JP2002150638A - 磁気テープ装置及びテープガイド - Google Patents

磁気テープ装置及びテープガイド

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JP2002150638A JP2000343187A JP2000343187A JP2002150638A JP 2002150638 A JP2002150638 A JP 2002150638A JP 2000343187 A JP2000343187 A JP 2000343187A JP 2000343187 A JP2000343187 A JP 2000343187A JP 2002150638 A JP2002150638 A JP 2002150638A
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    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/605Guiding record carrier without displacing the guiding means
    • G11B15/607Pneumatic guiding

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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気テープをハイドロベアリングガイドに吸着
させることなく、安定的に走行させることができる磁気
テープ装置を提供する。 【解決手段】磁気テープ装置のテープガイドにハイドロ
ベアリングを利用した場合に、磁気テープを案内する案
内面を複数の円弧面で形成する。これにより、磁気テー
プとテープガイドとの接触面積が小さくなり、磁気テー
プのテープガイドへの吸着を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ装置に
関し、特に、磁気テープの高速走行に適したテープガイ
ドを備える磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ装置は、テープ状の磁気記録
媒体である磁気テープを用い、磁気テープを、回転する
テープガイド(ローラガイド)で案内しながら走行さ
せ、この磁気テープに対して、磁気ヘッドを用いてデー
タのリード/ライトを行う。
【0003】磁気テープは、複数個のテープガイドによ
りテープ走行路中を案内される。この磁気テープは、テ
ープカートリッジに収容されている。磁気テープは、カ
ートリッジ内に設けられるファイルリールに巻回されて
いる。カートリッジは、ローダによって磁気テープ装置
の内部に取り込まれる。カートリッジ内に収容されてい
る磁気テープは、その先端がスレッダにより導かれてマ
シンリールに装着される。マシンリールは、ファイルリ
ールに巻回された磁気テープを巻き取る。
【0004】図8は、磁気テープ装置を構成するテープ
ガイドと磁気ヘッドの配置の一例を示す構成図である。
図8において、テープガイド1L、1Rは、磁気テープ
の走行方向に並べてベース3上に配置される。磁気ヘッ
ド2は、ベース3上のテープガイド1Lと1Rとの間に
固定される。磁気ヘッド2は、複数(例えば24)のト
ラックのいずれかを任意に選択してデータのリード/ラ
イトを行うことができる。即ち、各トラックに対応し
て、再生ヘッド部2aと記録ヘッド部2bとが複数設け
られている。
【0005】図9は、従来のテープガイドの一例を示す
断面図である。図9において、テープガイド1は、固定
軸10を備える。この固定軸10は、ベース3に固定さ
れる。2つのベアリング11、11’は、回転軸12を
固定軸10の周りを回動可能に支持する。この回転軸1
2は、いわゆる円筒形のローラである。このローラ12
の外周面12aが、磁気テープを案内する案内面であ
る。ローラ12の外周面12aは、磁気テープの記録面
と接触した状態で磁気テープを案内する。ローラ12
は、磁気テープが走行すると、磁気テープとローラ12
との間の摩擦力により回転する。ローラ12の外周面1
2aの回転速度は、磁気テープの走行速度と同一とな
る。下フランジ13は、固定軸10の下側に固定されて
いる。上フランジ14は、固定軸10の上側に設けられ
る。上フランジ14は、可動部14bと固定部14aと
コイルスプリング15とを備える。固定部14aは、固
定軸10の小径部10aに固定されている。可動部14
bは、小径部10aに沿って上下に移動可能となるよう
に、小径部10aにはめ込まれている。コイルスプリン
グ15は、可動部14bを、固定軸10の段差部16に
向けて付勢する。コイルスプリング15が可動部14b
を付勢する力が、磁気テープを下フランジ13に付勢す
る力となる。可動部14bは、固定軸10の小径部10
aに沿って上下に可動である。可動部14bは、コイル
スプリング15の付勢力を受けて、固定軸10の段差部
16に突き当てられている。コイルスプリング15によ
り適切な付勢力を与えることで、磁気テープを下フラン
ジ13に沿って走行させることができる。付勢力が弱す
ぎると、磁気テープは、下フランジ13に付勢されない
ので、テープ走行中に、磁気テープは、ローラガイドの
上下方向に位置ずれを起こす。位置ずれは、巻き取りリ
ールにおける巻きムラを生じさせ、磁気テープのエッジ
の折れの原因となる。また、付勢力が強すぎると、磁気
テープのエッジが折れたり、削れたりし、磁気テープが
破壊されるおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような磁気テープ
装置において、磁気テープのリード/ライト処理をより
高速に行うには、磁気テープをより高速に走行させる必
要がある。
【0007】しかしながら、従来のテープガイド(ロー
ラガイド)は、高速回転に対して耐久性が低く、高速回
転させると、寿命が低下するという問題がある。
【0008】一方、磁気テープの走行に従って回転する
ローラガイドに代わるテープガイドとして、ハイドロベ
アリングガイドが知られている。ハイドロベアリングガ
イドは、例えばセラミックなどで構成され、磁気テープ
の走行に伴って回転しないので、高い耐久性を有する。
ハイドロベアリングの外周面は、磁気テープをテープ走
行路に沿って案内する円弧面を有し、磁気テープを高速
走行させることで、磁気テープが円弧面と接触せずに、
浮上して走行することが知られている。磁気テープの浮
上量の近似する式として、次式が知られている。
【0009】浮上量の近似式 h=0.643r(6μV/T)2/3 h:浮上量,r:ガイドの曲率半径,μ:空気の粘性,
V:テープ走行速度 T:テープテンション 磁気テープをテープガイドに対して浮上させて走行させ
ることで、磁気テープが円弧面と接触しないので、高速
走行中における磁気テープの摩耗が防止できる。このと
き、上記式より、円弧面の円弧半径(上記式の曲率半径
r)が大きいほど、磁気テープの円弧面に対する浮上量
は大きくなるので、必要な浮上量を確保するには、テー
プ走行路を形成する円弧は、所定の半径を必要とする。
【0010】但し、磁気テープを巻き取りリールに巻き
つける時や、停止している磁気テープが高速走行に達す
るまでの間、さらには、高速走行中の磁気テープを停止
させるまでの間、磁気テープは円弧面と接触して走行す
る(上記式より、浮上量はテープ走行速度に比例し、テ
ープ走行速度が遅いと、磁気テープは浮上しない)。磁
気テープが円弧面と接触して走行することによる磁気テ
ープの摩耗をできるだけ抑えるために、ハイドロベアリ
ングの円弧面の面粗度をできるだけ良くする必要があ
る。
【0011】しかしながら、円弧面の面粗度を良くする
と、磁気テープが円弧面に接触した場合に、磁気テープ
が円弧面に吸着するという問題がある。一旦、磁気テー
プが円弧面に吸着してから、磁気テープを走行させよう
とすると、磁気テープが切れたり、延びたりしてしま
い、磁気テープの破損を引き起こす。
【0012】磁気テープの吸着は、磁気テープと円弧面
の接触面積が大きいほど、起こりやすい。接触面積を小
さくするには、円弧面の円弧半径を小さくすることが必
要であるが、そうすると、上述したように、磁気テープ
を十分な浮上量で浮上させて走行させることができな
い。
【0013】従って、本発明の目的は、磁気テープをハ
イドロベアリングガイドに吸着させることなく、安定的
に走行させることができる磁気テープ装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の磁気テープ装置は、前記磁気ヘッドの上流側
と下流側に配置されるテープガイドが備える、テープ走
行路に沿って磁気テープを案内する案内面を、複数の円
弧面によって形成することとした。
【0015】また、上記目的を達成するための本発明の
磁気テープ装置は、上記構成において、さらに、前記テ
ープガイドが、前記磁気テープの幅方向における一端の
基準走行位置を形成するフランジと、前記磁気テープの
他端を前記走行基準位置に対して付勢する板バネとを有
する。
【0016】好ましくは、前記板バネは、所定長さを有
する伸長部と、当該伸長部の固定された一端と反対側の
他端に形成される凸部とを有し、前記凸部が前記磁気テ
ープと接触するものとする。また、好ましくは、前記伸
長部は、前記一端から前記他端に向かって先細形状を有
することを特徴とする。さらに好ましくは、前記板バネ
は、前記複数の円弧面の数だけ設けられ、各板バネは、
各円弧面上で前記磁気テープを付勢するものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0018】図1は、本発明の実施の形態における磁気
テープ装置の外観構成例を示す斜視図である。図1にお
いて、磁気テープ装置は、フロントパネル32、上カバ
ー(天板及び側板)33、底板34及び背板35で覆わ
れている。フロントパネル32には、カートリッジ挿入
口32A、冷却用の格子状開口部32B、表示部32
C、操作部32Dが設けられている。
【0019】図2は、本発明の実施の形態における磁気
テープ装置の内部構成例を示す斜視図である。巻回され
た磁気テープを格納するカートリッジは、図1のカート
リッジ挿入口32Aから装置内に挿入される。カートリ
ッジ挿入口32Aの奥には、ローダ部40が設けられて
いる。ローダ部40は、挿入されたカートリッジを所定
の位置にセットしたり、カートリッジ挿入口32Aから
排出する。
【0020】マシンリール部42には、ハブ44が設け
られている。ハブ44は、カートリッジ内の磁気テープ
の先端に取り付けられるリーダピンが嵌合する扉を有
し、マシンリールモータにより回転駆動される。そし
て、図示されないスレッダ部は、それに設けられるレー
ルに沿って摺動するフックを有する。フックは、磁気テ
ープのリーダピンと係合し、これを引き出し、ハブ44
の扉に嵌合させる。このフックにより、磁気テープは、
本発明に特徴的なテープガイド5L、5Rに巻き掛けら
れた後、ハブ44に係止される。磁気ヘッド2は、テー
プガイド5L、5R間に位置し、磁気テープに対してリ
ード/ライトを行う。
【0021】図3は、本発明の実施の形態におけるテー
プガイド周辺部の構成を説明する図である。図3
(a)、(b)は、それぞれテープガイド5L、5R及
びその間に配置される磁気ヘッド2の上面図、正面図で
ある。図3(a)に示されるように、テープガイド5
L、5Rは、従来の円柱形状と異なり、全体として扇形
形状である。テープガイド5L、5Rは、それぞれベー
スにネジ止めされるブロック51L、51Rと、それに
接着され、磁気テープの案内面を形成する複数のハイド
ロベアリング52L、52Rと、磁気テープの走行位置
の基準となる面を有する下フランジ53L、53Rと、
磁気テープを下フランジ53L、53Rに付勢する板バ
ネ54L、54Rとを備える。また、図3(b)に示さ
れるように、板バネ54L、54Rとブロック51L、
51Rとの隙間には、スペーサ55L、55Rが配置さ
れている。
【0022】図4、図5は、それぞれブロック51L、
51R及びそれに接着されたハイドロベアリング52
L、52Rの上面図(a)、それを矢印X方向から見た
正面図(b)、矢印Y方向から見た側面図(c)、底面
図(d)である。図4、図5それぞれにおいて、ハイド
ロベアリング52L、52Rは、例えば面粗度のよいセ
ラミックなどで形成され、円弧面c1を有する。従っ
て、テープガイド5L、5Rの案内面は、複数の円弧面
c1を有する。ハイドロベアリング52L、52Rは、
その円弧面c1の半径r1より大きい半径r2の円弧c
2(図4(d)、図5(a)参照)に接するように接着
されるので、磁気テープは、ハイドロベアリング52
L、52Rによって形成される案内面によって、半径r
2の円弧面c2に沿って走行する。図4、図5において
は、円弧c1の半径r1は、例えば12mmであって、
円弧c2の半径r2は、例えば21.01mmとして描か
れている。このように、半径r2の円弧面c2に沿って
走行する磁気テープの案内面を、半径r2の一つの円弧
面c2ではなく、それより小さい半径r1の複数の円弧
面c1で形成することで、磁気テープとテープガイド5
L、5Rの案内面との接触面積を小さくすることができ
る。接触面積をより小さくすることで、磁気テープの吸
着が防止される。
【0023】なお、ブロック51L、51Rの上面は、
板バネ固定用ネジ穴511、ブロック固定用ネジ穴51
2、ブロック位置決め用基準穴513を有する。また、
図4と図5を比較して、ブロック51Lと51Rの形状
が異なるのは、磁気テープ装置への実装位置の相違によ
るものであり、本質的な相違ではない。
【0024】図6、図7は、それぞれ板バネ54L、5
4Rの上面図(a)及びそれを矢印Z方向から見た側面
図(b)である。板バネ54L、54Rは、従来のロー
ラガイドにおけるコイルスプリングに代わる磁気テープ
付勢手段であって、板バネ54L、54Rの先端部分
が、磁気テープの幅方向の一端(エッジ)を、走行基準
位置を形成する下フランジ53L、53Rに対して付勢
する。板バネ54L、54Rは、磁気テープ案内面を形
成する複数の円弧面上それぞれで、磁気テープの幅方向
のエッジを付勢する。離間した複数点で、磁気テープを
付勢することで、従来のコイルスプリングにより所定長
さにわたって磁気テープのエッジを付勢する場合と同等
の効果を得ることができる。
【0025】図6及び図7それぞれにおいて、板バネ5
4L、54Rは、ハイドロベアリング52L、52Rの
数に応じて2つの伸長部54aと、その共通する固定端
と反対側の各先端に設けられる2つの凸部54bとを有
する。即ち、2つの伸長部54aは、その固定端からV
字状に延びる。伸長部54aは、例えばステンレスで形
成され、その固定端には、2つのネジ取り付け用穴54
3及び位置決め基準穴544が設けられる。板バネ54
L、54Rのネジ取り付け用穴543は、ブロック5
L、5Rの板バネ固定用ネジ穴511と対応し、板バネ
54L、54Rの位置決め基準穴544は、ブロック5
L、5Rの位置決め基準穴513に対応する。なお、図
6、図7においては、伸長部54aの厚さは、例えば
0.12mmとして描かれている。
【0026】また、図6(b)、図7(b)に示される
凸部54bは、磁気テープのエッジと接触するように、
各伸長部54aの先端に設けられる。凸部54bは、伸
長部54aと一体に形成されてもよいし、別に形成され
て、伸長部54aの先端に取り付けられてもよい。別に
形成される場合、凸部54bは、例えばセラミックで形
成される。
【0027】板バネ54L、54Rそれぞれの共通固定
端は、上記ブロック51L、51Rと共通の基準ピンに
よって位置決めされ、ネジ取り付け用穴543により、
ブロック51L、51Rに固定される。
【0028】板バネ54L、54Rは、その材質によっ
て決定される共振周波数を有し、磁気テープとの接触
や、磁気テープ装置の機構部の振動により発振する。そ
の結果、板バネ54L、54Rから磁気テープに振動が
伝達し、トラッキング性能に悪影響を及ぼすおそれがあ
る。本発明の実施の形態では、板バネの54L、54R
の共振を抑えるために、伸長部54aは、好ましくは、
固定端から先端に向かって細くなる形状を有する。これ
により、板バネ54L、54Rは、200Hzから13
00Hzの間で共振周波数を有さず、磁気テープに振動
を与えることなく、付勢することができる。図6、図7
に描かれている例では、伸長部54aは、その共通固定
端近傍で2.8mmの幅、先端近傍では、それより細い
1.5mmの幅を有する。
【0029】板バネ54L、54Rそれぞれの数は、2
つに限られない。例えば、ハイドロベアリング52L、
52Rが3つ以上設けられる場合は、その数に応じた板
バネ54L、54Rが設けられる。また、固定端は共通
でなくともよい。また、板バネ54L、54Rは、複数
の円弧面にわたる幅を有する1つの伸長部54aを有す
る構成であってもよい。
【0030】(付記1)テープ走行路を走行している磁
気テープに対してリード/ライトを行う磁気ヘッドと、
前記テープ走行路に沿って前記磁気テープを案内する案
内面を有し、前記磁気ヘッドの上流側と下流側に配置さ
れるテープガイドとを備え、前記テープガイドの案内面
は、複数の円弧面によって形成されることを特徴とする
磁気テープ装置。
【0031】(付記2)付記1において、前記テープガ
イドは、前記磁気テープの幅方向における一端の基準走
行位置を形成するフランジと、前記磁気テープの他端を
前記走行基準位置に対して付勢する板バネとを有するこ
とを特徴とする磁気テープ装置。
【0032】(付記3)付記2において、前記板バネ
は、所定長さを有する伸長部と、当該伸長部の固定され
た一端と反対側の他端に形成される凸部とを有し、前記
凸部が前記磁気テープと接触することを特徴とする磁気
テープ装置。
【0033】(付記4)付記3において、前記伸長部
は、前記一端から前記他端に向かって先細形状を有する
ことを特徴とする磁気テープ装置。
【0034】(付記5)付記2又は4のいずれかにおい
て、前記板バネは、前記複数の円弧面の数だけ設けら
れ、各板バネは、各円弧面上で前記磁気テープを付勢す
ることを特徴とする磁気テープ装置。
【0035】(付記6)磁気テープに対してリード/ラ
イトを行う磁気テープ装置内のテープ走行路に沿って走
行している前記磁気テープを案内する案内面を有するテ
ープガイドにおいて、前記案内面は、複数の円弧面によ
って形成されることを特徴とするテープガイド。
【0036】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明によれば、磁気テープ装置
のテープガイドにハイドロベアリングを利用した場合
に、磁気テープを案内する案内面を複数の円弧面で形成
する。これにより、磁気テープとテープガイドとの接触
面積が小さくなり、磁気テープのテープガイドへの吸着
を防止することができる。
【0038】また、コイルスプリングに代わって、板バ
ネを用いることで、テープガイドが円柱形状を有しなく
ても、磁気テープをテープガイドの基準走行位置に付勢
することができる。
【0039】本構成により、従来のコイルスプリングに
代わって、磁気テープの幅方向のエッジを基準走行位置
に付勢することができるので、磁気テープの走行位置ず
れを起こすことなく、磁気テープを安定的に走行させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における磁気テープ装置の
外観構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態における磁気テープ装置の
内部構成例を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるテープガイド周辺
部の構成を説明する図である。
【図4】ブロック51L及びそれに接着されたハイドロ
ベアリング52Lの上面図(a)、正面図(b)、側面
図(c)、底面図(d)である。
【図5】ブロック51R及びそれに接着されたハイドロ
ベアリング52Rの上面図(a)、正面図(b)、側面
図(c)、底面図(d)である。
【図6】板バネ54Lの上面図(a)及び側面図(b)
である。
【図7】板バネ54Rの上面図(a)及び側面図(b)
である。
【図8】磁気テープ装置を構成するテープガイドと磁気
ヘッドの配置の一例を示す構成図である。
【図9】従来のテープガイドの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 磁気ヘッド 3 ベース 5L、5R テープガイド 51L、51R ブロック 52L、52R ハイドロベアリング 53L、53R 下フランジ 54L、54R 板バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ走行路を走行している磁気テープに
    対してリード/ライトを行う磁気ヘッドと、 前記テープ走行路に沿って前記磁気テープを案内する案
    内面を有し、前記磁気ヘッドの上流側と下流側に配置さ
    れるテープガイドとを備え、 前記テープガイドの案内面は、複数の円弧面によって形
    成されることを特徴とする磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記テープガイドは、前記磁気テープの幅方向における
    一端の基準走行位置を形成するフランジと、前記磁気テ
    ープの他端を前記走行基準位置に対して付勢する板バネ
    とを有することを特徴とする磁気テープ装置。
  3. 【請求項3】磁気テープに対してリード/ライトを行う
    磁気テープ装置内のテープ走行路に沿って走行している
    前記磁気テープを案内する案内面を有するテープガイド
    において、 前記案内面は、複数の円弧面によって形成されることを
    特徴とするテープガイド。
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