JP2002150307A - ヘアカラー商品提示方法及びヘアカラー商品検索装置 - Google Patents

ヘアカラー商品提示方法及びヘアカラー商品検索装置

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JP2002150307A
JP2002150307A JP2001229496A JP2001229496A JP2002150307A JP 2002150307 A JP2002150307 A JP 2002150307A JP 2001229496 A JP2001229496 A JP 2001229496A JP 2001229496 A JP2001229496 A JP 2001229496A JP 2002150307 A JP2002150307 A JP 2002150307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 髪質や染色後の結果等を考慮してヘアカラー
商品を選択できるように、ヘアカラー商品を提示する方
法を提供する。 【解決手段】 利用者の顔画像と髪質データと希望色デ
ータとの入力を促す第1ステップと、送信された前記顔
画像と前記髪質データと前記希望色データを受信し、ヘ
アカラー商品と髪質とに関連した染色後の髪色を示す染
色データの中から当該入力された髪質データが示す髪質
及び希望色データが示す髪色が一致するヘアカラー商品
の情報を検索する第2ステップと、該検索されたヘアカ
ラー商品の情報に基づいて顔画像から該ヘアカラー商品
で染色した状態を示す結果画像を作成する第3ステップ
と、該作成された結果画像を検索されたヘアカラー商品
の情報とともに利用者に提示する第4ステップとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用いたヘアカラー商品提示方法に関し、さらに詳
細には、頭髪を染めるヘアカラーの施術前に現実の染ま
りあがり後の色を把握できるシステム及びそのシステム
を使用したヘアカラー商品提示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ヘアカラー商品を使用して、頭髪
全体又は一部を染色、脱色し、顔の印象を変化させるこ
とが行われている。特に若い女性の間では、ヘアカラー
を用いて顔全体のイメージを変化させることが一般化
し、ヘアカラー商品はもはや既に化粧品の一種といって
よいほど普及しつつある。
【0003】しかし、ヘアカラー商品は、化粧品の様に
実際に試用して商品を選択することができないのが実情
である。すなわち、口紅やファンデーションなどは店頭
で実際にその商品を試用し、試用後の自分の顔を鏡で確
認してから購入することが一般的であるのに対し、ヘア
カラー商品は試用ができず、商品のパッケージに付され
ている色のサンプル、又は、店頭にかざられている染ま
りあがり色に染色したナイロン毛の毛束見本のみを目安
にしてヘアカラー商品を選択するしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様なヘアカラー商
品の選択を迫られている結果、以下に掲げるような問題
があった。
【0005】まず、ヘアカラー商品は、その商品を用い
て施術した場合に、必ずしもその商品自体の色に染まり
上がるということはなく、その染色結果は利用者の髪の
太さや硬さ、染色前の髪色などの髪質に依存するところ
が大きい。一方、商品パッケージや毛束見本の色を参考
に商品を選択したものの、髪質による染まりあがりの色
の違いについての情報が示されていない。したがって、
施術後の染まりあがりの髪色はそれらと異なっており、
当初のイメージと異なる仕上がりになるという問題があ
った。
【0006】また、顧客が美容院に行って染色してもら
う場合は、専門の美容師に髪質を診断してもらった後に
施術するので、その美容師の経験に基づいてある程度は
染まりあがりの髪の色を予測することができる。しかし
ながら、色は言葉で伝えにくく、感覚的に捉えられる色
相や明るさを具体的に言葉で表現したとしても、顧客の
希望する色が美容師に伝わりにくく、顧客と美容師の両
者が同じイメージを持つことは困難である。したがっ
て、顧客にとってみれば実際に自己が望んでいたイメー
ジ通りの色に仕上がるかどうか不安であるという問題が
あった。
【0007】また、ヘアカラーの利用者は、通常、モデ
ルなどの他人の髪色を実際にまたは雑誌などで見て、利
用者自身もその髪色をまねてみようと考えることが多
く、利用者自身はその髪色に染め上がった自分自身の顔
全体の印象を現実に把握した状態でヘアカラー商品を選
択することは比較的少ない。従って、施術前は自分に似
合うだろうと思って購入したヘアカラー商品を実際に使
用し、毛染めを行ったものの、顔全体を見てみると自分
の考えていた当初のイメージと異なっていると思うこと
も少なくない。
【0008】上記のような場合であっても、再度染色を
行うと髪のダメージが大きくなるため、利用者は新たに
自分の希望する色に頭髪を染色せず、イメージから少し
離れた現状で我慢を強いられることが多かった。
【0009】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものであり、店頭や美容院などでのヘアカラ
ー商品の選択において、髪質や染色後の結果等を考慮し
てヘアカラー商品を選択できるように、ヘアカラー商品
を提示する方法及びそのシステムを提供することをその
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、上記課題を解決するために以下のヘアカラー商品提
示方法を提供する。
【0011】ヘアカラー商品提示方法は、コンピュータ
ネットワークを通じてヘアカラー商品を検索し、それを
利用者端末に提示するものである。ヘアカラー商品提示
方法は、利用者用端末に対して、顔画像と髪質を示す髪
質データと希望する染色後の髪色を示す希望色データと
の入力を促す第1ステップと、利用者用端末により送信
された前記顔画像と前記髪質データと前記希望色データ
を受信し、ヘアカラー商品と髪質とに関連付けられた染
色後の髪色を示す染色データの中から当該入力された前
記髪質データが示す髪質及び前記希望色データが示す髪
色が一致するヘアカラー商品に関する情報を検索する第
2ステップと、該検索されたヘアカラー商品に関する情
報に基づいて前記顔画像から前記ヘアカラー商品で染色
した状態を示す結果画像を作成する第3ステップと、該
作成された結果画像を検索されたヘアカラー商品に関す
る情報とともに利用者に提示する第4ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0012】上記方法において、ヘアカラー商品提示方
法は、少なくとも、前記第1から第4のステップを行う
管理者端末と、ヘアカラー商品を検索する利用者が使用
する利用者端末とで構成されるネットワークシステムに
おいて、管理者端末が行なうものである。まず、利用者
端末は、第1ステップの入力の求めに応じて前記管理者
端末に顔画像と髪質データ及び染色後の髪色を示す希望
色データとを送信する。なお、これらのデータは、それ
ぞれ独立して入力を促すようにしてもよく、例えば、顔
画像と髪質データをあらかじめ登録しておき、ヘアカラ
ー商品を検索する時に利用者に入力を求めるようにする
こともできる。なお、髪質データのパラメータとして
は、髪の硬さや太さ、染色前の髪色及びこれらの組み合
わせなどが例示できる。
【0013】これらのデータを受信すると、あらかじめ
格納している染色データの中からヘアカラー商品に関す
る情報を検索する。染色データは、ヘアカラー商品と、
髪質と、染色後の色の各情報が対応付けられているデー
タであり、例えば、ある特定の色に対して、ヘアカラー
商品の名称と、髪質データの各パラメータが対応付けら
れている構造を有する。
【0014】次に第3ステップでは、選択されたヘアカ
ラー商品に関する情報に基づいて、染色後の画像を作成
する。なお、結果画像の作成に先だって、染色データに
より選択されたヘアカラー商品について、利用者に商品
に関する情報を提示して、利用者にこの商品でよいかの
確認の入力を促すようにしてもよい。結果画像は、例え
ば、希望色データのRGBの各値に基づいて、顔画像の
頭髪部分を変色処理して作成することができる。
【0015】次に第4ステップでは、作成された結果画
像とヘアカラーに関する情報を利用者に提示する。提示
の方法は例えば、データとして利用者端末に送信し、デ
ィスプレイなどの表示部に表示させてもよいし、印刷し
て結果を表示するようにしてもよい。なお、このとき、
利用者から送信された染色前の顔画像と染色後の結果画
像とをあわせて表示するようにすることもできる。
【0016】上記方法によれば、染色前の髪色、硬さ、
太さ、ダメージの有無などの髪質を示す髪質データを考
慮して、その商品を用いて施術することで染まるであろ
う色の情報である染色データに基づいて検索を行うた
め、提示された商品を用いることにより希望する頭髪の
色にきわめて近い状態に染色することができる。すなわ
ち、ヘアカラー商品のパッケージや毛束見本とは異な
り、髪質を考慮して染色結果を得ることができるので、
現実に染色したい色に染まるヘアカラー商品に関する情
報を容易に入手することでき、購入時における商品の選
別が容易になる。また、利用者が入力する検索用の希望
色データは利用者自身が判断するため、自己が希望する
色を他人に口頭で説明する必要もなく、利用者が実際に
イメージした色に極めて近い色を抽出するための検索を
することができる。
【0017】さらに、染色後の状態の自己の顔画像が提
示されるので、利用者は顔全体の印象を判断することが
でき、染色後の顔全体の外見が当初持っていたイメージ
と異なるという問題を解消することができる。
【0018】さらに本発明は、以下のヘアカラー商品提
示方法を提供する。
【0019】ヘアカラー商品提示方法は、コンピュータ
ネットワークを通じてヘアカラー商品を検索する方法で
ある。そして、利用者用端末に対して、顔画像と希望す
る染色後の髪色を示す希望色データとの入力を促す第1
ステップと、利用者用端末により送信された前記顔画像
と前記希望色データを受信し、前記入力された顔画像に
基づいて頭髪の存在している領域の色情報を取得して、
髪質データとする第2ステップと、ヘアカラー商品と髪
質とに関連付けられた染色後の髪色を示す染色データの
中から前記髪質データが示す髪質及び前記希望色データ
が示す髪色が一致するヘアカラー商品に関する情報を検
索する第3ステップと、該検索されたヘアカラー商品に
関する情報に基づいて前記顔画像から該ヘアカラー商品
で染色した状態を示す結果画像を作成する第4ステップ
と、該作成された結果画像を検索されたヘアカラー商品
に関する情報とともに利用者に提示する第5ステップと
を備える。
【0020】上記方法において、ヘアカラー商品提示方
法は、少なくとも、前記第1から第5のステップを行う
管理者端末と、ヘアカラー商品を検索する利用者が使用
する利用者端末とで構成されるネットワークシステムに
おいて、管理者端末が行なうものである。まず、利用者
端末は、第1ステップの入力の求めに応じて前記管理者
端末に顔画像と染色後の髪色を示す希望色データとを送
信する。
【0021】 すると、入力された顔画像には、染色前
の頭髪が含まれているため、この画像に基づいて頭髪が
存在している領域の色情報を取得する。頭髪色の情報の
取得においては、顔画像はその撮影場所、背景、撮影機
種などにより各々色補正を施すようにしてもよい。認識
された情報は、染色前の髪色を示す髪質データとして用
いられる。次いで、あらかじめ格納している染色データ
の中からヘアカラー商品に関する情報を検索する。
【0022】上記方法によれば、入力された顔画像から
染色前の頭髪部の髪色の情報を認識・判断して取り込む
ことができるので、利用者による髪質データの入力を省
略することができる。
【0023】請求項6のヘアカラー検索方法は、希望す
る染色後の髪色を示す希望色データの入力に先立ち、利
用者による希望色データの選択に供するために前記顔画
像の頭髪部分を変色させたサンプル画像を前記表示部に
表示するステップをさらに備えたことを特徴とする。上
記のヘアカラー商品提示方法においては、あらかじめ自
己の希望する希望色データを入力する必要があるが、各
色を一覧にして表示するだけでは具体的な全体イメージ
を把握し難いので、頭髪部分を変色させたサンプル画像
を表示させる。
【0024】上記方法によれば、希望色データの入力に
際し、頭髪部分を変色させた自己の顔画像が表示される
ので、具体的な全体イメージがつかみやすくなり、入力
時における希望色データの選択が容易になる。
【0025】請求項7のヘアカラー商品提示方法は、利
用者用端末と管理者用端末と仲介者用端末で構成される
コンピュータネットワークを通じて利用者用端末におい
てヘアカラー商品を検索し、販売を行うヘアカラー商品
提示方法であり、仲介者用端末に対して、顔画像と髪質
を示す髪質データとの入力を促すステップと、利用者用
端末に対して、利用者の希望する染色後の髪色を示す希
望色データとの入力を促すステップと、入力された前記
顔画像と前記髪質データと前記希望色データを管理者用
端末が受信し、ヘアカラー商品と髪質とに関連付けられ
た染色後の髪色を示す染色データの中から当該入力され
た前記髪質データが示す髪質及び前記希望色データが示
す髪色が一致するヘアカラー商品を検索するステップ
と、前記管理者用端末が該検索されたヘアカラー商品に
関する情報に基づいて前記顔画像から前記ヘアカラー商
品で染色した状態を示す結果画像を作成するステップ
と、該作成した結果画像を利用者用端末が受信し、その
表示部に表示するステップとを備えることを特徴とす
る。
【0026】上記発明は、客観的に判断しにくい髪質に
関するデータと、後述するように一定の条件を満たした
顔画像を入力するために、仲介者である店舗の販売員な
どにこれらの判断をしてもらい、店頭などに設置されて
いる仲介者用端末を用いて入力することとした点に特徴
を有する。なお、実際の検索は利用者自身が行い、たと
えば自宅などに配置されたコンピュータからヘアカラー
商品の検索を行う。
【0027】すなわち、仲介者が、利用者の髪質を測定
し、利用者の顔を撮影して顔画像を作成し、仲介者端末
に表示された顔画像と髪質データの入力を促す画面に応
じて管理者端末に送信する。管理者端末は、送信されて
きたこれらの情報を利用者の情報として保存し、この情
報に基づいて、ヘアカラー商品の検索や結果画像の作成
を行なう。
【0028】上記方法によれば、客観的に判断しにくい
髪質を比較的統一させてデータ化することができ、ヘア
カラー商品の選択において、より高い精度を持って検索
することが可能となる。
【0029】上記各方法において、髪質データは少なく
とも、利用者の染色前の髪色の情報であることが好まし
い。染色前の髪色は、染色後の髪色に与える影響が比較
的大きい場合が多く、これを髪質データとして含めるこ
とでヘアカラー商品の選択のステップにおいて、より精
度を高めることができる。
【0030】また、本発明は、以下のヘアカラー商品検
索装置を提供する。ヘアカラー商品検索装置は、顔画像
を記憶する顔画像記憶手段と、利用者の髪質を示す髪質
データを記憶する髪質データ記憶手段と、ヘアカラー商
品と髪質とに関連付けられた染色後の髪色を示す染色デ
ータを記憶する染色データ記憶手段と、利用者が希望す
る染色後の髪の色を示す希望色データを入力する希望色
データ入力手段と、前記入力された希望色データ及び髪
質データ記憶手段に格納されている利用者の髪質データ
とが一致するヘアカラー商品に関する情報を前記染色デ
ータから選択する染色データ選択手段と、該選択された
ヘアカラー商品に関する情報に基づいて前記顔画像から
前記ヘアカラー商品で染色した状態を示す結果画像を作
成する画像作成手段と、前記作成した結果画像を表示す
る表示手段を備える。
【0031】上記構成によれば、上記構成によれば、染
色前の髪色、硬さ、太さ、ダメージの有無などの髪質を
示す髪質データを考慮して、その商品を用いて施術する
ことで染まるであろう色の情報である染色データに基づ
いて検索を行うため、提示された商品を用いることによ
り希望する頭髪の色にきわめて近い状態に染色すること
ができる。
【0032】なお、本発明にかかる上記各方法はコンピ
ュータを用いて実施することができ、そのためのプログ
ラムはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録する
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図1から図11に基づいて
本発明のヘアカラー商品提示方法について詳細に説明す
る。
【0034】図1は本発明のヘアカラー商品提示方法に
おいて用いられるシステムの構成図を示すブロック図で
ある。図1において100は利用者端末、101は管理
者端末、102から104は製造者端末、105は公衆
ネットワークを示している。
【0035】利用者端末100、管理者端末101及び
製造者端末102〜104のそれぞれの端末は、公衆ネ
ットワーク105に接続されている。本実施形態では、
公衆回線105としてインターネットが利用されてい
る。利用者端末100は、必ずしも利用者の元に備えら
れている利用者所有のコンピュータに限らず、たとえば
化粧品販売店の店頭に置かれた端末を含むものであり、
利用者がこれを操作してヘアカラー商品の選択を行う場
合に用いられる端末であってもよい。管理者端末101
は、利用者端末100の利用者の情報や本システムの総
合的な管理をする端末であり、このヘアカラー商品提示
方法において用いられるコンテンツはこの端末にアクセ
スすることにより利用者端末に送信される。製造者端末
102〜104は、ヘアカラー商品の製造者などに配置
された端末であり、この端末を通じてヘアカラー商品の
情報や染色後の色に関する情報が提供される。以下に説
明する本実施形態では、これらのヘアカラー商品の情報
や染色後の色に関する情報は、製造者端末から管理者端
末101にあらかじめ送信されてデータベースに格納さ
れており、利用者が利用者端末を操作してヘアカラー商
品を検索する際には、管理者端末と製造者端末との間で
は何ら情報の送受信を行わない例となっている。ただ
し、利用者が利用者端末を操作してヘアカラー商品を検
索するために、管理者端末にアクセスした場合、管理者
端末が必要に応じて製造者端末ににアクセスし、直接上
記情報を入手するようにしてもよい。
【0036】利用者端末100は利用者の顔画像、髪質
データ、希望色データなどの情報を管理者端末101に
送信し、管理者端末から結果を受信するものであって、
利用者が実際に操作をするものである。製造者端末10
2〜104は管理者端末101に染色データをあらかじ
め提供する端末であるが、本実施形態のヘアカラー商品
提示方法において利用者がヘアカラー商品を選択するた
めに行なう操作では、直接関連するものではない。管理
者端末101は、システム全体の管理を行い、例えば、
利用者端末100から送信される各種情報及び製造者端
末102〜104からあらかじめ受信し記憶しているデ
ータに基づいて、ヘアカラー商品に関する情報を検索抽
出し、結果画像を作成する。
【0037】図2は本発明の実施形態における管理者端
末の構成を示すブロック図である。図2において本管理
者端末200は、制御部201、利用者データベース2
02、メインプログラム203、履歴データベース20
4、送受信部205の各ブロックから構成される。
【0038】制御部201はメインプログラムにしたが
って本管理端末全体の処理の制御を司る。制御部には後
述する結果画像を作成するための画像作成部201aが
含まれており、ヘアカラー商品を利用者の頭髪に施術し
た結果を演算し、結果画像を作成する。
【0039】利用者データベース202は、利用者に関
する情報を管理するためのデータベースであって、たと
えば利用者端末から送信されてくる利用者に関する情報
を一括的に管理するためのものである。利用者に関する
情報としては、利用者の住所、氏名などの情報のほか
に、利用者の顔画像、頭髪の硬さ、太さ、染色前の髪色
などの髪質データなどが例示できる。
【0040】メインプログラム203は上記制御部にお
いて用いられ、たとえば、利用者端末に本発明のヘアカ
ラー商品提示方法を実行させるための画面案内のための
プログラムや、利用者端末から送信されてきた各種デー
タに基づいて、ヘアカラー商品の選択時において用いら
れるデータ及びプログラムなどから構成されている。本
実施形態では、ヘアカラー商品の選択にはヘアカラー商
品と髪質データの各パラメータとが染色後の色ごとに関
連付けられた染色データが用いられ、そのデータファイ
ルを格納する染色データベース203aはこのメインプ
ログラムに格納されている。
【0041】履歴データベース204は利用者が本シス
テムを使用した履歴に関する情報を利用者別に管理する
ためのものである。履歴データベース204は、たとえ
ば髪質等は時間とともに変化する可能性が大きいので、
利用者ごとの履歴を取っておくことにより、髪質データ
の登録から所定の期間が経過した場合には利用者に対し
て、髪質データの再入力を求める画面を表示するなど、
特に利用者のデータ管理に使用することができる。送受
信部205は、本管理者端末と外部の端末との間の情報
の送受信にために用いられるものである。
【0042】図3は染色データのファイル構造を示す概
略図である。染色データは上述のように管理端末のメイ
ンプログラム203に含まれており、髪質とヘアカラー
商品と染毛色に関する情報を有し、ヘアカラー商品と髪
質を考慮した染色結果である染毛色を対応させたデータ
ファイルである。染色データ203aは、利用者から送
信されてきた髪質や利用者が染色によって染めたい頭髪
の色である希望色データに関する情報などに基づいて、
施術後にその髪色に染まりあがるであろうヘアカラー商
品を選択するために用いられる。染色データファイル
は、メーカーなどから定期的にデータの供給を受けるよ
うにすることが好ましい。
【0043】染色データは、染毛色301別に対応した
テーブル構造によって構成されている。染毛色301
は、ヘアカラー商品を使用した結果色を特定する情報で
あって、RGB値で特定されており、それぞれ256階
調に区分されている。それぞれの染毛色は、例えば、R
GB値のそれぞれが所定の階調が異なる多数の色に分類
されて、あらかじめ定められており、その色の系統ごと
に茶色(BR)や黄色(YE)などの複数の色系統に分
類されている。
【0044】また、染色データは、ヘアカラー商品に関
する情報302と髪質とを対応付けて格納している。ヘ
アカラー商品に関する情報302は、本実施形態のシス
テムによって、選択可能なヘアカラー商品の情報であ
り、そのヘアカラー商品をその髪質データにより特定さ
れる頭髪に用いた場合に染まるであろう染毛色301の
データテーブルに格納される。髪質データのパラメータ
としては、硬さ303(1.硬い、2.やや硬い、3.
ふつう、4.やや柔らかい、5.柔らかい)、太さ30
4(1.太い、2.やや太い、3.ふつう、4.やや細
い、5.細い)、ダメージ305(1.あり、2.やや
あり、3.なし)、及び染色前の髪色レベル306(レ
ベル1(暗)〜5(明るい茶色))がそれぞれ段階づけ
られて格納されている。髪色レベルは、染色前の頭髪の
明るさであり、RGB値に基づいて決定される。例え
ば、レベル1(黒髪)はR:25,G:0,B:0のR
GB値を有する。なお、染色前の髪色に関しては、具体
的に数値で表現することが可能であり、例えば、RGB
値の情報として有していてもよい。
【0045】また、染色データには、各ヘアカラー商品
に関する商品情報307が格納されており、これには、
ヘアカラー使用時の放置時間、施術方法などの商品に関
する情報、及び後述する顔画像の頭髪部分の変色に関す
るパラメータなどの処理情報などが含まれている。な
お、髪質データや染毛色の分類の方法としては、上記の
ものに限定されるものではなく、また、染色データのデ
ータ構造は染毛色を基準として髪質及びヘアカラー商品
に関連させた上記のようなテーブル構造でなくてもよ
く、例えば、ヘアカラー商品を基準として、ヘアカラー
商品ごとに各髪質の頭髪に施術した場合に染色される色
をRGBデータとして有する構造であってもよい。
【0046】利用者が利用者端末操作時に入力する希望
色データは、後述する選択処理時においてこの染色デー
タの染毛色301のいずれかに近似したものが選択され
る。ただし、その対応が必ずしも1対1に相当するもの
でなくてもよく、入力された希望色データが複数の染色
データの染毛色301に相当するものであってもかまわ
ない。この希望色データと染色データの染毛色301と
の対応を取るために、メインプログラムに対応テーブル
を備えておくことが好ましい。
【0047】ヘアカラー商品の選択処理では、まず入力
された希望色データに対応する染色データファイルの染
毛色301を上記対応テーブルなどの手段によって特定
した後、受信した利用者の髪質がそのテーブルに存在す
るかを確認し、ヘアカラー商品を選択する。たとえば、
希望色データが茶色(BR−1)と特定され、利用者の
髪質データが硬さ1、太さ2、ダメージ2、髪色レベル
2であるならば、染色データファイルを参照することに
より適当なヘアカラー商品として302aのヘアカラー
商品が選択される。髪質が異なる他のヘアカラー商品は
選択から除かれる。一方、一致するヘアカラー商品が複
数存在するときは、複数のヘアカラー商品が選択され
る。
【0048】次に本システムの動作について説明する。
利用者は利用者端末100(図1参照)を使用して公衆
回線105を経由して管理者端末101に接続し、利用
者の登録およびヘアカラー商品の検索の各メニューにお
いて操作を行う。この各メニューの関係は図4に示され
ている。
【0049】利用者が管理者端末にアクセスすると、最
初に初期メニュー画面4aが表示される。初期メニュー
画面4aには商品の検索401と利用者登録402の各
メニューへリンクされたボタンが表示されており、利用
者がこれを選択することによってそれぞれのメニューへ
移行する。
【0050】まず、利用者登録について説明する。利用
者登録メニューは、新規利用者の登録403、及び利用
者の登録変更404のメニューにさらに分かれている。
新規登録メニュー403を選択すると、まず第1画面4
dが表示され、氏名、住所などの利用者に関する情報4
05、パスワード406、顔画像407の入力が求めら
れる。顔画像407の入力はデジタルカメラなどを用い
て撮影したものを用いることができる。このとき、後述
する結果画像の作成が容易となるように、顔部分の大き
さをあらかじめ定められた範囲にしておくことが好まし
い。なお、顔画像の入力においては、後述するように頭
髪部分の選択をあわせて行うことが好ましい。頭髪部分
の選択はマウスなどを用いて顔画像の頭髪部分の境界に
沿って頭髪部分全体を囲むようにする。なお、このとき
選択された頭髪部分の画像データに基づいて、染色前の
頭髪の色情報を求めることができる。この場合は、次の
画面において、髪色の情報の入力を省略することができ
る。
【0051】次いで、第2画面4eで利用者の髪質の入
力が求められる。第2画面4eで入力を求められる髪質
は、硬さ、太さ、ダメージ、髪色レベルの各項目がレベ
ルごとに多段階に分けられており、該当するレベルを選
択して入力するなお、このステップは、上述したよう
に、先の画面で送信された顔画像に基づいて、染色前の
髪色の情報のみを髪質データとする場合は、省略するこ
とができる。
【0052】これらの入力が終了すると新規登録終了の
画面4fに移行する。入力された各情報は、管理者端末
に送信され、管理者端末で必要に応じて補正がなされた
のち、利用者データベース(図2の202)に格納され
る。この補正としては、例えば、髪色レベルがRGB値
で入力されたとき、それを髪色レベル1〜5のいずれか
に分類するような場合があげられる。
【0053】なお、顔画像と髪質の入力は、利用者端末
がどこに配置されているかによりいろいろなバリエーシ
ョンを持った実施態様で行うことができる。たとえば、
利用者端末が店頭に配置されている場合は、店員が店内
で利用者の顔画像を撮影し、店員が仲介者として髪質を
判断して入力するようにすれば、利用者の主観による髪
質のばらつきを少なくすることができ、ヘアカラー商品
の選択の精度を向上させることができる。また、たとえ
ば、利用者の頭髪のサンプルを管理者に送付し、管理者
が髪質を判断して入力するようにすることもできる。も
ちろん、利用者が自ら髪質を判断し、利用者所有のコン
ピュータなどから顔画像と髪質データを入力してもよ
い。
【0054】登録メニュー画面4cにおいて登録変更メ
ニュー404を選択すると登録変更画面4gに移行す
る。登録変更画面4gはパスワード変更408、髪質変
更409、顔画像変更410の各変更メニューに分かれ
ており、それぞれを変更するための画面が用意されてい
る。この画面において変更のデータを入力する(4h)
ことによって、登録変更が終了する(4i)。なお、登
録メニューにおける髪質と顔画像は、以後、本システム
を使用する際にデータベースから読み出して使用しても
よいし、本システムでヘアカラー商品の検索のたびに入
力するようにしてもよい。このとき、例えば、顔画像と
髪質に関するデータをICカードなどの記録媒体に保存
しておき、検索時にこれを挿入することによって、管理
者端末に入力されるようにしてもよい。また、履歴デー
タベースを参照することにより、髪質データが入力され
てから一定期間経過している場合に、これの入力を求め
るようにすることもできる。
【0055】次に初期メニュー画面4aにおいて商品の
検索401を選択した場合の動作について説明する。図
4に示すように、初期メニュー画面において商品の検索
のアイコンを選択すると検索メニュー4bに移行する。
以下、利用者は髪質と顔画像の入力が終了しており、管
理者端末にこれらのデータが格納されていることを前提
として説明する。図5は検索メニューの処理の流れを示
すフロー図である。図5において利用者がヘアカラー商
品の検索を行う場合(ステップ501)、まず、利用者
IDとパスワードの確認を行うために利用者に対してこ
れらの入力を求める(ステップ502)。利用者は登録
メニュー時に設定した利用者IDとパスワードを入力す
る。入力されたデータと管理者端末の利用者データベー
スに格納されているデータとの一致を条件として、管理
者端末は、利用者端末に髪質データと顔画像を送信し、
利用者端末の画面上に利用者の画像と髪質が表示され
る。このときのデータは、管理者端末の利用者データベ
ースに格納されており、利用者の画像は利用者端末から
登録メニューにおいて登録した顔画像であり、髪質は登
録メニューにおいて登録したデータである。このとき履
歴データベースを参照して、データの入力から長期間経
っているときは再度髪質データの入力を求めるような画
面を表示させてもよい。利用者は両データを確認し(ス
テップ504)、了承すると、髪を何色に染めたいかを
入力するための髪色入力メニューへ移行する。髪質に変
化があった場合や、利用者自らが登録をしなおしたい場
合など了承されない場合は再度画像と髪質データの入力
画面に移行し、これを入力(ステップ507)後、髪色
入力メニューへ移行する(ステップ506)。
【0056】髪色入力メニューにおける操作のフローを
図6に示す。髪色入力メニュー(601)においては利
用者が染色を希望する希望色を入力する操作を行う。入
力される希望色は複数であってもよい。あらかじめ希望
色が決定している場合はそのまま希望色(希望色デー
タ)を入力すればよい(ステップ609)。このとき、
前述した染色データの染毛色301(図3参照)のRG
B値を有する色の一覧を画面上に表示して、利用者がこ
の一覧の中から希望色を選択するようにすれば入力が容
易である。希望色が入力されれば検索結果表示画面へ移
行する(ステップ610)。
【0057】しかしながら、上記希望色の選択におい
て、利用者にはどのような髪色が自分に似合うのかあら
かじめ簡単なサンプル画像を確認しておきたい場合が多
い。このような場合は希望色が決定していない場合とし
て、選択補助メニュー(603)に移行する。選択補助
メニューは、顔画像の頭髪部分を変色させてサンプル画
像として表示させ、希望色(希望色データ)の選択に供
するためのメニューである。このときの顔画像は利用者
のものであっても、モデルの画像であってもよい。以
下、利用者の顔画像を用いた場合について説明する。
【0058】まず、検索メニューにおいて確認(図5の
ステップ504)した利用者の顔画像を読み出す(ステ
ップ604)。次いで、各色系統の一覧と、利用者の頭
髪の部分を各色系統に変色させた画像の一覧を表示する
(ステップ605)。このときの画面の表示例を図7に
示す。図7においては、頭髪部分を各系統色の代表的な
色に変えた画像が元の顔画像とともに並べられて表示さ
れる。色系統は染色データに含まれているいずれかの染
毛色301(図3参照)のRGB値を有し、どの染毛色
を各色系統の代表色とするかは管理者が任意に選択する
ことができる。本実施形態では、色系統として黒系、茶
系、赤系、紫系、青系、緑系、黄系、橙系の8系統に分
類している。画面には色系統の一覧701と色系統ごと
に頭髪を変色した顔画像702が並べて表示される。顔
画像の頭髪部分を各色系統に変色させる処理方法として
は特に限定されるものではなく、たとえば色調の変更機
能などを利用することなどによって行われる。具体的に
は、顔画像登録時において範囲指定された顔画像の頭髪
部分を、あらかじめ各系統色ごとに定められたパラメー
タにしたがって色調変更を行う。利用者はこの基本色8
系統の中から少なくとも1の希望する色系統を選択する
(ステップ606)。
【0059】図7においては赤系703、紫系704、
青系705の3色を選択した場合を例にとって説明す
る。色系統の選択が終了すると、調整画面に移行する。
図8は調整画面の画面表示例を示す図である。図8にお
いては、前ステップで選択した色系統である青系80
1、紫系802、赤系803の3種の色系統が画面上に
表示されており、それぞれの色についてハード(濃)8
04とナチュラル(淡)805が選択できるようになっ
ている。利用者は画面の表示を見ながら選択した色系統
ごとに明るさや色合いなどの調整を行う(ステップ60
7)。ハードを選択すると、選択回数に応じて徐々に色
が濃くなるように頭髪部分が変色し、逆にナチュラルを
選択すると、徐々に色が薄くなるように変色する。これ
ら色系統の決定の一連のステップを繰り返し行い、これ
らのステップがすべて終了した後、この色が希望色(希
望色データ)として入力される(ステップ609)。選
択補助メニューが終了すると、検索結果表示メニューへ
移行する(ステップ610)。
【0060】図9は検索結果表示メニューの処理のフロ
ーを示す図である。検索結果表示の処理においては、ま
ず、上記髪色入力メニューにおいて入力した希望色(希
望色データ)に染まりあがるであろうヘアカラー商品を
髪質データを参照しながら検索する(ステップ90
1)。入力された希望色がどの染毛色301(図3参
照)に相当するかについては、メインプログラムに格納
されているプログラムにしたがって判断される。ヘアカ
ラー商品の検索においては、染色データファイルを参照
して行い、その処理については上述した通りである。
【0061】なお、上記ステップにおいては、この商品
の検索処理を上述の染色データファイルによって行って
いるが、この他の方法を採用することもできる。たとえ
ば、染色データファイルを用いずに、髪質データが示す
頭髪にヘアカラー商品を施術した場合の染まりあがりの
状態を仮想的に判定する処理プログラムにより行うこと
もできる。この処理プログラムの例としてはニューラル
ネットワークを用いた処理プログラムがあげられる。こ
の処理プログラムを用いる場合は、すべてのヘアカラー
商品、又は、いかなる質の頭髪に施術したとしても明ら
かに染色結果が入力された希望色になることがないであ
ろうヘアカラー商品(たとえば、希望色が茶色である場
合、緑色に染色するためのヘアカラー商品など)を除い
た一部のヘアカラー商品ごとに髪質データが示す頭髪に
施術した場合の染色結果を仮想的に判定し、これらの判
定結果の中から、入力された希望色(希望色データ)に
より特定される色となるヘアカラー商品を選択するよう
にすればよい。
【0062】次いでステップ902において、上記ヘア
カラー商品の検索のステップにおいて検索抽出されたヘ
アカラー商品についての情報が一覧として画面上に表示
される。利用者はこの情報に含まれるヘアカラー商品の
情報などを確認して、結果画像を作成したいヘアカラー
商品を選択する(ステップ903)。選択されたヘアカ
ラー商品については、あらかじめ顔画像の頭髪部分に変
更を加えて結果画像を作成する(ステップ904)。
【0063】この場合の結果画像の作成処理としては特
にその方法が限定されるものではないが、利用者の顔画
像のうち頭髪部分のみを切り出し、この頭髪部分にのみ
変更を加えてから、残りの顔部分と合成させるてもよ
い。この処理を行うことによって、頭髪部分の色調を変
更させるだけでなく、予め用意しておいた別のヘアース
タイルの頭髪部分の画像に変色をした後に顔部分と合成
させることによって、髪形が異なる顔画像を作成するこ
とも可能である。また、頭髪部分の変更は、染色データ
ファイルの商品情報(図3の306)に格納されている
情報を参照して色調などのパラメータが決定される。こ
れらの情報としては、たとえば、商品ごとのつやの度合
いを示す情報や施術後のボリュームなどに関する情報が
格納されており、これも参照して行われることにより、
単なる色調変更よりも詳細な商品ごとに変化をもった結
果画像を作成することができる。
【0064】上記ステップにより作成された結果画像
は、利用者端末に送信され、ヘアカラー商品の説明とと
もに画面に表示される(ステップ905)。この画面の
表示例を図10に示す。図10においては、染色の結果
を施術前と比較しやすくするために、元の顔画像100
1とともに施術後の顔画像(結果画像)1002、10
03及び染色データファイルの商品情報(図3の30
6)に格納されているヘアカラー商品の説明1004、
1005が表示される。
【0065】これらの表示画面において、画像修正のた
めのオプションを入力させることができる(ステップ9
06)。具体的なオプション修正としては、頭髪の一部
分のみを染色したい場合や髪型を変えて表示させたい場
合などがあげられる。これらの修正結果画像は上述の結
果画像と同様に作成され、画面に表示される(ステップ
907)。これらの作業を必要に応じて繰り返し、本シ
ステムの操作が終了する。
【0066】上記実施形態では、ヘアカラー商品に関す
る情報と結果画像を同時に表示する形態を採用している
が、これらは別々に表示するようにしてもよい。具体的
には、ヘアカラー商品の検索の結果、多数のヘアカラー
商品が抽出された場合であって、結果画像とともに一画
面では表示できないような場合には、まずヘアカラーに
関する情報のみを表示し、利用者の選択などによって選
択されたヘアカラー商品を使用した場合の結果画像のみ
を別画面で表示させるようにすることもできる。
【0067】本ヘアカラー商品提示方法については、本
実施形態にあげた例のほか、多くの実施形態で実施する
ことができる。たとえば、本実施形態においてはネット
ワークを通じて利用者端末から管理者端末にアクセスし
て操作する例としているが、たとえば化粧品販売店の店
頭や美容院に設置した単独のシステムとしても使用する
ことができる。
【0068】単独のシステムとして使用した場合は図1
1に示す構造をとる。このヘアカラー商品検索装置11
00は、入力部1101と利用者データベース1102
と、メインプログラム1103と、制御部1104と、
出力表示部1105とから構成されている。また、選択
処理部1106と、画像生成部1107が制御部110
4に含まれている。利用者データベース1102には利
用者の顔画像を記憶する顔画像記憶領域1108と利用
者の髪質を示す髪質データを記憶する髪質データ記憶領
域1109が設けられている。また、メインプログラム
1103にはヘアカラー商品と髪質とに関連付けられた
染色後の髪色を示す染色データを記憶する染色データ記
憶領域1110が設けられている。
【0069】本装置の使用に際して、利用者は、まず、
自己の髪質データと顔画像の入力を行なう。このとき、
装置の使用ごとにICカードなどの記憶媒体から読み出
してくるようにしてもよい。次いで利用者は希望する染
色後の髪の色を示す希望色データを入力する。これは入
力部1101に接続されているマウスやキーボードを通
じて行う。入力された情報は制御部1104に送信さ
れ、選択処理部1106が入力された希望色データ及び
髪質データ記憶領域1109に格納されている利用者の
髪質データとが一致するヘアカラー商品に関する情報を
前記染色データファイルから選択する。選択されたヘア
カラー商品に関する情報は制御部1104の画像作成部
1107に送られ、この情報に基づいて前記顔画像記憶
領域1108に格納されている利用者の顔画像から選択
されたヘアカラー商品で染色した状態を示す結果画像が
作成される。作成された結果画像は選択されたヘアカラ
ー商品に関する情報とともに出力表示部1105に送信
され、プリンタやモニタなどの手段を通じて利用者に提
示される。
【0070】このように上記のネットワークにおいて用
いられる利用者端末もしくは単独の装置が店頭などに配
置されているような場合は、店頭での商品の選択が容易
となり、ヘアカラー商品の販売を容易にすることができ
る。また、家庭において利用者所有のコンピュータを用
いて検索したような場合には、提示されたヘアカラー商
品をネットワークを通じて購入できるようなシステムに
することもできる。
【0071】また、たとえば、ヘアカラー商品の製造者
などは、ヘアカラー商品に関する情報を染色データとし
て提供するとともに利用者データベースの情報に基づい
て、利用者の顔画像を掲載させたダイレクトメールなど
をもちいた広告をすることができる。たとえば、新商品
が出た場合などは、新商品を用いて染色した利用者の顔
画像を掲載してダイレクトメールを作成することができ
る。
【0072】さらに、履歴データベースに利用者別に履
歴が残されるので、ヘアカラー商品の製造者側はこれを
確認することによって、各年代や地域などにおける趣向
色が理解でき、商品開発に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヘアカラー商品提示方法において用
いられるシステムの構成図を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態における管理者端末の構成
を示すブロック図である。
【図3】 染色データファイル構造を示す概略図であ
る。
【図4】 本システムの各メニューのつながりの関係を
示す図である。
【図5】 検索メニューの処理の流れを示すフロー図で
ある。
【図6】 髪色入力メニューにおける操作のフロー図で
ある。
【図7】 各色系統の一覧と、利用者の頭髪の部分を各
色系統に変色させた画像の一覧を表示する画面の表示例
である。
【図8】 調整画面の画面表示例を示す図である。
【図9】 検索結果表示メニューの処理のフローを示す
図である。
【図10】 結果画像とヘアカラー商品の説明が表示さ
れている画面の表示例である。
【図11】 本発明の方法を単独のシステムとして使用
した場合における装置のブロック図である。
【符号の説明】
100 利用者端末 101 管理者端末 102,103,104 製造者端末 105 公衆ネットワーク 201 制御部 202 利用者データベース 203 メインプログラム 204 履歴データベース 205 送受信部 301 染毛色
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA12 BA15 DA04 EA03 EA09 FA02 FA05 FA13 GA01 5B057 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 CH01 CH12 CH14 5B075 ND03 NK06 PQ13 5C076 AA19 AA26 CA08 CA10 5C079 HA02 HB01 LA10 LA31 LB11 MA04 MA17 MA19 NA00 PA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを通じてヘア
    カラー商品を検索するヘアカラー商品提示方法であっ
    て、 利用者用端末に対して、顔画像と髪質を示す髪質データ
    と希望する染色後の髪色を示す希望色データとの入力を
    促す第1ステップと、 利用者用端末により送信された前記顔画像と前記髪質デ
    ータと前記希望色データを受信し、ヘアカラー商品と髪
    質とに関連付けられた染色後の髪色を示す染色データの
    中から当該入力された前記髪質データが示す髪質及び前
    記希望色データが示す髪色が一致するヘアカラー商品に
    関する情報を検索する第2ステップと、 該検索されたヘアカラー商品に関する情報に基づいて前
    記顔画像から該ヘアカラー商品で染色した状態を示す結
    果画像を作成する第3ステップと、 該作成された結果画像を検索されたヘアカラー商品に関
    する情報とともに利用者に提示する第4ステップとを備
    えることを特徴とするヘアカラー商品提示方法。
  2. 【請求項2】 前記第4ステップが、前記作成された結
    果画像をヘアカラー商品に関する情報とともに利用者用
    端末の表示部に表示するステップであることを特徴とす
    る請求項1記載のヘアカラー商品提示方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータネットワークを通じてヘア
    カラー商品を検索するヘアカラー商品提示方法であっ
    て、 利用者用端末に対して、顔画像と髪質を示す髪質データ
    と希望する染色後の髪色を示す希望色データとの入力を
    促す第1ステップと、 利用者用端末により送信された前記顔画像と前記髪質デ
    ータと前記希望色データを受信し、ヘアカラー商品と髪
    質とに関連付けられた染色後の髪色を示す染色データの
    中から当該入力された前記髪質データが示す髪質及び前
    記希望色データが示す髪色が一致するヘアカラー商品に
    関する情報を検索し利用者用端末の表示部に表示する第
    2ステップと、 当該検索されたヘアカラー商品に関する情報に基づいて
    前記顔画像から前記検索されたヘアカラー商品で染色し
    た状態を示す結果画像を作成する第3ステップと、 該作成された結果画像を前記表示部に提示する第4ステ
    ップとを備えることを特徴とするヘアカラー商品提示方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第4ステップが、前記顔画像と結果
    画像とを共に提示するステップであることを特徴とする
    請求項1から3いずれか1つに記載のヘアカラー商品提
    示方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータネットワークを通じてヘア
    カラー商品を検索するヘアカラー商品提示方法であっ
    て、 利用者用端末に対して、顔画像と希望する染色後の髪色
    を示す希望色データとの入力を促す第1ステップと、 利用者用端末により送信された前記顔画像と前記希望色
    データを受信し、前記入力された顔画像に基づいて頭髪
    の存在している領域の色情報を取得して、髪質データと
    する第2ステップと ヘアカラー商品と髪質とに関連付けられた染色後の髪色
    を示す染色データの中から前記髪質データが示す髪質及
    び前記希望色データが示す髪色が一致するヘアカラー商
    品に関する情報を検索する第3ステップと、 該検索されたヘアカラー商品に関する情報に基づいて前
    記顔画像から該ヘアカラー商品で染色した状態を示す結
    果画像を作成する第4ステップと、 該作成された結果画像を検索されたヘアカラー商品に関
    する情報とともに利用者に提示する第5ステップとを備
    えることを特徴とするヘアカラー商品提示方法。
  6. 【請求項6】 さらに、希望する染色後の髪色を示す希
    望色データの入力に先立ち、利用者による希望色データ
    の選択に供するために前記顔画像の頭髪部分を変色させ
    たサンプル画像を前記表示部に表示するステップを備え
    たことを特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記
    載のヘアカラー提示方法。
  7. 【請求項7】 利用者用端末と管理者用端末と仲介者用
    端末で構成されるコンピュータネットワークを通じて利
    用者用端末においてヘアカラー商品を検索し、販売を行
    うヘアカラー商品提示方法であり、 仲介者用端末に対して、顔画像と髪質を示す髪質データ
    との入力を促すステップと、 利用者用端末に対して、利用者の希望する染色後の髪色
    を示す希望色データとの入力を促すステップと、 入力された前記顔画像と前記髪質データと前記希望色デ
    ータを管理者用端末が受信し、ヘアカラー商品と髪質と
    に関連付けられた染色後の髪色を示す染色データの中か
    ら当該入力された前記髪質データが示す髪質及び前記希
    望色データが示す髪色が一致するヘアカラー商品を検索
    するステップと、 前記管理者用端末が該検索されたヘアカラー商品に関す
    る情報に基づいて前記顔画像から前記ヘアカラー商品で
    染色した状態を示す結果画像を作成するステップと、 該作成した結果画像を利用者用端末が受信し、その表示
    部に表示するステップとを備えることを特徴とするヘア
    カラー商品提示方法。
  8. 【請求項8】 前記髪質データは、利用者の染色前の髪
    色の情報であることを特徴とする請求項1から7いずれ
    か1つに記載のヘアカラー商品提示方法。
  9. 【請求項9】 顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、 利用者の髪質を示す髪質データを記憶する髪質データ記
    憶手段と、 ヘアカラー商品と髪質とに関連付けられた染色後の髪色
    を示す染色データを記憶する染色データ記憶手段と、 利用者が希望する染色後の髪の色を示す希望色データを
    入力する希望色データ入力手段と、 前記入力された希望色データ及び髪質データ記憶手段に
    格納されている利用者の髪質データとが一致するヘアカ
    ラー商品に関する情報を前記染色データから選択する染
    色データ選択手段と、 該選択されたヘアカラー商品に関する情報に基づいて前
    記顔画像から前記ヘアカラー商品で染色した状態を示す
    結果画像を作成する画像作成手段と、 前記作成した結果画像を表示する表示手段を備えたこと
    を特徴とするヘアカラー商品検索装置。
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