に亘って形成された再生専用のデ
ィスクカートリッジとすることができる。
【0072】なお、シャッタ部材92は、連結片92c
の両端に断面略コ字状の第1及び第2スライドガイド部
24,25がそれぞれ延設され、下ハーフ3の一側面4
aに沿って形成されたスライド溝27に係止される係止
部材94が形成されており、カートリッジ本体4からの
抜け止めが図られている。また、第1のスライドガイド
部24の先端側には、シャッタ部材92をカートリッジ
本体4に取り付けた際、このカートリッジ本体4の一側
面4aに形成したシャッタ開放部材挿入溝20に挿入さ
れるとともに、カートリッジ本体4内に配設されるシャ
ッタロック部材30に相対係合する係合片26が折曲形
成されている。
【0073】シャッタ部材92は、図4に示す場合と同
様に、第1及び第2スライドガイド部24、25の係止
部材22によって下ハーフ3の一側面4aを挟持するよ
うにしてカートリッジ本体4に嵌合配設され、光ピック
アップ用開口部16を閉じる閉塞位置と、開放する開放
位置との2位置に亘る図4中矢印E方向及び矢印F方向
に移動自在にカートリッジ本体4に組み付けられる。
【0074】また、ディスクカートリッジ90は、記録
用上ハーフ2及び下ハーフ3のシャッタ部92a,92
bが移動する領域及びカートリッジ本体4の前面側に亘
る領域には、シャッタ部材92の板厚とほぼ等しい深さ
のシャッタスライド凹部21が凹設されている。更に、
ディスクカートリッジ90は、前記シャッタ部材92を
磁気ヘッド用開口部15及び光ピックアップ用開口部1
6を閉塞した閉塞位置に保持するシャッタロック部材3
0が組み付けられている。そして、ディスクカートリッ
ジ90は、記録用上ハーフ3と光磁気ディスク5との間
にディスク保護部材76が配設されている。
【0075】このようなディスクカートリッジ90によ
れば、光磁気ディスク5に情報信号を記録する前には、
シャッタ部92bにより磁気ヘッド用開口部15が閉塞
され、カートリッジ本体4内に塵埃等が進入することを
防止することができる。また、光磁気ディスク5に情報
信号を記録させた後に、シャッタ部92bを基端側に形
成された貫通孔93より切り取った後、磁気ヘッド用開
口部15が形成された記録用上ハーフ2を、全面が略平
坦に形成された再生用上ハーフ80に付け替えることが
できる。従って、一旦情報信号の記録を行ったディスク
カートリッジの再記録を望まない場合に、磁気ヘッド用
開口部が形成されていたスペースをもラベル貼付領域8
1として利用することができる。
【0076】また、光磁気ディスク5と記録用上ハーフ
2との間にディスク保護部材76を配設することによ
り、記録用上ハーフ2と再生用上ハーフ80とを付け替
える際に、光磁気ディスク5に塵埃等が付着することを
防止することができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、光磁気ディスクへの情報信号の記
録が終了した後、再記録を望まない場合には、全面が略
平坦に形成され、磁気ヘッド用開口部が形成されていな
い再生用上ハーフに取り替えることができるため、カー
トリッジ本体の上面側をラベル貼付領域として最大限に
利用することができる。
【0078】また、本発明に係るディスクカートリッジ
によれば、記録用上ハーフに形成された磁気ヘッド用開
口部を閉塞するシャッタ部がシャッタ部材の連結部より
除去できるため、光磁気ディスクに情報信号を記録させ
る前にはシャッタ部により磁気ヘッド用開口部を閉塞す
ることにより塵埃等の侵入を防ぐことができる。そし
て、情報信号の記録後に再生用上ハーフを取り付けた後
はシャッタ部を取り除くことができ、再生専用のディス
クカートリッジとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカ−トリッジの分解斜視
図である。
【図2】同ディスクカ−トリッジの上面側からの斜視図
である。
【図3】同ディスクカ−トリッジを上ハーフを除いて示
す要部平面図である。
【図4】同ディスクカートリッジの底面側からの斜視図
である。
【図5】誤記録防止孔に誤記録検出部材が挿入されるデ
ィスクカートリッジを示す断面図である。
【図6】磁気ヘッド上下検出ディッチに磁気ヘッド上下
検出部材が挿入されるディスクカートリッジを示す側面
図である。
【図7】再生用上ハーフが取り付けられたディスクカー
トリッジを示す斜視図である。
【図8】記録用開口部に磁気ヘッドが臨まされるディス
クカートリッジを示す断面図である。
【図9】磁気ヘッド用開口部にシール部材が貼着された
ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図10】本発明に係る他のディスクカートリッジを示
す分解斜視図である。
【図11】従来の再生専用ディスクカートリッジを示す
図である。
【図12】従来の記録再生用ディスクカートリッジを示
す図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、2 記録用上ハーフ、3
下ハーフ、4 カートリッジ本体、5 光磁気ディス
ク、18 シャッタ部材、19 シャッタ開放部材、2
0 シャッタ開放部材挿入溝、21 シャッタスライド
ガイド壁、24 第1のスライドガイド部、25 第2
のスライドガイド部、26 係合片、30シャッタロッ
ク部材、31 シャッタスライド凹部、32 支持軸、
33 挿通孔、34 枢支部、35 係合凹部、37
ロックアーム部、39 弾性変位部、45 コーナ部、
52 コーナ部、76 ディスク保護部材、80 再生
用上ハーフ、81 ラベル貼付可能領域、83 カート
リッジ本体、90 ディスクカートリッジ、92 シャ
ッタ部材、94 係止部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部にクランピングプレートが配設さ
    れた光磁気ディスクと、 上記光磁気ディスクが回転可能に配設され、上記クラン
    ピングプレートを外部に臨ませる中央開口部が設けられ
    るとともに、上記光磁気ディスクの信号記録領域の一部
    を内外周に亘って外部に臨ませる光ピックアップ用開口
    部が設けられた下ハーフと、 上記下ハーフに着脱可能に配設され、上記光ピックアッ
    プ用開口部と対向する位置に磁気ヘッド用開口部が設け
    られた記録用上ハーフと、 上記下ハーフに配設され、上記磁気ヘッド用開口部に対
    応した開口部が設けられた光磁気ディスクを保護するデ
    ィスク保護部材と、 上記下ハーフに設けられ、上記光ピックアップ用開口部
    を開閉するシャッタ部材とを備え、 上記記録用上ハーフは、上記磁気ヘッド用開口部が設け
    られていない再生用上ハーフと交換可能であることを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記再生用上ハーフの全面にはラベル貼
    付部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    ディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記下ハーフには、上記光磁気ディスク
    へ情報信号を記録する磁気ヘッドの上記磁気ヘッド用開
    口部への近接の可否を検出するための磁気ヘッド上下検
    出ディッチが設けられ、 上記記録用上ハーフが上記下ハーフに取り付けられたと
    き、上記記録用上ハーフに設けられディスク記録再生装
    置に設けられた検出手段により上記磁気ヘッドの上記磁
    気ヘッド用開口部への近接が許容される高さに形成され
    た検出凸部が対向されて、上記磁気ヘッド上下検出ディ
    ッチが浅くなり、 上記再生用上ハーフが上記下ハーフに取り付けられたと
    き、上記再生用上ハーフの側壁と対向されて、上記磁気
    ヘッド上下検出ディッチが、ディスク記録再生装置に設
    けられた検出手段により、上記磁気ヘッドの上記カート
    リッジ本体上面への近接が禁止される深さになることを
    特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記下ハーフには、上記光磁気ディスク
    へ記録された情報信号の消去の可否を検出するために開
    閉される誤記録防止孔が設けられ、 上記再生用上ハーフが上記下ハーフに取り付けられてい
    るとき、上記誤記録防止孔は、ディスク記録再生装置に
    設けられた検出手段が係合するように開放され、 上記記録用上ハーフが上記下ハーフに取り付けられてい
    るとき、上記誤記録防止孔は、上記記録用上ハーフに設
    けられた検出突起によって閉塞されることを特徴とする
    請求項1記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記記録用上ハーフに形成された磁気ヘ
    ッド用開口部は、剥離可能なシール部材により閉塞され
    ていることを特徴とする請求項1記載のディスクカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 中央部にクランピングプレートが配設さ
    れた光磁気ディスクと、 上記光磁気ディスクが回転可能に配設され、上記クラン
    ピングプレートを外部に臨ませる中央開口部が設けられ
    るとともに、上記光磁気ディスクの信号記録領域の一部
    を外部に臨ませる光ピックアップ用開口部が設けられた
    下ハーフと、 上記下ハーフに着脱可能に配設され、上記光ピックアッ
    プ用開口部と対向する位置に磁気ヘッド用の開口部が設
    けられた記録用上ハーフと、 上記下ハーフに配設され、上記磁気ヘッド用開口部に対
    応した切欠部が設けられた光磁気ディスクを保護するデ
    ィスク保護部材と、 上記磁気ヘッド用開口部を閉塞する第1のシャッタ部
    と、上記光ピックアップ用開口部を閉塞する第2のシャ
    ッタ部と、上記第1及び第2のシャッタ部の基端側を連
    結する連結部とを有し、上記第1のシャッタ部が上記連
    結部から分離可能なシャッタ部材とを備え、 上記記録用上ハーフは、上記ヘッド用開口部が設けられ
    ていない再生用上ハーフと交換可能であることを特徴と
    するディスクカートリッジ。
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