JP2002149999A - カスタマーサポートシステム - Google Patents

カスタマーサポートシステム

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JP2002149999A
JP2002149999A JP2000338858A JP2000338858A JP2002149999A JP 2002149999 A JP2002149999 A JP 2002149999A JP 2000338858 A JP2000338858 A JP 2000338858A JP 2000338858 A JP2000338858 A JP 2000338858A JP 2002149999 A JP2002149999 A JP 2002149999A
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JP2000338858A
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Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】通信ネットワークを利用して、顧客の問合せに
対して迅速で的確な回答をすることができる、カスタマ
ーサポートシステムを提供する。 【解決手段】顧客サービス支援サーバ1は、顧客問合せ
/回答データベース1aを備えており、顧客端末3から
の問合せを受け付けると、その問合せに含まれるキーワ
ードを抽出して、データベース1aに蓄積された問合せ
情報のうちから、所定の類似率を充たす問合せ情報を検
索して、その問合せ情報に対応した回答情報を顧客端末
3に配信する。一方、データベース1aに所定の類似率
を充たす問合せ情報が蓄積されていないときには、サー
ビス提供者端末2に顧客からの問合せ情報を提示して、
回答を要求し、サービス提供者端末2から入力された回
答情報を顧客端末に配信する。この動作を繰り返しなが
ら、顧客端末から受け付けた問合せ情報と、これに対応
させた回答情報とをデータベース1aに蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を通じて行う顧客の問合せに対して、適切な回答を自動
的に返信することができるカスタマーサポートシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットの急速な普及によ
り、多くの企業では、自社サーバあるいはレンタルサー
バでWebページを開設し、会社案内、商品等の紹介、
電子商取引等を実施している。
【0003】このような電子商取引システムにおいて
は、消費者が販売店に出向いて商品を手にとって購入す
るわけではないので、消費者は、所望する商品の仕様、
取扱方法などについて、通信ネットワークを通じてWe
bサイトから多くの情報を取り出そうとする。また、す
でに購入した商品について技術的な疑問が生じた場合に
も、購入した企業の担当者に電子メール等で問合せをし
て問題を解決しようとする。
【0004】Webサイト側でも、種々のサービス機
能、たとえばヘルプ機能や、FAQ(よく聞かれる質
問)と称する問答集などを設けて、少しでも早く消費者
の疑問を解決させるべく工夫がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
Webサイトから情報を取り出す場合、あまりにも情報
が豊富なため、あるいは消費者が情報収集方法を十分に
熟知していないため、不十分な情報しか取得できないこ
とがある。一方、担当者に電子メールで問合せをした場
合には、リアルタイムに回答されないため、回答が得ら
れるのに時間を要するのが一般的である。しかも、問合
せ文章を書くのも読むのも人であるため、勘違いから適
切な回答がなされない場合も多い。
【0006】また、各種のWebサイトが提供するFA
Qは、その中から適切な質問を選び出すための工夫がほ
とんどなされておらず、消費者は結局すべての回答を1
つ1つ読まなければならない。したがって、FAQの問
答が増大すればデータベースとしての価値が出てくるに
もかかわらず、その使用については利便性を欠くものと
なっている。
【0007】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたものであり、通信ネットワークを利用して、顧客
の問合せに対して迅速で的確な回答をすることができ
る、カスタマーサポートシステムを提供することを目的
とする。
【0008】また、問合せとそれに対する回答を蓄積し
増大させて、豊富な問合せ/回答情報データベースを築
き上げることも主たる目的に含まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本明細書に記載のカスタマーサポートシステムは、
顧客端末と、顧客端末からの問合せを受け付け、その問
合せに対する回答を配信するサービス提供者端末とを、
通信ネットワークを介して接続した顧客サービス支援サ
ーバによって構成されるシステムであって、種々の特徴
点を備えている。
【0010】請求項1では、顧客サービス支援サーバ
は、顧客問合せ/回答データベースを備えており、顧客
端末からの問合せを受け付けると、その問合せに含まれ
るキーワードを抽出して、顧客問合せ/回答データベー
スに蓄積された問合せ情報のうちから、所定の類似率を
充たす問合せ情報を検索して、その問合せ情報に対応し
た回答情報を顧客端末に配信する。
【0011】一方、顧客問合せ/回答データベースに所
定の類似率を充たす問合せ情報が蓄積されていないとき
には、サービス提供者端末に顧客からの問合せ情報を提
示して、回答を要求し、サービス提供者端末から入力さ
れた回答情報を顧客端末に配信する。
【0012】そして、顧客サービス支援サーバは、顧客
端末から受け付けた問合せ情報と、これに対応させた回
答情報とを顧客問合せ/回答データベースに蓄積し、デ
ータベースを増大させていく。
【0013】顧客サービス支援サーバが上記のデータベ
ースを検索するリコメンドエンジンを備えれば、適切な
回答を見つけて、それを顧客の端末に配信できる。適切
な回答が見つからない場合も、サービス提供者の端末
に、顧客からの問合せ情報に対する回答を要求し、回答
を受けた後に顧客端末に回答を配信できる。
【0014】サーバは、顧客とサービス提供者との間で
やりとりした問合せと回答を、相互に関連させてデータ
ベースに蓄積するので、顧客からの問合せが増大するに
つれて、それに対して行った回答も増大して、データベ
ースが成長する。
【0015】成長したデータベースは、新たな問合せが
あったときに、その問合せに対して、所定の類似率を充
たす問合せをデータベースから抽出して、それに対応し
た回答を顧客に配信するので、そのサービス提供者側に
問合せを転送することなく、サーバが自動的に回答でき
る。
【0016】これによって、顧客はリアルタイムに回答
が得られる一方、サービス提供者は問合せに対していち
いち回答する必要がなくなる。
【0017】請求項2では、請求項1に記載のシステム
において顧客サービス支援サーバは、アクセスしてきた
顧客端末からIDコードを受信し、顧客の認証を行って
おり、顧客問合せ/回答データベースには、IDコード
を基にして、顧客からの問合せ情報と、回答情報とを対
応させて蓄積している。
【0018】データベースに、顧客のIDコードを含む
プロフィール情報も蓄積できるようにすれば、IDコー
ドをキーにして、その顧客の問合せと回答を関連付けて
取り出すことが可能となる。
【0019】また、データベースは、1つの問合せに対
して複数の回答が関連付けられる場合に加えて、複数の
問合せ情報に対して1つの回答情報が関連付けられる場
合にも対応できる構造のデータベースにしてもよい。こ
のようにすれば、サービス提供者端末から得られた回答
以外に、サーバが自動的にリコメンドエンジン等が選ん
だもの(他人にした回答)を含めた形で、回答情報を顧
客やサービス提供者に提供することが可能となる。
【0020】請求項3では、請求項1に記載のシステム
において顧客サービス支援サーバは、所定の様式の問合
せ画面を配信し、その問合せ画面上で、予め準備した問
合せ項目を選択させてから、問合せメッセージを入力さ
せ、問合せを受け付けるようにしている。
【0021】問合せ画面上の問合せ項目ごとにデータベ
ースをアクセスできるようにすれば、顧客の使い勝手も
よく、検索が効率よく実施できる。
【0022】請求項4では、請求項1に記載のシステム
において顧客サービス支援サーバは、顧客問合せ/回答
データベースから検索した回答を問合せ元の顧客端末に
送るときには、その回答に含まれている他の顧客につい
ての特定の情報を非表示にすることを特徴としている。
【0023】これによって、他の顧客に対して送った回
答を提供する場合、会社名、個人名などが含まれていた
としても、その情報が第三者に漏れることがないため、
安心してシステムを利用できる。
【0024】請求項5では、請求項1に記載のシステム
において顧客サービス支援サーバは、サービス提供者端
末から、キーワードと関連情報を受けたときには、顧客
問合せ/回答データベースから、そのキーワードを含む
問合せ情報又は回答情報を検索し、その検索した情報の
問合せ元である顧客端末に、関連情報を送ることを特徴
とする。
【0025】これによってサービス提供者は、顧客をキ
ーワードごとに分類することが容易にできるとともに、
顧客に対して商品のアフターフォローを行ったり、最新
商品情報を送ったりするなど、いっそう顧客管理が充実
する。
【0026】請求項6では、請求項1に記載のシステム
において顧客サービス支援サーバは、顧客端末から受け
たIDコードを基にして、顧客問合せ/回答データベー
スから、その顧客の問合せと、それに対応した回答を検
索し返送することができる。
【0027】これによって顧客は、自己の問合せと回答
の履歴をすべて参照できるので、顧客側で問合せメモを
残す必要がなくなる。
【0028】また、IDコードとともにパスワードを入
力させるようにすれば、第三者に問合せ履歴が漏れるこ
とを防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。
【0030】図1は、カスタマーサポートシステムの構
成の一例を示したシステム系統図である。
【0031】カスタマーサポートシステム10は、顧客
サービス支援サーバ1が、インターネットなどの通信ネ
ットワークLを介して、通信機能を備えた顧客端末3、
および顧客端末3からの問合せを受け付けた後その問合
せに対する回答を配信するサービス提供者端末2と、双
方向に通信可能に接続されている。顧客サービス支援サ
ーバ1は、顧客からの問合せと回答を蓄積した顧客問合
せ/回答データベース1aを備えている。
【0032】ここで、サービス提供者には、顧客に商品
やサービスを提供するサービス業者、販売店などの他、
顧客サービス支援サーバ1の運営会社内の顧客担当者な
ども含まれる。したがって、サービス提供者端末2は、
顧客サービス支援サーバ1の運営会社と同一社内に設置
されていてもよい。
【0033】また、顧客問合せ/回答データベース1a
は、実際の顧客からの問合せと回答を蓄積するようにし
たものである。したがって、システムの運用開始時には
問合せ/回答情報は含まれてはいないが、予め想定され
る回答集を準備して、事前登録しておいてもよい。
【0034】このシステム10では、顧客が顧客端末3
から入力した問合せに対して、顧客サービス支援サーバ
1がデータベース1aから回答を取り出し、あるいは回
答要求をサービス提供者端末2に送信して回答を得るよ
うにしたシステムであり、その際の顧客サービス支援サ
ーバ1の基本動作を図2のフローチャートに示す。
【0035】顧客サービス支援サーバ1が顧客端末3か
ら通信ネットワークLを通じて、問合せを受信すると、
問合せ文章からキーワードを抽出して、これをキーにし
て顧客問合せ/回答データベース1aを検索する(以
上、101〜103)。データベース1aには、過去の
問合せと回答情報が蓄積されており、キーワードで所定
の類似率(たとえば70%)を充たす過去の問合せを検
索して、回答情報を取り出すことができる。ここで、入
力した問合せ情報には予め付与された顧客のIDコード
が含まれており、サーバ1ではIDコードで顧客を識別
する。データベース1aも、このIDコードをキーに情
報を取り出せるように構成されている。また、顧客のプ
ロフィールなども蓄積できる。
【0036】検索した結果、所定の類似率を充たす適切
な回答が見つかれば、回答を編集して顧客端末3に配信
し、データベース1aに、問合せ内容と配信した回答情
報とを蓄積する(以上、104〜107)。
【0037】適切な回答が見つからない場合には、その
問合せ商品等を顧客に販売した業者等のサービス提供者
端末2に、電子メール等で問合せ情報を提示して回答を
要求する。サービス提供者端末2は問合せに対する回答
を返信し、サーバ1は、受信した回答を編集して顧客端
末3に配信するとともに、データベース1aに問合せと
回答を保存する(以上、104、108〜112)。な
お、サーバ1を経由して顧客端末3に回答を返信するよ
うにしているが、サービス提供者から直接顧客に電子メ
ールや電話で回答するようにしてもよい。
【0038】データベース1aをキーワード検索するこ
とにより、所定の類似率を充たす場合には、顧客はリア
ルタイムで回答が得られるため、即座に問題が解決され
る場合もあり、サービス提供者にとっても、類似の質問
があった場合は自ら回答する必要がないので、問合せに
よる割り込み作業が発生せず作業効率が向上する。
【0039】その一方、サービス提供者側で回答する場
合は、回答を得るのに時間を要するものの、新たな問合
せと回答によりデータベース1aが成長し、その後の同
種の問合せに対する回答が準備されることとなり、類似
率の高い的確な回答情報を提供できるようになる。
【0040】このようにデータベース1aを所定の類似
率で検索するために、サーバ1はリコメンドエンジンを
備えてもよい。リコメンドエンジンは、送られてきた問
合せを単語ごとに分解してタグを付け、同様に回答にも
タグを付けて、データベースに記憶させるようにすれば
よい。このような処理を繰り返し行うことで、過去の問
合せと類似する問合せがあったときに、これらタグをも
とにして回答を作成することができる。たとえば、XM
L(Extensible Markup Language)と呼ばれる言語を使
用すれば、このようなことを実現することができる。
【0041】なお、データベース1aから検索できた場
合には、サービス提供者端末3に回答要求を送信しない
ようにしているが、顧客の要望等により、データベース
1aからの回答の有無にかかわらず、サービス提供者に
よる回答も添付して返信するようにしてもよい。また、
検索による回答に顧客が満足しない場合には、サーバ1
に対して、問合せをサービス提供者に送ってもらうよう
指示できるようにしてもよい。
【0042】具体的な問合せは、顧客サービス支援サー
バ1が提供するWebページ上で実施される。Webペ
ージとして顧客端末3で入力できるようにした問合せ画
面の具体例を、図3に示す。
【0043】この問合せ画面11は、電子機器に関する
問合せ用に設けられた画面であり、商品の大分類を選択
できるようにした項目群11aと、問合せ内容を文書で
入力できるようにした入力エリア11bとを含んでい
る。この例は、項目群11aから「プログラマブルコン
トローラ」を選択し、入力エリア11bに特定の商品の
技術的な質問内容を記載して、問合せを行うようにした
ものである。
【0044】この問合せを送信して、顧客サービス支援
サーバ1で、問合せ内容からキーワードを取り出し、デ
ータベース1aから所定の類似率を充たす過去の問合せ
を見つけ出す。適切な回答が見つかった場合には、顧客
は、顧客端末3のWebページ上で即座に回答情報を参
照することができる。
【0045】ここでは、送られてきた問合せを分解した
すべての単語をキーワードとせずに、問合せの商品に対
応した専門用語を主としてキーワードにして検索を行
う。すなわち、図3の問合せ文中の「××シリーズ」、
「ソフトウェア」、「ハードウェア」、「カスタマイ
ズ」、「利用態様」、「エンジニア」、「派遣」、「見
積」がキーワードとなり、検索の結果、図4に示すよう
な回答画面12で回答情報が表示される。具体的な回答
は回答エリア12aに表示され、ここでは、キーワード
により4件の回答が見つかったことを示している。
【0046】回答エリア12aには、回答文書中のキー
ワード部に下線が施され、さらに詳細な画面(不図示)
へのリンクもできる。また、この図に示す回答文書のよ
うに、過去に他の顧客に対して行った回答を返信する場
合には、文書中にその顧客の氏名等の個人情報が含まれ
るが、これらの情報が表示されないような工夫がなされ
ている。たとえば、その部分をマスキングし、空白に
し、あるいは塗りつぶした形で、またはその部分を別の
用語で置き換えた形で、個人情報が第三者に漏れないよ
うにして提供する。
【0047】図5は、問合せ画面の他の例を示す図であ
る。
【0048】この問合せ画面では、階層的に細分化され
た分類の項目群13aが、個別に、又は組み合わせて選
択できるように表示されており、選択された項目と入力
エリア13bの問合せをキーワードとしてデータベース
1aを検索できる。項目群13aは細分化され、かつ組
み合わせて選択できるので、入力エリア13bに詳細な
問合せを記載しなくとも、選択した問合せ項目だけで検
索して適切な回答が得られる場合もある。
【0049】なお、問合せ項目を多次元的に選択できる
ようにしてもよい。
【0050】図6は、顧客問合せ履歴情報を顧客端末3
に提供する際の、顧客サービス支援サーバ1の基本動作
を示すフローチャートである。
【0051】顧客端末3から入力したIDコードを受信
して、このIDコードの顧客に関する問合せと回答を、
データベース1aから取り出して顧客端末3に配信す
る。顧客端末3側では、過去にした問合せと、それに対
して送られてきた回答とを、図7に示すような履歴情報
画面上で参照することができる。なお、履歴情報は、W
ebページ上でリアルタイムに、あるいは電子メールの
いずれかで配信される。データ量の多少によって自動選
択されてもよいし、操作者による選択であってもよい。
【0052】回答情報には、サービス提供者が答えたも
のだけではなく、データベース1aから所定の類似率で
得られた回答も含まれる。すなわち、問合せをしたとき
に返信された回答のすべてを、再び参照することができ
る。これによって、顧客は、回答を含む問合せ情報を自
ら管理する必要がなくなる。
【0053】また、IDコードとともにパスワードを入
力させるようにすれば、第三者に問合せ履歴が漏れるこ
とを防止することができる。
【0054】図8は、顧客問合せ履歴情報をサービス提
供者端末2に提供する際の、顧客サービス支援サーバ1
の基本動作を示すフローチャートである。
【0055】サービス提供者端末2から入力したキーワ
ードを受信して、キーワード検索によりデータベース1
aから取り出した問合せと回答を返信する。サービス提
供者端末2では、図9に示すような履歴情報画面上で、
これらの情報を参照することができる。なお、この場合
の情報配信も、Web上または電子メールで行われる。
【0056】キーワードとしては、たとえば、顧客窓口
担当者やエンジニア等の担当者コード、顧客のIDコー
ド、日付、問合せ文中のキーワードなどが含まれる。ま
た、複数のキーワードを組み合わせてもよいし、ソート
キーを指定できるようにしてもよい。
【0057】これによって、サービス提供者側では、過
去の顧客問合せと回答を様々な角度で分類し、問合せ状
況を把握するとともに、これらの情報を利用して、製品
改良や研究開発にフィードバックすることもできる。ま
た、問合せ情報を参照する目的ではなく、たとえば、特
定の商品に対する顧客の関心度を計るため、商品コード
をキーワードとして顧客一覧を作成するような使用目的
であってもよい。さらには、担当者が、自己の担当者コ
ードを入力することにより、自分自身が回答した顧客の
みを知ることができるので、担当者個人の営業資料とし
て利用することもできる。
【0058】ここでは、サービス提供者端末2からの要
求により情報配信しているが、顧客サービス支援サーバ
1側の運営会社との契約により、定期的に配信できるよ
うにしてもよい。
【0059】図10は、サービス提供者の依頼に基づき
顧客端末3に対して情報提供する際の、顧客サービス支
援サーバ1の基本動作を示すフローチャートである。
【0060】ここでは、データベース1aから取り出し
た情報に基づいて顧客の選定を行い、サービス提供者端
末2側には配信せず、選定された顧客の端末3に情報を
配信するようにしている。
【0061】たとえば、キーワードである商品コード
に、その商品に関する最新商品情報等の関連情報を付加
して、サーバ1に検索依頼すれば、サーバ1では、その
商品についての問合せや回答がデータベース1aより検
索され、その問合せをした顧客の端末3に対して、サー
ビス提供者から送られた最新商品情報を電子メールで送
信することができる。顧客端末3では、図11に示すよ
うな最新商品情報を参照することができる。
【0062】サービス提供者は、顧客分析をする必要な
く最新商品情報等を、その商品等に関心のありそうな顧
客の端末3に送ることができ、営業効率を向上させるこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のカスタマーサポートシステムで
は、顧客からの問合せと回答を蓄積した顧客問合せ/回
答データベースの中から、問合せに含まれるキーワード
により所定の類似率を充たす問合せ情報を検索して、そ
の問合せに対する回答情報を顧客の端末に配信するよう
にしているので、顧客は類似した質問に対する回答が得
られ、その回答により迅速に問題が解決され得る。
【0064】また、データベースは時間とともに増大し
てゆくので、類似率の高い問合せを見つけ出すことがで
き、徐々に回答の精度は向上する。
【0065】サービス提供者にとっても、過去に類似の
質問があった場合は自ら回答する必要がないので、問合
せによる割り込み作業が発生せず作業効率が向上する。
また、サービス提供会社全体としても、顧客窓口担当へ
の配置要員を減少させることができ、コスト削減につな
がる。
【0066】一方、類似の問合せが見つからずサービス
提供者側で回答する場合は、回答を得るのに時間を要す
るものの、新たな問合せと回答によりデータベースが成
長し、その後の同種の問合せに対する回答が準備される
こととなり、的確な情報を顧客へ提供できるようにな
る。
【0067】請求項2では、顧客端末からの問合せにI
Dコードを含めるようにしているので、データベースは
顧客ごとに情報を引き出せる構造とすることができる。
また、顧客のプロフィール情報なども同時に蓄積が可能
となる。
【0068】請求項3では、問合せの形式を特定させる
問合せ項目を予め問合せ画面で準備して、これを顧客に
選択させるようにしているので、顧客は問合せ文を作成
する手間が省け、効率のよい検索が実現できる。また、
問合せ項目を階層的あるいは多次元的に設定できるよう
にすれば、さらに的を絞った問合せが可能となる。
【0069】請求項4では、データベースから検索した
過去の問合せと回答を顧客端末に配信する場合に、その
回答に含まれている他の顧客の氏名等のプライベートな
情報を隠すようにしているので、第三者へ個人情報が漏
れる心配がない。
【0070】請求項5では、サービス提供者端末からの
キーワード検索依頼に基づき検索した問合せ情報の問合
せ元となる顧客端末に、サービス提供者が添付した情報
を配信するようにしているので、サービス提供者側で
は、タイムリーできめ細かな顧客への情報提供が実現で
きる。たとえば、細分化した商品分類コードをキーワー
ドとして指定し、その商品の最新情報とともにサーバに
送信すると、サーバでは、その商品に関心のある顧客を
自動検索して顧客端末に商品情報が配信される。
【0071】また、検索された顧客の一覧をサービス提
供者端末に返信するようにすれば、サービス提供者側で
顧客分析等に利用することもできる。
【0072】請求項6では、顧客端末からのIDコード
指定によりデータベース検索を行っているので、顧客は
自己の問合せ履歴を参照することができる。顧客は、自
己の問合せと回答を自ら管理する必要なく、いつでも問
合せと回答の内容を参照することができる。
【0073】また、パスワードを入力させることで、自
己の問合せ情報が第三者に漏洩することを防止すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカスタマーサポートシステムの構成の
一例を示すシステム系統図である。
【図2】顧客端末から問合せが送られてきた際の、顧客
サービス支援サーバの基本動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】顧客端末で問合せ入力できるようにした問合せ
画面の一例を示す図である。
【図4】顧客端末に配信される回答画面の一例を示す図
である。
【図5】顧客端末で問合せ入力できるようにした問合せ
画面の他例を示す図である。
【図6】顧客問合せ履歴情報を顧客端末に提供する際
の、顧客サービス支援サーバ基本動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】顧客端末に配信される履歴情報画面の一例を示
す図である。
【図8】顧客問合せ履歴情報をサービス提供者端末に提
供する際の、顧客サービス支援サーバの基本動作を示す
フローチャートである。
【図9】サービス提供者端末に配信される履歴情報画面
の一例を示す図である。
【図10】サービス提供者の依頼に基づき顧客端末に対
して情報提供する際の、顧客サービス支援サーバの基本
動作を示すフローチャートである。
【図11】顧客端末に提供される商品最新情報を示す図
である。
【符号の説明】
10 カスタマーサポートシステム 1 顧客サービス支援サーバ 1a 顧客問合せ/回答データベース 2 サービス提供者端末 3 顧客端末 11、13 問合せ画面 12 回答画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 330 G06F 17/30 330C 350 350C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客端末と、顧客端末からの問合せを受け
    付け、その問合せに対する回答を配信するサービス提供
    者端末とを、通信ネットワークを介して接続した顧客サ
    ービス支援サーバによって構成されるカスタマーサポー
    トシステムであって、 上記顧客サービス支援サーバは、顧客問合せ/回答デー
    タベースを備えており、上記顧客端末からの問合せを受
    け付けると、その問合せに含まれるキーワードを抽出し
    て、上記顧客問合せ/回答データベースに蓄積された問
    合せ情報のうちから、所定の類似率を充たす問合せ情報
    を検索して、その問合せ情報に対応した回答情報を上記
    顧客端末に配信する一方、上記顧客問合せ/回答データ
    ベースに所定の類似率を充たす問合せ情報が蓄積されて
    いないときには、上記サービス提供者端末に顧客からの
    問合せ情報を提示して、回答を要求し、上記サービス提
    供者端末から入力された回答情報を上記顧客端末に配信
    する動作を繰り返しながら、顧客端末から受け付けた問
    合せ情報と、これに対応させた回答情報とを上記顧客問
    合せ/回答データベースに蓄積する構成にしているカス
    タマーサポートシステム。
  2. 【請求項2】上記顧客サービス支援サーバは、アクセス
    してきた顧客端末からIDコードを受信し、顧客の認証
    を行っており、 上記顧客問合せ/回答データベースには、上記IDコー
    ドを基にして、顧客からの問合せ情報と、回答情報とを
    対応させて蓄積している、請求項1に記載のカスタマー
    サポートシステム。
  3. 【請求項3】上記顧客サービス支援サーバは、アクセス
    してきた顧客端末に対して、所定の様式の問合せ画面を
    配信し、その問合せ画面上で、予め準備した問合せ項目
    を選択させてから、問合せメッセージを入力させ、問合
    せを受け付けるようにしている、請求項1に記載のカス
    タマーサポートシステム。
  4. 【請求項4】上記顧客サービス支援サーバは、上記顧客
    問合せ/回答データベースから検索した回答を、問合せ
    元の顧客端末に送るときには、その回答に含まれている
    他の顧客についての特定の情報を非表示にすることを特
    徴とする、請求項1に記載のカスタマーサポートシステ
    ム。
  5. 【請求項5】上記顧客サービス支援サーバは、上記サー
    ビス提供者端末から、キーワードと関連情報を受けたと
    きには、上記顧客問合せ/回答データベースから、その
    キーワードを含む問合せ情報又は回答情報を検索し、そ
    の検索した情報の問合せ元である顧客端末に、上記関連
    情報を送ることを特徴とする、請求項1に記載のカスタ
    マーサポートシステム。
  6. 【請求項6】上記顧客サービス支援サーバは、上記顧客
    端末から受けたIDコードを基にして、上記顧客問合せ
    /回答データベースから、その顧客の問合せと、それに
    対応した回答を検索し返送することができる、請求項1
    に記載のカスタマーサポートシステム。
JP2000338858A 2000-11-07 2000-11-07 カスタマーサポートシステム Withdrawn JP2002149999A (ja)

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