JP2002149598A - ユーザ登録促進システム、情報画像管理サーバ、情報画像管理プログラムの記録媒体、情報管理サーバ、情報管理プログラムの記録媒体、クライアント・コンピュータ、並びにクライアント・プログラムの記録媒体 - Google Patents

ユーザ登録促進システム、情報画像管理サーバ、情報画像管理プログラムの記録媒体、情報管理サーバ、情報管理プログラムの記録媒体、クライアント・コンピュータ、並びにクライアント・プログラムの記録媒体

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JP2002149598A
JP2002149598A JP2000339263A JP2000339263A JP2002149598A JP 2002149598 A JP2002149598 A JP 2002149598A JP 2000339263 A JP2000339263 A JP 2000339263A JP 2000339263 A JP2000339263 A JP 2000339263A JP 2002149598 A JP2002149598 A JP 2002149598A
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Ryuta Makiyama
龍太 牧山
Tadanori Harada
忠則 原田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストール当初にユーザ登録をしなかった
ユーザに対し、特にユーザの動向を把握しておきたいと
するときに、効率的なユーザ登録の促進を行う。 【解決手段】 クライアント・コンピュータにプログラ
ムがインストールされた際に、クライアントから情報管
理サーバに通知をし、クライアントを特定する情報を登
録情報記録部に記録する。ユーザ登録情報が必要なとき
には、情報管理サーバの登録有無判別手段を使って未登
録クライアントを検索し、未登録クライアントに対して
登録を促す指示を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願において開示する発明
は、主としてパーソナルコンピュータなどの操作者に対
し、所謂ユーザ登録を促すシステム等に係る。
【0002】詳しくは、画像情報と少なくとも固有の処
理を規定する関連情報とをひとつの取り扱い単位とした
情報画像を介し、この情報画像をサーバ側から制御する
ことにより、ユーザに簡単にユーザ登録ができるページ
への誘導等を行うシステム等に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近時、ユーザに対し新たなコンピュータ
・プログラムを配布する際、その後のメンテナンスなど
のためユーザ登録をさせる場合が多くある。
【0004】ユーザ登録の態様は、大きく分けて3つの
手法がとられている。
【0005】まずひとつは、はがきなどの郵便物をソフ
トウエア商品に添付しこれにユーザの情報を記入させ、
これを送付させたうえで、記入された情報をコンピュー
タに入力する手法がある。
【0006】また、WEBを用いてソフトウエア商品を
コンピュータにインストールした後にそのインストール
プログラムが特定のユーザ管理コンピュータに接続し、
htmlによる登録ページを表示させ、ここからユーザ
に入力を促し、ユーザ情報を登録する手法がある。
【0007】そして、さらに、ソフトウエア商品をコン
ピュータにインストールした後にそのインストールプロ
グラムがユーザに、ユーザの情報を記入させるように促
し、ここで入力された情報をメール若しくはクライアン
ト・サーバモデルの手法により、ユーザ管理コンピュー
タに送付する手法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記いずれの手
法にしても、ユーザに対しインストール当初に登録を促
すきっかけは提供するものの、この時点でユーザが登録
をしなかった場合には、後にはユーザが登録のためのプ
ログラム(もしくはユーティリティー)を起動しない限
り、ユーザ登録の機会がない。このため、特にユーザの
動向を把握しておきたいとする者に対しては、満足な情
報が得られないことが多くあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記課題に記
載したような背景において考えられたものであり、以下
のような手段を採ることによってネットワークの特徴を
生かした効率的なユーザ登録の機会取得を図ったもので
ある。
【0010】なお、以下「情報画像」なる用語を用いる
場合、画像情報と少なくとも固有の処理を規定する関連
情報とをひとつの取り扱い単位とした情報を意味する。
具体的な内容については発明の実施の形態において詳し
く説明するが、情報画像と画像情報とは明確に異なる概
念であることを注記する。
【0011】(1. 請求項1に係る発明)請求項1に
記載する発明は、クライアントと、情報画像管理サーバ
と、を具備し、該クライアントにおいて、画像情報と少
なくとも固有の処理を規定する関連情報とをひとつの取
り扱い単位とした情報画像を利用する画像情報利用シス
テムであって、クライアントは、第1管理領域と第2管
理領域とを具備し、また、情報画像管理サーバは、情報
画像更新部とを具備するユーザ登録促進システムに係
る。
【0012】ところで、この発明に係るユーザ登録促進
システムにおいて、「ユーザ登録」とは、クライアント
・コンピュータ毎に、またインストールされるプログラ
ム毎に独立な情報を、該クライアント以外のコンピュー
タが管理可能な状況におくことをいい、本明細書におい
ていう「ユーザ登録」はこの定義に従う。ユーザ登録に
は、たとえば、特定のプログラムをインストールしたあ
とに該プログラムのバージョンアップ通知を目的にする
ユーザ名、E−Mailアドレス等の登録などが含まれ
る。もちろん、ユーザ登録は単にプログラムの管理を目
的とするものにとどまらず、ユーザの消費動向などを調
査するための登録などであっても、またユーザの氏名な
どを含まなくとも、およそ上記定義に該当するものは
「ユーザ登録」であり、本発明の対象となるものであ
る。
【0013】本発明で、クライアント・コンピュータ
は、ユーザがプログラムを利用するプラットフォームと
して機能し、インストールするプログラムを実行させる
ように作用する。
【0014】第1管理領域は、所謂ブラウザと呼ばれる
ようなたとえばマイクロソフト社製のインターネット・
エクスプローラやネットスケープ社製のネットスケープ
・ナビゲータなど、ネットワークによって接続されてい
る他のコンピュータが提供する情報を参照することがで
きる領域であり、クライアント・コンピュータの操作者
に視覚的にコンピュータが提供する情報を提示するよう
に作用する。
【0015】第2管理領域は、第1管理領域に表示され
る情報画像の記録を指示する操作があったときにその情
報画像を記録するとともに、これを表示し、表示された
情報画像の有する関連情報に係る固有の処理を実行する
ように作用する。また、情報画像管理サーバから該記録
された情報画像の更新を受けることができるとともに、
該情報画像の記録の際には情報画像管理サーバへ通知を
行うように作用する。
【0016】(2. 請求項2に係る発明)請求項2に
記載の発明は、情報画像を操作できるクライアントに対
し、ユーザ登録を促進させる関連情報を含む情報画像を
もって第2管理領域を更新させるようにしたことを特徴
とする情報画像管理サーバに係る。
【0017】ここで、クライアントでは、ユーザに対し
管理領域を表示して、この領域を通じて情報画像につい
て、これを記録・表示し、また操作によりその情報画像
が有する関連情報に係る処理を実行し、また、その情報
画像については情報画像管理サーバからの指示により更
新を行うように作用する。
【0018】そして、管理領域の表示はユーザに対し、
情報画像管理サーバからの通知があったことを表示する
窓として作用する。情報画像の表示は、情報画像管理サ
ーバからの通知があった旨をユーザに知覚させるように
作用する。関連情報に係る処理は、ユーザにユーザ登録
をさせるために必要なクライアントの動作を引き起こす
ように作用する。更新動作は、情報画像が情報画像管理
サーバからユーザ登録を促す通知があったことをユーザ
をして知覚させるように作用する。
【0019】(3. 請求項4に係る発明)請求項4に
記載の発明は、ユーザ情報の登録の有無を判別する登録
有無判別手段と、該登録有無判別手段が未登録と判別し
たときに、登録を促す指示を送出することを特徴とする
情報管理サーバを提供する。
【0020】ここで、登録有無判別手段は、ユーザがプ
ログラムをインストールした際にユーザ登録をしたかど
うかを判別するように機能する。登録を促す指示はその
プログラムのインストール後の適当な時期に、再度その
クライアント・コンピュータのユーザに対し、ユーザ登
録を促すように作用する。
【0021】(4. 請求項6に係る発明)請求項6に
係る発明は、請求項4に記載の情報管理サーバの登録指
示に応答するクライアント・コンピュータに関するもの
であって、このクライアント・コンピュータは、登録指
示に応答して、ユーザに適切な入力を促し、そこでユー
ザが入力した情報を情報管理サーバに送出するように作
用する。
【0022】(5.その他の請求項に係る発明)その他
の請求項に係る発明については、図15にまとめた。
【0023】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施の形態につい
て、図1乃至図14を用いて説明する。
【0024】(1. 第1の発明の実施の形態)まず、
本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の
形態については、「情報画像」を用いて本発明を実施す
るようにしたものである。
【0025】(1.1.情報画像について)まず、「情
報画像」について詳述する。情報画像とは、前記の通
り、画像情報と少なくとも固有の処理を規定する関連情
報とをひとつの取り扱い単位とした情報を意味する。そ
して、ネットスケープ社製ネットスケープ・ナビゲータ
やマイクロソフト社製インターネット・エクスプローラ
などのいわゆるブラウザソフトにおいては、本情報画像
が参照されるとその画像情報に基づいて画像の表示はさ
れるものの、その関連情報については参照されないよう
に取り扱われる。
【0026】(1.1.1.関連情報について)まず、
関連情報について説明する。
【0027】関連情報とは、クライアントの操作者に画
像を視認させ、この画像を手がかりに特定の動作をさせ
る場合における、その動作の基礎となる情報である。す
なわち関連情報は、画像情報と関連づけられた情報であ
って、たとえば、クライアントの操作者に特定のサーバ
にある情報を参照させたい場合には、その情報を特定す
る情報(URLやIPアドレスなど)がこれにあたる。
また、特定のプログラムを動作させたい場合には、その
プログラム名やプログラムそのものとしても構わない。
たとえば、新たな画像情報をサーバから取得するなどの
指示情報とすることができる。
【0028】(1.1.2.画像情報とともに関連情報
を内包する情報画像について)次に同じく本実施の形態
において共通して用いる概念である、関連情報が内包さ
れた情報画像について図7乃至図8を用いて説明する。
ここで、内包させる情報としては、関連情報やその画像
を特定するための識別子とすることができる。
【0029】図7は関連情報を埋め込んだ情報画像のフ
ォーマットを例示した図である。
【0030】ここで、画像情報はGIFフォーマットの
画像を例にとっている。なお、フォーマットについては
GIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式など
を採っても構わない。
【0031】開始部701は、本情報がGIF形式の画
像情報であることを識別するために設けられたフィール
ドであり、‘GIF’なる文字列ならびにそのバージョ
ンが割り当てられたものである。
【0032】配色表式画像データ703は、画素は、左
から右、上から下の順序で配列された画像データであ
る。ここで、GIFの場合、可変長符号のLZWアルゴ
リズムを使って符号化されている。
【0033】注釈拡張部705は、GIFデータ・スト
リーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含
んでいる。これは、グラフィックや製作関係者名や内容
説明に関する注釈、あるいは、その他、制御やグラフィ
ックのデータでない類のもの全てを含めることができる
ようになっている。そして一般の表示ではこの部分を無
視するようになっている。
【0034】終了部706は、このデータ・ストリーム
が終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの
後に続かないことを意味するようになっている。
【0035】開始部701と配色表式画像データ703
の間702と、配色表式画像データ703と注釈拡張部
705の間704には、これら以外の情報を含んでい
る。例として、画面幅、画面高さ、色解像度など、これ
から描画する画像に必要な表示装置の領域を定義するパ
ラメータを含んだ情報が割り当てられている。
【0036】関連情報707は、上記注釈拡張部705
にそのまま、若しくは暗号化などの処理を施した後に配
置され、ひとつの画像情報としてまとまることになる。
【0037】これにより、結果として、データ・ストリ
ームとしての画像情報は、その内部に関連情報や識別子
を含むことができるようになる。
【0038】これらの説明はすべてGIFフォーマット
で行ったが、他のフォーマット形式の画像形式であって
も、このように画像情報と分離された領域に記録されれ
ば構わない。
【0039】次に別の画像情報への埋め込み形式につい
て図8を用いて説明する。
【0040】図8は関連情報を埋め込んだ画像情報の別
のフォーマットを例示した図である。
【0041】ここでも、画像情報はGIFフォーマット
の画像を例にとっている。この例においても、フォーマ
ットについてはGIF形式をとらずとも、JPG形式や
PCX形式などを採っても構わない。
【0042】開始部801は、上記と同じく、本情報が
GIF形式の画像情報であることを識別するために設け
られたフィールドであり、‘GIF’なる文字列ならび
にそのバージョンが割り当てられたものである。
【0043】配色表式画像データ803は、画素は、左
から右、上から下の順序で配列された画像データを配置
するところであるが、ここでは画像情報807と関連情
報808をウォーターマークの形式で混在させることに
より、視覚上関連情報がそのまま視認できないようにす
るとともに、画像情報はそのまま視認できるようなもの
となるように混合809されるようになっている。ここ
で、このようにして混合809された情報は、可変長符
号のLZWアルゴリズムを使って符号化される。
【0044】注釈拡張部805は、GIFデータ・スト
リーム中のグラフィック情報とはならない文章情報を含
んでいる。本例では特に必要としないフィールドである
が、必要となれば、自由な定義で情報提供者が利用する
ことが可能である。
【0045】終了部806は、このデータ・ストリーム
が終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの
後に続かないことを意味するようになっている。
【0046】この画像例においてもすべてGIFフォー
マットで行ったが、他のフォーマット形式の画像形式で
あっても、このように画像情報と分離された領域に記録
されれば構わない。
【0047】(1.1.3.表示端末に表示されるグラ
フィックイメージについて)本発明の実施の形態に係る
クライアントに表示されるグラフィックイメージの例に
ついて図3乃至図6を用いて説明する。ここで、特にク
ライアントの第2管理領域は、上記情報画像の有する関
連情報に基づいて何らかの動作を起こす機能を有するも
のであって、本発明を適用するのに好適なクライアント
の例として挙げたものである。
【0048】(1.1.3.1.コンピュータに好適な
グラフィックイメージ例)まず、表示・操作端末として
Windows 9x, Windows NT, W
indows 2000,Linuxなど、グラフィッ
ク表示が可能なOSをサポートしたコンピュータを使用
した場合には、図3に示すようなルック・アンド・フィ
ールを採ることが好適なので、これを説明する。
【0049】表示画面301は、例えばブラウン管表示
面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ
表示装置における画面等であって、表示・操作装置から
の情報を人間が視覚的に把握できるように作用する。な
お、この図面上、表示画面301の境界部分がその表示
デバイスの最外枠となっているが、表示デバイスの中に
当該枠を表示しても構わない。
【0050】ワンタッチ・ウインドウ304は、少なく
とも画像(若しくは写真などの画像情報、以下同じ)3
05、306を表示するウィンドウであって、本情報表
示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、
画像305を指定したときには、少なくともひとつの関
連情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動
させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に
基づく何らかの処理を起動させることができるようにな
っている。すなわち、表示画面301上で、このワンタ
ッチ・ウインドウ304は、画像305,306を手掛
かりとして特定の動作をガイドさせるための特別の管理
領域(第2管理領域)として作用しており、この領域内
に表示されている画像を手掛かりにして、端末の操作者
は新たな操作を実現できるようになっている。ここで操
作手段としてマウスが備わっている場合には、マウスの
右クリックをすることにより、ポップアップ・メニユー
を出現させ、ここに関連情報を表示するとともに、関連
情報が複数の情報からなっている場合には、左クリック
でこれら関連情報のうちのひとつを特定させるなどする
のが好ましい。
【0051】情報提供ウィンドウ302は、少なくとも
画像303等を表示するフレームである。本情報表示装
置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、この
フレーム内に表示される画像を特定したときには、この
操作に基づいて新たな画像がワンタッチ・ウインドウ3
04に追加・登録されるようになっている。
【0052】なお、このときワンタッチ・ウインドウ3
04に追加される画像は、特定され情報提供ウィンドウ
302内に表示されていた画像をそのまま表示してもよ
く、また必要に応じて他の画像に換えても構わない。情
報提供ウィンドウ302には、画像の他、文字情報30
7などを表示するようにしてもよい。
【0053】すなわち、表示画面301上で、この情報
提供ウィンドウ302は、画像等を表示して端末の操作
者に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特
定する操作をすることで上記ワンタッチ・ウインドウ3
04への登録に導く管理領域(第1管理領域)として作
用している。
【0054】なお、表示・操作端末の操作者による特定
操作について、マウスなどのポインティングデバイスが
操作手段に備わっているときには、そのポインタで登録
したい画像を指定し、これをワンタッチ・フレーム30
2上に移動させてここに落とすという、所謂ドラッグ・
アンド・ドロップというユーザ・インターフェース技法
を使うことが望ましい(308)。このユーザ・インタ
ーフェースを使うと、たとえば情報提供ウィンドウ30
2として、インターネット・エクスプローラやネットス
ケープ・ナビゲータを使った場合、他のWindows
プログラムと同様の操作フィールを得ることができるの
で、有利である。
【0055】(1.1.3.2.コンピュータに好適な
別のグラフィックイメージ例)また、別のインターフェ
ース例として図4乃至図5に示すようなウィンドウを使
うことができる。
【0056】表示画面401、501は、例えばブラウ
ン管表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組
み込んだ表示装置における画面等、表示装置からの情報
を人間が視覚的に把握できるように作用する。
【0057】情報表示・登録ウィンドウ402は、操作
者に、情報提供者から得られる画像の表示並びに登録の
操作を行わせるインターフェースとして機能するように
なっている。
【0058】情報提供タブ403は、情報表示・登録ウ
ィンドウ402の領域内に設けられた管理領域を選択す
るインターフェース要素であって、これがアクティブに
なったときには情報提供者から送付されてきた画像を第
1管理領域405に表示できるようになっている。そし
て、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手
段によって、ここに表示される画像を特定したときに
は、この操作に基づいて新たな画像が、ワンタッチ・タ
ブ404がアクティブになったときに表示される第2管
理領域に追加されるようになっている。
【0059】ワンタッチ・タブ404は、情報表示・登
録ウィンドウ402の領域内に設けられた管理領域を選
択するインターフェース要素であって、これをアクティ
ブにしたときに第2管理領域を表示させ、第1管理領域
405で登録を指示された画像について、これに係る新
たな画像をその第2管理領域内505内に表示できるよ
うになっている。そして、本情報表示装置の端末の操作
者が図示しない操作手段によって、ここに表示される画
像を特定したときには、この操作に基づいて少なくとも
ひとつの関連情報を表示し、その情報に基づく何らかの
処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択し
その情報に基づく何らかの処理を起動させることができ
るようになっている。すなわち、情報表示・登録ウィン
ドウ502上で、この第2管理領域505は、画像50
3,504を手掛かりとして特定の動作をガイドさせる
ための管理領域(第2管理領域)として作用しており、
この領域内に表示されている画像を手掛かりにして、端
末の操作者は新たな操作を実現できるようになってい
る。
【0060】このユーザ・インターフェースを使うと、
表示画面401,501の面積が小さかったり、画面の
解像度が低かったりする場合に、情報表示・登録操作を
少ない表示領域で完結させることができ、有利である。
【0061】(1.1.3.3.デジタルテレビやPD
Aに好適な別のグラフィックイメージ例)次に、情報画
像をデジタルテレビやPDA(Personal Da
ta Assistance)などの携帯端末に対して
利用する場合には、図6に示すようなルック・アンド・
フィールを採ることが好適なので、これを説明する。
【0062】表示画面601は、例えばブラウン管表示
面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ
表示装置における画面等、表示装置からの情報を人間が
視覚的に把握できるように作用する。ここでも、この図
面上、表示画面601の境界部分がその表示デバイスの
最外枠となっているが、表示デバイスの中に当該枠を表
示して実施しても構わない。
【0063】ワンタッチ・フレーム602は、上記ワン
タッチ・ウインドウと同じく機能するものであり、少な
くとも画像608を表示するフレームであって、本情報
表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によっ
て、画像608を指定したときには、少なくともひとつ
の関連情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を
起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情
報に基づく何らかの処理を起動させることができるよう
になっている。すなわち、表示画面601上で、このワ
ンタッチ・フレーム602は、画像608を手掛かりと
して特定の動作をガイドさせるための特別の管理領域と
して作用しており、この領域内に表示されている画像を
手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作を実現でき
るようになっている。
【0064】情報提供フレーム603は、上記情報提供
ウィンドウと同じく機能するものであり、少なくとも画
像605、606等を表示するフレームであって、本情
報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によっ
て、このフレーム内に表示される画像を特定したときに
は、この操作に基づいて新たな画像がワンタッチ・フレ
ーム602に追加されるようになっている。
【0065】なお、このとき追加される画像は、特定さ
れ情報提供フレーム603内に表示されていた画像をそ
のまま表示してもよく、また必要に応じて他の画像に換
えても構わない。情報提供フレーム603には、画像の
他、文字情報607などを表示するようにしてもよい。
【0066】すなわち、表示画面601上で、この情報
提供フレーム603は、画像等を表示して端末の操作者
に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特定
する操作をすることで上記ワンタッチ・フレーム602
への登録に導くという特別の管理領域(第1管理領域)
として作用している。
【0067】なお、表示・操作端末の操作者による特定
操作並びにワンタッチ・フレームへの登録について、マ
ウスなどのポインティングデバイスが操作手段に備わっ
ているときには、ポインタを登録したい画像を指定し、
これをワンタッチ・フレーム602上に移動させて落と
すという、所謂ドラッグ・アンド・ドロップというユー
ザ・インターフェース技法を使っても構わない。
【0068】コンテンツ表示面604は、たとえば、デ
ジタル放送における映画など、コンテンツを表示するフ
レームであり、端末の操作者が得たい情報を表示するた
めに利用する領域である。なお、このコンテンツは動画
などに限らず、静止画、文字放送の情報など、人間の視
覚を刺激して伝達する一切の情報を含むものである。
【0069】(1.1.4.第1管理領域・第2管理領
域間の通信)第1管理領域と第2管理領域との間では関
連情報等の通信を行うことになるが、これを実現するに
は、プロセス間もしくはスレッド間の通信によることに
なる。一般にプロセス間・スレッド間の通信について、
その実現手法はさまざまなものを選択することができ
る。たとえば、2つの領域を制御する制御部が共通のメ
モリ空間・ファイルを利用して通信をすることができ
る。また、新たな別のプロセスを作成し、このプロセス
との間でCOM技術に基づいて通信を確立することで、
第1管理領域と第2管理領域との間のデータ通信を行う
ことも可能である。
【0070】(1.2.第1の発明の実施の形態に係る
システムの構成と動作) (1.2.1.第1の発明の実施の形態に係るシステム
の構成について)次に本発明における第1の実施の形態
に関し、システム全体構成を図1を用いて説明する。
【0071】本システムは、情報画像提供サーバ10
1、情報画像管理サーバ102、並びにクライアント1
03により構成され、それぞれがネットワーク106に
接続されるようにして動作するようになっている。
【0072】(1.2.1.1.ネットワーク106)
ネットワーク106は、有線・無線を問わず、これに接
続されている装置が、それぞれ目的とする装置に対しセ
ッションを確立したときにその間で情報の送受ができる
ように作用する。このため、図1中、ネットワーク10
6は一本の基幹線によって接続されるように表示してあ
るが、これはインターネットのように、ゲートウエイを
介して複数のネットワークが接続されて実現しても構わ
ない。また、その接続についてもいわゆるバックボーン
といわれる基幹線に直接接続せずとも、PPP接続など
によって一時的に接続してあっても、セッションを確立
したときにその間で情報の送受ができるようになってい
れば構わない。
【0073】(1.2.1.2.情報画像提供サーバ1
01)情報画像提供サーバ101は、ネットワーク10
6に接続され、ネットワークを介して情報提供要求があ
ったときには、その要求に応答して、記録してある情報
を要求元に対し送出するようになっている。また、特に
内部には情報画像が記録されていて、ネットワークを介
してこの情報画像についての提供要求があったときには
この情報画像が要求元に対して提供されるようになって
いる。
【0074】(1.2.1.3.情報画像管理サーバ1
02)情報画像管理サーバ102は、ネットワーク10
6に接続され、少なくともその内部に登録情報記録部1
13、情報画像更新部114、並びに登録有無判別部1
15とを有している。
【0075】まず、登録情報記録部113の構成につい
て説明する。
【0076】登録情報記録部113は、本サーバと通信
可能に直接または間接的に接続されたクライアントとの
間で通信を行う。ここで、直接または間接とは、ネット
ワーク106に対し有線・無線を問わず直接接続するも
のであっても、バッファなどを介して接続するものであ
っても、また、ネットワークとしてゲートウエイなどを
挟んでいても、相互に通信が可能な状況になっていれば
よいという意味である。
【0077】そして、特にクライアント・コンピュータ
の中でも特に第2管理領域105との通信を行う。これ
は、クライアントの第2管理領域を機能させるプログラ
ムと情報画像管理サーバとの間で所謂クライアント・サ
ーバモデルを構築しているからである。
【0078】クライアントの第2管理領域は、そのプロ
グラムのインストールがクライアント・コンピュータに
おいてされたときに、少なくとも情報画像管理サーバに
通知をするが、このとき、一応の識別子(ID)を作成
してクライアント・コンピュータとユーザを確定、クラ
イアントにこれを送信して、基本的な管理の手がかりを
確立する。以後、クライアント・コンピュータの第2管
理領域との間で情報の授受を行うには、このIDに基づ
いて実現させることになる。
【0079】このときに情報は登録情報記録部113に
は、図10に示すようなデータベースの形式を採って記
録されていくのが望ましい。
【0080】ここで、クライアントID1401は、ク
ライアント・コンピュータ毎に割り当てられた識別子で
あって、クライアント・コンピュータが異なれば、異な
った値をとることになる。
【0081】登録日時1402は、クライアント・コン
ピュータの上に第2管理領域を機能させるプログラムが
インストールされたときに、その旨の通知があった日
時、もしくはその旨を登録情報記録部103が記録した
日時を記録するようになっている。なお、この情報フィ
ールドについては、本発明実施にあたっては不可欠とい
うものではない。
【0082】E−mailアドレス1403は、登録を
されたクライアント・コンピュータの操作者が有する電
子メールのアドレスであって、クライアント・コンピュ
ータの第2管理領域と、情報画像管理サーバとの間の通
信が何らかの事由でできない場合などに、そのクライア
ント・コンピュータの操作者に対し通知を行いたいとき
に用いることができるようになっている。なお、この情
報フィールドについても、本発明実施にあたって不可欠
というものではない。
【0083】住所などの情報1404は、上記の他の情
報を保持するフィールドであって、住所のほか、そのク
ライアント・コンピュータの操作者の嗜好など、ユーザ
登録をされる側(一般的には、第2管理領域に係るプロ
グラムを提供したもの)がユーザの行動などについて興
味がある情報などを含むことができるようになってい
る。このほか、必要な情報はこれらのフィールドに加え
適宜追加すればよい。
【0084】次に情報画像更新部114について説明す
る。情報画像更新部114は、特定のクライアントの第
2管理領域が有している特定の情報画像について、これ
を別の情報画像に更新する、または新たに情報画像を送
付してこれを記録・表示させることができるようになっ
ている。
【0085】なお、OSにWindowsを用いている
場合のセッションの作成については、マイクロソフト社
のMSDNサイト中、特に http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/libr
ary/vcsample/_sample_mfc_chatsrvr.htm 並びに http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/libr
ary/vcsample/_sample_mfc_chatter.htm において詳しい。
【0086】(1.2.1.4.クライアント103)
クライアント103は、ネットワーク106に接続され
たパーソナルコンピュータ、デジタルテレビ、PDA
(情報端末)など、情報処理装置であって、その接続の
態様は、直接的に有線で接続されていても、無線などに
よって接続されていても構わない。クライアントは前述
したとおり、その内部に第1管理領域・第2管理領域そ
れぞれの機能が生じるようになっている。一般にこれら
の機能はプログラムによって実現するようになってい
る。
【0087】(1.2.1.4.1.クライアントの構
成例)ここで、図9を用いてクライアント103の詳細
を説明する。
【0088】画像表示部901は、たとえばマイクロソ
フト社製インターネット・エクスプローラであって、操
作者より特定サーバの情報のダウンロード指示があった
ときには、その指示に基づいてサーバ910にネットワ
ークを介して論理接続し、その情報を取得し、第1管理
領域に表示するようになっている。
【0089】また、第2管理領域は、たとえば、更新等
情報画像取得部904、情報画像記録部905、関連情
報取得部906、画像表示構成部907、画像特定部9
08、動作決定部909を構成して実施することができ
る。
【0090】通信COM902は、OSの機能であるコ
ンポーネント・オブジェクト・モデル(Compone
nt Object Model)を利用したプロセス
(もしくはスレッド、以下同じ)間の通信実現手段であ
って、たとえばドラッグ・アンド・ドロップなどのユー
ザ・インターフェース操作があった場合に、ドラッグさ
れたプロセスからドロップされたプロセスへの情報の伝
送を実現するようになっている。
【0091】更新等情報画像取得部904は、ネットワ
ークに接続され、サーバ910から情報画像を受け取
り、次段の情報画像記録部905に転送するようになっ
ている。
【0092】情報画像記録部905は、通信COM90
2もしくは更新等情報画像取得部904から通知されて
きたものであって、画像情報と関連情報がひとつの取り
扱い単位としてまとめられている情報画像を記録するよ
うになっている。なおここで、情報画像として記録する
のでなく、画像情報と関連情報とをそれぞれ関連を持た
せたまま別のメモリに記録させるなどしても構わない。
情報画像記録部905はまた、第1管理領域から第2管
理領域へのドラッグ・アンド・ドロップ操作などにより
情報画像の登録動作があったときには、関連情報取得部
906を介して、特定のサーバに情報画像が第2管理領
域へ登録された旨の通知をするようになっている。
【0093】関連情報取得部906は、情報画像記録部
905に接続され、情報画像記録部905に記録された
情報画像から、関連情報の部分のみを取得するようにな
っている。
【0094】画像表示構成部907は、情報画像記録部
905に接続され、第2管理領域からの表示として、情
報画像記録部905に記録されている情報画像をすべて
もしくは選択して表示するようになっている。即ち、前
記ワンタッチ・フレーム(ワンタッチ・ウインドウ)を
通して操作者が情報画像に係る画像を知覚できるように
する。
【0095】画像特定部908は、OSインターフェー
ス903の機能により、第2管理領域において表示され
ている画像を操作者が特定した場合、その画像に対応す
る情報画像が特定されるようになっている。
【0096】動作決定部909は、画像特定部908と
関連情報取得部906に接続され、操作者による特定を
受けた情報画像の中の関連情報に基づいて動作を実行す
るようになっている。
【0097】なお、ここでサーバ910、911は、そ
れぞれ、情報画像提供サーバ101、情報画像管理サー
バ102に相当する。
【0098】(1.2.1.4.2.クライアントの動
作例)次に、クライアントを図9のように構成した場合
の動作について説明する。
【0099】クライアントの操作者は、情報画像提供サ
ーバ910から情報画像を含むページ情報を取得し画像
表示部901に表示させる。この時、画像表示部にイン
ターネット・エクスプローラを使っている場合には、H
TTPプロトコルによってサーバのWEBページを表示
するという動作を行うことになる。
【0100】そして、クライアントの操作を行う者が、
表示された画像を見て、第2管理領域に記録したいとす
る画像を決めると、この画像をドラッグ・アンド・ドロ
ップなどによって第2管理領域に移す操作を行う。この
時、ドラッグ・アンド・ドロップされる画像は情報画像
であるので、通信COM902を通じて情報画像記録部
905に記録されることになる。この時併せて、関連情
報取得部906の作用により、動作決定部909を通じ
て、情報画像管理サーバ911にその情報画像を第2管
理領域に登録した旨を通知することになる。
【0101】一方、第2管理領域に係る情報画像記録部
905において記録された情報画像は、画像表示構成部
907の作用によって、OSインターフェース903を
介してクライアントの操作者にその表示がされることに
なる。そして、クライアントの操作者は、その表示され
た情報画像に記録された関連情報に基づいて、操作を行
うと、画像特定部908ならびに動作決定部909の作
用によって、この関連情報に関する動作を行うことにな
る。たとえば、関連情報として他の情報画像提供サーバ
のURLなどが含まれているのであれば、このURLに
係るページを表示し、他の情報画像の取り込みを促され
るようになる。一方、情報画像管理サーバ910から、
第2管理領域において表示すべき情報画像の更新の指示
があった場合には、その更新すべき情報画像を伴って更
新等情報画像取得部904に通知があるので、この動作
により情報画像記録部905に記録されている情報画像
が追加もしくは更新されることになる。
【0102】(1.2.2.第1の発明の実施の形態に
係るシステムの動作について)次に、上記第1の発明の
実施の形態において説明したシステムに係る動作につい
て、図2に従って説明する。
【0103】ここで、図2は本実施の形態を動作させる
場合におけるシナリオを示している。
【0104】クライアント103は、第2管理領域を機
能させるプログラムをインストールする(ステップ20
1)。
【0105】インストールプログラムもしくは第2管理
領域を機能させるプログラムは、インストールが終了し
た旨の通知を情報画像管理サーバ102に行う(ステッ
プ202)。ここで、情報画像管理サーバ102におい
て、クライアントIDが決定されるとともに、クライア
ントにおける第2管理領域を機能させるプログラムがこ
のクライアントIDを受け取り、これをクライアント・
コンピュータに記録させることになる。この手続きによ
って、情報画像管理サーバ102はクライアント103
を識別することができるようになる。
【0106】クライアント・コンピュータにおける第2
管理領域を機能させるプログラムもしくはインストール
プログラムは、次にユーザ登録をユーザに促す(ステッ
プ203)。
【0107】ここで、ユーザ登録をユーザが行わなかっ
た場合、情報画像管理サーバ内にある登録情報記録部1
13には、ユーザに係る情報はクライアントIDしか含
まれていないので、ユーザ登録が行われたか否かについ
てはこれを容易に検出することができる。
【0108】このため、登録有無判別部がこれを検出、
登録がいまだ行われていない場合には、情報画像更新部
114にこの旨を通知し、該当するクライアントの第2
管理領域に対しユーザ登録を促す情報画像を送出する
(ステップ204)。
【0109】ここで、この情報画像は、ユーザ登録がま
だ行われていない旨を示すとともに、ユーザ登録を行わ
せる情報が関連情報として含まれるものとなっている。
【0110】そして、ユーザは新たに送られてきた情報
画像が第2管理領域上に現れるので、これを容易に把握
し、この情報画像に含まれる登録用のページへのジャン
プの項目を選択、ユーザ登録のための入力フォームを獲
得し、これに入力すればユーザ情報をこの時点で情報画
像管理サーバに対し送信することができる(ステップ2
06)。
【0111】なお、このユーザ登録のフォームについ
て、図11に例を示して説明する。
【0112】ここでは、ユーザ登録情報として、ユーザ
の氏名、ユーザの有するホームページのURL、またユ
ーザのE−mailアドレスならびに住所を要求するも
のとしているが、他の情報を含んでいても、またこのう
ちいずれかが欠けていたとしても構わない。
【0113】名前入力部1101は、ユーザにその氏名
の入力を促す部分であって、ここに入力された情報は、
登録後は登録情報記録部113のうち氏名フィールド1
404に記録されることになる。
【0114】ホームページURLアドレス入力部110
2は、ユーザに自らが所有するホームページのURLの
入力を促す部分であって、ここに入力された情報は、登
録後ユーザの嗜好の分析などに用いることができるよう
になる。
【0115】E−mailアドレス入力部1103は、
ユーザの有するE−mailアドレスの入力を促す部分
であって、ここに入力された情報は、登録後は本実施の
形態におけるシステムで前提となっている情報画像管理
サーバ102とクライアントの第2管理領域105との
間で確立される通信ルートとは異なるルートで、ユーザ
に対する通知を行うために利用することができるように
なる。
【0116】住所入力部1104は、ユーザに対して郵
便物により通知を行う場合に用いられる住所の入力を促
す部分であって、ここに入力された情報は、登録後は、
E−mailなどとは異なるルートでユーザに対する通
知を行うために利用することができるようになる。
【0117】登録ボタン1105は、上記入力部にそれ
ぞれ入力された情報をこのフォームを提示したサーバも
しくは他の登録すべきサーバに対して送付させるきっか
けとなる部分であり、ユーザがここをマウスでクリック
するなどにより、ユーザ登録のための情報が情報画像管
理サーバに送付されることになる。
【0118】送信されたユーザ登録情報は、情報画像管
理サーバ102においてこれを取得し、登録情報記録部
113に記録する(ステップ207)。
【0119】なお上述の手続きの中で、登録有無判別部
115が、登録の有無を判別または、情報画像更新部が
クライアントの第2管理領域に対し情報画像を送出する
タイミングについては、定期的に行うのでも構わない
が、特にユーザからその登録情報を取得したいときに行
っても構わない。
【0120】(1.3. 第1の発明の実施の形態に
係る効果について)以上説明したように、本発明の実施
の形態を採ると、情報画像を用いてユーザ登録をガイド
するので、ネットスケープ社製ネットスケープ・ナビゲ
ータやマイクロソフト社製インターネット・エクスプロ
ーラなどをユーザに使わせて特定のURLをキー入力さ
せて実現するユーザ登録に比べて、URLのキー入力な
どが不要となり、確実にユーザ登録をするためのサーバ
に接続することができる。
【0121】また、情報画像は、クライアント・コンピ
ュータ上に配置される管理領域(特にここでは第2管理
領域)上でユーザ登録をするためのサーバへの入り口と
して機能し、またその情報画像はサーバからの更新が可
能であるために、ユーザ登録用のサーバが業務拡張など
で移設されURLの変更などが行われたとしても、ユー
ザから登録可能な状況が維持されるという利点がある。
【0122】(1.4. 第1の発明の実施の形態に
係る変形例)第1の実施の形態については、図12、図
13に示すような変形をすることができる。これは、ワ
ードプロセッサ・プログラム、表計算プログラム等、凡
そ一般的なアプリケーションが有するウィンドウ内に情
報画像を配置するものである。
【0123】(1.4.1. 変形例の応用点)たと
えば、一般的なプログラムでは、そのプログラムが生成
するウィンドウ内のいずれかの位置に、プログラムの種
類を示すアイコン(以下、この1.4.1.節におい
て、識別アイコンということとする)が含まれているも
のが多く見かけられる。
【0124】このようなプログラムでは、上記の実施の
形態のうち、第2管理領域に係る構成部分をアプライす
ることが可能である。この場合、識別アイコンを情報画
像とし、ユーザは、この識別アイコンを通じてユーザ登
録を可能とすることになる。
【0125】(1.4.2. 表示の状況について)
本変形例に係る表示の状況について、図13を用いて説
明する。
【0126】図13はマイクロソフト社のWindow
sオペレーティングシステムの上で動作するアプリケー
ション・プログラムに一般的に見られる表示であり、特
に、情報画像部分を左クリックしたところを示してい
る。
【0127】アプリケーション・ウィンドウ1301
は、Windowsアプリケーションを動作させたとき
にコンピュータの表示部分に現れるフレームであって、
ここに表示されている絵文字などの要素をクリックする
などしてコンピュータに指示を与えられるようになって
いる。また、その表示によって、コンピュータから操作
者に対して情報の伝達ができるようになっている。
【0128】システムアイコン1302は、情報画像の
うち画像情報部分が表示されたものであって、フレーム
バーの左端に表示されるようになっている。このアプリ
ケーション・プログラム固有の特徴を視覚的に直感でき
るような図柄の絵文字にするのが一般的であるが、これ
にとらわれる必要はない。
【0129】システムメニュー1303は、システムア
イコン1302をマウス等の指示デバイスによって左ク
リックしたときに表示される、ポップアップメニューで
あって、その内容は、アプリケーション・ウィンドウ1
301の最小化・最大化などの指示項目のほか、情報画
像が有する関連情報の内容も表示されるようになってい
る。図中では、システムアイコンとして表示した情報画
像が、キャンペーンを行うためのトータルサイトへの誘
導指示1304と、ユーザ登録を行うためのサイトへの
誘導指示1305を含んでいる場合を示し、これらへの
誘導を示す文字列が表示されている。
【0130】(1.4.3. 本変形例についての構
成)次に本変形例について、そのクライアントの構成に
ついて説明する。ここでは、特にワードプロセッサに本
発明を実施した場合であって、そのコンピュータの資源
管理にWindows9x、2000、NT、CE等
(以下、単にWindows OSという)を利用した
場合について説明するが、他の資源管理プログラムを利
用したものであっても構わない。この場合、資源管理プ
ログラムの構造上の相違により、その関連が異なったも
のとなるのはもちろんであるが、それぞれの機能を有す
るようにすれば本発明の実施にあたるものとなることに
ついては言うまでもない。
【0131】(1.4.3.1.フレームワーク)本変
形例を説明するにあたり、アプリケーション・プログラ
ムはマイクロソフト社製Visual C++ Ver
sion 6.0を利用して作成されるものとするが、
他の言語を使ったものであっても構わない。一般に、V
isualC++を用いてアプリケーション・プログラ
ムを作成する場合には、MFC(Microsoft
Foundation Class)を用いるのが一般
的であるので、ここでもフレームワークとしては、MF
Cライブラリを使用するものとして説明する。
【0132】通常、MFCを用いたアプリケーションを
作成するにあたっては、プログラマーは、最初にApp
Wizardと呼ばれるプログラムを実行させる。この
結果、ユーザのコンピュータに対するキー操作・マウス
の操作・コンピュータからの表示などの基本的な処理を
行う機能部分を具備するプログラム・ソースが出来あが
る。これがこれから開発をはじめるアプリケーション・
プログラムの骨組みとなる。そしてこの骨組みに簡単な
プログラミングを施すことによって、キー操作・マウス
操作があったときに発生し、骨組み中を伝達するメッセ
ージに応答するアクションを決定させることとなり、こ
の結果、特定のクラス・特定の関数が呼び出されるよう
に機能するようになるものである。
【0133】このように「フレームワーク」とは、コン
ピュータの環境から入力した情報が特定の処理を受け、
また処理の結果をコンピュータ上の指定した資源に出力
できるように機能する枠組み・構造をいう。特にMFC
を用いた場合を考えると、MFCのフレームワークと
は、メッセージの伝達という機構を通じてコンピュータ
の環境からの情報が特定の処理を受け、また処理の結果
をコンピュータ上の指定した資源に出力できるように機
能する枠組みということになる。
【0134】(1.4.3.2. 変形例の機能構
成)クライアント・コンピュータの操作者がインストー
ルするアプリケーション・プログラム1200は、表示
・入力フレームワーク1201、アプリケーション実行
部1202、更新情報画像取得部1204、情報画像記
録部1205、関連情報取得部1206、動作決定部1
209を含んでいる。
【0135】表示・入力フレームワーク1201は、上
記フレームワークのうちOSインターフェース1203
を介して操作者と情報のやり取りを行う部分であって、
図示しない表示部上に描画されたアイコンをマウスでク
リックしたり、キーボードから入力したりしたときに、
OSが発生させるメッセ−ジをトリガーとして、後述す
るアプリケーション実行部1202・動作決定部120
9に対し情報伝達するとともに、アプリケーション実行
部1202、情報画像記録部1205、関連情報取得部
1206が発生させた情報を表示部上に描画等するよう
に作用する。
【0136】アプリケーション実行部1202は、この
コンピュータで行う処理を実行する部分であって、表示
・入力フレームワーク1201に接続され、アプリケー
ション・ウィンドウ1301を通して操作者に対して提
供するサービスを実現するようになっている。
【0137】更新情報画像取得部1204は、ネットワ
ークに接続され、情報画像管理サーバ1210から情報
画像を受け取り、次段の情報画像記録部1205に転送
するようになっている。
【0138】情報画像記録部1205は、更新情報画像
取得部1204から通知された、画像情報と関連情報が
ひとつの取り扱い単位としてまとめられている情報画像
を記録するようになっている。なおここで、情報画像と
して記録するのでなく、画像情報と関連情報とをそれぞ
れ関連を持たせたまま別のメモリに記録させるなどして
も構わない。
【0139】関連情報取得部1206は、情報画像記録
部1205に接続され、情報画像記録部1205に記録
された情報画像から、関連情報の部分のみを取得するよ
うになっている。
【0140】動作決定部1209は、表示・入力フレー
ムワーク1201と関連情報取得部1206に接続さ
れ、操作者による識別アイコンとして登録された情報画
像の中の関連情報に基づいて動作を実行するようになっ
ている。
【0141】なお、ここで情報画像管理サーバ1210
は、情報画像管理サーバ102に相当する。
【0142】初期登録動作部1211は、独立してお
り、本アプリケーション・プログラム1200がインス
トールされた後に動作するものであって、あらかじめ定
められた情報画像管理サーバ1210若しくはユーザ登
録専用サーバにネットワークを介して接続し、初期の登
録動作をするようになっている。具体的には、ネットス
ケープ社製ネットスケープ・ナビゲータ・マイクロソフ
ト社製インターネット・エクスプローラなどのブラウザ
ソフトを立ち上げるとともに、情報画像管理サーバ12
10若しくはユーザ登録専用サーバにある登録促進のペ
ージとセッションを確立するようにしてもよいし、ま
た、クライアント・サーバモデルの形式でこれらのサー
バに接続して操作者の手を介さずに登録動作を行っても
構わない。
【0143】前者の場合、そのクライアント・コンピュ
ータに固有のIDをクライアント・コンピュータ内のい
ずれかに記録させる動作をしなければならなくなるが、
これについては、あらかじめ本アプリケーション・プロ
グラム1200をインストールする際に、Window
s OSのレジストリに記録のみをするコンポーネント
を併せてインストールしておいて、ブラウザが登録促進
のページとセッションを確立する際にID決定ととも
に、このコンポーネントを起動して、その記録をするよ
うにすれば、人手を介さずに固有IDの記録をすること
ができる。
【0144】なお、この変形例では初期登録動作部12
11が本アプリケーション・プログラムの中に含まれて
いるものとして説明しているが、この機能はプログラム
をクライアント・コンピュータにインストールする所謂
インストーラが有していても構わない。この場合、本ア
プリケーション・プログラムには初期登録動作部121
1を含める必要はない。
【0145】(1.4.4.クライアントの動作例)次
に、クライアントを図12のように構成した場合の動作
について説明する。
【0146】(a) インストール段階 まず、クライアント操作者がアプリケーション・プログ
ラム1200をクライアント・コンピュータにインスト
ールしたところから説明をはじめる。
【0147】このインストールが行われると情報画像管
理サーバ、ユーザ登録サーバのいずれか又は双方(以
下、情報画像管理サーバに代表させて説明する)にその
クライアント・コンピュータ毎に固有のIDを登録し、
このクライアント・コンピュータ内にアプリケーション
・プログラム1200がインストールされたことを記録
する。具体的には、初期登録動作部1211が情報画像
管理サーバ1210にセッションを確立する。そして、
セッションが確立したのちに情報画像管理サーバがこの
接続をしてきたクライアント・コンピュータに固有のI
Dを作成、これをクライアント・コンピュータに送付
し、これを図示しない記憶部分、たとえばWindow
s OSの管理するレジストリに記録させる。
【0148】なお、インストール時に情報画像記録部に
は予め初期用情報画像を記録させておくとよい。この場
合、この初期用情報画像を表示・入力フレームワーク1
201を通してシステムアイコン1302として表示を
させることになる。また、情報画像に代えて、初期表示
用の通常の画像情報をシステムアイコン1302として
表示をさせてもよい。
【0149】この他、情報画像管理サーバが固有IDを
作成せずとも、クライアント・コンピュータが固有ID
を作成する、若しくはアプリケーション・プログラム若
しくはインストーラがそれぞれ固有のIDを有するよう
にしてあったとしても構わないが、この場合、セッショ
ンが確立したのちに情報画像管理サーバに固有のIDを
送付し、この固有IDを情報画像管理サーバが記録する
ようにしてあっても構わない。ここでの要部は、特定の
クライアント・コンピュータと情報画像管理サーバの双
方でその関係を表わす唯一のIDを共有できればよいと
いうことであり、このための手段は問わない。
【0150】このインストールの時点で、情報画像管理
サーバ1210に、インストールのあったクライアント
・コンピュータの存在並びに固有のID情報が記録され
たことになるが、これに加え住所などの他のユーザ登録
に係る事項について、登録されてもされなくともよい。
ただし、登録の有無が判別できる情報については情報画
像管理サーバ1210、クライアント・コンピュータ、
ユーザ登録用サーバのいずれかに記録されている必要が
ある。
【0151】(b)情報画像管理サーバでの処理 本アプリケーション・プログラムを利用する操作者は、
しばらくこのプログラムを利用することになるが、情報
画像管理サーバでは、既にインストール段階でいずれの
クライアントが本アプリケーション・プログラムをイン
ストールしてあるのかを把握している。このため、本ア
プリケーション・プログラムの配布者などは、アプリケ
ーション・プログラムがインストールされているクライ
アントに何らかのアクションを起こしたい場合には、登
録情報記録部にアクセスすればその手がかりを掴むこと
ができる。
【0152】そこで、たとえば本アプリケーション・プ
ログラムの配布者が、バージョンアップ・キャンペーン
などのために至急ユーザ情報の登録が必要になった場合
に、このクライアントに対してユーザ登録を促す情報画
像を送付してシステムアイコンを変更し、容易な登録促
進を図ることができる。
【0153】具体的には、以下のようになる。
【0154】アプリケーション・プログラムの配布者
は、ユーザ登録を受け付けるサーバのURLを含んだ関
連情報を作成、図7もしくは図8に示すような情報画像
を作成する。
【0155】次に、配布者は、情報画像更新部114に
対して、この作成が完了した情報画像を登録する。そし
て、情報画像管理サーバ102の動作を開始させること
になる。
【0156】情報画像管理サーバ102は、登録情報記
録部113の情報を抽出し、登録有無判別部115の作
用により、登録がされていないクライアントを抽出す
る。そして、登録のされていないクライアントについて
登録画像更新部114がそのクライアントに対して情報
画像の更新の動作を行うことになる。具体的には、該当
するクライアントに対し、情報画像を送付することにな
る。
【0157】送付された情報画像は、クライアント内に
記録されるが、具体的には更新情報画像取得部1204
が受け付けを行う。そして、この情報は情報画像記録部
1205に転送されることになる。情報画像記録部12
05に、すでに情報画像が含まれている場合には、これ
を置き換えることになる。また、いまだに情報画像が含
まれていない場合にはその情報がそのまま記録されるこ
とになる。
【0158】一方、記録された情報画像からは関連情報
を関連情報取得部1206によって抽出される。
【0159】情報画像記録部1205に記録された情報
は、その画像情報が抽出され、もしくはそのままで表示
・入力フレームワーク1201の中の、システムアイコ
ンの情報を置き換えることになる。そして、この置き換
えられたシステムアイコンはクライアントの操作者の目
につく部分に表示され(1302)、操作者は、このア
イコンに基づいて操作をすれば、簡単にユーザ登録作業
を実行することができるようになる。
【0160】この時、情報画像に含まれる関連情報が、
単にユーザ登録だけでなく、キャンペーン情報参加情報
などを含んだときには、操作者は、システムアイコン1
302のクリックにより、単にユーザ登録1305メニ
ユーばかりでなく、キャンペーン参加メニユー1304
も提示することができるため、幅広い宣伝活動などを実
行することができる。
【0161】次に、操作者がたとえばユーザ登録130
5メニューを選択した場合、その選択事実が表示・入力
フレームワーク1201によって解釈され、関連情報に
対する選択であることが識別された場合には、この情報
は動作決定部1209に通知され、具体的な動作を行う
ことになる。
【0162】次に例えば具体的にMFCを使った場合に
は、この構成がどのようになるか、図14を用いて簡単
に説明する。なお、ここに示すものは単なる実施例であ
って、本発明の実施の形態の変形例がこれに限られるも
のでないことを付言する。
【0163】図14は、アプリケーション・プログラム
の一部であって、MFCとAppWizardを用いて
アプリケーション・プログラムを作った場合に標準的
な、本発明の実施のプログラム例である。
【0164】たとえばVisual C++ Ver
6.0におけるAppWizardでは、大きく分けて
3つのプログラムスタイルを選択することができる。ひ
とつは、親ウインドウの中に複数のドキュメントを表示
できるようにするMDI(マルチドキュメントインター
フェース)、ひとつは親ウインドウの中にひとつのドキ
ュメントを表示できるようにするSDI(シングルドキ
ュメントインターフェース)、そしてダイアログボック
スを表示するようにした形式である。ここでは、これら
のうちMDIによってアプリケーション・プログラムを
作成する場合について述べるが、ほぼ同様の構造をSD
I、ダイアログボックスの作成においても取ることがで
きる。
【0165】MFCを使った場合、メッセージによって
起動される関数群によってその動作が実現する。MDI
による場合、特に、システムアイコンはメーンフレーム
クラスにおいて取り扱われるようになっている。このた
め、図14はこのメーンフレームクラスの中での取り扱
いについて説明している。
【0166】メッセージマップ1401は、メーンフレ
ームクラスの中でのウィンドウズ(登録商標)メッセー
ジが、取り扱われるのかを宣言する部分である。そし
て、システムアイコンをクリックした時に発生するウィ
ンドウズメッセージは、WM_SYSCOMMANDメ
ッセージであるので、これを取り扱うための宣言140
2を記述しておく。
【0167】また併せて、この宣言に対応する取り扱い
関数1403を追加する。ここでは、Windowsの
システムコマンドメッセージとしてWM_USER+0
x100〜WM_USER+0x110までの間の数値
が扱われるものとして、記述されているが、このメッセ
ージが確認された場合には、動作決定部1209を表す
関数ProcessInfoImage()1404を
呼び出すようになっている。これによって、動作決定部
1209を呼び起こすことができるようになるわけであ
る。
【0168】一方、アプリケーション・プログラムの中
にはシステムアイコンを左クリックした時に表示される
ポップアップウインドウ1303の中に、関連情報をと
して含まれている項目を追加しなければならないが、こ
れは、メインフレームの中で、表示される前に1回だけ
登録の処理をすることで実現する。具体的には、OnP
aint()1405の中で、行えばよい。ここで、G
etInfoImageString()1406は、
関連情報取得部1206の抽出した関連情報のうちその
表示すべき文字列を取得する関数となっている。そし
て、この関数のうち第一の引き数tempIDは、ウィ
ンドウズメッセージのIDとして記録されるとともに、
第2の引数strAboutMenuは、表示すべき文
字列を戻すようになっている。この関数は、呼び出した
順に、情報画像の有する関連情報をひとつひとつ順に取
得することになるが、この関数の戻り値は取得すべき次
の関連情報がないことを意味している。ここで、第1の
引数tempIDは、前述の動作決定のための関数Pr
ocessInfoImage()1404が、その引
数として利用するウィンドウズメッセージとの対応を決
めるものとなる。言い換えれば、ここで入力されたte
mpIDが、表示、入力フレームワーク1201と、関
連情報との関係をつなぐ唯一の情報となるわけである。
【0169】取得された表示すべき文字列は、ウィンド
ウズメッセージとしてのメッセージIDとともに、ポッ
プアップメニューとなる部分に登録1407されること
になる。
【0170】以上のようにプログラミングをすれば、シ
ステムはアイコンを左クリックされてポップアップした
メニュー1303のうち、関連情報にかかわる情報13
04・1305がクリックされたときには、システムコ
マンドの発生によってOnSysCommand()1
403関数が呼び出され、そのメッセージの値が関連情
報にかかわる動作を引き起こすものである場合には、動
作決定部に対する読み出し関数ProessInfoI
mage()1404を呼び出すこととなり、動作決定
部1209の動作を引き起こすことになる。
【0171】(2.第2の発明の実施の形態)次に第2
の発明の実施の形態について、説明する。
【0172】前記第1の実施の形態においては情報画像
を利用したものを説明したが、情報画像を用いなくと
も、ユーザ登録の促進をすることができる。具体的に
は、前記情報画像とした部分について、画像情報を含め
ず、単に関連情報に係る部分のみを扱うようにすればよ
い。この場合、アプリケーション・プログラムのうち、
情報画像記録部1205が不要となり、代わりに関連情
報記録部を設ければよい。その他の動作については、略
同様であるので、詳細説明については、割愛する。
【0173】
【発明の効果】以上、本発明によれば、インストール時
にクライアントに関する情報を把握しているので、後日
のユーザ登録を促進することができるようになり、また
クライアントにアプリケーション・プログラムがインス
トールされている限り、プログラム配布者とクライアン
トとの関係を維持することができ、より確かなメンテナ
ンスの促進を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る発明の実施の形態におけるシ
ステム全体図である。
【図2】 第1の実施の形態においてユーザ情報を収集
するシナリオに沿った、システムの動作手順例である。
【図3】 本願発明で前提となっているクライアントで
実現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像
登録のために行うドラッグ&ドロップ操作図である。
【図4】 本願発明で前提となっているクライアントで
実現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像
登録のために行う、別の情報画像登録操作図である。
【図5】 本願発明で前提となっているクライアントで
実現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像
登録のために行う、別の情報画像登録操作図である。
【図6】 本願発明で前提となっているクライアントと
してPDAなどの表示領域が比較的小さい端末で実現さ
れる第1管理領域から第2管理領域のレイアウト図であ
る。
【図7】 情報画像の構成例である。
【図8】 情報画像の別の構成例である。
【図9】 クライアントにおける第1管理領域・OS・
第2管理領域の具体的な構成例について示した図であ
る。
【図10】 情報画像管理サーバにおける登録情報記録
部のレコード構成例を示した図である。
【図11】 ユーザ登録を促すフォームの例を示した図
である。
【図12】 第1の実施の形態におけるクライアントの
変形構成図である。
【図13】 マイクロソフト社のWindowsオペレ
ーティングシステムの上で動作するアプリケーション・
プログラムに一般的に見られる表示であり、特に、情報
画像部分を左クリックしたところを示している。
【図14】 アプリケーション・プログラムの一部であ
って、MFCとAppWizardを用いてアプリケー
ション・プログラムを作った場合に標準的な、本発明の
実施のプログラム例を示した図である。
【図15】 特許請求の範囲における各請求項の関連を
示した図である。
【符号の説明】
101…情報画像提供サーバ、102…情報画像管理サ
ーバ、103…クライアント、106…ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 G06F 9/06 660C Fターム(参考) 5B069 AA02 CA13 DD20 LA03 5B076 FB05 5B085 AA01 AA08 BE07 BG07 5E501 AA02 AC35 BA05 EA08 EA11 EB01 FA04 (54)【発明の名称】 ユーザ登録促進システム、情報画像管理サーバ、情報画像管理プログラムの記録媒体、情報管理 サーバ、情報管理プログラムの記録媒体、クライアント・コンピュータ、並びにクライアント・ プログラムの記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントと、情報画像管理サーバ
    と、を具備し、該クライアントにおいて、画像情報と少
    なくとも固有の処理を規定する関連情報とをひとつの取
    り扱い単位とした情報画像を利用するユーザ登録促進シ
    ステムであって、 (a)該クライアントは、 特定のサーバに記録されている情報にアクセスし、その
    情報を表示する第1管理領域と、 第1管理領域に表示される画像が情報画像であった場合
    に操作者の操作により該情報画像を記録して表示でき、
    表示された情報画像を手がかりとして操作者の特定した
    関連情報に係る固有の処理を行うことができ、かつ情報
    画像管理サーバから該記録された情報画像の更新を受け
    ることができるとともに、該情報画像の記録の際には情
    報画像管理サーバへ通知を行う第2管理領域と、 を具備し、 (b)情報画像管理サーバは、 クライアントにおける第2管理領域についての登録情報
    を記録する登録情報記録部と、 一のクライアントについて、該登録情報記録部に予め定
    められた情報が含まれていないときに、該クライアント
    に対し、登録を促進させる関連情報を含む情報画像をも
    って第2管理領域を更新する情報画像更新部と、 を具備することを特徴とするユーザ登録促進システム。
  2. 【請求項2】 画像情報と少なくとも固有の処理を規定
    する関連情報とをひとつの取り扱い単位とした情報画像
    を記録して表示でき、表示された情報画像を手がかりと
    して関連情報に係る固有の処理を行うことができ、かつ
    情報画像管理サーバから該記録された情報画像の更新を
    受けることができる管理領域を具備するクライアントに
    対し、 ユーザ登録を促進させる関連情報を含む情報画像をもっ
    て該情報画像を追加若しくは更新させるようにしたこと
    を特徴とする情報画像管理サーバ。
  3. 【請求項3】 コンピュータをして請求項2に記載の情
    報画像管理サーバとして機能させるようにしたプログラ
    ムを記録した情報画像管理サーバプログラムの記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 クライアント・コンピュータにインスト
    ールされたプログラム毎に入力が促されるユーザ情報に
    ついて、該ユーザ情報の登録の有無を判別する登録有無
    判別手段と、 クライアント・コンピュータにプログラムがインストー
    ルされた際にされる通知によってクライアントを特定す
    る情報を記録する登録情報記録部と、 該登録有無判別手段により、該登録情報記録部に記録さ
    れたクライアントについて未登録と判別したときに、該
    クライアントに対し登録を促す指示を送出することを特
    徴とする情報管理サーバ。
  5. 【請求項5】 コンピュータをして請求項4に記載の情
    報管理サーバとして機能させるようにしたプログラムを
    記録した情報管理プログラムの記録媒体。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して情報管理サーバと
    接続され、プログラムがインストールされるクライアン
    ト・コンピュータであって、 該情報管理サーバから登録を促す指示を受けたときに、
    ユーザに対し、情報入力を促し、入力された情報を情報
    管理サーバに送出することを特徴とするクライアント・
    コンピュータ。
  7. 【請求項7】 コンピュータをして請求項6に記載のク
    ライアント・コンピュータとして機能させるようにした
    プログラムを記録したクライアント・プログラムの記録
    媒体。
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CN109345277A (zh) * 2018-08-13 2019-02-15 宜人恒业科技发展(北京)有限公司 一种针对注册失败用户的智能召回系统

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