JP2002150416A - カップ洗浄機能を有した飲料サーバ - Google Patents

カップ洗浄機能を有した飲料サーバ

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JP2002150416A
JP2002150416A JP2000344574A JP2000344574A JP2002150416A JP 2002150416 A JP2002150416 A JP 2002150416A JP 2000344574 A JP2000344574 A JP 2000344574A JP 2000344574 A JP2000344574 A JP 2000344574A JP 2002150416 A JP2002150416 A JP 2002150416A
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cup
cleaning
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Kiyuuhei Mochizuki
球平 望月
Minoru Takahashi
実 高橋
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップを容易に洗浄することのできるカップ
洗浄機能を有した飲料サーバを提供する。 【解決手段】 載置されたカップCに飲料を注入する飲
料注入室11と、載置されたカップに洗浄液を噴射する
洗浄ノズルNを有したカップ洗浄室21とを備えた構成
とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用後のカップを
自動的に洗浄するカップ洗浄機能を有した飲料サーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、オフィスなどでは、省コスト化、
省資源化を図るために、使い捨ての紙カップなどではな
くマイカップを用いる飲料サーバが普及している。この
ような飲料サーバでは、個人のカップ(マイカップ)を
飲料サーバの飲料注入室に置き、所望する飲料のボタン
を押すことにより、カップに飲料が注入されるので、紙
カップを補充する手間が不要で資源を無駄にすることも
ない。また、自動販売機の形態を採る場合は、同様に、
マイカップを飲料サーバの飲料注入室に置き、所定の金
額を投入してから所望する飲料のボタンを押すことによ
り、選択した飲料がカップに注入されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カップ使用
後の洗浄が面倒なため、勢い洗浄しないまま放置されて
カップに飲料がこびり付くようなことが多く、清潔に保
つことが困難であった。本発明は、このような従来の問
題を解決するべく、簡単な構成によって使用後のカップ
を容易に洗浄することのできるカップ洗浄機能を有した
飲料サーバを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に提案される本発明は、載置されたカップに飲料を注入
する飲料注入室と、載置されたカップに洗浄液を噴射す
る洗浄ノズルを有したカップ洗浄室とを備えた構成とさ
れている。この構成によれば、使用後のカップをカップ
洗浄室に載置して容易に洗浄することができ、使用後の
カップを逐一洗う手間から開放され、清潔な状態でカッ
プを保管できる。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、載置
されたカップに飲料を注入する飲料注入室と、載置され
たカップに洗浄液を噴射する洗浄ノズルを有したカップ
洗浄室とを備えた構成とされている。この構成によれ
ば、飲料を飲むときは、カップを飲料注入室に載置して
飲料を注入させる。そして、飲料を飲み終えた後にカッ
プをカップ洗浄室に載置し、洗浄ノズルから洗浄液を噴
射させて洗浄することができる。また、既に洗浄保管さ
れたカップや洗浄しないまま保管されたカップを、使用
前に、一旦、カップ洗浄室で洗浄して清潔にしてから飲
料注入室に載置して使用することもできる。洗浄液の噴
射は、例えば、操作スイッチを操作している間だけ洗浄
ノズルから噴射させたり、あるいは、操作スイッチを操
作することによって所定時間だけ洗浄ノズルから噴射さ
せる構成とすることができる。
【0006】請求項2に記載の本発明は、前記本発明に
おいて、カップ洗浄室が飲料注入室を共用して形成した
構成とされている。則ち、飲料注入室に設けられる本来
の構成に加えて、飲料注入室の内部にカップ洗浄室の有
する全機能を設けた構成とすることができる。この構成
によれば、カップに飲料を注入する場合には飲料注入室
は本来の飲料の注入に用いられ、カップを洗浄する場合
には、飲料注入室はカップ洗浄室として機能する。これ
により、カップ洗浄室を別に設ける必要が無くなり、飲
料サーバを小型化することができる。
【0007】請求項3に記載の本発明は、前記本発明に
おいて、カップ洗浄室は、カップの開口部をカップ洗浄
室の下方前方に傾斜させて載置するカップ載置台を有し
ており、洗浄ノズルは載置されたカップの開口部内部上
方へ向けてカップ洗浄室の奥方向へ傾斜させて洗浄液を
噴射するように固定される構成とされている。この構成
によれば、カップ載置台にカップの開口部を下方に向け
て置くと、カップは開口部を下方へ向けた状態で、開口
部がカップ洗浄室の下方前方に傾斜する。そして、洗浄
ノズルから噴射された洗浄液はカップの開口部内部の上
方へ向けて噴射され、カップの内部に衝突して洗浄した
後に垂下する。これにより、洗浄ノズルから噴射された
洗浄液によってカップ内部を効率良く洗浄する。また、
洗浄ノズルがカップ洗浄室の奥方向へ傾斜されているの
で、洗浄液の飛沫がカップ洗浄室の外部に飛散すること
が低減される。
【0008】請求項4に記載の本発明は、前記本発明に
おいて、カップ洗浄室には、洗浄後のカップを乾燥させ
る乾燥装置またはカップを殺菌する殺菌装置の少なくと
もいずれか一方が設けられた構成とされている。カップ
洗浄室に乾燥装置を設けた構成によれば、洗浄後のカッ
プを容易に乾燥させて保管することができる。乾燥装置
としては、電気式の温風発生装置などを用いることがで
きる。また、温風発生装置と発生した温風を吸引する吸
引装置を組み合わせた構成とすることもでき、一層高速
な乾燥が可能である。カップ洗浄室に殺菌装置を設けた
構成によれば、洗浄後のカップを容易に殺菌して保管す
ることができる。殺菌装置としては紫外線灯などを用い
ることができ、紫外線灯から輻射される紫外線を用いて
殺菌させる構成を採ることができる。また、乾燥装置お
よび殺菌装置の双方を設けた構成によれば、使用後のカ
ップを容易に洗浄、乾燥および殺菌処理して清潔に保管
することができる。これらの乾燥処理および殺菌処理は
洗浄処理に引き続いて所定時間だけ自動的に行わせるの
が好ましいが、必要に応じてマニュアル操作させる構成
も可能である。
【0009】請求項5に記載の本発明は、前記本発明に
おいて、洗浄液が、温水または洗剤を含んだ温水または
炭酸水のいずれかで成る構成とされている。洗浄液とし
て温水を用いることにより、カップの付着物の溶解度が
向上して洗浄力が向上する。また、専用の洗剤を温水に
混ぜた洗浄液を用いることにより、洗浄力が一層向上す
る。更に、洗浄液として炭酸水を用いることにより、炭
酸水の発泡力によってカップの付着物を効果的に分離さ
せることができ、洗浄力が向上する。尚、本発明におけ
る洗浄液としては、常温の水を含むものである。則ち、
カップの使用直後はカップに残留した飲料や付着物が乾
燥していないので、常温水によって充分な洗浄を行うこ
とが可能である。
【0010】請求項6に記載の本発明は、前記本発明に
おいて、飲料サーバは温水装置または炭酸水装置の少な
くともいずれか一方を有しており、飲料注入室およびカ
ップ洗浄室に供給される温水あるいは炭酸水が温水装置
あるいは炭酸水装置を共用して生成される構成とされて
いる。例えば、飲料サーバがホットコーヒなどを提供す
るものであれば、飲料注入室に供給する温水を生成する
温水装置を有する。従って、この温水装置で生成される
温水を洗浄用としてカップ洗浄室に供給して利用するこ
とにより、洗浄用の温水装置を別に設ける必要がなくな
り飲料サーバを小型化することができる。また、飲料サ
ーバが炭酸飲料を提供するものであれば、飲料注入室に
供給する炭酸水を生成する炭酸水装置を有する。この炭
酸水装置で生成される炭酸水を洗浄用としてカップ洗浄
室に供給して利用することにより、装置を小型化するこ
とができる。
【0011】また、請求項7に記載の本発明は、前記本
発明において、飲料サーバが金銭処理装置を有した自動
販売機として形成されている。則ち、前記本発明のカッ
プ洗浄機能を有した飲料サーバは、カップ洗浄機能を有
した自動販売機として形成することも可能であり、前記
したものと同様の効果を奏することができる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の実施例に係るカップ洗浄機能
を有した飲料サーバ1の内部構成を示す全体斜視図であ
る。本実施例の飲料サーバ1は、飲料注入室11を略中
央に備えた飲料サーバ本体10と、カップ洗浄室21を
略中央に備えた洗浄装置20とを併設して構成される。
【0013】飲料サーバ本体10は、前記した飲料注入
室11と、冷水を加熱する温水装置12と、コーヒや紅
茶などの濃縮原液を個別に収納すると共に原液を温水等
と混合撹拌する飲料生成部13と、製氷装置14と、炭
酸水装置15を中心として構成されている。温水装置1
2は温水タンク12aを有し、水タンク16に蓄積され
た常温水をポンプPで温水タンク12aに圧送して加熱
することにより温水を生成する。温水タンク12aに蓄
えられた温水は後述する電磁弁Vの駆動に応じて、飲料
生成部13あるいは洗浄装置20側へ供給される。飲料
生成部13は、コーヒや紅茶などの濃縮原液を収納する
複数の原液収納部13aと、原液収納部13aから排出
された原液に温水を加えて撹拌を行う撹拌部(ミキシン
グボール)13bとを備えており、撹拌部13bで混合
された飲料は飲料注入室11に送られてカップCに注入
される。製氷装置14は、水タンク16から供給される
水を用いて製氷するもので、生成された氷は必要に応じ
て飲料注入室11に送出される。また、炭酸水装置15
は炭酸ガスボンベ15aと冷水タンク15bとを有し、
生成された炭酸水を必要に応じて飲料注入室11に送出
する。尚、飲料注入室11の下方には、カップCから飲
料注入室11の内部に零れた飲料などを垂下させて収納
する排水バケット17が設けられている。
【0014】一方、洗浄装置20は、前記したカップ洗
浄室21と、洗浄後の排水を収納する排水バケット22
と、カップCを乾燥させる温風を噴射する乾燥装置23
および噴射された温風を強制吸引する吸引装置25を備
えている。尚、本実施例では、常温水による洗浄も行え
るように洗浄水タンク24を備えた構成としている。
【0015】図2は、洗浄装置20の中央部に設けられ
たカップ洗浄室21の内部を模式的に示す分解斜視図、
図3はカップ洗浄室21の側面視断面図、図4はその正
面図を示したものである。カップ洗浄室21の内部には
カップCを載置するカップ載置台21aが設けられてい
る。カップ載置台21aの下部には、洗浄水を噴射する
2本の洗浄ノズルNと温風を噴射する2本の温風ダクト
Aが配され、カップ載置台21aの上部には、1本の洗
浄ノズルNと温風ダクトAから噴射される温風を強制吸
引して洗浄装置20の外部へ排気する2つの吸引ダクト
Bが配されている。
【0016】カップ載置台21aは、図2,3に示すよ
うに、カップCの開口部側を下方から支持する丸棒状の
支持棒21bと、支持棒21bに直交するように配され
先端がフック状に折曲された支持片21c、および、カ
ップCの外周側面を支持する支持部材21dで構成され
ている。則ち、カップCの開口部を下方へ向けて開口部
の一端を支持片21cに引っ掛けるようにして支持棒2
1bに載せると、カップCはカップ洗浄室21の下方前
方へ傾斜した状態で3点支持され、カップCの上方側
(カップの底部側)は支持部材21dに当接して支持さ
れる。このように、カップ載置台21aによってカップ
Cを3点支持するので、洗浄中のカップCのがたつきが
防止される。
【0017】一方、図3,4に示すように、カップCの
上方の洗浄ノズルNは、カップ洗浄室21の前面側のカ
ップCの傾斜面中央に向けて固定され、カップCの下方
の2本の洗浄ノズルNは各々カップCの開口部内部へ向
けて互いに傾斜させつつカップ洗浄室21の奥方向へ向
けて傾斜させて固定されている。また、カップCの下方
の2本の洗浄ノズルNは後述するように高圧に加圧され
た洗浄液(温水)を噴射し、カップCの上方の洗浄ノズ
ルNは低圧に加圧の洗浄水を噴射するようにされてい
る。これにより、下方の洗浄ノズルNから噴射された高
圧の加圧温水はカップCの内部に衝突して洗浄を行うと
共に、洗浄後の洗浄液はカップCの内壁を伝って下方へ
垂下する。一方、上方の洗浄ノズルNから噴射される低
圧の加圧温水はカップCの傾斜面から表面全体を洗うよ
うに下方へ向かって垂下して洗浄を行うようにされてい
る。
【0018】更に、図2〜4に示すように、カップCの
下方の2本の洗浄ノズルNの両外側近傍には、2本の温
風ダクトAが洗浄ノズルNと同様の傾斜を持たせて配さ
れており、噴射する温風がカップCの内外に行き渡るよ
うにされている。また、カップCの上方には2本の吸引
ダクトBが設けられており、温風ダクトAから噴射され
カップCを乾燥させた高湿度の温風を強制吸引して外部
へ排気することで短時間の乾燥を可能にしている。
【0019】図5は、本実施例の飲料サーバ1の構成を
ブロック図で示したもので、図を参照してカップ洗浄機
能を含めた飲料サーバ1の動作を説明する。尚、前記図
1に示した構成と同一部分には同一の符号を付してい
る。図5において、Vは電磁弁を示し、Pは加圧ポンプ
を示しており、本実施例の飲料サーバ1では、これらの
電磁弁および加圧ポンプを含む各部の制御駆動を制御部
18で集中管理している。
【0020】次に、図5を参照して飲料サーバ1の動作
を順を追って説明する。 飲料注入室11にカップCを置き、例えばホットコー
ヒボタン(不図示)を操作する。すると、制御部18か
ら出力される制御信号により、コーヒ原液が収納された
原液収納部13aから適量のコーヒ原液が撹拌部13b
に送出される。 一方、制御部18の制御信号によって電磁弁12bが
開制御され、温水装置12に蓄えられた温水が撹拌部1
3bへ流入する。 撹拌部13bではコーヒ原液に温水を混ぜて撹拌混合
し、所定時間後に混合したコーヒを飲料注入室11のカ
ップCへ注入する。尚、冷飲料の場合には制御部18の
制御信号に応じて撹拌部13bで濃縮飲料が生成され、
製氷装置14から送出される氷と共にカップCに注入さ
れる。また、炭酸飲料の場合には、同様に、制御部18
によって電磁弁15bを開制御してカップCに炭酸水を
注入すると共に、撹拌部13bから濃縮飲料を生成して
カップCに同時に注入する。
【0021】このようにしてカップCに注入された飲料
を飲んだ後は、以下の手順によって使用後のカップCの
洗浄を行う。 使用後のカップCを開口部を下にしてカップ洗浄室2
1のカップ載置台21aに置く。 洗浄ボタン(不図示)を操作すると、制御部18の制
御信号により電磁弁12aが開制御され、電磁弁24a
は洗浄水24を遮断して電磁弁12a側から送られる温
水を洗浄ノズルNへ送出する切換制御が行われる。ま
た、制御信号によって加圧ポンプ21e,21fが加圧
駆動を開始する。 この制御により、温水装置12に蓄えられた温水は電
磁弁12aを介し、加圧ポンプ21eで加圧されてカッ
プCの下方の2本の洗浄ノズルNから高圧の加圧温水を
カップCの内部へ向けて噴射する。 一方、電磁弁12a、加圧ポンプ21fおよび電磁弁
24aを介して洗浄ノズルNへ送出された加圧された温
水はカップCの上方から低圧の加圧温水を噴射する。則
ち、加圧ポンプ21fの加圧力を加圧ポンプ21eより
も低く設定して、カップCの表面に衝突した温水がカッ
プ洗浄室21の前面に飛散することを防いでいる。 3本の洗浄ノズルNから所定時間(本実施例では10
秒間)だけ加圧温水を噴射して洗浄を行うと、制御部1
8により電磁弁12aを閉制御し加圧ポンプ21e,2
1fの駆動を停止する。 次いで、制御部18の制御信号により、乾燥装置23
を駆動して温風ダクトAから温風を噴射させると共に、
吸引装置25を駆動して吸引ダクトBから温風の吸引を
行うことによりカップCの乾燥を行う。本実施例では、
この乾燥工程を10秒間行っている。 乾燥工程が終了すると制御部18により乾燥装置23
および吸引装置25の駆動が停止される。使用者はこの
後、乾燥の終了したカップCをカップ洗浄室21から取
り出して保管する。尚、電磁弁24aを切換制御して洗
浄水タンク24に蓄えられた水を上方の洗浄ノズルNか
ら噴射させて洗浄することも可能である。また、図には
示していないが、温水を用いずに洗浄水タンク24に蓄
えられた常温水を上下の洗浄ノズルNから噴射させて洗
浄する構成や、上方あるいは下方だけ洗浄ノズルNを設
ける構成など、種々の構成を採ることが可能である。更
に、炭酸水装置15で生成される炭酸水を洗浄ノズルN
から噴射させて洗浄を行う構成を採ることも可能であ
る。
【0022】このように、本実施例の飲料サーバ1によ
れば、使用後のカップCをカップ洗浄室21に載置して
洗浄ボタンを操作するだけで短時間に自動的にカップC
の洗浄、乾燥を行うことができ、手間が掛からず清潔に
保管することができる。また、本実施例の飲料サーバ1
は、図1に示したように、飲料注入室11とカップ洗浄
室21とを分離させているので、カップCの洗浄中であ
っても別の人が飲料を注入することが可能である。尚、
オフィスなどの使用の便を図るために、例えば、洗浄装
置20の内部の空きスペースにカップCの保管棚を設け
ることも可能である。
【0023】前記実施例では、カップ洗浄室21によっ
てカップCの洗浄および乾燥を行うものであったが、洗
浄、乾燥に加えて更に殺菌を行わせることも可能であ
る。図6は、紫外線による殺菌装置を備えたカップ洗浄
室21を示す正面図である。則ち、この構成は、前記図
4に示したカップ洗浄室21の上部に、紫外線を照射す
る紫外線灯(殺菌装置)21gを取り付けたもので、他
の構成は同一であるので同一の符号を付して説明を省略
する。
【0024】この構成では、カップCの洗浄および乾燥
が終了してから、所定時間(本実施例では10秒間)だ
け紫外線灯21gを点灯させて洗浄および乾燥の終了し
たカップCの紫外線による殺菌を施している。尚、図に
は示していないが、紫外線灯21gのカップ洗浄室21
の前面側には、紫外線の外部への輻射を防止する遮蔽板
を設けており、これによって、カップ洗浄室21を覗き
込んだ場合の人体への悪影響を防止している。ところ
で、前記説明したカップ洗浄室21は、前面側が開放さ
れた構成としているが、例えば、カップ洗浄室21の前
面側に紫外線を遮蔽する透過性を有したシャッターなど
を設けることもできる。則ち、手動または洗浄ボタン
(不図示)の操作によって自動的にシャッターが開扉
し、カップCを載置後に手動または自動で閉扉させるよ
うな構成を採ることも可能である。この構成によれば、
紫外線のみならず洗浄水の飛沫がカップ洗浄室21の前
面から飛散することをシャッターによって効果的に防止
することが可能である。
【0025】前記実施例では、飲料注入室11とカップ
洗浄室21とを分離させて設けた構成、則ち、飲料サー
バ本体10と洗浄装置20とを併設させたものであった
が、飲料注入室11にカップ洗浄室21の機能を兼ね備
えさせた構成とすることもできる。
【0026】図7は、このような構成の飲料サーバ1’
の構成をブロック図で示している。この構成は、前記図
5に示した飲料サーバ1の構成において、飲料注入室1
1がカップ洗浄室21の全機能を兼ね備えたものであ
る。則ち、図5におけるカップ洗浄室21に設けられる
構成要素を全て飲料注入室11側に配した構成とするも
のである。
【0027】この飲料サーバ1’では、飲料注入室11
には前記図2に示したものと同様のカップ載置台21a
が設けられるが、飲料を注入する場合、則ち、カップC
の開口を上方へ向けて載置し易くするために、支持棒2
1bを飲料注入室11の前面側へスライド可能な構成と
している。この飲料サーバ1’によれば、飲料を注入す
る場合には、前記したように支持棒21bを前面にスラ
イドさせてカップCの開口が上方へ向くようにして載置
する。また、飲料を飲んだ後に洗浄する場合には、支持
棒21bを飲料注入室11の奥側へスライドさせてカッ
プCの開口が下方へ向くようにして載置して洗浄を行う
ことが可能である。この構成によれば、カップCを洗浄
するためのカップ洗浄室を別に設ける必要がなく、飲料
サーバ1’を小型化することが可能である。
【0028】尚、前記本実施例では、コーヒ、紅茶ある
いはコーラなどの濃縮原液を温水や炭酸水と混合して飲
料を生成する構成としているが、本発明はこのような飲
料サーバに限られるものではない。則ち、抽出用に挽か
れたコーヒや紅茶などを予め収納し、使用者の選択に応
じて逐一抽出生成する飲料サーバにも好適に実施するこ
とが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、従来の飲料サーバに洗
浄機能を付加するだけの簡単な構成によって、使用後の
カップをカップ洗浄室で手軽に洗浄して清潔に保管する
ことができ、付加価値の高い飲料サーバや飲料自動販売
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る飲料サーバの内部構成を
示す全体斜視図
【図2】図1に示す飲料サーバに採用するカップ洗浄室
の内部を示す分解斜視図
【図3】図1に示す飲料サーバに採用するカップ洗浄室
の側面視断面図
【図4】図1に示す飲料サーバに採用するカップ洗浄室
の正面図
【図5】図1に示す飲料サーバの動作を説明するブロッ
ク図
【図6】図1に示す飲料サーバのカップ洗浄室に紫外線
灯を付加した構成を示す正面図
【図7】図1に示す飲料サーバの飲料注入室にカップ洗
浄機能を兼ね備えた構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
C カップ N 洗浄ノズル 1,1’ カップ洗浄機能を有した飲料サーバ 11 飲料注入室 12 温水装置 15 炭酸水装置 21 カップ洗浄室 21a カップ載置台 21g 殺菌装置(紫外線灯) 23 乾燥装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置されたカップに飲料を注入する飲料
    注入室と、載置されたカップに洗浄液を噴射する洗浄ノ
    ズルを有したカップ洗浄室とを備えたことを特徴とする
    カップ洗浄機能を有した飲料サーバ。
  2. 【請求項2】 前記カップ洗浄室が、前記飲料注入室を
    共用して形成されることを特徴とする請求項1に記載の
    カップ洗浄機能を有した飲料サーバ。
  3. 【請求項3】 前記カップ洗浄室は、前記カップの開口
    部をカップ洗浄室の下方前方に傾斜させて支持するカッ
    プ載置台を有しており、前記洗浄ノズルは載置されたカ
    ップの開口部内部上方へ向けてカップ洗浄室の奥方向へ
    傾斜させて洗浄液を噴射するように固定されることを特
    徴とする請求項1または2に記載のカップ洗浄機能を有
    した飲料サーバ。
  4. 【請求項4】 前記カップ洗浄室には、洗浄後のカップ
    を乾燥させる乾燥装置またはカップを殺菌する殺菌装置
    の少なくともいずれか一方が設けられたことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカップ洗浄機
    能を有した飲料サーバ。
  5. 【請求項5】 前記洗浄液が、温水または洗剤を含んだ
    温水または炭酸水のいずれかで成ることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載のカップ洗浄機能を
    有した飲料サーバ。
  6. 【請求項6】 前記飲料サーバは温水装置または炭酸水
    装置の少なくともいずれか一方を有しており、前記飲料
    注入室および前記カップ洗浄室に供給される温水あるい
    は炭酸水が前記温水装置あるいは炭酸水装置を共用して
    生成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載のカップ洗浄機能を有した飲料サーバ。
  7. 【請求項7】 前記飲料サーバが金銭処理装置を有した
    自動販売機として形成されることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載のカップ洗浄機能を有した
    飲料サーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100602566B1 (ko) * 2004-01-30 2006-07-25 핫크린주식회사 컵 자동 세척장치
JP2010224882A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Dainippon Printing Co Ltd 飲料用自動販売機、飲料販売システム、および飲料販売方法
JP2014000558A (ja) * 2012-06-21 2014-01-09 Tohotech Corp 洗浄装置
KR20180090813A (ko) * 2015-12-10 2018-08-13 알렉산더 젱거 에스프레소 기계를 세척하기 위한 장치 및 방법
KR102058736B1 (ko) * 2019-06-04 2019-12-23 최자령 커피머신용 미니세척기

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