JP2014000558A - 洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生的でメンテナンス性に優れ、被洗浄物の凹部を短時間で効率良く洗浄することができる洗浄装置を提供する。
【解決手段】被洗浄物Xを載せる載置部2と、前記凹部内に洗浄液を噴出する洗浄液噴出孔4a、5aが形成される洗浄液噴出部4、5と、前記凹部内に空気を噴出する空気噴出孔6aが形成される空気噴出部6と、を備える。これにより、洗浄液噴出孔4a、5aから前記凹部内に洗浄液を噴出して前記凹部内を短時間で効率的に洗浄することができる。また、洗浄水を洗浄槽に貯めることなく、装置上部の開放空間で洗浄を行うので、衛生的でメンテナンス性に優れる。
【選択図】図6

Description

本発明は、建築現場等で使用される作業用のヘルメットのように少なくとも一部分に凹部を有する被洗浄物を洗浄する洗浄装置に関し、特に、前記被洗浄物の前記凹部を効率良く洗浄することができる洗浄装置に関する。
従来、この種の洗浄装置として、図10に示すヘルメットの洗浄装置100が知られている(例えば、特許文献1)。
図10に示す従来技術の洗浄装置100は、被洗浄物であるヘルメットXを入れる洗浄槽101と、洗浄槽101内でヘルメットXを固定する固定手段102と、洗浄槽101内の洗浄水を流動させる洗浄手段103と、乾燥手段104と、を備えている。また、図示が省略されているが、洗浄装置100は、洗浄水の飛散を防止し、乾燥時間を短縮するために、洗浄槽101の頂部に蓋を設けている。
洗浄装置100でヘルメットXを洗浄する際、洗浄槽101の内部には、ヘルメットX全体が浸かる程度に、洗浄水が貯められる。そして、洗浄が完了したら、洗浄槽101内の洗浄水は、排出される。ここで、上記洗浄は、洗剤及びお湯等を用いた洗い工程と、お湯等を用いた濯ぎ工程と、を行うとされており、従って、上述した洗浄水の供給及び排出は、1回の洗浄で2回行われることになる。
また、他の従来技術として、洗浄毎に洗浄水を排水する無駄をなくすため、洗浄槽と洗浄液用タンクとの間で洗浄液を循環させて洗浄を行い、洗浄液を複数回利用するヘルメット洗浄装置が知られている(例えば、特許文献2)。
また、更に他の従来技術の例として、被洗浄物の全体を洗浄水の水面下に浸した状態で洗浄槽内に超音波を生じさせ、洗浄水としてアルカリイオン水と清水とを使用するヘルメット等の超音波洗浄装置が知られている(例えば、特許文献3)。
特開平10−192798号公報(第2頁、第1図) 特開2002−254043号公報(第2頁、第1図) 特開2003−311225号公報(第2−3頁、第1図)
しかしながら、図10に示す従来技術のように、洗浄槽101の内部に洗浄水を貯めて被洗浄物Xを洗浄する方式では、毎回多量の洗浄水を使用して廃棄するので、洗浄水が無駄になるという問題点があった。また、洗浄水の供給及び排出に時間を要するため、短時間で洗浄を行うことが困難であるという問題点もある。
また、特許文献2に開示された従来技術のように、洗浄水を循環させて再利用する方式の洗浄装置では、洗浄水に汚れが蓄積し、雑菌が繁殖する等の問題点があった。雑菌の繁殖等を防止して洗浄水の清浄度を保つためには、少なくとも洗浄水の汚れ状態を検出しなければならず、そのための装置(水質管理装置)を設置する必要がある。また、好ましくは、フィルター等の水質浄化装置の設置も望まれる。そして、それら水質管理装置等のメンテナンスは大変煩雑である。
また更に、特許文献3に開示された従来技術のように、超音波を利用した洗浄装置においても、洗浄槽の内部に洗浄水を満たし、洗浄の後に排水する必要があるので、前述した図10に示す従来技術と同様の問題点がある。更に、超音波を発生させる超音波発振器や、アルカリイオン水を生成する電解水生成器及びそれに付随する軟水器等を設ける必要があり、洗浄装置が複雑になると共に、それら機器のメンテナンスが必要であるという問題点もある。
また更に、特許文献1ないし特許文献3に開示された洗浄装置は、いずれも、洗浄槽の上部に蓋を備えており、該蓋を閉めることにより密閉された洗浄のための空間を形成している。そのため、第1に、被洗浄物の出し入れ作業の際、前記蓋を開閉する必要があり面倒であるという問題点と、第2に、装置自体のメンテナンス、例えば、装置内部を衛生的に維持するための洗浄等、の作業が困難であるという問題点があった。
ところで、建築現場等で使用されるヘルメットは、その凹部、即ちヘルメットの内側の頭に被せる部分、には、汗や皮脂、埃等が付着し、また、それらを原因とする臭いも付着する。そのため、頻繁に洗浄したいという要望がある。
他方、ヘルメットの外部面は、頭に直接接触する部分ではなく、多少の汚れや埃の付着は気にならない。更には、ヘルメットの外部面には、作業者の氏名や血液型、会社名、各種資格若しくは各種講習の終了証等が記載ないし貼付されており、それらの情報が削除されては困る。
そこで、ヘルメットの外部面に記載ないし貼付されたそれらの記載等を消さないようにヘルメットの外部面は洗浄せずに、ヘルメットの凹部、即ち内部側、のみを頻繁に且つ簡単に洗浄したいという要望が多くある。
しかしながら、特許文献1ないし特許文献3に開示された洗浄装置は、いずれも、被洗浄物の全体を洗浄するものであるので、この要望を満たすことはできず、このような用途として、実際には、使用できないものであった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、衛生的でメンテナンス性に優れ、被洗浄物の凹部を短時間で効率良く洗浄することができる洗浄装置を提供することにある。
本発明の洗浄装置は、少なくとも一部分に凹部を有する被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、前記被洗浄物を載せる載置部と、前記凹部内に洗浄液を噴出する洗浄液噴出孔が形成される洗浄液噴出部と、前記凹部内に空気を噴出する空気噴出孔が形成される空気噴出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の洗浄装置によれば、被洗浄物を前記載置部に載せ、前記洗浄液噴出部に形成された前記洗浄液噴出孔から前記凹部内に洗浄液を噴出して前記凹部内を洗浄することができる。そのため、洗浄槽に多量の洗浄液を貯める必要がないので、洗剤及び水を節約できる。また、洗浄液を洗浄槽に供給する時間及び排出する時間を必要としないので、短時間で効率的な洗浄を実現することができる。
また、本発明の洗浄装置によれは、被洗浄物を前記載置部に載せ、前記空気噴出部に形成された前記空気噴出孔から空気を噴出して、前記凹部内の水分を短時間で効率的に吹き飛ばすことができる。そのため、洗浄装置による自動洗浄の全工程を短時間で完了させることができると共に、その後の被洗浄物の乾燥時間を短縮することができる。
また、前記載置部に、複数の孔を形成した板状体を用いているので、洗浄液噴出部から噴出され前記凹部に衝突して落下する洗浄液の流れを分散させると共に速度を減速させて下方に落下させるので、洗浄装置周囲への水の飛散を防止することができる。
また、前記板状体を水平面に対し傾斜して配置すると共に、少なくとも前記板状体の上面の傾斜方向下方に支持体を設けているので、前記板状体に載せられた被洗浄物は、重力により傾斜方向下方にずれて前記支持体に当接支持される。これにより、非常に簡単な作業により、被洗浄物を所定の位置にセットできるので、作業効率が向上すると共に、的確に洗浄対象部分である前記凹部内を洗浄することができる。
また、本発明の洗浄装置によれば、被洗浄物を載せる前記載置部は、洗浄装置の上部開放空間に設けられ、前記洗浄液噴出部及び前記空気噴出部を覆うようにして前記被洗浄物を配置し、前記被洗浄物の前記凹部を洗浄する。即ち、本発明によれば、洗浄槽や蓋を設けて密閉した洗浄のための空間を形成することなく、被洗浄物の凹部を洗浄することができる。そのため、蓋の開閉を必要とせずに被洗浄物のセットと取り出しを行えるので、効率的な洗浄を行うことができると共に、洗浄装置のメンテナンスを容易に行えるようになり、洗浄装置を衛生的に保つことができる。
本発明の実施形態に係る洗浄装置を前方右斜め上から見た透視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置の前面パネルを外した状態を示す透視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置を後方左斜め上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置のヘルメット洗浄部を前方斜め上から見た透視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置の噴出部ユニット付近を示す拡大上面図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置のヘルメットのセット状況を説明する右側面斜め上から見た透視図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置のヘルメット洗浄部付近を模式的に示す拡大右側面断面図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置の配管系統図である。 本発明の実施形態に係る洗浄装置の洗浄工程を示すフロー図である。 従来技術の洗浄装置の例を示す全体概要図である。
以下、本発明の実施形態に係る洗浄装置を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る洗浄装置1を、前面に向かって右斜め上から見た透視図である。
洗浄装置1は、建築現場等で使用される保護用ヘルメットX(図2等参照)を洗浄するものである。図1に示すように、洗浄装置1は、フレーム30を構造体として全体として箱型の形態を成し、その上部がヘルメットXを載置して洗浄するヘルメット洗浄部50、その前面が操作面として構成されている。
洗浄装置1の上部には、ヘルメットXを載せる載置部として載置板2が2つ設けられており、この上部の空間がヘルメットXを洗浄する領域である。このように、洗浄装置1は、ヘルメット洗浄部50(載置部)を2つ備えており、同時に2つのヘルメットXを洗浄することができる。
載置板2は、ヘルメットXをその凹部、即ち頭に被せる部分であるヘルメットXの内側(以下、適宜「内側」という。)、を下向きにして載せるものであり、略平板形状を成し、水平面に対して前方に傾斜するように設置されている。
載置板2には、ヘルメットXに対して洗浄液や空気を噴出する噴出部ユニット3が配置されている。ここで、洗浄液とは、洗剤、殺菌剤、消臭剤若しくは芳香剤等、若しくはそれらと水若しくは空気との混合流体、または水である。また、載置板2には、ヘルメットXを支持する支持部7及びガイド8が設けられている。載置板2等の載置部の構成や噴出部ユニット3の詳細については、後述する。
洗浄装置1の前面に設けられた操作パネル10には、洗浄装置1の操作を行うための電源スイッチ11、運転スイッチ12及び停止スイッチスイッ13が設けられている。また、洗浄装置1の電源状態を示す電源ランプ14、及び運転状態を示す運転ランプ15が設けられている。ヘルメットXを洗浄する作業者は、装置の前面側から通常の洗浄作業に伴う全ての操作を行うことができる。
洗浄装置1の下方部分は、前面パネル31、右側面パネル32、左側面パネル33(図面に表れない)及び後面パネル34(図2、図3参照)に覆われた機械室35である。
図2は、前面パネル31、側面パネル32、33を取り外した状態で洗浄装置1を前方から見た透視図である。尚、図2では、ヘルメットXを載置板2に載せた状態を示している。
図2に示すように、洗浄装置1の下方部分に設けられた機械室35の内部には、圧縮空気を供給するための空気圧縮機16が配置されている。空気圧縮気16により供給される圧縮空気は、後述する洗剤の噴出や水分を吹き飛ばすためのエアブローに利用される。
このように、洗浄装置1は、空気圧縮機16を備えているので、別途圧縮空気の供給設備を設けることなく、圧縮空気を利用した洗浄を行うことができる。尚、他の空気圧縮設備から圧縮空気の供給を受けられる環境で使用する場合には、洗浄装置1に空気圧縮機16を設けない構成を採用することも可能である。
機械室35の一部分(左側面側)には、仕切壁37で区切られた制御室36が形成されている。制御室36の内部には、制御装置28、水用電磁弁17(図8参照)、空気用電磁弁18、19(図8参照)等が配置されている。各機器の詳細については、後述する。
図3は、洗浄装置1を、装置の後方左側面側斜め上から見た透視図である。尚、図3では、ヘルメットXを載置板2に載せた状態を示している。
図3に示すように、洗浄装置1の上方に設けられたヘルメット載置部である載置板2(図1参照)の下方には、排水トレイ9が設けられている。排水トレイ9は、略矩形平板状の形態を成し、水平面に対して後方に傾斜するように設置されており(図7参照)、後方側一辺を除く他の周囲辺には上方に立設形成された縁を備えている。これにより、排水トレイ9に落下した洗浄排水が洗浄装置1の前面側及び側面側に流れ落ちることを防止し、該洗浄排水を洗浄装置1の後方側へと流すことができる。
排水トレイ9の後方側には、排水トレイ9から流れ落ちる洗浄排水を受け止める排水溝26(断面形状は、図7参照)が設けられており、排水溝26には排水ホース27が接続されている。これにより、排水ホース27を介して洗浄装置1の外部へと洗浄排水を排出することができる。
このように、排水トレイ9を後方に傾斜させ、後方に排水溝26を設けているので、仮にごみ等の詰まりによって排水溝26から洗浄液があふれ出たとしても、装置前面に設けられた操作機器11〜15(図1参照)、機械室35内部(図2参照)及び制御室36内部(図2参照)がぬれることはない。
排水トレイ9の下方には、機械室35を形成する後面パネル34が、洗浄装置1の最後部、即ちフレーム30の最後部分、よりも前面側に立設されている。即ち、後面パネル34等で覆われた機械室35の後方には、フレーム30に囲まれ、パネルに覆われていない空間が形成されている。
後面パネル34の後方側の前記空間には、洗剤容器24が配置されている。洗剤容器24は、洗浄のための洗剤や水を入れるものである。前述した通り、洗浄装置1は、洗浄部を2系統備えているので、夫々の洗浄部に対応して、洗剤容器24も2つ設けている。
このように、洗浄装置1では、洗剤容器24を装置後方のパネルに覆われていない部分に配置したので、洗剤の補充作業を容易に行うことができる。尚、洗剤容器24の配置は、これに限定されるものではなく、洗剤容器24を洗浄装置1の前面側や、パネルで覆われた内部に設けることもできるし、洗浄装置1の外部から洗剤を供給する構成を採用することも可能である。
また、洗浄装置1の後方側、機械室35の後面パネル34には、洗浄のための水を供給する水供給口25が設けられている。水供給口25に、水道設備からの給水配管を接続することにより、洗浄装置1への給水を行う。
次に、図4ないし図7を参照して、洗浄装置1のヘルメット洗浄部50について詳細に説明する。
図4は、洗浄装置1のヘルメット洗浄部50を前方斜め上から見た透視図である。尚、後述する孔2aは、載置板2の全面に形成されているが、図面上では一部分のみを表し、その他は描画を省略している。
図4に示すように、載置板2の全面には、多数の孔2aが形成されている(一部図示省略)。本実施形態では、予め孔2aが形成されたステンレス鋼板、いわゆるパンチングメタル、を用いて、載置板2を加工している。
このように、載置板2に多数の孔2aを設けたので、ヘルメットXから載置板2に向かって勢い良く飛散する洗浄排水を、その速度を衝突により減衰させると共に、その流れを分散させて下方へと落とすことができる。これにより、洗浄水の噴出力を低下させて洗浄能力を低下させることなく、洗浄水が装置外部へと飛散することを防止できる。
載置板2の上面の前方側、即ち載置板2の傾斜方向下方、には、支持部7が立設されている。支持部7は、主として、ヘルメットXが洗浄装置1の前方向に移動しないように支持するものである。その機能詳細については、後述する。
載置板2の上面の、噴出部ユニット3に対して後方側の左右には、ガイド8が立設されている。ガイド8は、主として、ヘルメットXが左右方向にずれないようにガイドするものである。尚、前述の支持体7やガイド8は、例えば、載置板2に切り起こし部や曲げ部を形成する等、載置板2を加工して載置板2と一体に形成しても良い。
載置板2の中央付近、即ちヘルメットXを載せた際にヘルメットXの凹部(内側)の略中央となる位置、且つ凹部内または凹部の下方となる位置には、噴出部ユニット3が配置されている。噴出部ユニット3は、ベースとなるステンレス製の取付板38の上面に、空気と混合された洗剤を噴出する洗剤噴出部4、水を噴出する水噴出部5、空気を噴出する空気噴出部6を固定して構成されている。
洗剤噴出部4、水噴出部5及び空気噴出部6は、内部に流体を流す空間が形成されたアルミニウム製の中空の球体であり、それらの外面には、内部空間と連通する洗剤噴出孔4a、水噴出孔5a及び空気噴出孔6aが、各々形成されている。このように球状の形態を採用することにより、洗浄液や空気を放射状に噴出して、ヘルメットXの内側に均一に当てることができる。尚、各噴出部4、5,6は、少なくとも上方が半球状に形成されていれば良く、各噴出孔4a、5a、6aは、ヘルメットXの内側面に対向する前記半球状に形成された球状面に形成される。
図5は、洗浄装置1の噴出部ユニット3付近を示す拡大上面図である。図5において、紙面の下方が洗浄装置1の前面側(操作面側)である。
図5に示すように、水噴出部5は、取付板38の中央付近、即ちヘルメットXの内側の中央付近となる位置、に1つ配置されている。洗剤噴出部4は、水噴出部5の周囲に設けられており、本実施形態では、左右に各1つ、合計2個設けられている。空気噴出部6は、水噴出部の周囲に設けられており、本実施形態では、前後に各1つ、合計2個設けられている。
水噴出部5の球状面に形成される水噴出孔5aは、直径1mmの円形状の孔であり、ヘルメットXの内側に均一的に水を噴出できるように、球状面の上方部分全体に渡り多数形成されている。前述の通り、水噴出部5は、ヘルメットXの内側の中央付近に1つ配置されているので、このような構成によって、均一的に水を噴射することができる。
洗剤噴出部4の球状面に形成される洗剤噴出孔4aは、ヘルメットXの内側に均一的に洗剤を噴出し、且つ該洗剤が内側面に高速度で衝突するようするよう形成されている。具体的には、2つの洗剤噴出部4に設けられた洗剤噴出孔4aは、各々対向しない方向に形成されている。
これにより、各々異なる洗剤噴出孔4aから噴出される洗剤(空気との混合)の流れが、互いに衝突して打ち消しあうことを防止し、該洗剤をヘルメットXの内側面に均一的且つ勢い良く衝突させることができる。その結果、効率的にヘルメットXの内側の汚れを除去することができる。
また、洗剤噴出孔4aは、直径2mmの円形状の孔である。孔4aの直径としては、1.5mmから2.5mmの範囲が好適である。孔4aの直径がこの範囲よりも小さいと、流動損失が大きくなり、洗剤の供給量が不足してしまい、十分な洗浄が難しくなる。他方、孔4aの直径が前記範囲よりも大きいと、洗剤の流出速度が低下し、ヘルメットXの内側面に洗剤を勢い良く衝突させることができない。この場合も、効率的に汚れを落とすことができなくなってしまう。
空気噴出部6の球状面に形成される空気噴出孔6aは、直径1.5mmの円形状の孔であり、ヘルメットXの内側に付着した水を効率的に吹き飛ばすように、ヘルメットXの内側に旋回流れを発生させるよう形成されている。
具体的には、空気噴出部6から水噴出部5、即ちヘルメットXの内側の水平方向中心付近、に向かって左右いずれか一方の球面にのみ空気噴出孔6aを形成すれば良い。換言すれば、ヘルメットXの中心付近を通過する鉛直軸を基準とする円筒座標系において、周方向(回転方向)の向きが同一になるように空気噴出孔6aを形成すれば良い。本実施形態では、各空気噴出部6について、ヘルメットXの内側の中心方向に向かって左側の球面にのみ空気噴出孔6aを形成している。これにより、ヘルメットXの内側に右回りの旋回流れを発生させ、効率的に水分を吹き飛ばすことができ、洗浄後の乾燥時間を短縮することができる。
図6は、洗浄装置1を右側面斜め上から見た透視図である。
図6に示すように、ヘルメットXを洗浄するには、ヘルメットXの内側を噴出部ユニット3の方向、即ち下方、にして、噴出部ユニット3に被せるように、且つヘルメットXの後部Xbを洗浄装置の前方に向けて、ヘルメットXを載置板2の上面に載せる。
このとき、ヘルメットXの左右両側は、ガイド8により位置が規制されるので、ヘルメットXは、左右方向に大きくずれることなく、洗浄のための所定の位置に配置される。
載置板2は、洗浄装置1の前方側が低くなるように傾斜して設けられており、ヘルメットXは、その内側を下方(載置板2の方向)とし、且つその後部Xbを洗浄装置1の前方に向けてセットされる。前述の通り載置板2が傾斜しているので、ヘルメットXは、重力により傾斜方向下方にずれて、そこに形成された支持部7に当接支持される。これにより、ヘルメットXは、傾斜した載置板2と、その上面で傾斜方向下方に設けられる支持部7とにより、洗浄装置1に対して前後方向所定の位置に配置される。
よって、ヘルメットXは、前述のガイド8により左右方向の位置が決められ、傾斜した載置板2と支持部7とにより前後方向及び上下方向の位置が決められ、洗浄に適した所定の位置に配置される。即ち、ヘルメットXを載置板2に載せた状態で、洗剤噴出部4、水噴出部5及び空気噴出部6は、ヘルメットXの内側開口部分に対して中心付近に位置する(図7参照)。
このように、洗浄装置1では、非常に簡単に、ヘルメットXを洗浄に適した所定の位置に配置することができるので、効率良く洗浄作業を行うことができる。
ところで、ヘルメットXの形状については、様々なものが存在する。例えば、周囲につばが無いものや、前方につばが形成されたもの等が利用されている。しかし、多くのヘルメットXは、その後部Xbには、つばが無く、その後部Xbの形状が近似している。洗浄装置1では、前述の通り、傾斜して設けられた載置部2に対して、傾斜方向下方に支持部7を設けると共に、同じく傾斜方向下方にヘルメットXの後部Xbを向けている。そのため、つばの有無等に関係なく、様々な形状をしたヘルメットXに対して、広く対応することができる。
また、通常、作業用のヘルメットXは、内側に、ヘルメットXを頭に装着するためのヘッドバンド(内装体)を備えており、そのヘッドバンドの後方部分は、ヘルメットXの本体部分よりも下方に突出している。洗浄装置1では、前述の通り、載置部2を傾斜させ、その傾斜方向下方にヘルメットXの後部Xbを向けている。そのため、ヘルメット本体から下方に突出したヘッドバンドが載置部2に当接し、ヘルメットXの本体周囲縁部分は、水平に近い状態で配置されることになる。その結果、ヘルメットXの内側に噴出された洗浄水が洗浄装置1の外部に飛散することを防止できると共に、該洗浄水を効率良く下方に排出することができる。
尚、載置板2は、前述した通り、ヘルメットXを配置した際にその本体周囲縁部分が略水平になるような傾斜角度で設置されることが望ましい。しかし、載置板2の傾斜角度は、これに限定されるものではなく、ヘルメットXの内部からの排水が可能であれば、載置板2を垂直に近い状態で設置することも可能である。この場合も、洗剤噴出部4、水噴出部5及び空気噴出部6、並びにそれらに形成された各噴出孔4a、5a、6aと、ヘルメットXとの相対的な位置関係を、本実施形態と同様にすれば良い。
また、前述のように載置板2の傾斜角度が大きい場合、支持部7またはガイド8の形状を適切に設計することにより、支持部7またはガイド8によって、ヘルメットXの上部側(頂部側)を当接支持し、ヘルメットXが前方へと倒れることを防止することができる。
次に、図7を参照して、ヘルメットXの内側に噴出された洗浄液の流れについて説明する。
図7は、洗浄装置1のヘルメット洗浄部付近を模式的に示す拡大右側面断面図である。
図7に示すように、洗剤噴出部4、水噴出部5及び空気噴出部6は、載置板2の上に載せられたヘルメットXの内側の内部またはその下方に位置する。洗剤噴出部4または水噴出部5に形成された洗剤噴出孔4a(詳細は、図5参照)または水噴出孔5a(詳細は、図5参照)からヘルメットXの内側に向かって噴出された洗浄液(矢印V1)は、ヘルメットXの内側面に衝突して、そこに付着した汚れを除去する。
ヘルメットXの内側面に衝突した洗浄液は、反発飛散して、或いは内面に沿って流れ落ちて、載置板2の上面に落下する(矢印V2)。ここで、ヘルメットXの内面の汚れを除去するために洗浄液は高速度で噴出されるので、載置板2に落下衝突する洗浄液の速度も大きい。
載置板2に向かって落下し高速度で衝突した洗浄液は、載置板2によって速度が減衰され、載置板2に形成された多数の孔2aに分散して流れ落ちる(矢印V3)。これにより、洗浄液が、側方向へと勢い良く飛び散ることを防止できる。
載置板2を通過した洗浄液は、排水トレイ9へと流れ落ちる(矢印V3)。排水トレイ9に落下衝突する洗浄液は、載置板2に形成された多数の孔2aを通過することによって既に勢いが弱くなっているので、外部へと飛散することはない。
前述の通り、排水トレイ9は後方に向かって傾斜しているので、排水トレイ9に流れ落ちた洗浄水は、後方へと流れ(矢印V4)、排水トレイ9の後方側に設けられた排水溝26へ流れ落ち(矢印V5)、配水ホース27を通じて、洗浄装置1の外部へと排出される(矢印V6)。
このように、洗浄装置1では、ヘルメットXの内側面に向かって洗浄液が噴出されるので、被洗浄物であるヘルメットXが洗浄液の飛散を防止するためのカバーにように機能し、ヘルメットXの内側空間が洗浄槽の内部のように洗浄を行う空間を形成している。
また、載置板2に多数形成された孔2aは、洗剤噴出部4または水噴出部5から高速度で噴出され落下する洗浄水が洗浄装置1の外部へと飛散することを防止している。
これにより、洗浄槽や蓋を設けて密閉空間を形成することなく、洗浄装置1の上部の開放空間で洗浄を行うことが可能となる。
また、洗浄装置1は、洗浄槽や蓋を備えず、上部の開放空間を洗浄部50とし、載置板2等は、容易に取り外すことができるように取り付け固定されているので、分解清浄等のメンテナンスを容易に行うことができる。
次に、図8を参照して、洗浄装置1の配管系統について説明する。
図8は、洗浄装置1の配管系統図である。前述の通り、洗浄装置1は、2つのヘルメットXを同時に洗浄できるよう2系統の洗浄部を有しているが、図8では、そのうちの1系統の配管系統を表している。
図8に示すように、先ず、水供給口25、水用電磁弁17及び水噴出部5を水配管20によって順次接続し、水配管系統を構成している。水供給口25は、図示しない水道設備からの配管を接続して、洗浄装置1へと水を供給するものである。水用電磁弁17は、制御装置28から信号を受けて開閉するもので、水用電磁弁17を開くと、水噴出部5からヘルメットXの内側へと水が噴出される。
洗浄配管系統は、空気圧縮機16、洗剤供給空気用電磁弁18、混合器9及び洗剤噴出部4を洗剤供給用空気配管21で順次接続して、更に、混合気9に洗剤配管23を介して洗剤容器24を接続して構成されている。尚、前述の通り、洗剤噴出部4は、1系統に2つ設けられるので、洗剤供給用空気配管21は、混合器9の下流側で分岐し、各々の洗剤噴出部4に接続されている。
混合器9は、内部の空気流路に縮径部を備えており、該縮径部に洗剤配管23が接続されている。縮径部とは、具体的には、ベンチュリ管やオリフィス板、ノズル等である。これにより、洗剤を送り出す手段を別途設けることなく、前記縮径部を流れる空気の負圧により、洗剤容器24内の洗剤を吸引して混合させることができる。
尚、縮径部に洗剤配管23が接続されているとは、ベンチュリ管であればスロート部、オリフィス板やノズルであればそれらの直ぐ下流の空気流路壁面に、洗剤配管23に連通する孔が形成されているということである。即ち、縮径部の近傍下流に接続される場合も含むものである。
洗剤供給空気用電磁弁18は、制御装置28からの信号により開閉するものである。洗剤供給空気用電磁弁18を開くと、空気圧縮機16で圧縮された空気が洗剤供給用空気配管21を流れ、混合器9で洗剤を吸引して混合し、混合された洗剤と共に洗剤噴出部4から勢い良く噴出される。
空気配管経路は、空気圧縮機16、空気用電磁弁19及び空気噴出部6を空気配管22で順次接続して構成される。尚、前述の通り、空気噴出部6は、1系統に2つ設けられるので、空気配管22は、空気用電磁弁19の下流側で分岐し、各々の空気噴出部6に接続されている。
空気用電磁弁19は、制御装置28からの信号で開閉するもので、空気用電磁弁19を開くと、空気圧縮機16で圧縮された空気が空気噴出部6から噴出される。これにより、洗浄後のヘルメットXに付着している水分を吹き飛ばして、乾燥時間を短縮することができる。
次に、図9を参照して、洗浄装置1の洗浄動作について説明する。
図9は、洗浄装置1の洗浄工程を示すフロー図である。
前述の通り、洗浄装置1は、2つの洗浄系統を備えているので、ここでは、そのうちの1つの系統を使用して洗浄を行う場合について説明する。
先ず、洗浄を行う作業者がヘルメットXを載置板2(図6等参照)の上面に載せる(ステップS0)。前述の通り、洗浄装置1は、傾斜した載置板2と、載置板2上面の傾斜方向下方に形成された支持部7と、ヘルメットXの両側面をガイドするガイド8と、を備えているので、容易にヘルメットXを適切な位置にセットすることができる。また、洗浄装置1は、装置の上部の開放空間で洗浄を行い、その上に蓋等を備えていないので、蓋を開閉する作業も必要としない。
次に、作業者は、洗浄装置1の運転開始スイッチ12(図1参照)を押す(ステップS1)。尚、洗浄装置1は、2つの洗浄系統を備えているので、ここで操作するのは、ヘルメットXを載せた洗浄系統に対応する運転スイッチ12である。そうすると、運転ランプ15(図1参照)が点灯して、自動洗浄運転が開始される。作業者が行う操作は、ここまでである。以降の工程は、洗浄装置1の制御装置28(図8参照)によって自動的に行われる。
運転スイッチ12が押されると、ステップS2として、制御装置28は、水用電磁弁17を開く。そうすると、水噴出部5からヘルメットXの内側に水が噴射され、該水流により内側の汚れが落とされる(前洗浄工程)。
尚、洗浄装置1では、2つの洗浄系統を備えているので、他の洗浄系統で水用電磁弁17を開いているときには、上記の前洗浄工程(ステップS2)を行わずに待機するという制御を行うこともできる。これにより、供給水圧が低い場合であっても、水圧が低下することによる洗浄不良を防止することができる。
次に、所定の時間が経過したら、ステップS3で、制御装置28は、水用電磁弁17を閉じ、洗剤供給空気用電磁弁18を開く。これにより、洗剤噴出部4から洗剤と空気との混合物がヘルメットXの内側へと噴出される。その結果、ミスト状またはバブル状でヘルメットXの内側面に衝突する洗剤の効果により、汗や皮脂汚れ等を効率的に除去することができる(洗浄工程)。
尚、ここで、他の洗浄系統で洗剤供給空気用電磁弁18若しくは空気用電磁弁19を開いているとき、または圧縮空気の圧力が所定の圧力以下、例えば0.4MPa以下、であるときには、上記の洗浄工程(ステップS3)を行わずに待機するという制御を行うこともできる。これにより、空気の圧力が低下して洗剤の噴出が不十分になることによる洗浄不良を防止することができる。
次に、所定の時間が経過したら、ステップS4で、制御装置28は、洗剤供給空気用電磁弁18を閉じ、水用電磁弁17を開く。これにより、水噴出部5からヘルメットXの内側に水が噴射され、内側面の汚れを洗剤と共に洗い流すことができる(濯ぎ工程)。
ここでも、水圧の低下による濯ぎ不良を防止するため、前述の前洗浄工程(ステップS2)の開始条件と同様に、他の系統における水の利用状況に応じた待機制御を行っても良い。
次に、所定の時間が経過したら、ステップS5で、制御装置28は、水用電磁弁17を閉じ、空気用電磁弁19を開く。これにより、空気噴出部6からヘルメットXの内側へと空気が噴出され、そこに付着している水分が吹き飛ばされて落下する(エアブロー工程)。その結果、ヘルメットXの乾燥時間を短縮することができる。
上記のエアブロー工程(ステップS5)を所定の時間継続した後、制御装置28は、空気用電磁弁19を閉じ、運転ランプ15を消灯する。以上で自動洗浄運転が完了する。尚、上記の自動洗浄運転、即ち前洗浄工程(ステップS2)、洗浄工程(ステップS3)、濯ぎ工程(ステップS4)、エアブロー工程(ステップS5)の所要時間は、全工程で30秒程度である。
自動洗浄運転が完了したら、作業者は、洗浄装置1からヘルメットXを取り出す(ステップS6)。これで、全ての洗浄工程が完了する。
尚、1つの洗浄系統による自動洗浄運転が30秒程度で完了するので、2つの洗浄系統を備えた洗浄装置1では、平均して15秒に1個のヘルメットXを洗浄する能力がある。更に多くのヘルメットXを処理する必要がある場合には、洗浄系統を増加させることも可能である。
このように、本実施形態に係る洗浄装置1によれば、ヘルメットXを載置部2に載せ、運転スイッチ12を押すだけという非常に簡単な作業で、ヘルメットXの内側を短時間に効率的に洗浄することができる。
以上、本実施形態では、建築現場等で使用される作業用ヘルメットXの洗浄について説明したが、被洗浄物は、これに限定されるものではない。例えば、野球用、武道用、自転車用、オートバイ用等各種用途のヘルメットや防具、その他凹部形状を有する物品の洗浄についても、本発明に係る洗浄装置を利用することができる。
また、本実施形態では、洗浄装置1の上部に蓋等を設けていない例を示したが、埃の侵入防止や、美観向上デザイン、その他の目的により、洗浄装置の上部にカバー等を設けても良い。その場合であっても、本発明に係る洗浄装置では、装置外部へ洗浄水を飛散させずに被洗浄物の凹部内を効率的に洗浄することができるので、密閉された洗浄空間を形成する必要はない。
また、例えば、ヘルメットXに通気孔が形成されている等、被洗浄物の凹部の一部分に開口が形成されているような場合であっても、当該開口部分のみを覆うカバー等を設けることにより、本発明に係る洗浄装置を利用することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1・・・洗浄装置
2・・・載置板
3・・・噴出部ユニット
4・・・洗剤噴出部
4a・・・洗剤噴出孔
5・・・水噴出部
5a・・・水噴出孔
6・・・空気噴出部
6a・・・空気噴出孔
7・・・支持部
9・・・混合器
21・・・洗剤供給用空気配管
23・・・洗剤配管
24・・・洗剤容器
X・・・ヘルメット

Claims (5)

  1. 少なくとも一部分に凹部を有する被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって、
    前記被洗浄物を配置する載置部と、
    前記凹部内に洗浄液を噴出する洗浄液噴出孔が形成される洗浄液噴出部と、
    前記凹部内に空気を噴出する空気噴出孔が形成される空気噴出部と、を備えることを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記載置部は、複数の孔が形成される板状体と、前記板状体の上面に設けられる支持部と、を有し、
    前記板状体は、水平面に対し傾斜して配置されると共に、前記支持部は、少なくとも前記傾斜した板状体の傾斜方向下方に設けられることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記載置部は、前記洗浄装置の上部開放空間に設けられ、
    前記洗浄液噴出部及び前記空気噴出部を覆うように前記被洗浄物を配置し、前記被洗浄物の前記凹部を洗浄することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記洗浄液噴出部は、洗剤噴出孔が形成される洗剤噴出部と、水噴出孔が形成される水噴出部と、を有し、
    前記洗剤噴出部に接続され圧縮空気を流す空気配管と、
    前記空気配管の流路に設けられる縮径部と、
    前記縮径部に洗剤配管を介して接続される洗剤容器と、を備え、
    前記縮径部において、前記圧縮空気の流れによる負圧を利用して前記洗剤容器から洗剤を吸引して前記空気と混合し、
    前記洗剤噴出部の前記洗剤噴出孔から前記混合された洗剤と空気とを噴出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  5. 前記洗剤噴出部、前記水噴出部及び前記空気噴出部は、少なくともその上方が半球状の形態を成し、前記凹部と対向する該半球状の部分に前記洗剤噴出孔、前記水噴出孔及び前記空気噴出孔が各々形成され、
    前記洗剤噴出部及び前記空気噴出部は、前記水噴出部の周囲に配置されることを特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
















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